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再発を起こさない虫歯治療

2016.06.09歯の神経を取る前に知っておいてほしいこと

歯の神経を抜くと、その歯は死んでしまいます。

ある患者さんのご相談の時のことです。


Hさんは、同じところが何度も何度も痛くなり何度も歯医者さんに通い治療を繰り返していました。

そして、ある歯医者さんで「悪くなっているのでこの歯はもう神経を取ってしまいましょう」と診断されました。

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「歯の神経を取る」ということにこれといって深く考えることもなかったのですが、なんとなく腑に落ちないなあという思いがあったそうです。

そしてたまたま私共吉本歯科医院とご縁があり、東京の歯医者さんで治療中ではあったのですが診察にお越しくださることになりました。

「歯が痛い! でも、放っておいたら痛みが落ち着いた......。」

そんなことを繰り返していると、だんだん状態がひどくなり、歯医者さんに行ったら「歯の神経を取りましょう」と言われ治療したという体験、あなたにもありませんか?


私はHさんのお口の状態を詳しく診させて頂きました。

image009

私の診断では、「歯の神経はまだ生きているので神経を取らなくても良い」という判断でした。

今までの医院さんでは「歯の神経を取りましょう」と診断されました。
私の医院では「歯の神経を残す治療をしましょう」と診断しました。

この診断の違いによってその後の治療が全く違ってくるのです。

診断が変われば治療は変わるについてはこちらをご覧ください

これが「診断が変われば治療は変わる」という事になるのです。

「歯の神経がもう死にそうなのでいっそ取ってしまょう!」と診断すると、実は治療をする側としては簡単です。


歯の神経が残っていると、触っても痛いので患者さんも痛がるし、嫌がります


歯科医師にとって何よりも嫌なこと、それは自分が関わった患者さんが、痛い!と思うことです。

そんな馬鹿な!と思われるかもしれません。

しかし、歯科医師だって人間です。

痛がられると嫌なのです。


患者さんが痛そうな、辛そうな顔をしていると辛いのです。


ましてや治療中に、「痛いっ!!」なんて言われようものなら、内心はつらくて心がグサグサと傷ついてしまうものなのです。

歯の神経を取るということはつまりはその歯は死ぬということを意味します。


心臓がバクバクと生きていた状態から内臓を抜いて剥製(はくせい)にしたという状態です。

生きている木の枝は細くても簡単には曲げても折れません。枯れ木はすぐにポキッと折れてしまいます。

ですので、その歯はたとえ表面的に見た目は白くきれいな歯であっても神経を取っているので枯れ木と同じです。

強度は1/10まで一気に落ちます。

なぜなら神経を抜いているので歯に栄養や水分が届かないから、です。


何か力がかかった瞬間にポロリ折れてしまうことも十分考えられるのです。
有り得ますよね?


だって、死んだ歯なんですから。

歯の神経を取る=生きた歯から死んだ歯になる
ということをどれほどの人がご存知でしょうか?

知っていれば恐ろしくて早々簡単に「神経抜きますね」「ハイお願いします」とはならないはずなのです。

そんな、歯ぐらいで大袈裟な、とお思いでしょうか?


歯を軽んじる人はかならず将来歯で泣くことに、なるのです。

死んだ人を生き返らせることは絶対にできません。

しかし、死にそうな人を死なないようにすることはできるのです。
最悪の状態を、生きられる状態に復活させることはできるのです。この違いです。ただし、以下のような場合には歯そのものを取る必要があります。もし取らないとどんどん状態が悪化します。

■歯が割れてしまっている。
■歯の周りの骨が溶けてしまっている。
■歯がグラグラでほとんど宙に浮いている。

歯の神経ってどこにあるの?どうやって取るの?

では、そもそも歯の神経ってどこにあるのか?

どうやって取るのか?

お話しますね。

ちなみに虫歯はほうっておけばそのうち治る!
と思っていらっしゃる方はほとんどいらっしゃいません。

風邪や骨折はそのうち時間が経過すれば症状が回復してきます。

しかし、こと虫歯に関しては、「放っておけば悪くなる一方」ということは分ってくださっています。

そう、自然治癒しないのが「虫歯」「歯周病」なのです。

わかっちゃいるけど行きたくないのも「歯医者」です。

歯の神経ってどこにあると思いますか?
歯の内部には歯髄(しずい)というものが入っています。
歯髄=歯の神経と血管です。image015
歯の内部の痛みの感覚を生み出す元の部分は、この「歯髄」の部分です。
歯髄は単に痛みを感じる神経線維だけではなく、極細の血管が走っています。

では歯髄はどんな仕事をするのでしょう?

歯髄は、主に象牙質と呼ばれる部分に栄養を行き渡らせたり修復したりする役目があります。


さらに虫歯菌などの細菌が歯から体の中に入り込もうとするのを防ごうとしてくれます。

虫歯菌が歯の内部に進行してしまい歯が痛くなった!という時点ではもうすでに、歯髄の虫歯菌への防御が危うい状態になっています。

防御できなくなると、歯髄が炎症を起こして、強い痛みを引き起こします。

これがいわゆる「歯髄炎」です。


先ほども申し上げた通り、「ほうっておいて良くなることがない」虫歯の治療では、歯の痛みに対して、私達歯科医師が一番治療しやすく単純で確実な治療法は、
抜歯
です。

歯を抜きますか?
神経を取りますか?

という話になるのです。

つまり、歯を抜いてしまうということです。
神経ごと歯も全部抜いてしまうという治療です。

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痛みの発生源となっている炎症を起こしている神経部分を含めて、歯を丸ごと抜いてしまいます。
しかし、何度もお伝えしているように一度抜いた歯はもう二度と生えてくることはありません。

歯が痛い=歯を抜くでは、歯がどんどん失われてしまうことになります。

痛みを感じて私達に警告する歯の神経を取る治療は歯を一時的に残すことができるのです。


抜歯(歯を抜くこと)に比べれば、時間や期間、費用などもかかりますが、歯を残すための最後の手段として用いられるのが一般的です。


このような方はまずはご相談下さい

  • 「神経を抜かないといけない」と診断された方
  • 歯をもう大きく削りたくない方
  • 何度も同じところが虫歯になる方
  • 「歯を抜かないといけない」と診断された方
  • 神経治療をしたのに痛みが何日もおさまらない方
  • 歯科治療の後、口の中に違和感が残る方


香川県 高松市 無料メール相談

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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)







2016.05.12歯の神経が死んでしまうって、一体どういう状態のことをいうのか?

☑歯の神経が死んでいるといわれた

☑歯の神経を取らないといけないと言われた

☑歯の神経が死にそうだといわれた

☑歯の神経が痛む

いろいろなお悩みを抱えて吉本歯科医院に

患者さんがお越しになられます。


特に歯の神経治療に関してのお問い合わせは多く

患者さんご自身でも、ご自分の歯の神経が

今、生きているのか?

死んでいるのか?

死にかけているのか?

それとももう死んで腐っている状態なのか?

そもそも、歯の神経を昔に取り除いている状態なのか?

ご存知ない方がほとんどです。


ではそもそも

歯の神経が死んでしまうって

一体どういう状態をさすのでしょう?


例えば歯に食べ残しがあり、そこに虫歯菌が繁殖し、そうすると歯の表面が一層溶けていきます。

そうすると歯がしみるようになります。

歯の大切さはご自身が歯を失ってみてはじめてわかる

それを放置するとさらにさらに穴が開いていきます。

歯が溶けて穴が開いていきます。

イメージしてみてください。

バケツに水が入っていると思って下さい。

baketsu.jpg

バケツに小さなキズがあったとしも大した問題は起こりません。

しかしどんどんどんどんバケツにキズが付くと穴が開いていきます。

そうすると中に入っている水が溢れ出します。

これが穴が歯の神経・血管に到達した状態だと思って下さい。


そこには防ぐことの出来ない穴が開いてしまうのです。

そうするとバイ菌がもう入り放題です。

大事に大事に硬い壁、エナメル質、歯のの壁、象牙質で覆われていた

歯の神経や血管が露出してしまうのです。

水の入ったバケツがある程度の衝撃に対しても耐え切れる状態だったのが何度も何度も擦れるうちに小さい穴が開くたびに、完全に穴が開くことによって、そこに穴が開いてしまい、そこからどんどんどんどん広がっていってしまうのです。

バイ菌にとって実は神経や血管・血液、これは重要な栄養素なのです。

とっても美味しい大好物なのです。

もちろん人間の体はバイ菌が入ってきた時には、そのバイ菌に対して戦おうという免疫という防御機構があります。

しかしながら余りにバイ菌の量が多いとその防御機構で食い止ることはできなくなるのです。

ですのでバイ菌はどんどんどんどん増殖を続けていきます。

最初は歯の表面だけだったんですが、歯の神経・血管にまで到達することが出来ればそのバイ菌は一気に歯の神経・血管をやっつけていきます。

そして最初は歯が沁みたり、痛んだり、ズキズキということが起こっていくのですが、それはバイ菌と戦っている証拠でもあるのです。

これが負けると痛みを感じなくなっていくのです。


よく歯を治療せずにほったらかしにしていたら、

「歯がボロボロと欠けていった」

「痛みが和らいだ」

「痛みが止まった」

ということが、あります。


例えばこの時期に痛み止めの薬を飲むいう行為は、確かに日常生活において痛みを和らげる、戦っているその痛みを、戦っているということを脳に知らせようとしている報告を警告を一生懸命、一生懸命体は送ってくるのですが、それに対してそれを無視しろというのが、これが痛み止めなのです。

特に昨今、痛み止め、以前であれば病院から処方箋がないと薬局から出せないような強い痛み止めの薬が日常的に薬局で買うことができるようになってきましたので、簡単にそういうお薬を手に入れることができています。

その影響もあってか虫歯が本当に進んでしまってから来られる方が増えているようにも思います。

さらには、菌が繁殖し、鼻の部屋まで突き抜けていたり

歯を支える骨まで溶かしているケースも少なくありません。

年齢がお若くても関係ありません。


すでに歯の神経が死んでしまっている方がいらっしゃるのです。

通常であれば歯の神経とバイ菌が戦い、「痛い、しみる」とのことで来られていたはずなのですが、その痛みも痛み止めの薬を飲むことにより痛みを止めるというのはバイ菌を殺すお薬ではありませんから、治っているわけではありません。

ただ日常的に痛みを感じることが減りますので、そういうお薬を取ってしまうお気持ちはよくわかります。

しかしながら歯は自然に治りませんので、どんどん悪い状況になっていきます。

そしてとうとう歯の神経や血管が死んでしまった時には、逆にまったく痛みを感じなくなってしまうのです。

ではそのバイ菌達はどうするのか。

さらにさらに歯の奥へ奥へ侵入して行きます。

そして歯の根っこを越えて、根っこ周囲にある骨や歯茎を溶かしていくのです。


その時点で、バイ菌の住処である根管の中、そこを早く掃除してあげないとどんどんどんどんバイ菌は奥へ奥へと入っていきます。


ですから歯の神経を取る治療というのは歯の神経を取る治療だと思われている方が多いんですが、実はこの時点では死んでしまった、バイ菌に侵されて神経が死んでしまっていて、神経が残っているのではなく神経が腐ってしまった、生きていない神経がそこにいるのです。

つまり生ゴミが腐敗していっている状態だということです。

そうするとにおうと臭いですよね。


発酵食品を思い浮かべていただくと膨らんできますよね。


腐っていくとガスを出すのです。


そうすると圧力が高まります。

歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?

そうすると歯の神経は死んではいるんだけれども、周りの骨や歯茎が溶かされることによりそこで顔が腫れてくるような方までいらっしゃいます。


すでに歯の神経の治療で神経を取ってしまった方でバイ菌に侵された場合にはいきなりこの状態にまでなってしまうこともあります。


この場合には早く根っこの中をバイ菌が少ない状態に減らしてあげるということが必要です。

では歯を支えている骨を溶かしたバイ菌達はどこへ行くのでしょうか。

実は歯の神経というのは脳と繋がっているのです。

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例えば指先、指先の神経は指先だけでしょうか。

これは脳から繋がった神経なのです。

その一部に過ぎないのです。

つまりバイ菌は歯の中の神経だけを死なせるわけではなく、さらには歯の外の周囲の骨や歯茎の神経も殺して行きます。

そして骨を溶かしていくのです。


そしてとうとうその奥には太い神経・血管が控えているのです。

そこにたどり着いたバイ菌はどうなるんでしょう。

一気に全身を巡って行ってしまうのです。


心筋梗塞、聞かれたことありますでしょうか。

心臓の血管が物が詰まって血が流れにくくなってしまった状態。

よく動脈硬化や全身糖尿病やそういうことが大きく取り沙汰されていますが、その詰まっているのは何だろうと研究した先生がいらっしゃいました。

実はその詰まっている物の中にいくつもの口の中の歯周病菌、バイ菌が見つかっているのです。

つまり口の中にいたバイ菌がそういう心臓の中で発見されたり、誤嚥性肺炎といって肺炎の中で肺炎球菌といっしょに肺炎を起こしていたり、口の中だけに留まらず全身にまで影響を及ぼしているのです。

ですから歯の神経の治療をした方が良いのか、しない方が良いのかと単純に考えたならば、神経の治療は神経が生きているのであれば残せる方向で治療してもいいと思いますが、それを越えてしまった場合には早くそういう治療を行なわないと全身に対して影響を及ぼす。

また上の歯の場合には歯の根の奥には鼻の部屋があります。

鼻の部屋にバイ菌が侵入していってしまうのです。

ただ単に歯や口だけの問題ではなくなり、鼻の手術を含めた処置が必要になったりもするのです。

水の入ったバケツに穴が開いた場合には水が流れ出ます。

どんどん流れ出ます。


決して歯の葉1本を最終的に抜けば済むという問題ではなくなることもあるのです。


次にです。

重たい物はみんなで持ったほうがいいですよね。

ところが他の歯に比べ早く当たる歯がある場合には、例えば飛び出してくる歯とかです。

歯は一生動き続けます。


後ろから前に下から上にというふうに歯は動いていくのです。


例えば砂場で手を置いてかき寄せてみてください。

砂が盛り上がってきますよね。


そのように動きがあれば歯も同じように飛び出ていくのです。


そうすると重たい物をみんなで均等に力をわけわけして持っていれば大丈夫ですが、一人だけが飛び出るとその飛び出た歯に力が集中します。

押されて押されて、満員電車で押されてすごく痛いですよね。

横の人が退いてくれてよけられたらいいですよね。


でも歯は顎の骨の中に埋もれているのです。

支えられているのです。

どこへでもは動いていけないのです。


ついには割れてしまうこともあるのです。

今まで虫歯なんかまったくなかった。


虫歯なんかなったこともなかった。


なのに突如すごい痛みが。


その痛いという場所を観察すると、レントゲンを見ても、肉眼的にも何もないんです。

ただ押さえると痛いんです。


すごく痛いですからあまり強く抑えることはできません。

よく見ると亀裂が何本も入っています。


触ると痛いので麻酔をし、麻酔をしましたから強く押さえても痛みません。

強く押さえるとそこから血がじわぁっと浮き出てきます。

そうです、歯が真っ二つに落花生のごとく割れていたのです。


歯は徐々に徐々に溶けてくることによっても穴が開きますが、そのような衝撃的な一撃によっても歯は割れるのです。


この場合は一気に神経・血管のいるところまで真っ二つに割れるのです。


バケツに入った水がちょっとづつちょっとづつ欠けて行き穴が開くのと同じように小さい力ではそうですが、大きい衝撃がバーンとかかった時、バケツが一気に真っ二つに割れますよね。

砕け散りますよね。


そのように歯も割れるのです。


その場合はいきなり歯の神経が口の中に露出しますからものすごい痛みとなります。

小さい穴が開いて水が出るのであればそれを防げばいいのですが、大きく真っ二つに割れた場合は残念ながら封鎖することはできません。

この場合にも早く神経を除けてあげないと痛みを抑えてあげることはできなくなるのです。

ですのでバイ菌による影響と力による影響、そういう大きい二つの理由、そしてその組み合わせというのがありますので、今まで虫歯がなかったからといって安心もなかなかできないのです。




原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)






2016.04.26歯がしみるのをなんとかしたい

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


歯がしみてしょうがない
熱いもの
冷たいもの
甘いものは当然しみてものすごく痛い

人肌程度の温度の
ものを口に入れても
しみてしょうがない


とのご相談でした。


何軒かの歯医者さんに行かれ
「しみるのをしみないようにするには
歯の神経を取るしかない」と言われたんですが
とのことです。




はい、その通りです。
歯がしみたり
歯が痛いと感じるのは
その歯が生きているから、です。
歯の神経が生きているから、痛いと感じます。



だから
「歯の神経」を取ってしまうと
痛みは感じなくなります。


その歯の神経を殺しますので
その歯は死んだ歯になります。
だから、痛みを感じません。



歯の神経を取った歯はどうなるか?はこちらをご覧下さいね。
歯の神経を取る、歯の神経を殺す、歯の神経治療、歯の根っこ治療


歯がしみるのを
なんとかしたい
という場合には、まずはご相談下さいね。


こちらの記事もどうぞご参考になさって下さいね。↓

kezuru.jpg


歯の治療のたびに歯を削れば削るほど歯の神経に近くなり、

そのうち痛みが出た時には

「もうこの歯の神経は取らなくてはいけません」

という治療しか、なくなってしまうのです。


私は今、一般的に保険診療で行なわれている

虫歯治療は、外科的な発想だと思っています。

つまり、現在の保険診療で一般的に行われている虫歯治療というのは

悪いところは削って取ってしまいましょう

という発想です。

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虫歯が見つかったから

虫歯部分を含めて健康な歯まで大きく削り取ってしまいましょう。

虫歯菌がさらに歯の神経近くまで到達してしまったから

歯の神経を取ってしまいましょう。

悪いところは全部

切りすてて除去してしまいしょう。

という発想です。


「え?それが普通じゃないの?」

「そんなものじゃないの?」

「虫歯は削って詰めて治すものじゃないの?」

と、ほとんどの方はそう思われることでしょう。


詳しくお話しましょう。

虫歯治療の場合は虫歯の原因がバイ菌」がほとんどだと考えられています。

だからその「バイ菌」を取り除こうとという考えです。

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ばい菌部分を削って取り除こうという考えなのです。

たとえば病気で足が腐りかけているとしましょう。


このまま放置しておくとばい菌が体内にどんどん入っていきます。

腐っている範囲がどんどん広がってどんどん切り取らなくてはいけなくなってくるので

場合によって命を落とすかもしれません。


だから悪くなったところは、日常生活は不自由にはなりますが、

足そのものを切り取ってしまいましょう。

という発想です。


悪いところを削って除去するのです。


歯も同じで外科処置です。

虫歯菌が入り込んでいる部分を全て削って取ってしまおうという考えです。

そしてバイキンが歯の神経部分に達している可能性があるのであれば

歯の神経の中にバイキンが入っているわけだから

歯の神経ごと取ってしまおうという発想なのです。


それを確かめるのは

う触検知液(うしょくけんちえき)という赤い液体があるのです。

その液をたらして、その液が赤くつくところは、すべて削って取り除く

といように大学では教えております。

見た目で虫歯になっていなくても、歯にレーザーの光をあてて、初期カリエスを発見し治療する。

つまり、早期発見早期治療を教えています。



バイ菌が神経のほうまでいってしまうと、神経を抜かなければいけないのです。


では神経が死んでしまった歯はどうなのでしょうか?

神経が死んでしまっているので神経は痛いとはいいません。

痛みを感じません。


だから治療しなくていいのか?と考えられるのかもしれません。

しかしながら歯の根っこというのは何で支えられているのか?

骨で支えられているのです。


畑に植わっている大根のように固い土のように骨で覆われているのです。

daikon

その根っこをバイ菌が侵されたままおいておくと

歯の根っこまわりの骨が溶けてしまうのです。

だからはやく歯の神経を取り除きそこのばい菌を、ばい菌の周囲ごと削って取り除きましょう

という考えなのです。

こういう発想なのです。

いわゆる外科的な考え方なのです。


ほとんどの方は歯医者さんは歯を治せると思ってこられている方がほとんどです。

しかしながら歯医者さんは歯の神経をよみがえらせたり元通りに治すことはできません。

インフルエンザとかであればお薬を飲んで五体満足きれいに治る

これは治る

しかしながらどうでしょう?


イメージしてみてください。

交通事故で残念ながら足を失われてしまった方が

救急車で病院に運ばれてきました。


さあ、外科の先生が治療し、

はい、治療は終わりましたよ

退院していいですよ

となりました。

その時、歩こうとしたら足どうなっているでしょう?


想像している通りです。


足、ないのです。


残念ながらそのような外科的処置が歯科でも行なわれているのです。

歯科では再生はまだまだないのです。


では、虫歯を薬を使って治療するとはどういう考えなのでしょうか?



吉本歯科医院で行なっている薬、薬で治す治療法

薬にも種類がありますが、抗生剤を使ったりいろんな薬があります。

薬を使うということはどういうことか?


ばい菌を殺すということです。

ばい菌を殺すとどうなるのか?


バイキンが侵入している骨や歯を削らなくてもよくなるということなのです。

多く削る必要がなくなる

ということなのです。


それにより

骨を残すことができたり

歯の根を残すことができたり

歯の神経を残すことができることがあるのです。


吉本歯科医院にお越しになられる患者さんの多くが

歯の神経を抜かないといけないと診断されたのに、

吉本歯科医院では神経を抜かずにすんだ」

とおっしゃられる理由はここに、あるのです。


もちろん

状態によってはもうすでに歯の神経が死んでしまっている

死にかけてしまっているこのような状態では残せないかもしれません。


そのように薬でもって削って削り取りという発想ではなく

今いるバイキンを極力消毒して菌だけを殺す

そのような内科的な発想なのであります。


ここでよくある質問なのですが

歯をまったく削らなくていいのか?

ということです。

歯は一部削ります。

削るのですが、従来的な歯を削る量とはまったく違うのです。

10分の1、もしくは100分の1程度しか削っていません。


削るのですか?

削らないのですか?


といえば削ります。

しかしながら削る量、程度、削る部分がまったく違うのです。


では、薬で菌を殺すのに、なぜ歯を削らないといけないのか?



説明しますね。

例えばよく、殺虫剤のCMで流れています

「すみずみまできく・・・」というキャッチで流れています。

殺虫剤、ありますよね。

sattuuuzaio.jpg

煙の薬効成分が隅々にまでいきわたることで部屋ごとばい菌や虫を殺そうという発想です。

イメージしてみて下さい。

家の扉や窓、

開けっ放し

窓が全開で

空気が入れ替わっているような状態

akeppanashis.jpg

ここで、そういうお薬を使ってどうでしょう?

本当にその薬は部屋のすみずみまでいくでしょうか?

おそらくほとんどの薬効成分が部屋の外にもれ出て

むしろ、窓や戸のところに多く薬が流れ出て

すみずみまではまったく薬が広がらないのではないでしょうか?

つまり

☑閉鎖空間

☑薬が漏れてないような

☑閉鎖環境を作る

 

これが薬が効くか効かないかの決定になるのです。

ですから

歯の外周囲、辺縁を封鎖するところが例えば柔らかくて封鎖できない状態だったらどうでしょう?

ばい菌だらけだったらどうでしょう?

ばい菌の入口のように穴が開いているわけですから

そこを封鎖をすることはできないのです。


例えば何かを貼ると思って下さい。


貼るためにはのりしろがいりますよね。

160426_152447.jpg

ののりしろ部分、つまり外周の部分ですね。

ここは

一層削ってきれいな面を出すのです。


きれいな紙同士はのりで貼ったらくっつきますよね?

DSC_2908.jpg

濡れた紙同士、汚れた紙同士でくっつけてもすぐ剥がれちゃいますよね?

DSC_2909.jpg

きれいな紙同士で貼り付ける必要があるのです。


外周一層だけはきれいな面を出して、

そして

中にお薬を閉じ込めるような

☑閉鎖環境を作る

☑封鎖環境を作る

これが、薬を効かせる鍵となるのです。


逆に言えば

この綺麗な外周を作って封鎖することができない状態の歯に関しては

薬で治すことはできないのです。


薬で治すことができないケースを一部ご紹介します。

☑歯の根っ子が折れている

☑歯の根っ子の周りまで、または歯の根っこの歯茎より下までバイキンが入り込んでいる

☑歯の根っ子にヒビが入っている

☑歯の根っ子の健全な部分が歯茎に埋もれている

神経は生きているが、根っこだけが残っていて、被せを支える土手が少なく被せられない

被せをできたとしても咬む力(女性で100キロ、男性で200キロの噛む力がかかります)に耐えうる強度が不足する場合

このような状態である場合には封鎖することができません。

封鎖できたとしても噛むのに参加させることができない。


閉鎖できない場合は

歯を抜かないといけないなどの治療になってしまうのです。


よく治療途中の方が吉本歯科医院にお越しになられます。

「歯の神経に非常に近いので痛みがでたら神経を取らないといけないと言われた。

心配なので相談にきました。」

または

「痛みがではじめましたので、神経取りたくないので相談に来ました。」

と。


残念ながらその場合には薬で治す治療法はできないケースが多いのです。

なぜでしょう?


それは、既に一層削られてしまっていて乾かすことができない状態になってしまっていることがほとんどだからです。


歯の神経に近い部位をもう既に治療が行なわれた場合

かなり歯を削っておられることが多いのです。

削っていくから、神経にどんどん近くなり出血して

そして痛みが出てしまうのです。

歯の神経は神経だけで成り立っているのではなく、

血液があるのです。

栄養を送りますので。

歯の神経を取るということはつまり血管も一緒に取り除いてしまうということです。

つまり

その神経が通っている根の中には血液が充満して流れているのです。

例えば指先のようにです。



例えば水が入った風船を想像してみて下さい。

fuusen.jpg

お祭りなどでありますね。

水が入った風船です。


その風船に小さな小さな穴があきました。

風船は当然割れます。


水はどうなるでしょう?

バッシャーと飛び出てきますよね。

mizushibuki_s.jpg

神経血管の場所を歯髄と言います。

入っている場所を歯髄腔と言います。


歯髄腔を触ってしまった場合には何が起こるのか?

削った瞬間、

目には見えないほどの

小さい穴があいてしまうのです。


そこにはもう穴があいてしまいますからそこから目に見えない微量の出血をきたすのです。

出血をしているところに薬をおいたとしても

それは漏れてしまうんですね。


乾かすことができないんです。

封鎖することができないんです。

乾かしても乾かしても、中から血が溢れてきます。


ですから一度すでに削ってしまった場合には

この治療法は使えないのです。


逆に何も削っていない状態

治療をほどこされていない状態

ばい菌だらけの状態の方が

よほど神経を残すことができるのです。


薬を使って治療を行う場合には

外周一層は削る

というお話をしました。


内側は削らないのです。

ほとんど削らないのです。

もちろん人工的なものがある場合には削って除けます。

削る必要がないのです。例外的に詰め物の強度が必要な場合には、厚み分は削る必要があります。その程度です。

削らないから神経を触ることがないのです。


歯の神経を触らないから、当然、出血が起こらないのです。

歯の神経に損傷を与えることがないのです。


歯の血管の際(きわ)を触るから

出血もするし

歯の神経が過敏になり

歯の神経が死んでしまうのです。


歯の神経近くの歯を削ることをしないから

歯の神経を残すことができるということです。


ですから

前の先生のところですでに治療し削ってしまっている場合には

なかなかこの治療法での成功率は下がってしまうのです。


ですから「その状態のまましばらく様子をみましょう」とお話をすることになるのです。


そして

ご自身の持っている免疫

ばい菌に対する抵抗力

というものに期待する

ということしか手立てがなくなってくるということです。


もしあなたが歯の神経を取らないといけないという診断がなされ

さらにはもし、吉本歯科医院の薬を使った治療をお受けになられたいのなら

どうぞ歯を削られる前に私どもにご相談いただきたいのです。


しかし、なかなかそうはならないのが現実です。

なぜなら

歯は痛くなってからでないと、歯のことを詳しく知ってくださる機会はなかなかないし

歯医者さんに行くことさえないのが、日本人の現状だから、です。


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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





2016.04.05歯の治療は何度もできるものではない、ということを知って下さい

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ダメになったら
また治療してもらえばいい

また虫歯になったら
また削って詰めてもらったらいい


今回はとりあえず、応急処置でもしてもらって
また悪くなったらやり直せばいい
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そうお考えの方もいらっしゃるかと思います。
そして、実際に、そのようにおっしゃる方もいらっしゃいます。


しかし
歯の治療というものは、実は何度も何度もできるものではないのです。

なぜなら
ご自分の歯の根っこに芯棒を立てたり
被せ物をしたりする時に
接着材を使います。



イメージして頂くとわかりやすいのですが
汚れた紙、ほこりが付いた紙同士をノリでくっつけても
すぐに剥がれてしまいますよね。


でも、さらさらつるつるのキレイな紙同士であれば
ノリをつけるとピッときれいにくっつきます。


つまり
歯に何かをさらにくっつける場合には
歯を一層削り取って硬くてきれいな面をまずは出さなければいけないのです。


詰め物や
被せ物が外れた場合に、
外れたからといって、そのまま型取りして
そのままくっつけたとしても
残念ながらくっつかないんです。

一部がくっついたとしても封鎖されないのです。
隙間からバイ菌がどんどん簡単に入ってきてしまうものなのです。

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治療が必要な箇所は
汚れがついたり
ざらざらしたり
面がきれいな状態ではないのです。


そこでどうするか?
歯の表面を薄く一層ですが
削るんです。


そしてきれいな面を出して
その状態にしてから
接着材ををつけるわけです。


もし、虫歯になっていれば
虫歯になっている部分は歯質がやわらかくなってしまっていますので
その虫歯部分も削らないと
硬い面、きれいな面は
出てきません。


そしてそのぶん、削る量も増えてしまうのです。


つまり、このように
何度も治療を繰り返しているたびに、
「被せ物が取れた」
「詰め物が取れた」
「治療したところがまた虫歯になった」
とそのたびに治療を繰り返していくうちに
ご自身の歯は
どんどんどんどん薄くなっていくのです。


歯が薄くなるということは
歯そのものの厚みが細くなる、つまり強度が弱くなっていく
ということです。



歯の強度が弱くなっていく
ということは
当然、
その歯を失う時期を早める、ということに
なってしまうのです。




どうか知って欲しいです。
歯を失わないために。


治療をすればするほど良くなる
ということは、歯科に関しては残念ながらありません。
歯科医師は神様ではないので
死んだ歯を蘇らせることは、できません。
死んだ神経を生き返らせることは、できません。


あくまでも、
なくなった部分を他のもので補う
悪くなった部分を取り除く
ことが歯科の治療です。


もともとあなたのお口の中にある
ご自分の歯に勝るものは、残念ながらないのです。


治療することで
歯を失う時期を早めてしまうことも、あるのです。
治療にはメリットもありますが
デメリットもあります。

場合によっては
何もしない。
無理させずに経過をみていく。

これも立派な治療オプションです。



多くの歯を失い
大変なご苦労をされた方は皆さんこうおっしゃいます。
「もっと、はやく知っていればよかった」と。


先に知っておくことで
歯を失わないですむことができます。


知らなかったことで
あっけなく多くの歯を失っていくのです。


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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





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日本補綴歯科学会専門医 香川県 高松市 吉本歯科医院

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