吉本歯科医院

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インプラント,噛み合わせ,総入れ歯,審美,治療は香川県 高松市の吉本歯科医院

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インプラントトラブル

2018.07.20インプラントトラブル

香川県高松市の
咬み合わせ専門歯科
吉本歯科医院の吉本彰夫です。



ここ数年大変多いお問い合わせです。


他医院でインプラントをされている患者さんからの
ご相談です。



インプラントがグラグラしてきた
インプラントしている歯が腫れて膿がでてきた
インプラントで噛めなくなったので噛み合わせ調整して欲しい
インプラントとつないでいた被せ物が壊れた
インプラント周囲の歯の骨が溶けていると言われた
インプラントの被せ物がちびてきた


このようなご相談です。


ご遠方からわざわざお越し下さったにも
かかわらず私の医院ではまったく治療をして差し上げることができないケースも
増えており、事前にお伝えしておかなくてはいけないと
思っています。



インプラントをお受けになられた方は
まずはインプラントをお受けになった医院さんに
ご相談するのが一番です。



その理由は
使っているインプラントメーカーが違うから、です。


インプラントにトラブルが起こった場合
治療をするには
インプラントを一旦外してみる必要があります。


その時に、ネジがいるんですね。
インプラントは骨の中にこんなネジを埋め込んでいるんです。


そのネジはメーカーによって
違います。



ネジにはそのネジにピタリ合うドライバーが
あるんです。
それはメーカーによって
違います。



A社のインプランのネジに
まったく違うB社のドライバーを無理やり突っ込んで回そうとすると
ネジ山が潰れてしまいます。



A社にはA社のネジ山が
必要なのです。



どうにかして差し上げたくても
インプラントを外すドライバーが手元になければ
どうにもすることは
できません。



インプラント治療をされる方は必ず
インプラントをされる前に以下のことを
確認しておいてほしいのです。


インプラントは一度入れたら一生あなたの体の中に入っているものです。


トラブルが起こったらすぐに外し、治療できる状態にしておかなくては
いけないものなのです。


入れたら最後、ではないのです。

5年後、10年後、何が起こる可能性があるのか?
起こった時にはどうするのか?


トラブルが起こってからでは
遅いのです。


「助けて下さい」とお越しになられます。

どうにかして差し上げたい
困っていらっしゃるのはわかる。


でも、どうにもすることができない
ということがあるんです。



事前に確認しておけば、何の問題もなく
トラブルが起こっても対応できたことが
知らなかったばかりに、5年後、10年後に
おつらい思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。



ぜひ、知って下さい。





2018.07.07インプラントをする前に確認しておきたいこと

香川県高松市の

かみあわせ専門歯科

吉本歯科医院の吉本彰夫です。


インプラント治療を受ける前に

患者さんが知っておくべき事項があります。


知っておくだけで、

あなたの将来起こるであろうトラブルから

守られます。

 

 


吉本歯科医院には

過去に他医院でインプラントを受けられた方が

「どうにかなりませんか?」

というご相談で多く

お越しになられます。



内容は


他医院でインプラントを入れたが、被せ物が取れたのでつけて欲しい

他医院でインプラントを入れたところが、腫れて痛いので治療して欲しい

他医院でインプラントを入れた部分があるが、反対側に虫歯ができているところを治療して欲しい

他医院でインプラントを入れているが、歯のメインテナンスをしてほしい

他医院でインプラントを入れているが、噛み合わせの点検をして欲しい

3年前にインプラントをした部分の被せ物が外れてしまったのでつけて欲しい

過去にインプラント治療を中断したまま放置している、腫れてきたので治療をして欲しい

ンプラントのネジが外れた、折れた

ンプラントを入れた後、顎が痛い

片方だけ奥歯にインプラントを入れた、反対側も抜けそうなので治療して欲しい



ある方は

インプラントを入れた部分の被せモノが外れて

困ってしまったとのことでした。


インプラントを入れた部分の歯茎は

真っ赤に腫れています。


咬むと顎が痛い。


頭痛がひどい。


こんな状態になってしまって、

「なんとかして欲しい」

というご相談です。



このようなご相談は

吉本歯科医院では

日常的によくあるご相談です。


 

 患者さんには

「インプラント治療をされた医院さんへまずはご相談下さい」と申し上げています。

 

しかし、残念ながら、

コミュニケーションギャップや、

転勤や引越しで、通えない

などの理由からもとの医院さんにご相談に行くことができない

という方はとても多いのです。

 

本来は、

インプラント治療をされた先生に、修理、メインテナンス

お願いするのが一番なのです。

その理由はあとでお話します。


 

 

では、せめて、

インプラントをされた医院さんへ下記の5つだけでも

教えてもらえるように確認して下さい、

と患者さんにお願いしています。


 

どこのメーカーのインプラントなのか?

インプラントの種類や型番はどうなのか?

ネジで固定されているのか?接着材で固定されているのか?

接着材のメーカーや種類は何なのか?簡単に外せるものなのか?

外すにはどうすれば外せるのか?


 

患者さんが、

インプラントをされた医院さんへ相談へ行くと、

こう言われました。



「5年前のカルテですので、もうありません。」

確かにカルテは5年間保存が法律で義務づけられています。



なので、5年すぎたカルテは廃棄したとしても法律には反していません。

 

しかし、インプラントは5年、10年、15年、20年と

その後の患者さんの寿命が続く限り、お口の中に入っているものです。

 

 

 

インプラントは本来、治療後何かトラブルがあった場合には、インプラントをされた先生に一貫して修理、メインテナンスをお願いするのが一番なのです。

 

 

その理由を、お話します

 

また、こんな状況になってしまう前に、どうぞ知っておいて頂きたいのです。

そして、正しい知識を得てください。

 

 

ある患者さんは3年前に他医院で下顎部分にインプラント治療をされました。

 

しかし、最近になってインプラントを埋入した部分が腫れて痛みが出るようになりました。

 

レントゲン写真を撮影し、詳しく骨の状態を拝見すると

インプラントを埋入した周囲の骨が溶けてしまっていました。

 

バイ菌が入り込み炎症を起こしています。


インプラントはただのネジです



元々の自分の歯ではありません。



元々の歯のように抵抗力も自己防御機能である免疫もありません。

 

様子をみていれば落ち着く、良くなるということはまったくありません。


異物なのです

 

インプラントを埋入し、被せ物の歯が入ればそれで「完成!」と思っておられる方はとても多いです。

 

特にトラブルを起こし、「どうにもならない状態」で当院に駆け込んでこられる方も少なくは、ありません。

 

今回の患者さんのインプラントトラブルは

メインテナンスを怠ったために

バイ菌が繁殖し、インプラント周辺の骨が大きく溶けてきたことによるものです。

 

最近、インプラント治療による事故がマスコミに取り上げられています。

 

そのトラブルは

医院側の責任

手術に必要な検査工程を省いたこと(血液検査、心電図検査、CT撮影など)

全身管理ができる担当医師をつけていなかったこと(歯科麻酔医師による全身管理)

術前に神経血管等の場所を三次元的に把握できるシミュレーション診断を行なっていなかった

シミュレーション通りに手術を行う技術が歯科医師に習熟できていなかった。

ことなどです。

 

患者さん側の責任

喫煙(たばこを吸っていた)

糖尿病によるもの

定期メインテナンスを怠った

硬いものを咬んではいけない時期に咬んでしまい 懐にしまった

などです。

 

問題が起こっているには必ず原因があります。

では、インプラントが故障したり、トラブルがあったりした場合に

「はずせばいいではないか?」

「もう一度やり治せば良いではないか?」

と単純に思いませんか?

 

保障もついているから。

しかし、そのように単純なものでは、ないのです。

 

インプラントはただのネジです

まずはそれを知って下さい。

 

そのインプラントとなるネジを製造しているインプラントメーカーというのは国内で50社、海外では200300社にのぼります。

 

主流なメーカーのほとんどが、外資系の会社です。

 

世界情勢に詳しい方ならすぐにご理解いただけるかと思いますが、外資系企業は

MA(つまり、企業の買収や合併)が盛んに行なわれています。

 

今では日本も珍しい話ではなくなりました。

 

インプラントメーカーも例外ではありません。

 

これだけ多くのメーカーがあれば合併されたり、会社が消滅するなどの浮き沈みがあるのが現状です。

 

このことは患者のみなさまにとっても知られざる気になる問題を含んでいます。

 

それはそのメーカーのインプラント医材がなくなり、いざという時に再治療ができなくなる可能性がないとは言い切れないのです。

 

こんなことを体験したことはありませんか?

 

電化製品を長く使っていると、一部が壊れ、その部品を取り寄せようと思っても

その製品が製造中止になり、部品がないということが。

 

去年買ったばかりのカメラなのに、もう今年はないよ、吸収合併されちゃった、という会社は珍しくはありません。

 

また、会社が倒産したと同時にもう今ではその商品は製造中止になりました」ということはよくあります。

 

さあ、そこで考えて下さい。

もしあなたの口の中に埋め込んだインプラントのメーカーが、すでにもう倒産して消えてなくなっている商品のインプラントだとしたら、どうでしょう?

 

もし、何かしらの故障や不具合があった場合に「一旦インプラントを外さないといけない」状況になった時、インプラントをはずすことさえ、できません。

 

 

先ほども申し上げましたとおりインプラントはただのネジだから、です。

 

ネジを外すにはそのネジを外すための同一メーカーのドライバーが必要なのです。

ご自分が入れたインプラントメーカーがどこのメーカーのものかによって修理ができる場合とできない場合が、あります。

 

車に例えてみましょう。

あなたの車がベンツだとしたら、故障した時にはベンツの部品を使って修理しなくてはなりません。

 

ベンツにはベンツ専用の部品があるのです。

 

トヨタの車にはトヨタ専用の部品を使って修理しなくては、なりません。

 

インプラントもネジですが、インプラントと被せ物の歯も「ネジ」で固定されています。

 

修理したり、深部まで掃除したりするにはネジをほどいて、被せ物を外して掃除する必要があります。

 

しかし、そのネジを外すドライバーというものが、各メーカーにはあります。

 

各メーカーは自社の商品を使い続けて欲しいので、ネジ山を特殊形状にして他社のドライバーでは外せないようにしています。

 

つまり、メーカーが違うとネジを外すことさえ、できません。

 

吸収合併を繰り返してきたメーカーの中には同一メーカーでありながら何種類もドライバーが存在している場合もありますし、すでに製造を中止している部品もあります。

 

骨を大きく削ってインプラント本体を外す対応しかできないことまでありえます。

その先生がどこのメーカーのインプラントを埋入するのか?ということは実は将来的にはとても大きな問題です。

 

インプラントをする際には、10年後や20年後や将来、もし「インプラントを外した方が良い状況になった時に修理ができるのか?」というこの視点を持って選択する必要があります。

 

現代は100歳以上の方が何万人も生活されていらっしゃいます。

本当に10年後にはお亡くなりになられていますか?

寿命がきていますか?

 

「もうトシだから」と簡単にこの言葉をお使いになられていませんか?

本当に50年後にもそのインプラントメーカーは倒産していませんか?

ドライバーを取り寄せられますか?

 

引越し等でメインテナンスに通えなくなった場合に、引越し先の近隣でメインテナンス可能な医院がありますか?ぜひご紹介していただいてくださいね。

 

せめて、下記の5点だけでもいいので教えて頂いて

どこのメーカーのインプラントなのか?

インプラントの種類や型番はどうなのか?

ネジで固定されているのか?接着材で固定されているのか?

接着材のメーカーや種類は何なのか?簡単に外せるものなのか?

外すにはどうすれば外せるのか?

このことが判っていれば自医院で対応できるのか?

対応できないのか?判断できます。

 

また、先ほどの患者さんですが、インプラント治療がいったん終了すれば、それでもう大丈夫と思われてしまっていたことにも問題があります。

 

最初の2年はメインテナンスに通われていたそうです。

 

2年間大丈夫だったから、先生が大げさに言っているだけできっともう大丈夫に違いないと思われてしまっていたそうです。

 

インプラントはご自分の歯と同じく死ぬまでメインテナンスをする必要があります。

また、インプラントトラブルの8割は2年以内に起こっています。

 

ですので吉本歯科医院では、インプラント治療を行なった患者さんには終了後すぐは

1ケ月ごとに経過を診させて頂いております。

 

その後、半年、1年、2年目3年目と、レントゲンで骨の状態を確認しながら

状態が安定するのを確認しています。

 

特に症状が無くてもです

状態が悪くなっていたとしても、インプラントはご自身の歯のように痛いや凍みるなどのように自覚症状として警告を発してくれません。

 

インプラントはただの「ネジ」だから、です。

ただのネジなので痛くもかゆくもしみることも、ないのです。

 

だから、怖いのです。

周囲の歯ぐきや隣の歯にまで影響が及んではじめて患者さんは自覚症状として気づくことができます。

 

メインテナンスにきちんとお越し下さらないまたは、メインテナンスの必要性をご理解いただけない場合には手術を行なうことはできません。

 

それは必ずトラブルの原因となるからです。

 

インプラント治療なんか受けなければよかったとなるから、です。

どうぞ、知って下さい。

 

インプラントは完成したら、終わりではありません。

 

歯と同じく、あなたが死ぬまで、そのインプラントを使い続けるまで定期的なプロによるメインテナンスが必要なのです。

 

次に、他の部分の治療についてです。

 

インプラント治療をした以外の部分を治療された場合には、必ず早急にインプラント治療をした医院で

噛み合わせのチェックを受けてください。

マウスピースの調整を受けてください。

 

一見関係ないように思えるかもしれない他の歯のことです。

 

全く違う部分の虫歯治療くらい関係ないだろう、と思われると思いますが実は関係あるのです。

 

ご自身の歯は一生動き続けますが、インプラントは全く動きません。

 

吉本歯科医院でのインプラントはお口の中の状況に応じて適切な噛み合わせに調整されています。

 

他の歯の状態が変化しないのを前提に調整されています。

他の歯と同じように違和感なく当たるように調整したのでは、インプラントが折れてしまうこともあります。

 

インプラントに何かがあってからでは復旧不可能なのです。


 https://www.reservestock.jp/subscribe/62231

2018.06.18タバコを吸っている人は2~8倍歯周病になりやすい

こんにちは

香川県高松市の

かみ合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

吉本歯科医院には

インプラント治療をご希望され

お越しになられる患者さんも、多くいらっしゃいます。

その時に、

もし患者さんが

タバコを吸っていたならば

「タバコはすぐにやめてください」

とお伝えします。

 

 

 

そしてもし「タバコをやめることはできない」と

おっしゃられるのであれば

当院でのインプラント治療は

お断りさせて頂いております。

 

 

 

私の医院には

他の医院さんで過去にインプラント治療をされた患者さんから

たくさんご相談が寄せられます。

 

インプラントの上に被せているモノが故障した

インプラントした部分の歯茎が腫れてきて痛い

インプラントがグラグラして噛めなくなってきた

など、いろいろなケースを見てきています。

 

 

その中で、インプラント治療をした後も

引き続き、

喫煙を続けていた

という患者さんは多くいらっしゃいます。

 

インプラント治療をするにあたって

「タバコをやめる」ということは

必須のお約束事

だということを

全くご存知ない方はいまだ多くいらっしゃいます。

 

 

 

「まあ、先生はそういうけど、

本数を減らすくらいでまあいいだろう」

 

「先生は大袈裟に

言ってるだけなんだろう」

この程度の認識です。

 

 

喫煙は

糖尿病と共に

インプラント治療の最大の失敗要因になります。

タバコを吸っているだけで、

ハイリスク患者

となってしまいます。

 

 

骨移植や骨造成術

上顎洞底挙上術など

手術創の大きな術式があります。


それらの術式は

「タバコを吸わない」ことが前提であり

「タバコを吸う」方には行なうことはできません。

 

 

インプラント治療をしたいけれど

タバコを吸うことがやめられないために

治療をお受けになれない方も実際におられます。

 

 

これを読んでくださったあなたが

もし今後将来歯を失った時に

インプラントを考えているのであれば、

すぐにタバコをやめて下さい。

 

 

そうでなければあなたはもし多くの歯を失った時

「入れ歯」という選択しか

残されていません。

 

また

インプラント治療を過去にお受けになった方で

喫煙を続けているという方がいらっしゃれば

すぐにおやめ下さい 

 

 

 

治療が完了したあなたのインプラントの寿命は

タバコを吸うことで日々短くなっています。

 

 

医院さんによっては

本数を減らすなら、吸ってもいいよ

手術の前後だけ、喫煙してくれたらいいよ

治療後なら元通りにタバコを吸ってもいいよ

 

 

こんな風にお話をされていることも

あるようです。

 

 

しかし、

私は100%禁煙

お願いしております。

 

 

 

最近では禁煙外来も増えてきました。

健康保険が

適応できるようになりました。

 

 

つまり禁煙できない方は

完全に病気であり中毒とういう病気である

ということを国が認めた、ということです。

 

 

国が国家予算をつぎ込んででも減らしたい

麻薬中毒と同じ中毒症であるということです。

 

 

歯科においても

禁煙外来に紹介状を書くことも

健康保険の適応になりました。

 

  

タバコを吸う人は

日々、タバコの煙の微粒子が

肺の中に詰まり

肺そのものの機能が低下

していっているのです。

 

 

さらに、タバコを吸っている人は

吸っていない人に比べて

2倍から8倍歯周病になりやすいということを

知っていますか?

 

「タバコを吸う」

ということは

歯周組織にどんな影響を与えると思いますか?

 

 

喫煙者では

ニコチンの強力な血管収縮作用や

一酸化炭素の粗粒子の作用により気がつかないうちに

重篤な状態へと進行していきます。

 

簡単に言えば、

血の巡りが悪くなる

のです。

 

糖尿病と同じで血の巡りが悪くなると

末端まで新鮮な血液が行き渡りません。

 

当然、歯茎や末端の骨にまで

血液が届かないわけです。

 

口の中が栄養失調状態に陥ると、お考え下さい。

 

 

タバコを吸っている方の

お口の中は、ネバネバしています。

唾液が糸を引きそうなほど

ネバネバしている方だっています。

 

 

唾液の分泌量が低下するから

です。

 

 

唾液の分泌量が低下すると

口の中の細菌の繁殖を抑えることができません。

 

そうすると当然

歯垢や歯石がたまりやすくなります。

 

 

歯周病菌がどんどん繁殖し

いったんかかってしまうと悪化の一途を辿ります。

 

 

では、もし、タバコを吸っている人が

一念発起して「禁煙」をしたとしましょう。

 どの程度で

体の状態が変化していくか

お話します。

 

 

20分経過  手の体温が正常に上昇する

8時間経過  血液中の酸素が正常値に戻る

24時間経過 心臓発作のリスクが減り始める

72時間経過 気管支の収縮がとれ呼吸が楽になる

数日~1週間経過   歯肉の血流が正常値に戻る

2週間~3週間経過  肺機能が30%アップする、歩行が楽になる

1年経過   血栓症や心臓発作のリスクが半減する

5年経過   肺がんリスクが半減する

10年経過  口腔がん、喉頭がんのリスクが減少する

 

 

つまり 

禁煙して1ヶ月しないと

歯の周りの歯ぐきに十分な血が巡ってこない

のです。

歯を抜いたあとに

十分な血が供給され続けなければ

抜いた傷は十分に治りません。

 

 

骨が造られないのです。

周囲の歯ぐきや骨が十分に治らないのです。

 

植木鉢に水をあげなければ

植物は枯れてしまいます。

 

 

血が巡らないということは

骨とインプラントが結合しない

ということです。

 

インプラントに結合した骨に

栄養が供給されなくなって骨が溶けるのです。

 

 

 

ご自身の歯も同じです。

 

特に上のアゴは顕著です。

例えば、

片足が切り落とされたと

想像してみてください。

 

 

切り落とされた足はどうなるでしょうか?

 

指はどうなるでしょうか?

 

血液による栄養が供給されませんから

腐っていきます。



 

上あごは

口蓋に太い血管があります。



 

硬口蓋

上顎の歯

鼻中隔下方に栄養を供給する

大口蓋動脈(だいこうがいどうみゃく)という頭部の動脈です。



 

この動脈に血行不良が起こると

上顎の歯は綺麗な

状態でポロポロと痛みも無く

抜けてきます。

 

 

ちょうど足が切り落とされた場合に

指が腐るように歯の周囲が腐っていくのです。

 

 

熱いものを食べて

粘膜がはがれたことはありますでしょうか?

 

 

その時の粘膜の色は何色でしたか?

粘膜や歯ぐきは白色です。

 

新鮮な血が巡っているので

赤く見えるのです。

 


歯茎が白かったり、

赤黒かったりしているのは

血行不良が起きている証拠なのです。

 



インプラントをされる方は

タバコについて正しく知って下さいね。



 






まずはお気軽にご相談下さい。
香川県 高松市 無料メール相談

専門が変われば診断が変わります。




原因を突き止めることで

無駄な治療をしなくてすみます。

http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php

原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです

 

歯を削る前に知っておきたい7つのこと。メールセミナー全7回 インプラント 歯周病 PMTC 歯の定期検診 噛み合わせ 咬み合わせ 専門 吉本歯科医院 香川 高松




2018.06.09インプラントトラブルの8割は2年以内

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。




インプラント治療をお受けになっている方で

治療が終われば、もう終了。

と思っていらっしゃる方は

とても多いです。

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インプラントトラブルで来院される方の多くは

このようにお考えの方が

とても多いことがわかってきました。

 


インプラント治療がいったん終了すれば、

それでもう大丈夫。

 

 

自分で手入れをしていれば

問題はない

 

 

と思われてしまっていたことに

問題があります。

 

 


どの患者さんも
最初の2年はメインテナンスに

通われていたそうです。




2年間大丈夫だったから、

先生が大げさに言っているだけで

きっともう大丈夫に違いない

と思われてしまっていたそうです。



インプラントは

ご自分の歯と同じく

死ぬまでメインテナンス

をする必要があります。



インプラントトラブルの8割は

2年以内に起こっているのです。





吉本歯科医院では

インプラント治療を行なった患者さんには

終了後すぐは1ケ月ごとに経過

診させて頂いております。

その後、半年、1年、2年目3年目と、

レントゲンで骨の状態を確認しながら
状態が安定するのを確認しています。



特に症状が無くてもです。

 


状態が悪くなっていたとしても、

インプラントはご自身の歯のように

痛いや凍みるなどのように自覚症状として

警告を発してくれません 



インプラントはただの「ネジ」だから、です。


ただのネジなので

痛くも

かゆくも

しみることも

ないのです。



だから、怖いのです。

 


周囲の歯ぐきや

隣の歯にまで影響が及んではじめて

患者さんは自覚症状として

気づくことができます。



インプラントは完成したら、

終わりではありません。




歯と同じく、あなたが死ぬまで

そのインプラントを使い続けるまで

定期的なプロによるメインテナンスが必要なのです。



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2018.06.07過去にインプラント治療をされた方が、他の歯の治療をする時に知っておくべきこと

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

過去に

インプラント治療を受けた方

他の歯の治療をする時

知っておくべきことを

お伝えしたいと思います。

  

 


インプラントが入っている方は

もし虫歯などで

インプラント以外の歯の治療をする際に

まずはいったん、

インプラントをされた先生のところに

ご相談されること

ををおすすめしています。

 

 

 

他医院でインプラントを入れたが、被せ物が取れたのでつけて欲しい

他医院でインプラントを入れたところが、腫れて痛いので治療して欲しい

他医院でインプラントを入れた部分があるが、反対側に虫歯ができているところを治療して欲しい

他医院でインプラントを入れているが、歯のメインテナンスをしてほしい

他医院でインプラントを入れているが、噛み合わせの点検をして欲しい

3年前にインプラントをした部分の被せ物が外れてしまったのでつけて欲しい

過去にインプラント治療を中断したまま放置している、腫れてきたので治療をして欲しい

インプラントのネジが外れた、折れた

インプラントを入れた後、顎が痛い

片方だけ奥歯にインプラントを入れた、

反対側も抜けそうなので治療して欲しい

 

今、

大変多いお問い合わせです。


 

10年前に比べると

急増したご相談内容でも、

あります。

 

 

こういう状況で

「何とか後のフォローをして欲しい

 

というご相談に

実際にお越しになられます。

 

 

 

1本でもお口の中にインプラントが入っている場合

吉本歯科医院ではまず

「インプラント治療をされた先生に、

まずはご相談下さい」

お願いしています
人によっては

「え?インプラントは順調ですが

全然関係ない反対側の歯が痛い

んですけど・・・」

 

 

「え?ダメなんですか?

 

インプラントって、

どこででも修理できる

んじゃないんですか?」

 

 

「私は奥歯に1本だけ

インプラントが入ってるだけなので

他の歯はどこで治療しても問題ない

と思うんですが・・・・」

 

 

とおっしゃられます。

 

 

また人によっては

インプラント治療を終えられた後

もう何年も

お口の

メインテナンス

を受診していない。

 

という方も

いらっしゃいました。

 

 


 

また人によっては

インプラント治療はある医院さんでしてもらって

小さな虫歯治療は、

近所の歯医者さんで

簡単に済ましている

という方もいらっしゃいました。

 

 

これは、

大変危険です。

 

危険である、ということを

まずご存知ない方が

とても多いのです。

 

 


 

そして、

インプラントはインプラント

虫歯治療は虫歯治療

と、

分業すれば

問題ない

とお考えです。


 

 

 

しかし、少し冷静に

考えてみて下さい。

 

 

お口の中の話です。


 

 

あなたのお口の中は

わけて考えることが


できる存在でしょうか?

 

右、左、上、下、真ん中

と分けて考えることができますか?

全部繋がっていますよね。

くっついていますよね。

 

建物を建てるとイメージしてみて下さい。

 


西側の柱は木造で

東側の柱は鉄筋で

1階部分は、土で

2階部分は、木で、

とわけて考えますか?

 

 

 

また、建物を建てる土地は

もともとは沼地で柔らかいけど

上の建物は

しっかり鉄筋コンクリートで

お願いします

とは、絶対にならないですよね?



 

 

おかしいですよね?




 

 

あなたのお口の中は

上下左右

絶妙なバランスを取って

一体として成り立っています。

 

 



右が傾けば

つながっている

左も傾くのです。



 

 

左を触れば(治療すれば)

右に影響が出るのです。

 

 

左の柱が傾けば

右のも同じように傾いていくのです。


 

お口の中とは、

そういうものです。

 

 

みなさんは

聞かれたことはありませんか?


 

 

右足を骨折したら

右の奥歯が割れた

というような


一見まったく関係ないと

思われるような話を。


口の中の上下左右というだけでなく

実は口は全身とも繋がっています。



 

 

わけて考えて

部品のように

分業でいじること

はできないのです。



 

 

決して

分けて考えてはいけない

ものなのです。



 

 

分業すると

必ず(いびつ)な部分が出てきます。


 

 

 

みなさんは

鏡の前でお口を開けた時

歯が並んでいることは

肉眼で見ることはできます。



しかし

歯茎の中にある

歯の根っこや骨までは

見えません。


もし、見えてしまうとしたら

すぐに

「ああ、歯ってこうなってるんだ」

とおわかりになると思います。

 

 

歯やアゴ

全身のバランスを保つ

重要な器官です。

 

 

 

もっと詳しく言えば、

あなたの下顎(したあご)は

あなたの全身バランスを司る

重要な振り子の器官なのです。


下の顎は

こうやって振り子のように

ぶらーん

ぶらーんと

右へ

左へと

自由に動ける存在です。


私の行なうあらゆる歯科治療には

この

噛み合わせの考え方

が基本としてあります。

 

 

 

 

歯の噛み合わせというのは

実は地盤である

顎(アゴ)骨の状態から

考えなくてはなりません


 

 

たとえば

上側の歯はガイコツ模型にしてみると

こうなっています。



 
上側の歯って実は

動かない

んです。

 

 

 

上の歯というのは

頭蓋骨と一体化している存在

です。

 

上の歯と

顎と頭蓋骨は

くっついているんです。

 

 

 

頭蓋骨が傾いた時に

一緒にその角度に合わせて

くっついたまま動くことはあるのですが

上の歯が単独で頭蓋骨からどこか別の方向へ

動いてしまうということはないのです。

 

 

 

それに対して下顎というのは

頭から筋肉でもって

下の歯は下顎と一体化した状態で

ぶら下がっているだけなんです。

 

 

下顎というのは、

頭蓋骨に対して固定されることなく、

ぶら下がっているもの

なのです。




ぜひ

ご自分の頭蓋骨を

触ってみながら確認してみて下さい。

 


 

前にも後ろにも右にも左にも上下にもぶらんぶらんと

360度振り子のように自由に動く

ようになっている。



 

これが下の顎です。



 

 

下顎は振り子のような存在

になっているんです。


体の動きに対して

体の重心を整えるための

「振り子」のような役目をします。



 

 

下顎は体の中で

左右に渡ってぶら下がっている

唯一の骨です。



 

 

綱渡りをする時の長い

棒の役目

をしているのです。

 



 

つまり

下顎がおかしいと

全身のバランスを崩してしまう

ということが起こります。



インプラントがお口の中に入っている方が、

その後

インプラントをされた部分とは

まったく違う部分が虫歯や歯周病に侵され治療が必要となった時、

噛み合わせを無視した歯科治療をしてしまうと、

大変危険です。

 

 

 

結論から言うと、

簡単に壊れてしまいます。


ご自身の歯も

治療した後に被せたかぶせ物や詰め物も

ブリッジも


 

インプラント

入れ歯(義歯)も

所詮噛むための道具にすぎません。



インプラントだから噛める

ということではないのです。

 

すべてあくまで道具なのです。

 

 

その道具の本来の使い方を

無視した使い方をすれば必ず壊れるのです。

 

取扱説明書が重要なのです。

 

 

インプラントは自分の歯とまったく違うことが

あるのです。

 

それは

インプラントは動かない

ということです。

 

 

 

これに対し

自分の歯は一生

動き続けます。

 

それに対してインプラントはまったく動きません。

1ミリも動きません。

 

 

インプラントは骨にしっかりと

埋めこめられ硬く固定されているものです。

硬いものと

柔らかいものが

ぶつかれば

当然、柔らかいものが壊れます。

 

 

ここで私が言う「柔らかいもの」とは、

ご自分の歯のことです。

 

 

インプラントが口の中に入ったがために、

インプラントというネジががっちり骨に埋め込まれたがために

インプラントが

かみ合う相手の歯や隣り合う歯たちが

どんどん破壊されていくのです。


 

なんだか被せ物がすぐ割れるなあ

なんだか反対側の歯が痛くなるなあ

なんだかやけに神経の治療をする歯が増えてきたなあ

 

 

 

口の中に症状が出た時

ほとんどの方は

「歯磨きが足りなかったからだろう」

「口の中にバイ菌がいるからだろう」

そう思われています。

 

 

しかし、

歯が痛くなった原因は

細菌だけでは、ないのです。

歯が折れるのも

歯が欠けてしまうのも

歯にひびが入ってしまうのも

被せ物が何度も壊れてしまうのも、

それを引き起こしている根本原因があるのです。

http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php

 

 

その根本原因を突き止めずに

どんな治療を繰り返したとしても

あなたは歯をどんどん失うことになってしまうのです。

 

 

インプラントが1本でもお口に入っている方は

どうぞ知っておいて下さい。

 

あなたの口の中に入っているインプラントは

骨にしっかり固定され

動かないものである、と。

 

 

そして

インプラント以外のご自分の歯は

一生動き続けているものである、と。

 

 

動くものと

動かないものが、

共存している状態である

ということを。

 

 

インプラントをしていない方のお口の状態とは

まったく条件が違うのです。

 

 

 

歯を失わないために

残っている歯をさらに失わなせないようにするためには

その特殊な条件に合った考え方が必要です。

 

 

 

インプラントをそれなりに多く治療を手掛けられている先生方

インプラントを専門とされている先生方では当然知っている内容であっても

インプラント治療を専門にやっていらっしゃらない先生にとっては、

残念ながら調整の仕方はよくお分かりになっていらっしゃらない

これが現実であります。

 

 

歯科には専門があります。

 

医科が内科や外科、整形外科、脳外科というふうに専門があるように、

さらに循環器内科、糖尿病内科、膠原病内科、内分泌内科、神経内科、心療内科等あるように

内科の中だけでもさらにさらにと細かく専門が別れているのです。

 

実は歯科にも専門があるのです。

 

歯科にも専門がある

 http://www.8181118.com/examination/index.ph

 

そのように

なぜなら専門外のことは教わる時

教わる場所がないのです。

 

一生勉強だといわれますが、

医学の発展により専門内のことだけでも

ものすごく多くのことを学ばないといけないのです。

 

専門外のことまで教わる時

教わる環境ではないのです。

 

大学でも教えていないこと

開業した先生にとっては

そういうことを教わる場所すらないのです。

 

 

またインプラントメーカーは

各インプラントのメーカーは当然ですが

自社商品を売り続けたいがために

すごくインプラントはよく噛めるものだ

自分の歯に取って代わるものだ、ということを誇張します。

 

マイナスの部分はほとんど

表に出されていません。

 

 

ですので、

そういう知識だけを持って

「インプラントは噛めるものだ。

本来の歯の力以上の

力が加かっても大丈夫なものなんだ」

というふうに誤った認識を持っている方が

多いのも現実であります。

 

 

 

私はインプラントを設計する場合には

口の中全体の

他の歯のバランスや設計を考えて

調整をしております。

 

 

 

その調整が長く維持できるように

マウスピースで他の歯への揺れをなくすように

力の負担が変わらないように維持していただくようになっております。

よくマウスピースは

インプラントを保護するため

だと思われている方多いのですが

確かにその役目もあります。

 

 

 

ですが、

動くものと動かないものが

共存する口の中においては、

そのバランスを一定に保つ、

つまり他に残っていらっしゃる

ご自身の歯をいかに長く今の状況で残すか

ということが非常に求められているのです。

 

 

 

 

ですからインプラント治療で大事なことは

将来他の歯がいつダメになるのか

どのようにダメになるのか

ダメになった時にどうしなければいかないのか

ということが実は重要なのです。

 

 

 

『インプラントと関係ない歯が故障した』

『インプラントと関係ない歯を抜かないといけなくなった』

という時に実は噛み合う場所であったり

重心バランスが変わったりするのです。

 

そのような状態でもある程度のものは噛めるのです。

しかしその状態で

噛み続けると実は壊れてしまうのです。

 

 

インプラント治療をされた方は

他の歯を治療したとしても

インプラント治療をした先生に

全体のバランス、そのままで大丈夫なのかどうか

なんらかの調整が必要なのかどうか

ということを診てもらう必要があるのです。

 

『噛んだ感じ、わからない』

『違う歯だからいいだろう』

というそういうことで治療していると

実は後でとんでもない悲劇に遭ったりするのです。

 

 

全部の歯を失われた方は

全部インプラントにしてしまえば、

実はそういうトラブルは少ないのです。

 

 

トラブルが起こりやすいのは

2~3本インプラントを

入れている方の場合です。

 

 

他の歯がダメになった時にどうするのか

ということをしっかりと考えてからインプラント治療を受けないと、

後で大変なことが起こってしまうのです。

 

 

今さえ良ければいいという考えではダメ

なのです。

 

 

インプラントというものは

将来、他の歯がダメになった時に

どのようにするかというところまで

治療計画を立てておく必要があると思います。

 

 

そして何よりも大事なことは

残っている歯がダメにならないようにするために

どういうことをしないといけないのか。

 

 

インプラントはとても素晴らしいものだと私自身感じています。

自分の父親にも母親にも

妻の母親にも、私の医院のスタッフにも

歯を失った時には、

迷わずインプラントを薦めました。

 

 

しかし、インプラントも入れ歯もブリッジも

しょせん、噛むための道具のひとつです。

道具なので、それぞれの道具に合った使い方

メインテナンスが必要なのです。

 

電気製品でも、楽器でも、説明書通りにきちんと使わなかった場合どうなりますか?

寿命がはやくなってしまう

故障をくりかえしてしまう

ということが、起こりますよね。

 

 

 

これと同じです。

すべて道具なのです。


 

  

だから、

ご自分が使っている

道具の使い方を知って下さい。


 

 

そして、

どの程度までなら許容範囲なのかな?

ということを正しく知って下さい。


 

 

毎食の噛む力により

その破壊的な力は、

あなたの道具を簡単に壊していきます。

 

 

 

そして、あなたご自身の歯さえも、

あなたご自身の身体さえも

破壊していくのです。







 




まずはお気軽にご相談下さい。
香川県 高松市 無料メール相談

専門が変われば診断が変わります。




原因を突き止めることで

無駄な治療をしなくてすみます。

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2018.06.05インプラントは簡単に外せるのでしょうか?

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

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私の医院には

他医院で過去に

インプラントをした部分が

腫れてきたり

被せ物が取れたり

または、インプラントと咬み合う歯が痛くなってきた

ということで

ご相談にお越し下さる方が

いらっしゃいます。




インプラントを入れている部分が

腫れていたり

グラグラしていたりすると

インプラントを外してみなければ

いけない場合もあります。



しかしその時に

簡単に外せない場合が

あるんです。



今日は

「あなたが入れるインプラントは

ネジで固定されるものですか?

接着剤で固定されるものですか?」 

というテーマです。

 

 

 

ネジで固定されているインプラントであれば

ドライバーでゆるれば

簡単に外す

ことができます。

 

しかし

接着剤で留めているものは

どうでしょうか?

 

 

弱い接着剤であれば

取れるかもしれません。

 

しかし

強い接着剤で留められた場合には

外すことができない

こともあります。


 

 

外すことができない時には

周りを壊して外す

ということになります。

 

 

たとえば

ポスターをシールで壁紙に

くっつけて留めたとイメージして下さい。


短期間であれば

きれいに外せるかも

しれません。



 

しかし強力なテープで

何年も経ってから外そうとすると、

こびり付いて外せません

よね。

 

 


外れたと思っても

ポスターが

破れたり壁紙が破れたり。



 

きれいに外そうと思うと

ポスターをきれいに切って

除けたりしないと外れません。



 

接着剤で留めた場合には

きれいに外す

ということが

実はすごく難しいのです。

 

 



きれいに外れる接着剤

ということは

つまり

接着力が弱い

ということになります。



 

接着力が弱い

ということは


封鎖性も弱い


のです。

 

 



封鎖性が弱い

ということは


バイ菌が入って来やすい


ということを意味します。

 

 



接着力が弱いということは

粘着性のものや

かたいものを

お食事した場合には

くっ付いて簡単に取れてしまいます。


ですから通常接着剤で

留める場合には

比較的強力なもので

留める必要が出てくるのです。



 

 

では

なぜネジで留めずに

接着剤で留めるのでしょうか?



 

 

ネジで留めるためには

ネジ山にドライバー

当てて回転させます。

 

つまり

ドライバーが入るネジ山が

必要なんですね。



 

そのネジ山部分、

それは見えてしまいます。

 



ネジ山部分が見えると

見た目に見える部分の

治療の場合にはそれを

気になさる方もいらっしゃるのです。

 

 



せっかく高額な治療を受けて歯が

入ったと思って喜んで鏡を見た時に

やっぱり残念な顔をされる方も

いらっしゃると思います。




 

ですから見た目にもある程度

配慮が必要なのです。



 

見た目と機能、

それは相反するものなのです。



 

その両方を兼ね備えようとすると

パーツを増やしてブロックをもう一段

重ねてあげる必要があるのです。



 

 

それには

費用と技術力が

必要です。



 

ですのでそこまでするかどうか。


そこまで患者さんが求められるかどうか。


 

多くの場合、元々の予定した金額プラスα

さらに費用が掛かったりしますので

そこまで求められない患者さんもいらっしゃいます。



 

 

また見た目ということを

先生の専門によっては

機能よりも優先される方は

多くいらっしゃいます。



 

ですので

特に患者さんが見た目を重視される方であれば

見た目を重視した治療はできますよ

ということで機能を多少減らしてでも

とお考えになる方は多いのです。

 



 

吉本彰夫は

介護支援専門員

ケアマネージャー

でもあります。




 

施設でお困りになっているご本人

ご家族

そして施設に従事している人達の

現場というのを見る機会が

ありました。



 

 

ですから私は

簡単に外せる

ということにものすごくこだわっています。



 

 

つまり、接着剤で固定せず

ネジで固定するという

方法を選択しています。


 

 

 

あなたが入れるインプラントは

ネジで固定されるものですか?

接着剤で固定されるものですか?

 

 

 



もし、接着剤で固定されるものであれば

接着剤のメーカーと種類は何ですか?

簡単に外せるものですか?

ということも

 

かならず確認しておいて下さいね。

 

 



 




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原因を突き止めることで

無駄な治療をしなくてすみます。

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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです

 

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2018.05.16インプラントのネジを外すには どうすれば外すことができるのか確認していますか?

こんにちは

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。


 

 「インプラントのネジを外すには

どうすれば外すことができるのか確認していますか?」 

というお話を

させて頂きます。

 

 

先日、当院でインプラントをお受け下さった

患者さんとお話しをしていた時のことです。

 

 

「どうして吉本歯科医院で治療を受けられたか?」

というお話しをお聞きする機会がありました。

 

 

するとびっくりするような

お答えが返ってきました。

 

 

「先生は、インプラントを外すための方法や

インプラントの外し方

インプラントは外せなければいけないんだ

と説明をしてくれたから」

とおっしゃられました。

 


実はその患者さん

介護施設で働いていらっしゃるんです。

 

実体験として

施設に入られている方に

手を噛まれてしまった

ことが

あるんだそうです。

 

 


とても痛くて血だらけになって

という体験があるんです。

 


 

この方は

介護の現場にいるので

口の中のバイ菌が肺に入り込み

誤嚥性肺炎

(ごえんせいはいえん)になるということ。

 

 

65歳以上の死因の第1位に

肺炎が挙がってきていること。

 

そういうことまで

ご存知だったのです。

 

 

口の中を清潔にすること=健康に長生きすること

をよく実感しておられたんですね。

 

 

介護施設で働いている方々も

入居されている方々の

お口の中を清潔にしなければいけない

ということは

本当によくご存知なのです。

 

 

ところが

お口の中をきれいにしてあげようとしたのですが

手を噛まれてしまった。

当然

その施設全体での

大問題

にもなったそうです。

  

 

もし皆さんが80歳になられた時

どんな状態でしょうか?

 

今はお若いかもしれませんが

80歳になり90歳になり、

今や100歳以上の方が5万人を超える状態です。

 

 

厚生労働省の「平成23年簡易生命表」によりますと

日本女性の2人に1人が90歳超まで生きる時代

なっています。

 

 

 

女性の4人に1人は95歳超まで生きる可能性があるそうです。

驚きですよね。

平均余命を見てみると

現在65歳の女性は2人に1人が89歳以上

4人に1人が95歳超まで生きることになります。

つまり

65歳まで生きた女性は

平均寿命の86歳より長生きする可能性が高いそうです。

つまり退職後の生活が30年以上続くことが

例外ではない時代がやってきています。

 

 

この意味をキチンと理解し

仮にそういう施設に入るようになった時に

施設の方々としっかりとコミュニケーションを取り

理解し対応が可能でしょうか?

 

残念ながら認知症が

増えたりしています。

 

わからないんですね。

 

自分が今、何をされているのか?

ということ自体が。

 

 

施設のスタッフさんが

「今から、お口の中きれいにしましょうね」

と口の中を掃除しようとすると

・・・思わず噛んでしまう。

 

 

ガリッ

 

痛いんです。

噛む力は人によっては数10キロもの力です。

 

 

 

これがもし

総入れ歯の場合だったら

簡単に外れてくれます。

 

入れ歯はくっ付いているわけではありませんから

するっと外れてくれます。

 



総入れ歯を外した口の中は

歯茎なので 

噛まれても痛くないです。

 

しかも

入れ歯は外に出して

その方のお口の中から外に出して

きれいに掃除をして戻して差し上げることが出来るのです。

 

 


お口の中は

ほんの少しの清掃で済むのです。

 

中には

健全なご自身の歯が何本かあって

噛まれてしまう。

 



 

噛まれてしまうから

口の中の掃除を一切できず

口の中はいつもばい菌だらけになってしまう。

そういう時に

その方のご家族と施設の方と相談したそうです。

往診できてくれている歯科医の先生と相談し

バイキンだらけの歯を抜いてもらい

新しい入れ歯を作ってもらうことができた

そうです。



 

 

問題は

インプラントがお口の中に入っている方

です。

 

 

 

インプラント治療されている方に噛まれたら

どれほど大変なことになるのか。

 



インプラントは

よく噛めます。



 

よく噛めるがゆえに、

認知症になった方では

ものすごい噛みかたをしてしまうのです。

 

ましてやそれが

お世話をしてくれる方の手を噛んでしまう。

 

大変なんですね。

 

 


そして同じように、

ご自身の歯がある方と同じように

その先生にご相談したら

「インプラントは外せません」

と言われたそうです。

 


外せないんです。

 



特に費用が安いインプラントは

インプラント本体とネジ部分が

一体式

になっています。



 

 

費用が安いということは、

必ずそこに理由があります。



 

つまり工程が少なく済んでいる。


 

少ない工程というのは

一体化になっていたりして

安いには安い理由というのがあるのです。

 



 

吉本歯科医院で採用しているインプラントは

インプラント本体の上にネジでつないだりとか

ブロックで積み上げるような

そういう組み方をしております。



 

最初から

いかに簡単に外すことができるか

ということに焦点を当てて

メーカーを選んでいます。

 

治療法を

選んでいるのです。



 

外すということが

前提にあるのです。

 

なかなかそんなところまで

治療を受けられる方は

考えもよりませんよね。



 

もちろんこの組み立て式であったとしても

取り外しやすさと見た目は相反するものがありますから

患者さん患者さんでお選びいただくことが出来ます。

 

 


たとえばもし

外せない患者さんが本当に外そうとすれば

全身麻酔をし骨ごと削って除ける

という大手術をしないといけません。

 



 

吉本歯科医院でお勧めしている

ネジで留めるという方法

これはネジ1本でドライバーでもって

ドライバーを逆回転に回してあげれば

インプラントとその上に乗っている上部構造である歯を簡単に取り外すことができます。

 

 


つまりインプラント本体は

骨の中におりますが 

上の乗せている部分を

簡単に外すことができるのです。

 

 

そうすれば

介護施設や入院中であったとしても

上物部分をポンと外して

その部分を

外できれいにしていただく

ということが

可能なんですね。

 

 


とは言っても、

インプラントをされる最も多い年代の

50代、60代の方が

そんな先のことなんて

なかなか考えられないのが実際です。

 

 

ですからインプラントをされる選択の際に

ブロックのような積み上げ式で

ネジで留めるという方法

をお勧めしています。

 

ブロックで組み立て式

パーツを交換する

ということが出来るものであれば

上物を取り外すことが

できるのです。

 

 

そして

総入れ歯のようなものを

ゴムでクリップでカチッと留める

そんな装置に置き換えることも

簡単にできるのです。

 

 

大きい手術はいらないのです。

 

簡単なネジでの交換で

済んでしまうのです。

 

 

そのように

将来のリフォームがどのようにできるのか?

 

どのようにパーツ交換ができるのか?



 

実はそれは将来のあなたのお身体の状態に応じて

変更すべき、

変更が必要だと、私は考えているのです。

 

どこのメーカーのインプラントを使うのか。

 

どのようなネジの留め方をするのか。

 

簡単に外すことが出来るのかどうか。

 

実は治療を受ける方にはあまり興味のない、

思いつきもしないお話しかも知れませんが、

私はそこは費用がかかってでも必要な部分だと考えています。

 

  



原因を突き止めることで

無駄な治療をしなくてすみます。

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 「私の場合はどうなんだろう?」

「こんな場合はどうなる?」

お気軽にご相談下さい。


2018.04.11お口の中に2~3本のインプラントが入っている方のトラブル

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
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このようなご相談で私の医院へお越し下さる方がいらっしゃいます。



☑インプラントが入っている歯の隣の歯が割れた

☑インプラントが入っている歯のかみ合う上の歯が痛い

☑インプラントが入っている右側とは反対側の奥歯が一気に壊れてきた



共通しているのは
お口の中に過去に他医院さんで2~3本のインプラントを入れている
ということです。



まず知って頂きたいことがあります。


インプラントは
とてもよく噛めてしまいます。
ものすごい力で噛めてしまうものなのです。


しかし
とてもよく噛めるがゆえに
嬉しくて
フランスパンやステーキ
かたいおせんべいなど
どんどん噛んでしまわれます。

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しかしそこに
大きな問題があるのです。


モノを噛む時は
上の歯と下の歯で噛みますよね。
当然です。

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仮に
下の歯にインプラントを入れている場合には
上の歯も同じようにインプラントであれば
問題はないのです。


しかし
上の歯がインプラントではなく
ご自身の歯であった場合、
一体どんなことが起こると思われますか?



インプラントは壊れません。
しかし
咬み合うご自身の歯は簡単に壊れます。
折れたり
割れたり
亀裂が入ったり
穴が空いたり
被せ物が取れたり・・・と
いろいろなことが、起こります。



さらには
上のご自身の歯が、過去に治療を繰り返している歯であった場合には
さらに悲惨です。


歯の神経をすでに取っている歯だった場合には
見た目はどんなにきれいでも
神経を取った歯の強度は10分の1まで落ちています。


チョンと力がかかれば
簡単に崩れる家と同じです。
見た目はいいけれど
柱が腐って弱っている状態なのです。



インプラントに咬み合う相手の歯は
あっという間に破壊されます。



インプラントが良く噛めるがゆえに

噛み合う上のご自身の歯が

その噛む力に耐え切れないんです。

そして破壊されてしまう。



では、

インプラントが入っている人はどの位の力で噛んでいいのか?


インプラント自体はは強い力で噛んでも壊れません。


しかしながら

インプラントが入っている歯と咬み合うご自身の歯は今までの治療の結果あと年齢相応の弱い状況、もうすでに何十年も頑張ってきた弱い歯なのです。


ですから、その歯が耐え得る強度以上の力がかかれば、

その残っている歯が次々に壊れます。

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ここまでが

上に(下に)インプラントを入れた場合の噛み合う相手の上下の歯の話しをしました。



次に左右の話しです。


両足だと1km・2km歩けます。

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片足ケンケンだとどうでしょう。

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おそらく100mも難しいのではないでしょうか。


健康な足ですよね。

骨折している足ではありませんよね。


健康な足だというのにもかかわらず、片足だと100mも行けないのです。


つまり本来の受け持てる力以上の力がかかると壊れるということです。


インプラントも単なるネジです。

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例えば左にインプラント治療をしたとしましょう。


右はご自身の歯があります。


何年か後に右のご自身の歯が虫歯や歯周病、歯が折れた割れた等の理由で

ダメになってしまった。


右では噛めないけれど左はインプラントがある。


ああ昔インプラント治療をしていて良かった。

今は右では噛めない。

でも左が噛める。

ということで左で噛んでいた。

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何が起こると思われますか?


本来受け持てるインプラントの強度以上の力がインプラントにかかりますから、

今度はインプラントが折れる。

またはインプラント周囲にある骨が骨折する。

このようないろんなトラブルが起きてきてしまうのです。



インプラントは単なるネジです。

万能ではありません。


もしそのような状況になられた場合には、すぐにインプラント治療をされた先生に相談し、両方で噛める状況を作る

これがすごく大事なことなのです。


これが左右的なお話しです。


次に問題なのが、隣り合う歯です。

近隣の歯です。


例えば前から数えて、よくあるのが6番目・7番目の歯にインプラントをした。

奥歯の2本ですね。


6番目・7番目の歯がなくなったので、その部分にインプラント治療をした。

よくあるケースです。


手前の4番目・5番目の歯は何とか根っこの治療をしたりして残せた。


当然ですが

インプラントの持つ期間、

手前の歯の死んだ歯の持つ期間、

違うんですね。


歯の神経がしっかり残っていて生きている歯の場合には、

負担がかかってきた場合には

痛いなあ

しみるなあ

いうことを感じますので手を打てます。



しかし、歯の神経をもう既に取ってしまっていて

死んでいる歯の場合には、無理な力がかかってきてトラブルが起こったとしても、

痛いとかしみるといった自覚症状は一切感じることができません。



場合によっては力の負担によって歯が折れたとしても

気付かれない方もいらっしゃいます。


その状況を放置すると何が起こるのか。

いずれこの歯は抜かないといけないかもしれない。


でも今抜きたくない。

今は噛めるから問題ない。


ということで置いておかれる方が実は多いのです。


手前の歯が折れると、その歯が助からないということはご理解頂けるのですが、問題はその歯を抜かないということではなく、歯の周囲にある骨がなくなるということなのです。骨がなくなるということが実は大問題になります。

https://www.8181118.com/director/2016/09/post-149.php

歯を抜きたくないお気持ち、よくわかるんです。しかし、抜かずにおいておいたため悲惨なことになっている方がいる事実を知って下さい

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確かにその後ろの歯にインプラントをしている歯自体は問題はないかもしれない。


しかしながら、骨というのは段々と染み渡るように広がっていくようになくなっていくのです。

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つまり隣の歯を失うと隣の歯の骨が溶け出すと、段々その骨が溶けることによって、実はインプラント周囲の骨が溶けてなくなるのです。


インプラントは大丈夫であっても

インプラントの周りの骨が勝手になくなるのです。



例えば

川沿いに家を建てていたと想像して下さい。


何十年か経ったらいつの間にか川に土地が削られ、家が傾き始めてきた。

と、同じようなことが起こってしまうのです。

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どんなにインプラント自体が大丈夫であったとしても、隣り合う歯がそういう状況になってしまうと、インプラントと言えど、そのインプラントを除去しなければならない。


もしくはその骨ごと削って除けなければいけないという状況に追い込まれてしまうのです。


ですからインプラントの寿命というのは実は隣り合う歯の寿命に左右されるのです。


インプラント治療を行なう場合、

隣りの歯が歯の神経がない死んでいる歯であるとか、

何とか甦らせている歯であるとか、

10年・20年確実に持つような歯でない場合には、

そこがトラブルになった場合、

次にどういう処置をしないといけないのか?

そこが悪くなった時にそこにインプラントをするのか?

そこをインプラントを伸ばしてするのか?

そういう治療計画を最初に立てておかないと、大変困ることになります。


今目先のことだけを考えていては

5年後、10年後悲惨な目に合います。

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そしてまたインプラントメーカーによって、そういうリフォームということを対応できるインプラントメーカーもありますが、残念ながら対応できないメーカーも数多くあるのです。

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極端な話しを言えば、

かなりな本数を失われてしまった方、ある程度年齢を重ねられた方の場合には

どう考えればいいのでしょうか?



確かに歯を残すということはいいことかもしれません。



しかしながら、

その残せる本数、

その機能できる期間、

というのがどの程度のものなのか?


実はこれは古い古民家をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

最近は古民家を再生して住むことがブームのようです。


その古民家、柱が腐食し4本ある柱が大きい屋根を支えているわけです。


3本は何とか5年・10年は持つかもしれない。


取り合えずこのままだと崩れるので、一番弱い1本だけを良い柱に置き換えるとイメージしてください。

その後何かトラブルが出た時に、良い柱1本ですべての屋根を支えるということは不可能なのです。


しかしながら、屋根と柱はつながっているのです。


屋根が崩れれば、その丈夫であった1本では、1本であったとしても引っ張られて傾いていってしまうのです。


で、リフォームは所詮リフォームなのです。


どの位の期間持つのかということは

その残りの3本の柱によって寿命が決まるのです。



確かにリフォームをすれば、リフォームのような形で修繕すれば、

その時その一瞬に関して言えば、費用は安く抑えることが出来るかもしれません。

見た目は新築もリフォームも変わりません。


しかしながら長期的視野に立った時、

じゃあそれがいつ崩れるのか、その残っているものによって左右されるのです。


それが崩れかけようとした時にすぐに修繕すれば、その最初に治療したインプラントは柱は大丈夫かもしれません。


しかしながら本当に噛みにくくなった時には、その柱そのものがもう既に使えなくなっていることが実は多いのです。


本当にその10年後の1本が同じ高さ、同じ長さ、そのままで使えるんでしょうか。

現実には使えないことが多いのです。


ですから1本でも2本でも歯が残せるようであったなら、残したいとおっしゃる方は多くいらっしゃるんですけれども、その1本・2本を置いておくがために、全体の強度、バランスというものが実は大きく崩れ、そしてその崩れた原因が実は耐久年数に大きく関係してくるということを是非知って頂きたいのです。


ですので噛み合わせのバランスって実はすごく大事なのです。


1ヶ所崩れた所を補強するように補強した場合には、

その噛み合う相手がダメになった時でも、その高さに仕上げないといけないのです。

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噛むという行為は

カチカチと噛むという行為と、

もう一つ

すり合わすという、すり潰すという噛み方

があるのです。

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人間は肉食動物と草食動物の両方を併せ持つ、

極めて稀な食生活を送っているのです。

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実は動物体系的に見ても、これは実はすごいことなのです。



噛むという行為と

すり潰すという行為

この両方を持ち合わせている、実はすごいことなのです。


このすり合わす、すり潰すということは、

隣り合う歯の高さが同じ高さでないと、横にスライド、ずれるということが出来ないのです。



ガタガタだったらどうでしょう。


カチカチ噛めるかもしれない、でもすり潰すということは出来ないのです。


例えば馬とかの歯はまっ平です。


それに対しサメとかの歯は牙のようになっています。


サメは牙で噛み切ることは出来ますが、

すり潰すことは出来ないのです。


ガタガタの歯ではすり潰すということは出来ないのです。



取り合えず今ここの歯がないから、ここの歯がちょっと飛び出てて噛み合わせるために引っ込めて作る。


そういうガタガタな治療をしてしまえば将来その他の歯がダメになった時に、すり潰す・すり合わせるということが出来なくなるということになってしまうのです。


そしてまた、その部分にだけ力がかかり揺すられ、本来の受け持てる力の何倍もの力、本来受け持てる力の方向からではない別の横からの力によって壊される、破壊されるということもあるのです。


ですからある程度の年齢になられている方、残そうと思えば残るかもしれないであろう歯の本数であったり、強度のバランスによっては全て除けて、リフォームではなく新築でしっかりとしたバランスのとれた柱と梁でもって維持させる。というふうにされた方が実は相対的に、結果的に10年単位・20年単位で見た時に非常にトラブルが少なく、良く噛める状態ということを維持できることがあるのです。


10年後に何が起こるのか、

そのトラブルになりそうな原因は何なのか、

ということをしっかりと見極めた上で治療を受けられることをお勧めいたします。


https://www.8181118.com/director/2016/02/post-117.php

噛み合わせを無視したインプラントをするとどうなるのか?







2017.08.09お口の中にインプラントを入れている方が注意しなくてはいけないこと

香川県高松市の

かみ合わせ専門の歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。



お口の中にインプラントが入っている方

過去に1本でもインプラント治療をされている方は

注意して頂きたいことがあります。



インプラントがお口の中に1本でも入っている場合

インプラント部分以外の他の歯を治療しなくてはいけない時には

かならずインプラント治療をされた医院さんへ

まずはご相談をされて下さい。



吉本歯科医院にも

下記のようなご相談を多く頂きます。 


他医院でインプラントを入れたが、被せ物が取れたのでつけて欲しい

他医院でインプラントを入れたところが、腫れて痛いので治療して欲しい

他医院でインプラントを入れた部分があるが、反対側に虫歯ができているところを治療して欲しい

他医院でインプラントを入れているが、歯のメインテナンスをしてほしい

他医院でインプラントを入れているが、噛み合わせの点検をして欲しい

3年前にインプラントをした部分の被せ物が外れてしまったのでつけて欲しい

過去にインプラント治療を中断したまま放置している、腫れてきたので治療をして欲しい

インプラントのネジが外れた、折れた

インプラントを入れた後、顎が痛い

片方だけ奥歯にインプラントを入れた、反対側も抜けそうなので治療して欲しい


今、大変多いお問い合わせです。

10年前に比べると急増したご相談内容でも、あります。

 

 

こういう状況で

「何とか後のフォローをして欲しい

 

というご相談に実際にお越しになられます。

 

 

 

1本でもお口の中にインプラントが入っている場合

吉本歯科医院ではまず

「インプラント治療をされた先生に、まずはご相談下さい」

お願いしています。 

  

人によっては

「え?インプラントは順調ですが

全然関係ない反対側の歯が痛いんですけど・・・」

 

「え?ダメなんですか?

インプラントって、どこででも修理できるんじゃないんですか?」

 

 

「私は奥歯に1本だけインプラントが入ってるだけなので

他の歯はどこで治療しても問題ないと思うんですが・・・・」

 

とおっしゃられます。

 

 

また人によっては

インプラント治療を終えられた後

もう何年も

お口のメインテナンスを受診していない。

という方もいらっしゃいました。

 

 

また人によっては

インプラント治療はある医院さんでしてもらって

小さな虫歯治療は、

近所の歯医者さんで簡単に済ましている

という方もいらっしゃいました。

 

 

これは、

大変危険です。

危険である、ということを

まずご存知ない方がとても多いのです。

 

 

そして、

インプラントはインプラント

虫歯治療は虫歯治療

と、分業すれば問題ない

とお考えです。

 

 

 

しかし、少し冷静に考えてみて下さい。

 

 

お口の中の話です。

 

あなたのお口の中は

わけて考えることができる存在でしょうか?

 

右、左、上、下、真ん中

と分けて考えることができますか?

全部繋がっていますよね。

くっついていますよね。

 

建物を建てるとイメージしてみて下さい。

西側の柱は木造で

東側の柱は鉄筋で

1階部分は、土で

2階部分は、木で、

とわけて考えますか?

 

また、建物を建てる土地はもともとは沼地で柔らかいけど

上の建物はしっかり鉄筋コンクリートでお願いします

とは、絶対にならないですよね?

 

 

おかしいですよね?

 

 

あなたのお口の中は

上下左右

絶妙なバランスを取って

一体として成り立っています。

 

 

右が傾けば

つながっている

左も傾くのです。

 

 

左を触れば(治療すれば)

右に影響が出るのです。

 

 

左の柱が傾けば

右のも同じように傾いていくのです。

 

お口の中とは、そういうものです。

 

 

みなさんは

聞かれたことはありませんか?

 

 

右足を骨折したら

右の奥歯が割れた

というような

一見まったく関係ないと思われるような話を。

 

口の中の上下左右というだけでなく

実は口は全身とも繋がっています。

 

 

わけて考えて

部品のように

分業でいじること

はできないのです。

 

 

決して

分けて考えてはいけない

ものなのです。

 

 

分業すると

必ず(いびつ)な部分が出てきます。

 

 

 

みなさんは

鏡の前でお口を開けた時

歯が並んでいることは

肉眼で見ることはできます。

しかし

歯茎の中にある

歯の根っこや骨までは

見えません。

 

もし、見えてしまうとしたら

すぐに

「ああ、歯ってこうなってるんだ」

とおわかりになると思います。

 

 

歯やアゴ

全身のバランスを保つ

重要な器官です。

 

 

 

もっと詳しく言えば、

あなたの下顎(したあご)は

あなたの全身バランスを司る

重要な振り子の器官なのです。

下の顎は

こうやって振り子のように

ぶらーん

ぶらーんと

右へ

左へと

自由に動ける存在です。

私の行なうあらゆる歯科治療には

この噛み合わせの考え方が基本としてあります。

 

 

歯の噛み合わせというのは

実は地盤である顎(アゴ)骨の状態から考えなくてはなりません

 

 

たとえば

上側の歯はガイコツ模型にしてみると

こうなっています。

 上側の歯って実は動かないんです。

 

上の歯というのは

頭蓋骨と一体化している存在です。

上の歯と顎と頭蓋骨はくっついているんです。

 

 

頭蓋骨が傾いた時に

一緒にその角度に合わせて

くっついたまま動くことはあるのですが

上の歯が単独で頭蓋骨からどこか別の方向へ動いてしまうということはないのです。

 

それに対して下顎というのは

頭から筋肉でもって

下の歯は下顎と一体化した状態で

ぶら下がっているだけなんです。

 

下顎というのは、

頭蓋骨に対して固定されることなく、ぶら下がっているもの

なのです。

ぜひ

ご自分の頭蓋骨を

触ってみながら確認してみて下さい。

 

 

前にも後ろにも右にも左にも上下にもぶらんぶらんと

360度振り子のように自由に動くようになっている。

これが下の顎です。

 

 

下顎は振り子のような存在

になっているんです。

 

体の動きに対して

体の重心を整えるための

「振り子」のような役目をします。

 

 

下顎は体の中で

左右に渡ってぶら下がっている

唯一の骨です。

 

 

綱渡りをする時の長い

棒の役目

をしているのです。

 

 

つまり

下顎がおかしいと全身のバランスを崩してしまう

ということが起こります。

 

インプラントがお口の中に入っている方が、

その後

インプラントをされた部分とは

まったく違う部分が虫歯や歯周病に侵され治療が必要となった時、

噛み合わせを無視した歯科治療をしてしまうと、大変危険です。

 

 

結論から言うと、

簡単に壊れてしまいます。

 

ご自身の歯も

治療した後に被せたかぶせ物や詰め物も

ブリッジも

 

インプラント

入れ歯(義歯)も

所詮噛むための道具にすぎません。

インプラントだから噛める

ということではないのです。

 

すべてあくまで道具なのです。

 

 

その道具の本来の使い方を

無視した使い方をすれば必ず壊れるのです。

 

取扱説明書が重要なのです。

 

 

インプラントは自分の歯とまったく違うことが

あるのです。

 

それは

インプラントは動かないということです。

 

これに対し

自分の歯は一生動き続けます。

 

それに対してインプラントはまったく動きません。

1ミリも動きません。

 

 

インプラントは骨にしっかりと

埋めこめられ硬く固定されているものです。

 

硬いものと柔らかいものがぶつかれば

当然、柔らかいものが壊れます。

 

 

ここで私が言う「柔らかいもの」とは、

ご自分の歯のことです。

 

 

インプラントが口の中に入ったがために、

インプラントというネジががっちり骨に埋め込まれたがために

インプラントが

かみ合う相手の歯や隣り合う歯たちがどんどん破壊されていくのです。

 

なんだか被せ物がすぐ割れるなあ

なんだか反対側の歯が痛くなるなあ

なんだかやけに神経の治療をする歯が増えてきたなあ

 

口の中に症状が出た時

ほとんどの方は

「歯磨きが足りなかったからだろう」

「口の中にバイ菌がいるからだろう」

そう思われています。

 

 

しかし、

歯が痛くなった原因は

細菌だけでは、ないのです。

 

歯が折れるのも

歯が欠けてしまうのも

歯にひびが入ってしまうのも

被せ物が何度も壊れてしまうのも、

それを引き起こしている根本原因があるのです。

https://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php

 

 

その根本原因を突き止めずに

どんな治療を繰り返したとしても

あなたは歯をどんどん失うことになってしまうのです。

 

 

インプラントが1本でもお口に入っている方は

どうぞ知っておいて下さい。

 

あなたの口の中に入っているインプラントは

骨にしっかり固定され

動かないものである、と。

 

 

そして

インプラント以外のご自分の歯は

一生動き続けているものである、と。

 

 

動くものと

動かないものが、

共存している状態である

ということを。

 

 

インプラントをしていない方のお口の状態とは

まったく条件が違うのです。

 

 

 

歯を失わないために

残っている歯をさらに失わなせないようにするためには

その特殊な条件に合った考え方が必要です。

 

 

 

インプラントをそれなりに多く治療を手掛けられている先生方

インプラントを専門とされている先生方では当然知っている内容であっても

インプラント治療を専門にやっていらっしゃらない先生にとっては、

残念ながら調整の仕方はよくお分かりになっていらっしゃらない

これが現実であります。

 

 

歯科には専門があります。

 

医科が内科や外科、整形外科、脳外科というふうに専門があるように、

さらに循環器内科、糖尿病内科、膠原病内科、内分泌内科、神経内科、心療内科等あるように

内科の中だけでもさらにさらにと細かく専門が別れているのです。

 

実は歯科にも専門があるのです。

 

歯科にも専門がある↓

 https://www.8181118.com/examination/index.ph

 

そのように

なぜなら専門外のことは教わる時

教わる場所がないのです。

 

一生勉強だといわれますが、

医学の発展により専門内のことだけでも

ものすごく多くのことを学ばないといけないのです。

 

専門外のことまで教わる時

教わる環境ではないのです。

 

大学でも教えていないこと

開業した先生にとっては

そういうことを教わる場所すらないのです。

 

 

またインプラントメーカーは

各インプラントのメーカーは当然ですが

自社商品を売り続けたいがために

すごくインプラントはよく噛めるものだ

自分の歯に取って代わるものだ、ということを誇張します。

 

マイナスの部分はほとんど

表に出されていません。

 

 

ですので、

そういう知識だけを持って

「インプラントは噛めるものだ。

本来の歯の力以上の力が加かっても大丈夫なものなんだ」

というふうに誤った認識を持っている方が多いのも現実であります。

 

 

私はインプラントを設計する場合には

口の中全体の他の歯のバランスや設計を考えて調整をしております。

 

その調整が長く維持できるように

マウスピースで他の歯への揺れをなくすように

力の負担が変わらないように維持していただくようになっております。

 

よくマウスピースは

インプラントを保護するため

だと思われている方多いのですが

確かにその役目もあります。

 

 

ですが、

動くものと動かないものが

共存する口の中においては、

そのバランスを一定に保つ、

つまり他に残っていらっしゃる

ご自身の歯をいかに長く今の状況で残す

ということが非常に求められているのです。

 

 

ですからインプラント治療で大事なことは

将来他の歯がいつダメになるのか

どのようにダメになるのか

ダメになった時にどうしなければいかないのか

ということが実は重要なのです。

 

 

 

『インプラントと関係ない歯が故障した』

『インプラントと関係ない歯を抜かないといけなくなった』

という時に実は噛み合う場所であったり

重心バランスが変わったりするのです。

 

そのような状態でもある程度のものは噛めるのです。

 

しかしその状態で

噛み続けると実は壊れてしまうのです。

 

 

インプラント治療をされた方は

他の歯を治療したとしても

インプラント治療をした先生に

全体のバランス、そのままで大丈夫なのかどうか

なんらかの調整が必要なのかどうか

ということを診てもらう必要があるのです。

 

『噛んだ感じ、わからない』

『違う歯だからいいだろう』

というそういうことで治療していると

実は後でとんでもない悲劇に遭ったりするのです。

 

 

全部の歯を失われた方は

全部インプラントにしてしまえば、

実はそういうトラブルは少ないのです。

 

 

トラブルが起こりやすいのは

2~3本インプラントを入れている方の場合です。

 

 

他の歯がダメになった時にどうするのか

ということをしっかりと考えてからインプラント治療を受けないと、

後で大変なことが起こってしまうのです。

 

今さえ良ければいいという考えではダメなのです。

 

 

インプラントというものは

将来、他の歯がダメになった時に

どのようにするかというところまで

治療計画を立てておく必要があると思います。

 

 

そして何よりも大事なことは

残っている歯がダメにならないようにするために

どういうことをしないといけないのか。

 

 

インプラントはとても素晴らしいものだと私自身感じています。

自分の父親にも母親にも

妻の母親にも、私の医院のスタッフにも

歯を失った時には、

迷わずインプラントを薦めました。

 

 

しかし、インプラントも入れ歯もブリッジも

しょせん、噛むための道具のひとつです。

道具なので、それぞれの道具に合った使い方

メインテナンスが必要なのです。

 

電気製品でも、楽器でも、説明書通りにきちんと使わなかった場合どうなりますか?

寿命がはやくなってしまう

故障をくりかえしてしまう

ということが、起こりますよね。

 

 

 

これと同じです。

すべて道具なのです。

 

 

だから、ご自分が使っている道具の使い方を知って下さい。

そして、どの程度までなら許容範囲なのかな?ということを正しく知って下さい。

 

毎食の噛む力により

その破壊的な力は、あなたの道具を簡単に壊していきます。

 

そして、あなたご自身の歯さえも、

あなたご自身の身体さえも

破壊していくのです。







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2017.04.151本でもインプラントが入っている方が注意しなくてはいけないこと

こんにちは

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

 

 

 

香川県高松市の

かみあわせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。



「インプラントが1本でも入っている場合は、

他の歯を治療する時には特別な注意が必要です。」

 

 

インプラントが入っている方は、他の歯の治療も

まずはいったん、インプラントをされた先生のところに

ご相談されることををおすすめしています。


 

他医院でインプラントを入れたが、被せ物が取れたのでつけて欲しい

他医院でインプラントを入れたところが、腫れて痛いので治療して欲しい

他医院でインプラントを入れた部分があるが、反対側に虫歯ができているところを治療して欲しい

他医院でインプラントを入れているが、歯のメインテナンスをしてほしい

他医院でインプラントを入れているが、噛み合わせの点検をして欲しい

3年前にインプラントをした部分の被せ物が外れてしまったのでつけて欲しい

過去にインプラント治療を中断したまま放置している、腫れてきたので治療をして欲しい

インプラントのネジが外れた、折れた

インプラントを入れた後、顎が痛い


片方だけ奥歯にインプラントを入れた、反対側も抜けそうなので治療して欲しい

今、大変多いお問い合わせです。


10年前に比べると急増したご相談内容でも、あります。

 

 

こういう状況で

「何とか後のフォローをして欲しい

 

というご相談に実際にお越しになられます。


 

 

 

1本でもお口の中にインプラントが入っている場合

吉本歯科医院ではまず

「インプラント治療をされた先生に、まずはご相談下さい」

お願いしています。 

  

人によっては

「え?インプラントは順調ですが

全然関係ない反対側の歯が痛いんですけど・・・」

 

「え?ダメなんですか?

インプラントって、どこででも修理できるんじゃないんですか?」

 

 

「私は奥歯に1本だけインプラントが入ってるだけなので

他の歯はどこで治療しても問題ないと思うんですが・・・・」

 

とおっしゃられます。

 

 



また人によっては

インプラント治療を終えられた後

もう何年も

お口のメインテナンスを受診していない。

という方もいらっしゃいました。



 

 

また人によっては

インプラント治療はある医院さんでしてもらって

小さな虫歯治療は、

近所の歯医者さんで簡単に済ましている

という方もいらっしゃいました。

 

 

これは、

大変危険です。

危険である、ということを

まずご存知ない方がとても多いのです。

 

 

そして、

インプラントはインプラント

虫歯治療は虫歯治療

と、分業すれば問題ない

とお考えです。


 

 

 

しかし、少し冷静に考えてみて下さい。



 

 

お口の中の話です。


 

あなたのお口の中は

わけて考えることができる存在でしょうか?

 

右、左、上、下、真ん中

と分けて考えることができますか?

全部繋がっていますよね。

くっついていますよね。



 

建物を建てるとイメージしてみて下さい。

西側の柱は木造で

東側の柱は鉄筋で

1階部分は、土で

2階部分は、木で、

とわけて考えますか?



 

また、建物を建てる土地はもともとは沼地で柔らかいけど

上の建物はしっかり鉄筋コンクリートでお願いします

とは、絶対にならないですよね?


 

 

おかしいですよね?


 

 

あなたのお口の中は

上下左右

絶妙なバランスを取って

一体として成り立っています。

 

 

右が傾けば

つながっている

左も傾くのです。

 

 

左を触れば(治療すれば)

右に影響が出るのです。



 

 

左の柱が傾けば

右のも同じように傾いていくのです。

 

お口の中とは、そういうものです。

 

 

みなさんは

聞かれたことはありませんか?

 

 

右足を骨折したら

右の奥歯が割れた

というような

一見まったく関係ないと思われるような話を。

 

口の中の上下左右というだけでなく

実は口は全身とも繋がっています。



 

 

わけて考えて

部品のように

分業でいじること

はできないのです。



 

 

決して

分けて考えてはいけない

ものなのです。

 

 

分業すると

必ず(いびつ)な部分が出てきます。

 

 

 

みなさんは

鏡の前でお口を開けた時

歯が並んでいることは

肉眼で見ることはできます。

しかし

歯茎の中にある

歯の根っこや骨までは

見えません。

 

もし、見えてしまうとしたら

すぐに

「ああ、歯ってこうなってるんだ」

とおわかりになると思います。

 

 

歯やアゴ

全身のバランスを保つ

重要な器官です。


 

 

 

もっと詳しく言えば、

あなたの下顎(したあご)は

あなたの全身バランスを司る

重要な振り子の器官なのです。

下の顎は

こうやって振り子のように

ぶらーん

ぶらーんと

右へ

左へと

自由に動ける存在です。

私の行なうあらゆる歯科治療には

この噛み合わせの考え方が基本としてあります。

 

 

歯の噛み合わせというのは

実は地盤である顎(アゴ)骨の状態から考えなくてはなりません

 

 

たとえば

上側の歯はガイコツ模型にしてみると

こうなっています。

 上側の歯って実は動かないんです。



 

上の歯というのは

頭蓋骨と一体化している存在です。

上の歯と顎と頭蓋骨はくっついているんです。



 

 

頭蓋骨が傾いた時に

一緒にその角度に合わせて

くっついたまま動くことはあるのですが

上の歯が単独で頭蓋骨からどこか別の方向へ動いてしまうということはないのです。



 

それに対して下顎というのは

頭から筋肉でもって

下の歯は下顎と一体化した状態で

ぶら下がっているだけなんです。



 

下顎というのは、

頭蓋骨に対して固定されることなく、ぶら下がっているもの

なのです。

ぜひ

ご自分の頭蓋骨を

触ってみながら確認してみて下さい。



 

 

前にも後ろにも右にも左にも上下にもぶらんぶらんと

360度振り子のように自由に動くようになっている。

これが下の顎です。



 

 

下顎は振り子のような存在

になっているんです。

 

体の動きに対して

体の重心を整えるための

「振り子」のような役目をします。

 

 

下顎は体の中で

左右に渡ってぶら下がっている

唯一の骨です。

 

 

綱渡りをする時の長い

棒の役目

をしているのです。

 

 

つまり

下顎がおかしいと全身のバランスを崩してしまう

ということが起こります。

 

インプラントがお口の中に入っている方が、

その後

インプラントをされた部分とは

まったく違う部分が虫歯や歯周病に侵され治療が必要となった時、

噛み合わせを無視した歯科治療をしてしまうと、大変危険です。

 

 

結論から言うと、

簡単に壊れてしまいます。

 

ご自身の歯も

治療した後に被せたかぶせ物や詰め物も

ブリッジも

 

インプラント

入れ歯(義歯)も

所詮噛むための道具にすぎません。

インプラントだから噛める

ということではないのです。

 

すべてあくまで道具なのです。

 

 

その道具の本来の使い方を

無視した使い方をすれば必ず壊れるのです。

 

取扱説明書が重要なのです。

 

 

インプラントは自分の歯とまったく違うことが

あるのです。

 

それは

インプラントは動かないということです。



 

これに対し

自分の歯は一生動き続けます。



 

それに対してインプラントはまったく動きません。

1ミリも動きません。

 

 

インプラントは骨にしっかりと

埋めこめられ硬く固定されているものです。

 

硬いものと柔らかいものがぶつかれば

当然、柔らかいものが壊れます。



 

 

ここで私が言う「柔らかいもの」とは、

ご自分の歯のことです。



 

 

インプラントが口の中に入ったがために、

インプラントというネジががっちり骨に埋め込まれたがために

インプラントが

かみ合う相手の歯や隣り合う歯たちがどんどん破壊されていくのです。

 

なんだか被せ物がすぐ割れるなあ

なんだか反対側の歯が痛くなるなあ

なんだかやけに神経の治療をする歯が増えてきたなあ

 

口の中に症状が出た時

ほとんどの方は

「歯磨きが足りなかったからだろう」

「口の中にバイ菌がいるからだろう」

そう思われています。

 

 

しかし、

歯が痛くなった原因は

細菌だけでは、ないのです。

 

歯が折れるのも

歯が欠けてしまうのも

歯にひびが入ってしまうのも

被せ物が何度も壊れてしまうのも、

それを引き起こしている根本原因があるのです。

https://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php

 

 

その根本原因を突き止めずに

どんな治療を繰り返したとしても

あなたは歯をどんどん失うことになってしまうのです。



 

 

インプラントが1本でもお口に入っている方は

どうぞ知っておいて下さい。


 

あなたの口の中に入っているインプラントは

骨にしっかり固定され

動かないものである、と。

 

 

そして

インプラント以外のご自分の歯は

一生動き続けているものである、と。

 

 

動くものと

動かないものが、

共存している状態である

ということを。

 

 

インプラントをしていない方のお口の状態とは

まったく条件が違うのです。

 

 

 

歯を失わないために

残っている歯をさらに失わなせないようにするためには

その特殊な条件に合った考え方が必要です。


 

 

 

インプラントをそれなりに多く治療を手掛けられている先生方

インプラントを専門とされている先生方では当然知っている内容であっても

インプラント治療を専門にやっていらっしゃらない先生にとっては、

残念ながら調整の仕方はよくお分かりになっていらっしゃらない

これが現実であります。

 

 

歯科には専門があります。

 

医科が内科や外科、整形外科、脳外科というふうに専門があるように、

さらに循環器内科、糖尿病内科、膠原病内科、内分泌内科、神経内科、心療内科等あるように

内科の中だけでもさらにさらにと細かく専門が別れているのです。

 

実は歯科にも専門があるのです。

 

歯科にも専門がある↓

 https://www.8181118.com/examination/index.ph

 

そのように

なぜなら専門外のことは教わる時

教わる場所がないのです。

 

一生勉強だといわれますが、

医学の発展により専門内のことだけでも

ものすごく多くのことを学ばないといけないのです。

 

専門外のことまで教わる時

教わる環境ではないのです。

 

大学でも教えていないこと

開業した先生にとっては

そういうことを教わる場所すらないのです。

 

 

またインプラントメーカーは

各インプラントのメーカーは当然ですが

自社商品を売り続けたいがために

すごくインプラントはよく噛めるものだ

自分の歯に取って代わるものだ、ということを誇張します。

 

マイナスの部分はほとんど

表に出されていません。

 

 

ですので、

そういう知識だけを持って

「インプラントは噛めるものだ。

本来の歯の力以上の力が加かっても大丈夫なものなんだ」

というふうに誤った認識を持っている方が多いのも現実であります。

 

 

私はインプラントを設計する場合には

口の中全体の他の歯のバランスや設計を考えて調整をしております。

 

その調整が長く維持できるように

マウスピースで他の歯への揺れをなくすように

力の負担が変わらないように維持していただくようになっております。

 

よくマウスピースは

インプラントを保護するため

だと思われている方多いのですが

確かにその役目もあります。

 

 

ですが、

動くものと動かないものが

共存する口の中においては、

そのバランスを一定に保つ、

つまり他に残っていらっしゃる

ご自身の歯をいかに長く今の状況で残す

ということが非常に求められているのです。

 

 

ですからインプラント治療で大事なことは

将来他の歯がいつダメになるのか

どのようにダメになるのか

ダメになった時にどうしなければいかないのか

ということが実は重要なのです。

 

 

 

『インプラントと関係ない歯が故障した』

『インプラントと関係ない歯を抜かないといけなくなった』

という時に実は噛み合う場所であったり

重心バランスが変わったりするのです。

 

そのような状態でもある程度のものは噛めるのです。

 

しかしその状態で

噛み続けると実は壊れてしまうのです。

 

 

インプラント治療をされた方は

他の歯を治療したとしても

インプラント治療をした先生に

全体のバランス、そのままで大丈夫なのかどうか

なんらかの調整が必要なのかどうか

ということを診てもらう必要があるのです。

 

『噛んだ感じ、わからない』

『違う歯だからいいだろう』

というそういうことで治療していると

実は後でとんでもない悲劇に遭ったりするのです。

 

 

全部の歯を失われた方は

全部インプラントにしてしまえば、

実はそういうトラブルは少ないのです。

 

 

トラブルが起こりやすいのは

2~3本インプラントを入れている方の場合です。

 

 

他の歯がダメになった時にどうするのか

ということをしっかりと考えてからインプラント治療を受けないと、

後で大変なことが起こってしまうのです。

 

今さえ良ければいいという考えではダメなのです。

 

 

インプラントというものは

将来、他の歯がダメになった時に

どのようにするかというところまで

治療計画を立てておく必要があると思います。

 

 

そして何よりも大事なことは

残っている歯がダメにならないようにするために

どういうことをしないといけないのか。

 

 

インプラントはとても素晴らしいものだと私自身感じています。

自分の父親にも母親にも

妻の母親にも、私の医院のスタッフにも

歯を失った時には、

迷わずインプラントを薦めました。

 

 

しかし、インプラントも入れ歯もブリッジも

しょせん、噛むための道具のひとつです。

道具なので、それぞれの道具に合った使い方

メインテナンスが必要なのです。

 

電気製品でも、楽器でも、説明書通りにきちんと使わなかった場合どうなりますか?

寿命がはやくなってしまう

故障をくりかえしてしまう

ということが、起こりますよね。

 

 

 

これと同じです。

すべて道具なのです。

 

 

だから、ご自分が使っている道具の使い方を知って下さい。

そして、どの程度までなら許容範囲なのかな?ということを正しく知って下さい。

 

毎食の噛む力により

その破壊的な力は、あなたの道具を簡単に壊していきます。

 

そして、あなたご自身の歯さえも、

あなたご自身の身体さえも

破壊していくのです。

  

  

 

どうぞご参考になさって下さいね。

 

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日本補綴歯科学会専門医 香川県 高松市 吉本歯科医院

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