吉本歯科医院

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吉本歯科医院のスタッフについて

2010.05.10当院カウンセラーのブログをどうぞお読み下さい

https://www.8181118.com/counsellor/

今日、当院カウンセラー森下がブログをアップしているのを読んで、なんだか無性に湧き上がってくるものがあり、私もつられて書いちゃいます(^^)

どうぞお読み下さいね。

お読みくださると彼女の人となりがわかると思います。

 

彼女はブログの中で、全ての人と人同士は「運命共同体」である、と書いています。

私はそれを読んで、ああ、きっとそうだろう、と思いました。

私たちは自分という人間は、自分という内側(皮膚の中身?)だけが自分という存在だと

思いがちだと思いますが、もっともっと大きな視点、つまり宇宙とか、もっと大きな何かから見た時、

そうではない、ということがなんとなくわかってきます。

 

自分という存在を突き詰めていくと、私はどう考えても人と人同士は深いところで繋がっていると思っています。

それを実感して感じていくためには、自分というものを深く深く見つけていくという作業が不可欠です。

 

私は今、本当はどう感じたんだろう?

どんなことに怒りを感じ

どんなことに喜びを感じ

どんな時に、「ああ、生きてるっていいな」と思う

どんな時に、他人を心から信じられるのか

また、

どんな時に自分の思考が後ろ向きになり

どんな人に嫉妬し

どんな時に自信をなくし

などなど、掘り下げて検証していくべき対象は、すべては自分の中にある、そう思います。

 

森下は、自分を深く見つめていくことがきちんとできる人、です。

ですので、彼女はどんどん成長していくんだと私はこっそり分析しています(笑)

 

成長する、ということはつまり

自分が今まででは考えないようなことを考えていかないといけない

体験していないことをやっていかなくてはならない

また、自分の内面を見つけていく作業はとっても苦しいのです。

 

だって、一番目をふさぎたい部分を見つめていく作業、対話していくことは

とってもしんどいことだから。

でも、それをするしか成長はない、そう思います。

すごく苦痛だし、不快だし、グレーな感情も引き受けていかなくてはならない。

でも、そこを避けては通れない。

 

私はどんな人も自分自身を掘り下げていくこと、最後はどんな人とも繋がってくことを感じていける

ものだと思っています。

そういう深いところまで降りていっちゃうと、いろんなことがあらゆるものと繋がっていることに

ふとした瞬間に気がついてしまうので、自分だけで何かができる!なんてことは思わないようになります。

自分がやったんだ!と思うような出来事でも、紐解いてみると、多くの人のサポートを受けて

自分が完成していることに気がついていくわけです。

 

今、現実として起こっているあらゆる出来事は全て人との関わりということで起こっている、そう思います。

だから、今日という、もっといえば、今、もっと言えば、今目の前にいる人との関わりをきちんとしていくことが、全てのことを好転させていける一番の近道、そう感じています。

こんなことを意識して感じるまでは、

全てが繋がっている

とか、

今起こっていることは全ては、人との関わり

なんてことは思ったこともありませんでした。

 

しかし、こうやって森下の感じていることを読んだり、話したり、聞いたりすると

どう考えても、同種の波長で繋がり始めているとしか思えない、のです。

 

今、吉本歯科医院に感情を共有できるスタッフが揃い始めてきたことも

また、

同じような波長をもった患者さんがたくさんお越しになられる、それもたまたま!

ということも、全ては「繋がっているから」だと思うのです。

 

こんな考え方だって、やはり「母性型経営」そのもの。

 

また、森下が書いているように人がこんなに疲れているのは、やはりおかしい。そう思います。

なぜ、疲れるのか?

肉体的な要素もあると思いますが、私はそれ以上にもっと根本的な心の部分が乾ききっているからに他ならない、と思うのです。

肉体を必要以上に疲労させるもの、それは他ならない自分自身の思考だと思います。

 

心の方向がどこに向いているのか?

ポジティブ思考とか、マイナス思考とか、そういった短絡的なものではなく

自分ひとりで生きていると思わないこと

繋がっているんだから、どう生きていったらいいのかを考えていくこと

そういうことがやはり今、とても大事なんだと覆います。

 

以前にも書きましたが今は、「自分は一人なんじゃないか?」って思っている人びっくりするほど多いです。

誰のことも心から信じきれない、そんな世の中です。

もちろん組織の中だって同じです。

隣で働く人ともビジネスライクです。

 

だけど、本当の本当のところは、人は誰だって自分以外の人を心の底から信じられる心模様の時は

とっても満ち足りていて幸せなはず、です。

子供時代がそうであったように。

子供は無条件で親を信じますし、親もまた無条件で愛します。たぶん。

 

自分以外の人間を信じられない、という時ってどんな時だろう?って考えた時

それはやはり、自分を取り巻く環境や人間関係に不満がある時です。

そして自分が本当は一体何をしたいの?とか

そのためにどう生きたらいいのか?

どう仕事をしていったらいいのか?

人とどう付き合っていったらいいのか?

とか、あらゆることに自信をもてない時、周囲に対して不満を持ち、当然、周囲の人間を信じられないということが起こります。

 

でも、よ~く考えてみたら人に対して怒っていることや不満を持っていることなんて

つきつめていくと、全部自分に対する不満から発生している、そう思います。

 

全ては自分なんだ、自分が発生させているんだ、ということに心底気がついていけたら

その瞬間に世界は変わっちゃうものです。断言!

私が、一緒に働く仲間や、関わる人はやっぱり信じたい。

家族だって信じたい。

腹の中でどう思っているんだろう?なんて、考えて生きるのはやっぱりしんどい。

 

吉本歯科医院のミーティングでは、折々にそういう話題がでます。

歯科衛生士の加島などは、とっても直球を投げてくる人なので、

かなり深い話にまで突っ込んでいけることがあります。そういう深い投げ掛けをしてくれる加島は

とってもとっても貴重な存在なのです。

 

私はお腹の中に嫌な感情を滞留させておくことが大の苦手です。

そのあたりは、吉本歯科医院のスタッフはみんな、そう。きっと。

だから、ためずに話し合う。

気に入らないこと

誤解していること

心を開いて話し合わなければ前に進めないことばかりです、人生も仕事も。

 

心をオープンにしていける風土を作ってくれたきっかけはやはり私は森下だと思ってます。

森下の「なんでも言っちゃいます(笑)だって、お腹に残っているのはいやなんだもの。。。」という

まっすぐな性格と人柄が、吉本歯科医院の今の風土を作ってくれました。

 

そこに、歯科衛生士の加島というこれまた森下とまったくキャラクターの違う

でも、いつも本質的なことを突いてくる存在が入ってくれたことで、ますます好循環が

加速しはじめた、と、こういう風に分析しているのです、私は。

 

 

私は今、とってもわくわくしています。

それは縁あって、吉本歯科医院というところにやってきて、縁あって今のスタッフに出会いました。

そしてそれぞれのスタッフのささいな変化、成長を目の前で見せてもらえることによって

もう日々、興奮しちゃうのです。

うちのカウンセラーってすごいでしょう?

うちの受付って、ちょっと偉大だと思わない?

うちの衛生士さんって、嫁に欲しいでしょ?

こうやって大きな声で叫びたくなっちゃいます(笑)

今、若いスタッフ達が、3、4年してどこまで変わっているか想像しただけでもうワクワクしちゃうのです。

 

単純に「誉めて育てよう」なんて思ってやっているわけではありません。

きちんと見つめていく、ということを意識してやっていれば

勝手にいいところや素敵なところが見つかっちゃうのです。

見つかったら、表現したいタチの人間ですので、本人にも伝えたいし、よその人にも言いたい。

本人の家族にも伝えたい。

言いたい、話したい病ですね。。。。(^^:)

 

以前、あるテレビ局のデスクさんが私にこんなことを言ってくれました。

「あたなは人と繋がりたいオーラを発信しまくっているよ(^^)」って。

 

それを聞いて、ああ、私ってそうだわ~と妙に納得しました。

そうそう、私は繋がりたい、のです。きっと。

生きているうちに家族のように思える人とできるだけ多く繋がりたい。

根っこが寂しがり屋なので、そんなオーラを出しているのかもしれません。

 

去るものは意地でも追っかけ、くるものは絶対こばまず(笑)

どちらかというとこんなスタンスで生きています。

楽しいほうが、いいもの(^^)

 

 

5月12日(水)午後6時半から母性型経営勉強会です。どうぞお問い合わせ下さいね。

info@8181118.com

2010.05.07社員教育というものをつくづく考えました。。。

昨日の夕方、診療が終った患者さんと、受付窓口で話をしていた時のこと。

当院の受付の樋口が、患者さんに、「この電動歯ブラシって他のメーカーのとどう違うの?」

質問を受けました。

吉本歯科医院では、ソニッケアという音波式電動歯ブラシをおすすめしております。

インプラント治療後の患者さまや、矯正治療中の患者さまには必ずお使い頂いているものです。

当院院長が各社のものをそれはそれはいろいろ研究した結果、このソニッケアが今のところ

一番いい!と、確信したので、吉本歯科医院では、採用しています。

 

さて、先ほどの、患者さんに質問された

「この電動歯ブラシって他のメーカーと何がどう違うの?」という質問に対し

樋口は、躊躇することなく

「はい(^^)この歯ブラシの特徴は~~~、効用は~~」と非常にわかりやすい患者さん視点の言葉を使って、流暢に話をしたわけなのです。

それを横で聞いててすごいなあ、と単純に感心しました(笑)

もちろん自分のところで扱っている商品なので「きちんと説明できる」ということは当たり前で

必要なことなのですが、

さらりと、しかも、わかりやすい言葉で、端的に。。というのはとても高度なことです。

 

樋口の説明を聴きながら

「へえ、そうだったの?これってすごいもんなんやねえ~~」と、ひたすら感心(^^;)

 

後で、樋口に聞きました。

「ねえねえ、なんでそんなにサラリとわかりやすく話せるわけ?」と。

すると、彼女

「受付にいるといろんなことを患者さんから質問されるんです。」

なんですって。

 

そう、受付は、実は、「患者さんが一番なんでも言いやすい場所」です。

そして「質問を受けやすい場所」です。

もちろん「お褒めの言葉」を頂く場所も、ここ。

逆に診療室での嫌なことや、院長やスタッフに対する不満が噴出すのもこの場所、です。

ですから、私は、吉本歯科医院の受付は、

吉本歯科医院の顔

吉本歯科医院の第二の院長席

と呼んでいます。

 

例えば、病院。

病院以外でも、どこの会社でも同じなのですが、一番最初に患者さんやお客さんと接するシーンが

受付です。

もっと言えば、電話応対が一番最初かもしれません。

インターネットが普及し、メールでのやり取りが増えてくればくるほど

生身の人間が話す言葉や、対応に「差」がついてきます。

私などは、そのあたりは露骨なので電話をかけて、第一声で感じが悪かったら

「あっ、間違えました」ときります(--)

情報を事前に仕入れておいて、「行こう」と思っていても、です。

 

また、病院に実際に行って、受付での感じが悪かったら

よっぽどでない限り、二度と行きません。

 

極端ですが、私と同じような方は、結構いる、と思うのです。

特に女性は、そういった末端の現場対応にものすごく敏感です。

末端での応対が悪いということは、あとの奥行きは押してしるべしであろうと、連想してしまうのです。

 

話は戻りますが、 

一度質問されたことは、樋口は必ず院長やスタッフに確認して次には的確にお答えできるように

自分の中で考えます。

そしてメモを取り、理解するまで質問します。

そうやって知識を自分の中に取り込み血肉にしていくわけです。

こういった一連の「学ぶ」という流れは、樋口の自発的なもの、によります。

彼女の「なんでも細かくメモを取る」という習慣は非常にいいと私は思います。

私は、なんでも「聞いたそばから忘れていく」ような人間なので、樋口を見習って最近では

よくメモを取っております(^^;)

 

「この商品について、この治療についてちゃんと答えられるように勉強しておいてね」と

樋口に言った記憶はまったくありません。

あくまでも、自発的に、というところが、やはり「ミソ」なのです。

これは、樋口に限らず、森下、加島、田中、杉本、小田みんな、同じです。

 

与えられなければ学ぼうとしない人を、どう外から教育しようとしてもやはり限界があります。

自分で「はっ」と気がつき、学び取っていく人と

そうでない人では、出てくる言葉が違います。

 

そう考えると世にあるいわゆる社員教育やら、セミナーやら、ということをつくづく考えました。

 

「自分が学ぶ」という気持ちを引き出せることが、あえて言うなら社員教育だと思います。

安心して自分を発揮できる場作りをして

細やかな気遣いをしあえる風土を職場に作っていくこと。

これだって、社員教育です。

 

外から強制的に詰め込む、変えていくということはものすご~くエネルギーが必要で

かつ、軍隊的になってしまうので、教育するほうも、されるほうも、とってもしんどい(泣)

カリキュラムを細分化して、一番目にこれを教育し、2番目にこれを教育し、というのが

通常の教育研修の流れだと思うのですが、

これだって、私から見ればとっても効率の悪いことをやっているなあ、と思えてなりません。

 

まさに一を聞いて10を知ることを、

一に対して一のみを教育しているようなもの

一を聞いて10を知れる人は、1×1=無限に広がっていくものなのですが

一に対して一のみを教育する場合には、永遠に1×1=1でしかないような気がしませんか?

素晴らしいことができる人や

自分ができないことをできている人からは

その技を盗み取っていく、ということを当たり前にしていくと、その職場で働く人の仕事の

質は格段に上がると思います。

 

例えば、患者さんが、お手洗いに行ったとします。

吉本歯科医院ではお手洗いに入る際にはスリッパを脱ぎます。

その時に、患者さんのはいていたスリッパはお手洗い方向に向いています。

そこに、たまたま通ったスタッフがそのことに気がつき、

患者さんのスリッパをお手洗いから出てきた時に、はきやすい方向に揃えておく。

すると、患者さんはお手洗いから出てきた時に、スリッパがきちんとはきやすい方向にそろえられています。

・・・・・といった「なんでもないこと」なのですが、それだって

「どうすれば患者さんにとって心地いいかな?」ということを自分で考えて自然にした行為です。

 

お手洗いに入った患者さんのスリッパの向きを変えて揃えておきましょう。

なんていう、立派な細かいマニュアルがあるわけではありません(笑)

 

そして、そのことを「すごいことだね、素敵だね、そういうことができる人って」と本人に伝えていくとそれを聞いているほかのスタッフは、

「なるほど、こんなところに気がつくことが素敵なことなんだ、すごいことなんだ」ということに

どんどん気がついていくわけです。

そして、そうやって「気がついていくこと」が「当たり前」になっていけば

それはそのまま、職場の風土になっていきます。

とっても、シンプル。

職場の風土は、そこにいる人の質で決まります。

もちろん経営者は、それを示していく必要がありますが、そうやって個々が気がついていくように

なれば、あっという間にスタッフの方が上司を追い抜いちゃいます。

もちろん、スタッフのもともともっている素地が素直で、人柄がいいということが大前提にありますが

いい人を採用すると、どこまででも伸びていくというのが私の実感です。

逆に、素地がいまいち「素直じゃない」「察していく能力が低い人」の場合は、求めれば求めるほど

悪化していく、そんな気がします。

 

吉本歯科医院には、今、「言われなくても気がついていく」というスタッフの風土が少しづつ

出来上がってきているように思い私は最近はとっても嬉しいのです(^^)

 

 

これからもっともっと、この差は大きくなっていく、そう思います。

どれだけ、リアルな現場で、「きちんとした応対」ができるかどうか、が組織が生き残るカギだと

私は思っています。

情報が氾濫し、バーチャルの世界だけが広がってくると、人は生身の人間同士のやり取りが

苦手になってきます。

これはもうしょうがありません。

どれほど、人と関わっているか、という数の問題になってくるので、対人関係能力が落ちるのは

しょうがない。

だからこそ、あえて吉本歯科医院のスタッフは一人残らず「きちんとした人間対応」ができる

人に!そう思います。

 

吉本歯科医院に勤めてた人なら間違いないよ

奥さんをもらうなら吉本歯科医院のスタッフを

うちの会社に吉本歯科医院のスタッフが欲しい

とたくさんの方に噂してもらえるような人の集まりが理想です。

(・・・・実現可能になりそうです^^)

 

追伸

冒頭の「「この電動歯ブラシって他のメーカーと何がどう違うの?」というご質問に対してですが

それは、当院スタッフにおたずね下さいね(^^) 

 

吉本歯科医院では、ソニッケアという音波式電動歯ブラシをおすすめしております。https://www.sonicare.jp/

ソニッケアー フレックスケアープラス

2010.05.01制度は想いありき

「子育て支援の会社」とか、「子育て応援企業」とかのテレビのコーナーや雑誌などで紹介して頂いたお陰なのか最近よく、吉本歯科医院の子育て支援に対する制度や、就業規則ってどうやってるの?と教えてくれる?と経営者の方に聞かれることが増えました。

 

う~ん、、どうだったけ?と思い返してみたら

確かにうちには就業規則もきっちりあります。ちゃんとお役所に提出した立派な(笑)ものを整備しております。

この就業規則は、スタッフ全員が見えるとろこに置いておいて下さいね、とお役所の方に

言われたのですが、いちおう置いてますがホコリをかぶるほど誰も開いてはおりません(^^;)

 

そもそも吉本歯科医院が、こういった働くお母さんが働きやすい職場に、と思ったきっかけは

そもそもはカウンセラーの森下の件がはじまりです。

そうだ、そうだ思い出した。

 

私にも同じように小さい子供がいるので、同じように保育園に行っていましたが

土曜日は保育園が午前中しか預かってもらえないんですよね。

今は、土曜日は子供達を連れてきて2階でシッターさんにみてもらっているのですが

それまでは、土曜日は保育園に預けて、午後は誰かに見てもらう、ということをしていたわけです。

土曜日は吉本歯科医院にとっては、一週間で一番忙しい曜日でもあるし、患者さんとの密なコミュニケーションを実現させてくれるカウンセラーの森下がいないと、とっても困る、わけなんですね。

そんなことで、「そうだそうだ、土曜日は誰かにシッターに来てもらって連れてきちゃえばいいんだ」と思いついたわけです。

私も自分の子供を土曜日のたんびに、「さあ、今週はどこで見ておらおう」と頭を悩ます必要はなく。

職場だから、子供がいたら駄目なんて誰が決めたの?と思うようになっちゃんですね。

うちがこういうことやってるのを見て

「じゃあ、うちでも同じように社員が子供を連れてきてもいいようにしちゃおうか」と

思って実践して下さる方もいらっしゃるんですね。

 

土曜日になると、吉本歯科医院の2階は子供達がどたばた遊んでますので

診療室もその足音でうるさいときもあります。

また、たまにはお母さん恋しさに診療室に降りてきちゃうときもある(^^;)。

でも、うちのカウンセラーの森下のえらいところは、『今は仕事中だから、駄目よ」とビシッと子供言うときは、言うんですね。

お兄ちゃんなんかはそのお母さんの姿を見て、また、診療室でみんながバタバタ戦場にみたいに

働いている姿を見て、ちゃんと空気を呼んでおとなしくしていますし、ちゃんと小さい子供たちの

面倒を見るわけ、です。

「ほらほら、ここは仕事中だから、上に行くよ」って。

患者さんだって、たまたま森下がカウンセリングをしている時に

「ママ~」と入ってきちゃったりするときもあるのですが、「いいわよ、いいわよ、お母さん恋しいわよね」とおっしゃって下さった時もありました。

そういう姿が職場に普通にある、患者さんとの関係だって、それくらいの大らかさがあるって素敵だなあと思うし、そういう安心感って本当に大事です。

 

それもこれも「母性型経営」という考え方に通じるのですが

会社や社会がこれだけ行き詰っている中での何か突破口が、母性型経営にはある、と思うのです。

 

話は戻りますが、今、吉本歯科医院ではいろいろな育児に対する応援制度を行っています。

これから結婚していったり、子供が出来たりしても『普通に仕事ができ、元に戻れる」ような

制度ではなく、暗黙の風土を作りたい。そう思います。

制度はしょせん、制度であって、はじめに「制度ありき」ではありません。

制度は、それを使う人が本気でそう思った時、はじめて役に立ちます。

「こんな制度あるからのっかちゃおう」では、なかなかうまくいかない、そう思います。

 

ただ、今日ふと思ったのですが、こんなことをやりだそうと思うきっかけはやはり

「大事にしたいと思うようなスタッフだった」という一言に尽きます(笑)

過去にも、子供ができたので育児休業が欲しいと申し出てきたスタッフがいましたが

その時の私は正直、そんな風には感じなかったわけです。

やはり、人との関係は相互の関係ですね。

 

今あるような考えや制度を取り入れようと思ったきっかは、カウンセラーの森下がきっかけでした。

森下の『患者さんを心から大事にしていく」「患者さんの気持ちを汲み取りながら治療をすすめる」という彼女のもともと持っている資質が、今の吉本歯科医院には絶対に必要だと思ったし、

また、彼女のもっているものを全て他のスタッフに伝染させていって欲しい、と思ったので

何が何でも「いてもらわなきゃこまる!代わりはどこにもいない!」と心底感じたわけです。

 

ですので、私が考えたことは、まずは、森下が働きやすい状況はどんなものか?を

ずっと考えました。

 

そう考えると、森下には二人の子供がいます。

そして、子供達を自分の命以上に愛しています。

何よりも大切な宝物です。

 

私も同じように子供がいますので、その気持ちは本当によくわかりました。

そう考えた時に、スタッフそれぞれにはみんな家族があり、子供もあり、そんな中で

吉本歯科医院に来てもらっている。

だとしたら、スタッフの子供だって、吉本歯科医院の子供じゃないか、と思うようになったんです。

母親なら、誰だって、わが子を愛してくれる人が一人でも多いほうがいい。

そして、周囲に「かわいいかわいい」って頭をなでてくれる大人は一人でも多いほうがいい。

それが職場であったっていいじゃないの?と思ったんです。

 

そう思った瞬間に脳みそがパーッと明るくなっちゃって大変でした(笑)

大事にしよう、という頭で考えたことではなく、本当に大事に思えてきちゃったので

そのことが嬉しくって次々にあれもしよう、これもしよう、ということになっちゃうんですね。

 

また、子供が職場に普通に歩いている環境は、若いスタッフには特にいい。

そう思っています。

子供ってこんなに手がかかるんだ。

子供ってこんなに大変なんだ。

子供って、でも、こんなに可愛いもんなんだ。

という母性的な資質を引き出すことに一役買っている、と思ってなりません。

それほど、子供のくったくのないストレートな笑顔は、接するだけでエネルギーをもらえます

 

こんなことがきっかけで私の吉本歯科医院子育て支援に関する意識は高まっていきました。

まだうちの若いスタッフは独身なので、これから結婚をして、妊娠出産育児をしていくんだろうけど

その時に、「森下さんはこうやって働きながら素敵に育児もしていたよね」といういいモデルに

なって欲しい、と思うのです。

そして、同じように結婚しても、子供ができても吉本歯科医院に力を貸して欲しい。

そう思います。

 

 

過去のことを掘り返すのは嫌ですが、

昔は、就業規則をすみからすみまで読んで、権利主張ばかりをしてくるスタッフもいました。

有給休暇に関しても、権利なんだから自由に制度いっぱい取りたいといってくるスタッフも。

また、残業だって、1分だって計算してくれなきゃ困る、というスタッフも。

 

そういう気持ちにさせていたのは私たち経営する側に100%非があったわけなのですが

やはり、人の想いは「同種のものを引き寄せる」原理がありそうです。

 

まあ、それが普通でしょう?と言われればそれまでなのですが、

そういったことを細かく言ってくるスタッフに限って、仕事を安心してまかせられない

自己成長をしない、というお決まりのパターンです。

どこの会社さんでもこんな社員で溢れてこまっているそうですが、それもまあ、普通といえば

普通です。

 

今、うちにはそういうことを言ってくるスタッフは一人もいません。

もちろん有給休暇は、自分のリフレッシュですので自由にとってもらって結構ですし、

自分のために使って欲しい。どうぞ(^^)

ただ、チームで機能している職場ですので、お互いが気を遣い合って休みを取ってくれています。

子供が小さいスタッフは、どうしても子供の行事や病気で緊急に休まないといけない日だってあります。

そのときに「あの人だけがこの忙しい時に休むの?」

「ずるい」

なんて少しでも他のスタッフが思ってしまうような「職場の雰囲気」があったら

やっぱり優秀なスタッフはどんどん去っていくと思うのです。

優秀な人ほど、周囲の空気を読んで察してしまうので、自分の居心地が悪いとなると

やはり、その職場にはいられなくなってしまう。

 

だから、何が大事って、まずはどんな制度でも取り入れる前に

グラウンド整備が必要なのです。

職場の風土をかえるために、どんどん畑を耕していくように、「人を心から大事にする」という考えを

どんなことをしてでも浸透させていかなくちゃ、いけない。そう思います。

 

何が言いたいかというと、文書や制度や、マニュアルは、それを使う人の想いひとつだということです。

何事も「想いありき」であり、「制度ありき」ではない、そう思います。

そして、経営者は、明らかにできることは明らかにする。

例えば、残業代は一分単位で計算してるよ、とか、有給休暇はあとどれだけ残っているかなど

そういった整備はもちろんする。

でも、制度で補えない隙間の部分、つまり「気持ち」や「感情」の部分は

それぞれと「微調整」しながらその都度話し合っていく、というのが一番いいような気がします。

それもしょっちゅうです(笑)

 

そういうことが言える雰囲気

お腹の中で嫌な感情をためこまないスタッフの雰囲気

その職場の風土を作る責任者、それは、上司の仕事。

 

たぶん、会社だから、こうでなきゃいけない

とか、

職場は、こうじゃなきゃいけない

とか

その職場によっていろいろ暗黙のルールがあるんだと思うのですが

そのほとんどは、「それって本当かね?」と疑ってみてもいいかもしれない既成概念かもしれない。

 

以前のブログで紹介した「ぼっこ助産院」では

朝のミーティングで普通にスタッフがミーティングしながらおっぱいあげてたりします(^^)

「え~、今日の予定を話します」とか難しい話しながら

スタッフがおっぱいあげている。

ちゅうちゅう飲んで満腹になったら、みんなが

「おっ、モーニング終ったん?」って言って笑うわけです。

それが普通、です。

 

これだけ社会が複雑になって、会社だって行き詰まってて、職場だってものすごくみんな不機嫌で。

たぶん、組織そのものも、もう一回自分たちのスタンダードを構築しないといけない時なんだろうなと

思います。

 

そこで働く人が安心できる、一緒に働く人を信じられる

そこが原点じゃないかなと思います。

 

・・・・今日は土曜日。

吉本歯科医院の2階は今日も子供達で騒がしいです(^^)

雨が降っても、日本晴れみたいに思えるような心を育てたい大切な子供達です。

nikuman.jpg

素敵な患者さんから肉まんを頂きました。

手作りです。

ひえ~、肉まんって作っちゃうものなんでしょうか?すごいですね~。

うちの息子が「ママも作ってよ」と。

「う~ん、、ママは無理」と私。

一瞬考えた息子は

「・・・・・そうやね、ママには無理やろうね」と(泣)

出来そうにないことをあらかじめインフォメーションしておくことも、大事です(笑)

2010.04.27人と人の関係はすべて相互の関係・・・つまりお互い様

今日は定例ミーティング。

診療が押してしまって1時間という短い時間しかありませんでしたが、また今日も濃い話し合いが

できました。

今日はちょうど、今朝起こったある問題で話し合いをしました。

それは、患者さんに対するとっさのときの対応、についてです。

 

吉本歯科医院には本当にいろいろな患者さんがお越しになられます。

車で何時間もかけてご遠方からお越しになられる患者さん

また、大掛かりな治療をお受けになられる患者さん

そして、小さい虫歯が気になるという患者さん

本当にいろいろ、です。

その患者さんですが、お一人お一人、感情を持った人間です。

そして私達スタッフも同じく感情を持った人間です。

いろいろなお気持ちを抱えて吉本歯科医院にお越しになられています。

 

私は「仕事ができる」という人は、とっさの時の対応が上手な人だと思うのです。

普段調子がよくスムーズにいっている時は特に気にすることもありませんが

いざ、アクシデントが起こった時、問題が出たときに、とっさにとってしまう行動、

とっさに飛び出す言葉こそが、その人の本当の力のみせどころです。

それはリーダーだって、同じ。

とっさの時に、自分の社員を心から信頼し、守りきれるかどうか。

その瞬間を社員は見ていますから。

特に女性は。。騙しきれません(笑)

社長さん、お気をつけ下さい。女性社員は見ています。。。市川悦子のように。。。

 

今日は、カウンセラーの森下が、ある患者さんとの対応の中でとっさに機転を利かし

抜群の対応をしてくれた、という事件?がありました。

私はその一部始終を見ていて、このことは絶対に吉本歯科医院全体で共有すべき

素晴らしいことだ、と感じ、今日のミーティングに取り上げてもらいました。

 

どこの業界でも同じだと思うのですが、お客さんというのは、無理を聞いて欲しい、時があります。

それは吉本歯科医院でいうと患者さん、です。

私達吉本歯科医院では、出来る限り患者さんのご要望をお聞きしながら患者さんと関わっていきたいという想いがあります。

しかし、何でもかんでもというわけにはいきません。

医院側の事情も考えると、どうしてもお受けできないことだってあります。

そこで、必要になってくるのが

いかに患者さんのお気持ちを汲み取りながら、快く事情を理解して頂き、さらに

新しい提案を受け入れて下さる・・・・ように患者さんの気持ちをもっていけるかどうか。

とってもとっても高度な技、です。

どんなに細かいマニュアルを作ってもそれは再現不可能でしょう。

 

でも、それを実現したい。

となると必要になってくるのは何かといえば、日々の教育しかありません。

その教育といっても、知識で教えるのではなく、

「私たちはこんな想いで治療をしている」

「私たちは何よりも患者さんの気持ちを第一に考え行動していく」

という「例えばこんな時はどうしようかね~?」という話を何度も何度も繰り返していくしか、ありません。

繰り返し繰り返し、です。

 

ですので、問題が起こった場合の話し合いは、吉本歯科医院のお宝となって構築されていくのです。

「前回、こういうことで問題が起こったから、今回も同じようなケースだわ」、と。

「その時は、患者さんのお気持ちを最優先してみんなが行動したから、結局スムーズに進んで

患者さんも満足されたわ、あの時の感じと同じね・・・」

こうやってスタッフ一人一人が自分たちの持ち場で想いを共有しながら対応してくれています。

 

私たちは濃い濃い密なコミュニケーションを実現するため定期的にミーティングを重ねています。

そのミーティングの目的は「繋がっている」感を高めていくため。

チームとしていつも繋がっている感があると、心の感度がどんどん高まっていきます。

その感覚を高めていくことによって、もし何か問題があったとしても

一人一人が「一を聞いて十を知る」状態になっていますので、行動は素早いですし、

誰かを批判、中傷という流れにはなりません。

目的は「みんながよくなるにはどうする?」という軸がきちんとあるので

ぶれることが少なくなってきたように感じます。

 

一を聞いて十を知る

つまり言葉以外のことから全てを読み取っていく能力です。

言わなきゃわかないようなレベルのスタッフでは私はいやです。

また、大事なことは理屈で説明しきれません。

すべてを文書で説明しつくせると思っているならそれは、人間という存在を

あまりにも知らなさすぎる、そう思います。

 

今、吉本歯科医院に揃っているメンバーの全ては「人の気配を察する」ことができる人ばかり。

 

院長はさあ、どうかは知りません(笑)

でも、いいのです、院長はそれでも。。。

医療を必死でやって欲しいし、そのことに全能力を使って欲しい。

内輪誉めで申し訳ないのですが、本当に高度な技術と知恵を持っている人です。

ですので、後の短所はすべて目隠しです(笑)

 

院長の長所のみを伸ばして短所は私が全てフォローします。

その方が楽なんです。

それがマネージャーの仕事かな、と最近気がつきました。

 

人を変えるのは無理なので、変えようと思ったら、その人が動きやすいように環境を整えて

いくほうが近道です。

これは職場での上司と部下との関係に関わらず

男と女の関係でも、同じ。

家族だって、たぶん、同じ。

友人関係だって、同じ。

誰だっていつもそばにいてくれて、その人がいることによって自分の立っている位置が守られて

さらにその人がパキパキ気働きしてくれるお陰で自分がスムーズに動けるようになるとしたら

そんな人、手離したくないと思いませんか?

また、大好きになっちゃいませんか?

 

私なら、そんな人見つけたら絶対、絶対、離さない(笑)

そんな理由で、私はうちのスタッフは一人残らず離さない(笑)

さらに今出会っている心地いい気持ちの循環をさせてくれる人は一人残らず離さない(笑)

そう思っています。

肉食獣のような私、です。

 

環境を整えてあげると、その人は居心地がいいもんだから、とってもご機嫌さんになります(笑)

そんなわけで、吉本歯科医院スタッフのおかげで当院院長、吉本彰夫は最近は始終ご機嫌さん。

まったく単純なものなのですが、本来人は単純明快ですし、男性は特にその傾向があります。

こういう考えを取り入れる前は、しょうもないことで夫婦喧嘩、上司と部下の対立

意見の食い違い、情報の伝達ミスによる事件発生・・・・一体どうなってんの?というくらい

うまくいかない時期がありました。

うまくいく、と、うまくいかない、の真ん中はたぶんなくて

0か100か、なのかもしれない。

好きか、嫌いかで、普通はないように。

それほど、組織という生き物は経営者の心ひとつでどうにでも転がっていくものなのです。

 

 

また、女性はそういった場の空気を微調整していい空気に戻していく能力が非常に長けていると思うのです。

デジタル的に、論理的思考を善しとするのが男性で、会社でいえば

人の評価は、頭が切れて、論理的に物事を話し、多くの仕事をバリバリこなし、効率よく有効に

働くのがいい社員と思いがちです。

それに対し、女性は非常にアナログ的な生き物です。

「こうすれば、こうなる」という論理的思考とは対極にある、感情が支配することが大きいのが

女性です。

うちの院長などは、どちらかといえば、論理的な思考や客観的な視点をものすごく重要視します。

「こうなったらこうなるはず」のことが、全く通用しない女性の輪の中で、そりゃあ、ものすごく

苦労し、悩んできたと思います(笑)おつかれさんです。

でも、私は思うのですが、男性はもっと生々しい感情の塊のような女性との関わりを通じて

「柔軟な生き物」へと変化していって欲しいです。

草食男子なんて言葉はいや、ですね。

あれはただ単に、自分のいうことを聞きそうにない女という生き物が怖い、だけなんだと思います。

つまり、人が怖い。

だって、人とちゃんとコミュニケーションとっていける人は同時に女性からもきちんともてちゃっています。

もっと人と向かい合え、まっすぐに!と私は息子に言っておきます(笑)

いまから躾けておかないと、こんな大事なことは学校じゃ教えてもらえませんからね。

生身の人間とちゃんと向き合える=女性にもてる

と、あえて言いきってしまいましょう(^^)

 

また、私たち女性は、それに対し、私たちが持ち合わせていない男性のまっすぐさや、論理的思考を

学びとっていけばいいと思います。

 

ないものは、補い合えばいい。

だって、ないんだもの(笑)

 

人との関係は相互の関係です。

すべてお互い様。

上司だけが歩み寄っても駄目、部下だけが歩み寄っても駄目

お互いが「ともによくなるために」双方から歩より、心を開いた時に、私は奇跡のようなことが起きると思っています。

それは職場でも、人との関係でも同じ。

心を開いて、人と関わっていきたいし、もっともっと自分から積極的に相手に関わっていきたい

そう思います。

そのことで、閉ざされていた相手の心もパッと開く瞬間が、あります。

そうなった時にはもう最高。

生きてるって素晴らしいって思っちゃうし、さらに言えば、「私ってば、すごい」って一人

にやにやしちゃうわけ、です(^^;)

吉本歯科医院のスタッフには、そんな素敵な奇跡をたくさん感じて欲しい、そう思います。yanagi.jpg

今週のお花です。

雲流柳と金魚草なんだそう。

私はちっともお花の名前はわからないのですが、患者さんが「ああ、これは金魚草ね」とか

教えてくれます。

すごいですね~。

私もさらりそういうことが言えたら素敵なのですが、中身が「がらっぱち」なもので

どうもそういうことには疎いのです(泣)

2010.04.02報告の意味と意義

今日は定例ミーティングでした。

ある患者さまの事例をテーマに、カウンセラーの森下が主体となって話し合いを進めました。

カウンセラーの森下は、本当に一番患者さんのおつらい気持ちや、微妙な感情と寄り添う立場です。

感情が痛いほどわかりすぎる森下は、自分の身が痛くなることと同じくらいの気持ちで患者さんに接しています。

それは森下がスタッフみんなに話をする表情や目を見ていたら伝わってくるのです。

カウンセラーにとって、「心から共感できる」ということは、本当に重要なことだと思うし、こればかりは

知識で身に付けてできるものでもありません。

本人がどう思っているかどうかはわかりませんが、私は天職だなあとつくづく思うのです。

高度な医療になればなるほど、患者さまとの密なやり取りが必要になり、また、院長の考えを

どれだけ正確にスタッフ全員が共有できるかで、患者さまの治療に対する満足度は

大きく変わってきます。

そのためにこうやって話し合いを重ねているのですが、毎回毎回、回を重ねるごとに、話し合いの内容がどんどん深くなっていっているように感じます。

それぞれのポジションで、責任と自信ができてきた証拠、ですね。

 

また、今日は、「報告する」ということについて話し合いをしました。

つい先日の出来事で、報告が十分にできていなかったために、診療室の流れが

スムーズに運ばなかった、という出来事があり、そのことについて全員で話し合いをしました。

吉本歯科医院では、院長での指示が何よりの最優先事項です。

 

院長が、患者さんのお口の状況を判断しながら全体の患者さんの流れを考え指示を出します。

吉本歯科医院にお越しになられた患者さんは、お分かりになるかと思うのですが

私たちの診療室の中では、

「院長、失礼致します。◯◯様ですが、このように進めています」

「はい、ありがとう。」

「院長、失礼致します。◯◯様の印象が、終了しました。次は、◯◯にうつります」

「はい、ありがとう。」

といったような、院長と衛生士さん、院長とカウンセラー、院長と受付、スタッフ同士の

報告、連絡の言葉のやり取りがものすごく多い、です。

それほど、なんでも先に「院長に報告する」「マネージャーに報告する」「カウンセラーに報告する」

ということを重要視しています。

そのことによって、診療中はとてもスムーズに、違和感なく治療を進めらるのです。

もし、その「報告」がなければ、恐らく、これほどスムーズには毎日進んでいないと思います。

 

今日のミーティングでは、「報告の意味と意義」ということを学びました。

報告は進んでするものであり、上司を活用する第一歩。

困ったことが起きた場合には、先ず自分で解決することは大切、しかし、それが困難な場合は

 報告した時からそれは上司の責任となる。

 つまり、報告は自分の悩みと不安を上司に半分引き受けてもらう最上の手段。

よく報告する人は評価される

成果があったら報告しよう、ではなく報告するから成果があがる

 

いろいろ他にもありましたが、ポイントはこの4つです。

私個人としては①の上司を活用する第一歩というのが好きです(^^)

上司は、スタッフに上手に使われる、というのが理想的です。

上手に使ってよね、と思います。

また、「う~ん、この人は上手に院長を使ってるなあ・・・」と感心してしまうスタッフもいます(笑)

 

上司と部下との関係も、相互の関係ですので

上司を上手に使えることも、その人の能力です。

上司を上手に使える、ということは、上司にとっては絶対に手放したくない存在になりますので

それはもうすごい、能力です。

相手の気持ちをさきさき察し、相手の望むように動けることができればそんな人を

絶対手放したくありませんよね。

仕事と恋愛は似たものがあります(笑)

「相手は何をして欲しいのか?」

「何を求めているのか?」

を脳みその中でいつもイマジネーションできる人は、どこにいっても大丈夫だと私は思います。

だって、そんな人、ほんっとにいませんから(笑)今は。

 

今日のミーティングでも、私はみんなに話をしたのですが、「報告してくれる」ということが

上司にとって、どれほど大事なことか、ということです。

また、上司は、結果だけではなく途中経過の報告も知りたいんだ、ということです。

 

例えば、受付の樋口はやはり、吉本歯科医院の玄関口として、いわばうちの「顔」として

外部の方とのやりとりをしてくれています。

当然、私の立場からいうと、一番樋口とのやり取りが多くなります。

彼女のすごいところは、例えば私が一日か2日留守にしたとします。

すると帰ってきた時には私のデスクの上にはものすごくたくさんの「樋口からの報告事項」が

ぺたぺたと張ってくれてあります。

その内容は、私が指示していないような細かいことまで、です。

私の仕事に関わる人や事に対する連絡事項は全て報告してくれています。

途中経過ももちろんです。

本人が忘れているようなことまで報告してくれるので、そのことによって

「そうだ、そうだ、あの人に連絡しなくっちゃ」と思い出したります。

院長の机の上にも、樋口からの報告事項が同じようにペタペタと張られています。

私は、こう思っています。

樋口は、無意識にしていることかもしれませんが

「どうやったら、院長が、マネージャーが仕事がしやすいかなあ?どうかな?」ということを

推測して、「たぶん、これはマネージャーが知りたいことだろうな」ということが分かっているんだと思うのです。

だって、「こういうことをこうしてね」なんて、指示した記憶はないんですもの(笑)

まさに、かゆいところに手が届く樋口なのです。

 

こんな話をすると、院長も続いてこんな話をしてくれました。

「そういえば、杉本さんは、私に何かを見せる時は、私がみやすいようにそのページを開いて

読みやすいようにしてさっと黙って持ってきてくれるよね」と。

新人衛生士の小田も、「そうなんです!杉本さんに教えてもらいました、それを!」と。

う~ん、すごい。。。20歳そこそこ、ですよ。できすます??そんなこと?(^^・;)

うちの衛生士の杉本は、きっと吉本歯科医院では最も「自己主張をしない人」です。

しかし、黙って動く、のです。

どうやったら院長が動きやすいかな?欲しいものは何?どうアシストしたら違和感がない?

などなど、多くを語らずもくもくと動きます。

患者さんに対しては、20歳そこそことは思えぬ丁寧な言葉とゆったり落ち着いた態度で

接します。

たいしたもんだな、と思うのです。

うちの衛生士さんは、田中を筆頭に、杉本、小田、と続きます。

加島は予防を主に担当してくれています。

吉本歯科医院の中の空気で、

「報告する」

「わからないことは院長にまずは相談する」

ということを医院の中に浸透させていったまず最初は、田中、だろうなと思います。

その先輩、田中の姿を見て杉本が、その杉本の姿を見て、小田が、同じようにそのことを

背中を見せて教えていってくれたんだと思います。

今は、田中が自分で作り上げた「こうしたらチームがスムーズに動くだろう」という暗黙のルールが

すっかり診療室の中に浸透してきたなあ、と思うのです。

一番若い小田などは、とても声が大きく、遠くにいる私まで「いんちょおおおっ!!失礼しますっ!!」という体育会系ばりの元気のいい報告が聞こえてきます。

 

彼女も一年が過ぎ、どうやったら、先輩みたいにスムーズに動けるようになるんだろうということが肌でわかってきはじめたが見ててわかります。

このあたりから仕事はどんどん楽しくなっていくでしょうね。

 

ミーティングは、いいことばかりを話し合って誉めあうだけではありません。

その内容のほとんどは、「問題勃発」「トラブル」からの話し合いの方が多い、です。

ですが、そのことから逃げず、真正面から取り組んでいくことで、必ずいい方向へ向かっていきます。

私たちのミーティングを重ねていった体験から、そうとしか思えないのです。

吉本歯科医院のミーティングのキーワードは、迫ってくる問題に「立ち向かう」ということです。

たいがいは、問題が起こると、避けて通ろうとするか、自分には関係ないと、目をふさぐかしたいものです。

でも、その真逆をあえてやっていくことで、スタッフそれぞれが体験できることが変わってきます。

吉本歯科医院では、そういった風土を作りたい。

そして、吉本歯科医院で働くことによって、頭を使い、気も遣い、心も使い、どこに行っても重宝されるような人を育てたい、そう思います。(絶対、あげないけど!!笑) 

2010.03.10定例ミーティング

寒いですね~(><)

昨日はなんとみぞれが降っていました。ここ数日とってもあったかく「もう衣替えか?」なんて

思っていた矢先にこの寒さ!この寒さを越したらきっと春がやってきますね。

さて、昨日は定例ミーティングでした。

テーマについて話し合う前に、最近の近況をみんなで話しをしている時に、当院の

カウンセラーの森下が、「こんなことがありました(^^)」といい話を聞かせてくれました。

詳しくは、カウンセラーブログにも書いてありますのでご覧下さいね。

 https://www.8181118.com/counsellor/

吉本歯科医院では、毎週土曜日は、子供が小学校や保育園がお休みのため

医院の2階にシッターさんに来ていただき、スタッフの子供やうちの子供が

一緒に出勤してきています。

診療中には、お母さん恋しさか、子供たちが時々2階から1階の診療室に降りてくる時がたまにあります(土曜日、子供が走り回っておりますが、大変お騒がせしております・・・><お許しを!)

 

カウンセラー森下の小学校になる男の子が、お母さんの働く姿を見て

「僕も将来は歯科カウンセラーになりたい」と言ったそうです。

お母さんがキラキラ一生懸命働いている姿を見て、そう思ったんだと思います。

子供の頭の中はとっても純粋でキレイです。

「この職業なら将来安定」

とか

「尊敬されるかも」

とか

そんな先入観はまったくありません。

ただ、素直に感じたものを見て、それを言葉にしているだけ、なんですね。

私も、森下からこの話を聞いて、なんだかとっても嬉しかったのです(^^)

お母さんがやっている仕事が楽しそうに素敵に、子供の目にうつっていたということが。

環境は本当に大切、です。

子供たちも、含め、うちのスタッフたちが、安心して、楽しく、そこにいられる職場づくりを

もっともっとしていきたいなと思います。

 

吉本歯科医院では、来月末に、「吉本歯科医院スタッフ家族会」を開催の予定です(^^)

これはうちのスタッフのご両親またご主人さんに、お子さん一同そろってお食事会&参観日?を

するものです。

夕方頃集まって頂き、うちのスタッフの働きぶりを実際に見学してもらい、さらに

お口のクリーニングをご家族に受けて頂こうかな、なんて思っています。

この話をみんなにした時の反応が面白かったです(笑)

「え~~っ!!!うちのお父さんとお母さんですか!!??いや~恥ずかしい!!」

とみな一同に声を揃えて言ってました。

そうそう、恥ずかしいんですよね。自分の親って、なんとなく。みんなに紹介するのは。

わかりますわかります(^^;)

でも、どうしてもお会いしたいんですよね、私は。

 

例えば、うちの衛生士の杉本などは、本当に21歳なの??と思うほど、落ち着いてて

仕事も性格で、言葉使いや態度もとってもエレガントです。

こんな彼女を育んだご両親はどんな方?

 

はたまた、同じく衛生士の田中などは、びっくりするほど、感情が細やかで

感受性が豊かです。人の気持ちが痛いほどわかってしまい、時にはわかりすぎて

涙を流してしまうほど、優しい気持ちを持っています。

こんな彼女を育んだご両親はどんな方?

 

樋口や、森下、小田、加島、みんな同じです。

よりすぐってよりすぐって選び抜いた今のスタッフだからこそ、彼女達を作った?

ご家族にとっても興味があるのです。

育て方や、生活している環境にも、興味があります。

当日はお一人お一人お聞きしてまわろうっと思っています。

家族会の様子は、またご紹介しますね。楽しい会になることは間違いなし、です。

2010.03.01歯科衛生士加島より、患者さまへ

先週土曜日、当院の歯科衛生士2名が急きょ、親知らずの抜歯、親知らずを削って噛み合わせを調整、ということをしました。

親知らずを抜いたのは田中衛生士

親知らずを削って噛み合わせを調整した加島衛生士

なぜ急きょそんなことになったかと申しますと・・・。

ことの発端は加島衛生士が、「なんか最近、前歯がかけて噛み合わせが悪くなってきた気がする~」ということを院長と話をしていました。

「それって親知らずが原因じゃないの?」と院長。

「うちのスタッフで親知らずのこっている子いるの?」と院長が聞くと、「あっ、私残ってます」と田中衛生士。

ちょうど土曜日で非常勤で来てくれている歯科口腔外科の高丸先生がいたので

「今日抜いちゃおう(^^)」という話になったんですね~(笑)

この思い立ったが吉日!という田中衛生士の思いきりの良さは実に「私好み(^^)」なのです。

 

さてさて、歯を抜いた田中衛生士と

親知らずを少し削った加島衛生士なのですが、田中の方は今朝(月曜日)かわいいくらい

左のほっぺがまんまるく腫れております(2日目が一番腫れるのです)

歯を抜いてほっぺが腫れることは、いいこと、なんだそうです。

なぜかっていうと、傷を修復しようと身体が戦闘態勢に入っている状態なのだそうです。

今日の田中は「あなた・・・飴玉を食べているの?」というほど可愛くみぎほっぺだけがポッコリしております。

 

そして、親知らずを少し院長に削ってもらった加島衛生士からはこんなメールが届きました。

加島いわく、「すんごい体験をしたので、患者さまにもお伝えしなくてはっ!!!」という

気持ちでいっぱいだそうです。

嬉しいですね~こういうことは。

実際に、自分で体験したことは想いが違いますので伝えたくなってしまうものです。

 

では、加島衛生士の体験談そのままご紹介しま~す♪

私は今日、すごい体験をしたのでお伝えします。

 

それは、恐るべし親知らずの力と院長のすごさです。

歯周病の症状も気がつきにくいのですが、それと同時に親知らずの影響についても知らずに過ごしている方は多いと思います。

それは、いつの間にか慢性化していて気が付かない、当たり前になっていることの恐さに気づいたのです。

私は、小学6年生の時に上の前歯2本だけが、リスの歯のように前に飛び出ていたので、上だけ矯正をしました。

その時に、小臼歯を左右1本ずつ抜歯しました。

私の親知らずは、上2本と下1本ありました。

下1本は、左下にあり完全埋伏歯(歯が歯茎の中に埋まっている状態)で抜歯しました。

 

その決意ができたのも、実は院長のおかげなのです。

当院の院長は、常に患者さまの噛み合わせを診ています。

噛み合わせが変わってくる一つに、親知らずの存在があることを患者様にお伝えしています。

私も現場で仕事をしていて、歯並びが悪くなっている方を多く診てきたので、思い切って抜歯をすることができました。

しかし、なぜか上2本の親知らずについては抜歯をしたくなかったのです。

それは、矯正のためにきれいな歯を抜いてしまったことがショックだったのです(><)。

私の上2本の親知らずは、歯の頭も出ているし、上下のかみ合わせも問題がないので、生えてきてよかったと思っていたのです。

でも、右上の側切歯の切端が欠けたり少しゆがんでいたのは、気になっていました。

そして、スタッフから「前よりもその歯が、ゆがんできてない?」と言われすごく気になり、院長に診て頂きました。

院長から、「歯軋りをしてみて」と言われたので、顎を引いてゆっくり歯軋りをしたところ、左側にずらすとスムーズに動くのに右側にずらすと、ガクガクと2段回でずらしていることに気が付きました。

つまり、右側はどこかで引っかかってるのです。

それがなんと、左上の親知らずが原因と診断して頂きました。 

私の中では、「ええーそんなどうして?」といゆう感じでした。

 

そして、院長に左上の親知らず頬側を削っていただいたら、なんと、なんと、うそみたい!

右側に歯軋りするとスッーと動くのです。

 

『院長、すごいです。少し歯を削るだけで、こんなにも顎の動きが違うなんて」 まさに目からウロコです。

つまり、顎の骨が歯とぶつかっていたのです。

今まで、院長が患者様とお話をしているときに聴いてはいたのですが、

どんなふうにぶつかっているのかを自分で体験をして、もの凄く納得しました。

そこで、上の親知らずのある方に顎の骨が歯とぶつかるとは、どんな感じかをぜひ、実感していただきたいです。

まず、手をきれいに洗っていただきます。 

鏡を見ながら左手の人指し指を左上の親知らずのところに置きます。

その時、指の腹は頬側に当てて置きます。

人指し指は、親知らずだと思って下さい。 

次に、指を入れたまま顎を引いて奥歯で噛んでからゆっくりと右側に歯軋りをして下さい。

その時に、頬側の指の腹に硬く当たるのが顎の骨です。歯軋りをゆっくりすると、指がぎゅうと締め付けられて顎が動きにくいと思います。

指を外すと、動きがよくなるといゆう状態です。

いかがでしょうか?

お口が開かない方は、無理しないで下さい。

 

院長からは、「親知らずを抜歯すると、顎の動きがよくなる。」とおっしゃったので、親知らずを抜くことを決意しました。

 

恐るべし親知らず、と同時に院長はすごいと思いました。 

今まで私は、院長を尊敬してすごい方だと思ってはいたのですが、

自分自身が院長の治療を受けて、体験してそのすごさがもっとわかりました。

 

私も歯科衛生士として、もっとたくさんの方に歯の大切さを自然に納得していただける体験が、大切なことだと身をもってわかったのです。

日々努力をしていこうと思います。

歯が悪くなると、噛めないことだけではなく、肩こり、頭痛さまざまな症状が出てきます。

顎がガクガクと音がしないから、大丈夫だと思わないで下さい。

抜歯矯正をされた方、私と同じように親知らずが生えてよかったと思わないで下さい。 

なぜか親知らずは、これでもかというぐらいにどんどん押してくる性質があるようです。

親知らずを、大切に残しておくとかえって、歯並びが悪くなったりしている方がたくさんいらっしゃいます。

どうか皆様、自分自身の本当のお口の中の状態や正常な顎の動きはどういうものなのかを

もっとお知り下さい。

知ることでご自身の歯だけでなく、お体の健康まで保つことができると思います。

 

皆様、「ええーそんなこと知らなかった。」とおっしゃられる方がほとんどです。

当院では、皆様のメール相談を受け付け致しております。

どうか、気になることがあれば、いつでもおたずね下さい。

お待ち致しております。

 

・・・と加島衛生士からの熱いメッセージでした(^^)親知らず体験談について詳しくお聞きになりたい方は当院で、加島衛生士をつかまえて下さいね。きっと「よく聞いてくださった!」と熱くお話させて頂くことと思いますので。。。。

2010.02.25院長の想いが伝わっている感が・・・(♯^^♯)

昨日はまたちょっと嬉しいな、と思うことがありました。

たまたま受付で作業することがあり、受付の樋口の横で座って書き物をしていました。

すると電話がプルルルと。

いつものように樋口が「はい、吉本歯科医院、ひぐちでございます」と応対。

 

話の流れから、ずいぶんとおひさしぶりの患者さまで、ここ数日で前歯が揺れてきたので治療をして

欲しい・・といった内容だったように思います。

 

知らない顔して横でこっそり聞いている私です(笑)

 

そこでどんな応対するのかなあ・・と様子を聞いていたのですが

その対応がお見事!だったので、思わず切った後に「いや~~すごいね~たいしたもんだねえ」と

絶賛してしまいました(笑)

 

ある程度の年齢になられた方がいきなり前歯がグラグラしてきた、といった場合は

歯周病で歯茎が痩せてきて骨が溶けてきたか

または前歯で噛み合う歯同士の噛みあわせのバランスの悪さから起こる場合があるそう、です。

こういった治療に対する院長吉本彰夫の考えが吉本歯科医院の全ての治療には

あります。

 

受付の樋口の対応は、たしかこんな感じです。

「◯◯様、前歯だけの治療ということでございますが、このような症状の場合、

かみ合う歯同士の噛み合わせの状態が原因の場合もございます。

ですのでまずはお越しになられて全体的に診させて頂き、当院の院長が原因を探りながら

治療の方をご相談させて頂く、といった流れになりますが、よろしいでしょうか?」

・・・と、まあこんな感じだったと思います。

 

こういうことって、マニュアルで、言えませんよね?とっさには(笑)

彼女の応対は一時が万事こんな感じなので、私たちはとっても安心して受付をまかせられるのです。

彼女の素晴らしいところはとにかく、メモを取る、ということ、です。

ミーティングしていて、治療の内容について院長が話をしていることを

とにかく細かくメモを取ります。

私が話すことでも、メモを取ります。

 

全ての内容を理解し、咀嚼していないと受付という場で対応できないことを

身をもって知っているので、彼女はここまでメモを取って、ちゃんと知ろうとするんだと思います。

 

この姿勢、入社した時からほとんど変わっていません。

というか、日ごとにメモを取る数が増え、知識が増え、柔軟な応対ができるようになって

進化、しております。

 

入社した時は、どんな表情だったかなあ?

とふと思い出してみました(^^)

 

いや~~~、全然違う人、ですね(笑)

うちの樋口はよく患者さまに「落ち着いてるね」と言われることが多いのです。

そう、誰よりも落ち着いているように見えます。

でも、彼女は彼女なりに、水面下ではものすご~い努力をしてきましたし、今も

努力し続けています。

 

あひるとか白鳥とかってすーいすいって優雅に泳いでいるように見えるけど

水の下ではものすご~くバタバタと動かしているんですよね?

あんな感じ、です。

 

学ぶ姿勢がとても謙虚な彼女ですので、何でも教えてあげたくなっちゃうし

求めたら求めただけ成長してくれているのでそれをまた誰かに教えてあげたくなっちゃいます。

ねえねえ、すごいでしょすごいでしょ?って(笑)

 

吉本歯科医院には樋口をはじめ、いろいろなキャラクターのスタッフが揃っています。

みんな全然違ってて面白いです。

一人一人注目してみてみるといろいろ書きたくなってきちゃいますね(^^)

 

そのうち、また誰か登場しますので乞うご期待。

見てないようで実は結構見てるんです、私は・・・(むふふふ)

2010.02.23たいしたもんだ・・・と思った事(^^)

今日は吉本歯科医院の定例ミーティングでした。

今日は、カウンセラーの森下がメインで話を進めました。

ある患者さまと医院とのやり取りの中である問題が起こりましたので、カウンセラーの立場だけでなく

スタッフ全員で共有し、意見を出し合おう、といった流れでした。

 

カウンセラーの仕事は、患者さまからお悩み、ご相談をお聞きし、またこちらからも医院としての

姿勢や、診断内容をお伝えしていくという患者さまとドクターとの橋渡しとしての重要な役割がある存在です。

しかし、生身の人間に向き合い、お話をお聞きし、またお伝えしていくことは

とってもエネルギーの必要なことなのです。

人間相手にきちんと向き合う仕事、というのは実は一番大変な仕事、なんですね。

頭もつかい、心も使い、神経も思い切り使っています。

誰でもかれでもできる仕事では、ありません。

もちろん抜群の心遣いができるカウンセラーが当院の森下なので私たちは安心して

まかせているのですが、当の本人はその期待感でしんどい時もあると思います。

 

ただ、今回感心したことがあるのです。

普通、仕事をしている中で、女性は特に何か問題が起こると

・完全に思考がストップする

・前向きな考え方が全て否定的になってしまう

といった傾向があります。

感情で走ってしまうというか、必要以上に落ち込んでしまう、というか、そんなところが

女性にはありがち、です。

 

しかし、今回カウンセラーの森下が取った行動はとってもお見事、でした。

①すぐに今回の問題点を納得いくまで院長に質問する

②問題が起こった経過を論理的に、かつ時系列に文書にする

③今回の問題点として考えられるあらゆる項目を文書にする

④今後取り組む課題について話し合う項目を文書にする

 

上記のような文書をババババっと揃え今日のミーティングに人数分用意し、話し合うための万全の準備を整えていたんですね~。

手元に置かれた文書の束を見てビックリ!

話し合いも森下が主導となって行いましたが、ただ漫然と話し合うだけでなく、

その時の患者さまのお気持ちなども踏まえて、わかりやすく説明をしていきます。

ミーティングや会議にはどれほど下準備ができているか、で大きく成果が違ってくるんですね。

2時間あっという間でしたが、今日の2時間のミーティングはものすごい価値のある話し合いだったように思います。

スタッフ全員で出し合った

「この文章は作りなおしたほうがいいんじゃないだろうか?」

「私が患者さんだったら、ここはもっと詳しい説明が事前に欲しい」

「医院の中で、明確なシステムをつくったらどうか?」

などなど、いろいろな意見が出てきます。

それは全て上から押し付けたものではなく、みんなが出し合った意見なので

具体的に改良していく作業に対してはさほどストレスがかかりません。

実際に、今日決まったことは来週のミーティングまでにはきちんと文書化できており

来週のミーティングで具体的にみんなでその文書を共有していけば、定着していきます。

 

私は今回とても嬉しかったこと、そして「たいしたもんだなあ」と思ったこと、それは

カウンセラー森下の「頭の切替えのはやさ」です。

これは仕事をする女性だけではなく、全ての女性が身につけたらいいものだなあと思いました。

 

問題が常に起こります。

人生は何も起こらないのが当たり前ではなく、何か起こって、当たり前。

大切なのは、何か問題が起こった時に「決して止まらない」ということ。

思考をとめない。

考えることをやめない。

ことだと思います。

もちろん一瞬、「もう~~いや~~~逃げた~い・・・やめた~い」という感情に襲われることは

あります。

でも、一瞬で、いいですね、きっと(笑)

問題が起こっても、その問題にきっちり向き合い、立ち向かうと

今回の森下のようにスカっとしたいい顔を手に入れることができると思うのです。

 

男でも女でもうじうじしていては絶対だめ、です。

問題が起こっても思考を止めない、行動を止めない、といつも思っていると

仕事をしていく中で実はとってもスムーズに成長していけるんです。

 

女子は、特に(笑)

 

あっぱれ、カウンセラー森下!と思ったので書いてみました(^^)

いい女とは、頭と心をちゃんと使える女性のこと、ですね。

人が成長していく瞬間は、横顔を見てて本当に綺麗だなあ、と思います。

自分のするべきことがちゃんと分かってて、それをみんなに伝えようとしている表情は

本当に綺麗です。

(あっ、ぜひ見にきてくださいね(^^)吉本歯科医院では初診の患者さまには森下が必ずお目にかかりますので)

2010.02.06母性型経営のススメ

今年1月から発行をしております吉本歯科医院のニュースレターですが、読んで下さった方からいろいろとリアクションを頂いております。

発信したことに対してたくさん反応を下さると私たちもとっても嬉しくなってしまいます(^^)

 

カウンセラー森下のコーナーと、マネージャー吉本のコーナーもあったりします。

特に森下の文章は、直球で素直な人柄が思いきり表現されていて患者さまには

とても好評を頂いております。

 

吉本歯科医院では、初診の患者さまが一番最初に出会うのが、受付の樋口と

カウンセラーの森下ですので、2人の人柄がもっともっとお伝えできればいいなあ・・と思います。

 

さて、3月号の私のコーナーの文章とも多少かぶってしまいますがお伝えしたいことは

はやく書いておかないと脳ミソから吹っ飛んでしまうので思い立ったらすぐ、書いてしまいます(笑)

 

吉本歯科医院では、開業以来、院長吉本彰夫の診療理念というものを掲げています。

     自分の家族にできる治療かどうか

     院長自身がその体に対して受けたい治療かどうか

     10年後の患者さまの歯の健康を見据えて治療にあたること

 

どこの会社にも壁に貼っていますよね?社是とか、企業理念とか。

 

でも、その想いがそこで働くスタッフに100%伝わっているかどうか、そしてその掲げた理念に対して嘘のないことをリアルに行っているかどうかは、正直「?」と思わされる機会が少なくありません。

 

吉本歯科医院では、患者さまに向けてかなり多くの情報発信を行っております。

 

そしてその情報を頼りに四国中から患者さまがお越しになられております。

 

しかし、もし仮に私共がお出ししている情報に嘘があったり、誇大な表現があったりすれば、実際に吉本歯科医院にお越しになられた患者さまは一瞬にしてその「違和感」をお感じなられることでしょう。

 

また、歯医者さんで行われていることは患者さまサイドから見れば一体どんな材料を使ってどんな技術で、どんな衛生状態で治療が進められているかなどは全く見えることはありません。

 

「あんないいこと書いてても実際は違うじゃない」と思うことってよくありますよね。

そしてそのたんびにガックリきて、どこかさみしい気持ちになってしまいますよね。

 

また、人の口に戸は立てられませんので「いい評判」も「悪い評判」も伝わっていくでしょう。

 

そして患者さまに対してうたっていることと実際に診療室の中でやっていることにほんの1%でも「嘘」があれば、それはまず一番に中にいるスタッフたちが違和感や不信感を感じます。

 

私たちは地味なことではありますが、その「違和感」をとにかく無くしていけるようにしたい、と思っています。

 

そのためには吉本歯科医院の全スタッフが、院長吉本彰夫の診療に対する考え、思い、信念を深く理解していることが必要です。

 

社長の考えをそこで働く社員の全てが共有できていたら、何があってもそれは「強い組織」だと私は思います。

 

しかし、トップの想いをスタッフに伝えること、これは一朝一夕でできることではありません。

 

紙に書いて「これ、読んで覚えておいてね~時々チェックするからね~」で浸透するわけはないですよね(苦笑)

 

私たち吉本歯科医院では、院長吉本彰夫の診療理念をスタッフ全員が共有するためにさまざまな取り組みを行っています。

 

聞いてくださいね。

 

例えば、ある患者さまの症例をテーマに、スタッフ全員で「診断」を行ないます。

 

レントゲンや、口腔内写真、症状の聞き取りを実際に見ながら院長、吉本彰夫ならどう診断し、どんな治療計画を立てるのか、を全員で話し合います。

 

もちろん受付に立つものも、カウンセラー、歯科衛生士、全てです。

 

何度も何度も症例を見て、院長のそばで診断を聞いているとだんだんと院長の考えや、治療に対する考えがわかってきます。

 

そんなミーティングを繰り返すうちに、今ではほぼ全てのスタッフが、この患者さんの場合だとうちの院長ならこう診断するだろう、とか、こんな治療内容になっていくだろうな、使う材料はこれだろうな、院長は患者さまに10年後こうなってて欲しいんだろうなということがわかります。

 

歯科に対して全くのど素人だった私でさえわかってくるから面白いものです(^^;)

 

また吉本歯科医院では、スタッフ全てを適材適所に配置しています。

 

よく組織の論理では、人材には替えがきく、と言われています。

 

どんなに優秀な人でも組織の中では、大きな歯車のひとつなので、替えはいくらでもいる、という考えです。

 

うちは、全く逆、です。

 

例えば、吉本歯科医院の受付の樋口の代わりは、いません。

 

また、彼女のような基準で受付に立ってくれる人材はそうそういないと私は思っています。

カウンセラーにしても歯科衛生士に関してもしかり、です。

 

非常勤で来てくれているママさんスタッフに対しても同じです。

 

今うちにいるスタッフは一人として「絶対離さない」と勝手に思っています(笑)

 

人はそれぞれ個性があります。

 

もちろん短所もありますが、よくよく考えてみれば短所は長所であり、長所は時に短所にもなります。

 

それをいいと見るか悪いと見るかはそれを評価する人によって決まります。

 

つまり、それぞれのスタッフのいい面を引き出せるかどうかはこちら側にある、ということです。

 

100%経営者側の責任です。

 

自分の器以上の社員は来ない、と言いますが本当にそう思います。

 

どこまでも、彼女たちの素晴らしい面を引き出し続けていきたいと思っています。

 

仕事を通じてどんどん綺麗になっていく、また、そうでないとおかしい、とも思います。

 

そんな考えなので、私はいつもみんなに言っています。「ずっとここでいてね」と(笑)結婚しても子供ができても、ずっと吉本歯科医院に力を貸して欲しい。

 

そのための環境整備は一円も惜しくはありません。

 

そう思えるスタッフに囲まれるためにも『採用』はやはりとても重要です。

 

私はそうそう簡単には吉本歯科医院の中にスタッフを入れません。

 

人間関係や、仕事の基準を保つことが何よりも大事なので、その基準を崩すような人材は絶対に入れません。

 

では、採用の決め手は何か?と言いますと、ズバリ「人柄」です(^^)

 

他人を受け入れていける素直な心がありそうな人かどうか、です。

自分で言うのもなんですが、私、結構「見る目」あるんです(笑)

 

最近では、私が嫌だなあ~と思う人はうちのスタッフはみんなわかります。

「マネージャー、あの人、苦手なタイプでしょ」と(ーー;)

好き嫌いを顔に出すことは絶対ありませんが、不思議とわかってしまうんですよね。

 

そう考えるといい人材は意外と少ないものなんですよ~。

 

そしていい人を見つけたら絶対に離さないと決めること

 

そして、大事に大事に長い時間をかけて育てていくこと、です。恋愛と同じですね(^^)母性型経営にはある種の覚悟も必要です(笑)

 

3月号のニュースレターは3月1日にはみなさまのお手元に届く予定です。

どうぞお楽しみに。。。。

「誰も知らない歯周病のその後・・・・続編」です(^^)

 

IMG_1740.JPG 

先ほど、患者さまからおみかんを頂きました。

「美味しいみかんが届いたから1箱おすそ分け」と。嬉しいな。

乾燥してて喉がからからだね~と言っていた矢先にこのジューシーなみかん!

待合室でお待ちの患者さんに配って一緒に食べることにしましょう(^^)

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