吉本歯科医院

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2010.11.10行き違い

こんなことがありました。

患者さんから当院にメールをお寄せくださったんです。

その内容は、「お叱り」の内容です。

 

この患者さんが当院の治療を信頼して下さり、ご家族の方をたくさんご紹介して下さっている

方です。

今回のメールの内容は、そのご紹介して下さったご家族の患者さんの治療の中で

いろいろな行き違いが起こってしまい、ご不快なお気持ちになってしまったという

ことでした。

 

メールを受けてすぐに、事情を確認し、院長が直接お電話をさせて頂きました。

 

事実のみ、治療の流れ等を詳細にご説明させて頂いたことで

ご本人も「そういうことだったんですね」とあたたかいご理解を示してくださいました。

 

そしてその電話の後、すぐに今朝一番でこの患者さんがご紹介くださった患者さんご本人に

お越し頂き治療を行い、誤解のあった部分の詳しいご説明をさせて頂きました。

 

お顔を見て直接お話をさせて頂くと

「ああ、そういうことだったんですね。よくわかりました。

私もその時にお聞きすればよかったんですね。本当に申し訳なかったです」と

私どもも恐縮するほど、心を開いてお気持ちをお話下さいました。

 

メールを下さったこの患者さんは、私どもの医院をとても信頼してくださっており

大切なご家族を何人もご紹介下さっている大切な大切な患者さんです。

 

だからこそ、こうやって私達に「なぜ?信頼しているのになぜ?」という

率直なお気持ちを投げかけて下さったのかな、と思います。

 

私がこの方の立場でも同じように感じたと思うんです。

自分がとても信頼している病院があって、「この病院すごくいいから」と

大切な人を紹介した時に、その紹介した人が、そこであまり大事にされなかったと

感じてしまったとしたら、紹介した私の立場はないですし、

また、何よりも信じていたのに、なぜ?と裏切られた気持ちになってしまいます。

 

それは、腹が立つ、という感情を超えて

淋しい気持ちになってしまうんです。

 

もし、どうでもいいや!こんな病院、と見切りをつけたら

「なぜですか?」というお叱りの言葉を投げかけることも

面倒臭いですので、おそらくこのままほうっておくと思います。

 

だからこそ、このように実は「言いにくいけど不満に思ったこと」は

この患者さんのように直接私達に投げかけて下さった時は

嬉しいです。

 

なぜなら、不満を出して下さればそれに対して私達もなんとか

向き合おうと具体的な行動を取ることができるから、です。

 

どういう事情があったにせよ、この患者さんにそういう嫌な気持ちを

起こさせてしまったことは全て、私達吉本歯科医院の責任です。

 

今回の件は、全員で共有し、

なぜ、こんな風に患者さんがお感じなられてしまったのか?

ご説明不足ではなかったのか?

患者さんが質問しにくい雰囲気を出してはいなかったのか?

いろいろと話し合いの必要があると思いました。

 

人と人とが関わっているのが私達が生きているこの社会です。

仕事という場でも例外では、ありません。

当院でいう患者さんとの関係も、職場での人間関係も実はまったく同じで

何か問題が起こることは、当たり前と、私は考えています。

 

これだけの人が関わりあっているので

いろいろな行き違いや、思い違いでお互いが嫌な気持ちになってしまうこともあります。

言った言わない

伝えた聞いてない

ということは、日々起こります。

 

ただ、今回のようにきちんとその時その場で向き合う、ということを

していけば、その関係はそこまで複雑に袋小路に入ってしまうことは

ない、そう思うんです。

 

つまり、その場で、「その問題から逃げない」ということ。

 

私達はどんなことで、まずはきちんと向き合います、という姿勢を

見せていけば、そこまで人は怒りの感情が膨らんでしまうということは

起こりません。

 

人が人にされて嫌なこと

それは、「逃げた」と思ってしまうことです。

 

嫌なことを言ったとしても、その時にきちんとそのことから

逃げずに向き合ってくれる姿勢を取ってくれた時

私はあらゆる関係は好転すると思います。

 

逃げると問題はよけいに大きくなり

また、どこまでも追いかけてくる。

 

ここ屋島の地で開業して今年でちょうど10年目の吉本歯科医院。

そして私がここに関わって6年です。

その間にいろいろないわゆる「クレーム」や「お叱りの声」を頂くことも

ありました。

しかし、私の関った限りでは、どの患者さんも、その声から

逃げずにきちんと向き合っていけば、心は通じていきましたし

残念ながら理解を頂くことができなかったとしても

私達の側に、妙なしこりは残ることはないんです。

 

確かに、きつい言葉や、厳しい言葉を受けると

その時は一瞬「逃げたい」と思ってしまいます。

しかし、そこで、いやいや、きちんと向き合ってみよう、と心の向きを変えてみると

本当にびっくりするくらい関係は変わっていくものなんです。

 

クレームを言ったり、不満を相手に言っている時

一番つらくて、一番淋しい思いをしているのは

実はそれを「言わなくてはいけない」側なんです。

 

こんなに信用していたのに、なぜ?

こんなに大事に考えていたのに、なぜ?

という淋しい気持ちが、怒りという感情に変わってしまうんです。

 

私はこういう事が起こると

スタッフに、特に、患者さんの対応を受付で一番きめ細やかにしてくれている

樋口にはよく話をします。

 

そういう患者さんの心理を

話を、よくします。

 

また、そういう話をしても、「ああ、そうなんですね、わかります」とスーッと心に

沁みこませて一瞬で私の伝えたいことを深く理解してくれるのも

この樋口です。

 

また、当院のスタッフは最低限のこういった人の感情とか

その心理といったことは、きちんと言わなくても理解してくれる人ばかりです。

 

いろいろな企業理念とか、会社の社是とか

どこの会社にも、あると思います。

うちにも開業以来掲げている理念が、あります。

 

しかし、その根底には

「とにかく逃げずに向かい合う」という姿勢があるんです。

そこを無くしてどんなにいいことを掲げても

それはたぶん机上の空論です。

 

 

人は見ているんです。

一瞬の時の対応を。

しかも、悪い状況の時の一瞬の対応を。

そして、試しているとも思います。

どう、対応するのか?

逃げずに、きちんと向き合う相手なのかどうなのか?

その一点を見ている、そう思います。

 

こちら側にやましい気持ちが一切ないのであれば

まっすぐに向き合うことが、できます。

そしてきちんと目を見てお話することが、できます。

やましい気持ちがあれば、それはできないからです。

やましい気持ちがあれば、人の目をまっすぐ見るのは至難のワザです(--)

 

 

先ほど、私も直接このメールを頂いたご本人にお電話をさせて頂き

お話をさせて頂きました。

私どもの院長の説明をきちんとご理解頂き、

そして『改めてこれからもよろしくお願いします」とおっしゃって下さり

思わず私も、嬉しくて少し涙ぐんでしまいました(^^;)

それは、気持ちがきちんと伝わっていったことがわかったから。

電話の向こうからでもわかるんです。

「ああ、きちんと私達の想いが伝わったな」ということが。

 

こういう細かいこと、些細なことですが

この積み重ねが、大きな信頼を築いけいけることなのかもしれない

と改めて感じます。

 

信頼とは、信じて頼ってもらえることです。たぶん。

頼ってもらっているので、責任があるんです。

 

信頼は、一発でドッカーンと築けるものじゃないです。

些細なことがいっぱいいっぱい溜まって、大きなバケツにある程度たまった時点で

あふれ出したところから、

大きな信頼感というものを感じてもらえるのかなと思います。

 

今、目の前の問題から逃げずに

向き合うことが、一番の近道のような気がします。

 

久しぶりの患者さんからの「お叱り」だったので今朝は一瞬どよ~ん、とした気持ちになりましたが

今は、もうすっかり晴れやかな気持ちです。

そして、今度この患者さんがお越しになられたら、

もう一度きちんとお詫びをしたいな、と思います。

 

気持ちって本当に不思議です。

逃げて後ろ向きになるとどんどん心は曇っていくけど

逃げずに前に進もうとすると、今度は勝手に心が晴れやかになっていくんです。

 

どちらを選ぶのも、その人次第です。きっと。

 

ピンチはチャンスと言いますが

まさに今日の日の出来事のようなことなのでしょうか?(^^) 

DSC_0003.JPG

吉本歯科医院のニュースレター11月号が仕上がってきています。

患者さんのお手元にはもうまもなく到着の予定。

今、2階で事務のスタッフの方が一生懸命発送準備にかかってくれています。

 

今年もあと一回で、終わりです。

あっという間の1年間。

転げ落ちるように年を取るとは、まさにこのこと(泣)

 

若いときには、時間はいくらでもあるように感じていたのに

最近はそんなこと全く思わなくなりました。

 

人はいずれ必ず死ぬ、ということも

言葉で理解するのではなく、なんとなく感じてきたのも

年齢のせいでしょうか?

子供がどんどん大きくなって、親がどんどん小さくなって

真ん中にいる私が変らないわけはないですよね?

みなさんは、いかがですか?

 

私以外の人はどんなことをお感じになって日々過ごしているのかなあと

実はとっても関心があります。

 

人のことにとても好奇心が旺盛なのは

裏を返せば実は自分のこともほとんどわかっていないから

なんですって(笑)

えらい先生に指摘されちゃいましたよ。

 

死ぬまでに分かればいいかな?(^^)

2010.11.09モーニングセミナー

モーニングセミナーでした(^^)

「母性型経営のススメ」と題してお話させて頂きました。

 

昨日はぐっすり眠ったせいか、今朝は5時にすっきり目が覚めました。

朝5時なんて、外は真っ暗(><)

ちょっと外を散歩しようとホテルの外に一歩出た瞬間に、「寒いっ!!」

あまりの寒さに、2秒で中に戻りました。寒いのはどうも苦手です。

 

今日は白鳥町近辺の会社の方がほとんど。

白鳥町といえば、そう、「手袋のまち」ですね。

日本のシェアの9割を占めているんですって。

 

懇親会では手袋繊維業界のお話をいろいろとお聞かせ頂きました。

中には、たくさん社員さんを抱える会社の次期後継者の方もお越しになっており

半分以上が女性社員とのこと。

どうやって女性社員の力を発揮してもらい、会社を盛り上げてもらえるだろうか?

と、やはりいつもお考えなんだそう。

わかりませんよね?

女性のことは(笑)

今日もお伝えしたいことを好きなだけお話させて頂き、あっという間の1時間。

 

 

こういった会でお話させて頂く機会も増えたのですが、

女性が多い会と、男性が多い会では、会場に入った瞬間の空気が、違います。

何が一番違うと思いますか?

 

それは、視線です。

さらに言えば、目が合う回数です。

 

女性が多い会だと、前に立った瞬間にもうすでに

みなさんこちらに目を合わせてニコニコとして下さっているんです。

 

それに対し、男性が多い会だと、前に立った瞬間にその視線は

もう見事に視線が合わない(笑)

笑いかけると顔が引きつる方もいます(--:)。

 

中には柔らかい表情でにっこりと見てくださる方もいますが

そういう方は決まって年配の方です(^^:)

 

パッと目が合って思わずニッコリ、というその行為そのものが

男性の日々の生活の中にはひょっとしたら少ないのかもしれません。

特に男性は組織の中で、生きているので

そうそうニッコリしていられない、ということでしょうか?

 

後でおうかがいすると

「そりゃ、照れるんですよ、男は。。。」ということでした(笑)

それも、わかります。

 

女性は、日々のなにげない人間関係の中で

隣近所の人と、友達と、趣味の場で、誰とでも隣の人とでもすぐに

目が合えばニッコリ笑って思わず話しかけてしまいたくなる生き物です(笑)

ケラケラよく笑ってくれるし、共感してくれる表情も「まさに、その通り!」という気持ちが

そのまま表現されています。

 

なので、気持ちが通じあうスピードが速いんです。

 

こういう会でお話させて頂くと、やはり、自分の話をちゃんと聞いてくれているなあと

感じる人の方に私も視線が向きます。

さらに、あいづちを打って、「うん、うん、わかる、わかる」とうなずいてくださる様子が

見えたりするともう嬉しくってさらにその人の方にばかり視線が向きます。

 

目は口ほどにモノを言い、と言いますが

私はこれは本当にその通りだな、と思います。

 

その人の目を見れば

こちらに心を開いてくれているのか

好意的なのか

または心を閉ざしているのか

敵意を持っているのか

ぜんぶ感じます。

 

女性同士で話をするとよく

「あの人は顔は笑ってるけど、目の奥が笑ってないよね」

「あ~!!わかるわかる、そうそう」

という会話ってあります。

なんのこっちゃ?と思いますか?

 

でも、直感的にわかってしまうんですね。

 

話をしていて心を開いてくれているなあって感じる人との会話は

何時間話をしていても尽きることは、ありません。

心地いい時間なのでいつまででも話をしていたいと思いますし

また、話をした後、とっても元気になってエネルギー充電完了!という感じになります。

 

逆に、どんなにいいことを言っていても

心を開いてくれていないな、どこか壁があるなあ、と感じる人との会話は

苦痛です。

話せば話すほど、むなしくなりますし、話した後疲れます。

肩までこってきて、ひどくなると頭痛までしてくる時もあります(--;)

 

それをあえて言うなら

「どうも気が合わない」という感じです。

 

この違いは、何だろう?って私は

そんなことを一人よく考えます。

 

最終、人と人との関係、つまり人間関係とは詰まるところは

気持ちの交流、だと思うんです。

 

心を開いているもの同士が会うとスーッと交流しちゃうけど

どちらか片方が閉じていたり、両方が閉じていると

なんだか肩透かしにあったような

アクセルふかしながらブレーキ踏んでいるような、そんなフラストレーションが

溜まります。

そういうことって、ありませんか??

 

また人との付き合いの中には、どんな人でも「気を使い」「気を配る」ものです。

多かれ少なかれ気を遣い合って生きてます。

 

気を遣う、というと

なんだかとっても疲れることをしているように聴こえますが

私はそれは違うと思っています。

 

大事な人だから気を遣うし、気を配ろうと思うわけです。

どうでもいい人には気を遣いません。

つまり、自分がどう思われても平気なので、気を遣わないわけです。

 

その関係が家族であれ、恋人同士であれ、職場の上司と部下であれ

職場の仲間であれ、その人間関係を長く維持しようと思えば

その相手に対して、気遣いをする、ということが消えてしまったら

その関係はだんだんと希薄なものになっていく、そう思います。

 

関係は最初から「ある」ものではなく「作る」ものなので

さあ、同じ会社に入ったから今日からいきなり人間関係がある、というわけでは

ないです。よね?

 

だから、きっとずっと気配りが必要なわけなんです。

ものすごく好きな人には誰しも、自分のエネルギーをその人に注いでいますよね?

可愛い子供にもエネルギー注いでますよね?

 

相手にきちんと気を遣おう、と意識すると

後は勝手に目も合うし、話しもよく聞こうと耳を傾けてしまいます。

 

そうすると目の前の人もそれに同調して

「ああ、この人いい感じの人だな」と感じてしまうんだと思います。

 

人との関係は「鏡」だと言いますが

まさに、そうですね。

自分が嫌いな人は、相手も自分を嫌いですし

相手が自分を嫌いな場合は、同じくこちらも嫌いなんです。

 

嫌いな人を好きになれというのはこれ、難しいです。

でも私は無関心よりは、嫌いの方がまだましです。

嫌い、というのは、何か気になっている部分が自分の中にあるので

その人のことを嫌いなわけです。

どうでもいい人は、ほんとうに一日の中で一秒たりとも考えることもないので

それよりは、「あいつめ~」と思って嫌っている方がまだまし(笑)

 

大嫌いは、大好きに逆転することはありますが

無関心な場合は、どうにもならないからです。

 

私はよくスタッフに

「あんな人は嫌い」

「こんなことは大嫌い」

と、自分が嫌なこと、嫌だと思う人、というのを具体的に話をしています。

またマネージャーは言ってるよ、と思われていると思いますが

その方が、いいのです。

 

この人はこんなことが大嫌いなんだなと認識してくれていると楽、です。

 

また逆に、

「あの人大好き」

「こういうことが何より好き」

ということも話しをします。

折々に。

 

自分の好みをいつも周囲や一緒にいる人や大事な人に

事前にインフォメーションしておくことって、とても大事です。

 

人は自分以外のことは想像でしかわかりません。

なのである程度、主張しておくと、「この人はこういう人」とわかってもらいやすくなります。

 

当院院長も、

すべて事前にインフォメーションしています(笑)

 

空気読めません。

人の表情読めません。

場の空気、さらに読めません。

集中したら周りが見えません。

女性の気持ち、まったくわかりません。

人の顔と名前が一致しません。

人の誕生日覚えられません。

 

こう事前に何度も何度もインフォメーションしていますので

うちのスタッフ達は、「院長はこういう人」とはっきりわかっています。

それがいいとか悪いとかではなく、

「理解」しているので、そのことに対して必要以上に悩んだり怒ったりすることが

少なくなりました。

 

こういうことをちゃんとする前は

ありとあらゆるトラブルが起こっていました。

 

スタッフたちが私に言ってくるわけです。

「院長はぜんぜん、話を聞いてくれない」

「指示があいまい」

「ちゃんと連絡してくれていない」

「人の気持ちがわからない」

もう、毎日毎日、入れ替わり立ち代わりに女性スタッフが私のところへ

文句のオンパレード(泣)

あの頃はしんどかったなあ・・・今思い出しても泣けてきます。

 

事前に話し合う、その都度話し合うって本当に大事なことですし

とってもうまくいくコツかなって思います。

 

どの人も性格が全く違いますし、カチンとくるポイントも

腹が立つポイントも、嬉しいポイントも全く違うんです。

でも、得てして人は、

「自分はこうなんだから、相手もこんなはずだ」と決め付けてしまいがち(←これ、私のことですが)

分かっていてもつい自分と同じ気持ちを押し付けてしまうのがこれ、人間です。

そんなに完璧な人はいません。たぶん。。。いるのかな?

 

だから相手を知ることも大事ですが

自分のことをきちんと知ってもらっておくということも

やはりとても大事なことです。

 

以前、当院のミーティングで

カウンセラーの森下が「自分インフォメーション」という中で

こんなことを話しました。

 

私は、朝はミーティングが終る前あたりまでは

機嫌が悪いです。

顔も不機嫌な時が多いです。

でも、患者さんがお越しになられた時あたりからテンションが上がってきて

だんだん普通になってきます。

なので、決して怒っているわけじゃないので

そう思っておいて下さい・・・・こんなこと、です。

 

これを受けて

2人のスタッフが

「そうなんだ!森下さん、朝、怒ってるのかと思ってた~泣。私何かしたかと思って

心配してました」

「私も私も!怒ってるので、何があったっけ?と思うことあります」

ついで院長も

「そうそう、私も朝、森下さんに何かしたっけ?」と心配になる時があった。

・・・と(笑)

 

それを受けて本人もビックリ!

「ええ~みんなそんな風に思ってたんや?気をつけま~す」

 

こういうことって、よくありますね。

知っていればなんでもないようなことでも、知らないばかりに

勝手に妄想が膨らみなんとなく嫌な雰囲気を作り出してしまうことって。

 

なので、この人はこういう人なんだということを

事前によく知り合っておくってとても大事です。

 

そのことだけで、びっくりするほど

風通しがいい職場になっちゃうことだって、あるんです。

 

せっかく縁あって、一緒にいる人同士なので

やっぱり気持ちのいい交流をしながら一日仕事したいし、

そんな中に患者さんが入ってきて下さったら

さらにまたいい雰囲気が伝染していくと思います。

 

誰だって澱んだ雰囲気の中でいたくないです。

澱んだ中にいるとブスになっちゃいそうなので、それだけは避けたい吉本歯科医院です(笑)

 

今日撮ってもらった写真です(^^) 

sanbonmatsu1.jpg

 

sanbonmatsu2.jpg

 

sanbonmatsu3.jpg

早速、当院にお越しくださる方もいらっしゃり、嬉しい限りです。

 

 

・・・・と書いていると

カウンセラーの森下が患者さんの赤ちゃんを抱っこしてやってきました。

「きゃわいでしょう?うふふふ」

森下の赤ちゃん好きは当院で有名です。

どんなに機嫌が悪くても(笑)

赤ちゃんを見ると、ふにゅあ~~と一瞬で顔が緩みます。

baby.jpg

ずーっと赤ちゃんに語りかけている当院森下です(^^)

2010.10.29共感、共感、共感

今朝、保育園に子供を送っていった時の話です。

そろそろ寒くなってきたのでうちの子供たちはここのところ毎日青っぱなを垂らしています(ーー)

息子は中耳炎になりやすく、夜中に何度夜間救急に連れていったことか。

もう慣れたので緊急時の対応策もこなれてきましたが、最初の頃はいきなり高熱が出て

「耳が痛い~!!」と泣き叫ぶ子供にあたふたしていました。

 

今日も例によって娘が鼻を垂らしていたところ

たまたま同じクラスのお母さんとバッタリ会い、「おはよう~」と何気なく会話をしていました。

そのお話の中で、こういう時にはここの病院がいいいよ、ということを

教えてもらいました。

 

また、「ここの保育園のお母さん達もいーっぱいいってるよ」って。

決め手の一言です(笑)

 

やはり同じように小さな子供を抱えているお母さんは

「わが子を守りたい」と本能的に直感していますので

どこの病院の、あの先生が、これこれこのように素晴らしい、

なぜならね・・・という本当に役に立つ情報をものすご~く持っています。

うさんくさい情報や、あぶなさそうな情報はちゃんとシャットアウトしているんです。

 

このお母さん同士の情報網は本当にすごいもんだと私はいつも感じます。

子供に関する悩みというのはだいたい似たようなものが多いので

悩みを一度吐き出すと、「ああ、わかるわかる」「うちも同じ同じ」と

すぐに10人くらい共感してくれます(笑)

 

そうして話をしていくと

「こうしたら良くなったよ」

とか

「あの病院のあの先生に行けばものすごくよくなるよ」

とか

「あの店にこんないいものがあるよ」

とか

実際に役に立つ情報が山のように入ってきます。

 

雑誌やCMには書いていない、本当のクチコミ、です。

 

女性同士は、共感がベースにあるので

共感、共感、共感が積み重なっていくと、その先には、信頼できる、という

感覚になってきます。

そして、共感共感共感、が重なるとその副産物として

「ああ、この人、私大好き♪」という感情を引き起こします。

 

実際に、私も今朝得たこのとっておき情報「あそこの先生の◯◯がいいよ」という話を

お昼までの3時間で一体何人にしゃべったことか・・・(笑)

今日は当院の森下がやや病み上がりだったので

「もう、早速ここに行って!!」とほぼ強制連行しようと思うほどです。

 

そして早速今日の夕方にでも子供を連れて行ってみようと

思ってしまっています。

 

信頼できる人の情報は、行動へのスピードも早いです

 

でも、お医者さんに関する「あそこはいいよ」っていう噂って

実際にはどんな内容だと思いますか?

 

それは

「あそこの先生はね、ちょっとした声かけに思いやりが感じられる」

「丁寧に優しく触ってくれるから、子供が安心してるの」

「ちゃんと目を見てくれるんだよ」

とか、

「痛くないように気を遣ってくれる」

とか、

そういったちょっとした

先生が醸し出している雰囲気や些細な態度を見て

「ものすごーく、いいよ」って言わせてしまっているんですね。

 

女性の情報の中で

「最新の機械が整備されててさ」

とか

「薬の成分がすごいらしい」

とか、

あまり、聞きません(--)

 

私に対して丁寧に気を遣ってくれている

ということが感じられると

もう、その先生がやる全てのことは「あとは押してしるべしであろう」と

連想させてしまうんです。

特に女性は。

 

細部が素晴らしいと、全体が全てよく見えてしまう。

逆に細部に気が行き届いていないと、全体もぼやけて見えてしまうんですね。

 

細部ほど、気を遣う。

組織の中の人との関係でも、全く同じですね。

 

今朝は、いいこと聞いて、朝からご機嫌です。

shibukawa.jpg

そうこうしていると

患者さんが渋皮の栗をむいたケーキをお持ちくださいました。

ずっしり、もっちり。

これ、去年も同じ時期に頂いたのですが、もう腰が抜けそうなほど

美味しいんです(><)

渋皮むくのって大変ですよね。。。。。

「作るのが大好きなのよ」といつもニッコリ笑って持って来て下さるんです。

 

来年の「患者力の高い患者さん紹介」lコーナーでご紹介しますので

どうぞお楽しみに!とっても素敵な女性です。

 

お昼休みに頂くことにしましょう(^^)

2010.10.28母性型の神髄

今日、母性型経営勉強会でご一緒に学んでいるある素敵な女性が

こんな「鉢」をお持ち下さいました。

hachi.jpg

福を呼ぶんだそう。

嬉しいです(♯^^♯)

この女性、「自分の言葉が自分の人生を引っ張っていくんです」と

前前回の勉強会でご自身の体験談をお話され

参加者一人残らず泣かせてしまった、という方。

 

仏さんのような顔をした女性で、

私は会うと必ず体にピタピタ触るんです(笑)

距離感ゼロのこの女性は、誰でもまるごと受け止めてくれそうな

そんな雰囲気を地でいっています。

 

あと15年ほどしたら

こんな顔になっていたいな、と思う女性です。

 

「鉢」に添えてくれていたメッセージは

『母性型原理の奥深さに今、感動しています。」でした。

同じ気持ちです。

 

先日の勉強会では、母性型原理の神髄について語られ私もぐぐぐっと惹き込まれて

しまいました。

エッセンスを少しご紹介しますね(↓ MOTHER PORT 抜粋)

 

母性型経営の神髄(池田弘子氏)

 

男は女を知らず、女は男を知らない!

「運は女性に宿る」

 

運気は本来、女性に宿っているのです。

 

なぜなら、女は「産む性」だからです。

 

いのちを生み出し、育む性を持っています。女の子はこの世に女として生み出された瞬間からその体内に「育む性」としての小さな種を宿しているのです。

 

だから、4~5才ともなると男の子よりおませで世話焼きだったりしますよね。

 

新しいものを生み出すためには大変な苦労、苦痛がいる。

 

しかし、生んだ時の喜び、産んだものへの無条件の慈しみの心、それが「母性本能」母心なのです。

 

これは、産む性を持たない男性には実感としてわからないことでしょう。

 

ここに、男と女の決定的な違いがあります

 

 

男と女は本来別のもの、いや、別のものである必要があるのです。

 

男と女は別の役割を担い、それを全うできるようにそれぞれの異なる特性を備えられているのです。

 

さらに女性は、その性の中に「母性」と「おんな」の両方を併せ持っています。

 

男性は、筋肉、冒険心、競争など単純で分かりやすい「おとこ」一本です。

 

男は女から生まれ、女に育てられ、結婚しても女に癒されて、仕事をしていても女に癒されることで男を全うするのです。

 

「育む性」「癒す性」を持つ母性は、わが子だけでなく、世の中のあらゆるものを慈しみ励まし、育てるという本能をその性に装置されていて、変化の時にこそその力を発揮するのです。

 

そのようなおんなの特性を先人の男たちは「あげまん」と称して女性を尊敬する証としたのでしょう。

 

ところが昨今の女性は「母性」よりも、「女」として生きたい女性が増えているのです。

 

男に美しく見られたい、年をとっても美しくいたい、という女の本能を煽るような雑誌などの傾向がますます拍車をかけています。

 

一方で、幼児虐待、いじめなどは明らかに「女」の本姓が強く母性の欠落でしょう。

 

まさに「女は強し。されど母は弱し。」になりつつあるのです。

 

 

さて、世にいう「あげまん」とは女性の母性性(アワ性)のことなのです。

 

「あげまん」の女性は人間以外の大きな力によって生かされているという感受性をその身の内に持っているので、直観力が強く自分の「運」にも自信を持っています。

 

ですからここ一番の危機に威力を発揮するのです。

 

「あげまん」は男も自分の尺度で選ぶのです。

 

自ら選んだ男が苦境に陥りそうな時、あるいは陥った時は身を挺して助けようとしたり、傷ついた男を癒し元気にする力を持っているのです。

 

ちょうど今テレビドラマで人気の「龍馬さん」と「おりょうさん」姉の「栄さん」のように。

 

 

歴史に名を残すような成功者の陰には必ず献身的かつ大胆なあげまんの女性の存在があります。

 

反対に、現実にも事業に成功し華やかな存在だった人が、いつの間にか空気が萎むように陰が薄くなってきた、その内実はその男性がさげまんの女性と関わってしまったということを私も幾度も見聞きするのです。

 

女が強くなったから男が軟弱になったのではないのです。

 

女の母性性(アワ性)が弱くなったので男は強くなれないのです。

 

男は弱った時に帰るべき「母港」を失うと再び船出は出来ないのです。

 

男は皆「お山の大将」。

 

威張らせてあげないと、知恵も勇気も出ないのです。

 

女の母性に守られて始めて男の「父性」が蘇り、自分が必要とする母性を持つ女をこそ「この女を守りたい」と男は感じるのです。

 

先の見えない昨今のビジネス界では、「女性の戦力化」「女性活用」の動きが大きくなってきています。

 

女が強くなり「購買決定権」を持つようになってきたからです。

 

私のところにも「どうしたら女性を上手く活用できますか?」とか「女性心理を教えて欲しい」「女性戦略のコツを?」のような依頼が増えています。

 

しかし、私は「女を上手く活用なんて考えているうちは難しいです」と申し上げています。

 

なぜなら、女性は「戦略」なんかでは心から動かないからです。

 

「この人のためにしてあげたい!」と思える尊敬できる男性を心に決めた時にこそ、女は献身的に全力で動くのです。

 

女性戦略を机上や会議で決めるのではなく、まずは身近な女性社員に向き合い、おしゃべりから始めてみましょう。

 

そして、この女性は「母性型」なのか「女」重視なのかを見極めることです。

「敵は内に在り」なのです。

 

女性が偉く見えたり尊敬できる男性は幸せです。きっとその男性は尊敬できる母親に育てられ、あるいは賢い妻に癒されているからでしょう。母性型女性は、きちんとその人間力を見極めているのです。

↑ 

ね?ちょっと興味深いお話じゃないですか??

 

※今回の勉強会のこの内容は人間科学研究所発行の母性型経営月刊誌

「MOTHER PORT」で詳しくご紹介しております。

ご希望の方は、吉本歯科医院受付にも置いておりますし、

お知らせいただければお送り致します。

 

運は女性に宿るのは

日本人独自の考え方ではなく、ギリシャ神話などにも運命の女神が登場しますよね?

この世に生命を産み出す存在が「女性」だからでしょうか?

 

また女性が月の満ち欠けと繋がっているというのも

体感として理解できます。

 

どの人も例外なく「女性」から産まれている、ということを考えると

運は女性に宿るという考えは納得でもありますよね。

 

例えば、お金儲けに必死になって一人でどんどん走っていく男性がいたとしたら

そういう人は例外なく女性を「都合のいいモノ」としてしか扱わないので

尊重することもなく、威張っています。

 

男の論理や、力を過信しすぎている人は

女性から見るとどう考えても「不愉快な存在」なので、

応援してくれるどころか

何かにつけあの手この手で足を引っ張ろうとしてしまいます。

 

自信家で、

いばってて、

権威主義で

情よりも理が先に働いてしまう人は

うまくいっていると思っても必ず人生のどこかで

ツケが回ってくる、そう思います。

 

女性はじっと見ています。

言っていることとやってることが違うというのを

ものすごーくシビアに観察しています。

 

見ていないようで、笑っているようで恐ろしく観察しているのが「女」という存在です。

女同士で話をしているのを録音して聞いてみたら

おそらく男性はひっくり返ると思います(笑)

何気ない些細なことをほんっとによく見ています。

 

うちのミーティングでも、

女性同士なら

普通、そんなところまで気がつかないでしょう?

という細かい部分まで見逃していませんし

ほんの些細なことが、どうしても許せない、ということが

バンバン飛び出します。

その感覚、分かる~~と女性同士は全員一致で共感なのですが

その中に、2人、3人と男性が入ると

「まったくわからない・・・」という状態です(--)

 

女性に好かれたほうが断然トクです。

 

女性に好かれると

どんなに戦ってきても枯渇したエネルギーをポパイのほうれん草のように

すぐに補給してもらうことが、できます。

いたるところで。

 

逆に女性に嫌われると

もう絶対「支えてなんてやるもんか」と思われますので

エネルギーをもらえるわけもないんです。

お金じゃ買えないものですから

どんなに成功してお金持ちになっても

元気はなくなり、どんどん孤独になってしまいそうじゃないですか?

 

元気のもととなるエネルギーですが

それは自分と関わる相手との気持ちの交流によって

増幅します。

心が通じていく感じがすれば元気になったって体験ありますよね?

あれです、あの感じ。

私もあなたも同時に心を開いて交流していくので

エネルギーが循環しあえるんだと思います。

 

どちらかが心を閉ざしていたら

エネルギー循環はシャットアウトです(泣) 

 

女性同士は本当に簡単に気持ちの交流をすることができます。

自分の心のうちを素直に表現しやすい生き物だから。

中には殻でガチガチになっている人もいますがほとんどの女性は

「共感しあいたい」と思って日々生きているので

隣に座った人とすぐに心開いて話すことができます。

 

しかし、男性は本当に難しいな、と思います。

心のうちを素直に表現する、ってそんなに難しいのかな?と

思うほど年を重ねるほど、カチカチになっている人が多いように見えます。

 

そんな中にもたまに、もう一万人に一人くらいの割合で(笑)

自分の内側の気持ちを素直に表現してくれる人って、います。

そういう存在はもう例外なく女性にモテます。

 

なんとなく支えたくなる

かわいげがある

 

と、口を揃えて女性たちからコメントが出てきそうです。

 

これは、新しい時代に生きる男性としては

マネをしたほうがいい面だと思いませんか?

 

前回のブログにも書きましたが

女性は自分が理解できない相手=不安

なんです。

理解できれば大好きになっちゃう。

こんな心理がある、そう思います。

 

「言わなくてもわかってくれる」

というのは

その前に、徹底的にわかりあえるための努力があった過程から

言える言葉であって

何もお互いに理解しようと努力していないにも

関わらず「言わなくてもわかってくれる」は

それは無理だろう、そう思いませんか?

 

違うもの同士だから、お互いを知るためにもっともっと

コミュニケーションを密にする、対話するということが

今、ずっぽり抜けています。

 

関わらないから、問題が起こります。

きちんと関われば、解決できる問題は山のようにあります。

 

今はコミュニケーション時代って言われてるんですって。

人がどんどん孤独になっていくに従い、コミュニケーション産業が急速に発達し

広がっているそう。

 

でも、どんなにコミュニケーション産業が発達しても

最終人間は、血が通った人間ですので

目の前のリアルな関係こそが、確かなものだと私は思います。

 

言葉ではなんとでもいえますし

書くことができますが

 

じゃあ、実体はあるのか?と問われれば

たぶん何もないです。

 

最終は人が人を選ぶ時は

理性や思考が働くその前の一瞬に直感で決めている

そう思います。

 

「あ、なんとなく好き」

「どうもうさんくさい」

 

人は誰しも安心できる人のそばにいたいし

気持ちが通じ合える人と一緒にいたいです。

 

リアルな関係をきちんと大事にしていけば

心が孤独になって精神がやんでくることはそうそうない、そう思います。

 

 

母性型原理を学んでいくうちに

同じように勉強会で学んだ方たちから私にメッセージを頂くことがよくあります。

人間的なあったかいものを人はやはり根底では

求めているんだな、と嬉しくなります。

自分だけがそう思っているんじゃなくて

あの人もそう思ってるし、またあの人もそう思っていたんだ、ということを

発信してもらうと、嬉しくなりませんか?

 

また、そのメッセージを読んでいると

同じことを学んでも、その受け止め方や自社への反映の仕方は

私とは全く違う感じ方をしていることに気がつきます。

 

「へえ、そう思ったんだ」

と、私も驚き、そして、「そう考えてみる手もあるなあ」とか

いろいろなことを気がつきます。

その人との感じ方の違いを知ることが

私は何より面白いです。

 

そしてまたその人とやり取りをしていく中で

共通点を見つけたりすると

さらに面白い。

 

人と人との関係は

全て相互の関係です。

 

私だけが働きかけるということではなく

相手だけが働きかけるということではなく

ボールを投げたら

そのボールをすぐ受け止め

また相手に返し

返してもらった方はまた受け止め

さたに相手に返し

このキャッチボールの繰り返しを何度も何度も

ひょっとしたら永遠に続けていくことで

絆はどんどん深まっていく、そう思います。

 

しかし、今はボールを投げたけど

地面に落とされた

とか

拾ってもらえなかった

とか

投げたボールを返してもらえなかった

ということがほとんど、です(><)。

 

お仕事の現場でも同じですが

人間関係にも当てはまると思います。

 

がっくり、きますよね?

 

ここぞ、という時には自分からボールを投げ

投げたからには返し続ける

ということってとても大事かなって思います。

 

そしてそれが「運をつかむ」「運をひろう?」ということでは

ないでしょうか?

 

いいことばっかり起こる人には

やっぱりその原因があると思います。

 

何かを投げかけられ

リアクションがない、というのが最悪です。

 

もう、いっか、とあきらめ

そのうちその人に対しても無関心になってしまいます。

 

無関心になるくらいなら

大嫌いになったほうがまだましですよね?

 

・・・・・こんな話を、

勉強会の後、懇親会で熱く語っています(笑)

 

次回勉強会は

11月17日(水)です。

今回は奈良からお客様。

とっても楽しみなんです。

ぜひ、お越しくださいね。

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「マツタケご飯たいたんで」と、患者さんにホカホカのお弁当頂きました。

秋の味覚です。

当院の患者さんには料理上手、お菓子作り上手、裁縫上手が

たくさんいらっしゃるのですが

その技はもはやプロも顔負け。

出来上がったものを頂く・・・というのが今、大好きな私です(笑)

2010.10.25人を喜ばせる人

先週の母性型経営勉強会の質疑応答タイム。

ある35歳の男性経営者がご自分の事業のことについて

「どのようにやっていけばうまくいくんでしょうか?」

と、ポーンと投げかけました。

 

この男性、前回に続いて2回目の出席。

私のモーニングセミナーでの講演を聴いてくださった方で

講演終了後、即効「母性型経営勉強会参加します!」と声を上げてくださった方。

 

まさに、母性型男子を地でいくそんな男性です。

 

ここで、母性型男子の定義とは

①女性が喜んで能力を引き出してくれる人

②自分の感情を言葉にして伝えられる

③女性の中に混じっても違和感がない

④女性を心から尊敬できる

⑤いざという時、女性を守ることができる

 

こんな人、そばに欲しいですよね、女性なら、誰だって。

 

さて、話は戻ります。

勉強会の後、いつも必ず懇親会に出かけるのですが

その場でその35歳男性は、女性や先輩母性型男子?に囲まれ

「こうやったらいいんだよ」

「じゃあ、私がスタッフを探してきてあげるわよ」

「私の地元の人に紹介してあげるわよ」

あれやこれやと

頼んでもいないのに(笑)世話を焼かれ

結局その場で「もっとこうしたらうまくいく」という具体的なアイデアを山のように

だしてもらい、ご本人かなり大喜び。

 

当院カウンセラー森下も、勉強会で横の席になったので

いろいろ話をしていたところ

「あの人、なんか可愛げがある」

「なんか、支えてあげたくなっちゃう」

そんな気分になったそうです。

 

私も同感。

 

時々私ども吉本歯科医院にお越しになる患者さんの中にも

こういう方がいらっしゃいます。

「なんだか、お世話焼いてあげたくなっちゃう感じよね」

「可愛げがあるというか・・」

こんな風に感じてしまう人って、たまにいるんです。

 

得、ですよね?

こういう人って。

たいがい、男の人同士って張り合うとか、対立しあうとか

どこか「競争」してしまいがちです。

 

でも、女性同士の中に入ると

そういった張り合うとか、対立とか、比較とか

そういう意識はもう微塵もないので

なぜか、

10人の女性の中にポツンと1、2人と男性が入ると

やたらと可愛がってもらえたり

支えてもらえたりするんです。

 

女性の中に

「この人、なんとか支えてあげなくっちゃ」という意識が芽生えると

そのエネルギーはもう、すごいものがあります。

無条件で支えますし、

応援しますし、

励まします。

 

だから、女性に応援される人と

そうでない人では

年を重ねれば重ねるほど「差」が出る、そう思います。

 

では、女性の中から「支えたい」「応援したい」スイッチを

引き出せるのは

どういう人か?と言えば

やっぱり、可愛げのある人だと私は思います。

 

可愛げのある人と言えば抽象的ですが

男性で言えば、

自分の弱い部分をサラリと口に出して言えたり

「嬉しい」とか「悲しい」とかそういった感情を

思わず口に出して言ったりする人って、素敵だなって、思います。

 

いつも「俺はすごいんだ」って鎧をかぶって弱みを見せない強がっている人より

普段はしっかり仕事もバリバリしているけど

ふとした時にはちゃんと女性と自然な会話ができたり

共感ができたりする人の方が親しみがあっていいですよね。

 

女性は特に、自分が理解できないもの=不安

となってしまいがちです。

理解できないから魅力的、という面もありますが

理解できれば、安心できますので

その人のために何かしてあげようと、いう気持ちが湧いてきます。

 

理解できると、好きになれる

ということって私は、あります。

 

うちのスタッフ達との関係でもそうですが

はじめはいろいろな出来事が起こると

「いったいどういうことなの?」とまったく理解できず

自分とは違う考え方や思考パターンのスタッフを

はじいてしまいがち、でした。

 

つまり、自分の尺度で人を計ろうとすると

必ずお互いにストレスが起こります。

 

そうではなく、

それぞれの思考パターンや考え方や行動の仕方を

よく観察し、育った環境やそこまでにいたった経緯を探っていくと

いろいろなことが見えてきます。

 

探っていく

のはやはり、「話す」ということしかありません

何も「さあ、今から話そう」と意気込んで話すのではなく

普段の何気ない会話です。

朝おはよう、と横にいたスタッフに話しかけるその延長です。

 

私は

「話す」ということを通じて、いつも一緒に仕事をしてくれている

みんなの個性や特徴がとてもよく見えてきました。

 

見えてくると、理解できることが自分の中どんどん増えてきます。

そうすると、何か「あれ?」と違和感を感じるようなことがあっても

そうなるにいたった思考経路が理解できていますので

腹も立たなくなりますし、無理に考えを押し付けることもなくなります。

 

逆に

「自分はこの人に理解された」と思ったら

その人は「自分は大事にされている」と実感できるのではないでしょうか?

 

大事にする

とか

好き

とかそういったこと全ては

「理解しよう」とすることから始まると思います。

 

興味や関心があるから、その人を理解したいと思うのであって

だからこそ、話をしたいと思います。

興味も関心もなければ、話をしたいとも思いません。

 

理解するために、もっともっと話をしたいな、と思います。

 

そういう意味で

「おしゃべり好き」の女性はたぶん

理解の達人です(^^)

理解したい、生き物だから。

 

そこで、母性型男子、ですが

こんな女性の中にポツンと入り込んで

違和感なく会話を楽しめる存在というのは、やはり貴重です。

そして、そういう人が今、結構いい思いをしています。

 

同じく勉強会でもう5回参加してくれている母性型男子がいます。

年齢は41歳。

素敵な奥様と、可愛い2人の子供たちの写真をいつも持ち歩いている

超前向きな方。

 

彼は人を喜ばせることで、仕事を成り立たせてるような人、です。

「どうやったら目の前の人が喜んでくれるか」が生きがいのような人で

私も何度も大笑い&サプライズを頂きました。

そして、周辺への気配りも忘れず。

 

よくよくお聞きしてみると

この方の周囲には女性ばかり。

お客さんはほとんど女性。

その女性から、ご主人へ、ご家族や親族へ

さらにはお友達へ・・・どんどんお客さんの輪が広がり

「あの人も」

「この人も」

「そしてあの人も」

彼のお客さんでした(笑)

 

その理由が少し分かるような出来事があったんです。

先週水曜日の勉強会の時、

前半に登場した35歳の男性経営者ですが

女性陣から

「まずはその服装からきちんとしようよ」

「髪型ももうちょとましにしようよ」

『ネクタイもいけてないわね」

とあったかい?指摘がありました。

 

そうなんです(><)

中身はいいのに、外見で損をしている人っています。

人は見た目ではない、と言いますが

女性は、清潔感があって

ちゃんとした服装をしている人が好き、です。

ヨレヨレのスーツよりは、パリッとしたシャツを着ている方が

好感を持ちます。

 

そんなことがあったのですが

翌日にはちゃんとこの先輩母性型男子41歳が

この35歳男性を「よし、俺についてこい」とスーツのお仕立てに連れていき

パーソナルプロデュースをしてくれたんです。

 

さすが先輩41歳は、仕事ができるだけに、いつも服装もばっちり。

靴もピカピカ。

シャツのえりもきちんとたっています。

 

大変身した35歳男性経営者のスーツ姿を

写メールで送って頂き、私もその変身ぶりにびっくり(笑)

そして、メールには

「彼はこれからすごいですよ」と

太鼓判が。

きっと、そうやって「お前はこれからいいことばっかりだ。自信もっていけ!」なんて

肩を押している姿が目に浮かびました。

 

人は見た目じゃない、とは

言えなくなる、そんな写真です。

 

それにしても、

すごいと思いませんか?

私は、このお二人の行動力がすごいなあと思いました。

 

「変えよう」と言われれば即、CHANGE。

そして、どうやったらこの人がよくなるかを考えて

サポートしてあげようとするこの行動力。

 

みんなこの忙しいご時勢に、人のことなんてほうっておくことが多いじゃないですか?

でも、違うんです。

忙しいからこそ、人の面倒をよく見て

人をどうにかして喜ばせようとする姿勢が

客観的にその様子を見ている人を感動させるんです。

 

現に、私、感動しましたもの(笑)

 

多くの人に喜んでもらえることをたくさんした人は

その結果、お仕事も伸びる、ということを

目の前で見せてもらったような気がします。

 

吉本歯科医院、見習うべきところたくさん、です。

 

私は彼に会うたび

『◯◯さんは、みんなの喜び組ですね~」と、言っていますが

これ冗談ではなく、本当に会う人会う人を喜ばせているんです。

ですので、私も例外なく、どんどん大事な人を紹介してあげたいなあという気に

なってしまいます。

 

人が大切な人を紹介する時って、

自分と同じように大事にしてよね、という気持ちで紹介をします。

自分を徹底的に大事にしてくれてその嬉しい想いが自分の中に満たされ

溢れてきたのでどうしようもなくって、思わず大事な人に話をしてしまうんです。

それが、純粋な紹介、です。 

 

だから、目の前の人を徹底的に大事にすることが

一番重要なんです。

 

目の前の人を大事にできないのに

その後ろにいる100人を大事にすることはできない、そう思います。

 

 

母性型男子の定義の中に

1個追加したいくらいです。

⑥「人を喜ばせる人」(笑)

 

2010.10.22ちょっとした一言

今朝の診療で、香川県の西の方から1時間以上かけて当院に

治療にお越し下さっている患者さんのお話。

 

この患者さんは、インプラント治療をお受けになられる予定で

手術日までに数回事前の治療や治療の前の検査などで

通院していただく必要がありました。

 

今日も治療が終わり受付で次回の予約日のお話を

受付の樋口と相談をさせて頂いていました。

 

当院でのインプラント治療をお受けになる場合には

何度も諸検査や、事前の口腔内清掃や、麻酔科医師とのカウンセリングのために

医院に足を運んで頂かなくてはならないんです。

 

面倒臭いですよね(泣)

何度も。

しかも続けて。

しかも、近所ならともかくご遠方の方が多いので

余計に申し訳なさが募ります。

 

そのことをお伝えする受付の樋口も

「何度も来ていただくようになって本当に申し訳ありません><)」と

申し訳なさそうに、お話をします。

 

今日のこの患者さんにもやはり

その旨をお伝えしたところ、

その患者さん、なんておっしゃったと思います?

 

「樋口さんの顔が続けて見れるから、嬉しい、よかった」とニッコリ。

 

素敵でしょ?

なかなか言えません。

 

この患者さんはある大きな会社の社長さんなのですが

そういうふとした時にでる言葉に

「人間の器の大きさ」が出てくるもんなんだと感じました。

 

その言葉を受けた樋口も思わず感激しておりましたし

そのやりとりを横で見ていた私も、感動しました。

 

人間、ちょっとした瞬間に、その人の「本性」というものが出てしまいます。

それは

ほんの一瞬の出来事ですが。

その瞬間に

明らかに不機嫌な顔になるか

それとも、

ちゃんと相手に気遣いができる人か

 

もちろんこの患者さんが「ありがとう」と言って玄関を出られた後は

私と樋口で

「◯◯さん、いいね~すごいね、素敵な方だね」と大絶賛。

 

何かことが起こった時に

その出来事を受け止め

前向きにいいようにとらえようと思考できてしまう人って、素敵です。

 

別に「前向き思考でいこう」って強迫観念を持ってやっていくのではなく

そのほうが多分、自分が気持ちいいから勝手にそういう風になるんだと思います。

 

この患者さんがお越しになるのが私も樋口もすっかり

楽しみになってしまいました。

 

患者力が高い、そう思いませんか?

 

※今朝、当院の歯科衛生士杉本が髪を切って出勤してきました。

今朝のミーティングでみんなから絶賛。

とにかく可愛くって、これを機にまたみんなのCHANGE願望に火が付きそうです(笑)

同じく歯科衛生士の小田も最近髪をばっさり切って、患者さんからも

「あなた、変ったわね。素敵よ」とたくさん誉めて頂くので本人『誉められ効果」で

どんどん素敵になっていっています。

 

女性は、見た目とても大事です。

パーツがどうのではなく、「きれいにしていよう」と意識を配ると

ここまで女性は素敵に変化していくものなんです。

 

そのかわり、「もう女やめた」って思うと、そりゃあ早いですよ~。

こぎれいにするのに100日かかるけど、汚くなるのは一瞬です(--)

 

杉本の変身ぶりを見にきてくださいね(^^)

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2010.10.21第6回母性型経営勉強会の様子

昨日は第6回母性型経営勉強会でした(高松国際ホテルにて)

 

毎回どんどん内容が進化していくので

ついていくのに必死です(--)

今回から、やっと具体的な「母性型原理をいかすため」の内容に入ってきたかな、と

感じました。

みなさん、一言一句もらさないようにメモをしっかり取っていました。

昨日のお話は、後日まとめて「勉強会での内容」をご紹介しますね。

私もノートにたくさん書いたのですが、キーワードがバラバラで

これを文章にするのは一苦労です(--)

 

参加した女性は、オンナというものはそんな存在なんだ、ということを

改めて知ったと思いますし

また、

参加した男性もまた、オンナというものの存在を深く知ることができたと

思います。

 

参加者比率はちょうと6:4で女性が多い。

このバランスがいい感じです。

まずは勉強会の様子です↓(^^)

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次回勉強会のお知らせ

■第7回母性型経営勉強会

日時:平成22年11月17日(水)午後6時半~8時半

場所:高松国際ホテル

会費:3000円

お申込は,吉本歯科医院マネージャー吉本委子まで

info@8181118.com

 

母性型経営のススメ詳細は

人間科学研究所ホームページをご覧下さい

http://www.ningen-kagaku.co.jp/

 

2010.10.1810月号ニュースレター

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10月号のニュースレターがもうまもなくお手元に到着する頃です。

 

もう10月?

あと2回発行したら今年も終わり?

本当??

と、時の過ぎる速さにびっくりします。

 

9、10月号と続けて「親知らずを抜かずにおいておくことの恐ろしさ」

お伝え致しました。

当院では、噛み合わせを崩す大きな原因として院長が考えているこの

「親知らずの存在」。

このレターが出来たことによって、

よりわかりやすく、

「なぜ、親知らずを抜いた方がいいのか?」

が腑に落ちて頂けるかなあ、と期待しております。

 

私どもでは毎回テーマを決めてこのニュースレターを発行しておりますが

だいたい2~3ケ月くらいしてその効果が目に見えてわかってきます。

それは、お越しになる患者さんが

しっかりこのレターを読んで下さっている方が本当に多いので

とてもよく「お勉強」をしてきて下さるんですね。

 

ですので、患者さんとお話していても

「ああ、このことが通じているんだな、伝わったたんだな」ということが

会話の中から見えてきます。

 

たとえば、虫歯の治療の際にも、詰め物を選ぶ段階で

多ければ10種類ほどの素材の中から

患者さんご自身にお選びいただくことが、あります。

 

しかし、患者さんは、「この中から選んでください」といきなり言われても

「はあ?」という感じで実は、どれを選べばいいのかわからない、というのが

本音です。

 

判断する基準は患者さんがお持ちなのではなく

当院側から、きちんと教えてさしあげる、という姿勢が大事です。

 

その「教える」という行為が私達にとっては、

患者さんへのカウンセリングであったり

チェアサイドでの歯科衛生士とのお話であったり

また、このニュースレターでの発信であったり、します。

 

価値がわからないものに

高いお金を払うのは誰だって嫌です。

 

しかし、その価値が「本当に腑に落ちてわかる」、というレベルまで

伝わった時、費用の問題は実は判断基準にはならない場合が多いのです。

 

なぜなら、かけがえのない、取替えのきかない

自分自身の身体に入れるものなので、

ただ、安いから、という理由で治療を決定するということには

ならなくなるのです。

 

提供しているものの価値をきちんと伝える

ということは、中で働くスタッフの誇りを支えるものでも、あるんです。

 

自分たちが提供している内容は、社会的に見てレベルが高いことなんだ、ということに

気がついた時、そこで働く社員のモチベーションは一気に上がります。

 

そして、私がやっているこの日々の仕事は

社会的に見てとってもレベルが高いものなんだ、ということに気がついかた時

人の意識は急激に成長し、

もっといいのは

一気にセルフイメージが上がってしまうんです。

 

私は、吉本歯科医院のスタッフ達をずーーっと見てて、

本当にそのことを感じます。

 

こういういい状態に職場全体が一度入ると

その上にどんな教育を乗せても、何をやってもうまくいくんです。

 

そこから、本当の「知識教育」を始めてもいいくらいです。

そこがないのに、知識を詰め込んでも、無理、なんですね。

 

もし、今うちのスタッフ達を連れて

そうですね、どこかのホテルにでも見学にでも行ったとしましょう。

目の前で見たことを

「私の仕事の場合で考えたらどうか?」

と言う風に想像して学べるようになっていると思うんです。

 

つまり

現場を持ち、そのことに全てのことを置き換えていける能力

とでも言いましょうか?

 

起こること全てを

「自分の場合はどうか?」「自分にはどう役に立つか」

という視点で物事を見られる余裕ができているんです。

 

大昔の吉本歯科医院は、接遇を勉強してもらおうと

スタッフを一流ホテルに連れていって食事をしたりしていましたが

「食べて飲んで終わり、ただそれだけ」(--:)

こちらのもくろみはすべて外れました。

でも、それはしょうがないんですね。

 

現場に置き換えられる能力を身に付けていないのに

どこに何を勉強しにいっても

机上の空論で終るのです。

 

ですので、私は今いてくれているスタッフ達は

いろんなところに一緒に連れて行きたいなあ、と思っています。

とはいっても診療はみっちりなのでなかなかそうはいきませんが

「これ!」という体験をして欲しい時はやはり、連れていきたい。

 

全て血となり肉としてくれそうなスタッフです。

2010.10.18女性の特性

先週当院の患者さんからちょっと面白いテレビ番組を録画したDVDを

頂きました。

「マネージャーはたぶん、こういうの興味あるだろうから見たらいいよ」と

下さったんです。

私の中で『録画」というのはビデオテープで止まっているので

こうやってすぐにテレビで録画したものをDVDで頂けるという感覚は

ただただ、すごいなあ・・と思います。

録画したり、DVDに入れたり・・・と機械の操作をするのが何より苦手です(泣)

説明書を読むのも大嫌い。

 

なので何か新しい電化製品を買っても、説明書を読んでいろいろ設定して

楽しそうに集中しているのはもっぱら、院長。

その説明書を、ほぼ「いらないもの」としてどこかにほっておくのが私、です。

みなさんは説明書、得意ですか??

 

その録画したテレビ、それは「ためしてがってん」でした。

NHKですよね?たしか。。

 

『なぜ女性はダイエットに失敗してしまうのでしょうか?

「甘いものがやめられない」
「友達との食事が楽しくて仕方がない」......。
多くの女性が話すこうした"言い訳"には
実はちゃんとした科学的な理由があったのです。

今回、番組では「女性の特性」を逆手に取った
最強ともいえるダイエット法を開発。
今までダイエットに挫折してきた女性を
見事、成功に導きました。』

・・・という内容です。

 

 

ダイエットはともかく

女性と男性の特性の違いについて説明しているシーンがあり

「なるほど~」とうなずくところがたくさん、ありました。

 

例えば、鉄道ファン男女100人に聞きました

ということで

鉄道の何に興味があるのか

と問うたところ

男性はもうほぼ9割近くが「機能」「メカニズム」という

答えを出しました。

それに対し女性は

多くが「見た目」「旅行」

という答えです。

 

 

さらに、「サイエンス」というあの有名な雑誌がありますよね?

この雑誌に掲載されている論文が紹介されていました。

「男性と女性の特性の違い」です。

 

女性は感情移入が強く

男性はシステム能力が高い

 

システム能力とは

何かを分析し、そこに隠れているルールを推測し、それに反応する力

ということ。

 

男の子が機械いじりが大好きで

物理や工学系で能力を発揮しやすい、というのもうなずけます。

 

ここから導き出されることは

男性は「こうすればこうなる」といったHow toモノが大好き、ということかな、そう思いました。

細かい目標を設定し、そこにたどり着くまでの過程を自分で分析しつつ

ゴールに走るまで努力することに実は喜びを感じる特性が、あるんでしょうか?

 

 

それに対し、女性は

感情移入が強い

つまり

他者に反応する能力に長けている、ということです。

社交的感受性が高く、言語の流暢さなどを表わす

 

うんうん、わかりますよね。

「うちの嫁さんは一言いったら100くらい返してくるからもうかなわん」という

ご主人、よくこの気持ちわかりますよね?

あっという間に友達作っちゃうというのもうなずけます。

 

人の気持ちが自分のことのようにわかってしまう

という共感能力は

この

他者に反応する能力ということです。

 

そういう特性を女性は持っているんですって。

 

 

この日のためしてがってんのテーマは「ダイエット」でした。

女性の特性を生かしたダイエットと

男性の特性を生かしたダイエットは

違う、そうです。

 

男性は、

システム化能力に優れている

という特性をいかすわけです。

 

システム能力とは

何かを分析し、そこに隠れているルールを推測し、それに反応する力

ということ。

 

なので、例えば

今日から6ケ月かけて6キロほど落としたいなあ、と思えば

体重グラフを書き、朝に昼に晩に、と体重を計り、その表に書いていくんです。

そして、体重がなかなか落ちない時や、ストンと落ちてる時などを

分析し、「なぜ、落ちたのか?」「なぜ、減らないのか?」といったことを

推測していくんです。

そうやって黙々と分析し、目標に向かって努力している過程が

実は「楽しい」とか「喜び」を感じるような特性があるので

書くだけダイエットは、男性には有効である、とこんな感じです。

 

これに対し、

女性の特性は

 

他者に反応する能力

に長けている

ということです。

 

そして、感情移入が強い性質です。

 

その特性をいかすとダイエットはどうなるか?

と言いますと

 

「一緒にダイエットしない?」

「こうやって毎日グラフに書いていくの」

「毎晩一緒にウオーキングしない?」

とダイエット友達を作るのです。

 

女性は友達を作るのが上手

これは女性の得意技です。

会ったばかりの人でも一気に仲良くなることができてしまう女性の特性です。

 

そして、自分が働きかけて自分のネットワークを作っていくんです。

そのネットワークの作り方は

女性独特、です。

男性のようにもともと会社での肩書きや、地位や、名誉といった

社会的に背負っているものが一切ないぶん、

誰にでもすーっと心の中に入っていくことができるんです。

これは最大の強みでしょう。

営業マン顔負けですから。。。。

 

そして、友達と一緒にグラフを記入しながら

「見て見て、私こんなに減ったわよ」と

見せ合いながら、話題はしっかりダイエットの話題を分析しているんです。

わいわい集まって話をしながら、ダイエットの話をする

そうやって話をしながら「分析」もしているので

その結果、

気がついたら

「みんながダイエットに成功していた」

ということになってしまうわけです。

 

女性は

おしゃべきが大好き

甘いものが大好き

という人が多いですよね?

 

これは逆に言えば

おしゃべりができないと、ストレスが溜まる

ということです。

発散できる場所、相手がないと

ストレスが溜まってしまうんです。

 

私は、女性のおしゃべりは「エネルギーの発散」だと思います。

いい聞き手と、おしゃべりができる場所があれば

女性はお互いのおしゃべりでいくらでも「エネルギー循環」が出来ます。

 

これが逆に

誰ともおしゃべりができない

おしゃべりできる場がない

となってしまうと、女性はどんどん殻にこもってしまうようになり

ひどくなると「引きこもり」になってしまう、そう思います。

 

この男性と女性の特性の違いから

どんなことをお感じになりますか?

 

私は、もういろんな美味しいヒントが頭の中に渦巻いて今、大変です(笑)

 

女性の特性を生かす

これは「母性型経営」にも通じます。

 

男性の特性がシステム化能力だとしたら

女性の特性が感情移入、そして他者に反応する能力です。

 

どちらも必要です。

でも、明らかに今、欠けている能力、それが「他者に反応する能力」の方です。

そう思われませんか?

 

仕事は「人」が動くことです

システムを実際に動かすのは「人」です。

そして、

社員は「人」です。

お客さんは「人」です。

その「人」に反応できなくなっているので、仕事がスムーズに動かなくなっているんです。

 

他者に反応する能力

それは

反応、ですので

言われたことを聞いて動くのではなく

パッと感じたことに対して間髪入れず動いてしまう

ということ、です。

 

耳で聞いて、考えて、動く

のと

一瞬で感じて、動いてしまうのでは

どちらのスピードが速いか?ということです。

 

そういった「他者に反応できる」存在がたくさんいればいるほど

組織は活性化してくる、そう思いませんか?

 

おしゃべりが大好き、という女性の特性があります。

「たわいもないおしゃべり」がたくさんある、という職場は実は最高です。

みんながパソコンに向かってシーンと黙々としている職場は最悪、です。

 

吉本歯科医院の信頼する歯科技工士さんの会社には

最近女性の技工士さんやスタッフがたくさん入ってきました。

女性が入ってきてもううるさくてたまらん

技工物つくりながらぺちゃくちゃ、キャーキャーと、うるさい

・・・とトップが嘆いていましたが、

嘆くことでは、ないんですね、きっと。

恐らくこれからまたぐっと伸びていく、そう感じました。

 

女性は自由闊達におしゃべりをしてのびのびしている状況があれば

実はいくらでも能力を発揮します。

 

逆に、「黙ってモクモクと作業だけをやっていなさい」と言われると

「言われたことだけしかできない」ということになってしまいます。

 

女性に能力を発揮して欲しいと言いつつ

まったく逆のことをしている職場って本当多いんです(><)

 

 

また、これだけ「世の中不景気」って言われています。

不景気なので、職場も暗い、社員同士も疑心暗鬼で、・・・・と。

でも、そうじゃない会社も実はたくさんあるんです。

 

そういう会社は例外なく

社員の表情がピカピカしています。

特に女性が素敵です。

おばちゃんも、にこにこ、です。

 

それはトップがそういった女性の特性をちゃんと知っているんです。

さらに賢いトップであれば

その女性の特性をいかし、

女性社員にそれぞれネットワークを作っていくように仕組みを作り

どんどんそのネットワークを広げていけるように後方から支え

女性社員を誉め育て、自己重要感を引き上げるべくサポートしています。

 

そうやって伸びている会社の社長さんは

「なんでこんなにオンナの気持ちがわかるんだろう?かゆいところまで・・」と

思わせてしまいます。

なので、結果、もてます(笑

 

それはそうですよね?

女性は

共感能力が高いですので、

自分の気持ち本当にわかってくれる

痛みをわかろとしてくれる

自分を認めてくれる

ということが実感できれば、もう馬車馬のように働いちゃいますから(笑)

 

女性はひとたび信じることができると

裏切りません。

 

計算をしているようで計算じゃない世界で動き始めてしまうからです。

つまり、感情の世界です。

 

今は、ネットワークビジネスって、華ざかり、です。

その手法がいいのか悪いのか

好きなのか嫌いなのか

その論議は別にして、

こういったネットワークの力には私も正直、びっくりするんです。

 

私のもとにも、それはもうありとあらゆるネットワークの商品が舞い込んできます。

患者さんからであったり

経営者の会であったり

子供のお母さん繋がりであったり

近所の人であったり

もうありとあらゆる方面からやってきます。

 

「普通の主婦」や「普通のOL」が

サイドビジネス的にこういったネットーワークビジネスを片手に持っている

ことにビックリします。

 

そしてそういう方とお話をしていて共通していること

それは

共感しあえる仲間がいる

自分を認めてくれる仲間がいる

ということに尽きるんです。

 

その商品がいいとか、

ほれ込んだとか、

そういう気持ちももちろん大きいのですが

それ以上に、そういったネットワークでの心の繋がりを求める人が

どんどん雪だるま方式で増えていくわけです。

 

すごいのは

もう人生の全てをかけてこのビジネスをやる

という人が本当に多いということです。

しかも

私は普通の主婦でした

という人が、多いんです。

なんてったって人生かけていますから

商品を説明する迫力が違います。

周辺の気配りが違います。

確信しているので説得力が違います。

 

 

極端に欠けているものをやはり人は無意識のうちの欲します。

 

自分に共感して欲しいのにしてくれる場や人がなかった

自分を認めて欲しいのに、認めてくれる場や人がなかった

 

そんな時に、そんな場や人が目の前に現れたとしたら

今までの反動として、グワーッとそちらに走ってしまうことも

無理はないです。

 

また、長い間抑圧されてきた人であれば特に

その反動で、解放を求めます。

 

いいとか悪いとかは別の問題として、

こういったネットワーク、つまり「繋がり」を核にした形はこれからもっともっと増えていく

と思います。

時代の反動です、きっと。

そしてネットワークのビジネスをやっているほぼ9割は女性ではないでしょうか?

 

また、こういう形態の集まりですが、ほぼ仕組みはよく似ていて

定期的にミーティングを行います。

その商品を使っている人が集まって、

自分の体験談を話し、

他人の体験談を聴きます。

そしてちゃんと商品について分析もしているんです。

 

そしてそのテーブルには美味しいおかしとお茶

たっぷりおしゃべりできる時間

そして、お互いにいいところを見つけ誉めあうのが上手な女性たち。

さらに誰か一人が悩みを話せば、全員がわが身のことにように

自分のことを心配し、「こうすればいい」「私はこうだったから大丈夫」

などと、次々に優しい声を掛け合います。

 

そうやって3、4時間おしゃべりした後帰っていきます。

そんなミーティングを何度も重ねると

「ここは自分を認めてくれる場」

「この人達は自分に共感してくれる場」

と感じてきます。

 

そして気がついたら

「あんなに信頼できる人が使っている商品ならいいものかも?」

頭にインプットされてしまっているんです。

 

良いか、悪いかは、別にして。。。

 

こういう女性の心理や、動きって男性には全く理解できないそうです。

はあ?集まって車座で体験を話す?

感じたことを話す??

 

やめてくれ~~~

死にそう・・・

お願いだから、変なことに首をつっこまないでくれ~

 

と、当院の院長は間違いなくこういうでしょう(笑)

 

毎月一回開催される母性型経営勉強会でも、6割が女性なので、

発言をするその多くは、

「こう感じた」

という抽象的な発言がついつい多くなります。

そうなってくると参加している男性は、

「はあ?」

という顔をしてます。

 

逆に、男性が発言し

「こうこうこうなってこうなる」と、理路整然と話をすると

女性は「・・・で?何?何が言いたいの?」

と「?」という表情になっています(笑)

 

そこで、論理的に感情の話を上手にまとめあげてくれる存在、指南役が

登場します(主宰の池田弘子氏です)

こういう存在がいることで、

上手に双方に「納得感」が得られるようになるわけです。

 

それほど違う

男性の特性と

女性の特性

 

やはり、知っておいた方がいいと思いませんか?

 

知っていると、イライラやきもきすることも減るでしょうし

知っていると、「なんて空気の読めない人」と怒ってしまうことも

減ると思うんです。

 

事実、私はこういうことを教えてもらってから

とても心がラクになりました。

「あ、違うんだからしょうがないか」と

勝手に暴走しなくなりましたので、ラクです。

 

違いをきちんと知る

とっても、大事なことだと思います。 

yoshinogawa.jpg

昨日は友人と子供達を連れて徳島に行ってきました。

夕方4時頃の絶景スポットから見た吉野川です。

kaidan.jpg

こんな道をえんえん登っていくと絶景ポイントに辿りつきました。

結構ハード(><)

kingo.jpg

そして高松に戻ってきてからは全員一致で「金吾でお好み焼き!」となり

1時間待ちましたが、元気ミックスを食べて帰りました。

もう10年ほど通っているでしょうか??

大阪で食べても広島で食べてもやっぱりここが好き。

にんにくいっぱいのとろとろ生地に冷えたビールがよく合います(泣)

 

そして何よりご夫婦とそのお母さんこの3人のあったかい雰囲気が

大好き。

人がよくって、味がよかったら、

人はいくらでもやってきます。

2010.10.16マネージャーって何してるの?ってよく言われます(泣)

私はよく、こんなことを言われます。

マネージャーって何をしてるの?って。。。

 

特に歯医者さんでマネージャーって何よっ?って(笑)

そうですよね。

私も自分でそう、思います。

 

「給与計算とかしてるの?」

「社員の教育とか?」

「受付とか?」

 

時には

「たまあに職場に出て、あとはお茶飲みに行ったりしてるんでしょ?やっぱり」

とか、言われます。

 

うんうん、そういうイメージ、ありますよね。

 

私も、改めて「マネージャー」の存在って何だろう?

って考えました。

そして外にむかって「マネージャーの存在を置いてください。いいですよ~」て

言っているわりには、

「マネージャーって何をする人なの?」という問いに明確に答えていない私に

改めてビックリ。

いけません、ね。

 

今、私が感じていること

それは

「マネージャーとは、トップのストレスと不安を限りなく取り除く存在」

と考えています。

 

社員の教育とか

マネジメントとか

経営管理とか

そういったこまごましたものを◯◯する人ではなく

 

とにかく

 

「トップのストレスをゼロに近づけるために日々考え動く人」

です。

 

この2年ほど、夢中でいろいろとやってきましたが

振り返ってみた時

なんで?

と考えると

「とにかく、院長のストレスをゼロにしないことには、ここはうまくはいかない」

直感し、あれやこれやと手を伸ばし動いてきたように思うんです。

 

例えば、吉本歯科医院でいえば、当院院長吉本彰夫が、ここのトップです。

院長がこければ、みんなこけます。

そして、迷惑をこうむるのが患者さん、です。

 

院長が機嫌が悪いと、そのしわよせはまずスタッフ、歯科衛生士さんたちに

やってきます。

嫌な緊張感と嫌な空気が伝染するんです。

 

患者さんは見ています。

「院長先生とスタッフとのやりとりを」

この先生は、本当に自分の医院のスタッフを大事にしているんだ

ということが雰囲気として伝われば

それはイコール

「こんなにスタッフを大事にしている先生なら、私のことも大事にしてくれるに違いない」

そうイメージします。

 

でも、実は逆の方が多いですね?

 

そういう意味で院長に過剰なストレスをかけてはいけない、そう思います。

 

では、院長がストレスでいっぱいになる

とはつまりどういうことかと申しますと

それは、治療に専念できない、ということです。

院長といえど、人間ですので

過剰なストレスがかかりますと、その影響は必ず診療にでてきます。

高度な技術を必要として、日々数ミクロン単位の手作業を行っている院長です。

 

体が疲れきってしまっていては手元が狂います

経営の不安があればストレスで胃が痛くなります

職場の人間関係がうまくいってなかったら、そのしわよせが院長にやってきます。

 

ですので、そういったもろもろの周辺状況を

絶対に起こさないにする、ということ。

それが「マネージャー」の最大の仕事です。

 

トップの不安が限りなくゼロになっていくと

専門家は特にその能力を発揮する、そう思います。

心ゆくまで勉強することができるし

そういった時間もたっぷりあります。

勉強してきた技術を構築する時間と心の余裕も生まれます。

 

3日ほど研修に出かけて休診にしても、その間にスタッフは同じように

技術を向上させるべく各自で研修してくれていたりしますので

留守中も安心、です。

安心しているのでどんどん勉強して技術をその中に取り入れていくことができます。

その結果、提供できる医療の質が一気に上がります。

 

今は、社長と言われるトップが実は一番「不安な存在」ではないでしょうか?

不安だから、人を大事にしている余裕もなく

その結果、その社長のもとで働く社員はないがしろにされてしまいます。

 

しかし、みなさんよくご存知の通り、

社長は実は孤独です(泣)

一人で何もかも考えてすすめていかないといけないし

人にだってついて来てもらわないといけないし

外に向かっても発信しなくてはいけないし

発信するために構築し、勉強し続けなくてはなりません。

そりゃあ、大変です。

 

当院でいえば

歯医者さんは「歯科医業」ということになります。

大病院の中で勤務医として雇ってもらっている存在であれば

ひょっとしたら、それでもやっていけるかもしれません。

 

しかし、いざ「開業している」となると

人を抱えてていかなくてはならない

給料を支払っていかなくてはならない

そして、ずっと継続的に患者さんに支持してもらわなくてはならない

という問題もその背中にかかってきます。

 

結構、重い、です。

 

そしてその問題は、ひょっとしたら「いい医療を追求すること」とは

まったく方向が違うかもしれません。

 

本当に最高の治療を提供したい、と願うのなら

最高の治療を提供できる存在に余計な負担をかけてはいけない、

そう思いませんか?

そして、それは院長だけでなく当院のスタッフ達も同じです。

 

彼女達の持っている技術や能力を存分に発揮してもらうためには

周辺に余計なストレスや不安があったら、いけないんです。

とにかく、安心してもらう、

それが、「マネージャーの仕事」です。

 

 

最近は母性型経営勉強会でも発信しているせいか、

「トップのそばには必ずマネージャーの存在を」と、

会社の中に、そういう位置づけの存在を置いて下さる社長さんが増えました。

 

そしてその名目「私、マネージャーなんですけど」という存在同士で

話をしたりするのですが、

いまいち、明確な「これがマネージャーの仕事」と言いきれるものが私の

中にもなかったんです。

しかし、昨日思わずひらめきました(笑)

 

見学に来て下さった藤本さんの

『マネージャーって何するの?」という一言で

ピンときてしまったんです(^^)ありがとう!藤本さん。。。

 

マネージャーとは、

覚悟を決めて「自分の上司のストレスをゼロにしてやろう」

動くことができる存在、です。

そう、腹をくくる、ということ。

トップがこけたら自分もこける。

という覚悟をもてるかどうか。

 

そこがないと、やはり、ただの「マネージャー」で終る、そう思います。

言われたことだけやっている存在では、面白くないですよね?

 

そりゃあ、あなた奥さんだからでしょ?

とどこからか聞こえてきそうですが

実はそうでは、ありません。

 

実際に、身内ではなくとも、「トップのそばで女房役」をしっかり務めている存在が

実はたっくさん、いるんです。

 

そういう方とお話をすると

やはり共通していることがあるんです。

「自分が責任を取る」という覚悟を持って全てのことをやっているんです。

 

何かあったら人のせい

上司のせい

ではなく、自分の責任です、と言い切っているんです。

 

部下に自分の責任です、と言われると上司はもう何もいえなくなりますよね?

「いいや、私の責任だ」といわざるを得ない状況になりますよね?

それでも、部下に責任を転嫁する、という人であれば

もうそれは早めに「お別れ」を告げたほうがよさそうです(--)時間の無駄です。

 

逆に、今、上司から

「マネージャーになってよ」と

言われているとしたら、チャンスです。

 

なぜなら、トップは欲しいんです。

そういう存在がのどから手が出るほど欲しいから、です。

 

人の問題、ややこしいコミュニケーションのいざこざ

世代間ギャップ

経営の問題

 

山のようにある問題を全部一人で、なんて無理なんです。

だから、支えてくれる存在が欲しいんです。

自分のかわりにぜんぶまるごとうまくやってくれる存在が欲しいんです。

 

そしてそういう存在はやはり、女性の方がいい、そう思います。

特に今のような時代はもう絶対女性です。

 

女性の感性を生かす、とかそういう時代ではもはや、ないんです。

これほど、人が育たなくなっている時代は

職場でも人の問題で溢れています。

 

その微調整をしながら

ちゃんと人を育て

上手に潤滑するようにしていけるのは

女性が得意な分野です。

地でいけますから(笑)

特別な教育をほどこさなくても、

「そのまま地でいってちょうだい」とまるなげするだけで

驚くほど組織はうまくまわりだすと思います。

 

そしてまかせたからには

口を出してはいけません。

口は出さないけど

必要なお金は黙って出す、というのが理想的です(笑)

女性は100%まかされると絶大な能力を発揮する生き物です。

60%では、駄目なんです。

もう100%の信用です。 

 

職場の空気がいい、ということ

それは実はそのまま会社の利益に繋がっています。

中でいる人間の心が喜んでいるところに

人は勝手に集まってくるからです。

 

逆はありません。

 

そして、

支える

ということは、女性の中にもともとある性質です。

狩りをしたい、という女性はあまりいないでしょう。。。

その場を守り、育て、巣をあたためるということは

女性の本質の中にもともとあるんです。

 

もともとあるので

引き出すだけで、いい。

ないものを補うのは大変ですが

あるものを引っ張りだすのは楽なことです。

 

それに、もともとあるものなので

直感にのっとって動けばいいだけなので

やっている本人も楽で楽しいのです。

 

今は、ドラッカーブームで、「マネージャー」の存在も

いろいろなところで登場します。

 

でも、こと、女性がやる、しかも、普通の女性がやる

という場合であれば

私は特に頭の中に何か特別な「マネージャー養成講座」なるものを

詰め込む必要は全くない、そう思います。

また、それをやると駄目になる、そう思います。

 

昨日もカウンセラーの森下と話をしていたのですが

「田舎育ちの人ほどいい」

と私、やっぱり思うんです。

 

たしか、どこかのブログで私は書いたと思うのですが

人口があまり集中しすぎた都市にいると

人は『他人の短所しか見つけることができなくなる」そうです。

見えにくくなる、んだそう。

 

逆に牧歌的な風景が残る田舎で育ったような人は

「他人と協調することに慣れているので、他人の長所ばかりを見つけやすい」

んだとか。

 

この意見には私は賛同です。

吉本歯科医院は四国の香川、高松屋島という超地方ですが

その中でもさらに山奥から出てきたようなスタッフが多いんです(笑)

一番がたしか森下で、ついで、杉本、ついで、小田、ついで、樋口というところでしょうか?

田中は私と同じ屋島ですので、他のスタッフに言わせてみれば超都会の人、です(笑)

加島になると、もう大都会の人でしょうか???

 

地方がなぜいいか?

と言えば、

まだまだ心がほのぼのとあたたかい人が圧倒的に多い、ということです。

競争が少ないぶん、優秀な人が少ないといわれますが

何をもって優秀というのか、私にはいまいちよくわかりません(--)

 

普通の、女性

そして気配りができる女性

ある程度の年齢を重ねている女性

「マネージャー」にぴったり、です(^^)

 

10人程度の組織であれば、どうぞ「マネージャー」の存在を置いてください。

そして、専門家と言われる存在であればあるほど「マネージャー」の存在を置いてください。

 

いいことずくめでたぶん、びっくり、します。

 

支えたい

という気持ちを引き出すことができれば。

母性型経営(R)のススメ 香川県 高松市 吉本歯科医院

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