2021.09.29顔の筋肉も噛めていないとたるみます
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
噛み合わせの及ぼす影響について
お話させていただきます。
まず写真を見ていただきますね。
この方 鼻のラインから見ていくと
ちょっと唇の形が少し違う感じですね。
ニコッとしたとき唇の形
歯の見え方が違う。
実はこれ、
歯並びだとか噛み合わせが
大きく影響しています。
どういうことかといいますと
この口の周り口論筋といいますが
あと頬の筋肉
これは独立して宙に浮いているわけではないですね。
その見えないところにお口の中
口があったり歯茎があったり骨があったりします。
実はその歯茎によって歯によって
唇頬が持ち上げられているんです。
つまり持ち上げられている場所は膨らみ
持ち上げられていない骨がない場所は
へこんでいます。
こういうことを言うと
皆さん顔を隠したくなりますが
私は皆さんの顔を見ただけで
お口の中がどのようになっているか
実は想像できますね。
このようになってますから
お口の中がへこんでいて骨がないとか
そういうことがありますので
そこに骨を作るという考えができます。
このように
骨を作って歯を並び替えてあげる。
ということをすると
実は口元も変わってくる
ニコッとしたときの唇の上がり方というのも
変わってくるということになりますね。
この方は上の歯が見えてまして
下の歯が見えていて
その下の歯の下に歯茎は見えてます。
ニコッとしたときに
下の歯の歯茎が見えてしまっているんですね。
噛み合わせを調整することによって
このように上の歯が見えるように
作ることもできます。
上の歯の下にうっすらと
白い部分が見えています
これが下の歯の先端です。
つまり下の歯の位置の場所を
変えたというのが
治療の内容になりますね。
使わない筋肉は衰えます。
特にこの頬の部分にヒアルロン酸を打ったとか
ボツリヌスの治療をしたとか
そういう意味ではないんですね。
日々噛むことによって
口の周りの筋肉や頬の筋肉は
勝手に鍛えられていきます。
今まで使っていなかった筋肉が
衰えて重力で下がってきた
それを噛める状態にするだけで
実は筋肉はよみがえります。
筋肉は年齢制限がないんですね。
なので
口を治療することによって
口周りの筋肉も変わってきます。
土台作って噛んでもいい状態にする
そういう治療をすることによって筋肉が
復活してくるということもあるんですね。
それをただ一言老化ということだけで片付けて
いいものかどうかともあると思います
ですので同じ年代でも見た目が変わってくるということになります。