吉本歯科医院

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2010.12.01本日インプラント手術です

今日は一般診療ではなくインプラント手術を行っております。

 

午前の手術の患者さんが、インプラント体1本もしくは必要に応じて

2本の埋入予定です。

当院のインプラント手術体制は5人体制で行っています。

通常、1本や2本埋入の場合は、普通の治療で行われる麻酔の注射のみで

手術にのぞむことも多いそうですが、

当院の院長はたとえインプラント1本埋入のみの手術であったとしても

全身管理担当医師(歯科麻酔医師)との連携体制で手術を行います。

5nintaisei.jpg

では、今日は少し真面目に(笑)

 

よく患者さんには「手術は怖くないの?」という声をお聞きします。

吉本歯科医院では、インプラントの手術を行なう場合、専任の麻酔科の医師により「精神鎮静法」を行い手術をすすめてまいります。

 

では、「精神鎮静法とはなんぞや?」

鎮静及び鎮痛効果のある薬剤を使って、治療中の不安や恐怖心を和らげて治療を行う方法

 

・・・のことを言います。

 

ここからは当院のホームページに当院院長が詳しくご説明している文章がありますので

抜粋しますね↓

 

精神鎮静法について

健忘効果もありますので、治療中の音や振動の記憶も薄れ、2時間位の処置でも30分程度に感じられます。


全身麻酔とは違い意識のある状態で治療を行い、又、術後速やかに回復しますので、もちろんその日にお帰りになれますので非常に安全で有効な方法です。

ほとんどの歯科医院では「インプラント1~2本の埋入にわざわざ鎮静麻酔をする必要はない」と考え、通常の局部麻酔で手術に臨みます。


しかし、インプラントは骨を削る手術ですので健康な人でも、たとえ一本の埋入でも不整脈を起こす可能性があるんです。

また、血圧があがったり下がったり、酸素が体にいきわたらなくなったり、想像以上にいろいろなシーンが予想されるのがインプラント手術です。

手術中には緊急搬送の可能性も常にあります。

手術中にそういう状態になった場合に「歯科麻酔医師がその場にいない」、ということは非常に危険なことです。

そういった理由で、吉本歯科医院ではたとえ一本のインプラント手術でも、上の歯でも下の歯でも必ず「鎮静麻酔」を行っています

通常、内科的慢性疾患を持った患者さんのほとんどは、通常の生活ではあまり症状を現すことはありません。


しかし、なんらかのストレスや負荷が加わったときに急性症状が出現し、病状の悪化をもたらす場合があります。


患者さんがこのような状況に至ることは絶対に防がなくてはなりません。

歯科治療中における患者さんの「精神と肉体の安静を保障する事」が第一です。

「精神鎮静法」は患者さんをストレスから守り、精神を安静にさせる事によって、このような偶発症の発生を防止するのに非常に有効です。

また、慢性疾患を持つ患者さんはその疾患の治療を優先するために、やむを得ず歯科疾患を放置する傾向にあります。


そうなると当然歯科疾患は重症化し、治療に際しては外科的侵襲を加えざるをえないケースが多くみられます。


この場合はまさに精神鎮静法の適応であり、積極的に使用することで安全な歯科治療を提供します。


このことこそ、歯科医が行う「全身管理」である、と当院では考えています。

 (生体モニター)

精神鎮静薬は中枢神経の機能を抑制しますが、「呼吸」「循環」「反射機能」を抑制することはなく、あくまで患者さんの意識は保たれた状態にあります。

 

思考に関しては、その統合が困難になり、そのことが恐怖心を作れなくします。

そこで患者さんは恐怖心や不快感といった精神的ストレスから開放され、穏やかな表情を呈し、リラックスした状態になります。


目は半眼状態で、呼びかければ開眼し、「開口」や「咬合」などの指示に従うことができます。

局所麻酔などの疼痛刺激に対しては、鎮静によって疼痛閾値が上昇しており、患者さんの感じる痛みは比較的軽度に抑えられます。

また、時間の経過をあまり気にしなくなり、治療時間が長くなっても治療を受け入れる事ができます。

使用する薬剤によっては健忘効果を有するものがあり、これは治療における痛みや不快感、疲労感を治療後には和らげます。


実際に患者さんが経験する状況としては、おおむねお酒を飲んだときのほろ酔い気分に似た多幸感があります。


こうして患者さんの協力を得て、治療を円滑かつ安全に行うことができます。

手術が終った患者さまの感想は「夢心地だった」とおっしゃられる方がいらっしゃるのもこの精神鎮静法のお陰です。

 

「それは全身麻酔ではないのですか?」とご質問される方も多いので、「全身麻酔」「精神鎮静法」の違いについて簡単にご説明しますね。

「全身麻酔」は、生理的な反射や代謝の変化、呼吸循環機能の低下など病態生理学的な点において、精神鎮静法とは全く異なった態度を示します。


特に全身麻酔では意識を消失させるために、患者さんの体調に異変が起こった場合、患者さんはそれを不快症状として訴えることができません。


したがって、血圧計や心電図など各種モニターからそれを推測し、対処しなければならず、そこで十分な知識と技術、経験、設備が必要となります。

一方、「精神鎮静法」は患者さんの意識を消失させません


つまりもし患者さんの体調に異変が起こった場合、患者さんは不快症状として訴えることが可能であり、それによっても術者は状況を把握し、患者さんは支持に従うことができます。


また、呼吸器系や循環器系は特に抑制されず安定しています。

そして、使用する薬剤は少量であり、肝臓や腎臓に対する影響はほとんど問題ありません。

これらのことは精神鎮静法が全身麻酔に比べてはるかに安全性の高い方法であることを示しています。

 

院長いわく↑だそうです。

 

当院には実際にインプラント手術の行程をすべて体験したスタッフもおりますので

もし「どんな感じなの?」と生の声をお聞きになりたい方がいらっしゃれば

カウンセラー森下までお声かけ下さいね(^^)

ohana3.jpgのサムネール画像

今週の玄関のお花です。

わたぼうしがついた可愛いお花(^^)

こんなにキレイに生けているのは私では、ありません(笑)

2010.11.29お祝いのおすそわけ

oiwai.jpg

先ほど、素敵な母娘の患者さんがお越しになられました。

ちょうど昨日、結婚式を終えられたばかりの娘さんとお母様。

幸せのおすそわけ、ということで私達にも可愛いお菓子をたくさん(^^)

 

披露宴は高松で行い、なんと正式なお式は出雲大社でなさったそうです。

白無垢&はかまでおごそかに行われてたそうです。

素敵ですね。

 

「白無垢が重かった・・・」という娘さんのお顔もどこかやっぱり嬉しそう。

それを見つめるお母様の表情もやっぱり嬉しそう。

 

それにしても結婚式の翌日のそんな忙しい中、ちゃんと治療に

お越し下さるこのお二人がすごい!ですよね?(^^)

ありがたいこと、です。

 

私は、患者さんとの長いお付き合いの中で、こうした

とってもプライベートな気持ちのやり取りをさせて頂くことができた時

なんだかとっても嬉しい気分になります。

 

長々と手書きのお手紙を頂いた時や

久しぶりに帰郷した時には寄って下さったり

ちょっと旅行に行ったから、とお土産話を持ってきて下さったり

そして時にはこの吉本歯科医院での待合室でたまたま出会ったお二人が

意気投合してしまい、一緒にお仕事をされることになってしまったり(^^)

そういうやりとりを交わせている時、

とっても嬉しくなるんです。

そして、同じように、私達のスタッフも、嬉しそうな顔をします。

 

私はここ2~3年で「母性型経営」という考えを知り

その考えを体中に浸透させるべく実践していく中で

一番良かったなと思えることは、中にいるスタッフとの関係や患者さんとだけでなく、

うちに出入りして下さっている方やなどあらゆる人との関係が理屈抜きで

心地のいいものになってきたなあということ、です。

 

当院に見学にお越しくださった方は

よくこんな風におっしゃられるんです。

「どうやったらこんな風に患者さんたちと密な関係を築いけいけるんですか?」

「何か特別な研修でも?」と(笑)

 

昨年は特に、あまりにも聞かれた質問なので

やっぱり一般的には何か特別な研修やテクニックを勉強しているのかと

思ってしまわれるのだろうなあ・・と感じました。

 

私はいつも思うのですが、それがお仕事だとしても、はたまた普通の人間関係だとしても

人と絆を作っていこう、育てていこうとする意思、そう、想いがまずは何より大切です。

 

目の前のこの人とちゃんと繋がろう、

そして自分たちのことをちゃんとわかってもらおうとする想い

そして目の前のこの人こともきちんと分かろうとする想いが何よりも大事だと

思います。

相手の心に寄り添っていこうとする意思があれば

人と人とは勝手に心が繋がっていくものではないでしょうか?

 

また、どうしても繋がらない時は

残念ながら縁がないか、またはその時期ではない、ということ。

とてもシンプル。

 

私たちが吉本歯科医院としての想いや診療のスタンスをさまざまな形で発信しはじめて

そしてし続けている中で、気をつけていることが、あるんです。

それは、人とのやりとり、心のやりとりの部分だけは、効率化してこなかった、

ということなんです。

 

今は情報発信にしても、メールでのやりとりにしても、ホームページの更新や

ニュースレターの発行にしても何でもかんでも外部に発注して上手にこなせる

ツールは山のように、あります。

うちにも

「あなたのかわりに、ニュースレター作ります」

とか

「あなたのかわりに患者さんにメールを送ります」

とか

「あなたのかわりにブログを更新します」

とか

いろいろやってきます(苦笑)

そこまでやってくれちゃう?というほどびっくりするほどの

ものまであるんです。

 

もちろん外部の方にお願いできる部分はまるなげしてもOKかもしれませんが

自分たちの想いを発信することや、相手と繋がろうとする行為に関することだけは

やはり、自分の想いは自分の文字や声や態度で、の姿勢が必要です。

 

すべてを外部発注してしまうということは

自分の大好きな人に送るラブレターを友達に代筆してもらうことと同じです。

 

上手に書いてうまくデートできたとしても、会った瞬間に話したらばれます(笑)

この文章を書いた人があなた?うそでしょ?(><)

と2秒でバレます(--)

それはその人間と書いている文章にあまりにも違和感があるから、です。

逆効果どころか、もうイメージ最悪です。

 

ポストに入っている郵便物の束をみた時に

DMが山のように入っていますよね?

そのDMの中でも、

これは明らかにどこかにアウトソーシングして作ってもらってるなあと分かるものと

これはこの本人がちゃんと書いてるんだろうな、と分かるものが、あります。

そのDMの中に想いがあるかどうか、ってすぐにわかっちゃいますよね?

どうせなら、そのDMの向こうにでも、その書いている人が想像することができると

読もうかな。という気にもなります。

 

私は手紙大好き人間なので、今でも手紙で何度もやりとりをしたりします。

メールでもいいのですが、手紙を書くというその行為が大好きで

封書でお手紙を頂いたり、おはがきを頂くと嬉しくてすぐに返信します。

なので便箋やはがきを集めるのも大好き。

 

時と場合によるのですが、

これだけ人と人とが面と向かって話す機会が減った時代は

特に気をつけてリアルな場面で人と関わっていようとしてなければ

どう考えても人間おかしくなっちゃうと私、勝手に思ってます(><)

 

今日はメールとツイッターだけでしか人と話してないわ・・・なんてことが

普通になったら恐ろしくないですか?

私は嫌なんです、そういうことが。特に。

 

メールも大好きですが、同じだけ生の声を聴きたいし、

生身の人間に会いたいと思います。

顔を見て話さなければわからないことはいっぱいあるし

伝わっていくことにも限界があります。

 

そういう意味では、私は今の環境とっても気にっています。

吉本歯科医院という場で日々いろいろな方にまさにリアルにお目にかかることができ

そこでの対面のやりとりによって、やはり元気になれるから、です。

ご遠方からわざわざお越しくださった方にはやはりお目にかかって

お話したいし、ひさしぶりに帰郷された方にはやはり

お変わりない様子を見たいです。

なので一日ギッシリの予約表をみた時に

懐かしいお名前があると嬉しくなるんです。

 

一日の中で、なんとなく「ああ、あの人と会ってよかったな」とか

「今日はあそこに行って元気でたな」とか

そういう微妙な心の動きがたくさん感じられることが

私は何より嬉しい瞬間です。

 

そしてそういう人同士の心のやりとりがたくさんなされている時、

「豊かだな」と感じます。

100万円のバックをもらうより、嬉しいです。

もらったら嬉しいですが(笑)

 

人が生きていくのに一番必要なものは

「ああ、自分の心が今あったかいな」と感じられることじゃないのかなと思います。

そういう心模様の時の人間はおそらく、お互いがお互いを大事にしあうという

ことが理屈抜きに実現できると思うから。

 

取るか取られるとか

やるかやられるか

とか、そういう殺伐とした関係、

金銭的な損得の関係

で取り交わされる社会は、必ず行き詰まると思います。

会社はかろうじて存続しても、そんな想いを持って生きている人間の心と体がまず

駄目になると思うんです。

 

ただ、今はそうじゃない仕事の仕方や、社会のあり方へ

変っていっているのかな、という予感もしています。

 

それは肌で感じます。

 

きっと、口には出さないけれど多くの人が感じていること、だと思うからです。

人は誰しも絆が欲しいし、

心で繋がっている関係で仕事をしたいし、人との関係を築きたいと

願っていると、思うんです。

口に出して誰にでもいつでも言ってたらおかしい人ですが(--)、

たまには口に出して言ってみれば意外にも

「私もそう思っていた。感じていた」と共感くださる方が

多い、ということを私は最近特にそう思います。

 

何でも言ってみるもんだな、と思ったし(笑)

書いてみるもんだ、とも思いました。

さらに外にむけて発信してみたところ、思いもかけない人が

共感してくれちゃった、ということも多々あります。

それは本当に嬉しい驚きです。

 

あったかい想いや気持ちは人とのやり取りの中でしか、発生しないと

私は信じてます。

だから、人との関わりが何よりも大事だと、思ってるんです。

仕事はきっと、あとから付いてきます。

なぜなら、仕事を成り立たせているのも、実は

人と人との関わりだから、です。

例外は、ありません。

2010.11.27年末にむけてのご予約について

これから年末に向けて患者様のお約束で大変混み合っている状況です。

新規の患者様のご予約は、お痛み症状のある患者様は

年内には応急処置でお痛みを抑え、その後本格的な治療スタートは

年明けからになる場合がございます。

 

もし仮に年内大きな処置を行いお痛みが出てしまう可能性がある

治療は、年明けから本格的な治療スタートさせて頂くことがございます。

 

新しく吉本歯科医院にお越しになられる患者様には、ご希望の日時にご予約が

お取りできず大変ご迷惑をおかけしております。

 

「その場限りの治療」ではなく、将来を見据えた全体治療を行いたいという診療理念に

基づいて治療行っております。

そのためお一人お一人の患者様に十分な時間をお取りし、きちんとした治療を行って

おります。

どうぞあたたかいご理解を頂きますことお願い致します。

2010.11.27加島のサプライズな一年

kashimasyashin.jpg

かわいいでしょう?(^^)

当院歯科衛生士の加島の子供時代の写真です。

 

加島の2人の子供を足して二で割ったよう。

遺伝子って本当にすごいですね~。

 

今、12月のニュースレターに掲載する原稿をみんなしこしこ書いているので

何かとみんなで過去の話や、最近起こったことの話をするんです。

 

今日は加島の話をちょっとだけご紹介しますね。

 

加島いわく、「私、ここ(吉本歯科医院)に来てから本当に不思議な出会いや再会が多いんです!

主人に、お前死ぬンと違うんか?」と言われたそう(笑)冗談でもやめてください・・・・・・。

 

加島の文章です↓

こんにちは、歯科衛生士の加島小百合です。

 

今年は私にとって今まで生きてきた人生で最もサプライズな年でした。

今後の人生でこのような体験をすることはないかもしれません(^^:)。

 

最初のサプライズは、マネージャーがたまたま私のいとこや他にも共通の人達を知っていたことに驚いたのが夏のバーベキューでした。

 

そして今年マネージャーに誘ってもらった食事会でまさかの16年ぶりの再会です。

 

みんな昔と変らずとても楽しい時間を過ごしました。

そしてその中でまた新たな出会いがあり、第一の再会を皮切りにそこからどんどん偶然にもいろいろな人と再会をしていきました。

 

第二の再会は小学校の担任の先生に28年ぶりに再会。

第三の再会は、中学の同級生です。

第四の再会は、子供の幼稚園で23年ぶりの友人に再会です。

第五の再会は、過去に私の人生を大きく変えたあるセミナーで一緒だった人との再会です。

どの再会も私の人生にとっては大きな大きな意味のある人ばかりなんです。

 

本当に出会いは不思議です。

今、改めてそう感じているんです。

 

今までの再会は、偶然かもしれません。

しかし、今第六の出会いは私は自分で作っていこうと思いました。

 

今年も残りあとわずかです。

本当にこわいくらいいろいろな方との偶然の再会。

 

まるで私がこの世でお世話になった人達に再会しているのは、もしかしてお別れが近いの?なんて、考えちゃったくらいです(笑)

うちのマネージャーにも、この話をすると、「加島さん、死ぬ前みたいなこと言わないでよ」と(^^:)

 

人と再会したり、また新しく出会うたびに、人はみなどこかで繋がっているんだな、ということを感じます。

 

そのためにはやっぱり、元気で生きていることが大事です。

 

私は生きている限り、関わった方に歯の大切さを知って頂くために、今こうして歯科衛生士という仕事をしているんだとつくづく思います。

 

私はよく歯のことを患者さんにお話するとき、熱弁しているらしく、その時の迫力はものすごいらしいんです(笑)

 

それはどうしても自分が知っていることをどうにかこの方にお伝えしたい!という想いが溢れて止まらなくなってしまうからなんです。

 

今の仕事には私は使命を感じています。

  

私の話を聞いてくださり「そうだったんだ、知らなかった。聞いてよかった。」と言って喜んで下さる方のために私はまだまだこれからも頑張ります。

 

 

・・・・・やっぱり最後は「歯」になっちゃうんだ(笑)とさすが感心しました。

 

当院の加島は、「歯」のことに関するともうびっくりするほど

熱く語ってしまう人です。

 

「知って欲しい」という想いが溢れ溢れ、知らなかったために歯を失ってしまったという

患者さんを前にすると、思わす涙してしまうほどの人(^^:)

 

理性的で冷静な人が多い職場であれば

おそらく加島のこのキャラクターは浮いていると想像するのですが

私は逆に、加島のこの「熱さ」が大好き、なんです。

 

 

気持ちが溢れてきてよくポロポロと涙する時もあるのですが

そこがまた人間味があって、素敵です。

 

人間、顔の皮が厚くなると涙も出ません(--)。

 

 

人の心を動かすのは理論や理屈ではありません。

 

溢れる想いや、ひたむきな感情がストレートに表現された時に

人の心がグッと動いてしまうんだと思います。

 

なので、少々声が大きくても

少々早口になってしまっても

少々くどくなっても(笑)

それはいいんじゃないか、と思うんです。

 

そういうことはちょっと意識して変えようとすれば

簡単にできます。

 

その根底にどんな熱い想いがあるかどうかのほうが

100倍価値があると感じています。

 

そこに想いがない人の言葉はどんなに知識を詰め込んでも

人の心は打ちません。

 

想いがあれば、伝えようと考えなくても

勝手に伝わってしまうもの、です。

 

この人がこれほど熱く想い語っていることは

一体どんなことなんだろう?と

なんだか意味はよくわからなくても

なんとなく「すごいことなのかも??」という

感情は心に残してもらうことができます。

 

 

よく組織の中では、ちょっと変った感じだったり、特殊な考え方や感じ方を

する人がいると、はじかれたり、してしまうものです。

 

しかし、それも全ては周囲の焦点の当て方だと私は思います。

 

長所だと思って引き出そうとする心の目を開けば必ず相手はそういう面が

現れてくるし、

逆に、「変な人」と思ってしまいそういう目で見ると

その視線に反応し、ますます萎縮し、能力を発揮できないような気がするんです。

 

 

人は片一方からだけで見るのではなく

いろいろな方向から見ると必ず素敵な面に

出会えるもんだと、思いませんか?

 

 

この加島、吉本歯科医院で唯一のAB型です。

ご存知の患者さんも多いかと思いますが

当院はOとBの集団のような医院です。

 

歯科衛生士の小田はA型ですが、性格はまるでO型です。

ただ、ものを整理整頓しはじめたり、手術着をたたんだりしている時の様子は

A型そのもの(^^)

 

血液型?

そんなの関係ないでしょう?

と言われる方も多いのですが、

なぜか吉本歯科医院は血液型信者多いです(笑)

私が洗脳したからかな???

 

 

実は、バランスよく、いい感じで全ての血液型が揃ってるかなと自負している

マネージャーなのです。

 

同じような人だけでも駄目で、凸凹だからお互いの違いを発見し

成長していけるような気がします。

 

 

今日たまたま高松保育園というところに子供を連れていってきたのですが

そこには2~5歳の可愛い子供がたくさん遊んでいました。

ここは、土曜日だけど、お仕事をされているご両親のために土日や夜間も保育園を開放しているんです。

 

たくさんいる子供を観察していると

どの子の個性があります。

やんちゃな子や、おとなしい子、おもちゃを友達に譲る子や

逆に取り上げる子。

 

でも、どの子もみんな同じように可愛い。

子供の目は大人のようにまだ何も知らない目なので

まっすぐにこちらに向かってくるんです。

 

こういう目で向かわれるときっと誰だって

可愛がってあげたいと思うし、なすことすべて長所にしか

見えないものなんです。

 

 

人は可愛がってあげよう、大事にしてあげようという気持ちに

包まれた中にいると、のびのびしてきます。

萎縮させない、ということは本当に大事なことです。

 

 

加島が今日、帰り際に

目をきらきらさせながら、加島の密かな夢を話してくれました。

 

それを聞いて、私は

「絶対、それしよう!」と言いました。

 

吉本歯科医院にやってきて、そんな風に感じるようにまでなってくれた

というそのことが、私はもうとっても嬉しかったです。

 

うちには歯科衛生士含む6人の女性スタッフが、います。

どの人も加島のようにいろんなことを感じた一年だったと思うんです。

 

そういう心の変化や過程を話してくれることが

私は何より嬉しいし、ものすご~く忙しかったけど

やっぱり良かったなあと思う瞬間です。

 

そして来年もまた、同じように忙しく動いている私が目に浮かびます(笑)

こういうの貧乏性って言うんですって。。。。

 

 

 

 

 

 

 

2010.11.26お醤油

額にたんこぶを作ってしまいました(--;)

ゴツンと音がしたので相当痛かったんですが、時間がたつにつれて

だんだん膨らんで痛くなってきました。

体のどこか一部が痛いだけでこれほど全部が痛くなるとは・・・。

相当まぬけな顔をしています。

 

まぬけ顔で出勤すると机の上に荷物とお手紙が届いていました。

先日ある会で一緒のテーブルに座った方から。

小豆島のお醤油問屋さん15代目当主、藤井寿美子さん。

美味しそうなお醤油の数々と、オリーブオイル、そして取れたてオリーブの塩漬け(^^)

たまりません。

 

とってもふんわりした優しい女性だったのですが、

何よりも私がその日の会で惹きつけられたのは、

新婚さんだった、ということ。

 

お相手の男性は以前から存知あげていたのですが、この会の夜に

ひさしぶりにお目にかかった瞬間に

「あれ?なんだか以前と全然雰囲気が違う」と思ったんです。

 

それは、とてもいい意味で(笑)

 

女性の変化は分かりやすいですが、男性の変化はなかなかわかりにくいですよね。

でも、明らかに違っていたので思わず私は

「何かありましたか?」とお聞きしちゃいました。

 

するとなんと、お隣にニッコリ座っているこの15代目当主と

つい最近ご結婚されたということ!

もうびっくり。

「お互い2回目なのでひっそりと」とにこやかに笑う2人。

 

同じテーブルには6人座っていたのですが、

私の横に座ったこの2人の雰囲気に完全に飲み込まれてしまいました。

 

若いカップルのようにアツアツとかラブラブとか、そういう感じではないのですが

大人の2人がお互いをちゃんと気を遣い合って想いあっているのが

その視線のやりとりや、ちょっとしたしぐさから見えてくるんです。

地に足がついているので見ている方も落ち着くんです。

 

好きなことを言ってどんどん前に進みたいちょっとやんちゃな旦那さんの横で

ニコニコと笑いながら、安心感で包んでいるこの奥さんの優しい雰囲気が

もう、見ているだけで匂ってきちゃうようないい香り(笑)

 

まだ出会って間もないお二人だそうですが、

こんなに息が合ってるのもすごいなあと思いました。

もちろんお二人はこれからいろんなことがはじまるんだと思うのですが

こんなにニコニコ顔で幸福感で満たされているお二人の心境は

もうおそらくすごい境地なんだろうなあ・・・と勝手に想像しちゃった私です。

 

もし仮に、人間が一人残らず老若男女問わずこぞってこういった

相手を想う気持ちをお互いに持ち合うことができたとしたら

そりゃあこの世は楽園です、きっと(笑)

 

いたわり合えるし、自分よりも相手を大事に思ってしまう自己犠牲の精神だって

勝手に湧き上がってくるだろうし、真心を捧げあえるし、

そして、人に対しては真摯な気持ちになるだろうし、本当に真剣に人付き合いをしようって

思うだろうと想像します。

 

そういう経験ってありますよね?

普段は自己中で自分にしか興味ありませ~ん、という人でも

誰かを好きになったり想ったりすると

自分のことよりも相手の幸せを願ったり、

相手のためならどんな無理なことでもやってのけたりしちゃうこと。

 

うちの若いスタッフで言えば、彼氏に対してとか

お母さんであれば、わが子にとか

きっとそう感じたことがあると思うんです。

 

そういう感情って人間だけが味わえる最高の至福です。

 

そんな状況の時の人間同士は仕事を協力しあうことができ、

そういう人がたくさんいる社会は間違いなく発展すると私は思います。

 

誰かを大事に想う

とか、

誰かを好きに想う

という共通の価値観を分かち合えた時、人は自分以外の人に

ものすごく優しくなれそうな気がします。

 

お二人の醸し出している空気に飲み込まれそう、感じてしまいました。

心底嬉しそうな人って、出している雰囲気が本当に違うんです。

半径5メートル以内は間違いなく感染させそうな勢いが、あります。

 

私はいいなあ・・・って指をくわえてお二人とお話をしていたのですが

お話をしているだけでも、なんだか優しい気持ちになってくるから本当不思議です。

 

いくつになっても純粋な気持ちが湧き出てくる瞬間ってきっとあります。

そういう気持ちが湧き出ている時、人間はどう考えても幸せホルモン?

が出ているような気がします。

 

送って頂いたおしょうゆの箱の中にこんな冊子が入っていました。

15dai.JPG

5歳の頃の藤井当主

かわいい

15daisasshi.jpg

素敵ですよね。

 

小さな頃からお醤油作りをそばで見ていて

どんな思いでおじいちゃんやお父さんがこのお醤油を作り続けていたかを

肌で感じてきたこの寿美子15代目。

 

うちのお醤油を一度味わって欲しい、というその表情には

わが子のようなお醤油達に大きな自信と誇りを持っているのが

伝わってきます。

 

お醤油ひとつにしても、その背景にストーリーが見えてくると

私はものすごく入り込んでしまうほうです。

ただのお醤油じゃなくなっちゃう瞬間(笑)

 

どんな商品でも、その向こうには必ずそれを作っている人間が、いるはずです。

その人の顔とか、想いとか、そういうものを感じてしまったら

なぜか不思議とファンになっちゃいます。

 

おおざっぱな性格なのですが、妙なところにこだわる面があり

我が家の調味料は結構充実してるんです(^^)

お醤油とか、お酢とか、みりんとか、お砂糖とか、

ちょっとうんちくのあるものが好きでいろいろ揃っています。

お取り寄せ大好き。

 

一度子供を連れて小豆島のお醤油の蔵を見に行きます。

船にのって。

 

幸せなお二人の顔を想い浮かべながら

たんこぶ冷やす今日の私です(--)

 

 

 

2010.11.25岡田清様

okadakiyoshisama.jpg

【患者さんの声は「実際に治療を受けた人の感想を知りたい」という患者さんの
声から生まれました。

ご登場頂いた患者さんはどの方も快く私どものインタビューを引き受けて下さ
った方ばかりです。

治療中はご苦労をされた方、食事ができずにお困りになった方、いろいろな方
がいらっしゃいます。

いいことばかりではありません。

いいことも、悪いことも、両方知って頂くことが大事なんだと私達は考えて掲
載していました.

ホールページでの医療広告ガイドラインが変更となり,患者さんの声の掲載を
削除しました.

個々の患者の状態等により当然にその感想は異なるものであることから,
「患者等の主観に基づく、治療等の内容又は効果に関する体験談」が広告とし
て取り扱われることになりました.

院内掲示、院内で配布するパンフレット等は今まで通り,広告ではなく情報提
供や広報と解されることから医院にて「患者さんの声」はご覧くださいね】

2010.11.24クリスマス

kazaritsuke.jpg

昨夜から、吉本歯科医院こんな感じです(^^)

夕方5時くらいに電気がつき深夜0時に消えます。

クリスマスまで電球が持つかなあ?と心配です(--)

 

当院のクリスマス時期のこの飾りつけはもう5年目です。

ことの発端は、当院にお越しくださっているある患者さんが

「なんか飾らんと淋しいやろ~~」と声を上げてくださったのがきっかけです。

言ったからには「じゃあ、お願いします♪」とすっかり頼られ毎年毎年

この時期になると、一日かけて当院の飾り付けに来てくれます(笑)

出窓の中の飾りは結構凝ってまして、とても素人の仕事では、ございません。。。。

 

不器用な私は何の手伝いもできず、一度だけ手伝った時

「余計に時間がかかるから、触らないでくれ」と退場宣言を受けました(--:)

そう、私は、こういうことは本当に苦手、です。

おおざっぱ、ですので。

 

12月に入ると当院の前は、トイザラス(大きなおもちゃ屋さん)に向かう車で大渋滞になります。

23日あたりになると、警備員さんが何人も立っていて、車が動かなくなるほど。

ですので、「ああ、あのクリスマスにピカピカ光ってる歯医者さんね」と、よく

見て下さっているそうです。

暗い夜に、ピカピカと光っているのを見るだけでも、少しは幸せ気分になりますもんね。

見に来て下さいね。

 

11月号のニュースレターで私が当院のカウンセラー森下はるみを紹介したコーナーが

あったんです。

実はここで書いていたことが、なぜだか女性の方からものすっごくたくさんの

コメントを頂いたり、声をかけて下さることが多いんです。

 

お話くださった内容から少し・・

『森下さんという人にとても興味を持った」

「私も森下さんみたいな性格になりたい」

「そんなに怒っちゃってもいいんですね(^^)」

 

11月号のスタッフ紹介では何を書いたかと言えば

森下が「怒りを溜め込まない」ということを書きました。

詳しくは、レターを読んで下さいね。

 

たまたま昨日も友達と手巻き寿司をしながら

その話になりました。

みんなうちのレターを毎月読んでくれて、いつもいつも感想をくれるんですが

やっぱり、森下の話になりました。

 

人は大きく共感すると、その人に関心を持つんでしょうか?

森下のことを知らない人や会ったことがない人に

想像力だけで関心を持っていただけるのは私としてはとても嬉しいこと、です。

うちのスタッフのことを知ってもらって、好きになってくれることが

何より私は嬉しい。

 

全員に聞かれたことは

「森下さんって、そんなにすぐ怒ったら顔に出るの?」

「そんなにすぐ口に出して言うの?」

・・・よっぽど、稀有な存在に見えるのでしょうか?(笑)

 

怒り方、というのは私はとっても難しいと思うんです。

誰かに対してものすごく腹が立って怒りたい時に、

なかなか感情をそのままストレートにドッカーンと表現することって

そうそうできません。

よっぽど相手との信頼関係が築けてないと難しいです。

 

感情を抑えて理性的になって怒った場合には

「押さえ込んだ」ということが自分の中のストレスとなってしこりが残ります。

自分が100怒ってるのに、その表現が20くらいしか出せなかったりすると

その残りの80がしこりになったり、相手に対する嫌味になったり、します。

 

私はそういうタイプでしたので、

よくわかるんです、そういう感覚。

だから、森下のこの100怒ったらそのまま100表現できる、というところが

とても魅力的に見えます。

最大の長所であり、森下の強みだと思っています。

 

森下を見ていると

怒りや悲しみは、「まだ実はそんなには怒ってないけど、今のうちに怒っておこう(笑)」

くらいでちょうどいいのかもしれません。

 

今は男も女も、怒りません。

特に職場では、対立を何よりも嫌がる風潮があるので

誰も彼も怒りません。

というか、怒りたくても怒れない、が正解でしょうか?

では、怒りの感情がないのか?と言えばそうではなく

表現せずに、押し殺すだけ、です。

 

怒りを抑えると自分の中が怒りで充満してカビくさくなりそうなので

やはり感情は、あまり溜め込まないうちに早めに吐き出すことができた方がいいんです。

 

なんでも言える場所と

なんでも言える相手が

あれば、人はそうそう心が病むことはないと思います。

私は、今特にそう感じます。

 

私は過去にそういうことが全く分からず

一人で悶々としていた時期が長かったせいか、そうじゃない、ということを

知った時からはパラダイスでした。

あれ?こんなに世界は明るかったっけ?という感じです。

 

そして、怒る時ですが、

怒った瞬間に、考えずに怒っちゃう!ということがとても大事かなって思います。

誰しも、「こう言っちゃったら嫌われるかな」とか

「悪く思われちゃうかな」と一瞬でも頭をよぎったら怒りのテンションは一気に抑えらてしまいます。

 

うちの森下は「考えずに怒る」ということ、とても得意です(笑)

本人はまったく無意識にしていることですが

だからこそ、お腹の中に何もないのがわかるので

怒っても気持ちいいし、この人にはちゃんと向き合おうと思ってしまうんです。

怒る天才!とでも言いましょうか??

 

いつでもかんでもぷんぷん怒るとかではなく

ここぞという時にはちゃんと怒れる人は素敵です。

 

ちゃんと怒ることができるから、ちゃんと怒りを抑えることもできる人なんだと思います。

 

特に、男の人は、もう絶対、怒ってないと駄目、だと私、思ってます。

怒りの種火を消したら、男はおしまいって、聞いたことありますが

私もまったく同感です。

男は怒れてなんぼ(笑)

 

女は自動着火装置がついているので

いつでもどこでもすぐに着火して怒ることができる生き物なのですが

男の人はそうはいかない。

怒るには相当なエネルギーがいります。

 

妙に落ち着いているように見えて

「ぼくは怒ったりしませんよ~」なんて顔をしている男の人に

女性は魅力を感じるものなのでしょうか??

感じないでしょう・・・・・きっと。

 

いつも何かにモノ申してたり、許せない!ありえない!って怒ってる

人って私は熱くっていいなあって思ってしまいます。

自分を上手にその枠に収めきれないところに、魅力を感じてしまいます。

それは女性でも男性でも。

 

ケンカを繰り返して修繕しながら

どんどん仲良くなっていくのが人と人同士だとしたら

職場でもケンカはOKで、対立もOKだと、思うんです。

 

全ての人は違う、ので、「あれ?なんで?」の繰り返しです。

自分が怒って、相手も怒って、ケンカをしちゃいますが、仲直りをしたい、もっと良くしたいと

思うからケンカをするわけです。

人間を信じてないと実はケンカだってできない。

ふとそう思いました。

 

・・といっても

うちの森下がいつも怒っているわけでは、ないですよ~~(笑)

ただ、自分の感情を素直にそのまんま表現する、それだけです。

 

私が何よりも素敵だな、と思う森下の個性、です。

DSC_0296.JPG

今日は、吉本歯科医院一日インプラント手術日です。

おおがかりな症例のため、朝から夜までみっちり。

 

もうすぐ師走。

あわただしい、年末がやってきます。

私はこのバタバタして忙しいけれど一年で一番好きなのがこの12月です。

年のはじまりよりも、年の暮れの方が好き。

朝日よりも夕陽の方が好き。

みなさんは、いかがですか?

2010.11.22人には言えないこと

12月号のニュースレターですが、

今年最後ですので何か特別にスタッフ達のことを紹介したいなと

思い、みんなで「何をするかね~?」と話し合っていました。

来年の抱負や自己紹介ではいかにも一般的で読み手にとっては

あまり印象に残らないよね、ということで

「誰にもいえないような話」「それは生き恥でしょう・・・」というような

過去の恥ずかしいお話を書いてしまおう!ということに決定(笑)

 

本当に出すかどうかは別にして、

そのことがきっかけでスタッフみんなといろんな話を、今しています(^^)

年齢が上にいけばいくほど、恥ずかしい話がリアルです(><)

 

歯科衛生士の加島からは早速、A42枚にギッシリと原稿がやってきました。

「そんな一年だったん?」と読んで初めて知る加島の内容の濃い一年。

みんなそれぞれ、心の中でいろんな想いを抱えて生きてるんだなあと

読んでて嬉しくなりました。

自分のことしかわかりませんからね?心の中は。。。

 

そして、予想通り、森下の体験談は強烈?なものらしいです(^^:)。

森下の過去の恥ずかしい体験談を聞いて若いスタッフたちは

「ええっ、それを公に公表しちゃうんですか?大丈夫ですか?」と(笑)

・・・・どんな恥ずかしい過去なんですか???と聴きたくなりませんか?

 

みんなはじめて聞くような話が飛び出します。

そのギャップに私もビックリ。

 

でも、そのギャップがまた魅力ですし、余計に「可愛いなあ」と思ってしまいます。

 

過去を笑って話せる、ということは、

今がいい、からそう言えるわけです。

 

今でもずっと根深く思っていたら人は笑って話せません。

 

それに、みんながお互いに想像もしないような恥ずかしい?過去が

あったとしても、それもまたお互いが知ることで

「ああ、そんなことがあったんだ」とその人の背景をイメージすることができます。

そうすると、親近感も湧いてきます。

 

自分の恥ずかしい話や、失敗談をたくさん仲間に知って理解してもらえているということは

もうそれだけで仲間同士はいい雰囲気になってしまいます。

 

いいことばかりじゃなく、

悪いことは

実は人にいえないようなことや

恥や

負のことを話せると、どんどん心が楽になっていくと思うんです。

どれだけ自己開示ができるかで、関係性が深まっていくと思いませんか?

 

信用してないと自己開示はできません。

信用してない人に何でも話すと馬鹿を見ますからね~。

 

森下いわく、

「私ははちゃめちゃだったのかしら??」(--:)と少し不安気に話をするのですが

私自身が「みんながどう考えているか?」とか「一般的にはどうなの?」とか

そういうことは全く重要視しないタイプの人間なので、

ハチャメチャでも、波乱万丈も、大好きです。

「そういう森下さんが好きだから、全然OK」と

私はいつも言ってますし、他のスタッフに対しても同じくそう思ってます。

 

それを個性と受け取ると能力として伸ばすことができますが

それを短所として受け取ると、もうそこでストップです。

 

自分の考えていることがたまたま大多数の人の意見とたまたま

一致するならそれはそれでいいけれど

「世間がこうだから」とか「一般的に考えるとこう」とか

そういう平均的なものの見方=正常と考えてしまうことは

どう考えても違う、と思っています。

 

外から見てどんなに良さそうに見えても実情は大変ということはよくあります。

 

私はいつも思うのですが、

職場の一番の役目は、そこで働いてくれる人の「長所」を

どれほど引っ張り出すことができるかどうか、だと思います。

「長所」とは、その人自身も気がついていないようなことです。

本人が気が付いているようなレベルの長所ではなく、

もっともっと本質的な部分です。

 

人間的なあったかさとか、

心遣いとか

思いやりとか

数値化できないことが、吉本歯科医院にとっては一番の価値です。

人を見ている視点がおそらく、違うんです。

 

人はどこに焦点を当ててもらえるかで

びっくりするほど能力を引き出される生き物だと私は思っています。

 

どういうことに価値を感じているのか?

ということが一致すれば

上司と部下

社長と社員の

関係は幸せになると思います。

 

そしてそれは人間関係でも同じですよね?

 

だから、私はいつもスタッフに言っています。

あなたのこういうところが素敵で、大好きで、こんなことをできるあなたが

最高に素晴らしいと感じている、と。

こっぱずかしくなるようなことですが、結構口に出して言いますし、書きます(笑)

言わなくちゃ、わからないから、です。

 

吉本歯科医院のスタッフの特徴といえば

やはり、みんなそれぞれ個性的です。

そして、その個性はみんな私の好みです(笑)

私が面接したので、私の好みの人しか入っていません。

 

 

自分の感じ方とか、自分の直感とか

そういうものをひたすら信じて突っ走っている人の方が

私はどう考えても魅力的に見えてしまいます。

 

あいまいなモノ言いで、どっちつかずのスタンスを取っているよりも

「私はこう」というはっきりしたスタンスで生きてる人の方が

好きです。

そんなスタンスを嫌だという人は近寄ってこないし、

そんなスタンスを好きだという人だけが近くに来てくれると思うので

きっとその方が楽、です。

 

そういう意味では

吉本歯科医院のスタンスも同じかもしれません。

私達の想いをハッキリし、スタンスをはっきりとさせる。

そしてその想いに賛同して下さる方だけが

当院にお越し下さる。

 

そうすることで、スタッフ達も自分たちのやっている仕事に

自信を持つことができるようになります。

 

12月号ニュースレターどうぞお楽しみに!こっぱずかしい写真も掲載しちゃいます(笑)

 

 

 

 

 

 

2010.11.20砂漠のトマト

monburan.JPG

見てください。このモンブラン(^^)

びっくりするほど美味しいモンブラン。

なんと東京銀座からやってきたモンブラン。

話せば長いので、詳細はおいといて、

 

マネージャー今日は朝からやけにご機嫌です。

まもなくスタッフのお口に入ります。絶叫するかも?(笑)

蕩ける顔を見るのが楽しみです。

 

だいたいケーキを食べるとまるごと1個はまず食べられない私です。

だんだん「むつこく」(むかむかしてくる?)なってきて三分の一は必ず残してしまいますが

美味しいモンブランだけはペロリと食べてしまいます。

それほど好き。

 

なぜそんなにモンブランが好きかと言えば、

子供の頃の思い出にあるんです。

 

あまりにモンブランが美味しいので思い出してしまいました。

 

私の故郷は愛媛県の松山なんです。

ご存知ですか?

坊ちゃんの松山。

正岡子規の松山。

道後温泉の松山。

 

小さい頃は父の両親といわば同居という形で一緒に住んでいました。

祖父は、「テーラー」いわばお洋服の仕立て屋さんで、家には職人さんが何人も

一緒に住んでて、祖母はその職人さんを15,6歳頃からずっと預かって

ご飯の世話、生活の世話を全部やっていました。

 

祖父はいわば本当の職人気質の人で、神経質で怖くって、

優しいおじいちゃんなんてイメージはどこにもなく、ちょっと壁を汚したら

「バカやろう!」と顔を殴られていましたよ、今思えばひどい(泣)

 

兄は長男で、跡取りだから、と可愛がってもらっていたようですが

私は「女」なので、当時の超封建的な家では、「いずれどこかに行く存在」と

まったく平等ではなかったんです。

今は、ありえない光景ですよね。

今は女を殴れば殴り返される時代です(--)

 

私の子供の頃のその家の印象は

もうひたすら「グレー」色(--)

なんで、あんなに暗かったんだろうというほど、灰色で

夏なのに、寒い、という感じで毎日過ごしていました。

 

姑&舅VS嫁の戦いも激しかったんです。

ドラマのような日々でした。

あまりに騒がしいのでおまわりさんも心配してよく私たち子供を

見にきていました。

 

母は当時では珍しく朝から晩まで華やかな世界で働いていた人なので

そこに専業主婦でかつ、家を守り職人さんのお世話をする

祖母(姑)と気が合うはずもなく。

 

強烈に覚えているのは、クリスマスの夜に

母がちょっと遅くに家に戻った時には、家の前のシャッターを全部舅がしめちゃって

家中の出入り口を全部ふさいじゃったんです。

 

中で母の帰りを待ってる小さい私に

「ママはもう今日からおらんからな」と言われ

心臓が凍りつきそうな淋しい想いをしました。

 

その時は、2歳上の兄が一緒に手を握ってくれていたのですが

子供心に、「どうやってここから逃亡しよう」と考えていました。

その時たぶん、10歳くらいです。

 

大人になって考えたらなんてことないことですが

子供の頃は親が全てで、環境が全て、頭の中に知識も経験もないので

怖くて不安な気持ちだけがどんどん膨らみました。

 

 父もお酒を飲むと豹変するタイプで(--:)

3日に一回、ひどい時はほぼ毎日、夜な夜な母と言い争いをしていました。

そうやって豹変する父でしたが、その弱さとか、口に出して言わずにはおられない

父の気持ちもよく分かっていた小学生の私の気持ちは複雑でした。

女の特性でしょうか?

見えてしまうんです。

その心の裏にある淋しさとか、苦しさとか。

なんとなく感じ取ってしまうんですよね。

 

そんなわけで、そんな激しい家の中。 

それが普通だったので、たまに友達の家に泊まりに行って

とてもおだやかな家族の光景を見たときに、帰ってびっくりするほど。

「え?これが毎日普通なの?本当?」と(笑)

 

小学の頃から家に帰るのが嫌で嫌で、中学あたりがピークで

高校あたりでもう最悪の状態になり、その後両親は結局お別れしたのですが

当時振り返ると

「そんなことならもっと早くに別れてたらよかったのに」と

思う事もしばしば。

 

相性の悪さだけはどうしようも、ありません。

沁み付いた家の風土を改革するのは相当なエネルギーです。

努力根性で乗り切れない関係もあると思いました。

 

そこで、「モンブラン」なのですが

そんな灰色の日々の中、唯一私の幸福な時間がありました。

 

それは同じく愛媛県にある母の実家の今治市。

ここには優しい祖父母がいました。

「松山のおうちは怖いけど

今治のおうちは怖くない」と

私はよく言ってたんだそうです(笑)

 

大きくってたくましい祖父と、ひたすら優しくて受け入れてくれる祖母の

ところで大きなお休みの夏休みとか冬休みはずっといました。

ずっとここに住みたいと思うほど、安心しきっていた時間です。

当時はまだ昭和のいい頃で、

夕方になると縁側に人が座ってて、近所の人がたくさん歩いてて

会話して、銭湯もあって。

家のお風呂じゃなくて、近くの銭湯に入って、帰りに米屋で

ラムネを買ってもらって散歩しながら帰る、というのが

今治の家での日々でした。

もうその祖父はこの世にはいませんが、今でも手を繋いでもらった

大きな手とあったかい温度はありありと覚えています。

 

その祖父が大のコーヒー好きで毎日私を連れて

近くの喫茶店に行くんです。

今治城のふもとの喫茶店です。

そこで、私はいつも定番の「モンブラン」を食べさせてもらったんです。

毎日ではありませんが、3回に一回は「モンブラン」。

今のように洗練された味ではなかったんですが

大好きな祖父と一緒に食べるモンブランがもう強烈に残っているんです。今でも。

 

モンブラン=幸せな原風景

といった感じです。

いちごショートでは駄目なんです。モンブランでないと駄目な理由。

そういうことって、ありませんか?

 

何か特別な食べ物や匂いで

その当時の想いが微に入り細に入り思い起こされるって。

 

いつも父と母がケンカばかりしていることを祖父もよく知っていたのですが

祖父はそれでも一度も父のことを悪く言うことはありませんでした。

かといって娘である母を特別かまうこともなく

淡々としていました。

それが今思えばよかったかな、とも思います。

 

人はお母さんのお腹の中にいる時が最も幸せな時間だそうです。

何不自由なくお母さんのあったかい羊水の中に浮かんであたっかく

見守られている。

それがひとたび、生まれ出た途端に不自由になってしまいます。

全部自分でしなくちゃいけないし、

守ってもらえなくなるし、

希望が叶わないといった満たされない想いがどんどん増えてきます。

 

私も暗い子供時代は「なんで、こんなんだろう」ってずっと思っていましたし、

満たされない想いばっかりで、よそのお家はいいなってずっと思っていました。

何よりも夕方頃になって、晩御飯食べにみんなが家に帰っていく頃が

何より淋しかったです。

明かりがついてるのに、暗い・・みたいな感じ。

明かりがついてないこともあったので、それも寂しかったです。

だから今でも夕暮れ時はもの淋しい気持ちになる時があります。

でも、朝日よりは夕陽が好きですが。

 

 

子供の頃に感じたことって忘れているようで

結構深い深いところでは覚えているもので、今でも夢に出てくる時があります。

大人になれば、

「淋しい」なんて気持ちは日々の忙しさで感じるヒマもなくなりますが

子供の頃は頭の中がある意味、無法地帯なので、なんでもかんでも

見たまま感じてしまうんです。

 

 

ただ、今は「それがあったから今がある」と思えることが

幸せなのかな、と思うんです。

ひょっとして何もかも満たされていたとしたら、今いろんなことを

こうやって思ったり、考えたりするかなあとも思います。

 

なくて、枯渇して、コップがからからだからこそ

強烈にそれを求めるし、欲しいと思います。

 

負の要因は、それが大きければ大きいほど

ベクトルが変ると、喜びも大きいのでしょうか。

 

普通の人が「え?そんなことで嬉しいの?」と思うような些細な出来事が

私は、涙が出るほど嬉しかったりすることが、あるんです。

逆に、「それでなんで喜べないわけ?」と思われるような事が私にとっては

「なんとも思わない」ことであったりも、します。

 

それほど、人はそれぞれ求めるものが違う生き物だと思います。

そこが一致したら、感動ものです。

 

子供時代から20歳くらいまでは、ひたすら暗黒のような時期だったのですが

だからこそ、家族以外の人には、助けてもらえることが本当に多かったです。

助けてもらえる、という言葉を超えて、ほぼ「救済」です(笑)

 

人はあったかいということも知ったし、

たとえ家族でも、心が繋がっているとは限らないことも

肌で知った時期です。

 

今、吉本歯科医院で「母性型経営」って考えを実践してて思うのですが

やろうと声を上げた張本人が、

それを一番欲しかったから、どうしても実現したいと強く思うのかもしれません。

 

そこそこ幸せでそこそこ満たされて日々の生活に

「まあ、いいじゃないのかな」って思っていたとしたら

そこまでのエネルギーを出して一生懸命やろうとは思えなかったはず。

 

なんでもかんでもどうせやるなら一生懸命やるのが好きで

ダラダラするのは大嫌いな性格なのですが、

それもきっと、何か満たされないものがあるから、一生懸命してるのかもしれないなって

最近思います。

 

満たされない想いがあったからこそ、

一人の時間で自分を見つめる事ができたし

何かを考えることができたのかなと思うと、それもまた

よかったのかな、とも思います。

 

どうせ生きているなら、

心で繋がった関係がたくさん欲しいし、

仕事だって、そうやってちゃんと関わりあってやっていきたいと

余計に執着してしまうのかもしれません。

 

誰ともつながれなくて上っ面の関係しかもてなくて

消費するばかりで熱中できることもないとしたら、私はたぶん死人みたいになると思うんです(--)。

 

ということを考えていると、ピタリ。

つい先日、ある先生にこんな話を聴きました。

 

砂漠のトマトをご存知ですか?

 

私はこの話を聞いて

なるほど、「人間もトマトと一緒じゃないか」と思ったんです。

 

砂漠のトマトとは、

 

市場に出ているトマトで、それを栽培する農家が編み出したのが、

一鉢一本の苗木を育てることでした。

 

そして、出来るだけ栄養や水を与えないのです。

 

そうすると、その鉢にあるだけの栄養分を吸収しようと、精一杯苗木は努力します。

 

つまり、生命力がどんどん溢れてくる、ということです。

 

そうすると、そのトマトはほんとに甘い実を結ぶそうです。

何でも、与えすぎは駄目ということなんです。

 

自分で工夫をする努力という能力を高めるためにも、極力与えないようにする、ということ。

 

 

・・・・・トマトも人間も同じだと、思いませんか?

私はこの話を聞いて

「満たされない」ことも、悪くない

もっと言えば

「満たされない」から

いいのかもしれない、とも思いました。

 

 

ない

 

から、

 

欲しい

 

と渇望するのであって

 

満たされていたら

 

欲しいとさえ、思いません。

 

 

 

そのさじ加減も難しいとこかとは思いますが

やはり、何でもかんでも「満たされて」しまうと、人間は

駄目になってしまうんでしょうか。

 

 

そういうことが、もっと昔に

わかっていたら、よかったなあって、今思います。

 

ただ、今にならないとわからなかったのかも、しれません。

 

わかる時期にならないと、わからないことって

あるんだと思います。

 

 

人の心は本当に複雑です。

こうやって書いてて、自分でも自分の心の変化にびっくりすることが

あります。

 

 

ここ2年間で、このブログをよく書いてきましたが

人間は書くことによって、細胞が、それをやろうという方向に向くのかな・・・と

最近思います。

 

書いちゃったらそれを実行しなくちゃ恥ずかしいからでしょうか?

 

なんでもかんでも心に思ったことを絶えず書いていると

細胞までもがそうなろうとするもかもしれません。

 

書くことと、話すことは連動してるのかもしれませんね。

 

こういう風になったら嬉しいだろうな、ということって

私は絶えず書いたり、話したりしているので、

きっとそうなると思ってるんです。

よっぽどのおかしなことや人の道に反したことじゃない限り

その通りになるような気がします。

 

 

美味しいモンブランを食べてしまったので

ふとこんなことを思い出してしまいました(^^)

2010.11.19以心伝心?

私、栗が好きなんです(^^)

栗を売ってると必ず買ってしまいます。

焼き芋より、栗派(笑)

そして、秋になるとモンブランケーキが無性に食べたくなります。

大きな栗が丸ごと入っていたりしたらもう・・・・。

10月は、とにかく「栗、栗、栗」と言っていました。

 

そうすると、今朝、当院の患者さんでお菓子職人顔負けのケーキを作ってしまう

方が、「栗のケーキ」を焼いてわざわざ持ってきて下さったんです。

治療のご予約の日ではないのに、わざわざ。

 

つい昨日も、「あ~あ、もう栗がなくなる頃だけど、美味しい栗のケーキ食べたいな」と

言ってたところ。

嘘みたい、です。

願いが通じたのでしょうか?

 

「栗のケーキが食べたいって思ってたところなんです!」と

お伝えすると、「うふふ、そうかな、と思って」(笑)

以心伝心みたいです。嬉しいな。

 

渋皮をいちいちむいて、甘く煮て・・・相当大変な作業です。

でも、「美味しい美味しい」って喜んでくれる顔を見ると嬉しいの、と

いつもおっしゃって下さいます。

 

人の喜ぶ顔を見て自分が喜ぶ

そういう時の心模様はきっとあったかいですよね。

自分の心に余裕がない時はそんな心模様にはなかなかなれませんからね。

 

当院の患者さんは圧倒的に50歳以降の女性の方が多いのですが

その特徴として、喜ばせ上手の方が、本当に多いなあ、と思います。

 

受付の樋口と話をよくするのですが

「うちの患者さんてほんっとに、優しくってあったかい人がが多いよね。」

ということなんです。

 

最近は特にそう、思います。

どちらがサービスされているのかわからなくなるほど

私たちに気を遣って下さり、優しくしてくださったり、

いろいろなことに誘って下さったり、美味しいものを下さったり(笑)

そういう方が、多い。

 

それは女性の患者さんが多いことも理由かもしれません。

女性は特に、自分が何かすることで目の前の相手が喜んでくれたり

「助かったわ」とか「嬉しい」とか、声をかけてくれると

何より嬉しいんです。

 

そこで、何かをした時に、相手のリアクションが大きければ大きいほど

やっぱり、嬉しい、です。

 

見返りを期待してはいけないのですが、やはり、反応は欲しいですよね。

そのリアクション、つまり相手が何かをしてくれたことに対する反応が

恐らく吉本歯科医院のスタッフ達は、「やや大きめ」なんだと、思います。

 

 

私は、反応がある人は大好きですが、

無反応な人は、苦手です。

3回くらい会って、無反応だったら、その後はたぶんもう会ってないです。

淋しくなるから(--:)。

そういう意味で、反応の薄い人は採用の面接の段階で

お断りしています。

今いるスタッフは、きちんと相手にリアクションができる人、しか

採用していない、ということでもあるんです。

一人でも無反応、無表情の存在がいたら、うちのような少人数の組織は

大きな影響が出てしまいます。

人の悪影響は全体に悪い空気を伝染させてしまうので

困るんです。

とっても気をつけている部分です、実は。

 

例えば、今日もこうやってわざわざ私達のために昨夜からケーキを仕込んで

作って持ってきて下さった、ということに対して

「ああ、どうもありがとうございます」と、そっけない態度で頂くだけ頂いていたとしたら

私なら、そうそう何度も作ってあげたいなあ、とは、思いません。

 

そのケーキが好きとか

美味しいとか

そういう以前に、

そこまでして私たちにして下さっているという気持ちが

嬉しいわけです。

その嬉しい気持ちを、そのまんま表現しているのがたぶん、うちのスタッフ達です。

 

喜び上手

喜び組?(笑)

 

私もいろいろとスタッフと話をしながら、感じることがあるのですが

どの人も、きちんと私が話すことに対して同じだけのリアクションを返してくれます。

最年少の歯科衛生士の小田などは、「えええ!!!すっご~い!!」とのけぞるほどの

反応で、会話のキャッチボールを返してきます。

そういうリアクションをくれたら、無条件で嬉しいもんです、人間は。

結構単純です。

 

人とのいい関係をずーっと続けていくことって、結構難しいことです。

短期間にパッと会って、瞬間的に仲良くなることは意外に簡単です。

最初はいいところしか見えないし、情報もないから、です。

 

その関係を短期間だけ続くものにするのか

それとも長い時間ずーっとゆるやかだけど続けていくには

また別の知恵がいると、最近思います。

 

若い頃はそんなこと思いもしませんでしたが

ここ3、4年で、患者さんとの継続的な関係を続けていくうちに

なんとなくそんなことを日々の人間関係でも意識するようになってきました。

 

 

人との関係はキャッチボールと同じで

投げかけたら、返してもらって、またそれを受け取って返してもらって

その繰り返しが長く長く続くことだと、思います。

 

へたくそですが、私も昔テニスをしていました。

なにしろへたくそなのでラリーが続かないんです。

しかし、相手が上手な人になると、いつまででも続くんです。

決して終らない。

 

それは相手が上手なので、私がどんな球を打っても

きちんと取りに行ってくれるし

へたくそな私が受け取りやすいような球を投げてくれるんです。

そして根気よく。

 

そして打ち合いをしている中で

「うまくなった」

「その調子」

「すごいすごい」

と誉めてもらえると、すっかり、へたくそ気分は抜け、

「あれ?私、うまくなってるかも?」と

錯覚を起こします(笑)

 

これって、上司と部下の関係や、普通の人間関係にも言えますよね。

ずーっとキャッチボールが続けられる関係って、素敵です。

縁が切れません。

 

私は今37歳なのですが、人と長く関係を続ける、ということを

意識しはじめたのが2年前です。

母性型経営の考えもきっと影響があるはずです。

 

母性型経営の考えの中に

70:20:10の法則ってことが、あるんです。

組織の中で人を生かしきるための条件だそうです。

 

70を占めるものが、職場の雰囲気つまり、土壌

20が、よきリーダー、またはメンターの存在

そして、10が、個人の努力、つまり自己啓発の部分

 

組織の中では、一番影響される部分が大きいのは

場の空気だということ、です。

 

場の空気の中には、人同士が醸し出している雰囲気もあります。

何でも言い合える空気なのか

不満が吐き出せる空気なのか

指示命令で管理された空気なのか

心が通じ合えている仲間がいる空気なのか

そこがきちんと整えば、あとの30は、勝手に伸びていく、という考えだと

私は思います。

 

このことを知った時に、

私は、なぜ数年前の吉本歯科医院が何をやってもうまくいかなかったのか?

ということが全て腑に落ちたんです。

 

ああ、私は全く逆のことをやっていたんだな、ということです。

 

ゆるやかだけど、ずーっと縁が続いていける、というのが私の今の理想です。

毎日毎日そう想っているので、きっとそうなるとも思っています。

 

私達の職場は居心地がいい

自分はここで受け入れてもらっている

 

・・・と感じること

 

これは、理屈じゃない感覚の部分です。

 

そして、それがそのまま目には見えない雰囲気となって、その会社の

イメージを作っていると思うんです。

イメージアップとして、改装するとか、ロゴをカッコイイデザインにするとか

いろいろあると思いますが

中にいる人間の雰囲気はデザインしきれません。

逆に中にいる人間の心に焦点を当てると

後は勝手にいろいろとうまくいくことが増えてきます。

これ、本当に不思議です。

 

中にいる人間の気持ちをあったかいものに

せずして、外見にお金をかけるのは、これ、お金の無駄使いです(--)

肌が汚いのに、高い化粧品買って塗ってるようなもの。

効率が悪いんです。

 

自己責任という言葉がありますが、

一人一人が「これが自分の責任なんだ」と思える組織は強いと思います。

私のせいじゃない

これは上司のせい

これはあの人のせい

これはお客さんのせい

と思考してしまう人がたくさんいるよりは

何が起こっても「自分が関わった限りは自分の責任なんだ」と

受け止めて動ける人がたくさんいる組織は強いです。

 

「自分の責任なんだ」と思えるということは

その職場で本当に安心して、信頼されているということを

実感していないと、それは難しいんです。

 

例えば、

当院の受付の樋口は何か起こると、客観的に考えたら樋口の責任ではないようなことでも

「私の責任です」

「私がいたのに申し訳ない」

という姿勢をいつも見せてくれます。

いつも、そうですし

そんなスタンスの人なんです。

そして当院のスタッフはみんなこんなスタンスです。

それが普通。

 

そのスタンスをスタッフが維持してくれている

ということが

吉本歯科医院の考える仕事の基準です。

そういうスタンスを持ってくれているということは

後のもろもろは「推して知るべし」ということだから、です。

自分の責任です、という意識を持てる人が動く仕事の仕方や人への対応と

人のせいです、という意識を持ってる人がする仕事の内容には

大きな差があります。

 

仕事は結局人が動くことなので

人=その人の想い

が大事です。

どんな風に想っているか、と言うスタンスが行動に出るし、言葉に出るし

とっさの判断に出ちゃうんです。

 

また、「自分の責任です」という

そういう姿勢や心向きを見せられたら

上司は

なんとしてもこの人のことは守ってあげないといけない

という気持ちにさせられます。

嫌でもそういう気持ちを引き出させてしまうんです。

そんなもの、です。

 

なんでもかんでも人のせいにする人よりは

自分のせいではないのに、「私の責任です」と腹をくくれる人が

光ってしまうんです。

そしてそのことに心を打たれますし、

感動したり、するわけです。

「逃げない」姿勢に心意気を感じてしまうんです。

 

一人一人からそういうスカッとした気持ちを引き出すのも

これまた、職場の風土だと私は思います。

似たような人が集まるのが人間の特徴です。

数人の職場であれば、空気は勝手に伝染します。

空気次第、なんです。本当に・・・。

 

 

人は誰とどんな人間関係を結ぶかによって、それはもうあっけないくらいに

変っていくものだと私は思います。

悪い雰囲気の人と付き合えば、その雰囲気はそのまま自分にコピーされます。

逆もしかり。

特に女性はそういう傾向が多いと思います。

 

職場も同じで、

その職場の空気次第で、自分はどんな風にでもなれると思います。

3ケ月もあれば、人は顔が変ると言います。

その3ケ月でどんな人と関わったかで、顔が変るそうです。

 

そう考えると

いかに人は人間関係という他人との反射で生きている生き物かなと

思います。

一人で生きているようで決してそうではない、存在。

 

だから、自分にとって、風通しのいい人

相性のいい人

息が抜ける人

と長い時間一緒にいることができると

きっと、いろんなことがよくなっていくような気がします。

 

人と自分を繋げるためには

やはり、先ほどのリアクションではないですが

まずは相手にきちんと反応できる自分である、ということが

一番の扉かなと、思います。

 

きちんと反応してくれる人の方が可愛く思うし、大事に思うし、

情が湧いてきます。

反応できるということは、心を開いてくれてるということなので

やはり、そのことが嬉しいわけです。

 

今はみんな意識的にその心の穴?を閉ざしているように見えます。

警戒しているのか

そんなに信用できないのか

はたまたそんなに心を開くと「バカか?」と思われてしまうと思っているのか?

 

でも、心の穴は開けていなと変化は起こらないし

人は人との関係次第で変るということを信じていないとしたら

面白くない、そう思います。

 

誰と誰がどんな心のパイプで繋がっているか

目に見えてわかると、面白いですね(笑)

細いのか、太いのか、ぎざぎざで切れそうなのか?

見えると、面白いなあと時々、想像します。

 

そのうち、そんな機械が発明されたら、私、絶対買いますね。

 

 

 

さて、今朝はインプラントのメインテナンス治療にお越しになられた当院の患者さんをご紹介します。

田村幸子様です。

 

田村様には12月号のニュースレター患者力にご登場いただけることになりました(^^)

 

■吉本歯科医院の雰囲気は他の病院では味わったことがない

tamurasama.jpg

↑インプラント治療完成時のお写真です(^^)

 

インプラント治療と、さらに下の前歯の矯正治療を終了された田村幸子様です。

田村さんは、ご自宅が丸亀市のため吉本歯科医院へは1時間以上かけて通って下さいました。

 

田村さんは、今までは歯がどこか痛くなれば歯医者さんに駆け込み、その場その場での

治療を繰り返してこらえました。

しかし、今回、歯がグラグラとしてきて「あ、これはなんとかしなくては」

「これ以上、歯をなくしたくない」と強く感じられ、

情報を集め、そして年末の際になって吉本歯科医院にご相談にお越し下さいました。

 

院長の説明を聞き、歯を抜いて、インプラント治療を行うことが決まりました。

それからは、とんとんと、「先生の言うとおりに、おまかせした」という田村さん。

 

今思えば、よくこんなに何本もインプラントを入れる手術をしたなあ・・と

振り返ってみるとご自分でも驚きます、とおっしゃいます。

 

「手術に対しての恐怖心はもちろん少しはありましたが、

実際に手術を受けた感想は、

「気が付いたら終っていた」という感覚です。

ぼんやりしていたら、院長先生や歯科衛生士さんたちがなんだか笑っている声が聞こえ、

「もう終っていますからね」というと。

術後の痛みもなく、ほっぺが腫れますよと言われていましたが

腫れることもなく、経過も順調でした。

 

田村さんが私ども吉本歯科医院に対する印象を語って下さいました。

「私が、ここに来て本当に驚いたのは、院長先生がスタッフの方に対する返事や言葉が

とても丁寧で優しい、ということ、です。

いつ来てもその様子が変わることなく、私は院長先生は特に何か意識してされているのかなと

驚くほどです。

病院に行くと、特に古い先生のところに行くと、ものすごく腕はいいかもしれませんが

中にいる看護婦さんに対して言葉がきつかったり、ぞんざいだったり、ひどいときには

怒っているような口調で話す先生は、とっても多いです。

病院に行くと、患者の目線でいえば、先生が看護婦さんに怒っている、きつい言葉を使っている

ところは、雰囲気が悪い気がします。

自分が怒られている気がするんです。

そんな病院に患者として行くと、看護婦さんに怒られていることが、患者である私に怒られているような気がしてきて、とても怖い気持ちになることが、あります。

あちこちと本当にいろいろな病院に行きましたが、吉本先生のような優しい言葉で話す

先生ははじめて、です。

病院でこんな雰囲気を味わったのははじめて、です。」

こんなコメントを頂きました。 

 

 

https://www.8181118.com/counsellor/

当院の看板カウンセラーがブログを更新しております。

どうぞ読んでくださいね。

森下の文章を読むと、心模様がどんどん進化しているのを感じ

私はとっても嬉しいんです。

彼女のこういう感覚が私は大好きなんです。

これも好みです。

好みが一致すると、いろんなことがうまくいきます。

そしてそれも相性だと思います。

 

生かし合う関係と、潰しあう関係って、やはりある、そう思います。

それが、相性。

磁石のように引き寄せるものだと、思うんです

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