2021.10.02死んでいる歯の神経の残骸は腐ってガスを出します。
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
歯の神経は
ご自分でも気が付かずに「死んでしまう」ということはよくあります。
最初は痛かった
けれども
痛み止めの薬を飲んで痛みをしのいでいるうちに
痛みがおさまった
という場合があります。
それは「歯の神経が死んでしまった」場合も
痛みが消えてしまいます。
歯の神経が死んでしまったとしても
バイ菌に殺された神経の死骸は除去してやらないと
細菌はずっと生きて繁殖し続けます。
歯の神経を殺しただけなく
今度はその先の骨や歯茎さえもばい菌が侵食していきます。
細菌の住み処である歯の根っこ(根管)の中を早く掃除してあげないと
どんどんどんどん細菌は奥へ奥へと入っていきます。
歯の神経を取る治療というのは
歯の神経を取る治療だと思われている方が多いのです。
しかし実はそうではないのです。
すでに死んでしまった歯の神経の死骸をきちんと除去し
歯の根管の中をきれいに消毒する
ということを意味する場合もあるのです。
ばい菌に侵され死んでしまった歯の神経は
生ゴミが腐敗している状態と同じです。
腐敗しているのでにおうと臭いです。
とても、臭いのです。
発酵食品を思い浮かべて下さい。
発酵がすすむと膨らんできますよね。
つまり腐っていくとガスを出すのです。
長引く歯の痛みは
まずはご相談下さい。