吉本歯科医院

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吉本歯科医院について

2010.12.18貼ってみました(^^)

今朝こんなものが届きました。

calender1.jpg

うちのスタッフたちが登場する吉本歯科医院卓上カレンダー(笑)

誰がもらってくれるんだ??とみんなで大笑いしたのですが

登場している本人たちは嬉しいものです。

うちのコンピューターのシステムをいつもメインテナンスして下さっている

プログラマーの方が、「ちょっとシャレで作ってみたよ」と送ってくださったんです(^^)

時々、びっくりするようなものを作って驚かせてくれますが

今回のサプライズは卓上カレンダーでした。ビックリ(><)

 

みんなの表情がとっても綺麗に撮れている写真だったので

思わず待合室に貼ってみました(笑)

kabe.jpg

これを撮影した当日はみんな朝から美容院に行って髪を整え

メイクまでしてもらっちゃった日なので、相当いい感じになってます。

 

ここは患者さんを診療室にご案内する時に必ず通る場所なので

自分で自分の顔が見えますよね?

「あれ?私ってきれいにしてたらこんなにきれい??」と

いつも思い出してもらおうという魂胆なのです(笑)

さらにこの先に進めば大きな鏡をかけてあるので嫌でも自分の顔や髪が

うつってしまいます。

「やばい!私の髪、ぼさぼさじゃない!!><」と気がつくでしょ??

 

ですので当院にお越しになる患者さんも

この写真を見ていただき

「あれ?あなた、写真とだいぶ違うけど・・・」と突っ込みを入れて下さって

結構です(笑)

刺激になりますので。。。

 

女性はこ綺麗にしていたほうが、得です(^^)

自分に言いきかせているところが大きいのですが。。。。(--:)

xmasbook.jpg

さらに、もうひとつ嬉しい贈り物。

先日、関西から見学にお越し下さった歯科衛生士さんから。

うちの全てのメンバーの名前を覚えていて下さっており、あったかいメッセージを

送って下さいました。

一月にまたお越しくださるんです。

とっても、楽しみです。

 

誰かを喜ばせようと、その想いをカタチにしてくれている時って

贈る方も、贈られる方もとても幸せな気持ちになります。

それは気持ちを伝え合いたいということの表れなので

なんだかあったかい気持ちになってくるんですね。

 

もう12月も半ばになると

患者さんやまた、お会いする方とも

「今年もう最後ですね」

「では、よいお正月を」「よいお年を」

「また来年会いましょうね」

と言葉のやりとりをします。

 

12月から1月に変る、年を越すということは

何か特別な感じがします。

11月から12月はどうってことないのに、不思議ですね。

節目を大事にしたいということなんでしょうね。

 

ただ、私は思うのですが、こういう「よいお年を」「今年もありがとうございました」という

言葉を交わす時には、人はなんとなく誰しも優しい気持ちになっているような

気がします。

当院の待合室でも、そろそろそんな言葉がやりとりされているのですが

やはりみなさんお帰りになる時は、とてもいい表情で帰っていかれます。

 

そういう意味で

私は12月という月は好きです。

それも押し迫ってくる時期が大好きです。

バタバタするけど、なんだか気持ちがいつもよりも優しい気持ちになれる気がします。

みなさんは、いかがでしょうか?

2010.12.06講習会

昨日は大阪に研修会に出かけてきました。

朝10時、講師の先生が入ってこられいきなり

「では、みなさん、体をちょっとリラックスさせるため腕立て伏せをしましょう^^」と(笑)

うでたてふせ、ですか・・・・?(--)

 

そして一斉に腕立て伏せをはじめる受講者・・・。

私は10回くらいで腕がヒクヒクです。

もうやめていい??とすがる様な目で講師を見る私。

「じゃあ、あと15秒」と言われた途端に

「15秒なら頑張るか」とセッセと頑張って腕立て伏せをしました私。

 

腕立て伏せひとつにしても、

「今からいいと言うまでやり続けなさい」と言われここで終わり、と決められなければ

苦しみが続けれど、「あと1分」と言われた瞬間に、「あと1分なら」と苦しみが

消えます。

 

昨日の講習会はこんな感じではじまりました。

詳細はまた後日まとめて書きますが、

人間の脳には自分に関するすべての情報がつまっており

本人が必要とする時には必ずその情報は脳から発信され身体にサインを送っているそうです。

 

それを自分でキャッチすることができればあらゆる症状は自分で解決の糸口は見つかる

ということを実践していくという考え方を全国の医師や歯科医師そして治療家、医療に関わる人に

教えている、そんな先生です。

 

 

やはり、噛み合わせを軸に治療を考えられ

歯と全身との関わりを勉強されている先生方がたくさん

来られていました。

 

例えば

「あなたにガンが見つかりました」と宣告された瞬間に

身体がだるくなりそんな気になってしまい寝込んでしまっていたのに

「あれは間違いでした」という一本の電話で一瞬にして元気になったという人が

います。

 

または、

月末に社員の給与を振り込めないほど資金繰りに苦しんで胃に穴が空いてしまった

社長さんに、

「いくら足りないの?出してあげる」と差し出してあげた瞬間に胃がもとに戻ったという人が

います。

 

またサッカーをしている人で

足の指を折っているにもかかわらず大事な決勝の試合に出場し

必死になって戦っている時は痛みをほとんど感じなかった。

試合が終った途端ものすごく痛くなってきた。

 

こういう例って、なんとなく感覚としてわかるような気がしませんか?

 

つまり病気や症状の半分は自分の脳の中で

作られてるんだ、ということです。

同じような状態だったとしても、その人の受け止め方や考え方によって

病気や症状の感じ方も全く違ってしまう、ということです。

 

私達は今回の講習会は、当院院長が行っている「噛み合わせ」に関する考え方

を深めるために参加したのですが、内容の濃い一日が終った後に得たものは

改めて人間はすごい、もっと言えば人間の身体は本当に完璧にできている、ということを

信じることができた講習会でした。

 

お昼休みの時間もすっ飛ばしそうな勢いの迫力のある講習会でしたが

夢中で聞き入ってしまいました。

 

当院院長がいつも患者さんにお話している

「歯は常に、死ぬまで動き続ける」

「噛み合わせは、常に変り続けている」

ということも理屈ではなく、目の前で実際に見て感じ、腑に落ちました。

 

歯が痛い

歯が違和感がする

噛み合わせ異常

噛み合わせに違和感がある

顎関節症

顎が痛い

口が開かない

カクカク音がする

入れ歯が合わない

入れ歯が痛い

歯軋りがひどい

くいしばりがひどい

前歯が出てきた

下顎が出てきた

歯並びが悪い

 

そんな時にまずはその悩みを一番に相談する相手は歯医者さんです。

しかし、もし歯医者さんにいったとしても治らなかったり

原因がわからないといわれたら

どうでしょうか?

 

転々と他の歯医者さんを巡りめぐりますよね。

そして最後には大学病院に駆け込むのですが、それでもいっこうに良くならない。

 

当院にもそういう患者さんは毎日たくさんお越しになられますし

メールでのご相談の数も減ることは、ありません。

 

歯医者さんに行くたびにどんどん悪くなっているのではないか?

歯医者さんを転々としているうちに、最後にはどうにもならない状態にまでなってしまった

という患者さんがこんなにも後を立たないのは、なぜでしょう?

 

今の保険制度にも問題がありますが

今回の講師の先生は、それだけではない、と強くおっしゃいました。

 

自分の体は自分で守る

責任を取るという意識を持たない限り、

どんな病気も治ることはない、と。

 

医療に関わる人は、患者さんご自身がそのことに本当に気がつくための

お手伝いをすることがその使命なんだ、とお話されました。

 

とは言ってもねえ・・・とつぶやく受講生の前で

本質的なことを一言。

 

体に起こっているいろいろな問題=脳の状態

とするならば、

その脳の情報をキャッチしているセンサーとなる部分が

人間には3つ、あるんだそう。

それは

①うぶ毛

②噛み合わせ(口腔内)

③目

です。

 

①のうぶ毛ですが、みなさんもうぶ毛が体中にありますよね。

腕のうぶ毛、うす~いほそ~いそのうぶ毛を指先で少し触れるか触れないかでも

その感覚は察知できますよね。

ゾゾゾっとするか

じわわ~っとするか

いろいろだと思いますが、ほんの少しの刺激でも、反応してしまうのが人間です。

 

そして②の噛み合わせですが

例えば口の中に、髪の毛一本が入ったとした瞬間いかがでしょうか?

瞬時に違和感を感じませんか?

砂が少し混じっていただけで違和感を感じませんか?

歯科の治療で言えば、ほんの数ミクロン削っただけで違和感を

感じてしまうのが人間だそうです。

 

③の目、ですが、

これは私は一番よく分かる部分だと、思います。

目はすべてを表わすと言いますが、

さまざまな情報を全部外に現しているのがこの目です。

 

ほんの些細な刺激、微妙なことに敏感にわかることができる

ということが、つまり「センサー」ですので

明らかに目に見えて変化が分かる、というものではありません。

 

昨日は講習の中で実践、実践、実践の連続だったのですが

一日中ずーっとこういう実践体験をしていくと

いかに日々、感覚が鈍っているかということに気がつかされます。

微妙な感覚は、常に意識していなくては

どんどん鈍ってしまうんですね(><)

 

 

脳の情報をキャッチしているセンサーが

この①~③だとしたら

その②を扱っているのが、「歯科」です。

実は体にとってものすごく重要です。

 

最近でこそ、歯と全身のと関係がうたわれていますが

やはりまだまだ、

歯=虫歯で削って詰める

歯が抜ける=入れ歯、インプラント

くらいの関心しかないのが現状だと思います。

 

昨日の講習の中で私が一番夢中で聴きいった部分は

 

病気や症状の治療を行うときに

一番最初に考えなくてはならないのは

「私達は体の一部を地に接して生きている

ということ、です。

当たり前ですが、そんなことを日々考えて生きてる人なんてそうそう、いません(--)

 

地球上に生きている限り、私達はたってても、座ってても寝てても、あるいは

よつんばいになっていても、その体の一部は地に接しています。

その地に対してきちんとバランスが取れた姿勢でいればいいのですが

そのバランス軸が崩れるとその影響は全身におよびその結果さまざまな症状を

引き起こすというものです。

 

昨日の講習の中で筋肉反射という実践を何度も何度も行ったのですが

私達の体というものはほんのわずかでも異常があれば何かしらの反応が

筋肉、という部分に出てしまうんです。

筋肉のない私でも(笑)

その反応の出方は何度も繰り返していくと、すぐにわかるようになります。

はじめは鈍ってた感度も、何度も繰り返すうちにだんだん研ぎ澄まされるのでしょうか?(笑)

意識を集中していくと、瞬間に誰でもわかるようになってくるんです。

とっても面白い実験でした。

 

私自身のケースで言えば、

私は全体的にかみ合わせがもともと悪く、現在もかみ合わせの治療中(ゆるやかに)

なのですが、通常の場合は奥歯でモノを噛めないんです。

噛み合わないといえば正解でしょうか?

 

それが、昨日、講師の先生のちょちょっとした体のバランス軸の調整を行なうと

なんと奥歯でしっかり噛み合えるようになるんです。

さらに、奥歯で噛めないということ重力のバランスが取れていないことなのですが

そのバランスのズレが原因で右の膝に故障が出ているんだということまで

突き止めてしまいました。

 

ここ半年ほど、右の膝の裏が神経が触るように痛む時があって

何度か治療院にもいったのですが、症状は良くならずそのまま

ほうっておいた部分でした。

 

先生に調整をしてもらい膝をあっちこっちに動かしてみたところ

嘘みたいに痛みが消えてました。

膝の痛みにコンドロイチンでも飲もうかな、と思ってたとこですが(--)

そういう問題では、ありませんでした(泣)

 

これはほんの一例ですが

昨日実際に目の前で講師の先生がやってみせてくれたことは

よくよく考えてみたら

「そりゃ、そうだよね、あたりまえだよね」という内容のことでしたが

すっかり今の西洋医学の常識に入りこんでしまっていると

なかなか素直に受け止められにくい参加者の先生方もいらっしゃったかなと

思います。

 

私達の脳は、否定するとその方向へと向かうそうです。

逆に、「いいようになりたい、良くなりたい」と素直に脳が思うと

その方向へ体もなっていくんだそう。

 

こういう話をすると

ついオカルトっぽく想像されがちですが

私はもうまったくその通りだと、思います。

 

1%でも疑心があれば、私はどんなことをしても病気は治らないと

思うし、治療を受けてもいい方向には向かない、そう思います。

80%信じるけど、20%は疑っている、ということは

ありえません。

信じ切れているか、どうか、だと思うんです。

それは人が生きるどんなことに対してでも、です。

 

信じるものは救われる

という言葉は、きっと正しいです。

 

・・・と書いていたら

福岡からお久しぶりの患者さんがお越しになりました。

そしてまさに、「信じるものは救われる」という言葉を実践しておられる方。

S様です。

 

Sさんとの最初の出会いは、東京からこの四国に転勤してこられた時です。

今からもう数年前になります。

 

最初の当院院長との出会いからもうずっと通ってくださっています。

昨年広島に転勤されたのですが、

「吉本院長の治療が自分のモノサシになってしまっているので

他には怖くて行けない」と、おっしゃってくださり

今日も広島からお越しくださいました。

 

Sさんが過去のことを振り返られしみじみおっしゃられたのは

「武道をずっとしていたので歯が故障することは多く、歯医者だけは

もう数え切れないほど行きました。

東京にいる時も、数え切れないほどの歯医者に行きましたが

吉本先生ほど、丁寧に建設的に、いいこともそして悪いこともきちんと説明して

くれる先生はいなかった。

先生は治療までのプロセスがもう全然違っていた」

と、嬉しい言葉を頂きました。

 

また、もうひとつSさんが驚かれたことがあったんだそうです。

それはたまたま私達吉本歯科医院のスタッフがミーティングをしていた時のこと。

Sさんが時間外での診療に急きょお越しになった日でした。

Sさんの治療を院長が行っている時に

私達スタッフは、患者さんへの対応について講師の先生から

いろいろと指導を受けていた最中。

 

Sさんは驚かれたそうです。

「え?歯医者さんでそんな細かい教育をやってるんですか?」と(笑)

それもこんな田舎の・・・あっすいません、という感じでしたが(><)

 

ご自身の多くの人を抱え、まとめていく立場の方。

教育の大切さを身をもって実感されておられます。

 

人の教育にお金と時間をかけ、大切に育てるということの

価値をよく知っておられるんです。

 

Sさんは最後にこうおっしゃってくださいました。

「治療はもちろん信頼しています。しかし、その治療周辺にある

スタッフの対応や教育にまで気を行き届かせていることに

深く感銘を受けました。

全国どこに転勤になっても、必ず通いますよ」と(^^)

 

嬉しいですね。

思わずお迎えの車をみんなで手を振って送ってしまいましたよ(笑)

また来て下さいね~~なんて、声をかけるのはおかしかったですが。。。

 

お写真を公開できないのが残念です。

 

こういう患者さんからのあったかい声を聞くと

私は本当に嬉しくなりますし、吉本歯科医院にいる人間すべてを誉めて頂けると

「やった~~!!」と心の中で叫んじゃいます(笑)

 

院長だけの治療がどんなに素晴らしくても

こんな言葉は絶対に頂くことはできません。

当院院長の治療が患者さんに100%も120%も伝わっていくためには

そのプロセスとして受付での対応があり、カウンセラーの説明があり

歯科衛生士の対応があるわけです。

その全部が連携できてはじめて、

「あの先生、すごいね」と言ってくださるわけです。

 

Sさんが帰られた後、みんなにSさんの言葉を伝えると

やっぱりみんな嬉しそうですし、午後のテンションも違うんです。

不思議です。

あったかい言葉や、ほほえみは、人を確実に優しい気持ちにしてくれると

思いました。

harumikami.jpg 

 当院カウンセラーの森下家から「かに」が届きました(^^)

昼休みにゆでで食べました。

この顔が通常です↑(笑)

ayakakami.jpg 

ひたすらかにを口に入れる田中衛生士。

美味しいものを食べる時は夢中です。

mokokokani.jpg

受付の樋口です。

いきなりのカメラに戸惑っております

manamikami.jpg

杉本衛生士、かぶりついております。

かにを食べる時も、「うふふふ」と笑っております。

2010.12.04好きこそものの上手なれ

好きこそものの上手なれ

という言葉がありますよね?

人間好きなものに対しては言われなくても勝手に、そう自然に研究心や向上心が

湧き上がってきてしまいあれこれ自分で工夫して努力も努力と思わなくなる、ということでしょうか。

 

先々週ちょうど高校時代の先生に会いました。

なぜかうちのニュースレターをどこかで読んで下さって、ひょっこり来て下さったんです。

ちっとも変ってません。

 

懐かしい話をしていると当時の思い出がいくらでもよみがえってきましたし、また、

先生の当時の思い出話を聞くと私は昔と何ひとつこの極端な性格は変ってないんだなあということ

を改めて感じます。

人間成長しているように見えて、実は根本的な性質はそうそう変らないのでしょうか??(--)

 

私はよくうちのスタッフにはどんな子供だったの?とか、どんな学生時代だったのとか

聴きたがりでよく聞くのですが、みんなそれぞれ本質的な性質は変ってないんだろうなあということを

感じます。

 

好きなことには死ぬほどのめり込んで夢中になるけど

好きというアンテナが反応しない時はビクとも動かない、こんな性格です(笑)

一緒に仕事をするとよくわかるそうです。

 

思い出話に登場した実話なのですが、私はとにかく勉強が苦手で中学高校の成績は

悪かったんです。

たしか540人いて480番くらいの時もありました(><)

すごいでしょ?

担任の先生には、「お前はなにか違う道で生きていけ」と完璧に

教える気を失わせるような生徒だったそうです。

 

そんな中、高校の時、ものすごく面白い世界史の先生がやってきたんです。

教科書なんてほとんど使わないんだけど、話にどんどん惹き込まれ

夢中になって聞いてたのを覚えています。

その先生が教室に入ってくると生徒が拍手するほどの人気。

とにかく話を聞かせるというより

手振り身振りで楽しませて見せる授業のようでした。

 

先生の話に惹き込まれたのをきっかけにその内容に関する本を探すようになりました。

そして見つけたら夢中になって読んでるんです。

そこからどんどん興味の幅が一気に広がったのを覚えています。

世界史から飛んで、日本史に行って、そこから哲学書まで読んじゃいましたよ(^^)

 

放課後になるとその世界史の先生と話をしたいがためになぜか、その世界史の先生が

顧問をしているカメラ部に入って話を聞いてみたりして・・・・(笑)

とにかくスポンジのように脳ミソに吸収してたんだと思います。

面白過ぎてよく鼻血が出てましたから。。。

(興奮しすぎると今でもたまに鼻血が出ます^^:)

 

そうこうしているうちに学期末試験がありました。

見たこともないような高点数と順位がついてましたよ(^^:)

 

努力したつもりはなかったけれど勝手に頭に入ってしまっていた、という

体験をした高校一年でした。

数学は20点くらいでしたが(--)

 

好きなものにのめり込むことをよく馬鹿になると言いますよね。

好きなものに取り付かれ、そのことしか頭にない状態のことをいうんだと思います。

好きになって馬鹿になっている張本人はまったくそのことに気が付いていないし

後になってその時期のことを考えると自分であって自分でなかった気がする時ってないですか?

 

何かに惹き付けられ集中する充実感を一度知ってしまうと

もうそれは麻薬のようで私にとっては至福の時間です。

 

そういう極端な性質は今でもしっかり残ってあり、というか

年を重ねるごとにますますひどくなり(^^)

夢中になるものを見つけると周囲の目が気にならず他人の声が

聴こえなくなっちゃうんですね。

熱くなってるお馬鹿な人です。

誰にもわかってもらわなくても自分の中でシコシコと何かに

熱中している時って、恍惚の時間だと思います。

そういう時にふとした瞬間、ああ、人間ってすごいなあって私思ってしまうんです。

 

うちのカウンセラーの森下も、そういう

思い立ったらすぐに!無我夢中で行ってしまう!という性質の人なのですが

過去の森下の話を聞いたりすると

私は「うんうん、わかるわかる、そうそう、そうだよね~~!!」と

恐ろしく共感してしまうのです。

 

また私は自分以外の誰かが、そういう熱い想いを話している時や

何か熱そうな勢いを感じた時、ドキドキしてしまうんです。

 

人には心があります。

その人の心の中身が自分とよく似た種類のものであったり

同じような温度を感じた時、嬉しくなったりしませんか?

 

山の奥でこもって一人で生きていくのなら話は別として

人は絶対に一人ぼっちでは生きていけません。

そういう一人で生きられない一人一人で構成されてるのが社会です。

そしてその一人一人には心があります。

 

何か物をひとつ買うという行為ひとつにしても

商品がいいとか安いとかそういう要素だけでは

人は物を買ってくれることは難しいです。

品がいいのは当たり前として、その上に、その物を売ってる人の

熱意や姿勢や、気持ちのいい雰囲気が覆われていないと

たとえ欲しいと思っていても、この人からは買わないという気にさせてしまいます。

 

逆に、商品の細かい内容はわからなくても

それを売ってる人の姿勢や熱い想いがこちらに伝わってきたとしたら

私はそれがとても欲しくなってしまいます。

そういうことってありませんか?

この人が言うならあとは推して知るべしであろう、と想像してしまうんです。

 

そういう人と人との心の交流があって実ははじめて物は売れてると思いますし

仕事はできているんだと思います。

 

人はその人の心によって動かされているし

また、人の心によって物事はいい方へも、悪い方へも動いています。

 

大きな大きな話で言えば、私が今生きているこの社会だって

そんな人の心によって構成され、動いているんだと思います。

そんなことを一人考えてると面白くなってきちゃいます。

 

目には見えない「心」ですが

最終は心で動く、ということを私は忘れないようにしたいと思ってます。

心をベースに物事を組み立てていけば、そこまでコケることは

ない、と思うのですが、いかがでしょうか??

2010.11.08明日はモーニングセミナー

明日はまた早朝よりモーニングセミナーで、私マネージャーが

「母性型経営のススメ」と題してお話をさせて頂きます。

場所は、三本松ロイヤルホテル。時間は早朝6時(笑)

早起きが得意の方はどうぞお越しください(^^)

 

 ところで、みなさんは

「おしくらまんじゅう」ってご存知でしょうか?

おしくらまんじゅう、押されて泣くな・・・♪というあの「遊び?」です。

小学校の頃、よくしましたが、大人になって「おしくらまんじゅう」・・・しませんよね。

 

息子が近所の公園でお友達に教えてもらってきたそうで

昨日はちょうど子供がたくさんいたので「おしくらまんじゅう」をみんなで

させてみたところ、異常興奮(笑)

キャーキャー言いながら1時間くらいもみくちゃになって押し合いへし合いしていました。

DSをしていた小学生のお兄ちゃん達も途中でまじって「大おしくらまんじゅう」。

 

おしくらまんじゅうとか

はないちもんめとか、

今は、こんな遊びはもはやもう死語なのでしょうか?(--)

 

こういう生身の人間と直接皮膚接触する機会って、子供の世界にも

どんどん減ってきている、そう思います。

 

母性型経営勉強会や、また、当院の患者さんの中には

なぜか、「学校現場の教育者」の方が、とても多いです。

理由はわかりませんが、「職業=教師」という方、多いです(^^:)

そういった方から学校現場のお話をよくお聞きするのですが、

私が育った頃の小学校、中学校、高校の時代とは

もう全く違う状況なんですね。

 

今は体罰も駄目だし、体に触れることも「セクハラ」と言われてしまう時代です。

男の子にだって、ケンカしちゃいけないとか、殴っちゃいけないとか

先生が、全て「言って聞かせる」「話して分からせる」ということを通して言い聞かせるそうです。

 

職場でもそうですよね?

女子社員のお尻を触ろうもんなら、もう始末書ものか、左遷?でしょうか?

でも、昔は普通にやってましたよね?(笑)

同じ「触る」にしても誰がどう触るかで「セクハラ」になってしまうか

逆に「より好かれてしまうか」にわかれます。

「パワハラ」ということも全く同じです。

 

それをしても許せてしまう人と

訴訟まで起こしてやりたいと思わせてしまう人

その違いはどこにあるんでしょうか?

 

女性ならわかると思うんです、こういう感覚。

 

私は思うに、人に関わり慣れていない人と

そうでない人の差だと思います。

特に男性の場合は、

どれだけ人に揉まれたか

どれだけ人とちゃんとケンカとか取っ組み合いとかしてきたか

で、こういう差が出ちゃうと、こう思います。

 

吉本歯科医院がインプラント治療で深く関わって下さっている

技工士の先生で、植村さんという男性がいます。

ご存知の患者さんもいらっしゃると思います。

 

この植村さんのその「人間対応能力」はものすごいものがあり、

どんな患者さんがお越しになられても、その絶妙なやり取りや気遣いで

場の空気を一瞬で温かいものに変えてしまえるそんな人です。

 

さらに、当院の院長や女性スタッフ達も

この植村さんのことをとても慕っており、少々厳しいことを言われても

「またまた~植村さんたら~」「植村さんだからね」と、許されてしまう空気があります。

 

こびるわけでもなく、かといってえらそうなわけでもなく

いつもニュートラルな対応をします。

 

もし仮に、この植村さんがうちの衛生士さんのお尻を「よっ!」と叩いたとしても

(・・・・しませんよ、しませんけど、仮にです^^:)

「もう何やってんの!」とパシッと叩かれますが、

その行為は、「愛情」とか「親愛」あってのこそ、と受け止められてもらうと思います。

 

そういう雰囲気を醸し出す人というのは

例外なく、いつもとことん人ときちんと関わっています。

対立するときはちゃんと対立し、

言うべきことは言い、

怒る時は怒り、

スカッとしているんです。

 

そういう人の目はまっすぐですし、話をしていてもいつもさわやかなんです。

なので、いいお付き合いはずっと続きますし、私達も

続かせたいと思うので、いい状態を維持するために暗黙の気配りをします。

 

気持ちがすかっとしてて澱んでいない人は、

パッと向き合った時の顔がさわやかです。

そして、視線がまっすぐ向かってくるので、思わずこちらもまっすぐ目を見ます。

 

一度、吉本歯科医院で「植村技工士」を見つけたら一度観察してみてくださいね(笑)

 

話は戻りますが、

そう、今は、徹底的な「非接触教育」?なんだそうです。

そういう方針。

 

抱きしめるかわりに、皮膚での接触のかわりに

全てを言葉で補おう、頭で考えよう、としているように見えます。

 

子供をよ~く見ていたら分かるのですが

たとえば、小さい子供はより本能に近い存在です。

小さい子供は、100の理屈を言って聞かせるよりも

たった一回、ぎゅーっト抱きしめてくれると安心します。

 

特に子供はこういった愛情を伴った皮膚接触をしてもらえることで

自分の絶対皮膚感覚の中に、「こういうのは気持ちがいい」とか「こういうのは気持ちが悪い」

といった貴重な情報を記憶します。

親から言葉で誉めてもらうより、たった一回、抱きしめてもらえるほうが

幸福感を感じ、安心感を感じるものです。

 

こういう話は、女性同士だと

「うんうん、わかる、わかる、本当そうだよね」と一瞬で共感を得るのですが

男性に話をすると

「そうなの?でも、誉めることも大事でしょ?」と返ってきます(笑)

 

それが男性と女性の違いでもあると思うのですが、

ようは順番なのです。

①安心感を体で実感

②言葉で誉める(理解させる)

今は、①がないのに、いきなり頭で考えて②にいこうとするので

いろんなことがギクシャクしてしまうんだと思います。

 

こういった体感できる人間関係が今は極端に少ないです。

ですので、普通に自分の気持ちを伝え合う、というゴクゴク当たり前のことが

ものすごく苦手な人が増えてきている、そう思います。

自分の気持ちを人に伝えるために、ものすごく苦労してしまうんです。

 

ちゃんと目を見て向き合って、自分の気持ちを伝えるということが

できない、となると、正常な人間関係はなかなかうまく築いていくことができなくなります。

 

ごめんね

と素直に言えば済むのに

それがいえないがためにどんどん妄想が走り勝手に相手を嫌いになって

縁まで切れちゃうとか

 

こういうことって

今の学校現場では、本当に多いそうなんです。

理屈で言い聞かせようとするので

子供もまた「人は理屈でどうにかなる」と

思ってしまうのでしょうか?

大変なことです。

 

 

うちの子供はまだ小さいのですが

夜眠る時はかならず2人ともどこか体をくっつけておかないと

なかなか安心して眠りません。

寝たかな?と思ってこっそり体を離すと

「どこいくん?」と起きてきたりします。

 

背中をさすってあげたり

背中を掻いてあげたり(これは、大人でも結構気持ちいい^^)

頭を撫でてあげたりしながらだと、すーっと気持ちよく寝てくれます。

 

こういった「皮膚の記憶」って、大人になっても残っているものです。

私も小さい頃に祖母にずーっと背中を撫でてもらいながら寝ていた感覚や

父親が夜中に帰ってきて酒臭い口でチューしてきた記憶って

今でも、その時の匂いや、気持ちまでセットにして覚えています。

脳ミソで記憶しているのではなく、肌で記憶している、という感じです。

 

小さい頃から自分の体内記憶の中に、多くの人から良質の触れ合いをたくさん

もらっている人は、幸せな人だと思います。

親以外の他人からもたくさん撫でてもらったり、抱きしめてもらったり

時には本気で叱ってもらえたり、叩いてもらえたりする子はきっと幸せです。

 

人は触れられてはじめて自分という存在を感じることができる生き物だと思います。

頭で認識して自分の存在を実感することができません。

人は一人じゃ生きられないというのは多分そういう意味もあると、そう思います。

 

抱きしめてもらって気持ちいいのは子供だけじゃないですよね?

きっと。

いい大人で、もうとっても偉くなった社長さんだったとしても

子供のように無条件で抱きしめてもらえたら気持ちいいはずです。

変な意味ではなく。

 

「ああ、生きてるっていいな」って心から思えるための条件のベースは「安心感」です。

その安心感があってはじめてその上に、頭で考えるという「正常な脳の状態」が

維持されるんだと思います。

 

そしてその「安心感」ですが、

子供時代の皮膚の接触の数ではないでしょうか?

 

どんなに進化しても人間は、そういった本能的なものや心理的なものは

変らないと思うんです。

 

これは子供のことに限って書いていますが、

大人だってきっと同じです。

 

・・・・と、だからと言ってやたらめったら職場で

社員同士が抱き合っていたら・・・それはそれで面白いかも?

いっそ、まだその方が何もないよりはましかも?

目を合わさず、暗い職場よりは

元気になれるかも?

 

そんなことをふと想像してしまいます。

明日のモーニングセミナーで、みなさんに提案してみようかな?(笑)

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長い治療期間になりましたが、私達を信頼して下さり

治療に対しても大変ご協力を頂きました。

いつも優しくスタッフや院長に接して頂けた、そんな佐々木さんでした。

あたたかいメッセージありがとうございました。

2010.11.06一番満たされない欲求

今日は土曜日。

吉本歯科医院の土曜日は朝からみんなフル稼働です。

お手洗いに行く時間もないほど、お昼ご飯を食べる時間もほとんどない時もあり

みんなテキパキと動いています。

しかし、することもなくてぼーっとしている時間よりも

「あれ?」という間に時間が過ぎていた、という時間の方が

疲れは違います。

肉体的には疲れるけど、精神的にはあまり疲れていないときってありますよね?

逆に、

体はほとんど動かしていないけれど、頭ばかりでいろいろ考えてもんもんとしている

時は、もう鉛が足についているようにけだるいしんどさです(--)

 

職場の中に、だら~っとして雰囲気が充満すると

その中にいる人間はものすごく消耗しますし、何より、空気も悪くなります。

だら~っとしはじめたら、要注意ですね。

 

今朝一番で、ある女性の患者さんからお電話がありました。

現在、大掛かりなインプラント治療をされている途中です。

いつも何かと私達のことを気にかけて下さり、あれやこれやと優しい「お世話?」を

焼いてくださるこの患者さん。

うちのスタッフが便秘?気味のスタッフが多いと聞けば

美味しい玄米ご飯を炊いてみんなに持ってきて下さったり

珍しいものを見つけたら届けて下さったり、私達はほぼ「身内感覚」で

お付き合いさせて頂いています。

 

この方は「食」ということにとても関心をお持ちの方なのですが、

今日はその食ということを通じて「なるほど」というお話をちょっとお聞きしました。

 

「あのね、ご飯はね、絶対一人で食べたら駄目なのよ。

一人は駄目!

誰でもいいから誰かと一緒に食べないと駄目なのよ・・・あのねそれはね・・・」

・・・・・どういうことだと思いますか?

 

食事の目的は、車でいえばガソリン補給のような単なる栄養摂取だと思われがち、です。

しかし、そうではなく、こういう「栄養を取る」ということひとつにしても

あることが欠けていたら、どんなにいい栄養をとっても栄養吸収されにくい、つまり

効率が悪いんだそうです。

 

一人で食事を取る子供とか

一人ご飯とか、ありますが、その食事の内容がどんなに栄養的に完璧でも

あることが欠けているせいで、栄養はその肉体に反映されないそうです。

 

ちょっと真面目な話です。

マズローの有名な「人間の欲求の5段階」というものがありますよね。

人は5つの段階を順番に踏んでこそ自分の成長を遂げられるものであり

どんなに素晴らしい人でも、ステップ1~3の要求を十分に満たさないと

自己実現も途中で頓挫しちゃうという、ものです。

 

第一のステップは、ご存知、食欲、性欲、睡眠欲つまり「肉体的な生理的欲求」

第二のステップは、寒さをしのげるとか、危険なものが入ってこないという安全な場所を求める「安全の欲求」

第三のステップをちょっと置いておいて、

 

さらに上の方、

第四のステップは、多くの人の中で尊敬を勝ち取りたいという「自尊心を満たす欲求」

そして、最後は第5のステップには、創造的な人生を送りたいという「自己実現欲求」である、と

しています。

 

これってわかりやすいと思います。

たしかずっと前に、ニュースで見ましたが、一見、第五ステップの「創造的な人生を送ってる」ように

見えるお偉い大学の先生が、手鏡で女子高校生のパンツを除いてみたり、電車で痴漢行為をしたり

周囲から見れば「なんで?あの人が?」って思うようなことって、いっぱいあります。

 

一見まさか?

という人が・・ということって、あります。

抑圧の度合いが、そのまま爆発の度合いに出てきてしまうんだと思います。

 

 

一見、華やかで、創造的な人生を送っているように見えても

実はその深層心理はもう大変ってことってこの世には山ほどあると思います。

 

それは人間の欲求のいわば下から数えて三つの部分がきちんと満たされていないために

起こっているだと思います。

 

今となっては、日本で最も満たされない欲求は何か?と問えば

第3の欲求、「集団帰属欲求」つまり、人と調和した中にいたい、繋がりを感じていたい

という欲求です。

「繋がりを感じる」ということを実現するためには、自分以外に他人と関わるということが

前提にあります。

そこが、満たされない

ということです。

 

そしてその欲求は、3度の食事で必要な栄養を摂取することと同じくらい

人間が生きる上で絶対に必要なものです。

 

第一、第二の欲求はまあ満たすことはできても

第三の欲求をいつも満たし続けることは今の日本では実は至難の業です。

 

職場でもこれは全く同じで

ベースとなる第一から三の欲求を満たしてあげることをせずして

いきなり、「能力を発揮しなさい」「自立しなさい」「創造力を働かせなさい」・・・

無理です・・・・、無理(泣)

 

今、戦争がやってきて殺されるかもしれない時に

「アイデアを出しなさい」と言われているようなもの。

 

 

人は、集団帰属欲求を満たすことなくして、その身心の健康をまともに

保つことはほぼ不可能だと、私は思います。

 

どんなにお金があっても

どんなに一見、多くの人に尊敬されているように見せられても

どんなに一見、「イケテソウ」な人生を送っているように見せられても

誰とも深く繋がれていない、関われていない、と感じていたとしたら

私ならもう自殺もの、です(泣)

たぶん、人が死にたくなっちゃう時って、そんな時ではないでしょうか?

今の日本でお腹がすいて死んじゃったということは、ありえないです。

よく、男の人がお商売に失敗して自殺してしまう、ということはありますが

その根底は、「失敗して、誰からも見放された、一人ぼっちで立ち直ることができない」という

心理があるからだと思います。

倒産しても周囲に支えてくれる人がたった一人でもいれば

「ま、命までは取られないからまた頑張るか」と

思えてしまうかもしれません。

そう思えない時、人は「もう死にたい」って本気で考えてしまうのでは、と思います。

 

逆に言えば、

日々出会う人、半径5メートル以内に関わる人達と

なんとなく触れ合っていたり、何気ない会話ができたり、笑ったり、時には

怒ってみたり、不満を出してみたりと

そういう微妙なことができていると私は結構幸せです。

まとめてドカーンとした密なコミュニケーションではなく、

日々のちょっとした何気ないやりとりに幸福感を感じてしまうのが

特に女性だと、思います。

男性は・・・う~ん、ちょっとわかりません(--)

 

特に女性はそんな環境に自分を一年以上も置いてしまうと

「うつ病」になってしまうと思います。

よくいろんなお話を私に聞かせてくれる心療内科の先生いわく

官庁や大企業に代表されるいわば「ホンネ」よりも「タテマエ」の方が大事な

会社で勤めている女性や

外資系など、合理化や効率化そして、収益優先が何より重要視される会社の

女性社員などは、身体的にも精神的にも追い込まれることが多いんだそうです。

もちろん、「うつ」にもなりやすい。

 

私はいちおう?「女性」なので、女の気持ちしか具体的にはわからないのですが

女性は、あまりにも自分の感情を押さえつけれれすぎると精神だけじゃなく

体にも悪影響が出てくると思うのです。

 

女性は男性と比べて左脳(理論で考える)と右脳(体で感じる、直感)をつなぐ脳梁という

パイプが太いそうです。

これって、写真で見たのですが、本当に太いんです(^^)

 

これが女性のずぶとさだと思うのです。

死にそうに落ち込んでも、結構翌日ケロッと立ち直ってたりしますよ?

女かゴキブリか・・と言われるほど、繊細だけど、実は結構図太い神経です。

男性の方がきっと心は細やかで、デリケートです。

 

そして、この脳梁の太さが、

同じことを同時に一気にやれてしまう女性特有の能力です。

私はよく、当院の受付の樋口の話をいろいろな人に話すのですが

彼女はまさに、「四方八方に気配り美人」が出来る人です。

 

患者さんのお会計をしながら

電話を取り

お帰りになる患者さんに笑顔でえしゃくしながら

診療室からの報告を受け

手はパソコンを操作し・・・・

 

同時に八方に気配りができるので

八方美人(笑)

これはとってもいい意味です。

 

つまり、この論で言えば、「脳梁が太い」=正常に機能している

ということですよね?

 

しかし、大きな組織の中では、

論理や大義名分が何よりも大事で、人の気持ち?「はあ?」という

感じのとことはまだまだ多いです。

 

そうなってくると個人の感情は「抑圧しなくてはならない」ということが

日々起こります。

それに慣れてくると、私はやはり人間は歪になってくる、そう思います。

 

理論や理屈をあまりにも先行し、感情を殺して行き過ぎると

どこかで必ず破綻する、そう思います。

それは人生、というところで考えて抑圧したものは必ずどこかで爆発すると

思うので、老年になってからでも「ツケ」は回ってくるような気がします。

 

おじいちゃんおばあちゃんの心模様がみんな穏やかなんて、実はないと思います。

年を取れば勝手に心穏やかになってくれるわけはなく

年の重ね方によって、変ってくる、そう思います。

 

その都度その都度

喜怒哀楽を表現し、こまめに吐き出せていないと

溜まっちゃうとそのうち顔の筋肉も固まってしまいそうです。

 

人は面倒臭いけれどやっぱり人と関わって生きていなくてはいけない

と「一人ご飯」の話を聞いてて思いました。

 

人を孤独にさせない

つまり、安心感を土壌として育てる

ということが、職場にはとても大事なこと。

 

そうやって土壌を育てていけば、

あとはその上に何を乗せていっても、うまくいきそうな気がしませんか?

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待合室にクリスマスツリーを出しました(^^)

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今日は土曜日なので子供達に飾りつけのお仕事です。

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ママを見つけて「抱っこ(^^)」

 

当院の外のクリスマスの飾りつけはもうまもなくです。

そろそろ夜にピカピカ光りはじめますので

お楽しみに。

2010.10.28母性型の神髄

今日、母性型経営勉強会でご一緒に学んでいるある素敵な女性が

こんな「鉢」をお持ち下さいました。

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福を呼ぶんだそう。

嬉しいです(♯^^♯)

この女性、「自分の言葉が自分の人生を引っ張っていくんです」と

前前回の勉強会でご自身の体験談をお話され

参加者一人残らず泣かせてしまった、という方。

 

仏さんのような顔をした女性で、

私は会うと必ず体にピタピタ触るんです(笑)

距離感ゼロのこの女性は、誰でもまるごと受け止めてくれそうな

そんな雰囲気を地でいっています。

 

あと15年ほどしたら

こんな顔になっていたいな、と思う女性です。

 

「鉢」に添えてくれていたメッセージは

『母性型原理の奥深さに今、感動しています。」でした。

同じ気持ちです。

 

先日の勉強会では、母性型原理の神髄について語られ私もぐぐぐっと惹き込まれて

しまいました。

エッセンスを少しご紹介しますね(↓ MOTHER PORT 抜粋)

 

母性型経営の神髄(池田弘子氏)

 

男は女を知らず、女は男を知らない!

「運は女性に宿る」

 

運気は本来、女性に宿っているのです。

 

なぜなら、女は「産む性」だからです。

 

いのちを生み出し、育む性を持っています。女の子はこの世に女として生み出された瞬間からその体内に「育む性」としての小さな種を宿しているのです。

 

だから、4~5才ともなると男の子よりおませで世話焼きだったりしますよね。

 

新しいものを生み出すためには大変な苦労、苦痛がいる。

 

しかし、生んだ時の喜び、産んだものへの無条件の慈しみの心、それが「母性本能」母心なのです。

 

これは、産む性を持たない男性には実感としてわからないことでしょう。

 

ここに、男と女の決定的な違いがあります

 

 

男と女は本来別のもの、いや、別のものである必要があるのです。

 

男と女は別の役割を担い、それを全うできるようにそれぞれの異なる特性を備えられているのです。

 

さらに女性は、その性の中に「母性」と「おんな」の両方を併せ持っています。

 

男性は、筋肉、冒険心、競争など単純で分かりやすい「おとこ」一本です。

 

男は女から生まれ、女に育てられ、結婚しても女に癒されて、仕事をしていても女に癒されることで男を全うするのです。

 

「育む性」「癒す性」を持つ母性は、わが子だけでなく、世の中のあらゆるものを慈しみ励まし、育てるという本能をその性に装置されていて、変化の時にこそその力を発揮するのです。

 

そのようなおんなの特性を先人の男たちは「あげまん」と称して女性を尊敬する証としたのでしょう。

 

ところが昨今の女性は「母性」よりも、「女」として生きたい女性が増えているのです。

 

男に美しく見られたい、年をとっても美しくいたい、という女の本能を煽るような雑誌などの傾向がますます拍車をかけています。

 

一方で、幼児虐待、いじめなどは明らかに「女」の本姓が強く母性の欠落でしょう。

 

まさに「女は強し。されど母は弱し。」になりつつあるのです。

 

 

さて、世にいう「あげまん」とは女性の母性性(アワ性)のことなのです。

 

「あげまん」の女性は人間以外の大きな力によって生かされているという感受性をその身の内に持っているので、直観力が強く自分の「運」にも自信を持っています。

 

ですからここ一番の危機に威力を発揮するのです。

 

「あげまん」は男も自分の尺度で選ぶのです。

 

自ら選んだ男が苦境に陥りそうな時、あるいは陥った時は身を挺して助けようとしたり、傷ついた男を癒し元気にする力を持っているのです。

 

ちょうど今テレビドラマで人気の「龍馬さん」と「おりょうさん」姉の「栄さん」のように。

 

 

歴史に名を残すような成功者の陰には必ず献身的かつ大胆なあげまんの女性の存在があります。

 

反対に、現実にも事業に成功し華やかな存在だった人が、いつの間にか空気が萎むように陰が薄くなってきた、その内実はその男性がさげまんの女性と関わってしまったということを私も幾度も見聞きするのです。

 

女が強くなったから男が軟弱になったのではないのです。

 

女の母性性(アワ性)が弱くなったので男は強くなれないのです。

 

男は弱った時に帰るべき「母港」を失うと再び船出は出来ないのです。

 

男は皆「お山の大将」。

 

威張らせてあげないと、知恵も勇気も出ないのです。

 

女の母性に守られて始めて男の「父性」が蘇り、自分が必要とする母性を持つ女をこそ「この女を守りたい」と男は感じるのです。

 

先の見えない昨今のビジネス界では、「女性の戦力化」「女性活用」の動きが大きくなってきています。

 

女が強くなり「購買決定権」を持つようになってきたからです。

 

私のところにも「どうしたら女性を上手く活用できますか?」とか「女性心理を教えて欲しい」「女性戦略のコツを?」のような依頼が増えています。

 

しかし、私は「女を上手く活用なんて考えているうちは難しいです」と申し上げています。

 

なぜなら、女性は「戦略」なんかでは心から動かないからです。

 

「この人のためにしてあげたい!」と思える尊敬できる男性を心に決めた時にこそ、女は献身的に全力で動くのです。

 

女性戦略を机上や会議で決めるのではなく、まずは身近な女性社員に向き合い、おしゃべりから始めてみましょう。

 

そして、この女性は「母性型」なのか「女」重視なのかを見極めることです。

「敵は内に在り」なのです。

 

女性が偉く見えたり尊敬できる男性は幸せです。きっとその男性は尊敬できる母親に育てられ、あるいは賢い妻に癒されているからでしょう。母性型女性は、きちんとその人間力を見極めているのです。

↑ 

ね?ちょっと興味深いお話じゃないですか??

 

※今回の勉強会のこの内容は人間科学研究所発行の母性型経営月刊誌

「MOTHER PORT」で詳しくご紹介しております。

ご希望の方は、吉本歯科医院受付にも置いておりますし、

お知らせいただければお送り致します。

 

運は女性に宿るのは

日本人独自の考え方ではなく、ギリシャ神話などにも運命の女神が登場しますよね?

この世に生命を産み出す存在が「女性」だからでしょうか?

 

また女性が月の満ち欠けと繋がっているというのも

体感として理解できます。

 

どの人も例外なく「女性」から産まれている、ということを考えると

運は女性に宿るという考えは納得でもありますよね。

 

例えば、お金儲けに必死になって一人でどんどん走っていく男性がいたとしたら

そういう人は例外なく女性を「都合のいいモノ」としてしか扱わないので

尊重することもなく、威張っています。

 

男の論理や、力を過信しすぎている人は

女性から見るとどう考えても「不愉快な存在」なので、

応援してくれるどころか

何かにつけあの手この手で足を引っ張ろうとしてしまいます。

 

自信家で、

いばってて、

権威主義で

情よりも理が先に働いてしまう人は

うまくいっていると思っても必ず人生のどこかで

ツケが回ってくる、そう思います。

 

女性はじっと見ています。

言っていることとやってることが違うというのを

ものすごーくシビアに観察しています。

 

見ていないようで、笑っているようで恐ろしく観察しているのが「女」という存在です。

女同士で話をしているのを録音して聞いてみたら

おそらく男性はひっくり返ると思います(笑)

何気ない些細なことをほんっとによく見ています。

 

うちのミーティングでも、

女性同士なら

普通、そんなところまで気がつかないでしょう?

という細かい部分まで見逃していませんし

ほんの些細なことが、どうしても許せない、ということが

バンバン飛び出します。

その感覚、分かる~~と女性同士は全員一致で共感なのですが

その中に、2人、3人と男性が入ると

「まったくわからない・・・」という状態です(--)

 

女性に好かれたほうが断然トクです。

 

女性に好かれると

どんなに戦ってきても枯渇したエネルギーをポパイのほうれん草のように

すぐに補給してもらうことが、できます。

いたるところで。

 

逆に女性に嫌われると

もう絶対「支えてなんてやるもんか」と思われますので

エネルギーをもらえるわけもないんです。

お金じゃ買えないものですから

どんなに成功してお金持ちになっても

元気はなくなり、どんどん孤独になってしまいそうじゃないですか?

 

元気のもととなるエネルギーですが

それは自分と関わる相手との気持ちの交流によって

増幅します。

心が通じていく感じがすれば元気になったって体験ありますよね?

あれです、あの感じ。

私もあなたも同時に心を開いて交流していくので

エネルギーが循環しあえるんだと思います。

 

どちらかが心を閉ざしていたら

エネルギー循環はシャットアウトです(泣) 

 

女性同士は本当に簡単に気持ちの交流をすることができます。

自分の心のうちを素直に表現しやすい生き物だから。

中には殻でガチガチになっている人もいますがほとんどの女性は

「共感しあいたい」と思って日々生きているので

隣に座った人とすぐに心開いて話すことができます。

 

しかし、男性は本当に難しいな、と思います。

心のうちを素直に表現する、ってそんなに難しいのかな?と

思うほど年を重ねるほど、カチカチになっている人が多いように見えます。

 

そんな中にもたまに、もう一万人に一人くらいの割合で(笑)

自分の内側の気持ちを素直に表現してくれる人って、います。

そういう存在はもう例外なく女性にモテます。

 

なんとなく支えたくなる

かわいげがある

 

と、口を揃えて女性たちからコメントが出てきそうです。

 

これは、新しい時代に生きる男性としては

マネをしたほうがいい面だと思いませんか?

 

前回のブログにも書きましたが

女性は自分が理解できない相手=不安

なんです。

理解できれば大好きになっちゃう。

こんな心理がある、そう思います。

 

「言わなくてもわかってくれる」

というのは

その前に、徹底的にわかりあえるための努力があった過程から

言える言葉であって

何もお互いに理解しようと努力していないにも

関わらず「言わなくてもわかってくれる」は

それは無理だろう、そう思いませんか?

 

違うもの同士だから、お互いを知るためにもっともっと

コミュニケーションを密にする、対話するということが

今、ずっぽり抜けています。

 

関わらないから、問題が起こります。

きちんと関われば、解決できる問題は山のようにあります。

 

今はコミュニケーション時代って言われてるんですって。

人がどんどん孤独になっていくに従い、コミュニケーション産業が急速に発達し

広がっているそう。

 

でも、どんなにコミュニケーション産業が発達しても

最終人間は、血が通った人間ですので

目の前のリアルな関係こそが、確かなものだと私は思います。

 

言葉ではなんとでもいえますし

書くことができますが

 

じゃあ、実体はあるのか?と問われれば

たぶん何もないです。

 

最終は人が人を選ぶ時は

理性や思考が働くその前の一瞬に直感で決めている

そう思います。

 

「あ、なんとなく好き」

「どうもうさんくさい」

 

人は誰しも安心できる人のそばにいたいし

気持ちが通じ合える人と一緒にいたいです。

 

リアルな関係をきちんと大事にしていけば

心が孤独になって精神がやんでくることはそうそうない、そう思います。

 

 

母性型原理を学んでいくうちに

同じように勉強会で学んだ方たちから私にメッセージを頂くことがよくあります。

人間的なあったかいものを人はやはり根底では

求めているんだな、と嬉しくなります。

自分だけがそう思っているんじゃなくて

あの人もそう思ってるし、またあの人もそう思っていたんだ、ということを

発信してもらうと、嬉しくなりませんか?

 

また、そのメッセージを読んでいると

同じことを学んでも、その受け止め方や自社への反映の仕方は

私とは全く違う感じ方をしていることに気がつきます。

 

「へえ、そう思ったんだ」

と、私も驚き、そして、「そう考えてみる手もあるなあ」とか

いろいろなことを気がつきます。

その人との感じ方の違いを知ることが

私は何より面白いです。

 

そしてまたその人とやり取りをしていく中で

共通点を見つけたりすると

さらに面白い。

 

人と人との関係は

全て相互の関係です。

 

私だけが働きかけるということではなく

相手だけが働きかけるということではなく

ボールを投げたら

そのボールをすぐ受け止め

また相手に返し

返してもらった方はまた受け止め

さたに相手に返し

このキャッチボールの繰り返しを何度も何度も

ひょっとしたら永遠に続けていくことで

絆はどんどん深まっていく、そう思います。

 

しかし、今はボールを投げたけど

地面に落とされた

とか

拾ってもらえなかった

とか

投げたボールを返してもらえなかった

ということがほとんど、です(><)。

 

お仕事の現場でも同じですが

人間関係にも当てはまると思います。

 

がっくり、きますよね?

 

ここぞ、という時には自分からボールを投げ

投げたからには返し続ける

ということってとても大事かなって思います。

 

そしてそれが「運をつかむ」「運をひろう?」ということでは

ないでしょうか?

 

いいことばっかり起こる人には

やっぱりその原因があると思います。

 

何かを投げかけられ

リアクションがない、というのが最悪です。

 

もう、いっか、とあきらめ

そのうちその人に対しても無関心になってしまいます。

 

無関心になるくらいなら

大嫌いになったほうがまだましですよね?

 

・・・・・こんな話を、

勉強会の後、懇親会で熱く語っています(笑)

 

次回勉強会は

11月17日(水)です。

今回は奈良からお客様。

とっても楽しみなんです。

ぜひ、お越しくださいね。

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「マツタケご飯たいたんで」と、患者さんにホカホカのお弁当頂きました。

秋の味覚です。

当院の患者さんには料理上手、お菓子作り上手、裁縫上手が

たくさんいらっしゃるのですが

その技はもはやプロも顔負け。

出来上がったものを頂く・・・というのが今、大好きな私です(笑)

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技工室を通り過ぎるときふと見ると歯科衛生士の杉本が石膏を流しながら

癒し台に乗っておりました(笑)

最近は、当院の歯科衛生士は何か作業をしながら何かにつけこの台に乗って

ふくらはぎを伸ばしています。

 

杉本いわく

「これ、気持ちいいんですううう」

 

この「癒し台」吉本歯科医院、フル稼働です。

スタッフの健康維持に、患者さんの噛み合わせ治療の微調整の最中に・・・と。

 

石膏流しながらストレッチをしている歯科衛生士は日本中探してもうちくらいかも??

 

この木製ストレッチボード、「欲しい!」というお声殺到なのですが

何しろ88歳のおじいちゃまの手作りですのでなかなか数が追いつきません。

お待ちの方はもうちょっとお待ちくださいね。

2010.10.21第6回母性型経営勉強会の様子

昨日は第6回母性型経営勉強会でした(高松国際ホテルにて)

 

毎回どんどん内容が進化していくので

ついていくのに必死です(--)

今回から、やっと具体的な「母性型原理をいかすため」の内容に入ってきたかな、と

感じました。

みなさん、一言一句もらさないようにメモをしっかり取っていました。

昨日のお話は、後日まとめて「勉強会での内容」をご紹介しますね。

私もノートにたくさん書いたのですが、キーワードがバラバラで

これを文章にするのは一苦労です(--)

 

参加した女性は、オンナというものはそんな存在なんだ、ということを

改めて知ったと思いますし

また、

参加した男性もまた、オンナというものの存在を深く知ることができたと

思います。

 

参加者比率はちょうと6:4で女性が多い。

このバランスがいい感じです。

まずは勉強会の様子です↓(^^)

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次回勉強会のお知らせ

■第7回母性型経営勉強会

日時:平成22年11月17日(水)午後6時半~8時半

場所:高松国際ホテル

会費:3000円

お申込は,吉本歯科医院マネージャー吉本委子まで

info@8181118.com

 

母性型経営のススメ詳細は

人間科学研究所ホームページをご覧下さい

http://www.ningen-kagaku.co.jp/

 

2010.10.19なんと長野から!

今日はびっくりしました。

 

長野からのお電話です。

どうやら、MOTHER PORT(※母性型経営のススメの月刊誌)の新聞を読んで

そこに登場していた吉本歯科医院の存在を知り、

そこから当院のホームページを知り、

そこからマネージャーブログを読んで下さっており、

じっくり読み込んでいるうちに、

どうしても直接お話を、と思って下さり、

私にお電話を下さったんです。

 

なぜ、長野に「MOTHER PORT」が?

と思ったのですが、

どうやら人間科学研究所の池田氏が長野に講演に行っていたようで

その際にお手元に渡った・・という流れです。

 

う~ん、面白いでしょ?

ある意味、情報化社会です。

島国から海を渡ってしまいました(笑)

 

この方ももちろん経営者でご自身でも、社員をたくさん抱えておられる

方。

社長であるご主人をサポートされているいわば「マネージャー」です。

 

長野の方は、電話の向こうから聞こえてくる

声の柔らかさが違っていました。

なんともいえない方言?が、ここちよく

四国で言えば、宇和島あたりの南予(なんよ)を連想させます。

 

穏やかでおっとりしている感じ。

 

社員が本当に財産なんだと心から感じておられ

いつも見ている

いつも認めているよ

ということを

社長さんであったり、奥様であったりが、

折にふれ伝え、続けているんだそう。

 

そういうところが、私ども吉本歯科医院と「本当に同じような気持ちなんです」と

深く共感して下さいました。

 

直接お会いしてはいないけれど

気分は握手しているような気持ちで話をしていた私です。

 

会社があるのは

なんと「軽井沢」なんだそう。

いいなあ行きたいなあ。。。。

 

6月から7月にかけてものすごく季節がいいそうです。

遠いけど、行っちゃおうかな。と思いました(^^)

行きますか?また?企画しちゃいますか?また?

 

私は最近本当に感じていることがあるんですが

気持ちとか、

想いっていうのは

時間とか住んでいる場所とか

年齢とか本当に何の関係もなく

勝手に伝染していくものなんだということです。

 

人の正体は「想い」だと思っている私ですので

その人が常にどんな想いを持って生きているのか、が

全てその人の雰囲気として醸し出されていくと思っています。

 

そして、周囲の人は

その「なんとなくの雰囲気」を感じ取っているんですね。

 

ああ、嬉しいな

とか

ああ、楽しいな

とか

ありがたいなあ

とか

そんな感情がわき上がってきている時の表情は誰だって素敵です。

 

どんなに表面を着飾っても限界がありますが

心が喜んでいることに対しては限界はありません。

 

その笑顔が内面からあふれ出ているものなのか

それとも作っているものなのかは

残念ながら「見た瞬間に」わかってしまうもの、なんです。

 

自分の心の方向がいい方向に向かっている時は

勝手に誰かが後押ししてくれたり

何をやってもスムーズに行くような気がします。

 

逆の場合は

誰も助けてくれず

何をやってもうまくいかない

 

これはうまくいく方向だな

そして、こういう考えや想いを持ってすすめているときの自分の状態は

いいなあ、って思ったら

気持ちがいいので

その考え方や行動や思考を何度も何度も繰り返すように

なりますよね?

勝手に。

そうやって繰り返していくうちに、頭の中に何か新しい神経回路のようなものがしっかり

できてくるような気がします。

シナプスがピシピシ繋がるように。

 

いつもなんとなく幸せな想いをもてたり、考え方を持てる人は

そうやってますますその快適な神経回路を太くしていっているのでは、ないでしょうか?

 

逆に、不幸回路まっしぐらのバージョンだって、あります。

 

最近は脳科学が解明されていろいろなことがわかってきましたが

私は、脳科学でクリアに解明されつくしたとしても

やっぱり、人間とは「?」なものであった方がいいと思います。

 

神秘的な存在なんだ、と信じているからこそ

いろいろな好奇心が湧いてくるし

人に対しても興味がうせない、そう思います。

 

何もかも、論文で書きつくされたら

味もそっけもない人生になってしまいそうで、いや、ですね。

そう思いませんか?

 

明日は、第6回母性型経営勉強会です。

どんな方が集まるのか、私も楽しみです。

こうやって「一を聞いて10をわかってくれる存在」が少しづつ

増えていくと、対話をするのが本当に楽しくなります。

基本的なベースが共感できる、ということはとても重要なポイントです。

2010.10.18女性の特性をいかす

先週当院の患者さんからちょっと面白いテレビ番組を録画したDVDを

頂きました。

「マネージャーはたぶん、こういうの興味あるだろうから見たらいいよ」と

下さったんです。

私の中で『録画」というのはビデオテープで止まっているので

こうやってすぐにテレビで録画したものをDVDで頂けるという感覚は

ただただ、すごいなあ・・と思います。

録画したり、DVDに入れたり・・・と機械の操作をするのが何より苦手です(泣)

説明書を読むのも大嫌い。

 

なので何か新しい電化製品を買っても、説明書を読んでいろいろ設定して

楽しそうに集中しているのはもっぱら、院長。

その説明書を、ほぼ「いらないもの」としてどこかにほっておくのが私、です。

みなさんは説明書、得意ですか??

 

その録画したテレビ、それは「ためしてがってん」でした。

NHKですよね?たしか。。

 

『なぜ女性はダイエットに失敗してしまうのでしょうか?

「甘いものがやめられない」
「友達との食事が楽しくて仕方がない」......。
多くの女性が話すこうした"言い訳"には
実はちゃんとした科学的な理由があったのです。

今回、番組では「女性の特性」を逆手に取った
最強ともいえるダイエット法を開発。
今までダイエットに挫折してきた女性を
見事、成功に導きました。』

・・・という内容です。

 

 

ダイエットはともかく

女性と男性の特性の違いについて説明しているシーンがあり

「なるほど~」とうなずくところがたくさん、ありました。

 

例えば、鉄道ファン男女100人に聞きました

ということで

鉄道の何に興味があるのか

と問うたところ

男性はもうほぼ9割近くが「機能」「メカニズム」という

答えを出しました。

それに対し女性は

多くが「見た目」「旅行」

という答えです。

 

 

さらに、「サイエンス」というあの有名な雑誌がありますよね?

この雑誌に掲載されている論文が紹介されていました。

「男性と女性の特性の違い」です。

 

女性は感情移入が強く

男性はシステム能力が高い

 

システム能力とは

何かを分析し、そこに隠れているルールを推測し、それに反応する力

ということ。

 

男の子が機械いじりが大好きで

物理や工学系で能力を発揮しやすい、というのもうなずけます。

 

ここから導き出されることは

男性は「こうすればこうなる」といったHow toモノが大好き、ということかな、そう思いました。

細かい目標を設定し、そこにたどり着くまでの過程を自分で分析しつつ

ゴールに走るまで努力することに実は喜びを感じる特性が、あるんでしょうか?

 

 

それに対し、女性は

感情移入が強い

つまり

他者に反応する能力に長けている、ということです。

社交的感受性が高く、言語の流暢さなどを表わす

 

うんうん、わかりますよね。

「うちの嫁さんは一言いったら100くらい返してくるからもうかなわん」という

ご主人、よくこの気持ちわかりますよね?

あっという間に友達作っちゃうというのもうなずけます。

 

人の気持ちが自分のことのようにわかってしまう

という共感能力は

この

他者に反応する能力ということです。

 

そういう特性を女性は持っているんですって。

 

 

この日のためしてがってんのテーマは「ダイエット」でした。

女性の特性を生かしたダイエットと

男性の特性を生かしたダイエットは

違う、そうです。

 

男性は、

システム化能力に優れている

という特性をいかすわけです。

 

システム能力とは

何かを分析し、そこに隠れているルールを推測し、それに反応する力

ということ。

 

なので、例えば

今日から6ケ月かけて6キロほど落としたいなあ、と思えば

体重グラフを書き、朝に昼に晩に、と体重を計り、その表に書いていくんです。

そして、体重がなかなか落ちない時や、ストンと落ちてる時などを

分析し、「なぜ、落ちたのか?」「なぜ、減らないのか?」といったことを

推測していくんです。

そうやって黙々と分析し、目標に向かって努力している過程が

実は「楽しい」とか「喜び」を感じるような特性があるので

書くだけダイエットは、男性には有効である、とこんな感じです。

 

これに対し、

女性の特性は

 

他者に反応する能力

に長けている

ということです。

 

そして、感情移入が強い性質です。

 

その特性をいかすとダイエットはどうなるか?

と言いますと

 

「一緒にダイエットしない?」

「こうやって毎日グラフに書いていくの」

「毎晩一緒にウオーキングしない?」

とダイエット友達を作るのです。

 

女性は友達を作るのが上手

これは女性の得意技です。

会ったばかりの人でも一気に仲良くなることができてしまう女性の特性です。

 

そして、自分が働きかけて自分のネットワークを作っていくんです。

そのネットワークの作り方は

女性独特、です。

男性のようにもともと会社での肩書きや、地位や、名誉といった

社会的に背負っているものが一切ないぶん、

誰にでもすーっと心の中に入っていくことができるんです。

これは最大の強みでしょう。

営業マン顔負けですから。。。。

 

そして、友達と一緒にグラフを記入しながら

「見て見て、私こんなに減ったわよ」と

見せ合いながら、話題はしっかりダイエットの話題を分析しているんです。

わいわい集まって話をしながら、ダイエットの話をする

そうやって話をしながら「分析」もしているので

その結果、

気がついたら

「みんながダイエットに成功していた」

ということになってしまうわけです。

 

女性は

おしゃべきが大好き

甘いものが大好き

という人が多いですよね?

 

これは逆に言えば

おしゃべりができないと、ストレスが溜まる

ということです。

発散できる場所、相手がないと

ストレスが溜まってしまうんです。

 

私は、女性のおしゃべりは「エネルギーの発散」だと思います。

いい聞き手と、おしゃべりができる場所があれば

女性はお互いのおしゃべりでいくらでも「エネルギー循環」が出来ます。

 

これが逆に

誰ともおしゃべりができない

おしゃべりできる場がない

となってしまうと、女性はどんどん殻にこもってしまうようになり

ひどくなると「引きこもり」になってしまう、そう思います。

 

この男性と女性の特性の違いから

どんなことをお感じになりますか?

 

私は、もういろんな美味しいヒントが頭の中に渦巻いて今、大変です(笑)

 

女性の特性を生かす

これは「母性型経営」にも通じます。

 

男性の特性がシステム化能力だとしたら

女性の特性が感情移入、そして他者に反応する能力です。

 

どちらも必要です。

でも、明らかに今、欠けている能力、それが「他者に反応する能力」の方です。

そう思われませんか?

 

仕事は「人」が動くことです

システムを実際に動かすのは「人」です。

そして、

社員は「人」です。

お客さんは「人」です。

その「人」に反応できなくなっているので、仕事がスムーズに動かなくなっているんです。

 

他者に反応する能力

それは

反応、ですので

言われたことを聞いて動くのではなく

パッと感じたことに対して間髪入れず動いてしまう

ということ、です。

 

耳で聞いて、考えて、動く

のと

一瞬で感じて、動いてしまうのでは

どちらのスピードが速いか?ということです。

 

そういった「他者に反応できる」存在がたくさんいればいるほど

組織は活性化してくる、そう思いませんか?

 

おしゃべりが大好き、という女性の特性があります。

「たわいもないおしゃべり」がたくさんある、という職場は実は最高です。

みんながパソコンに向かってシーンと黙々としている職場は最悪、です。

 

吉本歯科医院の信頼する歯科技工士さんの会社には

最近女性の技工士さんやスタッフがたくさん入ってきました。

女性が入ってきてもううるさくてたまらん

技工物つくりながらぺちゃくちゃ、キャーキャーと、うるさい

・・・とトップが嘆いていましたが、

嘆くことでは、ないんですね、きっと。

恐らくこれからまたぐっと伸びていく、そう感じました。

 

女性は自由闊達におしゃべりをしてのびのびしている状況があれば

実はいくらでも能力を発揮します。

 

逆に、「黙ってモクモクと作業だけをやっていなさい」と言われると

「言われたことだけしかできない」ということになってしまいます。

 

女性に能力を発揮して欲しいと言いつつ

まったく逆のことをしている職場って本当多いんです(><)

 

 

また、これだけ「世の中不景気」って言われています。

不景気なので、職場も暗い、社員同士も疑心暗鬼で、・・・・と。

でも、そうじゃない会社も実はたくさんあるんです。

 

そういう会社は例外なく

社員の表情がピカピカしています。

特に女性が素敵です。

おばちゃんも、にこにこ、です。

 

それはトップがそういった女性の特性をちゃんと知っているんです。

さらに賢いトップであれば

その女性の特性をいかし、

女性社員にそれぞれネットワークを作っていくように仕組みを作り

どんどんそのネットワークを広げていけるように後方から支え

女性社員を誉め育て、自己重要感を引き上げるべくサポートしています。

 

そうやって伸びている会社の社長さんは

「なんでこんなにオンナの気持ちがわかるんだろう?かゆいところまで・・」と

思わせてしまいます。

なので、結果、もてます(笑

 

それはそうですよね?

女性は

共感能力が高いですので、

自分の気持ち本当にわかってくれる

痛みをわかろとしてくれる

自分を認めてくれる

ということが実感できれば、もう馬車馬のように働いちゃいますから(笑)

 

女性はひとたび信じることができると

裏切りません。

 

計算をしているようで計算じゃない世界で動き始めてしまうからです。

つまり、感情の世界です。

 

今は、ネットワークビジネスって、華ざかり、です。

その手法がいいのか悪いのか

好きなのか嫌いなのか

その論議は別にして、

こういったネットワークの力には私も正直、びっくりするんです。

 

私のもとにも、それはもうありとあらゆるネットワークの商品が舞い込んできます。

患者さんからであったり

経営者の会であったり

子供のお母さん繋がりであったり

近所の人であったり

もうありとあらゆる方面からやってきます。

 

「普通の主婦」や「普通のOL」が

サイドビジネス的にこういったネットーワークビジネスを片手に持っている

ことにビックリします。

 

そしてそういう方とお話をしていて共通していること

それは

共感しあえる仲間がいる

自分を認めてくれる仲間がいる

ということに尽きるんです。

 

その商品がいいとか、

ほれ込んだとか、

そういう気持ちももちろん大きいのですが

それ以上に、そういったネットワークでの心の繋がりを求める人が

どんどん雪だるま方式で増えていくわけです。

 

すごいのは

もう人生の全てをかけてこのビジネスをやる

という人が本当に多いということです。

しかも

私は普通の主婦でした

という人が、多いんです。

なんてったって人生かけていますから

商品を説明する迫力が違います。

周辺の気配りが違います。

確信しているので説得力が違います。

 

 

極端に欠けているものをやはり人は無意識のうちの欲します。

 

自分に共感して欲しいのにしてくれる場や人がなかった

自分を認めて欲しいのに、認めてくれる場や人がなかった

 

そんな時に、そんな場や人が目の前に現れたとしたら

今までの反動として、グワーッとそちらに走ってしまうことも

無理はないです。

 

また、長い間抑圧されてきた人であれば特に

その反動で、解放を求めます。

 

いいとか悪いとかは別の問題として、

こういったネットワーク、つまり「繋がり」を核にした形はこれからもっともっと増えていく

と思います。

時代の反動です、きっと。

そしてネットワークのビジネスをやっているほぼ9割は女性ではないでしょうか?

 

また、こういう形態の集まりですが、ほぼ仕組みはよく似ていて

定期的にミーティングを行います。

その商品を使っている人が集まって、

自分の体験談を話し、

他人の体験談を聴きます。

そしてちゃんと商品について分析もしているんです。

 

そしてそのテーブルには美味しいおかしとお茶

たっぷりおしゃべりできる時間

そして、お互いにいいところを見つけ誉めあうのが上手な女性たち。

さらに誰か一人が悩みを話せば、全員がわが身のことにように

自分のことを心配し、「こうすればいい」「私はこうだったから大丈夫」

などと、次々に優しい声を掛け合います。

 

そうやって3、4時間おしゃべりした後帰っていきます。

そんなミーティングを何度も重ねると

「ここは自分を認めてくれる場」

「この人達は自分に共感してくれる場」

と感じてきます。

 

良いか、悪いかは、別にして。。。

 

こういう女性の心理や、動きって男性には全く理解できないそうです。

はあ?集まって車座で体験を話す?

感じたことを話す??

 

やめてくれ~~~

死にそう・・・

お願いだから、変なことに首をつっこまないでくれ~

 

と、当院の院長は間違いなくこういうでしょう(笑)

 

毎月一回開催される母性型経営勉強会でも、6割が女性なので、

発言をするその多くは、

「こう感じた」

という抽象的な発言がついつい多くなります。

そうなってくると参加している男性は、

「はあ?」

という顔をしてます。

 

逆に、男性が発言し

「こうこうこうなってこうなる」と、理路整然と話をすると

女性は「・・・で?何?何が言いたいの?」

と「?」という表情になっています(笑)

 

そこで、論理的に感情の話を上手にまとめあげてくれる存在、指南役が

登場します(主宰の池田弘子氏です)

こういう存在がいることで、

上手に双方に「納得感」が得られるようになるわけです。

 

それほど違う

男性の特性と

女性の特性

 

やはり、知っておいた方がいいと思いませんか?

 

知っていると、イライラやきもきすることも減るでしょうし

知っていると、「なんて空気の読めない人」と怒ってしまうことも

減ると思うんです。

 

事実、私はこういうことを教えてもらってから

とても心がラクになりました。

「あ、違うんだからしょうがないか」と

勝手に暴走しなくなりましたので、ラクです。

 

違いをきちんと知る

とっても、大事なことだと思います。

 

yoshinogawa.jpg

昨日は友人と子供達を連れて徳島に行ってきました。

夕方4時頃の絶景スポットから見た吉野川です。

kaidan.jpg

こんな道をえんえん登っていくと絶景ポイントに辿りつきました。

結構ハード(><)

kingo.jpg

そして高松に戻ってきてからは全員一致で「金吾でお好み焼き!」となり

1時間待ちましたが、元気ミックスを食べて帰りました。

もう10年ほど通っているでしょうか??

大阪で食べても広島で食べてもやっぱりここが好き。

にんにくいっぱいのとろとろ生地に冷えたビールがよく合います(泣)

そして何よりご夫婦とそのお母さんこの3人のあったかい雰囲気が

大好き。

人がよくって、味がよかったら、

人はいくらでもやってきます。

2010.10.16マネージャーって何してるの?とよく言われます(泣)

私はよく、こんなことを言われます。

マネージャーって何をしてるの?って。。。

 

特に歯医者さんでマネージャーって何よっ?って(笑)

そうですよね。

私も自分でそう、思います。

 

「給与計算とかしてるの?」

「社員の教育とか?」

「受付とか?」

 

時には

「たまあに職場に出て、あとはお茶飲みに行ったりしてるんでしょ?やっぱり」

とか、言われます。

 

うんうん、そういうイメージ、ありますよね。

 

私も、改めて「マネージャー」の存在って何だろう?

って考えました。

そして外にむかって「マネージャーの存在を置いてください。いいですよ~」て

言っているわりには、

「マネージャーって何をする人なの?」という問いに明確に答えていない私に

改めてビックリ。

いけません、ね。

 

今、私が感じていること

それは

「マネージャーとは、トップのストレスと不安を限りなく取り除く存在」

と考えています。

 

社員の教育とか

マネジメントとか

経営管理とか

そういったこまごましたものを◯◯する人ではなく

 

とにかく

 

「トップのストレスをゼロに近づけるために日々考え動く人」

です。

 

この2年ほど、夢中でいろいろとやってきましたが

振り返ってみた時

なんで?

と考えると

「とにかく、院長のストレスをゼロにしないことには、ここはうまくはいかない」

直感し、あれやこれやと手を伸ばし動いてきたように思うんです。

 

例えば、吉本歯科医院でいえば、当院院長吉本彰夫が、ここのトップです。

院長がこければ、みんなこけます。

そして、迷惑をこうむるのが患者さん、です。

 

院長が機嫌が悪いと、そのしわよせはまずスタッフ、歯科衛生士さんたちに

やってきます。

嫌な緊張感と嫌な空気が伝染するんです。

 

患者さんは見ています。

「院長先生とスタッフとのやりとりを」

この先生は、本当に自分の医院のスタッフを大事にしているんだ

ということが雰囲気として伝われば

それはイコール

「こんなにスタッフを大事にしている先生なら、私のことも大事にしてくれるに違いない」

そうイメージします。

 

でも、実は逆の方が多いですね?

 

そういう意味で院長に過剰なストレスをかけてはいけない、そう思います。

 

では、院長がストレスでいっぱいになる

とはつまりどういうことかと申しますと

それは、治療に専念できない、ということです。

院長といえど、人間ですので

過剰なストレスがかかりますと、その影響は必ず診療にでてきます。

高度な技術を必要として、日々数ミクロン単位の手作業を行っている院長です。

 

体が疲れきってしまっていては手元が狂います

経営の不安があればストレスで胃が痛くなります

職場の人間関係がうまくいってなかったら、そのしわよせが院長にやってきます。

 

ですので、そういったもろもろの周辺状況を

絶対に起こさないにする、ということ。

それが「マネージャー」の最大の仕事です。

 

トップの不安が限りなくゼロになっていくと

専門家は特にその能力を発揮する、そう思います。

心ゆくまで勉強することができるし

そういった時間もたっぷりあります。

勉強してきた技術を構築する時間と心の余裕も生まれます。

 

3日ほど研修に出かけて休診にしても、その間にスタッフは同じように

技術を向上させるべく各自で研修してくれていたりしますので

留守中も安心、です。

安心しているのでどんどん勉強して技術をその中に取り入れていくことができます。

その結果、提供できる医療の質が一気に上がります。

 

今は、社長と言われるトップが実は一番「不安な存在」ではないでしょうか?

不安だから、人を大事にしている余裕もなく

その結果、その社長のもとで働く社員はないがしろにされてしまいます。

 

しかし、みなさんよくご存知の通り、

社長は実は孤独です(泣)

一人で何もかも考えてすすめていかないといけないし

人にだってついて来てもらわないといけないし

外に向かっても発信しなくてはいけないし

発信するために構築し、勉強し続けなくてはなりません。

そりゃあ、大変です。

 

当院でいえば

歯医者さんは「歯科医業」ということになります。

大病院の中で勤務医として雇ってもらっている存在であれば

ひょっとしたら、それでもやっていけるかもしれません。

 

しかし、いざ「開業している」となると

人を抱えてていかなくてはならない

給料を支払っていかなくてはならない

そして、ずっと継続的に患者さんに支持してもらわなくてはならない

という問題もその背中にかかってきます。

 

結構、重い、です。

 

そしてその問題は、ひょっとしたら「いい医療を追求すること」とは

まったく方向が違うかもしれません。

 

本当に最高の治療を提供したい、と願うのなら

最高の治療を提供できる存在に余計な負担をかけてはいけない、

そう思いませんか?

そして、それは院長だけでなく当院のスタッフ達も同じです。

 

彼女達の持っている技術や能力を存分に発揮してもらうためには

周辺に余計なストレスや不安があったら、いけないんです。

とにかく、安心してもらう、

それが、「マネージャーの仕事」です。

 

 

最近は母性型経営勉強会でも発信しているせいか、

「トップのそばには必ずマネージャーの存在を」と、

会社の中に、そういう位置づけの存在を置いて下さる社長さんが増えました。

 

そしてその名目「私、マネージャーなんですけど」という存在同士で

話をしたりするのですが、

いまいち、明確な「これがマネージャーの仕事」と言いきれるものが私の

中にもなかったんです。

しかし、昨日思わずひらめきました(笑)

 

見学に来て下さった藤本さんの

『マネージャーって何するの?」という一言で

ピンときてしまったんです(^^)ありがとう!藤本さん。。。

 

マネージャーとは、

覚悟を決めて「自分の上司のストレスをゼロにしてやろう」

動くことができる存在、です。

そう、腹をくくる、ということ。

トップがこけたら自分もこける。

という覚悟をもてるかどうか。

 

そこがないと、やはり、ただの「マネージャー」で終る、そう思います。

言われたことだけやっている存在では、面白くないですよね?

 

そりゃあ、あなた奥さんだからでしょ?

とどこからか聞こえてきそうですが

実はそうでは、ありません。

 

実際に、身内ではなくとも、「トップのそばで女房役」をしっかり務めている存在が

実はたっくさん、いるんです。

 

そういう方とお話をすると

やはり共通していることがあるんです。

「自分が責任を取る」という覚悟を持って全てのことをやっているんです。

 

何かあったら人のせい

上司のせい

ではなく、自分の責任です、と言い切っているんです。

 

部下に自分の責任です、と言われると上司はもう何もいえなくなりますよね?

「いいや、私の責任だ」といわざるを得ない状況になりますよね?

それでも、部下に責任を転嫁する、という人であれば

もうそれは早めに「お別れ」を告げたほうがよさそうです(--)時間の無駄です。

 

逆に、今、上司から

「マネージャーになってよ」と

言われているとしたら、チャンスです。

 

なぜなら、トップは欲しいんです。

そういう存在がのどから手が出るほど欲しいから、です。

 

人の問題、ややこしいコミュニケーションのいざこざ

世代間ギャップ

経営の問題

 

山のようにある問題を全部一人で、なんて無理なんです。

だから、支えてくれる存在が欲しいんです。

自分のかわりにぜんぶまるごとうまくやってくれる存在が欲しいんです。

 

そしてそういう存在はやはり、女性の方がいい、そう思います。

特に今のような時代はもう絶対女性です。

 

女性の感性を生かす、とかそういう時代ではもはや、ないんです。

これほど、人が育たなくなっている時代は

職場でも人の問題で溢れています。

 

その微調整をしながら

ちゃんと人を育て

上手に潤滑するようにしていけるのは

女性が得意な分野です。

地でいけますから(笑)

特別な教育をほどこさなくても、

「そのまま地でいってちょうだい」とまるなげするだけで

驚くほど組織はうまくまわりだすと思います。

 

そしてまかせたからには

口を出してはいけません。

口は出さないけど

必要なお金は黙って出す、というのが理想的です(笑)

女性は100%まかされると絶大な能力を発揮する生き物です。

60%では、駄目なんです。

もう100%の信用です。 

 

職場の空気がいい、ということ

それは実はそのまま会社の利益に繋がっています。

中でいる人間の心が喜んでいるところに

人は勝手に集まってくるからです。

 

逆はありません。

 

そして、

支える

ということは、女性の中にもともとある性質です。

狩りをしたい、という女性はあまりいないでしょう。。。

その場を守り、育て、巣をあたためるということは

女性の本質の中にもともとあるんです。

 

もともとあるので

引き出すだけで、いい。

ないものを補うのは大変ですが

あるものを引っ張りだすのは楽なことです。

 

それに、もともとあるものなので

直感にのっとって動けばいいだけなので

やっている本人も楽で楽しいのです。

 

今は、ドラッカーブームで、「マネージャー」の存在も

いろいろなところで登場します。

 

でも、こと、女性がやる、しかも、普通の女性がやる

という場合であれば

私は特に頭の中に何か特別な「マネージャー養成講座」なるものを

詰め込む必要は全くない、そう思います。

また、それをやると駄目になる、そう思います。

 

昨日もカウンセラーの森下と話をしていたのですが

「田舎育ちの人ほどいい」

と私、やっぱり思うんです。

 

たしか、どこかのブログで私は書いたと思うのですが

人口があまり集中しすぎた都市にいると

人は『他人の短所しか見つけることができなくなる」そうです。

見えにくくなる、んだそう。

 

逆に牧歌的な風景が残る田舎で育ったような人は

「他人と協調することに慣れているので、他人の長所ばかりを見つけやすい」

んだとか。

 

この意見には私は賛同です。

吉本歯科医院は四国の香川、高松屋島という超地方ですが

その中でもさらに山奥から出てきたようなスタッフが多いんです(笑)

一番がたしか森下で、ついで、杉本、ついで、小田、ついで、樋口というところでしょうか?

田中は私と同じ屋島ですので、他のスタッフに言わせてみれば超都会の人、です(笑)

加島になると、もう大都会の人でしょうか???

 

地方がなぜいいか?

と言えば、

まだまだ心がほのぼのとあたたかい人が圧倒的に多い、ということです。

競争が少ないぶん、優秀な人が少ないといわれますが

何をもって優秀というのか、私にはいまいちよくわかりません(--)

 

普通の、女性

そして気配りができる女性

ある程度の年齢を重ねている女性

「マネージャー」にぴったり、です(^^)

 

10人程度の組織であれば、どうぞ「マネージャー」の存在を置いてください。

そして、専門家と言われる存在であればあるほど「マネージャー」の存在を置いてください。

 

いいことずくめでたぶん、びっくり、します。

 

支えたい

という気持ちを引き出すことができれば。

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香川県高松市で母性型を実践マネージャーブログ

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