専門が変われば診断が変わります。
香川県高松市の
噛み合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
大変よくいただくご相談です。
☑甘いものを食べると歯がしみる
☑つめたい水を飲むと歯がしみる
☑熱いものを飲むと歯がしみる
原因は何なのでしょうか?
というご相談です。
考えられる原因をお伝えします。
①くさび状欠損(WSD)
https://www.8181118.com/director/2017/01/wsd.php
それは虫歯ではなく、くさび状欠損です
②歯周病(歯槽膿漏)
https://www.8181118.com/director/2016/12/post-165.php
歯周病の診断で最も重要なこと
③噛み合わせ異常による咬合ストレス
https://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
④親知らずを抜かずに放置しておいたことにより健康な歯並びを圧迫している
https://www.8181118.com/oyashirazu/
まずは、歯がしみる原因を
きちんとお知りになり
原因に対する治療を行なう必要があります。
歯がしみる
ということは
その歯はまだ生きている
その歯の神経は生きている
という証拠でもあります。
原因によっては
歯がしみていたのに、ある時から全く痛みを感じなくなった
ということが、あります。
歯がしみていたのが
全然しみなくなったから
もう治ったのかと思っていたという方も
いらっしゃいます。
しかし
いざお口の中を詳しく診させて頂くと
「しみていたのに痛みを感じなくなった」のは
歯の神経が死んでしまっていた
ということもあります。
お口の中のこと
特に歯の神経については
患者さんご自身が鏡を見て
判断できるようなものではないため
違和感があっても放置され続けます。
特に歯の神経治療に関しては
患者さんご自身でも、
ご自分の歯の神経が
今、生きているのか?
死んでいるのか?
死にかけているのか?
それとももう死んで腐っている状態なのか?
そもそも、歯の神経を昔に取り除いている状態なのか?
ご存知ない方がほとんどです。
ではそもそも
歯の神経が死んでしまう
って一体どういう状態をさすのでしょう?
たとえば
歯に食べ残しがあったとします。
歯と歯の隙間や
奥歯と奥歯の間に
食べかすがごっそり詰まっている
ということは
誰にだってあることです。
しかし長い間
食べかすが詰まったままだと
食べかすが詰まった部分に
虫歯菌が繁殖していきます。
そうすると
歯の表面が一層溶けていきます。
この段階になると
歯がしみるようになります。
そこで
「ま、いいか、我慢するか」
「前にも歯がしみたことがあったけど
ほっといたら治ったから、ほうっておこう」
と
歯がしみていた状態を放置すると
さらにさらに穴が開いていきます。
歯が溶けて
穴が開いていきます。
イメージしてみてくださいね。
バケツに水が入っていると思って下さい。
バケツに小さなキズがあったとしも
大した問題は起こりません。
しかし
どんどんどんどん
バケツにキズが付くと
穴が開いていきます。
そうすると中に入っている水が
溢れ出します。
これが
穴が
歯の神経・血管に到達した状態
だと思って下さい。
そこには防ぐことの出来ない穴が
開いてしまうのです。
堤防が決壊した
川の状態です。
こうなるともうバイ菌が入り放題です。
大事に大事に
硬い壁、
エナメル質、
歯の壁、
象牙質で覆われていた
歯の神経や血管が露出してしまうのです。
バイ菌にとって
神経や血管・血液は重要な栄養素なのです。
とっても美味しい大好物なのです。
もちろん
人間の体はバイ菌が入ってきた時には、
そのバイ菌に対して戦おうという免疫という防御機構があります。
しかしながら余りにバイ菌の量が多いと
その防御機構で食い止めることはできなくなるのです。
ですのでバイ菌は
どんどんどんどん増殖を続けていきます。
最初は歯の表面だけだったのが、
歯の神経・血管にまで到達することで
バイ菌は一気に
歯の神経・血管をやっつけていきます。
最初は
歯がしみたり
痛んだり
ズキズキ
ということが起こっていくのですが、
それはバイ菌と戦っている証拠でもあるのです。
歯がしみるのは
神経が生きている証拠です。
このばい菌との戦いに負けると
痛みを感じなくなっていくのです。
よく歯を治療せずにほったらかしにしていたら、
「歯がボロボロと欠けていった」
「痛みが和らいだ」
「痛みが止まった」
ということが、あります。
歯が痛い時に
痛み止めの薬を飲むという行為は、
ばい菌と戦っているんだということを
脳に知らせようとしているを
警告を無視しろというものです。
これが痛み止めの薬の仕事なのです。
特に昨今、
以前であれば病院から処方箋がないと
薬局から出せないような強い痛み止めの薬が
日常的に薬局で買うことができるようなりました。
なので
一般の方が誰でも簡単に
強い薬を手に入れることができています。
その影響もあってか
虫歯が本当に進んでしまってから来られる方が
増えているようにも思います。
さらには、
バイ菌が繁殖し、
鼻の部屋まで突き抜けていたり
歯を支える骨まで溶かしているケースも少なくありません。
年齢がお若くても関係ありません。
実際にまだ30歳の若さでも
歯を支える骨がかなり溶けてしまっている方は
いくらでもいらっしゃいます。
歯がしみるなあ
ってことを放置し
「痛み止めの薬」でその場限りの
痛みを止めを繰り返してきた方は
すでに
歯の神経が死んでしまっている
ことが、多いのです。
もちろん
私も現代に生きる日本人として
毎日忙しいことは十分承知しております。
歯がしみるくらいで
歯医者に行ってる時間の余裕なんてない
と思われるお気持ちも
痛いほど、わかります。
でも痛いのは困るから
とりあえず
痛み止めの薬でその場をしのいでおこう
とお薬を飲んでしまう
お気持ちは
よく、わかるのです。
しかし
歯は自然に治りません。
風邪のように
日にち薬で栄養を取って寝たら治る
というものでは、ないのです。
残念ながら
どんどん悪い状況になっていきます。
そしてとうとう
歯の神経や血管が死んでしまった時には、
逆にまったく痛みを感じなくなってしまう
のです。
バイ菌の勝利です。
戦いに勝利した
バイ菌達はそこからどうすると
思いますか?
さらにさらに
歯の奥へ奥へ侵入して行きます。
そして
歯の根っこを越えて、
根っこ周囲にある骨や歯茎を溶かしていくのです。
自覚症状のないまま
歯を支えていた骨を
どんどん溶かしていくのです。
歯の神経が死んでしまったとしても
ばい菌に殺された神経の死骸を
除去してやらないと
バイ菌はずっと生きているんです。
歯の神経を殺しただけなく
今度は骨や歯茎さえも
侵食していくのです。
バイ菌の住処である歯の根っこ(根管)の中を
早く掃除してあげないと
どんどんどんどんバイ菌は奥へ奥へと入っていきます。
歯の神経を取る治療というのは
読んで字のごとく
歯の神経を取る治療だ
と思われている方が多いのです。
しかし
実はそうではないのです。
すでに死んでしまった歯の神経の死骸を
きちんと除去し
歯の根管の中をきれいに消毒する
ということを
意味するのです。
ばい菌に侵され
死んでしまった歯の神経は
生ゴミが腐敗している状態と同じです。
腐敗しているので
におうと
臭いです。
とても、臭いのです。
発酵食品を思い浮かべて下さい。
発酵がすすむと
膨らんできますよね。
つまり
腐っていくとガスを出すのです。
ガスが出ると
圧力が高まります。
そうすると歯の神経は死んではいるんだけれども、
周りの骨や歯茎が溶かされることにより
顔が腫れてくるような方までいらっしゃいます。
すでに
歯の神経の治療で神経を取ってしまった方でも
バイ菌に侵された場合には
いきなりこの状態にまでなってしまうこともあります。
顔が腫れてしまっているような場合には
一刻もはやく歯の根っこの中の
バイ菌を減らしてあげる
ということが必要です。
また
歯を支えている骨を溶かしたバイ菌達は
最後はどこへ行くのでしょうか?
実は
歯の神経というのは脳と繋がっているのです。
例えば指先を考えて下さい。
指先の神経は指先だけでしょうか?
違いますね。
指先は脳から繋がった神経
なのです。
神経の一部に過ぎないのです。
つまり
バイ菌は歯の中の神経だけを死なせるわけではなく、
歯の外の周囲の骨や歯茎の神経も殺して行きます。
そして骨を溶かしていくのです。
そしてとうとうその奥には太い神経・血管が控えているのです。
そこにたどり着いたバイ菌はどうなるんでしょう。
一気に全身を巡って行ってしまうのです。
心筋梗塞
聞かれたことありますでしょうか?
心臓の血管が物が詰まり
血が流れにくくなってしまった状態です。
よく動脈硬化や全身糖尿病などが大きく取り沙汰されていますが、
血管に詰まっているのは何だろう?
と研究した先生がいらっしゃいました。
血管に詰まっている物の中に
いくつもの
口の中の歯周病菌、バイ菌が
見つかっているのです。
つまり
口の中にいたバイ菌が
心臓の中で発見されたり、
誤嚥性肺炎といって肺炎の中で
肺炎球菌といっしょに肺炎を起こしていたり、
口の中だけに留まらず
全身にまで影響を及ぼしているのです。
ですから歯の神経の治療をした方が良いのか、
しない方が良いのかと単純に考えたならば
神経の治療は神経が生きているのであれば
残せる方向で治療してもいいと思います。
しかし
もうすでに痛みもなく
歯の神経も死んでしまい
歯の神経の死骸が悪さをしている場合には
一刻もはやく治療を行なわないと
全身に対して影響を及ぼします。
また上の歯の場合には
歯の根の奥には
鼻の部屋があります。
鼻の部屋に
バイ菌が侵入していってしまうのです。
口から食べたものが
鼻から出てきて困る
という患者さんも
実際にはいらっしゃいます。
ただ単に歯や口だけの問題ではなくなり、
鼻の手術を含めた処置が必要になったりもするのです。
水の入ったバケツに穴が開いた場合には
水が流れ出ます。
どんどん流れ出ます。
決して歯の1本を最終的に抜けば済む
という問題ではなくなることもあるのです。
歯の神経を取ることひとつをとっても
知らないではすまされない重要なことが
あります。
どうぞ先に知って下さいね。
https://www.8181118.com/menu/02info.php
吉本歯科医院の見える世界での虫歯治療、歯の神経治療はこちら
☑甘いもので歯がみる
☑熱いものが歯がしみる
☑冷たいもので歯がしみる
☑歯がしみていたのに、急にしみるのがとまった
☑歯が痛かったのに、急に歯の痛みがおさまった
このような症状の方は
お気軽にご相談下さいね。
https://www.8181118.com/movie/movie3.php
歯の神経を取るとどうなるの?
かぶせ物が壊れる
かぶせ物が割れる
前歯が折れた
前歯がグラグラしてきた
前歯が前にぐっと飛び出してきた
また
顎が痛い
顔がゆがんできた
いろいろな症状がありますが
その全ての大きな原因に
「噛み合わせのバランスの悪さ」
があるんです。
「虫歯ができやすい」ことと
「噛み合わせの悪さ」
が関係するのか?
はい、関係します。
大きな影響があるのです。
かみあわせが悪い
ということは
歯が正常に並んでいないので
その歯並びの悪い部分には当然虫歯菌が溜まりやすく
いつもバイキンが住み着いている状態になっています。
ですので
噛み合わせが悪い方の
お口の中は虫歯でいっぱい
ということがよくあります。
そして
前歯が折れた
ということは
歯が折れる前から
もう既に折れやすい状態だった
ということがいえるのです。
歯は28本が
正常に並んで
はじめてバランスを保っています。
その中で
どこかの噛み合わせバランスが崩れると
前歯が本来耐えうる噛む力
以上の負荷がかかって噛んでいる
ことになります。
ですので
日々の咬む力で少しずつ
前歯は折れやすい状態になっていっており
少しの衝撃や少しの咬む力で
ある日突然
折れてしまいます。
正常な歯並びであれば
前歯はそうそう簡単に折れることはありません。
かみ合わせのバランスが
歯科の治療には最も大切です。
前歯を治そうかな
前歯がいつも欠けたり割れたりするな
前歯が前に飛び出してきてるな
こんな時はまずは
この動画をご覧になって下さいね。
http://www.8181118.com/movie/movie2.php
原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
「私の場合はどうなんだろう?」
「こんな場合はどうなる?」
お気軽にご相談下さい。
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
先日、関東からわざわざお越し下さった患者さん
のお話です。
「どうしてわざわざ飛行機に乗って
吉本歯科医院にまで来て下さったのですか?」
とお聞きしたのです。
そうすると
その方はこうおっしゃいました。
歯が動く
ということをわかってくれる歯医者さんを探していたら
日本全国どこにもなくてインターネットで調べて吉本歯科医院を
見つけてくださったとのことでした。
そう思われた方も多いかと思います。
吉本歯科医院に初めてお越しになった方はまず、驚かれます。
子供の頃に矯正治療をした方は
もうこれで私の歯並びは一生、死ぬまできれい!大丈夫!
って本気で、思っていらっしゃる方の方が実際多いんです。
しかし、
違うんですね。
「歯は、動くの?」
はい、歯は動きます。
一生歯は動き続けるんです。
吉本歯科医院は、噛み合わせの専門歯科医院ですので
初診でお越しになられるほとんどの患者さんは
「歯が痛い」
「この奥歯が痛い」
というご相談とともに
「私の咬み合わせが正常かどうかを
吉本先生に一度診て欲しいと思ってきました」
という患者さんが圧倒的に多いです。
そして
ほとんどの方は
かみあわせ=歯並び
だと思っている
ということ。
噛み合わせは固定されたもので
一生変わらないものだと思っているということ。
噛み合わせ=歯並び
では、ありません。
きちんと噛めることと
見た目がきれいに並んでいるということは
全く意味が違います。
そして、
噛み合わせは固定されたものではなく
微妙に変わっていくもの
です。
お食事をする姿勢が
前かがみなのか
まっすぐなのか
ほおづえをついているのか
足をいつもくんでいるのか
猫背なのか
いろいろな要素で
咬み合わせも微妙にずれていく
のです。
「はい、これでOKです。」
とカチャカチャと噛み合わせを調整し
治療が終了する
というイメージのものではない、
ということを
知って頂きたいと思います。
歯は、動きます。
歯は、一生動き続けます。
噛み合わせは固定されたものではなく
一度調整しても、また微妙にずれていきます。
私達の医院では、
院長をはじめすべてのスタッフが
このようなお話を一日に何十回も患者さんに
お伝えし続けています。
歯が動いていく原因は
http://www.8181118.com/movie/movie2.php
歯が動く原因ってなに?動画をご覧下さいね。
10年前と比べてこんな症状が出ていらっしゃる方はいませんか?
■「下の歯がガタガタになってきた」
■「上の歯がガタガタになってきた」
■「動いてなかった歯が動いてきた」
■「右でしか噛めなくなってきた」
■「右で噛んでいると、右が痛くなった」
■「いつも決まった所が痛くなる」
■「いつも決まった所が虫歯になる」
これは、
実際に吉本歯科医院に
お悩みをご相談になられた方が問診票に書いて下さったこと、です。
吉本彰夫の考える
良い噛み合わせとは、
10年後も、今と変わらず同じ場所に同じ歯がある
です。
1日1日が同じ状況であれば、
10年後も同じ場所ですよね?
歯の状態も、
今もし、虫歯もなく
何の問題もなくお食事ができているなら
その状態が10年後も20年後も続けばいいですよね?
女性であれば
40歳の時のお肌と
50歳の時のお肌の状態が
同じように維持されていれば
いいですよね?
しかし、
実際は、そうではありません。
最初は
小さなむしば
からはじまります。
小さな虫歯なので、
小さな詰め物に。
そしてしばらくたって詰め物をしたところが、また虫歯に。
今度は小さい詰め物では封鎖しきれず
大きな詰め物に。
また悪くなって
歯を大きく削って、フルカバーのかぶせ物に、なります。
そしてしばらくたって今度はかぶせ物をした部分が
痛くなってきて、歯医者さんに行ったら
「もう神経にまでばい菌がきているので
歯の神経を取りましょう」
ということになります。
神経を取った歯は、
強度が10分の1まで落ち
栄養が行き渡らない
死んでいる歯になりますので
少しの咬む力で、
あっけなく折れたり割れたり、
根っこにひびが入ったり
していくのです。
http://www.8181118.com/movie/movie3.php
歯の神経を取るとどうなるの?動画をご覧下さい。
一度治療した歯を何度もやりかえをして再治療をしているのが
今の私達のお口の中の現状です。
そうなった場合にはもう抜歯しかありません。
こうやって歯を失ってこられた
という経緯をお話して下さる方は
吉本歯科医院には本当に多いのです。
実際に私がお話をお聞きした患者さんの中には
「この10年ですごく歯を抜かれちゃったのよ」
「前歯がガタガタになってきたの」
「一気に悪くなっていった気がする」
という方は決して少なくありません。
歯を失ってこられた経緯を
振り返ってみると
みなさん
「まさか、ここまで歯を失うことになるとは思わなかった」
「昔から歯が弱かったんだけれど、ここまで噛めなくなるとは」
と、過去を悔やまれます。
歯を失う原因は
みなさんほとんどが
「私が歯みがきをちゃんとしなかったから」
とおっしゃられます。
もちろん、
歯磨きがきちんとできていなかったために
バイ菌が歯を溶かし、骨を溶かし
歯を失ってしまっている方もいらっしゃいます。
しかしもうひとつ
原因があります。
それが「咬み合わせ」です。
お口の中の状況は
家族の移り変わりや、
生活スタイルの変化を
みなさん今まさに身をもって体験されていることと
まったく同じなのです。
状況は変化し続けるんです。
歯は一生動き続けているんです。
歯の治療は、「今、この現在だけ」を考えて設計図を
書くのではダメなのです。
10年先に困ったら困った時に考えればいい
というようなものでは、ないのです。
歯は一生動き続けるものだ
ということを知って下さいね。
http://www.8181118.com/movie/movie2.php
歯は動くんです!動画をご覧下さいね。
香川県高松市の
かみわせ専門歯科
吉本歯科医院の院長
吉本彰夫です。
吉本歯科医院では
あらゆる歯科治療にとって
最も重要なことは「咬み合わせ」ですと
お伝えしています。
単なる長生きではなく
健康で充実した毎日を
過ごすことができている生活。
その鍵となるのが
「咬み合わせ」
であると私は確信しています。
あなたの歯とアゴは、
全身のバランスを保つ
重要な器官です。
もっと詳しく言えば、
あなたの下あごは、
全身バランスを司る重要な器官
なのです。
歯の
かみ合わせというのは、
下あごの骨の状態から
考えます。
まず下あごが
どんな構造になっているか
知って下さいね。
下あごというのは、
頭蓋骨に対して固定されることなく
ただぶら下がっているもの
なのです。
あなたの下の歯と下顎は
くっついています。
こんな感じです。
ご自分の頭蓋骨を触ってみながら
確認してみて下さいね。
①上の歯は、
頭蓋骨にくっついている存在
②下の歯は、
下顎にくっついて固定されず
ぶら下がっている存在
こうやって
下あごはぶらんぶらんと
右へ左へと大きく揺れます。
頭蓋骨に固定された上あごとは違い、
下あごは
自由に動けるように
なっています。
下あごが
自由に動けなくなっている方は
下記のようなさまざまな症状が出ます。
口があきにくい
頭痛や肩こりがひどい
耳鳴がする
顎の動きが悪い
顎が痛い
段差のないところでつまずく、転ぶ
下あごは正面からみるとこんな感じです。
下あごは振り子のようなっているんです。
体の動きに対して体の重心を整えるための
「振り子」
のような役目をします。
下あごは体の中で
左右に渡ってぶら下がっている
唯一の器官です。
私達は、
下あごが右へ左へと
振り子のように自由に動けることによって
微妙な平衡感覚を保っていられるのです。
つまり、
まっすぐ歩くことができたり
まっすぐ立つことが
できるのです。
グッと噛みしめて、
踏ん張ることが
できるのです。
下あごがおかしいと
全身のバランスを崩してしまう
ということが起こります。
「良い噛み合わせ」とは
あごが無理な力がかかることなく
自然にぶら下がっていられる状態
と私は考えています。
つまり
下あごが
「振り子」のように
スムーズに動けるようになっていることが
必要です。
歯を大きく削ったり
歯が磨り減るだけでも
噛み合わせは簡単に崩れます。
奥歯を1本失っただけで、
あっけなく
かみあわせは崩れます。
何度も何度も同じところを治療し、
その度に削っては詰めて、
削っては詰めてを繰り返してきた。
その結果、
歯の神経を取ってしまった、
噛むために必要な
歯の強度を失ってしまった、
壊れて抜かなければならない
ということが起こっているのです。
特に奥歯は
あなたの全身を支えている
大黒柱のような存在です。
奥歯を抜いて
入れ歯にした途端、
一気に体調が崩れてしまった
一気に踏ん張れなくなり体に力が入らなくなった
という話を聞いたことがあるかと思います。
それは
大事な大黒柱を失ったから
です。
今までしっかり支えてくれていた
大きな柱を失ったことで
他の家族、お母さんや子供達が
力を分散させて
支えなくてはならなくなったから、です。
おみこしだと思って下さい。
力の強い大人が抜けて子供だけになったら
一気に傾きますよね?
歯を削ることで
噛み合わせは崩れます。
奥歯を抜いてしまったけど、
何も入れず抜けたままにしている方は
残った他の歯に負担のしわ寄せがかかってきます。
ドミノ倒しのように
他の残っている歯が倒れはじめます。
あなたのお口の中にある親知らずを除く28本の歯たちは
28人みんなで絶妙なバランスをとって
存在しています。
たかが歯1本くらいなくなったって
まだたくさんあるじゃないか!
というわけにはいかないんですね。
http://www.8181118.com/movie/movie1.php
親知らずを抜かずにおいておくことで歯を失うこともあります。
動画をご覧下さい。
https://www.8181118.com/contact/
専門が変われば診断が変わります。