吉本歯科医院

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コラム

2010.12.24一体感

たしかNHKのニュースで見たと思うのですが

今、コーラスとか、ゴスペルっていうのでしょうか?みんなで

はもって一緒に歌を歌うのがとっても流行ってるんですって。

特に女性の姿が多かったのですが、みんなとってもいきいき嬉しそうに

歌ってるんです。

気持ち良さそうに。

 

それを見ていいなあって思いました。

中学の時、いやいやながらに入部したコーラス部で思いっきり歌うことの

快感を覚えました。

みんなでハーモニーを作って一緒に歌うって本当に気持ちよかったんです。

人の声と自分の声が共鳴することって快感ですし

綺麗なハーモニーを作り出そうと思うと

よくよく周囲の人に意識を向けるように勝手になります。

目線も勝手に合いますし、身体も一緒に動くので

そのことが快感なんだと思います。

 

今は、とにかく大声をお腹から出すことってないですよね?

小学生の頃は私はよく川や海や山に行くと叫んでましたが

大人になると日々はそうそう叫べません(笑)

 

でも、人間って、思いっきり声を出すことをあんまりにもしなくなると

声が思うように出なくなっちゃうんですよね。

 

カラオケで大声出して歌った後は、なんだか心まですっきりしちゃった

ということってありませんか?

 

歌ってすっきりすることとや

大声で叫ぶことも時には必要です。

 

私は小さい頃よく祖父に山の中に連れていってもらっていました。

なぜ山だったのか?まったくわからないのですが

とにかく山やら海やら川やらには大きな休みにはほぼ毎日

連れていってもらっていました。

 

そこで祖父が私に言うわけです。

向こうの山に向かって

「ともこ、大きな声で叫んでごらん」と(笑)

 

はじめは気恥ずかしいのですが

叫びだすと面白くって、兄と2人でケラケラ言いながら

大声で叫んでました、山に向かって。

 

そうするとすっきりするんですよね。

どよ~んとした気持ちもどっかいってしまうし

何よりも気持ちが「ま、たいしたことないか」と切り替わってしまえるから

不思議です。

 

私は大人になってもこの祖父に言われたことが

いつも心にあるんです。

「何があってもたしたことはない」っていう態度や言葉が

どこかに残ってて

何か「あちゃ~」と思うようなピンチや苦しい状況になっても

「なんとかなる」と勝手に思っているところが、あるんです。

そう思ってるので、意外に動じなくなってる自分に時々びっくりです。

しょうもないことにあたふたしていますが、

大きなことが起こると意外に心が静かなんです(笑)

 

なんとかなると思ってあんまり心配してないと

やっぱりなんとかなってるので

そう思えるベースをくれた祖父には感謝です。

 

おおざっぱすぎるんや~~!!

どこかから聴こえてきそうですが(笑)

 

私はここで日々いろんな方とお目にかかってお話をさせて頂く時に

よく感じることが、あります。

 

日々、なんとなく憂鬱で不安を感じて生きている人って今は結構な数の人が

いるんと思うんです。

その漠然としたグレー色の正体は自分でもわからないんです、きっと。

なんとなくそう思う、そう感じている

というものです。

 

将来のことは考えたら不安じゃないなんて人は実は一人もいないと

思うんです。

私だって、まだ見ぬ先のことをああだこうだと考えよう、なんて思ってたりしたら

もうきっと大変です(><)

どこまでも不安になり、どこまでも悲観的になること間違いなし、です。

 

先の不安はそのことを考えている時間があるかないかの違いです。

 

 

何が起こるかわからない明日のことや

次のことに意識が向いてしまう、というのも私は人の想い方の癖なんじゃないかと

思います。

私は自分が過去にそういう癖を持っていたので

やっぱりそう思ってしまうんです。

 

私は、ひとり目の子供を産んだ頃はとにかく

不安で何かよくわからないけど満たされない感でいっぱいでした。

これがいわゆる産後ブルーでしょうか?

 

その日一日が終っても何の充実感もなく

今日は生きたぞって、感覚が1ミリもなく

ただ起きて子供の世話して、ご飯食べて、なんとなく仕事して

と、本当に自分で自分を見失ってた時期が少しありました。

とても疲れていましたし(--)

 

今、ここ2年ほどの間、私は

ほとんどそういうグレーな気持ちを一日以上持った記憶が

ありません。

もちろん、考えてもどうしようもない先のことを

つい想像してしまって、ブルーな気持ちになってしまう瞬間もありますが

そんな気持ちを抱えている方がしんどいので

「さ、仕事しよ!」「さ、掃除しよ」と目の前のことに意識を向ける癖が

ついてしまったんだと思います。

 

そうすると魔法のように今までの憂鬱な気持ちは消え

やっぱり「今」しかない、と感じることができます。

 

同じような思い方や行動を何度も何度も繰り返しているうちに

轍が次第に道になって神経回路がしっかり頭の中に

できてくるような気がしませんか?

通ってなかった部分に血が通いだすように。

 

今、自分が目の前の人とどう向き合うか

今、自分が目の前のことをどう取り組むか

しかない、そう思います。

やっぱりとってもシンプルです。

 

次々起こる出来事や、会う人の状況に自分の焦点を合わせていくことで

いろんなことが同時進行でうまくいくような気がします。

 

当院のスタッフ達は今、とてもいい状態で仕事ができている理由のひとつに

そういうことが根底にある、そう思ってます。

人の対応にマニュアルは一切、ないです。

相手はどうでてくるかなんて、

こうなったらこう、という形式は使えないからです。

 

以前いたスタッフ達には

こんなことが起こったらこうしましょう

とか

こんな方にはこう対応しましょう

とか

いろいろ教えていた記憶がありますが

今思えばどう考えもそれは間違ってました(泣)

そんなことを考える私の頭もどうかしてたんですね。

 

私ならこう対応するよ

ということを見せていくしか、ないと思います。

なのでいつも見られているんだっていうことだけは

心してるんです、これでも(笑)

 

人の気持ちはコロコロ、そして刻一刻変ります。

そして状況もどんどん変ります。

昨日こうだと思ったけど、今日はこう思う。

なんて180度ひっくりかえってしまうことなんてしょっちゅうです。

 

何か心が嫌な気持ちになりそうな時には

思い切って目の前の出来事や目の前の人に

飛び込んでみると渦中の中に入ってしまうと

意外にも中はそんなに大変なことじゃなかったと気がつくことが

あります。

外から客観的に眺めていたらどう考えても大変そうで

ややこしそうでしんどそうなので逃げようかなと

思っても、心の向きを変え中に入ってみると

意外に中は静かだった、ってことはありませんか?

私はよく、あるんです。

 

 

それはこの2~3年間の間で、そういうことになんとなく気がつき

人とちゃんと向き合おうと思ってただそれだけ意識してきただけですが

びっくりするほど、いい方向に勝手に向かってくれたと思うんです。

 

職場での人との関係や

それ以外でもプライベートな関係

そして義理の両親や

一見すると面倒臭そうな親族の関係

でも、きっと同じです。

 

一人の人間がやっていることですので

起こる作用は同じなんです。

 

今日起こったことを逃げずにやる

今、目の前の人とちゃんと向き合う

そうしていくことでいい流れに乗り続けることが

できるんじゃないのかなって今、思ってるんです。

 

そしてそのいい流れですが

そのことは、全て想定外で

自分がこうしようと仕組んで考えたことは一切なく

その日その時会う人、毎日会う人に対してきちんと目を合わせ心を傾けて

きた結果、いい状態が天から降ってきた、という感じです。

 

その時その場で

目の前の人と正面から向き合う

ということは基本中の基本ですが、

それは私の中では人生の奥儀でもあるんです。

 

いつもどんな時も、そう思い続けています。

 

ほんとうに人と正面から向き合おうとすると

いろんなことが好転していく快感を一度知ると

その面白さを知ったらもうやめられない、そう思います。

そしてそのことの積み重ねによっていろいろな応用がきくんだと

私は思います。

 

今の日本は経済の豊かさと引き換えに心の豊かさを失った

としきりに言われています。

よく年配の方は「このままじゃこの国は本当に駄目になる」と

お話をされることも聴きます。

それだけを聞くと、確かにそうかもしれない、と思います。

 

でも、きっとそれだって他人事です。

講演会でいい話を聴いたなあ、自分もちゃんとしなきゃとか思っても

家に帰ったら他人事なんです、やっぱり(--:)

 

人は、自分の身に置き換えて本当にこんなままじゃ嫌だとか

こんな風に生きないとやってられない

とか

心底思わないと、何ひとつ変えようとはしないと思うんです。

特に日々の生活には困らないので。

 

大きな話を語るより、それよりも自分がどれだけ気がつけるかだと思います。

 

カタチあるものはいずれ必ず消えます。

消えなくても必ず朽ちていきます。

でも消えないものがあるとしたら

それは心の中にあるいろんな想い、折々に起きた出来事

心が震えるように感動したこと、嬉しかったことや悲しかったことです。

 

あの時あの人がくれたその気持ちが嬉しかった

とか

殴られたけど愛情があった

とか

また、子供時代の頃の懐かしさとか

そういう些細な思い出が、やっぱり年を重ねるたびにどんどん

クリアになって、心の中に残っていることに気がつきます。

 

親がだんだん身体も弱くなって小さくなって

目を細めて私を見るようになるのですが

昔はあんなに怒鳴りちらしていた父でも、今となっては

手のあったかさしか感じません。

あんなにケンカしたのに嘘のよう。。。

 

地球上の生き物の中で、

心があったかいなとか

目に見えないことやものがありがたいな

とか

そういう気持ちが湧きあがってくるのは

人間だけじゃないかと、思うんです。

 

それってすごいことだと思いませんか?

私はそういうことを考え出すと一人で鳥肌たっちゃうんです(笑)

 

目に見えない心や気持ちだからこそ

人に伝わるように表現したいとどうしても思ってしまうのかもしれません。

だって、伝えたいじゃないですか?

その方が人生は100倍面白いです。

 

しかも、情を何よりも大事にする日本人なら

なおさらだと思います。

 

今は、情の気持ちよりも

知の方が優れていると思っていたり

知に長けている方が優位に働きがちな社会です。

 

味気ないといえば味気ないです。

 

人は心の中があったまった時に

はじめて心から何かしようとか、さあ、やろうとか

そういう気持ちになる生き物だと信じています。

 

自分だけの目標で

何かを得るために一時的にやる気が湧いてくることは

ありますが

そういう目標は達成された後もうすぐに心がむなしくなってしまうんです。

 

知と情とどちらも必要ですが、

ベースはやっぱり情だと私は思います。

 

人と人の気持ちを繋いでいるのが

情だとしたら

そういうものを遺伝子の中にもともと持っている日本人は

私はすごいと思いますし、

日本人でよかったと思います。

 

先日こんなことを聞いたんです。

日本人の人生観の中にはすべて「母性」がベースにあるんだそうです。

 

宇宙は子宮であり

地球は胎盤であり

空気は羊水であり

その全ては「母なるもの」です。

 

母なるものに包まれ育まれて

ここまでの高い精神性を保ってきたのが

日本という国なんだそうです。

 

素敵な話だと思いませんか?

 

心から安心でき、癒され続ける土壌があってはじめて

人は元気になれます。

その土壌を無くしてどんなに戦えと言われても

それは到底無理な話です。

 

つい半世紀前の日本の光景は

今とはきっと違っていたと思います。

もっと人と人とがちゃんと関わっていたんだろうと

想像すると、私はドキドキしてくるんです。

 

なので当院カウンセラーの故郷祖谷(徳島県の山の奥^^)に行った時には

まだこんなに人と人との繋がりが濃くってあったかいところが

あるんだあ・・・とビックリしました。

 

些細なことですが、

ちょっとした思いやりや優しい気持ちがいつまでも心に残っていて

そのことがずーっと自分の心をあっため続けていることって

ありませんか?

 

 

そういう目には見えないけど

確かに人の心をあったかくするようなことがたくさんある場に

私はいたいと思うし、そういう人の中にいつも身を置きたいと

考えてしまうんです。

母性型経営を実践しようと思ったそもそもの動機は結局は

そんなことだったりするんです。

 

過去は現在に続いています。

 

なので今という現在も未来に続いています。

 

私達が今、日々考えているようなことの延長線上に

どういうことが起こるか、それはわかりませんが

悪い方向に作用することはない、と信じています。

cake1.jpgのサムネール画像

吉本歯科医院にもクリスマスケーキが届きました(^^)

いちおう今夜は私も子供のためにケーキを作ろうと用意しているのですが

恐らくこっちの美味しそうなケーキに流れることは間違いなさそうです(泣)

wine.jpg

さらに九州からお越し下さっている患者さんから

スタッフ一人一人の方へ、とクリスマスプレゼントを送って頂きました。

ありがたいです。

waine2.jpg

2010.11.30お祝いのおすそわけ

oiwai.jpg

先ほど、素敵な母娘の患者さんがお越しになられました。

ちょうど昨日、結婚式を終えられたばかりの娘さんとお母様。

幸せのおすそわけ、ということで私達にも可愛いお菓子をたくさん(^^)

 

披露宴は高松で行い、なんと正式なお式は出雲大社でなさったそうです。

白無垢&はかまでおごそかに行われてたそうです。

素敵ですね。

 

「白無垢が重かった・・・」という娘さんのお顔もどこかやっぱり嬉しそう。

それを見つめるお母様の表情もやっぱり嬉しそう。

 

それにしても結婚式の翌日のそんな忙しい中、ちゃんと治療に

お越し下さるこのお二人がすごい!ですよね?(^^)

ありがたいこと、です。

 

私は、患者さんとの長いお付き合いの中で、こうした

とってもプライベートな気持ちのやり取りをさせて頂くことができた時

なんだかとっても嬉しい気分になります。

 

長々と手書きのお手紙を頂いた時や

久しぶりに帰郷した時には寄って下さったり

ちょっと旅行に行ったから、とお土産話を持ってきて下さったり

そして時にはこの吉本歯科医院での待合室でたまたま出会ったお二人が

意気投合してしまい、一緒にお仕事をされることになってしまったり(^^)

そういうやりとりを交わせている時、

とっても嬉しくなるんです。

そして、同じように、私達のスタッフも、嬉しそうな顔をします。

 

私はここ2~3年で「母性型経営」という考えを知り

その考えを体中に浸透させるべく実践していく中で

一番良かったなと思えることは、中にいるスタッフとの関係や患者さんとだけでなく、

うちに出入りして下さっている方やなどあらゆる人との関係が理屈抜きで

心地のいいものになってきたなあということ、です。

 

当院に見学にお越しくださった方は

よくこんな風におっしゃられるんです。

「どうやったらこんな風に患者さんたちと密な関係を築いけいけるんですか?」

「何か特別な研修でも?」と(笑)

 

昨年は特に、あまりにも聞かれた質問なので

やっぱり一般的には何か特別な研修やテクニックを勉強しているのかと

思ってしまわれるのだろうなあ・・と感じました。

 

私はいつも思うのですが、それがお仕事だとしても、はたまた普通の人間関係だとしても

人と絆を作っていこう、育てていこうとする意思、そう、想いがまずは何より大切です。

 

目の前のこの人とちゃんと繋がろう、

そして自分たちのことをちゃんとわかってもらおうとする想い

そして目の前のこの人こともきちんと分かろうとする想いが何よりも大事だと

思います。

相手の心に寄り添っていこうとする意思があれば

人と人とは勝手に心が繋がっていくものではないでしょうか?

 

また、どうしても繋がらない時は

残念ながら縁がないか、またはその時期ではない、ということ。

とてもシンプル。

 

私たちが吉本歯科医院としての想いや診療のスタンスをさまざまな形で発信しはじめて

そしてし続けている中で、気をつけていることが、あるんです。

それは、人とのやりとり、心のやりとりの部分だけは、効率化してこなかった、

ということなんです。

 

今は情報発信にしても、メールでのやりとりにしても、ホームページの更新や

ニュースレターの発行にしても何でもかんでも外部に発注して上手にこなせる

ツールは山のように、あります。

うちにも

「あなたのかわりに、ニュースレター作ります」

とか

「あなたのかわりに患者さんにメールを送ります」

とか

「あなたのかわりにブログを更新します」

とか

いろいろやってきます(苦笑)

そこまでやってくれちゃう?というほどびっくりするほどの

ものまであるんです。

 

もちろん外部の方にお願いできる部分はまるなげしてもOKかもしれませんが

自分たちの想いを発信することや、相手と繋がろうとする行為に関することだけは

やはり、自分の想いは自分の文字や声や態度で、の姿勢が必要です。

 

すべてを外部発注してしまうということは

自分の大好きな人に送るラブレターを友達に代筆してもらうことと同じです。

 

上手に書いてうまくデートできたとしても、会った瞬間に話したらばれます(笑)

この文章を書いた人があなた?うそでしょ?(><)

と2秒でバレます(--)

それはその人間と書いている文章にあまりにも違和感があるから、です。

逆効果どころか、もうイメージ最悪です。

 

ポストに入っている郵便物の束をみた時に

DMが山のように入っていますよね?

そのDMの中でも、

これは明らかにどこかにアウトソーシングして作ってもらってるなあと分かるものと

これはこの本人がちゃんと書いてるんだろうな、と分かるものが、あります。

そのDMの中に想いがあるかどうか、ってすぐにわかっちゃいますよね?

どうせなら、そのDMの向こうにでも、その書いている人が想像することができると

読もうかな。という気にもなります。

 

私は手紙大好き人間なので、今でも手紙で何度もやりとりをしたりします。

メールでもいいのですが、手紙を書くというその行為が大好きで

封書でお手紙を頂いたり、おはがきを頂くと嬉しくてすぐに返信します。

なので便箋やはがきを集めるのも大好き。

 

時と場合によるのですが、

これだけ人と人とが面と向かって話す機会が減った時代は

特に気をつけてリアルな場面で人と関わっていようとしてなければ

どう考えても人間おかしくなっちゃうと私、勝手に思ってます(><)

 

今日はメールとツイッターだけでしか人と話してないわ・・・なんてことが

普通になったら恐ろしくないですか?

私は嫌なんです、そういうことが。特に。

 

メールも大好きですが、同じだけ生の声を聴きたいし、

生身の人間に会いたいと思います。

顔を見て話さなければわからないことはいっぱいあるし

伝わっていくことにも限界があります。

 

そういう意味では、私は今の環境とっても気にっています。

吉本歯科医院という場で日々いろいろな方にまさにリアルにお目にかかることができ

そこでの対面のやりとりによって、やはり元気になれるから、です。

ご遠方からわざわざお越しくださった方にはやはりお目にかかって

お話したいし、ひさしぶりに帰郷された方にはやはり

お変わりない様子を見たいです。

なので一日ギッシリの予約表をみた時に

懐かしいお名前があると嬉しくなるんです。

 

一日の中で、なんとなく「ああ、あの人と会ってよかったな」とか

「今日はあそこに行って元気でたな」とか

そういう微妙な心の動きがたくさん感じられることが

私は何より嬉しい瞬間です。

 

そしてそういう人同士の心のやりとりがたくさんなされている時、

「豊かだな」と感じます。

100万円のバックをもらうより、嬉しいです。

もらったら嬉しいですが(笑)

 

人が生きていくのに一番必要なものは

「ああ、自分の心が今あったかいな」と感じられることじゃないのかなと思います。

そういう心模様の時の人間はおそらく、お互いがお互いを大事にしあうという

ことが理屈抜きに実現できると思うから。

 

取るか取られるとか

やるかやられるか

とか、そういう殺伐とした関係、

金銭的な損得の関係

で取り交わされる社会は、必ず行き詰まると思います。

会社はかろうじて存続しても、そんな想いを持って生きている人間の心と体がまず

駄目になると思うんです。

 

ただ、今はそうじゃない仕事の仕方や、社会のあり方へ

変っていっているのかな、という予感もしています。

 

それは肌で感じます。

 

きっと、口には出さないけれど多くの人が感じていること、だと思うからです。

人は誰しも絆が欲しいし、

心で繋がっている関係で仕事をしたいし、人との関係を築きたいと

願っていると、思うんです。

口に出して誰にでもいつでも言ってたらおかしい人ですが(--)、

たまには口に出して言ってみれば意外にも

「私もそう思っていた。感じていた」と共感くださる方が

多い、ということを私は最近特にそう思います。

 

何でも言ってみるもんだな、と思ったし(笑)

書いてみるもんだ、とも思いました。

さらに外にむけて発信してみたところ、思いもかけない人が

共感してくれちゃった、ということも多々あります。

それは本当に嬉しい驚きです。

 

あったかい想いや気持ちは人とのやり取りの中でしか、発生しないと

私は信じてます。

だから、人との関わりが何よりも大事だと、思ってるんです。

仕事はきっと、あとから付いてきます。

なぜなら、仕事を成り立たせているのも、実は

人と人との関わりだから、です。

例外は、ありません。

2010.11.19以心伝心

私、栗が好きなんです(^^)

栗を売ってると必ず買ってしまいます。

焼き芋より、栗派(笑)

そして、秋になるとモンブランケーキが無性に食べたくなります。

大きな栗が丸ごと入っていたりしたらもう・・・・。

10月は、とにかく「栗、栗、栗」と言っていました。

 

そうすると、今朝、当院の患者さんでお菓子職人顔負けのケーキを作ってしまう

方が、「栗のケーキ」を焼いてわざわざ持ってきて下さったんです。

治療のご予約の日ではないのに、わざわざ。

 

つい昨日も、「あ~あ、もう栗がなくなる頃だけど、美味しい栗のケーキ食べたいな」と

言ってたところ。

嘘みたい、です。

願いが通じたのでしょうか?

 

「栗のケーキが食べたいって思ってたところなんです!」と

お伝えすると、「うふふ、そうかな、と思って」(笑)

以心伝心みたいです。嬉しいな。

 

渋皮をいちいちむいて、甘く煮て・・・相当大変な作業です。

でも、「美味しい美味しい」って喜んでくれる顔を見ると嬉しいの、と

いつもおっしゃって下さいます。

 

人の喜ぶ顔を見て自分が喜ぶ

そういう時の心模様はきっとあったかいですよね。

自分の心に余裕がない時はそんな心模様にはなかなかなれませんからね。

 

当院の患者さんは圧倒的に50歳以降の女性の方が多いのですが

その特徴として、喜ばせ上手の方が、本当に多いなあ、と思います。

 

受付の樋口と話をよくするのですが

「うちの患者さんてほんっとに、優しくってあったかい人がが多いよね。」

ということなんです。

 

最近は特にそう、思います。

どちらがサービスされているのかわからなくなるほど

私たちに気を遣って下さり、優しくしてくださったり、

いろいろなことに誘って下さったり、美味しいものを下さったり(笑)

そういう方が、多い。

 

それは女性の患者さんが多いことも理由かもしれません。

女性は特に、自分が何かすることで目の前の相手が喜んでくれたり

「助かったわ」とか「嬉しい」とか、声をかけてくれると

何より嬉しいんです。

 

そこで、何かをした時に、相手のリアクションが大きければ大きいほど

やっぱり、嬉しい、です。

 

見返りを期待してはいけないのですが、やはり、反応は欲しいですよね。

そのリアクション、つまり相手が何かをしてくれたことに対する反応が

恐らく吉本歯科医院のスタッフ達は、「やや大きめ」なんだと、思います。

 

 

私は、反応がある人は大好きですが、

無反応な人は、苦手です。

3回くらい会って、無反応だったら、その後はたぶんもう会ってないです。

淋しくなるから(--:)。

そういう意味で、反応の薄い人は採用の面接の段階で

お断りしています。

今いるスタッフは、きちんと相手にリアクションができる人、しか

採用していない、ということでもあるんです。

一人でも無反応、無表情の存在がいたら、うちのような少人数の組織は

大きな影響が出てしまいます。

人の悪影響は全体に悪い空気を伝染させてしまうので

困るんです。

とっても気をつけている部分です、実は。

 

例えば、今日もこうやってわざわざ私達のために昨夜からケーキを仕込んで

作って持ってきて下さった、ということに対して

「ああ、どうもありがとうございます」と、そっけない態度で頂くだけ頂いていたとしたら

私なら、そうそう何度も作ってあげたいなあ、とは、思いません。

 

そのケーキが好きとか

美味しいとか

そういう以前に、

そこまでして私たちにして下さっているという気持ちが

嬉しいわけです。

その嬉しい気持ちを、そのまんま表現しているのがたぶん、うちのスタッフ達です。

 

喜び上手

喜び組?(笑)

 

私もいろいろとスタッフと話をしながら、感じることがあるのですが

どの人も、きちんと私が話すことに対して同じだけのリアクションを返してくれます。

最年少の歯科衛生士の小田などは、「えええ!!!すっご~い!!」とのけぞるほどの

反応で、会話のキャッチボールを返してきます。

そういうリアクションをくれたら、無条件で嬉しいもんです、人間は。

結構単純です。

 

人とのいい関係をずーっと続けていくことって、結構難しいことです。

短期間にパッと会って、瞬間的に仲良くなることは意外に簡単です。

最初はいいところしか見えないし、情報もないから、です。

 

その関係を短期間だけ続くものにするのか

それとも長い時間ずーっとゆるやかだけど続けていくには

また別の知恵がいると、最近思います。

 

若い頃はそんなこと思いもしませんでしたが

ここ3、4年で、患者さんとの継続的な関係を続けていくうちに

なんとなくそんなことを日々の人間関係でも意識するようになってきました。

 

 

人との関係はキャッチボールと同じで

投げかけたら、返してもらって、またそれを受け取って返してもらって

その繰り返しが長く長く続くことだと、思います。

 

へたくそですが、私も昔テニスをしていました。

なにしろへたくそなのでラリーが続かないんです。

しかし、相手が上手な人になると、いつまででも続くんです。

決して終らない。

 

それは相手が上手なので、私がどんな球を打っても

きちんと取りに行ってくれるし

へたくそな私が受け取りやすいような球を投げてくれるんです。

そして根気よく。

 

そして打ち合いをしている中で

「うまくなった」

「その調子」

「すごいすごい」

と誉めてもらえると、すっかり、へたくそ気分は抜け、

「あれ?私、うまくなってるかも?」と

錯覚を起こします(笑)

 

これって、上司と部下の関係や、普通の人間関係にも言えますよね。

ずーっとキャッチボールが続けられる関係って、素敵です。

縁が切れません。

 

私は今37歳なのですが、人と長く関係を続ける、ということを

意識しはじめたのが2年前です。

母性型経営の考えもきっと影響があるはずです。

 

母性型経営の考えの中に

70:20:10の法則ってことが、あるんです。

組織の中で人を生かしきるための条件だそうです。

 

70を占めるものが、職場の雰囲気つまり、土壌

20が、よきリーダー、またはメンターの存在

そして、10が、個人の努力、つまり自己啓発の部分

 

組織の中では、一番影響される部分が大きいのは

場の空気だということ、です。

 

場の空気の中には、人同士が醸し出している雰囲気もあります。

何でも言い合える空気なのか

不満が吐き出せる空気なのか

指示命令で管理された空気なのか

心が通じ合えている仲間がいる空気なのか

そこがきちんと整えば、あとの30は、勝手に伸びていく、という考えだと

私は思います。

 

このことを知った時に、

私は、なぜ数年前の吉本歯科医院が何をやってもうまくいかなかったのか?

ということが全て腑に落ちたんです。

 

ああ、私は全く逆のことをやっていたんだな、ということです。

 

ゆるやかだけど、ずーっと縁が続いていける、というのが私の今の理想です。

毎日毎日そう想っているので、きっとそうなるとも思っています。

 

私達の職場は居心地がいい

自分はここで受け入れてもらっている

 

・・・と感じること

 

これは、理屈じゃない感覚の部分です。

 

そして、それがそのまま目には見えない雰囲気となって、その会社の

イメージを作っていると思うんです。

イメージアップとして、改装するとか、ロゴをカッコイイデザインにするとか

いろいろあると思いますが

中にいる人間の雰囲気はデザインしきれません。

逆に中にいる人間の心に焦点を当てると

後は勝手にいろいろとうまくいくことが増えてきます。

これ、本当に不思議です。

 

中にいる人間の気持ちをあったかいものに

せずして、外見にお金をかけるのは、これ、お金の無駄使いです(--)

肌が汚いのに、高い化粧品買って塗ってるようなもの。

効率が悪いんです。

 

自己責任という言葉がありますが、

一人一人が「これが自分の責任なんだ」と思える組織は強いと思います。

私のせいじゃない

これは上司のせい

これはあの人のせい

これはお客さんのせい

と思考してしまう人がたくさんいるよりは

何が起こっても「自分が関わった限りは自分の責任なんだ」と

受け止めて動ける人がたくさんいる組織は強いです。

 

「自分の責任なんだ」と思えるということは

その職場で本当に安心して、信頼されているということを

実感していないと、それは難しいんです。

 

例えば吉本歯科医院では、何か問題が起こった場合は

一人として

人のせいにする存在は、いないんです。

これ、本当。

ちょっと自慢です(^^)

 

 

例えば、

当院の受付の樋口は何か起こると、客観的に考えたら樋口の責任ではないようなことでも

「私の責任です」

「私がいたのに申し訳ない」

という姿勢をいつも見せてくれます。

いつも、そうですし

そんなスタンスの人なんです。

そして当院のスタッフはみんなこんなスタンスです。

それが普通。

 

そのスタンスをスタッフが維持してくれている

ということが

吉本歯科医院の考える仕事の基準です。

そういうスタンスを持ってくれているということは

後のもろもろは「推して知るべし」ということだから、です。

自分の責任です、という意識を持てる人が動く仕事の仕方や人への対応と

人のせいです、という意識を持ってる人がする仕事の内容には

大きな差があります。

 

仕事は結局人が動くことなので

人=その人の想い

が大事です。

どんな風に想っているか、と言うスタンスが行動に出るし、言葉に出るし

とっさの判断に出ちゃうんです。

 

また、「自分の責任です」という

そういう姿勢や心向きを見せられたら

上司は

なんとしてもこの人のことは守ってあげないといけない

という気持ちにさせられます。

そんなもの、です。

 

なんでもかんでも人のせいにする人よりは

自分のせいではないのに、「私の責任です」と腹をくくれる人が

光ってしまうんです。

そしてそのことに心を打たれますし、

感動したり、するわけです。

「逃げない」姿勢に心意気を感じてしまうんです。

 

一人一人からそういうスカッとした気持ちを引き出すのも

これまた、職場の風土だと私は思います。

似たような人が集まるのが人間の特徴です。

数人の職場であれば、空気は勝手に伝染します。

空気次第、なんです。本当に・・・。

 

 

人は誰とどんな人間関係を結ぶかによって、それはもうあっけないくらいに

変っていくものだと私は思います。

悪い雰囲気の人と付き合えば、その雰囲気はそのまま自分にコピーされます。

逆もしかり。

特に女性はそういう傾向が多いと思います。

 

職場も同じで、

その職場の空気次第で、自分はどんな風にでもなれると思います。

3ケ月もあれば、人は顔が変ると言います。

その3ケ月でどんな人と関わったかで、顔が変るそうです。

 

そう考えると

いかに人は人間関係という他人との反射で生きている生き物かなと

思います。

一人で生きているようで決してそうではない、存在。

 

だから、自分にとって、風通しのいい人

相性のいい人

息が抜ける人

と長い時間一緒にいることができると

きっと、いろんなことがよくなっていくような気がします。

 

人と自分を繋げるためには

やはり、先ほどのリアクションではないですが

まずは相手にきちんと反応できる自分である、ということが

一番の扉かなと、思います。

 

きちんと反応してくれる人の方が可愛く思うし、大事に思うし、

情が湧いてきます。

反応できるということは、心を開いてくれてるということなので

やはり、そのことが嬉しいわけです。

 

今はみんな意識的にその心の穴?を閉ざしているように見えます。

警戒しているのか

そんなに信用できないのか

はたまたそんなに心を開くと「バカか?」と思われてしまうと思っているのか?

 

でも、心の穴は開けていなと変化は起こらないし

人は人との関係次第で変るということを信じていないとしたら

面白くない、そう思います。

 

誰と誰がどんな心のパイプで繋がっているか

目に見えてわかると、面白いですね(笑)

細いのか、太いのか、ぎざぎざで切れそうなのか?

見えると、面白いなあと時々、想像します。

 

そのうち、そんな機械が発明されたら、私、絶対買いますね。

 

 

 

さて、今朝はインプラントのメインテナンス治療にお越しになられた当院の患者さんをご紹介します。

田村幸子様です。

 

田村様には12月号のニュースレター患者力にご登場いただけることになりました(^^)

 

■吉本歯科医院の雰囲気は他の病院では味わったことがない

tamurasama.jpg

↑インプラント治療完成時のお写真です(^^)

 

インプラント治療と、さらに下の前歯の矯正治療を終了された田村幸子様です。

田村さんは、ご自宅が丸亀市のため吉本歯科医院へは1時間以上かけて通って下さいました。

 

田村さんは、今までは歯がどこか痛くなれば歯医者さんに駆け込み、その場その場での

治療を繰り返してこらえました。

しかし、今回、歯がグラグラとしてきて「あ、これはなんとかしなくては」

「これ以上、歯をなくしたくない」と強く感じられ、

情報を集め、そして年末の際になって吉本歯科医院にご相談にお越し下さいました。

 

院長の説明を聞き、歯を抜いて、インプラント治療を行うことが決まりました。

それからは、とんとんと、「先生の言うとおりに、おまかせした」という田村さん。

 

今思えば、よくこんなに何本もインプラントを入れる手術をしたなあ・・と

振り返ってみるとご自分でも驚きます、とおっしゃいます。

 

「手術に対しての恐怖心はもちろん少しはありましたが、

実際に手術を受けた感想は、

「気が付いたら終っていた」という感覚です。

ぼんやりしていたら、院長先生や歯科衛生士さんたちがなんだか笑っている声が聞こえ、

「もう終っていますからね」というと。

術後の痛みもなく、ほっぺが腫れますよと言われていましたが

腫れることもなく、経過も順調でした。

 

田村さんが私ども吉本歯科医院に対する印象を語って下さいました。

「私が、ここに来て本当に驚いたのは、院長先生がスタッフの方に対する返事や言葉が

とても丁寧で優しい、ということ、です。

いつ来てもその様子が変わることなく、私は院長先生は特に何か意識してされているのかなと

驚くほどです。

病院に行くと、特に古い先生のところに行くと、ものすごく腕はいいかもしれませんが

中にいる看護婦さんに対して言葉がきつかったり、ぞんざいだったり、ひどいときには

怒っているような口調で話す先生は、とっても多いです。

病院に行くと、患者の目線でいえば、先生が看護婦さんに怒っている、きつい言葉を使っている

ところは、雰囲気が悪い気がします。

自分が怒られている気がするんです。

そんな病院に患者として行くと、看護婦さんに怒られていることが、患者である私に怒られているような気がしてきて、とても怖い気持ちになることが、あります。

あちこちと本当にいろいろな病院に行きましたが、吉本先生のような優しい言葉で話す

先生ははじめて、です。

病院でこんな雰囲気を味わったのははじめて、です。」

こんなコメントを頂きました。 

 

 

https://www.8181118.com/counsellor/

当院の看板カウンセラーがブログを更新しております。

どうぞ読んでくださいね。

森下の文章を読むと、心模様がどんどん進化しているのを感じ

私はとっても嬉しいんです。

彼女のこういう感覚が私は大好きなんです。

これも好みです。

好みが一致すると、いろんなことがうまくいきます。

そしてそれも相性だと思います。

 

生かし合う関係と、潰しあう関係って、やはりある、そう思います。

それが、相性。

磁石のように引き寄せるものだと、思うんです。

2010.11.10行き違い

こんなことがありました。

患者さんから当院にメールをお寄せくださったんです。

その内容は、「お叱り」の内容です。

 

この患者さんが当院の治療を信頼して下さり、ご家族の方をたくさんご紹介して下さっている

方です。

今回のメールの内容は、そのご紹介して下さったご家族の患者さんの治療の中で

いろいろな行き違いが起こってしまい、ご不快なお気持ちになってしまったという

ことでした。

 

メールを受けてすぐに、事情を確認し、院長が直接お電話をさせて頂きました。

 

事実のみ、治療の流れ等を詳細にご説明させて頂いたことで

ご本人も「そういうことだったんですね」とあたたかいご理解を示してくださいました。

 

そしてその電話の後、すぐに今朝一番でこの患者さんがご紹介くださった患者さんご本人に

お越し頂き治療を行い、誤解のあった部分の詳しいご説明をさせて頂きました。

 

お顔を見て直接お話をさせて頂くと

「ああ、そういうことだったんですね。よくわかりました。

私もその時にお聞きすればよかったんですね。本当に申し訳なかったです」と

私どもも恐縮するほど、心を開いてお気持ちをお話下さいました。

 

メールを下さったこの患者さんは、私どもの医院をとても信頼してくださっており

大切なご家族を何人もご紹介下さっている大切な大切な患者さんです。

 

だからこそ、こうやって私達に「なぜ?信頼しているのになぜ?」という

率直なお気持ちを投げかけて下さったのかな、と思います。

 

私がこの方の立場でも同じように感じたと思うんです。

自分がとても信頼している病院があって、「この病院すごくいいから」と

大切な人を紹介した時に、その紹介した人が、そこであまり大事にされなかったと

感じてしまったとしたら、紹介した私の立場はないですし、

また、何よりも信じていたのに、なぜ?と裏切られた気持ちになってしまいます。

 

それは、腹が立つ、という感情を超えて

淋しい気持ちになってしまうんです。

 

もし、どうでもいいや!こんな病院、と見切りをつけたら

「なぜですか?」というお叱りの言葉を投げかけることも

面倒臭いですので、おそらくこのままほうっておくと思います。

 

だからこそ、このように実は「言いにくいけど不満に思ったこと」は

この患者さんのように直接私達に投げかけて下さった時は

嬉しいです。

 

なぜなら、不満を出して下さればそれに対して私達もなんとか

向き合おうと具体的な行動を取ることができるから、です。

 

どういう事情があったにせよ、この患者さんにそういう嫌な気持ちを

起こさせてしまったことは全て、私達吉本歯科医院の責任です。

 

今回の件は、全員で共有し、

なぜ、こんな風に患者さんがお感じなられてしまったのか?

ご説明不足ではなかったのか?

患者さんが質問しにくい雰囲気を出してはいなかったのか?

いろいろと話し合いの必要があると思いました。

 

人と人とが関わっているのが私達が生きているこの社会です。

仕事という場でも例外では、ありません。

当院でいう患者さんとの関係も、職場での人間関係も実はまったく同じで

何か問題が起こることは、当たり前と、私は考えています。

 

これだけの人が関わりあっているので

いろいろな行き違いや、思い違いでお互いが嫌な気持ちになってしまうこともあります。

言った言わない

伝えた聞いてない

ということは、日々起こります。

 

ただ、今回のようにきちんとその時その場で向き合う、ということを

していけば、その関係はそこまで複雑に袋小路に入ってしまうことは

ない、そう思うんです。

 

つまり、その場で、「その問題から逃げない」ということ。

 

私達はどんなことで、まずはきちんと向き合います、という姿勢を

見せていけば、そこまで人は怒りの感情が膨らんでしまうということは

起こりません。

 

人が人にされて嫌なこと

それは、「逃げた」と思ってしまうことです。

 

嫌なことを言ったとしても、その時にきちんとそのことから

逃げずに向き合ってくれる姿勢を取ってくれた時

私はあらゆる関係は好転すると思います。

 

逃げると問題はよけいに大きくなり

また、どこまでも追いかけてくる。

 

ここ屋島の地で開業して今年でちょうど10年目の吉本歯科医院。

そして私がここに関わって6年です。

その間にいろいろないわゆる「クレーム」や「お叱りの声」を頂くことも

ありました。

しかし、私の関った限りでは、どの患者さんも、その声から

逃げずにきちんと向き合っていけば、心は通じていきましたし

残念ながら理解を頂くことができなかったとしても

私達の側に、妙なしこりは残ることはないんです。

 

確かに、きつい言葉や、厳しい言葉を受けると

その時は一瞬「逃げたい」と思ってしまいます。

しかし、そこで、いやいや、きちんと向き合ってみよう、と心の向きを変えてみると

本当にびっくりするくらい関係は変わっていくものなんです。

 

クレームを言ったり、不満を相手に言っている時

一番つらくて、一番淋しい思いをしているのは

実はそれを「言わなくてはいけない」側なんです。

 

こんなに信用していたのに、なぜ?

こんなに大事に考えていたのに、なぜ?

という淋しい気持ちが、怒りという感情に変わってしまうんです。

 

私はこういう事が起こると

スタッフに、特に、患者さんの対応を受付で一番きめ細やかにしてくれている

樋口にはよく話をします。

 

そういう患者さんの心理を

話を、よくします。

 

また、そういう話をしても、「ああ、そうなんですね、わかります」とスーッと心に

沁みこませて一瞬で私の伝えたいことを深く理解してくれるのも

この樋口です。

 

また、当院のスタッフは最低限のこういった人の感情とか

その心理といったことは、きちんと言わなくても理解してくれる人ばかりです。

 

いろいろな企業理念とか、会社の社是とか

どこの会社にも、あると思います。

うちにも開業以来掲げている理念が、あります。

 

しかし、その根底には

「とにかく逃げずに向かい合う」という姿勢があるんです。

そこを無くしてどんなにいいことを掲げても

それはたぶん机上の空論です。

 

 

人は見ているんです。

一瞬の時の対応を。

しかも、悪い状況の時の一瞬の対応を。

そして、試しているとも思います。

どう、対応するのか?

逃げずに、きちんと向き合う相手なのかどうなのか?

その一点を見ている、そう思います。

 

こちら側にやましい気持ちが一切ないのであれば

まっすぐに向き合うことが、できます。

そしてきちんと目を見てお話することが、できます。

やましい気持ちがあれば、それはできないからです。

やましい気持ちがあれば、人の目をまっすぐ見るのは至難のワザです(--)

 

 

先ほど、私も直接このメールを頂いたご本人にお電話をさせて頂き

お話をさせて頂きました。

私どもの院長の説明をきちんとご理解頂き、

そして『改めてこれからもよろしくお願いします」とおっしゃって下さり

思わず私も、嬉しくて少し涙ぐんでしまいました(^^;)

それは、気持ちがきちんと伝わっていったことがわかったから。

電話の向こうからでもわかるんです。

「ああ、きちんと私達の想いが伝わったな」ということが。

 

こういう細かいこと、些細なことですが

この積み重ねが、大きな信頼を築いけいけることなのかもしれない

と改めて感じます。

 

信頼とは、信じて頼ってもらえることです。たぶん。

頼ってもらっているので、責任があるんです。

 

信頼は、一発でドッカーンと築けるものじゃないです。

些細なことがいっぱいいっぱい溜まって、大きなバケツにある程度たまった時点で

あふれ出したところから、

大きな信頼感というものを感じてもらえるのかなと思います。

 

今、目の前の問題から逃げずに

向き合うことが、一番の近道のような気がします。

 

久しぶりの患者さんからの「お叱り」だったので今朝は一瞬どよ~ん、とした気持ちになりましたが

今は、もうすっかり晴れやかな気持ちです。

そして、今度この患者さんがお越しになられたら、

もう一度きちんとお詫びをしたいな、と思います。

 

気持ちって本当に不思議です。

逃げて後ろ向きになるとどんどん心は曇っていくけど

逃げずに前に進もうとすると、今度は勝手に心が晴れやかになっていくんです。

 

どちらを選ぶのも、その人次第です。きっと。

 

ピンチはチャンスと言いますが

まさに今日の日の出来事のようなことなのでしょうか?(^^) 

DSC_0003.JPG

吉本歯科医院のニュースレター11月号が仕上がってきています。

患者さんのお手元にはもうまもなく到着の予定。

今、2階で事務のスタッフの方が一生懸命発送準備にかかってくれています。

 

今年もあと一回で、終わりです。

あっという間の1年間。

転げ落ちるように年を取るとは、まさにこのこと(泣)

 

若いときには、時間はいくらでもあるように感じていたのに

最近はそんなこと全く思わなくなりました。

 

人はいずれ必ず死ぬ、ということも

言葉で理解するのではなく、なんとなく感じてきたのも

年齢のせいでしょうか?

子供がどんどん大きくなって、親がどんどん小さくなって

真ん中にいる私が変らないわけはないですよね?

みなさんは、いかがですか?

 

私以外の人はどんなことをお感じになって日々過ごしているのかなあと

実はとっても関心があります。

 

人のことにとても好奇心が旺盛なのは

裏を返せば実は自分のこともほとんどわかっていないから

なんですって(笑)

えらい先生に指摘されちゃいましたよ。

 

死ぬまでに分かればいいかな?(^^)

2010.11.09モーニングセミナー

モーニングセミナーでした(^^)

「母性型経営のススメ」と題してお話させて頂きました。

 

昨日はぐっすり眠ったせいか、今朝は5時にすっきり目が覚めました。

朝5時なんて、外は真っ暗(><)

ちょっと外を散歩しようとホテルの外に一歩出た瞬間に、「寒いっ!!」

あまりの寒さに、2秒で中に戻りました。寒いのはどうも苦手です。

 

今日は白鳥町近辺の会社の方がほとんど。

白鳥町といえば、そう、「手袋のまち」ですね。

日本のシェアの9割を占めているんですって。

 

懇親会では手袋繊維業界のお話をいろいろとお聞かせ頂きました。

中には、たくさん社員さんを抱える会社の次期後継者の方もお越しになっており

半分以上が女性社員とのこと。

どうやって女性社員の力を発揮してもらい、会社を盛り上げてもらえるだろうか?

と、やはりいつもお考えなんだそう。

わかりませんよね?

女性のことは(笑)

今日もお伝えしたいことを好きなだけお話させて頂き、あっという間の1時間。

 

 

こういった会でお話させて頂く機会も増えたのですが、

女性が多い会と、男性が多い会では、会場に入った瞬間の空気が、違います。

何が一番違うと思いますか?

 

それは、視線です。

さらに言えば、目が合う回数です。

 

女性が多い会だと、前に立った瞬間にもうすでに

みなさんこちらに目を合わせてニコニコとして下さっているんです。

 

それに対し、男性が多い会だと、前に立った瞬間にその視線は

もう見事に視線が合わない(笑)

笑いかけると顔が引きつる方もいます(--:)。

 

中には柔らかい表情でにっこりと見てくださる方もいますが

そういう方は決まって年配の方です(^^:)

 

パッと目が合って思わずニッコリ、というその行為そのものが

男性の日々の生活の中にはひょっとしたら少ないのかもしれません。

特に男性は組織の中で、生きているので

そうそうニッコリしていられない、ということでしょうか?

 

後でおうかがいすると

「そりゃ、照れるんですよ、男は。。。」ということでした(笑)

それも、わかります。

 

女性は、日々のなにげない人間関係の中で

隣近所の人と、友達と、趣味の場で、誰とでも隣の人とでもすぐに

目が合えばニッコリ笑って思わず話しかけてしまいたくなる生き物です(笑)

ケラケラよく笑ってくれるし、共感してくれる表情も「まさに、その通り!」という気持ちが

そのまま表現されています。

 

なので、気持ちが通じあうスピードが速いんです。

 

こういう会でお話させて頂くと、やはり、自分の話をちゃんと聞いてくれているなあと

感じる人の方に私も視線が向きます。

さらに、あいづちを打って、「うん、うん、わかる、わかる」とうなずいてくださる様子が

見えたりするともう嬉しくってさらにその人の方にばかり視線が向きます。

 

目は口ほどにモノを言い、と言いますが

私はこれは本当にその通りだな、と思います。

 

その人の目を見れば

こちらに心を開いてくれているのか

好意的なのか

または心を閉ざしているのか

敵意を持っているのか

ぜんぶ感じます。

 

女性同士で話をするとよく

「あの人は顔は笑ってるけど、目の奥が笑ってないよね」

「あ~!!わかるわかる、そうそう」

という会話ってあります。

なんのこっちゃ?と思いますか?

 

でも、直感的にわかってしまうんですね。

 

話をしていて心を開いてくれているなあって感じる人との会話は

何時間話をしていても尽きることは、ありません。

心地いい時間なのでいつまででも話をしていたいと思いますし

また、話をした後、とっても元気になってエネルギー充電完了!という感じになります。

 

逆に、どんなにいいことを言っていても

心を開いてくれていないな、どこか壁があるなあ、と感じる人との会話は

苦痛です。

話せば話すほど、むなしくなりますし、話した後疲れます。

肩までこってきて、ひどくなると頭痛までしてくる時もあります(--;)

 

それをあえて言うなら

「どうも気が合わない」という感じです。

 

この違いは、何だろう?って私は

そんなことを一人よく考えます。

 

最終、人と人との関係、つまり人間関係とは詰まるところは

気持ちの交流、だと思うんです。

 

心を開いているもの同士が会うとスーッと交流しちゃうけど

どちらか片方が閉じていたり、両方が閉じていると

なんだか肩透かしにあったような

アクセルふかしながらブレーキ踏んでいるような、そんなフラストレーションが

溜まります。

そういうことって、ありませんか??

 

また人との付き合いの中には、どんな人でも「気を使い」「気を配る」ものです。

多かれ少なかれ気を遣い合って生きてます。

 

気を遣う、というと

なんだかとっても疲れることをしているように聴こえますが

私はそれは違うと思っています。

 

大事な人だから気を遣うし、気を配ろうと思うわけです。

どうでもいい人には気を遣いません。

つまり、自分がどう思われても平気なので、気を遣わないわけです。

 

その関係が家族であれ、恋人同士であれ、職場の上司と部下であれ

職場の仲間であれ、その人間関係を長く維持しようと思えば

その相手に対して、気遣いをする、ということが消えてしまったら

その関係はだんだんと希薄なものになっていく、そう思います。

 

関係は最初から「ある」ものではなく「作る」ものなので

さあ、同じ会社に入ったから今日からいきなり人間関係がある、というわけでは

ないです。よね?

 

だから、きっとずっと気配りが必要なわけなんです。

ものすごく好きな人には誰しも、自分のエネルギーをその人に注いでいますよね?

可愛い子供にもエネルギー注いでますよね?

 

相手にきちんと気を遣おう、と意識すると

後は勝手に目も合うし、話しもよく聞こうと耳を傾けてしまいます。

 

そうすると目の前の人もそれに同調して

「ああ、この人いい感じの人だな」と感じてしまうんだと思います。

 

人との関係は「鏡」だと言いますが

まさに、そうですね。

自分が嫌いな人は、相手も自分を嫌いですし

相手が自分を嫌いな場合は、同じくこちらも嫌いなんです。

 

嫌いな人を好きになれというのはこれ、難しいです。

でも私は無関心よりは、嫌いの方がまだましです。

嫌い、というのは、何か気になっている部分が自分の中にあるので

その人のことを嫌いなわけです。

どうでもいい人は、ほんとうに一日の中で一秒たりとも考えることもないので

それよりは、「あいつめ~」と思って嫌っている方がまだまし(笑)

 

大嫌いは、大好きに逆転することはありますが

無関心な場合は、どうにもならないからです。

 

私はよくスタッフに

「あんな人は嫌い」

「こんなことは大嫌い」

と、自分が嫌なこと、嫌だと思う人、というのを具体的に話をしています。

またマネージャーは言ってるよ、と思われていると思いますが

その方が、いいのです。

 

この人はこんなことが大嫌いなんだなと認識してくれていると楽、です。

 

また逆に、

「あの人大好き」

「こういうことが何より好き」

ということも話しをします。

折々に。

 

自分の好みをいつも周囲や一緒にいる人や大事な人に

事前にインフォメーションしておくことって、とても大事です。

 

人は自分以外のことは想像でしかわかりません。

なのである程度、主張しておくと、「この人はこういう人」とわかってもらいやすくなります。

 

当院院長も、

すべて事前にインフォメーションしています(笑)

 

空気読めません。

人の表情読めません。

場の空気、さらに読めません。

集中したら周りが見えません。

女性の気持ち、まったくわかりません。

人の顔と名前が一致しません。

人の誕生日覚えられません。

 

こう事前に何度も何度もインフォメーションしていますので

うちのスタッフ達は、「院長はこういう人」とはっきりわかっています。

それがいいとか悪いとかではなく、

「理解」しているので、そのことに対して必要以上に悩んだり怒ったりすることが

少なくなりました。

 

こういうことをちゃんとする前は

ありとあらゆるトラブルが起こっていました。

 

スタッフたちが私に言ってくるわけです。

「院長はぜんぜん、話を聞いてくれない」

「指示があいまい」

「ちゃんと連絡してくれていない」

「人の気持ちがわからない」

もう、毎日毎日、入れ替わり立ち代わりに女性スタッフが私のところへ

文句のオンパレード(泣)

あの頃はしんどかったなあ・・・今思い出しても泣けてきます。

 

事前に話し合う、その都度話し合うって本当に大事なことですし

とってもうまくいくコツかなって思います。

 

どの人も性格が全く違いますし、カチンとくるポイントも

腹が立つポイントも、嬉しいポイントも全く違うんです。

でも、得てして人は、

「自分はこうなんだから、相手もこんなはずだ」と決め付けてしまいがち(←これ、私のことですが)

分かっていてもつい自分と同じ気持ちを押し付けてしまうのがこれ、人間です。

そんなに完璧な人はいません。たぶん。。。いるのかな?

 

だから相手を知ることも大事ですが

自分のことをきちんと知ってもらっておくということも

やはりとても大事なことです。

 

以前、当院のミーティングで

カウンセラーの森下が「自分インフォメーション」という中で

こんなことを話しました。

 

私は、朝はミーティングが終る前あたりまでは

機嫌が悪いです。

顔も不機嫌な時が多いです。

でも、患者さんがお越しになられた時あたりからテンションが上がってきて

だんだん普通になってきます。

なので、決して怒っているわけじゃないので

そう思っておいて下さい・・・・こんなこと、です。

 

これを受けて

2人のスタッフが

「そうなんだ!森下さん、朝、怒ってるのかと思ってた~泣。私何かしたかと思って

心配してました」

「私も私も!怒ってるので、何があったっけ?と思うことあります」

ついで院長も

「そうそう、私も朝、森下さんに何かしたっけ?」と心配になる時があった。

・・・と(笑)

 

それを受けて本人もビックリ!

「ええ~みんなそんな風に思ってたんや?気をつけま~す」

 

こういうことって、よくありますね。

知っていればなんでもないようなことでも、知らないばかりに

勝手に妄想が膨らみなんとなく嫌な雰囲気を作り出してしまうことって。

 

なので、この人はこういう人なんだということを

事前によく知り合っておくってとても大事です。

 

そのことだけで、びっくりするほど

風通しがいい職場になっちゃうことだって、あるんです。

 

せっかく縁あって、一緒にいる人同士なので

やっぱり気持ちのいい交流をしながら一日仕事したいし、

そんな中に患者さんが入ってきて下さったら

さらにまたいい雰囲気が伝染していくと思います。

 

誰だって澱んだ雰囲気の中でいたくないです。

澱んだ中にいるとブスになっちゃいそうなので、それだけは避けたい吉本歯科医院です(笑)

 

今日撮ってもらった写真です(^^) 

sanbonmatsu1.jpg

 

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早速、当院にお越しくださる方もいらっしゃり、嬉しい限りです。

 

 

・・・・と書いていると

カウンセラーの森下が患者さんの赤ちゃんを抱っこしてやってきました。

「きゃわいでしょう?うふふふ」

森下の赤ちゃん好きは当院で有名です。

どんなに機嫌が悪くても(笑)

赤ちゃんを見ると、ふにゅあ~~と一瞬で顔が緩みます。

baby.jpg

ずーっと赤ちゃんに語りかけている当院森下です(^^)

2010.10.29共感、共感、共感

今朝、保育園に子供を送っていった時の話です。

そろそろ寒くなってきたのでうちの子供たちはここのところ毎日青っぱなを垂らしています(ーー)

息子は中耳炎になりやすく、夜中に何度夜間救急に連れていったことか。

もう慣れたので緊急時の対応策もこなれてきましたが、最初の頃はいきなり高熱が出て

「耳が痛い~!!」と泣き叫ぶ子供にあたふたしていました。

 

今日も例によって娘が鼻を垂らしていたところ

たまたま同じクラスのお母さんとバッタリ会い、「おはよう~」と何気なく会話をしていました。

そのお話の中で、こういう時にはここの病院がいいいよ、ということを

教えてもらいました。

 

また、「ここの保育園のお母さん達もいーっぱいいってるよ」って。

決め手の一言です(笑)

 

やはり同じように小さな子供を抱えているお母さんは

「わが子を守りたい」と本能的に直感していますので

どこの病院の、あの先生が、これこれこのように素晴らしい、

なぜならね・・・という本当に役に立つ情報をものすご~く持っています。

うさんくさい情報や、あぶなさそうな情報はちゃんとシャットアウトしているんです。

 

このお母さん同士の情報網は本当にすごいもんだと私はいつも感じます。

子供に関する悩みというのはだいたい似たようなものが多いので

悩みを一度吐き出すと、「ああ、わかるわかる」「うちも同じ同じ」と

すぐに10人くらい共感してくれます(笑)

 

そうして話をしていくと

「こうしたら良くなったよ」

とか

「あの病院のあの先生に行けばものすごくよくなるよ」

とか

「あの店にこんないいものがあるよ」

とか

実際に役に立つ情報が山のように入ってきます。

 

雑誌やCMには書いていない、本当のクチコミ、です。

 

女性同士は、共感がベースにあるので

共感、共感、共感が積み重なっていくと、その先には、信頼できる、という

感覚になってきます。

そして、共感共感共感、が重なるとその副産物として

「ああ、この人、私大好き♪」という感情を引き起こします。

 

実際に、私も今朝得たこのとっておき情報「あそこの先生の◯◯がいいよ」という話を

お昼までの3時間で一体何人にしゃべったことか・・・(笑)

今日は当院の森下がやや病み上がりだったので

「もう、早速ここに行って!!」とほぼ強制連行しようと思うほどです。

 

そして早速今日の夕方にでも子供を連れて行ってみようと

思ってしまっています。

 

信頼できる人の情報は、行動へのスピードも早いです

 

でも、お医者さんに関する「あそこはいいよ」っていう噂って

実際にはどんな内容だと思いますか?

 

それは

「あそこの先生はね、ちょっとした声かけに思いやりが感じられる」

「丁寧に優しく触ってくれるから、子供が安心してるの」

「ちゃんと目を見てくれるんだよ」

とか、

「痛くないように気を遣ってくれる」

とか、

そういったちょっとした

先生が醸し出している雰囲気や些細な態度を見て

「ものすごーく、いいよ」って言わせてしまっているんですね。

 

女性の情報の中で

「最新の機械が整備されててさ」

とか

「薬の成分がすごいらしい」

とか、

あまり、聞きません(--)

 

私に対して丁寧に気を遣ってくれている

ということが感じられると

もう、その先生がやる全てのことは「あとは押してしるべしであろう」と

連想させてしまうんです。

特に女性は。

 

細部が素晴らしいと、全体が全てよく見えてしまう。

逆に細部に気が行き届いていないと、全体もぼやけて見えてしまうんですね。

 

細部ほど、気を遣う。

組織の中の人との関係でも、全く同じですね。

 

今朝は、いいこと聞いて、朝からご機嫌です。

shibukawa.jpg

そうこうしていると

患者さんが渋皮の栗をむいたケーキをお持ちくださいました。

ずっしり、もっちり。

これ、去年も同じ時期に頂いたのですが、もう腰が抜けそうなほど

美味しいんです(><)

渋皮むくのって大変ですよね。。。。。

「作るのが大好きなのよ」といつもニッコリ笑って持って来て下さるんです。

 

来年の「患者力の高い患者さん紹介」lコーナーでご紹介しますので

どうぞお楽しみに!とっても素敵な女性です。

 

お昼休みに頂くことにしましょう(^^)

2010.10.25人を喜ばせる人

先週の母性型経営勉強会の質疑応答タイム。

ある35歳の男性経営者がご自分の事業のことについて

「どのようにやっていけばうまくいくんでしょうか?」

と、ポーンと投げかけました。

 

この男性、前回に続いて2回目の出席。

私のモーニングセミナーでの講演を聴いてくださった方で

講演終了後、即効「母性型経営勉強会参加します!」と声を上げてくださった方。

 

まさに、母性型男子を地でいくそんな男性です。

 

ここで、母性型男子の定義とは

①女性が喜んで能力を引き出してくれる人

②自分の感情を言葉にして伝えられる

③女性の中に混じっても違和感がない

④女性を心から尊敬できる

⑤いざという時、女性を守ることができる

 

こんな人、そばに欲しいですよね、女性なら、誰だって。

 

さて、話は戻ります。

勉強会の後、いつも必ず懇親会に出かけるのですが

その場でその35歳男性は、女性や先輩母性型男子?に囲まれ

「こうやったらいいんだよ」

「じゃあ、私がスタッフを探してきてあげるわよ」

「私の地元の人に紹介してあげるわよ」

あれやこれやと

頼んでもいないのに(笑)世話を焼かれ

結局その場で「もっとこうしたらうまくいく」という具体的なアイデアを山のように

だしてもらい、ご本人かなり大喜び。

 

当院カウンセラー森下も、勉強会で横の席になったので

いろいろ話をしていたところ

「あの人、なんか可愛げがある」

「なんか、支えてあげたくなっちゃう」

そんな気分になったそうです。

 

私も同感。

 

時々私ども吉本歯科医院にお越しになる患者さんの中にも

こういう方がいらっしゃいます。

「なんだか、お世話焼いてあげたくなっちゃう感じよね」

「可愛げがあるというか・・」

こんな風に感じてしまう人って、たまにいるんです。

 

得、ですよね?

こういう人って。

たいがい、男の人同士って張り合うとか、対立しあうとか

どこか「競争」してしまいがちです。

 

でも、女性同士の中に入ると

そういった張り合うとか、対立とか、比較とか

そういう意識はもう微塵もないので

なぜか、

10人の女性の中にポツンと1、2人と男性が入ると

やたらと可愛がってもらえたり

支えてもらえたりするんです。

 

女性の中に

「この人、なんとか支えてあげなくっちゃ」という意識が芽生えると

そのエネルギーはもう、すごいものがあります。

無条件で支えますし、

応援しますし、

励まします。

 

だから、女性に応援される人と

そうでない人では

年を重ねれば重ねるほど「差」が出る、そう思います。

 

では、女性の中から「支えたい」「応援したい」スイッチを

引き出せるのは

どういう人か?と言えば

やっぱり、可愛げのある人だと私は思います。

 

可愛げのある人と言えば抽象的ですが

男性で言えば、

自分の弱い部分をサラリと口に出して言えたり

「嬉しい」とか「悲しい」とかそういった感情を

思わず口に出して言ったりする人って、素敵だなって、思います。

 

いつも「俺はすごいんだ」って鎧をかぶって弱みを見せない強がっている人より

普段はしっかり仕事もバリバリしているけど

ふとした時にはちゃんと女性と自然な会話ができたり

共感ができたりする人の方が親しみがあっていいですよね。

 

女性は特に、自分が理解できないもの=不安

となってしまいがちです。

理解できないから魅力的、という面もありますが

理解できれば、安心できますので

その人のために何かしてあげようと、いう気持ちが湧いてきます。

 

理解できると、好きになれる

ということって私は、あります。

 

うちのスタッフ達との関係でもそうですが

はじめはいろいろな出来事が起こると

「いったいどういうことなの?」とまったく理解できず

自分とは違う考え方や思考パターンのスタッフを

はじいてしまいがち、でした。

 

つまり、自分の尺度で人を計ろうとすると

必ずお互いにストレスが起こります。

 

そうではなく、

それぞれの思考パターンや考え方や行動の仕方を

よく観察し、育った環境やそこまでにいたった経緯を探っていくと

いろいろなことが見えてきます。

 

探っていく

のはやはり、「話す」ということしかありません

何も「さあ、今から話そう」と意気込んで話すのではなく

普段の何気ない会話です。

朝おはよう、と横にいたスタッフに話しかけるその延長です。

 

私は

「話す」ということを通じて、いつも一緒に仕事をしてくれている

みんなの個性や特徴がとてもよく見えてきました。

 

見えてくると、理解できることが自分の中どんどん増えてきます。

そうすると、何か「あれ?」と違和感を感じるようなことがあっても

そうなるにいたった思考経路が理解できていますので

腹も立たなくなりますし、無理に考えを押し付けることもなくなります。

 

逆に

「自分はこの人に理解された」と思ったら

その人は「自分は大事にされている」と実感できるのではないでしょうか?

 

大事にする

とか

好き

とかそういったこと全ては

「理解しよう」とすることから始まると思います。

 

興味や関心があるから、その人を理解したいと思うのであって

だからこそ、話をしたいと思います。

興味も関心もなければ、話をしたいとも思いません。

 

理解するために、もっともっと話をしたいな、と思います。

 

そういう意味で

「おしゃべり好き」の女性はたぶん

理解の達人です(^^)

理解したい、生き物だから。

 

そこで、母性型男子、ですが

こんな女性の中にポツンと入り込んで

違和感なく会話を楽しめる存在というのは、やはり貴重です。

そして、そういう人が今、結構いい思いをしています。

 

同じく勉強会でもう5回参加してくれている母性型男子がいます。

年齢は41歳。

素敵な奥様と、可愛い2人の子供たちの写真をいつも持ち歩いている

超前向きな方。

 

彼は人を喜ばせることで、仕事を成り立たせてるような人、です。

「どうやったら目の前の人が喜んでくれるか」が生きがいのような人で

私も何度も大笑い&サプライズを頂きました。

そして、周辺への気配りも忘れず。

 

よくよくお聞きしてみると

この方の周囲には女性ばかり。

お客さんはほとんど女性。

その女性から、ご主人へ、ご家族や親族へ

さらにはお友達へ・・・どんどんお客さんの輪が広がり

「あの人も」

「この人も」

「そしてあの人も」

彼のお客さんでした(笑)

 

その理由が少し分かるような出来事があったんです。

先週水曜日の勉強会の時、

前半に登場した35歳の男性経営者ですが

女性陣から

「まずはその服装からきちんとしようよ」

「髪型ももうちょとましにしようよ」

『ネクタイもいけてないわね」

とあったかい?指摘がありました。

 

そうなんです(><)

中身はいいのに、外見で損をしている人っています。

人は見た目ではない、と言いますが

女性は、清潔感があって

ちゃんとした服装をしている人が好き、です。

ヨレヨレのスーツよりは、パリッとしたシャツを着ている方が

好感を持ちます。

 

そんなことがあったのですが

翌日にはちゃんとこの先輩母性型男子41歳が

この35歳男性を「よし、俺についてこい」とスーツのお仕立てに連れていき

パーソナルプロデュースをしてくれたんです。

 

さすが先輩41歳は、仕事ができるだけに、いつも服装もばっちり。

靴もピカピカ。

シャツのえりもきちんとたっています。

 

大変身した35歳男性経営者のスーツ姿を

写メールで送って頂き、私もその変身ぶりにびっくり(笑)

そして、メールには

「彼はこれからすごいですよ」と

太鼓判が。

きっと、そうやって「お前はこれからいいことばっかりだ。自信もっていけ!」なんて

肩を押している姿が目に浮かびました。

 

人は見た目じゃない、とは

言えなくなる、そんな写真です。

 

それにしても、

すごいと思いませんか?

私は、このお二人の行動力がすごいなあと思いました。

 

「変えよう」と言われれば即、CHANGE。

そして、どうやったらこの人がよくなるかを考えて

サポートしてあげようとするこの行動力。

 

みんなこの忙しいご時勢に、人のことなんてほうっておくことが多いじゃないですか?

でも、違うんです。

忙しいからこそ、人の面倒をよく見て

人をどうにかして喜ばせようとする姿勢が

客観的にその様子を見ている人を感動させるんです。

 

現に、私、感動しましたもの(笑)

 

多くの人に喜んでもらえることをたくさんした人は

その結果、お仕事も伸びる、ということを

目の前で見せてもらったような気がします。

 

吉本歯科医院、見習うべきところたくさん、です。

 

私は彼に会うたび

『◯◯さんは、みんなの喜び組ですね~」と、言っていますが

これ冗談ではなく、本当に会う人会う人を喜ばせているんです。

ですので、私も例外なく、どんどん大事な人を紹介してあげたいなあという気に

なってしまいます。

 

人が大切な人を紹介する時って、

自分と同じように大事にしてよね、という気持ちで紹介をします。

自分を徹底的に大事にしてくれてその嬉しい想いが自分の中に満たされ

溢れてきたのでどうしようもなくって、思わず大事な人に話をしてしまうんです。

それが、純粋な紹介、です。 

 

だから、目の前の人を徹底的に大事にすることが

一番重要なんです。

 

目の前の人を大事にできないのに

その後ろにいる100人を大事にすることはできない、そう思います。

 

 

母性型男子の定義の中に

1個追加したいくらいです。

⑥「人を喜ばせる人」(笑)

 

2010.10.22ちょっとした一言

今朝の診療で、香川県の西の方から1時間以上かけて当院に

治療にお越し下さっている患者さんのお話。

 

この患者さんは、インプラント治療をお受けになられる予定で

手術日までに数回事前の治療や治療の前の検査などで

通院していただく必要がありました。

 

今日も治療が終わり受付で次回の予約日のお話を

受付の樋口と相談をさせて頂いていました。

 

当院でのインプラント治療をお受けになる場合には

何度も諸検査や、事前の口腔内清掃や、麻酔科医師とのカウンセリングのために

医院に足を運んで頂かなくてはならないんです。

 

面倒臭いですよね(泣)

何度も。

しかも続けて。

しかも、近所ならともかくご遠方の方が多いので

余計に申し訳なさが募ります。

 

そのことをお伝えする受付の樋口も

「何度も来ていただくようになって本当に申し訳ありません><)」と

申し訳なさそうに、お話をします。

 

今日のこの患者さんにもやはり

その旨をお伝えしたところ、

その患者さん、なんておっしゃったと思います?

 

「樋口さんの顔が続けて見れるから、嬉しい、よかった」とニッコリ。

 

素敵でしょ?

なかなか言えません。

 

この患者さんはある大きな会社の社長さんなのですが

そういうふとした時にでる言葉に

「人間の器の大きさ」が出てくるもんなんだと感じました。

 

その言葉を受けた樋口も思わず感激しておりましたし

そのやりとりを横で見ていた私も、感動しました。

 

人間、ちょっとした瞬間に、その人の「本性」というものが出てしまいます。

それは

ほんの一瞬の出来事ですが。

その瞬間に

明らかに不機嫌な顔になるか

それとも、

ちゃんと相手に気遣いができる人か

 

もちろんこの患者さんが「ありがとう」と言って玄関を出られた後は

私と樋口で

「◯◯さん、いいね~すごいね、素敵な方だね」と大絶賛。

 

何かことが起こった時に

その出来事を受け止め

前向きにいいようにとらえようと思考できてしまう人って、素敵です。

 

別に「前向き思考でいこう」って強迫観念を持ってやっていくのではなく

そのほうが多分、自分が気持ちいいから勝手にそういう風になるんだと思います。

 

この患者さんがお越しになるのが私も樋口もすっかり

楽しみになってしまいました。

 

患者力が高い、そう思いませんか?

 

※今朝、当院の歯科衛生士杉本が髪を切って出勤してきました。

今朝のミーティングでみんなから絶賛。

とにかく可愛くって、これを機にまたみんなのCHANGE願望に火が付きそうです(笑)

同じく歯科衛生士の小田も最近髪をばっさり切って、患者さんからも

「あなた、変ったわね。素敵よ」とたくさん誉めて頂くので本人『誉められ効果」で

どんどん素敵になっていっています。

 

女性は、見た目とても大事です。

パーツがどうのではなく、「きれいにしていよう」と意識を配ると

ここまで女性は素敵に変化していくものなんです。

 

そのかわり、「もう女やめた」って思うと、そりゃあ早いですよ~。

こぎれいにするのに100日かかるけど、汚くなるのは一瞬です(--)

 

杉本の変身ぶりを見にきてくださいね(^^)

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2010.10.21第6回母性型経営勉強会の様子

昨日は第6回母性型経営勉強会でした(高松国際ホテルにて)

 

毎回どんどん内容が進化していくので

ついていくのに必死です(--)

今回から、やっと具体的な「母性型原理をいかすため」の内容に入ってきたかな、と

感じました。

みなさん、一言一句もらさないようにメモをしっかり取っていました。

昨日のお話は、後日まとめて「勉強会での内容」をご紹介しますね。

私もノートにたくさん書いたのですが、キーワードがバラバラで

これを文章にするのは一苦労です(--)

 

参加した女性は、オンナというものはそんな存在なんだ、ということを

改めて知ったと思いますし

また、

参加した男性もまた、オンナというものの存在を深く知ることができたと

思います。

 

参加者比率はちょうと6:4で女性が多い。

このバランスがいい感じです。

まずは勉強会の様子です↓(^^)

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次回勉強会のお知らせ

■第7回母性型経営勉強会

日時:平成22年11月17日(水)午後6時半~8時半

場所:高松国際ホテル

会費:3000円

お申込は,吉本歯科医院マネージャー吉本委子まで

info@8181118.com

 

母性型経営のススメ詳細は

人間科学研究所ホームページをご覧下さい

http://www.ningen-kagaku.co.jp/

 

2010.10.1810月号ニュースレター

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10月号のニュースレターがもうまもなくお手元に到着する頃です。

 

もう10月?

あと2回発行したら今年も終わり?

本当??

と、時の過ぎる速さにびっくりします。

 

9、10月号と続けて「親知らずを抜かずにおいておくことの恐ろしさ」

お伝え致しました。

当院では、噛み合わせを崩す大きな原因として院長が考えているこの

「親知らずの存在」。

このレターが出来たことによって、

よりわかりやすく、

「なぜ、親知らずを抜いた方がいいのか?」

が腑に落ちて頂けるかなあ、と期待しております。

 

私どもでは毎回テーマを決めてこのニュースレターを発行しておりますが

だいたい2~3ケ月くらいしてその効果が目に見えてわかってきます。

それは、お越しになる患者さんが

しっかりこのレターを読んで下さっている方が本当に多いので

とてもよく「お勉強」をしてきて下さるんですね。

 

ですので、患者さんとお話していても

「ああ、このことが通じているんだな、伝わったたんだな」ということが

会話の中から見えてきます。

 

たとえば、虫歯の治療の際にも、詰め物を選ぶ段階で

多ければ10種類ほどの素材の中から

患者さんご自身にお選びいただくことが、あります。

 

しかし、患者さんは、「この中から選んでください」といきなり言われても

「はあ?」という感じで実は、どれを選べばいいのかわからない、というのが

本音です。

 

判断する基準は患者さんがお持ちなのではなく

当院側から、きちんと教えてさしあげる、という姿勢が大事です。

 

その「教える」という行為が私達にとっては、

患者さんへのカウンセリングであったり

チェアサイドでの歯科衛生士とのお話であったり

また、このニュースレターでの発信であったり、します。

 

価値がわからないものに

高いお金を払うのは誰だって嫌です。

 

しかし、その価値が「本当に腑に落ちてわかる」、というレベルまで

伝わった時、費用の問題は実は判断基準にはならない場合が多いのです。

 

なぜなら、かけがえのない、取替えのきかない

自分自身の身体に入れるものなので、

ただ、安いから、という理由で治療を決定するということには

ならなくなるのです。

 

提供しているものの価値をきちんと伝える

ということは、中で働くスタッフの誇りを支えるものでも、あるんです。

 

自分たちが提供している内容は、社会的に見てレベルが高いことなんだ、ということに

気がついた時、そこで働く社員のモチベーションは一気に上がります。

 

そして、私がやっているこの日々の仕事は

社会的に見てとってもレベルが高いものなんだ、ということに気がついかた時

人の意識は急激に成長し、

もっといいのは

一気にセルフイメージが上がってしまうんです。

 

私は、吉本歯科医院のスタッフ達をずーーっと見てて、

本当にそのことを感じます。

 

こういういい状態に職場全体が一度入ると

その上にどんな教育を乗せても、何をやってもうまくいくんです。

 

そこから、本当の「知識教育」を始めてもいいくらいです。

そこがないのに、知識を詰め込んでも、無理、なんですね。

 

もし、今うちのスタッフ達を連れて

そうですね、どこかのホテルにでも見学にでも行ったとしましょう。

目の前で見たことを

「私の仕事の場合で考えたらどうか?」

と言う風に想像して学べるようになっていると思うんです。

 

つまり

現場を持ち、そのことに全てのことを置き換えていける能力

とでも言いましょうか?

 

起こること全てを

「自分の場合はどうか?」「自分にはどう役に立つか」

という視点で物事を見られる余裕ができているんです。

 

大昔の吉本歯科医院は、接遇を勉強してもらおうと

スタッフを一流ホテルに連れていって食事をしたりしていましたが

「食べて飲んで終わり、ただそれだけ」(--:)

こちらのもくろみはすべて外れました。

でも、それはしょうがないんですね。

 

現場に置き換えられる能力を身に付けていないのに

どこに何を勉強しにいっても

机上の空論で終るのです。

 

ですので、私は今いてくれているスタッフ達は

いろんなところに一緒に連れて行きたいなあ、と思っています。

とはいっても診療はみっちりなのでなかなかそうはいきませんが

「これ!」という体験をして欲しい時はやはり、連れていきたい。

 

全て血となり肉としてくれそうなスタッフです。

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母性型経営(R)のススメ 香川県 高松市 吉本歯科医院

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