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コラム

2010.07.02男性性と女性性

先日の母性型経営勉強会で、男性性、女性性について興味深い話を聴きました。

 

ちょっと抜粋・・・

男性性の特徴は、自我を主張し、自分に有利に立ち働く積極的、行動的な能力のことです。

これに対し、女性性の特徴は、男性の生命力を奮い立たせ全能力を心ゆくまで発揮させる能力のことでした。

そして、男性の上に立ってリードするのではなく陰の力に徹する性のことだったのです。 

 

 

そして古代人の素晴らしい知恵は、男にも女にも男性性があり、女性性があるとされていることです。

つまり、

 

で男性性の強烈なタイプ

男だが女性性の多いタイプ

女だが男勝りの男性性タイプ

女の中の女性性の豊かなタイプ

 

 

と四相に性格を分けているのです。

 

あなたはこのうちの何型でしょうか?」

 

う~ん、私はどれだろう?僕はどれかなあ?

みなさん、頭をかしげていた、そう思います(笑)

 

最近私は、気がついたことが、あるんです。

 

それは、女性にもてている男性は、その中に少し女性的な面がひょっこり

見える、ということ。

何といいますが、私が最近あった男性で、魅力的だなあと思う人はみんな

「愛嬌がある」のです(^^)

 

また逆に女性であれば、女性の部分しかない、女性よりも、

ちょこっと男性性を持ち合わせている女性の方が、より魅力的です。

し、時代にも合っていますよね(笑)

 

こんなに仕事するのに、ちょこっと弱い部分をこそっと話してみたり

自分のへこみ話をサラリ言えたり。

俺は男だ~~!!なんて言ってる人は、そうそう他人にそんな面を見せられませんからね~。

そういう面をちらっとみた時に、女性は、その人のいわば短所であったり、

完璧じゃない部分を「しょうがないなあ~助けちゃおうかな」と思ってしまったり、

するんですよね。

 

そういう意味では男性は、

「◯◯さんって、なんか、かわいいよね」と言われたらラッキーだと思っときましょう♪

 

 

よく女の子が、「これ、彼氏に買ってもらったの~うふふふ~」とプレゼントを

みせあいっこしているのを見ます。

なんとなく、モノをもらったり、することが幸せの象徴のように思っている若い子もいるでしょう。

 

なので、男の人も、女性には何かプレゼントするもの!すれば喜ぶもの!と思い込んでいる人も結構いるんじゃないでしょうか?

 

しかし、私は思うのですが

これから、男性で、自分の人生をちゃんと生きていこうっ、仕事もバリバリやっていこうって思っている時に選ぶパートナーは、こういう視点で選んだほうが絶対、長い人生は

お得だということがあるんです。

 

女性には2つのタイプがいる、そう思います。

最近は特にそう思うようになりました。

 

1つは、完全に何かをして欲しい、与えて欲しい、という欲求が強いタイプ

なのでこういう女性は

パートナーに求める要素は結構多いです(笑)

こまかい項目が、あります。

 

経済力

やさしさ

親の問題(めんどうくさそうでないか)

住宅の問題

お金の価値観

見た目

いろいろです。

 

そしてこういうタイプは家庭に入ると一見良さそうですが、実はものすごい執着心があり

何が何でも夫や子供を自分の理想の型にはめたがるので大変です(><)

私は、ちょっと、苦手です。

 

さて、もう1つのタイプは

自分を成長させたいという欲求が強いタイプ。

特にこういうタイプは自分を成長させてくれそうな人が3度のご飯よりも、ファッションよりも

大好き、なのです(^^)

 

 

こればっかりは、もう生まれた時からの細胞にしみ込まれている性質だと

思うので、後から後天的にタイプ変え、ということは、難しい。

 

 

どんなに高いプレゼントをもらっても、高級なバッグをもらっても、

「この人は自分を高めてくれる人じゃない」と本能的に認識しちゃうと、あっさり

その足でその高級バッグを質屋に持っていったりしちゃいます(泣)

そんなものです。

 

3万円のフルコースをご馳走になっても、それがなれてくると心が躍ることは、ないのです。

モノではなく、価格でもなく、場所でもなく、ようは、目の前の人が

どんな人なのか?その一点だけが、気になります。

それが、女性という生き物の本質でしょうか??

 

 

逆に自分を高めてくれる人だ、成長させてくれる人だと認識しちゃったら、近所のラーメン屋でも満足しますし、幸せなのです。自腹でも(笑)

 

このあたりの心理って、もっと知って欲しいなあ~って思います。

私はよくそんな話を院長や院長の同級生が家にきた時などには

えんえん話すのですが、「えっ?そうなの?プレゼントしたら喜ぶんじゃないの??」と目からウロコ状態です。

 

そのてん、うちの女性スタッフは、そのあたりの微妙な心理が本当によくわかりますよ~

カウンセラーの森下などは、心が見えるのか?というほど、人の心理が

よくわかります。

ここまでくると、天才ですね。

 

 

また勉強会で教えてもらったことで興味深い話をひとつ。

こういった男性の中の愛嬌度とか、女性の中のたくましさ度などは、

なんとすべて幼児期に脳にインプットされるものなんだそう!!

 

そう、そしてその人格形成にもっとも影響を与えているのが

お母さん、なんですね!

 

 

私の娘はさあ、一体どうなるのか???

人生死ぬまで面白く、既成概念にとらわれず生きて欲しいなあ、って思います。

 

妙な枠を自分でつくって、自分を縛ってしまうような生き方は、して欲しくない。

 

やはり、身につけるべきは男も女も

度胸と愛嬌でしょう(^^)

2010.06.30じゃがいもと安定・・・

imo.jpg

今日から明日まで当院院長は福岡にて研修会に出かけているため、吉本歯科医院は

休診、でございます(^^:)

スタッフも平日2日の連休に、島にわたったり、ちょっと遠くへおでかけを

したり、なんだそう。

私は、普段出来ない仕事が山のように残っているので朝子供を保育園に送り出してから

一人、診療室でシコシコと作業をしております。

お天気がいいので、窓を全開にして、ドアも開けっ放しにしています。

とってもいい風が入ってきます。

シーンとした診療室で、黙々と仕事をするのは、とても集中できはかどるので

こんな時間は大好き(^^)

そうこうしていると、カウンセラーの森下が、じゃがいもを持ってきてくれました(笑)

彼女の実家は徳島の山の中。

そこで彼女のお母さんが畑からじゃがいもを収穫して送ってくれたそう。

その美味しいおいもの、おすそ分け。

森下いわく、スライスして素あげしたら美味しいポテトチップスの出来上がり、だそう。

早速、今夜このおいもを使ってやってみよう。

 

森下つながりで話題をひとつ。

昨日ちょうど、待合室にあるSTORYとか、VERYという女性雑誌を読んでいた時。

ぺらぺらとページをめくりながら、

「なんだかさ~、ここに出てくる女の人って、きれいだけど

みんな同じ顔してますよね、妙です」と言う話に。

同感、です。

私も常々そう思っており、森下もそう思うんだ~と聞いて嬉しかったです。

まあ、雑誌の世界の話なので、なんとも言えませんが

私にはお人形がにっこり笑っているようにしか見えず、

これを「美しい」とか「きれい」とか「素敵」とか、うたっていることがどうも違和感です。

洋服やモノを売るための広告とはいえ、若い女性の多くは

「そうか~、こんなのが素敵なんだ~」って真面目に思ってしまう人も結構いるでしょう。

 

雑誌に出てくる女性モデルのイメージは、

立派なだんなさんと、可愛い子供達、安定した生活と、ちょっと贅沢な生活。

ページを開くたびに、なんだか嘘くさい、嫌な感じがするのは私だけでしょうか???

家族ごっこ、夫婦ごっこをしているように見える違和感。

見つめあう夫婦の目つきがこわい。

 

あらゆる職場に女性が解放され、最近では国の政治にも女性が登場。

そして、高度な教育も十分に女性には与えられるようになりました。

努力次第で女性だって、いくらでも出世したり、お金を稼ぐことができちゃう今、です。

女性が強くなって、って言われています。

それは男性が弱くなったからとも言われています。

 

でも、本当に女性は強くなったのでしょうか?

と考えた時に、それは以外にもそんなことはない、そう思います。

 

昔は、ご主人がせっせと外で働いてきてくれるのをお家で待ちながら

奥さんは子育て家事をして家を守ることで、かろうじて「安定」という生活を

持つことができました。

 

しかし、今は、こういうスタイルは崩れつつ、ありますよね。

女の人が男の人を支えなくなった。

それは女性から言えば「支えたいと思うような男性じゃなかった」となります。

しかし、男性から言えば「支えてもらえれば力を発揮するのに」となります。

卵が先か、鶏が先か、みたいな話しになってしまいます(--)

 

 

今、家庭の奥さんであっても、働いている女性であっても、どんな人も

欲しいのは、「とりあえずの安定」なんだそう、です。

若い未婚女性は、結婚するなら専業主婦をさせてくれる人がいいという割合が

多いってご存知でしたか?

ある程度、社会に出て働いてはみたものの、仕事だって面白くないし、

世間は結構厳しいし、

だったら、家で子育てして家事をしてのんびり自分の趣味の時間を楽しめる生活がいい。

そう思っちゃうんでしょうか。

 

つまり、結婚に求めるものの、

ともに人生を歩いていく人、みたいな感覚から

お金が支配する惰性の関係が、普通になってきている、そう思います。

結構、覚めています(--)

 

しかし、いざ、誰もが想像しえる「いわゆる安定」というものを手にした人の心模様は

一体どんなものだと思いますか?

 

立派なだんなさんを持ち

立派な子供を持ち

いい生活をし

趣味もたくさんあり、

・・・・・では、安定なのか?

表面上は安定かも、しれません。安定しているように見えるかも、しれません。

しかし、その心の内面は私は「嵐」だと、思うのです。

 

なぜなら、安定というもののコインの裏側には、死ぬほど退屈、ということがついて

回るから、です。

これはあんまり平和すぎると、平和ぼけして、人間が退化するのと原理は同じです。

「あなた、そんないい生活してて何が不満なの?」と言われ

今日も抗うつ剤を飲む、40代、50代が多いのを知っていますか?

 

精神科の先生の病院には、今日も溢れるほどの患者さんでいっぱい、です。

そんな話を精神科の先生に聞いた時、わたしは妙に納得しました。

この先生のお話は、日々患者さんと向き合ってこられ

生の患者さんの声を知っているからこそ、その言葉に真実味があり

私はとても興味深くいつもお話を聞いています。(←そのうちご紹介します^^)

 

どんなに与えられても、どんなにお金をもらっても

たぶん、退屈でつまらない毎日は、人間にとっては、不健康なんだと思います。

これだけ健康ブーム、で健康、健康とうたうのなら、本当は

人間の心の部分に直接、アプローチするようなことをしかけていかなくては、絶対駄目です。

 

健康になるためにウオーキングをしたり

健康になるために栄養の話を聞いたり

もちろん必要ですが、

人間はそんな単純なものでもないだろう・・と思ってしまうのです。

肉体だけで人間は存在しているものではありません。

 

つまらないものを面白くする

退屈で死にそうな状況を、血が騒ぐように活力のある状況に変えていく

それこそが、人間の本能的な欲望です。

そしてそれがその人の能力であり、人間としての力だと思います。

 

また、心が躍動している時、何かに夢中で取り組んでいる時、

その人にとってその瞬間の心は実は「安定」です。

 

つまり、安定は、止まっていたら、獲得できないもの、なのですね。

 

もし、私が10年後の将来を考えて、安定を求めて今日を生きていたとしたら

それは死ぬほど、退屈で、たぶん面白くなくって3秒でおかしくなる、そう思います(泣)

 

よく、1年後、2年後、10年後の予定を明確にたてて、とか、言われていますが

そんな先のことなんて、一体誰がわかるんだ?と思います。

昨日の感情と今日の感情はもう違います。

そして、1年前なんてなっちゃうと、出会っている人も違うし、

自分の成長度合いだって違う。

見える風景だって、きっと、違う。

なのに、そんな先のことを予定しちゃったら、もうそれこそ、面白くないのオンパレードです。

 

仕事で、計画を立てるとか、そういうのは、もちろん必要です。

計画を細やかに立てて、逆算してやるべきことを確実にやっていくことは

とっても効果的です。

 

でも、それはそれ。

自分の人生というに限っては、私はやっぱり今の積み重ねしかない、そう思います。

予定は、未定です(笑)

今日やっていることが、なんだかおかしかったら、きっと明日もおかしい。

今日やっていることに、ちゃんと集中していたら、明日はそれに続くだけ、です。

 

それがきっと、一番効率的かつ、効果的な人生の予定だと今のところ私は、思っています。

なんだか途中で妙な知恵がついて、

目標を設定しなきゃ、とか

10年後の予定を明確にしなきゃ、とか

思っちゃうと、きっと、脳みそはおかしな方向へ走っていく、そう思います。

 

目標はあえて設定するものでもなく、

きっと自分の中から湧き上がってくるもの。

やる気だって、同じです。

やる気は、無理矢理しぼりだすものではなく、あくまでも

自然発生的に湧き上がってくるもの

 

そう考えた時、

自分の心の奥底から、体の奥から、何かが湧き上がってくる状態が

人間としては最高です。

そして、健康、です。

そういう状況を個人個人に作り出す

そして、そういう状況に人がなれる職場を作り出す、それが大事です。

まさに、母性型経営のススメ、なのです(笑)

 

思いっきりのびのびできるために

そのキーワードは、やはり、安心感、なんですね。

 

じゃがいもから、ここまで来ました(^^;)

2010.06.25勢いが見える

今日、ある会社の経営幹部の方が患者さんでお越しになられました。

そして、お声をかけて頂きました。

「吉本歯科医院、勢いがあるのが見えてるよ」

「スタッフの人のスピード感と、活気が見えているよ」

とおっしゃって下さいました(^^)

 

嬉しいなあ。。。。

立派な方に、そういわれるとお尻がこしょまくなるほど嬉しいです。

「嬉しい!!!」と思わず手を握ってしまいましたが

手放しで大喜びしている私の姿もマヌケなのです(--;)

 

誉めてもらえると、犬のようにシッポを振って喜ぶ特徴を知られてしまったのでしょうか???(笑)

 

私も、実は、「勢い」が目に見えるほう、です。

それは人が出している、勢い、です。

その勢いは、暑苦しいものもあれば

さわやかなものも、あります。

さあ、うちはどちらでしょう???

 

ただ、母性型経営を実践することで土壌を整え、その土壌に水や栄養を微調整しながら

育てていくことで、吉本歯科医院は格段に居心地のいい職場になってきた、そう思います。

 

昔は、中にいるだけでどよ~んとした空気でしたし、

何かをやろうとしても、トップの勢いだけで、ふりむくと「あれ?誰もついてきてない」(泣)

状態でしたからね。。。。

もう、元には戻りたくないっ!!!

 

今、吉本歯科医院のスタッフたちは、非常に効率よく時間を使えている、そう思います。

自分のやるべきことが明らかになって

立場を自覚しているので

仕事のスピードがとっても速くなっている、そう思います。

私は、とにかく段取り魔なので、子供の頃から、段取るのが大好き(笑)

段取りがいい人は、とにかく好き、です。

なので、吉本歯科医院の採用も、どうしても段取りが良さそうな人を選んでしまいます。

 

今、吉本歯科医院のスタッフはおそらく何か問題が起こっても、

以前であれば立ち止まっていたのが

問題はチャンスと捉え、すぐに次へ、向かうことができます。

思考がストップしない。

 

これは、人生を生きる上で、実はとても重要なポイントです。

ほとんどの人は何か問題が起こると

また、嫌なことが起こると

そのことに反応し、その場で思考がストップします。

 

長い人なら1週間、1ケ月思考がストップしてしまう人だって、います。

ひどい場合には、もう何年もストップしている場合だって、あるのです。

しばらくぶりに会って話すと

「えっ???まだそこで止まってたの???」とひっくり返りそうになることが、あります(泣)

 

私は、止まっている時間が何よりも苦手、です。

その時間は死んでいるから。

もちろん、「さっ、いまから考えよう」って思考する時間は大好きですが

うだうだ自分の妄想の中だけで、いろいろ考えてドヨ~ンとなる時間が

何よりも苦手。

そういう時は、例外なく私は、動いていません。

体が動いていないので、もちろん脳ミソも動いていません。

心もストップ、です。

 

問題が起こったら、即、動けば、その問題はもうすでに問題解決に向かっています。

そのあたりのことって、本で読んで覚えても

また、◯◯セミナーに行っても、私は行動に変えることは、難しい、そう思います。

これって、体感だから、脳ミソに知識として入れ込んでも無理なんですね。

 

自分を変えていきたいって思ったら、

今やっている仕事をただひたすら段取りよくスピードアップしていくことに

熱中していけばいい、そう思います。

 

そういう意味では、今の吉本歯科医院のスタッフ達は段取り上手ですよ~~。

いろいろ問題がある中で、自分なりに「やりやすい方法」を獲得してきたんだと思います。

進化してるよねって、感じます。

 

受付は受付の立場から

カウンセラーはカウンセラーの立場から

歯科衛生士は歯科衛生士の立場から

それぞれが、進化しちゃっています。

時々話を聞いていないと

「えっ??そんなことになってんの?すごいね~」とついつい

おいてけぼりをくらいそう、です。

 

どんどんスピードが速くなっていって、その動きが流れるように見えていくことで

たぶん「勢い」というものが他人の目に見えるのかも、知れません。

2010.06.25第3回母性型経営勉強会の時間変更

第3回母性型経営勉強会の時間の変更が決まりました。

と、申しますのも、朝に勉強会を!と張り切って告知したところ、

「朝は、遠くて行けません~~」

「夜にしてくださーい」

という声が多く(--:)

夜に、した、ということです。

何度も何度も変更申し訳ございません。

 

これが最終決定!!

第3回母性型経営勉強会

日時:平成22年7月14日(水)午後6時半~8時半

会場:高松国際ホテル(高松市木太町)

会費:3000円(お食事付き)

申込お問い合わせは株式会社 人間科学研究所まで

info@ningen-kagaku.co.jp

 

 

 

 

2010.06.24気が付かず申し訳ございません・・と。

先ほど、ちょっと嬉しいことがありました。

カウンセリングルームでしこしこと仕事をしているとなにやら待合室から樋口の声が。

「大変申し訳ございませんでした」

「気が付かずご迷惑おかけしました」

 

なになに?何かあったの???

と私。

 

聞けば、患者さんが日傘をお忘れになり、取りに来られたそう。

そして、この対応。

さすが、吉本歯科医院の顔、樋口です(^^)

立派、立派。

日傘を受け取った患者さんも、恐縮して、なんだか、とっても嬉しそう。

そんなものです。

IMG_0368.jpg

↑うちの大事な大事な樋口です。

 

すかさず樋口に、

「えらいね~~、素敵な対応だったね~。すごいね~。こういう応対私、すっごく大好き!!」と

思わず言いました。

 

すると樋口は

マネージャーのブログに、同じようなシーンのことが書かれていてそれを読んで

ああ、素敵だなあ、私もそんな応対ができる人間になりたいなあ、と思いましたので」と(泣)

 

・・・・なんて、気持ちのわかる人なんでしょう。

伝えたいことが、スーッと浸透するこの快感。

吉本マネージャー、この仕事、もうやめられません、はい(笑)

 

樋口のこの一連の流れは、いわゆる「察する」ということです。

気をつかう

気をつける

気をきかす

つまり、以心伝心と言いますか、相手のいいたいことを言葉を使わずに察してしまい

すぐに反応して動ける、これって、「察する」能力ですよね。

 

阿吽の呼吸で、仕事ができるこの幸せ。

嬉しくって、書いちゃいます(はやく、保育園に迎えに行かなくちゃいけないのに!!!先生ごめん!)

 

私たち日本人は、基本的には

一から十まで言葉で説明しなくても、基本的には黙っていてもわかってしまう

そんな民族です。

こういう遺伝子をもともと持っていながら、わざわざ西洋から入ってきた

細かいマニュアルに使われているのが、実は今の日本だったり、します。

 

私が樋口に伝えたことは、とっても微妙なニュアンスです。

言葉で説明しつくせない感情の部分を、樋口は見事に感じ取って、それをそのまま

自分の行動として、表現することができる人です。

また、そういう人しか、吉本歯科医院には採用していません。

 

私たちが実現したいこと、それは気配りの徹底です。

それは西洋から入ってきた「サービス」とは微妙なニュアンスが、違います。

 

サービスとは、

ただし、お金を払ってくれる人に限る、という条件がついています。

高価なお金を払う人に対しては、高いクオリティのサービスを、

でも、そうじゃない人には、サービスはしませんよ~というのが、

いわゆる西洋式、ではないでしょうか?

 

私は、それに対してはものすごく違和感を感じます。

なので、最近の日本の有名な企業やお店が行うサービスはほとんど違和感です。

 

私たち日本人は、他人に対して細やかに気配りをしていく、という行為によって

自分自身の心が満たされる、というとっても奥ゆかしい感性を持っている民族です。

そして、そんなお人よしな民族は、世界中どこを探しても

日本人だけ、です。

 

あらゆることが、マニュアル化され、細分化され、そして人との応対までも

こまやかに紙に説明しなければ動けない、そんな人間は、私はいや、です。

 

そんな理由から、吉本歯科医院には、接遇応対マニュアル、なんてものは

ございません(笑)

もちろん、基本的な応対や言葉使いについては、準備していますが

それ以上の、人との対応についてはその都度、先輩や、同僚の様子を見て盗んで

成長していってもらっています。

また、それが実はとっても近道でも、あるのです。

 

そして、私のすることは、

素敵な応対をしてくれた時には、徹底的にその応対を評価し、認めていくこと、です。

どうして、その応対が素晴らしかったのか

その応対によって、相手はどう思ったのか

その応対ができるようになった背景は何なのか

 

本人よりも、客観的に見られる立場の人間が、その事例を明らかにしていきます。

そして、そのことをスタッフ全員で共有します。

 

共有することで、

「ああ、こんな場合は、こう応対することが素敵なことなんだ」

ということを他の人は、学ぶわけです。

 

気持ちがわかる、ということ。

これは能力です。

ちょっとだけ分かる、ということは、ありません。

わかる人は100通じていくけど

わかんない人にはたった1さえも伝わりません。

 

細やかな感情の機微が分かる人がたくさんいる、ということ。

これからの会社の生命線かもしれません。

2010.06.21マネージャーを持つということ

7月号のニュースレターの最後の編集をしています。

何度も何度も校正をして頂くので、デザイン会社の担当の方には

「いや、ほんとに、いつもいつもごめんなさい・・・泣)」と頭が下がります。

 

最近になってやっと「マネージャー」と呼ばれて自分でもしっくりとくるようになってきました(笑)

と、申しますのも、私がここ吉本歯科医院にやってきて6年が過ぎました。

 

歯医者さんでもなく、歯科衛生士さんでもなく、歯科の経験も何もない、それこそ「えっ?歯って抜けたらまた何度も生えてくるんじゃないんですか?」ってまじめに質問してたくらいの素人です。

 

それまでは、「人材教育」という全く違う仕事をしていた中で、いきなり「はい、マネージャーよろしく」となっても、誰も私をそんな風には見てくれませんし、誰も認めてはくれません。

 

まあいいとこ、「また、院長の奥さんがでしゃばってきたわ」というところでしょうか(笑)

自営業の場合、経営者の妻や身内が中途半端に経営にかかわると

働く社員側は、嫌な場合がほとんど、です。

 

どうせかかわるなら徹底的に関わらなくては、受け入れてはくれないんですね。

何事も、半端はいけない。

やるなら、責任もってやる

やらないなら、やらない

です。

 

 

2年ほどまえ、ちょうどこの「母性型経営」を実践し始めた頃から、私の意識は180度変わりました。

 

いわゆる「覚悟を決めた」「腹をくくった」という感覚でしょうか。

 

この病院は私が守る!うちのスタッフは私が守る!院長の想いを中のスタッフに、そして多くの患者さんに伝えてみせる!こんな熱い想いと、頼まれてもないのに(泣)妙な責任感がが私の中に湧き上がってきたのです。

 

ひとたび着火すると、その勢いは早いので(笑)それから今までの約2年間は、振り返って考えてみると「ほとんど何をしたか覚えていない」ほど、夢中で走っていたように思います。

 

しかし、その過程は「苦しい」とか「大変」とか、「努力」という感じはまったくなく、ただひたすら目の前の事に(事件に??)、そして人に、必死で向き合ってきた、そういう感じです。

 

恍惚の時間だったと、思います。

 

それほど、私だけでなく、院長はじめスタッフ全員がその日一日1日を集中しきっていた、そう思います。こうしたい!という 方向がはっきり見えていたことと、みんなと一緒にこういう風になっていきたい、という理想のイメージが明確に見えていたので、迷いはなく、そういう意味ではギュンギュン走ることができたかな、そう思います。

 

もちろんその夢中の2年間の中には子育てもあり、家庭もあり、いろいろあったわけですが、私の場合は、ひとつのことに集中することで、すべてのことがうまくまわっていきました。

 

全ては繋がっていることを実感した瞬間でもあります。

 

さて、マネージャーとは、一体なんぞや?(笑)

 

最初は私だって、何だかよくわかっていませんでした。

 

しかし、今となっては、はっきり言えます。

 

当院のような専門的な仕事の場合、それを行う専門家にはかならず、マネージャー的な存在が必要である、ということが。それはつまりは「女房役」のこと、です。

 

母性型経営の中にも、この「トップのそばには女房役を」という考えがしっかり、あります。

 

吉本歯科医院では、医療と経営ということをはっきりわけて考えています。

院長吉本彰夫は、医療、医学の専門家として、患者さんの治療にあたります。

そして、医療以外のあらゆること、いわば、経営、経理、人の教育、啓蒙活動、トップの理念の浸透、地域への活動、こういったことをマネージャーである私に全面的にまかせてくれています。

「まかせたからには口は出さない」と決めたところが我が院長の立派なところでしょうか(笑)

まかせたと言うくせに、口は出すわ、お金は出さないわ・・・というのは最悪のパターンですね(--)

 

そして、そのことにより、非常にバランスのいい吉本歯科医院が出来上がってきたのです。

 

世の中には専門家といわれる人がいます。

お医者さん、弁護士さん、建築家、デザイナー、いろいろありますよね。

いわゆる、「先生」と呼ばれる方です。

 

専門家が話す言葉は、非常に高度で、質の高い知識であったり、情報であったりします。

しかし、残念ながら専門家の先生が、「素晴らしい!あの先生は」と受け手に認めてもらえるためには、専門家が話す言葉が、受け手に「確実に伝わるかどうか」にかかっています。

 

どんなに素晴らしいことを話しても、書いてもその話が受け手に「伝わらなかった」としたら、その専門家は、残念ながら受け手にとっては「価値のない人」「私には関係のない人」と受け取られてしまいます。

 

人に伝えて、理解してもらえてはじめて受け手にとって、また、社会にとって「価値のある存在」として認めてもらえるわけです。

これは専門的なお仕事をされている方以外でも、全く同じですが、

「会社を経営する」ということは、つまりは、「社長の想いをいかに伝えていくか」にかかっている、そう思います。

伝える相手は、まずは社員であり、その次にお客さんです。

この順番を間違えると、えらいこっちゃなので、もう一度(笑)

 

まずは社員に伝える

その次にお客さんに伝える

 

最近はよく、士業と呼ばれる専門家の方とお話させて頂く機会が多いのですが、やはりどの方も同じように、「専門家である自分の想いを100%理解して、そのことを一般の方にわかるように翻訳して、私の代わりに伝え、発信してくれる存在が欲しい」と、おっしゃられます。

私は、専門的なお仕事をされている方には、「マネージャーを持つ絶対いいですよ」とお話します。

女房役、秘書役、です。

どんな組織だって、人で構成されています。

吉本歯科医院で考えたら、どんなに院長が素晴らしい医療を提供できる人だとしても、その考えや技術や、医療に対する想いがそれを受け取る患者さん側に正確にわかりやすく伝わらなかったとしたら、残念ながらなかなか広がっていくことは、難しい、そう思います。

今みたいに経済がドーンと落ち込んでいるときに、組織をきちんとまとめないといけないときは、どうしても母性の原理がバランスを取るために必要なんだと思います。

経営者と社員は家族、運命共同体。

そして、会社は人を育てる場と考える。

そして組織は人で構成されているので、その人をまとめ、やる気になってもらい、安心して能力を発揮してもらうことがとても大事なのですが、それを専門家であるトップ一人に全部やってということは難しい、そう思いませんか?

吉本歯科医院でいえば、スタッフ一人一人の細やかな感情をきちんとキャッチして微調整をしていく、そんな役目がマネージャーの仕事でもあります。

しかし、それはなかなか男性には、難しいですよね?(笑)

また、歴史をひも解いてみたときに、一番生きるか死ぬかを味わってきたのは戦国武将たちです。

戦国武将の生き抜いてきた人の影には、必ずそばに女房役、いわば母性が居ました。

必ずリーダーを補佐する女房役、今なら横文字でマネージャー。

全体が見られてさっと察することができる。

部下の気持ちが分る。

そういう女房役が存在していたから、安心してリーダーは外に出て行くことができる。

今の日本の組織の中には男性だけが入っていますから、そこの微妙な感覚が分らないことが、多い、そう思います。なのでやはり、うまくいっていると思っても、ある日突然すとんと落ちる。

 

足元をすくわれるというのでしょうか。

社長は孤独ですというのが、当たり前のように言われていました。

でも私は、それは絶対に違うと思います。

社長で優秀で乗り切ってきた人は、必ずそばにそういう補佐が付いています。

必ずサポートしてくれます。

だから、一人じゃない。 

なぜなら人間はそんなに完璧じゃないからです。

そして人は強くして、弱い生き物だと思うからです。

自分一人ですべてを完璧になんて、無理なのです。

 

組織も同じです。
男性の経営者でしたら、自分の中に母性的な要素が足りないなあと思ったら、母性型に代わる人を、

または、母性的なことを理解できる人を自分のそばにおくのです。

そしたらびっくりするほどうまくいきます。

そして、社長は孤独なものから、社長は幸せなものに、シフトします。

 

こういうことに敏感に反応してくれるのはやはり同世代の経営者の方が多いですね。

若い人の方が、変化に対応できやすいんでしょうか、やはり。


2010.06.21悪いのはこちらなのに

お気に入りの喫茶店で打ち合わせをしていた時のこと。

その喫茶店は木太町にある「文月」というお店。

私はいわゆる、カフェというところが苦手で、どちらかと言えば喫茶店が好き、です。

おしゃれすぎる雰囲気は、落ち着かず、昔からあるあのスタイルの喫茶店にどうしても行ってしまいます。

 

さて、その「文月」でのこと。

お店を出て私は病院に戻って手帳を忘れていることに気がつきました。

手帳はとってもプライベートなものなのでなくなってしまうと本当に困るもの。

慌てて私はお店に電話をしたんです。

 

「ごめんなさい。手帳忘れていませんでしたか?」と。

 

すると返ってきた第一声が

「本当に申し訳ありませんでした!気がつきませんでした!」と。

 

その思わず発してくれたその言葉に私はただただ、感動したわけ、です。

 

だって、忘れ物をしたのは、私です。

悪いのは私、つまりお客さんです。

 

でも、そのお店の方は、「気が付かなかった私どもが悪い、申し訳なかった」と、

こんな応対をしてくれるのです。

 

そして手帳を取りにいくと

ちゃんと紙袋に入れて封をして、人が勝手に開けないような状態にして

私に返して下さったのです。

電話とは違う店員さんもいましたが同じように

「本当に気がつかず申し訳ございませんでした」と深々と・・・・。

 

「いやいや、悪いのは私なんですが・・(--)」

 

素敵なことだと思いませんか?

そして、ここのお店のスタッフの方はみな女性ばかりなのですが、何度行ってもいつ行っても

同じように「感じのいい応対」をしてくれます。

それも、一人だけでなく、全てのスタッフがこんな感じ。

一人一人のお客さんに対していかに「気持ちよく過ごしてもらえるか」を基準に

応対をしているように、見えます。

 

・・・なので、何度も足を運んでしまうわけなのですが。

そんな文月はやはりいつも、お客さんでいっぱいです。

 

一度、あまりの応対の素晴らしさに、オーナーさんにお聞きしたことがあります。

すると、やはり、「教育に力を入れている」「厳しく指導している」とのこと。

さすが、ですね。

 

私は、思わず「う~ん、やられた」と(笑)

 

こういうシーンってよく、あるんです。

お客様のために、とか歌っているくせに、ちっともお客様目線じゃなくって

知らないうちにお客さんを怒らせてしまうシーンって、本当によくあります。

 

例えば私は過去にこんなことがありました。

ケーキ屋さんに誕生日のケーキを予約していたんです。

たしか、番号で注文しました。

でも、その電話での行き違いで、ケーキが注文したものと違うものが用意されていたんです。

 

「あれっ?頼んだものと違うんですけど」

と言った時に、

「えっ?でも、お客様は◯◯を注文されましたが・・」と露骨に嫌な顔をして

店側の正当性を主張するその店員に正直私もびっくり。

 

自分が間違って注文していたかもしれない

でも、

その露骨に嫌な表情はないじゃない?

こんな店に来るんじゃなかった

そう思いました。

 

これは、たとえ、お客さん側が明らかに間違って注文していたとしても、です。

 

私なら、もし明らかにこちらに間違いがなかったとしても

すぐに謝ります。

すぐに、です。

 

なぜなら、その場で、必要な対応というのは

「正しい」か「間違っている」か、という勝ち負けの問題ではない、からです。

人は、よく正当性を主張するために、自分の我を主張しがち、です。

そして、自分の正当性を主張したがために、相手のメンツは丸つぶれ。

関係はジエンドです。

 

こういった場に求められる対応は、いかに「相手の感情をそこなわずにこちらの主張を

通していけるか」です。

負けて勝つ、という言葉もあります。

そして、そうやって相手ときちんと向き合っていくことによって

実は自分の主張が通ってしまう、んですね。

 

その場の「私は間違っていない」という主張は、実はどうでもいいのです。

そして、自分は間違っていないけれど、あえて相手の正当性を受け入れていく人の姿を

上司は見ていますし、お客さんも見ている、のです。

そして、その姿を仲間も見ています。

 

「あの人は、大人だね」

「あの人は、仕事ができる人だね」

「あの人には、重要な仕事をまかせよう」

ということに、なるのです。

 

こういう話は、最近の新入社員や若手社員にはなかなか通じない、そうです。

「だって、間違っているのに、なぜ謝るんですか?」

「だって私は悪くないのに」

となってしまうのです。

あまりの幼稚さに、目が回りそうですが、これは今の新人の特徴でもある、そうです。

 

そこで、自分が正しいんだという主張を通すと、どうなると思いますか?

お客さんは、うすうすはわかってはいるのです。

「もしかしたら、自分が間違っていたかも?」と。

でも、そこで店員さんが、「こちらは間違っていませんでしたが!」という応対をしてしまうとどうでしょう?

もう、関係は決裂ですよね?

「もう、二度とこんな店に来てやるもんか!」

「私に恥をかかせてなんて店!」と、なりますよね。

 

逆にどうでしょう?

あれ?というお客さんの表情を見てすぐに

「大変申しワケございませんでした!違っていましたでしょうか?

すぐに対応します!」と

言ってくれたら。

こちらが間違っているのを分かっているにもかかわらずそんな対応をしてくれたらどうでしょう?

逆に恐縮しませんか?

そして、大人だな、この人は、と思いませんか?

自分をたててくれたその人を好きになりませんか?

 

・・・と、こういうことを言うと必ず

「じゃあ、そのことに付け込んで何度も間違った注文をしてくるお客さんが増えたらどうするんですか?」ということを言う人がいるんです(泣)

 

違うんですね。

 

お店側に、そういう店員がいて、お店の風土が「自分の正当性ばかりを主張する」ような雰囲気

になっていると、悲しいかな、そういう問題客ばかりを引き寄せているんですね。

類は友を呼ぶ、といいますが

これはお客さんでも、同じです。

出している空気と同じ匂いに引き寄せられ同じようなお客さんが引き寄せられるのです。

これは吉本歯科医院で実際に患者さんを通じて感じてきたことです。

まさに、

同種のものは、引き寄せ合う、のですね。

 

 

問題は、こういうことをちゃんと教育できていない人材を店に、または店頭に立たせることが

そもそもの問題です。

どれほど、現場対応が、会社にとって致命的なことかがトップが分かっていないと

それこそ、簡単に会社なんて、つぶれる、そう思います。

 

 

人は、なんのかんの言っても感情に支配されがちな生き物です。

そんな中で、こういった人相手の仕事をしていくには、微妙な感情を汲み取る能力や

人の心を推し量れる能力が絶対に必要、です。

 

吉本歯科医院のスタッフの採用の基準は、まさに、こういう心の部分を推し量れる人である、

ということもひとつの大きな要素です。

 

人を怒らさない

人に恥をかかせない

人を心地よい気持ちにさせる

人を立てられる

 

とても大事なこと、です。

 

忘れ物をしてみて、気が付いたこと、です。

2010.06.12何を伝えるか?ではなくどう伝えるか

今日は、土曜日。

吉本歯科医院の土曜日は人口密度がやたら高い曜日、です。

患者さんのご予約のいっぱい。戦場のような予約状況でも、顔は涼しげに

にっこりと笑っているスタッフが、ほほえましいです。

当院院長はどんなに忙しくても、絶対に、落ち着きを崩さない人なので

その空気が移っているのかもしれません。

 

さきほど、受付の樋口を見てて思ったことが、あるのです。

ご予約枠がいっぱいで、すぐにご予約をお取りできない場合や

はじめてお電話を下さった方で、すぐに診て欲しい、という患者さん、でも、

すぐにお取り出来ないことをお伝えしないといけない、場合。

電話口で、受付で、どうしたら患者さんのお気持ちを嫌な感情にさせず、

私たちの事情もご理解して頂けるかを、みんなで何度も話し合ったことが、過去にあります。

 

歯が痛い時にすぐに予約が取れないなんて!

腹が立ちますよね。

私だって、腹が立ちます。

いいや、じゃあ、よその歯医者に行ってしまおう

とも思います。

 

どうしてもすぐにご予約がお取りできない場合には、

樋口は心から申し訳ない・・・という表情で、電話で話していたり、受付で応対をしているのです。

横で聞いていると、「う~ん、こうやって言われたら、しょうがないかあ、その日でもいいかあ」と

私なら思うかも?(笑)と、思ってしまいました。

 

過去の話し合いで、

「こんな場合はどんな風にお伝えしたらいいのか?」

という質問がスタッフから出ました。

 

しかし、樋口の対応を見ていて感じたこと

それは

何を伝えるか?

という内容ではなく

誰がどう伝えるか

だな、ということに。

 

もちろんきちんとした内容も大事です。

しかし、それ以上に、

心から、「本当に申し訳ない」

「せっかくお電話してくださったのに」

「お痛みがあるのに」

という気持ちがそれを発する本人になければ、その人が話す言葉はすべて

「うさんくさく」感じますし

また、「事務的で冷たい」と思います。

 

なんとなく冷たいな、ということを感じてしまったら

その背景にある「吉本歯科医院の存在」までもが、「嫌い」と思われてしまうのです。

 

私は改めて、受付に樋口がいてくれて本当に良かったなあ、と思うのです。

人の気持ちがわかる人、

共感することができる人

こんな存在が組織にいるだけで、それはもうその会社の財産です。

そしてそういう存在の人が実は会社の質を勝手に高めてくれているのです。

(ここは大きなポイントですよ~~)

 

中で提供している医療は素晴らしいけれど、末端の現場対応はいまいち、ということは

実は、ありません。

末端の現場対応が素晴らしい、ということは中も押してしるべし、ということなのです。

特に日本人は無意識にそんなことを感じてしまう民族であり、そんな文化なのです。

小さな部分を見たら、大きな部分全部が見えてしまう、ということです。

 

また、末端の現場対応が行き届いている、ということは、その組織に血流がきちんと

回っているということを連想させます。

人間の体と組織はまったく、同じです

 

怖いことだと、思いませんか?

受付の対応ひとつで、末端の現場対応ひとつで、実は評価されていることが大きいのです。

 

東京で開業されている私が歯科医師の先生で最も尊敬している先生で

馬見塚先生という方がいらっしゃいます。

その先生が私に教えてくれたこと。

それは

「医学とは科学の集大成です。そこには人格も何もなくていい。

しかし、医学を実践する医療は違う。

医療は人によって支えられている物です。

だから人を育てていく以外で、医療の質を高めていくことはできない」と。

 

私は馬見塚先生にこのことを教えてもらってから、「あっ、やっぱりそうなんだ!」と

脳ミソがパーッと開けた瞬間がありました。

さすが、見えているスケールが大きい先生は、言うことも真っ当です。

 

人事管理とか、いろいろあるけれど

結局はスタッフは、管理するものでも、コントロールするもでもない。

先生のおっしゃるとおりです。

よくよく考えたら私だって、管理されるのも

コントロールされるのもまっぴら(笑)

自分が嫌なことを、スタッフにやっちゃいけません、はい。

 

自分がこうしたい、こうなりたい、っていうことをきちんと伝えて、まっすぐ向かっていけば

もし、スタッフが私たちのことを好きだったら、たぶんついてきてくれる、そう思います。

 

 

私はうちのスタッフたちは、一人一人が、最低でも10人分以上の働きをしていると感じています。

でも、たぶん、もっといけそうです(笑)

眠っている能力をくすぐってくすぐって掘り起こす、この快感(^^)

 

経営者として、一番大切なこと。

それはきっと

先に信じること。

その人を信じきること。

そして、どんな些細な成長でも見逃さないこと。

些細な変化を、一緒に喜び、楽しんでいけること。

 

もうひとつ。

人を信じるまえに、まずは自分を徹底的に信じちゃうこと(笑)

私なんて、ひどいですよ~~

自我自賛(--)

院長に言わせてみれば、「あんたはさ、その根拠のない自信はどっからわいてくるの?」って。

「だって、私がそう思うんだから、間違いないのさ」

とか

「私が楽しいんだから、みんなも楽しいはず。院長だって、楽しいはず!」

 

言い切っちゃうから、そう思うのか

そう思うから、言い切っちゃうのか、それは自分でもわかりません。

 

ただ、自分の感覚を信じている。

きっと、ものすごく信じている。

 

このまま人生まっしぐらいけたらいいな。

いいや、行ってしまおう!

 

追伸 ある人の助言で、ここのところ、少し時間を多めに休んでよく寝ています。

    するとあら不思議。

    もりもり元気に!

    「休みなさい!」と言ってくれる存在は、とても大事です(^^)

    ありがとう!!

 

2010.06.08人との関係

6gatu.JPG

6月号ニュースレターが仕上がってきました(^^)

今月も16ページみっちり(笑)

スタッフ紹介のコーナーもあり、盛りだくさんなのです。

今月は噛み合わせ最終回です。

3回シリーズでお伝えしましたが、院長いわく「全然伝えきれていないーー:」んだそうです。

まだまだ、お伝えしたいことが山のようにあるらしく

噛み合わせ、中級編でまた来年あたりに3回シリーズで登場しそうです。

深く掘り下げていく、ということは、どこまでもキリがないのでしょう。

編集する方は大変ですが・・・・・・。

 

みなさまのお手元には本日より順次発送いたしますので、週末か、来週あたまあたりには

お届けできる予定です。どうぞお楽しみに。

 

突然ですが、

私は最近とっても面白いことを発見し、なんとなく感じていたことを確信するようなことがありました。

それは、人との関係がこじれはじめると、身体は一緒にこじれはじめ

人との関係がうまくまわりはじめると、身体も一緒によくなっていく

ということ、です。

 

過去のことを掘り返すのは何ですが、

吉本歯科医院がまだ、今のように「人の問題」がうまくまわっていなかった時、

私は面白いほどの病気のデパートでした。

そしてスタッフたちも

いつも体調が悪い

いつも顔色が悪い

しょっちゅう風邪をひく

こんな感じです。

それは病院に行くほどではないけれど、

みんながありとあらゆる不調を抱えていた、そう思います。

また、あらゆる病原菌を全て吸収して、その病原菌を身体に閉じ込めていた、

そんな感じです。

 

自分を取り巻く周囲の人との関係が、すべてこじれているにもかかわらず

何とかうまくいかそうと頑張って頑張って、

その結果、うまくはいかないのですが

死にそうにエネルギーを消耗しきっていました。 

 

今、振り返ると、どうあがいても無理な環境の中で

なんとかその状況を変えようともがいていた、そんなしんどいことを

必死でやっていたような気がします。

 

私たちは経営者ですので、職場でいる時間が何よりも多く、

また、スタッフたちにとってもそれは、同じです。

その関係が風通しのいいものでなければ、そこにいる人間は間違いなく病気に、なります。

空気の悪い職場にいると、病気になる。

断言しちゃいましょう!!

 

とはいっても、組織という場は、「お仕事の場」ですので

「好き」や「嫌い」で働く仲間を決めるなんて!と思いますよね?

そんな甘いことを!!と(笑)

 

しかし、今は、言えます。

長い時間一緒にいる人は、

相性が大事

です。

 

経営者にとって、好きか嫌いか、という「生理的な感覚」や「直感」それはとても大事。

だから、採用がとても大事、なのです。

私は、私が大好きな人と一緒に仕事をしたい

また、私のことを好いてくれている人と一緒に仕事をしたい

吉本歯科医院のスタッフ達だって同じです。

できるなら嫌いな人がいない職場でいたい。

誰だって、そうですよね。

しかし、相性は・・・、あります。

絶対に、ある、そう思います。

どんなに優秀でも、どんなに仕事ができても、どんなに綺麗でも、

「なんとなく合わない」という動物的直感、これはとても大事です。

それは自分という人間がいままで生きてきていろいろな感覚を身に付けて

その全感覚でもって「合わない」と直感しているものなので

そのモノサシはたぶん、自分にとっては正しい、のです。

 

ここをはずすと、どんなに頑張っても報われることはない、そう思いますので

無駄な努力をしなくてはいけないはめになる、そう思います。

 

母性型経営・・・・社員を家族のように思う、大事にする。

もちろん、そうです。

しかしっ、

ただし、そう思える人を採用する、とうベースがあってこそ、です。

「どう考えても好きになれない」人を、好きになりなさい!!というのは

ほぼ拷問に近いものが、あるのです。

 

私の体験から、

どんなに努力をしても相容れない関係というものは、ある

そう思います。

 

私にも合う合わないがあるように

他人にも合う合わないは、絶対あります。

お互い様です。

しかし、大人なので、なんとかうまくやるような努力はします。

・・・が、疲れる。。。。

 

母性型経営をやっていこう、って思った場合

そして、これから採用をしようって思った場合には

どうぞ、「合う合わない」という動物的直感を優占して下さい(笑)

きっと、その方がさらにうまくいくから。

 

今一緒にいてくれるスタッフの採用の決定をしたのは私です。

ですので、私の好み、ですし

私の合う、合わない、です。

その結果、非常にうまくまわっています。

こじれた人間関係がないので、経営者やスタッフの身体もおかしくよじれません。

 

しかし、高い基準で仕事をしたい、そう思っています。

なので、高い基準をもった仕事ができる人を求めました。

高い基準になりえる人材に育てるためには、

どんな人を私たちが求めているか

どんな人が素敵だと私たちは考えているか

そんな話を日々何度も何度も折にふれスタッフ達に伝えています。

 

また、私が最近気がついたこと、それは

私が採用を決定した、今いてくれるスタッフ達はそのもともと持っている素地が素晴らしいので

その素地を最大限に生かしてくれること、つまり「素のままの自分」を思い切り表に出していって

くれさえしたら、どんどん能力を発揮できるんだということ、です。

 

これはすごい、発見ですよ。

さらに何かを付け加えるのではないのです。

もともと持っているものを引き出していけば、それが最高の能力開発なのです。

このことに気がつき、また新しい方向が見えてきました。るん♪

 

また、相性がどうにも合わない関係で一緒に仕事をしてしまうと

残念ながらどんなにお金を投資しても、うまくはいきません。

これは、経験から語ります。

また、病気がついてまわるので、やめましょう。。。

 

私は大好きな人と一緒に、仕事をしたいし、大好きな人に囲まれて過ごしたい。

きっとみんなそうです。

これだけ環境が悪くなって、食べ物も悪くなってて、社会もギスギスしていたら

自分の身体は自分で守らなくてはなりません。

自分の身体を一番消耗させるもの、それはまぎれもなく、「人間関係」なのです。

 

人間関係が大事

これは古くから言われていること

しかし、だからといって我慢や忍耐や反省だけでは、自分が消耗してしまいます。

うまくいかない関係がどうしても続いた場合

私は「合わなかった」と、きっぱり、決めちゃいます(笑)

相性ばかりはしょうがない、そう思いませんか?

優しい人ほど、自分を責めてしまうので、そんな時は、思い切り相性のせいにしてしまいませんか?

 

母性型経営をやっていく時に、やはり一番問題になる「人」の問題。

大事にしようと思える人なのかどうか

一生付き合いたい人なのかどうか

その見極めはとても大事。

そこがうまくいくと、あとはとってもスムーズです。

相性が合わない、という問題も採用の時点でクリアしてますので

微妙な調整をしながら、互いの関係を高めあっていけばいいわけです。

 

人との関係は、経営者であれば、そのやっている仕事がうまくいくかいかないかを決める重要なポイントです。

いい関係の中にいると

呼吸がゆったりとし

楽しいなあって気持ちが身体中に充満してくるので

それが私にとっては、よりわけするヒントになります。

 

いい人間関係を!

2010.06.05母性型経営のススメ、講演しました

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今朝も・・・・経営者のモーニングセミナーでお話してきましたよ。

早朝は眠いっ・・・のですが、ひとたび玄関から外に出てしまうと「ああ、早起きって素敵!」と

感じてしまいます。

それほどに、早朝の空気は気持ちがいいのです。

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朝から飛ばしています(笑)

今日は、母性型経営をともに取り組んでいる経営者仲間も聴きにきてくれており

なお一層、ご機嫌な吉本マネージャーなのです。

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母性型経営とは

■経営者と社員は大きなひとつの家族、つまり運命共同体

■最大の効率化、合理化は、「企業理念の浸透」そして「人の教育」

■感じがいい、ことのすごさ

■経営者が一番幸せになってしまうそんな経営の考え方

・・・・こんな感じでお話をさせて頂きましたが、1時間なんてあっという間です。

 

この講演を聴いて下さった女性経営者と、私と同じ世代の男性経営者が

「母性型経営勉強会」にお越しくださることになりました(^^)ああ、嬉しい。

また、お話を聞いてくださった方で

「まさに、わが社も吉本歯科医院と同じように家族的経営を実践していますよ」と

おっしゃられた社長さんも!

お話をうかがうと、「あの有名な昔からあるレストランのオーナーさん」でした。

「いつもいっぱいのお客さんで感じがいいお店だなあ」と思っていましたが

その理由はここにあったのですね。納得!

少しづつ、でも、確実に、母性型経営が広がりつつあることが、

今とっても嬉しくて面白い、です。

これからどんな人に会えるんだろうって想像するとまたわくわくしちゃいます。

 

なんだかよくわかんないけど『運気が上がっちゃう予感がする」そんな勉強会へ

どうぞあなたも!

 

■第2回母性型経営勉強会(主宰:株式会社 人間科学研究所)

平成22年6月9日(水)午後6時~8時、その後懇親会

高松テルサ 

会費:1,500円

お問い合わせは 吉本歯科医院マネージャー info@8181118.com

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母性型経営(R)のススメ 香川県 高松市 吉本歯科医院

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