2021.04.03歯周病の治療をした後、歯茎が下がってきた・・原因は?
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
歯医者さんで歯周病の治療ということで
歯茎の治療をしたら
歯茎が下がってきた気がする
ということで
ご相談にお越し下さる方がいらっしゃいます。
一般的な歯周病の治療では
歯科医院で専用の器具を使って
歯石や歯茎の奥の部分の細菌を除去する
ということを行います。
歯茎の奥の深い部分の治療をした後
歯茎が下がってきたように
お感じになる場合があります。
歯茎が下がってきたので
歯周病が進行したのか?
悪くなっていったのか?
とご不安になる方も多いかと思います。
歯周病の進行は
自覚症状がないまますすむことが
ほとんどです。
歯周病が重度になると
歯がグラグラ動きだしたりしますが
重度になるまでは
時々歯茎が腫れたりする程度の方が
ほとんどです。
しかし
歯茎が腫れたり
なんだか痛みを感じるなあと
自覚症状があり
受診された場合には
レントゲン写真を撮影してみると
上記のように
歯があるけれど支えている骨がない状態
になってしまっていることは
多いです。
歯茎が腫れあがっている状態の時は
見た目には歯茎が下がっているようには
見えないけれども
歯の周りや歯茎の深い部分に溜まっている
歯石や細菌を除去する治療をした場合には
歯茎の炎症がおさまり
歯茎が下がったように感じると思います。
歯周病の治療ということで
歯茎の深い部分のばい菌を除去すると
歯茎の色が
熟れたトマトのような赤茶色から
きれいなピンク色に変わっていきます。
これは歯茎の炎症がおさまり
正常な歯茎の状態になっていることです。
歯周病は歯を支えている骨がなくなる
病気の事を言います。
歯周病になるのは
老化や掃除不足のせいだと
お考えになっている方はまだまだ多いです。
しかし原因はそれだけでは
ないのです。
歯周病を引き起こした原因を
まずはきちんと診断することが
最初にすること、です。
原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
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