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コラム

2013.10.24母か先輩か、人生のモデルか

DSC_4141.jpg

先日、母がある会の記念講演に呼んで頂き講話をする機会がありました。

私もひさしぶりに付いていって舞台そでから、じっと聴いていました。

子供の頃はよくこうやって母にくっついていろんな仕事場に行ってました。

 

人に迷惑をかけない

仕事中に「お母さ~ん」ってまとわりつかない

というルールだけ守っていればどこだって連れていってもらえました。

 

お陰で全国つつうらうらいろんな場所に行くことができました。

平日なら学校を休んでまで付いていっていました。

 

今では私は母親なので

「学校を休ませるなんて!」と

思ったりもするのですが、

なんでも体験したほうがいいかな、と思うので

意外に休ませて連れて行ってます。

(院長は露骨に嫌がります)

 

1時間ちょっとの講演を舞台そでで聴きながら

子供の時の記憶が蘇りました。

 

私はずっと仕事をしている母のもとで育ったのですが

今思い返せば

だから、今の自分があるのかなあと

思います。

 

母は自分のやっていることにいつも夢中で

楽しそうで

たぶん、子供のことも愛しているけれど

独自の世界を持っていて

いつも「今、夢中になってること」

とか

「こんな人に会ってね」

という話を

ばら色の顔しながら

ときどき脚色も加えつつ

子供である私に熱く語ってました。

 

面白かった時代、というのも背景にあるとしても

毎日、それはそれは好きなことやって

それが仕事になって

好奇心のままに、いろんな企画を作ったり

ワクワクしてるんだろうなあってのが

伝染してくるような感じが当たりまえでした。

 

父と大喧嘩をしながらも

いざ、仕事に行くと、スパッと切り替わり

やっぱりイキイキして見えました。

飲むのが仕事だ~なんてよく言っていた

一般サラリーマンだった父は、自分で仕事を起こして

自分で動いて、楽しそうにやってる母のことはどうにもこうにも

理解できなかったようです。

 

母は無理して気持ちを切替えよう

としていたのではなく

勝手に切り替わっていたんだと、思います。

 

今でこそ

人は人からうけた暗示によって自分のセルフイメージが決められる

ということを知ったりしますが

子供時代には何ひとつわかりません。

 

幸運にも

私は一番子供にとって影響力のある母親から

マイナスになるような暗示を一切受けなかった

というにはラッキーだったと思います。

 

私が10歳くらいの時に

「ともちゃん、努力逆転の法則ってあるのよ」

なんて言われた記憶もあり、

頑張りなさい

なんていわれたことも、ありません。

頑張ってしゃかりになればなるほど

うまくいかない

というもので、

ワクワクした心のままに熱中して動いていたら

勝手にいい感じのところまでできちゃった

という感じです。

 

そこには暗い努力や忍耐は皆無です。

 

もっとこうしなさい

あなたのためよ

あなたのために頑張らなきゃ

とも、言われた記憶はありません。

 

娘に関心があまりなかったというのもあるかもしれませんが

それは、ラッキーだったと、思います。

 

私も、できるだけ子供には押し付けがましいことは言わないようにしていますが

イライラしている時や不安になった時には

はっと気が付くと言ってます。

 

 

「あなたのためよ・・」

 

といってる時の自分の心をのぞいてみると

それは100%

私のため、です。

 

すぐに気が付いて訂正するのですが

子供がちゃんと勉強してくれないと、わたしが、困るんです。

この私が。

なぜって、恥ずかしいし、将来ちゃんと学校に行ってもらわらないと困るし

と、私が思っているんです。

 

それだけ。

 

これって、ありがちですが

職場でもよくあります。

上司が部下に

あなたのためを思って、こう言ってる

というのは

上司の機嫌が悪い時です

上司自身が自分に自信がない時です。

 

誰かに自分の考えを押し付けている時

それは自分に対して怒っているんです。

 

そういうカラクリです。

 

70歳ちかい母ですが、

老けたなあ

とか

しんどそうだなあ

とか

小さいなあ

とか

そう感じることはほとんどなく

たまに会うといろんな話ができて

私は実は一番刺激を受ける存在です。

 

親子の会話ではない

ようなことを

たぶん話しています。

 

そんな私の母と一番の仲良しは実はうちの

院長です。

一番心を開いているかも、しれません。

2人で話していると何時間でも議論?話をしています。

 

不思議な関係です。

 

せっかちな私に対して

母は対話重視型です。

5時間話をじっくり聴いて、最後の5分で少しアドバイスする

という姿を横でずっと見てきました。

 

このじっくり人の話を聞く

ということが私には忍耐です。

 

先に、結論を言って

解決策はこう!だからこうしたらいい!

ときつく決め付け言い切ってしまうのが常です。

 

こういう私を尊重しながらも

「まあ、せっかちねえ」

とかいいながら、批判もしません。

 

母がここ10年ほどずっといい続けていることに

傾聴する

対話が大事

ということがあります。

 

実は私の苦手な部分であり

最大のトレーニングです。

 

人が話すのを聞くより

自分が話すほうが好き

 

結論のない話をダラダラされると

イライラしてくる

 

というのはどう考えても男性思考ですね。

時々、オヤジ化している自分にはたと気が付きます。

 

ただ、子供の頃から私は母には全肯定されてきました。

何をしたって、全肯定。

 

小さなことでも、

「すごいねえ~こんなことができるなんて天才!!」

お調子者で、飽き性だったのですが

「エンターテイメントで、切り替えがはやいのね」

 

しょうもないなあ

と思うような小さなことでも

1000倍くらいにして膨らまして感激して驚いてくれます。

 

今でもその癖は同じで

私が何か言うと

「へえ~~~!!!それはすごいわねえ!!」

とイスがひっくりかえりそうなほど

驚いてくれます。

 

面白いでしょ?

 

そんな母の癖が伝染しているせいか

私は何でもリアクションが大きいんです。

オーバーすぎ

とか

過剰反応しすぎ

とか

言われますが

気に入ってるのでいいのです。

 

他人がどういおうと

そんなことより自分の時間の方が大事と

すんなり思えてしまうのは

環境遺伝だと、思ってます。

 

さらに、

気持ちの切り替えが恐ろしく速いんです。

これは若き時代の恋愛時代に培ったのか

それとも環境遺伝なのか?

思いをひきづれないので

人によっては

「お前は冷たい」「お前は男みたい」

と言われたことも、あります。

それでも、傷つかないということは

その時点で、もう違うところに意識が飛んでいっちゃうんです。

 

動き癖がついているのは

母からの環境遺伝です。

 

動いていることが、好き。快感。

慣性の法則ですね。

動いている物体は、そのまま動き続ける

という現象ですが私はその通りだなあと思います。

 

動いている物体はそのまま動き続ける

としたら

止まっている物体は、そのまま止まり続ける

という真理があります。

 

常に動いているのが当たりまえなら

その人はそのまま動きぞくけるし

常に止まっている人は

そのまま止まり続けるんです。

 

今日、止まっている

ということは

明日もあさってもやっぱりとまっています

 

車は一度止めると次に動かす時

エネルギーがいります。

人間もです。

少しでもアクセルふかしてじわじわ動いていたら

エネルギーはそんなにかかりません。

 

 

だから、私はエンジンがかかった人を見たら

もう絶対止まらないでって、言います。

いったんかかったならば、それはラッキーです。

死ぬまでその火を止めない気でいる

くらいでちょうどいいです。

 

 

止まっている時は

頭の中は忙しいです。

何が忙しいって、考えてもしょうがないことを

グルグルまわって忙しいのです。

 

人の不安は消せません。

消すのではなく

その不安が気にならないように、その不安に目をむける時間がないほど

今やってることに熱中癖をつけるほうが、保険をたくさんかけるより

よほど生産的です。

 

不安は不安を呼びますが

動いている時は

不安ではないんです。

 

そういうことを、環境遺伝として

私は母に伝染してもらってるんだな、と今になって思います。

 

過去の自分をひきずるエネルギーは意外にも大きいものです。

自分はダメなんだ

自分は何もできないんだ

自分は愛されてないんだ

そうやって思い込んでいるものを払拭するには

かなりのエネルギーを要します。

 

子供には最高の暗示を入れてあげたいと思います。

それはわが子だけでなく

会った子供会った子供に同じです。

吉本歯科医院にお越しになられる患者さんにも同じです。

 

人は言われたとおりの人になっていくんです。

良い暗示をシャワーのように!

 

 

・・・・と、こんな話も講演の中でしていました。 

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 お客さん?をステージに上がってもらいました

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2013.10.22めざしが食べる事が、できます

今日朝一番のご予約で、数年前にインプラントをされた男性がいらっしゃいました。

定期的にきちんとメインテナンスにお越し下さっています。

 

お帰りになる際に、待合室で

「調子はいかがですか?きちんと噛めていますか?」と

私、お声かけしました。

 

すると

「はい、めざしが食べる事ができています」

と、おっしゃられました。

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「あ、めざし・・・食べられるんですね」

きょとんとしていると

患者さんはニッコリ笑っておっしゃいました。

 

「めざしってね、結構噛めないものなんですよ。

入れ歯だと、噛めない。

インプラントだとちゃんと噛める。

あのまま歯をなくして、めざしだって、食べられなくなっていました。

あ。。。わかりませんよね。」

と、ニッコリ。

 

確かに

歯を失って

噛めない

という感覚

入れ歯にした途端に

噛めないんだ、という感覚は

私には実感として、わかりません。

 

ここにいる吉本歯科医院のスタッフ、そして院長だって、わかりません。

誰も、歯を失ったことはなく

誰も、入れ歯にしたことはなく

インプラントを体験したスタッフはいますが、

誰も、「今、噛めなくて困っている」

という人は、いないんです。

 

今までにお悩みをお話下さった患者さんの口から

お聴きするだけ、です。

 

歯がある

ちゃんと自分の歯で噛んでいることに

意識さえしたことがない状態の人間には

歯を1本でも失って

噛めない

というつらい気持ちは

わかることは、ありません。

 

わからないので

ただ、しっかりお聴きするしか、ないのです。

 

噛めないとどうなるのか?

具体的にどういうものが、噛むことができないのか?

 

中には、

豆腐だって、噛めませんよ

という患者さんもいらっしゃいました。

豆腐だって、ソフトなやわらか~いタイプのものでないと、ダメなんだそうです。

 

ご飯も噛めません。

呑み込むそうです。

味なんて、わからないんだ、とおっしゃった患者さんもいらっしゃいます。

 

 

びっくりしたのが

お刺身もダメだということ。

柔らかそうですが

お刺身は歯でこねるようにしないと噛めないので

お刺身も無理なのです。

 

歯を抜くことになり

どうしても抜かないといけない状態にまでなり

その後、入れ歯をされることを選択され

実際に入れ歯が出来上がってきて

お口の中に入った時

「???!!!」

と驚かれることは少なくなりません。

 

 

「こんなに噛めないものなんですか?」

「こんな違和感のあるもの無理!!」

 

こうおっしゃる方は少なくありません。

 

そして、一度入れ歯を作った時から

「もっと自分に合う入れ歯を作ってくれるところを」と

探し続けてその瞬間から

数年、いや数十年も

歯医者さんを放浪して歩いてきた

という患者さんは、

驚くほど、多いのです。

 

 

実際に、吉本歯科医院にお越しになられる時には

「数十件の歯医者さんを巡って、家が一軒建つほどの入れ歯を何度も作り直しどうにもこうにもならずに、やってきた」

という患者さんは少なくありません。

 

私達は

この

「どうにもこうにもならなくなった」という患者さんを前に

一生懸命、まずはお話をうかがいです。

そして、どうしてここまでになってしまったのか?

どの時点から、歯を失う道に入っていってしまったのかを

お話の中から探ります。

 

今まで数千、いやカルテの数を見るともっとかもしれませんが

それほどの患者さんのお悩みをお聴きし

そして、今、こういう事に実際に悩んでいる、という

お話をうかがうわけです。

 

身をもってそのつらさを体験した人だからこそ

話して下さるその悩みの重たさを

毎回、感じます。

 

めざしが、食べる事ができます

とおっしゃった今朝の患者さんの言葉に

ふと、

歯のことを気にしないでいい生活を

送っていることがどれほどのことか、を考えました。

 

お越しになられる患者さんが

辿って来られた過程をお聴きするたびに

「もっとはやくに、私達が発信することを知っておいて頂きたかった」

といつも、思います。

そして患者さんも

「もっと早くにこんなことを知っていたかった。

知っていたらこんなにまで

歯を失うことはなかった。

こんなにまで歯で苦労することはなかった」

とおっしゃいます。

 

もっともっと知って頂くために、発信が足りないなあ

と思います。

知ることで、歯を失うリスクは驚くほど減ります。

知らなかったがゆえに、多くの歯を失っている方が

こんなにもたくさんいるんだ、という事実を知って欲しいと思います。

 

今月号のニュースレターもまもなく

出来上がります。

とにかくこれだけは知って欲しいんだ!」ということを各テーマに盛り込み

当院院長、時に新枝先生が毎回お話しています。

 

どうぞ、読んでくださいね。

2013.10.04育った家はたぶん変でした

亡くなった父の家の遺品をかたずけていると

手書きの電話帳が出てきました。

 

よしこ

みき

ゆきこ

さちこ

さより

あんな

・・・・・・・・・・・

マジックでなぜか名前だけ、書いてます。

店の名前も忘れずに

なんて素敵な遺品。笑うしか、ありません。

 

後ろの方には

ゴルフ仲間や

飲み仲間

会社の元同僚の電話

 

圧倒的に多いには「ゆきこ」やら「よしこ」やら「さちこ」やら

夜の蝶達の名前ばかりです。

 

私の両親は放送局に勤めていました。

古きよき時代だったらしく

デジタルなんてものはなく、まだまだテープがくるくる回ってる時代です。

 

女の人のお尻を追いかけるのが大好きな父

仕事が面白くてしょうがない母

 

テレビを見るのが大好きで騒がしいのが大好きな父

本を読むのが大好きで深く考え静かな時間が大好きな母

 

なんだってこんな2人が結婚したのか??

 

なぜ??

 

私はこの質問をよく母に投げました。

「ねえねえ、なんでなん??」

 

うっかり、だったのよ~

 

だそうです。。。

 

他の人にプロポーズされていたんだけど

ある日、風邪引いて下宿で一人寝込んでいた時

父がいきなり自転車でやってきて

母を後ろに乗せて病院に連れていってくれたんだそう。

 

それで、落ちたんだそうです。

 

漫画みたいです。

 

うっかり、結婚して、私ができたのかあ。。。と子供心にショックだったのですが

必ずこの話をすると母はかならず

「でも、あのパパと結婚したから、あなたとお兄ちゃんができたんだから

やっぱりこれでよかったのよ~あはは」

といつもフォローが入っていましたが、真意はわかりません。

 

人は10歳までに育った記憶で

人生のベースが決まると、言います。

 

この頃に無意識に刷り込まれた意識や環境が

大人になっても、自分を無意識にコントロールしてしまったり

人間関係を構築する上で

大きく影響を及ぼしてしまうんだそうです。

 

そりゃあそうだろうなあ

と思います。

 

ちなみに

私の育った環境はどこか変だったと思います。

しかし、その変さが、大人になって今40歳くらいで

面白いことになってます。

 

人が普通にこだわるようなことに、私はこだわらなかったり

人が大事だろうと思っていることが、私にはどうでもよく感じられたり

人が大事に守っているようなことが、私にはどっちでもよかったり

 

するのは、

きっとこの時期に刷り込まれた感覚だろうかと、今になって思うのです。

 

20歳の頃、付き合っていた彼氏の浮気が発覚しました。

当時学生だった私は夏休みで帰省していました。

帰省先から一日はやく戻って驚かせてやろうと、彼の部屋をたずねると

別の女の子が私のエプロン来て料理を作っていました。

 

「誰?」

と聞くと

あわててドアの外に私を押し出し

「あ、妹(汗)」

と即座に答える彼。

 

「そうなんや~」(そんなわけないでしょっ)

 

煮えくりかえりながら電車に乗って地元の母に電話すると

「あら~、ともちゃん、20年も生きててそんなことで怒っちゃう?ママ情けない・・」

と真顔で答えられ

帰って父に言うと

「男は浮気するものやしな

ま、健康な男なら浮気するものや

そんな男を見抜けんのも20歳にもなって情けない・・・ええ女にならんと、男は浮気するぞ~~」

 

と、双方に情けない

連発されました。

 

今でもですが、中学の頃からの友人も

「あんたの負け、やね」「はい、魅力負け」

「はやい話が、あんたよりあの子の方がよかったいうことや」

と一喝。

 

そういう環境が当たりまえでした。

私の周りに

「それは、ひどい!!」

「なんて許せない男!!」

なんて共感してくれる人は一人もいなかったことが

面白いでしょう?

 

両親はよく喧嘩もしていたのですが

なにせ当時のテレビ局。

派手なことが大好きで、毎週のように、多いときは週末には必ず

夜の蝶やら会社のおじさんたちが、家にきて、

狭い部屋でワイワイしていました。

 

夜の蝶と仲良くなってしまう母の姿も

何の違和感もなく、

こんなものだ、と思っていました。

 

夜の蝶は

面白いほど、父やおじさんたちを言葉で虜にし

「よしよし、なんでもしてあげようわい」(伊予弁)

と、お財布の紐をどれほど緩めさせていたか。

 

小学生でしたが

私は一緒にマージャンしていましたし

寝るのが12時回っても

何も言わない父と母。

 

普通は勉強しなさい

とか

夜は9時に寝なさい

とか

いろいろあるんでしょうが

私は一切なく。

 

毎週末になると

狐と狸のばかし合い大作戦(男と女のばかしあい)を

見ているようでした。

 

父は母に執着がすごく

母は当時とても仕事が充実していて

フリーで活動しだした頃で

母の活躍をみんなで応援する会

という意味不明なパーティーを開いてもらったりしていました。

華やかなシャンデリアの下で大きな花束をたくさんもらって

100人近い人に拍手してもらって

今思えばバブルな時代です。

 

見栄っ張りな父はそんな母のパーティーでは嬉しそうに

自慢気なそぶりでしたが

家に帰ると嫉妬まるだしでした。

 

あの◯◯はどういう関係なんだ!!

と露骨に嫉妬まるだし。

 

母は「いい加減にしてよ~。何もないわよ~」

と本当にうるさがっていました。

 

私が中学生の頃

部活で帰るのが8時頃になった私が自転車で帰ってくると

マンションの植木で隠れている風だけど隠れられていない父の頭を発見。

 

「なんしよん?」

 

父は

「しっ」と黙れの合図

 

私も自転車を置いて慌てて植木の後ろに隠れ

 

「もうすぐママが帰ってくる」

 

「・・・え?張ってるわけ?」

 

その時たまたま仕事で一緒になったある男性に車で送ってもらった母が到着。

 

「お疲れ様でした。ありがとうございました」

とご機嫌に降りてきた母。

 

ネタを掴んだ、とばかりの父。

 

結局その日は妄想は誤解ということに自分で気づき

落ち着いたのですが、こんなことは

しょっちゅうありました。

 

嫉妬は女性の専売特許ではありません。

男も嫉妬に狂うのです。

 

父は母よりも精神が子供だったのと

厳しく育てられ愛情に飢えた人だったので

母が仕事だろうが、他の人だろうが、自分以外の何かに

夢中になることがたまらなくさみしかったんだと、思います。

成長したい母

成長したくない父

噛み合うはずは、ありません。

 

 

私が子供時代の我が家には

父の友人が、自分の愛人を連れてよく遊びにきていました。

人がたくさん来た日には

きまって

しゃぶしゃぶか

すき焼き。

 

銀色の着物を着たり、金色の着物を着たりして

恐ろしく香水のいい香りを放つ女性でした。

ちいちゃんという名前は覚えています。

(ちいちゃんは今、出家しちゃいました)

 

おじさんの仕事は順風満帆、家庭も円満だったようです。

しかし、ある時から

ちいちゃんは来なくなりました。

おじさんだけが一人で暗い顔してくるようになり

中学生にもなった私は

「あ、別れたんかなあ」

と察しました。

 

 

その当たりから、

そのおじさんの会社は、トラブル続き、

父からも仕事がうまくいかないらしいと聞くようになりました。

奥さんともうまくいっていたのがうまくいかなくなり

結局離婚。

 

ちいちゃんの存在があったことで

おじさんは上手にガス抜きして

社長としてのパワーを得て、

仕事も家庭もバランスよくやっていたんだと、思います。

 

夫婦喧嘩ばかりしていたのに

ご主人に彼女ができた途端に急に家庭内が円満になった

ということだって、実際あるんです。

 

愛人がいることで

成立していた夫婦

を何組も見ました。

 

そこから学んだこと

男の人というものは

健康であれば誰しも

奥さんがいてもそれ以外に複数の(多ければ多いほど良いのか?)

女性と仲良くなりたい

好きだといわれたい

賞賛を受けたい

という本能があるんだと、思っています。

 

女性と男性では

好きになり方がきっと、違うんです。

 

きれいごとだけを教えてもらったって

将来役には、立ちません。

 

浮気をされたらどうするのか?

結婚しても好きな人ができたらどうするのか?

感謝しろと言われても感謝できないのはどうしたらいいのか?

結婚した相手がどうしようもないバイオレンスだったらどうするのか?

冷め切った相手との生活を続けないといけないのか?

いきなり旦那さんが気持ち悪くなったらどうするのか???

 

などなど、

家の中で起こっていることを

表に出すことはないがゆえに

自分の心の中でもやもやしている

グレーな部分を吐き出す場が、今はあまりありません。

 

 

どんなに仲の良い友達であっても

家の仲の恥はなかなか表には出せないものです。

だって、恥だと、思っているんですから。

本当は恥でも何でもないんですが

やはり、日本では、まだ「恥」なのです。

 

本来私達は

人間なので

「あ~。嫌だ~~!!」

「好きだ~~」

「気持ちいい~~」

みたいな感情を持って生きています。

 

この体から出てきたナマの感情の上に

後から理論を乗っけているだけ、です。

 

ゆえに

感情を押し殺すと

女性は特にいけません。

 

本当に病気になってしまうのです。

 

感情を押し殺して

本当に病気になっちゃった人や

パートナーに「こうであるべき」を押し付けて病気にしちゃった人を

たくさん見てきました。

 

女性は左脳(論理脳)と右脳(感性脳)をつなぐパイプが

とっても太いんですって。

あまりにも自分の気持ちをないがしろに押し殺し

「こうでなければならない」という倫理道徳を働かせてしまうと

精神に異常をきたします。

 

女性特有の

ずぶとさ

開き直り度は

このへんが上手にバランスよく働いてくれているから

いいのです。

 

 

2013年あたり、

私は、ますます女性も

「こうでなくてはならない自分」

「女だから、こうでなくてはならない自分」

「母だから、こうでなくてはならない自分」

という縄で

自分自身をキュウキュウに縛り付けていると、思うんです。

 

自分を縛るものは

誰でもありません。

勝手に、自分で自分がややこしく縛り上げているんです。

 

自分が「こうでなくてはいけない」と当たりまえのように

思い込んでいることって

意外に手離してもいいようなことなんです。

 

自分の人生を死ぬまで生き尽くしてやるぞ~~

くらいの執念があれば

少々アクがつよくたって

才能が偏っていたって

異常な癖があったって

私はOKだと、思いますし、その方が魅力的です。

 

香川県は性犯罪もトップクラスだそうです。

さらに、家庭内暴力

夫婦の暴力もとっても多いんだそうです。

 

抑圧されたものは

爆発するのです。

 

えらい先生が

お酒を飲んで女の人のお尻を触ってつかまってしまうなんて

悲しすぎます。

 

普段から、お尻を触っても

「いやあね、◯◯ちゃんたら(ハート)」くらいの関係性を

いたるところに作っておく方向にエネルギーを注ぐほうが

よほど人生はハッピーです。

 

セクハラ、という言葉は

嫌いな相手から触られた時に使います。

好きな相手にはいくらでも触れて欲しいのが女性の本質です。

 

あまりにも窮屈になってしまったので

きっとこのあたりで、時代は大きく変わると思います。

メイイッパイ窮屈になったら、次は反対側に大きくベクトルが方向転換するのです。

 

タテマエを乗り越え

心の奥のグレーをぜんぶピンク色に変化させていくのが

私達の母性型勉強会です。

 

なんだか、しんどいなあ、どっか~んと変身したいなあ

なんて思ったらぜひ母性型勉強会へお越し下さいね。

 

女性はもっと笑っていないといけないんです。

女の人が笑っている国は元気です。

2013.10.04願っていたら、現れてた

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朝が本当に気持ちいい季節になりました。

最近は5時55分に目が覚めます(年寄り???)

6時に目覚ましをセットしていると、必ず鳴る前に目が覚める。

5時にセットしたら4時55分に目が覚めるのかな?

 

さて、気持ちよく出勤すると机の上に

井上さんから完成した原稿が出来上がってきていました。

キレイな字のメモ付きで。

 

これは先週水曜の休診の日に

院長に聞き取りをした内容のテープ起こしです

 

院長の診療の内容や

治療でやっていること

患者さんが知らないこと、でも知っておくといいこと

など、思いつくあらゆることを

インタビュー形式で院長から聞きだし&引き出しする作業

をたまにやります。

 

院長が話したことを録音し、

内容を井上さんにテープ起こししてもらいます。

 

これがなかなか大変な作業なんです。

何しろ

院長の話しは慣れていないと聞き取りにくいし

専門用語飛び出すし

話があっちいきこっちいくので

テーマ別にまとめるのが難しいのです。

 

そんな大変なテープ起こしなのですが

院長が一言いったことで10も20も理解してくれる井上さんは

あっという間に、テーマ別にしかも、専門用語をちゃんと理解したうえで

こうして文章にまとめて仕上げてくれるのです。

 

 

この作業、数年前は

プロのフリーの編集の方に外部委託してお願いしていました。

しかし

出来上がってくるのも遅く

しかも、微妙なニュアンスも伝わらず

お願いするのも遠慮がちにしないといけない

等、なかなか思うようにいきませんでした。

 

 

井上さんが吉本歯科医院に来て下さる前に

私、ずっと想っていたんです。

「院長の話の理解できる人いないかなあ

院長の話が通じる人いないかなあ」

と。

 

うちの院長は

ある種変わりものなので、頭の中をすぐに「はい、そうですね」と

理解するのは難しいんです。

考えていることが、大きすぎて

虫歯の治療の話から

いきなり宇宙とか、世界平和とか、話が飛んでいったりするので

なかなかちょっとやそっとで理解するのは

難しいんです。

11年一緒にいて、だいぶ理解したつもりですが

それでも、なかなか難しい。

 

そんな院長なので

周囲の人には

「かなりの変わり者」と理解されることも多々あります。

 

みんなの中でいきなり

「は?」

というようなKYな言葉が飛び出すこともあり周囲はドン引き。

私、そのたびにドキドキするのです。

 

そこで

あ~あ、院長の話が通じる人いないかなあ」

「大きなところで院長を理解してくれる人いないかなあ

に行きついたわけです。

 

ずっと想っていると

想いは神様に通じたのか

本当に井上さんという素晴らしい人を吉本歯科医院に

おあたえ下さいました!

 

井上さんは週に3~4日、吉本歯科医院に来て下さいます。

井上さん専用のパソコンを用意し、井上さんには

毎回山ほど仕事を山積みにしています。

 

院長の頭の中で形にしたいことを

井上さんは具体的に形にしてくれます。

 

知的財産と言われる特許申請を取る時も

井上さんにしてもらいました。

本来なら、特許専門のお仕事をされている方に依頼しますよね。

でも、院長は井上さんに特許の取り方を勉強しにいってもらい

自分達で特許をとることができるようにしちゃいました。

 

今では、その道のノウハウは井上さんはたくさん持っています。

 

コンピューターの知識もどんどん増え

「こんなのして~」

とお願いし、院長がやり方を教えると

すいすい吸収し

あっという間に何でもできるようになってしまいます。

 

お役所への難しい手続きも

通常は専門家にまかさなくては無理だろう

と想ってしまいますが

うちでは、院長が「そのやり方」と「どこで聞けば教えてくれるのか」

を井上さんに伝えます。

そうすると

その法則にのっとって、井上さんは

難しい手続きでも

順序よく、進めて、見事に完了させてしまうのです。

 

井上さんの才能

それは

教えてもらったことを

そのまま素直に、まずはやってみる

ということ。

 

これって、才能だと思います。

大人になるとなかなかできません。

 

多くは

「いや~こんなのしたことないから、できません」

「え~、面倒臭い、勉強するのいや~」

「無理ですってば」

となってしまいます。

 

もしくは

自己流に今までの自分の経験した中で

勝手にやってしまいがちです。

院長が一番嫌いなことは

教えたことを、自己流で勝手にやる人

です。

これはうちの院長だけでなく

部下を抱える上司なら

そして技術を教えている人なら

皆そうだと思います。

 

この人をなんとかのばしてあげよう

という気持ちを引き出させるのは

素直に

言われたとおりに

まずは完璧にやってみる

を繰り返すことができる人です。

 

 

井上さんは

どんな仕事をお願いしてもまずは

「はい、わかりました」

からスタートします。

「いやあ~、ハードル高いなあ(汗)」と

言いつつ

できなかったことは

今まで何一つありません。

 

 

何かをお願いすると

院長が

「完成させるための方法」を教えます。

その通りに、ちゃくちゃくとやります。

完成します。

 

完成した時には

その仕事の工程はもう井上さんの中に

入っていますので、次回からは、応用編となるわけです。

 

 

吉本歯科医院には歯医者さんの治療以外にも

バックヤードには隠れた仕事が山ほど、あります。

水面下で行なうあれこれに大きな力を発揮してくれているのが

井上さんです。

 

こういう女性に出会えたことも

運命だろうなと、勝手に思ってにやついているのです。

 

こんな人に出会いたいなあ

と思っていると

本当に出会うんです。

 

だから、心の中にどんな想いを入れておくかって

本当に大事です。

 

想ってないことは、やってきません。

いいことも、悪いことも。

2013.09.26中学生の職場体験その2

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今日も朝から中学生の職場体験です。

2日目になり、だいぶリラックスしてきたようです。

吉本歯科医院の看板受付の松本から一連の流れを説明を聞いているところです。

松本がニコニコとテキパキと患者さんに接している様子を

じーーーっと見ていました。

心に刻んでいるのかな。

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「ねえ、ねえ、お母さんいくつ??」

「・・・38歳です」

「ええーーーっ!!!!」(私&森下)

最近の中学生は成長がいいのね~~~としみじみ。

覚えも早いのです。

ニコニコと優しく教える当院カウンセラー、森下です。

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「あら、手も大きいのね」

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お昼休みにケーキを食べました。

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後ろの3人が当院スタッフ

そして前の2人が中学生。。。。

 

まだ14歳。

これからどんな夢も描けます。

この2日間の体験で、将来歯科もいいかな?なんて思ってくれたら

こんな嬉しいことはありません。

 

当院スタッフも、みな忙しい中、

可愛らしい2人のために、

「これを教えてあげよう」

「あれも教えてあげよう」

という気持ちで優しく接してくれていました。

 

こういう時に

「ああ、助かるなあ」とマネージャー思うのです。

 

みんなが

「忙しいからかまってられない」的な雰囲気だったとしたら

私も相当つらかったと思います。

 

それぞれの立場で、

それぞれの専門で、

いろんなことを伝えてくれたと思います。

 

また、来年、中学生お待ちしております。

2013.09.25私の夫はマサイ戦士

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この本を読みました。

面白くて夢中になってしまいました。

 

アフリカのさくらさんから案内してもらって知りました。

著者の永松真紀さんが10月18日(金)に高松にやってこられ講演されます。

もちろん、行きます。

「私の夫はマサイ戦士

 

日本女性がマサイの第二夫人として今に至るまでの

ことを包み隠さず(←そう感じる)綴られています。

 

環境や文化が違うと男女の関係や価値観、好きになる要素、も

何もかもが違うんだ、ということを感じました。

びっくり仰天ですよ。

 

今の日本女性がいきなりこんな世界に飛び込んだら

「ええ~~!!あり得ない!許せない!女を何だと思ってるの~!」

と怒り狂いそうなことも多々飛び出すのですが

それも文化の違い。

マサイの女性は怒ってないですきっと。

 

第1夫人と第2夫人が嫉妬もなく

いい関係でやっていけるというところも、すごいことです。

 

尊敬する私の夫であるこの人が

選ぶ女性なら、妻にふさわしいと認め

一緒にこの素晴らしき夫を支えるために

生きていきましょう。

何より家族が増えることが、嬉しい。

本当にそう、思っているとあります。

 

男女の関係も日本とはまったく違い

私が感じるにとってもプラトニック。

熱くめくるめく恋を巡ってきた著者の日本女性には

「???」「こんなのへんだ」と思うことばかり。

 

ビックリするような日本との違い。

文化がすすめば

というよりも

西洋化が進めば、

男女の関係も、変わってくるということを書いています。

興味深い話です。

 

妻がいて、夫がいて、今日の仕事があって、子供も元気なら

それでハッピー。

これ以上何も望まない

というのが当たりまえ。

こんな価値観です。

 

もっと頑張れば

あれも手に入る

これもできる

もっと、もっと、もっと、という世界では

また違う価値観になるのは当たりまえ。

 

最後まで一気に読んでしまうのも、わかるでしょう?

 

何より、この著者の永松真紀さんという女性がとっても魅力的。

次々に恋をして、

そしてダメになっても、

またすぐに立ち直って、

「やっぱり、私の居場所はここだったんだ!!ケニアへ帰ろう!!」

とか、

「タイミングが悪かっただけなんだ!!!」

あっという間にリセット&立ち上がっていくところに

惹きこまれます。

 

傷ついたり

へこんだり

失敗しても

何かを言われても

水のようにさらさら~っと流してしまい

「じゃ、次」とどんどん前に走っていけるって

才能だと私は思います。

 

止まってない感じが

ものすごく素敵。

 

 

10月18日(金)午前10時~12時

どんな女性かなあ~~

 

わくわくしてるんです!

 

この本は吉本歯科医院の待合室に置いておきますね!!

2013.09.19女性は愛されてはじめた満たされる 母性型勉強会でした

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9月18日水曜日、母性型勉強会でした。

昨日ははじめて参加して下さった素敵な女性の一言で

一気にテーマが絞られました。

愛、愛、愛、です。

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その女性は、関西から高松にご主人の転勤で引越してこられたばかり。

歯医者さんを探していたご主人が吉本歯科医院を見つけてくださいました。

奥様は「吉本歯科医院ってどんなとこ??」と私どものホームページをのぞいて下さいました。

そこで、見つけた母性型勉強会。

 

母性・・・・

という言葉に何かピンときたそうです。

そしてこうしてお越し下さり

私達に出会って下さいました。

 

あるテーマでみんなで意見を出し合っていた時に彼女はポーンと

言いました。

 

「そこに愛があれば、伝わっていくんです」

 

一同、一気に惹き込まれました。

 

愛、愛、愛。

 

愛って、何でしょう?

「ねえ、ねえ、愛って何?」

と子供に問われた時

私は何と答えるだろう

 

みんな頭の中で「愛って何だ?」と考えたと思うんです。その時。

どこかで聞いたようなお仕着せの言葉ではなく

五臓六腑にしみわたるような

納得できる答え、ありますか?

 

愛といえば、

私は若い頃には

異性に対して、「愛」という言葉を使っていました。

大人になると

友人や、そして親になると、わが子に対して

「愛」ということを考えるようになりました。

 

これだけ愛してるんだから

これだけ愛してるから、言ってるの

これだけ愛してるんだから、こうしてよ、こうして欲しい・・・

 

愛と執着は紙一重

そして、愛と嫉妬も紙一重

 

あなたのためを思って・・・

という事を言っている時

それは間違いなく

あなたのためではなく、

自分のため、です。

 

あなたのため

という大義名分を振りかざし

相手を自分の思う通りにコントロールしようとすること

それさえも、

あなたを思う愛ゆえに・・と

自分で思い込んでいることだって、あります。

 

愛してるんだから

こんなに思っているんだから

自分の思うようにふるまって欲しい、自分にもっとかまって欲しいと

するのは

もはや、愛ではなく

執着です。

 

そして、それは重い。

最初は心地よかった愛が

だんだんと面倒臭くなったり、また、離れたくなってしまったり

してしまいます。

 

自分の思うように、期待通りに

相手が動いてくれないと、

許せなくなってしまうことも

愛しているのに、と勘違いしてしまいがちです。

 

人の心の中は

コントロールすることはできません。

マインドコントロールされてしまうじゃないか、ということもありますが

自分がこんなに愛してるんだから

あなたも同じだけ愛してよ、ということは

苦しくなる一方です。

 

夫であっても妻であっても

ましてや自分の子供でさえも

相手の胸の中に手を差し込み

心の方向をぎゅっと違うチャンネルに変えることは

できないんです。

したくても、できない。

 

でも、したい。

どうにかして、心が欲しい

だからこそ、今はこんなに

心理学や

人の心を掴む方法やら

あらゆるテクニックが公開されているんだと思います。

 

それほどまでにして

人は自分のことを愛して欲しいし

見て欲しい

関心をもって欲しいんです。

 

子供の時のことを

思い出します。

小学生の頃、転校生だった私は

顔見知りの友達もおらず

最初に声をかけてくれた女の子と

仲良くなりました。

行きも帰りも一緒で、「ずっと親友ね」と言ってました。

 

ある時、

その女の子が私ではないほかの女の子と

仲良くなりました。

3人で遊ぶようになりました。

3人で遊びながらもその2人がとても仲良さそうに見えました。

その時、ものすごく寂しい気持ちになったことと

はじめて、「なんだか嫌な感じ」と自分の中で思ったことを

強烈に覚えています。

 

嫉妬です。

そこから、中学、高校、大学と大きくなるにつれ

同じような気持ちを体験することになりました。

そして、逆のことも、ありました。

 

嫉妬したり、嫉妬されたり。

あんなに仲良かったのに、急に重く感じるようになったり

距離感を取ることが本当に難しく

こういうことがやっと落ち着いたのが社会人になってから、です。

 

友達同士でも、そういうことが起こるのですが

異性との関係になるとますます、です。

相手への執着

相手からの執着

独占欲との戦い

自分の心をコントロールすることが

本当に大変です。

特に恋愛になると

執着する心との戦いです。

それは相手と戦うのではなく

戦ってるのは自分自身です。

 

嫉妬や、執着する心を抑えるには

ある程度、いろんな修羅場を体験し

恥ずかしい思いも何度もし、

ある時は、思い切り、愛をぶつけてみたが、どん引きされた

とか、

押し付けすぎて、相手との関係がダメになった

だとか、

執着しすぎてブラックホールのような暗闇に落ち込んでしまった

だとかの体験も

必要なのかなあ、と今は思います。

 

本当に苦しかったことや

恥ずかしかったことは

骨の髄までしみこんでいるので

そこから学ぶものは確かにあり

確かに今、肥しになっているのが実感できるから、です。

 

相手に求めて求めて

相手に押し付けて押し付けて

愛をちょうだいちょうだいと訴えて

全部、ダメで

八方ふさがりになった時に

はじめて

「あ、自分かあ・・・

ということに初めて気が付くという

ことってあると思うんです。

 

なので、とことん落ち込むのは

あり、ですし、

それは絶対肥しになるんです。

 

最初からすんなり、いい方向へ、いければいいのですが

あの目指す方向へ行くために

思い切り逆の方向へ徹底的に走る

ということも、ありです。

逆方向に徹底的に思うままにやった体験が

「あ、違うなあ、こっちは」

ということを

心底わからせてくれるから、です。

 

愛は

もらおう、欲しい、頂戴

と思ってるうちには

絶対に入ってこないものです。

実際、私、そうでした。

 

そうではなく

まったく真逆に切り替え

「自分が愛そう、先に愛を伝えよう

とした時に

不思議と入ってくるものだったんです。

 

宗教のようですが

私は本当にそうでした。

 

それほど、愛が欲しかったし

愛してるよ、大好きだよ、可愛いよ、よくやってるよ

と言われたい、愛して欲しい子供でした。

今でも、何ひとつ変わってません。

 

でも、それは私だけでなく

そうではないでしょうか?

 

誰だって、欲しい。

自分を徹底的に愛してくれる存在が欲しい。

自分をどんなことがあっても味方してくれる存在が欲しい。

どんな時でも、変わらず愛を注いでくれる存在が欲しい。

 

実際は、注いでもらっているから

こうして元気に生きてるのですが

それをすぐに忘れてしまうのが

人間というものです。

 

昨日初参加の女性は

こう言いました。

「女性は愛されて満たされるんです。

男性にたくさん愛されて、誉められると、どんどん愛が満ちてきて

体中にエネルギーが充満するんです」

 

目をキラキラさせてこう、言いました。

 

それを聞いて私はまたスイッチ全開。

「そうだ、今、愛を伝えきらなきゃ」

と、いてもたってもいられなく。。。

 

そうはいっても、そんなに熱くなっても、ねえ。。。

と私がそんな風に思わなくなったのは

やはり、父がなくなった時から、です。

あれ?こんなにあっけなくいなくなっちゃうわけ?

あれ?まだ何も話してないよ、何も言ってないよ

というほど、あっけなく、逝ってしまいました。

 

父は松山に一人で住んでいたので

毎日電話をしていました。

しかし、その日に限っては、前日に電話でイライラ文句を言われ

腹が立っていたせいか、電話をしなかったんです。

 

その日の明け方、病院から連絡があり

脳梗塞で倒れて、叔母が家を訪ねたら階段から落ちて

血まみれで横たわっていたと。

 

一命は取り留めましたが

その時から、父は口も聞けず、半身はほとんど動かず

脳梗塞から1年半であっけなく逝ってしまいました。

 

結局、言いたかった「ありがとう」は

言えずしまい

お墓の前で言っても本当に届いているのかどうなのか。

お父さんはみててくれますよ

とか

お父さんはちゃんとわかってるよ

とか

優しい人はいろんなことを言ってくれるけれど

やはり、

面と向かって顔を見て

言えたほうがよかったんです。

 

そういえてたら

もっとすっきり嬉しく幸せな気持ちだったと思うんです。

 

だから、遅かったんです。

時すでに遅しだったんです。

 

失ってからでは

遅すぎるんだ、ということを

初めて知りました。

 

後悔ですが、

後悔は消えません。

きっと、死ぬまで消えない。

 

 

よくテレビで、後悔のないように・・・とこのパターンの映像が

流されますが、私にとっては他人事でした。

 

こんなに悔やむんだ

失ってから、はじめて知ったこともたくさんあり

そんなことなら、もっと言っててよ、と腹が立ちました。

 

失ってから気がついても

遅いんです。

 

今、愛する人がいるのなら

今、この瞬間に伝えないといけないんです。

 

素敵なことをしている人を見つけたら

今、この瞬間に伝えきらないといけないんです。

 

人を誉める

人のいいところを

伝える

ということも

同じです。

 

人はあっけなく、

あっちの世界、どこに行くのかはわかりませんが

いきなりいなくなってしまうんです。

 

それが

自分かもしれないし

自分に関わる大事な人かもしれない。

 

愛は、自分が相手に伝えよう、伝えきろうと

思って何かアクションを起こしている時に

自分の中から溢れでてくるものだと思います。

 

もらうものではなく

きっと自家発電で湧き上がってくるものです

 

湧き上がるためのスイッチは

先に、愛を、注ぐ

無条件で

ということだと思います。

 

 

◯◯してくれるなら、愛してあげる

ではなく

無条件で、「愛を注ぐ」です。

 

こうやって書いている今も

私はなにやら湧き上がってくるのを

感じます。

 

自分から、どんどん放出され枯渇されないもの

だというイメージを心の中にいつも

描いておこうと、思います。

 

そう思っていると

現実に出てくるものです。

 

相手にこうして欲しい

相手はこうでないといけない

という義務感や押し付けでなく

自然にわきあがってくるもの、というのが

ポイントだと、思います。

 

自然と湧き上がってきた時に起こる副産物としては

人に優しくなれる

ということに尽きます。

 

人をどうこうしようと思わない

人の欠点も気にならない

人の長所ばかりがきになってしょうがない

という自分になってしまうんです。

 

悩み多き時代と言われますが

もうこのあたりで、

悩むのはもうやーめた、と自分で決心する意志は大事です。

 

「人に相談にのってもらおう」

「人に癒してもらおう」

「誰かに助けて欲しい」

「愛が欲しい・・」

というチャンネルを真逆に切替えてしまうんです。

 

自分で。

力技で。

それは具体的には

意識して、そういう言葉癖をやめる

ということに尽きます。

 

そうして切替えた新しいチャンネルは

「人の悩みを受けよう」

「人に元気をあげよう」

「人に笑顔を先にあげよう」

「先に優しくしよう」

という方向です。

 

会う人会う人に

愛を注いでいると

忙しくて自分の悩みを考えている暇が脳ミソには

なくなるんです。

 

そっちにエネルギーを注いでいるうちに

気が付いたら

「あれ?最近なんだか、悩んだり落ち込んだりしてないなあ。

時間が過ぎるのがやたらはやいなあ」

という自分に気が付くんです。

 

そうやっていい

サイクルに入っていくと

いつだって愛が枯渇しない人でいられそうじゃないですか。

 

 

欲しい

欲しい

欲しい

ちょうだいよ

ねえ、もっとちょうだいよ

という道はもうトンネルをふさぎ

自分にはもうメイイッパイの愛が満たされていて

放出されるのを待っている

と思い込んでいます。

 

そんなことを

毎日毎日ずっと思っていたら

本当にそうなるんです。

 

人間はそういうふうにできていると

思います。

本来、枯渇なんてしていないんです。

潤沢に溢れているのを

気が付いていないだけ、だったんです。

 

昨日の勉強会

理屈からはじまって

理屈じゃない世界に見事連れていってもらえた気分です。

 

今朝、昨日の参加した方から

私にもメールが来ていました。

「昨日の勉強会、はじめて五臓六腑に染み渡った」

「愛ですよ、私が気が付いたのは、愛でした!」

なんだか、それぞれに

自分の中にあるものに、ビシバシ気が付いていったようです。

 

勉強会が終ってから

ロビーで立ち話し。

これが、一番長かった。

でも、それだけ、まだ話し足りないというこの雰囲気が快感です。

 

次回勉強会は10月16日(水)午後6時半~

詳細はまたホームページにてご連絡しますね。

 

さあ、勉強会の様子をご覧下さいね。 

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2013.09.17福岡での発表が無事終わりました

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週末は福岡にて日本口腔インプラント学会でした。

当院院長吉本彰夫と新枝先生は発表者として参加しました。

新枝先生は初の学会発表。

前日までドキドキと、準備に追われ毎晩遅くまで大変でした。

私も子供を連れて2日目の新枝先生の発表に間に合うように

福岡へ行ってきました。

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座長のもとで発表がはじまりました。

何度もリハーサルしたおかげで、堂々としたスタート。

先生方の視線にもきちんと応えていました。

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質問に答える新枝先生

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人が集まってきます

無事終了。。。。ほっ

 

「は~~~~~っ、おわった・・・」

とほっと肩を降ろした先生でした。

 

本当によく頑張りました。

お疲れ様でした。

マネージャー、福岡まで出かけていった甲斐があります。

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大きな学会なので

さまざまなメーカーが最新の医療機器を展示しています。

展示会場を見ているだけでも、面白い。

 

会場には、院長の大学の同窓生の先生方もいました。

懐かしそうに楽しそうに話している院長。

学生時代をともにした仲間はいいものなんですね。

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朝から何も食べてない・・・

という新枝先生を連れて

可愛らしいパンダタクシーに乗りました。

 

今回、博多歯内、そして小倉、北九州でタクシーに何度か

乗りましたが

とにかく運転手さんの親切、心遣いにわたしはいたく感動。

なんだってこんなにみんな優しくてフレンドリーなんだろう。

出かけていった県外で、優しい人に出会うと

一気にその街が好きになってしまいます。

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院長おすすめの

うなぎ屋さんへ

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うまき

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うな丼

みんな、よほどお腹が減っていたのか

一気に食べつくしました。

 

その後、新枝先生は高松へ

私達は、もう一泊九州へ滞在することに

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院長に連れていってもらった

九州大学の赤レンガの門

懐かしい想い出の校舎を見学してきました。

いつになく饒舌でご機嫌な院長。

やっぱり、嬉しくて懐かしいんでしょうね。

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博多駅周辺で浴衣を着ている女性がたくさん降りているなあ

と思ったら

これ、でした。

放生会大祭(ほうじょうや)

博多三大祭りの一つだそうです。

思いがけずラッキー。

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すごい人がどんどんお宮の中に外に

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敵国降伏!

と書いてあります。

戦いごとの勝利を祈願する人がたくさんいました。

 

「ここで、祈願すると、勝てるよ」

と、院長。

 

なにやら、書いて祈願していました。

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紙袋をぶら下げて院長が買ってきました。 

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チャンポン

というそうです。

 

昔から放生会のお土産として親しまれているそう。

吹くと「ちゃん、ぽん」と可愛い音がします。

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どこに飾るのでしょう?

神棚?とりあえず、持ち帰り、神棚に飾りましたがあってますか???

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翌日は、スペースワールドに行きました。

乗り物全部制覇するぞ、と意気込み、8割方制覇。

ちなみにこのオムライスは

ゾンビオムライス

指に見えますねえ

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ハロウインなので

かぼちゃにはいったスパゲッティ

「カボウイン」

外のかぼちゃは全部食べてしまいました。

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こんな絶叫マシーンに乗ったのは久しぶり。

内臓を置いていかれる感じがたまらなく快感!

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これはまっさかさまに落ちます。

ザ・ターン。

ほんまに、ターンします。

こちらは内臓を置いてかれる暇もないほど絶叫。

 

周囲をはばからず

絶叫できるジェットコースターはやはり、最高、快感。

 

今回、博多~小倉~北九州で感じたこと。

それは会う人会う人

本当に親切で優しかったこと。

冷たい感じがかけらもなく

タクシーに乗っても

駅員さんにも

ホテルの受付の方やスタッフさんにも

スーパーのレジの人にも

道を聞いた通りがかりの人にも

本当に優しくして頂きました。

 

会う人会う人に優しく声をかけてもらえることが多い一日は

こんなに気分が良くなるんだね、と院長と話をしながら

帰路に着きました。

 

たくさん動いて移動しましたが

疲労はほとんど、ありません。

 

気分ってすごいですね。

九州、いいなあ。

海をまたいだところに、素敵な街がありました。

また、行きたい。

2013.09.02歯を失わないためのお話ニュースレターVOL43号

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今月も吉本歯科医院の患者の皆様にお届けしました。

8月号歯を失わないためのお話。

今月も16ページ。

 

今回のテーマは

「リン酸」です。

 

どんどんマニアックな話になってきました。

しかし、ずっとお読みくださっている患者さんの知識量も膨大で

どんどんついてきて下さっているのを実感し、とても嬉しそうな院長です。

 

吉本歯科医院のあらゆる治療の中で使用している

「リン酸」

吉本歯科医院では、歯の根っ子の治療、虫歯の治療

ほぼすべての治療に対してその行程内容、使用している薬品が

一般的な歯科医院さんとは違います。

 

治療をお受けになる患者さんは

診療台に座り、イスを倒し、治療がはじまってしまえば

口の中で何が起こっているのか、知るよしも、ありません。

 

 

痛い

しみる

にがい

しょっぱい

すっぱい

振動が響く

など、口の中の感覚を頼りに何が起こっているかを想像するのみ、です。

 

例えば虫歯治療です。

吉本歯科医院での虫歯治療は通常の医院さんで行なっている

虫歯治療よりも時間も費用も通院回数もかかります。

 

それでも、ご遠方からお越しになられ多くの患者さんが

虫歯治療ひとつをお受けになられる理由のひとつが

「虫歯が再発を起こしにくいから

ということが上げられます。

 

 

吉本歯科医院で治療をお受け下さった患者さんにぜひお読みいただきたい内容です。

「ああ、私の歯はこうして治療したんだな」とその治療工程を改めて知って頂きたいと

思います。

 

多くの方は

この治療を一体何のためにやっているのか?

今、自分自身が受けている治療のレベルがどの程度のものなのか?

という意味がわからなければ不安になります。

 

今、やっている工程が

「一体何のために必要なのか?」がきちんと頭で理解することが

できた時、はじめて納得し安心することができます。

 

どうぞ知って下さいね。

今月も。

 

ただ単に、時間がかかっているだけ、ではないんです。

その治療を行うには、治療に必要な時間がどうしても

必要なのです。

 

吉本歯科医院の歯を失わないためのお話ニュースレターは

吉本歯科医院で治療お受けになられた患者さんにお渡ししております。

理由は、

ご自分がお受けになられた治療の内容、意味、そして、将来

歯を失わないためにご自分ができることを知って頂くために、です。

 

吉本歯科医院の歯を失わないためのお話ニュースレターは

読んで知って頂くだけで、歯の寿命が確実に伸びると確信しつつ

毎月作成しております。

 

お一人でも多くの方に知って頂きたいことばかりです。

ご興味のある方はどうぞお気軽にお知らせ下さいね。

 

来月はさらに突っ込んで

歯の根っ子の治療のお話をご紹介します。

 

どんどん深く知って頂きたいのです。

2013.08.30化学反応のように

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東京ディズニーランド入場してすぐに見つけた光景。

人だかり、拍手の渦に引き寄せられ近くによって見ると

こんなパフォーマンスが。

最初は「なんだあ?」としかめっつらだった大人達も

パフォーマーと目が合った瞬間からも満面の笑みに変わりました。

うわあ、すごいなあ。

極上の笑顔

目の中に打ち込んでくるような視線を

向けられたら

誰でも化学反応のようにご機嫌な気分と笑顔になるんです。

 

誰でも笑顔がいいのはわかってますが

「とびきり極上の笑顔」には

そうそう会えません。

 

見回してみても、そうそう、いないのです。

 

しかし、帰りの飛行機に乗る時に

搭乗受付のカウンターに見つけました。

3人の女性が並んでおり

そのうちの一番左の女性の笑顔が

「とびきり極上の笑顔」

 

自分から笑顔を発して、周囲を幸せにしちゃおう

と思っているんじゃないのか?と思ってしまうほどの

極上、です。

 

極上だったので、やはり目立つんです。

どうしてもその女性の方に目がいってしまう。

 

この人の前では

文句は言えないなあ・・・

という気分にさせてしまう。

 

先手必勝の「接遇」です。

 

私はこの「とびきりの極上の笑顔」を脳裏に焼きつけ

吉本歯科医院に持って帰ろうと、思いました。

コピー&ペースト

しちゃって伝染です。

 

ディズニーランドも、兄夫婦との再開も楽しかったですが

一番印象に残ったのはこの極上の笑顔。

 

自分が笑顔だと思っている程度のものではなく

圧倒的に見る人を幸せな気持ちにしてしまうような笑顔は

もうそれをしているだけで、その人は天国に行きそうな気がします。

本人は意識していなくても、その人と一瞬でも同じ空間にいるだけで影響されます。

 

現実に

この女性を一瞬見ただけですっかり影響されちゃっている私がいます。

すごいことだと思います。

人は見られています。

と同時に

自分も見られているんだ、ということを

知っておくことって大事です。

 

 

今日午前中の患者さんで

同じように素敵な化学反応があった出来事がありました。

 

お一人は県外からわざわざ吉本歯科医院に通って下さっている女性の患者さん。

数軒の歯医者さんをへて吉本歯科医院に辿りつき

初診の時にお目にかかった時には

肩もまるくなってお口に手をあて、悲しそうな表情だったことを

覚えています。

 

しかし今日治療が終わりお話した時には

背中は開き、表情は眉間がすっきりとし、歯を見せてニッコリと笑っていました。

「最初にここに来る時までは、これからどうなるのか不安で不安でたまらなかった。

今は、歯はまだ治療しなくてはいけないけれど、気分は明るいんです」と

本当に嬉しそうにお話して下さいました。

 

その表情を見て当院の受付松本も、とっても嬉しそう。

私も嬉しい。

 

「うふふふ。人間って不思議ですね

気持ちが変わるとこんなに表情までかわっていくんですね」

 

こういう会話がなごやかなになされている瞬間に

私はいつもとっても幸せな気持ちになります。

 

吉本歯科医院にはこういう瞬間が本当にたくさん起こるんです。

 

人は同じ空間にいるだけでも

感情は伝染したり、心模様が同調したりします。

 

不快な中に長くいると、最初はご機嫌だった自分の心も

いつの間にか不快になっていく

心地よい中にいると、最初は不機嫌で落ち込んでいたのに

いつしか、元気がでてきている

こういうことはよくあります。

 

 

もう一人の患者さんは

今日がまずは最終の治療日でした。

もちろんメインテナンスで定期的にお目にかかりますが

大掛かりな治療はまずは、終了。

 

お疲れ様でした、となごやかなお話が終わり

お帰りになられる時、

何度も関わった当院カウンセラーの森下が

玄関の外にまで歩いてお見送りをしていました。

 

声が聴こえてきます。

「何でも言えて本当に良かった」

「さみしくなるわ」

とっても上品な女性の患者さんです。

「ありがとうございました」

と頭を下げていただき、

森下も「こちらこそ、ありがとうございました」と頭を下げ

お見送りした後、素敵な笑顔で森下が戻ってきました。

 

こんな瞬間も

化学反応です。

 

自分から働きかけたから

反応が起こるのです。

 

関わる人を

どうにかして、少しでもいい気分に、幸せな気持ちになってもらおうと

自分から働きかけるから

反応が起こるんです。

 

それは心の動きです。

最初に動かすのは自分の心です。

 

面倒くさいや

と、思ってしまったが最後、そこで

化学反応はピタリ止まります。

 

化学反応なので

ひとつのアクションからどんどん大きくなっていったり

伝染していったり

します。

しかも、勝手に。

それを見ていた誰かに影響を与えていくんです。

 

日常の中に

こんな化学反応をたくさん起こしていけるんです。

 

さて、今日はさきほどまで徳島から

吉本歯科医院のサイトを管理制作して下さっている多田千恵子さんが

打ち合わせに来て下さっていました。

久しぶりに会ったのですが、子育て真っ最中で一番大変な時期にもかかわらずまた、

きれいになってました。

すっきり一山も二山も越えたそうです。

内面はそのまま表にでます。

 

 

私は彼女と話をする時

一言話しただけで「ああ、わかります」とすぐに内容を理解してくれるところが

大好きです。

 

しかし、今日わかったのは

当院院長のマニアックな頭の中を実に素早く理解してくれる人だった

ということです。

 

ただ、聴くだけじゃなく

理解し、

質問し、

「こういうことですね」と

ちゃんと表現できることができる人は

すごいなあと私は思いました。

 

よく勉強してるんですね、きっと。

 

今日は、吉本歯科医院のホームページを

さらに患者さんに見やすいものにしようと打ち合わせを重ねました。

 

 

どうしたらもっと伝わっていくかなあ

と頭をひねってああだこうだと考えている時が

一番楽しいです。

 

外はいきなりゲリラ豪雨です。

窓の外はまっくら。

最近のお天気は一瞬で変わります。

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