今日は現役の競輪選手でいらっしゃる堀田耕市様をご紹介します。
治療の経過が通常の患者さまよりも1.5倍、いや、2倍、3倍も早く改善に進んでいる方です。
「どうしてこんなに差が出るのだろう?」と思い、今日の治療の終了後、堀田さんをつまかえ(笑)
「何か特別な意識を持たれていますか?」とお聞きしてみましたところ、や、は、り!堀田さんご自身の生きる考え方に、ヒントがありました(^^)
堀田さんのお話の中には、いい治療を受けられるためのキーワードがたくさんありましたのでご紹介させて頂きますね。
堀田さんは、ご自身がプロの競輪選手というお仕事なので、まさに「体が資本」という方です。
ですので、ご自身のお体のことに関してはとても細やかな感受性をお持ちです。
吉本歯科医院へお越しになられたきっかけは、「噛み合わせ」が気になられており、噛み合わせの悪さにより、首の横の筋肉が硬く張ったり、口を開けても顔の筋肉がこりかたまっている感じがする、とのことでお越しになられました。
トレーニング中は、無酸素での筋肉トレーニングなども多く、噛み合わせが悪いと、全身の筋肉に無駄な力が入ってしまい結果として、いいパフォーマンスを発揮できないんだそうです。吉本歯科医院にお越しになられ院長の診断を受け、マウスピースにより堀田さんいとって良い噛み合わせの位置を調整しながら探していくという治療を現在も進行中です。
訴えられていた①首のこり、張り②顔のこりかたまり という症状はほぼ改善されたとのことです。
嬉しいですね。
私どもの医院には、スポーツ選手の方もよくお越しになられますが、スポーツをされていらっしゃる方はみなさん総じて、歯が動きにくい方が多いのです。
顔の筋肉がしっかりしすぎているので、そのことによって顎の骨もしっかりとかまたってしまっており、歯が動きにくい、だそうです。
堀田さんも例外ではなく、歯が動きにくい、はずなのですが、まだ一年も過ぎていないのに、かなり噛み合わせが改善されていらっしゃるんですね。
よくよくお話をお聞きしてみますと、やはり、努力してくださっていました(^^;)
通常は、マウスピースで歯を矯正治療をする場合には、取り外し式ですので、夜眠る時しか装着しない、という患者さんがほとんど、です。
院長としては24時間のうち可能な限り、装着して下さい。
とお願いはしますが、なかなか日常生活をしておりますと難しい方が多いんですね。
しかし、堀田さん、なんと「え?一日のほとんどはマウスピースしていますよ(^^)」と(笑)お聞きした私もビックリ!
お食事をされる時以外は全てマウスピースをして下さっているそうです。
「たった半日でもマウスピースを忘れていたら夕方にはもうマウスピースを入れるのがきつくなっているんです」と、おっしゃられます。
そうなんですよね。
歯は日々微妙に動いていますので、一日でも忘れるとあっという間に元にもってしまうのです。
そういう非常に微妙な感覚がわかる堀田さんはさすが、プロの競輪選手だと私は思いました。
ご自身の身体感覚をいかに研ぎ澄ますことができるかが勝負ですものね、さすが!です。
また堀田さんは、治療に対していつも「前向き」です。
普通なら、「毎日マウスピースいれておくなんて面倒臭い」「毎週通院するのは面倒臭い」というお気持ちになりそうですが、堀田さんがおっしゃるには、「だってこれで良くなるんだもの」「3歩進んで2歩下がっていたら駄目でしょ?」なのです。
この考え方は治療に対してだけでなく、ご自身の人生に対しても同じように前向きなお気持ちなんだそうです。素晴らしいと思いませんか?
体が何よりも大事なことを肌でお感じになっている堀田さんの言葉には重みがあります。
また、嬉しいことに私ども吉本歯科医院の院長、そしてスタッフたちの対応にも恐縮するほどの温かいお褒めの言葉を頂きました。
「以前は、いわゆる昔ながらの削っては詰めてではい終わりの歯医者さんに数件通っていたが、吉本歯科医院は、まず入ってからの雰囲気がまず違う。迎えてくれる気持ちが伝わってきてとてもリラックスできる。院長の丁寧な説明にも感動している。これからの新しい歯医者さん像だと思った」と、おっしゃって下さいました。。。うれし泣。。。。です。ありがとうございます。
患者さんも私どもの治療に対してきちんと理解して下さり、努力して下さる。
また、私たちもその気持ちに応えよう、応えたい、という想いで治療にあたる。このいい循環が私たち吉本歯科医院の何よりも大きな財産となっていきます。
※ 「患者力」とは、患者さんご自身が、よりより治療を受けられるための力です。ご自身が病気になった時、医師に関わらなくてはならなくなった時、自分が望む本当にいい治療を気持ちよく受けられるためには患者さん側の力が絶対に必要です。
① 関わる医師やスタッフを本当に信頼してまかせてくださる
② 自分の体は自分で守るという意識を持ち必要な知識を勉強する
③ 率直に的確な質問ができる
「患者力」を磨くことは、自分の体を自分で守っていける力だ、と定義してみたいと思います。
患者力の非常に高い、堀田耕市様、なのでした。
堀田様の体験談やご感想は、5月号ニュースレターにてご紹介させていただきますので
お楽しみに(^^)
今日なんとなく予約表を眺めていて気が付いたことが、あります。
現在、吉本歯科医院では、ほぼ3週間以内はお約束の患者さまのご予約で埋まっております。
歯医者さんの場合、実は「当日キャンセル」とか、「連絡なしにキャンセル」の割合がだいたい
どこの医院さんでも全国的には一日に2割はある、そうなんですね(--;)
しかし、うちの予約表を見てみたところ、いわゆるそういった患者さまからの一方的な無断キャンセルがない!んですね。
これってすごいこと、らしいです。
先日ある歯医者さんたちとの会でお話をしている時に、
「ドタキャンが多くって困る」
とか
「時間守ってくれないから困る」
とか、
いろいろお困りになっていることを聞かせてもらいました。
が、ことうちの予約に関してはそういった心配が全くないんですね。
これってどういうことかなあ、と考えてみた時に、患者さまと私たち吉本歯科医院との関係が
いい状態になってきた証拠かな・・?と思いました。
私も、吉本歯科医院に関る前までは、いつも行ってる歯医者さんの予約は
当日ギリギリになってよくキャンセルしてました(苦笑)
よっぽど痛くない限り、遊びに行くほうが優占だったし、まあ別にキャンセルしてもいいや
くたいにしか考えていない、そんな存在でした。
でも、今、うちの状態は全く違うんですね。
ご予約は、私たち吉本歯科医院と、患者さまとの「お約束」です。
ですので、患者さまがよほどのことがない限り、お時間通りに、またはお時間の前に必ず
お越し下さいます。
四国各地のご遠方からお越しになられる患者さまも多いせいもあるかと思います。
ご遠方からお越しになられる患者さまほど、お約束の時間をとても大事に考えて下さっている
このように感じます。
私たちの方が、診療がずれこんでお待たせしてしまうことがどうしてもありますので
お詫びをしなければなりません。
別段、患者様に対して「キャンセルだめですよ」とか「遅刻は駄目ですよ」とかお願いしている
わけではございません(^^;)
でも、患者さまの方が吉本歯科医院に対して誠実にお約束を守って下さる方がほとんどです。
こういう状態って、実は医院側にとっては非常にいい状態なんですね。
院長やスタッフのストレスも違います。もちろん私自身も。
吉本歯科医院の中をきちんと丁寧に作り上げていくことによって、こんな素敵な状態に
知らぬ間になっていて、なんとなく嬉しい気持ちになりました。
患者さまを受け入れていく私たち吉本歯科医院の中をあたためていくことが
やっぱり、正しい方向なんだなと確信を持ってしまった今日の気づきでした(^^)
吉本歯科医院のニュースレター「歯を失わないためのお話」2月号が刷り上ってまいりました(^^)
2月1日からお越しの患者さまにお渡しをさせて頂く予定です。
2月号からはカウンセラー森下のコーナーもあります。
ぜひ、1月号に引き続きお読み下さいね。
1月号をお渡しした患者さまはきちんとバインダーに入れて下さって、なんと表紙にタイトルまで
つけてくださり、「毎月はさんでいったらちょっとした歯学博士よね~」と見せてくださった方もおり
作る側も励みになります(笑)
こういったニュースレターを作ってよかったなあ、と思うのは、今まで当院にお越し下さった患者さまから「吉本先生のとこの虫歯の治療は、えっらい時間がかかるなあと思ったけど、そういうことやったんや~」と腑に落ちてくださるかたが多い、ということです(苦笑)
お越しいただいた時にももちろんお話させて頂くのですが、やはり口頭だけでは詳しいご説明には限界があります。
分かりやすい話し言葉でお伝えしているニュースレターのお陰で、当院の院長の治療内容が
患者さまに伝わりやすくなったことは本当に大きな収穫です。
もっともっと分り易く情報をお伝えしていけるように号を重ねることに進化していければ、と思っています。
院長の小学校の恩師でいらっしゃる先生が治療にお越し下さいました。
「まあ、立派になって・・・」と目を細めて院長を見てくださるまなざしがとっても
優しくあったかい方でした。
院長もいつになく嬉しそうで治療しながら小学校時代の話を懐かしそうに話しています(^^)
「あきおちゃんはちっとも顔が変わってないわ~」と言われ(笑)照れながらも院長もとっても嬉しそうです。
院長は屋島で生まれ屋島育ちなので、地元の同級生や先輩後輩の繋がりが今でもちゃんと
続いているようで「中学校で同じクラスだった」とか「中学の後輩だった」とか、そういった繋がりの
患者さんが結構お越し下さいます。
そんな時の院長はやはりいつもとは違って、少々照れ気味ではありますが
くだけた感じでお話をしています。
懐かしかったあの頃に一気に戻るんでしょうね・・・・(^^)
私自身は故郷が愛媛県の松山なので、何年香川に住んでもやっぱり愛媛が恋しくて
愛媛県人会(そんな会が各地にあります)などに行くと、嬉しくなってしまいます。
患者さんや吉本歯科医院に関って下さっている会社の方などの中にも時々、「愛媛県出身」の方がいらっしゃいます。
同郷ということが分かるととたんに「いい人そう」に見えてくるのは私だけでしょうか(笑)
「愛媛出身」というだけで早速、ご飯一緒に行きましょう!と誘っている私です(^^)
今日、朝一番の治療で人間国宝の太田儔先生がお越しになられました。
太田先生は香川が世界に誇る漆芸技法「蒟醤[きんま]」の重要無形文化財蒟醤保持者(人間国宝)でいらっしゃいます。
新年2日から香川県立ミュージアムで展覧会があるご案内も下さいました。
昨年太田先生の作品を目の前で見た時に、その繊細で細かい細かい技術に腰が抜けそうになりました。
「お客様~作品にあまり近づかないで下さいね~」と注意されましたが(泣)、思わず見入ってしまいます。
その太田先生、さすがに普通の人とは違います。。。
診察券を渡して下さる時の雰囲気、用紙に記入して頂く時のペンの持ち方、何といいましょうか
動作のひとつひとつがとても丁寧で細やかです。
ドアの開け閉めひとつにしても、とても丁寧にゆっくりとしており、周囲の方への気配りが目配りが
違います。
私達に対する姿勢や言葉遣いは、どこまでも謙虚でそして丁寧な日本語をゆっくりと話されます。
対するスタッフや院長も思わず気が引き締まります(^^;)
その人を覆っている空気が違う、というのを久しぶりに感じました。
先日、当院のカウンセラーの森下と話をしている時に、「エレガントになりたいよね」という話題が出ました(笑)
エレガントって何だろう?って考えてみると、
落ち着いている
話し方や日本語が美しい
立ち振る舞いが美しい
のような事を考えますが、
太田先生を見ていて、「毎日を丁寧に生きる」ことかな、と思いました。
全てのことを「丁寧に」と意識すると、自ずと「エレガント」に近づいてくるような気がします(^^)
何も意識せず、人に接するのではなく、気遣いをもって接する
物を扱う時、例えば、物をポーンと置くのではなく、大事にそっと置く、であるとか、
ドアの開け閉めの時に音を立てずに最後まで手を添えてそっとする、であったり。。。
数え上げればキリがありませんね(笑)
そんなわけで仕事納めの今日、太田先生にお目にかかれたことは、とても幸せなことでした。
来年のテーマが決まった、そんな気分です。
今年一年、吉本歯科医院に通ってくださった患者さま、本当にありがとうございました.
そして、吉本歯科医院でともに働いてくれたスタッフ達、シルバーさん、そして子供達をみてくれたシッターさん、歯科技工所のみなさん、業者さん、本当にありがとうございました.
一年終えてみんなの顔を思い出すと、どう考えても「やっぱりみんな大好きだわ、私(笑)」と思います。素直にそう思える自分が嬉しくて、2010年もいろいろありながら、みんなで山あり谷ありを一緒に超えて欲しいなあ、と思います。
一年の最後にとっても穏やかで優しい気持ちになれているのはやはり、みんなのお陰です。
今夜は、忘年会です。
吉本歯科医院に関って下さったみなさん総勢で集まります。
今年のブログは、これにて終了です。
ブログを書くのはとっても楽しかったです。楽しくないと続きませんものね(笑)
では、どうぞ皆様よいお正月をお迎え下さい。
新年にまた吉本歯科医院でお目にかかれますことを楽しみにしております。
吉本歯科医院の年末年始のお休み12月30日~1月3日(新年は4日からです)
今日と明日で吉本歯科医院は今年の診療は全て終わりです。
そんなわけで今日と明日は患者さまのお約束でびっしりです(^^;)
朝からみんな戦争のように走りまわっております、笑顔で(笑)
待合室でインプラント治療が終了されメインテナンスに通われていらっしゃる患者さまと
和やかにお話しをしていた最中、
「歯がグラグラしていきなり抜けたんや~!なんとかしてくれ~!」と、昔からのおなじみの患者さまがお越しになられました。
「抜けた歯をセメントでくっつけといてくれたらええけん、ちょちょっとよろしく」と(--;)
そんな無茶な・・・と思いつつ、いつも憎めないキャラクターで笑わせてくれるので
本当、得な人柄です・・・・。
せめて応急処置だけでも、ということで待合室でお待ちいただくことになりました。
先ほどのメインテナンスで通われていらっしゃる患者さまがニコニコ顔で
「歯がない(はがない)と何も噛めんもんね~。大変よね~。でも、まだ歯がようけ残っとるほうですよ~^^)」
「いやあ~、他の歯もほとんどグラグラですわ~。何とかせにゃあ・・・」
と、患者さま同士で妙に共感しあい、意気投合されておりました(笑)。
病院の大掃除もまだ全く手付かずですので、明日診療が終了した後、みんなで大掃除です。
ピッカピカにしてまた新年、心も新たに患者さまをお迎えしたいと思います。
もう今年もあとわずかですね。
年末のこのバタバタとした雰囲気は私は嫌いではありません。
2週間も過ぎればもう新年ですが、「どうぞ良いお年をお迎え下さいね」
「今年も本当にありがとうございました.」などなど、お会いする方と声を交わす時、
いろいろあった一年だけど、やっぱりいい一年だったな、いい人にたくさん会えてよかったな、と
あったかい気持ちになります。
一年で一番優しい気持ちになれるときかもしれません(笑)
さて、今日は定例ミーティングでした。
最近のもっぱらのテーマは、「患者さまが吉本歯科医院に本当に求めていることは・・・」といったような内容です。
ここのところの話し合いは、なかなか奥行きが深くなっており、本当にいい意見がどんどん出てくるようになってきました。
当初、このようなミーティングの場では、なかなか突っ込んだ意見や質問が出てきにくかったのですがやはり回を重ね、みんなで話し合う場、という雰囲気ができてきたのだと思います。
実際に、患者さまと面と向かってお話をし、リアルに患者さまの感じていること、微妙な表情の変化をわかっているのは、実はスタッフ一人一人です。
患者さまと院長、またはドクターという関係では、なかなか患者さまはいいたいことの100分の1の
伝えることができない、という現実があります。
医療の現場では、まだまだ当たり前にこんなことが当たり前になっていますが
これでは、患者さまはいつまでたっても本当にいい治療を納得した上で受けることはできませんし
また実際にお口の治療にあたる歯科医師も、本当に信頼を得てから治療に進むことはできません。
歯医者さんに関っていない限り、多くの情報や正しい知識は、患者さまや一般の方に
知って頂くことはできません。
中に入ってはじめて「えっ?そうだったの?」ということばかりです。
私も歯医者さん、という中に入ってはじめて知らされたことの方が多く、そのたびにビックリ驚いて
おります(--;)
それくらい、どの業界でも、「その業界の人しか知らない事実」ということが、あります。
私達吉本歯科医院では、そんな中でも、可能な限りは患者さまに本当に大事なことを
お伝えするべくいろいろな取り組みをしております。
そのかいあって、
「そんなこと言われたの初めてでした」
「もっと早くにここに来てればよかった」
「教えてくれてよかった」
とおっしゃって患者さまが増えてきました。
それは本当に嬉しいことです。
が、まだまだ説明不足のところもあり、毎回毎回、テーマが増える一方ではありますが
それがまたやりがいにも繋がっております(^^)
例えば、吉本歯科医院ではよく「虫歯ができているので治療して下さい」と来院された
患者さまに対して、院長がお口の中を拝見し、削りトルほどの虫歯でなければ削らずに
その部分を清掃して「経過をみましょう」という場合があります。
これは歯はむやみやたらに削らない、という院長の治療方針からくるのですが
患者さま側からしてみれば「虫歯ができてるんだから削って詰めて治療してくれたらいいのに・・・」という思いがある、場合があります。
私も歯医者さんに入る前は、同じように考えていたのでもちろんお気持ちは痛いほどわかります(泣)
しかし、ご自分の歯は、一度削ると二度と元に戻ることはありません。
また、虫歯部分を大きく削ったために、何度も何度も同じところが虫歯になり、削って詰めての治療を繰り返すうちに、最後はご自分の歯を失ってしまった、ということが従来型の歯科治療の問題です。
当院では、虫歯治療に関しても、一般的な歯医者さんとは全く違う方法で行っております。
虫歯治療に関しては
https://www.8181118.com/director/2009/12/post-20.php
をご覧下さいね。(一般的な歯科医院の虫歯治療と吉本歯科医院の虫歯治療の違い)
そして、軽度の虫歯の場合、または進行しないと思われる虫歯の場合は、削ることもせず
その部分を清潔にし、経過を観察する=「あえて治療しない」という方法をとる場合があります。
こういったことの積み重ねが将来、患者さまが歯を失って入れ歯やインプラントをしなくてはならなくなるかどうかの分かれ道になります。
吉本歯科医院の扉を叩いてくださった患者さまにはお一人残らず、本当に大切なこと、そして知識を
お伝えしていきたいと思います。
一回お話しただけで「なるほど」と納得してくださる方
10回お話してなんとか、理解してくださるようになった方
いろいろ、いらっしゃいます。
しかし、人は誰しも、「本当に痛い目やツライ目」をしなければ、その身にしみて感じなければ
なかなか理解することは難しい生き物だと思います。私もそうなので、そう思います(笑)
そんな中で、繰り返し繰り返し、同じことを何度も何度もお伝えし続け、言い方を変え、表情を変え
あの手この手でご理解いただけるように努力していかなければいけません。
なんとか、「お伝えしたい!」という想いがあれば知恵も出てくるものです。
「こうやってご説明したらどうか」
「文章を書いてお渡ししたらどうか」
「治療の後に、カウンセラーがお声かけをしてみたらどうか」
などなど、いろいろな意見が飛び交います。
こういった内部の話し合いが私はとっても好き、です。
みんなが同じ方向を向いて、知恵を出し合っている時、少なくともその時間を熱く?共有できている
実感があるので、とてもいい雰囲気になります。
この一年かけて取り組んできた「吉本歯科医院のミーティング」は2010年はさらに成長して
いくと密かに思っています(^^)
うちでやっているミーティングをぜひうちの職場でもやってみたい!とおっしゃって下さる経営者の
方が最近いらっしゃいます。
経営者の方に「こうしたらいいですよ~」とお教えするのはちょっとおこがましいのですが(笑)
心から「これは本当にやっててよかった」と私や院長が感じているので、最近では、自信を持って
おすすめし、お伝えしています。
社内をまずは良くし、いい空気を循環させ、そのプラスの空気を外に外に伝播させていくこの
ミーティングや、職場風土の築き方は、香川のこの地にもっともっとそんな会社ができたら
いいなあ、と思います。
そして理想は、そんな会社で働く人同士が異業種であってもどんどん交流しあえる場が
作れたらいいなあ、そう思っています。
来年はそんな場が作れそうかな?(^^)
今、ちょうど、平成19年の9月から治療がスタートされたインプラント治療の患者さまの最終セットの治療がはじまりました。
この患者さんは、来るたびに私達に美味しい手作りケーキをもって来て下さる方でした。
そして今日はクリスマスなので、クリスマスケーキをお持ち下さいました。
長い治療期間、来られるたび、いつもいつも私達に優しく気を遣って下さり、時にスタッフにお褒めの
言葉を頂き、励まして下さいました。
受付、カウンセラー、そして衛生士、そして院長、それぞれの役割で患者さまと長い間関らせていただいたので、想いもみんなそれぞれです。
もちろん治療が終了した後も、メインテナンスでお越しいただきますが、いったん治療はこれにて終了。
本当に長い間、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました.、といいたい気持ちです。
治療を受ける患者さまと、治療を行う医院側。
ですが、最終は、詰まるところは「人と人」です。
いい関係をいつまでも。。。。。そう思わせて下さる素敵な患者さまでした。
最近もっぱら「馬油」にはまっています(^^)
馬油(ば~ゆ)と言います。(商品名:尊馬油)
10年ほど前からあかぎれや肌が乾燥した時には取り出して使っていたのですが
娘のおむつかぶれが1週間ほどひどくなっていた時期があり、「そうそう!馬油があった!」と思い出し久しぶりに取り出し、ぬりぬりしたところ、なんと夜ぬって朝には腫れとただれが綺麗に引いていました。。。。
なんでも細菌の発生をを押さえたり、炎症を鎮めたり、ばい菌の侵入を防いだり、血行を良くしたりとはたまた、お肌のトラブル(やけど、炎症、にきびなど)や、口内炎や結膜炎などありとあらゆるとことに効果があるそうです。
一度効果があるとかたっぱしから試してみたくなる私なので(笑)
ちょうど息子が鼻がずるずるいって、ず~っと鼻をたらしていたので説明書とおりに
「鼻の中に綿棒で馬油を塗りこみ・・・」というのをやってみました。
すると、翌朝にはなんと鼻水が垂れていなかったじゃありませんか。
食べても大丈夫ということで我が家では、もういたるところに「馬油」の瓶を置いて何かあるたびに
ぬってぬってぬりまくっております(笑)
お肌にもとってもいいと思うので、今は「馬油せっけん」(500円程度)で洗って
「馬油」(2000円程度)で保湿して終了です。
これで調子よかったら、今までの化粧品は一体なんだったんだ?という感じですね。
いいものは人に教えてあげたいので、会う人に「馬油はいいよ」と話しています。
そうすると、「知ってる知ってる、ソンバーユでしょ?」と、知ってる人も多く
「な~んだ、知ってたの・・・・(--;)」とちょっとガックリ。。。
しかし、この「馬油」、私が購入しているのは
元祖「馬油」なんだそうですが、いろいろと偽者もたくさんあるそうです。
薬師堂の「尊馬油」
自分が使うものや、大事な子供の口に入れるものには徹底的に調べあげないと気がすまない
たちなので「馬油」については本を買って読んだり、本物と偽者の見分け方もお勉強してみました。
会社の方にも電話でいろいろと質問攻撃をしてみたのですが、とっても誠実に答えてくださり
また、こちらの投げかけに対してもきちんとスピーディに対応して下さるところに
会社としての姿勢が感じられとてもいいなあ、と思ってしまいました。
電話一つですが、その電話の応対ひとつで、その向こうにいる人間と、さらにその会社の
姿勢までが見えてきます。
電話応対は本当、大事だわ。。。。と痛感しましたし、吉本歯科医院も改めて気を引き締めて
お電話の一つ一つにきちんと心を込めて応対しようと、思いました。
この乾燥する季節、患者さまにも教えて差し上げようっと思ったちょっといいものでした(^^)
先日当院でインプラント治療を終了され、その後の経過も順調でバリバリとお仕事をされていらっしゃる患者さまからお電話がありました。
いつもお元気で明るく私達を楽しませて下さる方ですが
その時の電話のお声はなぜか沈んでいました。。。
この患者さまには患者さまとしての関係から発展し、いろいろとご縁があり吉本歯科医院を
何かとサポートして下さっている方なのです(泣)
「しばらくメインテナンスに行けんのや・・・」
「えっ?どうなさったんですか??お仕事お忙しいですか?」
「違うんや。。今、病院なんや、昨日入院したんよ」
と。
お仕事をされている途中に急に息が苦しくなったらしく病院に駆け込んだらそのまま入院!ということになったそうです。
病院とは本当に縁遠いような方だったので私はもうビックリしてしまい
先ほど、お見舞いに行ってきました。
ドキドキしながらお部屋を訪ねると、
「おお、来たか来たか(^^)ありがとさん」
と、いつも通りの明るい笑顔でいてくれたのでまずはほっとしました。
どうやらヘビースモーカーが原因で、肺に小さな穴が開いていたそうです。。。。(--;)
「インプラントする時に、あれほどもうタバコはやめるわ、って約束しましたよねえ・・・(怒)」
思わず言っちゃいました。
タバコを吸ってると血流が絶対悪くなるから、インプラントにはよくないって院長もスタッフも私も
100回くらい言ってたはずですが、やっぱりヘビーに吸っていた事実は判明しました(><)
もうこれに懲りてタバコはおやめください。。。本当に。
でも、大事に至らなくてよかった。。。
この患者さまはいわば「古きよき時代の男」という感じで、損得関係なく、気持ちにぐっときたら
とにかく動いてしまうような方なんです。
私達にも、何度も喜ばせてくれるようなサプライズを下さいました。
どうか、元気でいて欲しいです。
しかし、タバコはなかなか止めれないものなのですね(--)
私の祖父も、ひどい肺気腫と、喘息で苦しくてたまらなかったのですが、息を引き取る
3秒前までタバコを吹かしていました(><)
個人的にはタバコを吸う男性は大好きなのですが(カッコよく吸ってれば、です)
健康には恐ろしく悪いですよね。
ちなみに当院では、インプント治療をされる患者さまには禁煙をお願いしております、はい。
さて、今日も先週の「小豆玄米」に引き続き、スタッフの人数分の「玄米ご飯」を患者さまにお持ち頂きました(^^)
嬉しい!!
確かに白米と比べてよく噛まなくてはならないので、2杯3杯とおかわりはできません。
お肌は綺麗になるし、体調はよくなるし、ダイエットはできるしいいとこづくめです。
ちなみにこの患者さまは、当院でインプラント治療を終了し歯は万全(^^)
さらに日々このような健康的な食生活を送っていらっしゃるせいか、60代中ごろとは思えないほど
お肌がつやつやです。
やはり、日々、「きちんと噛める」「いい栄養が取れる」ということは本当に大事です。
若い頃は若いというだけでむちゃくちゃやっててもそこそこ綺麗ですが
年を取れば取るほど、自分の体にいかに気を遣っているかどうかで大きな差が出てきます。
この香川にもこの患者さんのような素敵な60代、70代が増えてきたらいいな、なんて思いました。