吉本歯科医院

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噛み合わせについて

2016.08.27顎がこんなに動くなんて!親知らずが顎の動きをロックしていたんですね!親知らず抜歯の患者さん

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

今日、親知らずを抜歯された患者さんがいらっしゃいました。

40代の女性です。

今まで親知らずは
■いつか歯がなくなった時のために親知らず抜かずにおいておこう
■痛くないから、抜かないでおこう
■親知らず抜くのは怖いから、抜かずにおいておこう


そう、お考えでした。


しかし、初めて吉本歯科医院にお越しになられ
ご自身のパノラマレントゲン写真をご覧になり
これは、親知らずが原因で隣の歯に悪影響を及ぼしているということに
ご自身で気がつかれ

「先生!!早く、抜いて下さい!」
とご自身の口からそう、おっしゃられました。


この方の親知らずは
あっさり抜けたのですが
抜いた直後におっしゃられたことがありました。



「わ!顎がすごく動く!!こんなに窮屈だったんだ私!!」



そうなんです。



顎が痛い
顎がカクカク音がする
口が開きにくい
口をあけると痛い
顎の骨が痛い
顎から耳にかけて痛い

このようないわゆる顎関節症の症状をおっしゃられる患者さんの中にも
「親知らずが原因で顎の動きを悪くしていた」
ということは少なくはありません。




まさか、親知らずが原因で
顎の動きをロックしていたなんて、気がつきませんよね?


でも、実際に大きなレントゲン写真をご覧になられ
正しい「レントゲンの見方」をお知りになれば
ご自身でもすぐにわかること、なのです。



どうぞ知って下さいね。


顎が痛くなるなど、
顎の骨の問題だけでなく
虫歯になったり
歯槽膿漏(歯周病)になったり
歯が折れたり
歯が抜けたり
歯がグラグラしてきたり
歯の神経が死にそうになっていたり
いろいろなことが
今後あなたのお口の中に起こってきます。


しかし、それらの症状を引き起こしている
根本的な原因は
「噛み合わせ」なのです。



噛み合わせを無視した歯科治療は
後が悲惨です。

「悪くなったところだけを治す対処療法」です。
根本的な問題から目をそらし
その問題を解決せずして歯科治療をすすめていくことは
人生の後半で悲惨な思いをすることになってしまいます。




「私の場合はどうなんだろう?」現在お口の中でご不安やお悩みをお持ちの方はどうぞお気軽にご相談なさってみて下さいね。

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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)






2016.07.04噛み合わせ専門の立場から見た親知らず、抜く?抜かない?

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


みなさんは親知らずという歯をご存知でしょうか?
親知らず(おやしらず)は、痛くなければ抜かなくてもいい
親知らず(おやしらず)は、もし歯がなくなった時に使えるから抜かずにおいておこう
または
親知らずは抜くと痛そうだし、
抜くと腫れそうなので
抜かずにおいておこう

という方はとても多いかと、思います。


また、親知らずが虫歯になった
というわけでもないのに、なんで抜かなくちゃいけないんだろう?

そう、思われる方が
ほとんどです。



実際に、私の医院にも「親知らずって、抜いた方がいいんですか?それとも
抜かずにおいておいた方がいいんですか?」というご質問は
多く頂きます。


噛み合わせを専門にしている立場から
親知らずについてどう考えているのか、お話しますね。


動画でご覧になる方はこちらを↓

親知らずは、抜いた方がいいと、考えています。

IMG_2266.png

IMG_2268.png
縄文時代の方の遺骨を見せてもらったことがあります。

縄文時代の人々の親知らずは、きれいにまっすぐ、生えていました。

IMG_2269.png
しかしながら、
私が診せて頂いた何万人という患者さんの親知らずは
そのほとんどの患者さんの親知らずはズレて生えているんです。


IMG_2270.png
そして、他の歯に対して「悪さ」をしています。
親知らずだけがダメになるのではなく、他の歯に対して
悪い影響を及ぼしているんです。

IMG_2271.png
何万人という方のお口の仲を診せていただいて
ほんの数人なんですね。


「ああ、この人は親知らずを残しておいてよかったですね」
と言える方は。



ですから、ほとんどの方にとって
親知らずは無い方が良いのです。

IMG_2273.png
親知らずはこのように
横に向いて生えてくる方が多いんです。
これは、レントゲンを撮影してみないと、わかりません。


そして、
横からこのように押されていくわけです。
押されてくる力がここで止まってくれればいいのですが
親知らずが出てこよう、出てこようとする力、とっても強いんですね。

ぐぐぐっと押されてしまいます。

8番目(親知らず)が7番目、6番目、5番目と順々に
どんどん押して
まるでドミノ倒しのように
歯を崩していくのです。


IMG_2327.png

イメージして下さいね。
満員電車に乗っていると、想像して下さい。
隣の方がぐぐぐぐっと押してきますよね。
そこであなたのカバンがはさまったとします。


少々の力では取れないですよね?
抜けないですよね?
ものすごくひっぱってもなかなか取れないですよね?

IMG_2278.png
お口の中でも同じようなことが、起こります。

親知らず(8番目の歯)がお隣の7番目の歯をギュッギュッギュウと押します。
7番目の歯が押されるとお隣の6番目の歯が押されます。


IMG_2279.png
この状態になると
歯と歯の間に大きな力がかかって
汚れやバイ菌が詰まります。

IMG_2280.png
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頑張って歯ブラシするんだけれども
実は汚れやバイ菌は取れないんです。


IMG_2283.png

IMG_2285.png
さらに、悪いことには
噛むことによって
上から下へ
上かた下へ
ガンガン噛むことによって
どんどんバイキンが
下へ下へと
押し込められていくのです。


IMG_2286.png
そうすると、
歯を支ええている根っ子があるのですが
この根っ子は骨で支えられています。


骨だから、支えることができているんです。
その大事な骨が、押し込められたバイキンによって
溶けてしまう。
支えがなくなってしまう。


骨という支えがなくなってしまうと
どうなるか?


噛めなくなってしまう
のです。
IMG_2291.png

IMG_2292.png
8番目の親知らずがどんどん隣の歯7番目、6番目と押していきます。

横から押され
どんどんバイ菌がたまります。
バイ菌がたまると
歯が溶けます。

さらに、横からの力がかかることで
穴があいてしまいます。


穴があくので
歯は壊れます。


穴があくと
そこからバイキンは入り放題です。

穴があいたところからバイ菌が入り
痛みが出始めます。



痛くなったら、歯医者さんに行きますよね?
歯医者さんに行くと
削って詰め物をします。



しかし、削って詰め物をしても
横に生えている親知らずがどんどん押す力は
止まっていませんので
治療した部分がまた壊れる
ということを繰り返すのです。


場合によっては詰め物が
取れてしまいます。


詰め物が取れたら
みなさんはまた歯医者さんに行きますよね?


そうすると
また削って詰めて治療します。
小さな詰め物では弱いので
今度は大きな被せ物を被せます。


しかし、また横に生えている親知らずが
押してくるので
同じことです。


今度は被せ物が壊れ外れるのです。


神経が生きている歯であれば
どんどん歯がしみてきます。
隙間があいていますから
どんどんバイ菌が入り放題です。

痛みがおさまらなくなってきます。

痛みがおさまらなくなると
「これはもう歯の神経を取らないといけない」
という診断になってしまいます。


歯の神経を取ると
その歯にはもう栄養が行き渡らなくなりますので
歯の強度は一気に落ちます

どれほど落ちるかと申しますと
10分の1程度まで、落ちます。


そして、
歯の神経を取ってしまうと
痛みそのものを感じなくなってしまいます。


根っ子が割れてしまい
結局は、歯を抜かないといけなくなってしまう
という最悪のことが、起こるのです。
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根本原因である親知らずを放置したまま
または、7番目や6番目の歯の痛みや虫歯のような症状が
親知らずが押してきていることが原因だと知らないまま
ずっと、虫歯だと思って治療を繰り返している方は
何度も治療繰り返すことにより
最終的には歯を抜かないといけないことになっている
というケースは決して少なくはありません。


20代、30代のお若い方であっても
このようなことが、お口の中で起こるのです。

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歯を失ってしまう
ということの最初の原因が
実は親知らずを抜かずに放置していたからだった
ということは、多いのです。
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もう一度満員電車をイメージして下さい。
満員電車の中に、さらに駅に止まるたびに
どんどん人が入ってくるんです。


その場にそのままじっと立っていることができなくなるんです。


だいたいは、
一緒に押された流れによって
倒されていくのです。
押されて押されて
一番弱い子が弾き飛ばされるのです。




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お口の中の歯でいえば
一番弱い子とは
前歯の1、2、3番目のあたりは
とても弱い存在です。


奥歯は三脚のように歯の根っこが3本もあるのに対し
なんと前歯は支えが1本の根っ子しか、ありません。


奥歯は自分で立つことができますが
前歯は支えがないと
簡単に倒れてしまう歯なのです。
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こんな方はいらっしゃいませんか?

中学生や高校生の頃までは
前歯はきれいに並んでいたと思うのに
40代、50代になって
急に、前歯がガタガタになってきたわ、という方
いらっしゃいませんか?


下の前歯がちょっと飛び出てきたわ
という方いらっしゃいませんか?


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噛んでいる上の前歯が飛び出てきたわ
そして
正面から見たら歯と歯の隙間があいてきたわ
という方
いらっしゃいませんか?



という方はいらっしゃいませんか?

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実は、
このようなケースは
親知らずが原因だったということが
あるのです。
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このように
親知らずは、まったく関係ないだろうと思われる部分に
悪い影響を及ぼします。


普通では予想もできませんよね。


こんなもったいない
こんなつらいことは
ないですよね?


IMG_2306.png
先ほどは
8番目(親知らず)がお隣の7番目の歯を横から押してくるんだという
話をしました。


実はもうひとつの生えてき方があるのです。

それは
下から出てくることがあるのです。
下に出てくるのです。



IMG_2307.png
歯は頭でっかちで下は根っ子で支えれています。
歯は頭は硬く、下の根っ子は弱くて柔らかい材質なのです。


8番目(親知らず)の硬い頭が
7番目の弱い根っ子部分をガンガンギュッギュと押してきます。


硬いものと柔らかいものがぶつかります。

硬いものと柔らかいものがぶつかると
どうなりますか?

当然、柔らかいものが
ダメージを受けるのです。
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8番目(親知らず)の歯は健康であっても
そのお隣の7番目の歯の根っこがやられてしまうのです。

IMG_2310.png
7番目の歯の根っこがやられてしまう。
そうするとどうなるでしょうか?


根っ子にダメージを受けた7番目の歯は
支えを失ってしまいます。


支えを失った7番目の歯は
ダメになってしまうのです。

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親知らずではなく
健康だった親知らずの隣の歯(7番目の歯)を
抜かなくてはいけなくなってしまうのです。


こんな悲劇が
起こってしまうのですね。

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また、こんなこともあります。
歯は頭でっかちの作りになっています。

親知らず(8番目の歯)が斜めに出てきてしまうと
頭でっかち同士の歯がぶつかってしまいます。


歯の頭は硬いもの同士ですので
ぶつかるとどうなるか?


上に持ち上げられてしまうんですね。

IMG_2313.png
なんと
8番目(親知らず)が生えてくることによって
お隣の7番目の歯がグイグイと上に持ち上げられてしまう
ということが、起こってしまうのです。


手前にも押しますが
なんと上にも押し上げられてしまうのです。

IMG_2314.png
噛み合わせというのは
上の歯と下の歯が食べ物をすりつぶします。


上下左右に動くというのが
噛み合わせの動きです。


IMG_2315.png
重たい荷物を持つ時、
一人で持つよりみんなで持ったほうがいいですよね?


みんなで力をわけて、持ったほうがいいですよね?

歯は親知らずを除くと全部で
28本あるのです。


28本みんなで
支えればいいですよね?

IMG_2316.png
ところが、
上に持ち上げられますと
飛び出てくる歯が出てきます。


1本だけ上に持ち上げられて飛び出ている歯があると
噛んだ時どういう事が、起こりますか?


持ち上げられた歯ばかりが
当ってしまいます。



IMG_2318.png
その結果、
何が起こるのでしょうか?


なんと
上の奥歯が壊れてしまうのです。


IMG_2319.png
下の親知らず(8番目)がお隣の7番目の歯を持ち上げます。
上の奥歯とぶつかり
上の奥歯が壊れてしまうのです。



上の奥歯が壊れたんだから
普通は
上の奥歯にバイキンがたまって虫歯になったんだろう
とお考えになります。


しかし、原因は親知らずだったということも
多くあるのです。


IMG_2320.png
親知らずは
痛くなったら抜けばいいという方が
圧倒的に多いです。


しかし、
問題はそんなに単純ではないのです。

IMG_2324.png
親知らずは虫歯になって抜けばいいだけかもしれません。


しかし、親知らずによって
悪さをされた歯はもう元に戻ることはありません。

親知らずは
できるだけ
生えてくる前に抜くことを
おすすめします。
IMG_2325.png

IMG_2326.png
親知らずは痛くなったら抜けばいい
というようなものではないことを
知って下さいね。




私の場合はどうかしら?とご不安になった場合は

どうぞお気軽にメールを下さい。

お悩みのお口の状態をお写真で撮影して下さっても

結構です。どうか一人で悩まないで下さいね。

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2016.07.04笑った時に見える上の前歯をきれいにしたい

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

上の前歯2本を何度も治療されている患者さんがお見えになりました、
前歯が欠けたり、割れたりするので
そのたびに、プラスチックの白い詰め物で修復をされていました。

プラスチックでつぎはぎの修復をしている部分は
茶色いスジが入って
いかにもつぎはぎしているように見えて笑った時に
とても気になる。


だから、この前歯2本をなんとか綺麗にして欲しい
maeba.jpg
そして、若い頃に比べてこの前歯2本が前に突き出してきている気がするので
前歯2本を新しい被せモノをして
ひっこめて欲しい、というご相談です。


こちらもよくご相談いただくケースです。


たしかに、
前に飛び出た前歯2本なら
削って新しい白い被せものをしてしまえば
引っ込んで綺麗になりそうな気が、
します。


ほとんどの方が
そうお思いになります。



しかし、
実は出ている部分だけを
単純に被せ物をだけをやりかえをしてしまったら
必ず
次のようなことが
起こります。

☑被せ物が壊れる
☑被せ物が割れる


吉本歯科医院のHPでは何度も繰り返しお伝えしておりますように
虫歯になるには虫歯になる原因が
歯周病になるには歯周病になる原因が
歯が折れるには歯が折れる原因が
それぞれにお口の中に
あるのです。
詳しくはこちらをご覧下さい

saihatsu.jpg


それでも、
まあ割れたら割れた時、考えればいい
折れたら折れた時、考えればいい
被せモノが外れたらまたつければいい


そう、お考えになる方ももちろんいらっしゃいます。
しかし、話はそんな単純なものでは、ないのです。
詳しくはこちらをご覧下さい


andomo.jpg




その原因を無視したまま
見えている部分だけを
きれいに見せるだけの治療をしてしまう
後が、悲惨です。



前歯が折れた

前歯がグラグラしてきた

前歯が前にぐっと飛び出してきた

また

顎が痛い
顔がゆがんできた

いろいろな症状がありますが、その全ての大きな原因に「噛み合わせ(噛みあわせ)」のバランスの悪さ」があるんです。


「虫歯ができやすい」ことと「噛み合わせ(咬み合わせ)の悪さ」が関係するのか?


噛み合わせ(咬み合わせ)が悪い、

つまり歯が正常に並んでいないので、

その歯並びの悪い部分には当然虫歯菌が溜まりやすく、

いつもバイキンが住み着いている状態になっています。


「ばい菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果
ですので、噛み合わせ(かみ合わせ)が悪い方のお口の中は虫歯でいっぱい、ということがよくあります。

「ばい菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

そして

前歯が折れた、ということは、

今回、歯が折れる前からもう既に折れやすい状態だった、ということがいえるのです。



歯は28本が正常に並んで始めてバランスを保っています。


その中でどこかの噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが崩れると、前歯が本来耐えうる噛む力以上の負荷がかかって噛んでいることになります。

「ばい菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


ですので、日々の咬む力で少しずつ、前歯は折れやすい状態になっていっており、少しの衝撃や少しの咬む力である日突然折れてしまいます。



正常な歯並びであれば前歯はそうそう簡単に折れることはありません。


全ての治療において、吉本歯科医院では「噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが歯科の治療には最も大切である」と考えています。




前歯を治そうかな

前歯がいつも欠けたり割れたりするな

前歯が前に飛び出してきてるな

そういう方はまずは、こちらをご覧下さいね。

2016.06.13意外に知らない!治療した歯や歯茎が黒くなってくる原因

☑歯茎が黒いんです。

☑歯や歯茎が黒ずんできたように見える

☑セラミックの詰め物と歯茎の境目が黒くなってきた

☑歯茎の一部が黒くなってきた

☑治療した前歯の境目の歯茎が黒くなってきた



このようなご相談で吉本歯科医院にお越し下さる、メール相談を頂く方も

とても多いので、お話させて頂きますね。


今回は

「どうして歯や歯茎が黒くなるんですか?」

 IMG_2068.png


 よくよくお聞きすると、

「以前歯のかぶせの治療をした。

そして根っこの治療(歯の神経治療)もした。

きれいに治したはずなのに、

また膿がたまってきたのかしら?

そのように不安になってお越しになる方もいらっしゃいます。

 

でも実はほとんどの方が、

歯や歯茎が黒くなる原因をご存知ないのです。

 

原因は 

「金属」なんですね。



もし、前歯の被せ物をセラミックスにしたとしましょう。

セラミックとは陶器なんですね。

お茶碗みたいなものですから、非常に割れやすい。


ですから、それを補強するために金属が使われます。

IMG_2070.png

 

また歯の根っこにかぶせをするのに支えがないと倒れてしまいます。

 

その土台、その土台に金属を使っていたりします。


IMG_2073.png

 

この金属たちが溶けていくんですね。

IMG_2074.png

 

金属が溶けるってイメージできますか?

 

金属が溶け出して歯を黒くし、そして歯茎にまで黒くなっていく。



また

金属アレルギーって、聞かれたことありますね。

最近では、テレビでも頻繁に金属アレルギーのことを紹介していますので

かなり、一般的に知られるようになってきました。



そうなんです。

ピアスやネックレスだけでなく

お口の中に入っている歯の詰め物や被せ物、または歯の土台に使われている

金属が溶け出して金属アレルギーを引き起こすことも

あるのです。

IMG_2080.png

どんどん身体の中に金属が溶け出して、全身的な金属アレルギーにまでなってしまう方までいらっしゃいます。

IMG_2084.png

だったらやりかえればいいじゃないか、

外したらいいじゃないですか、

またかぶせ直したらいいじゃないですか、

そのようにおっしゃる方もいらっしゃいます。

 


しかし、歯科の治療は何度もできるものでは、ないのです。



実際外すことはできたとしても、

ご自身の残っている歯の根っこに金属が溶け出していってるわけです。

ご自身の根っこはどうなっていると思います?

IMG_2075.png

 金属で真っ黒なんですね。

 

金属が黒く溶け出している歯を

白くしたい

または

自分の歯のように自然な色に見せたい

となると

その歯の黒い部分、削らないといけないんですね。



ですが、思い出して下さいね。

一番最初に歯の治療をして

被せ物をする時点で、すでにもう外周一層削ってるんです。

接着剤をくっつけるために

のりしろ部分を

削る必要が、あるんですね。

160426_152447.jpg


外周一層削ることによって

被せ物をすることができているんです。



https://www.8181118.com/news/2016/04/post-380.php

歯の治療の度に、歯を削り取っています。


 


ですから

今回また、

治療をやりなおす

被せ物を外してやりかえる

となると

今ある黒くなった被せ物を外しているわけですから

そこからさらにまたのりしろを作るために歯を削る必要があるのです。



削れば削るほど

どんどんご自身の残っている歯の根っこ、

細く細く薄く薄くなっていくんですね。

IMG_2089.png

 薄くなってしまうと、

噛んだ時に

噛む力によって

割れてしまったり、

長く持たなかったりします。


 

何回もやりかえている方では、

芯棒を外す時に、このようにパキッて割れてしまう方までいらっしゃるんですね。

IMG_2091.png

 

歯の根っ子(歯根)が割れてしまったら、もう抜くしかないんですね。

 

もう一回芯棒立てて、被せ物をできるんじゃないんですか?


とよく患者さん、おっしゃられるんですが

実はできない、んです。


 

芯棒によって歯の根っこが揺すられます。

 

そうすると根っこのまわりの骨がどんどん溶けていきます。

 

残念ながらこの場合はもう抜かないといけなくなります。


 

ですから、

歯の被せ物は

何度もやりかえができるものではないんです。



色が黒くなったら

またその時、白いものにやりかえたらいいじゃないか

と思われるのですが、

ただし・・・・歯を失う時期が早まってしまう可能性がありますよ、という

注意書きが、小さく小さく付いているということなのです。

IMG_2094.png

治療をする前に

しっておいた方がいいことは、

この材質を使えば将来どういうふうになっていくのか?

☑金属が溶け出す材質なのか?金属が溶け出さないものなのか?

☑金属のような色がでてくるものなのか、出てこないものなのか?

☑その素材は全身に対してどういう影響を及ぼすのか?及ぼさないのか?

☑金属アレルギーの可能性がある方は、金属アレルギーにならない材質なのか?

そういうことまで含めて先生とよく相談してから治療をお決めになられてほうがいいと思います。

 

「一回した治療をやり直す」これ非常に難しいですし、

実はリスクがあるのです。


https://www.8181118.com/director/2016/04/post-126.php

歯の治療は何度もできない


最初によくご相談して治療を受けられてください。





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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





2016.06.10下の前歯がガタガタになって、上の前歯が出っ歯になってきたのでなんとかしたい

下の前歯がガタガタになって、上の前歯が出っ歯になってきたのでなんとかしたい



というご相談でお越しになられた女性の患者さんがいらっしゃいます。

とてもよくご相談いただくケースです。



できれば

上の前歯をセラミックなどに被せ物をやりかえて

ひっこめることは

できないか?

というご希望です。



出ている部分を

削って新しい被せモノをかぶしてしまえば

引っ込みそうな気が

確かに、しますよね。



しかし、

実は、出ている部分だけを

たんに被せ物だけでやりかえをしたとしても

すぐに壊れてしまったり

割れてしまう

ということが、起こります。



理由をお話しますね。



前歯が折れた

前歯がグラグラしてきた

前歯が前にぐっと飛び出してきた

また

顎が痛い
顔がゆがんできた

いろいろな症状がありますが、その全ての大きな原因に「噛み合わせ(噛みあわせ)」のバランスの悪さ」があるんです。


「虫歯ができやすい」ことと「噛み合わせ(咬み合わせ)の悪さ」が関係するのか?


噛み合わせ(咬み合わせ)が悪い、

つまり歯が正常に並んでいないので、

その歯並びの悪い部分には当然虫歯菌が溜まりやすく、

いつもバイキンが住み着いている状態になっています。


「ばい菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果
ですので、噛み合わせ(かみ合わせ)が悪い方のお口の中は虫歯でいっぱい、ということがよくあります。

「ばい菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

そして

前歯が折れた、ということは、

今回、歯が折れる前からもう既に折れやすい状態だった、ということがいえるのです。



歯は28本が正常に並んで始めてバランスを保っています。


その中でどこかの噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが崩れると、前歯が本来耐えうる噛む力以上の負荷がかかって噛んでいることになります。

「ばい菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


ですので、日々の咬む力で少しずつ、前歯は折れやすい状態になっていっており、少しの衝撃や少しの咬む力である日突然折れてしまいます。



正常な歯並びであれば前歯はそうそう簡単に折れることはありません。


全ての治療において、吉本歯科医院では「噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが歯科の治療には最も大切である」と考えています。



お時間あればぜひこちらをご覧下さいね。


前歯が飛び出てきたとか、

前歯がガタガタになってきた。


ある日突然気がついたら歯が動いてしまっていた


こんなご相談とっても多く頂きます。

患者さんのお話をおうかがいしていると

歯は動かないと思われている方、多いんですね。


実は歯は動きます。


歯は一生動き続けるんです。



歯が動く理由にはいろいろあります。

一番大きいのは親知らずです。


「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

イメージ的には満員電車に乗っていると思って下さい。

どんどんどんどん人は入ってきます。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


その時にじっとそこに立っていられるでしょうか。


流れによってどんどん動かされて行きます。


そして、一番弱い子が弾き飛ばされる。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

そのように

後ろから前、

後ろから前

というふうに歯が飛び出てきます。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


強い力で歯を動かすと、動かないですよね。


でも、矯正治療という歯を動かす治療ってあるんですよね。


あれ実はゴムで引っ張っているだけです。

ゴムで引っ張っているだけ、わずか数十グラムの力で歯は動きます



そして

この親知らず、もう何年もかけて押してるんです。


そのように持続的な力というのは、弱い力であっても歯を動かせるんです。


またベロ(舌)でも100g200gの力で押してきますから、そういうことでも歯は揺れます。

 

歯の形体は前歯と奥歯、まったく違います。


前歯の根っこは歯茎に隠れていて見えないんですけれども1本です。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

それに対して奥歯は根っこがカメラの三脚のように3本だったり、さらに強い4本だったりします。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

本来であるならば噛む、噛む力を支える、これは奥歯の役目です。

奥歯で噛んで前歯はほとんど当たらない、そういう状態が本来の形です。


ところが、奥歯が押されることによって崩れてきた。

歯が抜けることによって奥歯で十分に噛めなくなった。


 

歯は前後的、上下的にお互い支えあってますから、歯を抜けた状態(はがない)にしておくと両隣の歯が倒れてきたり、噛み合う相手の歯が相手を求めて飛び出てきたりします。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

 

そのような原因から

奥歯で十分に噛めなくなる。

 

そうすると、必然的に前歯同士が強く当たってしまうんですね。

 

前歯は少し、気持ち出っ歯の状態が噛みやすいようになっています。

 

奥歯がない状態(はがない)で前歯だけがガンガン当たります。

そうすると上の歯は更に上へ、相手は逃げますから下の歯はさらに上へ、というふうに歯が動いていってしまうんですね。

 

次ぎに多いのが歯周病です。

歯の周りの病気です。

 「歯周病 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

歯は何で支えられるか、何で支えられているかご存知ですか。

「歯周病 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

 

よく鏡で見て歯茎があるから、歯茎っておっしゃられる方が多いんですけれども、

歯茎は肉です。

肉なので、こう力をかけると変形します。

 

奥歯のように100kgとかそういう力を支えることは出来ません。

 

歯茎の下には骨があるんです。


骨があって、そこに歯が植わっている、そういう状態です。


 イメージ的には砂の山があって棒が刺さっている、そのように思ってください。

sunanoyama_s.jpg


 そして、この状態で歯が支えている周りの骨が溶けていく。

砂の山が骨だとすると、

どんどん砂が減っていくと

刺さっている棒がグラグラしてきて

そのうち倒れますよね。


こんなイメージです。

なので動きやすくなるんですね。


 

同じ力でも動きやすくなります。

 

そのようないろんな原因によって歯は一生動き続けるんです。

 

では動いていっているこの歯をどうするのか?


ほおっておけば間違いなく悪くなるだけです。

置いておいて良くなることはないです。


崩れていっている状態であれば、その後そこで止まるというのもないです。


どんどん悪くなります。

ですので、それを今の状態で止める。まっすぐだったらしっかり止めますが、

倒れてますからそれを支える。


もっと理想的には、元あった場所に戻してあげる、そういう治療もあります。


また奥で噛めないのが原因であれば、奥で噛めるようにキチッと奥歯を作ってあげる、

そういう治療もあります。


その方その方の状態に応じて、その治療法は選択肢があると思いますので、それぞれの治療のメリットやデメリット、それをよくかかりつけの先生とご相談なさってください。


ちなみに私は倒れているのをこれ以上倒れないように止めておくということで、

「マウスピース」というのを使っています。

「マウスピース site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

スポーツ選手でも格闘技の選手でもないのに「マウスピース」と思われるかもしれませんけれども、歯は一生動き続けますから、それを夜寝る時にマウスピースを入れることによって、弱い歯いっぱいを一つのものとして力を止めるんですね。

 

そうすると歯が動きにくくなります。そしてマウスピースは変形しません。

「マウスピース site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

形いっしょです。

 

常に同じサイズを同じところに入れますから、歯の位置関係が変わらないんですね。

 

もちろん日中、お食事の時は外さないといけませんから、日中の力によってダメージを受けます。

 

ですので、夜着けることによって悪くなることを遅らせる。

 

24時間歯が揺らされるのでなく、なるべく揺らされる時間を少なくする。

 

それによって歯の寿命を延ばすということが出来ます。


先生それぞれによって考え方はいろいろあると思いますので、いろいろな治療法のメリットやデメリット、そのようなものを相談してお決めになられることをお薦めします。




https://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php


saihatsu.jpg




2016.04.09インプラントが入っている方が、他の歯の治療をされる場合

インプラントが入っている方が、

他の歯の治療をされる場合には

まずはいったんインプラントをされた先生のところにご相談されることをおすすめしています。


他医院でインプラントを入れたが、被せ物が取れたのでつけて欲しい

他医院でインプラントを入れたところが、腫れて痛いので治療して欲しい

他医院でインプラントを入れた部分があるが、反対側に虫歯ができているところを治療して欲しい

他医院でインプラントを入れているが、歯のメインテナンスをしてほしい

他医院でインプラントを入れているが、噛み合わせの点検をして欲しい

3年前にインプラントをした部分の被せ物が外れてしまったのでつけて欲しい

過去にインプラント治療を中断したまま放置している、腫れてきたので治療をして欲しい

ンプラントのネジが外れた、折れた

ンプラントを入れた後、顎が痛い

片方だけ奥歯にインプラントを入れた、反対側も抜けそうなので治療して欲しい

 今、大変多いお問い合わせです。

10年前に比べると急増したご相談内容でも、あります。

 

 

こういう状況で

「吉本歯科医院で何とか後のフォローをして欲しい」

 

というご相談に実際にお越しになられます。

 

 

 

1本でもお口の中にインプラントが入っている場合、

吉本歯科医院ではまず

「インプラント治療をされた先生に、まずはご相談下さい」

お願いしています。

 

 

理由はこちらをご覧下さい↓

https://www.8181118.com/implant/


 

人によっては

「え?インプラントは順調ですが、全然関係ない反対側の歯が痛いんですけど・・・」

「え?ダメなんですか?インプラントって、どこででも修理できるんじゃないんですか?」

 

 

「私は奥歯に1本だけインプラントが入ってるだけなので

他の歯はどこで治療しても問題ないと思うんですが・・・・」

 

とおっしゃられます。

 

 

また人によっては

インプラント治療を終えられた後、もう何年もお口のメインテナンスを受診していない。

インプラントを埋入して、被せ物が入った後は、もう何年もその医院さんへ

行っていない、という方もいらっしゃいます。

 

 

また人によっては

インプラント治療はある医院さんでしてもらって

小さな虫歯治療は、近所の歯医者さんで簡単に済ましている

という方もいらっしゃいました。



これは、

大変危険です。

 

 

危険である、ということを

まずご存知ない方がとても多いのです。

 

 

そして、

インプラントはインプラント

虫歯治療は虫歯治療

と、分業すれば問題ない、とお考えです。

 

 

 

しかし、少し冷静に考えてみて下さい。

 

 

お口の中の話です。

あなたのお口の中は

わけて考えることができる存在でしょうか?

右、左、上、下、真ん中、と分けて考えることができますか?

全部繋がっていますよね。

くっついていますよね。

建物を建てるとイメージしてみて下さい。

西側の柱は木造で

東側の柱は鉄筋で

1階部分は、土で

2階部分は、木で、

とわけて考えますか?

また、建物を建てる土地はもともとは沼地で柔らかいけど

上の建物はしっかり鉄筋コンクリートでお願いします

とは、絶対にならないですよね?

 

 

おかしいですよね?

 

 

あなたのお口の中は

上下左右で絶妙なバランスを取って一体として成り立っています。

 

 

右が傾けば、

つながっている

左も傾くのです。

katamuku4

 

左を触れば(治療すれば)

右に影響が出るのです。

 

 

左の柱が傾けば

右のも同じように傾いていくのです。

 

 

 

お口の中とは、そういうものです。

 

 

みなさんは

きかれたことはありませんか?

 

 

右足を骨折したら

右の奥歯が割れた

というような一見まったく関係ないと思われるような話を。

 

 

口の中の上下左右というだけでなく

実は口は全身とも繋がっています。

 

 

わけて考えて

部品のように

分業でいじることはできないのです。

 

 

決して

分けて考えてはいけないものなのです。

 

分業すると

必ず(いびつ)な部分が出てきます。

 

 

 

みなさんは、鏡の前でお口を開けた時

歯が並んでいる、ことは肉眼で見ることはできます。

しかし、歯茎の中にある歯の根っこや骨までは見えません。

 

もし、見えてしまうとしたら

すぐに「ああ、歯ってこうなってるんだ」と

おわかりになると思います。

 

 

歯やアゴは、全身のバランスを保つ重要な器官です。

 

もっと詳しく言えば、あなたの下顎(したあご)は、

あなたの全身バランスを司る重要な振り子の器官なのです。

 

吉本歯科医院では虫歯治療、矯正治療、審美歯科治療、インプラント治療、顎関節症の治療などあらゆる治療にこの噛み合わせの考え方が基本としてあります。

 

歯の噛み合わせというのは、実は地盤である顎(アゴ)骨の状態から考えなくてはなりません

 

例えば

上側の歯はガイコツ模型にしてみると

こうなっています。

 

上側の歯って実は動かないんです。

IMG_1649

上の歯というのは

頭蓋骨と一体化している存在です。

上の歯と顎と頭蓋骨はくっついているんです。

 

 

頭蓋骨が傾いた時に一緒にその角度に合わせて、くっついたまま動くことはあるのですが

上の歯が単独で頭蓋骨からどこか別の方向へ動いてしまうということはないのです。

 

それに対して下顎というのは

頭から筋肉でもって、下の歯は下顎と一体化した状態でぶら下がっているだけなんです。

下顎というのは、頭蓋骨に対して固定されることなく、ぶら下がっているものなのです。

IMG_1613

ぜひ

ご自分の頭蓋骨を触ってみながら確認してみて下さい。

gaikotsu1.jpg

前にも後ろにも右にも左にも上下にもぶらんぶらんと

360度振り子のように自由に動くようになっている。

これが下の顎です。

 

 

頭蓋骨の模型をご覧下さいね。

IMG_1613

ヒモでぶら下っているように見えるのが下顎です。

ヒモがなければ下に重力で落ちてしまいます。

 

緑のヒモは筋肉と思って下さい。

振り子の糸のように筋肉でぶら下がっているだけ、です。

 

 下顎は振り子のような存在になっているんです。

furiko.JPG

 

体の動きに対して体の重心を整えるための「振り子」ような役目をします。

 

下顎は体の中で左右に渡ってぶら下がっている唯一の骨です。

 

綱渡りをする時の長い棒の役目をしているのです。

 

 

つまり下顎がおかしいと全身のバランスを崩してしまう、ということが起こります。

 

 

「良い噛み合わせ」とは

顎関節が楽な自然の状態で上下の歯がキチンとかみ合い、

前後左右に下の顎を動かした時に、顎関節に無理な力がかかることなくスムーズに引っ掛かることなく動ける状態

と私は考えています。

 

 

つまり下顎がちょうど「振り子」のようにスムーズに動けるようになっていることが必要です。

 

虫歯で奥歯が抜けてしまった

歯周病で歯がグラグラしてきて抜けてしまった

 

そんな時、

 

たかが歯を1本失ったくらいで大袈裟なとお思いにならないで下さい。

 

たかが、歯、1本、されど1本、なのです。

 

虫歯により歯をことごとく削ることにより噛み合わせは簡単に崩れます。

 

歯医者は歯を元の歯通りに治すことは、できません。

できるのは悪くなった部分を削ったり補修したりして

新築ではなく

リフォームすること、なのです。

または、柱を失った場合には、

新たな柱を建てたりすること、です。

 

完全にもとのあなたの健康な歯の形、機能を持った状態に

生き返らせることはできないのです。

インプラントがお口の中に入っている方が、その後

インプラントをされた部分とはまったく違う部分が虫歯や歯周病に侵され治療が必要となった時、

噛み合わせを無視した歯科治療をしてしまうと、大変危険です。

 

 

結論から言うと、

簡単に壊れてしまいます。

kosyou.jpg 

ご自身の歯も、

治療した後に被せた被せ物や詰め物も、

ブリッジも、

 

インプラント、

入れ歯(義歯)も、

所詮噛むための道具にすぎません。

 

インプラントだから噛めるということではないのです。

すべてあくまで道具なのです。

 

その道具の本来の使い方を無視した使い方をすれば必ず壊れるのです。

取扱説明書が重要なのです。

 

インプラントは自分の歯とまったく違うことが、あるのです。

 

それは

インプラントは動かないということです。

これに対し

自分の歯は一生動き続けます。

 

それに対してインプラントはまったく動きません。

1ミリも動きません。

 

 

インプラントは骨にしっかりと埋めこめられ硬く固定されているものです。

硬いものと柔らかいものがぶつかれば

当然、柔らかいものが壊れます。

 

ここで私が言う「柔らかいもの」とは、ご自分の歯のことです。

 

インプラントが口の中に入ったがために、

インプラントというネジががっちり骨に埋め込まれたがために

インプラントがかみ合う相手の歯や隣り合う歯たちがどんどん破壊されていくのです。

 

 

なんだか被せ物がすぐ割れるなあ

なんだか反対側の歯が痛くなるなあ

なんだかやけに神経の治療をする歯が増えてきたなあ

 

口の中に症状が出た時

ほとんどの方は

「歯磨きが足りなかったからだろう」

「口の中にバイ菌がいるからだろう」

そう思われています。

 

 

しかし、歯が痛くなった原因は

細菌だけでは、ないのです。

 

歯が折れるのも

歯が欠けてしまうのも

歯にひびが入ってしまうのも

被せ物が何度も壊れてしまうのも、

それを引き起こしている根本原因があるのです。

 

 

その根本原因を突き止めずに、どんな治療を繰り返したとしても

あなたは歯をどんどん失うことになってしまうのです。

 

 

インプラントが1本でもお口に入っている方は

どうぞ知っておいて下さい。

あなたの口の中に入っているインプラントは骨にしっかり固定され

動かないものである、と。

 

そして、インプラント以外のご自分の歯は、一生動き続けているものである、と。

 

動くものと

動かないものが、

共存している状態である、ということを。

 

インプラントをしていない方のお口の状態とは

まったく条件が違うのです。

 

 

歯を失わないために

残っている歯をさらに失わなせないようにするためには

その特殊な条件に合った考え方が必要です。

 

 

インプラントをそれなりに多く治療を手掛けられている先生方、インプラントを専門とされている先生方では当然知っている内容であってもインプラント治療を専門にやっていらっしゃらない先生にとっては、残念ながら調整の仕方はよくお分かりになっていらっしゃらない、これが現実であります。

 

歯科には専門があります。

医科が内科や外科、整形外科、脳外科というふうに専門があるように、

さらに循環器内科、糖尿病内科、膠原病内科、内分泌内科、神経内科、心療内科等あるように内科の中だけでもさらにさらにと細かく専門が別れているのです。

実は歯科にも専門があるのです。

 

歯科にも専門がある↓

診断が変われば治療は変わるについてはこちらをご覧ください

 https://www.8181118.com/examination/index.ph


そのように

なぜなら専門外のことは教わる時、教わる場所がないのです。

一生勉強だといわれますが、医学の発展により専門内のことだけでもものすごく多くのことを学ばないといけないのです。

専門外のことまで教わる時、教わる環境ではないのです。

大学でも教えていないこと、開業した先生にとっては、そういうことを教わる場所すらないのです。

 

またインプラントメーカーは、各インプラントのメーカーは当然ですが自社商品を売り続けたいがために、すごくインプラントはよく噛めるものだ、自分の歯に取って代わるものだ、ということを誇張します。

 

マイナスの部分はほとんど、表に出されていません。

 

 

ですので、そういう知識だけを持って「インプラントは噛めるものだ。本来の歯の力以上の力が加かっても大丈夫なものなんだ」というふうに誤った認識を持っている歯科医師が多いのも現実であります。

 

私の吉本歯科医院ではインプラントを設計する場合には、口の中全体の他の歯のバランスや設計を考えて調整をしております。

 

その調整が長く維持できるようにマウスピースで他の歯への揺れをなくすように力の負担が変わらないように維持していただくようになっております。

 

よくマウスピースはインプラントを保護するためだと思われている方多いのですが、確かにその役目もあります。

 

ですが、動くものと動かないものが共存する口の中においては、そのバランスを一定に保つ、

つまり他に残っていらっしゃるご自身の歯をいかに長く今の状況で残すということが非常に求められているのです。

 

 

ですからインプラント治療で大事なことは

将来他の歯がいつダメになるのか

どのようにダメになるのか

ダメになった時にどうしなければいかないのか

ということが実は重要なのです。

 

 

 

『インプラントと関係ない歯が故障した』

『インプラントと関係ない歯を抜かないといけなくなった』

という時に実は噛み合う場所であったり、重心バランスが変わったりするのです。

 

そのような状態でもある程度のものは噛めるのです。

 

しかしその状態で噛み続けると実は壊れてしまうのです。

必ずインプラント治療をされた患者様は他の歯を治療したとしても、インプラント治療をした先生に全体のバランス、そのままで大丈夫なのかどうか、なんらかの調整が必要なのかどうか、ということを診て貰う必要があるのです。

 

『噛んだ感じ、わからない』

『違う歯だからいいだろう』というそういうことで治療していると実は後でとんでもない悲劇に遭ったりするのです。

 

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インプラントをされた方で、他の歯の治療をお受けになった場合は必ず噛み合わせのチェックを受けて下さい。



 全部の歯を失われた方は全部インプラントにしてしまえば、実はそういうトラブルは少ないのです。

 

非常に起きにくいことになります。

 

ですから何十年も問題なく機能している方は十分にいらっしゃるのです。

 

他の歯がダメになった時にどうするのか、ということをしっかりと考えてからインプラント治療を受けないと、後で大変なことが起こってしまうのです。

 

今さえ良ければいいという考えではダメなのです。

 

 

インプラントというものは将来、他の歯がダメになった時にどのようにするかというところまで治療計画を立てておく必要があると思います。

 

そして何よりも大事なこと、残っている歯がダメにならないようにするために、歯は簡単に動いていきますから残っている歯が動かないようにするために、どういうことをしないといけないのか。

 

例えばマウスピースです、

毎日必ずマウスピースを付けるということ。

「マウスピース site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

そして

必ず定期的なメインテナンスを受けるということ。


これが

『面倒くさい』

『定期的な歯のメインテナンス、掃除なんか』

ということであれば、逆にインプラント治療は受けてはいけないのです。

 

 

インプラントはとても素晴らしいものだと私自身感じています。

自分の父親にも母親にも

妻の母親にも、私の医院のスタッフにも

歯を失った時には、迷わずインプラントを薦めました。

 

 

しかし、インプラントも入れ歯もブリッジも

しょせん、噛むための道具のひとつです。

道具なので、それぞれの道具に合った使い方、メインテナンスが必要なのです。

 

電気製品でも、楽器でも、説明書通りにきちんと使わなかった場合どうなりますか?

寿命がはやくなってしまう

故障をくりかえしてしまう

ということが、起こりますよね。

 

 

これと同じです。

すべて道具なのです。

 

だから、ご自分が使っている道具の使い方を知って下さい。

そして、どの程度までなら許容範囲なのかな?ということを正しく知って下さい。


毎食の噛む力により

その破壊的な力は、あなたの道具を簡単に壊していきます。

そして、あなたご自身の歯さえも、

あなたご自身の身体さえも

破壊していくのです。

 

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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)






2016.03.25片方噛みは絶対におやめ下さい。

片方噛みは絶対におやめ下さい!!

 

現在治療が進行中の患者さんに

何度もお伝えしていることがございます。


治療中は、普段よりも柔らかいお食事に変えて下さい。

 

治療がはじまりますと、治療部分では噛めないため、

治療部分の反対側の歯で噛もうとしてしまいます(片噛み)。

この片噛みにより、今度は治療していない反対側の歯が

   割れる

   しみる

   痛みが出る

などの症状が出てしまう患者さんは非常に多いのです。

 

どうぞ治療終了まで、普段が10の硬さのお食事内容であれば、2レベルまで柔らかいお食事内容にまで下げて噛む力の調節を意識してお願い致します。

 

硬さの基準は

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柔らかく似た雑炊や

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柔らかいお豆腐などが基準です。

 

治療途中に、治療とは別の部分が痛みだす、割れる等が起こってしまいますと治療計画が大幅に伸びてしまう可能性がございます。

 

どうぞ患者の皆様のご理解とご自身のお食事内容をいまいちど意識して気をつけて下さいますようお願い申し上げます。


 

片方噛みが危険な理由

 

 

例えば右を治療中には、仮歯の状態であったり、応急的な処置しかなされていない場合がほとんどです。

ですから、治療していない反対側の左だけで噛もうとしてしまいます。

右で噛めないので、どうしても左だけに負担がかかります。

左では、噛めてしまうのです。

 

右が治療中であれば左で噛もうとします。

逆も同じです。

そうすると反対側の左にはものすごい負担が掛かってしまうのです。

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両足であれば1km 2km歩けるかもしれません。フォームの始まり


しかしながら片足ケンケンではどうでしょうか。

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どんなに健康だとはいえ100mでも大変なのではないのでしょうか。

普段だったら1km 2km歩けるのに100mいや10mでも大変なのです。

つまり片足でケンケンするのと同じ、片方で噛むというのは実はすごく危険なのです。

 

右の歯を治療中に左の歯で噛んでいたら左の歯が欠けてきた。

左の歯が痛んできた。

左の歯がしみてきた。

これは、

よくある事なのです。

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ですから

今までと同じ力で、必要な力を

左だけで噛ませるというのは非常に危険なのです。

 

大事なことは右を治療しているから、なるべく右に負担が掛からないようにするということが最も大事なことなのですが、次に大事なこととして左の残ってる噛める歯でも今までと同じ力ではなく、柔らかいもの、弱めのものをゆっくりと噛むということがすごく大事なのです。

 

そうしなければ次々次々と悪い状況に陥ってしまうのです。

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ここでこう考えられる方もいらっしゃるのです。

 

そうすると治療の期間が長くなるわけだから不便な生活が長くなる。

だから両方一緒に治療したほうが早いのではないか、と考えるわけです。

しかしながら両方同時にすると、噛み合わせの高さの基準というところが変わってしまいますので、何を優先して治療するのか。

 

最終的に何が問題なのか。

何を優先して治療しなければいけないのか。

 

そいうところまで考えて、どういう順番で治療を進めていくのかが決まっていくのです。

 

単純に右と左、急いで早くということだけでは決められないのです。

 

 

 

どうぞこれから治療終了までは

柔らかいもの、弱めのものをゆっくりと噛む

ということにくれぐれも気をつけて下さい。

 

 

 




原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)







2016.03.19保険外診療で白い詰め物をしたのに、虫歯が再発してしまった、というご相談

『虫歯になり、歯をを削って治療をしました。
保険が効かない白い被せ物をしたのですが
半年もたたないうちに被せ物が取れてしまい
削ってもらった部分がさらに虫歯になっていると、診断されました。

半年前に削ったばかりなのに
また自分の歯を大きく削ることになりました。
大変ショックです。

再発しない虫歯治療を求めています。』

大変よく頂くご相談です。
zyosei1.jpg

虫歯が再発する原因は
治療した後、お薬によりばい菌をなくし、
その後、被せ物もしくは詰め物で封鎖をするのですが
封鎖がきちんとなされていない場合には
当然バイ菌がまた再度侵入するわけですから
再発を起こします。

また、噛み合わせが悪い場合にも
同じ部分が何度も悪くなります。
詰め物がとれたり
被せ物がとれたり
歯が割れたり、
歯茎が炎症を起こしたり
さまざまなことが起こります。


まずは、お口の中にある
再発を繰り返している原因を
突き止めることが大事です。


どんなにいいお薬を使ったとしても
封鎖がきちんとできない
もしくは
噛み合わせバランスが悪い
場合には
再発を起こします。

お口の中にはまだ
再発を起こす原因が残ったままだから、です。







原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





2016.03.18固定式入れ歯(インプラント入れ歯)は下側を安定させることが重要なのです

インプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)

噛んでも痛みにくい入れ歯(義歯)、

噛んでも沈みにくい入れ歯(義歯)、

食事中にズレにくい入れ歯(義歯)

に最適なのが

固定式総入れ歯(インプラント入れ歯)です。



では、

通常の完全固定式インプラントとインプラント固定式入れ歯の違いは何でしょうか?

どんなことができてどんなことができないのか?

まずは「できること、できないこと」

そこを知って頂くことが大事です。


https://www.8181118.com/director/2016/01/post-107.php

入れ歯が合わなくなる原因


どんなに技術が進化しても

ご自分の歯より、いい、というものはありません。

つまり、

人工的なものになります。


通常のインプラントと違って、インプラント入れ歯によって出来ることと出来ないこと、それはまず何なのか?

それをしっかり知った上でそれぞれの治療法のメリットとデメリットを知った上で、治療方針をお決めになられることをお勧めします。


どうして入れ歯では噛めないのか?

まずどうして入れ歯が噛めないのか?

入れ歯はあなたご自身の歯と一体何が違うのか?

本来のあるべきご自身の歯とは

どうなっているのか?


違いを分かっていただくと、

一体なぜ入れ歯でうまく噛めないのかということが分かってくると思われます。


https://www.8181118.com/director/2016/01/post-107.php

入れ歯が合わなくなる原因

噛むという行為

噛む、

すり潰す、

これは、物を粉砕するということです。


お食事の際に食べ物が口に入ってきます。

あなたは歯で噛んで細かく粉砕します。

そして飲み込んでいます。


「よく噛んで食べなさい!飲み込んじゃだめ!」と

言われるのは、

噛まずに飲み込んでしまうと

胃が荒れてしまうから、ですよね。

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これは歯だからどうこうということではなく、すべてに共通します。

ヒトという存在は

肉食動物と草食動物がもちえる機能の両方をもった存在なのです。

ご存知のように多くの動物が肉食動物もしくは

草食動物なのです。



カチカチ噛む(上下的な運動)

すり潰す(左右にスライディングさせる運動)

この①②両方によって行われています。


ですから、この両方が持てない場合には残念ながらうまく本来の機能を果たすことが出来ないのです。

①②両方出来るようになるには

上下相方が固定式の物が必要となります。


自分の歯とは上下のアゴの骨に固定されたもの、なのです。

取り外したりせず

しっかりとこのように顎の骨に固定されていますよね?

IMG_1613

既にもう歯がない場合には

上顎、下顎に入れ歯ではなく

インプラントを埋込み、被せ物により人工歯を再建する、ということです。

しかし

それではさすがに費用がかかってしまいすぎて治療は難しいと思われる。

また、治療の期間がかってしまう、というお悩みの方は多いのです。


そこまではいかないけれども、総入れ歯よりも安定して噛めるものは出来ないのか?

という方にこのインプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)をお勧めいたします。


まず、このインプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)というのは

上側でも下側でも両方できるものではあります。


しかし、現実的に上側の場合には固定式インプラントとほぼ変わらない費用が発生いたします。

費用対効果ということを考えるのならば、

下側に付けるものだと思って下さい。


固定式のインプラントでは歯肉(歯茎)は一部しか回復できません。

歯肉(歯茎)を回復させるため、

もしくは十分な清掃ができなくなった時のリフォームとしては優れています。


それでは、

普通の一戸建ての民家を建てると思って下さい。

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大きくて太い柱が4本入れば

頑丈なものができます。


しかし、広い平屋の大きい家をもし建てようと思ったならばどうでしょうか?

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柱が4本ではちょっと、柱同士を梁で繋ぐ柱も梁も強度的に難しくなります。

ですから柱と柱の間にもう1本柱を、

さらに間隔が広ければその間にもう1本柱を、

というふうに梁がたわまないように柱の本数を多くします。


つまり

強い力を支える、広いところの力を強く支える

ということに於いては柱の本数はある程度多いほうが有利なのです。


そして、次に

すり潰す

スライドさせる

という噛み方をするには

前後左右に下あごが動きますから、

前後左右に擦り合わせるように動きます。


なので隣り合う歯の高さが同じでなければ、うまく上下で擦り合わすことが出来ないのです。


もしあなたが例えば今

上の入れ歯で困っている

下の入れ歯で困っている

と思われていたとしても

歯は

上と下で噛んでいますので

上と下、例えば上がたわんでいるならば下はそのたわみに合わせた形にしなければカチンと噛み合うことはできません

入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因
入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因

入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因


しかしながら

擦り合わそうとした時

たわんでしまうわけです。


一ヶ所に集中してしまうのです。

でこぼこしているわけです。


壁にぶつかるように引っかかってしまうのです。


その時点で回転力がかかってしまい入れ歯が落ちてくるのです。



基準となる面がないとまっすぐなものは立たない


仮に上の入れ歯が今困っている。

下の入れ歯が困っている

とはいっても、結局上の入れ歯と下の入れ歯の両方を触らないと本来の顎の動きを回復できないのです。


両方を触るということが実は必要なのです。


例えば家を建てる時にはまず更地にして整地しますよね。

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まずは更地にして整地にして

地面を水平にして固まってから、基礎を建てますよね?

坂道に傾いたままの状態では家は安定しませんよね?

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まずは水平的な地面というのを造り、その上に基礎を造り、垂直な柱を立てて家を建てます。

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家を建てる時と同じように

基準となる面がないと真っ直ぐなものは立たないのです。

傾いている柱は簡単に倒れてしまいます。


上下の総入れ歯の方が噛みにくい理由

上下が総入れ歯の方の場合どうして噛みにくいのか?

どうして噛めないのか?

どうしてすぐに入れ歯が落ちてくるのか?


いろんな問題があります。

まず

噛み切りにくい

ということからお話ししましょう。

例えばナスの煮た物、噛めますでしょうか?

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肉厚の柔らかい部分は噛めるかもしれない。

しかしナスの皮はどうでしょう?


皮になったとたん

ズルッと滑って噛めなくなります

これは歯茎の上に乗っかっているだけの入れ歯(義歯)ですから

入れ歯がナスの皮よりも先に

動くわけです。


動くものを動くもの同士で物を粉砕しようとしているからです。


例えば何かをつまむと考えて下さい。

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指でつまむのは簡単ですよね。


では分厚い手袋、例えばスキーの時につけるような分厚い手袋、柔らかいフワフワした手袋です。

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それで物を摑んでみたらどうでしょう?

力加減はうまく入りますでしょうか?

ひしゃげてしまうかもしれません。


一番弱いところが壊れる

実は入れ歯が歯茎の上に乗っているということは、

歯茎に力を加えれば歯茎も単なる肉の塊ですから、力が加われば変形してしまうのです。

ひしゃげてしまうのです。

動いてしまうのです。

沈んでしまうのです。

入れ歯は歯茎に乗っかっているだけの存在

変形した肉の塊、歯茎の上に

さらに動く入れ歯(義歯)が乗っかっているだけですので

動くもの同士がただ二重三重に乗っているだけです。


そこに物がはさまるのです。

そして上から下から噛む力が加わるので動きやすいところは結局グニュッと動くのです。


かたいお食事になればなるほど

一番弱いところが壊れます。

ある程度肉厚のものは押しつぶす力でもって噛み切れるかもしれませんが、

ヌメッとしたところ、例えばナスの煮た物の皮の部分ですよね。

噛み切ろうとしてもその噛み切る力の前に入れ歯装置と粘膜が動きます

そして入れ歯が落ちてきたりだとか、

噛み切れなくなったりだとか、

擦り切るということが

出来ないのです。



例えば紙を切るのであればハサミですよね。

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スパッと切れます。

紙を上から手のひらでいくら押しつぶしても紙ってなかなか切れませんよね。

切れる力の差、より強い力が必要になってしまうのです。


つまり

動くものと動くもの同士で物を挟んでつぶす

両方が変形しますのでうまく粉砕することができないのです。


例えば腰が曲がっている方に重宝されているスポンジのように柔らかいベッド、よく売れていますよね?

腰の曲がった形に合わせベッドのマットレスが変形してくれるのです。

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ですから体に痛みが出にくいんですね。

すごくいいと思います。


しかしながらスポンジの上に寝転がっているような状態ですので

もし寝返りを打とうと思った時に

体が沈みこんでいますからなかなか寝返りが打てないんですね。



下がスポンジのようになっていますので動こうにも動けないんです。

固いところでは簡単に動けます


例えばいちごのショートケーキを想像して下さい。

上に乗ったイチゴををポンと押してもイチゴは

生クリームに埋もれてますから動きません。

イチゴはそのままです。

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しかし板の上に乗せたいちごは

でチョンと指で倒せばコロンと簡単に動きます。

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いちごをちょっと傾けてあげれば、

板を傾ければいちごはコロコロと転がっていきます。


スポンジの上に乗っているイチゴはあまりその場から動きません。


つまりいちご自体は何も変わらないのです。


イチゴが乗っている環境が

まな板のように固いのか、

それともクッション性があったり、

窪むようなものであると

動きにくい。

そのようなことが起こってしまうのです。



両方が動くもの同士で押しつぶすので

噛み切ることができないのです。


両方が変形しますので、

どういうふうに変形するか?というと

いろんなことが起こってしまうのです。


常に一定方向に変形させるということができないのです。


仮にこれが片方が動かないものとなっただけで状況は大幅に改善されます。


インプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)はある程度の力で固定されるもの


インプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)というのは、

固定式の入れ歯が骨に若干の遊びがある状態で固定されますので大きくは動かないのです。


物が当たってから

グニュッとずれる、

グニュッと動く、

ということがとても少ないのです。



動かないものと動くものを使って粉砕をすると何が起こるのか。


動くものがひしゃげてある程度のかたさになると、それ以上潰れなくなりますから、

そのあいだに挟まれた物は粉砕することが可能となります。


例えば固いニンジンを包丁で切るとイメージしてみてください。


固い机の上に固いまな板を置き、

そしてそこにニンジンを置いて手でニンジンを押さえたままニンジンを包丁で押し切ってみてください、

イメージしてみてください。

切れますよね。

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では次に

柔らかい座布団、フカフカの座布団の上にニンジンを置いて同じようにやってみてください。

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どうでしょうか

同じような弱い力で切れたでしょうか?

切れますでしょうか?


おそらく少し力が加わったくらいではまったく切れません。


とても鋭利な包丁であれば切れるかもしれませんが。


まずはクッションが沈みますので、ニンジンはまったく切れないですね。


ある程度クッションが潰されて、

そのクッションがそれ以上押し潰されなくなったところでニンジンが切れ始めていきます。

そしてスパンと切れるのです。


こういうことが

入れ歯をお使いの方は

お口の中で起こっているわけです。


やわらかいクッションが歯茎や骨

硬いにんじんが入れ歯

です。


では次に布やフェルトで作った包丁で

硬いにんじんを切ったと思って下さい。

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切れますでしょうか?

切れませんよね?

にんじんに当てると先に布の包丁がグニャンと捻じ曲がってしまいますよね。


これが上下の入れ歯がユルユルで動きやすい状況です。

両方がユルユルだとまったく切れないわけです。

つまり「噛めない」のです。


変形したのは入れ歯ではなく、あなたご自身の歯茎と骨なんです


両方がユルユルだとまったく切れないんです。


逆に、両方が強くなるとスパッと切れます。


しかし、その道具の方が壊れてしまいます。


ご自身の体でいうと

ご自分の肉(歯茎)や骨が変形してしまうのです。

骨が溶けていってしまうのです。


片方を固くすることによって、

ある程度の力がかかった時にはもう一方はひしゃげてその弾力性を失います。


片方が弾力性を失ったことにより

もう片方が堅さを発揮することができます。

それによって間に挟まれたものが粉砕可能となるのです。


では上でも下でもいいんじゃないか?と思われるかもしれません。


確かに何もない両方がグラグラよりはどちらか片方が固ければ粉砕可能です。

しかしながら

上と下ではまったく状況が違うのです。

理由をお話します。


上側の歯は頭蓋骨と一体化している


上側の歯って実は動かないんです。

IMG_1649

これは頭蓋骨の模型です。

上の歯というのは実は上顎と頭の骨が一体化しております。


頭蓋骨が傾いた時に一緒にその角度に合わせて動くことはあるのですが、

上の歯単独が頭蓋骨からどこか別の方向へ動いてしまうということはないのです。


それに対して下顎というのは

頭から筋肉でもって、下の歯は下顎と一体化した状態でぶら下がっているだけなんです。

IMG_1613

前にも後ろにも右にも左にも上下にも360度振り子のように自由に動くようになっている。

これが下の顎です。

頭蓋骨の模型をご覧下さいね。

IMG_1613

上の歯の上顎です。


緑のヒモは筋肉と思って下さい。

筋肉でぶら下がっているだけ、です。


ご覧のように上の歯は頭蓋骨にくっついている存在です。

IMG_1616

この上顎の頭蓋骨を逆さにひっくり返します。

IMG_1618

横から見るとこうです。

IMG_1617

ひっくり返して下から見るとこうです。


見えている歯は頭蓋骨にくっついている上の歯です。


上の歯に板を乗せてみました。

IMG_1619

上顎がまな板、下顎が包丁のように見ることもできるんです。

IMG_1625

いろんな方向から包丁がまな板の上のニンジンに向かって切り込んできます。

IMG_1624

どうやって切り込むのが一番強いか。

IMG_1623

真直ぐ真上からがもちろん強いですよね。

IMG_1625

真直ぐ切ればバサッといきます。

斜めからすると切れるかもしれない。

IMG_1623

でも板が動いちゃいますよね。

ずれちゃいます。

入れ歯がずれる理由です。


ずれるということは下のまな板にも負担がかかりますから、押しつぶす骨の左右に負担がかかりますから痛みが出ます。


取り外しの入れ歯(義歯)というのは

真上から骨に対して、分厚い骨に対して真直ぐな方向からかかる力に対しては強いんですけれども、横にずれる力って実は弱いんです。

それに対して逆に下顎は動きますから

下顎に合わせて上の方を動かしていく。

実は難しい。

安定しません。


これと同じ状況が上と下逆では起こってしまいます。


つまり動かない上に対して動いてくる下顎が突っ込んでくる。

その時に下顎のほうに簡単に外れるような入れ歯(義歯)がかかれば、簡単にずれちゃうんです。

噛めないんです。


つまり上と下、どちらかしか費用がかけられないのであれば、下が固定式になっている方が実はすごく噛みやすいんです。


下にしっかりとしたものを回復させることが必要なのです。

正しい使い方をすれば。

上と下が動く場合は両方がずれます。

よってうまく噛むということが出来ないのです。


しかしながらやはり下側を固定式にしたとはいえ、無理な力がかかった時には外れるようにしておいた方が、柱が支える本数が少ない場合には有利です。


本数が多ければ外れないようにしておいても問題はありませんが、本数が少ない場合、弱い場合には折れる可能性があります。


ですので無理な力がかかった時には外れるような設計にしておかなければ次の弱いところが壊れてしまいます。


値段を安くするということで言えば、柱の本数を減らせば安くなるんです。

単純ですよね。

マンションを建築する時と全く同じです。


マンションの柱、太くて長くて何本か入っていれば、例えば四隅に太くて長い柱が4本ボンボンボンと入っていれば丈夫なビルが建ちます。

1本抜けば安くできるんですね。

単純な話です。


ただ、いずれ崩れます。

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次に面積の問題です。


力がかかると思った時に、

実は噛む力というのは女性でも100kg、男性では200kgかかると言われています。


「へえ、そんなに力が?私そんなに力がないわよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

実はそのくらいの力がかかっております。


今噛めていないから、力がかかっていないだけ、であり

噛めるようになると、女性でも100キロ程度の力で噛んでいます。


噛めるようになればその力が発揮されるようになっていくのです。


噛めるようになったことを想定して設計しなくてはいけない

筋肉においては年齢制限というのはありません。

いくつになられたとしても筋肉は働かせれば強くなろうとします。

年齢制限がないのです。


今まで噛めてないから、噛んでいなかったから筋肉が衰えているのです。

噛めるようになった途端、その破壊的な力がかかってくるようになります。

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つまり女性でも『100kg近い力がかかるんだ』ということを想定して設計をしておかなければ大変なのです。


長く安定して持つということはできないのです。


ある一定の力がかかる時に例えば利き手でないほうをパーにし、利き手の力の強い、例えば人差し指でグッと押さえつけてみてください。

手のひらはへこみ、沈み、強く押さえると痛いですよね。

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では次に利き手の手のひらで先程と同じくらいの力で同じ場所を押さえてみてください。

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先程のような突き刺さるような痛みはないんじゃないでしょうか。

どうしてでしょうか?


それは力が分散されたからです。


例えばトランポリンをイメージしてみてください。

トランポリンの上でご自身が立ったとイメージしてみてください。

足元がふらつきますよね。

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そして沈み込みますよね。



では次に横になってみてください。

沈みますが沈む量がまったく違いますよね。


そして左右に動いた時に、トランポリンに立った時はすごく不安定でしたが、

横になった状態でコロコロと多少動いたとしても、手を足を大きく広げて大の字に動いたとしてもそれほど沈みませんよね。

不安定になりませんよね。

安定していますよね。

つまり同じ力がかかった時には小さい面積で受けるよりも広い面積で受けた方が安定しやすいということです。

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そしてそれは一方向、直線的な方向よりも

広い面積のように面としてなったほうが安定性がいいのです。


ベッドで気を付け、手と足をピタッとつけてコロコロと寝返りを打てば簡単に寝返りを打てます。

では手足を大の字に広げて寝返りを打とうとしたらどうでしょう。

手が突っ張り、足が突っ張り、寝返りが打てませんよね。


なぜなら手の先、足の先がつっかい棒になって回転という力を抑えているからです。


上に取り外しの入れ歯(義歯)が入った時にもちろん小さいほうが違和感が少ないかもしれません。


しかしながら小さい入れ歯というのは一ヶ所にかかる力はすごく大きいのです。

ですから噛んだ時にすごく痛いのです。

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大きい入れ歯はもちろん違和感としてはあるかもしれませんが、

噛んだ時の痛みの軽減という意味合いでは実は痛みは少ないのです。


そして回転する時に、回転に対して防止する。

反作用がかかりますから動きにくいという入れ歯(義歯)になるのです。


ですから上の入れ歯(義歯)の場合にはなるべく広い上顎も埋めるような形態をお薦めします。



小さい入れ歯を作れば作るほど痛くなるのです。

噛んだ時に痛いのです。


真ん中をくり抜くという馬蹄型の形態をすることもありますが、

どうしても違和感が大きいという方の場合には、

馬蹄型にし、そして後ろを真ん中で繋ぐということをするだけでも効果は強くなります。


そこをくり抜くとUの字になりますので、変形が一気に起こりやすくなります。

噛んだ時に痛い。

落ちてきやすいということになってしまうのです。




沈まない義歯ができれば痛みが起き難くなる、骨が溶けるスピードを遅らせることができるのです。

これこそが、インプラント固定式総入れ歯なのです。

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土地改良でセメントやコンクリートを流し込む状況をご覧になれらたことはありませんでしょうか?

大工さんがサラサラのセメントだけで基礎を作られていたでしょうか?

サラサラの砂だけではなく、大きな石や小さな石を混ぜたり、鉄骨を混ぜたりしている光景をご覧になられたことはありませんでしょうか?


つまり、骨の中に骨が簡単に崩れてしまわないように硬いもので補強されていれば、嘘のように痛みが軽くなります。嘘のようにズレにくく擦れなく安定した状態になります。

骨が崩れていくのを遅らせることができます。

これこそがインプラント固定入れ歯なのです。

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通常のように多くのインプラント体を必要としません。

下の場合は、たった2本は入っているだけで安定します。

上だと4本は必要になります。


予算的な問題や手術ということに抵抗があれば下だけそのような治療をすれば不思議と上の入れ歯の揺れが減ります。


安定するのです。


残念ながら上だけというのは安定しません。

下側が大事なのです。

下側を安定させるというのがキーとなります。

もちろん予算が許すならば、上も同じようにすればさらに安定します。




2016.03.14前歯がグラグラして前に飛び出してきた、歯茎も痛い

前歯が折れた

前歯がグラグラしてきた

前歯が前にぐっと飛び出してきた

また

顎が痛い
顔がゆがんできた

いろいろな症状がありますが、その全ての大きな原因に「噛み合わせ(噛みあわせ)」のバランスの悪さ」があります。


「虫歯ができやすい」ことと「噛み合わせ(咬み合わせ)の悪さ」が関係するのか?


噛み合わせ(咬み合わせ)が悪い、

つまり歯が正常に並んでいないので、

その歯並びの悪い部分には当然虫歯菌が溜まりやすく、

いつもバイキンが住み着いている状態になっています。


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ですので、噛み合わせ(かみ合わせ)が悪い方のお口の中は虫歯でいっぱい、ということがよくあります。

「ばい菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

そして

前歯が折れた、ということは、

今回、歯が折れる前からもう既に折れやすい状態だった、ということが言えます。


歯は28本が正常に並んで始めてバランスを保っています。


その中でどこかの噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが崩れると、前歯が本来耐えうる噛む力以上の負荷がかかって噛んでいることになります。

「ばい菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


ですので、日々の咬む力で少しずつ、前歯は折れやすい状態になっていっており、少しの衝撃や少しの咬む力である日突然折れてしまいます。



正常な歯並びであれば前歯はそうそう簡単に折れることはありません。


全ての治療において、吉本歯科医院では「噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが歯科の治療には最も大切である」と考えています。


前歯が飛び出てきたとか、

前歯がガタガタになってきた。


ある日突然気がついたら歯が動いてしまった。


こんなご相談とっても多く頂きます。

患者さんのお話をおうかがいしていると

歯は動かないと思われている方、多いんですね。


実は歯は動きます。


歯は一生動き続けるんです。


歯が動く理由にはいろいろあります。

一番大きいのは親知らずです。


「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

イメージ的には満員電車に乗っていると思って下さい。

どんどんどんどん人は入ってきます。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


その時にじっとそこに立っていられるでしょうか。


流れによってどんどん動かされて行きます。


そして、一番弱い子が弾き飛ばされる。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

そのように

後ろから前、

後ろから前

というふうに歯が飛び出てきます。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


強い力で歯を動かすと、動かないですよね。


でも、矯正治療という歯を動かす治療ってあるんですよね。


あれ実はゴムで引っ張っているだけです。

ゴムで引っ張っているだけ、わずか数十グラムの力で歯は動きます



そして

この親知らず、もう何年もかけて押してるんです。


そのように持続的な力というのは、弱い力であっても歯を動かせるんです。


またベロ(舌)でも100g200gの力で押してきますから、そういうことでも歯は揺れます。

 

歯の形体は前歯と奥歯、まったく違います。


前歯の根っこは歯茎に隠れていて見えないんですけれども1本です。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

それに対して奥歯は根っこがカメラの三脚のように3本だったり、さらに強い4本だったりします。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

本来であるならば噛む、噛む力を支える、これは奥歯の役目です。

奥歯で噛んで前歯はほとんど当たらない、そういう状態が本来の形です。


ところが、奥歯が押されることによって崩れてきた。

歯が抜けることによって奥歯で十分に噛めなくなった。


 

歯は前後的、上下的にお互い支えあってますから、歯を抜けた状態(はがない)にしておくと両隣の歯が倒れてきたり、噛み合う相手の歯が相手を求めて飛び出てきたりします。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

 

そのような原因から

奥歯で十分に噛めなくなる。

 

そうすると、必然的に前歯同士が強く当たってしまうんですね。

 

前歯は少し、気持ち出っ歯の状態が噛みやすいようになっています。

 

奥歯がない状態(はがない)で前歯だけがガンガン当たります。

そうすると上の歯は更に上へ、相手は逃げますから下の歯はさらに上へ、というふうに歯が動いていってしまうんですね。

 

次ぎに多いのが歯周病です。

歯の周りの病気です。

 「歯周病 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

歯は何で支えられるか、何で支えられているかご存知ですか。

「歯周病 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

 

よく鏡で見て歯茎があるから、歯茎っておっしゃられる方が多いんですけれども、

歯茎は肉です。

肉なので、こう力をかけると変形します。

 

奥歯のように100kgとかそういう力を支えることは出来ません。

 

歯茎の下には骨があるんです。


骨があって、そこに歯が植わっている、そういう状態です。


 イメージ的には砂の山があって棒が刺さっている、そのように思ってください。

sunanoyama_s.jpg


 そして、この状態で歯が支えている周りの骨が溶けていく。

砂の山が骨だとすると、

どんどん砂が減っていくと

刺さっている棒がグラグラしてきて

そのうち倒れますよね。


こんなイメージです。

なので動きやすくなるんですね。


 

同じ力でも動きやすくなります。

 

そのようないろんな原因によって歯は一生動き続けるんです。

 

では動いていっているこの歯をどうするのか?


ほおっておけば間違いなく悪くなるだけです。

置いておいて良くなることはないです。


崩れていっている状態であれば、その後そこで止まるというのもないです。


どんどん悪くなります。

ですので、それを今の状態で止める。まっすぐだったらしっかり止めますが、

倒れてますからそれを支える。


もっと理想的には、元あった場所に戻してあげる、そういう治療もあります。


また奥で噛めないのが原因であれば、奥で噛めるようにキチッと奥歯を作ってあげる、

そういう治療もあります。


その方その方の状態に応じて、その治療法は選択肢があると思いますので、それぞれの治療のメリットやデメリット、それをよくかかりつけの先生とご相談なさってください。


ちなみに私は倒れているのをこれ以上倒れないように止めておくということで、

「マウスピース」というのを使っています。

「マウスピース site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

スポーツ選手でも格闘技の選手でもないのに「マウスピース」と思われるかもしれませんけれども、歯は一生動き続けますから、それを夜寝る時にマウスピースを入れることによって、弱い歯いっぱいを一つのものとして力を止めるんですね。

 

そうすると歯が動きにくくなります。そしてマウスピースは変形しません。

「マウスピース site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

形いっしょです。

 

常に同じサイズを同じところに入れますから、歯の位置関係が変わらないんですね。

 

もちろん日中、お食事の時は外さないといけませんから、日中の力によってダメージを受けます。

 

ですので、夜着けることによって悪くなることを遅らせる。

 

24時間歯が揺らされるのでなく、なるべく揺らされる時間を少なくする。

 

それによって歯の寿命を延ばすということが出来ます。


先生それぞれによって考え方はいろいろあると思いますので、いろいろな治療法のメリットやデメリット、そのようなものを相談してお決めになられることをお薦めします。




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