2020.02.21虫歯の菌と歯周病の菌は違います。
私たちが歯を失う時
その原因は外部要因(交通事故や、スポーツでの事故、転倒など)を除くと大きく分けて原因は2つに分かれるんです。
①虫歯(歯そのものを溶かす)
②歯周病(歯の周囲の組織、歯を支えている骨を破壊することで歯を失わせてしまうもの)
①②の2つになります。
虫歯菌と歯周病菌は全く違います。
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、ばい菌は存在しません。
私の子供の頃はおじいちゃんおばあちゃんが孫に口の中で柔らかく食べ物を砕いてから赤ちゃんに食べさせる・・・という習慣がありました。
しかし、今は保健婦さんや助産婦さんのご指導のお陰で口移しの習慣もほぼなくなりました。子育てされるお母さんも気をつけておられる方が多くなりました。
歯周病は人から人へ感染するもの、なんです。
赤ちゃんが大きくなる成長の時期に両親からの口移しや、同じおはしやスプーンを使うことで感染します。
一度感染するとどんどん増え細菌が住み着いてしまいます。
子育て中のご両親がかなり気をつけお子さんの口の中に感染しないように気をつけていらっしゃる場合には大人になっても虫歯ひとつないという方もいらっしゃいます。
しかし、歯周病菌に感染していたとしたら歯の周囲の組織をどんどん破壊していく病気ですので注意が必要です。
歯周病の大きな原因は2つあります。
①「感染性の細菌」
②「破壊的な力」
です。
細菌性からものと破壊的なものどちらが原因だったとしても症状としては歯の周囲の骨が溶けてなくなり歯や噛む力を支えらていられなくなります。
支える力に耐えられなくなると歯がグラグラしはじめ歯が抜け落ちてしまうということが起こります。
下の写真↓は歯はちゃんとあるけれどレントゲン写真を撮影してみると実は歯を支えている骨が溶けてなくなっています。
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