咬み合せ(歯並び)が悪いことによってもこのような症状が起こります。
インプラントは一度埋め込んでしまえば、その場から動くことはありませんが、ご自分の歯は常に一生動き続けます。数十ミクロン単位ですが、確実に動いています。
この事実を歯科医師からきちんと説明を受けていない患者さまが多くいらっしゃいます。
自分の歯は噛みしめたら動いていきますが、インプラントは全く動きません。
ですから軽くカチカチと噛んだ時にはインプラントと噛み合う自分の歯はしっかりその面が当たりません。
グッと噛みこんだ時に、インプラントに当たるように調整しなくてはなりません。
カチカチと軽く噛んだ時に、インプラントの歯が自分の歯と同じようにしっかり当たっているような調整の場合、グッと噛みこんだ時には、自分の歯は動きますのでそのほとんどの力をインプラントだけで支えることになってしまいます。
つまりインプラントに過度な負担となってしまい、当然このように被せ物が壊れたり、磨り減ったり、ちびてきたりします。
例えば、左がインプラントで、右が自分の歯だった場合、右の歯に虫歯や歯周病などのトラブルが生じた場合にインプラントの咬合をわかっていない先生が治療を行なうと、左のインプラントに多大な力を加えてしまうことになりかねません。
つまりインプラントを治療した先生のもとで、他の場所の治療も行なわなければ「噛み合わせ(咬み合わせ)」はグチャグチャになってしまい、いずれそのインプラント部分がグラグラとしてきます。インプラント治療はかみあわせが最も重要です。
これらの検査を通して患者さまの全身的な状態を調べますが、
下記のような場合にはインプラント手術を受けることはできません。
心臓疾患、狭心症、心筋梗塞、不整脈、循環器系疾患、重度糖尿病、膠原病など女性に多い免疫性疾患、肝炎、肝硬変など。
また、血液性疾患、鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、骨髄性機能不全、溶血性貧血、自己免疫性貧血、悪性腫瘍、癌、エイズ、脳血管障害、脳梗塞、人工透析患者、慢性腎疾患、内分泌性疾患、妊娠している方など
これ以外にもまだありますが、
「手術そのものができない」という方は意外にも多くいらっしゃいます。
このような検査を事前に受けていなかったため、
手術の際に血が止まらなくなる
といったようなことが起こることもよくあります。
心電図検査では、心臓の状態、不整脈などを調べます。
インプラント手術は骨を削る手術ですので、手術の際に、わずかですが不整脈が発生するという報告がなされています。
もともとあった不整脈なのか、インプラント手術によって引き起こされた不整脈なのか、によって手術を中断する判断材料となります。
また骨粗鬆症で「ビスフォスフォネートによる治療を受けられた方」は手術を受けることができません。
ビスフォスフォネートを飲んでいると骨の代謝が止まってしまいます。
骨が溶けるのを防ぐ反面、骨の治癒も起きませんのでインプラントのオペによって骨に炎症が起きたときに炎症が治らなくなります。また、こういった患者さまは歯を抜くこともできません。
このようなさまざまな理由で、吉本歯科医院ではインプラントをご希望に患者さまに対しては、簡単な聞き取りだけでなく「血液検査」「心電図検査」をお受け頂きます。
https://www.8181118.com/implant/
インプラント治療をする前に患者さん側が知っておくべきこと
差し歯とインプラントの違いをお話しますね。
差し歯とは、読んで文字のごとく歯に差す状態で作るものを言います。
ご自身の歯の根っこが残っており、そこに被せ物を差している状態です。
これを差し歯と言います。
ご自身の歯の根っこがちゃんと残っている場合には
差し歯の治療をすることができます。
インプラントがご自身の歯の根っこがもうすでに無くなっている方がする治療です。
ンプラントは何かを体内に埋め込む、これをインプラントと言います。
インプラントは人工的に歯根(歯の根っこ)を作る方法とイメージして下さいね。
インプラントと差し歯の違いは歯根があるかどうかです。
歯の根っこを失われた方に歯の根の代わりに骨の中にネジのようなものを入れるのがインプラントと言います。
これらの検査を通して患者さまの全身的な状態を調べますが、
下記のような場合にはインプラント手術を受けることはできません。
心臓疾患、狭心症、心筋梗塞、不整脈、循環器系疾患、重度糖尿病、膠原病など女性に多い免疫性疾患、肝炎、肝硬変など。
また、血液性疾患、鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、骨髄性機能不全、溶血性貧血、自己免疫性貧血、悪性腫瘍、癌、エイズ、脳血管障害、脳梗塞、人工透析患者、慢性腎疾患、内分泌性疾患、妊娠している方など
これ以外にもまだありますが、
「手術そのものができない」という方は意外にも多くいらっしゃいます。
このような検査を事前に受けていなかったため、
手術の際に血が止まらなくなる
といったようなことが起こることもよくあります。
心電図検査では、心臓の状態、不整脈などを調べます。
インプラント手術は骨を削る手術ですので、手術の際に、わずかですが不整脈が発生するという報告がなされています。
もともとあった不整脈なのか、インプラント手術によって引き起こされた不整脈なのか、によって手術を中断する判断材料となります。
また骨粗鬆症で「ビスフォスフォネートによる治療を受けられた方」は手術を受けることができません。
ビスフォスフォネートを飲んでいると骨の代謝が止まってしまいます。
骨が溶けるのを防ぐ反面、骨の治癒も起きませんのでインプラントのオペによって骨に炎症が起きたときに炎症が治らなくなります。また、こういった患者さまは歯を抜くこともできません。
このようなさまざまな理由で、吉本歯科医院ではインプラントをご希望に患者さまに対しては、簡単な聞き取りだけでなく「血液検査」「心電図検査」をお受け頂きます。
https://www.8181118.com/implant/
インプラント治療をする前に患者さん側が知っておくべきこと
インプラントって差し歯のことですか?
インプラントと差し歯って違うんですか?
歯が抜けたら差し歯にできるんですか?
というご質問をよく頂きます。
差し歯とインプラントの違いをお話しますね。
差し歯とは、読んで文字のごとく歯に差す状態で作るものを言います。
ご自身の歯の根っこが残っており、そこに被せ物を差している状態です。
これを差し歯と言います。
インプラントは何かを体内に埋め込む、これをインプラントと言います。
インプラントは人工的に歯根(歯の根っこ)を作る方法とイメージして下さいね。
インプラントと差し歯の違いは歯根があるかどうかです。
歯の根っこを失われた方に歯の根の代わりに骨の中にネジのようなものを入れるのがインプラントと言います。
香川県高松市の
かみあわせ専門歯科
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
吉本歯科医院には
歯やお口の中のことで深くお悩みになられている患者さんが
四国各地からお越しになられます。
歯を失った部分にブリッジ治療をしたが
だんだんブリッジが揺さぶられグラグラし、繋いでいた歯がダメになり
抜かないといけなくなったという方
ブリッジでなんとかしのいでいたが
今回いよいよブリッジがダメになり噛めなくなってしまった。
歯を抜いた後は
もう入れ歯かインプラントしか、治療方法がない。
どちらを選べばいいか?
深くお悩みになり
いくつかの歯科医院を回られている方も
多くいらっしゃいます。
しかし重要なことは
歯を失った部分に
インプラントにするか
入れ歯にするか
ブリッジにするか
という問題では、ないのです。
インプラントも入れ歯もブリッジも
「噛むための道具」にしか、過ぎません。
どの道具を選ぶにしても
咬み合わせをきちんとせずに歯科治療を行うと
将来かならず悲惨な目に合います。
歯科治療成功の条件は
「噛み合わせ」なのです。
例えばインプラント治療に関して
「どの歯を残し、どの歯を抜くか」
ということで迷われることが多いかと思います。
なるべく多くのご自分の歯を残したい
という気持ち、良く分かります。
当院にお越しになられた方も
はじめは皆様
「1本でも多く自分の歯を残したいんです」
そう、おっしゃられます。
また、インプラントはすごくいいものだ
と理解されている方が
多くいらっしゃいます。
そして
インプラントさえ入れればもう大丈夫だ、
インプラントさえ入れればすべて再生される
歯がなくなったらその時インプラントにすればいいじゃないか
そう思っていらっしゃる方、
本当に多くいらっしゃいます。
私はもっとインプラントのデメリット
というところを知って頂きたいと思います。
「インプラントってすごくいいものだ」
それは
すごくいい条件が重なった方のお話し
です。
残念ながらインプラントというのは
単なるネジです。
ですのでトラブルは当然あります。
トラブルの原因がなんなのか?
どういう時にトラブルになるのか?
いうことを是非知って頂きたいのです。
そして実際にインプラント治療を受けようと思う場合には、
知っておいて頂きたいのです。
インプラント治療をしてからでは
手遅れなんです。
ます最初に
インプラントとご自身の歯の違い
を知って下さい。
まず
インプラントは全く動きません。
ご自身の歯は一生動き続けます。
インプラントを1本でも口の中に入れるということは
動くものと
動かないものが
共存していく状態になる、
ということです。
インプラントを検討している患者さんから
ほぼ100%頂く質問があります。
それは
「インプラントはどのくらい持ちますか?」
です。
一番問題なく、
10年20年と経過が順調なケースは
お口の中に歯が1本もなく、
上下すべてをインプラントにされた場合です。
全ての咬む力が、
インプラントのみで設計されている場合です。
建築物と同じです。
古い古民家の柱を残してリフォームした場合と
いっそ更地にしてしまって強固な柱をドーンと建て新築した場合
見た目は一緒かもしれませんが
強度の問題、噛める力、耐久性は
比較するまでもありません。
しかしながら、
インプラント以外にご自身の歯が残っている方の場合には、
いろんなトラブルがあります。
私のもとにインプラントトラブルで駆け込んでこられる方の多くは
お口の中に2~3本のインプラントを埋入されている方です。
☑インプラントが入っている歯の隣の歯が割れた
☑インプラントが入っている歯のかみ合う上の歯が痛い
☑インプラントが入っている右側とは反対側の奥歯が一気に壊れてきた
このような症状です。
まず第一に知っておいて欲しいことがあります。
それは
インプラントはすごく良く噛めます。
ものすごく噛めてしまうのです。
しかし、すごくよく噛めるがゆえに
フランスパンや
お肉をガンガン噛んでしまわれます。
実際に噛んだ相手の歯は・・・・?
歯は上の歯と下の歯で噛みますよね。
下の歯をもしインプラントにした場合、
上の歯もインプラントであれば問題はありません。
しかし、
上の歯がご自身の歯であった場合、
どうなると思いますか?
その上、
上のご自身の歯が、
もう既に神経を治療をして神経がない歯だった場合。
神経のない歯の強度は
本来のご自分の歯の強度の10分の1程度しか
ありません。
見た目はきれいにたってるけど
チョンと力がかかれば簡単に崩れる家と同じです。
見た目はいいけど、
柱が腐って弱っている状態です。
インプラントが良く噛めるがゆえに
噛み合う上のご自身の歯が
その噛む力に耐え切れないんです。
そして破壊されてしまう。
では、
インプラントが入っている人は
どの位の力で噛んでいいのか?
インプラント自体は
強い力で噛んでも壊れません。
しかしながら
インプラントが入っている歯と
咬み合うご自身の歯は
今までの治療の結果あと年齢相応の弱い状況、
もうすでに何十年も頑張ってきた弱い歯なのです。
ですから、
その歯が耐え得る強度以上の力がかかれば、
その残っている歯が次々に壊れます。
ここまでが
上に(下に)インプラントを入れた場合の
噛み合う相手の上下の歯の話しをしました。
次に左右の話しです。
両足だと1km・2km歩けます。
片足ケンケンだとどうでしょう。
おそらく100mも
難しいのではないでしょうか。
健康な足ですよね。
骨折している足ではありませんよね。
健康な足だというのにもかかわらず、
片足だと100mも行けないのです。
つまり
本来の受け持てる力以上の力がかかると壊れる
ということです。
インプラントも単なるネジです。
例えば左にインプラント治療をしたとしましょう。
右はご自身の歯があります。
何年か後に右のご自身の歯が
虫歯や歯周病、歯が折れた割れた等の理由で
ダメになってしまった。
右では噛めないけれど左はインプラントがある。
ああ昔インプラント治療をしていて良かった。
今は右では噛めない。
でも左が噛める。
ということで左で噛んでいた。
何が起こると思われますか?
本来受け持てるインプラントの強度以上の力がインプラントにかかりますから、
今度はインプラントが折れる。
またはインプラント周囲にある骨が骨折する。
このようないろんなトラブルが起きてきてしまうのです。
インプラントは単なるネジです。
万能ではありません。
もしそのような状況になられた場合には、
すぐにインプラント治療をされた先生に相談し、
両方で噛める状況を作る、
これがすごく大事なことなのです。
これが左右的なお話しです。
次に問題なのが、隣り合う歯です。
近隣の歯です。
例えば前から数えて、
よくあるのが6番目・7番目の歯にインプラントをした。
奥歯の2本ですね。
6番目・7番目の歯がなくなったので、
その部分にインプラント治療をした。
よくあるケースです。
手前の4番目・5番目の歯は何とか根っこの治療をしたりして残せた。
当然ですが
インプラントの持つ期間、
手前の歯の死んだ歯の持つ期間、
違うんですね。
歯の神経がしっかり残っていて生きている歯の場合には、
負担がかかってきた場合には
痛いなあ
しみるなあ
いうことを感じますので手を打てます。
しかし、歯の神経をもう既に取ってしまっていて
死んでいる歯の場合には、無理な力がかかってきてトラブルが起こったとしても、
痛いとかしみるといった自覚症状は一切感じることができません。
場合によっては力の負担によって歯が折れたとしても
気付かれない方もいらっしゃいます。
その状況を放置すると何が起こるのか。
いずれこの歯は抜かないといけないかもしれない。
でも今抜きたくない。
今は噛めるから問題ない。
ということで置いておかれる方が実は多いのです。
手前の歯が折れると、その歯が助からないということはご理解頂けるのですが、
問題はその歯を抜かないということではなく、
歯の周囲にある骨がなくなるということなのです。
骨がなくなるということが実は大問題になります。
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確かにその後ろの歯に
インプラントをしている歯自体は問題はないかもしれない。
しかしながら、
骨というのは段々と染み渡るように広がっていく
ようになくなっていくのです。
つまり隣の歯を失うと隣の歯の骨が溶け出すと、
段々その骨が溶けることによって、
実はインプラント周囲の骨が溶けてなくなるのです。
インプラントは大丈夫であっても
インプラントの周りの骨が勝手になくなるのです。
例えば
川沿いに家を建てていたと想像して下さい。
何十年か経ったらいつの間にか川に土地が削られ、家が傾き始めてきた。
と、同じようなことが起こってしまうのです。
どんなにインプラント自体が大丈夫であったとしても、
隣り合う歯がそういう状況になってしまうと、
インプラントと言えど、そのインプラントを除去しなければならない。
もしくはその骨ごと削って除けなければいけない
という状況に追い込まれてしまうのです。
ですから
インプラントの寿命というのは
実は隣り合う歯の寿命に左右されるのです。
インプラント治療を行なう場合、
隣りの歯が歯の神経がない死んでいる歯であるとか、
何とか甦らせている歯であるとか、
10年・20年確実に持つような歯でない場合には、
そこがトラブルになった場合、
次にどういう処置をしないといけないのか?
そこが悪くなった時にそこにインプラントをするのか?
そこをインプラントを伸ばしてするのか?
そういう治療計画を最初に立てておかないと、
大変困ることになります。
今目先のことだけを考えていては
5年後、10年後悲惨な目に合います。
そしてまたインプラントメーカーによって、
そういうリフォームということを対応できるインプラントメーカーもありますが、
残念ながら対応できないメーカーも数多くあるのです。
極端な話しを言えば、
かなりな本数を失われてしまった方、
ある程度年齢を重ねられた方の場合には
どう考えればいいのでしょうか?
確かに歯を残すということはいいことかもしれません。
しかしながら、
その残せる本数、
その機能できる期間、
というのがどの程度のものなのか?
実はこれは古い古民家を
イメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
最近は古民家を再生して住むことが
ブームのようです。
その古民家、
柱が腐食し4本ある柱が大きい屋根を支えている
わけです。
3本は何とか5年・10年は持つかもしれない。
取り合えずこのままだと崩れるので、
一番弱い1本だけを良い柱に置き換えるとイメージしてください。
その後何かトラブルが出た時に、
良い柱1本ですべての屋根を支えるということは不可能なのです。
しかしながら、
屋根と柱はつながっているのです。
屋根が崩れれば、
その丈夫であった1本では、
1本であったとしても引っ張られて傾いていってしまうのです。
で、リフォームは所詮リフォームなのです。
どの位の期間持つのかということは
その残りの3本の柱によって寿命が決まるのです。
確かにリフォームをすれば、
リフォームのような形で修繕すれば、
その時その一瞬に関して言えば、費用は安く抑えることが出来るかもしれません。
見た目は新築もリフォームも変わりません。
しかしながら長期的視野に立った時、
じゃあそれがいつ崩れるのか、
その残っているものによって左右されるのです。
それが崩れかけようとした時にすぐに修繕すれば、
その最初に治療したインプラントは柱は大丈夫かもしれません。
しかしながら本当に噛みにくくなった時には、
その柱そのものがもう既に使えなくなっていることが実は多いのです。
本当にその10年後の1本が同じ高さ、
同じ長さ、
そのままで使えるんでしょうか。
現実には使えないことが多いのです。
ですから1本でも2本でも歯が残せるようであったなら、
残したいとおっしゃる方は多くいらっしゃるんですけれども、
その1本・2本を置いておくがために、全体の強度、バランスというものが実は大きく崩れ、そしてその崩れた原因が実は耐久年数に大きく関係してくるということを是非知って頂きたいのです。
ですので
噛み合わせのバランスって実はすごく大事
なのです。
1ヶ所崩れた所を補強するように補強した場合には、
その噛み合う相手がダメになった時でも、
その高さに仕上げないといけないのです。
噛むという行為は
カチカチと噛むという行為と、
もう一つ
すり合わすという、すり潰すという噛み方
があるのです。
人間は肉食動物と草食動物の両方を併せ持つ、
極めて稀な食生活を送っているのです。
実は動物体系的に見ても、これは実はすごいことなのです。
噛むという行為と
すり潰すという行為
この両方を持ち合わせている、実はすごいことなのです。
このすり合わす、すり潰すということは、
隣り合う歯の高さが同じ高さでないと、
横にスライド、
ずれる
ということが出来ないのです。
ガタガタ
だったらどうでしょう。
カチカチ噛めるかもしれない、
でもすり潰すということは出来ないのです。
例えば馬とかの歯はまっ平です。
それに対しサメとかの歯は牙のようになっています。
サメは牙で噛み切ることは出来ますが、
すり潰すことは出来ないのです。
ガタガタの歯ではすり潰すということは出来ないのです。
取り合えず今ここの歯がないから、
ここの歯がちょっと飛び出てて
噛み合わせるために引っ込めて作る。
そういうガタガタな治療をしてしまえば
将来その他の歯がダメになった時に、
すり潰す・すり合わせるということが
出来なくなるということになってしまうのです。
そしてまた、
その部分にだけ力がかかり揺すられ、
本来の受け持てる力の何倍もの力、
本来受け持てる力の方向からではない別の横からの力によって壊される、
破壊されるということもあるのです。
ですからある程度の年齢になられている方、
残そうと思えば残るかもしれないであろう歯の本数であったり、
強度のバランスによっては全て除けて、リフォームではなく新築でしっかりとしたバランスのとれた柱と梁でもって維持させる。
というふうにされた方が実は相対的に、
結果的に10年単位・20年単位で見た時に非常にトラブルが少なく、
良く噛める状態ということを維持できることがあるのです。
10年後に何が起こるのか、
そのトラブルになりそうな原因は何なのか、
ということをしっかりと見極めた上で治療を受けられることをお勧めいたします。
https://www.8181118.com/director/2016/02/post-117.php
香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
インプラント治療をお受けになられたけれども、実際にはご自身の身体の中に入ったインプラントがどんなものなのかどこのメーカーのものなのかをご存じない患者さんは多くいらっしゃいます。
将来、もしトラブルが起こった場合、インプラントを外して治療したり、修理する場合にもどこのメーカーのものかわからないままでは、治療難民になってしまいます。
インプラントメーカーについてお話します。
インプラントメーカーは国内で約50社、外国では約200社にのぼり、各歯科医院ともインプラントの医材が異なります。
患者さまはチェックできませんが、見逃せない大きなポイントがあります。
インプラントにつかうメーカーも実は歯科医院によって全く違います。
①インプラントメーカーが潰れない(倒産しない)
②壊れても修理ができるシステムである
これがインプラントメーカーを選ぶ大きなポイントです。
インプラントメーカーは国内で50社近く、外国には200もの製品があります。
まず、インプラントをする際に、いったいどこのメーカーのものを使っているのか必ず確認する必要があります。とんどの患者さまはインプラントにそんなメーカーがあることさえご存知ない方がほとんどです。
1)インプラントメーカーが潰れない(倒産しない)
表面化されていませんがインプラントメーカーは世界規模でのM&Aが行われている業界であり、毎年何百というメーカーが吸収合併されたり倒産したりしています。 10年後あなたの入れたインプラントのメーカーが倒産して会社そのものがなくなっていたとしたら修理することさえできません。
歯科医院に対して、インプラントのメーカーの営業マンも「うちの会社のインプラントは10年、20年もつ」と言って売り込みをしてきます。
しかし、日本国内のメーカーのほとんどは会社が設立されてほとんどが10年未満です。
つまり、手術を受けて10年過ぎた患者様、あるいは20年過ぎた患者様がいないという事実があるも関わらずです。
当院で採用している「ブローネマルクインプラント」は世界で最も古く、手術して20年たった患者様、30年たった患者様が何十万人もいるという実績があり、世界数十カ国で使用されています。
大きなシェアを持つインプラントメーカーの場合だと、在庫切れなどを起こしてしまっても、すぐに対応することができます。
例えば車で言えばベンツという車があります。
何十年前の部品がちゃんと残っているため、何十年前の車を修理してくれますが、日本のメーカーでそんな会社ありません。日本はある程度過ぎたら部品そのものも廃棄してしまいますので、新しく買い換えるしか手はありません。
ブローネマルクのインプラントはまさにインプラントのベンツと言えるでしょう。
つまり世界標準です。
2)壊れても修理ができるシステムである
もし壊れても修理ができるシステムである、これも重要なポイントです。
インプラントになんらかのトラブルがあってはずすということはインプラント周囲の骨を削ってはずすということです。周囲の骨をごっそり削ってはずさなければいけないのです。ごっそり削るので骨は当然なくなります。
骨がなくなったところに、さあ、もう一度インプラントを!と思ったとしてもその時には骨がもうないのでできません。
では、入れ歯をしたとします。
しかし、骨がなくなった後の入れ歯はほとんど噛むことができません。
つまり命にスペアがないように、インプラントにもスペアはないのです。
確かに初期投資は大きいかもしれませんが、将来トラブルがあったときに修理ができるということは、20年後のあなたをどれだけ救ってくれることでしょう。
インプラントは、患者様の骨の中に入っている部分です。
もし骨の中にインプラントが折れたとしたら骨を削るしかないのです。
安価なインプラントメーカーのものは一体式ですので、手術も一回で終わります。一体式のインプラントはどこで折れるかまったく想像できません。
ブローネマルクシステムでは3つ以上のパーツに分かれています。
わざと壊れやすいところを作っているのです。
無理な衝撃が加わったとき、インプラントやあなたの骨を守るために代わりに壊れてくれているのです。
もし壊れた場合は折れたところから修理すればまた元通りです。
それによって「インプラント体」と「あなたの体を守る」ということを最優先させて作られたシステムなのです。
以外にインプラントをされる際に軽視しがちですが、手術をされる先生が「いったいどこのメーカーのインプラントを採用している」のか、これは最も重要なことなのです。
インプラントのメーカーは国内で50社近く、外国には200種類もの製品が流通しています。 その中でも3大インプラントメーカーは圧倒的なシェアを誇っています。
① ITIインプラント(スイス製:ストローマン社)
②アストラインプラント(スウェーデン製)
③ブローネマルクインプラント(スウェーデン製)
当院で採用しているのは、
世界最高峰基準の「ノーベルバイオケア社のブローネマルク・インプラントシステム」と「スリーアイ社のインプラントシステム」を採用しております。
インプラント治療を選ぶ際には、その先生が「どこのインプラントメーカーを採用しているのか」も大きなチェックポイントとなります。
インプラント治療をする前に患者さん側が確認しておくべき7つのこと
香川県高松市の
か合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
このようなお悩みを抱えて
多くの方が吉本歯科医院にお越しになられます。
「歯を抜かずに治療して欲しい」
というご相談です。
ご紹介しますね。
「 歯周病が進行しているようで数件の歯医者に行きました。
しかしすべての歯科医院で治療方針が同じで
グラグラしている全ての歯は抜かなくてはいけない(抜歯)と
診断されました。
たしかにグラグラとしていますが、実際の痛みはなく
日常生活に支障もあまり、ありません。
できるだけ歯を抜かずに残せるものは残したいと思います。
歯を抜かずに治療をお願いできないものでしょうか?」
というご相談です。
歯を抜かずに残す
という治療法ですが、
ここ最近になって、このような考え方が出てきたのです。
むかし
歯の治療といえば
「すぐに歯を抜かれた」
「ちょっと虫歯で痛いと言ったら歯を抜かれた」
こんな話を年配の方に
聞かれたことは、ありませんでしょうか?
そして
「私達の頃はね、すぐ歯を抜かれて入れ歯になってましたよ」
という話を聞いたことはありませんでしょうか?
今では根管治療(歯の神経治療)といって
歯の中の神経や血管が通っていたところを治療する技術が大幅に伸びました。
そしてまたバイ菌を殺すお薬も開発されました。
それによって歯そのもの、歯の神経、神経を残した後に歯をそのまま残しておく、
つまり保存するということができるようになりました。
昔は歯を失う原因は
虫歯でした。
しかし今は
歯を失う原因は虫歯ではありません。
歯周病(歯槽膿漏)なんです。
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歯周病って骨が溶けてなくなる病気なんです。
世界WHOにも認められている
ギネスにも載っている
世界中で一番病気になっている
その歯周病なんです。
日本人でも8割以上が歯周病になっていると
言われています。
歯周病とは歯の周りの病気です。
つまり歯そのものではなく
歯の周りです。
肉とか骨が歯を支えております。
この肉や骨がなくなることによって
歯は残っているんだけれども
支える骨がなくなったので
土手が崩れて歯を抜かなければいけなくなります。
勝手に歯が抜けてしまうということが
今、最も歯を失う原因などになっています。
歯の周りの骨があるかないか
なのです。
歯科治療の大きな改革
「歯を抜かずに残そう」
という流れにそって
歯医者さんも
頑張って歯を抜かずに歯を残したがゆえに
その結果、歯の周りの骨や肉が持たなくなってしまったのです。
健康な歯の時は
土台である骨はしっかりとあります。
ピンクの部分が骨の上にのった歯茎です。
昔、
歯を失う原因は
虫歯でしたので
虫歯になった歯は、「もう抜きましょう」とさっさと抜いてしまっていたのです。
骨がしっかりあるうちに歯を抜いてしまっているので
骨は溶けずにちゃんと残っています。
しかし
今は、どんなに歯がグラグラになっていても
骨がどんどん溶けていっていても
歯を抜かずに治療しましょう
歯を残しましょう
という流れですので
ご本人の自覚がないうちに
どんどんどんどん
歯をささえていた骨は溶けてなくなっていっているのです。
骨が健康な人の半分以下の薄さにまで溶けてしまってから
やっと歯を抜きましょう、となります。
しかし
もうその時点では
遅いんです。
手遅れ、なんです。
歯はグラグラ
そして、その土台となる骨は
ペラペラ
もう、手のうちようがないのです。
現代人の場合には
極限まで歯を残すために
その周囲の骨を失ってから歯を抜くという状況になっております。
ですから歯がないだけでなく
歯を支えていた骨までなくなっているのです。
入れ歯を作ったとしても
すぐに合わなくなるのです。
土台あってはじめて
安定するのが
入れ歯です。
歯を抜きたくない
歯を抜くのはいけないこと
という情報だけに
まどわされ
一刻もはやく抜歯しなければいけないような歯でも
歯を抜く時期を遅らせてしまったり
歯を抜かずに放置してしまったり
していることで
多くの方は、一番大事な歯を支える骨を
どんどん失っています。
もちろん
残せる歯は残します。
しかし、判断し、一刻も早く抜かないと危険だ
という歯は抜くことをおすすめしています。
私達日本人の寿命は伸びました。
100歳まで生きるなんてことは
珍しい時代では、なくなりましたね。
食べることは死ぬまで続きます。
食べるために
噛むために
大事なのは歯を支えている骨が
しっかりあること、です。
歯周病は
他人事では、ありません。
ほとんどの人が今では知っている「歯周病」です。
だけどほとんどの人は
「自分には関係のない話」と思っているのが
歯周病でも、あります。
まだ30代だから
痛くも痒くもないし
歯磨きちゃんとしてるから
しかし、
歯周病は
自覚症状はありません。
静かにしのびよるサイレントキラーです。
実際に
吉本歯科医院にお越し下さる多くの方が
「え?歯周病なんてどこでも言われたことなかったけど?」
「え?私の骨、そんなに溶けてなくなってるんですか?」
と驚かれます。
正しく
歯周病を知って欲しいと思います。
知って頂くだけで
歯だけでなく
骨を残すことができます。
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