2020.10.22ノンクラスプデンチャーは「お出かけ用」。噛めません。
最近は自由診療で金属のひっかけがない
ノンクラスプデンチャーという目立たない入れ歯も
あります。
しかし
見かけはよくても
噛めません。
噛んで痛くなくても噛むことをお勧めしません。
そして
もちません。
いわゆる
お出かけする時の
見た目専用の入れ歯であると
お考え下さい。
ノンクラスプデンチャーは
おでかけ用です。
ご自分の歯と同じように噛んでいると
すぐに骨が壊れますし
実際には噛めたとしても噛むことはお勧めしません。
なぜ痛くないかというと残っている歯に密着していて
掛かる力を残っている歯に分散できているからです。
どんどん長年噛むと、歯茎が赤くなり歯茎が沈み込み、骨が溶けていきます。
そういったことも
ご存じない方がほとんどです。
もちろん残っている歯がガタガタにならないようにつっかえ棒のように
押さえておくために使用されることはお勧めします。
しかし噛むための目的ではありません。
入れ歯では咬めない
ということをまず
知って欲しいのです。