吉本歯科医院

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2013.11.26ものは考えよう

新潟に行ってきました。


昨日は19時には高松空港に到着する予定でしたが
飛行機のエンジントラブルということで
いったん乗った飛行機から違う機材へと移動になりました。

移動になった機内でも予定より50分も遅れてしまいました。

満席の機内。

お腹がすいてくる時間
疲れがたまってくる時間
小さい子供は機嫌が悪くなってくる時間
です。


機内の中では、いろんな乗客がいました。
明らかに機嫌が悪くなって乗務員さんに
「いつまで待たせるんですか?」と露骨に聞く人。

横に座った奥さんに
イライラいうおじさん

泣き出す赤ちゃんを抱いてるお母さんを
冷たい目で見る人

かと思えば


「こういうことも旅の醍醐味よね」

「あ~ら、赤ちゃん泣いちゃったのね、かわいそうにね」と
優しく声をかけている年配の女性


私も2人の子供を連れていたのですが
3日間連れまわしていたので
疲れもたまって下の娘が機嫌が悪くぐずっていました。


こんな中で困ったなあ
と思っていたら助け舟。


横に座った感じのいい年配のご夫婦が
「疲れたのよね~。よく今まで頑張ったわよねえ」
「ほら、おばちゃんが折り紙作ってあげようね~」

チラシを折ってさささっと奴さんを作ってくれて
一気に機嫌が治っておりがみに夢中にさせてくれました。


一緒にいった女性も
嫌な気分を出さずに
始終ニコニコ。


一緒にいる人が
そんな感じだったので
私もツラレテ「ま、いっか。そういうこともあるわ」
と思えてしまいました。


思いがけないことに出くわすことは
よくあります。

でも、その時に
不機嫌な時間を作り出すのも
自分
ご機嫌な時間を作り出すのも
自分。


そう、思いました。


一緒にいる人が
ご機嫌で前向きだと
つられて「まあ、いいかあ」と思えてしまいます。


予期せぬアクシデントの時に
どれだけご機嫌でいられるかは
考え方ひとつです。


一緒にいった女性は
新潟でもアクシデントがありました。


大事な大事なミンクの首まきを
どこかで紛失してしまったのです。


きっと、とっても大事なものだったのです。


行ったお店や立ち寄った場所に電話をかけてみるのですが
見当たりません。


ひととおり問い合わせてなかった、となった時
彼女はにこりと笑って
こういいました。


「誰かが使ってくれたらいいわ」

「大事なものがなくなる時は、
自分に降りかかるはずだった災難を避けるために
身代わりになってくれるものだから、それでいいの」

と話してくれました。


そして、「ま、いいわ」と言った後
そこからは首まきのことは一切忘れてしまい
もう次の楽しい出来事に夢中になってました。


素敵な人です。


ものは考えようですし
本当にその通りかもしれません。


そんなわけで、一時が万事
こんな人と一緒にいる3日間は

「あ~寒いなあ」
「あっ、雨が降ってきた」
「えっ、お風呂が熱い!!」
「あっ、部屋にドライヤーがない!!」
「あ~~。渋滞だわ」

といろんなことが起こっても
そのたびに機嫌が悪くならなくてすみます。


些細なことでいちいちイライラして
文句を言う人と一緒に旅行をすると
そのイライラは伝染します。


アクシデントが起こってもまったく動じず
「まあ、いいじゃない」
とご機嫌度合いを崩さない人って
すごいです。


帰り際に
「どうしてそんなにいつだってニコニコしていいように考えていけるの?」
と率直に聞いてみると
やはり
理由がありました。



続きは、後日。。。
namidanokawa.jpg
今回、新潟行ききっかけになったのは
作詞家遠藤実先生の著書を読んだから、です。
本を読んで、行ってみたかった。


年のはじめに
「新潟いきましょうよ」
と話をしていて
まさかこんなにはやくいけるとは思ってもいませんでした。

なんでも、口に出して言ってみるもんです。

2013.11.22抗生物質の正しい使い方

kouseizai.jpg
今朝、新枝先生が患者さんに
「抗生物質のお話・・・・知らなかった」
と言っていただいたそうです。


ちょっとばかし、嬉しそう。


吉本歯科医院の歯を失わないためのお話45号にて
「抗生物質の正しい使い方」というテーマで
新枝先生が原稿を書きました。

■抗生物質を服用途中で中断していませんか?
■私の身体に薬が効かなくなる!
■薬には正しい飲み方がある。

ちょっと難しいお話を、
うんとやさしく
書いています。


それを読んでいただき

「そんなこと知らなかった」
「え?途中でやめちゃダメなの??」
「・・・全然違う飲み方していました・・」

とビックリして下さった患者さんがいらっしゃいます。


正しい知識を知らないと
ひょっとしたら
命すら奪ってしまうかもしれないお話です。


嬉しかったのは
吉本歯科医院のニュースレターを読んで下さっている患者さんで
薬剤師さんがいらっしゃるのですが
「このテーマの号をコピーして患者さんにお渡ししていいですか?」
というお電話でした。


もちろん!!ぜひ!!

吉本歯科医院のニュースレター、
読んでいただくだけで、知って頂くだけで
寿命が延びる
ということを目標にしています。


歯を失わないための正しい知識をお伝えし続けることも
重要な医療行為です。


「読んだよ」「知らなかったよ」「びっくりしました」
なんて、お声をかけて下さると
発信している側は
嬉しくてしょうがないんです。


発信して、受け取っていただいて、また発信して
このグルグルといいサイクルを
ずっと続けていくことが、快感です。


読んで下さって、ありがとうございます。


ニュースレターVOL45「抗生物質」をご希望の方は
どうぞ受付にお申し出下さいね。

2013.11.22歯医者で、怒られる?

吉本歯科医院では、無料メール相談というものをホームページ上に開設しています。
開設したのは10年前なのですが、全国各地から、時に海外からも
噛み合わせのご相談
歯のお悩み
などなど、いろんなお悩みを送って下さいます。

その量、膨大です。


私の朝一番の仕事は、メール相談ボックスに入ってきたお悩みをみて
院長やカウンセラーに事情を見せ、回答をお返しする、ということです。


10年やっていると、
ご相談の悩みの内容が変わってきていることに、気がつきます。

5年ほど前から、少しづつ様子が違うことに気がつきました。


それは、
歯の悩みの向こうか、手前かの問題です。

もちろん、歯そのもの、お口の悩みそのものも
かかれているのですが、
その前後には歯医者さんでの対応,コミュニケーションの問題が
書かれています。


その場でのやりとり
に問題があるのです。


むしろ治療そのものよりも、
その以前にある
応対、治療の説明、態度動作表情に対して
患者さんは、
悲しい想いをしたり
腹が立ったり
ということが起こっています。


不信感は、最初からは起こりません。
そのきっかけとなるのは
「なんだか、嫌な感じ」
から、です。

その小さな「嫌な感じ」が積み重なり
その後、不信感へと繋がります。


医療は信頼関係がないと
どんないい治療も成功しません。



私が実際にお返事を書いた中にでてきた患者さんの体験です。

なんの説明もなく、治療をされた
これは、10年前には、なかった、ご相談です。
なんの説明もなく、治療にかかるのが、世の当たりまえ、という時代だったからです。
今は、そうはいきません。

虫歯を怒られた「こんなになるまで、何をしていたのか?」と
怒られ恥ずかしくて顔から火が出そうだった
(これも、よくあるご相談です)


無表情な顔で、そっけなく説明され治療に不信感を持つようになった
(これも、患者さんがそう感じてしまっただけで実際は
本当に無表情な先生だったかも、しれません。
しかし、患者さんに不信感をもたれては、いけません)


被せモノがイメージと違うと、言ったら、
「最初からそう言ったじゃないですか」と逆に怒られた
(これもよくある話です。言った言わない、説明した、していない
のコミュニケーションギャップは歯科以外でも、どこでもある話です)


■麻酔の注射が痛かったので
「痛い」と動いたら、「あぶないじゃないか!」と怒られた
・・・・・


過去に行った歯医者さんの体験がずっとトラウマになっており
虫歯で歯が痛くても怖くてイケテナイままです。
(やはり一番多いのはこれかもしれません)

もう本当にマニアックなお悩みがたくさん寄せられ
そのたびに私は、そのシーンを想像します。


うちでは、大丈夫かな・・・
うちでは、やってないかな・・・


歯のことでお困りで
どこに行っても満足のいく説明を受けられなかった
どこに行っても納得のいく治療を受けられなかった
という患者さんは私が想像するよりも
ずっとずっと多かったです。


このパソコンを開くだけで
いろんな方のお悩みを聴くことができました。



人は、どこかで不快な気持ちになったり、腹が立ったりしたことは
どこかで吐き出さずにはいられません。

そういう存在です。



自分のことを大事に扱ってもらえなかった
自分の話しをちゃんと聴いてもらえなかった

こんな体験をした人は
その時の体験を吐き出さずにはいられません。


日本人は特に、面と向かって
文句を言うことが苦手な民族です。
私も苦手です。


特に歯医者さんやお医者さんに患者の立場で行った時
しょうしょう不快な思いをしたからって
それをわざわざ顔に出したり口に出して文句言ったりしません。

ただ、
「もう行くのやめよ」と心で思うだけ、です。


どうか遠慮なくおっしゃって下さいね
と言われたって
言いません、言えません。
嫌われるのは嫌だし、うっとおしい人と思われたくないから、です。


でも、心の中では
思うんです。
「感じ悪いなあ」
と。


そして、もう二度とこんな悲しい想い、腹立たしい想いはしたくない
というところから、
こうして、メール相談を下さる中に
過去のつらい体験、不快だった体験、納得できなかった体験を
書いてくださるのだと、私は思っています。


メール相談を頂き、
過去にどんな治療を受け、
その時、
どんなことが納得できず
どんなことに嫌だと感じ
どんなことが不快に思ったのか
を、先にお伝え下さることで
私達は、その患者さんが実際に吉本歯科医院に起こしになられた時
過去の体験を知ったうえで、頭の中に入れたうえで
お迎えすることができます。


ある人にとっては、なんでもないことが
ある人にとっては、鳥肌が立つほど嫌なこと
かも、しれません。


どんなサービスを追加で考えていくか、にエネルギーを注ぐかより、
患者さんが嫌がることをしない
にエネルギーを注いでいこうと、思っています。

患者さんが嫌がること
は、私達にはわかりません。
想像するしか、ありません。


だから、教えて下さるとありがたいんです。
私はこのメール相談にお寄せ下さる皆様からのお悩みを拝見していくうちに
そうか、
こんな些細なことで、
患者さんは不安になるんだ

こんなことでそんな気持ちにまでなってしまうんだ

ということを知りました。

こういうことは
患者さんが嫌がること
として、リストにしています。


1人の人の悩みはその水面下で
100人の人が同じ悩みを感じています。



何か特別なサービスをするよりも
その人が嫌がることはしない
と意識を配るほうが、よほど、自分達は鍛えられます。
神経も使います。



私は、こんなことをされると嫌なんです
と先に教えて下さる方は素敵です。


吉本歯科医院にもそういう患者さんはたくさんいらっしゃいます。


コミュニケーション上手だと、思います。


「私はね、こうして下さったことが、とっても嬉しいの」
と先に釘を刺してくださる。
先に誉めてもらえると、もう絶対に
意地でも「この人を不快な気分にさせないぞっ」となります。


吉本歯科医院へ行ってみようかな?
と思われている方は
どうぞまずは今かかえていらっしゃるお悩みを
お気軽にメール相談にてお便り下さいね。


実際に、吉本歯科医院の扉をくくって下さるまでに
患者さんのことをより深く知ることができると
私達も、万全のお迎えの準備ができるのです。


一日に私達が出会う患者さんの数は40人弱です。
その中で、初めてお目にかかる患者さんもいらっしゃいます。


せっかく縁あってお越し下さるのであれば
いい関係を築き、治療をはじめ、そして終了したいのです。


どうぞどんなお悩みでも
お寄せ下さいね。


歯のお悩みは、ご相談頂くことから
最初の一歩です。

2013.11.21たい焼きが美味しい季節になりました

yoshiya.jpg
寒い外から帰ってきたら
熱々の鯛焼きくんが待っててくれました。
あんこ味
きんとき味

院内きってのスイーツ男子、新枝先生、ほっと一息。


「とっても優しそうな感じのいい方が持ってきて下さいました」
と受付の松本。

その優しそうな感じのいいおじちゃんは
和食器、彩季のおとうさんです。

愛称「おとうちゃん」

吉本歯科医院でお客様にコーヒーをお出しする時に
好んで使っているのが彩季さんで見つけたこんな感じのカップ&ソーサー。
和な感じが、寒い冬は特にホコほこ和みます。
なんだか、いい感じでしょ?
cup.jpg
近くに行くとふらふら~っと、寄ってしまうのは
おとうさんの顔を見たい時、です。


醒めないうちに、みんなで頂きました。


追伸 今朝出勤したら、受付の松本が髪をバッサリ切ってとっても
    可愛らしくなっていました。
    あんまり可愛らしいので私も髪を切りたくなりました。t

2013.11.20恥ずかしいこと

先週の母性型勉強会では、一人の女性が自分が長年抱えていた心の中の想いを皆の前で語りました。


「こんな体験は生まれてはじめて」

だった彼女は、話だす前に、「怖い、ドキドキして苦しい」という体験をしました。


成長というのは、自分の身体の記憶の総書き替えです。


「怖い」「ドキドキする」「逃げたい」「息が苦しい」「緊張して涙でそう」

こんな風に本当に体にきちゃうのです。


自分が体験したことないことをやる時、は誰しもそうなるんです。

私も、そうです。

ドキドキしたり、緊張したり

逃げたい!と思った時には

チャンスです。


新しい自分に脱皮していく時というのは、誰しも、怖い。

恐怖を伴うから、成長できるんです。

 

「こんな話を皆にして、引かれないかしら」

「こんな話を皆にして、馬鹿にされないかしら」

「こんな話を皆にして、そんな人間だったの?と軽蔑されないかしら?」

 

こんな想いが頭をよぎります。

でも、思い切って打ち明けてみよう。

 

自分をさらけだしてみよう。

そんな時には、どんな人だってあがるし緊張するし、ドキドキする。

そのドキドキ、緊張、苦しい、逃げたい!

という状態にどれほど自分が耐えられるか?しか、ありません。

極度に緊張して、実際は「もう、逃げた~い!」と思いつつも一歩を踏み出す。

今までの自分なら

「あ、やっぱり来週で・・・」

「あ、やっぱりもう少し練習してから・・」

と逃げたくなるところですが、

ぐっと耐え、思い切って踏み出す。


これは、勇気です。

勇気しか、ありません。

 

10分、彼女は涙が出てきそうなのをぐっとこらえ、話をしめくくりました。

 

その瞬間に、私は一気に彼女に惹きつけられました。

長年知ってるけど、はじめて聞いた声

はじめて見る顔でした。


「よく言った!」

 

言葉を使うことは、本当は恥ずかしいのです。

それが自分の本音であればあるほど、恥ずかしい。


誰でにでも受け入れられそうな

あたりさわりのない言葉を口にするのは簡単なんです。

文章にするのも、簡単なんです。

でも、言いたいのはそんなことじゃない。


「恥ずかしい」という気持ちをもちつつあえて踏み出す、というところに

脳も身体もなにもかもが刺激されるんです。

 

 

自分の弱点を隠し強いところだけを見せようとする人は、相手の部分を見た時に、攻撃したくなります。

「なんだ!お前は!なんでそうなんだ!」と、腹が立つんです。

 

 

あの人は強い人だ、あの人は弱い人だ、と人間は決め付けることはできません。

変化するものだから、です。

強い時もあり、弱い時も、あるんです。

善い人の時もあり、悪い人の時もある。

おだやかな時もあり、イライラする時もある。

人間は流動的なものなんです。最初から。一定していることなんて、あり得ない。

 

 

自分の弱点や、カッコ悪いところ、を出したとしても、「それもいいよ」と許してくれる相手と一緒にいると、自分の魅力はどんどん解放されます。


作りこんだ自分でないと愛してもらえない

というのであればその人と一緒にいると悲しくなります。


自分が「これはマイナス事項だ」「これは欠点だ」と思っていることは、自分がそう思い込んでいるだけ、です。

 

多くの人が関心があるのは、自分だけ、です。

他人のことより、自分のこと、です。

だから、何も気にすることはないんです。

 

 

人は完璧で強い人だから、好きになるのではありません。

弱点も、わがままも、思い切ってさらけだすから、愛されるんです。

弱点やわがままな自分を隠そう隠そうとすると、男も女もしんどくなります。

先にインフォメーションするんです。

 

自分が恥ずかしいと思ってること

自分が隠したいと思っていること

それをあえて先に言ってしまう、ばらしちゃう。


大事な人と関係においては

早く言ったもの勝ちです。

早く裸になったもの勝ちです。

はやく心が裸になれる関係がぐっと親密になります。


 

弱点を隠さなきゃ

強く見せなきゃ

正しくなくちゃ

いい人でいなくちゃ

 

そうなればなるほど、どんどん苦しくなっていきます。

 

思い切って自分を出していける

怖いものなんて、何もないわ

なんとか、なるわ

そう思えている時って、なんだか自分の心は

余裕があります。



余裕がない人と一緒にいると

相手もしんどくなります。

気をつかってしんどくなります。


 

思い切ってさらけだしたら、

皆の様子が違ってきました。


これは一体どういうこと???


驚いているのは、本人です。


こういうことを肌で知った彼女は今、応用が効いて毎日が面白くてしょうがないんです。

 

今の時代、何が起こってもおかしくありません。

仕事はいきなりなくなるかもしれない。

マイホームを建ててても台風地震でぐしゃぐしゃになるかもしれない

お金を貯めても、価値がいきなり変わるかもしれない。

 

そんな中で私達は生きています。

 

では、これな心模様はいかがでしょう?

何があっても、こわくない

自分には何を身につけなくても、持っていなくても大丈夫。

大事なものはこの身体の中に全て入っている。

 

胴体は、大事な人たちにしっかり支えられ

足はしっかり地面に根をはってどっしりしている。

 

 

これは母性型の原点です。

 

今年も勉強会はあと一回のみと、なりました。

あ~、面白かったん、です。


何が面白いって

誰がどう変身するかわからないから、です。



人間って、すごいんですね。

隣の人に伝染して、自分まで変わっていく

場の雰囲気はそれほど、大事なんです。


2013年最後は12月11日(水)に決定しました。

2013.11.14通じ合えないイライラ、言葉の誤解、を一掃する対話フィットネスIN善通寺総本山

ご案内です。

■自分の話が相手に通じない
■相手に言い負かされて悔しい思いをしている
■通じ合えないことや言葉の誤解にいらだつ
■対人関係のストレスを一掃したい
■説得力を磨いて仕事や人間関係に活かしたい

そんな要望に答え
「話す力が人生を変える」ステップアップ講座として
対話フィットネスIN善通寺総本山を開催します。

講師は、母性型勉強会でおなじみお
     株式会社 人間科学研究所の池田弘子 先生

対話フィットネスとは、
■会話と対話の違いに気づく
■感情をぶつけないで言いたいことを言葉で伝える訓練
■相手を言い負かさない
■論旨をはっきりする訓練

対話フィットネスの効果
■楽しく学べる
■いきいきした考え方が身につく


日時:平成25年11月30火(土)午前11時~12時(善通寺総本山お戒壇巡り体験)
                  午後13時~16時(ワークショップ)

参加費用:5,000円(昼食付き)昼食不用で午後のみ参加の方は4000円

定員:20名まで


なぜ、善通寺総本山なのか???
お寺は身心をリラックスさせ活力や発想が生まれる能力開発の場なのです。
善通寺総本山には全国でも稀な「戒壇めぐり」を体験します。
「戒壇めぐり」とは、一寸先は闇の中で意識が外に向いている現代人の意識を
内向きにして自分自身と対話する場です。

「戒壇めぐり」をする方は午前11時までに起こし下さい。


お申込は
株式会社 人間科学研究所 池田弘子
info@ningen-kagaku.co.jp

2013.11.14工事現場の工程表

43-1.jpg


43-2.jpg

吉本歯科医院のスタッフの皆様、長い間ありがとうございました。

いつも親切丁寧な対応をして頂き、感謝しております。

子供の頃から長い間、悩みの種だった噛み合わせが治り、嬉しいです。

仕事上がりで疲れている時間の予約だったので、医院のフラットシートでは、うとうとしてしまいました。寝ぼけ気味で愛想の悪い応対をしてしまってたらすみません。

とても長い期間だったので、始めた頃は経験したことのない痛みもあり、この器具を使った治療はいつ頃までで、次はどういう器具でどうなるのだろう、進み具合は順調だろうか等ばかり考えてました。「工事現場の工程表で、今はここら辺まできてますよ。」という様な進捗状況表みたいなのがあれば良いなと思いました。

今後ともよろしくお願い致します。



素敵な患者さんから、感想文を頂きました。


頂いた中に

「工事現場の工程表で、今はここら辺まできていますよ」という様な

状況がわかるものがあればいいなあ、とアドバイスして下さいました。



「なるほど!たしかに!」

私、そう思いました。

中で診療している側には、頭の中にすべて

この患者さんは今、この状況で次はこうなってああなって

ということが入っていますが、

患者さん側には、わかりません。


その場その場で進行状況をお伝えしてはいますが、

確かに、工事現場の工程表みたいなイメージのものがあれば

とっても嬉しい、私なら助かると思いました。



実際に患者さんの立場になってくださったからこそ、見えてくるものって

きっとたくさんあるんだろうと思います。


教えて下さることは財産です。


早速、「工事現場の工程表」取り掛かります。

2013.11.1411月母性型勉強会でした

iminna.jpg
昨夜は母性型勉強会でした。

しょっぱなから、3人の人の体験談を聞かせてもらいました。

自分を長年かこっていた重くて堅い殻を内側からビリビリやぶっちゃった
という、体験です。


壮絶な夫婦の関係
仕事に対する姿勢
他人との距離感の問題

一人一人、実際に自分が体験した、また、今まさに体験していることを
具体的な実際話を開示しながら話してくれました。

話を聞いて

「え?この人が?そうなの?」
「えええ???そんなこと微塵も感じなかった」

ということを感じました。


全員がしゃべり終わった時、
「な~んだ、自分だけが、こんなことを悩んでいるわけじゃなかったんだ」

ということを、知りました。


一人が心の中のものを吐き出していくと
「じゃあ、私だって」と次々、心から声が溢れます。

集団の力ってすごいですね。

一人がしゃべる
みんながじっと聞く、聴く。


場の空気が一瞬で出来上がるんです。

自分の中に矛盾が起こった時
自分の中に不快な感情が起こった時
その感覚から逃げずに向き合っていくと
人はいろんなことに気づいていきます。

逆に
「考えないようにしよう」
「本当は考えなくちゃいけないけれど先送りにしよう」
としていることは
自分が心の奥で封じておきたいこと、です。


何かしらの違和感が起こった時
それは
人との関係においてでも
仕事をする時にでも
そんな時、
その違和感を素早くキャッチし、
「スルーせず考える、向き合う」ということです。


一人一人の話を聴いていると
私は、ああ、やはり私達は同じなんだなと思います。

私達の生まれてから死ぬまでの全ての人生の原点は
親子の関係です。

どんなに大人になっても
どんなに立派になっても
どんなに親の存在を忘れるほど活躍していても

親に影響され、価値観をもらい、大きくなっていきます。

そのことが「いい」とか「悪い」とか
意識できないうちに
あらゆる言葉を私達は親にインプットを受けます。


その親に知恵がなく
その親が人と関係をきちんと作ることができないとしたならば
その親が子に伝染させるものは、同じものです。


子供が大きくなって恋愛をするようになった時
その相手との関係が濃くなってきた頃、
水面下で大きな舵取りをしているのが
その人の親子関係です。


夫婦間のトラブルも
つきつめていけば
親子関係にいくのです。

それほど、
私達は無意識のうちに
いい暗示も
悪い暗示も
受けて今の自分になっています。


子は親を見て育ちます。
親がしているような人間関係を周囲とまた、同じように築くのです。


ここに早く気が付いた人はラッキーです。


「そうか!私は、今日からこんな自分でいこう!」


今の自分が嫌いなら、とっとと脱ぎ捨て
次へいこう、次の自分へ行こう

と決めてしまえばいいからです。


子供時代、もう十分に愛され
完璧に愛され、いい暗示を100%もらい続けた・・・・という人など
いません。
いるかもしれませんが、ごくごくわずかな話でしょう。


親が忙しかったり、
親にも事情があるのです。

親だって人間なので
夫婦ですったもんだもするし
よそに好きな人ができちゃうかもしれない
親だって人間なのでいつも完璧な心模様を子供に見せられることなど
できないんです。


子供時代に親に愛してもらえなかった
子供時代につらい環境にあった
これはこれでその時はつらいことだったかもしれませんが
人生トータルという視点で見れば
私は、「その体験を生かすも殺すも自分次第」だと思います。


つらかった体験や
さみしかった体験は
絶対肥しに、なります。

自分が肥しにする、と思ってたら肥しになります。

逆に、いつまでも小さい頃のことに思いを寄せ
「あの時、こんなひどいことをされた」というところに意識がいってしまえば
肥しには、なりません。
ただの、うらみがましい、前に進めない人、です。


一見、「負」と思われるような体験こそ、
肥やしじゃないか???
と思えばいいんです。


私は、そう思ってます。

私のことを振り返ってみれば
両親の夫婦喧嘩は日常茶飯事
姑舅と同居で、舅が嫁に手をあげるわの
すったもんだは、よくありました。


父が飲んで怒っちゃって机ひっくりかえして
兄が止めようとして殴り合い
すごい物音で近所の人が通報しおまわりさんが
きたことだってありました。


そのおまわりさんともいずれ飲み友達になってしまうようなキャラの父でしたが
なにせ、子供を育てる豊かな環境とは程遠いものでした。



お酒と女の人が大好きだった夜の帝王みたいな父でしたが
私のことを毎日嘗め回すスキンシップだけはすごかったです。
小さい頃から、口で言って伝えるより
抱きしめられる、触れられる、包んでもらえる
という皮膚感覚での愛情表現をたくさんもらったせいか
私は大人になってからでも、人とどんなに近い距離でも違和感なく入っていくことができます。

理屈より、情
という父からもらったものは、やはり大きいのです。
無茶苦茶な父でしたが、「食べてしまいたいほど可愛い」ほど、
抱きしめてもらった体験は私の細胞のすみずみにまでいきわたっています。


父と母はうまくいかなかったけれど
それぞれから、私は多くのことをもらっています。


高校生になって好きになって付き合った彼氏には
「いい子だけど、親が離婚してるような家の子とは付き合うな」と
言われた、なんて理由でフラレ

当時は
「なんじゃそりゃ?」と言い返せる力もなく
そんな自信もなく、言われるだけ言われ、ただひたすらガックリ。

その時に、強烈にインプットされたのは
「親が離婚している私は恥ずかしい」
でした。


離婚しちゃってかわいそうね
と親戚やいとこが、かわいそうな目で見るのですが
本人が自覚していないのに
「かわいそうね」「かわいそうね」と言われ続けると
「そんなにかわいそうなわけ?私って???」と
自分でもかわいそうな気がしてくるんです。


まだ、10代の青い時ですので
なんでもかんでもインプットしちゃいます。


そのお陰で学校に行っても
みんなが自分のことをそう思っているんじゃないのか?
とビクビクしてた頃もあります。


外見は「全然へ~き」とつっぱっていても内面はビクビクしていた私は
同じ高校の友達と仲良くなることができず
いつも中学一年の時からの唯一の親友と高校は違うけれどよく会っていました。


彼女の両親も私と似たような境遇で
2人でいつも夕方になるとああだこうだ、と話をしていました。


そしてまもなく
「親が離婚しているから恥ずかしい」
という私の思い込みを一掃してくれる出会いがありました。


19歳の時。
その人との出会いによって
なんだ、恥ずかしいと思ってるのは私が思ってるんだ、ということに気が付きました。
みんながそう思ってるに違いないって思っていることは
実は私がそう、思っていたんだ、ということに。


ここでもまた、目からウロコ。

私は当時から記録魔で、心の動きや体の異変、誰とどうした時にどうなった
ということを逐一ノートに記す癖があります。

その癖は今でも残っており、
もちろん職場でもこの日に何が起こってどういうことになったのか
誰が、どう、と具体的に記しています。
いつ税務署が来ても大丈夫(^^:)というほど、記録を綴る癖があります。


その頃から、です。
自分の心の中をよ~く観察するようになったのは。

私の中での「こうなったら、こうなる」というノウハウ本が出来上がっているんです。


恥ずかしいことでも、サラッと口に出して言ってしまえば、いい。
気まずくなったら、思い切り近寄っていけば、いい。
とにかく相手に合わせていけば、いい。

自分の中でトライして、うまくいったこと
うまくいかなかったこと、全部綴っているんです。


10年くらいやっていると、
法則が見つかってくるんです。


自分が心に蓋をしようとしたことは
実は蓋をしきれないということに、気が付いてくる

苦しいから逃げたいと思って逃げた時は
後から後からどんどん大きくなって追いかけてくる

気まずくなって目をそらして逃げた関係があれば
心がさわやかでいられなくなる


逃げちゃだめなんだ、
ということだけが、やはり、残るんです。


私は、昨日勉強会に来て下さった人だけでなく
皆心の中に、溜めているもの、封じているものが、あると思うんです。


開示するのがいいわけではありませんが、
私自身はどんどん近しい人に、自分が恥ずかしいと思っていたこと
隠したいと思っていたこと、を話せば話すほど、
面白くなっていきました。
背中に羽が生えてるんじゃないのか?と思うほど
肩甲骨のあたりがむずむずするようになってきました。


そうやっていくのが普通になってくると
何も恥ずかしいことはなく
何も隠したいことはなく
勝手な思い込みで自分が小さく思えてしまうことさえ、
消えちゃいました。


普通は言わないだろうなあ
ということを
ポーンとサラリと、言えちゃう人に
私はどうも惹かれます。


解放されちゃってるな、ということを
感じとるからだ、と思います。


自分を縛っているものは、自分だとすれば
私は縛っているものをひとつひとつ取っ払っていきたいと思います。
せっかちなので、とっととやってしまいたいんです。

じょじょにやっていきましょう
とか
ぼちぼちやりましょう
というのが、苦手なんです。

動かす時は、一気に動かしたい
捨てる時は、一気に捨てたい
変わる時は、一気に変わりたい


せっかちなので。
よく「生き急いでない??」と言われますが
性分なのでしょうがないのです。
気にいっているので、いいのです。


さて、昨日は

自分に自信がもてない

さあ、どうしたらいいものか?

という話も、ありました。

このテーマは、やはりどんな場でも、でます。


「私は自信がある」と言いましょう、と言われても
自信ができるものでも、ありません。


毎日自信があると言っていれば自信がついてくると言いますが
そんなわけは、ありません。


「私、自信があるんです」
と自信がある人は、言いません。


自信がある、という言葉に惑わされ
頭が混乱しているだけ、なんです。


自分のやるべき役割をちゃんと果たしている人は
誰が見ても自信に満ちています。

自分はこれをやろう!徹底的にやろう!
仕事でもなんでもいいんです。
やろうと、決めて邁進している時、
その姿を人が見たら
「あの人って、自信に満ちてるよね」となります。
そういうもの、です。


自信がない、
と悩んでいる時は
人と比較しています。


その人の価値が美しくて若いことなら
自分よりもっと美しくて若い人に会ったなら
あっという間に自信が消えます。不安になります。

その人の価値がお金なら
自分よりもっとお金持ちの人を見たらなば
あっという間に自信が消え、不安になります。


その人の価値が役職や地位なら
自分よりも役職が高い人を見たならば
あっという間に自信が消えます。


その程度のもの、です。


問題は、「自信がないといけない」「自分に自信が欲しい」
という言葉に捕らわれてしまって動けなくなる自分がいる、ということです。


そんな言葉に振り回されると
人生本当に棒にふっちゃうんです。

あっちに素敵な人がいた
こっちに自信に満ちてる人がいた
あ~あっちの人の言うこともすごい
あ~こっちの人の言うこともすごい
混乱し、困惑するんです。
迷路です。


影響されまくりの、混乱しまくり。
で、結局何も掴めない。


何か特別な才能があるから
何か特別に容姿がいいから
何か特別な技術があるから
だから、あの人は自信がある

となると、
よって、私にはそれがないので
私には自信がない

という論理になってしまいます。


これは、比較です。


比較に捕らわれると生きることは苦しくなります。


とにかく、やることです。
昨日の勉強会、具体的に行動を起こし踏み出した3人の人の体験。

これこそが、まさに、動く
ということです。


私は自分の仕事を徹底的にやる
と決めた瞬間から
体の胸のあたりが熱くてしょうがない
という女性がいます。


決めて動き出すと
本当に体は熱くなるんです。
着火しちゃうんです。
冷え症なんて、どっちでもよくなるんです。

心と体は切り離せません。
心に火がともると体は勝手に元気になります。
理由は
「ここにいこう!やろう!」と決めてそこに意識が集中されるので
体の不快を感じなくなるから、です。
あっちがいたいこっちが痛い
あそこがしんどい、ということを考える暇が脳の中にないから、です。


今まで蓋をしていたものがどんどん吹きだし
「ま、どう思われたっていいわ」とどんどん発信しはじめることによって
周囲の状況がどんどん変わっていっています。


嫌だと思っていた相手の違う面を見ることが、できるようになってきました。


いつかそのうちやろう、と思っていることは
いますぐ、手をつけるんです。

今すぐ手をつけ動くから
動く過程でまた次にやろうと思うことがどんどん
でてくるんです。


自分を面白くするのは自分しか、ありません。
誰も自分を面白くはしてくれません。

どんなに大金を払ったとしても
自動的にエスカレーターのように自分を成長させてくれるサービスなど
この世にはありません。


「◯◯で簡単に◯◯になれる」ものは
その程度のものです。


今、私のパソコンの横で電波時計の秒針がどんどん変わっていっています。
自分の命の残り時間はきっと自分が思っているよりずっと
少ないんです。


秒数にすれば、あっという間です。


躊躇している暇など一秒もないんです。きっと。


今、ちゃんと考えておかないと
先送りしたことは、借金倍返しのようなことになるんです。


昨日、はじめて来て下さった素敵な女性がこう言いました。
「こんなにも自分自身に向き合っているんだなあという姿に
驚いてしまいました。」


自信がある人に見えるには
の答えは

そんな考えが頭によぎる暇もないほど
何かに夢中に取り組むこと、です。


心の中で起こっていることを、言葉として
共有できる快感を昨日は味わいました。

そんな場は意識して作り出さなければ
できないんです。


次回の母性型勉強会は
12月11日(水)です。2013年最後になりました。
どうぞご参加下さいね。

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2013.11.12極意は、ない

先日大阪まで講演会を聴きにいきました。
20代の大半、そして今でも強烈に影響を受けている武道家の先生です。

65歳、ちっとも老いることなく
人間というものは、
年齢を重ねるごとに研ぎ澄まされしなやかになっていくんだ
ということを体現されています。


大阪の地下鉄がどうにも覚えられない私は
ギリギリで到着。

1分前。

会場に今まさに登場しようとしている先生に会いました。

「おうっ」

にっこり笑顔、優しい目。

このふたつの目に惹き込まれたのが10数年前。
出会っていなかったら、人生絶対変わっていただろうな、と思っています。


選ぶこと
決めること、
話すこと、
話し方、
ものの考え方、

200%に影響を受けました。


当時の自分が思う「好き」や「嫌い」は全部排除し
自分が苦手な人からこそ、学ぶ
自分が嫌いだと思う人からこそ、何かを聞きだす引き出す
ということを意識的にやりました。

白だと思っても、先生が黒だといえば
「黒」ということを自分の中に入れました。

当然最初は違和感ですが、
違和感も呑み込めるようになると、
面白くなってくるんです。


そうやって幼稚な自分の小さい小さい枠をどんどん
破っていったと思います。


「人の言うことを徹底的にきく」
ということを先生は教えるのですが
そこに
自我があり、
「嫌いな人のことは聞けない」
「尊敬してない人のことは聞けない」
「年下からは聞けない」
となってしまいがちです。

それでも、そこを乗り越えて
徹底的に聞く、のです。
しかも、相手に気持ちよく話してもらえるようなリアクションで。

とっても、高度でしょ?

でも、やってみる価値はあるでしょ?


私は自分の好みなんてどっちでもいいわ、とポイと捨てることが
できたのは
そういう先生に出会ったから、ともいえます。


憧れて憧れて憧れて
先生の言っていること、伝えようとしていることを
わかりたくて、わかりたくて
夢中に過ごしたあの時期の体験が
40過ぎてボディブローのように効いてきます。


今、誰とでも付き合っていける
誰にだって合わせていける、しかも、ストレスなく
人前だって、大丈夫
思い切って自分を出していけるのは
どう考えても、あの時期の切磋琢磨の体験です。

違和感をすぐに察知できるようになったのも、きっとそう。
感情を溢れさせ爆発させることができるうになったから、
今は自在に感情をコントロールすることができるんだと、思っています。


感情は溢れて爆発しそうになってドッカーンと解放できるエネルギーがあってこそ、
今後はそれをコントロールすることができます。

怒りや喜びも、同じ。

その容量が最初から少なくして
解放も、コントロールもできないんです。


言葉では、人は変わらない
動けない
なにひとつ、変わらない

とにかく、やれ
やってしまえ
そうしたら、わかる
ぜんぶ、わかる
できないことが、わかる
理屈じゃない

1000の言葉を知るより
たった一回実感しろ、本気で向か合う
ということを実感し、体得しろ、という熱いものです。


ひさしぶりに
あっついものがまた沸きあがってきました。
釘づけの2時間。


先生の講演会は珍しく
ほとんどは体を使ったワークです。


今回は、「人間関係の極意」がテーマ。

しょっぱなから先生は、こう言いました。

「極意は、ない」

言うやろうなあ、と思っていたら、やっぱりそうでした。


それでも、私達は、これをやったら、こうなる、
これをやったらうまくいく
という言葉やノウハウを求めたがります。

今、日本中、そういうことになっています。

歯科業界でも毎日のように面白いほどセミナー案内の資料が送られてきます。
きっと全国の歯医者さんに送っていることとと思います。

そして歯医者さんだけでなく、
あらゆる業界にこういった類のものが、あるんでしょう。


「院長先生に朗報!!このセミナーでスタッフが一気に大変身!!」
「患者さんの心を掴む7つのステップセミナー」
「売り上げ倍増、コーディネーター養成マニュアル」

読めば読むほど、
院長先生の悩みをぐっと押さえているのか、
「ひょっとしたら、これをすれば、こうなれるのかなあ?」
なんて、思ってしまいがちです。


いや、悩める人にとっては、
「こうなったら、こうなる」的なノウハウは
喉から手が出るほど、欲しいものです。


そういうノウハウに書かれているものは
すべて正論で、おっしゃる通り。
そのままできたら、そりゃあ、解決するでしょう、というものばかりです。


言葉を知れば、頭でわかれば、できるようになるのか?
という問題がズッポリ抜けているんです。


かなづちの人が、「これで完璧!あなたもクロールの達人になる!」という
ノウハウ本を読んでも、できるようには、なりません。


クロールができるようになるには、
水に入って泳げるように工夫を重ね、練習を繰り返さなくてはならない。

当たりまえといえば、当たりまえですが
私達はつい、言葉を知ったらできると錯覚しがちです。


改めて、「いかんいかん」と身を引きしめ、姿勢が伸びました。


心の中に何かしらの想いが湧き上がったなら
躊躇せず、まずはやってみる

やる前に、「でも、できるかどうかわからないし」
「こんなことやってどう思われるか」
なんて、一切なし。

まずはやってみる。
その湧き上がってきた想いは一瞬で消え去っていく。

消え去る前に、まずは動く。
動きだせるような状況を先に作りだす。
本を買う
でもよし
電話するでもよし
とにかく、「やる」状況を作り出してしまう。


間髪入れずに動く

この習慣は、この時期に身についたもの、です。


習慣なので
逆に、躊躇できない、私、という反面もあります。

それはそれで、怖い部分もあり
だからこそ、それを補ってくれる人が絶妙なタイミングで現れるわけです。


動き出せば
現れるんです。


本当に、この世の中はうまくできています。


迷っている
悩んでいる
ふさぎこんでいる

という時間は今、私は恐ろしく少ないです。


先生に会う前までは、ずっと
迷っていて
悩んでいて
ふさぎこんでいた
ので、

会った後、知ってしまった後からは
そんな時間を自分にもつことがもったいなくて、もったいなくて
オートマチックに、頭が「とにかく動く」方に切り替わってしまいます。


若い頃、恋愛で悩んだ時にも
これは役に立ちました。


何かに夢中になっている人に人は惚れます。
必死で仕事をしている人に、人は惚れます。
これは男も女も。

惚れた側は、自分も夢中になれるものを持って成長していないと
すぐに苦しくなります。


「もっと、かまって」
「もっと、私を見て」

・・・・と、自分をかまって病にかかってしまい
苦しくなるのです。


そこから解放されるただひとつの方法は
彼、彼女の存在を忘れるほど、熱中できるものを持つ、です。

必死で仕事する
必死で何かをする
時間を忘れるほど没頭する、です。


没頭しているうちは、
相手のことを忘れています。
なので、苦しくないんです。


私はこの体験は、目からウロコでした。


「そうか!!何でも徹底的にやればいいんだ!夢中に、わき目もふらず!」
嬉しかったこときわまりなかったです。


将来のこと
自分のこと
周囲のこと
不安の要素となる、あらゆることが頭から消え
ただただ、動く、必死で取り組むことの
面白さ。


その延長線上に、「はい、さようなら」とご臨終があれば
最高だな、と。本気でそう思いましたし、今もそう、思ってます。
私は、自分の子供にはそうやって長いのか短いのかわからない
この自分の人生の時間を過ごして欲しいなと、思います。


将来、こうなったらこうなる
と考えてる私の頭はブルーです。
しんどいです。


そんなことを考えず
ただ、今日も目の前のこと徹底的にやる。

徹底的にやっていると
面白くなってくるんです、何でも。


実際,私は、この吉本歯科医院に入った時
「こんな面白くないことなんでやらなきゃいけないんだ!」と思ってました。


しかし、腹をくくり覚悟を決め
「よ~し、徹底的にやるぞ!」と決めてからは
エネルギーはガンガンわいてきましたし、
時々子供の存在を忘れ、晩御飯の用意を忘れることがありますが
それでも、私の頭の中はさわやかです。

家の中で私が暗いと家族はみんな暗くなって伝染すると思っているので
私だけは、何があってもハッピーでいようと決めてます。


ハッピーの内訳は
「頭の中に余計な考えがよぎっていない」
状態です。


すぐに動けて
心も体もよく動いている状態です。



私は、家の中では私が光を照らす役になろうと決めてます。
職場では、私がみんなを明るくしようと決めてます。
そのためには、
私が悲しくて、ブルーで、悩んでいたら
私はみんなの何の足しにもならないんです。


自分の心は徹底的に満たします。
努力していないと、すぐに枯渇するので
その努力は怠りません。


先生は最後に「極意といえば極意」ということを
教えてくれました。

①挨拶がしっかりできる
②ありがとうございます、と言える
③笑顔、にやけるのや緩んだ顔ではなく、笑顔。

この3点が極意。

この入口が無限の人間関係を作りだしてくれる


・・・・・・胸がつまって苦しかったです。
拍手しながら、「先生さいこ~~~!!!」と、一人心の中でジャンプ。


勉強ができても
資格があっても
先生であっても
お金持ちであっても

①②③が完璧な人にはかないません。

人にかわいがってもらえ
人に愛され
人に大事にされていく
その極意はこの3つです。


「あ~~、今、私はなぜあの人を好きなのか?」
と考えてみたらやはり、①②③です。


「あ~~なんであの人って大事にされないんだろ?」
と考えてみたらやはり、①②③です。


その3つの入口を通過し、
無限の人間関係を作りだしたい!


ほかほかの心で
明日は母性型勉強会です。



11月13日(水)午後6時半~8時半
場所:高松国際ホテル
会費:3,000円(夕食込み)

2013.11.11クリスマスバージョン

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11月3日夜、点灯しました。
今年も患者さんらにお手伝い頂き、見事飾りつけすることができました。
毎年本当にありがたいです。
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12月に入ると吉本歯科医院の前の道路は、トイザラスへ向かう車で
週末は大渋滞になります。
車が止まった時にでもチラリみて楽しんで頂けると嬉しいです。


あっという間に年末になだれこみそうな予感です。
はやい、はやい。

母性型経営(R)のススメ 香川県 高松市 吉本歯科医院

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