吉本歯科医院

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吉本歯科医院について

2011.05.06世界遺産!高野山

高野山、行ってきました。

寒かった・・・・・(泣)標高1000メートルをなめていました(--:)

春なのであったかいに違いないと、春っぽい格好で出かけてしまった私は

ケーブルカーに乗った瞬間に後悔するのでした。

思わずユニクロのあったか下着をバックから出してその場で着込みましたよ。。。

 

高野山は、すっかり観光客にひらかれたひとつの「街」でした。

海外からの観光客も多く、英語を流暢に話すお坊さんもたくさんいました。

一緒にいった叔母は、「昔はこんなんじゃなかったのよ~」と昔の高野山を

熱く語っていました。

 

宿坊のお坊さんたちは、スマートフォンやアイパッドを持ち

宿坊の部屋は無線LANで繋がっていました(笑)

 

お坊さんたちといろいろ話をするのですが

とっても現代的。

当たりまえと言えば当たりまえですが、

こういうお坊さんの社会の中でも、

「イマドキの若い坊主は・・・」みたいなたて社会ってあるのでしょうか?

古い時代のお坊さんと、若い世代のとっても合理的なお坊さんと(^^)

 

精進料理は、とっても健康的で美味しかったです。

「お飲み物はビールでよろしいでしょうか?」と注文を聞いてくれる

お坊さんに、ちょっと笑えました。

「あ、飲んじゃっていいのね^^:」

 

印象的だったのは、何よりもお世話をしてくれる宿坊のお坊さんです。

たまたまなのか、みんなそうなのか、

もうとにかく、親切で、言葉がおっとり優しくて、まなざしが優しい・・ということ。

 

お聞きすると修行の時には

少食小眠多動多弁

精進料理を少なく頂き、朝は早朝より起きお勤めをし、夜遅くまで働き

よく動き、声をよく出す

ということは人間の最高の能力開発なんですって。

そうかもしれないですね。

人間満腹の時ほど頭働きませんし

よく動いているほど元気です

何かに熱中している時は寝食を忘れますので

これはきっと当たってます。

妙に納得しました。

 

とは言っても美味しいものは食べたいですが(笑)

 

お坊さんの話は、とっても現代ちっくにカスタマイズされており

そのまま日常に使えそうなお話ばかりで正直ビックリしました(笑)

 

 

なにせ、無事最後の納骨が終わり、やっと落ち着きました。 

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高野山の一番の見所、奥の院です。

歴史に登場する有名な人のお墓がたくさんあります。

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このGWが桜満開の季節でした。

やっぱり寒いんですね。

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金剛峰寺の庭

もっと撮影した素敵なポイントがたくさんあったのですが、全て撮影禁止です(--)

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大阪の難波から、南海電鉄特急に乗ること1時間半

到着したのは「極楽橋」という駅

そこから、こんなケーブルカーに乗って「高野山駅」まで登ります。

この階段がとっても急でひっくりかえりそうです。

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ケーブルカーから見た風景

絶景かな

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みんながなぜかこぞって買っていく「大師陀羅尼助(だいしだらにすけ)」

私の家にも小さい頃から祖母が必ずおなかが痛くなるとこれを飲ませてくれていました。

「これを飲むと治るから」と暗示をかけられ本当に治ったのを覚えています。

吉本歯科医院のスタッフ常備薬として置いておくことにしました(^^)

2011.04.21歯科技工

今朝は少しあったかいですね。ほっとします(--;)

昨日は午後から、高松市にある徳島が本社のシケンさんという歯科技工物を作る会社に

お邪魔してきました。

 

当院院長と当院の新枝先生と一緒です。

 

社長さんはまだ35歳。

しかし、その堂々たる風格や社員さんい対する気遣いの細やかさには

私達もビックリです。

ちなみにこの会社、日本で第3位の売り上げを誇るそうです。

関東の歯医者さんが主なお客さん。

依頼されや技工ボックスには

関東の地域名がズラリ。

 

お約束の2時少し前に到着したのですが、社長自ら社員さんたちとズラリお出迎え下さり

のっけから気分良く受けて入れて下さいました。

 

6時までみっちり見学させて頂き、いろいろな機械や仕事の内容を拝見したのですが

何しろ、このような現場は普段見られるものではなく、ただただ

「へえ~すごいなあ」

「ほお~~なるほど~~こうやって出来てくるんだ」

と感心ばかりしておりました。

 

歯の治療で一番最後の段階は、歯を失ってしまった部分に歯を入れたり

削ったりする部分に差し歯やかぶせ物を詰めたりすることなんです、実は。

 

みなさんも人生で一度は何らかの治療をされ

お口の中に何らかの詰めものやかぶせものが入っているのではないでしょうか?

そうそう、お口の中にある銀色のとか・・・それですそれ(笑)

 

この最終段階の技工物を作っているのが

この会社です。

技工士さんがたっくさんいらっしゃいました。

 

みなさんとっても礼儀正しく、私達が入った瞬間に手を止め、立ち上がり、一斉に

笑顔で、「いらっしゃいませ!」と声をかけてくださいます。

どのブースに入っても同じように。

すごいですよね。

社員教育を徹底してるんだな、と感じます。

何より、お客さんとしては気持ちがいいもの、です。

 

では、見学ツアーの様子をご紹介しますね(^^)

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責任者の方から説明を受けています。

お話が上手でビックリしちゃいました。

何をお聞きしても、即答!会社を愛しているのが伝わってきます。横にいるのが社長さん。

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どうやって制作しているのか・・・詳しく技工士さんが説明しています

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このお部屋だけで、こんなに技工士さんがいらっしゃいます

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 社長さんが説明をしています

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院長もなにやら質問

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機械でピカピカに磨けるんです。。。。と。

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社内でこんなミーティングをして問題解決をはかっています、ということで

すごいボードを見せて頂きました。

細かいところまでいつもみんなで話し合っているそうです。

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今年入ったばかりの技工士さん。先輩が横について指導中(^^)

とっても可愛い人でした。

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矯正装置を担当している技工士さんのコーナーです。

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 当院の院長お得意の「見えない矯正装置アソアライナー」の話になると

2人ですっかり盛り上がはじめました(^^)

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装置を作るシステムに興味シンシンの新枝先生

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なるほど~~。 

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最後は、当院院長が技工士さんに向けて30分ほどお話をさせて頂きました。

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具体的な質問が飛び出し、さすが、専門家同士のやりとり、という感じです。

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とにかく、心地よくお迎えしようという心配りいっぱいの4時間でした。

印象は、礼儀正しく、とっても感じがいいところ、でした。

 

社長さんが、「男がほとんどなんで、味も素っ気もない応対で申し訳ない」と

少し照れくさそうにおっしゃるのですが、とんでもない!

一生懸命みなさんが気を遣って下さっているのがひしひしと伝わってきて

恐縮してしまうほど、でした。

 

今度はうちのスタッフを連れていきたいな、と思いました。

外の会社に触れることって、すごくいい体験です。

お互いに。

 

家に帰って、頂いたお土産をあけてみると好物ばっかり(^^)

徳島のちりめんじゃこにすだち

そして、徳島の銘菓「小男鹿(さおしか)」です。ご存知ですか?

もちもちしたカステラみたいで小豆が入ってるんですが

ほうじ茶とよく合うんです。

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しばらくちりめんじゃこご飯でおかず少なめ、です(笑)

2011.04.10誰にどんな仕事をしてもらえるか

やってきました(^^)

SONYの一眼レフカメラ「α」

とっても軽くて使いやすい上に、とってもきれいに撮れるんです。

焦点にピントを合わせて背景は上手にぼやかすというワザがテクニックいらずで

できちゃうこのカメラ、優れものです。

今までも持ち歩いていたカメラはシャッターチャンスが遅いのと

人物がいまいちきれいに撮影できなかったのですが、

このカメラでばっちり、です。

今、スタッフの盗撮しまくってます(笑)

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お花だってこんなにきれいに撮れちゃう

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 昨日、ちょうど新しいホームページを作って頂く方に医院に来てもらっていました。

「ねえ、ねえ、見て見て、このカメラ!」と自慢げに見せたところ

「あっ、私とおんなじ!」と(笑)

これで、同じカメラを持っている人、5人目です。

全員女性。

女性に人気なのでしょうか?

 

 

私達は今、毎月一回母性型原理の勉強会を毎月一回国際ホテルで

学ぶ会をしています。

その「母性型原理」ってなんぞや?というお声が多く、

「じゃあ、ホームページ作っちゃおう」と思い、作成に取りかかることにしました。

 

誰に作ってもらおうかなあ・・??

といろいろ考えていた時に、信頼できる人から、「この人」という女性を紹介して

もらいました。

 

昨日で3回目の打ち合わせでしたが、もうほとんどできたも同然!ほど

話がトントントントンと進み、「あ~、スッキリ」という感じです。

 

ああだ、どうだ、ああでもない、こうでもない、という私達の頭の中を

きちんと聞き取り整理し、形にしてきてくれます。

気持ちのいい仕事の仕方、です。

 

素敵な人に会わせてくれてありがとう、と昨日は本人と

会わせてくれた人に改めて感謝しました。

 

先日の上原訓さんと打ち合わせをしている時にも同じような

気持ちのいい感覚を味わったのですが、

共通することは一体なんだろう?と考えてみました。

 

それは、おそらく、仕事は相互の関係で

成り立っている、という考えから私達のスタンスが

はじまっているからなのかな、と思いました。

 

通常、何か仕事を依頼する時

たとえば、今回で言えば、ホームページの作成をお願いする時などは

どちらかと言えばお金を払う側が、立場がえらく、支払われる側が立場がどちらかといえば

下にある、というケースが多くないでしょうか?

 

また、何かものを買おうとした時、

お金を払って買う側が立場が上で、買ってもらう側が立場が下のような。。。。

 

私はまず、何か一緒にいいものを作って欲しいと願う場合には

そのスタンスでは絶対にうまくいかないと常に思っています。

 

ホームページの作成を依頼しましたが、そのホームページが予想以上にいいものに

仕上がるかどうかは、作る人よりも、それを依頼する側の力が大きく関わっていると

思うのです。

 

「よし、この人の想いをどうにか伝えられるようなものを作ってあげよう」

「この人のいうことをもっと聴いてみたい」

そう思ってもらえなければ

出来上がってくるものは、それ相応のものになってしまいます。

 

形にないものを作る人

無から有を作り出す人

いわば、クリエイターと言われる存在の人に何かを作ってもらいたいと

依頼する時

「お金を出すんだから、いいもの作って当たり前」というスタンスでかかって

しまう人が意外にも多い気がします。

 

そういう人は、「業者を使ってやっている」という感覚に近いんだと、思います。

 

しかし、残念ながらもはやそういうスタンスで仕事をしている人には

誰も付いてこない、と思うんです。

お金を出しても、です。

 

だって、面倒くさいし

打ち合わせいくのも面倒くさいし

何より、全部まるなげするような人は、「おまかせする」と言いつつ

かならず文句をつけるから、です。

 

少なくとも、クリエイターと言われる存在の人は

私達素人にはできないような斬新な感覚で、何かを作り出しているわけです。

自分には到底できないから、こういう存在の方にお金を出して

お願いするわけ、です。

つまり、お金を払う側ではあるけど、彼らは自分たちができないことを

やってのける「先生」なわけです。

そういうスタンスをお金を払う側が持てているかどうかで

出来上がってくるものは、違う、そう思います。

 

誰しも自分の能力をきちんと尊敬し、認めてくれる人には

それ以上のものを提供しようと思うもの、です。

 

認めない人には・・・・

適当にやりませんか?普通は・・・・(泣)

 

お金を払えば手に入るものは、形のある商品だけです。

人的な力を発揮してもらわなければ得られないようなものは

その能力を存分に発揮してもらうために

やはり依頼する側に、「引き出す力」がいるんです。

もうこれは、絶対です。

 

これは私達吉本歯科医院が発信している

「患者力のススメ」にも通じること、なんです。

 

患者力とはいわば、お客さん力

いいサービスを受けるのも受け手次第と、いうことです。

 

いい仕事をしてもらうのも、依頼主次第、ということと同じだと思います。

 

信頼してまかせてくれる

嘘をつかない

気使いをしてくれる

情報をきちんと出してくれる

お金の払い方がきちんとしている

そして、最後に

その仕事をしている間にいい気分にさせてくれる

ということ、ってとても大事です。

 

いい気分にさせてくれる

ということは

きちんとコミュニケーションが取れる

ということです。

しかも、心地のいいコミュニケーションです。

 

こういう状況をいつも作ってくれる相手であれば

依頼された側も、能力以上の力を発揮してくれそうじゃないないですか?

 

そういう意味で

私は何か新しいものを買おうと思ったり

何か作成しようとしてお仕事を依頼する人を探している時には

会った瞬間に、「この人好き^^」とインスピレーションで感じない人には

まずお願いしません。

 

なぜなら、一度お仕事をお願いする

ということは、

もしそれがうまくいけば、次回もまた同じ人にお願いしたいから、です。

いちいち、同じことを最初から説明するのは面倒くさいし

いったん、私達のことを深く知ってもらったなら、そこからはもう

あり地獄のようにさらにハマッてもらい、どんどん興味関心をもっていただき

さらにいいものを作ってくれた方が双方にとってもいい関係が築いていけると思います。

 

採用、と全く同じですね。

「この人」という人をひとたび見つけたら絶対離さないと思う(笑)

そして、ずーっとこの人にお願いしようと思って仕事をお願いしはじめると

もちろん関係を大事にしようと思いますよね?

 

関係をずーっと続かせていくには

何が必要か?

それは、リアルなコミュニケーションです。

関係が崩れるのは仕事の内容では、きっとないです。

感情のもつれ、なんです。

こう言ったのに

ちゃんと伝わっていない

こうして欲しいのに

でも、言えない・・・・

こういう微妙な感情のもつれで、「もう面倒くさいから、他の人にお願いしよう」と

なってしまうんです。

 

コミュニケーション上の問題は、コミュニケーション以外で解決することは

できないのですが、残念ながらコミュニケーション上で起こった問題を

「あいつが悪い」で放置して次に行ってしまうケースって多いと思いませんか?

 

それは仕事のシーンだけでなく

普通の人間関係でもまったく同じです。

 

だから、どうも悪~い空気を出しているような人と組んで仕事をしちゃうと

大変です(--:)

そういうオーラを出している人がやってきたら一目散に退散です。私なら。

 

なぜならどんなに提案しているものが素晴らしくても

それをやっている人がどうにも嫌な空気を出しているんだと

したら、私はその人と何度も打ち合わせのために会うのは嫌だから、です。

 

人の空気は確実に伝染します。

自分の大事な人がへこんでて私も一緒にへこむのはまったくOKなのですが

そうでない赤の他人に嫌な空気を伝染されるのは

困ります。

 

その感染したものがまた私の周囲へ伝染しますので

私だけの問題にはならないから、です。

 

何かをしようと、何かお仕事を依頼しよう、誰かと一緒にやろう

と考えた時、

「この人とずーっと一緒にやれるか?」と

いう視点を持つって大事だと思います。

 

人間関係と同じですよね?

 

この場だけ、適当に仲良くしておいて、時期が過ぎれば赤の他人、というスタンスで

付き合うのか

「ああ、いい人と出会った。この人とずっと一緒にしていこう」という意識で付き合うのでは

日々のコミュニケーションの方法もまったく変わってきます。

 

私はどうせなら、「縁があるよね」と思う人とできるだけ一緒に時間を過ごしたいと

思う派です。

なので、吉本歯科医院のスタッフには「出会うべくしてここにきてもらえている」と信じています。

また、そう信じていないと、つまんなくてやってられない、ということも、あるんです。

 

思い方って大事です。

何年も何年もそう思い続けていると、そういう自分の心の中の想いが周囲に勝手に浸透していく瞬間があるんです。

 

以前、当院のカウンセラーの森下がさらっと言ったことが、あるんです。

「わたし、ここでみんながいるのは縁があるんだと思う」って。

 

森下はサラ~っと言っていたので本人は忘れているかもしれません。

でも、私はとっても嬉しかったし

心の中で、「やっぱりそう想う???」と叫んでました(笑)

 

また、受付の松本が新婚旅行から帰ってきた時に

これもまらさら~っと言ってたのですが、

「大学の恩師の先生に出会えたのも、吉本歯科医院にこれたのも

縁だと思います。

この出会いがなかったら、今はないです」

と。

 

それを聴いたときも

『そう思うよね~~~!!」とこれまた

涙がでそうに嬉しかったんです。

 

一人が強くそう思い始めると、みんながそう思ってくるってこと

ってあると思うんです。

黒が多かったオセロがだんだん白が多くなっていくように。

 

 

最初の話に戻りますが、

あらゆる仕事がありますが、

もはや、全ての仕事は、「自分を大事に、尊重してくれる人や場」のところに

優秀な力が集まる、と思います。

 

「業者を使ってやっている」

「合い見積で安いところに決める」

そういう感覚で物事を決めるのは、もうたぶん行き詰まります。

 

関わったお客さん次第でその人の仕事が格上げされることって

世の中いっぱいありますよね。

 

仕事を依頼するほうは自分が選んでいると

思いがち、ですが

実は向こうも選んでいるんです(^^:)

お客さんを。

自分の仕事にふさわしいヒトかどうかを

きっちり見極めている、ということがあります。

そしてそれは若い人ほど、よく見ている傾向がある、と思います。

 

いい仕事を受けてもらえるようなお客さんなのか自分は?

という視点だって、必要です。

 

また、職場の中で、外からやってくる人に対して

「業者だからぞんざいな態度で接している」という姿を社員が見ると

女性社員であれば、もう一発でそのトップを嫌いになります。

 

人は、恐ろしいくらい人を見ています。

私達でいえば、お仕事をお願いした方が、今度立場が変われば

次は吉本歯科医院の大事な患者さんにだってなりうるのです。

 

自分がクレームを言える立場から

今度は相手がクレームを言う立場にいつ変わるか、わかりません。

 

そういう意味で、

日頃が大事です。

 

こういうことって、とっても「母性型原理」な考え方なんです。

ものすごく人生に使えます。

そして仕事にも!

 

新しいホームページの完成が楽しみ、です(^^) 

 

 

■4月母性型勉強会のお知らせ

日時;4月21日(木)午後6時半~8時半

場所:高松国際ホテル

会費:3,000円(食事込み)

お申込は:吉本歯科医院まで info@8181118.com

 

2011.03.15東日本大震災

311日、その日は大阪で3時半から始まる結婚式に出席するため子供達を連れ新幹線に乗っていました。

まもなく到着ということで、席を立ち出口に向かって歩いていたその時、急に新幹線が止まりました。「あれ?何か変なところで止まったな」と思っていたらアナウンスが入りました。

「ただ今、東北地方で大きな地震がありました。その影響で新幹線しばらくこのまま停車します」

満席状態の乗客がざわざわしはじめ、一斉に携帯電話をかけはじめたり、携帯のテレビや、携帯サイトで情報を探し出しました。

何度も何度もアナウンスが流れ不安は増します。

「関東でも大きい地震があったらしい」

「千葉で地割れが起こったらしい」

乗客からいろんな声が聴こえてきます。

福島に住んでいるあの人は?

一瞬恐怖がよぎりました。

東京でも大きな揺れ?

あの人は大丈夫?

どんどん不安が大きくなりますが、もちろんそんな状態の時に携帯はどこにも繋がりません。

 

幸い新幹線は20分程度で新大阪駅に到着し、私達は新幹線から降りることができました。

そしてその後テレビから刻々と入る情報を見ながら被災地の受けたその被害の大きさに驚き、信じられないものを見ているようでした。

 

たまたまこんな悲惨な被害が起こってしまったのが東北だっただけであり、もし場所が違っていれば、そしてその場に自分がたまたまいれば、今こうしてテレビから流れてくる状況を見ているだけの立場は逆だったのかもしれません。

 

誰しも、今、そう思っているのではないでしょうか?

 

これは他人事ではなく、困って苦しんでいるのはいつ自分の身に起こるかもしれない、と。

 

地震が起こってからずっとテレビから流れてくる映像を見ていますが、この地震ほどリアルに津波の猛威を目にしたのは初めてです。

 

何もかもを一瞬で消し去ってしまいました。

人も街も何もかも。

大自然の前に人間はなすすべもありません。

 

どんなに、「耐震をしてるから大丈夫」「設計がきちんとしているから大丈夫」「津波がきたって大丈夫」とうたっていても、人間側が一方的に大丈夫と捉えていただけで、大自然の前では、実は無力なのかもしれません。

 

原発だってきっと被害はもっと大きいのでしょう。

想定外のことが起こっているような気がします。

その情報は知らされなくとも。

 

3日間行方不明になっていた妻を捜し続けてやっと出会えた夫がテレビに映し出されていました。

歩いてくる妻を見た瞬間にお互いに吸い付くように抱き合い、「お前がおらんようなったら生きていけん」と必死にボロボロ涙を流して生きていることを確かめるように何度も何度も頭をなで肩を抱き、手を堅く握り合って歩いていく姿がありました。

 

逆に、夫と娘3人が行方不明なんです、と不安げに探す女性。

「私、一人ぼっちになってしまう」と嗚咽をあげて泣きだしてしまう姿。

 

 

家族を探し、友達を探し、「生きていてくれるだけでいい」と必死で願う姿。

 

 

小さな子供を抱え寒さから守るようにずっと自分のジャンパーの中に子供を抱きかかえ「大丈夫よ、大丈夫よ」と笑いかける若いお母さんの姿。

 

 

3日ぶりに救出されたおじいちゃん、「また再建しましょう」と笑顔で答える姿。

 

涙が出ます。

 

人との絆、家族の大切さを今、誰しも強く感じている時だと思います。

 

しかし、これだけの災害でありながら、強奪とか店舗荒らしがない、あるいは少ないそうです。

こんなことは世界でも珍しいんだそうです。

 

「自分さえよければいい」ではなく、お互いが支えあい、助け合い、とにかく励まし合っていこうというその一人一人の気持ちがエネルギーになっているんだと思います。

 

被災地から遠く離れたこの地にいても、一人一人の意識が大きく変わっているのを感じます。

そして私自身も。

 

この地震によって多くの人の価値観は大きく変わると思います。

 

支えあい、助け合い、繋がりはじめる。

そうしないと人は生きてはいけないからです。

 

被災に合われた方には、他人事で本当に申し訳ないです。

 

東日本大震災で犠牲になられた方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

2011.03.02ものはいいよう

この冬は風邪を引かない宣言をしちゃった翌日に胃腸風邪にかかってしまい

すっかりダウンしてしまいました(--)

 

もともと胃が弱く、外食が続いても胃が痛くなり、早喰いしても胃が痛くなり

あたりまえと言えばあたりまえなのですが、今回は結構きつかったです。

 

胃が痛く、熱まで出てしまい、身体中が痛く、横になっても痛いし、眠れないし、人間、体のどこが調子悪くても本当に駄目ですね。

 

普段は「胃」なんて意識しませんが、痛くなると急に「胃」が気になります。

 

昨日は、またお気に入りの屋島の「大西内科クリニック」へ。

先生に、「胃がんでしょうか?」と真顔でお聞きすると、

「あっはっは」と一笑されました(笑)ほっと一安心。

カーテン越しの看護婦さんも、「プッ」と吹き出していたのを見てこれまた安心。

ここぞという時の「にんにく注射」を打ってもらいました。

注射器をさして3秒くらいすると鼻から本当に「にんにく」のにおいがツーンと抜けてくるんです。

これがどうも苦手という方も多いそうですが、私はこのツーンが快感(^^)

そして、ここに来て先生の「まあ、もう治るでしょう」という笑顔付きのやりとりを経てこの「にんにく注射」をした後には、本当に回復に向かうから本当、不思議です。

 

先月にはうちのスタッフ総出で、このクリニックで「インフルエンザの予防接種」&「健康診断」を受けさせていただいたのですが、みんながみんな口々に、「看護婦さんが優しい」「ほっとする」「落ち着く」『先生が優しい、話しやすい』「受付の方のまなざしがあったかい」と帰ってきました。

 

病は気から、と申しますが、インフルエンザなどで明らかにもう超細菌にドッカーンとやられている時は、何をしても「死にそう・・」状態なのですが、その後回復に向かいはじめる時には、気の持ちようや、誰にどんな風に接してもらえるかどうかって大きく左右してくると思います。

周囲が優しくいたわってくれたり、声をかけてくれたり、気遣ってくれると私などは本当に元気になっちゃいます。

だから、私にとっては家よりもこの吉本歯科医院の中にいる方が回復が早い、です(笑)

みんな、優しいし、若いのに気遣い抜群ですから(笑)

こうやって優しくしてもらえると、また私もなんとかお返ししなくちゃ、という気持ちになってしまうんです。

その気持ちのやりとりが、とても心地がいいですよね。

 

 

今日、たまたまカウンセラーの森下とあるとっさの瞬間に、同時に「モノは言いようよね」と話をすることがあり、ふとこんなことを思いました。

 

こんなことが、ありました。

もう数年前の吉本歯科医院の昼食時。

今いるスタッフは誰もいない時期です。

あるスタッフが、お弁当を持ってきていました。

そのお弁当は、その時たまたまそのスタッフのお母さんが作ってくれていたものでした。

そのお弁当の中には、冷凍の野菜ミックスが入っていました。

そのお弁当の様子を見て横に座っていたもう一人のスタッフが、思わずこんなことを言ったんです。

「あ、私この野菜ミックス駄目なんよね。気持ち悪くって・・・」と。

 

いかがでしょうか?

もちろん言われたスタッフも大人なので平気な顔をしています。

そして周囲にいたスタッフも平気な顔をしています。

でも、私はその時に、「ああ、こういうことを平気でいう人なんだ」と心の中にしっかり刻まれたことは数年過ぎた今でも覚えているんです。

 

その人が野菜ミックスを好きか、嫌いか、そんな話はどちらでもよく、

それよりも前に、そのお弁当を彼女のお母さんが作ってくれたというところに、どうして意識がいかないんだろう?

そして、それをみんなの前で言われたスタッフの気持ちを推し量ることはできないもんなんだろうか?

と。

今、うちにはこういう心の配慮のない発言をするような人はいませんが、実はこういう些細なことでその人の奥行きまでが全部見えてしまう、そう思いませんか?

 

言葉はその心の中にあるものがポンと出てしまうもの、です。

「そんな重く考えないでよ」

と言われそうですが、実際にいかがでしょうか?

頭の中にも、心の中にも思いつきもしないような言葉がいきなり口から出てきますか?

出てきませんよね?

 

こういうことって、本当によくあります。

 

コミュニケーションの目的は、自分が正しいか、相手が正しいかを競うものではないはずです。

もっとわかりあいたい、もっと親しくなりたい

というのが真の目的です。

でも、残念ながら、無意識のうちに、相手を言い負かすことがコミュニケーションだと思っている人も少なくはありません。

 

本当は、もっと仲良くなりたいのに

本当は、もっと自分のことをわかってもらいたいだけなのに

どうしても、口から出る言葉が攻撃的になってしまうことって、誰しもあると思うんです。

私もよく、あります。

 

しかし、相手の意見と自分の意見、相反するものがあったとした時に、

どちらもが自己主張をしてしまうとそれは「対立」になります。

「対立」になると、立場の強いものが勝ち、エネルギーの強いものが勝ちます。

その場では。

でも、その場で言い負かされた方はどうでしょう?

心の中に何が残るかといえば・・・

それは

「敵意」です。

 

敵意からはさらに敵意が生まれ、

もう何がなんでも大嫌いという負のスパイラルに入っていくと思うんです。

 

私は、どうしても対立しなくてはならない瞬間というのは

やはり人生には、あると思いますが、

99%の日々の出来事は、対立せずにうまくやっていける方法はある、そう思います。

 

思い切りケンカしても、必ずどこかでどちらかが先に折れ、そこから

一瞬のうちに仲良くなることってありますよね。

そして、どちらか一方が折れた瞬間に両者の心模様は変わりますよね。

 

ドッカーンと嵐だったのが

一気に晴れるというか・・・・。

 

あの人は許せない!

とずっと心に思っている側の方が実はしんどいんです。

 

 

私も何度も何度も痛い思いを、嫌な思いをしながら、この歳になって、やっぱり気をつけようと

思うのは、自分の主張を押し通す前に、まずは目の前の人の気持ちをしっかり受け止めよう、ということです。

どんなに目の前の人の言っていることが実はその時の自分にとって

「はあ?おかしいんじゃないの?」

「間違ってる」

と思ったとしても、まずは相手の主張を先に聴こう、と真摯に耳を傾けていくことで、その過程の中で

「あれ?さっきはすごく腹が立ったけど、この人の言うことももっともだわ。私も悪いかも??」という心の余裕が湧いてきたら占めたものです。

 

人を攻撃しないといけない立場の方が実は攻撃されるよりもつらいんです。

文句を言われるよりも、文句を言わずにはいられない立場の方が実は苦しいんです。

 

歯科という現場は、サービス業ではありませんが、患者さん対応というところでは、接遇能力をとても

問われる職場です。

また、医療はそうでないといけないとも思います。

 

そういう場に日々身を置くと、理不尽なことだっていっぱい、あるんです。

どうして?

なぜ?

だって、私は悪くないのに?(泣)

そうやって大声で叫びたいことってたくさんあります。

 

それは私達だけでなく、どんな職場でもあると思うんです。

上司と部下

取引先の方との関係。

人と人との関係は理不尽なこともつきものです。

 

でも、そこで上手にやっていくために必要なのは、「ものは言いよう」だと思うんです。

どんなことを伝えるにしても、

誰が

どんな表情で

どんな声で

どんな気持ちで

どんな物腰で

どんな目線で

応対するかで、相手の反応はまったく変わってしまいます。

 

こういうことって、きっと「まったく理屈が通っていない」ようなことなんです。

 

人と人の関係にパターンはない、です。

よって、マニュアルは応用がききません。

理論や理屈で積み上げられたマニュアルが人間に通用すると本気で思っているとしたら

それは、本当にきちんと生身の人間と向き合ったことがないからです。

人間はそんなに単純では、ないです。

 

どういう状況でも、まずは全面的にあなたの言っていることを聴きますよ、という心の様子が

きっと相手の心を少しづつ紐解いていくものではないでしょうか?

 

その心の覚悟抜きに、コーチングもティーチングもないです、きっと。

 

テクニックを駆使しているのが見えてしまうので、余計に違和感を感じます。

心にあるものは必ず相手に伝わります。

 

この人は本当に自分のことを受け入れてくれる人なのかどうなのか?

という一点を私なら見ていますし、感じます。

 

またそういう人の前だと、どんなに怒っていても、腹がたっていても、しばらく経つと心がスーッと落ち着いてきて、逆に、自分を振り返ってしまわされるような気分になってしまいます。

 

最終的に、人は理不尽は要求をする生き物です。

自分に置き換えるとわかりませんか?

 

たとえ、どんなに私が間違っていたとしても、おかしかったとしても、私の味方でいて欲しい、というのが

人間ではないでしょうか?

正しいか間違っているか、を教えて欲しいのではなく

この人は自分の味方なんだと思った時、私なら安心します。

安心すると、心模様が変わってしまうんです。

 

今は、私の味方はいない

心の拠り所がない

という人の方が多いのではないでしょうか?

それは職場でも、家族であっても、そして地域でも。

大きな話、国全体でも。

 

 

私は、どんなことはあっても、あなたの味方だよ、という存在がいないと寂しくて不安で

何をやる気力も湧いてきません(――)

それでも頑張って努力根性でやろうとすると、どうしても人に対して攻撃的になってしまったり

周囲は敵ばかり、と思ってしまうかもしれません。

 

 

何か思わず言いたくなった瞬間に

私は今、こんなことを思うように意識しています。

目の前の相手とどうなりたいのか?

本当はもっと仲良くなりたいんじゃないのか?

そう考えると、

今、相手の言っていることが、「正しいのか」「間違っているのか」ということは実はどうでもいいようなことに思えてきます。

 

人が怒っているには理由があるんです。

怒りは感情なので、感情は理屈ではないんです。

感情に対して理屈で返されると余計に怒りが増し火に油を注ぐようなものです。

 

理屈っぽい人が嫌われるのは感情に対して理屈で返されるからです。

それをやってしまうと、ほぼ100%オンナには嫌われます(――)

 

理不尽な怒りもまるごとひっくるめて、「さあ、聴きましょう」というスタンスで向き合うと目の前の相手は必ず変わります。

 

人と人とは鏡ようようなものだ

とは本当によく言ったものだと私は思います。

 

自分の心の様子のままが、目の前の相手に映っています。

要求ばかりして、計算高い心があれば、それを映した相手は逆に、絶対にやるものか、とかたくなになります。

 

「あなたのおかげよ。本当にありがとう」という心のからの思いがある時は

相手の中から、「もっと何かしてあげたいな」という気持ちを引き出してしまうんです。

 

これって、上司と部下の関係でも全く同じです。

そしてそれは男と女でも同じですよね(笑)

 

 

もっともっとと底なしに要求ばかりされる人と

かたや、「いつも本当にありがとう。今の私があるのはあなたのお陰」と心底思っている人では

どちらに多くのモノをあげたいか、という心の話しです。

 

理屈ではないんです。

理屈で動いているようで、人は面白いほど感情で動いています。

 

感情で決断し、その上にあとから理屈を乗っけているだけです。

特に女性は。

 

「ものはいいよう」という言葉ももはや死語になってきているようで、実は今の若い20代前半の人には通じない人も、いるようです。

しかし、よかった(^^)

吉本歯科医院のスタッフには、意味がちゃんと通じたようです。ホッ。

 

こういう微妙なことが「そうだよね~」と阿吽の呼吸で通じない人と日々一緒にいるのは私は結構苦痛です。

 

そういう意味を含め、改めて当院のスタッフ達には本当に感謝しています。

2011.02.26春の陽気です(^^)

あったかいです。

ポカポカした陽射しが診療室の窓から入ってきています。

昨日は東京で「春一番」が吹いたそう。

春一番が吹くと、「ああ、春がもうすぐそこだなあ」と思うのですが

毎年、その後ぐっと寒さが舞い戻ってきて調子を崩すことが多いのです(--)

みなさんも気をつけて下さいね。

 

私はこの冬まだ一度も寝込んでおらず、このまま春までいきたいと思っています。

この冬に風邪も引かず寝込まなかった人には春には特別に「風邪を引かなかったで賞」を

進呈しようと思っています(笑)

もちろん私ももらっちゃいます。

 

さあ、4月までのあと一ヶ月,なんとか体調を維持したいものです。

極度の寒さ苦手な私は、春になると異常に元気になります。

みなさんはいかがですか?

寒いとどうも調子悪くなりませんか?

私だけ???

 

今朝はもうひさしぶりにとってもいい気分で目が覚めました。

つくづく人間は心と体が繋がっているなあと感じます。

 

気分が落ち込んでいる時は、自分の実物の身体よりもずっとずーっと中に中に

引きこもって縮こまっているような気持ちになります。

逆に、感動的な出来事があったり、人とつながってるなあと身体全体で感じていたりする時には

実際に自分の身体以上に、自分の存在が外に外に大きく広がっていくような気がします。

 

私は、エネルギー満タンで元気がある時には

「想っていることは何でもできちゃいそう」な気分になってしまいます(^^)

そういう時ってないですか?

そういう時が続くと、もう一気に動かしちゃえ!!と、いろんなことに手をつけて

行動を起こすのですが、そういう時は気分がいいので

関わる人ともいい感じが続き、物事も80点くらいでうまくまわることが多いです。

 

逆に元気がない時には、

「何をやってもうまくいかないような」気分になってしまいます。

 

身体に気力が満ちている時は、そうそう不安になりませんし

ずーっと安心している状態が続きますので

本当に面白いほど、何をやってもうまくいく、のです。実際に。

 

母性型経営のキーワードは、「人と人との繋がり」そして「安心感」だと

私は勝手に思っています。

なぜならその2つが満たされた時、人間はもう勝手に外へ外へと広がっていきたがる

ものだと思うから、です。

 

解雇におびえる社員がたくさんいる会社が人を幸せにする仕事ができるはずがない

 

ということと同じです。

 

これを人間関係に置き換えると

 

人と値踏みする人はまた、自分も値踏みされている

人を押しのけようとする人はまた、自分もいつか押しのけられる

 

ということと同じですよね。

 

 私は、子供を連れて近所の「あいびき公園」というところにたまに遊びに行きます。

あいびき公園、ちょっと素敵な名前でしょ?(笑)

 

小さい子供は、母親がちゃんと見ていると

本当に安心してよく遊びます。

そして、何度も何度も私がちゃんと見ているかを確認するために

振り返ります。

そして目が合って、「見ている」ということを確認すると

少しづつ、遠くの玩具の方へと好奇心が向くんです。

 

それも本当に少しづつ、です。

「見ててね」「こっちよ」

と何度も「私を見て」「僕を見て」コールを繰り返します。

 

そうして、ずーっと見ていることが分かってくると

そのうち、こちらを振り向く回数が少なくなってくるんです。

 

安心してくるんです。

見ていてくれていることが。

 

そうすると、その後はどんどん勝手にいろんな遊具に遊びに行ったり

他の子供と一緒に遊んだり、しはじめます。

また砂場遊びに夢中になって1時間以上も熱中している時だって、あります。

 

これは面白いのですが、

逆に、子供を全然見ずに放っておくと、

ちっとも私のそばから離れないんです。

そして遊ばない。

見ていてくれる、見守ってくれている

というまなざしなしでは

不安で遊べないのです。

  

上の子供はもう大きいので勝手に遊ぶようになりましたが

それでも、やっぱり時々は、振り返って「見とってよ」と言ってきます。

 

こういうことって、大人でも子供でも同じだと思います。

職場の中で

いつも自分のことを見てくれてて、何かあtっても何がなくても声をかけあえる関係があり

目線が合う関係がたくさんあり、そしていざという時にはちゃんと『守ってくれるんだ」という

安心感があった時、はじめて人はその人が本来持っている魅力を発揮しはじめると

思います。

 

よく、今の若い人には「やる気」がなく、「アイデアもない」と

言われます。

やる気やアイデアの素になるもの、それは

好奇心です。

 

「あそこって、どうなってるんだろう」

「これはどうしたらもっと良くなるんだろう」

「あの人ってどんな人なんだろう」

こういう気持ちって、いわば「好奇心」ですよね。

 

好奇心が発露する時には

例外なく、その根底に『安心感」が支えている時だけ、です。

安心感抜きに、やる気を出せといわれても

努力しろと言われても、無理なんです。

 

 

自分に置き換えてみると全部わかりますよね?

 

人とのつながりをちゃんと感じ、安心感がちゃんと心の中にあると

どんどん自分の内面が外に広がっていくような感覚になります。

そういうことを感じた経験がある方って多いと思います。

最近は会う人会う人とそういう話になることが多いんです。

 

自分がどんどん外にひろがっていって、そして外にある人と繋がっていることを

感じていくと自分の大事な人や家族や職場の人もまた自分自身の一部のような

気がしてきませんか?

私は時々そんなことを思うことがあります。

 

物理的に言えば他人ですが、それぞれ繋がっている人はまた

自分の大事な一部だと思うようになると、人生観もまた変ってくるような気がしませんか?

 

私はうちのスタッフの誰かが何かで苦しんでいたとしたら、私もまた苦しいです。

自分の小指がどうも痛い感覚です。

気になりますし、どうにかしたいと思います。

自分の子供が高熱で苦しんでいたら私まで一緒に苦しくなる感覚と全く同じです。

そう思える存在がたくさんいて、そういう中に自分がいるということを

日々感じていると、いろいろあるけど生きてることはやっぱり素敵って思いませんか?

ようは、そう感じられる『自分」をいかに作るか、だと思うんです。

 

こういう心の内面のことって、

どんなに本で読んでも、セミナーで勉強しても、人の話を聞いても

当の本人が心の底からそう感じられないとしたら、意味がないんです。

 

「こう考えなくてはいけない」

「こう思わなくてはいけない」

とか

「人に感謝しなくてはいけない」

といった強要された考え方なら、知らないほうがまだましです。

 

全てのことは

自然発生的に自分の中から湧き上がってくるものでなければ

動くことはできないから、です。

 

社員教育に対する考え方だって、きっと同じです。

外から何を植えつけても意味がない。

その人の中からどれだけのものを引き出すことができるか、が

本当の社員教育です。

 

人の魅力はもともとあるものではなく

人に引き出されることで発生するものだと私は思っています。

だから、きちんと関わっていくことで

人はどんどん魅力的になっていくと思います。

 

うちのスタッフ達は魅力的でしょ?(笑)

心映えが美しい、ということが人の顔を作るものだとしたら

人はいくらでも魅力的になっていける存在だと思いませんか? 

 

ポカポカと春の陽気が気持ちいいのでそんなことを考えてしまいました(笑)

 

自分が日々関わる人間関係をとにかく風通しのいいものに

することをとにかく意識していくだけで、私は「人は相当幸せになれる!」と

確信しています(^^)

 

自分を取り巻く環境をいつも整えて、自分のことを大事にしてくれるような関係をたくさん

つくることって本当に大事です。

大事にしてくれるためには、やはりまずは「大事にしてもらえるような自分」でないと

難しいですよね。

特に身近な人に対しては「甘え」があり、ついついそういう自分が消えてしまいがちなのですが

やはりそんなことをしていると、後で痛い目に合います(泣)

 

自分は一人で存在しているのではなく、

目には見えないけれど自分とちゃんと繋がっている何かが確かにある、と

自覚した時、出会う人、出会う人とちゃんと付き合っていこうという

気持ちが勝手に湧きあがってきます。

 

運気を上げるためにいろんなものを身につけたり

お払いをしたり、しますが・・・・・

一番効果的でかつ、速効性があるのは

きっとこういうこと、です。

 

自分が日々関わる半径5メートル以内の関係を徹底的に整える

 

とってもおすすめです。

お金もかかりませんので(笑)

壷を買うと、結構高いです(--)

 

今日は土曜日

吉本歯科医院の2階は子供達の部屋になっています(^^)

お昼頃、近所の「かいとくん」と「やまとくん」が

遊びに来てくれました。

小学生のお兄ちゃんがやってきて子供達大興奮(^^)

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2011.02.24伝えたいこと

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22日火曜日の夜、香川中小企業家同友会で「母性型経営のススメ」をお話させて頂きました。

今まで一番、スッキリ話せた感があり、ちょっとご機嫌のマネージャーです。

 

こういう会でお話させて頂くとき、私は一応、お話したいことを何点か書いて

レジュメを用意しているのですが、毎回のことですが、話しはじめて1分で、レジュメは

吹っ飛び、マイワールドに入り込んでしまいます(笑)

 

本当に心の中にあることしか話せないし、

思っていることしか話せない

また、

実際に体験したことしか話せないので

やっぱりレジュメはいらないなあ・・・と改めて思った次第です。

 

今回は、男性8割女性2割だったので、ちゃんと聴いてくださるかなあと

ちょっとドキドキで参ったのですが、みなさん本当によく聴いて下さって

私はすっかり気持ちよくなってお伝えしたいことをたくさんお話させて頂きました。

 

最後にみなさんとお話をさせて頂いたのですが

とてもうれしいことが、ありました。

「私も、同じような気持ちで毎日やっています。

今日は本当に嬉しかったです」と

熱い握手をして下さったこと、そしてその瞳がとってもまっすぐで

気持ちがよかったこと。

 

思い切ってなんでも話してみるもんだ、とまた思ってしまいました。

 

「こんなこと思ってるんだけど、みなさんはどうですか?」

というような心の内面の話って、思い切って話してしまうと

こんなに共感してもらえるもんなんだ、と新しい気づきです。

 

その日は夜遅くまで懇親会。

11時を回ったころ、子供を義母の家に迎えに行かなくちゃいけないことを

すっかり忘れていた私に、「帰れコール」(--:)

はっ、そうだ、子供がいたんだ、と思い出す私(苦笑)

こんなこと、よくあります。

よく母に「あなたは、母親失格」と何度も怒られます。

そう、本当にごめんなさい。。。。。

 

そして、翌日、水曜日、大阪に行ってきました。

それは藤本誠先生の個展を見に行くため。

「さぬきの方言展」です。

ややこしい大阪の地下鉄に迷いながら行ってきました(^^:)

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大阪に住んでいる香川県出身の方がたくさん見にきていました。

懐かしいなあ・・・とか

これ?わかる?と横の人に聞いてみたり

ニヤニヤしていたり

やっぱり方言って、ホッとするんですよね。

私も、方言を聞くとホッとします

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 これは私が一番好きな作品です。

ポストカードにしてもらっちゃいました。

人生は3万日の宇宙旅行や!

と書いています。

宇宙旅行で出会う人とは全て縁があり、その縁をきちんと繋いで

3万日が終ったら、また次の星へ行ってしまうんだよ~

という夢とロマンのお話。

素敵でしょ?

週末土曜日までやっていますので、大阪の方はぜひご覧下さい。

堺筋本町駅の6番出口でてすぐの

新日本印刷クリエイトタワーです。

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この、あやしいおっちゃん。

実は私の叔父です。

この冴えない感がいい感じでしょう?

私は「おっちゃん」と呼んでいます。

 

私の叔父は長年大阪で、私は大阪に行くたんび、この「おっちゃん」と三十分でも時間があれば

会うのですが、実は大好きなんです。

身内の中で一番好き。

母より父より、誰よりも近いかもしれません。

子供の頃から、もうどうにもこうにも八方ふさがりで苦しくなると

いつもこの「おっちゃん」がそばにいてくれました。

 

子供心に

なんでこのタイミングでこの「おっちゃん」はここに来てくれたんだろう?

と思っていましたが、今思えば心配で駆けつけてくれていたんだろうと思います。

 

私がこの「おっちゃん」をそれほど好きな理由

それはきっと私が大好きだった亡くなった祖父にそっくりだからです。

祖父の子供なのでもちろん似ているのですが

最近は言うことや行動まで祖父に似てきました。

 

私はこの「おっちゃん」には何でも話します。

人には言えないような秘密話だってこの「おっちゃん」には話をしてしまいます。

 

「おっちゃん」は、どんな話をしても

そのことが「正しい」か「間違っているか」を言いません。

それよりも、私の気持ちの方をいつも優先してくれます。

なので、話をしていても延々続くんです。

感情の話がちゃんと普通に通じていくので

お茶を飲んでてもあっという間に時間が過ぎちゃうんです。

 

「おっちゃん」と「めいっこ」

この不思議な関係ですが、

心のよりどころになってくれていることには間違いありません。

 

もう少しイケてる「おっちゃん」だったらいいのですが

この冴えない感がこれまたいいのかもしれません(笑)

2011.02.17母性型経営勉強会

昨日は「母性型経営勉強会」でした。

不覚にもまた涙を流してしまう、そんな出来事がありました。

 

それは参加者の中のお一人

サプライズファクトリーの上原訓さん。

 

今回は勉強会の最初に上原さんの作った6分間の映像と音楽を

披露してくれるというサプライズがありました。

 

一体どんなものなんだろう?

とワクワクしながら、映像がはじまりました。

 

映し出されるのは言葉だけ、そして、流れてくる音楽だけ。

 

テーマは「ありがとう」

 

このビデオは、上原さんがある会社に感謝の気持ちをどうしても伝えたくて

一晩で作り上げたもの。

その会社は介護用のシューズを作る会社

徳武産業さん

http://www.tokutake.co.jp/

 

 

上原さんは自身のお父様が脳梗塞になり、失語症、半身不随になってしまった時に

このシューズに出会い、お父さんはこのシューズのお陰で

自力で歩くことができるようになったそうです。

 

・・・ここまで流れてきた段階で私はつい先日なくなったばかりの父の状態と

完全に重なってしまい、また涙が溢れてきてしまいました。

 

言葉が話せなくなり、半身不随になったお父さんは

それでも近くの神社までなんとか自分で歩いていこうとするのですが

やはりうまく歩けず、転倒し血まみれ泥まみれになって家に帰ってくることが

あったんだそう。

 

その時に、息子である上原さんは

「おやじ、もう散歩に行くな」ときつく言うのですが、

お父さんは文字版に「自分の足で歩く」と書き、どうにかして

自力で歩こうとしたそうです。

 

何年かしてお父さんは肺炎で亡くなってしまうのですが

お父さんが書いた文字版には「じぶんであるく」と書いているのが

残っています。

 

上原さんは、お父さんが最後まで自分の足で歩くことができた

このシューズを作ってくれた会社に心からの「ありがとう」の気持ちをこめて

この6分間の言葉と音楽だけのビデオを作り、徳武産業の社長さんに送ったそうです。

 

すると、感動した社長さんは

そのビデオを関連の介護施設やいろいろな方に

見せたそうです。

 

その感動の渦が人から人に伝染し、中日新聞の記者さんの目に留まりました。

ある日の新聞の一面トップに、この徳武産業さんのことを取り上げました。

さらにその新聞を見て、テレビ局が取材にやってきたそうです。

そしてその様子が、2月22日の「ガイアの夜明け」で放送されるんだそう。

すごいですよね。

人の心を打つ感動は伝わっていく速さが違うんですね。

 

徳武産業さんの「あゆみシューズ」は私も父がリハビリをしていたので

その存在を知っていましたが、そんな素敵な会社だとは知りませんでした。

 

この6分間のビデオを私はどうしてもうちのスタッフに見せたくて

早速、当院の定例ミーティングで上映してもらうことに

お願いしました(^^)

 

定例ミーティングは

3月10日(木)11時~13時 吉本歯科医院にて

「私も見たいわ」という方はどうぞどうぞ大歓迎ですので

お知らせ下さい。一緒に感動に渦に巻かれましょう(笑)

あ、ご一報下さいね。

info@8181118.com

 

 

会を重ねることに、勉強会で一緒に学ぶ人同士の関係性が深まっていっているのを

肌で感じます。

気持ちを通じ合わせたい、という想いが根底にある人同士が同じ場に集うと

その時間は本当に心が浄化されるような不思議な感覚になります。

 

人と人同士がちゃんと関わり合うことによって

また、明日も頑張ろう

生きてるって素敵かも??(^^)

と感じられるのは、人間だけが味わえる醍醐味かもしれません。

 

来月は主宰者の都合により

3月17日(木)午後6時半~8時半になります。

木曜日ですのでお間違えなく。

 

もちろん、どなたでも参加は可能です。

詰まるところは仕事も人生も「人と人」でしょう・・・と思われる方はどうぞ

ご参加下さいね。

2011.02.09じわじわと

先日書きましたが

先月末に、私の父が亡くなりました。

 

2年前に脳梗塞を患いその後、後遺症として身体の半身がほとんど動かず、また、言葉を発する機能も壊れてしまう失語症になっていました。

 

あれほど人と話すことが大好きだった父ともう二度と話をすることができないということと、もうこの世には父はいないんだという現実がだんだん時間を追うごとに実感してきています。

 

親の死、というのは何か特別な想いがあります。

 

生きていてくれている時は、「居てくれてあたりまえ」なので、特に何も意識することはなかったのですが、死んでしまって肉体がこの世から消え、もう本当にどこに行っても会えない、と思った時、私は今まで生きてきた中で体験したことのないような寂しさを感じました。

 

誰しも行く道だとわかっていても、心の中に生きていると思ってはいても、やはり寂しくてたまらないのです。

 

父が息を引き取って、その後、お通夜や葬儀、そしてバタバタと父の周辺のかたずけやお世話になった方へのご挨拶。

 

普段は遠くに住んでいる兄と一緒に、父の思い出話をしながら故郷の松山に行ったりいろいろな役所の手続きをしてみたり。

 

そうやっている間中も兄も私はずっと父の魂がそばにいるような不思議な感覚でした。

 

そう思いたいからそう感じるんじゃない?

と言われそうですが、確かに視線を感じていて、

なんともいえないあったかい眼差しをこちらに向けられているような感覚です。

 

亡くなってから49日間は、あの世にいかず、この世で魂がいて、見送ってくれる人達のことを見ているんだと私は小さい頃から教えられてきました。

 

でも、それはきっと本当にそうなんだな、と今感じています。

 

49日間は、亡くなった父の前に毎朝、ご飯とお茶と、そして夜には大好きだったお酒とするめ?をお供えしお線香を絶やさないようにします。

 

そんな姿を見て子供は、「おじいちゃん、お酒飲みよん?」「おじいちゃん、美味しい言よん?」と、不思議そうに見ています。

 

私は子供の頃から祖父母の家で過ごす時間が多かったのですが、毎朝仏さんにご飯やお茶をお供えして、夜眠る時には、「ご先祖さんに、お休みなさいを言ってから眠る」というのが日々の習慣でした。

 

生活の中で「それが普通」であり、夜ご飯の会話の中には、祖父母の会話のはしばしに、「悪いことをすると地獄に落ちる」とか「天の神様が見てる」といったことが飛び出し、子供心に、目には見えないけれど、空の上から全部お見通しな大きな「何か」の存在を感じていました。

 

とは言っても私は、何か特別な信仰を子供の頃から持っているわけでは、ありません。

 

死んだら魂はあの世に行くのか?それとも肉体が終ればそれで骨になって、終わりなのか?それはわかりません。

 

目には見えないので、証明することはできません。

 

でも私は、「魂はある」「あの世はある」と思い込んでいます。

 

たまたま縁あってこの父の娘として生まれて、すったもんだして反発したことも、今となっては「それがあったから今がある」と思えます。

 

父の想い出は、今は、いいことしか思い出せません。

 

兄は私以上に、父に反発し、早い時期に父の元を離れました。

 

父が倒れてもまだ反発は消えず、「おやじの人生だからしょうがない」と言っていました。

 

しかし、告別式で最後の出棺の時、父の顔に抱きついて「何もしてやれずごめんな。ありがとう。ありがとう。」と誰よりも泣き崩れた兄を見て、私の兄に対するわだかまりは一瞬で消えてしまいました。

 

男同士で素直になれない気持ちを汲み取ってあげられなかった自分を恥ずかしいとその時思いました。

父や兄のつらさや淋しさを全くと言って理解してあげられなかった自分に後悔ばかりです。

 

 

親の死は、何よりもの教育だと言いますが、その意味がなんとなくわかるような気がします。

 

残った私は、自分の残り時間をちゃんと生きてやろうって思わせてしまうんです。

 

これは本当に不思議です。誰に何を言われるより、どんな本を読むより、自分の中の魂がそう叫びだすんです。

 

そうでないと、先にいった人が悲しむような気がするんです。

 

父が逝ってしまって、まだまだ寂しいです。それでも日々忙しく時間は過ぎていきます。

 

夕方時、子供を迎えに行く車に乗っていると、陽が沈もうとしています。

そんな時、涙が溢れてきてしまいます。

車の中なので、誰も見ていないし聴こえないので号泣です(--:)

 

でも、しばし泣くとすっきりして、「さ、ご飯作ろう!」と妙にあったかい気持ちがまた湧きあがってくるんです。

 

自分だけで考えて、自分だけで動いて生きているように思っていた時期もありましたが、つくづく私は、親や兄弟や家族や、職場の人や、そして大切な人達に支えられて生きていることができているんだな、と感じます。

 

つい先日、お通夜にも来て下さったある方とお会いしてお話をしている時に、こんなことを教えてくれたんです。

 

「お通夜の時、マネージャーの近くでお父さんがニコニコしていましたよ。マネージャーの体のことを心配していましたよ」って。

 

それは聞く人によっては、「そんな馬鹿な」と思うようなことかもしれません。

 

でも、私はその時その人の言葉がスーッと心に入ってきたんです。

 

「ああ、そうなんだ」と。こういうあたたかい気持ちが今、私を動かしています。

 

 

もうまもなく父が本当に上の方に行ってしまう頃には

本当にスッキリして「じゃ、また」と思えるような気がしています。

2011.01.042011年です

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新年あけましておめでとうございます。

 

吉本歯科医院、本日より診療スタートです。

今日の診療室は、新年のご挨拶からはじまり、なんだかお目にかかる

患者さんみなさんのお顔が心なしか穏やかで柔らかい雰囲気を感じます。

新しい年のはじまりなので、誰しも無意識に人に対して優しくなっているのかもしれません(^^)

お天気も良く、いいスタートを切れそうな予感がしてきました。

 

今年一年もどうぞよろしくお願い致します。

 

2010年は、私にとってそして吉本歯科医院にとって

表には見えない部分をきちんと整えていくことで、外側が勝手に整っていく

ということを実感した一年でした。

 

心の中と、起こる現実はいつも連動しています。

 

吉本歯科医院を動かしている私達の心の中が不安で乱れている時は

起こる現実もやはり同じように乱れ、いろいろな事が起こります。

 

しかし、中にいる私達の心の中を整え落ち着けていくことで

現実に起こることも、また大きく変ってきたと思います。

それは、とても良いものに、変ったと思います。

 

多くの時間を一緒にいる人達との関係が風通しが良く

嫌な空気を出す存在がいない、そんな場があるということが

たぶん、居心地がいいひとつの理由かなと思います。

中心にある小さな部分をあたためることで、その熱が勝手に伝わり全体がポカポカしてきた

という感じです。

 

いつも一緒にいる存在を大切にしよう

つまり、社員やその家族、関わって下さる方との出会いを

偶然ではなく、必然的に出会っている存在なんだと

信じていくことで、そんな気持ちは勝手に湧いてきます。

 

その人に出会っていなかったら自分の運命はこうはなってはいなかった

と思えるような人との出会いの積み重ねで、自分の人生は

できていると思います。

人は一人で生きているようで実はそうではなく

すべて周囲との関係性で影響しあって生きています。

 

運命的な大きな出会いを感じちゃう人もいれば、

出会った時はそうは思わなかったけど、今となってみれば

「あの日この人に会ってなかったら今はなかった」と気がつかされる

出会いまでいろいろ、です。

 

また、会おう、会いたいね、という言葉を交わしてはいても

結局会えずじまいでそのまま、という関係もあります。

それは縁がなかった、というか

会う時期が違っているというように思うようになりました。

 

そして運命的に出会ったと直感した人には

もう命尽きるまで徹底的に大事しちゃおう、と心底思うようにもなりました。

 

それが合っているか間違っているかどうかは

死んでみないと分からないですが(^^:)

勝手にそう思えるようになると、人との関係や起こる事に対する問題も

ほとんどのことは解決に向かうような気がします。

 

身心ともに自分の状態が悪くないという時は

静かな湖のように心の中がシーンとしています。

そういう時間を感じる瞬間が私は至福です。

普段動き回っているぶん、静かな静かな時間や瞬間がよけいに

大事に感じます。

その瞬間が一日に夜寝る前に10分でもあれば、いいんです。

身体が本当に緩んでいるのがわかるので、翌朝の目覚めもまた違います(笑)

 

こういう心模様で、いろんなことを決断していくと

よほどでない限り、その選んだ方向に間違いはない、と思います。

全体がいい方向にいけるように勝手にコトが動くようになっているんじゃないかと

驚くほど、です。

 

ふと、考えます。

私達の身体の中には、おさるの時代から脈々と続いてきた遺伝子が

あります。

本を読んで知識を集めなくても、きっと上手に生き抜いていく

知恵がたくさんその遺伝子の中に組み込まれていると思いませんか?

 

本当に困って、これは大変なピンチで、どうしよう?

って時に、その遺伝子は発動してくれると私、思うんです。

 

おかしな方向に行ってる時は、トラブルが起こったり、妙な事件が起こったり

人との関係がおかしくなったりと、何かしらの衝突が必ず起こります。

気がつけよ、とサインを送ってくれるんです、きっと。

 

いい方向に向かっている時は、

背中を誰かが押してくれてるの?と思うくらい物事がスムーズに進みます。

びっくりするほど動いていても、意外に平気だったりもします。

 

たぶん、それが正解です。

 

2011年は、個人の時代だと言われているんですって。

個人というのは、よくいう個人主義の個人ではなく、

こうして生きている一人一人が、

自分の人生は自分でちゃんと生きるんだって

決めることだと私は思います。

ダラダラしてるのではなく、一生懸命生きようとしている人同士だから

ちゃんと関わっていけるということがある、

まともな対話を交し合えるということがある

そう思います。

 

 

誰かがこう言ったから

とか、

世間がこうだから

とか、

そういう軸ではなく、

 

自分の心と身体が本当に満たされてるなって感じる状態を

自分で作っていくことだと思います。

 

自分の心の中や内面は人からは見えないと思いがちですが

ある程度の年を重ねれば、内面はすべて表面に出て目に見える、そう思います。

年を重ねれば重ねるほど顕著に目に見える。

 

心がいらだっている時は目に、そして表情に。そして態度に出ます。

心が落ち着いている時もまた見えます。

 

自分も人をそう見えるように

人からもそう見えている、そう思います。

 

内面=表面

はすべて連動しています。

 

そう考えると、もはや、隠せない、と思いました(笑)

若い頃は、十分に表を取り繕えば隠せると本気で思っていましたが

見える人には全部見えるし、

隠しようが、ないんです。

 

人がどんなことを想っているのか

というのは

結局、日々やっていることにすべて表現されています。

 

隠しようが、ない。

 

そういう意味で、本当に社会にとって本当に必要でないものや

嘘のものは、自然淘汰されていくのかもしれません。

 

より人間らしく生きる一年にしたいと

思います。

 

12月29日の吉本歯科医院忘年会の様子です。

花樹海にて、お風呂に浸かってからの宴会でした。

 

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バスがお迎えに来てくれるんです。

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展望温泉

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お風呂あがりの子供たちが宴会会場へ

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チビも一席(^^)

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うちの医院をいつもピカピカにして下さるお二人。

みんなのお母さん的存在です

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お子様ランチ

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すっぴんの森下母娘(^^)

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 吉本歯科医院の大事な子供たち

 

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佐伯さんと加島です。

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お風呂あがりの杉本です。 

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たなかあやか、です。

 

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植村歯科技工士。

 

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システムのメインテナンスをして下さっている出渕さんと、

当院のクリスマスの飾り付けを毎年して下さる患者さん、愛称「まっちゃん」

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お肌の救世主、佐伯みち子さん。

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ゲームの最中

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いちゃいちゃしています(^^:)

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 笑っております・・・ここは。

 

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「あなた達~かさかさじゃないの~~~(><)」

佐伯さんがみんなの手に魔法のローションを刷りこんくれているところ。

「いや~ん、気持ちいい!!」

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「たまりませんっ」(笑)

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小田裕子と植村さん

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今年もおつかれさまでした・・・と一年を終了しました(^^)

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