吉本歯科医院

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インプラント,噛み合わせ,総入れ歯,審美,治療は香川県 高松市の吉本歯科医院

香川 高松 吉本歯科医院
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最新のインプラント治療

2020.09.25手術したその日に仮歯が入るオールオン4治療

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香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


総入れ歯を使っておられたけれども
しゃべっている時、人前で外れてしまう。
そして、噛むと痛いというご相談でお越し下さった患者さんがいました。


ご提案させて頂いたのが
オールオン4という治療法です。
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ALLon®(オールオン4)とは

手術した当日に固定式の仮歯が入る画期的な治療法です。

総入れ歯でお悩みの方、歯周病で多くの歯を失ってしまった方のための最先端のインプラント治療です。

ALLon®4本という少ない本数のインプラントを斜めに埋め込むことにより全ての人工歯を支えることができます。

通常、全ての歯を失った方に対しては8本から14本のインプラント 体を埋め込むことが一般的でした。しかし、この方法は費用は高額、治療期間も年単位で必要です。

ALLon®は手術当日に仮歯がお口の中に入ります。

そのため「見た目」を気にされる方には最適です。手術による体への負担は最小限ですみ、費用も従来のインプラント治療の半分と経済的です。

もう一度、食べる、笑って話せる歌える、人生のよろこびを取り戻したい方へ。

咬み合わせを専門とした香川県 高松市の吉本歯科医院では、多くの患者様の人生に笑顔を取り戻しています。あきらめずまずはご相談下さい。

 


2020.09.20インプラントのトラブルの9割は2年以内

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噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。




インプラント治療をお受けになっている方で

治療が終われば、もう終了。

と思っていらっしゃる方は

とても多いです。

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インプラントトラブルで来院される方の多くは

このようにお考えの方が

とても多いことがわかってきました。

 


インプラント治療がいったん終了すれば、

それでもう大丈夫。

 

 

自分で手入れをしていれば

問題はない

 

 

と思われてしまっていたことに

問題があります。

 

 


どの患者さんも
最初の2年はメインテナンスに

通われていたそうです。




2年間大丈夫だったから、

先生が大げさに言っているだけで

きっともう大丈夫に違いない

と思われてしまっていたそうです。



インプラントは

ご自分の歯と同じく

死ぬまでメインテナンス

をする必要があります。



インプラントトラブルの8割は

2年以内に起こっているのです。





吉本歯科医院では

インプラント治療を行なった患者さんには

終了後すぐは1ケ月ごとに経過

診させて頂いております。

その後、半年、1年、2年目3年目と、

レントゲンで骨の状態を確認しながら
状態が安定するのを確認しています。



特に症状が無くてもです。

 


状態が悪くなっていたとしても、

インプラントはご自身の歯のように

痛いや凍みるなどのように自覚症状として

警告を発してくれません 



インプラントはただの「ネジ」だから、です。


ただのネジなので

痛くも

かゆくも

しみることも

ないのです。



だから、怖いのです。

 


周囲の歯ぐきや

隣の歯にまで影響が及んではじめて

患者さんは自覚症状として

気づくことができます。



インプラントは完成したら、

終わりではありません。




歯と同じく、あなたが死ぬまで

そのインプラントを使い続けるまで

定期的なプロによるメインテナンスが必要なのです。



歯を削る前に知っておきたい7つのこと。メールセミナー全7回 インプラント 歯周病 PMTC 歯の定期検診 噛み合わせ 咬み合わせ 専門 吉本歯科医院 香川 高松
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患者さんに先に知っておいて頂きたい情報を
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2020.09.19インプラント治療の手術の麻酔は?全身麻酔ですか?

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香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


インプラント治療の手術の麻酔は
全身麻酔ですか?
というご質問をよく頂きます。

お答しますね。


吉本歯科医院ではインプラント手術の際、専任の歯科麻酔科医師の立ち合いのもと
不安や恐怖心を和らげ、術後速やかに回復する最も適した「静脈鎮静法」にて
行なっています。



精神鎮静法とは、鎮静および鎮痛効果のある薬剤を使い
治療中の不安や恐怖心を和らげて治療を行う方法です。


全身麻酔とは違い意識のある状態で治療を行います。
もし患者さんの体調に異変が起こった場合には
患者さんは不快症状として術者に伝えることが可能です。


それによって術者は状況を把握し
患者さんは指示に従うことができます。


また、呼吸器系や循環器系は特に
抑制されず安定しています。


また健忘効果もありますので
治療中の音や振動の記憶も薄れ
2時間くらいの処置でも30分程度に感じられます。



そして術後は速やかに回復しますので
その日にお帰りになれ非常に安全で有効な方法です。


そして使用する薬剤は少量であり
肝臓や腎臓に対する影響はほとんど問題ありません。


一方、全身麻酔は生理的な反射や代謝の変化
呼吸循環機能の低下など病態生理学的な点において
精神鎮静法とは全く異なります。


特に全身麻酔では意識を消失させるために
患者さんの体調に異変が起こった場合
患者さんは不快症状を伝えることができません。


このようなことから
精神鎮静法が全身麻酔に比べてはるかに
安全性の高い方法であることを示しています。



さらに血圧計や心電図など各種モニターからそれを推測し
対処しなければならず、そこで十分な知識と技術、経験。設備が必要となります。








インプラント治療をする前に患者さん側が確認しておくべき7つのこと


2020.09.18インプラントのお手入れはどうすればいい?

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香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


インプラント治療をお受けになられる方が
心配されるのが
「インプラントのお手入れはどうすればいいのか?」
ということです。


インプラントはご自分の歯と同じく死ぬまでメインテナンスをする必要があります。

た、インプラントトラブルの8割は2年以内に起こっています。

私の医院では、インプラント治療を行なった患者さんには終了後すぐは
1ケ月ごとに経過を診させて頂いております。

その後、半年、1年、2年目3年目と、レントゲンで骨の状態を確認しながら
状態が安定するのを確認しています。

特に症状が無くてもです。
状態が悪くなっていたとしても、インプラントはご自身の歯のように痛いや凍みるなどのように自覚症状として警告を発してくれません。

インプラントはただの「ネジ」だから、です。
ただのネジなので痛くもかゆくもしみることも、ないのです。

だから、怖いのです。
周囲の歯ぐきや隣の歯にまで影響が及んではじめて患者さんは自覚症状として気づくことができます。

メインテナンスにきちんとお越し下さらないまたは、メインテナンスの必要性をご理解いただけない場合には手術を行なうことはできません。

それは必ずトラブルの原因となるから、です。

インプラント治療なんか受けなければよかったとなるから、です。
どうぞ、知って下さい。

インプラントは完成したら、終わりではありません。

歯と同じく、あなたが死ぬまで、そのインプラントを使い続けるまで定期的なプロによるメインテナンスが必要なのです。

次に、他の部分の治療についてです。

インプラント治療をした以外の部分を治療された場合には、必ず早急にインプラント治療をした医院で
噛み合わせのチェックを受けてください。
マウスピースの調整を受けてください。

一見関係ないように思えるかもしれない他の歯のことです。

全く違う部分の虫歯治療くらい関係ないだろう、と思われると思いますが実は関係あるのです。

ご自身の歯は一生動き続けますが、インプラントは全く動きません。
吉本歯科医院でのインプラントはお口の中の状況に応じて適切な噛み合わせに調整されています。

他の歯の状態が変化しないのを前提に調整されています。
他の歯と同じように違和感なく当たるように調整したのでは、インプラントが折れてしまうこともあります。

インプラントに何かがあってからでは復旧不可能なのです。


https://www.8181118.com/implant/

インプラント治療をする前に患者さん側が確認しておくべき7つのこと






2020.09.17インプラント治療は何年もちますか?

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香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


インプラントをしたら、何年もちますか?


というご質問は100人いらっしゃれば100人の方から頂きます。


私はこうお答えしています。

「隣の歯の寿命が、

インプラントの寿命を決めます」



詳しくお話しますね。



「どの歯を残し、どの歯を抜くか」ということで迷われることが多いかと思います。

なるべく多くのご自分の歯を残したいという気持ち、良く分かります。


当院にお越しになられた方も

はじめは皆様「1本でも多く自分の歯を残したいんです」

そう、おっしゃられます。

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また、インプラントはすごくいいものだ

と理解されている方が多くいらっしゃいます。


そして

インプラントさえ入れればもう大丈夫だ、

インプラントさえ入れればすべて再生される

歯がなくなったらその時インプラントにすればいいじゃないか

そう思っていらっしゃる方、本当に多くいらっしゃいます。


私はもっとインプラントのデメリットというところを知って頂きたいと思います。

「インプラントってすごくいいものだ」

それはすごくいい条件が重なった方のお話しです。



残念ながらインプラントというのは単なるネジです。

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ですのでトラブルは当然あります。


トラブルの原因がなんなのか?

どういう時にトラブルになるのか?

いうことを是非知って頂きたいのです。



そして実際にインプラント治療を受けようと思う場合には、知っておいて頂きたいのです。


インプラント治療をしてからでは手遅れなんです。

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ます最初に

インプラントとご自身の歯の違いを知って下さい。


まずインプラントは全く動きません。

ご自身の歯は一生動き続けます



インプラントを1本でも口の中に入れるということは

動くものと

動かないものが

共存していく状態になる、ということです。

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向って見ていただいて
右下の奥にネジが入っていますよね。
これが、インプラントです。
骨の中にがっちり埋め込み強く固定されます。
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拡大してみると
こんなネジです。


インプラントを検討している患者さんから

ほぼ100%頂く質問があります。


それは

「インプラントはどのくらい持ちますか?」

です。


一番問題なく、10年20年と経過が順調なケースは

お口の中に歯が1本もなく、上下すべてをインプラントにされた場合です。

全ての咬む力が、インプラントのみで設計されている場合です。


建築物と同じです。

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古い古民家の柱を残してリフォームした場合と

いっそ更地にしてしまって強固な柱をドーンと建て新築した場合

見た目は一緒かもしれませんが

強度の問題、噛める力、耐久性は

比較するまでもありません。



しかしながら、インプラント以外にご自身の歯が残っている方の場合には、いろんなトラブルがあります。


私のもとにインプラントトラブルで駆け込んでこられる方の多くは

お口の中に2~3本のインプラントを埋入されている方です。


☑インプラントが入っている歯の隣の歯が割れた

☑インプラントが入っている歯のかみ合う上の歯が痛い

☑インプラントが入っている右側とは反対側の奥歯が一気に壊れてきた


このような症状です。


まず第一に知っておいて欲しいことがあります。

それは

インプラントはすごく良く噛めます。

ものすごく噛めてしまうのです

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しかし、すごくよく噛めるがゆえに

フランスパンや

お肉をガンガン噛んでしまわれます。

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実際に噛んだ相手の歯は・・・・?


歯は上の歯と下の歯で噛みますよね。



下の歯をもしインプラントにした場合、

上の歯もインプラントであれば問題はありません。


しかし、上の歯がご自身の歯であった場合、どうなると思いますか?


その上、上のご自身の歯が、もう既に神経を治療をして神経がない歯だった場合。

神経のない歯の強度は本来のご自分の歯の強度の10分の1程度しかありません。

見た目はきれいにたってるけど

チョンと力がかかれば簡単に崩れる家と同じです。

見た目はいいけど、柱が腐って弱っている状態です。

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インプラントが良く噛めるがゆえに

噛み合う上のご自身の歯がその噛む力に耐え切れないんです。

そして破壊されてしまう。


では、

インプラントが入っている人はどの位の力で噛んでいいのか?


インプラント自体はは強い力で噛んでも壊れません。


しかしながら

インプラントが入っている歯と咬み合うご自身の歯は今までの治療の結果あと年齢相応の弱い状況、もうすでに何十年も頑張ってきた弱い歯なのです。

ですから、その歯が耐え得る強度以上の力がかかれば、

その残っている歯が次々に壊れます。

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ここまでが

上に(下に)インプラントを入れた場合の噛み合う相手の上下の歯の話しをしました。



次に左右の話しです。


両足だと1km・2km歩けます。

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片足ケンケンだとどうでしょう。

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おそらく100mも難しいのではないでしょうか。


健康な足ですよね。

骨折している足ではありませんよね。


健康な足だというのにもかかわらず、片足だと100mも行けないのです。


つまり本来の受け持てる力以上の力がかかると壊れるということです。


インプラントも単なるネジです。

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例えば左にインプラント治療をしたとしましょう。


右はご自身の歯があります。


何年か後に右のご自身の歯が虫歯や歯周病、歯が折れた割れた等の理由で

ダメになってしまった。


右では噛めないけれど左はインプラントがある。


ああ昔インプラント治療をしていて良かった。

今は右では噛めない。

でも左が噛める。

ということで左で噛んでいた。

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何が起こると思われますか?


本来受け持てるインプラントの強度以上の力がインプラントにかかりますから、

今度はインプラントが折れる。

またはインプラント周囲にある骨が骨折する。

このようないろんなトラブルが起きてきてしまうのです。



インプラントは単なるネジです。

万能ではありません。


もしそのような状況になられた場合には、すぐにインプラント治療をされた先生に相談し、両方で噛める状況を作る

これがすごく大事なことなのです。


これが左右的なお話しです。


次に問題なのが、隣り合う歯です。

近隣の歯です。


例えば前から数えて、よくあるのが6番目・7番目の歯にインプラントをした。

奥歯の2本ですね。


6番目・7番目の歯がなくなったので、その部分にインプラント治療をした。

よくあるケースです。


手前の4番目・5番目の歯は何とか根っこの治療をしたりして残せた。


当然ですが

インプラントの持つ期間、

手前の歯の死んだ歯の持つ期間、

違うんですね。


歯の神経がしっかり残っていて生きている歯の場合には、

負担がかかってきた場合には

痛いなあ

しみるなあ

いうことを感じますので手を打てます。



しかし、歯の神経をもう既に取ってしまっていて

死んでいる歯の場合には、無理な力がかかってきてトラブルが起こったとしても、

痛いとかしみるといった自覚症状は一切感じることができません。



場合によっては力の負担によって歯が折れたとしても

気付かれない方もいらっしゃいます。


その状況を放置すると何が起こるのか。

いずれこの歯は抜かないといけないかもしれない。


でも今抜きたくない。

今は噛めるから問題ない。


ということで置いておかれる方が実は多いのです。


手前の歯が折れると、その歯が助からないということはご理解頂けるのですが、問題はその歯を抜かないということではなく、歯の周囲にある骨がなくなるということなのです。骨がなくなるということが実は大問題になります。

https://www.8181118.com/director/2016/09/post-149.php

歯を抜きたくないお気持ち、よくわかるんです。しかし、抜かずにおいておいたため悲惨なことになっている方がいる事実を知って下さい

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確かにその後ろの歯にインプラントをしている歯自体は問題はないかもしれない。


しかしながら、骨というのは段々と染み渡るように広がっていくようになくなっていくのです。

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つまり隣の歯を失うと隣の歯の骨が溶け出すと、段々その骨が溶けることによって、実はインプラント周囲の骨が溶けてなくなるのです。


インプラントは大丈夫であっても

インプラントの周りの骨が勝手になくなるのです。



例えば

川沿いに家を建てていたと想像して下さい。


何十年か経ったらいつの間にか川に土地が削られ、家が傾き始めてきた。

と、同じようなことが起こってしまうのです。

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どんなにインプラント自体が大丈夫であったとしても、隣り合う歯がそういう状況になってしまうと、インプラントと言えど、そのインプラントを除去しなければならない。


もしくはその骨ごと削って除けなければいけないという状況に追い込まれてしまうのです。


ですからインプラントの寿命というのは実は隣り合う歯の寿命に左右されるのです。


インプラント治療を行なう場合、

隣りの歯が歯の神経がない死んでいる歯であるとか、

何とか甦らせている歯であるとか、

10年・20年確実に持つような歯でない場合には、

そこがトラブルになった場合、

次にどういう処置をしないといけないのか?

そこが悪くなった時にそこにインプラントをするのか?

そこをインプラントを伸ばしてするのか?

そういう治療計画を最初に立てておかないと、大変困ることになります。


今目先のことだけを考えていては

5年後、10年後悲惨な目に合います。

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そしてまたインプラントメーカーによって、そういうリフォームということを対応できるインプラントメーカーもありますが、残念ながら対応できないメーカーも数多くあるのです。

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極端な話しを言えば、

かなりな本数を失われてしまった方、ある程度年齢を重ねられた方の場合には

どう考えればいいのでしょうか?



確かに歯を残すということはいいことかもしれません。



しかしながら、

その残せる本数、

その機能できる期間、

というのがどの程度のものなのか?


実はこれは古い古民家をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

最近は古民家を再生して住むことがブームのようです。


その古民家、柱が腐食し4本ある柱が大きい屋根を支えているわけです。


3本は何とか5年・10年は持つかもしれない。


取り合えずこのままだと崩れるので、一番弱い1本だけを良い柱に置き換えるとイメージしてください。

その後何かトラブルが出た時に、良い柱1本ですべての屋根を支えるということは不可能なのです。


しかしながら、屋根と柱はつながっているのです。


屋根が崩れれば、その丈夫であった1本では、1本であったとしても引っ張られて傾いていってしまうのです。


で、リフォームは所詮リフォームなのです。


どの位の期間持つのかということは

その残りの3本の柱によって寿命が決まるのです。



確かにリフォームをすれば、リフォームのような形で修繕すれば、

その時その一瞬に関して言えば、費用は安く抑えることが出来るかもしれません。

見た目は新築もリフォームも変わりません。


しかしながら長期的視野に立った時、

じゃあそれがいつ崩れるのか、その残っているものによって左右されるのです。


それが崩れかけようとした時にすぐに修繕すれば、その最初に治療したインプラントは柱は大丈夫かもしれません。


しかしながら本当に噛みにくくなった時には、その柱そのものがもう既に使えなくなっていることが実は多いのです。


本当にその10年後の1本が同じ高さ、同じ長さ、そのままで使えるんでしょうか。

現実には使えないことが多いのです。


ですから1本でも2本でも歯が残せるようであったなら、残したいとおっしゃる方は多くいらっしゃるんですけれども、その1本・2本を置いておくがために、全体の強度、バランスというものが実は大きく崩れ、そしてその崩れた原因が実は耐久年数に大きく関係してくるということを是非知って頂きたいのです。


ですので噛み合わせのバランスって実はすごく大事なのです。


1ヶ所崩れた所を補強するように補強した場合には、

その噛み合う相手がダメになった時でも、その高さに仕上げないといけないのです。

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噛むという行為は

カチカチと噛むという行為と、

もう一つ

すり合わすという、すり潰すという噛み方

があるのです。

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人間は肉食動物と草食動物の両方を併せ持つ、

極めて稀な食生活を送っているのです。

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実は動物体系的に見ても、これは実はすごいことなのです。



噛むという行為と

すり潰すという行為

この両方を持ち合わせている、実はすごいことなのです。


このすり合わす、すり潰すということは、

隣り合う歯の高さが同じ高さでないと、横にスライド、ずれるということが出来ないのです。



ガタガタだったらどうでしょう。


カチカチ噛めるかもしれない、でもすり潰すということは出来ないのです。


例えば馬とかの歯はまっ平です。


それに対しサメとかの歯は牙のようになっています。


サメは牙で噛み切ることは出来ますが、

すり潰すことは出来ないのです。


ガタガタの歯ではすり潰すということは出来ないのです。



取り合えず今ここの歯がないから、ここの歯がちょっと飛び出てて噛み合わせるために引っ込めて作る。


そういうガタガタな治療をしてしまえば将来その他の歯がダメになった時に、すり潰す・すり合わせるということが出来なくなるということになってしまうのです。


そしてまた、その部分にだけ力がかかり揺すられ、本来の受け持てる力の何倍もの力、本来受け持てる力の方向からではない別の横からの力によって壊される、破壊されるということもあるのです。


ですからある程度の年齢になられている方、残そうと思えば残るかもしれないであろう歯の本数であったり、強度のバランスによっては全て除けて、リフォームではなく新築でしっかりとしたバランスのとれた柱と梁でもって維持させる。というふうにされた方が実は相対的に、結果的に10年単位・20年単位で見た時に非常にトラブルが少なく、良く噛める状態ということを維持できることがあるのです。


10年後に何が起こるのか、

そのトラブルになりそうな原因は何なのか、

ということをしっかりと見極めた上で治療を受けられることをお勧めいたします。


https://www.8181118.com/director/2016/02/post-117.php

噛み合わせを無視したインプラントをするとどうなるのか?


2020.09.15インプラント治療は誰でも受けられますか?

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香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。



インプラント治療は誰でも受けることができますか?という
ご相談を頂きました。



インプラント治療をご希望でご相談にお越し下さるのですが
心臓病や全身疾患により手術ができないというケースは
意外にも多くあります。


吉本歯科医院ではインプラント治療をご希望の患者様に対しては
必ず以下の検査をお受け頂くようにお願いしています。

  1. 血液検査
  2. 心電図検査

これらの検査を通して患者さまの全身的な状態を調べますが、

下記のような場合にはインプラント手術を受けることはできません。

心臓疾患、狭心症、心筋梗塞、不整脈、循環器系疾患、重度糖尿病、膠原病など女性に多い免疫性疾患、肝炎、肝硬変など。
また、血液性疾患、鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、骨髄性機能不全、溶血性貧血、自己免疫性貧血、悪性腫瘍、癌、エイズ、脳血管障害、脳梗塞、人工透析患者、慢性腎疾患、内分泌性疾患、妊娠している方など

これ以外にもまだありますが、

「手術そのものができない」という方は意外にも多くいらっしゃいます。


このような検査を事前に受けていなかったため、

手術の際に血が止まらなくなる

といったようなことが起こることもよくあります。

心電図検査では、心臓の状態、不整脈などを調べます。


インプラント手術は骨を削る手術ですので、手術の際に、わずかですが不整脈が発生するという報告がなされています。


もともとあった不整脈なのか、インプラント手術によって引き起こされた不整脈なのか、によって手術を中断する判断材料となります。

また骨粗鬆症で「ビスフォスフォネートによる治療を受けられた方」は手術を受けることができません。

ビスフォスフォネートを飲んでいると骨の代謝が止まってしまいます。

骨が溶けるのを防ぐ反面、骨の治癒も起きませんのでインプラントのオペによって骨に炎症が起きたときに炎症が治らなくなります。また、こういった患者さまは歯を抜くこともできません。

このようなさまざまな理由で、吉本歯科医院ではインプラントをご希望に患者さまに対しては、簡単な聞き取りだけでなく「血液検査」「心電図検査をお受け頂きます。

https://www.8181118.com/implant/

インプラント治療をする前に患者さん側が知っておくべきこと


2020.09.13インプラント治療って何ですか?

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インプラントって何ですか?というご質問にお答えしますね。

インプラントとは体内に埋め込む医療機器や材料および治療方法のすべてのことなんです。

歯がなくなった場合に顎の骨に埋め込むものは歯科インプラント人工歯根です。

人工関節など、膝関節に埋め込むものは膝インプラント。美容目的で体内に埋め込むものを総称してすべてインプラントと言われています。

歯科におけるインプラントとはどういうものなのかお話しますね。

歯科のインプラントとは?

インプラントというのは英語で「implant」、しっかり差し込むという意味です。医学用語では移植するという意味です。歯科用インプラントとは天然歯根の代用となる人工歯根のことです。顎の骨に埋め込まれたインプラントは、平均3~6ケ月の治癒期間を経て骨にしっかり結合します。今までの日本人であれば、歯を失った時には入れ歯かブリッジという選択しかありませんでした。しかし第2の自分の歯と言われ、ご自分の歯と同じようにお食事を楽しむことができるインプラントは多くの方が関心を寄せています。

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インプラント治療の長所と短所

インプラント治療の最大の特徴は手術が必要であるということです。骨とインプラント体がくっつくまでの期間が必要なため治療期間も長くかかります。そして自由診療のため費用は高額になります。それがインプラント治療の短所であります。 しかし、最大の長所があります。それは「自分の歯(天然の歯)」に近い機能(噛める)や審美性(見た目)の回復が可能であるということです。 人生100年時代を迎えた今、歯を失った後、30年~40年近くどんな生活レベルで過ごすのかを考えた時入れ歯やブリッジで噛めない、見た目が悪い状態で過ごすことを我慢し続けることができないという方は非常に増えてきました。日本人の生活の質が高くなってきた今、審美性、機能性を求める流れが広まっています。インプラントは、質の高い生活レベルを維持したいという方にとって要望に応えることができる治療と思います。

インプラント治療の流れ

①血液検査、心電図検査
インプラント手術をする上で、必要な項目を検査して頂きます。総合病院に紹介状をお書きします。検査に問題がなければ手術日を決めます。一般的な健康診断で実施されているより多くの検査項目が必要です。結果によってはインプラント手術ができない場合もあります。

②CT用ガイド型取り
CT撮影時、口腔内に装着する取り外し式の透明な入れ歯のようなものです。

③CT撮影、骨密度検査
通常の歯科用CTでは、数ミリ以上でしか撮影ができません。骨の硬さの情報が得られません。0.5ミリ単位で骨の硬さや情報を含めた撮影ができる高額な医科用CTスキャナーがある総合病院にて撮影を行います。手術を成功に導くために必要な工程だからです。

④3D立体構築画像検査
医科用で撮影したCTデータでは、神経、血管がはっきり写りません。血管が大きいものと他に小さいものが複数あり、3D画像では3次元で立体的に診ることができます。実際に手術をする前にコンピュータで最適な場所を見つけます。歯科用CTで撮影されたCTデータでも3D立体構築画像検査を行なえます。しかし骨の硬さの情報が得られるのはわずか数社のみです。手術時に口腔内に入れる模型を作製します。

⑤歯科麻酔医師のカウンセリング
手術前に歯科麻酔医師より血液、心電図検査結果にもとずいてご説明をします。手術で使用する精神鎮静法麻酔についても説明します。

⑥一時手術

あごの骨にインプラントを埋め込みます。

⑦治療期間

一次手術後、3~6ヵ月の治癒期間をおくことで、インプラントと骨が強い力で結合します(オッセオインテグレーション)。この期間、仮の歯を使用していただきます。

⑧二次手術

歯ぐきを開いて人工の歯(インプラント体)を取り付ける準備をします。この状態で、歯ぐきが治るまで1~6週間おきます。

⑨人工の歯を作製・装着

歯ぐきが治った時点で型を取り、人工の仮の歯をつくります。形や色などは患者さんに合わせて作製し、インプラントに取り付けます。スクリューで固定します。この他、人工の歯をセメントにより固定する方法もあります。

⑩メインテナンスと定期検診

インプラントで治療した部分に限らず、口の中を衛生的に保つ必要があります。ブラッシングの方法などについて適切な指導を受け、また半年に1回程度の定期検診を受けて、インプラントや人工の歯の状態、噛み合わせを確認します。



インプラント治療をする前に患者さん側が確認しておくべき7つのことをまとめています。ご覧下さいね。

https://www.8181118.com/implant/

2020.09.07インプラントはネジで固定され動かないのです。

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香川県 高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です.


定期的に歯の掃除には通い、毎日歯みがきをかかさなかったけれども
インプラントが痛くなってきてグラグラしている
というご相談を頂くことがあります。


歯の掃除はしているけれども
インプラントが痛くなったきた場合の考えられる原因をお話します。



原因①インプラント治療の際の「かみあわせバランス」の設計ミス

咬み合せ(歯並び)が悪いことによってもこのような症状が起こります。

インプラントは一度埋め込んでしまえば、その場から動くことはありませんが、ご自分の歯は常に一生動き続けます。数十ミクロン単位ですが、確実に動いています。


この事実を歯科医師からきちんと説明を受けていない患者さまが多くいらっしゃいます。
自分の歯は噛みしめたら動いていきますが、インプラントは全く動きません。

インプラントはただのネジです。

すから軽くカチカチと噛んだ時にはインプラントと噛み合う自分の歯はしっかりその面が当たりません。


グッと噛みこんだ時に、インプラントに当たるように調整しなくてはなりません。


カチカチと軽く噛んだ時に、インプラントの歯が自分の歯と同じようにしっかり当たっているような調整の場合、グッと噛みこんだ時には、自分の歯は動きますのでそのほとんどの力をインプラントだけで支えることになってしまいます。


つまりインプラントに過度な負担となってしまい、当然このように被せ物が壊れたり、磨り減ったり、ちびてきたりします。

例えば、左がインプラントで、右が自分の歯だった場合、右の歯に虫歯や歯周病などのトラブルが生じた場合にインプラントの咬合をわかっていない先生が治療を行なうと、左のインプラントに多大な力を加えてしまうことになりかねません。

つまりインプラントを治療した先生のもとで、他の場所の治療も行なわなければ「噛み合わせ(咬み合わせ)」はグチャグチャになってしまい、いずれそのインプラント部分がグラグラとしてきます。

インプラント治療はかみあわせが最も重要です。


2020.08.22インプラントが1本でも入っている方が他の歯の治療をする場合

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香川県 高松市の

かみあわせ専門

吉本歯科医院の吉本彰夫です。


インプラントが入っている方が、

他の歯の治療をされる場合には

まずはいったんインプラントをされた先生のところにご相談されることをおすすめしています。


他医院でインプラントを入れたが、被せ物が取れたのでつけて欲しい

他医院でインプラントを入れたところが、腫れて痛いので治療して欲しい

他医院でインプラントを入れた部分があるが、反対側に虫歯ができているところを治療して欲しい

他医院でインプラントを入れているが、歯のメインテナンスをしてほしい

他医院でインプラントを入れているが、噛み合わせの点検をして欲しい

3年前にインプラントをした部分の被せ物が外れてしまったのでつけて欲しい

過去にインプラント治療を中断したまま放置している、腫れてきたので治療をして欲しい

ンプラントのネジが外れた、折れた

ンプラントを入れた後、顎が痛い

片方だけ奥歯にインプラントを入れた、反対側も抜けそうなので治療して欲しい

 今、大変多いお問い合わせです。

10年前に比べると急増したご相談内容でも、あります。

 

 

こういう状況で

「吉本歯科医院で何とか後のフォローをして欲しい」

 

というご相談に実際にお越しになられます。

 

 

 

1本でもお口の中にインプラントが入っている場合、

吉本歯科医院ではまず

「インプラント治療をされた先生に、まずはご相談下さい」

お願いしています。

 

 

理由はこちらをご覧下さい↓

https://www.8181118.com/implant/


 

人によっては

「え?インプラントは順調ですが、全然関係ない反対側の歯が痛いんですけど・・・」

「え?ダメなんですか?インプラントって、どこででも修理できるんじゃないんですか?」

 

 

「私は奥歯に1本だけインプラントが入ってるだけなので

他の歯はどこで治療しても問題ないと思うんですが・・・・」

 

とおっしゃられます。

 

 

また人によっては

インプラント治療を終えられた後、もう何年もお口のメインテナンスを受診していない。

インプラントを埋入して、被せ物が入った後は、もう何年もその医院さんへ

行っていない、という方もいらっしゃいます。

 

 

また人によっては

インプラント治療はある医院さんでしてもらって

小さな虫歯治療は、近所の歯医者さんで簡単に済ましている

という方もいらっしゃいました。



これは、

大変危険です。

 

 

危険である、ということを

まずご存知ない方がとても多いのです。

 

 

そして、

インプラントはインプラント

虫歯治療は虫歯治療

と、分業すれば問題ない、とお考えです。

 

 

 

しかし、少し冷静に考えてみて下さい。

 

 

お口の中の話です。

あなたのお口の中は

わけて考えることができる存在でしょうか?

右、左、上、下、真ん中、と分けて考えることができますか?

全部繋がっていますよね。

くっついていますよね。

建物を建てるとイメージしてみて下さい。

西側の柱は木造で

東側の柱は鉄筋で

1階部分は、土で

2階部分は、木で、

とわけて考えますか?

また、建物を建てる土地はもともとは沼地で柔らかいけど

上の建物はしっかり鉄筋コンクリートでお願いします

とは、絶対にならないですよね?

 

 

おかしいですよね?

 

 

あなたのお口の中は

上下左右で絶妙なバランスを取って一体として成り立っています。

 

 

右が傾けば、

つながっている

左も傾くのです。

katamuku4

 

左を触れば(治療すれば)

右に影響が出るのです。

 

 

左の柱が傾けば

右のも同じように傾いていくのです。

 

 

 

お口の中とは、そういうものです。

 

 

みなさんは

きかれたことはありませんか?

 

 

右足を骨折したら

右の奥歯が割れた

というような一見まったく関係ないと思われるような話を。

 

 

口の中の上下左右というだけでなく

実は口は全身とも繋がっています。

 

 

わけて考えて

部品のように

分業でいじることはできないのです。

 

 

決して

分けて考えてはいけないものなのです。

 

分業すると

必ず(いびつ)な部分が出てきます。

 

 

 

みなさんは、鏡の前でお口を開けた時

歯が並んでいる、ことは肉眼で見ることはできます。

しかし、歯茎の中にある歯の根っこや骨までは見えません。

 

もし、見えてしまうとしたら

すぐに「ああ、歯ってこうなってるんだ」と

おわかりになると思います。

 

 

歯やアゴは、全身のバランスを保つ重要な器官です。

 

もっと詳しく言えば、あなたの下顎(したあご)は、

あなたの全身バランスを司る重要な振り子の器官なのです。

 

吉本歯科医院では虫歯治療、矯正治療、審美歯科治療、インプラント治療、顎関節症の治療などあらゆる治療にこの噛み合わせの考え方が基本としてあります。

 

歯の噛み合わせというのは、実は地盤である顎(アゴ)骨の状態から考えなくてはなりません

 

例えば

上側の歯はガイコツ模型にしてみると

こうなっています。

 

上側の歯って実は動かないんです。

IMG_1649

上の歯というのは

頭蓋骨と一体化している存在です。

上の歯と顎と頭蓋骨はくっついているんです。

 

 

頭蓋骨が傾いた時に一緒にその角度に合わせて、くっついたまま動くことはあるのですが

上の歯が単独で頭蓋骨からどこか別の方向へ動いてしまうということはないのです。

 

それに対して下顎というのは

頭から筋肉でもって、下の歯は下顎と一体化した状態でぶら下がっているだけなんです。

下顎というのは、頭蓋骨に対して固定されることなく、ぶら下がっているものなのです。

IMG_1613

ぜひ

ご自分の頭蓋骨を触ってみながら確認してみて下さい。

gaikotsu1.jpg

前にも後ろにも右にも左にも上下にもぶらんぶらんと

360度振り子のように自由に動くようになっている。

これが下の顎です。

 

 

頭蓋骨の模型をご覧下さいね。

IMG_1613

ヒモでぶら下っているように見えるのが下顎です。

ヒモがなければ下に重力で落ちてしまいます。

 

緑のヒモは筋肉と思って下さい。

振り子の糸のように筋肉でぶら下がっているだけ、です。

 

 下顎は振り子のような存在になっているんです。

furiko.JPG

 

体の動きに対して体の重心を整えるための「振り子」ような役目をします。

 

下顎は体の中で左右に渡ってぶら下がっている唯一の骨です。

 

綱渡りをする時の長い棒の役目をしているのです。

 

 

つまり下顎がおかしいと全身のバランスを崩してしまう、ということが起こります。

 

 

「良い噛み合わせ」とは

顎関節が楽な自然の状態で上下の歯がキチンとかみ合い、

前後左右に下の顎を動かした時に、顎関節に無理な力がかかることなくスムーズに引っ掛かることなく動ける状態

と私は考えています。

 

 

つまり下顎がちょうど「振り子」のようにスムーズに動けるようになっていることが必要です。

 

虫歯で奥歯が抜けてしまった

歯周病で歯がグラグラしてきて抜けてしまった

 

そんな時、

 

たかが歯を1本失ったくらいで大袈裟なとお思いにならないで下さい。

 

たかが、歯、1本、されど1本、なのです。

 

虫歯により歯をことごとく削ることにより噛み合わせは簡単に崩れます。

 

歯医者は歯を元の歯通りに治すことは、できません。

できるのは悪くなった部分を削ったり補修したりして

新築ではなく

リフォームすること、なのです。

または、柱を失った場合には、

新たな柱を建てたりすること、です。

 

完全にもとのあなたの健康な歯の形、機能を持った状態に

生き返らせることはできないのです。

インプラントがお口の中に入っている方が、その後

インプラントをされた部分とはまったく違う部分が虫歯や歯周病に侵され治療が必要となった時、

噛み合わせを無視した歯科治療をしてしまうと、大変危険です。

 

 

結論から言うと、

簡単に壊れてしまいます。

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ご自身の歯も、

治療した後に被せた被せ物や詰め物も、

ブリッジも、

 

インプラント、

入れ歯(義歯)も、

所詮噛むための道具にすぎません。

 

インプラントだから噛めるということではないのです。

すべてあくまで道具なのです。

 

その道具の本来の使い方を無視した使い方をすれば必ず壊れるのです。

取扱説明書が重要なのです。

 

インプラントは自分の歯とまったく違うことが、あるのです。

 

それは

インプラントは動かないということです。

これに対し

自分の歯は一生動き続けます。

 

それに対してインプラントはまったく動きません。

1ミリも動きません。

 

 

インプラントは骨にしっかりと埋めこめられ硬く固定されているものです。

硬いものと柔らかいものがぶつかれば

当然、柔らかいものが壊れます。

 

ここで私が言う「柔らかいもの」とは、ご自分の歯のことです。

 

インプラントが口の中に入ったがために、

インプラントというネジががっちり骨に埋め込まれたがために

インプラントがかみ合う相手の歯や隣り合う歯たちがどんどん破壊されていくのです。

 

 

なんだか被せ物がすぐ割れるなあ

なんだか反対側の歯が痛くなるなあ

なんだかやけに神経の治療をする歯が増えてきたなあ

 

口の中に症状が出た時

ほとんどの方は

「歯磨きが足りなかったからだろう」

「口の中にバイ菌がいるからだろう」

そう思われています。

 

 

しかし、歯が痛くなった原因は

細菌だけでは、ないのです。

 

歯が折れるのも

歯が欠けてしまうのも

歯にひびが入ってしまうのも

被せ物が何度も壊れてしまうのも、

それを引き起こしている根本原因があるのです。

 

 

その根本原因を突き止めずに、どんな治療を繰り返したとしても

あなたは歯をどんどん失うことになってしまうのです。

 

 

インプラントが1本でもお口に入っている方は

どうぞ知っておいて下さい。

あなたの口の中に入っているインプラントは骨にしっかり固定され

動かないものである、と。

 

そして、インプラント以外のご自分の歯は、一生動き続けているものである、と。

 

動くものと

動かないものが、

共存している状態である、ということを。

 

インプラントをしていない方のお口の状態とは

まったく条件が違うのです。

 

 

歯を失わないために

残っている歯をさらに失わなせないようにするためには

その特殊な条件に合った考え方が必要です。

 

 

インプラントをそれなりに多く治療を手掛けられている先生方、インプラントを専門とされている先生方では当然知っている内容であってもインプラント治療を専門にやっていらっしゃらない先生にとっては、残念ながら調整の仕方はよくお分かりになっていらっしゃらない、これが現実であります。

 

歯科には専門があります。

医科が内科や外科、整形外科、脳外科というふうに専門があるように、

さらに循環器内科、糖尿病内科、膠原病内科、内分泌内科、神経内科、心療内科等あるように内科の中だけでもさらにさらにと細かく専門が別れているのです。

実は歯科にも専門があるのです。

 

歯科にも専門がある↓

診断が変われば治療は変わるについてはこちらをご覧ください

 https://www.8181118.com/examination/index.ph


そのように

なぜなら専門外のことは教わる時、教わる場所がないのです。

一生勉強だといわれますが、医学の発展により専門内のことだけでもものすごく多くのことを学ばないといけないのです。

専門外のことまで教わる時、教わる環境ではないのです。

大学でも教えていないこと、開業した先生にとっては、そういうことを教わる場所すらないのです。

 

またインプラントメーカーは、各インプラントのメーカーは当然ですが自社商品を売り続けたいがために、すごくインプラントはよく噛めるものだ、自分の歯に取って代わるものだ、ということを誇張します。

 

マイナスの部分はほとんど、表に出されていません。

 

 

ですので、そういう知識だけを持って「インプラントは噛めるものだ。本来の歯の力以上の力が加かっても大丈夫なものなんだ」というふうに誤った認識を持っている歯科医師が多いのも現実であります。

 

私の吉本歯科医院ではインプラントを設計する場合には、口の中全体の他の歯のバランスや設計を考えて調整をしております。

 

その調整が長く維持できるようにマウスピースで他の歯への揺れをなくすように力の負担が変わらないように維持していただくようになっております。

 

よくマウスピースはインプラントを保護するためだと思われている方多いのですが、確かにその役目もあります。

 

ですが、動くものと動かないものが共存する口の中においては、そのバランスを一定に保つ、

つまり他に残っていらっしゃるご自身の歯をいかに長く今の状況で残すということが非常に求められているのです。

 

 

ですからインプラント治療で大事なことは

将来他の歯がいつダメになるのか

どのようにダメになるのか

ダメになった時にどうしなければいかないのか

ということが実は重要なのです。

 

 

 

『インプラントと関係ない歯が故障した』

『インプラントと関係ない歯を抜かないといけなくなった』

という時に実は噛み合う場所であったり、重心バランスが変わったりするのです。

 

そのような状態でもある程度のものは噛めるのです。

 

しかしその状態で噛み続けると実は壊れてしまうのです。

必ずインプラント治療をされた患者様は他の歯を治療したとしても、インプラント治療をした先生に全体のバランス、そのままで大丈夫なのかどうか、なんらかの調整が必要なのかどうか、ということを診て貰う必要があるのです。

 

『噛んだ感じ、わからない』

『違う歯だからいいだろう』というそういうことで治療していると実は後でとんでもない悲劇に遭ったりするのです。

 

https://www.8181118.com/director/2013/04/post-68.php

インプラントをされた方で、他の歯の治療をお受けになった場合は必ず噛み合わせのチェックを受けて下さい。



 全部の歯を失われた方は全部インプラントにしてしまえば、実はそういうトラブルは少ないのです。

 

非常に起きにくいことになります。

 

ですから何十年も問題なく機能している方は十分にいらっしゃるのです。

 

他の歯がダメになった時にどうするのか、ということをしっかりと考えてからインプラント治療を受けないと、後で大変なことが起こってしまうのです。

 

今さえ良ければいいという考えではダメなのです。

 

 

インプラントというものは将来、他の歯がダメになった時にどのようにするかというところまで治療計画を立てておく必要があると思います。

 

そして何よりも大事なこと、残っている歯がダメにならないようにするために、歯は簡単に動いていきますから残っている歯が動かないようにするために、どういうことをしないといけないのか。

 

例えばマウスピースです、

毎日必ずマウスピースを付けるということ。

「マウスピース site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

そして

必ず定期的なメインテナンスを受けるということ。


これが

『面倒くさい』

『定期的な歯のメインテナンス、掃除なんか』

ということであれば、逆にインプラント治療は受けてはいけないのです。

 

 

インプラントはとても素晴らしいものだと私自身感じています。

自分の父親にも母親にも

妻の母親にも、私の医院のスタッフにも

歯を失った時には、迷わずインプラントを薦めました。

 

 

しかし、インプラントも入れ歯もブリッジも

しょせん、噛むための道具のひとつです。

道具なので、それぞれの道具に合った使い方、メインテナンスが必要なのです。

 

電気製品でも、楽器でも、説明書通りにきちんと使わなかった場合どうなりますか?

寿命がはやくなってしまう

故障をくりかえしてしまう

ということが、起こりますよね。

 

 

これと同じです。

すべて道具なのです。

 

だから、ご自分が使っている道具の使い方を知って下さい。

そして、どの程度までなら許容範囲なのかな?ということを正しく知って下さい。


毎食の噛む力により

その破壊的な力は、あなたの道具を簡単に壊していきます。

そして、あなたご自身の歯さえも、

あなたご自身の身体さえも

破壊していくのです。

 

https://www.8181118.com/implant/

 


2020.08.20歯を抜いた後、入れ歯?インプラント?どっち?

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香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


歯を失った部分に、

入れ歯にしようか、インプラントにしようか

メリットデメリットを教えて欲しい

私の場合はどちらがいいかを教えて欲しい

とご相談にお見えになる方はとても、多いです。

danseihikaku.jpg

お話をうかがっていると、

患者さんが想像するインプラント、入れ歯の長所短所というのは

ほぼ、同じです。

みなさんは、いかがでしょうか?


患者さんが想像するインプラントの長所

■噛める

■違和感がない

■見た目がきれい


患者さんが想像するインプラントの短所

■手術が怖い

■費用が高い

■テレビなどの報道でトラブルが多いことが不安


次に

患者さんが想像する入れ歯の長所

■安い

■何度も作り直せる

■手術などないので楽


患者さんが想像する入れ歯の短所

■違和感がある

■見た目が老ける、老け顔になる

■入れ歯を使っている人の話から、「痛い、合わない、噛めない」と不安



ここ10年では、寿命も大きく伸び、健康で長生きしたいという意識を

お持ちの方が圧倒的に増えてまいりました。



質の高い人生を過ごすために

歯が大事、ということを

知ってくださる方が増えてきたことは

素晴らしいことだと、思います。

「噛めない」という状態が毎日の精神状態、健康状態に

どれほど深く影響するかということを

さらに多くの方に先に(そうなる前に)、知っておいて頂きたいと思います。


しかし、

予算や安易な長所短所のイメージだけで

お口の中に入れるものを

選択するのは、危険です。



特に、インプラントを選択された方の場合は

噛み合わせを無視したインプラントをしてしまった場合、

後が、本当に悲惨です。



インプラントはあなたの顎の骨にドリルで穴を開け

ネジを埋め込み、骨とくっつけてしまうものです。

つまり、インプラントは一度埋め込んだら動かない。

堅くくっついていますので、動かないのです。



建物を建てる時の

柱と思って下さい。



堅くて強い柱をドーンと顎の骨に埋め込んで強く固定するのです。



しかし、

インプラント以外のあなたの歯は

簡単に動きます。

あなたご自身の歯は簡単に動くのです。

ご自身の歯は歯根膜というクッションによって覆われていますから物と物を噛んだ時に一瞬当たった後、動いているのです。



歯は一生動き続けます。



インプラントを1本でもあなたの口の中に入れるということは

動き続けるご自分の歯と

まったく動かないインプラントとが

共存していく、ということを意味します。



もし、かみ合わせが悪い状態で

インプラントが1本でもお口の中に入り

固く骨とくっつき、動かない状態になればなるほど

インプラントに噛み合う相手の歯

インプラント周囲の歯が

ドミノ倒しのように破壊されていきます。

「ドミノ倒し site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果



インプラントを入れたことで

健康だった他のご自身の歯が破壊されていきます。



歯を失った時

インプラントにするか、入れ歯にするか

とお悩みの場合は

まずは、一番最初に

そもそも今回、あなたが歯を失ってしまったその原因は

一体何なのか?

一体お口の中のどこにあるのか?

そのことを突き止めなければいけません。



まずは、

①噛み合わせをきちんとする

そこから

②入れ歯にするかインプラントにするかを決める

のです。


順番を間違うと大変なことになってしまいます。




以前書きました

記事も一緒にご覧下さいね。

噛み合わせを無視したインプラントをするとどうなるのか?

 

結論から言うと簡単に壊れてしまいます。

kosyou.jpg


ご自身の歯も、

治療した後に被せた被せ物や詰め物も、

ブリッジも、


インプラント、

入れ歯(義歯)も、

所詮噛むための道具に過ぎません。

 

インプラントだから噛めるということではないのです。

すべてあくまで道具なのです。

 

その道具を無視した使い方をすれば必ず壊れるのです。

 

この時に許容範囲が広いのがインプラントです。

 ですのでインプラントにすれば壊れやすかったものが壊れにくいということは確かにあるのです。

 

しかしながら何でも噛めるというわけではないのです。

そこが難しいのです。


例えば両足で歩けば1km 2km歩けるでしょう。

aruku.jpg

しかし、片足ケンケンだとどうでしょうか?

takashis.jpg

どんなに元気な方であっても100mも片足ケンケンすれば

膝が痛くなったり

腰が痛くなったり

されるのではないでしょうか。


何とかもったとして、その後普通に右足左足両足で普通に歩けるでしょうか?

ねじれてしまって歩けないんじゃないでしょうか?


実はインプラントにも欠点というのがあります。


それは

インプラントは動かない

ということなのです。



動かないのは実は長所なのです。

動かないから噛めるのです。


ではなぜ「動かない」ということが欠点なのでしょうか?



実はご自身の歯は簡単に動くのです。

ご自身の歯は歯根膜というクッションによって覆われていますから物と物を噛んだ時に一瞬当たった後、動いているのです。


ご自身の歯は動くもの、

インプラントは動かないもの、

なのです。


動くものと動かないものが共存するということはどういうことでしょうか。

例えば車をイメージして下さい。

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昔の車に対して今の車はとても乗り心地がいいものとなりました。


大きな影響としてはタイヤ、車輪ですよね。

車輪がタイヤになったということです。


まだ車にゴムのタイヤがなかった時代、

たとえば

金属製の車輪だった頃、イメージしてみてください。

basyas.jpg

ガタガタガタガタ、すごく乗り心地の悪かったことでしょう。

タイヤになることによって、スプリングが入ることによって、その衝撃が車体や乗っている方にいくことを緩められ、故障が少なくなったり乗り心地が良くなったりしたのでしょう。

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昔のインプラントは残っていらっしゃるご自身の歯と繋げる、いわゆるブリッジのようなことをしていたことが過去の先生方には多くありました。


例えば歯を失われた場合、両隣の歯を繋げるブリッジという方法があります。

それによって弱いもの同士を繋ぐことによってすごく強くなり長く持っている。


だからインプラントを入れた後、本数を多く入れると当然費用が掛かるわけですから残っている歯と繋いでブリッジにしよう。


単純に考えればすごくいい治療のように思われます。


しかしながらこの治療の結果は、「いやそれで今もうまくいっているよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方が実はトラブルになっていらっしゃいます。


そして公益社団法人である日本口腔インプラント学会という日本で歯科の中で一番大きな学会がありますが、その「インプラントを治療するにあたって」という治療指針の中にインプラント同士は繋いでもいいが、残っているご自身の歯とインプラントを繋いではいけないと明確に書かれています。


ご自身の歯とインプラントを繋ぐ治療法は過去の治療法であり、その結果はよくない。


それゆえにその結論としてご自身の歯、つまり動くものとインプラント動かないものを繋いではいけない。というふうに明言されているのです。


実は口全体ということで考えると、動かないインプラントと動くご自身の歯が共存しているわけです。


ご自身の歯が動くとはいえ、そんなに大きくグラグラ動くわけではありません。


歯周病でもない限り。

gura.JPG


当たって少し動く程度です。


ですからインプラントと繋いだ場合には、少し動いた力がすぐにインプラントにかかります。


ですからダメです。


口全体ということになれば、例えばトラックやトレーラー、タイヤがいっぱいのものをイメージしてみてください。

track.jpg

口の中の歯は28本です。

28本のタイヤがあるとイメージしてみてください。


この内23本が金属の車輪だったとしたら乗り心地どうでしょう。


そんなに大きくは変わらないかもしれません。


金属の車輪を少し低め、当たりを少なくする。


他のタイヤのほうはへこんだりしますから、そのへこみ分小さいタイヤ(金属の車輪)を付ければ乗り心地はほとんど変わらないですよね。


ですからご自身の口の中でインプラントとご自身の歯が共存する場合には、実はインプラントの当たり方は弱くしているのです。


弱くするような調整をしないと長く持たせられることができないのです。

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インプラント治療した後、

「なにか噛んだ感じが低い感じがする」

「他の歯より弱い感じがする」

とおっしゃられる方が多くいらっしゃいます。


あえてわざとそのように調整をしているのです。


実はインプラント治療を開発されたブローネマルク先生はそこまでよくわかっていらっしゃいました。


ですからすべての歯を失われた方への治療法としてインプラントを推奨されていたのです。


つまり総入れ歯の方、総入れ歯だった方を対象にインプラント治療を推奨されていたのです。


すべての歯を失われた方のためのインプラント治療なのです。


何本かの歯を失われた方に対してインプラント治療は推奨されていないのです。


その後研究が進み、そのような力の差、動く動かないものの差、ということがわかってきて他の歯よりも若干弱めにすることによってある程度噛むという行為が取り外しの義歯よりも出来るということが分かってきたので、今応用されているのです。


治療した年齢の時はあくまでも残っている歯がいかに長く残っているか、残って居続けるものとして治療計画は進んでおります。


ですからインプラント治療で大事なことは

■将来他の歯がいつダメになるのか

■どのようにダメになるのか、

■ダメになった時にどうしなければいかないのか、

ということが実は重要なのです。




『インプラントと関係ない歯が故障した』

『インプラントと関係ない歯を抜かないといけなくなった』

という時に実は噛み合う場所であったり、重心バランスが変わったりするのです。

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そのような状態である程度のものは噛めるのです。


しかしそこで気付かず噛み続けると実は壊れてしまうのです。

必ずインプラント治療をされた患者様は他の歯を治療したとしても、インプラント治療をした先生に全体のバランス、そのままで大丈夫なのかどうか、なんらかの調整が必要なのかどうか、ということを診て貰う必要があるのです。


『噛んだ感じ、わからない』

『違う歯だからいいだろう』というそういうことで治療していると実は後でとんでもない悲劇に遭ったりするのです。


https://www.8181118.com/director/2013/04/post-68.php

↑インプラントをされた方で、他の歯の治療をお受けになった場合は急いで噛み合わせのチェックを受けて下さい。



全部の歯を失われた方は全部インプラントにしてしまえば、そういうトラブルはないのです。


非常に起きにくいことになります。


ですから何十年も持っている方は十分にいらっしゃるのです。


他の歯がダメになった時にどうするのか、ということをしっかりと考えてからインプラント治療を受けないと、後で大変なことが起こってしまうのです。


今さえ良ければいいという考えではダメなのです。


インプラントというものは将来、他の歯がダメになった時にどのようにするかというところまで治療計画を立てておく必要はあると思います。


そして何よりも大事なこと、残っている歯がダメにならないようにするために、歯は簡単に動いていきますから残っている歯が動かないようにするために、どういうことをしないといけないのか。


例えばマウスピース、必ずマウスピースを付けるということ。

マウスピース

必ずメインテナンスを受けるということ。

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これが

『面倒くさい』

『定期的な歯の掃除なんか』

ということであれば、逆にインプラント治療は受けてはいけないのです。

https://www.8181118.com/implant/



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