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吉本歯科医院のスタッフについて

2011.05.31気が利くドクター

 

yoshiya.jpg今朝、当院の新枝先生から7月号のニュースレターに掲載する原稿がメールで届きました。

パカッと開いて一気に読んで

その後のマネージャーは、

すっかりご機嫌さんです(^^)

 

今回の先生のコラムのテーマは「マネージャー」のことを書いてくれていました。

私がスタッフや先生や患者さんのことを書くことはあるけれど

そういや、こうして改めて紹介してもらったことはないなあ・・と思うと

なんだかとっても嬉しくなってきたわけなのです。

 

逆に立場になってみるとその嬉しさはよく分ります。

「そりゃあ誉めすぎでしょう??」と思いつつも、内心飛び上がりたいほど

嬉しくって、すっかり木の上に登っちゃっている私がいます(笑) 

 

つくづく、この新枝先生は、人を気分よく動かしちゃう天才だわ・・と思ってしまいます。

数年後、彼が開業した頃にはおそらく女性と子供が押しかけることになるでしょう(笑)

それほど、オンナコドモに異常と言ってもいいほど、

もてまくっております、この人(--:)

 

昨日の昼休みのことでした。

女性スタッフの中に一人新枝先生♂が混じってご飯を食べています。

当院のカウンセラーの森下がお茶?をこぼしました。

その時に何も言わずにサッとフキンを持ってきて森下の周辺を拭いたそうです。

淡々と、黙々と・・・。

 

その瞬間に

あら、素敵かも?(^^:)

と思ったそうです。

一気に昇格した瞬間です(笑)

 

いかにも!

という感じがまったくなく

それをするのが普通

日々の生活でもそうやっている

というのが見て取れた時、

何だかこの人、いい感じ・・・となってしまうそうなのです!

 

さりげない動きを

女性は見ていないフリをして

実はものすご~く

見ています(笑)

 

 

女性の中に混じっても違和感なく会話ができ

ちっともえらそうなところがなく

ちっとも、「俺ってドクターなんだぜ!えらいんだぜ!」

みたいなところが1ミリもないんです!

 

これ、本当に重要なポイントなんですが、やはりドクターとなると

どうしても、匂ってくるところがあるんです。

えらい会社でも上の方にいけばいくほど

そうなりますよね?

匂ってきちゃいますよね?(笑)

 

だから孤独になるのですが・・・・・・・(--)

 

スタッフを下に見るとか、

スタッフに対して上から目線とか、

そういう部分がもうカケラも

ない!!ない!ない!

 

そこが先生がみんなに支えてもらえている大きなポイントかもしれません。

 

さらに、新枝先生のすごいところ!

さっき、カウンセラーの森下と話をしていて

もうひとつ、見つけたんです。

 

それはとにかく

気が利く

ということ。

男のくせに・・・・と私と森下が口を合わせて言ってしまいました(笑)

↑思い切り偏見ですね・・・・・

 

院長が患者さんの治療をしていて

次に何が必要かな?

どういう行程に進むかな?

と予想し、どんどんさきさきに

器具を用意し、薬剤を用意し、院長に手渡します。

その連携やもうお見事!

 

自分がどう動けば

院長がスムーズにいくかな?

ということをものすごーく見ています。

 

そしてえらいのが、院長に対してだけでなく

歯科衛生士さんが患者さんに対応している時でも

同じようにすることができちゃうんです。

 

こんなドクター、初めて見ましたよ・・・(--:)

新枝先生が特別なのか

30歳という年代がそうなのか

育った環境が良かったのか

何が一体良かったのかわかりませんが

とにかく

こんなに気が利くドクターがいる、

というだけで吉本歯科医院の一日は

とってもスムーズなのです。

 

吉本歯科医院のニュースレター6月号は、「確実な歯のメインテナンス」です。

今回はニュースレター発行始まって以来のオールページフルカラー!

・・・・・高かった(泣)

乞うご期待です。

 

吉本歯科医院のニュースレター「歯医者さんしか知らない歯を失わないためのお話」は

読むだけで寿命が延びる

そんなニュースレターと自画自賛しております(笑)

 

6月号は期待しててくださいね~~!!

もうまもなく刷り上ってまいります。

2011.05.30うきうきしてるんです!

DSC00132.jpg

当院の歯科衛生士、加島小百合です。

先週あたりからどうも様子が違うのです。

なんだかとってもうきうきしているのです。

 

今朝患者さんとのやりとりをこっそり聴きながら

「ああ、加島ちゃんてばまた成長しちゃったわ」

と一人ニヤニヤしていました(笑)

 

 

加島は当院きっての予防のプロ!予防の鬼!です。

その執念はものすごく

何が何でもこの人の歯は私が守る!

という想いが人一倍熱く

時に熱弁

時には患者さんを怒っちゃうことも!

「だめじゃないですか!!こんなになるまでほっといて!!!」

 

そんな加島の熱い想いがだんだん患者さんに広まってきたせいか

最近特に加島の予防(PMTC)の予約枠はいっぱいです(--:)

 

加島いわく、

今、面白くってしょうがない

そうです。

患者さんに伝わっていくのが。

患者さんの意識が、脳ミソの中が

どんどん変わっていくのが。

 

自分の働きかけにより

自分の熱い想いが伝わっていくことが。

 

そりゃあ、面白いでしょう。。。。あなた。。。。

 

わかります

わかります(^^)

自分のやっていることが多くの人に伝わっていき

人の動きに影響を与えてしまうことをひとたび知ってしまうと

もう快感となって

止まらないのですよ(笑)

 

それを一度知っちゃうと

私は仕事はもうやめられない

と、こう思うわけです。

 

自分のやっていることの価値を自分がきちんと知った時

ほうっておいてもモチベーションなんて上がってしまうのです。

 

だって、

楽しいんだもん

だって

面白いんだもん

の世界です。

 

当院の加島、今とってもいい「気」を出しています。

見えちゃうんです。

ピンク色のもやもやとしたものが(笑

 

・・・・灰色のもやもやを出している人には近づかないように注意しましょう(泣)

 

そんな加島なので

きっと私生活も順調なのです。

全ては繋がっています。

一人の人間がやっていることなので。

 

また、そんないきいき楽しそうな加島を見て

嬉しいのです、私。

元気なさそうな加島を見るのはつらいのです。

私が会う人には、もうみんな元気そうで嬉しそうにしといて欲しいのです。

自己都合ですが(笑)

 

 

実は今日とっても素敵なことが、あったんです。

私は毎週金曜日、高松西ロータリークラブといいう会に行っています。

といっても新参者です。

一見堅そうな会

一見男の人ばっかりの怖そうな会

一見賢い会社の社長さんばっかりの会

というイメージですが

どっこい

お越しになっている会員さん

ものすご~くあったかくって

ものすご~くいい人ばかり、です。

 

女性会員大募集だそうです(^^)

どなたか入会されませんか?

・・・・・目が合ったあなた!!

毎週あるのですが、たまたま先週はいけなかったので

そのいけなかった分を補足するために

「メイキャップ」というシステムがあり、別の曜日にやっているロータリーに行く

という決まりがあります。

 

そのメイキャップのため

今日は高松北ロータリークラブという会に行ってきました。

 

どんな会だろうな?

どんな方がいるのかな?

とドキドキしながら行ったところ・・・・

 

なんとお隣に座った方が

先日facebookでお友達の紹介で出会った方でした。

「吉本さん、facebookでどうも(^^)」とお声をかけて頂き

なんだかバーチャルとリアルが出会った瞬間でした。

そんな方がなんと3人もその会にいらっしゃり

いや~、面白いものは何でもやってみるもんだ!と改めて思いました。

 

さらに、当院院長の父の教員時代の教え子

「お父さんに教えてもらったんや~~」という方がその会に4人も!

いや~せまいせまい(^^:)

悪いことはできませんよ~~~

 

 

偶然と言えば偶然ですが

いいえ、これは偶然ではありません(^^)

面白いと思いませんか?

 

みなさんはもうfacebokされてますか?

ぜひやってみてください。

私も「facebook先生」に教えてもらいながらやってますが

本当、面白いです。

リスクもあるだろうけど、それより面白い方が勝ってるので

これは「あり」です(笑)

http://ja-jp.facebook.com/people/Tomoko-Yoshimoto/100002272340292

2011.05.10新人の特権

DSC01018.jpg

吉本歯科医院に4月から新しく仲間入りしてくれた歯科医師の新枝先生です。

診療が終るとこうやって黙々と模型を使ってひたすら技術の研鑽です。

DSC01020.jpg

一生懸命練習をしているのでこっそり撮影してみました(^^)

邪魔じゃ~~!!と思っているでしょう、内心・・・・(苦笑)

本当に、すごいなあと思うので書いてみます。

 

この春から新人さんがやってきたという会社も、多いことと思います。

また、この春から新しい会社に入ったという人も、多いと思います。

 

5月に入ってそろそろ「あ~、なんだか疲れたなあ」と思ってくる時期ではないでしょうか?

慣れない環境で、新しい人間関係で緊張の連続です。

精神をどっと使いエネルギーをどんどん消耗する時期だと思います。

 

でも、この時期に「やるべきことをきちんとやっている」と、後がきっと楽なのです。

当院の新しいドクターはそのあたりを本当にきちんと分っている人だなあと

私も院長も日々感心しているのです。

 

院長が若いドクターに何か技術を教える時、またスタッフ達に教える時に

いつも言うことが、あります。

それは

「守、破・離(シュハリ)」です。

有名な話ですよね。

 

ざっくり言うと

新しいことを修得するときは、まずは目標とする人の言うことを

そっくりそのまま真似をせよ、と。

自分で考えたり自分のオリジナルを作るのはまだ先で

まずは、目標とする人がやっていることを全部そのまんま自分が

再現できるようになってから初めて自分のオリジナルに取りかかるんだよ、と。

 

今は、若いドクターが当院の院長に技術を教えてもらいにきても

「ああ、それ知ってます」

「ああ、できます。勉強したので」

という先生が多いのです。

 

で、実際にやってみたら『知っている」けど、「実際にはできない」ということ

が普通に起こります(--:)

その姿を見て若い女性スタッフは、「使えない・・・」と、なってしまいます。

 

基礎を何度も何度も繰り返し自分の血肉となっている人には

その上に何を乗せてもどんどん成長するけれど

基礎がない、頭でっかちの人はいずれ一気に崩れるので

成長しない、んだそう。

 

こういう話を当院のスタッフ達は院長から日々聞いているせいか、

基礎基本をしっかりやり、何かわからないところがあると

必ず院長に具体的な質問をするような習慣がついています。

 

自分勝手に考え、患者さんにお伝えしてしまったら

大変なことになることがわかっているのです。

 

質問ができる

というのは、やはり新人の特権だと私は思います。

「何もかもはじめてなのでわからなくて当たりまえ」と思ってくれているので

周囲も何でもかんでも教えてあげることができるし

どんどん質問しても、「なんだ?この人は」と思われない時期でもあります。

 

今、当院の新枝先生は院長やスタッフ達に質問しまくり、です(笑)

そして、得たことは全て先生オリジナルのノートにぎっしり書いていっています。

毎日ノートにぎっしり書いたものを夕方には院長に提出し、院長からさらに

その内容が合っているか、修正が必要なのかをチェックしています。

この繰り返しが一番成長するそうです。

 

新枝先生の素敵だなあと思うところは

私が当院のスタッフ達に感じることと全く同じなのですが

「いつも感謝の気持ちを添えられる人」だということ、です。

 

教えてもらってありがとう。

支えてくれてありがとう。

という気持ちを言葉にきちんと出せる人、です。

 

こういう男性は、女性には面白いほど支えられるもの、なのです(笑)

また、上司としても「可愛げがあるなあ」とつい感じてしまうもの、です。

 

もっとこうしてくれ

もっと、もっと

という要求ばかりする人にはやはり人は、頑なになってしまい

抵抗感や拒否感を感じてしまうものです。

「くれくれ」と言われると

意地でもあげたくなくなる、って心理ありませんか?

 

逆に

「おかげさまで本当に感謝している」

「こうあるのはあなたのお陰」

と感謝の気持ちを示されたら

頼まれてもいないのに、つい「何かしてあげよう」「これもあげよ、あれもあげよう」と

さらなる豊かさでもって対応してしまうものなのです。

 

これを私は

北風と太陽の理論

と勝手に名づけています(笑)

 

新枝先生はこれから、どんどん成長していくと私は思います。

新枝先生の3年後、5年後を勝手に想像して

いつもニヤニヤしています。

 

技術を修得しよう、知識を得ようという貪欲な心と

周囲ときちんとコミュニケーションを取っていける

そのバランスの取れた感覚がとても気に入っています。

 

自分の価値を一度知った人は、その価値を自分でいくらでも高めていくことができます。

問題は、自分が知ることができるかどうか、だと思うんです。

 

自分では自分の価値を「すっごーい」と認識することは難しいですが

関わる人によって持ち上げられ続けると

「あれ?自分ってすごいかも?」と少しづつ自分の価値を知ることができるようになります。

 

特に男性であれば

周囲の女性の「先生、すっごーい!!!」で奮い立ちます(笑)

 

男性はおだてられ能力を発揮する生き物です。

けなされたり、大事にされなかったりすると

途端にシュンと縮こまってしまうのです。

当院の院長などは、日みんなにおだててもらいながら生きてます(^^:)

 

100人の男の人にほめられるより

1人の女の人に「すごい!すごすぎる!」を連発された方が

きっと男性はその気になれます。

 

職場の女性は、関わる男性を誉めちぎり、すごいを連発してあげましょう(^^)

そして男性は、その「すごい」をしっかり真に受け、エネルギーを充電しましょう。

 

間違っても

「そんなこと言って、本心じゃないんでしょ」

とか

「誰にでもそんなこと言ってるんでしょ」

とか

そんなかわいくないことは言わないように・・・・・。

 

心地よく騙されるのも能力のうち、です。

すごい人は、「自分はすごい」と心底思い込めたから、「本当にすごい人」になってしまうもの。

ですよね????(^^)

 

あなたが男性であれば

「すごい!」と言葉にして言ってくれる女性と良い関係を!!

 

明日もまた頑張れ!!新枝先生(笑)

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そんな今日は、当の本人新枝先生の30歳の誕生日でした(^^)

みんなに歌われ、少々照れております(^^:)

DSC01022.jpg

九州からお越し下さっている患者さんから

とっても珍しいどら焼きを頂きました。

生クリームとあんこと生のいちごがぎっしり。

 

今日だけでものすごい糖分です(--:)

2011.05.09一気に夏?

昨日の日曜日は一気にあったかくなりました。

すっかり初夏の陽射し。

冬物を一気にかたずけ、部屋の模様替えをしたくなり昨日は午前中に大掃除です。

冬のお布団を干してかたずけ、毛布をクリーニングに出し、

じゅうたんをゴザに替え(笑)風鈴まで吊っちゃいました。

蚊取り線香の豚の置物で完璧です。

いくらなんでも、もう寒さがぶりかえしてこないですよね?(^^:)

 

昨日は、夕方、いつもお邪魔する「畑」に行ってきました。

ニレの樹建築の河西邸です(^^)

いつもだいたい夕方時にフラリお邪魔するのですが

昨日はまた特別、いい風が吹いてきてまさに「にっぽんの夏」を想わせる、そんな

ひとときでした。

 

去年もたらふくちぎって食べさせてもらった「さくらんぼ」の木に

また今年もいーっぱい、実がなっていました。

こちら↓

DSC00925.jpg

さくらんぼってこんな味だったの?と思うほど

甘くてすっぱくて美味しいのです。

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ひたすら黙々とちぎっては口に入れ、種をペッとだし

また取って・・・・・どれほど食べるつもりなん???

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新たまねぎです。

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じゃがいもやら、いんげんやら、なにやらかにやら

いっぱい出来ています。

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この玉ねぎを夕飯で早速頂きました。

にんにくとしょうがを小さく刻んでオリーブオイルでいため

ざく切りにしたたまねぎを入れて塩こしょうで仕上げるだけ。

おかず、以上(笑)

でも、美味しいんです、本当に!!

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さくらんぼの木の全様

DSC00939.jpg

こちらが大将とお孫さん。写真が横ですみません(--;)

木造建築のすんごいのを作ってしまうすごい大工さんです。 

 

私はこの季節と夏から秋に変わる季節がとっても好きです。

何が好きって、風の匂いが好きなんです。

匂いフェチなんです(笑)

今頃は新緑の青い匂いと、夕方時になって風が吹くと、夏の夜の匂いがします。

お天気のいい日は、夜でも窓を明けておくと本当に気持ちのいい風が入ってきます。

そこで風鈴がチリリンと鳴ればもう最高。

蚊取り線香(もちろんキンチョー)の匂いが重なればさらに最高。

それだけで、幸せな満たされた気持ちになります。

 

子供時代の風景を思い出すからかもしれません。

なんとなく昭和の香りがしそうな雰囲気のものが大好きです。

 

好きなものと、好きな人と、好きな場所の中で

好きなことを好きなだけしたいものです。

 

 

何かを選ぶときには、基本的には「好きか嫌いか」で決めている私なのですが

どう考えてもその方がうまくいくような気がします。

うっかり間違って損得とか、一般的に正しそうとか間違ってそうとか

そういうどこかからかりてきたような人の判断で何かを選んだとき

やっぱりうまくいっていないことがほとんど、です。

仕事ということに関してもやっぱり、同じです。

 

「そんなことで仕事なんてやってられるかあ===!!!」と

そんな声も聴こえてきそうですが(泣)

どう考えてもその方がうまくまわるような気がしてならないのです。

 

なぜかなあ・・と考えてみると

「あ、好き」とか「あ、どうも苦手」という感覚で物事を選んでいるのですが

そうなると「好き」なものしか、手元に「ない」わけですので

必然的に嬉しくなります。

嬉しくなると、勝手に周囲にいる人に対しても腹が立ったりしなくなるような気がするんです。

 

仕事にしても、仕事から生み出されるお金に関してもですが

それはすべて「人」を介して自分のところにやってくるわけ、です。

その「人」ですが、嫌いな人からはやっぱり流れてこないですよね。

以心伝心で、自分が嫌いな人は相手もやはり自分を嫌いなわけですので

好きな人同士しかうまくいかないわけ、です。

 

嫌いな人の言うことは聴きたくないですが

好きな人の言うことは喜んで聴きますよね。

嫌いな人にには仕事は頼みませんが

好きな人にはぜひ仕事をお願いしたいと思いますよね。

 

なので、やっぱり好き、嫌いなんです。

 

今いてくれるスタッフ達はみな

「好き」というか「大好き」くらいの感覚で選んでいる人ばかりなので

やはり、心地がいいのです。

また、自分が「この人好き」と感じて、そして具体的に選び、ここに居てもらっている人ばかりなので

短所よりも、長所を見つけようと無意識にそういう回路に頭の中ができてしまうのです。

 

 

私が好きと思って選んだ人なんだから、絶対素敵に違いない!

また、好きと思ったからには、絶対に今以上に素敵にさせてしまおう、と

意地のようなものが湧き上がってくるんです。

自分の選んだものを否定されたくない

という心理が働くのでしょうか??(笑)

 

好きの延長線上には「大好き」がありますが

嫌いの延長線上にはやはり「大嫌い」が待ってるんです。

 

それほど、直感で感じた

『好き」「嫌い」は大きい尺度です。

 

私達の母性型勉強会では、「あたらしいものさし 母性型へのシフト」というテーマで

毎回勉強を重ねています。

※現在、「あたらしいものさし 母性型へのシフト」サイト作成中です。

もう少しでご覧いただけるようになります(^^)見てくださいね。

 

従来型の価値観が

正しいか、正しくないか

損か、特か

勝つか、負けるか

という価値観だったとすれば

あえて言えば母性型は

「好きか嫌いか」という価値観です、きっと。

 

それをやっている私が心地いいのか、心地悪いのか

それを好きなのか、嫌いなのか

そんな基準のモノサシでもって生きてみると

結構安上がりで、それでもって、今日という一日が「あれ?なんだかいい感じかも・・?^^」と

思えるような気がします。

2011.05.07当院カウンセラー 森下はるみの秘密??

今回は当院のカウンセラー 森下はるみについて書いてみようと思います。

 

森下が当院に入ってくれてそろそろ4年を迎えようとします。

 

森下の進化する様子を間近で見ながらドキドキしているマネージャーなのですが、最近なぜ森下がこんなにも素敵に成長していくのか、その理由がわかってきたのです。

 

今回はその秘密を明かします(笑)

 

森下は、ご存知の患者さんもいらっしゃると思いますが、「思ったことをお腹に溜めず、ストレートに言葉にできる」そんな人、です。

 

もちろん大人の女性としての礼儀をきちんとわきまえていますので、言うべき必要のない事は言いません。また、自分の立ち位置もしっかり自覚している女性ですので、立場役割を考えた上で言葉をたくみに使い分けることもできます。

 

 

そんな森下の話す言葉はいつも「感じたことをそのまま」、です。。

時々、「あ、それも言っちゃう?(笑)」と驚くほどストレート!

私はそんな森下のストレートさに、惚れています。

 

 

組織の中で働く女性は、多くが「タテマエ社会」の中で生きることを要求されます。

 

 

自分の感情をそのまま出されては仕事にならないという暗黙のルールの中、自分がどう感じるか、どんなことに怒りを感じるか、どんなことに悲しいと感じたか、また、どんなことを嬉しいと思ったか、など、組織の中ではまず意識されることはありません。

 

 

また、そんなことに何の意味もない、というのが現状ではないかと思います。

 

 

お勉強がよくできる成績が良い人ばかりを集めたとしても、組織は活性化しないのはなぜでしょうか?

 

 

それは本来私達人間は「ああ、楽しいな」とか「なんだかつらいな」とかそういった感情という土台の上に後から理論を乗っけて動いてる生き物だからです。

 

脳ミソだけがえらいのではなく、自分の心の奥底から湧き上がってくる気持ちの言う通りに動けている体の方がよっぽど賢いと私は思います。

 

 

行ってる事とやってる事が違うというのは

気持ちから動いていないから、です。

気持ちから動けば、違和感なく物事は進んでいくもの、です。

実はとってもシンプル。

人の心を打つのも、人をひっぱっていくのも、全ては気持ちから、です。

決して「こうしなければいけないから」という理屈からではありません。

 

 

最近、40代以降の女性の「うつ」がものすごい勢いで増えているそうです。

 

いい大学を出て、いい会社に就職して、男性並みに働く女性達も増えてきました。

 

しかし、多くの組織はいわば「タテマエ優先」です。

 

 

きれい事はいいから、収益を上げることが一番。

合理化効率化、そして成果能力主義。

 

こういう世界の中で生き抜くには自分個人の感情は押し殺していかないと上には上がっていけません。

「楽しい」だの「悲しい」だのいちいち感じていては仕事にならないのです。

 

 男性はそれでも十分やっていけるかもしれません。

しかし、

男性と女性は生き物が違います。

 

 

身体の仕組みも違うし、脳の作りも違う。

また、本来持っている特性も違います。

理論や理屈よりも、まずは「私の気持ち」が先にありきの存在、それが女性です。

 その性差をまったく無視し、組織の中で働くことは、見た目は「女」でも、心の中はほっておいても「オトコ化」してくるのです。

私は吉本歯科医院で働くスタッフ達に「オトコ」になって欲しくはありません(泣)

せっかく女性として生まれてきたからには死ぬまでに思い切りその特性を生かしきって最高に楽しい自分自身を生ききって欲しいと思います。もちろん、私自身も。

 

 

女性は左脳(論理脳)と右脳(感覚の脳)をつなぐ脳梁というパイプが太いそうです。

 

しかし、「私は今、悲しい、つらい」「もっとこうしたい!」という感情を抑圧しすぎると精神にまで支障をきたします。

バランスを崩してしまうわけ、です。

精神バランスを崩すともちろん全身への影響が出ます。

どんなに外側を着飾っても内面から滲み出る「なんだか楽しそうなオーラ」にはかなわないのです。

 

 

子育てでも、「いい子に注意」と言います。

 

大人でも同じです。

「いい人すぎる」と、必ずその水面下には抑圧された怒りや悲しみがたくさん溜まっているんです。

 

ある程度溜まってしまうと、ある日突然爆発します。

 

「え?うちの子に限って・・」

「え?あんなにいい人がなぜ?」ということです。

 

また、爆発できなかった場合どうなるかと言えば、その身体の中にたまった負の感情はグルグルと体内を血液のように循環します。

 

 

私達吉本歯科医院の定例ミーティングでは、こまめに「感情を吐き出す」「感情を共有する」ということを行っています。

 

ミーティング以外でも、日々、なにげない話をしながらスタッフ一人一人の『今の気持ち』を見つめています。

 

何かあればすぐに心のメインテナンスにかかりたいから、です。

人も歯も、日々メインテナンスが必要です(笑)

何かあってからでは、遅いのです。

病気が大きくなる前には、その伏線として必ず原因となる症状が出ているのです。

 

 

森下の話に戻ります。

 

森下の心の中をのぞいてみると、きっと一般的な女性よりも、「こんなことしちゃいけない」「こうしなくてはならない」という心のブレーキが少ないのではないか、と思うんです。

 

天真爛漫という言葉がありますが、まさにその通り。

 

森下の心の中には、「不安」という言葉がないんです。

 

いつも安心している状態なので、とってもシンプルに生きています。

 

人は不安になると将来を考えはじめ、お金が少ないから不幸になるかも?とか、ちょっと何か問題があったら何もかもダメになってしまうかも?と悪いように悪いように連想してしまいがち、です。

 

しかし、森下と話をしていていつも思うのが、森下には、「今、このとき」しかないのです。

だから今、一生懸命やる。

だから今、目の前の患者さんとしっかり向き合う。

 

その結果、その様子を見ている周囲が勝手に森下を押し上げている、というイメージです。

決して森下自身が、「私をもっとこうしてよ!!」と主張したわけでは、ないんです。

人の成長とはそういうものなのかなと思います。

 

 

そんな森下を作ったのは徳島の祖谷村という山奥(すんごい山の中です)なのですが、もうひとつ、今の森下を作った要素があることに私、気が付いたんです。

 

それは、森下のご主人です。

 

 

森下夫婦を見ていて、相性とはそもそもなんだろう?と私は考えさせられました。

 

森下を見ていると相性とは、いわゆる惚れたはれたの愛だの恋だの好きだの嫌いだのという心の問題ではないのではないか、と思うようになりました。

 

 

たとえば、花を土に植えたとしても、その土壌とその花が合わなければどんなに水をやっても栄養剤をやっても枯れて死んでしまいます。

 

でも、土壌と相性が良ければ、花はイキイキと花を咲かせ、将来実を結びます。

 

 

人と人との相性もこの土壌と花の関係になんら変わらないのではないかと思います。

 

 

森下がこんなにものびのびと、抑圧がなく日々を生きていけるそのバックには、ご主人がいつも上手に「まるごと受け入れる」という安心感を与え続けてくれているから、です。

 

本人も最近自覚してきたようです(笑)

 

 

どんなことがあっても、はるみのことは守る

どんなことがあっても、家族は守る

という姿勢。

 

さらに、彼女を心から尊敬している

女性は神様のように大切に大切にしなくてはならない

というご主人の言葉に私は心打たれました。

 

どんな女性と付き合うかで男の一生は決まる、ということをよく知っているのです。

 

人生は短いようで、長いです。

ずっと付き合う相手は大事です。

 

相性がいい人と一緒にいられる人はもう勝手にアンチエイジングです。

 

そんな森下なので現在39歳ですが、お肌はピカピカのお尻だってプリプリです(笑)

 

逆に、どんなにお金があっても、どんなに地位や名誉があっても、相性が悪い人と一緒にいる人は、どんどん運と元気を吸い取られていくのです。

 

 

一緒にいて自分が成長しているな、とか、のびのびしているなあ、と感じるのであればそれは相性が良いのです。

 

逆に、気持ちの上では大好きなのに、この人と一緒にいるとどうも自分が小さくしぼんでいくような気がする、どうもしんどい。と感じてしまうのなら相性が悪いのではないかと私は思います。

 

私は女ですので女性の気持ちはよくわかるのですが、女性は自分を成長させてくれる人のそばからは絶対に離れません。

 

好きとか嫌いとか愛だの恋だの、そういう心の問題を超えて、自分をのびのびとさせてくれる人や場からは絶対に離れません。

 

今は、なかなか結婚する人が増えない時代だそうです。

 

それはオトコとオンナという全く異質な生き物が死ぬまで一緒に暮らすことにそもそも無理があるんじゃないのか?と思い出した若い世代が増えてきたからです。

 

先に結婚しているモデルが「どうもそんなに幸せそうじゃない」と見えてしまうからかもしれません。

 

森下を見ていると、改めて「相性の良さ」がいかに大事かということを感じます。

 

職場での人間関係も実は同じです。

 

私達吉本歯科医院は、新しく入ってくる人を選ぶ時、一番に見るのは中にいる人との相性です。

 

素地が素直であれば、私達吉本歯科医院という土壌という相性の良さとの相乗効果でどんどん能力は発揮されるから、です。

森下のように。

そして今うちにいてくれているスタッフたちのように。

 

 

女性はいくつになっても成長したいのです。

のびのびと自分の思ったように生きていたいのです。

 

本来の自分を認め受け入れてくれる人や場のもとでは、女性はどこまでも成長します。

 

 

相性・・・・あなどれない要素かもしれませんよ(^^)

みなさんはどう思われますか?

 

 

 

今日のお昼は森下の長女りっちゃんの6歳のバースデイをしました。

あいにくママは患者さんとのカウンセリングのため不参加(--:)

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はっぴばーすでいつーゆー♪

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相当照れています

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ぎゃははははは

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ろうそくを一気にふきけします。

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お姉ちゃんにケーキを切ってもらいます。

「私が一番大きいの!」

「けんちゃんの!」

「なっちゃんの!!」

争っております(--)

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6歳のお誕生日、本当におめでとう。素敵な女性になってください。

2011.05.02立場変われば

GW真っ最中です。

・・・が、当院は通常通り診療日です(^^:)

通常どころか、連休前に終了させておきたい処置があるせいか、いつもよりも

バタバタしているような気がします。

 

私は明日から高野山に行きます。

父の納骨のため、です。

朝6時にはマリンライナーです。

夜は宿坊に泊まります。

翌朝は6時から勤行だそうです。

 

大学時代の寮生活では朝の5時に起きて般若心経の勤行をする・・というのは

日課だったので、それはちょっとばかり楽しみです(^^)

 

 

さて、高野山ってどうやって行くんだっけ?

4歳くらいの時に祖母に連れられ高野山に行った写真が残っていますが

記憶はほとんどありません。

 

とサイトを検索してみて、びっくり。

何にびっくりしたかって「高野山」のホームページにびっくりです(笑)

http://www.shukubo.net/

すごいですよね?

弘法大師さまもびっくりです。

 

イメージって大事です。

ここでダサそうなホームページだったら、行く気も失せそうですが(--:)

このようにいかにも格調高そうにしてたら、ありがたさも増すってものです。

ははははああっ!!!

と思わせてしまう威厳って大事ですよね。

 

ありがたそうな聖地に行くという気が湧いてきました。

単純です。

私の母も一緒に行くのですが

母はやたら楽しみにしています。

母の名前は「弘子」というのですが、その「弘」は

弘法大師の「弘」から頂いたと本人いつも話しており、

そのことが本人の根拠のない溢れる自信に勝手に繋がっているようで(笑)

自己暗示の力はすごいものです。

 

 

さて、先日、歯科医師会からこんな文書が来ました。

ざっくり言えば「保険料が上がるからよろしくね」という内容です。

 

後期高齢者支援金が追加され、それぞれの負担金が増えるということです。

 

私としては、みんなの給与から、保険料を差し引く金額がまたさらに増えるので

「あ~あ、みんなに言いにくいなあ」と思いました。素直なところ。

 

そこで私がこの吉本歯科医院に入ったばかりの頃を思い出してしまいました。

 

私は結婚してこの吉本歯科医院に入るまで、いわば「OL」でした。

つまり会社に雇われる側、です。

ですので、毎月の給料からなんでこんなに天引きされているのか

どうにもよくわからないのが実際、という立場にいました。

 

吉本歯科医院に入って、今度は経営者(雇う側)という立場に立った時、

今まで「雇われる側」にいた私には、「はあ?」「それはおかしいだろう?」という

「??」ばかり、でした。

 

毎月の厚生年金の仕組みも分らず

ただ、会社が搾取していると思っていたし(・・・すみません)

 

でも、立場が変わると、本当に視点が180度変わってしまうんだな、ということを

体験しました。

 

例えば、会社に入ると、8人か10人でしたっけ?

ある程度の人数の社員を抱えると厚生年金に加入しないといけないわけです。

吉本歯科医院であれば、歯科医師国民保険というのに加入も必要です。

 

あるA子さんが、毎月のお給料から

厚生年金30000円を天引きされているとします。

A子さんの自己負担が30000円ということは、実は同じ金額の30000円を会社が

A子さんのために負担してくれています。

A子さん、30000円+会社側30000円=合計60000円を

国に支払っているわけ、です。

 

半分を会社が私のために負担してくれている、ということを

OLの頃は知りもしませんでしたし、また関心もなかったので

勉強しようともしませんでした。

 

それが人を雇う側に立ってみると

面白いほど、OLだった時には見えなかったことが見えてくるわけ、です。

ひょえ~~、人と一人雇うのに、こんなに水面下でお金がかかってるわけ?

とか

会社を維持していくのに、こんなに目に見えないお金がかかってるわけ?

とか。。。。(苦笑)

 

すさまじい電気代の請求書を毎月見ていると

休憩中は電気消そっかな

とか

クーラーかけすぎかな

とか、

主婦感覚で節電、節約モードに入ってしまう私です(^^:)

 

私が吉本歯科医院に入ったばかりの当時は

院長が一人でこういった今、私がやっているような周辺の業務をしていました。

 

ですので、当時のスタッフは

「この天引きされている保険料って何??」

「有給休暇ってどうなってんの?」

もういろいろわけわかんない状態だったと思います。

 

中小企業であれば、当時のうちのような状況だと思います。

そこまできっちり整備するヒマも余裕もないですし、

何よりそこまでの知識も情報もないです。

 

私は、こういうことって細かく説明していかないと本当に分らないと思うよ、と

院長に話をしました。

「いや~それは、あなただけでしょう(--:)普通の人はわかるよ、きっと」と

院長は言いましたが、私は

「いいや、絶対わかんないってば。私がわかんないんだから、みんなもきっとわかんないってば!」と

やりあったのを覚えています(笑)

 

私は「雇われる側」からしか物事を見ていない典型のようなオンナでしたので

「雇う側」の院長の言い分は全て「それはおかしい」ということばかりでした。

その「おかしい」とか「わからない」ということを5年くらいは全部リストアップしていきました。

 

私がわからないと思うことはみんなもきっとわからないと思っているはず!!

 

というとんでもない根拠をもとに「とにかくなんでも、説明説明説明!」を

繰り返してきた結果、今では、何を伝える時にも、すんなりとみんなわかってくれるように

なりました。

 

日々のコミュニケーションのお陰かな、と思います。

 

例えば、雇う側にしてみれば、できるだけ長い時間働いて欲しい

と思います。

また、できるだけ同じ給料で一人の人がより大きい能力を発揮して欲しい

と思います。

 

しかし、雇われる側にしてみれば

できるだけ長い時間の休みが欲しい

と思いますし

できるだけ多くの給料を欲しいと

思います。

 

実際私もそう思ってました。

 

そうじゃないんだ!

仕事は自分のためにやるんだ、

仕事は喜びなんだ、

人は仕事で成長するんだ

と、経営者の会などでは、社員を連れてきてそう暗示をかけたいところですが

いかんせん、立場が違うので想いも違うのです(--)

『やる気」を押し付けられた社員はたまったものじゃあ、ありません。

休みはちゃんと休みたいのです、はい。

 

立場というものが、あります。

社員は社員の立場

社長は社長の立場

言い分はどちらにもあります。

その言い分はどちらも正解です。

でも、どうしても相容れない部分は出てきてしまうんです。

 

それが立場だと思います。

それはそれで、いいのだと私は思います。

 

経営者と社員はそれぞれの言い分を通そうとすれば

どうしても「対立」になってしまいます。

 

昔の吉本歯科医院はまさにその「対立」を地でいってました(泣)

私達はこうしたい(経営者)

という意向に心から賛同してくれない場合は

次はどうするかと言えば

「こうしなさい」という『命令」になってしまいます。

 

会社というものは指示命令で動くところ

というイメージはまだまだどの組織でも多いですが

それで実際にうまくいくかどうかは疑問です。

何よりもそれをやっている社長自身がストレスで死にそうです。

 

北風と太陽の

北風くんはストレスで胃を壊し

太陽さんはそのあったかさでますます周囲を幸せにしました・・・という

感じになりそうです。

 

私は、吉本歯科医院のスタッフ達と日々接していて

思うことが、よくあります。

最近は加速してきているなあとも思います。

 

それは、上司をいい気分にさせちゃうのがうまい

ということです(笑)

 

そうきたか・・・・

う~ん、やられた!

と思わせられるようなことってよくあるんです。

 

上司といえど人間です。当然ですが。

「かわいげのある人」や「謙虚で控えめな人」や

「やるべきことをいつもきちんとやる人」に対しては

どう考えても、とにかくこの人を大事にしよう、守ってあげなきゃ

という気持ちを引き出されます。

 

それに対し

「私はですね、今までこんな仕事をしてきて、こんなスキルがあって

こんな待遇を受けていたので、待遇は◯◯で、給料は最低ウン十万円は必要です」

なんていきなり要求される人だったら、どうでしょう?

 

げっ!!

なんじゃ、この人

と思いませんか?言いませんが。。。。

 

「私はこうだ」という自己主張を自分で口に出していってしまうほど

美しくない行為はありません。

また、それを受けた側も、印象はよくないのです。

 

最高の自己主張は

物言わずして、やるべきことをやって、

「その職場にこの人がいないとどうしても困る」という状況を

一日も早く作ることです。

 

当院の受付の松本が新婚旅行で長期休暇を取った時

他のスタッフはその時はじめて

「松本さんの存在がいかに大きいか気がついたわ~~」と

しみじみ痛感しておりました。

私も、本当に困ったので、そう思いました。

いかに甘えきっているか、痛感です。

 

・・・・ということ、です。

 

当院のスタッフ達には、ミーティングや折りに触れる会話の中で

こういったことをよく話をします。

 

こうしなさい!

こうしてくんなきゃいやだ!

と主張するよりも

相手がそうしたくなるように仕向ける

方が

とっても高度、です(笑)

 

当院のスタッフ達は、患者さんや、出入りして下さるお客様に

実はとっても大事に大事にされています。

いろいろな面で。

 

それは、彼女たちが、関わる人に親切に優しくしてもらえるような

振る舞いや態度や言葉をいつもしているから、なんです。

 

優しい気持ちからは優しい気持ちを引き出させてしまうんです。

 

それは上司と部下でも同じこと、です。

 

吉本歯科医院の若いスタッフ達にはまだ独身のスタッフたちもいます。

彼女達は、これから結婚し、ひょっとしたら立場が変わり

自分自身が「人を雇う立場」に変わるかもしれません。

当院の新人ドクターは近い将来、すぐにその立場に変わります。

 

新人ドクターくんが、当院の大事な歯科衛生士ちゃんをお嫁さんに

さらっていってしまうかも、しれません(笑)

人生、どこでどういう立場に変わるのかわからないのです。

 

 

その時に、今、「雇われている側」の気持ちが役に立つんです。

ああ、自分もそう思っていたな

ということが今度は「雇う側」になってみてわかってくるんです。

よく覚えててね、新枝先生(笑)

 

人の気持ちが自分のことのようにわかる

つまり

共感できる

ということは、もうそれだけで人生大成功だと私は思います。

 

 

全ての不幸は、共感できなかったがゆえに起こっているとさえ

私は思います。

 

どんなに相手に腹が立っても

どんなに理不尽なことを言われても

「コンチクショー!許せない!あの人悪い人」と

捉えるか

 

それとも

「そう言わなくてはならないあの人の状況は今とてもつらい状態なのかもしれない」

と想像できてしまうか

 

その差は大きいです。

 

母性型原理の一番のポイントである

「共感する」ということです。

 

荒っぽく言ってしまえば

私達が生きているこの社会は

理不尽なことだらけ、です。

なぜなら、みんな自分が正しいと思って生きているので(笑)

私も、そう思っちゃいけないと頭で押さえつつ、やっぱり自分がやっていることは

正しいと思って生きてます。

そう思わないとやってられない部分もあるのです。

 

私が黒だと言っても

相手が白だと言うことは、よくあります。

しかしそれはそれで、いいのです。

 

私が黒だといってるんだから

あなたも黒になりなさい、ということは

ケンカになります。

 

そこで必要なのが

やはり、話し合いだと思うのです。

それもじっくりと

それもしっかりと

それもちゃんと面と向かって

 

私達の医院では、この「話し合い」を核にいろいろなことを前にすすめています。

白でも黒でもピンクでも、本人がそう思うならやはりそれはそれでいいのです。

そこからみんなで話し合いを深めていければそれでいいんです。

 

組織というところでは

どこに向かうか、という方向性は、やはりトップである存在がバシっと決めます。

バシッと決まれば、その方向に向かって走れるように地盤整備をしていく必要があります。

その地盤整備をしていくためにこの「話し合い」が必要なんです。

 

なぜなら

話し合うことで

それぞれがどんなことを考えていて

どんな想いをもって

どんな悩みをもっているかが

わかるから、です。

 

私達もミーティングを重ねてきましたが、毎回毎回

「え?そんなこと思ってたん?マジですか???」とビックリするようなことが

飛び出します。。。

 

人の気持ちはコロコロ変わります。

変わっちゃ困る

と言われそうですが、

気持ちは変わるのです。

対する相手によって、起こった出来事によって

刻一刻と変わるのです。

 

私達は機械ではないので、血が通っているんです。

だから、感情もどんどん変わって当然で、それが当たりまえ。

 

そんなことをすべて許容していける組織になりたいと

私達は思っています。

 

まさに、血が通った経営、です。

人間ですので。

 

みなさんはどう思われますか? 

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先ほど、こんな「おかず」を届けて頂きました。

私のお肌の先生から、です。

折りに詰めるのではなく、茶碗ごと包んでくれるこの素敵さ(^^)

 

たけのこの美味しい季節に

こうしてサササっと作っておすそわけをしてあげようなんて

そのあったかい気持ちがお母さんのようです。

いただきま~す。

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今日、こんな冊子が届きました(^^)

先日、「母性型経営のススメ」をお話させて頂いた内容を紹介してくださった記事。

レポートして下さった方のあったかい記事にかなり感激の私です。

そうかあ、そういう風に受け取ってくださったんだ

と嬉しい限り、です。

2011.04.25ミーティング~上下関係

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今日は吉本歯科医院の定例ミーティング。

今日のテーマは・・・・・といってもテーマはその時でたとこ勝負で

誰かの話をきっかけに始まります(笑)

 

今日のテーマは、職場の中での上下関係って・・・ということが話題にのぼりました。

 

年齢の低いものは、年齢の高い人を尊重する

先にその職場にいる人のことをあとから入った人はたてる

後輩は先輩をたて、部下は上司をたてる

・・・・・こんなことって、「当たりまえ」と言えば当たりまえなのですが

この「当たりまえ」のことが通用しない職場も実は今はとっても多いです。

 

時代と言えば、時代なのですが

目下のものが目上のものをたてる

ということは、上下関係、縦社会というモノサシ以前に

そうすることが「美しい」という心模様の話だと私は思います。

 

どう考えても、後輩が先輩に対して横柄な態度を取っている姿は醜いし

どう考えても、年が若い人が年を重ねている人にえらそうな態度をとっている姿が醜いです。

役職がどうであれ、きちんとそこを押さえている人は素敵です。

 

吉本歯科医院では、きっちり上下関係というものを

強制しているわけでは、ありません。

あなたはあとから入ってきたんだから、先にいる人を立てなさい

とか

あなはた後輩なんだから、先輩を立てなさい

ということをわざわざ口に出して言うことはしません

それは、

気がついて欲しいから、です。

 

強制されてやらされることは本人にも違和感が残ります。

でも、自ら気が付いて行動を変えると、それはずっと血となり肉となります。

 

上下関係を強制するのではなく

すべては患者さまのために・・・という視点で今日の動きを考えましょう

という話になりました。

 

カウンセラーはカウンセラーの立場でどう振舞えば患者さまのためになるのか

受付は受付の立場で・・・

歯科衛生士は歯科衛生士の立場で・・・

 

すべては立場があり、その役割が、あります。

自分はこの吉本歯科医院では、どんな立場でどんな役割を求められているのか?

をいつも考えていれば、はっきりすることがあります。

 

自分の立場役割をきっちり守って、そのことを果たしている人は

勝手に尊重されていきます。

 

今日は当院の新人ドクター新枝先生にみんなの注目があたりました(^^)

それは、新枝先生はこの「立場役割」というところをきっちり押さえることができていたから、です。

歯科医師という立場で入ってきながらも、じーっと見ていて思うのですが

彼は、スタッフ一人一人に本当に、「わからないことは全部教えて欲しい」という姿勢が

常にあるんです。

これって、すごいこと、です。

「先生」と日々呼ばれながらそのスタンスで謙虚にスタッフ達のいうことを聴いていける

ということはすごいこと、です。

たくさんの先生を見ましたが、本当に珍しい・・・・。

 

素直、

なので、どんどん吸収し

できることが日々どんどん増えています。

教えて欲しい、という謙虚な気持ちが目に見えてわかるので

スタッフ達も「教えてあげよう」「支えよう」「ミスもサポートしよう」という気持ちを

引き出されます。

当院院長も、その素直な姿勢を前に、どんどん新しい技術を教えたい、そんな感じです。

 

今、私はとても思うことがあります。

それは、気持ちは、対する人によってコロコロ変わっていくということ、です。

相手の声かけや心模様次第で、自分も「その気」になったり「やる気」になったりします。

コミュニケーションは一人では完結できず、必ず私とあなた、が必要です。

 

私の自信ややる気は、関わる人によって引き出されもするし

心が落ち込んだりもするんです。

 

今日の私の気分は自分ひとりではどうにもならない

もっといえば、自分の人生が幸せかどうかは周囲で私に関わってくれる人

声をかけてくれる人によって決まっているとも思います。

 

自分をどう扱って欲しいかを決めているのは

実は自分自身の言葉、そして態度だと思います。

 

そういう意味では「人は鏡」です。

 

私は思うのですが、

以心伝心で、

自分が好きだなあと感じる人は、きっと相手も私を好きで

自分がどうも苦手って思う人は、きっと相手も苦手なんです。

 

だから、好きな人が多いほうがいいですよね。

その方が面白いし幸せだから。

 

相手を好きに

って難しそうで結構簡単だと私、最近思います。

パッと会った瞬間に「この人はこんな人だろう」「こんなうわさがあるし」といった

先入観を持たずに、心を開いてあってしまうと

面白いほど、その人の素敵なところが見えてしまう瞬間があります。

 

会ってみると噂できいた人と全然違ってた

ってことありますよね?

 

人の噂には正解はないです。

その噂を流している人の思い込みがほとんどなので。

 

99人が嫌いだといっても私は好きだと思ったら

もう絶対好きですし、

99人の嫌いを何が何でもひっくり返すくらい大好きコールをしちゃいたくなります(笑)

 

99人の軽い「嫌い」より

たった1人の超大好きの方がエネルギーがあるんです。

 

人の噂や好きや嫌いなんてその程度のもので

人は、どんな人でも会ってみるもんだなと思っています。

 

私達のミーティングは、普通の会社のミーティングとはちょっと雰囲気が違います、きっと。

ミーティングの目的は

私達吉本歯科医院の中にいる人間の心をまずは整えることです。

中にいる人間の心が整えば、外からやってくる患者さんとの応対や問題は

意外にすんなり解決できるもの、です。

 

整えるべきは、内(うち)です。

 

今日は、みんなの一人一人の顔を見ながら

改めてそう感じました。

 

そして、このベストメンバーを

私は絶対離さないと思いました。

情がうつってしまったのでしょうか?(笑)

とにかく、好きなんです。

この人達が。

 

 

昨日は金比羅歌舞伎に行ってきました。

実は歌舞伎ファン、です(^^)

相当興奮してしまい、3つ後ろで見ていた患者さんが

「ちょっとお~~~興奮しすぎよ~~(笑)」と見られちゃっていました。

 

香川県が誇るこんぴら「金丸座」

この一体感が、役者さんにとっても最高の舞台になるそうです。

裏方は地元の方がやっているんですって。

その連携プレーにもただただビックリ。

素晴らしいの一言、です。

また、来年みたいな(^^)

 

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きれいどころの芸子さんや舞妓さんが華を添えてました。」

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2011.04.12新しいドクターの仕事ぶり

4月1日から、吉本歯科医院に新しいDRがやってきました。

愛称「ヨッシー」こと、新枝誉志也先生。

 

今朝、思いもかけない才能を発見してしまいました(^^)

それは、彼に頼んだ「文章」です。

吉本歯科医院が毎月発行しているニュースレターに新枝先生のコラムを連載しようと

「金曜までによろしく!」といきなり無茶振りしてみたところ

早速昨夜には文章が出来上がってきました。

早いっ!!

 

どれどれ・・・・

と読んでみたところ、

とても理系の人が書くような文章ではなく、

それを読んでいる人が、その情景をそのままイメージできそうな

そういう文章をすらすらと書ける人だった、ということを発見。

 

女性スタッフもそれを読み

「いや~~~先生、ポイントアップよお!!」

「チャラ男そうに見えて、押さえるところは押さえてるやん!」

「先生、いいわよ、これ」

と朝から誉められまくっております(笑)

 

本人、ずーっと照れてます。

 

DRヨッシーのコラムは5月号からはじまります。

楽しみにしててくださいね(^^)

 

文章というのは、その人がそのまんま、出てしまう

そんな怖いものでもあり、

また、面白いものでも、あります。

 

新枝先生は将来この香川県の地で開業するという明確な夢を持っているので

これからどんどん書いて話して、表現していって欲しいなあと私は思っています。

 

「新枝歯科医院(仮)」が、多くの患者さんに支持して頂けるような評判の歯医者さんに

なるように、どこまでもサポートしていきたいです。

 

当院院長も、新しいDRが可愛いくってしょうがないらしく

あれやこれやと教えるものを用意し、あっちへこっちへと連れまわしております(笑)

しょうしょううっとおしいでしょうが、それも未来のため。

頑張って欲しいです。

 

さて、この新枝先生

半月が過ぎました。

 

すごいなあと思うことが、あるんです。

それはとても『謙虚である」ということ、です。

 

新入社員ですので、謙虚で控えめなのは当たり前なのですが

そうはいっても、国家資格を持った「ドクター」なのです。

 

大学を卒業し、大学で勤務していた時も「先生」と呼ばれてしまう存在です。

 

社会に出ていきなり「先生」と呼ばれてしまう職業です。

 

若いのに、「先生」です。

もちろん、勉強してきたので、「先生」になれたわけなのですが

社会という中で生きていくには

今度は、自分が入り込んでいく社会の中で生きている人が「先生」

になるわけです。

 

そういうことをちゃんと分っている新枝先生は若いのに

すごいなあと私は純粋に思います。

 

歯科衛生士さんの横でアシストをする時もきちんと

歯科衛生士さんのやっていることを学ぼうとしながら

アシストをしているんです。

 

歯科衛生士さんたちが忙しそうにしていると

サササッと動いて彼女達が動きやすいように

器具をかたずけたり、するんです。

 

なにより、えらそうじゃない

ということが、当院の女性スタッフたちにとっては

「この先生を助けてあげようかな」と思わせてしまうようです。

 

みんなが新しい若い先生をフォローして支えている

という感じの吉本歯科医院の4月です(^^)

 

とってもいい空気。

 

でも、その空気を最初に作ったのは新枝先生自身です。

 

何もわからない

自分は何も今はできない

だから、教えて欲しい

ということを素直に、それもそのまんま口に出して言います。

 

素直に教えて欲しい

と言われると

なんだか、ほうっておけなくなるようです。

 

今日も午前の診療が終った時、みんなが集まって

「女のいどばた会議」をチャアチャアと話してたんです。

 

その女の本音の話を横で静かに聞いている新枝先生

 

「・・・・おんなのひとってこわいかもーー:」

って顔で見てました(笑)

 

そう、こわいんです。

でも、その言ってることってほぼ100%当たってるので

そんな話を日常に聞けるなんて、

実はとってもラッキーなこと、なんです。

 

萎縮してしまうような人の前では

女性は本音を出して、好きなことは言えません。

 

そういう意味では

新枝先生は、一緒にいても違和感を感じさせない男性なのかもしれません。

まさに「母性型男子??」(笑)

 

また、新枝先生のえらいとこその2!

スタッフ達の話をちゃんと聞く

ということ、です。

それも若い歯科衛生士さんの教えてくれることも

きちんと学ぼうという姿勢なんです。

 

これって、実はとっても難しいんです。

「せんせい」であるがゆえに・・・。

 

歯科医師として活躍しはじめてまだスタートしたばかりだから

そういう姿勢を持てるのかもしれませんが

2年目になっても、3年目になっても

「自分がわからないこと」「知らないこと」

「自分ができないこと」

をちゃんと聞ける人は素敵です。

立場に関わらず。

年齢に関わらず。

 

こういう素直で謙虚な姿勢の人は、同じ職場に一緒に時間を

過ごすととても楽なんです。

気軽に声をかけられるし

日々のコミュニケーションがまともに取れるし

何より、一緒にいて場が明るくなります。

なぜなら、謙虚で素直なので、みんなが何かいつも気にかけてくれるんです。

 

新枝先生は、私達吉本歯科医院に惚れて入ってくれた先生です。

惚れてくれたからには

院長はその惚れてくれた技術を教えたい、と思いますし

私達スタッフは、この気に入ってくれた職場の雰囲気を

また同じように新枝先生が開業した時に作り上げて欲しいと思います。

 

縁あって出会っている、と思うと

上司と部下、職場での人間関係

は勝手にそう考えるようになるんです。

 

縁があって、と言うと

この新枝先生、本当に縁があったんです(笑)

 

なんと、新枝先生のお父様が、当院院長の母の中学時代の担任の先生、

つまり教え子だったんです。

院長の両親は学校の先生で、香川県のいたるところに「教え子」がいるそうで

「どれだけ教えとんな?」と思うほど、

「お父さんに教えてもらったんよ」

「お母さんが担任だったんよ」

という方によくお会いします(笑)

 

さらに、院長とは高校の先輩後輩だった

ということも、歓迎会で発覚!

 

縁があるんだなあ

と思うと、余計に可愛く思えてくるんです。

 

私は、何か特別な感情を持ってしまう人とはやはり縁があると思っています。

何か気になる人とか

ずっと付き合いが続く人とは

濃い縁がある、と。

 

勝手にそう思ってしまうのですが、

そう思ったほうが人生1000倍面白いので、やはりそう思い込んで生きていきたいと

思います(笑)

 

私達のような一般開業医の医院では

院長と代診の勤務医の先生の関係は実は結構難しく

どこの医院さんでも悩みがつきないのが実際なんです。

 

「代診の先生を上手に活用するために!」

という本もいっぱいあるし、

そういったセミナーも花盛り、です。

 

・・・ということは、それだけ困っている

ということです。

裏を返せば。

 

活用・・・という言葉が悪いんだと私は思います。

 

昨日書いた、

 

女性をうまく活用する

という言葉も気に入りません。

 

活用って、ものじゃないし・・・・・・(--)

 

活用っていうと、なんだか、上手にコントロールするような

イメージないですか?

私は、あります。

 

それは、

業者を使う

という言葉のイメージに似ています。

 

そういう言葉を使う人はどうも私は信用できません。

 

人が育つ土壌を作り、その中で日々ケアしていく姿勢があれば

素地のいい人であれば、勝手に育ちます。

素地のいい人であれば・・・です。

 

吉本歯科医院には歯科衛生士さん4人と、受付、そしてカウンセラーがいます。

女性です。

吉本歯科医院の理念通り

「人柄採用」で採用した人ばかり、です。

 

そんなんで大丈夫?

と過去に言った近隣の先生方も

今では、「う~ん、お見事!」と彼女達の作る職場の空気を感じ

とりこう言ってくれます。

 

人柄採用で採用した彼女たちに共通すること

それは

とにかく素直で謙虚であった

ということ、なんです。

 

素直で謙虚であれば、

人の話をちゃんと聞くことができます。

人の話をちゃんと聞くことができるのなら

今日何も知らなくても1年後には、ものすごい成長をしています。

 

逆に

人の話を聞けない素直でない人であれば

今日何も知らなかったら、一年たっても成長してません。

なぜなら、自己流でやってしまうから、です。

 

何も知らないときは

最初は真っ白な心で素直に学ぶ

そして真似しながら何度も繰り返し

基本が整ったら、少しづつ自分のオリジナルを出してけば

誰でも、ある程度の仕事の基準値までいけます。

 

素直でないと、

「ああ、それはできるし」と頭の中でできちゃうから

実際の行動が伴いません。

口ばかりで何もできな人ほど、周囲から

むかつかれる存在はないんです。

 

そういう存在が一人でもいると職場の空気は

停滞しますし、何よりも提供するサービスの質が落ちます。

 

 

人柄採用やってよかった(^^)

と思ってますし、

よその人にもどんどんおすすめしています(笑)

 

実際に、「人柄採用」取り入れてくれた方もいらっしゃり

「え?本当?大丈夫?」と私が心配になりましたが・・・。

 

話をお聞きすると、大丈夫なようです。

 

お店が潰れる時って、お客さんが来なくなるから潰れるのかなあと

思っていたのですが

最近は、違うなあと思うんです。

 

潰れる前には、どんなお店でも開店した時には少しでも

お客さんは来ていたはずなんです。

問題はそのお客さんがもう一回こないか、

さらに、そのお客さんがその店の評判を人に話したことによって

人が来なくなるか、です。

 

なぜ、こないか?

受け入れ態勢があまりにも悪すぎるから、なんです。

オープンする時に、人の問題をあまり重要視していないお店って

多いと思いませんか?

その店の中にいる人間が出している雰囲気、

つまり態度、動作、表情

という部分がどれほど、大事かということを

意外にもわかっていないってこと、あります。

 

もの言わずとも

そこに立ってるだけ、腹が立つ存在っています。

時々。

 

それが接客する立場の人?

と思うような人が平気で立ってる店ってあります。

 

その人はなぜそんな態度なのか、

そんな雰囲気を出しているかと言えば、

それはもう心模様が面白くないからそう感じさせるのだと

思うのですが、

そんな人を立たせているその店にも「?」と思いますし

その人にそんな顔をさせてしまっているそのお店にも「?」と

思います。

 

逆に、もう入った瞬間から

声をかけてもらう瞬間から

「ああ、ようこそ」って心が、目が開いているような人っています。

そんな存在が一人でもお店にいたら、

それだけでそこにひきつけられてしまうんです。

 

お店の中に人を吸い込んでいるのは

私は人が無意識に出している雰囲気だと、思うんです。

 

ありませんか?

そういうことって?

先日も私、岡山に行ったのですがその時商店街を歩いたんです。

地下街を。

いろんなお店がひしめきあっているんですが

じーっと見てたら、

入りたくなりそうな店と

そうでないお店って、

本当にあるんです。

 

おしゃれとか、置いているものとか、もちろんあるのですが

そこで立ってる店員さんの表情や、イキイキ度が

お店からぷ~んと匂ってくるんです、本当(笑)

 

一軒、ひときわにぎわっているお店がありました。

入ってみました。

にぎわっているところには入っていきたくなるのが人の心理でしょうか?

 

にぎわっているところには

やはりそれなりの理由があるんだなと思います。

 

そこで働く人が楽しそうにしている

んです。

どんどん人が入ってくるので

余計に楽しくなって笑っているんでしょう。

そして、コミュニケーションをたくさん取ってるので

女性の店員さんはみんな元気なんです。

 

女性は話してなんぼ、なので

わいわい話して、ありがとうとたくさん言われると

もうそれだけで元気になるんです。

 

シーンとして、やらされた業務だけをこなしてる

時が一番しんどいんです。

肩がこるし、何より心が面白くないので

血のめぐりが悪くなりそうです(--)

 

女性、特に若い女性を肩こりや頭痛や血行不良にしそうな

仕事の仕方はもうこれからは絶対だめ、です。

 

女の人が暗い顔をしてると

その影響は実はとっても大きいんです。

 

その人がお母さんであれば

子供にそのしんどさが伝染しますし

未婚の女性であっても、働き盛りの彼氏に伝染します。

 

基本的に男性は女性に支えて欲しい、癒されたい

と思っているので

その支えなきゃいけない当の女性が疲れてたら

日本も沈没するというもの、です。

 

元気になりたい

と思えば

まずは身近にいる女性を大事に、元気にしてしまうこと、です。

 

女性のエネルギータンクは、男性よりもはるかに大きく

伸縮自在です。

大事にしてくれる人のもとではいくらでも

タンクが大きくなっていきます。

エネルギー満杯になったら

あとはどんどん溢れてきますので

その恩恵をこうむるのはそばにいる男性です。

 

それは職場でもまったく同じことが言えるんです。

 

そこにいる女性が元気でイキイキのびのびしてる

会社は絶対伸びます。

そして、女がワイワイうるさい会社は、いいです。

うるさいくらいでちょうどいいんです。

 

女性が静かで

無駄口かかたず

暗い顔をしてるのなら、ちょっと考えなくてはいけません。

 

人を引っ張っきているのは

実は戦略や仕組みのように見えても

最終は人の力だと私は思います。

 

人がそれぞれ出している雰囲気です。

その雰囲気にのまれているだけ、なんです。

 

いい雰囲気を出してもらおう

と思うのなら

その母体であるその人の心の中を

「ああ、嬉しいな」という気持ちにさせることが

まず大事です。

 

教育システム、ではないんです。

 

人は気持ちで動いている

それは自分を考えてみたらすぐに分ります。

 

1000ページのマニュアルがあれば

教育システムを確立したように思うかもしれませんが

実際、動いてはくれません。

動いているようで、長持ちはしません。

 

心の中を動かしていく

方が、はやいんです。

 

みんなで一緒に良くしようよ、

という方向の方が楽しくないですか?

 

吉本歯科医院、新しい先生が入ってくれて

ちょっと新鮮ないい風が吹いています。

 

一人の影響って本当に大きいです。

だから、採用が大事です。

 

人柄採用、おすすめです(笑)

 

先週の日曜日、岡山の池田動物園に行きました。

ひさしぶりに象を見ました。

子供の頃、栗林公園のくさい動物園に通っていたのを

思い出します。

孤独な少女は、50円の入場料を片手に、よく夕方の動物園に行ってました(^^:)

象と話すためです。

そんな可愛らしい時代もあったなあ・・・・。

DSC00194.jpg

象に興奮するこども

DSC00196.jpg

この日が最高の桜でした。

この後、さーっと風が吹き、本当の桜吹雪に。。。 DSC00213.jpg

2011.03.09話す前にわかっていること

先週1週間、胃腸風邪を引きずーっと体調を崩していました。

もうすっかり良くなったのですが

ふと、こんなことを考えました。

 

風邪の引きはじめって、みなさんどうやってわかりますか?

私は、どうも胃のあたりが気持ち悪くなり、そしてだんだん吐き気がしてきて

その後、寒気がやってきました。

さらに、関節のふしぶしが痛くなり、さらにさらに体の表面の皮膚が

ちょっと風が吹いても痛くなりました。(それって通風みたいですが・・・)

 

これは体からの信号です。

頭で考えて「この症状は風邪だ」と判断したわけではなく

体が何かしらの違和感を感じたわけです。


これと全く同じことなのですが

人が集まる会に行ってもふとそんな違和感を体に感じることが、あります。

どうも嫌な感じ、頭痛がしてきたり、あるいは気分が悪くなったり。

 

また、自分のいる場所に一人でも嫌な存在が入ってくると

その一人の出している空気を感じ取り、なにかしらの不快感を感じることもあります。

 

街を歩いていて、どうもおかしいな、この人・・・と感じることもあります。


それは頭で分かる前に、すべて体が先に「どうもおかしい」と違和感を感じているんです。

 

人とのコミュニケーションは、実は会って会話を始める前からすでに

はじまっています。


職場の中に、一人でもイライラして怒っている人がいれば、それはもう面白いくらいに周囲に伝染します。


私は伝染しない、と頭で考えていても、悲しいかな、体はきっちり影響されています。


かちこちに緊張している人がやってきたら、こちらまで体がカチコチになりませんか?


にっこにこで、明るい笑顔で優しい雰囲気を持っている人がそばにいると

こちらまでそんな明るい気分になりませんか?

 

私達は、一人として例外なく、関わる人、そして身をおく場に
面白いほど影響されて生きています。


自分がいつも関わる人と環境を整える

ということの重要さということをお感じなりませんか?

 

「なんとなくおかしい」
「ここにいると疲れる」
「この人といると疲れる」
「この場にいるとエネルギーが損なわれる」


こういったなんとなく感じる違和感って、素通りしてしまおうと
することが多分一般的です。

ましてや、組織の中にいると、
何をそんな甘いことを言ってるんだ、と喝を入れられそうです。


私の医院では、職場の雰囲気をとても気をつけています。

そして「気をつけていること」なのですが、それはきっと

あまりない視点だと、思うのです。


でも逆に、「どうしてそこをきちんとしないんだろう?」「きちんと整えれば
流れにスーッと乗っていくのに」と???ばかりです。

 

それは一人一人が言葉以前に醸し出している雰囲気を

とにかく気持ちのいいものにする、ということです。


イライラしたり、怒ったり、つらいなあと思うことはもちろん人間ですのであります。

しかし、その「人が出している妙な雰囲気」は、誰かがキャッチし、

即、フォローします。

何があったのか?

どういう気持ちなのか?

吐き出すべきものはきっちり吐き出してもらおうと努力します。

吐き出せば、楽になりますし、

マイナスに向かっていた心の向きが、少しづつでもプラスに変わってくるものです。

 


今、私の医院にいるすべてのスタッフは、この2年ほどで格段に成長しました。

何が成長したのか?

それは、「これはおかしい」という違和感をきちんとキャッチできる

つまり、「違和感を肌で感じる」ことができるようになった、ということです。

 

「これはおかしい」「イヤな感じだ」ということが肌で感じるようになれば

逆に、それに対して「いい状態の時の自分」に戻ることができます。


自分の快、不快が肌で感じられない人に、そういうことはできません。

 

 

なぜ、そういうことができるようになったのかと言えば

それは場の雰囲気がそうさせてしまったのです。

 

今、私達の医院に、誰か一人でも、「嫌な空気を出す人」が入ってきたとしたら
みんな一瞬で、「何か嫌な感じ」と思うでしょう。

そして、それを口に出すでしょう。


平坦ではないけれど、私達が基準として考える

最低限守りたい職場の雰囲気というのがあります。

それは数値化できませんし、理屈では説明できないものです。


でも、「ああ、今日もなんとなくスムーズで人との関係にひっかかりがないな」という状態です。


■あの人が気に入らない
■あそこにいるとイライラする
■とにかく疲れる
■嫌なことばっかり考えてしまう


こんな状態は、私達の職場にとっては、「もう絶対イヤ!」な状況です。

 


気配りをできない人は嫌だ

と感じるから、自分は人に気配りをしようと思います。


人にイライラする人は嫌だ
と感じるから、自分は人にイライラするのはやめようと気をつけます。

 

自分が困っている時に、
手をさしのべてもらってうれしかったから
私もまた、同じようにしようと思います。

 

少ない人数の職場ですが、日々お越しになる患者さんの数は
かなり、多いです。

そんな中ここでいる人みんなが

お互いに気を遣い合っているので、仕事はとてもスムーズです。

 

連携が取れていない
言った言わないの伝達ミス
意志の疎通ができない
仕事が進まない
トラブルが多い

というのは、「一人一人の心を通じ合わせていない」というところから
出た氷山の一角です。

仕事は人がするものです。

人が動くのは、脳ミソで考えて動いているようで
実はそうではありません。


その前に、「私はこう動きたい」という心があります。

親切にしよう、という気持ちがそこにあれば

行動は明らかに変わります。

何も考えず、動いている人とは表情も出てくる言葉も違うのです。

 

私は、自分がいる場所を、もちろん職場だけでなく、関わる人の場を

あったかいもので満たされた中にしたいと思っています。

それはいつも思っています。

その方が居心地がいいし、そういう中にいると、一緒にいる人のことを

とっても好きになってしまいます。


嫌いな人が多い人生より

大好きな人が多い人生の方がいいと思いませんか?


以心伝心という言葉がありますが

私は、「自分が好きな人は、相手も私を好きなはず」と勝手に思っています(笑)

逆にどうも好きになれないな、という人は相手も必ず私を嫌いです(--:)

でも、それはそれでいいのです。

嫌いな人にわざわざお願いして好きになってもらう努力をするほど
人生の残り時間はないのです。

 

好き、とか、嫌いというのは

本当に些細なことだと思うんです。


大恋愛の話は別として、職場で人と関わっていく、仕事で人と関わっていく
という場合においては

きちんと周囲が見え、自分はどう振舞えば受け入れてもらえるかな?ということを
想像でき行動できる人であれば、たいがいは好かれていくと思うんです。


他人への配慮、つまり、思いやり、です。


本当にささいなこと、です。


どうしたら、この人は喜ぶかな?助かるかな?
ということをずーっと考え、そして動くのが、言ってみれば仕事です。


私は当院のスタッフたちから、心憎いなあと思うような気遣いをしてもらうことが
本当によくあります。

よくよく観察していると、私や院長にだけでなく、やはり患者さんに対しても

業者さんに対しても全く同じように気配りをしているんです。

若いスタッフであっても。

 

ああ、この人は気配りのいき届いた人だなあと
感じたら、その人のことを嫌いになりますか?


自分に対して、思いやりを持って接してくれる人を
嫌いになりますか?

絶対なりませんよね?


優しくされて嫌な人は、いません。

 

しかし、最近感じることがあります。


相手に気配りをしよう、親切にしてあげようと動く人は

同じだけ、いやそれ以上に相手から、喜びの表情や言葉を受け取ります。

そのことによって、本人もまた嬉しいんです。


ここにもやはり、相互の関係です。


医療は、患者さんに感謝の言葉を頂く機会が本当に多いところ、です。

「本当にありがとうございました」と涙ながらに感謝の言葉を頂く機会も

多いです。

患者さんからの「ありがとう」という心からの気持ちを受け取り

実は患者さん以上に嬉しく喜んでいるのが私達の側であったりします。

感謝されると嬉しい

嬉しいから、また一生懸命しようと思う

そうするとまた感謝される

そしてまた、また、という喜びの循環に入っていくと

人に対して配慮をする、ということが苦痛や、なにかやらされている感ではなく

「私がそうしたい」という気持ちになってくるんです。


職場全体がそういった循環に入ったらあとは、その流れを澱ませないように

気をつけること、です。


こういうことって、人との関係でも全く同じですよね。


接遇ひとつにしても、当院の受付松本を見てて思うのですが

彼女は、人に対して細かい配慮をすることが、もう『あたりまえ」になっています。

一瞬一瞬を大事に、患者さんと向き合い、いい気持ちになって帰っていただく

ということの意味を本当にわかっている人です。


こういう風になってくると、仕事はどんどん面白くなってきます。


どうやって時間を潰そうかと受付で雑誌を読んでいるお姉ちゃんとは違います(^^:)

接遇ということに関しても、精度がどんどん上がってきているので

そのやっていること、やれていることは全て松本の血となり肉となり、一生の財産です。


資格の問題では、ありません。

 

私は思うのですが、
「感情」だけが、自分自身を動かすエネルギーだと思います。


その「感情」の内容や質をどういうものを日々もっていられるか
は、やはり自分がなんとなく感じてしまう違和感を大事にするかどうかに
かかっていると思うんです。

 

私は、数年前、この吉本歯科医院に入ってきた時のショックを今でも覚えています。

「なんじゃここは・・・」の一言でした。


こんなところに一秒たりとも居たくない
こんな風に仕事をするのはイヤ

「嫌だああああ!!!!!」
って叫んでたのを覚えています(笑)


「嫌だ」と大声を出したとき、全ては動き出します。


その時からです。

ムクムクとエネルギーが湧いてきたのは。

 

私の場合は、マイナスの環境や要因があってはじめて
ドッカーンと爆発するタイプかもしれません。


まあまあそこそこ満たされた中では
そこまで「嫌だ!」とは思えませんから。


何も考えず、ただ時間だけがあいまいに過ぎていく
ということだけは絶対に嫌です。


せっかくもらった人生なので、いいことも悪いことも喜怒哀楽すべて
味わい尽くしたいなあ、と思います。


苦しいことや、自分ではどうにもならない状況でも
そのストレスが大きければ大きいほど、逆転した時の喜びも大きいんです。


何でもどっぷり深くはまり込んだほうが面白いです。

それは仕事でも人に対しても。


死ぬほどのめり込むから、離れる時は、すっきり執着が取れるということってないですか?


どっぷり浸かるから、その中のおかしさが見えてくることって私はよくあります。

どっぷり浸かるから、逆に客観的な視点で見える時もあるんです。


なんでも、傍観している、というスタンスが苦手です。

 

傍観している、第3者的なスタンスの時は、誰とも関われていないので

周囲にたくさん人がいるようで実はひとりぼっちです。


人がたくさんいるようで一番淋しいんです。

 


こういう心の中身に関して私は子供の頃からとっても興味がありました。

今でもその好奇心は止まらず、興味しんしんです。

 

みんな体という肉の塊の中でどんな心があるんだろうって、思っちゃいます。

心の中にあることは、どうしてこんなに面白いほど、現実になって出てくるんだろうって

本当に不思議です。


ある一定にメカニズムがあって、その通りになっているのかな、ってやはり思います。


人とどんどん関わっていく中で自分の心模様がどんどん変化していくことが
面白くてたまらないんです。


みなさんはいかがですか?

そんなこと、考えたりしませんか??

2011.03.02ものはいいよう

この冬は風邪を引かない宣言をしちゃった翌日に胃腸風邪にかかってしまい

すっかりダウンしてしまいました(--)

 

もともと胃が弱く、外食が続いても胃が痛くなり、早喰いしても胃が痛くなり

あたりまえと言えばあたりまえなのですが、今回は結構きつかったです。

 

胃が痛く、熱まで出てしまい、身体中が痛く、横になっても痛いし、眠れないし、人間、体のどこが調子悪くても本当に駄目ですね。

 

普段は「胃」なんて意識しませんが、痛くなると急に「胃」が気になります。

 

昨日は、またお気に入りの屋島の「大西内科クリニック」へ。

先生に、「胃がんでしょうか?」と真顔でお聞きすると、

「あっはっは」と一笑されました(笑)ほっと一安心。

カーテン越しの看護婦さんも、「プッ」と吹き出していたのを見てこれまた安心。

ここぞという時の「にんにく注射」を打ってもらいました。

注射器をさして3秒くらいすると鼻から本当に「にんにく」のにおいがツーンと抜けてくるんです。

これがどうも苦手という方も多いそうですが、私はこのツーンが快感(^^)

そして、ここに来て先生の「まあ、もう治るでしょう」という笑顔付きのやりとりを経てこの「にんにく注射」をした後には、本当に回復に向かうから本当、不思議です。

 

先月にはうちのスタッフ総出で、このクリニックで「インフルエンザの予防接種」&「健康診断」を受けさせていただいたのですが、みんながみんな口々に、「看護婦さんが優しい」「ほっとする」「落ち着く」『先生が優しい、話しやすい』「受付の方のまなざしがあったかい」と帰ってきました。

 

病は気から、と申しますが、インフルエンザなどで明らかにもう超細菌にドッカーンとやられている時は、何をしても「死にそう・・」状態なのですが、その後回復に向かいはじめる時には、気の持ちようや、誰にどんな風に接してもらえるかどうかって大きく左右してくると思います。

周囲が優しくいたわってくれたり、声をかけてくれたり、気遣ってくれると私などは本当に元気になっちゃいます。

だから、私にとっては家よりもこの吉本歯科医院の中にいる方が回復が早い、です(笑)

みんな、優しいし、若いのに気遣い抜群ですから(笑)

こうやって優しくしてもらえると、また私もなんとかお返ししなくちゃ、という気持ちになってしまうんです。

その気持ちのやりとりが、とても心地がいいですよね。

 

 

今日、たまたまカウンセラーの森下とあるとっさの瞬間に、同時に「モノは言いようよね」と話をすることがあり、ふとこんなことを思いました。

 

こんなことが、ありました。

もう数年前の吉本歯科医院の昼食時。

今いるスタッフは誰もいない時期です。

あるスタッフが、お弁当を持ってきていました。

そのお弁当は、その時たまたまそのスタッフのお母さんが作ってくれていたものでした。

そのお弁当の中には、冷凍の野菜ミックスが入っていました。

そのお弁当の様子を見て横に座っていたもう一人のスタッフが、思わずこんなことを言ったんです。

「あ、私この野菜ミックス駄目なんよね。気持ち悪くって・・・」と。

 

いかがでしょうか?

もちろん言われたスタッフも大人なので平気な顔をしています。

そして周囲にいたスタッフも平気な顔をしています。

でも、私はその時に、「ああ、こういうことを平気でいう人なんだ」と心の中にしっかり刻まれたことは数年過ぎた今でも覚えているんです。

 

その人が野菜ミックスを好きか、嫌いか、そんな話はどちらでもよく、

それよりも前に、そのお弁当を彼女のお母さんが作ってくれたというところに、どうして意識がいかないんだろう?

そして、それをみんなの前で言われたスタッフの気持ちを推し量ることはできないもんなんだろうか?

と。

今、うちにはこういう心の配慮のない発言をするような人はいませんが、実はこういう些細なことでその人の奥行きまでが全部見えてしまう、そう思いませんか?

 

言葉はその心の中にあるものがポンと出てしまうもの、です。

「そんな重く考えないでよ」

と言われそうですが、実際にいかがでしょうか?

頭の中にも、心の中にも思いつきもしないような言葉がいきなり口から出てきますか?

出てきませんよね?

 

こういうことって、本当によくあります。

 

コミュニケーションの目的は、自分が正しいか、相手が正しいかを競うものではないはずです。

もっとわかりあいたい、もっと親しくなりたい

というのが真の目的です。

でも、残念ながら、無意識のうちに、相手を言い負かすことがコミュニケーションだと思っている人も少なくはありません。

 

本当は、もっと仲良くなりたいのに

本当は、もっと自分のことをわかってもらいたいだけなのに

どうしても、口から出る言葉が攻撃的になってしまうことって、誰しもあると思うんです。

私もよく、あります。

 

しかし、相手の意見と自分の意見、相反するものがあったとした時に、

どちらもが自己主張をしてしまうとそれは「対立」になります。

「対立」になると、立場の強いものが勝ち、エネルギーの強いものが勝ちます。

その場では。

でも、その場で言い負かされた方はどうでしょう?

心の中に何が残るかといえば・・・

それは

「敵意」です。

 

敵意からはさらに敵意が生まれ、

もう何がなんでも大嫌いという負のスパイラルに入っていくと思うんです。

 

私は、どうしても対立しなくてはならない瞬間というのは

やはり人生には、あると思いますが、

99%の日々の出来事は、対立せずにうまくやっていける方法はある、そう思います。

 

思い切りケンカしても、必ずどこかでどちらかが先に折れ、そこから

一瞬のうちに仲良くなることってありますよね。

そして、どちらか一方が折れた瞬間に両者の心模様は変わりますよね。

 

ドッカーンと嵐だったのが

一気に晴れるというか・・・・。

 

あの人は許せない!

とずっと心に思っている側の方が実はしんどいんです。

 

 

私も何度も何度も痛い思いを、嫌な思いをしながら、この歳になって、やっぱり気をつけようと

思うのは、自分の主張を押し通す前に、まずは目の前の人の気持ちをしっかり受け止めよう、ということです。

どんなに目の前の人の言っていることが実はその時の自分にとって

「はあ?おかしいんじゃないの?」

「間違ってる」

と思ったとしても、まずは相手の主張を先に聴こう、と真摯に耳を傾けていくことで、その過程の中で

「あれ?さっきはすごく腹が立ったけど、この人の言うことももっともだわ。私も悪いかも??」という心の余裕が湧いてきたら占めたものです。

 

人を攻撃しないといけない立場の方が実は攻撃されるよりもつらいんです。

文句を言われるよりも、文句を言わずにはいられない立場の方が実は苦しいんです。

 

歯科という現場は、サービス業ではありませんが、患者さん対応というところでは、接遇能力をとても

問われる職場です。

また、医療はそうでないといけないとも思います。

 

そういう場に日々身を置くと、理不尽なことだっていっぱい、あるんです。

どうして?

なぜ?

だって、私は悪くないのに?(泣)

そうやって大声で叫びたいことってたくさんあります。

 

それは私達だけでなく、どんな職場でもあると思うんです。

上司と部下

取引先の方との関係。

人と人との関係は理不尽なこともつきものです。

 

でも、そこで上手にやっていくために必要なのは、「ものは言いよう」だと思うんです。

どんなことを伝えるにしても、

誰が

どんな表情で

どんな声で

どんな気持ちで

どんな物腰で

どんな目線で

応対するかで、相手の反応はまったく変わってしまいます。

 

こういうことって、きっと「まったく理屈が通っていない」ようなことなんです。

 

人と人の関係にパターンはない、です。

よって、マニュアルは応用がききません。

理論や理屈で積み上げられたマニュアルが人間に通用すると本気で思っているとしたら

それは、本当にきちんと生身の人間と向き合ったことがないからです。

人間はそんなに単純では、ないです。

 

どういう状況でも、まずは全面的にあなたの言っていることを聴きますよ、という心の様子が

きっと相手の心を少しづつ紐解いていくものではないでしょうか?

 

その心の覚悟抜きに、コーチングもティーチングもないです、きっと。

 

テクニックを駆使しているのが見えてしまうので、余計に違和感を感じます。

心にあるものは必ず相手に伝わります。

 

この人は本当に自分のことを受け入れてくれる人なのかどうなのか?

という一点を私なら見ていますし、感じます。

 

またそういう人の前だと、どんなに怒っていても、腹がたっていても、しばらく経つと心がスーッと落ち着いてきて、逆に、自分を振り返ってしまわされるような気分になってしまいます。

 

最終的に、人は理不尽は要求をする生き物です。

自分に置き換えるとわかりませんか?

 

たとえ、どんなに私が間違っていたとしても、おかしかったとしても、私の味方でいて欲しい、というのが

人間ではないでしょうか?

正しいか間違っているか、を教えて欲しいのではなく

この人は自分の味方なんだと思った時、私なら安心します。

安心すると、心模様が変わってしまうんです。

 

今は、私の味方はいない

心の拠り所がない

という人の方が多いのではないでしょうか?

それは職場でも、家族であっても、そして地域でも。

大きな話、国全体でも。

 

 

私は、どんなことはあっても、あなたの味方だよ、という存在がいないと寂しくて不安で

何をやる気力も湧いてきません(――)

それでも頑張って努力根性でやろうとすると、どうしても人に対して攻撃的になってしまったり

周囲は敵ばかり、と思ってしまうかもしれません。

 

 

何か思わず言いたくなった瞬間に

私は今、こんなことを思うように意識しています。

目の前の相手とどうなりたいのか?

本当はもっと仲良くなりたいんじゃないのか?

そう考えると、

今、相手の言っていることが、「正しいのか」「間違っているのか」ということは実はどうでもいいようなことに思えてきます。

 

人が怒っているには理由があるんです。

怒りは感情なので、感情は理屈ではないんです。

感情に対して理屈で返されると余計に怒りが増し火に油を注ぐようなものです。

 

理屈っぽい人が嫌われるのは感情に対して理屈で返されるからです。

それをやってしまうと、ほぼ100%オンナには嫌われます(――)

 

理不尽な怒りもまるごとひっくるめて、「さあ、聴きましょう」というスタンスで向き合うと目の前の相手は必ず変わります。

 

人と人とは鏡ようようなものだ

とは本当によく言ったものだと私は思います。

 

自分の心の様子のままが、目の前の相手に映っています。

要求ばかりして、計算高い心があれば、それを映した相手は逆に、絶対にやるものか、とかたくなになります。

 

「あなたのおかげよ。本当にありがとう」という心のからの思いがある時は

相手の中から、「もっと何かしてあげたいな」という気持ちを引き出してしまうんです。

 

これって、上司と部下の関係でも全く同じです。

そしてそれは男と女でも同じですよね(笑)

 

 

もっともっとと底なしに要求ばかりされる人と

かたや、「いつも本当にありがとう。今の私があるのはあなたのお陰」と心底思っている人では

どちらに多くのモノをあげたいか、という心の話しです。

 

理屈ではないんです。

理屈で動いているようで、人は面白いほど感情で動いています。

 

感情で決断し、その上にあとから理屈を乗っけているだけです。

特に女性は。

 

「ものはいいよう」という言葉ももはや死語になってきているようで、実は今の若い20代前半の人には通じない人も、いるようです。

しかし、よかった(^^)

吉本歯科医院のスタッフには、意味がちゃんと通じたようです。ホッ。

 

こういう微妙なことが「そうだよね~」と阿吽の呼吸で通じない人と日々一緒にいるのは私は結構苦痛です。

 

そういう意味を含め、改めて当院のスタッフ達には本当に感謝しています。

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