うーん
こんな素敵なアップを快く提供して下さるなんて。
男としての器が大きすぎます。
今朝一番、昨日徳島からお越し下さったご夫婦、奥様からのメールを頂きました。
ぜひみなさんにも知って欲しい内容だったので
ご本人に「メールをブログで紹介してもいいですか?」と返信させて頂いたところ
「むしろ写真もどうぞ」と
こんな素敵なアップを送って下さいました。
うーん、大好き。
ぜひ、多くの方にも知って頂きたい内容なので
ご紹介しますね。(ブログ掲載ご快諾下さってありがとうございます)
徳島からお越しの
多田豊さんです。
徳島でご活躍の建築家の先生でいらっしゃいます。
そして奥様からのメールはこちら
↓
「昨日、夫の治療の説明を一緒に聞いてびっくりしました。
舌も太るんですね!!!
今回、夫の治療をお願いしたのは、
実は、寝ている時の変な呼吸が気になったのが
一番ありました。
寝ている時に、いびきをかいていたのが急に止まって、
・・・・ふがっ!
・・・・シュー・・・すやすや・・。
の繰り返しという呼吸に不安を感じました。
食事中もよくむせているし、
首も調子悪いし、
噛みあわせかな?
マウスピース作ってもらったら?
と吉本歯科医院に伺いました。
そこで昨日分かったのが、
舌が太っていて、喉の奥に落ち込んで呼吸をする管をせまくしている。
寝ている時の
ふが!は、
呼吸ができずに死にかけている状態かも!?ということでした。(^^;)
睡眠時無呼吸症候群のことを詳しく説明してくれました。
私の嫌な予感はこれかー!!と合点がいきました。
これから、舌のダイエットをきちんとすれば改善されるそうです。
体操を教えて頂いたので早速こまめにしています。
こんなことに気付いてくれる歯医者さんってなかなかいないですよね!?
命を救ってくれたね、と、夫と話ながら帰りました。
夫を吉本歯科に連れていってよかったです。
ありがとうございました。m(__)m」
そうなのです。
舌も太るのです。
舌も筋肉ですので
使わないものは
衰える
これ、生物の宿命です。
だから、必死で使わないと、いけません。
40歳半ばになってくると
女性が気になりだしてくるのが
■舌をよく噛むようになった
■舌がまわない
■滑舌が悪くなった
などです。
これも、舌の筋肉の衰え、です。
舌は腹筋と同じく
鍛えてないとだらーん、と太るのです。
そして動かなくなってしまうのです。
だらーんと太った動きの悪い舌が肥大し
喉の奥に落ち込んで
フガッ
となってしまうのです。
それを防ぐためにも
今日から、足腰の筋トレと同様に
舌の筋トレをしましょう。
顔トレよりも実はもっと重要な
舌トレ。
私も毎日やってます。
なぜなら、
衰えを感じて焦ってきたから、です。
人間若い時には気が付きません。
衰えを感じてはじめて
お尻に火がつき
頑張るのです。
舌トレーニング
ぜひ、吉本歯科医院のスタッフにお声かけ下さいね。
ちなみに
当院のDRヨッシーは舌トレ、教え上手です。
得意。
ヘン顔しながら上手に教えています。
うまいっ
あいうべ体操を実践中の多田豊様。
次回のご予約日までには相当舌トレをしてくださり
舌をスリムにして下さっていることでしょう。
次回もお写真をいただけることを期待して!!
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印刷し上がってきました。
私は毎回このニュースレターが束になって納品された時、
包み紙を開けた瞬間のこの印刷の匂いがたまらなく好きで
くんくん嗅いだすえに、「あ~~~できたねえできたねえ」と完成を喜ぶのです。
当院院長の想いを誰に何を言われるわけでもなく
どんな規制をかけられるでもなく
ドーンと表現できるこのニュースレターの存在は
私にとっては「たからもの」のようなもの。
今月も、羽ばたいていって頂戴ね
とニュースレターにチュウをするのです。ほとんど変態です。
さて、今回は前回に引き続き、
3Dプリンターを使って吉本歯科医院がどのような治療を行っているのか?
という内容をお話しています。
3Dプリンターといえば
オバマ大統領が
こんな演説をしたことで一気に世界中からの注目が集まった、というものです。
テレビでもどんどん紹介されていますよね。
そのうち、頭の中で想像したものが
電流を通して機械がその想像を読み取り
読み取ったものをデータにおこし
3Dプリンターにて現実の形として再現しちゃう
ということが起こるのかも、しれません。
臓器の形そのままに再現して
形が作り上げることができちゃうんだというのだから
もうびっくりです。
医療の世界も、
10年後には
「そんなことはもはやあたりまえ」
という世界に突入していくのでしょう。
さて、今回の号は
前回の「3Dプリンターってどんなもの?」からの続きです。
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この話
院長からの原稿をもらうために
聞き取りをした時
「へえ~~~すっごいねえ、それ!!本当!そんなことできちゃうの??」
と驚きと興奮でした。
それほど
面白い話でした。
ぜひ、皆様にお伝えしたい
そう思っています。
吉本歯科医院の患者のみなさまのお手元には
まもなく到着すべく準備を進めております。
どうぞ封をきって
読んでみて下さいね。
「3Dプリンターってさあ、こんなんだよ」
とちょっと雑学王風になれること間違いなし。
知らないよりは
知っていたほうが絶対にお得です。
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******** 禁煙のメリット *******
20分 |
手の体温が正常にまで上昇する |
8時間 |
血液中の酸素が正常値に戻る |
24時間 |
心臓発作のリスクが減り始める |
48~72時間 |
ニコチンが体から完全に抜ける |
72時間 |
気管支の収縮がとれ、呼吸が楽になる |
数日~数週間 |
歯肉の血流が正常値に戻る |
2週間~3週間 |
肺機能が30%アップする。歩行が楽になる |
1年 |
血栓症や心臓発作のリスクが半減する |
5年 |
肺がんリスクが半減する |
10年 |
口腔がん、咽頭がんのリスクが減少する |
禁煙して1ヶ月しないと歯の周りの歯ぐきに十分な血が巡ってこないのです。
歯を抜いた跡に十分な血が供給され続けなければ、そこの傷が十分に治らないのです。
骨が造られないのです。周囲の歯ぐきや骨が十分に治らないのです。
植木鉢に水をあげなければ、植物は枯れてしまいます。
喫煙と糖尿病は、インプラント治療の最大の失敗要因です。
血管を細くし、血の巡りが悪くなるのです。
血が巡らないということは骨とインプラントが結合しないということです。
インプラントに結合した骨に栄養が供給されなくなって骨が溶けるのです。
ご自身の歯も同じです。
特に上顎は顕著です。
例えば、片足が切り落とされたと想像してみてください。
切り落とされた足はどうなるでしょうか?
指はどうなるでしょうか?
血液による栄養が供給されませんから腐っていきますよね。
上顎は口蓋に太い血管があります。
硬口蓋、上顎の歯、鼻中隔下方に栄養を供給する
大口蓋動脈(だいこうがいどうみゃく)という頭部の動脈です。
この動脈に血行不良が起こると、上顎の歯は綺麗な
状態でポロポロと痛みも無く、抜けてきます。
ちょうど足が切り落とされた場合に、指が腐るように歯の周囲が腐っていくのです。
熱いものを食べて粘膜が剥がれたことはありますでしょうか?
その時の粘膜の色は何色でしたか?
粘膜や歯ぐきは白色です。
新鮮な血が巡っているので赤く見えるのです。
歯茎が白かったり、赤黒かったりしているのは血行不良が起きている証拠なのです。
ある患者さんはもう40年近くタバコを吸い続けてきました。
ある日突然息が苦しくなり、だんだん呼吸ができなくなり、
そばにいた奥さんが救急車を呼び病院に運び込まれました。
一命を取り留めましたが、その時のことを「地獄の苦しみだった」とお話してくれました。
長年生きていてあんなに苦しい思いをしたことはない、ということでした。
お医者さんの診断は、肺に穴があいていた、ということです。
長年の喫煙によるもの、です。
これは吉本歯科医院の患者さんの一例ですが、歯も肺も、
「正常ではなくなってはじめて気がつく」のです。
どうぞ知って下さい。
タバコを吸うことの恐ろしさを。
タバコの煙を人に吸わせてしまうことの恐ろしさを。
歯をボロボロ失い、肺がカチカチになってしまうことを知って下さい。
※NPO法人日本歯周病学会「タバコと歯周病のない世界を目指して」より
噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院
https://www.8181118.com/
最近では禁煙外来も増えてきました。
健康保険が適応できるようになりました。
つまり禁煙できない方は完全に病気であり中毒とういう病気であるということを国が認めた、ということです。
国が国家予算をつぎ込んででも減らしたい麻薬中毒と同じ中毒症であるということです。
歯科においても禁煙外来に紹介状を書くことも健康保険の適応になりました。
「禁煙をお勧めしますね」という可愛らしいものではなく、
「禁煙は病気です。禁煙専門の先生を受診して治療してください」
という紹介状という名の警告書を渡すべきであるという考えに変わったということです。
日々、日常の浮遊している排気ガスや汚染したもの、そしてタバコの煙、
そういうものが肺の中に詰まり詰まって、肺そのものの機能が低下していっているのです。
さらに、タバコを吸っている人は、吸っていない人に比べて2~8倍歯周病になりやすい、
ということをご存知でしょうか?
「タバコを吸う」ということは歯周組織にどんな影響を与えると思いますか?
喫煙者では、ニコチンの強力な血管収縮作用や一酸化炭素の粗粒子の作用により気がつかないうちに
重篤な状態へと進行していきます。
簡単に言えば、血の巡りが悪くなる、ということです。
糖尿病と同じで血の巡りが悪くなると末端まで新鮮な血液が行き渡りません。
当然、歯茎や末端の骨にまで血液が届かないわけです。
口の中が栄養失調状態に陥ると、お考え下さい。
タバコを吸っている方のお口の中は、ネバネバしています。
唾液の分泌量が低下するから、です。
唾液の分泌量が低下すると、口の中の細菌の繁殖を抑えづらくなります。
そうすると当然、歯垢や歯石がたまりやすくなります。
歯周病菌がどんどん繁殖し、いったんかかってしまうと悪化の一途を辿ります。
では、もし、タバコを吸っている人が一念発起して「禁煙」をしたとしましょう。
どの程度で体の状態が変化していくかお話します。
噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院
https://www.8181118.com/
https://www.8181118.com/news/2014/03/post-302.php
の続きです。
一般的に粒径10マイクロメートル以上の粒子の大部分は鼻の鼻毛や粘膜に吸着され、
呼吸により肺にまで達することはありません。
しかしそれより小さい浮遊粒子状物質は気管に入りやすく粒径2.5マイクロメートル以下の
微小粒子は肺の深部に侵入、沈着蓄積しやすく発ガン性物質などを
有する有害成分が多いといわれています。
車の排気ガスや工場などのばい煙に含まれる直径2.5マイクロメートル
(1000分の1ミリ)以下の微小粒子状物質です。
粒子が小さいため肺の奥にまで侵入し、
呼吸器系を中心に影響を及ぼします。
排気ガスに多く含まれ、「公害」のイメージが強いようですが、
実はたばこを吸っている人の隣で吸い込む煙にも多く含まれており
珍しいものではありません。
タバコは空気ではなく粒です。
タバコの煙は「公害」と同じなのです。
さあその粒が肺のほうに行ったらどうでしょう。
肺は約3億個もの肺胞というネットによって作り上げられています。
三角コーナーのようなネットなのです。
つまりタバコの粒は肺胞に詰まってしまうのです。
同じように、ハウスダストもそうですし、中国で有名になっている大気汚染もそうです。
すべてそれが肺に詰まってしまうのです。なくなりません。
タバコを長年吸われた方の肺がどのようになっているかご存知でしょうか。
肺って本当はゴム風船のように柔らかく、膨らんだりしぼんだりするのです。
それがヘドロのように粘着性のものがくっつくので、
拡がることができずに弾性がなくなるのです。
伸びなくなるのです。
ゴワゴワにカチカチに固まってしまうのです。
伸びしろがなくなるのです。
肺の表面が硬くなって膨らんだり縮んだりできにくくなるのです。
肺活量が落ちてしまうのです。
噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院
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https://www.8181118.com/manager/2014/03/post-935.php
の続きです。
↓
悪くなることがわかっていて、今がよければそれでいいという考えはやめなければ、なりません。
では、タバコがどれほどあなたの体に影響を与えているのか、詳しくお話します。
そして、あなたがタバコを吸うことによって、周囲にいる人がどんな影響を受けるのかも、お話します。
タバコの煙を想像して下さい。
タバコの煙は、粒子の集まりです。
タバコの煙を顕微鏡で見てみましょう。
すると小さな粒、粉のようなものが
空気中に広がっているのが見えます。
粉なのです。
煙となって空気中に消えていくのではなく、タバコの煙は肉眼で見えていないだけで
小さな小さな粒子として存在しているのです。空気中に飛び交っています。
粉が衣服に付着するので、衣服が臭うのです。
ご自身でタバコを吸われなくとも、タバコの近くにいらっしゃった場合には、ずっとにおいますよね。
よくタバコの臭いが衣服にしみつくといいますよね。
違います。
正確には衣服にタバコの粒子が付着している状態です。
小さい粒子が毛髪や衣服に吸着しているのです。繊維の奥深くに入り込んでいる状態です。
花粉をイメージして頂くと解り易いかもしれません。
髪をかき上げたり、座ったり立てったりする動作によって、表面に付着している粒子が舞うのです。
布団のホコリをたたくように、外から家に帰って、家の中に入られる前に、
衣服や毛髪に付いた花粉をハタキ落としますよね。
同じようにタバコの粉をハタキ落としてください。
粉が飛んでいるとイメージしたら恐ろしくなりませんか?
インフルエンザウイルスもノロウイルスも同じようなものです。
小さな小さな粒子が肉眼で見えないだけで空気中に飛び交っているのです。
タバコの煙はナノという単位の無数の微粒子で構成されています。
タバコを吸う方は、その無数の微粒子を
肺の中に送りこんでいることになります。
タバコを吸わない方でも同じです。
タバコを吸っている人が近くにいれば
その人が吸って吐いたタバコの煙の無数の微粒子を自分が
吸い込みそして自分の肺に吸い込んでいることになります。
その瞬間吸っていなくても、毛髪や衣服に付着した粒が舞うのです。
口から吸い込めばそのまま粒子が肺に行きます。
口から入ったタバコの煙の小さな粒子は、容易に肺に到達できます。
そして、蓄積されるのです。
中国からの大気汚染物質、PM2.5が話題になっています。
PM2.5とは浮遊粒子状物質の中でも
さらに細かい微粒子状物質のことをさします。
つまり粉の大きさの話です。
一般的に粒径10マイクロメートル以上の粒子の大部分は鼻の鼻毛や粘膜に吸着され、
呼吸により肺にまで達することはありません。
しかしそれより小さい浮遊粒子状物質は気管に入りやすく粒径2.5マイクロメートル以下の
微小粒子は肺の深部に侵入、沈着蓄積しやすく発ガン性物質などを
有する有害成分が多いといわれています。
車の排気ガスや工場などのばい煙に含まれる直径2.5マイクロメートル
(1000分の1ミリ)以下の微小粒子状物質です。
粒子が小さいため肺の奥にまで侵入し、
呼吸器系を中心に影響を及ぼします。
排気ガスに多く含まれ、「公害」のイメージが強いようですが、実はたばこを吸っている人の隣で吸い込む煙にも多く含まれており珍しいものではありません。
噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院
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当院院長吉本彰夫より
「タバコと喫煙の関係」について皆様にお伝えしたいことが
あります。
今はちょうど花粉の時期ですね。
くしゅんくしゅんと涙と鼻水と闘っておられる方も多いです。
花粉は小さな小さな粉の粒が
口や鼻や目から中に入り込み
粘膜に付着し、さまざまなことを引き起こします。
花粉めええっ
と怒っている場合では、ありません。
タバコの煙も
実は、粉なのです。
煙は消えてなくなりますが
実は細かい細かい粉の粒が舞っているのです。
そしてそれを吸い込んでいるのです。
煙は決して消えてなくなっているのではないのです。
見えないだけ。
目には見えないほど小さいだけ。
確実に
体内に入り込んでいるのです。
さあ、タバコのお話、今回も院長続きものでお話させて頂きます。
もし、将来歯を失った時
タバコを吸う習慣があったとしたら
あなたが選択する治療は
「入れ歯」しか、ありません。
「私はタバコを吸わないから大丈夫」と思っているあなたにも、知って欲しいのです。
なぜなら、タバコの煙は、タバコを吸っていない人でも、同じように害があるのです。
はじまり、はじまり。
私の医院では、インプラント治療をご希望されお越しになられる患者さんも、多くいらっしゃいます。
その時に、もしその患者さんがタバコを吸っていたならば、即、「タバコをやめてください」とお伝えします。
そしてもし「タバコをやめることはできない」とおっしゃられるのであれば
当院でのインプラント治療はお断りさせて頂いております。
私の医院には、他の医院さんで過去にインプラント治療をされた患者さんからたくさんご相談が寄せられます。
■インプラントの上に被せているモノが故障した
■インプラントした部分の歯茎が腫れてきて痛い
■インプラントがグラグラして噛めなくなってきた
など、いろいろなケースを見てきています。
その中で、インプラント治療をした後も、引き続き、「喫煙」を続けていた、という患者さんは多くいらっしゃいます。
インプラント治療をするにあたって、「タバコをやめる」ということは必須のお約束事だということを全くご存知ない方はいまだ多くいらっしゃいます。
「まあ、先生はそういうけど、本数を減らすくらいでまあいいだろう」
「先生は大袈裟に言ってるだけなんだろう」この程度の認識です。
喫煙は糖尿病と共に、インプラント治療の最大の失敗要因になります。
その理由も、これからお話します。
インプラントというおおがかりな治療だけでなく、タバコを吸っているだけで、その方はハイリスク患者となります。
骨移植や骨造成術、上顎洞底挙上術など、手術創の大きな術式は、「タバコを吸わない」ことが前提であり、
「タバコを吸う」方には行なうことはできません。
インプラント治療をしたいけれど、タバコを吸うことがやめられないために
治療をお受けになれない患者さまも実際におられます。
これを読んでくださったあなたが、もし今後将来歯を失った時に、
インプラントを考えているのであれば、すぐにタバコをやめて下さい。
そうでなければあなたはもし多くの歯を失った時、
「入れ歯」という選択しか、残されていません。
また、インプラント治療を過去にお受けになった方で
喫煙を続けているという方がいらっしゃれば、すぐにおやめ下さい。
治療が完了したあなたのインプラントの寿命は、タバコを吸うことで日々短くなっています。
医院さんによっては、
■本数を減らすなら大丈夫
■手術の前後だけ禁煙してくれればOK
■治療後なら元どおりにタバコを吸ってもOK
というお知らせをしていることもあるようです。
しかし、私は100%禁煙をお願いしております。
続く
噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院
噛み合わせに関してお悩みの方よりこのようなメール相談を頂きました。
噛み合わせのお悩みではとても多いご相談です。
ご紹介しますね。
ご相談内容
「何年か前から左の上の歯が食べたりすると、ビリビリと内部に響いて痛い状態が続いていました。
それ以来、右ばかりで噛むようになっていたので、よくないと思い歯医者へいったところ、噛み合わせが悪く、親知らずも原因で、知らず知らずのうちに強く噛み締めているからだといわれ、 寝るときはマウスピースのようなちょっと固いやつをはめて寝るように言われました。
ですが、手入れも大変だし、つけて寝ることに抵抗があり、1回もつけませんでした。
それから痛みのある部分を押したりしてみたところ、銀歯の部分ではないかと思い、小さいときにつけ直してからもぅ20年以上はそのままだったので、もしかして中で虫歯になっているのでは?と思い、再度歯医者に行きその事を伝えました。
でもレントゲンをとっても、虫歯ではない絶対噛み合わせだと言われました。
でもその歯をとってもらい新しくつけ直してもらうことにしました。
すると、痛みはあるものの、以前のような食べたら激痛ということがなくなり、左でもある程度食べれるようになりました。
ですが、その歯医者さんと意志の疎通ができず、いきたくなく、半年以上いかず、歯石をとるため、違う歯医者にいったところ、まだ、仮に詰めてあるだけだから早く治療したほうがいいといわれ、いきたくないけど、再度いき、つめなおし、1週間ちょっとが経過しましたが、風邪を引いてしまい長引いてしまいました。
そして、昨日からそのつめた部分が内部がとてもむず痒いのです。
長くなりましたが、私が知りたいのは、まず、食べたときの激痛を治すにはほんとに噛み合わせなのか?
その為に親知らずを抜く必要があるのか?
マウスピースをしなければだめなのか?
食べたときの激痛の原因がどうしても納得いきません。
もし、それが原因なら、なぜ、銀歯をとったら激痛か止み、ある程度食べれるようになったのでしょうか?
それから、今あるむず痒さは風邪からきているものなのでしょうか?
それとも銀歯にする前の仮の詰め物だからその期間をあけすぎて、歯周病になってしまったのでしょうか?
歯を見ていないので判断しかねるとおもいますが、なにか、アドバイスをいただければと思い、詳細に書かせていただきました。どうぞよろしくお願いします。」
長いご相談メールだと、思われましたか?
噛み合わせに関するご相談では短い方です。
ご自分の身体や口の中で起こっていることの原因がわからず、モヤモヤとしている方は
本当に多いのです。
このように具体的にご質問下さると、私共も情報がたくさんあり
お答えできることも多くなってくるのです。
さて、当院院長からのお返事もご紹介しますね。
↓
「拝見いたしました。
歯に痛みが出て、歯科医院さんでは「噛み合わせが悪いのが原因」、
ご本人では「虫歯ではないかということでお悩みだった」ということですね。
まず歯に痛みが出る原因ですが、確かに虫歯でも痛みは出ます。
しかしながら、それ以外の原因によっても痛みが出ることがあります。
その一つは、その先生がおっしゃられるように噛み合わせが悪く、親知らずなどがある場合には特に痛みが出ることがよくあります。
他にも歯周病であったり、歯のまわりの骨や肉が下がってしまった結果、本来肉や骨によって覆われているべき場所が露出してきた場合、等々です。
実際にお口の中を診てはおりませんが、メールを拝見させていただく限り、その噛み合わせからきている可能性もあるかとは思います。
もしその先生がおっしゃられるように、本当に噛み合わせから、親知らずから原因が来ているのであれば、そのように噛み合わせの状態を保護したり、親知らずを抜くというのは治療方針としてはいいかと思います。
例えばお医者さんとかに行く時に、内科に行った場合と外科に行った場合には「治療方針や診断が変わる」これはよくある事と思います。
なぜこんな事が起こるんでしょうか。
それは専門が違うからです。
専門が違うと同じ患者さんであったとしても、その診断も治療方針も変わってしまうのです。
歯科医院の場合は往々にしてどこも同じと思われがちですが、実は皆さん専門がいろいろ違うのです。
例えば噛み合わせ、「補綴」って言うんですけれども、そういうものを専門にしている先生の見立てと、歯周病の専門の先生、虫歯の専門の先生、口腔外科の専門の先生。
同じ患者さんであっても言われることがまったく違う、これはよくある事です。
まずレントゲンを撮っていただいて、中が虫歯ではないという診断が出たとの事です。
レントゲンというのは何か?硬いものが白く写るのです。
これは医科のレントゲンでも、CT装置でも同じです。
硬いものが白く写ります。
お口の中で硬いものとは、歯の頭・歯の根っこ・そして根っこ周囲の骨が白く写ってきます。
生きている歯の場合には中の神経・血管が通っているところはトンネルのように空洞ですから、黒い筋として写ってきます。
虫歯などのように歯そのものに穴が開いている場合、この場合はそこが空洞になりますから黒く抜けて写ってきます。
レントゲンを撮って、撮影して虫歯ではないと診断されたということは、おそらくその歯に黒い部分はないんだと思われます。
白い詰め物と銀の詰め物ですから、硬いですから真っ白に写ります。
その状態とご自身の歯との接合部分、こういう隙間等がピッタリ合っている、そのような可能性が高いと思われます。
確かにレントゲンは一方向からしか撮影しませんので、向きによっては小さい虫歯を見つけられにくいことはあるかもしれません。
しかし、透かして見ておりますので、肉眼的に見て、レントゲン的に見て、そのように黒い部分がない場合には、現実に虫歯が少ないということはあるかと思います。
では、なぜ噛み合わせが悪いと痛みが出てくるんでしょうか。
重たい物を持つ時には、みんなで持ったほうがいいですよね。
みんなで力わけわけ、そのように持ったほうがいいわけです。
噛み合わせが悪い方や親知らずがある方の場合は、後ろから前に押されている方が多いのです。
そうすると実際にお口の中に歯はいっぱい存在はしているけれども、噛むのに参加している歯と参加していない歯がある方がいらっしゃいます。
これはパノラマレントゲンといって大きいレントゲン写真を見ればだいたい判定が付きます。
ここで均等に噛めている方の場合には均等に歯が磨り減りますし、均等に歯が力の分担をします。
しかしながら、例えば親知らず等で押された場合には、他の歯よりも噛んだ時に先に当たってくるという事が起こります。
早く他の歯よりも当たるということは、強く噛んだ時には、そこにものすごい力が負担がいくということです。
例えばお神輿を担いでいると思ってください。
10人位で担いでいるとしましょう。
その内の4人・5人位の人が頑張っていて、後の人はただいるだけで、実際サボっていた。
どうでしょう、すごい負担が掛かりますよね。
そのように均等ではない、本来受け持つ自分の歯以上の力を受けた時、歯は痛い状態となります。
場合によってはきれいな虫歯一つない歯が突然割れてきたり、ということもよくあります。
もしその噛み合わせの悪さが親知らずが引き金となってなってきている場合は、やはりその親知らずは抜かれたほうがいいと思います。
マウスピースをすればどういうふうになるのか。
ちょうど歯と歯の間にプラスチックのマウスピースが入るわけですから、強い力が入ったときにはマウスピースが壊れます。
自分の歯に対する負担が減るんですね。
そのことによって噛み合わせの悪さによって歯が破壊されることを遅らせることが出来ます。
では、ご質問。「銀歯を取ったら痛みが止み、ある程度食べられるようになった」ということですが、これはその通りだと思います。
銀歯を外すと噛む衝撃、噛む高さがゆるくなるわけですね。
イメージ的には満員電車に乗っていると思ってください。
押されたら窮屈ですよね。押されて痛いですよね。
そこでお近くの方が2~3人抜けたとしましょう。
押されなくなりますよね。
押されるかもしれませんが、今までより押される量は少ないですよね。
痛くなくなるのです。
他の歯で負担が増えるのです。
しかしながら、もし親知らずが原因で噛み合わせが悪いのであれば、親知らずは更に押してきます。
つまり満員電車で次々人が乗り込んでくると思ってください。
せっかく開いた隙間でしたが、次々後ろからどんどん満員電車に乗り込んできたら、また押してきますよね。
そうすると以前と同じような痛みがまた出てきます。
ですから親知らずが原因で出てきている痛みの場合には、私も親知らずを抜かれることをお勧めします。
これはレントゲンを見れば、レントゲンで親知らずは8番目の歯です。
6番目と7番目と8番目これが真直ぐに生えてきているのかどうか、平行にですね。肉眼で口の中から見たのではわかりません。
大きいレントゲンを撮影し、その根っこの向きによってわかります。
これが同じ方向を向いているのかどうか、それによってある程度の判断はつきます。
仮の歯にしておけば噛んだ時の衝撃が和らぐわけです。
そしてだんだんと壊れていきます。
そうすると隙間も開いてきます。
そこからまたバイ菌がすごく入りやすい状況になります。
ですから結果、そこから本当の虫歯になってしまうこともあると思います。
期間があきすぎないようにというのは、そのようなことを意識しておっしゃられていたのだと思います。
「風邪からそのようになってこられているのか」というご質問ですが、風邪を引かれると熱を持ちます。
熱を持つと血行が良くなります。
血行が良くなると、お痛みがある歯の場合には、ズキズキした痛みに確かになります。歯周病というのは歯のまわりの病気のことです。
ですから虫歯と歯周病はまったく違う状況になります。
しかしながら、噛み合わせから来る歯周病というのもあります。
ですので実際にレントゲンを見ていませんので、一概に原因が何々ですということは言いにくいのですが、親知らずはそのような噛み合わせを悪くする最も大きい影響を持つものではあります。ですから、その痛みの原因が親知らずではないかもしれませんが、年齢・状況によっては早めに抜かれることをお勧めいたします。」
・・・と、当院院長このようにお返事を差し上げております。
原因は何か?
この痛みのもとはどこから来ているのか?
そういうことを知るだけでも、不安は安心へと繋がります。
そして先の見えない不安から解放され希望が見えてきます。
やるべき手立てがわかってくるから、です。
歯のことでお悩みの方
この不調はもしかして噛み合わせ?
そう思われた方は
どうぞお気軽にメールを下さいね。
知って頂くだけで、不安が消えることだって、あるんです。
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吉本歯科医院院長吉本彰夫より
あなたの虫歯は同じところが何度も虫歯になっていませんか?最新の虫歯治療(その5)の続きです。
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奥歯、いわゆる6番目や7番目という表現をします。
そのうち1本の歯は6歳臼歯って言いますよね、6歳臼歯、6歳の時に生えてくる訳です。
これはものすごい役目をします...家で言う大黒柱です。
見てみましょうね、噛み合わせの面は臼状の形をしています、
根っ子は3本も有りました。
カメラの三脚はどうでしょう?
自分で立てますよね。
カメラを支えられますよね。
つまりこの奥歯は力を支えることが出来る、その様な構造になっています。
それに対して前歯は、根っこが1本ですから、
その様な力を支えることは出来ません。
つまり人間というのは、臼状の部分(奥歯)、ここで力を支え、噛む事をし、磨り潰すという事をする訳です。
奥歯には支える足が全部で16本あるのです。
これに対し前歯は全部で12本です。
あなたの歯には上下合わせて全部で28本の歯があります。
奥歯には奥歯の役目役割、前歯には前歯の役目役割、支えている足はそれぞれ違います。
下の歯の前歯は、小さいですね。
先が尖っていますね。
根っ子は細いですね。
おみこしを支えている小さい子供だと思ってください。
根っこは1本ですよね。
ではこれを立ててみましょう。
立たないですよね(――;)
すぐ倒れます、棒みたいなものですから。
すぐ倒れちゃいます。
歯というのは、畑に大根が植わっている様に、骨の中に植わっている、もっと言い換えれば、砂の山に棒が刺さっている状態だとお考え下さい。
そこに力が加わって揺れると、簡単に砂は崩れて棒は倒れて行きますよね。
どの歯にもすべて違う役目役割があります。
だから
形態が違うのです。
機能が違うのです。
前歯で奥歯を兼ねる事も替わることもできないのです。
前歯に本来の働き以外に巨大な奥歯の役目を押し付けると、前歯は耐え切れずに崩壊してしまうのです。
人目に触れないからといって奥歯をぞんざいに扱ってはいけないのです。
歯が崩れる時は奥歯から崩れていくのです。
歯を失う時も奥歯からです。
それほど重要な働きを一生かけてやってくれている、家を支える大黒柱お父さんの歯なのです。
会社でいうと社長が奥歯です。
家族でいうとお父さんが奥歯です。
大黒柱が倒れるとドミノ倒しのように一家も崩れていくのです。
奥歯を治療する時にも、また前歯を治療する時に、見える所にはお金をかけ、目に見えない所、内部ですね。
ここにはお金をかけない、という方がいます。
歯の内部いわゆる芯棒と言われる部分、ここに安い金属を使ってしまったのでは結局腐蝕を起こすのです。
「せっかく高いお金を出して自由診療でセラミックの被せ物をしたのに前歯の歯茎が黒ずんできた、セラミックがかけてしまった」
「セラミックを外したら内側の金属が真っ黒に錆びていた」
という患者さんはよくいらっしゃいます。
だから、情報が必要なのです。
最終的に錆びない材質を使うというのは実はとっても大事なことなのです。
よく家のリフォームとかで、外見がまったく新しいものになってしまうような技術があります。
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あなたの虫歯は同じところが何度も虫歯になっていませんか?最新の虫歯治療(その3)の続きです。
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で常に行なっている特殊接着技術のお話です。
吉本歯科医院では、虫歯の治療、歯の根っこの治療、
ほぼすべての治療に対してその行程内容、使用している薬品が一般的な歯科医院さんとは違います。
つまり、「やっていることがまったく違う」ということをお話しました。
治療をお受けになる患者さんは、診療台に座り、イスが倒れ、治療がはじまってしまえば口の中で何が起こっているのか、知るよしもありません。
今回は歯の根っこの治療に対してどのように使っていくのか、お話しましょう。
患者の皆様にも、吉本歯科医院で行なっている治療がどのようなものなのか、ちゃんと知って頂きたいのです。
知っていると時間が長くかかっても
「ああ、今のこの時間が私の治療に必要な時間なんだ」
と納得することができます。
しかし、「何をやっているのかわからない。必要性も感じない」となると
長い治療時間も腹が立ってくるというものです。
どうぞ詳しく知って下さいね。
さあ、では歯の根っこの治療についてお話しましよう。
歯の根っこの治療をした内部は歯根部といって、根っこの中は硬いエナメル質の歯の表面とは違い、
かなり湿度が高い状態にあります。
さらに有機質の比率が多い状態にあります。
①湿度が高い状態
②乾爆している状態
これにより接着材の付け方が変わってくるのです。
建築物を作る時でも、同じですよね。
湿気が高い時期と乾燥している時期、雨の日と晴天の日では、使う材料の水分比や硬化に要する待ち時聞が違うはずです。
湿度が高く、有機質の腐敗物の多い根っこの深部を治療するためには
表面をー層洗い流すリン酸処理を行います。
この場合のリン酸処理を行なう時間はわずカ5秒です。
前回はエナメル貨には30秒を2回というお話しをしましたが、
歯根部の場合は5秒で十分なのです。
10秒も20秒も作用させるとこれは歯質を溶かし過ぎになってしまうのです。
リン酸とは酸の一種です。
例えば炭酸飲料は炭酸です。
お酢は酢酸(サクサン)です。酸は堅い豆やお肉を軟らかくする目的で料理にもさまざまな酸が使われますよね。
噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院
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