2021.03.30顎が痛い!顎関節症はどんな病気?
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
口が開きにくくなった
口を開ける時、顎がカクカク音がする
口を開ける時痛みがある
このような症状がある場合には
顎関節症という病気の可能性があります。
顎関節症とは、顎関節に対する負担が咬み合せなどにより、バランスを崩して強くなった場合に、関節円板がずれたり、関節円板に穴が開いたりすることによって進行する病気です。
さらに骨と骨がこすれあうようになると、顎の骨が磨り減っていくく病気です。
咬み合せが悪いことでバランスが悪くなり、硬いものをこすりあわせると関節と関節の真ん中にあるクッションが潰れてしまい、顎の骨が一番柔らかいのでそこに負担がきてしまいます。
膝にもクッションの役目をするお皿がありますが、そのお皿のようなものが顎にもあり、そのお皿を「関節円板」と言います。この関節円板がずれたりすると顎の音がカクカクとしだします。
さらにこの関節円板の穴が大きくずれ、穴が開くことで顎の骨と頭の骨がこすれあってジャリジャリとする音に発展することがあります。
関節円板が完全にずれたり、ひしゃげたりするとカクカクという音がしなくなってきます。そこまでいくと、口を開けようとしても関節円板がひっかかって顎の動きを邪魔します。
口が開きにくくなったり、口が開いたまま閉じられなくなったりするのは、こんな状態になってしまったことが理由です。カクカクという音がしなくなったからといって「治った」ということではなく、さらに進行していたということはよくあります。
顎関節症は顎の骨が溶けていく病気です。
溶けた骨を再生することができないので、生涯予防し続けなくてはいけないものです。
お痛みがなくなったから、症状が感じなくなったから治療が終わりというものではありません。
顎関節症になる原因としては次の5つが考えれます。
歯周病
かみ合わせの悪さ
奥歯がないことで歯並びが崩れている
親知らずが放置されている
その他、口以外からの要因
上記の(1)~(4)の原因のうち、全ての原因が当てはまる場合もあり、また親知らずだけが原因だったという場合もあります。原因を探るためには歯科医師が、顎関節症が起こる原因を正しく理解していなければまともな診断をすることができません。
診断が変わればその後の治療も変わってきます。
この部分の治療を実際に受けられる患者さまにご理解頂けないと、どんなにいい治療をしても原因を取り除かなくてはまた同じ症状が出てくるという悲しいことになってしまいます。
原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
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