吉本歯科医院

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吉本歯科医院について

2010.08.25まさか泣かされるとは・・・・

先ほど、菓子工房ルーヴさん主催のコンサートに行ってました。

県外に出かけていたのですが、大急ぎで帰ってきてその足で会場へ。

http://lowe.co.jp/news.html

会場内、何人くらいいたんでしょう?800人くらいいたのかな?

なにせ、満席です。

 

 

fureai.jpg

福岡からやってきたメンバーで知的障害者の方で構成された音楽団。

ちょうど後半から会場に入ったのですが、わずか1分たらずでステージに惹き込まれました。

障害者の方が演奏するステージをはじめて生で見ました。

 

太鼓を叩きながら思わず踊りだすメンバー

楽器を吹きながら思わずバク転するメンバー

とにかく、自分達が音楽を演奏しはじめると、そのメンバーたちが、全身を使って

動きだすんです。

動き出すというよりは、軽快な音に思わず反応している、という感じ。

 

楽しくってしょうがないっ

見て見て!

って気持ちがバンバン伝わってきて、その温度が客席まで伝染し

お客さん側も、立ち上がったり、踊ったり、うたったり、叫んだり(笑)

 

天空の空ラピュタを演奏した時には、思わず不覚にも涙が出てきました。

なんでだろう?

障害者の人が一生懸命やってるから?

いいや、違う違う、そんな同情心からくる感動では、ありませんでした。

 

「上手に見せよう」

とか

「かっこよく見せよう」

とか

そんな空気がメンバーに一切なく、とにかく全身汗いっぱいかいて

演奏を楽しんでいたことが、どどどど~~ん、と客席に伝わってきたからだと思うんです。

 

客席でうるうるしていたら、やっぱり左右のお客さんもうるうるしていました(^^:)

感動も、涙も伝染するのです。

最後に全員が立ち上がってアンコールの拍手を送った瞬間の

なんともいえないあったかい気持ちの集合体?は、きっとあの場にいた全ての人に

「言葉にできない何か」を伝えたはずです。

 

正直、こんな真昼間から、コンサートで泣かされるとは思いませんでした。

まさに、想定外!

こんなことなら吉本歯科医院のスタッフ全員連れていけばよかった!!!!

来年は必ず!

 

それにしてもルーヴさん、すごい!

早速、感動を伝えるべく野崎専務にお電話しようと思います。

2010.08.24モーニングセミナー

昨夜は子供達を祖母宅に預かってもらっていたので「どっかご飯食べに行こう」ということで

近くのお魚が美味しいお店で院長とご飯を食べていました。

帰り際にふと振り向くと、「あっ!はまおか先生!!」

新田町で歯医者さんをしているはまおか先生ご一家が楽しそうに夕飯を食べていました。

「一緒にどう?」と言ってもらい、便乗することに。

さらに、「家が近くだから来る?」と(笑)

48歳とは思えない若いはまおか先生は、ノリもよく、会話のテンポもよく、

ついついふらふら~~と、和やかなはまおか一家に付いていってしまい

ちゃっかりお茶とお菓子をご馳走になりました。

小学生の2人の女の子のまあ、可愛くて素直なこと。

まったく人見知りしないし、無邪気に笑いかけてくるその目に、

思わずぎゅーーーっと抱きしめちゃいたくなるほど(><)

このまま大人になってね、と願わずにはいられません。

それほど、子供の目は澄んでキレイです。

 

また、先生のご自宅があまりも素敵だったのと、周辺の環境がとってもいい感じだったので

ついつい長居してしまいそうになりました。

私は小さい頃から、転勤族でマンション住まいが多かったのでこういう大きな一軒家での

生活にはまったくなじみがないのですが、はまおか家の自然に囲まれたお家と

お部屋のすみずみまで奥さんの細やかな気遣いが行き届いた生活を見て

「う~ん、私はもうちょっと生活をきちんとしなくては・・・・(--:)」とかなり反省しました。

 

子供達の作った陶芸の作品をキレイに壁に飾ってあったり、家族の写真をいたるところに

飾ってあったり、すごいなあ・・・とただただ、ほれぼれしておりました。

 

今度は子供達を連れてお邪魔しますということで昨夜は退散しましたが

翌朝が4時起きでなければ、夜中まで話しこんでいたことは間違いありません(^^:)

それほど、あったかいいいファミリーでした。

ちょっとばかし、うらやましかったマネージャーなのです(笑)

ちなみにこのはまおか先生、開業されるまでは屋島総合病院で歯科部門を取り仕切って

おられた先生です。

過去に、吉本歯科医院のスタッフが親知らずをはまおか先生に抜いてもらったところ

「全然痛くなくってあっという間で、びっくりした~~」と驚いて帰ってきたことを思い出しました(笑)

 

 

さて、今朝は早起きして高松東倫理法人会のモーニングセミナーにお邪魔してきました。

懐かしい方にもお会いでき、とても楽しかった。

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↑こんな写真撮ってくれました(^^)

また調子に乗って嬉しそう、です。

お話できるのは約1時間ですが、あっという間に時間が過ぎ、担当の方が

「あと2分、あと1分」と言われるまでまったく気がつきませんでした(--)

 

母性型経営のススメ、最近は嬉しいもんだから、会う人会う人に、

「最近こんな感じでね、うちのスタッフはね・・・患者さんがね・・・」と話しをしている

のですが、なんだか段々受け入れてくださる方が増えてきて本当に嬉しいんです。

 

私はこういう会でお話をさせて頂くときには必ず、お一人お一人の目を見るのですが

(そういう癖があるんです)視線を向け視線を合わせると、必ずどなたも

最初は難しそう~な表情をしていても、パッと顔が笑顔に変わるんです。

そして笑顔に変わった後からは、「うんうん、そうだね」というようにあいづちをするように

うなずいて下さる。

「話を聞いているよ」ということを表情から見せて下さるんですね。

そういう時って、最高に気持ちがいいです。

また、事前に私達のホームページやブログを読み込んでくださっている方も

いらっしゃり、話はどんどん膨らみます。

 

今日はじめてお会いした方と、きちんと向き合っていく、意識を向けていくことで

一瞬にして心が通じていくことだって、あります。

そういう瞬間に、私は「ああ、人間ってやっぱりいいな」って思うんです。

 

セミナーのあとに、みんなで朝食を頂くのですが

普段ならこんなに朝ごはん食べられない!と思うのですが、気分がいいので

ペロリ。

胃袋も気分や雰囲気ですね。

 

お越し下さった会員の方、本当にありがとうございました。

吉本歯科医院にご予約を取りたいと早速おっしゃってくださった方も多く、

「ああ、少しはお話が伝わったかな」と嬉しかったです。

 

もし、今回のセミナーにお越し下さった方で、吉本歯科医院にご予約をご希望の方は

お手数ですが、私、マネージャー吉本委子までご一報くださいね。

info@8181118.com

2010.07.29吉本歯科医院のうちわ

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吉本歯科医院のうちわ、です(^^)

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とうとう、うちわ屋に??(笑)

ではなく、先ほど、グラフィックデザイナーの出渕さんがサプライズで

吉本歯科医院うちわを持ってきて下さいました。

なんと、手作りです!

 

うちわに瀬戸内海の美しい写真をはっつけたものが瀬戸内芸術祭で全国からやってくる人に

配られるそうですよ。

 

香川県の丸亀市うちわは、国の伝統工芸品に認定されているものなんですって。

うちわでも、こうやって竹のうちわが、いいですね。

今は、プラスチックがほとんどなので、こういう竹は、いいです。

浴衣を着てうちわを持ってお出かけしたくなります。

 

「こんなの作ってあげたらきっとビックリして喜ぶだろうな」ということを考え

作ってもってきてくださったその気持ちが、とっても嬉しかったです。

2010.07.15第3回母性型経営勉強会

昨日は第3回母性型経営勉強会(高松国際ホテルにて)でした。

母性型経営を実践されている方々のお話をいろいろとうかがっていくうちに、

それぞれ、捉え方や実践の仕方は人によって違うけれど、その想いは本当に同じなんだなあ、という

ことに気がつきました。

そして一ヶ月ぶりにお会いするみなさんが、先月よりも明らかに表情が違っているのを見て

「ああ、充実した日を過ごされているんだな」と人の顔を見ながら感じるわけです。

と、同じようにこちらも見られているのですね、きっと。

人は、面白いほど自分以外の人を、観察していますからね。

 

いろいろな会に参加するのですが、経営者の集まりとなると、ほとんどが男性優位の

論理のもとに進められることが多く、いつもどこか居心地が悪いんです。

「あ~疲れる」と思うことしばしば(泣)

 

しかし、この母性型経営勉強会においてはどちからと言えば、非常に感覚的な言葉が

普通に通じていくと言えばいいのでしょうか、気負って話をしなくても、気持ちが通じていく

快感が、あります。

言葉以前のコミュニケーションが水面下でなさているような気がします。

女の特権ですね、即効で心で繋がるコミュニケーションは。

 

今回の勉強会もあっという間に3時間が過ぎてしまいました。

いろいろと感じることは多くあったのですが、今回は何よりも衝撃だったことがありました。

それは、当院のカウンセラー森下の発言です(笑)

今回の勉強会にも森下は進んで来てくれ、受付までさっさと自分一人でしてくれ

まさにかゆいところに手が届く存在でした。

 

会の中で、実際に母性型経営を実践されている会社の、その実情を知っているスタッフ側からの

発言ということで、森下にマイクが回ってきました。予想外のマイクに、森下もビックリ(><)

しかし、動じない性格の彼女は、「じゃあ」ということで話し出しました。

 

「院長、マネージャー、ほんとのこと言っちゃっていいですかね~?」と、最初に私の方をチラッとみて

言いました。

「一体何を話すの??」と内心ドキドキしながら聞いていました。

森下の話です。

『今は、こんな状態の吉本歯科医院ですが、私が入社した当時の吉本歯科医院は

一言で言えば「なんてところに来ちゃったんだろう・・・私は。。。。(泣)」でした。

院長、マネージャーとスタッフの関係が明らかに悪く、信頼しあえている雰囲気が一切感じられない。

スタッフもつかれきっていて、仕事もいやいや。

休憩時間に2階にあがると、ひまがあれば院長、マネージャーの悪口ばかり。

一応、接遇研修はするけど、完全に「やらされている感」でいっぱい。

誰が入ってきても、すぐに辞めていく。こんな状態でした。

 

でも、2年ほど前から院長、マネージャーの様子が変わり、そのことからスタッフも変わり始めた。

今のスタッフは、仕事がみんな好き。ここの職場が好き。

なので、今のスタッフは、みんな結婚しても、子供ができてもここを辞めない、と思う。

このメンバーでずっと一緒にやってきたいって心から思っている。

そんな過去があって、今、吉本歯科医院があるんです」

こんな感じです。

 

ドキドキでしょ?

今、そう言えるから、昔の最悪の時期が語れるんです、と森下は言いました。

でも、私、正直、横で聞きながら結構きつかったんですね(苦笑)

 

嫌に思っているんだろうなあ・・うちのスタッフは私達のことを。。。

とは内心思ってはいましたが、そんなにはっきり口に出して

「はい、悪口言ってましたよ、みんな」と言われると、やっぱりズキズキ。

でも、きっとその悪口の中には、いろんなヒントがあるんだと思います。

 

当時の私は、まだ「マネージャー」としての役目も何もわかっていなかったし、

ただ、「経営者側なんだからこうしなきゃいけない」という何となく世間のイメージような

感覚で、仕事をしていました。

なので、スタッフの気持ちなんてもちろんわかろうともしないし、

また、わかる必要もない、ときっと思っていたに違いありません。

 

ともすれば、人を雇うという立場に立つと、「お金を払っている側が強い」だから「言うことをきいて

当たり前」という意識になりがち、です。

 

でも、そういう気持ちをもって日々を生きる、ということで一番疲れ孤独になっていくのは

実は経営者本人です。

仕事に出て行くのが嫌で、子育てしながら「もうやだ~~~~!!」と毎日怒ってました(笑)

今思えば、自分が悪かったんですけどね。

それがわからなくなるほど、バランス崩していたんですね。

怖いもんです。

 

最終は、「人と人」。

この繋がりがあってはじめて、上司と部下があります。

そしてその延長線上に、お客さんがいる、そう思います。

だから、経営だって、人と人との関係からはじまるんじゃないか、そんな当たり前のことが

ズッポリ抜けていたんですね。

もう、なんでそんな妙な思考に走っていたのか、自分でも不思議なのですが

たぶん、疲れていたんでしょう(笑)

疲れると駄目ですね。

経営者は元気じゃないと、絶対、駄目です。

そしてある程度、心が満たされるような状態を維持しなきゃいけない、そう思います。

でなきゃ、その気分の悪さは、すべて一緒に働く人に影響を及ぼしますし、

近しい人も、いい迷惑です。

感情のアップダウンが激しい人のそばにいると消耗するのと一緒です。

 

机上の空論や難しい理論をへたに勉強しちゃうと、目の前で起こっている現実が

見えなくなっちゃうのかもしれません。

大事なものは、目の前にいる人そのものなのに。

 

また、しょっちゅう凹んで、すぐにへたれる自分を知っているのに、それをスタッフに見せまいと

必死でどっか違う方向に走っている、強がっている、そんなおかしなイメージがきっとスタッフから見たら違和感だったんでしょう。

「昔のマネージャー、変でしたよね~」って笑って言ってもらうと

「あっ?やっぱりそうだった?」と思いますもん。

 

吉本歯科医院はおかげさまで今、いろいろな方にとても誉めていただく機会が増えました。

そのことの連鎖で中にいるスタッフたちも、「いつも認められてる感」があり、その相乗効果で

どんどん魅力的になっていけています。

それはもう全て周囲の方のあたたかい声のお陰です。

でも、森下の発言を聞いて改めて思ったことは、

「昔のことを忘れちゃいけない」ということです。

 

組織がうまくいくのも、やはり、うまくいくにはうまくいく「原因」がある、と思います。

その逆にうまくいかない「原因」もまた、ある。

その原因は、きっと経営者側からは見えない、見えにくい、んだと思います。

そして、聴きたくない、見たくない、耳の痛い部分です。

だってちょっと聞いただけでやっぱりつらいもの。。。。(泣)

 

うまくいっている時は、なんとなくうまくいくのでその理由が検証しにくいけれど

うまくいかない時は、たぶんその原因は検証しやすい。

それはたぶん、スタッフの声をちゃんと聞く、心の声を聞く、ということ。

その中にヒントはあるんです。

吉本歯科医院の森下のように、「普通、それを上司の前で言えないよね、ふつう~は」ということを

ポーンと言ってくれる社員がいる会社は幸せな会社です。

そして、その「普通言えないようなこと」をどれだけちゃんと腰を据えて聞いていけるかが

その会社のこれからを大きく左右する、と思います。

 

吉本歯科医院は、3年ほど前は本当に「えっ?ここって本当まずくない?社内の空気悪すぎない??」という状態でした。

そしてその原因は全て「経営者の心向き次第」です。

人と人の関係はすべて影響しあっている、だからきちんと関わらなくてはいけない

ということを身にしみて感じました。

 

きちんと関われば、人はどんどん変わります。

そして、その相乗効果で自分も変わります。

お互いが影響しあっています。

 

「あなたに会って、どんどん良くなるわ」と言われないような関係は

やっぱり長くは続きません。

それは上司と部下でも一緒。

一緒にいて、いいことひとつもなくて、自分がどんどん下がっていくような人ととは一緒には

いられないですよね。

職場も同じです。

自分が生きる残り時間はやはり限られていますので、その時間は出来る限り、

いい影響を及ぼしあえる人と関わりたい。

1分たりとも、嫌な関係は過ごしたくないですね(笑)極端ですから!

 

今回の勉強会で感じたこと

それは、私はもう少しで、この森下の最大の長所、能力、「直球で本音を言える」「嘘がつけない」

ということを潰してしまうところだった、ということ。

もうあと少しでも、私達の思考がぐにゅって曲がっていたとしたら、彼女は吉本歯科医院を去っていたか、もしくは、「もういいや、ここで本当のこと言ってもきっと聞いてもらえない」とあきらめていた、と思います。

人は、あきらめると

黙ります。

もういいや、この人には何を言っても無理、

受け入れてもらえないと

本気で思った時、人は心を本当に閉ざしてしまいます。

一度閉ざした心とこじあけることはそうそうできません。

 

間一発、間に合ってよかった(^^)という感じでした。

昨日の勉強会で森下の話を聞いて。

 

スタッフの能力を引き出す、なんておこがましいことはたぶんできません。

スタッフがそれぞれ持っているもともとの資質を、潰さないようにすることが

実はとても大事なのかもしれません。

 

子供を育てるのとやっぱり似ています。

付け加えるのでもなく、引き出すのでもなく、

変にいじくらない、いいものを潰さない、このことが実はとっても大事。

 

この森下の話が、参加してくださった経営者の方々の心に多く届いたようです。

今朝メールを見たら、みなさん 森下のコメントの話ばかり(笑)

そりゃそうですよね。

経営者である院長や私が100万言語るよりも、その実際の裏事情を知っている森下の

声の方が100倍、本当のことが届きます。

恥ずかしいことも

最悪だったことも

実は隠したかったことも(--;)

 

もうこうなったら、全部しゃべっちゃえ!!と、森下にふっかけてみました(笑)

私も知らないようなことがきっと過去にたくさんあったんだと思います。

耳の痛いことばかりがきっと。

次回の母性型経営勉強会では、みなさんの前で森下が、本当の本当のところを

お話させて頂く機会を設けたい、そう思います。

なにぶん、嘘がつけない森下なので、びっくりするような話も出てくるかも。

次回勉強会は、8月18日(水)午後6時半~、高松国際ホテルにて

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2010.07.07電話応対

今朝、ある会社の社長さんに電話をする用事があり、電話をした時のこと。

普段だったら携帯に直接かけるのですが、なんとなく「朝だから会社にいるだろう」と思い

会社の電話番号にかけてみました。

この会社には今まで何度も電話をしていて、電話に出て下さるスタッフの方の顔もよく知っています。

 

コールが2回なった後

「はい、◯◯でございます。」と電話口で若い女性の声が。

私は

「あれ?」と思いました。

一瞬のことなのですが、「いつもの彼女の声の印象とは全く違う」と感じたからです。

「社長はいらっしゃいますか?」と続けて話をしたのですが、

その声の様子、態度、トーンが確かに、つい1週間前にかけた時の印象と、違うのです。

何かあったのかな?と思うほど。

 

電話って、怖いと思います。

一瞬にして、

「ああ、この人感じがいいな」

「事務的な人だなあ」

「なんて感じが悪いんだっ」

と、感じ取られてしまうから。

 

面と向かって会った時よりも、聴覚だけに集中されるぶん、余計に感覚が鋭くなるのでしょう。

今日のこの彼女は、明らかに「感じのいい応対をする人」でした。

先週までの彼女の様子を知っているだけに、この変化は驚きでしたし、

ちょっとワクワクする予感を感じました。

 

会社の窓口でもある電話応対で、感じがいい応対をしてくれると受け手はどんな印象を受けるでしょう?

それは例えば私なら、こう思います。

『感じがいい応対をする」

「自分の会社を大事にしている感じがする」

「自分の会社の社長に恥をかかさないようにしようと意識を払えている」

「そんな社員がいる会社のトップはきっと素晴らしい人に違いない」

「そんな素晴らしい人がトップなら、そんな人が作る商品が悪いわけが、ない」

 

こんな感じです。

逆もまた、同じです。

 

じゃあ、だからといってあわてて「電話応対の研修を!!」と思ってしまいがちですが

残念ながら、そうはいかないんですね(泣)

 

今日この彼女がとても感じのいい応対だったという背景には

きっと彼女の心模様に何かしらの変化があったから、だと私は思うのです。

それは、「何か自分を変えたい」

「素敵になりたい」

はたまた、

「上司に認めてもらいたい」

のような何かしらの意識が働いた、とか、です。

 

人が変わるのは一瞬です。

これは私は吉本歯科医院のスタッフを見ていて、本当にそう感じるのです。

明らかに素敵な人にじわじわ変わるということは、ありません。

ある瞬間に、スイッチが切り替わって、素敵になっちゃうのです。

そんなスタッフの姿を私はここで何度も、見ました。

 

素敵な人になっちゃったスイッチが入った人は、もう誰が見ても素敵なので

その途端に、みんなからべた誉めされちゃいます(笑)

そして、みんながそういうから私って素敵なのかも?と本人が最後にそのことを自覚します。

 

いったん素敵なスイッチが入ってしまったスタッフは、もう「昔の自分」には戻りたくない、

そう思いますので、心模様がどこまでも上向きになっちゃいます。

今、吉本歯科医院のスタッフたちが、みんなそれぞれがキラキラしているのは

きっと、きちんと「自分のことを常に反省できる人だから」だと私は思っています。

 

例えば、昨日、うちのカウンセラーの森下からスタッフたちに向けて指摘がありました。

うちの職場には、みんなが気をつけあうことをノートに何でも書こう!という決まりがあり

そのノートには何でも好きに書いています。

そのノートの中に森下がこう書いていました。

 

患者さまが治療を終えられて診療室を出る時に

「おつかれさまでしたあ~~~」と語尾を伸ばすのは居酒屋さんみたいなノリなので

やめましょう、ということです。

「おつかれさまでした」「おつかれさまでございました」と

きちんと語尾を伸ばさず、丁寧に言葉をおかけしようということです。

 

こんなささいなことって、どうでもいいと思う人にはきっとどうでもいいこと、です。

でも、こんな些細なことで、大事にされているなあと感じて下さる人もまたたくさんいらっしゃるのです。

また、こんな些細なことで、「なんてゾンザイな病院なんだろう・・ここは」と感じる方だって

いるのです。

 

こういうことって、社員同士の雰囲気や連携ができていないとなかなか

言い出しにくいことなんですよね、実は。

「そんな細かいこといいじゃない」

「うざったいなあ、もう」

と思って、素直な受け止め方をしない人が職場に多い場合は

こういう細やかなことは一切浸透していきません。

 

みんなどんな反応をするのかな~と見ていたら

いち早くそのノートを見た小田が

「あっ、私、語尾伸ばしていますね(苦笑)。治しますっ!!」と

森下に言っていました。

また、森下はそれを受けて

「一度みんなで、こういう美しい話し方の勉強会をしよう」とも。

 

そのやりとりを見ていて、

なるほど~~、と思ったのです。

素敵スイッチがひとたび入っちゃている人の特徴、それは

即、反省ができる、ということ。

 

指摘され、

はっと気がつく

気がついたらその場で反省

そして、即、行動を変える

気をつけるように意識しはじめる

こんな感じになってしまうので、そりゃあどんどん進化するのも無理はありません(--:)

また、こんな状態で進化しないことも、また、難しい。。 

 

電話応対からここまできちゃいました(笑)

朝一番の電話での応対。

たったその一言の感じのいいやりとりだけで、気分まで良くなっちゃいます。

そのきちんと意識をこちらに向けてくれている電話の向こうの彼女の応対に

私もまたいい気持ちが伝染しちゃったみたいです。

 

なんだかもやもやして、突破口が見つからなくて

自分に自信がなくて、でも、どうしたら自信がつくのかもわからなくって

そんな時は、

「はい、私変わります」宣言をしちゃったら、いいと思います。

「私、なんだかすっごく変わりたいんです」って、口に出して言ってしまえば

おせっかいな大人や、面倒みたがりの人が、山のようにサポートしてくれるはずです。

 

吉本歯科医院のカウンセラー森下は、「私は、こういうところが自分が嫌で、治したくって

こういう風になりたいんです」って、そりゃあもうはっきり明確に言葉に出して言える女性です。

口に出して言っちゃうもんだから、周囲も

「ああ、そうなりたいんだな」と認識でき

そういうことなら、とサポートしやすくなるんですね。

求めるものが明解なので、与えるものも明解。

さすが、B型女性の特徴でしょうか(笑)

私はこういう明解な人、大好きです。

 

でも、そのサポートは最初はうっとおしいかもしれない

そのアドバイスは明らかに年寄りの押し付けのように聴こえるかもしれない

でも、声をかけてくれるうちが、はな、なんですね~(--)

本当にどうでもいい人のことは、本当にどうでもよくなってしまいますので

視界にも入らず、声も聞こえなくなってしまう、そんなものなのです。

なので、明らかに今、不安定で、もやもやしてて、でも、何か、CHANGEしたい、って

思っているのなら、やっぱり今がチャンスなんだと思います。

 

何かとよく話を聞いてもらう先生と話をしている時に

「あのね~、人生10年なんてさ、あっという間なんて言うでしょ?

でも、あっという間ってどんくらいの感じだと思う??

10年が来週末・・・ぐらいの感覚なんだよ、過ぎてみたら」

って言われた時、

ドキっとしました。

 

だって、10年が来週ですよ?

たぶん、ちんたらしてたらあっという間に人生なんて終ってしまって

気がついたら体が動かなくなっちゃった、みたいなことになってしまってたら

死ぬに死ねない、そう思いませんか?

 

そういう意味で、人間は残酷なまでに年は必ずとっていくもので

老いは必ずくるもので

いつまでも若いと思っていたら、あっという間に・・・・・らしい、です。

まさに私も20代のスピードよりも30代のスピードの方がさらに加速を増しています。

40代になると、まさに転げ落ちるように年をとるスピードが速くなってくるというのは

感覚の問題でしょうけれど、多くの人が同じことを言うので、やはり、そうなのでしょう。

 

私は、20代、30代は、少々無理してでも、なんでもがむしゃらにやっておいたほうがいいと

思ってしまう派、です。

だって、体が元気な30代にテンション低かったら、その後の40代からどうやって

生きるんだ?と思うから、です。

テンションがある程度、高いのを維持していたらそれが日常になります。

体温と同じ、です。

体温は、36度8分以上を維持していると、ガンになりにくい、そうですよ。

本当かどうかは知りませんが、なんとなく低体温はよくなさそう、ですよね。

テンションだって同じです。

ずーっと36度8分のテンションを維持していると、病気にもかかりにくいし

新陳代謝もいいので、余計な脂肪がつかず、血流もサラサラで良さそうです。

35度代になってしまったら、新陳代謝も滞り、血流も悪そうなので澱んだ血がとどこおって

滞留しそうです。

そして、その悪い状態が常になってしまうと、ありとあらゆる病気に感染していきそう。

そして、そんな状態だともちろん心と体は一体なので、ついでに

運気の悪いことや人を引き寄せてしまいそう、こんなイメージです。

 

テンションが常に高い人は、それが自分では「特に高い」とは思わないのです。

それが普通なので、そのスピードが普通で、その感覚が普通です。

 

最近は、どこか斜に構えて物事を評論したり、人をどこか眺めてみているような人が

多すぎる、そう思います。

ながめてみている

というのは

「私は関係ありませんよ~」という立場で見ている、ということ。

つまり、傍観している。

 

傍観ほど、面白くないものは、ない(笑)

阿波踊りでも言ってます。

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らんしゃ損、損♪って。

同感です。

 

どんなマニアックなことでも、はまっている人の方が素敵に見えちゃうのはなぜ、でしょう?

対象が何であれ、没頭できる、ということは素敵です。

没頭している姿には、ほれてしまいます、男も女も。

 

横からいろいろ言う人も、いるでしょう。

でも、言われている本人には耳に入らないから、いいのです。

また、外野の声は、あくまでも外野の声、です。

堂々と正面から面と向かって「お前はこうだ!間違っているぞ!」なんて言ってくれる人は

それこそ「愛されているかも(^^)」と勘違いしてしまうほど、嬉しい、アドバイスです。

そういう人に言われると「はいっ!!すみませんでしたっ!!」と即、言うことを

聞いてしまうそう、です(笑)

 

 

今日、この会社の社長さんとお話をしている中で

「あなたのこのブログを全国のうちのスタッフに読ませて感想を聞いている」と

言ってもらいました。

ひょえ~~、全国ですかあ!!

と驚いたのですが、嬉しかったですね。

書いたものをきちんと読み取って受け取ってくださる、とても、嬉しい。

 

これもテンションが下がるとたぶん、一行も書けないんだと思います。

文章は、想い、そのものなので、

想いが枯渇すると、書けない、そう思います。

 

感じていることを書く

のと

考えて書くのは

また違う脳みそを使っているような気がしませんか?

 

 

本当は両方必要ですね。

まだまだ、勉強です。

 

今から、息子のプール参観日、です(^^:)暑い~~~~~~。

お母さんスイッチオンです。

2010.07.03テンションと効率

今日は吉本歯科医院は終日インプラント手術のため一般診療は行っておりません。

手術の日は段取りが違います。

朝から麻酔の先生と細かい打ち合わせなど。

スタッフの動きも、いつもの診療とは時間の動きが違うのでややピーンと張り詰めた様子。

黙々と動き回るスタッフたち。

院長も手術がはじまる前に細やかに3D画像解析や事前シミュレーションで何度も

頭の中に今日の流れを叩き込んでいる様子。

手術の前には、濃い目のコーヒーを飲んで頂き、リラックスをするのが手術前のおきまりです。

 

技工室に行くと、吉本歯科医院の朝晩のおそうじや器具の清掃をしてくれている

北原さんがお仕事をしてくれており、何気なく話をしていました。

北原さんはちょうど私からすればおばあちゃんよりちょっと若いかな、という年齢の方。

この北原さん、実はちょっとすごい人、なんです。

北原さんにはぜひ吉本歯科医院のニュースレターに登場して頂きたい!といつも言っているのですが「恥ずかしいから駄目!」と(泣)

若い頃からずっとお家でお商売をされてこられ、子育てやご主人のお母様の面倒をすべて

みながら働き続けてこられたかた。

いわば、おかみさん、ですね。

3人の子育てをしながら、お家のお商売の切り盛りも全部やってこなし、事務や経理や、営業や

仕入れに販売、配達に、顧客のお世話・・・・ひえ~~いつ眠るの??というほどハードな毎日。

また、ご主人のご両親のお世話も。。。

「当時は洗濯機もグルグル手で回すものだったのよ」と言われても想像もつかない私。

せいぜい二層式洗濯機くらいしかイメージできません。

毎朝一升のお米を炊いて、朝6人分のお弁当を作り、3度の食事もぜんぶ作っていたんだそう。

 

北原さんは言うんです。

「それこそ、休むヒマなんてなくて、自分の時間なんて皆無でね。でも、みんながそんな感じだったし今みたいに人と人同士がこんなに殺伐としていなかったから、みんなが支えあうのが普通だった。

だから、大変なんだったろうけど、心はあったかかった」と。

なんですって。

今でも、こうして吉本歯科医院に朝晩に来てくださりながら、51年間も、ご主人のお母様(お姑さん)のお食事やお世話をずっとしているんです。

 

そんな北原さんの顔は、本当にいつも綺麗なのです。

もやもやと考えるよりも前に、とにかくいつも動いている。

テキパキと動いている。

 

なので、表情がいつもすっきりしている。

もや~っとした雰囲気が微塵もない。

なので、私はいつも北原さんのそばに言って何かしら話をするのが憩いの時間です。

 

北原さんと話をしている中で、なるほどなるほど、と思ったことがありました。

北原さんは長い人生、ずっといわばハイテンションで生きてきた方です。

ハイテンションとは、決して派手で大声でとかいう見た目の問題ではなく、

心のエンジンがいつも燃えていたということ

 

ずっとテンションがあがっている状態が常だから、疲れない、んです。

そして、変に休まなくちゃ

とか

自分の時間を大切にしなくちゃ

とか

考えたこともなく、ただ目の前のことを淡々と黙々とやってきた、こんな感じ。

なので、北原さんは仕事のスピードがとても速いのです。

そして、北原さんにお願いしている「吉本歯科医院をいつも綺麗に」という仕事を

どんどん進化させていってくれています。

 

そんなところまで気をつけてくれるの?

そんな細かいところまでふいておいてくれたの?

裁縫までしてくれるの?

 

気配りの達人、です。

こんな仕事ができるのは、やはり北原さん世代の人特有、です。

「何もなかったから作るしかなかった」

「すぐに買えないから繕って何度も使うしかなかった」

という、モノが潤沢になかったからこそ、知恵が溢れてきた時代の人ならでは。

今は、雑巾だって、スーパーで安く売っていますから(--;)

 

北原さんに私は聞いたことがあるんです。

「ねえねえ、北原さん、いつも何か作ってたり、手を動かしているんだけど休むことないの?」って。

すると

「こうしているほうがいいの。

止まると、落ち着かないの」って(笑)

 

これを聞いて私も

「私も同じ~~~!!!」と共感。

 

そうなんです。

私も同じで、仕事はテンションだけでやっているようなもの

テンションが上がっているとスピードがどんどん速くなって、仕事の効率がよくなる。

でも、ひとたびテンションがさがると、普段だったら30分で簡単にできそうな仕事が

5時間たっても6時間たってもできなくなっちゃいます。

あれはなぜ?でしょうね?

時間の感覚は、自分の心模様と直結しています。

 

 

テンションが上がっていると余計なことを考える時間が脳ミソの中にはないので

つぎつぎにアイデアが湧くし、その湧いたアイデアを即、形にすべく動くことができます。

でも、テンションが下がると、そんな気持ちにもならないので、当然動くことができません。

 

とりあえず、私の場合はここ2年ほどは、テンション上がりっぱなし(笑)

でも、疲れない。

そりゃあ、むちゃくちゃして「ああ、今日は眠い~だるい~」って時もありますが

心のテンションはそうそう下がらないのですね。

それは、なぜか?

きっと一度このテンションが上がりっぱなしで心地いいバランスのいい状態を

体験してしまったから、もうバランスが悪い状態に戻りたくないという無意識の何かが

働くんでしょう・・と思っています。

 

そういうのってありますよね?

一度、快適を知ったら、もう以前までの「不快」には戻れない。

一度、美味しい味を知ったら、もうまずい味には戻れない。

この感覚と同じですね。たぶん。

 

では、テンションを上げるにはどうするか?

こんな話を最近したのでちょっと書いてみます(^^)

 

たとえば、吉本歯科医院では今、月に一回ニュースレターを発行しています。

ボリュームは結構、あります。

なぜこんなボリュームに設定したかというと、自分たちに意識的に負荷をかけたかったから。

 

このニュースレターを完成させるのには、まずが大枠のテーマを院長から取材をする。

そして、院長に話をしてもらいます。

その院長の話を事務のスタッフにテープ起こしをしてもらいます。

あがってきた原稿をは「専門家の言葉」なので、その言葉を私が『普通の人に伝わる言葉」に

翻訳します(笑)

 

さらに翻訳したものを、最低でも3人の一般の方に読んでいただきます。

読んでいただく方は、吉本歯科医院の一番多い患者さまの年齢層です。

40代の男性、50代の女性、男性、60代の女性など。

そして、何度も練り直しをした上で、最後にスタッフに読んでもらいます。

また、スタッフからの取材、患者さんからの取材、いろいろ項目があります。

1回のニュースレターを発行しようと動き出したとたんに、いろいろな方と関わり意見を

聞ける機会が増えます。

 

そうすると、面白いことが、起こります。

一人の人から必ず、「新しいテーマになりそうなこと」を教えてくれるのです。

そして必ず「次へのヒント」が思いつくのです。

じゃあ、あれもしようこれもしよう

ということにワクワク繋がっていくのです。

 

それは動いて、話す、書いて表現する、ということの副産物です。

 

ということで吉本歯科医院のニュースレターは、毎回毎回私たち、全力でエネルギー使って

書いています(苦笑)

そして、やっと入稿。

エネルギー出し切った~~~!!と満足。

 

すると、アラ不思議、出し切ったところには、また新しいエネルギーがさらに大きくなって

入ってくるのですね。

出し切ったはずなのに、また入ってるわ。。(驚)

これは宇宙の法則でしょう、きっと(^^)

出せば入る。

出し切らなきゃ入ってこない。

息を吸って~~吐いて~~と同じですね。

 

愛情と、同じです。

愛情を注ぎ惜しみしていると、そのぶんしか自分には入ってこない。

徹底的に愛情を注ぐから、注いだぶんだけ、またこちらに愛情が帰ってくる感覚と似ています。

ここでそんなにエネルギー使ったら消耗するし、もったいなから適当に仕事を。。って考えがちですが

実は、違うんですね。

 

適当に仕事を、というのが実は自分を最も消耗させ

また、女性をぶさいくにしていくものだったんですね~(><)

ご存知でしたでしょうか???

 

ダラダラ生きている人の顔は醜いでしょ?

それはどんなにお肌が綺麗でも、ブランドのお洋服を着ていても、醜いでしょ?

それって、見る人が見ればわかるんです。

わからない人に囲まれている人には残念ながら死ぬまで見えませんが。

顔ははっきりした意思が作るのです。

意思のない顔は、ぶさいく、です、はい。

 

私は、表情が醜い人は、きらい、です。

顔、形では、ないのです。

なので、年齢でも、ない。

 

醜い顔は伝染するので、困るのです。

また、そんな人が一人でもいたら

場の空気が乱れるし、出しているイメージが一緒に醜くなっていくからとても困るのです。

 

人との関係と仕事の仕方は比例しています。

人に愛情注がない人は、仕事にもエネルギー出し切らない。

仕事がうまくいくひとは、人との関係もうまくいく、そう思います。

例外は、ありません。

 

また、ニュースレターをはじめてよかったなあって思うことのひとつには

「継続し続けなくてはならない」というプレッシャーです。

一回だしはじめたからには続けないといけない

また、続けないと格好悪い、ですよね?

瞬間的に、ぐわーーってエネルギーを出すことって、単発なら結構できますが

それを持続的に続かせるってなると、これはまた別の能力です。

長期戦で、長い目で戦っていけるか、自分と、という視点が必要です。

一回は必死で頑張って勝ったけど、もう燃え尽きた~~~

なんてのは、困りますからね。

 

なので、心地よいプレッシャーは大事です。

途中でやめたらかっこ悪いじゃない?という美意識は、とても大事です。

 

イメージは青い静かなろうそくがいつも消えることなく燃えている、こんな感じです。

そして長く長く続けることができるために、テンションを上げておく。

というか、下げないように気を配る。

 

続けるって、最初は本当大変です。

でも、いざスタートをしてみると、「なんだ、こんな楽しいならはやくやってりゃよかった」と思います。

 

楽しいことなら、続けられます。

楽しくなさそうなことや、わくわくしないことは、義務感でやることは

努力逆転の法則が働き、しんどいだけなので、早々に止めましょう。。。。

しかし、何でも深く知っていけば、楽しくなる要素は山のようにありますからね。

仕事も、同じです。

 

そして、楽しいと思えるためには、やはり覚悟が必要です。

 

それは

誰に言われたのでもなく、すべてのことは私が決めて、私が動くんだという

覚悟を持つこと。

ここを押さえておかないと、悲劇、です。

私は、どういう結果になっても、たぶん、「ま、自分で決めたからしょうがないか」と思ってしまえる

そう思っています。

 

それは私の中に

どんな状況になっても、被害者意識を持って生きるのは嫌だ、というイメージがあるから。

どんな状況になったとしても、今、どんな状態でも、

その状態が今目の前に現実にある、ということは、やはり、自分次第なのです。

そして、そうはっきり言える人の目はやはり、スカッとしているのです。

 

たとえば、

私が「くっそ~~!!あの人があんなこと言ったから」

「上司がしろって言ったから~」

とか少しでも思ったとしたら、もうすでに私の中ではアウト、です。

被害者的思考は、私にとっては最も苦手です。

過去にOLをしていた時に、そう思うことがあった頃、私の心模様は最悪でした。

 

これって、男女関係でも同じですよね。

裏切られたとか、ふられたとか、浮気された、とか言っているのは

あれは、きっと被害者意識の塊の発想で生きているから。

こういう人に限って

私はこれだけ尽くしたのにとか

私は奥さんなのに

とか、うだうだと文句を言うわけです。

どっちでもええじゃないか!!と思ってしまうのです(笑)

自分が自分の人生を熱中していない証拠です。

 

ようは、人はどうでも、いいのです。

ようは、自分がどう決めるか、しか人生はないのに。

私という人間が覚悟を持ってきちんと生きているという大前提があってはじめて

同じような大人の感覚をちゃんともった人と関わることができます。

ちゃんと人に甘えることができるのは、たぶんちゃんと一人で立てているから。

一人で立つ、ということは決して経済的なこととか、職業的なことでは、ありません。

その心の覚悟の話、です。

「私がこうしたい」「私が決めた」「だから何が起こっても全て私の責任」

と思えるかどうか。

そう思えたら、人生観や、男女観、仕事観だって、変わっちゃいませんか?

パラダイムシフト、です。

 

うまくいかなかったのも、気分が悪いのも、社員が思うようにならないのも

とりあえずは、私の責任、と思っておけば、気分はそこまで落ち込みません。

もちろん、自分の責任じゃないことだって山のようにありますよ(笑)

 

でも、とりあえず、全部まとめて引き受けておくって覚悟を決めたとたんに

舞台は、回るのですよ(^^)これ、真面目な話。

神様は、覚悟を決めた人の後ろに必ずいいことを用意してくれています。

 

これは人との関係でもまったく、同じ。

どんな人の前にでも、きちっと向かい合う。

逃げない。

覚悟を決めて向き合っていく

覚悟を決めた途端に、「この人、苦手だったのに」と思っていた人が

「意外にそうでもなかったじゃない^^」という人に変化します。

すべてはこちらの関わり方。

相互の関係です。

お互い様、です。

 

とにかく、気持ちがスカッとしているのが一番です。

想いはストレートに。

堂々と表現し。

やるべきことをやって。

我慢は、あんまり、しない(笑)

 

テンションを維持する方法として、意識的に継続しなくてはいけないものを

作り、自分に心地いい負荷をかけるということ。

それも社会的に責任のあることを。

というのはとっても効果的です。

2010.07.02目からウロコの発想が!

今日はグラフィックデザイナーの藤本誠先生とご一緒に、今回JR高松駅2階にオープンした

ばかりの「とんかつヒガサ」に行ってきました。

このお店は全てのトータルデザインを藤本先生がされたそうです。

高校生の時から、スペシャルな時は、ひがさのとんかつを食べに行くのがちょっと楽しみだったことを思いだします。

ちょっと飲み屋さん街にある小さなおしゃれなとんかつ屋さん。

そんなイメージでした。

細く千切りにしたキャベツとおひつに入った白いご飯があつあつのとんかつによく合い

ご飯をおかわりしながら頂いていた昔を思い出します。

 

藤本先生との話の中で、経営者にとってのクリエイティブの存在価値を

熱く語って頂きました。

いや~奥が深いですわっ!!

そしてその説得力のある話し方!

具の字も出ないほどの納得感。

ここまで提案されたら、「はい、おまかせしま~す、先生・・・」と言うしか、ありません(笑)

 

藤本先生の話がなぜ、いろいろな場で通っていくか、そのわけが少し、見えました。

それは、

私はこう思うんだ。

これは、間違っていて

これは、これが正しいんだ

そして、私はこうするつもりだ

なぜなら、こうだから!

・・・・意思が明確である、ということ。

意思がはっきりしている。

なので、発する言葉が明確。

すべて、「私は~こうだ」と言い切れているところ。

 

白いもんでも黒く見せてしまえそうなこの説得力。

ある種の勢い。

その勢いの裏には、「かっこたる信念」がある、のです。

 

71歳ですよ?????信じられない脳みその柔らかさ、です。

頭の中にとらわれがないので、話をしていてとっても楽しいのです、ね。

うちの父と話すとこうはいきません(泣)

たくさんヒントを下さったので、私はひたすらメモを取っていました(^^;)

この時間だけで、コンサルタント費用が発生しそうなほど、具体的アイデアを頂いてしまいました。

先生、ありがと~~~!!!

 

・・・・と、ご機嫌で話をしている時に気になったのが、高松を代表するサンポート周辺での

喫茶店での店員さんの態度(><)

藤本先生とも話をしていたのですが、

もうちょっと愛想良く接客しようよ!と、思ってしまいます。

ここは四国の玄関口なんですけど。。。。。(泣)

お接待の島、なんですけど。

おもてなしの島、なんですけど。

 

ではなぜ、愛想が悪く見えるのか?

とじっくり観察をしてみました。

 

すると、こんなことがわかりました。

愛想が悪い=リアクションがない

ということ、なんですね。

リアクションがない=表情が無い、と一緒なので

表情がない=感じが悪い

・・・と、こうなるわけです。

 

本人はきっとリアクションしているつもり。

でも、リアクションが小さすぎるのです。

 

もっと笑顔で接客を!と言っても、たぶん、教育されている本人は

よくよく聞いてみると「えっ?ちゃんと笑っているつもりですが・・・」と、なります。

こういうシーンって本当によくあります。

 

私は、リアクションのない人は苦手です。

こちらが何かしらの働きかけをしても、何の表情も見えないような人だと

テンションが下がってしまいます。

 

リアクションする、ということは、相手の何かしらの働きかけに対して反応する、ということです。

反応がないということは、相手は

無視された

きらいなのかな

と思ってしまいます。

なので、反応がない人のところには、残念ながら人は去っていく、そう思います。

 

現に、私が今長く関わりたいなあって思う人は総じて、リアクションがきちんとあります。

働きかける(アクションを起こす)

敏感に反応してくれる(リアクションをくれる)

うれしくってさらに働きかける

このサイクルです。

 

そしてそのサイクルがスパイラルのようにぐんぐん回って上に上っていくのに・・・。

自らスパイラルを切って、ああ、もったいない、と思うことしばしば。

 

私は吉本歯科医院の若いスタッフには、よく言うことがあります。

はじめは、大きな声や、明るい笑顔って、意識的にアクションをするって

難しいんです。

特に慣れていないと。

でも、はじめは演技でもいいんです。

楽しくても笑っているうちに、その演技にはまって、楽しくなってくるから(笑)

笑っているから楽しいのか、楽しいから笑っているのか?

そんなのわかんないけど、たぶん、そんなもんです。

心と体は繋がっていますので。

 

また、女性はみな女優ですので(笑)演技はお得意なはず。

世の中が暗くしみったれてきたら、

せめて女性だけは、笑っていましょう、というのがなんとなく私の考え。

女ならでは明けぬ国、にっぽん。

女性が笑っている国は、やっぱり、素敵な国なんです。

2010.07.02男性性と女性性

先日の母性型経営勉強会で、男性性、女性性について興味深い話を聴きました。

 

ちょっと抜粋・・・

男性性の特徴は、自我を主張し、自分に有利に立ち働く積極的、行動的な能力のことです。

これに対し、女性性の特徴は、男性の生命力を奮い立たせ全能力を心ゆくまで発揮させる能力のことでした。

そして、男性の上に立ってリードするのではなく陰の力に徹する性のことだったのです。 

 

 

そして古代人の素晴らしい知恵は、男にも女にも男性性があり、女性性があるとされていることです。

つまり、

 

で男性性の強烈なタイプ

男だが女性性の多いタイプ

女だが男勝りの男性性タイプ

女の中の女性性の豊かなタイプ

 

 

と四相に性格を分けているのです。

 

あなたはこのうちの何型でしょうか?」

 

う~ん、私はどれだろう?僕はどれかなあ?

みなさん、頭をかしげていた、そう思います(笑)

 

最近私は、気がついたことが、あるんです。

 

それは、女性にもてている男性は、その中に少し女性的な面がひょっこり

見える、ということ。

何といいますが、私が最近あった男性で、魅力的だなあと思う人はみんな

「愛嬌がある」のです(^^)

 

また逆に女性であれば、女性の部分しかない、女性よりも、

ちょこっと男性性を持ち合わせている女性の方が、より魅力的です。

し、時代にも合っていますよね(笑)

 

こんなに仕事するのに、ちょこっと弱い部分をこそっと話してみたり

自分のへこみ話をサラリ言えたり。

俺は男だ~~!!なんて言ってる人は、そうそう他人にそんな面を見せられませんからね~。

そういう面をちらっとみた時に、女性は、その人のいわば短所であったり、

完璧じゃない部分を「しょうがないなあ~助けちゃおうかな」と思ってしまったり、

するんですよね。

 

そういう意味では男性は、

「◯◯さんって、なんか、かわいいよね」と言われたらラッキーだと思っときましょう♪

 

 

よく女の子が、「これ、彼氏に買ってもらったの~うふふふ~」とプレゼントを

みせあいっこしているのを見ます。

なんとなく、モノをもらったり、することが幸せの象徴のように思っている若い子もいるでしょう。

 

なので、男の人も、女性には何かプレゼントするもの!すれば喜ぶもの!と思い込んでいる人も結構いるんじゃないでしょうか?

 

しかし、私は思うのですが

これから、男性で、自分の人生をちゃんと生きていこうっ、仕事もバリバリやっていこうって思っている時に選ぶパートナーは、こういう視点で選んだほうが絶対、長い人生は

お得だということがあるんです。

 

女性には2つのタイプがいる、そう思います。

最近は特にそう思うようになりました。

 

1つは、完全に何かをして欲しい、与えて欲しい、という欲求が強いタイプ

なのでこういう女性は

パートナーに求める要素は結構多いです(笑)

こまかい項目が、あります。

 

経済力

やさしさ

親の問題(めんどうくさそうでないか)

住宅の問題

お金の価値観

見た目

いろいろです。

 

そしてこういうタイプは家庭に入ると一見良さそうですが、実はものすごい執着心があり

何が何でも夫や子供を自分の理想の型にはめたがるので大変です(><)

私は、ちょっと、苦手です。

 

さて、もう1つのタイプは

自分を成長させたいという欲求が強いタイプ。

特にこういうタイプは自分を成長させてくれそうな人が3度のご飯よりも、ファッションよりも

大好き、なのです(^^)

 

 

こればっかりは、もう生まれた時からの細胞にしみ込まれている性質だと

思うので、後から後天的にタイプ変え、ということは、難しい。

 

 

どんなに高いプレゼントをもらっても、高級なバッグをもらっても、

「この人は自分を高めてくれる人じゃない」と本能的に認識しちゃうと、あっさり

その足でその高級バッグを質屋に持っていったりしちゃいます(泣)

そんなものです。

 

3万円のフルコースをご馳走になっても、それがなれてくると心が躍ることは、ないのです。

モノではなく、価格でもなく、場所でもなく、ようは、目の前の人が

どんな人なのか?その一点だけが、気になります。

それが、女性という生き物の本質でしょうか??

 

 

逆に自分を高めてくれる人だ、成長させてくれる人だと認識しちゃったら、近所のラーメン屋でも満足しますし、幸せなのです。自腹でも(笑)

 

このあたりの心理って、もっと知って欲しいなあ~って思います。

私はよくそんな話を院長や院長の同級生が家にきた時などには

えんえん話すのですが、「えっ?そうなの?プレゼントしたら喜ぶんじゃないの??」と目からウロコ状態です。

 

そのてん、うちの女性スタッフは、そのあたりの微妙な心理が本当によくわかりますよ~

カウンセラーの森下などは、心が見えるのか?というほど、人の心理が

よくわかります。

ここまでくると、天才ですね。

 

 

また勉強会で教えてもらったことで興味深い話をひとつ。

こういった男性の中の愛嬌度とか、女性の中のたくましさ度などは、

なんとすべて幼児期に脳にインプットされるものなんだそう!!

 

そう、そしてその人格形成にもっとも影響を与えているのが

お母さん、なんですね!

 

 

私の娘はさあ、一体どうなるのか???

人生死ぬまで面白く、既成概念にとらわれず生きて欲しいなあ、って思います。

 

妙な枠を自分でつくって、自分を縛ってしまうような生き方は、して欲しくない。

 

やはり、身につけるべきは男も女も

度胸と愛嬌でしょう(^^)

2010.06.25第3回母性型経営勉強会の時間変更のお知らせ

第3回母性型経営勉強会の時間の変更が決まりました。

と、申しますのも、朝に勉強会を!と張り切って告知したところ、

「朝は、遠くて行けません~~」

「夜にしてくださーい」

という声が多く(--:)

夜に、した、ということです。

何度も何度も変更申し訳ございません。

 

これが最終決定!!

第3回母性型経営勉強会

日時:平成22年7月14日(水)午後6時半~8時半

会場:高松国際ホテル(高松市木太町)

会費:3000円(お食事付き)

申込お問い合わせは株式会社 人間科学研究所まで

info@ningen-kagaku.co.jp

 

 

 

2010.06.21マネージャーを持つ、ということ

 

7月号のニュースレターの最後の編集をしています。

何度も何度も校正をして頂くので、デザイン会社の担当の方には

「いや、ほんとに、いつもいつもごめんなさい・・・泣)」と頭が下がります。

 

最近になってやっと「マネージャー」と呼ばれて自分でもしっくりとくるようになってきました(笑)

と、申しますのも、私がここ吉本歯科医院にやってきて6年が過ぎました。

 

歯医者さんでもなく、歯科衛生士さんでもなく、歯科の経験も何もない、それこそ「えっ?歯って抜けたらまた何度も生えてくるんじゃないんですか?」ってまじめに質問してたくらいの素人です。

 

それまでは、「人材教育」という全く違う仕事をしていた中で、いきなり「はい、マネージャーよろしく」となっても、誰も私をそんな風には見てくれませんし、誰も認めてはくれません。

 

まあいいとこ、「また、院長の奥さんがでしゃばってきたわ」というところでしょうか(笑)

自営業の場合、経営者の妻や身内が中途半端に経営にかかわると

働く社員側は、嫌な場合がほとんど、です。

 

どうせかかわるなら徹底的に関わらなくては、受け入れてはくれないんですね。

何事も、半端はいけない。

やるなら、責任もってやる

やらないなら、やらない

です。

 

 

2年ほどまえ、ちょうどこの「母性型経営」を実践し始めた頃から、私の意識は180度変わりました。

 

いわゆる「覚悟を決めた」「腹をくくった」という感覚でしょうか。

 

この病院は私が守る!うちのスタッフは私が守る!院長の想いを中のスタッフに、そして多くの患者さんに伝えてみせる!こんな熱い想いと、頼まれてもないのに(泣)妙な責任感がが私の中に湧き上がってきたのです。

 

ひとたび着火すると、その勢いは早いので(笑)それから今までの約2年間は、振り返って考えてみると「ほとんど何をしたか覚えていない」ほど、夢中で走っていたように思います。

 

しかし、その過程は「苦しい」とか「大変」とか、「努力」という感じはまったくなく、ただひたすら目の前の事に(事件に??)、そして人に、必死で向き合ってきた、そういう感じです。

 

恍惚の時間だったと、思います。

 

それほど、私だけでなく、院長はじめスタッフ全員がその日一日1日を集中しきっていた、そう思います。こうしたい!という 方向がはっきり見えていたことと、みんなと一緒にこういう風になっていきたい、という理想のイメージが明確に見えていたので、迷いはなく、そういう意味ではギュンギュン走ることができたかな、そう思います。

 

もちろんその夢中の2年間の中には子育てもあり、家庭もあり、いろいろあったわけですが、私の場合は、ひとつのことに集中することで、すべてのことがうまくまわっていきました。

 

全ては繋がっていることを実感した瞬間でもあります。

 

さて、マネージャーとは、一体なんぞや?(笑)

 

最初は私だって、何だかよくわかっていませんでした。

 

しかし、今となっては、はっきり言えます。

 

当院のような専門的な仕事の場合、それを行う専門家にはかならず、マネージャー的な存在が必要である、ということが。それはつまりは「女房役」のこと、です。

 

母性型経営の中にも、この「トップのそばには女房役を」という考えがしっかり、あります。

 

吉本歯科医院では、医療と経営ということをはっきりわけて考えています。

院長吉本彰夫は、医療、医学の専門家として、患者さんの治療にあたります。

そして、医療以外のあらゆること、いわば、経営、経理、人の教育、啓蒙活動、トップの理念の浸透、地域への活動、こういったことをマネージャーである私に全面的にまかせてくれています。

「まかせたからには口は出さない」と決めたところが我が院長の立派なところでしょうか(笑)

まかせたと言うくせに、口は出すわ、お金は出さないわ・・・というのは最悪のパターンですね(--)

 

そして、そのことにより、非常にバランスのいい吉本歯科医院が出来上がってきたのです。

 

世の中には専門家といわれる人がいます。

お医者さん、弁護士さん、建築家、デザイナー、いろいろありますよね。

いわゆる、「先生」と呼ばれる方です。

 

専門家が話す言葉は、非常に高度で、質の高い知識であったり、情報であったりします。

しかし、残念ながら専門家の先生が、「素晴らしい!あの先生は」と受け手に認めてもらえるためには、専門家が話す言葉が、受け手に「確実に伝わるかどうか」にかかっています。

 

どんなに素晴らしいことを話しても、書いてもその話が受け手に「伝わらなかった」としたら、その専門家は、残念ながら受け手にとっては「価値のない人」「私には関係のない人」と受け取られてしまいます。

 

人に伝えて、理解してもらえてはじめて受け手にとって、また、社会にとって「価値のある存在」として認めてもらえるわけです。

これは専門的なお仕事をされている方以外でも、全く同じですが、

「会社を経営する」ということは、つまりは、「社長の想いをいかに伝えていくか」にかかっている、そう思います。

伝える相手は、まずは社員であり、その次にお客さんです。

この順番を間違えると、えらいこっちゃなので、もう一度(笑)

 

まずは社員に伝える

その次にお客さんに伝える

 

最近はよく、士業と呼ばれる専門家の方とお話させて頂く機会が多いのですが、やはりどの方も同じように、「専門家である自分の想いを100%理解して、そのことを一般の方にわかるように翻訳して、私の代わりに伝え、発信してくれる存在が欲しい」と、おっしゃられます。

私は、専門的なお仕事をされている方には、「マネージャーを持つ絶対いいですよ」とお話します。

女房役、秘書役、です。

どんな組織だって、人で構成されています。

吉本歯科医院で考えたら、どんなに院長が素晴らしい医療を提供できる人だとしても、その考えや技術や、医療に対する想いがそれを受け取る患者さん側に正確にわかりやすく伝わらなかったとしたら、残念ながらなかなか広がっていくことは、難しい、そう思います。

今みたいに経済がドーンと落ち込んでいるときに、組織をきちんとまとめないといけないときは、どうしても母性の原理がバランスを取るために必要なんだと思います。

経営者と社員は家族、運命共同体。

そして、会社は人を育てる場と考える。

そして組織は人で構成されているので、その人をまとめ、やる気になってもらい、安心して能力を発揮してもらうことがとても大事なのですが、それを専門家であるトップ一人に全部やってということは難しい、そう思いませんか?

吉本歯科医院でいえば、スタッフ一人一人の細やかな感情をきちんとキャッチして微調整をしていく、そんな役目がマネージャーの仕事でもあります。

しかし、それはなかなか男性には、難しいですよね?(笑)

また、歴史をひも解いてみたときに、一番生きるか死ぬかを味わってきたのは戦国武将たちです。

戦国武将の生き抜いてきた人の影には、必ずそばに女房役、いわば母性が居ました。

必ずリーダーを補佐する女房役、今なら横文字でマネージャー。

全体が見られてさっと察することができる。

部下の気持ちが分る。

そういう女房役が存在していたから、安心してリーダーは外に出て行くことができる。

今の日本の組織の中には男性だけが入っていますから、そこの微妙な感覚が分らないことが、多い、そう思います。なのでやはり、うまくいっていると思っても、ある日突然すとんと落ちる。

 

足元をすくわれるというのでしょうか。

社長は孤独ですというのが、当たり前のように言われていました。

でも私は、それは絶対に違うと思います。

社長で優秀で乗り切ってきた人は、必ずそばにそういう補佐が付いています。

必ずサポートしてくれます。

だから、一人じゃない。 

なぜなら人間はそんなに完璧じゃないからです。

そして人は強くして、弱い生き物だと思うからです。

自分一人ですべてを完璧になんて、無理なのです。

 

組織も同じです。
男性の経営者でしたら、自分の中に母性的な要素が足りないなあと思ったら、母性型に代わる人を、

または、母性的なことを理解できる人を自分のそばにおくのです。

そしたらびっくりするほどうまくいきます。

そして、社長は孤独なものから、社長は幸せなものに、シフトします。

 

こういうことに敏感に反応してくれるのはやはり同世代の経営者の方が多いですね。

若い人の方が、変化に対応できやすいんでしょうか、やはり。


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