香川県高松市の
咬み合わせ専門歯科
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
このようなご相談の患者さんが来院されました。
↓
歯科医院で先生に
「あなたは歯周病だと言われた。
歯がぐらぐらしているので歯を抜かないといけないと診断された。
歯を抜いた後、どのようにすれば他の残っている歯を予防できるか?」
これは本当によくあるご相談です。
揺れている歯がある場合には
クリーニングをしてもほとんど揺れは止まりません。
実際、ご相談に来られる患者さんの多くは
これまでも普通にブラッシングや
定期的な歯科検診はなさってこられた方も多いのです。
しかし、
今回
「歯周病で歯を抜かないといけなくかった」
のです。
歯周病菌だけが原因で歯周病になっている場合には
しっかりとお口の中の菌を減らすことで
これ以上悪くならないように維持することができる可能性もございますが
「歯周病で歯を失った」場合には
そもそも今回歯周病になられた根本原因を
まずは
きちんと突き止めることが大事です。
歯周病によって骨が溶ける原因は2つです。
1、口の中の細菌によるもの(細菌感染)
2、噛み合わせから起こる「破壊的な力」(外来的要因)
今まで掃除をきちんとしているにもかかわらず歯の揺れがとまらない、
のであれば
1、ではなく、2の噛み合わせから起こる問題
または1、2の組み合わせが原因であることが多いです。
詳しくはこちらをご覧下さいね
https://www.8181118.com/director/2016/02/post-109.php
歯周病って、骨が溶けてなくなる病気なんです。
さあ、では
原因2の、かみ合わせからくる破壊的な力をお話します。
重たい物を持つ、
一人で重たい物を支えるよりも
二人、二人よりも三人、三人よりも四人のほうがいいわけです。
それぞれの一人に対する負担が減るわけです。
歯の数は親知らずを除くと28本になります。
親知らずを含めると32本になるのです。
そもそもなぜ神様がこのように人間に歯を多く作られたのか?
歯がそれほど丈夫なものであれば、そんなに本数いらなかったのではないでしょうか?
つまり人間の食生活においては28本は必要だと考えて、28本作られたのだと思います。
ですから
すでに「歯を抜かないといけない」ということになった
ということは本数が減るのです。
重たい物を運ぶと思って下さい。
例えば車で運ぶ場合、タイヤは4本ですよね。
では次に
4本のタイヤの普通の車には乗せられないような大きな物、重たい物を乗せると思って下さい。
トラックやトレーラーなどタイヤがいっぱいなもので運びます。
その大きなもの、重たいものを車の上にポンと載せてみたらどうでしょうか?
タイヤが悲鳴を上げますよね。
パンクしますよね。
お口の中の歯も同じことが起こっているのです。
すべて噛む為の道具なのです。
噛むための
ご自身の歯、
被せ物、
ブリッジ、
入れ歯(義歯、総義歯)、
インプラント、
すべて道具なのです。
本来受け持っている力以上の力を受け持つと
簡単に壊れてしまうのです。
歯がグラグラしている。
歯周病で歯を抜いた後どうすればいいのか
というご質問をよくいただくのです。
歯がグラグラしているというのは動いているということですよね。
何か噛んだ時、歯は動くんです。
というこうとは、それは力を支える能力が実はあまりないんです。
弱いんです。
つまりどういうことか?
車でいうとタイヤがパンクしている状態だということです。
当然パンクしているわけですから、ないのと同じです。
残っているタイヤに負担がいっているのです。
トラックやトレーラーでないと運べないような物、重たい物、大きい物、それを普通の車にポンと載せたら耐えられないわけです。
確かに車でも重たい物を運べるのかもしれない。
でもそのような限度を超えたような物は運べないのです。
言うなれば、車で運べる荷物の量は限られている。
トラックやトレーラーでないと運べないような物はそもそも運べないのです。
運ぼうとすると次々壊れていくのです。
もちろん昔食事できていた物と同じ物を食べたいという気持ちはよく理解できます。
家族みんなと
お友達と一緒のものを
同じように噛んで召し上がりたい
というお気持ちよくわかります。
しかしながら
残っている歯の現状、
残っている歯の本数であったり、
残っている骨の量だったり、
揺れているのか揺れていないのか、
生きている歯なのか、
死んでいる歯なのか、
という状態によって
噛める物、
噛んでもいい物が
変わるのです。
歯の神経を取るから
噛んでも痛くないから噛んでもいいというわけではないのです。
確かに噛むということは良いことです。
噛むということによって脳への血流量が増し、筋肉が動く、ということによって脳への刺激が強く脳を活性化させる。
つまり噛むということはすごく大事なことです。
しかしながら堅い物を噛むと歯は骨はやられてしまいます。
つまり噛んで大丈夫な方が噛んでいいのです。
その限度を超えた噛み方をすると、実は非常に危険なのです。
「歯を抜いた後どのようにすれば良いのか」
本数が減っているわけですから、その本数分増やしてあげればいいわけです。
例えば
インプラント治療のようになくなった歯の本数分、そこを支えられる本数のインプラントでもって支えるということが一つ。
もう一つはもうすでに揺れているわけですから、
すでに他の歯に対して負担が掛かっているわけですから、
今のお食事そのものが実はご自身の歯にとって耐え切れない力だということを知ってください。
今の食生活そのものが非常に危険なのだということを知ってください。
ご自身では「その食事は硬くない」と思っていらっしゃるかもしれません。
硬いかどうかを判断するのはご自身の頭ではなく、ご自身の歯なのです。
頭では「これくらい大丈夫だろう」
と認識されていても
確実にお口の中の歯は壊れていっているのです。
以前に食べていた物よりもやわらかいもの、出てきた食卓の中でやわらかいものを選んで食べている、であればいいということではないのです。
今のご自身の歯にとって十分余裕をもって耐えられる食事なのかどうかということが大事なのです。
ですから今すぐにその食事の質を変えるということがすごく大事なのです。
歯を抜いた後、傷が治るには時間がかかります。
期間がかかります。
その間も残っている歯にはものすごい負担がいっているのです。
傷が治るには休養というのが必要なのです。
足が骨折をして、その足を治すためにギブスをして、
その傷が治るまで動かさない、動かない、力がかからないようにする。
この休養がすごく大事なのです。
ギブスをしてそのままマラソンに出たら当然壊れるのです。
傷が治り、治療が終わるまでは走ってはいけないのです。
この2点はとても大事なことなのです。
「あなたは歯周病だと言われた。
歯がぐらぐらしているので歯を抜かないといけないと診断された。
歯を抜いた後、どのようにすれば他の残っている歯を予防できるか?」
予防するためには
今の現状の歯に対して
これ以上負担をかけないような
お食事の質を変えて頂くことがとても大事です。
「硬いものを食べないで下さい。」
「お食事の内容を変えて下さい。」
「できるだけ柔らかいお食事に変えて下さい。」
こんなお話をあなたは聞かれたことは、ないでしょうか?
硬いかどうかを判断するのはご自身の頭ではなく、ご自身の歯なのです。
歯周病と診断された方
歯を抜かないといけない診断された方
すでに多くの歯を失ってしまった方
まずは、
ご自分が「歯を抜かないといけないと診断された」根本原因
歯周病だと診断された根本原因を
お知りになって下さい。
歯を抜かないといけない
と診断された方は
まずは、ご相談下さい。
現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。
香川県高松市の
か合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
このようなお悩みを抱えて
多くの方が吉本歯科医院にお越しになられます。
「歯を抜かずに治療して欲しい」
というご相談です。
ご紹介しますね。
「 歯周病が進行しているようで数件の歯医者に行きました。
しかしすべての歯科医院で治療方針が同じで
グラグラしている全ての歯は抜かなくてはいけない(抜歯)と
診断されました。
たしかにグラグラとしていますが、実際の痛みはなく
日常生活に支障もあまり、ありません。
できるだけ歯を抜かずに残せるものは残したいと思います。
歯を抜かずに治療をお願いできないものでしょうか?」
というご相談です。
歯を抜かずに残す
という治療法ですが、
ここ最近になって、このような考え方が出てきたのです。
むかし
歯の治療といえば
「すぐに歯を抜かれた」
「ちょっと虫歯で痛いと言ったら歯を抜かれた」
こんな話を年配の方に
聞かれたことは、ありませんでしょうか?
そして
「私達の頃はね、すぐ歯を抜かれて入れ歯になってましたよ」
という話を聞いたことはありませんでしょうか?
今では根管治療(歯の神経治療)といって
歯の中の神経や血管が通っていたところを治療する技術が大幅に伸びました。
そしてまたバイ菌を殺すお薬も開発されました。
それによって歯そのもの、歯の神経、神経を残した後に歯をそのまま残しておく、
つまり保存するということができるようになりました。
昔は歯を失う原因は
虫歯でした。
しかし今は
歯を失う原因は虫歯ではありません。
歯周病(歯槽膿漏)なんです。
https://www.8181118.com/director/2016/02/post-109.php
歯周病って骨が溶けてなくなる病気なんです。
世界WHOにも認められている
ギネスにも載っている
世界中で一番病気になっている
その歯周病なんです。
日本人でも8割以上が歯周病になっていると
言われています。
歯周病とは歯の周りの病気です。
つまり歯そのものではなく
歯の周りです。
肉とか骨が歯を支えております。
この肉や骨がなくなることによって
歯は残っているんだけれども
支える骨がなくなったので
土手が崩れて歯を抜かなければいけなくなります。
勝手に歯が抜けてしまうということが
今、最も歯を失う原因などになっています。
歯の周りの骨があるかないか
なのです。
歯科治療の大きな改革
「歯を抜かずに残そう」
という流れにそって
歯医者さんも
頑張って歯を抜かずに歯を残したがゆえに
その結果、歯の周りの骨や肉が持たなくなってしまったのです。
健康な歯の時は
土台である骨はしっかりとあります。
ピンクの部分が骨の上にのった歯茎です。
昔、
歯を失う原因は
虫歯でしたので
虫歯になった歯は、「もう抜きましょう」とさっさと抜いてしまっていたのです。
骨がしっかりあるうちに歯を抜いてしまっているので
骨は溶けずにちゃんと残っています。
しかし
今は、どんなに歯がグラグラになっていても
骨がどんどん溶けていっていても
歯を抜かずに治療しましょう
歯を残しましょう
という流れですので
ご本人の自覚がないうちに
どんどんどんどん
歯をささえていた骨は溶けてなくなっていっているのです。
骨が健康な人の半分以下の薄さにまで溶けてしまってから
やっと歯を抜きましょう、となります。
しかし
もうその時点では
遅いんです。
手遅れ、なんです。
歯はグラグラ
そして、その土台となる骨は
ペラペラ
もう、手のうちようがないのです。
現代人の場合には
極限まで歯を残すために
その周囲の骨を失ってから歯を抜くという状況になっております。
ですから歯がないだけでなく
歯を支えていた骨までなくなっているのです。
入れ歯を作ったとしても
すぐに合わなくなるのです。
土台あってはじめて
安定するのが
入れ歯です。
歯を抜きたくない
歯を抜くのはいけないこと
という情報だけに
まどわされ
一刻もはやく抜歯しなければいけないような歯でも
歯を抜く時期を遅らせてしまったり
歯を抜かずに放置してしまったり
していることで
多くの方は、一番大事な歯を支える骨を
どんどん失っています。
もちろん
残せる歯は残します。
しかし、判断し、一刻も早く抜かないと危険だ
という歯は抜くことをおすすめしています。
私達日本人の寿命は伸びました。
100歳まで生きるなんてことは
珍しい時代では、なくなりましたね。
食べることは死ぬまで続きます。
食べるために
噛むために
大事なのは歯を支えている骨が
しっかりあること、です。
歯周病は
他人事では、ありません。
ほとんどの人が今では知っている「歯周病」です。
だけどほとんどの人は
「自分には関係のない話」と思っているのが
歯周病でも、あります。
まだ30代だから
痛くも痒くもないし
歯磨きちゃんとしてるから
しかし、
歯周病は
自覚症状はありません。
静かにしのびよるサイレントキラーです。
実際に
吉本歯科医院にお越し下さる多くの方が
「え?歯周病なんてどこでも言われたことなかったけど?」
「え?私の骨、そんなに溶けてなくなってるんですか?」
と驚かれます。
正しく
歯周病を知って欲しいと思います。
知って頂くだけで
歯だけでなく
骨を残すことができます。
https://www.8181118.com/director/2016/09/post-149.php
https://www.8181118.com/director/2016/01/post-107.phphttp
香川県高松市の
かみ合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
誰だって歯を抜きたくは
ありません。
できることならば
歯を抜かずに残したい
誰だってそう思います。
私も、抜かずに残せる歯であれば
抜かずに残そうとします。
だから、患者さんが
「先生、歯を抜きたくないんです、なんとかして欲しい」と
おっしゃられるお気持ちよくわかります。
しかし、
私は
「歯を抜かなかった場合、
この方がどうなるか」
ということを
きちんとご本人にお話する
責任があります。
多くの方は(ほとんどです)
抜かないといけないと診断された歯を
抜かずにそのまま放置しておく
ことの恐ろしさを
ご存知ありません。
『歯を抜歯しなければいけないと診断されたが
どうしても抜きたくなかった。
抜かずに治療してもらえる歯科医院を
転々としているうちに
鼻の部屋と口を仕切る
硬い壁(骨)に穴があいてしまった
という患者さんの実例をお話します。
※これはある患者さんの骨の模型です。
右上に穴が空いている部分があります。
鼻の部屋と
口を仕切る硬い壁(骨)に
穴があいてしまっている
のがわかります。
そしてこれは
決して珍しいケースでは
ないのです。
「歯を抜歯しないといけないと診断された」
でも抜きたくない。
お気持ちはよく分かります。
そして、私の医院にも大変多く
ご相談に来られる内容でもあります。
人によっては、ご遠方から何時間もかけて
「ここなら歯を抜かずに治療してもらえるかもしれない」と思われ
ご相談にお越しになられる方もいらっしゃいます。
しかし
数件の歯科医院で
「これは抜歯しなければいけない」と
診断された場合には、
やはり当院でも「抜歯はまぬがれない」という
診断になってしまうことが、多いのです。
まず
なぜ歯を抜かないといけないのか
ということをお話します。
もし歯を抜かないと
何が起こるのか?
をどうか知って下さい。
私のところにご相談にお越しになれる方の
ほとんどが歯を抜きたくない
ということだけで
誤った選択
をされる方が多いのです。
例えばよくテレビドラマでもありますが
何か悪い病気になった時に、
その病気をどうするのか。
イメージしてみてください。
その悪いものを早く取るのか、
取らないのか。
取らずに他の方法があるのか。
他の方法をした時にどのような結果が起こるのか。
またその併用。
例えば化学療法なり薬でもって
その悪い部分を小さくし、
取る部分を少なくする。
これもいい治療かもしれません。
しかし、
治療というのはすべて
ご自身の体に対して行なうものです。
結果責任ということは
聞こえがきついかもしれませんが
最終的に
必ずご自身がその責任を
取らないといけません。
将来のご自身が責任を
取らないといけないのです。
その痛みや
その苦しみや
その不快さを
他人に代わってもらうことができないものなのです。
ですから今
取りたいか取りたくないか
ということと同時に
もし、
取っておかなければ将来何が起こるのか。
その将来起こった時にどのようなことを
自分自身が受け入れなければならないか
ということをしっかりと
その先生にお聞きになられてください。
その上での判断になります。
もちろん専門が違えば、
まったく同じ患者さんであったとしても
言う事が変わります。
診断が違うからです。
治療方針が変わるのです。
ですからそのような重要な診断を受けられた場合には
いろんな専門の先生に聞かれるということはすごく大事なことだと思います。
ほとんどの多くの歯を抜かないといけないと
言われたときには
何が起こるのか
どうか知ってください。
歯を支えているのは骨なのです。
わかりやすく
私はよく畑に大根が植わっていると
お話します。
大根が歯
黄土色部分が、骨です。
大根も顔の頭が見えているのは3分の1程度で
残りに3分の2は骨に埋まっています。
歯を抜かないといけない原因には
例えば虫歯とか歯周病とかがあります。
虫歯でもって悪くなった場合
歯周病で悪くなった場合
歯の神経を治療した歯で歯が割れてしまった場合
このような場合には歯を支えている周りには骨があるのですが、
その骨が実は溶けてしまいます。
骨が溶けるとは
どういうことでしょうか。
よく分からないですよね。
歯の周りの骨が溶ける
いうことです。
骨が溶けたら歯は
支えられませんから
歯が抜けます。
つまり
ほうっておいても抜けてしまう
かもしれません。
砂の山に
棒が刺さっているイメージ
こんな感じで
骨に歯が植わっている
と思ってください。
砂の山に棒が刺さっています。
砂の山の周囲の砂をを少し削ったら砂が崩れます。
何回か砂を除けていくと更に砂が崩れ
いつか棒が倒れます。
その棒が倒れたら負け
みたいなゲームを昔されたことがあるかもしれません。
そんなイメージです。
骨がなくなれば
歯は倒れます。
イメージしてみてください。
次に棒を2本、3本立てます。
その間に砂があるわけです。
砂を除けていきます。
1本倒れます。
2本目の棒はどうでしょうか。
もちろん距離が離れていれば何ともないかもしれません。
しかし2本目の砂も崩れてますよね。
隣の歯の骨も溶けていくのです。
そうすると何が起こるのか。
隣の歯も抜かないといけなくなることがあります。
「歯を抜かないといけない」と診断された歯があったが
抜きたくなったし
特に痛くなかったし
食事もできていたので
そのまま抜かずに期間をおいていたら
隣の歯まで抜かないといけなくなった。
ということは実はよくあるのです。
骨が溶けるということはその場のその歯の骨だけが溶けるということではないのです。
骨は繋がっています。
隣の歯の骨まで溶かせます。
では上の歯ならどうなのか
下の歯ならどうなのか。
今は横に骨が溶けた場合の話しです。
上の骨が溶けた場合、上には何があるのでしょうか。
鼻があります、鼻の部屋があるのです。
鼻と口は
それぞれ単体であるものではなく
中で繋がっています。
頭蓋骨をご覧頂くともっとよくわかりますね。
鼻とお口はこうして
繋がっているんです。
「歯を抜かないといけない」と
診断された歯を抜かずに置いておくと
鼻の骨まで溶けていきます。
鼻の骨が溶けたらどうなるのでしょうか?
口と鼻は肉で繋がる状態になります。
その肉は良い肉でしょうか?
悪い肉でしょうか?
悪い肉ですよね。
ですからそ
悪い肉は除けないといけなくなる時期が来ます。
その肉を除けたらどうなるんでしょうか?
当然鼻と口には穴があきます。
小さい穴であれば自然にふさがります。
大きい穴であれば塞がらないですね。
穴があいたままになります。
通常は食べたものが喉を通り
食道に入り胃に流れていきますよね?
しかし
鼻の部屋と口の部屋を塞ぐ壁に穴が開いていたら
食べ物が鼻に入るんです。
食べたものが鼻に入る。
鼻から喉に伝わり食べてしまう。
と同時に鼻の入り口からも出てくる。
「食べたうどんが鼻からでてきてしまって困る」
イメージしたくないですよね。
次に
下のアゴの骨が溶けた場合どうなるのか?
上のアゴと違い
下のアゴには大きい神経、血管が通っています。
例えば
腕をケガをした場合を想像して下さい。
ちょっとケガした場合は
血が簡単に止まります。
しかし
大きく腕をバッサリとケガした場合
血が噴水のように飛び出てきますよね。
ものすごく流れのいい
大きい太い神経、血管というのが
奥深くにはいるのです。
下のアゴには
そういった大きい神経血管があるのです。
そのようなところに骨が溶け
バイ菌が血管の中に入ったら
何が起こるんでしょうか?
全身にばい菌が回ってしまいます。
全身に口の中のバイ菌が
回ってしまったら危険ですよね。
心筋梗塞で心臓で倒れてお亡くなりになられた方を
心臓の中に何が詰まっているのか調べた先生がいらっしゃいます。
詰まったから
心臓が止まってしまったのです。
だから心臓病で亡くなられたのです。
詰まったものは何なのか?
いくつもの論文でその詰まったものの中から歯周病菌が発見されています。
口の中にいるはずの歯周病菌が心臓の血管で見つかった。
こんな報告、論文がいくつも出ているのです。
歯周病、実は非常に危険な病気なのです。
それが大きい神経、血管のところまで流れ込んだら
大量の歯周病菌が口の中の菌が全身に回ります。
非常に危険なのです。
その責任も将来のご自身が取らなければいけません。
ですから
なぜ抜歯しないといけないのか?
今すでに歯の周りの骨がどこまで溶かされてしまっているのか?
この状態で置いておくと噛めないのは分かると思いますが、どんなことが起こりうるのか?
それがどういう運命をもたらすのか?
ということをぜひキチンとお聞きになり、ご理解になった上で
いつ歯を抜くのかというのを判断されるようにされたほうがいいと思います。
ただ今この瞬間のこれを何とか逃れたいという結果が
10年後のご自身が実は大きいものを背負わなければいけない
ということに直結してしまうことがあるのです。
歯を抜かないといけない
と診断された方は
まずは、ご相談下さい。
抜かずにすむ場合も、もちろんあります。
やはり抜歯はまぬがれない場合も、あります。
現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。
https://www.8181118.com/contact/
香川県高松市の
噛み合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
誰だって歯を抜きたくは、ありません。
できることなら、残したい。
私だって、同じ気持ちです。
だから、患者さんが「先生、歯を抜きたくないんです、なんとかして欲しい」と
おっしゃられるお気持ちよくわかります。
しかし、私は「歯を抜かなかった場合、この方がどうなるか」ということを
きちんとご本人にお話する責任があります。
多くの方は(ほとんどです)、抜かないといけないと診断された歯を
抜かずにそのまま放置しておくことの恐ろしさをご存知ありません。
『歯を抜歯しなければいけないと診断されたが、どうしても抜きたくなかった。
抜かずに治療してもらえる歯科医院を転々としているうちに鼻の部屋と口を仕切る硬い壁(骨)に穴があいてしまった』という患者さんの実例をお話します。
※これはある患者さんの骨の模型です。右上に穴が空いている部分があります。
「歯を抜歯しないといけないと診断された」でも抜きたくない。
お気持ちはよく分かります。
そして、私の医院にも大変多くご相談に来られる内容でもあります。
人によっては、ご遠方から何時間もかけて
「ここなら歯を抜かずに治療してもらえるかもしれない」と思われ
ご相談にお越しになられる方もいらっしゃいます。
しかし
数件の歯科医院で「これは抜歯しなければいけない」と
診断された場合には、やはり当院でも「抜歯はまぬがれない」という
診断になってしまうことが、多いのです。
まず、なぜ歯を抜かないといけないのか、ということをお話します。
もし歯を抜かないと何が起こるのか?をどうか知って下さい。
私のところにご相談にお越しになれる方の
ほとんどが歯を抜きたくないということだけで誤った選択をされる方が多いのです。
例えばよくテレビドラマでもありますが、何か悪い病気になった時に、その病気をどうするのか。
イメージしてみてください。
その悪いものを早く取るのか、取らないのか。
取らずに他の方法があるのか。
他の方法をした時にどのような結果が起こるのか。
またその併用。
例えば化学療法なり薬でもってその悪い部分を小さくし、取る部分を少なくする。
これもいい治療かもしれません。
しかし、
治療というのはすべてご自身の体に対して行なうものです。
結果責任ということは聞こえがきついかもしれませんが、
最終的に必ずご自身がその責任を取らないといけません。
将来のご自身が責任を取らないといけないのです。
その痛みや
その苦しみや
その不快さを
他人に代わってもらうことができないものなのです。
ですから今取りたいか取りたくないか、
ということと同時に
もし、取っておかなければ将来何が起こるのか。
その将来起こった時にどのようなことを自分自身が受け入れなければならないかということをしっかりとその先生にお聞きになられてください。
その上での判断になります。
もちろん専門が違えば、まったく同じ患者さんであったとしても言う事が変わります。
診断が違うからです。
治療方針が変わるのです。
ですからそのような重要な診断を受けられた場合には、いろんな専門の先生に聞かれるということはすごく大事なことだと思います。
ほとんどの多くの歯を抜かないといけないと言われたときには、何が起こるのか、是非知ってください。
歯を支えているのは骨なのです。
下の図でいえば
大根が歯、
黄土色部分が、骨です。
大根も顔の頭が見えているのは3分の1程度で
残りに3分の2は骨に埋まっています。
歯を抜かないといけない原因には、例えば虫歯とか歯周病とかがあります。
虫歯でもって悪くなった場合、
歯周病で悪くなった場合、
歯の神経を治療した歯で歯が割れてしまった場合、
このような場合には歯を支えている周りには骨があるのですが、
その骨が実は溶けてしまいます。
骨が溶けるとはどういうことでしょうか。
よく分からないですよね。
歯の周りの骨が溶けるということです。
骨が溶けたら歯は支えられませんから歯が抜けます。
つまりほうっておいても抜けてしまうかもしれません。
砂の山に棒が刺さっているイメージ、
こんな感じで骨に歯が植わっていると思ってください。
砂の山に棒が刺さっています。
砂の山の周囲の砂をを少し削ったら砂が崩れます。
何回か砂を除けていくと更に砂が崩れ、いつか棒が倒れます。
その棒が倒れたら負け、みたいなゲームを昔されたことがあるかもしれません。
そんなイメージです。
骨がなくなれば棒は倒れます。
イメージしてみてください。
次に棒を2本、3本立てます。
その間に砂があるわけです。
砂を除けていきます。
1本倒れます。
2本目の棒はどうでしょうか。
もちろん距離が離れていれば何ともないかもしれません。
しかし2本目の砂も崩れてますよね。
隣の歯の骨も溶けていくのです。
そうすると何が起こるのか。
隣の歯も抜かないといけなくなることがあります。
「歯を抜かないといけない」と診断された歯があったが、
抜きたくなったし
特に痛くなかったし
食事もできていたので
そのまま抜かずに期間をおいていたら
隣の歯まで抜かないといけなくなった。
ということは実はよくあるのです。
骨が溶けるということはその場のその歯の骨だけが溶けるということではないのです。
骨は繋がっています。
隣の歯の骨まで溶かせます。
では上の歯ならどうなのか、
下の歯ならどうなのか。
今は横に骨が溶けた場合の話しです。
上の骨が溶けた場合、上には何があるのでしょうか。
鼻があります、鼻の部屋があるのです。
鼻と口はそれぞれ単体であるものではなく
頭蓋骨をご覧頂くともっとよくわかりますね。
鼻とお口はこうして
繋がっているんです。
「歯を抜かないといけない」と
診断された歯を抜かずに置いておくと鼻の骨まで溶けていきます。
※これはある患者さんの骨の模型です。右上に穴が空いている部分があります。
鼻の骨が溶けたらどうなるのでしょうか?
口と鼻は肉で繋がる状態になります。
その肉は良い肉でしょうか?
悪い肉でしょうか?
悪い肉ですよね。
ですからその悪い肉は除けないといけなくなる時期が来ます。
その肉を除けたらどうなるんでしょうか?
当然鼻と口には穴があきます。
小さい穴であれば自然にふさがります。
大きい穴であれば塞がらないですね。
穴があいたままになります。
通常は食べたものが喉を通り、食道に入り胃に流れていきますよね?
しかし
鼻の部屋と口の部屋を塞ぐ壁に穴が開いていたら
食べ物が鼻に入るんです。
食べたものが鼻に入る。
鼻から喉に伝わり食べてしまう。
と同時に鼻の入り口からも出てくる。
「食べたうどんが鼻からでてきてしまって困る」
イメージしたくないですよね。
実際にそんな方もいらっしゃいます。
介護の現場での実際のお話です。
お皿に頭を近づけて、姿勢を悪くして食べている方がいらっしゃいます。
実は中には食べたものが鼻から出てくるから、それを受けないといけない。
そのためにそのお皿を使っている方もいらっしゃる、という現実もあるのです。
全員が全員そういうわけではありませんが。
次に下側、下顎で水平でなく垂直に骨が溶けた場合どうなるのか?
上の顎と違い、下顎には大きい神経、血管が通っています。
例えば腕を怪我した場合を想像して下さい。
ちょっと怪我した場合は血が簡単に止まります。
大きく腕をバッサリと怪我した場合、血が噴水のように飛び出てきますよね。
ものすごく流れのいい大きい太い神経、血管というのが、奥深くにはいるのです。
下顎にはそういった大きい神経血管があるのです。
そのようなところに骨が溶け、バイ菌が血管の中に入ったら、何が起こるんでしょうか。
全身にばい菌が回ってしまいます。
全身に口の中のバイ菌が回ってしまったら危険ですよね。
心筋梗塞で心臓で倒れてお亡くなりになられた方を心臓の中に何が詰まっているのか調べた先生がいらっしゃいます。
詰まったから心臓が止まってしまったのです。
だから心臓病で亡くなられたのです。
詰まったものは何なのか?
いくつもの論文でその詰まったものの中から歯周病菌が発見されています。
口の中にいるはずの歯周病菌が心臓の血管で見つかった。
こんな報告、論文がいくつも出ているのです。
どこから入ったのでしょうか。
歯周病、実は非常に危険な病気なのです。
それが大きい神経、血管のところまで流れ込んだら、大量の歯周病菌が口の中の菌が全身に回ります。
非常に危険なのです。
その責任も将来のご自身が取らなければいけません。
ですから
なぜ抜歯しないといけないのか?
今すでに歯の周りの骨がどこまで溶かされてしまっているのか?
この状態で置いておくと噛めないのは分かると思いますが、どんなことが起こりうるのか?
それがどういう運命をもたらすのか?
ということをぜひキチンとお聞きになり、ご理解になった上で
いつ歯を抜くのかというのを判断されるようにされたほうがいいと思います。
ただ今この瞬間のこれを何とか逃れたいという結果が
10年後のご自身が実は大きいものを背負わなければいけないということに直結してしまうことがあるのです。
歯を抜かないといけない
と診断された方は
まずは、ご相談下さい。
抜かずにすむ場合も、もちろんあります。
やはり抜歯はまぬがれない場合も、あります。
現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。
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