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ホーム > 日本補綴歯科学会専門医 香川県 高松市 吉本歯科医院 > 寝たきりになるきっかけは「転ぶ」こと

2014.07.25寝たきりになるきっかけは「転ぶ」こと

高松市の歯科
吉本歯科医院の吉本彰夫です。

「転んだ」とがきっかけで入院し、
そのまま寝たきり生活に突入する人が多いことを存知でしょうか?

先日の歯の勉強会で
実際にお聞かせ下さったご夫妻の実話です。

korobukoto.jpg

80歳と72歳のご夫婦のお話です。

ご夫婦は子供たち、そして孫達が年に何回か帰ってくるのを

いつも楽しみにしています。


ご夫婦の自宅は築40年になる古い大きな家です。

古くなったので家をリフォームして拡張工事をしたのです.

そしてさらに近所に

将来帰ってくるであろう孫のために家を新築したんです。



それを聞いた都会に住む子供達、孫達どうしたと思います?

「相談もなく親が勝手に建てた田舎の家には帰りたくないと言って帰ってこなかったそうです。

 

年に1回、年末年始にお盆、帰ってくる時に泊まれるようにと、和室を拡張したそうです。

しかし都会の子供や孫達は寒くて一戸建てはいやだと言ってホテルに泊まったそうです。

 

布団の上げ下ろしはイヤだと言ってホテルに泊まったそうです。

おじいちゃんおばあちゃんの古い家に泊まると

ほこりがいっぱいあって目が痒くなるといって、ホテルに泊まるのです。

 

大きな家、一年に一度しか寝ないような客間

果たしてそれは本当に子供や孫が求めているものでしょうか?

年に数回帰ってくれば,

「こんな空気のいいところに住んでみたいわ!大きい家に住めたら幸せだろうね!やっぱり田舎はいいなぁ!」

と、大体言います!

みなさん言います!

それを聞いたおじいちゃんおばあちゃん喜ばれます。

 

都会の子供達、孫達決して嘘をついているのではありません。

 

その後に言わないだけで、実は続きがあるのです。

「でも、現実的には学校も塾も今行っているところがあるから田舎暮らしは厳しいかな?」

この続きの部分を言おうと思ったときに、すでに喜んでいるおじいちゃんおばあちゃんが目の前にいるのです。

 

口に出た部分だけを活字通りに、田舎に住むということがこの子の夢なのではないと捉えてしまうといけないことがあるのです。

 

冗談のような話ですが、このような事例はいくらでも

あるのです.


もし,私だったら、そのようなお金があるならば、帰って来た時に一緒にホテルの広い部屋を借りて、一緒に泊まって、一緒においしい食事をして、一緒に楽しい時間を過ごす。


そっちの方がはるかに嬉しいと思う。

こんな考えはいかがでしょうか。

 

結局その方はどうされたかというと、今現在は施設に入られており、その新築された家は今だに10年を経過していますが、誰一人、一人も一回も住んでいません。


もちろん本家も空き家です。

地方には、こんな方がたくさんいらっしゃいます。

 

大きな家、立派な豪邸

でも、空き家。一戸建ての空き家が増えています。

総務省統計局によれば、日本の総住宅数5759万戸のうち空き家の数は、2008(平成20)年で757 万戸(空き家率13.1%)と過去最高となっています。

香川県の場合、総住宅数44.6万戸のうち空き家の数は、7.37万戸(空き家率16.5%)と恐ろしい数字です。

100万人を切ってしまった香川県の人口は、国立社会保障・人口問題研究所によると2035年には82万人に減少すると報告されています。

昨今の住宅税制優遇制度でマンションが次々と新築されるなか、人口は減少していくのです。

 

家の主(あるじ)は施設へ、という時代です。


 

 さあ健康ということで、健康って何だろう?と考えてみて欲しいのです。

健康の中でも、何の健康がお金を使うに値するものなのか?

 

例えば,よく私のところにも「サプリメント」などの健康を補助する栄養剤を持ってこられる方がいらっしゃいます。



健康に確かにいいですね。

不足を補うという考え、私も賛成です。

手術をした後に栄養がなければ傷が治りません。

栄養を摂る、そのために日常の食事では摂れない。

だからサプリメントで摂る。 

すごくいい考えだと思います。

私の医院でも術後の「噛めない期間」には積極的に栄養補助食品をとってくださいとお伝えします。

しかし今度は日常的にサプリメントを必要以上に摂ると、別のことも起こってしまいます。

日常的にサプリメントを摂っていくことで

今度は、サプリメントからしか栄養を摂ることができない身体になってしまう

ということが、起こるのです。

 

もし私が健康ということで聞かれたならばお答えすること。

それは今その時、その瞬間のことだけを考えてはダメだということです

 

「健康寿命」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか。

そして「ピンピンコロリ」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか。

 

ピンピンコロリとは病気に苦しむことなく、元気に長生きし、病まずにコロリと死のうという意味です。

そして今、日本中の人が、「ピンピンコロリがいい」と切に願っているのです。

しかし、現実はそうはいってないのです。

みなさん皆さん病気や寝たきりはイヤだということではないのでしょうか?

寝たきりはイヤだ」つまり自分の足でちゃんと歩けるということが実は健康なんですというふうに私は考えます。歩けるということはどういうことでしょうか?


足でしっかり立っているということです。

足腰がしっかりしていることです。

そして転ばないということです。

shiniagenki.jpg


足腰をしっかりするために、しっかり歩く・走る、大事ですよね。

ですが骨折している人がいるんです。

あなたのまわりにいませんか?


 骨折して入院された方。

骨折をきっかけに入院し

そのまま「寝たきり生活」に突入したという方

実は、本当に多いのです。

 

骨折をして入院をされると、筋肉が衰えるわけです。

歩けなくなるんです。

骨折をキッカケとして寝たきりになってしまう方が実は多いのです。

骨折から寝たきりになった方が元気に復活できる割合はいかがでしょうか?

 

寝たきりになって5年後に残念ながらお亡くなりになられている方、すごく多いんですね。

 

「平均寿命」という言葉と「健康寿命」という言葉は、厚生労働省のホームページに詳しく書かれています。

zyumyou (1).gif

 「平均寿命と健康寿命の差」

男性で9.13

女性で12.68

あるわけです。

 この数字はどういうことを意味するか?

「自分の力で歩くことができない。不健康な状態のまま生きている年数」のこと、を意味します。


つまり日常生活に支障がある年数が女性だと10年以上あるということです。

「ピンピンコロリ」は残念ながら願っている方は多いのですが、現実には厳しいのです。

 

転ぶから入院するんです。

転ぶから寝たきりになるんです。

転ばないためには足腰をしっかりさせないといけない。

筋肉を鍛えないといけない。

 

さあ、もう一つ大事なことがあります。

体が真直ぐに正しい姿勢で歩けていないから、足腰が弱るんです。

ただ歩けば良いのではありません。

曲がった姿勢で歩けばさらに悪化してしまうのです。

猫背で頭が背骨の上に適切な位置に乗っていないから、頭がどんどん前に倒れていくんです。

頭蓋骨は、背骨の上にきちんと乗っている必要があるのです。

 

神様は人間の体をそのように設計されているのです。

 

この絵をご覧下さい。

おじいちゃん、おばあちゃんはこんな前傾姿勢になっている方が多いのです。

zenkeishisei.jpg

背骨や腰に負担がさらに掛かるわけです。

骨を支えているのは筋肉ですので、筋肉は使っていないと衰えるのです。 

 

人間はなぜ、転ばないのでしょう?

それは平衡機能という重心のコントロール機能に守られているんです。


平衡機能のアンテナである平衡感覚ということがつまり転ぶ転ばないということの重要なポイントとなるのです。 

 

じゃあ、その平衡感覚とは?

 

平衡感覚は耳の内耳前庭器で受容される前庭感覚以外にも深部感覚や皮膚感覚、視覚が重要だそうです。

前庭器系、視器系、深部感覚系の3系統が有機的に働き、前庭眼反射回路、眼運動反射回路、深部感覚運動系、自律神経系反射系が、脳幹、小脳、大脳、視床下部その他の感覚器官と連携することで平衡感覚の機能が維持されるそうです。

つまり耳と目が特に重要です。

綱渡りを練習すれば確かに平衡感覚、鍛えられます。

両目を繋いだ線と地平線、両耳を繋いだ線と地平線が平行という位置関係で歩くことによって真っ直ぐに歩けるということです。

飛行機であれば、両方の翼が地平線に対して真直ぐ平行になっている、だから落ちないんです。

これ片方に傾いたらどうです、墜落しますよね。

人間の目は両目が地平線と平行になっていて初めて真直ぐ歩くことが出来るんです。

首をかしげて歩いていると、それは真直ぐ歩けないということになります。

 重心がずれないようにしているのです。

では、重心がずれた時に、どうやって人間はその姿勢を正そうとしていると思いますか。

 

それは「姿勢反射」と言います、専門用語では。「立ち直り反射」とも言います。

そういうふうにしてバランスを取っているのです。

 

その時に何が使われているのか?

 

例えば

台湾に高層ビルがあります。

ウインドダンパー.JPG

100階以上の超高層ビルです。

 以前はアジア一高い、私も1回見てきました。

日本の素晴らしい技術がありました。

屋上階に何があったと思います?

 

重たい鉄球がぶら下がっていたのです。

振り子です。


振り子というものが、建物が揺らされた時にバランスを取っているのです。

振り子というものが、体の姿勢を正しいところに直そうとするのです。

 

では人間にとって振り子ってどの部分でしょう。

綱渡りをする時に、綱渡りをする人が長い棒を持っていますよね。


もしあれ棒を取り上げたらどうでしょう。

歩けなくなるのです。

バランスが悪くなるのです。

 

綱渡りする時に長い棒があって左右のバランスを整えて初めて転ばないということが出来るのです。

ですから綱渡りをする初心者の方ほど棒が長いのです。

 

慣れてくるほど棒は短くていいのです。

 

さあ、重要なことをお話します。

人間にとっての振り子とは

人間の体、実は(アゴ)が大きな役目を果たしています。

下顎なんです。

 

下顎の骨だけが人間の体で唯一、左右に渡っている骨なんです。

この下顎が体勢が少し崩れた時に少し傾くことで、人間が転ばないように重心をコントロールしているんです。

 

下顎が振り子のように自由に動ける

これが人間が転ばないように重心をまずコントロールしています。

耳の平衡感覚を養う、実は難しいんですね。

 

目はメガネを掛ければいいでしょう。

コンタクトをすればいいでしょう。

 

でも顎も治せるんです。

ちゃんと噛めるように。

 

ですから姿勢と噛み合わせのバランスということを常に申し上げております。

目が地平線に対して真直ぐ平行になっていて、そこに下顎が同じように地平線に対して真直ぐ平行にぶら下がっていて、下顎が右でも左でも、前でも後ろでも自由に楽に動けることができて初めて人間は転ばないでいられるのです。


つまり良い噛み合わせとは、「上下の奥歯で噛み合う面が、目や耳と平行であるべきであるというのが私の考えです。

 

 

よく割り箸を噛んで、左右に噛んでみて「目とずれているわね、顔がゆがんでるわね」などというテレビがでていますが、それはそのことを意味表しているのです。



 決して前歯の見た目が綺麗に並んでいるということとは同じ意味ではないのです。

噛み合わせとは、私が大事だと考えるのは、「目と平行である」ということです。

歯は28本、上は14本、下は14本きれいに整列して扇型のように並んでいるわけです。

歯がお互いを支えあっているのです。

歯がないと倒れたり、飛び出したりしてくるわけです。

その位置関係というものは、ドミノ倒しのように放っておけばズレてしまうのです。

 

ですから私は噛み合わせをさわることが寿命を延ばすと本当に信じて治療していますし、歩きにくかった方が歩けるようになったり、運動が出来るようになった、そういう現実をいつも見ています。


噛めるようになったことで筋肉が付き、身体の重心バランスが維持できるようになった方もいっぱい見てきています。

プロのスポーツ選手が吉本歯科医院に来られてマウスピースを作られて、その結果こんなことがあったんだという嬉しい報告を受けます。

ですから私は適切に噛めるだけでなく、適切に身体を支えられる、適切に重心を維持できる、振り子のように少しでも傾けばすぐにいつでも自由に顎が動ける。

そういう下顎と頭蓋骨の位置関係が大事だと思っています。

 

きちんと噛める

かみ合わせのバランスをきちんとすることが

寿命を本当に伸ばします。

そういうことを日々現場で見ているのです。

 

長生きできる国、日本になりました。

しかし誰しもが寝たきりで長生きはしたくはないのです。

しかし年齢を重ねるにしたがって、元気な方とそうでない方の差が大きくなっています。

個人差が大きいのです。

 

個人としてできること。

その一つは自分の健康は自分で守るという意識です。

そして健康の要素の大きなひとつに、「ご自分の歯を失わない」ということが直結しています。

 

歯を失うとあなたの健康度は著しく低下します。



まずは、「悪くなる仕組み」をどうぞしっかり理解して頂きたいのです。






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