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吉本歯科医院について

2010.10.16第6回母性型経営勉強会 定員に達しました。。お知らせ

http://www.ningen-kagaku.co.jp/bosei/

平成22年10月20日(水)午後6時半~行われます

第6回母性型経営勉強会、は定員に達したそうです。

お知らせ致します。

 

 

11月の勉強会は

11月17日(水)同時間、同会場です。

 

詳細は吉本歯科医院マネージャーまでお知らせ下さい

info@8181118.com

2010.10.11長老の話

今日は祝日、いいお天気なのでお出かけしている方も多いですね、きっと。

私は今日は早朝から医院に来て、机の上の大掃除(笑)

うちの2人の子供達は今日から2泊3日で祖父母や親戚のおばちゃん達と一緒に

旅行です。

「子供達を連れて行ってあげる」という優しい(?)言葉にすっかり甘えております。

 

たまりにたまった雑務を片っ端からかたずけておりますが、こういう時間が私は結構好き、です。

シーンとした場所で黙々と何かをするのが好き。

人中でわいわいするのも大好きですが、同じくらい一人で静かにこもる時間も必要です。

 

さて、先週末、秋の新米、超10米が届きました。

hitomikome.jpg

超10を主宰している人見訓嘉氏。

4袋、抱えて「こめ、出来ました~」と持ってきてくれました。

tyou10.jpg

パッケージもおしゃれ、です。

今夜早速、炊いてみましょう。

 

若いクリエイターが、自分の手でたんぼを耕して、田植えをし、米ぬかを散布し、

水をはり、お米を作ってしまいました!

すごいことだと思います。

 

この人見氏、有言実行なのでそこが私は好きです。

「やろう」と言ったら、翌日には「こんな感じで・・どう?」と何かしらのアクションがあるんです。

トロトロしていることが大嫌いな私は、こういうスピード感のある

リアクションをする人が好きです。

また私も、そうでありたいと思います。

 

何かを投げかけられて、「じゃあ、検討してからお返事します」なんてのは

どうも苦手です。

するか、しないか、なんてその時の直感でほとんど心は決まっているので

心が動けばすぐに何かしらのアクションを起こせば、どんどん面白くなっていくような

気がします。

心が動かないものは、たぶん、頑張って検討してやってみても

起動に乗らないのではじめからやらないほうが、いいのです。

 

要はどんなことをやるか、ではなく

誰が、どう動くか、が肝心なんだと思います。

 

何かを投げかけて、まったくリアクションがない、というのはもう論外です。

それは人と人とのコミュニケーションでもまったく同じ。

何を言っても、どんな表情を向けても、

嬉しいんだか、嬉しくないんだか、楽しいんだか、楽しくないんだか、

そういう無表情な人ってたまに、います。

 

やっぱり、私は何かしらのリターンがある人が好きです。

だって、そうでないと、悲しくないですか?

「おはよう」って言っても無視されたら悲しくなりません?

その感覚と一緒です。

 

生きているんだか、死んでいるんだかわからないような無反応な人には

なりたくないな、と思います。

shimizusan.jpg 

さらに、先週末は奈良からお客様です。

お目にかかりたいと思っていてやっと実現。

「奈良に行きます」と私達、話をしていたのですが

「いいよ、いいよ、高松に行ってあげる」と

大雨の中、お越し下さいました。

 

御年、80歳。

しかし、お肌つやつや、足腰しっかり、頭は冴えに冴えているこの方。

清水さんです。

現役時代は、大日本製薬の常務さんとして活躍してこられました。

現役を退いてから第2の人生として会社をおこされ、今が一番楽しく忙しいんだそう。

 

清水さんとのお話の中で、清水さんは何度も何度も「対話」という言葉を

使われました。

いかに人間という存在が、対話する、ということによって成長していけるかということを

清水さんから見れば孫世代に当たる私達に語ってくださいます。

 

人生は本当にあっという間。

50歳を過ぎたらもう10年が「あさって」のように感じるようになるよ、と。

誰しも時間は限られている

死ぬ、という逃げられない場所に向かって人は例外なく、今、歩いている

だから、人との出会いもなんでもかんでも、全部受け入れていくのではなく

何かひとつ、そして、誰か一人、この人、というものに出会ったときには

他のものを捨てていかなくちゃ、ならない、こんな風におっしゃっていました。

 

これって、私、今よくわかります。

あれもこれも、あの人もこの人も、全部まるごと関わっていきたい、と思っても

自分の人生や時間には確かに限りが、あります

有限です。

誰かに関わるということ

何かに関わるこということは

同時に自分の時間とエネルギーをそこで使っていくことになります。

 

これ、というものに出会ったなら、

分散せず、一点集中しよう、ということなのかな、と私なりに感じました。

 

また、そんなことをなんとなく心の中でモヤモヤと思っていた時に

この清水さんの言葉に、「もう、絶対これ!」と感じてしまったのです。

心に問題がある時は、その時その時にもう絶妙なタイミングで答えを気がつかせて

くれる人や出来事に出会います。

それはいつも何かを想っているからだと思います。

 

私は今、とってもこの「想い」ということに興味があるんです。

最終、人間というものはその人がどんな「想い」を持ってるかで構成されている

ものだと思いませんか?

 

もちろん目に見えて、肉体というところで、◯◯さんという形はあるのですが

なんとなくこの人に魅かれてしまう

とか

なんとなく嫌な人

とか

そういうことを人は一瞬にして感じてしまいます。

その正体は何か?と考えてみた時に

それはやはり

その人はどんな想いを持って生きているのか?

という一点に尽きる、と思うのです。

 

その人の想いが、疑いや不満や、怒りで満たされているものであれば

その人が例えば経営者であれば、そういうものを現実に表わすような

会社を作っていると思います。

 

逆に、その人の想いが、あったかさや、安心や、喜び、楽しさ、というもので

満たされているとしたら、その人が作り出す会社は、やはり同じ種類のものを

作ると思います。

 

そしてその会社で働く社員や、その会社のお客さんも同じような種類の想いの人を

引き寄せてしまうので、類は友を呼ぶ状態になっていくことでしょう。

 

そういうことが具体的に自覚でき、体感としてわかってきたならば

やはり、いい状態、つまり、いい「想い」を自分の中に蓄積し、その「想い」を循環させていけるような

知恵が、今度は必要になってきます。

 

自分で自分の心の状態を微調整していける、

ということが日常的にできるようになったとしたら

もうそれは、生きているだけで人にいい影響を与えられる存在になれる

こんな風に思ってしまいました。

 

もちろん、私はまだまだ、無理です(笑)

すっかり、感情に支配され、怒ったり泣いたり笑ったりしていますからね。

 

でも、一日の最後に必ず考えるんです。

「今日はどんな風だったんだろう?」って。

それもとっても冷静に、考える時間があるんです。

時間にして一瞬ですが、それは私が日記を書いている時です。

いいですよ~(^^)日記は。

おすすめです。

心が落ち着くし、明日こうしようって、とっても客観的に自分を見られるいい手段です。

日記はいいよ、とススメはじめて3年になりましたが、

日記人口、実は結構増えました(笑)

嬉しいです。

 

そうそう、清水さん、こんなこともおっしゃっていましたよ。

男は色気がなくなってから本当の仕事ができる、んだそう(^^)

 

なぜって、色気があるうちは、どうしても「男と女」になってしまいますよね。

そうなるとなかなか「本音」は出てきません。

また、男性も色気があるとどうしても、女性に対して「色めがね」がかかってしまうんですって(笑)

 

色気がなくなると、つまり年齢をずーっと重ねていくと、女性達は

安心して、いろいろな相談を持ちかけてくるようになるんだそう。

清水さんのもとには、全国からいろいろな人がやってくるそうですが

その9割は女性なんだそう。

 

女性の悩みや相談を一身に受けているうちに、どんどんどんどん女性が本当に

幸せに人生をまっとうできるということが、どういう道かということが見えてきたんだそう。

 

聴きたいですよね?

 

清水さんいわく、

女性が男性と同じ土俵に上がってしまうと、女性は女性としての幸せな人生を

まっとうできない、ということ、です。

 

それはどういうことか、と言えば

女性が男性と同じように組織の中に入り戦い、ビジネスの現場で

男性並みに活躍をしはじめると、それ以上に失ってしまうものが大きくある、ということです。

 

よく、今は、男性が弱くなった、と言われます。

草食男子、とも言われます。

でも、実は男性を弱くしたのは、女性の存在かも、しれません。

卵が先か鶏が先か、ではありませんが

変化に対応しやすい方が先に変れば、いい、そう思います。

変化に対応しやすい方、それは紛れもなく女性です。

 

アメリカ人やイギリス人が

かつて「日本の女性を奥さんにもらうことが理想」と言われていたそうです。

今でも、そういう日本女性神話は海外ではあると思います。

 

何か理想だったのか?

と言えばそれは、

日本女性ほど、男性の存在をたて、おくゆかしく、献身的に仕え支えてくれる

女性は世界に類をみない、と言われていたからです。

 

そしてそれが日本女性の美しいといわれる特性だったんだと思います。

 

しかし、今、女性は男性を支えません。

支えるよりも、あなたはあなた。私は私。

家族や夫婦を支えているのは、実は「経済」だったりします。

つまり、「おかね」です。

 

金の切れ目が縁の切れ目と言いますが、

お金がなくなった途端に、関係が破綻するということです。

 

清水さんはおっしゃいました。

女性は女性として本当に幸せな人生をまっとうする方法がある。

それは決して男のように外で戦うことじゃない

女性の本質を生かしていくことが、心からの幸福感を手に入れる一番の近道なんだと。

 

う~ん、プチ母性型勉強会のような流れになってきました(笑)

 

清水さんに吉本歯科医院で取り組んでいる母性型経営の話をちょっと聞いていただいたんです。

ちょっと話を聞くだけで、まさに一を聞いて10を知ってくださった、こんな感じです。

体験がおありになる方は、すぐにわかるんですね。

「ああ、こういうことをこんな想いでやっているんだね」とすぐに直感下さいます。

 

「経営はね、

これをやって自分の心が喜ぶかどうか、それが全ての意思決定の基準。

心が喜ばないことは、しない。

それが全てのモノサシ」

 

ぴしゃり、どん、です。

私はこういう話が聴きたかった。

 

今なぜこんなに世の中がうまくいかなくなっているかというと

それはもう「自分だけがよければそれでいい」という発想で仕事をしているから

なんですって。

明快でしょ?

 

なんだかんだいってもそれが今の資本主義社会の暗黙のルールのような気がします。

大きくすれば良くなるという論理があります。

儲かって拡大し続けることがいいことだ、って思っていますよね。

大きくし、儲かり続けるためには、どこか犠牲になって辛い思いをする存在が

います。

それが社員であったり

実は見えない部分でお客さんにしわよせがきていることだって、あるでしょう。

 

しかし、そこに関わる人間がどんどん駄目になっていくような経営から

いいものが生まれるはずはない、そう思います。

 

清水さんと話をしていると、もうとにかくワクワクしてくるんです。

仕事はたぶん、

もう「戦略」とか「戦術」とか、そういうことではない気がします。

たしかに「戦う(たたかう)」という字です。

戦う、ということはつまり、「対立する」ということです。

 

もはや、そういう時代は終った、そう思いませんか?

戦って、対立し続けた結果、人間がどんどんおかしくなってきた。

そして、経済も行き詰まった。

経済といえど、それをやっているのは「人間」ですので、

その「人間」の想いがおかしな方向に捕らわれていたり、ずれていたとしたら

世の中がおかしくなるのは当然と言えば当然です。

 

 

私は、人間にはもともと、人の喜ぶ顔を見て喜ぶ

自分がしたことによって、自分が関わったことにより、相手がどんどん良くなっていく

ということに快感を覚える生き物だと思うんです。

そして日本人は特に、そういった精神性を持っている、そう思います。

 

単純なことですが、

自分が何かをしたことで、目の前の人が本当に喜んでくれて

そして「ありがとう、ありがとう」と言ってくれたとしたら

その時の心模様はいかがでしょうか?

なんとも言えない優しい気持ちになりませんか?

不思議と心が満たされませんか?

自分がしたことで、実は一番満たされ一番いい想いをしているのは

自分自身だったことに気がついちゃったら、

もう嬉しくなっちゃいませんか??

 

私は仕事もその延長にすぎない、そう思います。

 

そしてその延長に経営もあります。

 

私はこれから5~6年くらいで、人の価値観のモノサシは大きく変ると思います。

10年前の当たり前が今ではまったく当たり前じゃなかったように

どんどん変っていくんだと思います。

 

今までは自分のモノサシが、自分の外にあったとしたら

それはつまり

自分の皮膚の外側の価値です。

地位であったり、名誉であったり、お金であったり、どこそこに勤めているであったり

でも、そういった外側の価値が、どうやら人間残り時間が少なくなった時に

自分の心を本当に満たし、あたためてくれるものじゃなかった、と気がつきはじめるんです。

 

あれ?定年したら何をしたらいいの?

あれ?私って何か好きなんだろう?

あれ?私の本当に心が繋がっている人は誰?

 

そんなことをふと頭の中によぎるんだそう。

それは、人生の残り時間が少なくなってきてから気がつく場合が多いんです。

 

しかし、私はいつも思うのですが

老後、というものは、たぶんないんです。

老後は・・・こうしようと考えてしまう発想そのものが、もう違う気がします。

なぜなら、人間はたぶんチーズのように熟成されるべきものなのに

今は、65歳とか、ある一定の年齢以降は、そこでリセットして

また新しい人生がはじまる、と思っている人が多いからです。

 

そんなことは、ありえない、ですよね?

 

今できていないことは、たぶん、永遠にできないし、

いきなり老後になってできるわけもなく

老後という世代になっていきなり、いきなり別の発想ができるわけもない。

 

最近続けて、88歳の亀井先生と、80歳の清水さんに出会い、

共通していることは

とにかく会話が楽しい

対話をするだけで成長させてくれる実感がある

そして、既成概念がない

ということ、です。

 

そういう意味では、若い人と話をしているよりずっと楽しくってワクワクします。

 

お若い頃から、もう既に、考えていることが、違うんです。

思っていることが、違うんです。

 

戦っている相手は、自分の外にはなく、いつも自分の内面との戦いです。

その積み重ねをしていった結果、

気がついたら「88歳になってました」という感覚だそうです。

 

老後は・・・という言葉を持っていないんです。

 

私はそのへんにヒントがある、そう思いました。

 

人は、よくも悪くも「言葉」に捕らわれます。

言葉での暗示です。

それは人に対する暗示もありますが

実は自分が発する言葉で一番暗示をかけているのは自分自身です。

 

なので、私は自分におかしな暗示がかかるような言葉は話しません。

また、大事なスタッフたちにもそういう言葉が飛び交わないように

意識しています。

 

言葉って、怖いんです。

いい使い方をすればいいけど、結構ノーガードで使っています。

 

そういう自分の外側が価値だったモノサシがどうも使えないぞ、となったのが多分、今のような

「みんなが不安」という状態だと思うんです。

漫然とした不安を抱えた国民性なんて、悲しいですよね。

 

だから、新しいモノサシが必要なんです。

私は、僕は、

こうやって生きてて、仕事してて、子育てしてて、こんな風に暮らしてて

結構いい感じで、満たされてるんだっていうモノサシが必要です。

 

人それぞれ感じ方は違います。

 

しかし、人間というところで共通するものは必ず、あります。

 

そして、私達が生きているこの日常は毎日同じようで実はどんどん変っていっています。

細胞が日々どんどん死んで生まれ変っている事実と同じです。

今日よりも明日の方がより年をとっています。

昨日に戻りたいと思っても、もう戻れない。

 

私自身、最近思いもしないようなとっても嬉しい出来事が起こったのですが

それだって、仕組んでそんなことが起こったわけではなく、あくまでも

自然発生的にそういう出来事が起こるのです。

 

それは仕事、という点においても

そういう「想定外」の嬉しいことが起こってきます。

 

そう考えると

自分が頭で考えて、何かしようと仕組んだことなんて

その通りになるわけがない、そう思います。

お客さんをつかもうとして異業種交流会に名刺を交換しにいくのと

同じくらい意味がないこと。

自分で仕組んだことなんて、しょせんたいした結果にはなりません。

 

そうではなく

とにかく、今の自分のやることに必死になって取り組み、目の前の人ときちんと

向き合っていけば、もうそれだけで、「いい流れ」に乗せてくれるように

神様はちゃんと見ています。

そうとしか、思えません。

 

 

こんなことを書くと、「吉本さん、何か宗教はじめた?」って言われそうですが(笑)

本質的なことに目を向け始めると、どうしてもそういった心の部分に触れてしまうように

なるんです。

また、小さい頃から、祖父母の家でいた時間も長かったせいか

目に見えないものを普通に信じたり、手を合わせることに対してはまったく違和感はありません。

というより、逆に、何も、信じる世界がない、という今の常識の方に強い違和感を感じます。

 

 

医学をを追求した結果、または、物理を研究しつくした結果、

行き着いた先は、「精神」や「心」といった場所でした

という話は、よく聞きます。

 

テレビでそれを聞いた時は「ふ~ん」と思っただけで右から左でしたが

今それを聞くと、なるほど、そうなんだ、と腑に落ちるのです。

 

最近、長老の話に興味シンシンです。

それもただの長老では、ありません。

生きた証拠、だから私はやはり、聴きたい。

亀井泰秀先生のお話は、11月12日(金)です。

詳細はこちら。

https://www.8181118.com/manager/2010/10/post-267.php

関心がおありになる方はマネージャー吉本委子までお知らせください。

※と言っても、まもなく定員だそうですので、お早めに(^^)

2010.10.07料亭二蝶にて開催 「運は健康な体にのみ、宿ります」

ご案内です。

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時代をよむ、人をよむ。~企業の長寿に。経営者の長寿に。

日時:平成22年11月12日(金)正午~14時

会費:5,000円(お食事代込み)

講師 亀井泰秀氏(88歳)

コーディネーター 人間科学研究所 代表取締役 池田弘子氏

聞き手 コピーライター 人見 訓嘉氏

場所 料亭二蝶(高松市百間町)

 

ご案内文より

亀井泰秀先生は、企業団体のトップを長年にわたってつとめられ、そのすべてを黒字決算で

乗り切られたご経験をお持ちです。

40歳代の頃は、出張や会議が続き、不摂生だったと言われますが、当時からご自身の健康と

ビジネス周期に関係があることに着目され、独自の視点を築かれておられます。

 

時代は、一定のルールにもとづいて動いています。

目先の仕事から少し離れ、平日の午後、料亭二蝶でランチを頂きながら

少し大きな視点で、経営を考えてみませんか?

それは、あなた自身の健康を考えることにもつながります。

 

「運は、健康な体に宿ります」

と、亀井泰秀先生はおっしゃっています。

 

 

・・・・・と、書いています(笑)

2010.10.0410月20日(水)第6回母性型経営勉強会

10月になりました。

今月の母性型経営勉強会(第6回)のご案内です。

 

■10月20日(水)午後6時半~8時半

  高松国際ホテルにて

 会費:3000円(夕食込み)

 定員15名

 

お問い合わせは、吉本歯科医院マネージャ、吉本委子まで info@8181118.com

 

先月の勉強会の様子

詳細はhttp://www.ningen-kagaku.co.jp/bosei/2010/09/5.php

 

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2010.09.24集中豪雨

昨日の朝の集中豪雨と雷はすごかったです。

何が怖いって、雷と大雨が怖い私です(泣)

 

雷がごろごろごろっ!!となるたびに「ひやあ~~~~」と泣き叫んでおりました。

みなさんは平気、でしたか???

 

集中豪雨といえば、私達は、6年ほど前のあの悪夢ようのな

台風での浸水を思い出します。

 

すっかりトラウマになっています。

 

集中豪雨がやってくると、「また沈むのでは?」とものすごく怖いのです。

 

午前6時57分、ドッカーン!!という大きな雷音と同時に、停電になりました。

マンションの上から周辺を見渡すと屋島近辺の見渡す限りの電気が停電です。

 

信号も止まっていたかも?

 

停電し、バケツをひっくり返したような雨がドドドドと降ってきます。

 

休日でたまにはゆっくり寝ようと思っていた院長が慌てて起きてきました。

 

「病院行くよ」と院長。

 

「え?この雨の中?」

 

「はやく行かないとパソコンのデータが全部ふっとんじゃうかもしれないから」

 

そりゃあ、大変!

 

慌てて私も院長も病院へ到着。歩いて1分なのですが(笑)

 

 

6年前の台風浸水での体験のお陰か、危機管理体制はばっちり。

 

土嚢の準備もOK!

 

電気系統もOK!

 

あと1時間くらいあの雨が降り続けたら土嚢でふさごうと思っていましたが

30分程度で雨も落ち着きまずはホットしました。

 

しかし・・・・・本当に、こんな災害?が頻繁に起こり出すと

考えますね。

 

仕事だって、こういった自然環境がきちんと安心できる状態であって初めて

成り立っているもので、地震や台風の大きなのがやってきたら日々それどころでは

ありません。

 

 

大きい台風や地震が起こると、「神様が怒っているんだよ」って小さい頃に

言われたことがなぜか心に残っており、思わず空に向かって

「お願いだから、沈めてください」とお祈りをしてしまいます。

 

 

9時にもなると雨も落ち着き少し日もさしてきたので安心していましたが

近くにある海に繋がっている大きな川を見るとものすごい水量が増え、いつもの穏やかな

流れではなく、茶色い泥のような水がすごい勢いで流れているのを見て

再度、恐怖しました。

 

 

今朝のようなこんな穏やかな日が当たり前だと思っていますけど

実はそうではないんですね。

何事もないことがありがたいと思います。

 

 

さて、先日思ったことです。

 

10時頃に車を走らせていた時のことです。

 

交差点で信号待ち、ふと横を見ると電話ボックスの中で若い女性が受話器を持って話しをしている姿が見えました。

 

公衆電話の上には10円玉と100円玉が何枚も重ねてあるんです。

 

その瞬間にふっと10数年前にタイムスリップしたような気がしました。

 

みなさんは最近、公衆電話って使ったことがありますか?

 

テレホンカードって使いますか?

 

私は携帯電話を持ってからというもの公衆電話を使ったことがありません。

 

最後に使ったのは確か学生時代です。

 

私は学生時代に寮に入っていたのですが、当時はまだ携帯電話もない時代です。

(はい、年がすっかりバレますね)

 

寮母さんの部屋の前にひとつだけ公衆電話が置いてありしかもその電話には門限があり(泣)11時を過ぎると使ってはいけないという規則でした。

 

夜になると30人ほどの寮生がその電話を取り合いになります。

 

みんな例外なく彼氏にかける電話ですね(^^;)

 

今でこそ携帯電話やメールやインターネットによりすぐに誰とでも繋がることができますが、当時はコミュニケーションの手段は直接会うか、電話か、または手紙しかありませんでした。

 

そんなわけで私も当時は手紙のやりとりを本当によくしていました。

 

その当時の手紙の束を最近読み返してみたのですが、若いわりにはなかなかいい文章を書いているのです(笑)

 

手紙を書いて、そしてまた返信がきて、その返信を読んでまた書いて・・・。

 

手紙を書く、ということは結構面倒くさい作業で1時間程度は机の前に座り、相手のことを想い出しながら丁寧に字を書きます。

 

相手のことを想いながら書くということで余計にまた心が込もります。

 

そういったやりとりをした友人とはやっぱり今でも縁が途切れずに続いています。

 

今であれば手紙よりも手っ取り早くメールで済ませてしまいますよね。

 

簡単に伝えたいことが即座に伝えられるという優れものですが、やはり道具は道具だと最近思うようになりました。

 

私は、大事なことやここぞという瞬間にはメールではなく、または電話でもなく、最終的には顔を見て会って話をしたいと思っています。

 

それは、「会って直接話しをしてみないと本当のことはわからない」と思うからです。

 

最近は、仕事でのやりとりもメールが主になっています。

 

「えっ、そんな大事なことメールで送ってくるだけ?」

「こんな大事なことのお詫びがメールだけ?」

 

こんな風に感じることが、多々あります。

 

もちろん緊急事態や、大勢の人に発信する場合は例外もあるでしょうが、そんな瞬間に改めて、

「できるだけメールよりは、会って話すか、電話しよう」と思うのです。

 

私たち吉本歯科医院にももちろん、患者さんとの感情の行き違いで関係がこじれてしまいそうになってしまいそうな時もあります。

 

それは人と人がいる限り、どんなに頑張っても思い込みと勘違いは出てしまうものです。

 

そんな時、もし、私どもに苦情をお寄せ下さったなら、私達のスタンスは必ずご本人とお会いしてお話をさせて頂く、というようにしています。

 

決して、苦情をほったらかしにしておいたり、メールや手紙だけで解決しようとはしません。

 

それは相手にしてみたら「私に対してきちんと向き合おうとしなかった」と受け止められてしまいます。

 

つまり、「逃げた」と思われてしまうんです。

 

 

しかし問題が起こった時、すぐにご本人ときちんと顔を合わせてお話をさせて頂くと、90%は「ああ、そういうことだったんですね。私も思い違いでした」ということになるのです。

 

そしてその後は以前よりも尚一層いい関係になったりします。

 

もし、そこで私達が、「何か嫌なことを言われそうだからメールで返事しておこう」と思い直接お会いせずにすませてしまっていたらとしたら、そこでもうその人間関係は決裂します。

 

そしてそのことから悪い評判は一気に広がるでしょう。

 

ひょっとしたら双方の思い込みと勘違いによるコミュニケーションのすれ違いだったかもしれないのに。一生会わない関係になってしまうかもしれません。

 

技術が進みどんどん便利になりました。

自分が出かけていって人と直接会わなくても、メールや携帯で話せるようにはなりました。

 

しかし、そのお手軽さと引き替えに、「メールだけの軽い関係」が溢れてしまい、心の底でしっかりと繋がっているという安心感が消えていっているように思います。

 

人との関係はパっと会って携帯電話にどんどん追加、相手のことは携帯の番号とメールしか知らない、嫌いになったら削除して終わり、こんなことは今は日常茶飯事です。

 

これほど便利になるとつい忘れてしまいがちですが、私達は、なんといっても血が通った人間です。

 

顔を見て、目を見て、声の様子、表情を見ながら相手の気持ちを推し量っていくこと抜きでは本当に大切に繋がっていく関係にはならないと思うのです。

 

そしてそういう大前提があってはじめて道具としてのメールや携帯やインターネットというものが役に立っていくんだと思います。

 

世の中が便利になればなるほど、人はどんどん寂しくなっていくような気がします。

 

メールでのやりとりや、パソコンに向かっている時間よりも、生きている人間と顔を合わせてコミュニケーションを取れている時間の方が私は絶対的に元気で幸せです。

 

やっぱり、顔を見て話をしたり、電話で生の声を聴いたりということが

頻繁にある関係のほうが元気が出ます。

 

コミュニケーションには質と量と両方ありますが、

私はどちらも大事だし、欲しいです。

女性は、どちらかといえば、そういう方の方が多いのではないでしょうか?

 

こまめにコミュニケーションを取りあえる人の方をより好きになる、そう思います。

だって、忘れますからね~~~(笑)会っていないと、話をしていないと。

 

ある一定期間会わなくなると、あんなにいないと困ると思った相手でも

「あれ?会わなくても平気かも?」と思ってしまいがちなのが人間ですよね。

 

それに、別に用がなくても電話できる相手がいる

用がなくても会いたいと思う人がいる、ということが大事です。

 

いそがし~くしていても、「元気?用がないけど電話した」なんて言われるともう

私はどんなに忙しくても嬉しくて話しちゃいます。

 

なので、私吉本には、用がなくてもお電話下さい(笑)

御礼に何かいいものをひとつ、差し上げます。(・・・・なんでしょう??)

 

 

 

私は人と人とが関れる仕事の現場が大好きです。

 

それは、今の仕事をする以前からずっと思っていました。

家で引っ込んでいるよりも、仕事しているのが好き。

だって、人と会えるから。

 

生身の人間は、もちろん大変なこともいっぱいあります。面倒臭いことだらけです。

 

しかし、それでもやっぱり、人には人が必要なんだと思います。

 

それも、近い距離で、目を見て笑い合える関係が一日の中にたくさんある方が幸せです。

 

そういうことを感じるようになって私は吉本歯科医院の特に若いスタッフには、メールよりは電話、電話よりは直接会おう、って話をします。

 

携帯やメールが進化しましたが、人間同士のコミュニケーション能力が上がったかといえば私は全く逆だと思います。

 

それは都会に行けばいくほどそう感じますし、大きな組織の中にお邪魔したときほど感じます。

 

「直接会って話をすればいいのに」

「考えるより行けばいいのに」

 

こんな風に思うことしばしばです。

 

会わずに頭の中であれこれ妄想?して、悪いように考えてしまうより、考える前に、まずは本人に会えばたぶん、9割方解決すると思います。

 

人とまっすぐ向き合えない人が圧倒的に増えてきた、そう思いませんか?

 

私達は、人間なのに、「人が苦手」という人がものすごく増えてきました。

 

そしてあまりにも「人と関わらなさすぎ」だと。

 

関わらない、ということは自分以外の人間を自分の距離の中にいれない、ということですので

自分は直接何かで傷ついたりすることはないかもしれません。

 

しかし、それと引き換えに、人間のあたたかさや、情にも触れることはできません。

そして繋がっているという感覚を感じることも、たぶん、ないと思うのです。

 

 

また、「人と関わる」という点に関しては

これは受け身では駄目だ、ということを感じます。

 

つまり、待っていても誰もこないし、いいことはない(--)

 

自分から働きかけて足を出していくからコトが動き、結果、自分のココロも動いてくる

そう思います。

 

もちろん「待つ」ということも大事ですが、まずは自分が積極的に関わっていくという

姿勢が取れていてこその「待つ」だと思います。

 

う~ん、禅問答のようになってしまいましたね(笑)

 

 

当院の院長吉本彰夫がいつも私に教えてくれることなのですが

「止まったら駄目」ということと

「自分から動く」ということ、です。

 

そういえば、当院院長は自分が少しでも関心を持ったことに対しては

もうどこだって飛んでいきますし、もちろん海外だって行きます。

 

関心を持ったならすぐに動き、そして止まらない、その上に

「守・破・離(シュハリ)」の法則を乗せて、進化するという、ある一定のルールに

基づいて生きているような人です。

 

非常にシンプルな人(^^)

 

いずれにしても、人との関わにしても、物事との関わり方にしても

やはり、一定の法則がある、そうおもいます。

それはもう見事に「ルール」があるんです。

 

うまくいかせようとすれば、うまくいくような法則が働いているんだと、思います。

 

その法則に上手に乗っていくこと、それがいい状態を維持するコツかな、と最近

感じています。

 

 

どんなシーンでも、とにかくまっすぐに人の目を見て向かい合える人が職場の中にたくさんいるということはその会社として最大の武器になると思います。

 

 

そしてそれこそが吉本歯科医院で働いてくれるスタッフ達の最大の能力だと思っています。

genmai2.JPG

今朝の患者さんに頂きました(^^)

伊吹島のじゃこや煮干を細かく刻んだふりかけがたくさんかかった

玄米炊き込みご飯です。

 

お昼休みにみんなで分けて頂きます。

 

 

 

追伸 昨日は豪雨の後、徳島県は川島町というところに行ってきましたよ。

    「ココロが落ち着く気持ちいいところだよ」という殺し文句に誘われフラフラと行ったのですが

    まだまだこんな風景は四国にはたくさん残っているんだろうなあ・・と思うほど

    いい感じの街でした。

    最近は徳島に興味シンシンなんです、吉本マネージャー。

    もう少し勉強したら、その興味シンシンの内容を書きますね。

2010.09.15吉本歯科医院スタッフを救うかも?癒し台登場!

ita.JPG

これをご覧下さい。

その名も「癒しの台」(笑)

先日の88歳超元気!お肌つやつや頭冴えっぱなしの亀井先生がなんと手作りで

作ってくださいました。

自宅用と吉本歯科医院用に2台。

涼しくなったら作ってあげると言っていましたが、涼しくなる前に

作って下さいました。

 

人間の筋肉は足の先から頭に至るまで繋がっていており、足が軽くなればその結果、

首筋や肩も軽くなる、んだそう。

実際にこの癒しの台に足を乗せて立っていること約1分。

じんじんと首まで血が流れていくのがわかります。

「おおっ!!首まで来た~~」と驚き。

ita.jpg

みんなが次々に台に乗るのですが、・・・・・

なんとご覧の通り、歯科衛生士の田中がへっぴり腰のようになっております。

「体が硬いのよ~」

「バランスが悪いんだよ」

「若いのに~」

散々言われた田中は、

「私、朝はやく来て毎日5分乗ることにします!!!」と宣言(笑)

 

はい、そうして下さい。

あなたのような人のためにこれは、あるのです(--)

 

通販好きで、お試し好きで、健康グッズは一通りやってみたいこのマネージャー。

しかし、今度ばかりは大ヒットかも?と思っております。

まずは、一ヶ月田中をモニターにし、どこまで体調がよくなるか経過観察です。

 

この88歳の亀井泰秀先生、さすが、JAのトップとしてものすごい時代を動かしてきた方。

ポロリと話されることが、違うのです。

生きてきた時代が違うので、その体験も半端ではないのです。

健康の話かと思いきや、違うのです。

 

1600年周期法則による予測

これからの文明の交代

ひとつの人類の左脳と右脳の作用

文明は800年ごとに一段階上ってきた

西は夜になり、東は朝やけに

人間は基本的には同胞

原素周期率と文明の周期

・・・・なんだか、難しそうですか?

でも、そのお話の全てが私達が今日生きている今に実は深く深く直結しているんです。

もう、知れば知るほど、「面白い!!」

 

 

亀井先生のお話はモット詳しく聴きたいという経営者の方が

多かったのでめざせ超10大学の人見訓嘉先生が11月初旬に

先生をお招きしてセミナーを開催する予定だそう、です。楽しみです。

 

大変失礼ですが、そうはいっても88歳の亀井先生です。

今、生で発せられる声を聞けるのは今のうちかもしれません。

長老の知恵が、今ほど必要な時代はない、そう思います。

 

詳細はまた決まり次第お知らせします。

 

この「癒しの台」吉本歯科医院に置いております。

どうぞお越しになられた方は最低2分は乗って頂き、抗重力筋なるものを伸ばしていただき

少しでも緊張をほどいてくださいね(^^)

 

田中には業務命令として日々乗ってもらうようにします(笑)

 

2010.09.07気持ちは伝染する

昨日は、研修医の先生が見学に来て下さっていたことと、特に私達に嬉しい声をかけて下さる

患者さんが続きに続き、う~ん、今日は何なんだ?と思うほど嬉しい一日でした。

 

噛み合わせの治療を行っているプロのスポーツ選手の方が

治療の経過が進むにつれ、「試合のパフォーマンスが変わったよ」と院長に

おっしゃって下さったこと。

こういうコメントは、院長が何よりも嬉しいこと、なのです(^^)

そうですよね。

DR冥利に尽きる、そうです。

やってよかったと思うし、「よ~し、もっと良くしたい!」と妙な使命感まで

湧き出てくるそうで、それはそれは嬉しそうな顔で、患者さんとお話していました。

 

また、吉本歯科医院に来るようになって、「歯医者さんに来るのが楽しみになった」と

おっしゃってくださる患者さん。

 

こちらは、今度は、私が嬉しい(^^)

歯医者さんがおそらく、どの人にとっても「行きたくない場所ナンバー3には入る場所」です(--)

にもかかわらず、「通うのが楽しい」だなんて!

こういうお声を頂くと

では、もっと楽しんで頂こう!なんて思ってしまいます。

 

吉本歯科医院では、治療終了後、待合室で患者さんとなにやかにやとお話させて

頂く機会が本当に多いのですが、そういう雰囲気の中に新しい患者さんが

パッと入ってこられた時に、なんとなく「あっ、ここはいい雰囲気だな」と感じて下さる

患者さんが、多いんだそうです。

 

いろいろな患者さんにお話をおうかがいするのですが、

なんとなく「理屈ぬきで雰囲気がいい」とか「感じがいい」と感覚的に感じて下さる。

こういうことって、あまり重要視されていませんが、

実は私達吉本歯科医院では、この「なんとなくの感じ」つまり、「場の空気」を

常にいいものにするために、一工夫も二工夫も、しているんです(^^;)

 

ばらします(笑

 

どんなに外観が素晴らしく、立派でおしゃれでも、お店の中に入った瞬間に

「あれ?なんか空気が悪い」「雰囲気が嫌な感じ」って感じたことって

ありませんか?

 

それはもちろん、掃除ができていないとか、変なにおいがするとか

そういう要素もありますが、実はその空間の「なんとなくの空気」を作り出しているのは

9割方はそこにいる「人」だと、私は考えています。

 

そこに10人のスタッフがいたとしたら、その10人が醸し出す雰囲気がそこの場の空気を

作っているのです。

 

どんなに設備にお金を入れても、どんなに商品が素晴らしくても、おしゃれでも

そこにいる「人」が、「嫌な空気」を出していたとしたら、そのお店は繁盛しない、そう思います。

 

なぜなら、人は無意識に、自分を囲む空気を明るくしてくれる人の周りにのみ、人は集まるものだからです

街灯に虫がいやというほど集まってくるように。

 

あなたといると楽しい気持ちになる

あなたといると嬉しい気持ちになる

あなたと会うと気分がよくなる

 

そんな気持ちにさせてくれる「いい空気の場」にしか、人は集まってはこないから、です。

 

そして、気分はどんどん人から人に伝染します。

 

この場でいい気持ちになった人が1人増え、2人増え、3人増え、そうすると

あとから来る人は「なになに??」というように、勝手にその楽しそうな空気のある場所に

集まってきてしまいます。

そんなものです。

 

よく、男性型社会では(--)何時間もえんえん、会議をしますよね。

しかも、難しい顔で。

しかも、しゃべるトップがえんえん一人でしゃべり、あとの部下は

それをうつむいて、聞いているかノートに書くか、パソコンで議事録を取るか、しているだけ。

もちろん目を合わせて心通じあうコミュニケーションも少ないので

長時間の会議になると、恐ろしく神経を消耗します。

そんな中で話し合われることに、何か発展的な発想や、びっくりするようなアイデアや

みんなが幸せな気持ちになれるようなことって生み出されるんでしょうか?

無理、だと思います。

 

こういう会議に突破口を開いてくれる存在が組織には必要です。

10人くらいの会議なら、10人の顔色をよ~く見ながら

そして、

あっ、この人は今いち元気ないんだろうな

やる気がなくなっているんだな

悩んでいるのかな

こういうことを表情や態度から察し、一人ひとりに意識を向け、絶妙に全体の空気を

なんとなく「楽しく」「なごやかな」ものに少しづつ、笑いに変えていきながら

話しをすすめていける存在が、必要です。

 

話し合いや、ミーティングを行う前に

まずは「場の空気を作る」ということができる存在が一人でもいれば

10人や20人の会社なら面白いほどうまくまわっていくと思います。

 

そこにいる人が、場の空気を作っている

 

という大前提を押さえておけば、職場の空気は明らかに良くなっていきます。

 

モノではなく、人が出している無意識の雰囲気です。

 

何をやっても人が集まらない

会社の人間がついてきてくれない

と、よく言われていますが

それは、人が醸し出している空気の存在に気が付いていないから、です。

気が付いていればそこに何かしらのアプローチがあるはず、です。

 

感覚的なことがきちんと分かる人を

調整役として会社の中に置けば、本当にびっくりするほど、良いめぐりに変わってきます。

感覚的なこととは

「なんとなくいい雰囲気だなこの人は」とか

「今日は様子がおかしい」

といったささいあことを体感として感じられ、それをきちんと言語化でき、表現できる人のこと、です。

吉本歯科医院でいえば、カウンセラーの森下が、その役目になっています。

 

こういう存在が一人でもいれば、

その感覚的なことをもとに、じゃあ、どうしていったらいいのか?を

組み立てて考えればいいので、ちょっとバランスを崩しているなあという時に

すぐにそのアンバランスを微調整し、元に戻してくれることができるのです。

 

逆に組織の重要な位置に

こういった感覚的なことがまったく分からない人が立ったとしたらどうでしょう?

数字上のことだけでしか物事を見られないので、当然

社員の微妙な心の機微に気が付くことも、ありません。

そして、お客さんの些細な変化に気が付くことも、ありません。

そして、ある日突然、ド~ん!!と落ちるのです。

内部告発や、アフターの悪さによるクレームなど、これでもかこれでもか、というほどに

いろいろな悩みを抱えることになってしまいます。

 

 

頭で考えていること数倍

直感で感じてしまう違和感の方が真実だと思うのです。

 

もちろん、理路整然と考え、思考し、論理的に納得する、ということも必要ですが

やはり、そこで仕事をしているのは、ロボットではなく

生身の人間であり、血が通っており、感情がある生き物なんだ、というベースを

押さえておかずしては人の教育もなにもない、と思いませんか?

だって、「なんとなく嫌な空気~」とみんなが感じている会議によって

生み出されるものが良い方向に向かうはずはありません。

そう考えると、効率も悪いですよね。

 

では、みんなが「なんか居心地がいいな」「この場は楽しい」「嬉しい」「認めてもらえる」

という場の空気を作り出すことができれば

そこでみんなで話し合って生み出されたものは、とても良い方向へ向かうし

決まったものは、即現実に形にしていくことができます。

もちろん、神経を消耗していないので、心も元気。

「じゃあ、やるか!」とぱっと動くこともできるのです。

 

心と身体は常にセットです。

 

心を喜ばせると、身体は勝手に動くのです。

それは人間の原則ではないでしょうか。

少なくとも私は、心が沈んでいる時は、身体も動きません(--)

動いても、いいものは生み出されず、動けば動くほど、悪い方向に

向かうので、心が沈んだときはできるだけおとなしくしておきます。

動かない、方がいい時だって、あります。

 

そういうメカニズムをもっともっと、組織を作る人は知っておくべきだと思うのです。

 

心の安全基地を整え

愛情のコップをまずは満たしていくことをせず

「働け~、もっと頑張れ~仕事だ~、給料払ってるだろう~~」と叫んでも

それは無理な話ですし、言ってるこちらも消耗します。

 

私は最近特に感じることがあります。

私達が生きているこの世界は、やはり一定の法則で動いている、ということです。

こうすれば、こうなるという、普遍的なことがあると思います。

 

まずは自分から、そして、自分に関わる最低10人以下?くらいの人から

心を一緒にあたためていくこと。

経営者であれば、まずは社員の心を一緒に満たしていくんです。

そして、嬉しいとか、楽しいとか、ありがたいね、という気持ちが湧いてくるまで

ひたすら身近にいる人を喜ばせる。

そうやって、楽しんでいると場の空気の温度が確かに上がってくるのがわかるんです。

組織としての体温が上がってくる。

低体温じゃなく、高体温(笑)

みんなであったかくなってその渦がどんどん大きくなってくると

その渦に心地よく巻き込まれていくのが、周囲の人々です。

 

会社でいえば、渦の中心にいるのが社長で

その渦の一番近いところでポカポカしているのが社員たち。

その社員の外でそのあったかさに近寄ってくるのが、お客さんです。

 

私達吉本歯科医院がイメージするのが、こんな感じです。

抽象的ですみません(><)

 

そういう状態に組織全体がなってくると

頑張ろうとか

成長しようとか

そういった一切の努力は、たぶん、「それをすることが楽しい」という状態になってきます。

自分を成長させようとする行為は実は、自分にとって最高に面白いことなんだと

思えたらしめたもの、です。

あとは、いい状態を維持するために、、メインテナンス。

吉本歯科医院でいえば、歯の予防、PMTCみたいなものです(笑)

 

一度意識が変われば、あとは経過観察で、落ちないように維持すればいいのです。

このあたりのトークは、わが吉本歯科医院の歯科衛生士、加島が熱く語りますので

お聞きになりたい方は加島にお聞きくださいね(^^)

 

朝からまた熱く書いてしまいました(--:)

今日は今から、吉本歯科医院の信頼する歯科技工士さんの会社にお邪魔し

院長が新しくスタートさせるプログラムの打ち合わせに行ってきます。

院長の求めているものをお伝えし、こういうことを実現したいんだ、ということを

きちんとお話できるかどうか。。。。楽しみです♪

 

 

そうそう、昨日、ルーヴの野崎専務さんのブログ

吉本歯科医院をご紹介して頂きました。

http://ameblo.jp/lowe-managerblog/

コテコテのサヌキ弁で(笑)

誉めてくださって嬉しい。

こうやってお褒め頂くことで、吉本歯科医院で働くスタッフたちもまた嬉しいんです。

 

2010.09.04ニュースレター

昨夜は、お料理上手の心の友(^^)が、夜ご飯を作りにホットプレート持参で

我が家に来てくれました。

睡眠不足と、動きすぎ?でちょっとバテ気味だったので見た目とても疲れていたらしく

「あなた・・・・動きすぎよ、休みなさい(><)」と優しい喝を入れてくれました。

 

自作のゴーヤーを佃煮にし、すじこんを甘辛く煮たものでねぎ焼きをぱぱぱぱと作ってくれました。

ビールを片手にひたすら食べる私(笑)

お好み焼きに大興奮の子供達。

しばらくして院長が帰宅し、「おおっ、おかずがこんなにある!」とまた感激(--;)

美味しいものを食べさせてくれる人のそばからは、人は離れないと言いますが

う~ん、まさにそう思います。

胃袋を制するものは、人生を制するのでしょうか?

 

美味しいものを満腹食べて、そのままゴロンと泥のように眠ったので今朝は

やっとエネルギー充電完了。

人間、何はなくとも「寝ること」ですね。実感しました。

 

さて、私達吉本歯科医院では、今年1月から毎月一回、「歯医者さんしか知らない歯を失わないお話」というニュースレターを発行しています。

第一号はページ数が10ページでした。

そのうち、お伝えしたいことがどんどん膨らんでいき、今ではなんと16ページ!

これでも、減らして減らしてやっと、16ページ(笑)

しかも、新しく吉本歯科医院にお越しになられる方には必ずお渡ししていくので

発送先リストもどんどん増える一方です。

吉本歯科医院にはニュースレターの住所録や、データ管理や、発送準備をして下さっている

事務スタッフの方が専門にいるのですが、昨日も「いや~、マネージャー、どこまで増えるんですかね~--:」と。

そうですね、どこまで増えるんでしょう。。。。

 

しかし嬉しいことに、このレターを読んで下さった患者さんの中には弁護士の先生や

お医者さんや、建築家の方や、その他もろもろいわゆる専門家と呼ばれる方も多くいらっしゃるのですが

最近、こういった専門家の方から、お声をかけて頂くことが多いんです。

どんなお声かと言うと・・・・

「同じような情報発信をしたいんだけど、どうも進まないので相談にのってよ」

「これ、これ、こういうことがやりたかったんですよ!」

というお声、です(笑)

嬉しいですよね。

 

じっくり読み込んでくださって、「ああ、こういうことはうちの業界でも同じことだ」と

感じて下さる方が本当に多く、私達吉本歯科医院と同じように、一般の方が

知らないであろう本当の情報を、発信していく必要があるんだ、と思って下さるんです。

 

それともうひとつ、ここのところ、続けて専門家といわれる方とお話した時に

同じようにお話されたことが、とても印象的だったんです。

 

「人と話すのが、苦手なんです。。。実は」

「仕事だから話すけど、コミュニケーションは苦手」

という方が実はとても多い!

 

思わず、「先生!うちのカウンセラーの森下を出張させましょうか?高いけど・・・(笑)」

と言ってしまいました。

 

そうなんです。

◯◯大学の名誉教授だって、大きな病院にお勤めしていたお医者さんだって

立派な建物を作っている建築家の先生だって、

「相手の立場にたって、わかりやすく説明することができる」というコミュニケーション能力は

備わっているとは限らないんですね。

なんだか、専門家の◯◯先生というだけで、コミュニケーション能力だって高そう!と

思ってしまうのですが、実はそうでもないんですね。

 

しかも、これはうちの院長にも言えることですが

専門家なので、やはり、業界用語、専門用語を当たり前のように使ってしまいます。

また、「小学生でにもわかる言葉で伝える」ということが、結構難しい、です。

 

奇跡的にも吉本歯科医院には、カウンセラーの森下がおり、

彼女がもう見事に専門家である院長から知識や情報を引っ張り出し、

それを「目の前の患者さんにわかるように」本当に、優しく柔らかく翻訳し

お話をしてくれます。

 

院長が伝えたい専門的な内容が、患者さんに伝わったときはじめて、

患者さんにとって、私達の院長は「素晴らしい先生だ」と認識して下さるわけです。

 

それを繋ぐのがやはり、「人と人とのリアルなやりとり、つまりコミュニケーション」です。

 

コミュニケーション能力って、どんなものなんだろう?

って考えた時に、本屋さんにいけば、いろいろなテクニックが並んでいます。

しかし、そのどれをとっても私はピンとこないものばかり。

それはなぜかと言うと、

ぜんぶ、知識だから。

頭で考えてやることなんて、たかが知れているし、

「じゃあ、やってみてよ」と言われれば、できるのかと言えば

たぶん、できないか、

本人ができた気になっているかなので

きっとあまり役には立ちません。

 

私が当院の森下がカウンセラーがきっと天職で、コミュニケーション能力の天才だと

思っているには実は理由が、あります。

 

彼女は、考えて動くよりも、

まずは感じて動く、人、です。

 

あっ、この方は、今どんなお気持ちなんだろう?

あっ、何か、お悩みなんだ

何かつらいことでもあったのかな?

 

こういう心の機微を直感的に感じとっていける人です。

そして、感じ取った上で、

目の前の人にとにかくきちんと合わせていくことができる人、です。

瞬間瞬間の出来事を逃げずに向き合っていくことができるので

そのことが「実力」となって、どんどんコミュニケーション能力が鍛えられていくのです。

 

カウンセラーという仕事も社会的にはいろいろな業界で確立されてくることが

多くなりました。

いろいろな勉強本もあります。

 

しかし、私はこればっかりは、やはり、その人が今までどんな人生を歩いてきて

今、どういう気持ちで生きているか、がそのまま表にでてくる仕事だと思うんです。

 

 

当院のカウンセラーの森下は、今までに私が知っているだけでも

本当に波乱万丈な人生を送ってきている人です。

世間一般から見たら「波乱万丈」に見えるかもしれませんが、きっと森下にしてみれば

目の前のことに必死に生きて、感じたままに動いてきた結果、です。

本人は「私、こんなこと人に話すの恥ずかしい」と言いますが

私は、もっともっとそんな話を聴きたい、んです。

 

だって、それが今の森下を作っているんだから。

だからこそ、今、こんなに魅力的であちらこちらから引っ張りだこなんだから。

きっと、それでいいのだ(バカボン風に)

 

かくゆう私も若い頃は、結構やんちゃをして、親にもいえない、もちろん

ここにも書けないようなことをたくさんやってきましたが、そのことがやはり

肥し?となっているなあと感じる瞬間があります。

 

自分が持つ既成概念を壊すということは、今の自分よりももっと深い考え方を理解していく

ということに尽きます。

そしてその深い考え方を理解する、こんな世界もあるんだ、ということを

身体で実感するためには、とにかく「やってみる」「動いてみる」『関わってみる」という

実践するということしかきっと方法はない、のです。

 

そしてその動く原動力となるのはきっと

「好奇心」なんです。

私も好奇心がものすごいものですが、きっと当院の森下は私以上(笑)

怖いもの知らずで、なんでもあたって砕けろの精神は、

「その先にもっと素敵な世界があるかも?」という好奇心なしでは、湧いてくるはずも、ありません。

 

好奇心が湧いてきたら、とにかく間髪いれずに動いてみるということを

私は、たぶん今、やれているから、楽しいのかなと自分で思っています。

 

カウンセラーに必要な条件、それはきっと

「好奇心がある」ということです。

それがあれば、どんなことだってどんなジャンルだって、興味が湧きさえすれば

どこまでも追求していけますので、知識は深まる一方です。

 

好奇心さえあれば

あの人ってどんな人なんだろう?

これは一体どういうことなんだろう?

知りたいことは無尽蔵に湧き出てきます。

湧き出てきたら、その湧いてきたものに乗って、どんどん深めていけば

深まったら深まったぶんさらに面白くなり、さらにもっと深いことを知ってみたくなるのが

人間の好奇心です。

 

そして、深い部分では、きっと何もかも繋がっていることに気が付いてきたら

自分の関わっている業界だけでなく、職業だけでなく

きっとこれは、こういうことと同じだろうな、という風に

応用が利くようになってきます。

 

今の職場で大事にされる人はどこに行ってもやはり大事にされるし

今の職場で必要とされている人はやはりどこに行っても必要とされるのです。

 

逆に、今の場で必要とされていない存在だとしたら、

どこに行っても必要とされることはない、そう思いませんか?

 

まずは、今の場で、「自分がいないと困る」というところまでいくと

次へのステップに繋がります。

そこまでいかないうちに、ダウンすると、それから以降はレベルは落ちる一方です。

 

なので、恐らく今、吉本歯科医院のカウンセラーの森下は

ある日突然違う仕事を与えられたとしても、きっとまたその体験に応用を利かせて

上手にやっていくと思うし、その分野でもまた、能力を見出されていくと思います。

どこに行っても愛されていくだろうし、どこに行っても重宝されるでしょう。

そんなもの、です。

 

ひとつを徹底的に深められる人は、応用が利くのです。

 

逆に、何をしてもどんな仕事をしても、

「意識を持たず、好奇心もなく」日々を過ごしている場合は

何をしても応用が利かないということに、なります。

 

今、目の前にある環境の中で、自分を最高に活かすために

どう人と関わり、どんな意識で過ごしているかで

やはり私は2年後、3年後は大きく変わってくると思うのです。

 

 

どこででも誰とでも上手に関わっていける

人と人との関係は全て、お互い様

 

この2点を押さえておけば、私は極端な話、幸せに生きていけると思っています。

ので、そんなことばかりをいつも吉本歯科医院のスタッフには話しをして

無理矢理?共感を得ています(笑)洗脳????

 

今、私達吉本歯科医院には、本当に全員が全員、「代わりのきかない存在」になっています。

森下の、

樋口の、

加島の、

田中の、

杉本の、

小田の、

代わりは、いません。

 

院長も同じくそう、思っているからこそ、私には何も文句を言わないんだと思うんです(笑)

そんな風に、スタッフのことを思うようになった自分にも驚きです。

代わりがいない、と思うと、自然と情が湧いてきますし、親身になりたいという

気持ちが湧いてきます。

 

誰かが何か大変なことがあったとしたら、私も胸が痛みます。

そして、心配します。

 

そういう心模様が今とても嬉しいんです。

 

今、嬉しいことに、私達吉本歯科医院と同じような形でお仕事をしていきたいと考えてくださり

「マネージャー」や「カウンセラー」の存在を作ろうとして動いている方が

周囲にいるんですね(^^)

 

私どもの医院の雰囲気を実際にご覧になった方が、同じようにやっていきたいと

感じ、行動に移して下さっていること、本当に嬉しい。

 

とにかく、支え合う、支えたいという気持ちを引き出す、お互いに引き出し合うというのが

私の考える母性型経営、です。

 

みんなで一緒に良くなっていきたい。

何かあったら共に考えたいし、弱っている時は弱っていない方が助ける。

 

社会はそんなに甘くない

仕事はそんなに甘くない

経営はもっとシビア

・・・・・・って、きっと既成概念だと思うんです。

 

数字だけを求めるといろいろなストレスに振り回されます。

机上の空論的な方法に振り回されその結果、気が付いたら何の結果も出ていない

なんてことばかりですよね。

 

仕事だって会社だって社会だって、詰まるとことろは人と人とで成り立っているんです。

そういう意味で、人と人との関わりを本当にキチン考えていけば

うまくいくんだと私は今本当に、実感しています。

 

実はとてもシンプル。

 

昨日、歯科衛生士の加島と話をしている時に、

ある患者さんの話題になりました。

加島が担当させていただいている女性の患者さんです。

この患者さんは、大きな病気が発覚し、命にも関わるような大手術をされました。

手術前に一度加島のメインテナンスをお受けになり

そのときには笑顔で、「手術があるの」とおっしゃっていたんです。

事情を知っているだけに、加島もなんとお声をかけていいかとまどいながらも

今日のメインテナンスで、明るく笑って話かけて下さるこの患者さんに応えていました。

 

その後しばらく時間があいていたのですが、おとといちょうど私がある会で

その患者さんのご主人にお目にかかることがあったんです。

「奥様、いかがですか?手術の経過は?」とお聞きしました。

そうすると

「手術は無事終ってね、今はなんとか元気になってるよ」と教えて下さいました。

 

そのことを私はいち早く、心配しているであろう加島に伝えなくちゃと思い

昨日、「手術は成功してお元気になったみたいだよ」と伝えました。

 

・・・・すると、加島は

みるみる目から涙が溢れ、「うっ、うっ、うっ、良かったあ・・・・」と泣き出してしまいました。

本当に心配していたんです。

加島は、実はこういう人、なんです。

人の気持ちがそのまますぐ自分に移ってきて涙してしまう人なんです。

そして、心配症です。

素敵だと思いませんか?

 

私は、加島のこういう瞬間に見せる思いもかけないような感情の爆発?や、

表情が、大好きです。

人間らしくて、大好き。

また、こんな気持ちがなくなったら、人間おしまいだろう、とまで思ってしまいます。

 

なので、これは加島の長所であり、最大の能力です。

人の痛みを自分のことのようにわかり一緒に痛みを感じられる

これって、能力だと思いませんか?

 

改めて、うちの女性スタッフたちは、その身のうちにまだまだ秘めた力を

持っている人ばかりだろうな、と思うのです。

 

今、吉本歯科医院に集まっている、という事実だけで、

奇跡的に運がいい人ばかりじゃない?と勝手に思っています(笑)

 

「あなたってものすごく運がいいの知ってた?」ってくどいくらい言い続けることで

本当に運がいいような気がしてきませんか?

運は、信じる人のところに集まってくると思うんです。

 

若いスタッフには言っています。

「私はね、最高に運がいいの。私と関わるといいことばかり起こるよ」って

口癖にしてね、って(^^)

それで、実際に本当に幸せにしてあげたらいいじゃない?と思いませんか?

 

 

そういう意味では、強運な女性に囲まれている院長、吉本彰夫は

今、最高にラッキーな人かも、しれません?自覚してます??(笑)くしゃみ、しております。。。

2010.09.03母性型経営のススメ講演

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先日の9月1日(水)モーニングセミナーで「母性型経営のススメ」お話させて頂きました。

懐かしいお顔にたくさんお会いでき、ちょっと興奮気味の私、でした。

 

そして、先週のお邪魔した講演と、この日の講演でお話を聴いて下さった方が早速

医院にお越しくださったり、勉強会へのお申込を下さったり、と、打てば響くこの感じが

今、とても快感です(笑)

 

講演が終了した後、みなさんで一緒に朝ご飯を頂くのですが

今回は、終了後に女性の参加者のみなさんと集まってお話ができる機会がありました。

実は、講演よりもこの女だけの本音の話の方が、とっても盛り上がったのです(^^:)

 

今日のお話は、男と女がいかにすれ違っているかということに尽きますよね、という話から

「うちの主人はまったくわかっていない」

「男性は、もっと女性の感じ方や気持ちを勉強したらもっと支えてもらえるのに」

「かゆいところに手が届かないのが男性よね」

いろいろ、出てきます。

 

職場の人間関係は、家族の縮図、もっといえば、男と女の関係の縮図だそうです。

 

こんな話がありました。

ご一緒に経営をされているご夫婦です。

ご主人は社長さん。それを影になりサポートしてくれているのが奥さん。

奥さんはご主人が気が付かないいろいろなことが直感的にわかってしまいます。

「どうも最近、お客さんが減っている」

「どうも社員の様子がおかしい」

こんなことって、数字の上で出てくる前に女性は直感で感じてしまうもの、です。

そこで奥さんが

「あなた、もっとこういう風にしていきましょうよ」

「社員たちをもっと大事にしていきましょうよ」と

意見すると、

「お前に何がわかる?!黙っとけ」

なんだそう。。。。

黙っとけ・・・・って、いつの時代???と思うのですが、実はまだまだこんな会社は

ざらにあります。

奥さんも、あまりにもこういうことが続くと

「もう、いいわ。この人には何を言ってもわかってもらえない」

「聴いてもらえないから、もう言わない」

と心を閉ざすようになってしまいます。

 

もったいない、ですよね。

 

今回お話したのは

男性は、もっと女性の感じ方や気持ちを知って下さい。

そして、女性活用とか、そういう言葉ではなく、

本当の意味で、上手に女性にサポートされて下さい、ということです。

 

女性は、目標設定とか、将来の成功とか、お金とかモノとか、そういうことよりも

もっと欲しいものが、あります。

それは、今、この時に、目の前の私と、きちんと向き合って欲しい、という一点です。

それをせずして、夢を語られても「はあ、ご勝手にどうぞ」という気持ちになってしまうのです。

それは職場の上司と部下でもまったく、同じ。

 

 

こういうお話をすると、講演で後ろの方に座っていた女性陣は

「うんうん、本当にそうそう」と、ものすごいあいづちを全身でうってくださるのですが

前の方に座っている男性陣は

ひたすらメモを取る(笑)

 

女性は感覚的な表現をするととても理解できやすいけれど

男性は「こうすれば、ああなる」という理路整然と理屈で納得できることでないと

なかなかうなづいては、くれません。

 

男と女は違うんだ、という大前提のもとにコミュニケーションを取るということが

どれほど大事かということを私も吉本歯科医院でマネージャーを日々していて感じます。

院長が男性で、スタッフは女性

患者さんにも男性がいて、女性がいます。

「伝え方」ひとつにしても、男性によって、女性によって、感覚的に話をして伝わる場合と

文字や表や写真を使って伝えた方が効果的な場合も、あります。

それはもう人によってさまざまです。

 

これからはどこの職場にも女性は、います。

女性だらけの職場だって、多くなります。

女性に上手にサポートしてもらえる、そんな男性を実は私達

母性型男子(ぼせいがただんし)と呼んでいます(笑)

 

母性型経営の勉強会でいろいろな経営者の方にお目にかかるのですが

実に女性に上手にサポートしてもらっている社長さんは、やはりお商売もうまくいき

しかも、ご自身もとっても穏やかで不安のない心模様なんです。

 

ここからは母性型経営のススメ「MOTHER PORT」の第二号で池田先生が

書かれていた文章です。

 

 

『「母性型リーダー」の草分けとしていち早く取締役に女性を登用している社長さんがいらっしゃいます。

その女性取締りは決して身内の方ではありません。

 

女性には安心して仕事を任せられる、というのが社長の弁。

 

「ウチの男性社員は不況の時でもよく頑張ってくれています。

 

ただ、男性なので競争心や自己主張がある。

 

だから、私の話をよく聞かないで突っ走ってしまったり、成果にムラ、ばらつきもある。そんな時、この男性のムラを微妙に調整して発奮させてくれるのがうちの女性陣なんですよ。

 

社長に一方的に怒られるより、女性に『せっかくお客様の所へ行くのだからここうしてみたら』とか『お客さんには印刷ではなく、直筆でお礼を書いてみたら?』などと大所高所から指摘すると男性も納得。

 

また喜ぶ時も女性は本人とともに喜ぶから社内はお陰で明るい。

 

社内に気配りの出来る家庭のお母さんのような存在は必要です。

 

すると社長は安心して外に出られる」。

 

そんな社内での母親役の存在が、この女性取締役。

 

会社の女性役員と言えば、キャリア、仕事バリバリの女性をイメージしがちですが、この女性は

決して出しゃばることのなく、しかし明るく前向きなまさに頼りになる「お母さん」という存在。

 

ウチにあっては、営業マンを毅然として束ねながら、ソトではお客様との信頼抜群で、決め細やかに気がつくので、お客様の会社の用事まで彼女に頼まれるそうです。

 

誰にも大事にして真面目に対応する社長は、社員とは運命共同体と思っていたが、男性社員はプライベートまで踏み込んでもらいたくないという壁があったんだそうです。

 

そんな心の壁を自然に取り除いてくれたのも女性の力だそう。

 

女性を社長が信頼すると、女性はきっちり応えます。

 

女性は、実は「信じたい」「支えたい」生き物、なんですね。

でも、「信じられない」「そう思えない」が、今は現状です。

 

女性はウラオモテが少ない。

しかもことさら教育しなくても日常の業務の中で男性をしつけてくれるんだそうです。

 

社長は「私は力がないから」「私は出る幕がない」とさらっと本気で言える肩の力の抜けたしなやかな社長さんです。

 

また、男が「長」になると敵が出来るのは世の常。

いち早く女性の能力に気づき「活用」ではなく「信頼して任せて」しまうことを実践しておられる深い人間学を持ったしなやかでパワフルな社長さんです』

 

 

女性に上手に支えられる男性

女性に運気をもらえる男性

 

そして、女性の存在をきちんと認められる男性、です。

 

それが母性型男子(ボセイカタダンシ)です。

 

 

母性型男子のススメ・・・・今、静かに広がっているんです、実は(笑)

 

2010.08.30紙屋克子先生の講演会

8月28日(土)紙屋克子先生の講演会に行ってきました。

DSC_0045.JPG

紙屋先生のお話を聴いて、「こんな看護婦さんが日本にいるんだ!」と驚きました。

紙屋先生は、意識障害の患者さんを「私達が治す」という熱い想いを持ち

医師が見放したような症例の患者さんを何人も劇的に回復させた実績をお持ちの方です。

看護、という力で。

看護は、人間と人間の信頼関係で築いていくものなんだ、ということを強くおっしゃっておられました。

 

看護婦さんでありながら、大学の教授であり、その世界では知る人ぞ知る、有名な

紙屋先生と、講演の前から聴いていたので、どんな方が登場するんだろう?と

興味シンシンでしたが、登場されてお話をされると、もうなんともいえないおだやかであったかい

そして優しい口調で、お話をされる先生です。

和顔(わがん)と言いますか、いろいろなことを体験してこられたからこそ、あのおおらかな笑顔が

できるのかなと思いました。

とっても素敵な女性。

 

kamiya.JPG

講演の一番最初に、紙屋先生が、今、このような意識回復への取り組みをするようになったきっかけとなる事件をお話されました。

 

まだ、新米ナースの頃です。

紙屋ナースは、脳神経の病気で、意識が植物状態になった患者さんに胃と喉にドロドロになった

食事(栄養)を朝昼夕に注入していく仕事があたっていました。

そして、ある若い男性の患者さんの部屋に入り、その患者さんに栄養を注入している時に

小さい子供を抱えたその患者さんの奥さんにこう言われたそうです。

「たしかに、命は助けてくれたかもしれないが、

主人のこんな状態を見て、とても治してくれたとは言えない!

こんな植物状態の主人で、私は小さい子供を抱えてどうやって生きていったらいいのか?!」

やるせない気持ちを新米だった紙屋ナースにぶつけられたそうです。

 

その瞬間に、紙屋ナースは、ものすごく驚いたと同時に、「はっ」と気がついたんだそうです。

まだ、生命や生活の質を問うQQLなんていう概念さえも、世の中になかった時代です。

 

命は助けたけれど、植物状態になった患者を、流動食のような栄養だけを機械的に

注入されている姿を見ているその家族の気持ちはどれほどかなしいものか。

そんなことを想うようになったそうです。

 

そしてそこから、紙屋先生の医療に対する戦いが始まりました。

医師が、もう過去のデータでは、意識は回復しませんよ、と断言された患者さんであっても

あらゆるトレーニングや、コミュニケーションでの働きかけにより、意識がどんどん回復していくんです。

そしてその実際の経過を写真を紹介しながら説明して下さるのですが

患者さんの表情が、紙屋先生チームが関わる前は、もうまさに「植物状態の顔」です。

しかし、2週間、3週間過ぎるにつれ、表情がどんどん変化していくのです。

そして、最後には、もう死ぬまで植物状態と断言された患者さんが、自分で梨を手にとって

口に入れシャリシャリ食べ、美味しい、という表情をしているんです。

 

紙屋先生の言葉です。

お医者さんはよく過去のデータや、今までの症例結果など数字などで

結論を出してしまいがち、ですが、

一番の最新の教科書は、

今目の前にいるこの患者さんです。

この患者さんと今、向き合っていくことが、最新の教科書になるのです。

 

すごいですよね。

 

「なんとかこの家族を喜ばせたい」「希望を持たせたい」という看護の想いが

患者さんに、そして、患者さんの家族に伝わり、さらには紙屋先生の看護チームに関わる人に

どんどん伝わっていくんです。

 

紙屋先生のお話を聴いて思ったこと。

人間はまだまだ未知な存在だということ、です。

 

完全な植物状態で意識回復はほぼ100%無理と言われている患者さんであったとしても

関わる人の想いや動き次第で、実はぷつりと切れていたはずであろう、脳の神経が

繋がりはじめることだって、あると聞きました。

 

紙屋先生のお話の中で、

どんなに医療が進歩して、機械が進歩しても

人間にしかできないことが、ある。

そして、人間はそんなすごい存在なんだということを受け取りました。

 

この講演会には吉本歯科医院の院長、吉本彰夫と、受付の樋口も参加していました。

講演が終った後、あまりにも伝わってきたものが大きすぎて声が出ませんでした。

恐らく、紙屋先生の講演を聴かれた方の多くは、同じように感じられたのではないでしょうか。

DSC_0075.JPG

 

 

 

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