2020.02.27歯の根が折れているので抜歯しかないと診断をお受けになった方へ
香川県高松市の
かみあわせ専門歯科
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
歯を削るか、削らないか
その判断は
診断を受けた先生によって、
治療の方法が変わります。
専門が違うと診断も変わります。
https://www.8181118.com/examination/
他の医院さんで「歯を抜かないといけない」と診断されたんだ、
ということでいらっしゃった場合でも、
吉本歯科医院では歯を抜かずに残すケースも
もちろんあります。
そして、残念ながら私の医院でも
「これはもう抜くしか手がない」「抜かないと危険だ」
という診断になることももちろんあります。
例えば
テレビドラマで
「ガン」になった患者さんが
いるとします。
「ガン」を外科的に切って除去しようとされる先生がいます。
また別の先生の所に行くと、
「ガン」は切って除けた方がいいかもしれない。
でも年齢的に体力的に
それは難しいかもしれない。
仮に切って除けられたとしても、
残った臓器がその機能を充分に果たせないかもしれない。
だから内科的にお薬で出来る範囲
がんばって延命させましょうと
いう診断になるかもしれません。
また別の先生は
「ガン」すべてを薬で除けることは出来ないので、
極力薬でもって取らなければならない範囲を小さくして、
それから外科的に除けましょう
という先生もいらっしゃるかもしれません。
またある先生は外科的に除けたほうがいい。
でも非常に複雑な神経や血管の絡まった場所の脳みそなどの重要な場所におるので、それを触ることが最終的に命を縮めてしまうかもしれない。
なので難しいかもしれない。
しかしこのような難しい治療に長けた先生であれば出来るかもしれない。
と、このように診ていただく専門によって、
普段治療されている内容によって
おっしゃられる内容というのが
変わってしまうのです。
その先生によって
「歯を抜くか抜かないか」という基準は違う、
ということなのです。
全国一律同じということは、ない
それを
まずは知って下さい。
歯を抜かないといけない基準かどうかというのは、
本歯科医院の場合のお話しをします。
一つ目は
残っている歯の根っこを乾かせるかどうか
です。
歯が弱っているかどうかではなく、
歯の根っこを乾かせるかどうか、
なのです。
乾いた紙を
のりでくっ付けるとイメージしてください。
簡単にくっつきますよね。
では次に濡れた紙同士を
のりでくっ付けてみてください。
はがれてしまいますよね。
というより、くっつきません。
これを歯の場合で考えて下さい。
乾いているもの同士は接着剤でくっ付けることができ、
バイ菌が入ってこないような
封鎖をすることが可能なのです。
濡れている場合には
仮にくっ付いたとしても隙間が開いていれば
その隙間からバイ菌がどんどん入ってきてしまうのです。
例えば乾いた紙同士をのりでくっ付けて、
強力なのりでくっ付けて剥がすと
ビリビリビリと紙が破れますよね。
これが
封鎖されている状態です。
さあ、
次にマジックテープです。
マジックテープは
クラレの登録商標です。
みなさんも生活のいろいろなところで
このマジックテープが使われているのを
見ているはずです。
面ファスナーといいます。
面ファスナーの鍵と鍵穴のように
引っ掛かってるだけです。
隙間が開いている
んですね。
外れはしません、
くっ付いています。
しかし隙間は開いています。
これは水を漏らしてしまいます。
歯の状態が
このマジックテープのようになっている場合には
どんなにいい被せ物を作ったとしても
バイ菌は入り放題です。
つまり被せ物が作れるか作れないかではなく、
歯の根っこを乾かすことができて
さらに
きっちり封鎖することができるかどうか
これが判断の基準になるのです。
歯が折れた
歯が割れた
歯の根っこに膿ができた
歯が揺れている
などの症状で
歯を抜かなくてはいけないと診断された場合は
まずはご相談下さい。
原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
無料メール相談やお問い合わせは
こちらまでお送りください。
https://www.8181118.com/contact/