吉本歯科医院

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コラム

2011.04.19一気に冬に逆戻り、です。

寒いですね(--)

何が苦手かって、寒いのが苦手、です。

熱いのはどんなに熱くても平気なのですが、寒いのだけは本当につらい(泣)

一般的な人よりも、体感温度が低めに設定されているのか、今日のような寒さなら

ダウンジャケットにこたつくらいあってもOKです。

今日の雨で、桜もすっかり散ってしまいましたね。

 

でも、そろそろ一年で一番さわやかな季節がやってきます。

5月頃の夕方のなんとなく青くさ~い、初夏の夜の匂いが大好きです。

あの匂いがやってくると、「もうすぐ夏だわ」という気分になってきます。

 

あの匂いが来ると、どこかに出かけていきたくなってくるのは

私だけでしょうか?

寒さで封印されていた行動したい気持ちが分ブワッと出てくる感じ。

 

季節の匂いフェチの私としては、あの夏が近づく夜の匂いはたまりません(笑)

友達に言うと、「わかる、わかる~~」と共感してもらいましたが

さあ、どれほどの人が共感してくれるのか???

 

今朝、当院のシルバーさんのおなじみ「きたはらさん」が

娘のエプロンを作ってきてくれました(#^^#)

白状しますと、私は大の裁縫苦手、です。

しかし、子供の幼稚園やら保育園やらでは、「お母さんの宿題」というお題目で

年齢が上がるにしたがって結構ハードな宿題が出されます(泣)

 

息子の幼稚園のお遊戯会の衣装には本当に頭を悩ませましたが

「どう考えても無理!」と白旗を揚げた私は、

きたはらさんに泣きつきました。

 

いつも「いいよ、いいよ」とニコニコのきたはらさんはチャチャっと作ってくれるんです。

今までに、何度お願いしたことか。

また、これからも何度お願いすることか。

epron.jpg

自分で選んだキャラクターの生地があっという間にエプロンになってるのに

大満足の娘、です。

誰に似たのか鼻が上を向いてる上に、はれぼったい薄い目をしている娘ですが

私には、「フランソワ」か「マーガレット」にようにしか見えないのはただの親ばかなのです(^^:)

『今日はこれきて寝る~~」と上機嫌(笑)

 

他のお母さんが作った宿題の数々はもう本当にお見事で、

それを見るたびに、私ってひょっとしてダメ母?とのけぞりそうになるのですが

深く考えると暗い気分になるので、考える前に寝ることにしました(笑)

 

さて、先ほど患者さんから嬉しいファックスを頂戴しましたので

またご紹介しますね。

 

 

『吉本歯科医院に通い始めて1年半、やっと治療を終えることが出来ました。

お世話になった院長、スタッフのみなさんに御礼申し上げます。

インプラントでの治療についてはいろいろな風評があり、不安な面もありましたが、メリット・デメリット双方の説明を受け、自分の中では納得して治療を受けることにいたしました。

費用についてはズバッと言われましたので妙に納得。

手術については夢の中のようで、夢から覚めると終わっていたという感じ。

手術後、聞いてはいたけど腫れた顔を見て少しショック。

手術後の食事も流動食を食べたのは数日でしたし、仮歯がついてからはなんの不自由もなく、普通の食事が出来ました。

 

スタッフのみなさんの対応はすばらしく、こんな病院もあるんだと感心しました。

 

今、不安に思うことはいつまでこの状態を持たせられるかです。

また手術ということがないように、メンテナンスには努めたいと思いますので、今後も宜しくお願いいたします。  平成23419日  黒川泰次』

 

 

私達が一番嬉しい瞬間は、関わった患者さんからこうしたお声を

いただけるときです。

 

吉本歯科医院の患者さんからのお言葉リストにはたくさんのあったかいコメントが

入っているのですが、その数が増えれていけばいくほど、励みになりますし、

力になるんです。

 

最終的な着地点は治療を提供する側も、治療を受ける側も同じです。

 

「良くなりたい」というゴールは一緒です。

 

ここにあるたくさんのあったかいコメントの数々は

患者さんが私達に気持ちを合わせてくれた結果だと私は思っています。

 

大掛かりな治療は、患者さんの協力なしでは

どうしても無理がでてきてしまうから、です。

 

「一緒に同じ方向目指して頑張りましょうね」という

気持ちを持って下さった患者さんにたくさん出会えて良かったなあと

思いますし、やはりこれからも同じようにやっていきたいと思います。

 

吉本歯科医院が発信している

「患者力のススメ」

ですが、これは治療を受ける側の姿勢もやはり治療の成功には

大きく関わっているんだ、ということをお伝えしています。

 

治療を提供する側からこんなことを提案するのは

傲慢かしら?とドキドキしながら発信してみましたが

思いもかけず、それを読み、患者力を発揮して下さる方がどんどん

増えてきました。

 

嬉しいなあと本当に、思います。

 

やはり、同じ治療をするにしても

お互い人間同士ですので、気持ちよく時間を過ごしたいのです。

 

お互いが気配りをしあい、心を合わせあいながら

治療をすすめていくことができれば、最高です。

 

 

でも、もっとストレートに言ってしまえば、

「私達吉本歯科医院の考えに賛同して下さる方」にお越しいただきたい、

ということなのです。

 

どんなにいいものを提供していると自負していても

私達の考えに対して納得がいかない、と思われているとしたら

これはなかなかいい関係を築いていくことは難しいです。

 

そのために、私達はあの手この手で、院長吉本彰夫の治療に対する考えを

発信しています。

 

お伝えすること

に対してはどんな努力も惜しまないつもり、です。

伝わっていない場合には、

私達のお伝えする手段がまだいまいちだった、と思い

手を変え品を変え、お伝えできるまでお話し続けていこうと思っています(笑)くどい??

 

 

患者力のススメ

と発信していますが、

何にでも応用がききます(^^)

 

お客さん力のススメ

部下力のススメ

上司力のススメ・・・・・(笑)

 

 

最終は「人と人」ということ、です。

 

あの人には何かしてあげたくなるよね、という気持ちを引き出させてしまう

 

これって、最高の力だと思いませんか?

 

強引に自己主張を押し通すより、ずっと高度です。

 

とっても、高級な考え方だと私は思いますし、とっても日本的です。

 

 

感想を頂いた黒田様、本当にありがとうございました。

これからもメインテナンスにお越しくださいね。

2011.04.15新人研修?

4月ももう後半に突入です。

 

新入社員さんはそろそろ仕事に慣れるか、「やっぱりここは合わないかも?」と嫌気がさしてくるどちらかの季節です(苦笑)

 

さて、当院にも4月1日から新入社員が入りました。

 

歯科医師の新枝先生(♂)です(^^)

 

入ったばかりの新枝先生は、「さあ、どうやってここで自分を生かそうか?」と最初はドキドキ顔で女性ばかりのスタッフの中にちょこんと可愛らしく座っていました(笑)

 

 

新しい仲間が入ってくれるにあたり、私達がまず考えたことが2つ、あるんです。

 

 

将来、彼が独立していくまでに吉本歯科医院でこれだけは徹底して修得してもらおうと考えたことが。

 

それがまず第一には、技術です。

 

当たりまえです。

 

そして第二には、女性を味方にできる力、です。

 

面白いでしょ?(笑)

 

 

女性にサポートされる人と、そうでない人では、これから自分で何かをやっていこうという人であれば大きな大きな差が出てくると思うからです。

 

 

なぜって?

基本的に女性は仕事の能力以前に、「一緒にいるだけで自分が元気になれそうな人」のところに集まります。

 

それも、「何かしてあげたいな」「助けてあげたいな」という気持ちとセットです。

 

そんな人、あなたの周りにもいませんか?

 

何か特別すごい能力があるわけでもないのに

いつもやたら女の人に囲まれる人って(笑)

 

応援したくなるような人だから、仕事もできるように見えてしまう・・・ということって

あります(^^)

 

 

たとえ、学歴があっても、お金があっても、スキルとしての仕事の技術的な能力が高くても、役職が高くても、いつも人の元気を奪っていくような人っています。

 

  

さらに、

会えば嫌味を言い、人を評価もせず、自己主張ばかりしているような上司や同僚であればどうでしょう?

 

一緒にいるだけで元気を吸い取られるような気分になりませんか?

 

「仕事だからしょうがない」ということで表面上は付き合いますが、心からこの人のために何か応援してあげよう、押し上げてやろうという気には絶対になりません。

 

こういう人の元気を奪うような人って、いざ組織の中で昇進していたっとしても、仕事が遅い部下や、いうことを聞かない部下にイライラ言ったりするので、職場の空気を悪くさせてしまうんです。

 

こういうタイプは女性にもっとも嫌われますが、誰も面と向かって「あなた、嫌いです」とは絶対に言ってはくれません。

 

女性は生まれついての女優ですので、「あなた、嫌い!」と思っていても、ニッコリ笑って、「いつも本当に素敵ですね(^^)」とサラリ言えちゃったりします(笑)

 

では、なぜ、女性に味方にできる力が身についたら得か?と申しますと、

女性が味方になってくれる=女性に好かれている、と単純に考えたらこうなります。

 

 

どう考えても、会社の雰囲気がいいなあ、とか、伸びてるんだなあ、この会社はと感じるところは、例外なくそこの社長さんや上司の方は「人を元気にさせる人」です。

 

 

もっと言えば、「女性を元気にさせる人」です。

 

 

そういう人に会うと、話をするだけで本当に元気になれるんです。

 

そういう人の前では女は、「あら捜し」をしなくなるんです、これ、本当!

 

少々、ミスがあっても、おっちょこちょいでも、おおざっぱでも、「しょうがないか」と許せてしまうどころか、またそこがその人の魅力じゃない?と思えてくるから不思議です。

 

これが逆に、女性に嫌われる人であれば、とにかく「あら」しか目につかなくなるんです。

 

こういうことって、ありませんか?

 

好きな人のことは、少々髪が薄くても、太ってても、洋服がダサくても、そこがまた愛嬌と思えてしまうけれど、嫌いな人には、どんなにブランドのスーツを着てても高い車に乗ってても、プレゼントをくれても、短所しか見つからない、ってこと。

 

男性にはないのでしょうか?これを読んでいるのが女性なら、「うんうん、わかるわかる」と頷いてくださってることと思います(笑)

 

仕事とそういう個人の好みは別でしょう?と言われそうですが、実は全く同じなんです。

 

仕事といえど、それをやっているのは「その人そのもの」であり、その人が展開する人間関係は思考やコミュニケーションのパターンは同じなので、やはり同じような人間関係を作ってしまっているんです。

 

仕事と恋愛は同じだと言いますが、私も同感です。

 

「吉本歯科医院」という存在を知ってもらい、そしていい印象を持ってもらい、患者さんと出会い、そして付き合いが始まり、そこから関係がどんどん深まっていくこともあれば、第一印象はよかったけど、いざ付き合ってみたらたいしたことないじゃない、と思われるか、はたまた、どんどん深みにはまって寝ても覚めても「吉本歯科医院」のことばかり思っているわ(笑)なんてことも・・・。

 

ね、全く同じだと思いませんか?

 

 

女は難しい

女はすぐ泣くし

女は使いにくい

そう思っている男性はやはりまだまだいると思うんです。

 

そう、女は難しいんです。「イヌ科」ではなく、「ネコ科」のような感じでしょうか?

 

しかし、押さえるところを押さえておけば、こんなに可愛い存在もいないのではないでしょうか?

 

 

 

女性が最終 求めるもの、それは、「共感」です。

 

つまり、「私の気持ちをわかってほしい」です。

 

何か起こった時、その時その場で、自分と面と向き合い、「何があったの?」と気持ち知ろうとしてくれた時、女性は、「ああ、この人は自分を大事にしてくれる」と感じるのです。

 

本当に大事にしてるのかどうかは別として、「そう感じる」のだから、しょうがありません。

逆に、何か問題が起こった時、事情も聞かずに怒り、話も聞かず、感情を汲み取ろうとしてくれない人の前では、すぐに心を閉ざします。

 

貝のようにカポっと(――)それも、瞬時に。心のシャッターを下ろすのが速いのも女性です。

 

 

女性とうまくやっていけた方が仕事はうまくいきます。

そして勢いがつきます。

 

なぜなら、女性が応援してくれるから(^^)

女性に応援されると、元気でませんか?

 

一人でいけいけどんどんで走ってても

いざ後ろ振り向いたら誰もいなかった・・・・って悲しいですよね(--)

 

 

女性が応援してると

それにつられて男性も応援してくれます。

特に若い男性は応援します。

 

逆はない、んです。これ、面白いでしょ?

 

 

女性はコミュニケーションが上手に取れている場に長くいると笑顔が増えます。

 

「ここは私の居場所がある」と安心するから、です。

 

笑っている人から、後ろ向きな言葉は発することができなくなります。

「さあ、前を向いていこう」という心模様に勝手になってしまうのです。

 

そんな女性社員が3人でも4人でもいたら、もうそれだけで、場の空気は良くなります。

 

お店であればそれがお店のイメージそのまんまんま、です。

 

中にいる人の元気度合い、笑顔度合いによって、引き寄せられてくる人の数が変わってくると思うのです。

 

中にいる人の雰囲気がくら~い職場には、やはり同じような空気のお客さんを引き寄せています。

 

うっかり間違って、明るい笑顔のお客さんが入ってきたとしても、中の空気が暗かったら「あ、失敗した」と瞬時にそのお客さんは判断し、もう二度とやってくることはない、そう思います。

 

私達は、意識するしないにかかわらず、なんとなく居心地がいいなあ、とか、なんとなくあそこには足が向かない、ということを感じています。

 

そしてその「なんとなく感じていること」が、実はとっても重大なことだったりするんです。

 

気心しれた女性達が数人集まって話をしている場にこっそり言って話を聞いてみるとおそらく男性ならビックリします。

 

女同士の話は、リアル、です。

 

それも気心知れた仲間同士であればあるほど、その内容は本質を突いています。

 

何が良くてあそこを選んでいるのか

何が悪くてあの人はダメなのか

 

荒削りでちっとも論理的ではないのですが、そのセンサーの鋭さに驚くはずです。

そのまんま、大きな会社に売れそうな情報です(笑)

 

私達の母性型勉強会では、男性には、「女性に見方されるような男性になれる知恵を」

そして女性には、「男性を上手にサポートしつつ自分自身が成長していく知恵を」学んでいます。

 

母性型経営とは、詰まるところは、男性性と女性性、2つの相反するものが対立するのではなく上手にその本質を生かし合い、組織を成り立たせていこう、という話なのです。

 

決して、女性が強くなるとか、女性の能力を生かすために、という話ではないのです。

 

 

「明確な目標を持て」とか、「成功するために」とか、

そういう目標設定型の教育って、私はどうも苦手、です。

 

当院の院長は♂ですので、そういうのは大好きです(--;)

 

男性にとっては方向性を絞って、ガンガン上に向かって成長するときには

とっても有効なんだそうです。こういう思考って。

 

目標設定を紙に書きなさい、なんて言われると

もうそれだけでワクワク感が消えてしまいそうです。

 

湧き上がってきた気持ちにすぐに乗っていければ

何もわざわざ紙に書かなくてもいいだろう・・と思うのは

私だけでしょうか??(--)

 

 

また、わざわざ頭で考えて設定しなければできないようなことは

無理にしなくてもいんじゃないのか、とも思います。

 

 

したいことや、やりたいこと、って強く思ってしまうことなので

頭で消そうとしても、どうしても頭に浮かんでくるもの、です。

 

大好きな人がいたら、もうずっと考えていますよね?

頭から消えませんよね。

それと同じだと、思うんです。

 

ぼや~っと考えて、想像するだけでニヤニヤしてくるようなことであれば

勝手に行動がそうなってるので、結果その通りの現実になってくることって

あります。

 

 

自分がその紙に書いたことに飽きちゃうようなことは

周囲にもその「飽きてきた感」がうつってしまうので

一緒に盛り上がっていくことは、ないんです。

 

本当に面白がれないことは

やってもあまり意味がないし、しんどいだけです。

 

 

それって、人の教育にもそのまま当てはまりませんか? 

 

 

ぜひ、一度お越し下さいね。

私達の勉強会へ(^^)

 

もちろん、どなたでもOKです。

出会う人すべて「ご縁」です。

 

 

 

■次回勉強会は4月21日(木)午後6時半~8時半 高松国際ホテルにて

5月は18日(水)に予定しています。

2011.04.14歯を失わないためのお話

昨日は、朝から夜まで話しっぱなしの院長でした。

昨日は早朝6時からスタートする会に当院の新しいドクター新枝を連れおでかけ。

その後、午前中診療を終えた後は、患者さんからご招待いただいた会で

「歯を失わないためのお話」に行ってまいりました(^^:)

 

さすがに、いつも深夜までよいっぱりの院長も10時には電池が切れたように

寝ちゃってました(笑)

 

吉本歯科医院のニュースレター「歯を失わないためのお話」を毎月一回発行するようになってから

このように、いろいろな会で、「ちょっと、先生、うちでもこの話してよ~」と嬉しいお声をかけて

下さることが本当、増えました。

当院院長、やたらマダムに大人気です(--:)

ありがたいこと、ですね。

 

啓蒙の機会を与えて下さることは

本当に嬉しいこと、なんです。

 

人と話すのはどちらかと言えば苦手

コミュニケーション下手だと自負している当院の院長ですが

こと、「歯のこと」になると、お口が止まりません(笑)

時間いっぱいぎりぎりまでお話します。

質問を頂くとまたそこから話がどんどん膨らんじゃいます。

誰か止める人間が必要です・・・(--)

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思わず吹き出すご婦人の姿・・・何を話したんでしょう??

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あったかい拍手を頂き、ご機嫌の院長です。

 

かっちりした会場で、壇上の上で話すより、こうして身近に聞いてくれる人を感じながら

お話するほうが、どうもしっくりくるようです。

話が伝わっていく感がするんでしょうね。

 

お世話くださった串田様、本当にありがとうございました。

 

さて、当院院長はいろいろなシーンで診療室以外でも、このようにお話を

させて頂いているのですが、そのお話を聞いて、

「そんな話は聞いたこともない」

「もっと早く教えて欲しかったのに」

とおっしゃってくださるんです。

 

これは、私達のニュースレターを読んでお越しくださった方と

全く同じような感想なんですね。

 

「歯科」の中に日々いる人間には、「そんなことは、あたりまえ」と思っていることが

こと、生活者の方にとっては、「はあ?そんなこと知らない、聞いたこともない」という

ことって本当にいっぱいあるんです。

 

どの業界にも、同じようなことが、あると思うんです。

 

食品の業界にも

健康産業の業界にも

美容という業界にも

どの業界にも、です。

 

その世界に日々いる人間しかわからない、知らないようなことを

どれだけ、一般の方にきちんとお伝えしていくか、ということって

とても大事なことだと思います。

 

私達で言えば

もっと早くこのことを知って下さっていれば

ここまで大変でおつらい思いをすることはなかったのに、

という患者さんが日々お越しになるんです。

 

初めてお会いする患者さんは私共の話を聞いて

「なんで、もっと早く知らなかったんだろう」と

必ず皆さん、そうおっしゃいます。

 

知る

 

それも、

きちんとしたことを知る

 

それだけで、その後の人生は大きく変わってしまうんです。

 

これだけ日々、多くの患者さんから、おつらいお悩みをお聞きする立場にいると

本当にそう感じます。

 

そこで生まれたのが

この当院のニュースレター

『歯医者さんしか知らない歯を失わないためのお話」

なのです。

 

中身は重く、そしてテーマも重く、内容もしつこい、です。

しかし、このニュースレターを読んで、意識を大きく変えてくださった方が

増えてきました。

こんなに重たいの、よく読んでくれるなあ・・・と

当院院長は言ってますが、

今は、必要でなくても、もしご自身が本当にその身になった時には

必ずこのニュースレターを引っ張り出して読んでくださると

私は勝手に期待しています

 

私が、そうだから(笑)

 

人は誰しも、自分の身が痛い

という状況にならないと

そこに意識が向きません。

なぜなら、日々脳みそはとても忙しく

そんなことを考える暇などないから、です。

 

しかし、痛くなってからでは、もう遅い。

でも、痛くならないと、、意識を向けてくれない

 

・・・これが恐らく、多くの人の現状です。

 

それをなんとか、痛くない時に意識を向けてもらうために

あの手この手で、私達日々発信しています。

 

そうして続けていると、

面白いことが、起こってくるんです。本当に!(笑)

 

痛くなる前に、きちんとしなくちゃ大変なことになる!

ということを思い始めてくださる方が一人二人と登場してくるんです。

 

そうしてその方達が、

熱弁をふるって下さるお陰で、一人二人がどんどん雪だるま式に増えて

きている、そんな感じです。

 

そうかあ、

一人でも、強く感じてくれる人がいれば

その熱は伝導しちゃうんだ!と思ったんです。

 

これはニュースレターを発行しはじめて一年が過ぎた頃に

感じたこと、です。

 

継続は力なり

想いを伝え続けることの

大切さを実感したとともに

その面白さを知ってしまってもう大変です(笑)

 

私は、自分がその人に会うまでは知らなかったのに

その人に会ったがゆえに、知ってしまい、そのことによって自分の人生が

大きく変わってしまった、ということがあれば

しゃべらずにはいられないたちです(。

 

もう、なんとか「まだ、知らない人には教えたい、知って欲しい」と

思ってしまうんです。

その執念はすごいんです、自分で言うのもなんですが。

 

いいものなのに、誰にも発掘されてない

なんてもどかしくないですか?

いいものなのに、間違って知られているなんて

くやしくないですか?

 

あの手この手で

伝えたい

といろいろ頭の中で考えていると

時々鼻血が出そうになってきます(笑)

面白くって。。。

 

遠足に行く前の子供のようです。

そうそう、今朝うちの息子は、どうやら保育園で近場の遠足に行くらしく

それが嬉しくて朝5時に起きて自分で水筒にお茶を入れてました(^^)

よっぽど、楽しみだったのでしょう。

興奮して今朝は鼻血まで出してました(よく出るんです・・・血筋??)

 

吉本歯科医院の4月号は昨日、当院の患者様に向けて発送を終了しました。

当院の患者様以外でも、

「読んでみたいわ」という方がいらしたらどうぞお気軽にお知らせくださいね。

お送りさせて頂きます。

 

吉本歯科医院ニュースレターご希望の方info@8181118.com

2011.04.11社内で何が起こっているのか

母性型勉強会で回を重ねているうちに、

また、

いろいろな会で「母性型経営のススメ」のお話を

させて頂いていると、

嬉しいことに、たくさんご質問やご相談を頂くことが増えてきたんです。

 

当院では患者さん対して「無料メール相談」というコーナーを設けているのですが

それはあくまでも「治療の内容について」であったり、「歯のお悩み」であったり

することがほとんど、です。

 

でも、最近は同じ分量で(^^:)社員のことや、女性の活用、といった

テーマのメールを頂くことが多く、ひとつひとつ拝見していくのが

最近の楽しみでも、あるんです。

 

一人の悩みは100人の悩みと言います。

私もそう、思います。

自分だけが悩んでいるようで、実はその悩みをオープンに話をしてみると

「ああ、それそれ、私も同じことで悩んでいた時期あったよ」ということって

山ほど、あります。

 

だから、きっと袋小路に入ってしまっても

きっと誰かが解決の糸口をくれると、思っています。

 

『実はこんなことで困ってるんだ」

ということって、

女であれば、いとも簡単に周囲の人に打ち明けることができます。

相談に乗って~~と、すぐに人に相談したり、

悩みを聞いてもらいたがるのは、どちらかと言えば、「おんな」の方です。

 

男性はその点、

人にもよると思いますが

「誰にも相談しない」

「自分で決める」

「自分で考える」

「自分で解決する」

と思って、問題を抱えたまま一人で悶々としてしまうことが

多いような気がします。

 

男のくせに、すぐに人に相談するなんて

男のくせに、悩みを人に相談するなんて

・・・と、誰にも言われてないけど、きっと自分で自分をそう

思ってしまって、聞けなくなってしまうんだと思います。

 

私は思うのですが、

社長が男性であり、会社の中に女性社員が何人がいるのであれば

その社長は、もう絶対女性社員全員から

「この人、助けてあげようかな」という支えたい気持ちを引き出して欲しいと思います。

・・・、もっといえば、そうでないと、絶対に『損」をします。これ、断言!(笑)

 

社内で今、どんなことが実際に起こっているか、

うちのお客さんはどううちの会社を思ってるのか

その本音の部分って、会社の社長としては知りたいですよね?

 

実体調査を知りたいから、社長はお金をかけていろんな調査をしてみたり

顧客満足度をアンケートとってみたり

するわけなんです。

 

が、しかし、そんなことしなくても

もっと確かなやり方が、あります。

 

社内で何が起こっているかは、そこに毎日いる女性に聞けば、いいんです(^^)

 

「え?どうやって聞くの?」

と返ってきそうです(^^:)

 

今は、どこの会社も「女性の力を活用しなきゃ」って言ってます。

これからは「女性の時代です」なんて、言ってます。

でも、実際のところ、本音の本音は、そんなこと思ってないと私、思うんです。

 

その証拠に、女性の気持ちに焦点を合わせたアクションを取ってる会社や

社長さんは、まだまだ少ない、という実体です。

 

そうはいっても、仕事は男の領域でしょ?

と本当は思ってるし、

女の仕事は、まだ「うちのおんなのこ」という感覚の人も多いです。

 

もったいないなあ、、と思います。

 

吉本歯科医院のカウンセラーの森下は、いつかの勉強会で

こう話をしたことが、あるんです。

 

「上司は、特に男性の上司は、もっと女性スタッフの気持ちをわかろうとすればいいのに。

女性スタッフは、大事にされてるって思ったら、もっと頑張ろうって、すぐにやる気になっちゃうのに」

って。

うんうん、私もそう思う!とぱちぱちしたのですが、

その問題の「大事にされている」と思ってもらえ方が、ひょっとしたら

男性にはわからない部分なのかなあ・・と最近思います。

 

私も男性と話をするとよく食い違うのですが、

女性と話をしていて食い違っていくことって、もうほとんど、ないんです(笑)

それはきっと同じ女なので、共感するポイントや、嫌だと思うポイントが

手に取るように自分のことのようにわかってしまうからだと思います。

 

その点、私は男ではないので

男の人の思考や、頭の中や、行動や、なんでそうくるか?といった意味不明なことには

まったくお手上げです。

最近は、いろいろと教えてもらうので少しは、その不可解な思考や行動が

見えてくるようになったのですが、

関係が近くなればなるほど、「???」は増える一方です(笑)

 

たとえば、女はすぐに泣く、

女性社員に泣かれたらお手上げ!という声ってよく聴きます。

うちの院長も過去のスタッフに、何か言ったらすぐに泣かれてしまい

もうどうしたらいいかわからない状態になってました。

 

女性が泣くことには、実はそんなに深い意味は、ありません(笑)

泣く=感情が溢れてしまう=感情のコントロールができない

というだけなので、泣いて涙を流せばすっきり、ということがほとんど、です。

私も、昔はよく泣いてましたが、

しばらく泣いていると、自分がなんで泣いていたのかも

わからなくなるほど、後はスッキリしています。

 

感動して泣く

とか、

嬉しくて泣く

のは、大歓迎ですが

 

自分が何か相手にしたことによって、相手が泣いてしまった、

そう思うとちょっときついですよね?

これが泣かしたのが男性で、泣かされたのが女性だとしたら

ものすごく自分が悪人に思えてきませんか?

 

でも、違うんです。

女の涙は、そこまで深い意味はありません。

感情豊かな存在だからこそ、感情はしょっちゅう溢れますので

溢れたものが、「涙」なのであって、だからといってあなたを責めているわけじゃあない

ということってほとんど、なんです、

 

女性に泣かれたら

「ああ、今、彼女は感情のコントロールが難しいんだな」と

思うと気がらくになりませんか?

 

物言いがきつかったとか

そういうことであれば、治せばいいので、

ひとしきり泣いた後は、

「言い方がきつかったら、申し訳ない」と謝ればいいんです。

でも、できることとできないことは上司にはあるので

それをスッキリ泣いた後に、きちんと目を見て話をすれば

たいがいのことはまともに話が通じていくはず、です。

 

泣かれたらお手上げに、ならないことって大事です。

 

うちのスタッフ達は、よく泣きます。

感動して泣く

嬉しくって泣く

自分がミスしてくやしくて泣く

そういうことってしょっちゅうです。

 

涙もろい歯科衛生士の田中などは、しょっちゅう目んたまを真っ赤にしています(^^)

 

泣く

ということは

感情が溢れる

ということ、です。

 

わざと泣くのは「×」ですが。。

 

わざと泣いているのは、たちが悪いのでそういう人には早々に退散してもらいましょう(笑)

わざと泣いているのか本気で泣いているのかを見抜くには

中にいる女性に聞けば、いいです。

女は女の涙がうそか本当か、すぐに見抜きますから。

こういう嗅覚って、ものすごいです、女性は。

 

感情が溢れる人って、素敵だと私は思っているので

そういう人しか採用していないわけなのですが

喜ぶことも大きい反面、泣くことも大きいわけです。

泣いて笑って起こって、というのが丸出しになるのが女性の本質です。

 

それを可愛いと思うか

面倒臭いと思うかで大きく違ってくると思います。

 

そういう感情溢れる面をもう完全な長所だ!と認め、尊敬してしまうと

女性はその人のために、一生懸命動いてくれるものだと私は思います。

 

自分にはわからないし

どうなってるか、教えてくれる?

助けてよ~

なんて感じで、素直に聞かれてしまうと

「そう?じゃあ、助けてあげる^^」と妙に「支えてあげてもいいかも?」という

気持ちになってしまうんです。

 

そうじゃない女性もいるとは思いますが

多くは、そうだと思います。

 

女性の視点は、本当にすごいです。

吉本歯科医院でも、ここまでの体制に行き着くまでにスタッフ達の力を存分に

発揮してもらいました。

100%「助けてもらった」と思ってますし、今もそう思っています。

 

当院の院長は男なので当初は

「そうはいっても、自分がやってる」と思っていたようです。

でも、ここ2年ほどは、もう頭の中全部で、「完全に助けてもらってる」と思っています。

心底そう思い始めると、出てくる言葉も本当に変わります。

 

何かしてくれたら

「ありがとうご」

と普通に言ってますし

何か様子がおかしかったら

「どうした?何かあった?」と心底心配しています。

 

それは女性には声をかけましょう、という知識から入ったものではなく

実体験の中で、本当にうちの女性スタッフ達に「助けられた」と思っているから

そうなるんだと思います。

 

 

女は、自分をコントロールしようとする人のことを

瞬時に見抜きます。

支配しようとする人なのかどうなのか?

自分を認め、尊重してくれる人なのかどうなのか?

もうすぐに見抜きます。

 

どういうところで見抜くのか?

と言えば

とっさに出てくる言葉であったり

態度であったり

目つきであったり、します。

 

もし、一瞬でも「この人って支配的」って感じたなら

私であれば、「この人を助けてあげよう」なんて純な気持ちは

湧いてこないです。

 

助けるふりはしますが、実際はしません(笑)

女はそういう生き物、です。

 

心が響かないことには、動かないし、動けないのです。

しんどいから。

心がその気にならないことを無理矢理努力根性でやるのは

難しいんです。

ぶさいくになるし、加齢が進みそうだし、何よりストレスが違います。

 

大好きな人のことを助けるのは楽しいです。

大嫌いな人のことを強制的にサポートしなさい、と言われやらされるのは

拷問に等しいんです。

 

吉本歯科医院では、女性の患者さんが割合として多いです。

それも、50代以降の患者さんが多いです。

こういった年代の女性の方は、視点が本当にするどいなあと私思います。

私達は患者さんといろいろな機会で密なコミュニケーションを取らせていただくのですが

患者さんとのいわば「いどばた会議」で、「ほおお~~~なるほど~~」とうなるような

ことを今までたくさん聞きました。

そういうことって、どんなに内部の人間で会議しても出てこないような

ことだったりするんです。

 

問題はどこか?

どうしたらもっと良くなるのか?

こんなこと、自分で考えるより、聞けばいいんです。

 

聞けば教えてくれます。

特に女性は。

 

男の人が10人集まって会議室で真剣に何時間も考えるより

女の人5~6人集めて甘いものでも食べながらいどばた会議して

チャアチャア話してたほうが、実際に、すんごい情報が飛び出してくること

っていっぱいあります。

 

なぜなら、女性は感覚の生き物なので、

「どうも感じが悪い」

「どうも居心地悪い」

『あの人、どうもダメ」

「この商品、これが使えないよね」

「あそこに、あれを置くなんてありえないよね」

といった細かい部分を本当によく見ています。

 

しかも、その細かさは言語化するのが難しいこと、なんです(笑)

 

「う~ん、何がって言われも困るんだけど、なんとなく居心地悪いのよね~」

「うんうん、わかるわかる、何だろうね~あれ?」

 

なんじゃそりゃ?

という会話なのですが、女性は日々こんな会話を延々しているのです。

とりとめがない、でも、当たってるんです。

 

そういった漠然とした情報を女性から吸い上げるって

重要だと思いませんか?

そしてその吸い上げた情報を追求していくと、問題が明らかになってくるんです。

 

女性は、すべてを自分の感覚を軸に考えます。

客観ができにくいんです。

だからこそ、感覚に対する精度は高いんです。

 

私は、何かおかしいなと感じたことは、まずはスタッフ一人一人に聞いていきます。

「これ、どう思う?」

「このこと、どう感じた?」

「あの人どう、思った?」

 

そうすると、だいたい一貫した回答が出てくるんです。

 

そこで、じゃあどうしようかと考えるのですが、

そうやって導き出された答えのままに決断して

おかしな方向にいったことが、あまりありません。

 

面白いでしょ?

 

スタッフをやる気にさせる

とか、

自分の思うように部下に動いてもらいたい

とか、

いろいろ経営者なら、あると思うんです。

 

でも、男性であればいざしらず

女性社員に限っては、

コントロールしようとしない

ということが鉄則です。

 

それよりも、「自分を助けて欲しい」というスタンスの人に女性の気持ちは集まります。

だって、かわいいし(^^)

 

選挙なんて見てると

そういう女性の気持ちを完全に引き出してしまった候補者などは

す~いすいと行ってしまうように私は見えます。

 

なんで一票入れたのか?

と問われたら

「だって、何か応援してあげないといけないような気がするんだもの」

と、選挙管理委員会に言わせればそれでは困る、というような

答えが返ってきそうですが、多くの人はそうだと思うんです。

 

女性は、そうそう簡単に裏切りません。

なぜなら、気持ちで動きたいと、思っているので

その気持ちを損ねるようなことをしない限り、そんなひどいことを

する人はそうそういません。

 

気持ちのケアをして欲しいんです。

それも、毎日毎日。

怒られてもいいから、ちゃんと見てるよ

あなたのことを大事に思ってる

ちゃんと考えてる

って日々、ケアが欲しいんです。

 

声をかけて欲しいし、何度も見てもらいたいし

できることなら、いいところをいつも誉めて欲しいんです。

 

誉めると叱るは違いますが

今、目の前でしてくれたこと

たとえば、疲れて帰った時に、お疲れ様と声をかけてくれて

お茶を入れてくれた時

「ああ、ありがとう。こうしてくれると本当嬉しい!」と

気持ちを口に出して表現されるとわたしなら、嬉しいです。

 

嬉しいから、また同じ状況の時には同じようにしてあげたくなります。

誉められたことは、何度も何度も繰り返してしまいます。

 

もし、何も言ってくれず、黙ったまま目も合わさず

わたしの入れたお茶を飲み始めたら

「もう入れてやんない」と思います。

 

仕事なら、入れますが、できることなら入れたくないです。

 

お茶ひとつにしても、心をこめて入れたお茶は美味しいけど

「あんにゃろう」と思ってイヤイヤ入れたお茶はまずいです。

どんなにいい茶葉でも(笑)

それは「愛情」というエッセンスが入ってないので

飲めば体も悪くなりそうです(--)

 

女性が

「あ、この人なんか、助けてあげたい」

と思うスイッチ、って些細なことなんです。

 

何気ない一言

何気ない態度

それだけ、です。

 

「ありがとう」「おいしい」「こうしてくれると癒される」

こんな些細なひとことを顔を見て目を見てかけてくれるだけで、

スイッチが入ってしまうんです。

 

とっても簡単!

 

女性活用とか。

難しく考えること、ないんです。

 

日々「助けてもらってるな」という些細な小さなことを

口に出していくだけで、勝手にいい循環に入ってくると思います。

 

おおがかりなことをする必要はまったくなしです。

 

 

そんなことで人が動くなら苦労せんわ!

と言う人に限って、こういう些細なことを絶対しないんです。

一回でもやってみた人は気が付くんです。

 

あれ?なんか僕ちゃんに優しいかも?彼女・・・

 

ということに(笑)

 

女性が求めているものは最終は『共感」です。

自分の気持ちをわかってほしい、です。

結論はいらないんです。

 

そのモヤモヤした心の中を聞いて欲しいんです。

「うん、そう」

「へえ、それで」

「そうだったんや」

聴き上手な男性は、横で聞いているとこうやって女性の話を本当によく聞いてます。

 

ひとしきり聞いた後には、その女性は間違いなく目の前の人のことを

昨日よりは好きになっているはずです。

 

今日の教訓

女性はコントロールしようとするとえらいめに遭う(笑)

2011.04.09誰にどんな仕事をしてもらえるか

やってきました(^^)

SONYの一眼レフカメラ「α」

とっても軽くて使いやすい上に、とってもきれいに撮れるんです。

焦点にピントを合わせて背景は上手にぼやかすというワザがテクニックいらずで

できちゃうこのカメラ、優れものです。

今までも持ち歩いていたカメラはシャッターチャンスが遅いのと

人物がいまいちきれいに撮影できなかったのですが、

このカメラでばっちり、です。

今、スタッフの盗撮しまくってます(笑)

sony.jpg

お花だってこんなにきれいに撮れちゃう

ohana5.jpg

 昨日、ちょうど新しいホームページを作って頂く方に医院に来てもらっていました。

「ねえ、ねえ、見て見て、このカメラ!」と自慢げに見せたところ

「あっ、私とおんなじ!」と(笑)

これで、同じカメラを持っている人、5人目です。

全員女性。

女性に人気なのでしょうか?

 

 

私達は今、毎月一回母性型原理の勉強会を毎月一回国際ホテルで

学ぶ会をしています。

その「母性型原理」ってなんぞや?というお声が多く、

「じゃあ、ホームページ作っちゃおう」と思い、作成に取りかかることにしました。

 

誰に作ってもらおうかなあ・・??

といろいろ考えていた時に、信頼できる人から、「この人」という女性を紹介して

もらいました。

 

昨日で3回目の打ち合わせでしたが、もうほとんどできたも同然!ほど

話がトントントントンと進み、「あ~、スッキリ」という感じです。

 

ああだ、どうだ、ああでもない、こうでもない、という私達の頭の中を

きちんと聞き取り整理し、形にしてきてくれます。

気持ちのいい仕事の仕方、です。

 

素敵な人に会わせてくれてありがとう、と昨日は本人と

会わせてくれた人に改めて感謝しました。

 

先日の上原訓さんと打ち合わせをしている時にも同じような

気持ちのいい感覚を味わったのですが、

共通することは一体なんだろう?と考えてみました。

 

それは、おそらく、仕事は相互の関係で

成り立っている、という考えから私達のスタンスが

はじまっているからなのかな、と思いました。

 

通常、何か仕事を依頼する時

たとえば、今回で言えば、ホームページの作成をお願いする時などは

どちらかと言えばお金を払う側が、立場がえらく、支払われる側が立場がどちらかといえば

下にある、というケースが多くないでしょうか?

 

また、何かものを買おうとした時、

お金を払って買う側が立場が上で、買ってもらう側が立場が下のような。。。。

 

私はまず、何か一緒にいいものを作って欲しいと願う場合には

そのスタンスでは絶対にうまくいかないと常に思っています。

 

ホームページの作成を依頼しましたが、そのホームページが予想以上にいいものに

仕上がるかどうかは、作る人よりも、それを依頼する側の力が大きく関わっていると

思うのです。

 

「よし、この人の想いをどうにか伝えられるようなものを作ってあげよう」

「この人のいうことをもっと聴いてみたい」

そう思ってもらえなければ

出来上がってくるものは、それ相応のものになってしまいます。

 

形にないものを作る人

無から有を作り出す人

いわば、クリエイターと言われる存在の人に何かを作ってもらいたいと

依頼する時

「お金を出すんだから、いいもの作って当たり前」というスタンスでかかって

しまう人が意外にも多い気がします。

 

そういう人は、「業者を使ってやっている」という感覚に近いんだと、思います。

 

しかし、残念ながらもはやそういうスタンスで仕事をしている人には

誰も付いてこない、と思うんです。

お金を出しても、です。

 

だって、面倒くさいし

打ち合わせいくのも面倒くさいし

何より、全部まるなげするような人は、「おまかせする」と言いつつ

かならず文句をつけるから、です。

 

少なくとも、クリエイターと言われる存在の人は

私達素人にはできないような斬新な感覚で、何かを作り出しているわけです。

自分には到底できないから、こういう存在の方にお金を出して

お願いするわけ、です。

つまり、お金を払う側ではあるけど、彼らは自分たちができないことを

やってのける「先生」なわけです。

そういうスタンスをお金を払う側が持てているかどうかで

出来上がってくるものは、違う、そう思います。

 

誰しも自分の能力をきちんと尊敬し、認めてくれる人には

それ以上のものを提供しようと思うもの、です。

 

認めない人には・・・・

適当にやりませんか?普通は・・・・(泣)

 

お金を払えば手に入るものは、形のある商品だけです。

人的な力を発揮してもらわなければ得られないようなものは

その能力を存分に発揮してもらうために

やはり依頼する側に、「引き出す力」がいるんです。

もうこれは、絶対です。

 

これは私達吉本歯科医院が発信している

「患者力のススメ」にも通じること、なんです。

 

患者力とはいわば、お客さん力

いいサービスを受けるのも受け手次第と、いうことです。

 

いい仕事をしてもらうのも、依頼主次第、ということと同じだと思います。

 

信頼してまかせてくれる

嘘をつかない

気使いをしてくれる

情報をきちんと出してくれる

お金の払い方がきちんとしている

そして、最後に

その仕事をしている間にいい気分にさせてくれる

ということ、ってとても大事です。

 

いい気分にさせてくれる

ということは

きちんとコミュニケーションが取れる

ということです。

しかも、心地のいいコミュニケーションです。

 

こういう状況をいつも作ってくれる相手であれば

依頼された側も、能力以上の力を発揮してくれそうじゃないないですか?

 

そういう意味で

私は何か新しいものを買おうと思ったり

何か作成しようとしてお仕事を依頼する人を探している時には

会った瞬間に、「この人好き^^」とインスピレーションで感じない人には

まずお願いしません。

 

なぜなら、一度お仕事をお願いする

ということは、

もしそれがうまくいけば、次回もまた同じ人にお願いしたいから、です。

いちいち、同じことを最初から説明するのは面倒くさいし

いったん、私達のことを深く知ってもらったなら、そこからはもう

あり地獄のようにさらにハマッてもらい、どんどん興味関心をもっていただき

さらにいいものを作ってくれた方が双方にとってもいい関係が築いていけると思います。

 

採用、と全く同じですね。

「この人」という人をひとたび見つけたら絶対離さないと思う(笑)

そして、ずーっとこの人にお願いしようと思って仕事をお願いしはじめると

もちろん関係を大事にしようと思いますよね?

 

関係をずーっと続かせていくには

何が必要か?

それは、リアルなコミュニケーションです。

関係が崩れるのは仕事の内容では、きっとないです。

感情のもつれ、なんです。

こう言ったのに

ちゃんと伝わっていない

こうして欲しいのに

でも、言えない・・・・

こういう微妙な感情のもつれで、「もう面倒くさいから、他の人にお願いしよう」と

なってしまうんです。

 

コミュニケーション上の問題は、コミュニケーション以外で解決することは

できないのですが、残念ながらコミュニケーション上で起こった問題を

「あいつが悪い」で放置して次に行ってしまうケースって多いと思いませんか?

 

それは仕事のシーンだけでなく

普通の人間関係でもまったく同じです。

 

だから、どうも悪~い空気を出しているような人と組んで仕事をしちゃうと

大変です(--:)

そういうオーラを出している人がやってきたら一目散に退散です。私なら。

 

なぜならどんなに提案しているものが素晴らしくても

それをやっている人がどうにも嫌な空気を出しているんだと

したら、私はその人と何度も打ち合わせのために会うのは嫌だから、です。

 

人の空気は確実に伝染します。

自分の大事な人がへこんでて私も一緒にへこむのはまったくOKなのですが

そうでない赤の他人に嫌な空気を伝染されるのは

困ります。

 

その感染したものがまた私の周囲へ伝染しますので

私だけの問題にはならないから、です。

 

何かをしようと、何かお仕事を依頼しよう、誰かと一緒にやろう

と考えた時、

「この人とずーっと一緒にやれるか?」と

いう視点を持つって大事だと思います。

 

人間関係と同じですよね?

 

この場だけ、適当に仲良くしておいて、時期が過ぎれば赤の他人、というスタンスで

付き合うのか

「ああ、いい人と出会った。この人とずっと一緒にしていこう」という意識で付き合うのでは

日々のコミュニケーションの方法もまったく変わってきます。

 

私はどうせなら、「縁があるよね」と思う人とできるだけ一緒に時間を過ごしたいと

思う派です。

なので、吉本歯科医院のスタッフには「出会うべくしてここにきてもらえている」と信じています。

また、そう信じていないと、つまんなくてやってられない、ということも、あるんです。

 

思い方って大事です。

何年も何年もそう思い続けていると、そういう自分の心の中の想いが周囲に勝手に浸透していく瞬間があるんです。

 

以前、当院のカウンセラーの森下がさらっと言ったことが、あるんです。

「わたし、ここでみんながいるのは縁があるんだと思う」って。

 

森下はサラ~っと言っていたので本人は忘れているかもしれません。

でも、私はとっても嬉しかったし

心の中で、「やっぱりそう想う???」と叫んでました(笑)

 

また、受付の松本が新婚旅行から帰ってきた時に

これもまらさら~っと言ってたのですが、

「大学の恩師の先生に出会えたのも、吉本歯科医院にこれたのも

縁だと思います。

この出会いがなかったら、今はないです」

と。

 

それを聴いたときも

『そう思うよね~~~!!」とこれまた

涙がでそうに嬉しかったんです。

 

一人が強くそう思い始めると、みんながそう思ってくるってこと

ってあると思うんです。

黒が多かったオセロがだんだん白が多くなっていくように。

 

 

最初の話に戻りますが、

あらゆる仕事がありますが、

もはや、全ての仕事は、「自分を大事に、尊重してくれる人や場」のところに

優秀な力が集まる、と思います。

 

「業者を使ってやっている」

「合い見積で安いところに決める」

そういう感覚で物事を決めるのは、もうたぶん行き詰まります。

 

関わったお客さん次第でその人の仕事が格上げされることって

世の中いっぱいありますよね。

 

仕事を依頼するほうは自分が選んでいると

思いがち、ですが

実は向こうも選んでいるんです(^^:)

お客さんを。

自分の仕事にふさわしいヒトかどうかを

きっちり見極めている、ということがあります。

そしてそれは若い人ほど、よく見ている傾向がある、と思います。

 

いい仕事を受けてもらえるようなお客さんなのか自分は?

という視点だって、必要です。

 

また、職場の中で、外からやってくる人に対して

「業者だからぞんざいな態度で接している」という姿を社員が見ると

女性社員であれば、もう一発でそのトップを嫌いになります。

 

人は、恐ろしいくらい人を見ています。

私達でいえば、お仕事をお願いした方が、今度立場が変われば

次は吉本歯科医院の大事な患者さんにだってなりうるのです。

 

自分がクレームを言える立場から

今度は相手がクレームを言う立場にいつ変わるか、わかりません。

 

そういう意味で、

日頃が大事です。

 

こういうことって、とっても「母性型原理」な考え方なんです。

ものすごく人生に使えます。

そして仕事にも!

 

新しいホームページの完成が楽しみ、です(^^) 

 

■4月母性型勉強会のお知らせ

日時;4月21日(木)午後6時半~8時半

場所:高松国際ホテル

会費:3,000円(食事込み)

お申込は:吉本歯科医院まで info@8181118.com

 

高松国際ホテル 

 

 

2011.04.01新しい先生が入社しました

niieda.jpg

ご紹介しますね。

吉本歯科医院の新しい仲間、新枝誉志也先生です。

にいえだ よしや、と申します。

「にいえだ先生」と、お声をかけて下さるととっても喜びます(笑)

動物園の新しい動物のようですね・・・・それじゃあ。

これから皆様の前に登場しますので、どうぞ末永くよろしくお願い致します。

niiedatanaka.JPG

歯科衛生士の田中の説明をうんうんと聴く新枝先生

今朝一番、ドキドキ顔で出勤した新枝先生。

院長について治療のアシストをしながら、その後質問攻撃です。

質問が出るということは、問題が明らかな証拠なので院長も朝からやたらご機嫌です。

質問せずにわからないことをそのまま放置し、自己流でやってしまうというのが

最悪のパターンだそうです。

新しい人が入った時、特に代診の若い先生を教育する時に

実は歯医者さんの先生はとっても悩みます。

なぜなら、立場が違うから、です。

 

歯科医師という先生でありながら、組織の中ではチームの一員として

やっていってもらわないといけないから、です。

 

吉本歯科医院は、何よりも「採用」を大事にしています。

少ない人数でやっているので、チームワークが何よりも大事です。

 

チームの和を乱す人は、どんなに優秀でもダメ、です。

さらに言えば、チームの和を乱す人を、「優秀である」とは思いません。

何か特別な能力だけを取り出して、その部分が素晴らしいとしても

人間を相手に私達は生きて仕事をしているわけですので

人への対応がまともにできない、となると、それはもう仕事以前の問題です。

一時期、スタッフや社員の教育を細かいマニュアルにしてその通りに

行動をパターン化していく、というスタイルがはやっていました。

吉本歯科医院にも同じように、「スタッフ教育でお困りではないですか?」という

セミナー案内や、マニュアル本の営業はたくさんやってきました。

それほど、人の教育に関する世の主流はまだまだ、そっち?なんだなあと

思ったほど、です。

 

しかし、こういった「こうなったらこうする」的な出てきた行動に対する指摘を何度もやっていく的な

教育は、私は意味がない、と思っています。

 

たとえば、うちの誰かが、患者さんに対して、とっても失礼な発言をしてしまった、とします。

その発言に対して、「なんでそんなこと言ったの?」と怒ってもしょうがない、と思いませんか?

 

何度も何度も同じようような「信じられないような」行動や発言を繰り返す人に

「なんで、そうするの?こうしなきゃだめでしょ?」と繰り返し言ってもしょうがない、と思いませんか?

 

なぜなら、『信じられないような発言」や「ありえないような行動」をしてしまうその張本人は

まったく「悪いと思っていない」し、「なぜ悪いのかもわからない」のです。

 

つまり、いつもその人はどこででもそういった「信じられないような言葉」や「ありえないような行動」を

起こしてしまうんです。

その人が38歳だとしたら、生まれてからこのかた38年の間、そういった考え方で生きてきて

そういった価値観を持って、過ごしているはずなんです。

 

その全てを表現したのが、とっさに出る「信じられないような言葉」であり、「あり得ない行動」に

なって出てくるんです。

氷山の一角が表に出てきているだけなので、その水面下ごと、まるごとごっそり

変えようとしなくては無理なのです。

私は、人は基本的には変えられないと思っています。

他人が自分を変えようとしても、無理なんです。

自分が変わろう、変わりたいと切に思い、行動を意識的に変える努力を

自分で始めない限り、もう絶対変わらないと思っています。

 

逆に言えば、

自分で変わろうと本気で思えば、あっけなく変わっちゃうとも思います。

強烈な何かがあれば、自分は、すぐに変われます。

 

吉本歯科医院での8年間で私は、人の問題でもう胃がおかしくなるんじゃないかというほど

悩んだ時期もありました。

でも、その時期は今となっては「あってよかった時期」だと思えます。

あの時期がなかったら、今、こうしてのんきにパソコンの前に座ってないなあとも思います(笑)

 

自分がやってきた『明らかな間違い」が自分がやったことなので

本当によくわかるんです。

間違いだったんだ!ということに気がつくと、今度はじゃあ、どうやったらいいのか?

ということが本当によく見えてくるんです。

 

転んでもただじゃ起きないO型みずがめ座の特徴でしょうか?(笑)

どんなことだって肥しにしちゃえと思うのは、過酷な家庭環境のなせるわざ?

そう思えば、親にだって感謝です。

話は戻りますが、

おおかたの会社では、きっと新入社員が入ったら、『教育マニュアル」のようなものが

用意されています。

大きな大きな会社であれば、それでも十分にやっていけるかもしれませんが

うちのように小さい会社?で、少ない人数でやっている場合には、私は「意味がない」と

思っています。

もちろん技術的なことはまったく別の話ですが、

吉本歯科医院にとって、今一番大切なことは、新しく入った先生が一日でもはやく

吉本歯科医院の考え方をその心と身体に沁み込ませてくれること、です。

吉本歯科医院のスタッフたちのように。。

 

あえて言えば、

心の中に、「吉本歯科医院流」という新しい考え方、価値観をインストールしてもらうこと

だと私は思っています。

 

私達は、どんな想いで日々、患者さんに接しているのか

院長はどんな想いでこの治療に当たっているのか、

そういう考え方を同じように共有できる

私達が向かいたい方向はこっちなんだよ、ということを

共有できる

ということが何よりも大事です。

 

少々、荒削りな言い方をしてしまえば、

その心の部分が共有されていたら、出てくる言葉は明らかに、変わります。

行動だって、変わります。

とっさの判断も、変わってくるんです。

 

私は、そういうシーンをこの吉本歯科医院で何度も何度も見ました。

 

スタッフの動きや、とっさの患者さまへの言葉かけなども

私がいちいち細かいマニュアルを作ったり、セミナーに連れて行こうとしていた時には

絶対になかったことが、起こってくるんです。

 

ちょっと拍子抜け、です(--)

 

あんなに考えて、こうやって教育したらうまくいくっていろいろ勉強したのに

なんのこっちゃ??と、拍子抜け(笑)

 

人が安心できる土壌を作り、

その中でこまかやなコミュニケーションをはかり、

・・・それが母性型の考え方です。

 

こういうスタイルに変えて一番良かったのは実は私です(笑)

なにが嬉しいって、本当にスタッフ一人一人のことが好きになっていくから、です。

いつも見ていると、いいとこしか見えにくくなってくるんです。

 

本人が気にしている短所でさえ、客観的に見れば「実は最大の長所」だったりします。

そういうことを本人に気がついてもらえたりすると私は本当に嬉しくなってしまうんです。

 

自分のことって、自分じゃわからないんです。

人が見ている自分の方がよっぽど、自分に近いと思いませんか?

 

だから、人が自分にかけてくれる言葉は、優しくあったかいものが

たくさんたくさん注がれると、その人はもうほっといても、素敵になって

勝手に能力が引き出されていくんです。

 

うちのスタッフたちのいいところは、もはや社風にもなっていますが

「お互いのいいところを誉めあう」ということを無意識にします。

お互いがお互いに配慮しあうので、

日々の診療は本当にスムーズです。

私共の医院を見学に来て下さった方が、おっしゃってくださることがあるんです。

「もっと、厳しくキチキチっとしてるのかと思った。」と。

 

院長の治療が細かく、やる行程も恐ろしく多いせいか、

それを全部こなそうとしたら、もっと厳しい規則を作らないとうまく回らないように

思うそうです。

 

でも、それはまったくの逆なんです。

 

やるべきことが多く、行程がややこしくなればなるほど、

人が出している雰囲気は、和やかでゆったりしている方がスムーズなんです。

 

ドクターと衛生士さんどうしがギスギスしていたら、

どうにもこうにもうまく回っていかないのです。

 

 

吉本歯科医院では、特に教育マニュアルというものを作っていません。

あえて、作りません。

以前作ったのは過去の負の遺産として、倉庫に放り込んでいます。

 

その代わり、どんどん考えてもらいます。

「なぜ?そうするのか?」ということを。

そのために、質問に対する情報はどんどん出します。

吉本歯科医院が発行しているニュースレターは、当院の院長吉本彰夫が書いていますが

大きな目的は患者さんに知って頂くため、ともうひとつ、中にいるスタッフ達に

院長の考えを深く知ってもらうために、あります。

 

そして、私のこのブログもスタッフたちが読んでいます。

「ああ、こんなこと考えているんだ」と知ることで、考えはじめます。

 

吉本歯科医院では、「採用」を何よりも大事にしています。

その「何よりも大事にしている採用」で入ってきてもらった今のスタッフたちは

吉本歯科医院の家族、です。

ひとたび、家族となれば、徹底的に信頼します。

 

信じているので、ルーチンワークのような誰でもできる仕事をするとは

思っていません。

 

あなたがしている今のこの作業は、患者さんの将来こういうことに

繋がっていくんだよ、ということを知ると、価値が分ります。

 

吉本歯科医院が患者さまに提供している治療が

どういう意味があり、どういう価値のものなのか、ということが

本当に中にいる人に分れば、仕事の仕方は明らかに、変わります。

 

モチベーションは・・・・・?

推してしるべしだと思いませんか??

 

どんなことも、外から無理な力を加え、変えようとしてはいけないんです。

「そうしたい」とその気になるような環境、情報をまずは与えなくては

土壌も育ちません。

 

もっと愛をちょうだい

と怒るより、

愛を注ぎたくなるような自分になる

方がはやいと思いませんか?

 

やる気の前に、まずは「その気」にさせる(笑)

禅問答みたいです。

 

まずは、新枝誉志也先生を、どうぞよろしくお願い致します。

2011.02.17母性型経営勉強会

昨日は「母性型経営勉強会」でした。

不覚にもまた涙を流してしまう、そんな出来事がありました。

 

それは参加者の中のお一人

サプライズファクトリーの上原訓さん。

 

今回は勉強会の最初に上原さんの作った6分間の映像と音楽を

披露してくれるというサプライズがありました。

 

一体どんなものなんだろう?

とワクワクしながら、映像がはじまりました。

 

映し出されるのは言葉だけ、そして、流れてくる音楽だけ。

 

テーマは「ありがとう」

 

このビデオは、上原さんがある会社に感謝の気持ちをどうしても伝えたくて

一晩で作り上げたもの。

その会社は介護用のシューズを作る会社

徳武産業さん

http://www.tokutake.co.jp/

 

 

上原さんは自身のお父様が脳梗塞になり、失語症、半身不随になってしまった時に

このシューズに出会い、お父さんはこのシューズのお陰で

自力で歩くことができるようになったそうです。

 

・・・ここまで流れてきた段階で私はつい先日なくなったばかりの父の状態と

完全に重なってしまい、また涙が溢れてきてしまいました。

 

言葉が話せなくなり、半身不随になったお父さんは

それでも近くの神社までなんとか自分で歩いていこうとするのですが

やはりうまく歩けず、転倒し血まみれ泥まみれになって家に帰ってくることが

あったんだそう。

 

その時に、息子である上原さんは

「おやじ、もう散歩に行くな」ときつく言うのですが、

お父さんは文字版に「自分の足で歩く」と書き、どうにかして

自力で歩こうとしたそうです。

 

何年かしてお父さんは肺炎で亡くなってしまうのですが

お父さんが書いた文字版には「じぶんであるく」と書いているのが

残っています。

 

上原さんは、お父さんが最後まで自分の足で歩くことができた

このシューズを作ってくれた会社に心からの「ありがとう」の気持ちをこめて

この6分間の言葉と音楽だけのビデオを作り、徳武産業の社長さんに送ったそうです。

 

すると、感動した社長さんは

そのビデオを関連の介護施設やいろいろな方に

見せたそうです。

 

その感動の渦が人から人に伝染し、中日新聞の記者さんの目に留まりました。

ある日の新聞の一面トップに、この徳武産業さんのことを取り上げました。

さらにその新聞を見て、テレビ局が取材にやってきたそうです。

そしてその様子が、2月22日の「ガイアの夜明け」で放送されるんだそう。

すごいですよね。

人の心を打つ感動は伝わっていく速さが違うんですね。

 

徳武産業さんの「あゆみシューズ」は私も父がリハビリをしていたので

その存在を知っていましたが、そんな素敵な会社だとは知りませんでした。

 

この6分間のビデオを私はどうしてもうちのスタッフに見せたくて

早速、当院の定例ミーティングで上映してもらうことに

お願いしました(^^)

 

定例ミーティングは

3月10日(木)11時~13時 吉本歯科医院にて

「私も見たいわ」という方はどうぞどうぞ大歓迎ですので

お知らせ下さい。一緒に感動に渦に巻かれましょう(笑)

あ、ご一報下さいね。

info@8181118.com

 

 

会を重ねることに、勉強会で一緒に学ぶ人同士の関係性が深まっていっているのを

肌で感じます。

気持ちを通じ合わせたい、という想いが根底にある人同士が同じ場に集うと

その時間は本当に心が浄化されるような不思議な感覚になります。

 

人と人同士がちゃんと関わり合うことによって

また、明日も頑張ろう

生きてるって素敵かも??(^^)

と感じられるのは、人間だけが味わえる醍醐味かもしれません。

 

来月は主宰者の都合により

3月17日(木)午後6時半~8時半になります。

木曜日ですのでお間違えなく。

 

もちろん、どなたでも参加は可能です。

詰まるところは仕事も人生も「人と人」でしょう・・・と思われる方はどうぞ

ご参加下さいね。

2011.02.17吉本歯科医院が子育て応援表彰企業「香川県知事賞」を頂きました。

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昨日、こんな賞を頂いてきました(^^)

子育て応援表彰企業「香川県知事賞」

 

同じく賞を頂いたのは

石丸製麺さん、富士産業さん。

お二人ともとっても気さくで話しやすい方でした。

でもひとたび話しはじめると、熱い!!

ご自身の会社に対する想いが溢れているんですね。

 

横に座ってお話しながら、「どこの会社も、手探りでいろいろ考えながら一生懸命やって

るんだなあ」ということがなんとなく伝わってきて少しホッとしました。

会社の宝は社員であり、だからこそちゃんと「守る」という想いが同じだったことは

やっぱりその方向で間違っていない、とまた改めて感じました。

 

それにしても、私達の医院がこんな「立派な賞」を頂けたことは

この写真にも登場している左はしの「やまださん」のサポートがあってのこと。

「やまださん」は、香川県の子育て支援のアドバイザーさんです。

文書をまとめたり、こまかな作業が何よりも苦手な私をまるごと全部ひっくるめて

面倒を見てくださいました(^^:)

 

なんでも「ざっくり」「てきとうに」「ゆるぎたるぎで」が大好きな

私ですが、このような行政に提出するような書類はそんなことは一切通りません(笑)

きっちり、ばっちり、みっちり整えて吉本歯科医院をサポートしてくださった

「やまださん」です。

 

また「やまださん」のアドバイスのお陰で、

もっとこういう風にしてみよう

とか

これもありかも?

と、いろいろなアイデアも湧いてきました。

 

目的は「吉本歯科医院で働く人がもっと幸せになるために」なので

そのためには何をしても、いいのです。

特に女性の人生は結婚、妊娠、出産、子育て、&介護など

どんどん変化ばかりです。

くるくる変る状況に、杓子定規のモノサシでは、時代遅れになってしまいます。

「臨機応変」に、その時その場で、どんどん変えていけばいいと思います。

 

何が起こっても、その都度きちんと話し合うことができる関係であれば

関係はずっと続いていくと思います。

 

社員が幸せになると、その幸せは外に勝手に広がっていきます。

それは患者さんに対して勝手に広がっていきます。

面白いほどに。

 

お客さんにはいい顔をして親切だけど、中にいる社員にはえらそうで嫌な奴、というのが

一番最悪です(--:)

そして一番、効率が悪く生産性も、長い目で見れば悪いのです。

 

素敵な賞を頂き、本当にありがとうございました。

そして、何から何までお世話になりましたアドバイザーの「やまださん」、

香川県の労働政策課のみなさん、ありがとうございました。

 

また呼んでください、あの広い立派な部屋に(笑)

2011.01.042011年です

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新年あけましておめでとうございます。

 

吉本歯科医院、本日より診療スタートです。

今日の診療室は、新年のご挨拶からはじまり、なんだかお目にかかる

患者さんみなさんのお顔が心なしか穏やかで柔らかい雰囲気を感じます。

新しい年のはじまりなので、誰しも無意識に人に対して優しくなっているのかもしれません(^^)

お天気も良く、いいスタートを切れそうな予感がしてきました。

 

今年一年もどうぞよろしくお願い致します。

 

2010年は、私にとってそして吉本歯科医院にとって

表には見えない部分をきちんと整えていくことで、外側が勝手に整っていく

ということを実感した一年でした。

 

心の中と、起こる現実はいつも連動しています。

 

吉本歯科医院を動かしている私達の心の中が不安で乱れている時は

起こる現実もやはり同じように乱れ、いろいろな事が起こります。

 

しかし、中にいる私達の心の中を整え落ち着けていくことで

現実に起こることも、また大きく変ってきたと思います。

それは、とても良いものに、変ったと思います。

 

多くの時間を一緒にいる人達との関係が風通しが良く

嫌な空気を出す存在がいない、そんな場があるということが

たぶん、居心地がいいひとつの理由かなと思います。

中心にある小さな部分をあたためることで、その熱が勝手に伝わり全体がポカポカしてきた

という感じです。

 

いつも一緒にいる存在を大切にしよう

つまり、社員やその家族、関わって下さる方との出会いを

偶然ではなく、必然的に出会っている存在なんだと

信じていくことで、そんな気持ちは勝手に湧いてきます。

 

その人に出会っていなかったら自分の運命はこうはなってはいなかった

と思えるような人との出会いの積み重ねで、自分の人生は

できていると思います。

人は一人で生きているようで実はそうではなく

すべて周囲との関係性で影響しあって生きています。

 

運命的な大きな出会いを感じちゃう人もいれば、

出会った時はそうは思わなかったけど、今となってみれば

「あの日この人に会ってなかったら今はなかった」と気がつかされる

出会いまでいろいろ、です。

 

また、会おう、会いたいね、という言葉を交わしてはいても

結局会えずじまいでそのまま、という関係もあります。

それは縁がなかった、というか

会う時期が違っているというように思うようになりました。

 

そして運命的に出会ったと直感した人には

もう命尽きるまで徹底的に大事しちゃおう、と心底思うようにもなりました。

 

それが合っているか間違っているかどうかは

死んでみないと分からないですが(^^:)

勝手にそう思えるようになると、人との関係や起こる事に対する問題も

ほとんどのことは解決に向かうような気がします。

 

身心ともに自分の状態が悪くないという時は

静かな湖のように心の中がシーンとしています。

そういう時間を感じる瞬間が私は至福です。

普段動き回っているぶん、静かな静かな時間や瞬間がよけいに

大事に感じます。

その瞬間が一日に夜寝る前に10分でもあれば、いいんです。

身体が本当に緩んでいるのがわかるので、翌朝の目覚めもまた違います(笑)

 

こういう心模様で、いろんなことを決断していくと

よほどでない限り、その選んだ方向に間違いはない、と思います。

全体がいい方向にいけるように勝手にコトが動くようになっているんじゃないかと

驚くほど、です。

 

ふと、考えます。

私達の身体の中には、おさるの時代から脈々と続いてきた遺伝子が

あります。

本を読んで知識を集めなくても、きっと上手に生き抜いていく

知恵がたくさんその遺伝子の中に組み込まれていると思いませんか?

 

本当に困って、これは大変なピンチで、どうしよう?

って時に、その遺伝子は発動してくれると私、思うんです。

 

おかしな方向に行ってる時は、トラブルが起こったり、妙な事件が起こったり

人との関係がおかしくなったりと、何かしらの衝突が必ず起こります。

気がつけよ、とサインを送ってくれるんです、きっと。

 

いい方向に向かっている時は、

背中を誰かが押してくれてるの?と思うくらい物事がスムーズに進みます。

びっくりするほど動いていても、意外に平気だったりもします。

 

たぶん、それが正解です。

 

2011年は、個人の時代だと言われているんですって。

個人というのは、よくいう個人主義の個人ではなく、

こうして生きている一人一人が、

自分の人生は自分でちゃんと生きるんだって

決めることだと私は思います。

ダラダラしてるのではなく、一生懸命生きようとしている人同士だから

ちゃんと関わっていけるということがある、

まともな対話を交し合えるということがある

そう思います。

 

 

誰かがこう言ったから

とか、

世間がこうだから

とか、

そういう軸ではなく、

 

自分の心と身体が本当に満たされてるなって感じる状態を

自分で作っていくことだと思います。

 

自分の心の中や内面は人からは見えないと思いがちですが

ある程度の年を重ねれば、内面はすべて表面に出て目に見える、そう思います。

年を重ねれば重ねるほど顕著に目に見える。

 

心がいらだっている時は目に、そして表情に。そして態度に出ます。

心が落ち着いている時もまた見えます。

 

自分も人をそう見えるように

人からもそう見えている、そう思います。

 

内面=表面

はすべて連動しています。

 

そう考えると、もはや、隠せない、と思いました(笑)

若い頃は、十分に表を取り繕えば隠せると本気で思っていましたが

見える人には全部見えるし、

隠しようが、ないんです。

 

人がどんなことを想っているのか

というのは

結局、日々やっていることにすべて表現されています。

 

隠しようが、ない。

 

そういう意味で、本当に社会にとって本当に必要でないものや

嘘のものは、自然淘汰されていくのかもしれません。

 

より人間らしく生きる一年にしたいと

思います。

 

12月29日の吉本歯科医院忘年会の様子です。

花樹海にて、お風呂に浸かってからの宴会でした。

 

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バスがお迎えに来てくれるんです。

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展望温泉

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お風呂あがりの子供たちが宴会会場へ

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チビも一席(^^)

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うちの医院をいつもピカピカにして下さるお二人。

みんなのお母さん的存在です

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お子様ランチ

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すっぴんの森下母娘(^^)

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 吉本歯科医院の大事な子供たち

 

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佐伯さんと加島です。

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お風呂あがりの杉本です。 

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たなかあやか、です。

 

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植村歯科技工士。

 

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システムのメインテナンスをして下さっている出渕さんと、

当院のクリスマスの飾り付けを毎年して下さる患者さん、愛称「まっちゃん」

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お肌の救世主、佐伯みち子さん。

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ゲームの最中

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いちゃいちゃしています(^^:)

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 笑っております・・・ここは。

 

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「あなた達~かさかさじゃないの~~~(><)」

佐伯さんがみんなの手に魔法のローションを刷りこんくれているところ。

「いや~ん、気持ちいい!!」

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「たまりませんっ」(笑)

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小田裕子と植村さん

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今年もおつかれさまでした・・・と一年を終了しました(^^)

2010.12.27八方美人

八方美人という言葉があります。

 

「あの人って八方美人だよね」と言われている時、その言葉の向こうにはどこか「八方美人はいけないこと」という感じをもっている場合があります。

 

お上手を言って相手に合わせて人を騙している、とか、ひどい時には嘘をついている、という風に受け止めてしまわれることだって、あります。

 

私は、吉本歯科医院のスタッフ達と話をする時、常に「八方美人が素敵」と言っています。

 

当院には素敵な八方美人がたくさんいる、ということも実はちょっとした私の自慢です。

 

八方美人、つまり誰にでも如才なく付き合えるということは、いつも人に対して意識を払っていないとできない芸当だからです。

 

たとえば患者さんがお越しになった時、今どういう言葉が適切かどうかということは相手の表情を読めない人や、場の空気が読めないような人にはどんなに考えても目の前の人の心の中を汲み取ることはできません。

 

感じがいいお店や会社には、必ず八方美人の存在がいます。

 

そんな存在が多ければ多いほど、気配りの行き届いた店だ、と感じてしまうのではないでしょうか?

 

 

八方に美人ということは、まさに常に四方八方に意識を向けられている、ということです。

 

例えば当院の受付の樋口の一日はまさにその連続です。

 

 

患者さんが入ってこられる気配を察したらすぐに立ち上がり、「吉本さん、こんにちは」と笑顔で出迎え、同時に電話を取り「はい、吉本歯科医院の樋口でございます」と応対し、さらに治療が終了した患者さんの会計を操作し、さらに診療室からの報告を受け、足が悪い患者さんがお帰りになっているのを見たらさっと玄関まで走り靴を履きやすいようにサポートしお見送り、・・・・樋口が同時に行っていることを見ていると、いつもこんな感じです。

 

 

しかし当の本人は、無意識にやっていることなので別にどうってことはないんです。

 

 

こういう大事なポジションに全く気配りができない人間が立つともうパニックです。

 

ひとつのことしかできない。

言われたことしかできない。

「だって、仕事が多すぎるんだもの」。

「だって、一人でするには忙しすぎるんだもの。無理!」

こういう文句がいくらでも出てきます。

 

私はこういった「他人に対して気配りができる」という能力は、大人になってから教育し培う、ということはまず無理だ、と思っています。

 

感覚の問題ですので、わかる人にはわかるけれど、その基盤がない人にはどんなに教えてもどんなに手本を見せても無理だと思っています。

 

だから「採用は何よりも大事」だと考えています。

 

 

以前関わったスタッフの中に、「私は自然体でいきたいので人によって態度や言葉を変えるのは嫌なんです」と私に言ってくる若い女性がいました。

 

もちろん自然体はOKなのですが、その自分が思っている自然体が、自分が関わっている場で通用していれば何の問題もありません。

 

しかし、自分が思っている自然体で生きていて周囲とうまくやっていけていない、となるとこれは問題です。

 

なぜなら私達は例外なく人と人が関わることでしか生きることはできません。

 

自分の人生を幸せに生きていこうと考えた時、その要素の一つに、「人間関係を円滑にする」ということがあると思います。

 

自分が自分のやりたいように、言いたいことだけを言っていつも周囲と衝突を起こしていたとしたら、それでは自分が向かいたい方向に進むことがとても難しくなってきます。

 

なぜなら、自分が何かをしたい、と思ったとしても周囲が自分を応援してくれないし、応援してくれないどころか足を引っ張られてしまいかねないからです。

 

その点、「どうやったら相手に喜んでもらえるか」をいつも真剣に考えているような人は、誰からも好かれ、何をやっても受けいれてもらえる、ということが当然起こります。


人に好かれる=自分を受け入れてもらえる
人に嫌われる=自分を受け入れてもらえない

 

受け入れてもらえると自分が過ごす場での居心地は当然良くなるので、その人は幸せです。

 

たとえば当院の若い歯科衛生士で言えば、田中や杉本や小田が友達同士で楽しく話していたり、仲間同士で話をしている時は、フランクに敬語を使わずに話をしていても何の問題もないんです。

 

しかしひとたび職場の上司や先輩に対し、普段の友達のような態度や言葉遣いを平気でしたとしたらどうでしょう?

 

本人の性格がどんなに素敵で、人柄がよくても、考えていることがしっかりしていても、その真意はまったく逆に受け止められてしまうことになってしまいます。

 

「あの人は性格はいいけど、仕事はできないね」

とか

「あの人は場を乱すよね」

 

ということになってしまいます。

 

相手に応じて、その場に応じて言葉や態度をどんどん変化させることができる、ということは言い換えれば「誰とでも付き合える」ということです。

 

 

「場の空気を読める」、ということはきっとそういうことです。

 

相手が大きな会社の社長さんだろうと、お年寄りであろうと、小さい子供であろうと、自分が今、この場でどう振舞えば適切か、を瞬時に考えることができればどんな人が自分の前にやってきたとしても意外にニュートラルな気持ちで応対ができるものです。

 

 

当院のスタッフはこういうことをいつも意識して診療室の中を走りまわっています。

 

ですので、本当に2つの目がよく見開いているんです。

つまり、目が腐っていない、ということ(笑)

 

誰しも腐った瞳に見つめられたくはありません。

きちんと心が開いた2つの目に見つめられたいです。

 

きちんと見れば、動きが変ります。

職場の空気を作っているのは、中にいる人間の目が開いているか閉じているかだと

思います。

 

 

今年ももうあと一週間をきりましたね。

 

みなさんにとって2010年はどんな一年だったでしょうか?

 

私は去年の12月よりも今の自分の方が好きでいられることが

やはり一番良かったなあ、と思います。

 

来年はどうなってるかなあと想像しつつ、大掃除にかかりたいと思います(笑)

 

机の汚れは心の汚れ・・・・・(><)

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