香川県高松市の噛み合わせ専門 吉本歯科医院 合わない入れ歯でお悩み インプラントにしようか入れ歯にしようかお悩みの方 噛み合わせを無視した治療は必ず壊れます。
歯科医院で先生に
「あなたは歯周病だと言われた。
歯がぐらぐらしているので歯を抜かないといけないと診断された。
歯を抜いた後、どのようにすれば他の残っている歯を予防できるか?」
実際によくあるご相談です。
揺れている歯がある場合には
クリーニングをしてもほとんど揺れは止まりません。
実際、ご相談に来られる患者さんの多くは
これまでも普通にブラッシングや
定期的な歯科検診はなさってこられた方も多いのです。
しかし、
今回
「歯周病で歯を抜かないといけなくかった」
のです。
歯周病菌だけが原因で歯周病になっている場合には
しっかりとお口の中の菌を減らすことで
これ以上悪くならないように維持することができる可能性もございますが
「歯周病で歯を失った」場合には
そもそも今回歯周病になられた根本原因を
まずは
きちんと突き止めることが大事です。
歯周病によって骨が溶ける原因は2つです。
1、口の中の細菌によるもの(細菌感染)
2、噛み合わせから起こる「破壊的な力」(外来的要因)
今まで掃除をきちんとしているにもかかわらず歯の揺れがとまらない、
のであれば
1、ではなく、2の噛み合わせから起こる問題
または1、2の組み合わせが原因であることが多いです。
詳しくはこちらをご覧下さいね
https://www.8181118.com/director/2016/02/post-109.php
歯周病って、骨が溶けてなくなる病気なんです。
さあ、では
原因2の、かみ合わせからくる破壊的な力をお話します。
重たい物を持つ、
一人で重たい物を支えるよりも
二人、二人よりも三人、三人よりも四人のほうがいいわけです。
それぞれの一人に対する負担が減るわけです。
歯の数は親知らずを除くと28本になります。
親知らずを含めると32本になるのです。
そもそもなぜ神様がこのように人間に歯を多く作られたのか?
歯がそれほど丈夫なものであれば、そんなに本数いらなかったのではないでしょうか?
つまり人間の食生活においては28本は必要だと考えて、28本作られたのだと思います。
ですから
すでに「歯を抜かないといけない」ということになった
ということは本数が減るのです。
重たい物を運ぶと思って下さい。
例えば車で運ぶ場合、タイヤは4本ですよね。
では次に
4本のタイヤの普通の車には乗せられないような大きな物、重たい物を乗せると思って下さい。
トラックやトレーラーなどタイヤがいっぱいなもので運びます。
その大きなもの、重たいものを車の上にポンと載せてみたらどうでしょうか?
タイヤが悲鳴を上げますよね。
パンクしますよね。
お口の中の歯も同じことが起こっているのです。
すべて噛む為の道具なのです。
噛むための
ご自身の歯、
被せ物、
ブリッジ、
入れ歯(義歯、総義歯)、
インプラント、
すべて道具なのです。
本来受け持っている力以上の力を受け持つと
簡単に壊れてしまうのです。
歯がグラグラしている。
歯周病で歯を抜いた後どうすればいいのか
というご質問をよくいただくのです。
歯がグラグラしているというのは動いているということですよね。
何か噛んだ時、歯は動くんです。
というこうとは、それは力を支える能力が実はあまりないんです。
弱いんです。
つまりどういうことか?
車でいうとタイヤがパンクしている状態だということです。
当然パンクしているわけですから、ないのと同じです。
残っているタイヤに負担がいっているのです。
トラックやトレーラーでないと運べないような物、重たい物、大きい物、それを普通の車にポンと載せたら耐えられないわけです。
確かに車でも重たい物を運べるのかもしれない。
でもそのような限度を超えたような物は運べないのです。
言うなれば、車で運べる荷物の量は限られている。
トラックやトレーラーでないと運べないような物はそもそも運べないのです。
運ぼうとすると次々壊れていくのです。
もちろん昔食事できていた物と同じ物を食べたいという気持ちはよく理解できます。
家族みんなと
お友達と一緒のものを
同じように噛んで召し上がりたい
というお気持ちよくわかります。
しかしながら
残っている歯の現状、
残っている歯の本数であったり、
残っている骨の量だったり、
揺れているのか揺れていないのか、
生きている歯なのか、
死んでいる歯なのか、
という状態によって
噛める物、
噛んでもいい物が
変わるのです。
歯の神経を取るから
噛んでも痛くないから噛んでもいいというわけではないのです。
確かに噛むということは良いことです。
噛むということによって脳への血流量が増し、筋肉が動く、ということによって脳への刺激が強く脳を活性化させる。
つまり噛むということはすごく大事なことです。
しかしながら堅い物を噛むと歯は骨はやられてしまいます。
つまり噛んで大丈夫な方が噛んでいいのです。
その限度を超えた噛み方をすると、実は非常に危険なのです。
「歯を抜いた後どのようにすれば良いのか」
本数が減っているわけですから、その本数分増やしてあげればいいわけです。
例えば
インプラント治療のようになくなった歯の本数分、そこを支えられる本数のインプラントでもって支えるということが一つ。
もう一つはもうすでに揺れているわけですから、
すでに他の歯に対して負担が掛かっているわけですから、
今のお食事そのものが実はご自身の歯にとって耐え切れない力だということを知ってください。
今の食生活そのものが非常に危険なのだということを知ってください。
ご自身では「その食事は硬くない」と思っていらっしゃるかもしれません。
硬いかどうかを判断するのはご自身の頭ではなく、ご自身の歯なのです。
頭では「これくらい大丈夫だろう」
と認識されていても
確実にお口の中の歯は壊れていっているのです。
以前に食べていた物よりもやわらかいもの、出てきた食卓の中でやわらかいものを選んで食べている、であればいいということではないのです。
今のご自身の歯にとって十分余裕をもって耐えられる食事なのかどうかということが大事なのです。
ですから今すぐにその食事の質を変えるということがすごく大事なのです。
歯を抜いた後、傷が治るには時間がかかります。
期間がかかります。
その間も残っている歯にはものすごい負担がいっているのです。
傷が治るには休養というのが必要なのです。
足が骨折をして、その足を治すためにギブスをして、
その傷が治るまで動かさない、動かない、力がかからないようにする。
この休養がすごく大事なのです。
ギブスをしてそのままマラソンに出たら当然壊れるのです。
傷が治り、治療が終わるまでは走ってはいけないのです。
この2点はとても大事なことなのです。
「あなたは歯周病だと言われた。
歯がぐらぐらしているので歯を抜かないといけないと診断された。
歯を抜いた後、どのようにすれば他の残っている歯を予防できるか?」
予防するためには
今の現状の歯に対して
これ以上負担をかけないような
お食事の質を変えて頂くことがとても大事です。
「硬いものを食べないで下さい。」
「お食事の内容を変えて下さい。」
「できるだけ柔らかいお食事に変えて下さい。」
こんなお話をあなたは聞かれたことは、ないでしょうか?
硬いかどうかを判断するのはご自身の頭ではなく、ご自身の歯なのです。
歯周病と診断された方
歯を抜かないといけない診断された方
すでに多くの歯を失ってしまった方
まずは、
ご自分が「歯を抜かないといけないと診断された」根本原因
歯周病だと診断された根本原因を
お知りになって下さい。
歯を抜かないといけない
と診断された方は
まずは、ご相談下さい。
現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。
香川県高松市の噛み合わせ専門 吉本歯科医院 合わない入れ歯でお悩み インプラントにしようか入れ歯にしようかお悩みの方 噛み合わせを無視した治療は必ず壊れます。
歯の治療、はやく終わって欲しい。
一回で何本も同時に治療してくれたらいい。
そう、お考えなられる方は多くいらっしゃいます。
もちろん専門が違えば「特に問題はないのではないか」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
歯科治療は右と左を同時に治療してはいけない
私は、基本的には右と左と同時に治療は行ってはおりません。
理由をお話します。
イメージしてみてください。
あなたが椅子に座っています。
椅子の足は4本あると思ってください。
4本の足で支えられた椅子に座っていると思ってください。
どっしりと。
または応接室に置いてあるようなソファ、足が4本で支えられているような椅子をイメージしてください。
では、次に
椅子やソファの内の1本の足が壊れてしまって交換しないといけないということをイメージしてみてください。
座ったままの状態でその1本を外したらどうなるでしょうか。
ガタッと崩れてしまいますよね。
ましてや座ったままの状態で足を1本外すとガタンと崩れてしまいます。
高さをキープしたまま、
保持したまま
維持したまま、
そこの部分を直す、という治療、実はとても難しいのです。
さらには力が掛かっている場合に、そこは更に傾きが強くなりますので、さらに難しくなります。
では次に4本の足の内の2本が交換しないといけない時どうでしょうか?
1本の足を直すのも大変だったのに、2本同時に交換するとガタンと一気に崩れます。
そして2本を交換しようとしても安定するところが見つかりませんよね。
1本の足を交換する時には3本の足でカメラの3脚のようにある程度高さを維持できていますので、それに合わせた長さのものを入れてあげればいいです。
しかし2本同時に外した場合には確かに残り2本とまったく同じ長さの2本が入ったら元通りの高さになります。
しかしながら短い2本の足を修理して入れたとしても実は安定するんです。
傾いたままですが。
これってどうでしょうか。
右足と左足でヒールの長さが違う靴を履いているようなイメージになります。
ではどの長さが正しい長さなのか、どの高さが正しい高さなのか、実は模型上ではよくわからなくなってしまうのです。
特に人が座っている椅子で座ったまま直すことは、難しいですよね。
つまり
力がかかってはいけないのです。
噛み合わせをとる時に
「はい、噛んで下さい」
「噛む位置関係を記録しますね」
と言って、噛む高さを記録します。
これを専門用語では「咬合採得」や「バイト」といいます。
「噛んで下さい」と言う時に、噛んで高さの記録を取る時に、ググッとそこで噛み込んでは実はいけないのです。
ググッと噛み込むとずれてしまうのです。
しかし、
そんなこと分からないですよね。
実際、患者さんにはご自分では意識できないことがほとんどです。
ましてや
歯を失われて長年期間が経たれた方の場合にはもっと分かりません。
元々どこで噛んでいたかなんて分かるはずもないのです。
そして、
2本崩れた場合は1本の時とは比較にならないほど実は難しくなるのです。
正しい位置に戻らない可能性が高くなってしまうのです。
治ったとしてもそのずれているということに気付かなくなっている可能性まであるのです。
左右だったらどうでしょうか?
もっと分からなくなります。
左右の足の前に3本の足を修理するとしたらだったらどうでしょうか。
左右に渡ってしまいますので、もっと分からなくなります。
4本同時だったら高さそのものがまったく基準がなくなってしまいます。
つまり歯の治療というのは、そのように椅子の足を何本交換するのか、とほぼ同じ考えで簡単に考えていただくと分かりやすいと思います。
同時に何本もの歯を治療してしまうと、実は噛み合わせの高さが簡単に変わってしまうのです。
では次にいっぱい足がある場合。
例えばトラック、タイヤがいっぱいありますよね。
その内の1本のタイヤの空気が漏れている場合、
タイヤの交換をしないといけません。
これ比較的正確に直せるんじゃないでしょうか。
つまりこれを歯の治療で説明しますね。
何本か歯があります。
歯と歯の間、強い力がかからないところ、
例えば下の前歯であるとか、奥歯でも一番奥の歯で高さがしっかりしていて、その1本手前の歯を治療する場合です。
一番奥でしっかりと支えられている。
この場合は比較的簡単に治療することができるのです。
しかしながら何本もの歯となると事情は実は変わってくるのです。
左右だったらもっと変わってきます。
つまり安定した基準となる高さが分からなくなってしまうのです。
間違った状態で歯が入ってもそこで噛めてしまうのです。
ですから通常は
片側何本もの歯を左右同時にという治療はお勧めしておりません。
唯一お勧めするのは親知らずの抜歯です。
※8番目の歯=親知らず
もちろん右の親知らずを抜いた時には右でお食事すると傷口に食事が入ってしまいますから、左で噛まないと噛めません。
ですから同時に噛んでしまうと食事するところが非常に限られ、日常生活に支障をきたしてしまうのです。
上下左右4本歯がある場合に、親知らずがある場合に1本ずつ抜くという方法もありかもしれません。
また右だけ先に2本、後から左だけ2本というふうに片側だけ抜くという方法もあるかもしれません。
場合によっては例えば入院して4本同時に抜く方法もあるのです。
4本も同時に抜いたら当然噛めれる場所なんかありません。
日常生活に支障をきたします。
1本でも腫れるのに4本抜いたら、それは比較にならないほど腫れてしまいます。
でもどうして4本抜くということもありなんでしょうか。
それは人間というものが痛いものを経験すると、次同じことをしなければいけないという時に、頭ではそのように分かってはいるんだけれども、やっぱり痛かったとか腫れたとか、嫌な思いをした場合には、次起こることを避けたいと考えるのです。
つまり早く1本ずつポンポンポンポンと抜ければいいのですが、最終的にすべてを抜き終えるまでに期間がかかってしまったり、間があいてしまったりするんです。
常に狂っていきます。
親知らずを置いておく影響については「親知らずについて」をご覧になっていただきたいと思います。
https://www.8181118.com/oyashirazu/
親知らずって抜いた方がいいの?
そして綱引きをするとイメージしてみてください。
右と左で綱引きする人の数自体が変わっているとどうでしょうか。
簡単に決着がつきます。
歯も一緒です。
押されてきた時に1本あるかないか、しかもそれが大きい奥歯の親知らずであったりすると、簡単にずれてしまったりするのです。
しかも痛いこと、腫れたりという嫌な思いは1回の方がいいのです。
確かに1本ずつだと楽かもしれませんが、治療を終えるまでに期間がかかってしまうと実は他にトラブルが出てしまうので、そういうことのリスクを考えるならば一時的に食事が摂り難くなるかもしれませんが、4本同時に抜くことをお勧めすることもあるのです。
次に噛むという行為で治療中には気を付けないといけないことがあります。
例えば右を治療中には、仮の歯が付いてあったり、応急的な処置しかされていないので左だけで噛もうとしてしまいます。
これは皆さんイメージできるのです。
そして
右で噛めないので、どうしても左だけに負担がかかります。
左では、噛めるのです。
ですので反対側で噛もうとするのです。
右が治療中であれば左で噛もうとします。
逆も同じです。
そうすると左にはものすごい負担が掛かってしまうのです。
両足であれば1km 2km歩けるかもしれません。
しかしながら片足ケンケンではどうでしょうか。
どんなに健康だとはいえ100mでも大変なのではないのでしょうか。
普段だったら1km 2km歩けるのに100mいや10mでも大変なのです。
つまり片足でケンケンするのと同じ、片方で噛むというのは実はすごく危険なのです。
右の歯を治療中に左の歯で噛んでいたら左の歯が欠けてきた。
左の歯が痛んできた。
左の歯がしみてきた。
よくある事なのです。
ですから
今までと同じ力で、必要な力を
左だけで噛ませるというのは非常に危険なのです。
大事なことは右を治療しているから、なるべく右に負担が掛からないようにするということが最も大事なことなのですが、次に大事なこととして左の残ってる噛める歯でも今までと同じ力ではなく、柔らかいもの、弱めのものをゆっくりと噛むということがすごく大事なのです。
そうしなければ次々次々と悪い状況に陥ってしまうのです。
ここでこう考えられる方もいらっしゃるのです。
そうすると治療の期間が長くなるわけだから不便な生活が長くなる。
だから両方一緒に治療したほうが早いのではないか、と考えるわけです。
しかしながら両方同時にすると、高さの基準というところが変わってしまいますので、何を優先して治療するのか。
最終的に何が問題なのか。
何を優先して治療しなければいけないのか。
そいうところまで考えて、どういう順番で治療を進めていくのかが決まっていくのです。
単純に右と左、急いで早くということだけでは決められないのです。
歯科治療は右と左を同時に治療してはいけない
左の歯を治療中に、今度は右の歯が痛んできた、しみてきた。
右の歯を治療中に、今度は左の歯が痛んできた、しみてきた。
右の歯の治療していると、左の歯が欠けた、詰め物がとれた。
左の歯の治療をしていると、右の歯が欠けた、詰め物がとれた。
こういうことが、おありになった方は
どうぞご相談下さいね。
噛み合わせを無視したインプラントをするとどうなるのか?
結論から言うと簡単に壊れてしまいます。
ご自身の歯も、
治療した後に被せた被せ物や詰め物も、
ブリッジも、
インプラント、
入れ歯(義歯)も、
所詮噛むための道具に過ぎません。
インプラントだから噛めるということではないのです。
すべてあくまで道具なのです。
その道具を無視した使い方をすれば必ず壊れるのです。
この時に許容範囲が広いのがインプラントです。
ですのでインプラントにすれば壊れやすかったものが壊れにくいということは確かにあるのです。
しかしながら何でも噛めるというわけではないのです。
そこが難しいのです。
例えば両足で歩けば1km 2km歩けるでしょう。
しかし、片足ケンケンだとどうでしょうか?
どんなに元気な方であっても100mも片足ケンケンすれば
膝が痛くなったり
腰が痛くなったり
されるのではないでしょうか。
何とかもったとして、その後普通に右足左足両足で普通に歩けるでしょうか?
ねじれてしまって歩けないんじゃないでしょうか?
実はインプラントにも欠点というのがあります。
それは
インプラントは動かない、
ということなのです。
動かないのは実は長所なのです。
動かないから噛めるのです。
ではなぜ「動かない」ということが欠点なのでしょうか?
実はご自身の歯は簡単に動くのです。
ご自身の歯は歯根膜というクッションによって覆われていますから物と物を噛んだ時に一瞬当たった後、動いているのです。
ご自身の歯は動くもの、
インプラントは動かないもの、
なのです。
動くものと動かないものが共存するということはどういうことでしょうか。
例えば車をイメージして下さい。
昔の車に対して今の車はとても乗り心地がいいものとなりました。
大きな影響としてはタイヤ、車輪ですよね。
車輪がタイヤになったということです。
まだ車にゴムのタイヤがなかった時代、
たとえば
金属製の車輪だった頃、イメージしてみてください。
ガタガタガタガタ、すごく乗り心地の悪かったことでしょう。
タイヤになることによって、スプリングが入ることによって、その衝撃が車体や乗っている方にいくことを緩められ、故障が少なくなったり乗り心地が良くなったりしたのでしょう。
昔のインプラントは残っていらっしゃるご自身の歯と繋げる、いわゆるブリッジのようなことをしていたことが過去の先生方には多くありました。
例えば歯を失われた場合、両隣の歯を繋げるブリッジという方法があります。
それによって弱いもの同士を繋ぐことによってすごく強くなり長く持っている。
だからインプラントを入れた後、本数を多く入れると当然費用が掛かるわけですから残っている歯と繋いでブリッジにしよう。
単純に考えればすごくいい治療のように思われます。
しかしながらこの治療の結果は、「いやそれで今もうまくいっているよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方が実はトラブルになっていらっしゃいます。
そして公益社団法人である日本口腔インプラント学会という日本で歯科の中で一番大きな学会がありますが、その「インプラントを治療するにあたって」という治療指針の中にインプラント同士は繋いでもいいが、残っているご自身の歯とインプラントを繋いではいけないと明確に書かれています。
ご自身の歯とインプラントを繋ぐ治療法は過去の治療法であり、その結果はよくない。
それゆえにその結論としてご自身の歯、つまり動くものとインプラント動かないものを繋いではいけない。というふうに明言されているのです。
実は口全体ということで考えると、動かないインプラントと動くご自身の歯が共存しているわけです。
ご自身の歯が動くとはいえ、そんなに大きくグラグラ動くわけではありません。
歯周病でもない限り。
当たって少し動く程度です。
ですからインプラントと繋いだ場合には、少し動いた力がすぐにインプラントにかかります。
ですからダメです。
口全体ということになれば、例えばトラックやトレーラー、タイヤがいっぱいのものをイメージしてみてください。
口の中の歯は28本です。
28本のタイヤがあるとイメージしてみてください。
この内2~3本が金属の車輪だったとしたら乗り心地どうでしょう。
そんなに大きくは変わらないかもしれません。
金属の車輪を少し低め、当たりを少なくする。
他のタイヤのほうはへこんだりしますから、そのへこみ分小さいタイヤ(金属の車輪)を付ければ乗り心地はほとんど変わらないですよね。
ですからご自身の口の中でインプラントとご自身の歯が共存する場合には、実はインプラントの当たり方は弱くしているのです。
弱くするような調整をしないと長く持たせられることができないのです。
インプラント治療した後、
「なにか噛んだ感じが低い感じがする」
「他の歯より弱い感じがする」
とおっしゃられる方が多くいらっしゃいます。
あえてわざとそのように調整をしているのです。
実はインプラント治療を開発されたブローネマルク先生はそこまでよくわかっていらっしゃいました。
ですからすべての歯を失われた方への治療法としてインプラントを推奨されていたのです。
つまり総入れ歯の方、総入れ歯だった方を対象にインプラント治療を推奨されていたのです。
すべての歯を失われた方のためのインプラント治療なのです。
何本かの歯を失われた方に対してインプラント治療は推奨されていないのです。
その後研究が進み、そのような力の差、動く動かないものの差、ということがわかってきて他の歯よりも若干弱めにすることによってある程度噛むという行為が取り外しの義歯よりも出来るということが分かってきたので、今応用されているのです。
治療した年齢の時はあくまでも残っている歯がいかに長く残っているか、残って居続けるものとして治療計画は進んでおります。
ですからインプラント治療で大事なことは
■将来他の歯がいつダメになるのか、
■どのようにダメになるのか、
■ダメになった時にどうしなければいかないのか、
ということが実は重要なのです。
『インプラントと関係ない歯が故障した』
『インプラントと関係ない歯を抜かないといけなくなった』
という時に実は噛み合う場所であったり、重心バランスが変わったりするのです。
そのような状態である程度のものは噛めるのです。
しかしそこで気付かず噛み続けると実は壊れてしまうのです。
必ずインプラント治療をされた患者様は他の歯を治療したとしても、インプラント治療をした先生に全体のバランス、そのままで大丈夫なのかどうか、なんらかの調整が必要なのかどうか、ということを診て貰う必要があるのです。
『噛んだ感じ、わからない』
『違う歯だからいいだろう』というそういうことで治療していると実は後でとんでもない悲劇に遭ったりするのです。
https://www.8181118.com/director/2013/04/post-68.php
↑インプラントをされた方で、他の歯の治療をお受けになった場合は急に噛み合わせのチェックを受けて下さい。
全部の歯を失われた方は全部インプラントにしてしまえば、そういうトラブルはないのです。
非常に起きにくいことになります。
ですから何十年も持っている方は十分にいらっしゃるのです。
他の歯がダメになった時にどうするのか、ということをしっかりと考えてからインプラント治療を受けないと、後で大変なことが起こってしまうのです。
今さえ良ければいいという考えではダメなのです。
インプラントというものは将来、他の歯がダメになった時にどのようにするかというところまで治療計画を立てておく必要はあると思います。
そして何よりも大事なこと、残っている歯がダメにならないようにするために、歯は簡単に動いていきますから残っている歯が動かないようにするために、どういうことをしないといけないのか。
例えばマウスピース、必ずマウスピースを付けるということ。
必ずメインテナンスを受けるということ。
これが
『面倒くさい』
『定期的な歯の掃除なんか』
ということであれば、逆にインプラント治療は受けてはいけないのです。
↑
https://www.8181118.com/implant/
義歯(入れ歯)で噛んで痛い原因は
1)すでに骨が少ないから、骨が変形してしまったから(→解決できない)
2)歯茎よりも硬い物を噛んでしまったから(→食事の仕方、内容を変えることで解決できる)
3)入れ歯がズレて、粘膜を擦ってさらに傷つけていくから(→インプラント入れ歯で解決できる)
4)傷をした歯茎にさらに衝撃を与えるから(→インプラント入れ歯で解決できる)
なのです。
これらの原因で解決できるものと解決できないものが、
あります。
一つ一つ解決することで状態が変わってきます。
インプラント入れ歯(インプラント固定式総入れ歯)
沈まない入れ歯(義歯)ができれば痛みが起き難くなる、骨が溶けるスピードを遅らせることができるのです。
これこそが、インプラント固定式総入れ歯なのです。
土地改良でセメントやコンクリートを流し込む状況をご覧になれらたことはありませんでしょうか?
大工さんがサラサラのセメントだけで基礎を作られていたでしょうか?
サラサラの砂だけではなく、大きな石や小さな石を混ぜたり、鉄骨を混ぜたりしている光景をご覧になられたことはありませんでしょうか?
つまり、骨の中に骨が簡単に崩れてしまわないように硬いもので補強されていれば、
嘘のように痛みが軽くなります。
嘘のようにズレにくく擦れなく安定した状態になります。
骨が崩れていくのを遅らせることができます。
これこそがインプラント固定入れ歯なのです。
通常のように多くのインプラント体を必要としません。
下の場合は、たった2本は入っているだけで安定します。
上だと4本は必要になります。
予算的な問題や手術ということに抵抗があれば下だけそのような治療をすれば不思議と上の入れ歯の揺れが減ります。
安定するのです。
残念ながら上だけというのは安定しません。
下側が大事なのです。
下側を安定させるというのがキーとなります。
もちろん予算が許すならば、上も同じようにすればさらに安定します。
こういうお悩みをお持ちの方はまずはご相談下さいね。
·
何回作り直しても入れ歯が合わなくなる
·
何度調整してもすぐ入れ歯が合わなくなる
·
入れ歯がすぐ痛くなってくる
·
入れ歯が外れやすくなる
·
すぐに入れ歯の金具が舌に当って痛くなる
·
大きく笑ったら外れるのが恥ずかしい
入れ歯は何度作り変えても合わなくなるからインプラントにしたい
「虫歯治療をしたけれど、何度も同じところが再発し、虫歯になってしまう」
ということも、
「同じところが何度も虫歯になる」
には、必ず再発する原因があなたのお口の中にあります。
その原因は、患者さん自身の習慣かもしれませんが、
もうひとつ大きな原因として、「歯が壊れるような状況であった」ということも、
あるのです。
まずは、「悪くなる仕組み」をどうぞしっかり理解して頂きたいのです。
限られた知識の中で自分勝手に判断してしまったことで
大きな悲劇を生んでいるというのが今の患者さんの多くの現状です。
ネットで情報を集め
自己判断してしまう方も多いのです。
まずは「悪くなる仕組み」を知るためには、正確な本当の知識が必要です。
私達は、何かおかしいと感じてはいて、
「歯医者さんとはそういうものだろうから」
「今までがそうだったから」という理由で、
自分できちんと考えてみる、情報を集めてみる、ということをなかなかしません。
情報を集めてもご自身に適応できるものかどうか?
なかなか正確な判断が難しいのが現状です。
治療の主人公は、他でもない「あなた」患者さんご自身なのです。
今までのように、「歯が痛いなあ」と歯医者さんに駆け込み、あとは治療台に座って「まな板の上の鯉」状態では、もういけないのです。
※「まな板の上の鯉」=我が身を相手のなすがままにさせておくこと
日本人の寿命は大幅に伸びました。
80歳、90歳は当たりまえ、という時代です。
元気で長生きならいいのです。
しかし、「旅をして楽しい」とか「友達と食事をする楽しみ」などは、
健康な身体あってのものです。
自分の身体だけが、自分の人生を歩いてくれるのです。
自分の身体があるから、仕事ができ、家庭を築き、幸福感を感じていけるのです。
自分の身体だけが、自分にとって確かなもの、です。
私達の体はどこか一箇所が故障しただけでも、全身に大きな影響が出ます。
目にほんのわずかな傷が入っただけで、一瞬にして
寒気がしてきて、頭が割れるように痛くなった、ということが、あります。
また、足の小指を怪我しただけで、全身のバランスが一気に崩れた、
ということが、あります。
最終は、自分のからだには自分が責任を持つんだ、
という意識を持って欲しいのです。
国が、保険制度が...という問題ももちろんあります。
予防が大事とうたっていながらも、保険制度では「予防行為」に関しては
十分に手当てされていません。
予防医学がこの国に根付くにはまだまだ時間がかかりそうです。
病気になってしまった方の医療費に税金がかかりすぎて、
まだ病気にもなっていない「予防」にまで税金を配分できないのが
国の現状だと、思います。
政治決着の必要な問題だと思われます。
しかし、どんなに国に文句を言ったとしても、自分の体を立て直していけるのは
自分自身しかいないのです。
自分が自分の体をよく知り、自己管理を徹底させていくという意識が必要です。
これは医科に限らず、歯科でも同じことなのです。
私は開業以来、噛み合わせの重要性を繰り返しお伝えしています。
歯やアゴは、全身のバランスを保つ重要な器官です。
もっと詳しく言えば、あなたの下顎(したあご)は、
あなたの全身バランスを司る重要な器官なのです。
吉本歯科医院では虫歯治療、矯正治療、審美歯科治療、インプラント治療、顎関節症の治療などらゆる治療にこの考え方が基本としてあります。
歯の噛み合わせというのは、実は地盤である
。
下顎というのは、頭蓋骨に対して固定されることなくら下がっているものなのです。
ご自分の頭蓋骨を触ってみながら確認してみて下さいね。
体の動きに対して体の重心を整えるための「振り子」のような役目をします。
下顎は体の中で左右に渡ってぶら下がっている唯一の器官です。
つまりここがおかしいと全身のバランスを崩してしまう、ということが起こります。
「良い噛み合わせ」とは
顎関節が楽な自然の状態で上下の歯がキチンとかみ合い、
前後左右に下の顎を動かした時に、顎関節に無理な力がかかることなくスムーズに引っ掛かることなく動ける状態
と私は考えています。
つまり下顎がちょうど「振り子」のようにスムーズに動けるようになっていることが必要です。
虫歯で奥歯が抜けてしまった
歯周病で歯がグラグラしてきて抜けてしまった
そんな時、
たかが歯を1本失ったくらいで大袈裟なとお思いにならないで下さい。
たかが、歯、1本、されど、なのです。
虫歯により歯をことごとく削ることにより噛み合わせは簡単に崩れます。
歯医者は歯を元の歯通りに治すことは、できません。
できるのは悪くなった部分を削ったり補修したりして
リフォームすること、です。
または、柱を失った場合には、
新たな柱を建てたりすること、です。
完全にもとのあなたの健康な歯の形そのものに
生き返らせることはできないのです。
「歯が痛い」
「歯がしみる」
「かぶせ物が取れた」
「歯が抜けそう」
などあなたが患者さんとなって歯医者さんに駆け込む理由の多くは、
過去にあなたが受けた治療部位に起こっている、のです。
何度も何度も同じところを治療し、その度に削っては詰めて、削っては詰めてを繰り返してきた。
その結果、噛むために必要な歯の強度を失ってしまった、
壊れて抜かなければならないということが起こっているのです。
「何度も同じところが虫歯になる」のは、あなたが毎日の歯みがきを
怠ったせいなのでしょうか?
例えば、あなたの家族がタバコの吸いすぎで重度の肺炎になったとします。
どんどん息苦しくなってきたので、病院に駆け込みます。
お医者さんは、「なんでこんなになるまで放っておいたのか?」と言われました。
何週間かかけてお薬を飲んだりして、治療をしました。
めでたく息苦しさは和らぎました。楽になったので、
大好きなタバコを吸えるようになりました。
しかし、これでこの人の肺炎は治ったのでしょうか?
病院では、たちまち痛みを抑える薬などを処方してくれます。
そして痛みという症状を押さえることは、できます。
しかし、肺炎になってしまったそのものの原因である
タバコや口腔内細菌を取り除いたわけではありません。
肺炎になった原因がどこにあるのか?
原因を突き止めて除去しないとまた、同じように症状が出たら薬を飲んで
押さえるということを繰り返すようになってしまいます。
全てが対症療法的なものの考え方に成り立っていては、それがダメなら
また別の方法というようにいつまでたっても終点のない、環状線状態にはまってしまいます。
肺炎はいまや脳血管疾患を抜いて死因3位です。
高齢者(65才以上)では死因1位です。
歯科でもこれと同じことが今、起こっているのです。
虫歯ができた
↓
歯が痛い
↓
歯医者に駆け込んだ
↓
痛い部分を削って詰めて治療した
↓
虫歯は治った・・・・と思い込む
↓
そしてまた、同じところが再度虫歯になってしまうという繰り返しです。
対症療法とは逆に、原因を辿りそれを取り除いていく方法を、
「根治療法」と言います。
原因をとり除かなければ、結果は繰り返します。
何か問題が起こるには、かならず原因があります。
前歯がいきなり前に飛び出してくるのには、
必ずそうなる原因がお口の中にあります。
同じ部分が何度も虫歯になるのには、
必ずそうなる原因があります。
かぶせ物が何度もはずれるのには、
必ずそうなる原因があるのです。
「原因(なぜそうなってしまったのか?)にアプローチすることなく、
結果として起こった問題に対処する」このスタイルの治療はもう終わりにしなくてはなりません。
あなたの歯を守ることができるのは、あなたご自身しかいません。
歯医者では歯を元通りに治せないのです。
本当に治りたい方へ治る為の助言やお手伝いをさせていただくだけです。
なので、将来10年後に起こりうるであろうことをお伝えし、備えていただきたく
私達はお越し下さった患者さんに対し「歯を失わないためのお話ニュースレター」を送らせていただいています。
私の歯は、大丈夫なのか?
本当に一生この歯で噛むことができるのだろうか?
このレターをお読みいただくほんの数分、あなたの意識をお口の中に向けて頂ければ幸いです。
ひとつのことをおかしいとお感じになれば、「では、これもあれもおかしいのではないか?」と
考えはじめるきっかけになるからです。
ご自分の歯が、そして骨の状態がどんな風になっているのかを正確に知り、
そしてなぜ、そうなったのか?原因をきちんと知る、ということが大事です。
「ああ、そういうことになっているのか」と腑に落ち、納得がいった時にはじめて、
新しい知識がさらにどんどん吸収されていきます。
私共の医院にも、「なぜ、こんなになるまでほうっておかれたのか?」と
悲しくなってしまう患者さんが、お越しになられます。
しかし、その気持ちも、わかるのです。
歯医者と言えば、「最も行きたくない場所ナンバー1」ではないでしょうか?
物理的な要素として
■歯医者独特のにおい
■キュイーンという歯を削る高い音の恐ろしいこと!心理的な要素として
■「痛かったら手をあげて下さいね」と言われても、手を上げた時には
もう痛いので、いつ痛みがくるのか?と想像すると全身が恐怖でこわばる
■歯医者に入った瞬間に血圧が上がってしまう
■過去の痛いイメージがあるのでトラウマになっている
■口の中が虫歯だらけで汚れているのを見られるの が恥ずかしい
などなど、いろいろな要素がからみあって、
歯医者は世間での嫌われ者ナンバーワンです。
そして、虫歯や歯周病は放置され続けるのです。
開業以来本当にいろいろな患者さんと向き合ってきて感じたことは、
「みなさん、よほどの覚悟をして歯科医院に来られているんだ」ということです。
頭ではわかっているのです。
歯だけは、ほうっておいても悪くなる一方なんだ、ということを。
しかし、恐怖やトラウマが心のブレーキとなって、どうしても足が
一歩を踏み出せないという方は本当に多いのです。
そして、やっとのことで、「このままじゃいけない!」と
意を決してご相談に来られるのです。
私はその度に思います。
「もう少し早く来てくれたら良かったのになあ」と。
せめてもう少し早く、「歯が悪くなる仕組み」を知識として理解して頂けていたならば、
ここまでひどくはならなかったのに、と、残念な気持ちでいっぱいになるのです。
知らないということは、悲劇を生みます。
正しい情報が少ないということは、判断を間違えやすくさせます。
歯医者は歯を治せない。
健康な元の状態には戻せない。
と先ほどお伝えしました。
歯科は外科と同じです。
交通事故で足を失ってしまった場合、いかがでしょうか?
傷口から感染するので、治療してくれた。
消毒や痛みを和らげる痛み止めをもらった。
見た目を相談すると、義足を手配してくれた。治療は終わりましたと言われ、
命が助かったことに喜んだが、走れない。
新しく元通りの足を生やしてくれたのではない。うまく歩けない。
ある程度養生して、大きい問題が無かったのでマラソンに出たら転んで大怪我をしてしまった。
■悪くなったところを削って除ける
■失ったところに見た目を回復する
■元通り噛める状況には程遠い
この程度が歯医者の治療です。
決して失ったあなたの歯をもう一度生まれ変わらせて、元の同じ新しい歯を生やすことなどできません。
確かに、実験段階でネズミの背中に歯を生やすことはできるようになりました。
しかし副作用無く、歯が生える方向や向きの問題を解決し、噛める状態に歯を再生し、
安心して受けられる医療に成長するのに後何十年必要でしょうか?
歯を失ったらインプラントがあるじゃないか!
とおっしゃられる患者さんも最近は多くなりました。
しかし、インプラントであっても自分の歯ではないのです。
単なるネジです。
自分の歯ではないのです。
インプラント自体は、適切に応用されれば10年、20年という単位で安全に確立される治療になってきましたが、口全体の噛み合わせのバランスが崩れて、許容範囲を超えるような過度な力がかかったときにはインプラントといえど、折れてしまうのです。
無理な使い方をしても手入れをしなくても、自覚症状無く最悪の結果を招きます。
歯科医は神様ではないので、自分の歯のように100%再生させることは不可能なのです。
私は「自分の歯、かぶせ、ブリッジ、取り外し式入れ歯、インプラント、すべて道具の一つである」と捉えています。
入れ歯であっても、インプラントであっても道具のひとつにすぎない、つまり違う使い方、
誤った使い方をしてはいけない、というお話から患者様にお話をしております。
https://www.8181118.com/director/2016/01/post-108.php
入れ歯、インプラント、ブリッジこれらすべて「道具」です。
吉本歯科医院には、「噛み合わせ」治療を求められ各地から患者さんがお越しになられていますが、実際に「噛み合わせ」が原因でどんな症状を訴えられているのか?
■歯の一点だけが当って違和感を感じる
■姿勢のバランスがうまくとれずに、めまいやふらつきがする
■まっすぐに歩こうとしても右へ右へと歩いてしまう
■夜眠る時に、ティッシュを口に入れないと苦しくて眠れない
■首や肩の筋肉が張って苦しい
■朝起きた時に、顔に噛み締めたシワの後がくっきり刻まれている
■首の後ろから頭にかけて重い感じがする
など、患者さんによってお体に出てくる症状はさまざまです。
私の医院では、「噛み合わせ」のご相談にお越しになられた患者さまには、事前にどのような全身症状が出ているかという項目にチェックをして頂くことがあるのですが、その項目は人によっては数十項目になってしまう方もいらっしゃいます。
私、吉本彰夫が考える良い噛み合わせとは、
1.「骨」
2.「関節」
3.「歯の並び」
4.「筋肉」
これら噛み合わせを構成する要素が
■全てバランスが良い状態になっている
■無理な力がかからずにスムーズに動ける状態になっている
これが良い噛み合わせだと考えています。
顎の骨は、左右対称と思われるかも知れませんが、実は顎の骨って、左右対称ではない人がほとんどなのです。
よく美人は、右と左が左右対称になっていると言われますけど、実際ほとんどの方が右と左ってちょっとずつ違うのです。
また、上顎というのは、頭の骨にくっ付いていて、まったく動きません。
それに対し下顎と言うのは、顎関節といわれる場所でもって、頭からブラ~ンとぶら下がっている状態です。
下顎はぶらーんとぶら下がっています。
そして左右に自由に揺れバランスを取っているのです。
https://www.8181118.com/director/2016/02/post-110.php
(前歯が出っ歯になるには口の中に原因があります)
それが、筋肉によって閉じられるその瞬間に、無理な力がかかる状態の場合には何が起こるかというと
■体の姿勢バランスが取れなくなる
■噛んだときの振動が耳やヒタイに響く
■目の上のあたりが重くなる
そんな症状が出てしまうことになります。
歯には2つの大きな役割があります。
①ものを噛む咀嚼機能
②姿勢が崩れて倒れないようにバランスをとる機能です。
特に②は、下顎部分を示します。
下顎は、人間の姿勢バランスや平衡感覚を司るとても重要な部分なのです。
噛み合わせが数ミリずれただけで、
■どちらか一方の肩だけが上がるような姿勢になる
■まっすぐ歩こうとしても左に左にと傾いて進んで しまう
■めまい、ふらつきが頻繁に起こるようになる
というようなことが起こります。
これは実際に、吉本歯科医院へお越しになられた患者さんが問診票に実際にお書きになった言葉です。
また、平衡感覚を司っていますので、当然、自律神経系にも大きく影響します。
噛み合わせでお悩みの患者さんは、同時にいろいろなお体の不定愁訴を抱えていらっしゃることが本当にいのです。
構造医学の先生による衝撃の実験症例を紹介します。
歯科医師が扱う「歯科」という分野がどれほど人間の全身に大きな影響を及ぼしているかということをべるための実験を行われた先生です。
生物にとって「噛み合わせ」がどれほど重要なものかを改めて感じる実験でした。
それは犬を使っての「噛み合わせ」の実験です。
2つの実験を行いました。
①噛み合わせを数ミリ削る
(上下の歯を数ミリ削り落とす)
②補綴物を入れ、一部分を高くする
(銀歯を入れる)
この2つの実験をしました。
①は、1週間目に、右足関節が変形し姿勢が崩れ始めました。
平衡感覚を明らかに失って真っ直ぐ歩けないようになります。
そして、目から涙が止まらなくなり、その後、数週間で死に至りました。
もっとおそろしいのは、②の銀歯を入れた犬、です。
1週間もしないうちに、両目の周りがヘルペスのように赤く腫れ涙を流しだします。
そして、犬は、一週間も過ぎないうちにすっかり老けた顔貌になり、同じように両足関節が曲がり、姿勢が崩れ、平衡感覚を失い、こちらは実験をしてから一週間後に死に至りました。
壮絶な実験ですが、これは事実です。
人間と犬は違いますが、自然界に生きている動物は、「自然界に不自然な行為」をほどこした場合には、この違和感に耐え切れず、即、死に至ってしまう、ということなのです。
4本足で歩いている犬にとってはここまで「噛み合わせ」が全身へ、そして生命にまで影響してしまいます。
この実験は私たち人間にとっても「知らなかったではすまされない」事実です。
たった数ミリ、いや、数ミクロン、歯を削っただけで上下の噛み合わせのバランスはいとも簡単に崩れます。
また、銀歯を入れるにしても、噛み合わせのバランスを考慮に入れずに口の中に入れてしまった場合にも同様に崩れます。
このことは、私たち歯科医師にとって、衝撃的な実験でありまた、歯科というジャンルが、どれほど、間の体全体ということを考えた時に、大きな役目役割を担っているか、ということを改めて感じさせられます。
「噛み合わせをきちんとする」ということは、お感じになられていない方はまだまだ多いと思いますが、自身の体を守る上で、とても重要なことなんですね。
みなさんは『歯並びを綺麗にすることが噛み合わせをきちんとする』ことだと思っていませんか?
私の医院にご相談に来られる患者さんの多くは、
見た目の歯並びを良くする⇒矯正治療⇒噛み合わせ改善と思っておられます。
しかし、必ずしも見た目をキレイにしたからといって噛み合わせが改善されるわけでは、ないのです。
見た目重視の矯正治療は、逆に噛み合わせを悪くしてしまう可能性だって潜んでいるのです。
矯正治療は子供さんがするもの、というイメージをお持ちの方がほとんどですよね。
矯正治療は成人してからでももちろん行えます。
しかし、矯正治療をしたのはいいんだけれども
•「なんだか顎が痛い」
•「顎がカクカクとする」
•「なんだか寝起きが悪い」
•「何年かすると歯並びが崩れてきた」
矯正治療を終えてしばらくして、そんな事を訴えられる方って実はとっても多いのです。
実際に、私の医院にも、「とにかく今すぐなんとかして欲しい」とおつらいお悩みをご相談に
来られる患者さまは多くいらっしゃいます。
もちろん治療の必要性があって、つまり元々関節が悪い状態であって矯正治療を行うことによって前よりは良くなった。
しかしもともとの状態がよくないので、その症状が出てきた。
治療しなければもっと悪い状態になっていたかもしれない患者さんもいらっしゃいます。
矯正治療をして、噛み合わせは良くなったはずなのに「顎がだるい」とか、「体の調子が悪くなった」そんなことを言われる方が本当に多くいらっしゃるんですね。
おかしいですよね。
こんな症状が出てしまうなんて・・・。
それは「噛み合わせのバランス」よりも「見た目」を優先し過ぎて矯正治療を行ってしまうと残念ながらこのようなことが起こってしまうことがあるのです。
特に美の基準のひとつである
「Eライン(E-line、エステティックライン)」です。
これは欧米の美の基準です。
残念ながら、日本人は人種が骨格が違うのです。
顎が未発達で鼻が低い人が多く、欧米人のようにEラインが完成できる人が少ないのです。
歯を抜かない非抜歯矯正では、Eラインの実現は不可能です。
ですので、関節や筋肉に無理な力がかからずに楽に口を閉じた時に、
上の歯と下の歯の奥歯がしっかりと噛める状態にあることがとっても大切なのです。
しかし、ほとんどの方は楽に閉じた時には、歯がその場所にはいないので、
顎をズラして歯が有る場所で噛もうとするのです。
前歯が先に当たってしまうと、顎を後ろに引っ込めなければ奥歯でしっかりと噛めないので、
関節に大きな負担がかかってしまいます。
例えば
■顎を引っ込めて噛んだり
■顎をずらして噛んだり
■こねたりして噛んでいる
この様な方が実は多くいらっしゃいます。
ほとんどの方に「私はこうやって噛んでいる」という意識はありません。
自覚はありませんが、私の医院に来られる患者さんの多くは上記のように噛んでいます。
無意識に、です。
噛み合わせが機能的でないことにより、歯を失ってしまうリスクは高くなります。
どんなにこまめにお口の中のお掃除をしていても、です。
日本人が歯を失う原因の第一位は「歯周病」です。
歯周病とは、歯を支えている骨が溶けてなくなる病気です。
骨が溶ける原因は2つあります。
①細菌による感染症
②噛み合わせの悪さからくる破壊的な力
①による細菌は、お口の中を定期的にお掃除することで予防することはできます。
しかし、②の噛み合わせの悪さからくる破壊的な力によって歯が日々磨り減っていっているとはご存知ない方がほとんど、です。
一生懸命口のお掃除をしてきたのに、歯を失い、入れ歯をしなければいけなくなった、
という方は実は本当に多いのです。
どうぞ知って下さい。
噛み合わせの悪さからくる破壊的な力があなたの歯を将来失わせるということを。
噛み合わせの悪さひとつで、体のバランスは面白いほど崩れていきます。
また噛み合わせのバランスを正常に戻すだけでまっすぐ歩けなかった人がまっすぐに歩けたりもするのです。
噛み合わせのバランスを考えた設計をしなくては、たとえどんなに見栄えの良い材質をその部分に行ったとしても必ず故障し、将来何かしらの不具合を起こします。
これは歯科でいえば
「見た目はきれいに並んでいるけど、
噛むとすぐに壊れます」という状態です。
家やビルを建てる時と全く同じです。
設計が大事。
基礎が大事。
地盤が大事。
大黒柱が大事。
屋根を造ってから、基礎の工事に
取り掛かることはできませんよね。
歯科治療も全く同じこと、です。
そういった意味で、私たち歯科医師は、お口の中で起こっていることを通して
患者さんの体全体を「診る」といった視点が必要です。
吉本歯科医院では虫歯治療、矯正治療、審美歯科治療、インプラント治療、顎関節症の治療などらゆる治療にこの考え方が基本としてあります。
歯の噛み合わせというのは、実は地盤である
。
下顎というのは、頭蓋骨に対して固定されることなくら下がっているものなのです。
ご自分の頭蓋骨を触ってみながら確認してみて下さいね。
体の動きに対して体の重心を整えるための「振り子」のような役目をします。
下顎は体の中で左右に渡ってぶら下がっている唯一の器官です。
つまりここがおかしいと全身のバランスを崩してしまう、ということが起こります。
「良い噛み合わせ」とは
顎関節が楽な自然の状態で上下の歯がキチンとかみ合い、
前後左右に下の顎を動かした時に、顎関節に無理な力がかかることなくスムーズに引っ掛かることなくける状態
のことを言います。
つまり下顎がちょうど「振り子」のようにスムーズに動けるようになっていることが必要です。
見た目が綺麗なだけの歯並び、そして見た目優先の「噛み合わせ」など、
そんなものは私に言わせてみれば「タイヤのない車」と同じ、なのです。
車は安全にちゃんと走ってはじめて「車」なのです。
「標準速度で走ってはいけない」
「ガタガタ振動して故障を繰り返す」
「ガタガタ振動して怪我をさせる」車は、
良い車とは思えないのです。
「良い車」とは、歯科治療で言えば、
きちんと噛める機能性(噛み合わせのバランスが取れている)ということです。
どんなに見た目がよくても、噛めない、全身の不調を引き起こす等の歯では、健康とは到底言えません。
良い噛み合わせを考慮した歯科治療を行うことで、患者さまが得るもの、それは、将来必ず起こりうるリスクを小限に抑え、全身的な不調を引き起こす原因を最小限に抑えることができる、ということです。
噛み合わせを構成するあなたのお口の中にある「歯」についてご一緒に考えていきたいと思います。
ということを、まずは知って下さい。
あなたは、あなたのお口の中にる歯は、全部で何本あるかご存知でしょうか?
親知らずを除くと、全部で28本あります。
そして28本、すべてが「形」も「大きさ」もまったく違います。
歯は28本なんですが、その28本、1本たりとも同じ「大きさ」
「形」は無いんですね。
驚きですよね?
?
歯には、28本「形」「大きさ」がそれぞれ全く違う、
このことにどんな意味があるかお分かりになりますか?
それぞれの歯の持っている役目、役割、機能が違うと言う事です。
28本のうち、2本や3本歯が無くなった、でも噛めるから、いいじゃないか!
と思いますよね。
歯には、28本「形」「大きさ」がそれぞれ全く違う、このことにどんな意味があるかお分かりになりますか?
それぞれの歯の持っている役目、役割、機能が違うと言う事です。
28本のうち、2本や3本歯が無くなった、でも噛めるから、いいじゃないか!
と思いますよね。
もちろん噛めるかも知れない。
でもそれは、なくなった歯の代わりを代償する歯は実はどこにもないのです。
バランスが崩れてしまうのです。
両手足には20本の指があります。
どの指がなくなっても困りますよね。
歯が28本あるという事で、私は噛み合わせの事を
「おみこし」に例え、患者さんにお話するようにしています。
歯は全部で28本、上下左右それぞれ7本ずつです。
7本7本7本7本で、28本です。
つまりおみこしで、片方に7人、片方に7人、合計14人でおみこしを支えている。
その様にお考え下さい。
その14人、全員が元気な14人ではありません。
大人もいれば、子供もいます。
大きい人もいれば、小さい人もいます。
大きい人ばかりであれば、大丈夫かも知れませんが、
残念ながら十分な力を発揮できない小さい人もいるのです。
さぁ、下の歯の前歯を見てみましょう。
下の歯の前歯は、小さいですね。
根の先が尖っていますね。
根っ子は細いですね。
おみこしを支えている小さい子供だと思ってください。
根っこは1本ですよね。
ではこれを立ててみましょう。
立たないですよね(――;)
すぐ倒れます、棒みたいなものですから。
すぐ倒れちゃいます。
歯というのは、畑に大根が植わっている様に、骨の中に植わっている、
もっと言い換えれば、砂の山に棒が刺さっている状態だとお考え下さい。
そこに力が加わると、簡単に棒は倒れていきますよね。
次に奥歯を見ていきましょう。
奥歯、いわゆる6番目や7番目という表現をします。
そのうち1本の歯は6歳臼歯って言います。
6歳臼歯は6歳の時に生えてくる訳です。
これはものすごい役目をします
家で言う大黒柱です。
見てみましょうね。
噛み合わせの面は臼状の形をしています、
根っ子は3本も有りました。
何かに似ていませんか...?
カメラの三脚です。
カメラの三脚はどうでしょう?
自分で立てますよね。
自立しています。
カメラを支えられますよね。
つまりこの奥歯は自立することができる。
そして噛む力を支えることが出来る、その様な構造になっています。
それに対して前歯は、根っこが1本ですから、その様に力を支えることは出来ません。
つまり人間というのは、臼状の部分(奥歯)、ここで力を支え、
噛む事をし、磨り潰すという事をする訳です。
では前歯は?
...自分で立てません。そんな力はありません。
カメラの1脚と同じです。
前歯は一人で立つことはできない存在なのです。
草食動物、肉食動物、その両方を持ちえる事が出来たのが人間なのです。
奥歯で支え、奥歯で磨り潰す、しっかりと奥歯で支える。
そして前歯は、奥歯で噛んだ時に当たらない、
と言う事がものすごく大事なのです。
もちろん矯正治療の様に、歯を残念ながら、上下左右
1本ずつ抜かれた方、いらっしゃるかも知れません。
歯を抜いた場合は、もうその時点で28人が24人になっちゃっています。
4人足りないわけです。
そうすると、奥歯の人が、十分に支えることが出来ませんので、
矯正の治療をした方の中には、奥歯への負担を柔らげる為に、
わざと前歯を当てる様に整列している先生もいらっしゃいます。
そういう特殊な事を除くと、奥歯で支えて、前歯は
当たらないって言うのはすごく大事な事なのです。
入れ歯も同じです。
前歯にはそもそも、自分で力を支える、すり潰す噛む事をする、
その様な能力、そのものが無い訳ですから、
その前歯でガンガン普通に噛んでいたら何が起こるのか...。
当然、出っ歯になっていきます。
このようにだんだん崩れていきます。
歯茎が下がって歯が伸びたように見えます。
右上の歯が下の歯に突き上げられて飛び出てきています。
本来の位置から列を乱して飛び出したので、隣あう歯との間に隙間が出来てきています。
いきなり揺れだして抜け落ちてしまう場合もあります。
同じ運命を辿る事となります。
歯は、1本1本にそれぞれ役目役割機能が有るわけです。
奥歯は、臼状の形態でもって、力を支えることが出来る。
つまり、力のあるお父さんだと思って頂いたらいいでしょう。
奥歯=お父さん
それに対して前歯は、細くて小さい、子供達です。
前歯=子供達
真ん中の歯は、4番目5番目、お母さんというところでしょうか...
真ん中の歯=お母さん
奥歯でしっかり支える、6番目7番目の歯が無くなった途端、
歯は、どんどん崩れて行く訳です。
おみこしをいつもは、14人で支えていました。
その内4人がお父さんお兄さんでした。
しかし、ある時からお父さんが1人抜け、2人抜け、後には奥歯である大黒柱4人が全員いなくなってしまった。
残った子供達やお母さんでおみこしを支えなくてはならなくなった。
支えれなくなって崩れて行く、こんなイメージです。
ドミノ倒しの様に崩れて行く訳です。
なので、バランスが必要なのです。
噛み合わせのバランス、つまり、顎のバランスが崩れる、ということは、
全身のバランスをドミノ倒しのように崩していくんですね。
噛み合わせって、実はとっても重要なことなんです。
知らなかったではすまされない重大な問題が「噛み合わせ」には
隠されていることが多いんですね。
実際に「噛み合わせ」が原因でどんな症状を訴えられているのかと申しますと
■平衡感覚がうまくとれずめま いやふらつきがする
■まっすぐに歩こうとしても右 へ右へと片側に寄ってしまう
■夜眠る時に、ティッシュを口に入れないと苦しくて 眠れない
■首の横の筋肉が張って苦しい
■朝起きた時に、顔に噛み締めた シワの後がくっきり刻まれている
■首肩の後ろから頭の上の部分 が痛い
■ブルドック顔になってきた
など、患者さんによってお体に出てくる症状はさまざまです。
私の医院では、「噛み合わせ」のご相談にお越しになられた重症な患者さまには、
事前にどのような全身症状がでているかという項目にチェックをして頂くのですが、
その項目は人によっては数十項目になってしまう方もいらっしゃいます。
では、いったい「良い噛み合わせ」ってどんなものなのでしょうか?
私、吉本彰夫が考える良い噛み合わせとは、
1.「骨」
2.「関節」
3.「歯」
4.「筋肉」
これら噛み合わせを構成する要素が
■全てバランスが良い状 態になっている
■無理な力がかからない 状態になっている
これが良い噛み合わせだと考えています。
さらに全身にまで影響が及ばれている方の場合には、姿勢や態癖のバランスが崩れます。
顎の骨は、左右対称と思われるかも知れませんが、実は顎の骨って、
左右対称ではない人がほとんどなのですね。
よく美人は、右と左が左右対称になっていると言われますけど、
実際ほとんどの方が右と左ってちょっとずつ違うのです。
また、上顎というのは、先ほどお話しましたが頭の骨にくっ付いていて、まったく動きません。
そう、上顎は頭蓋骨にくっついて全く動かないのです。
それに対し下顎というのは、顎関節と言われる場所でもって、頭からブラ~ンとぶら下がっている状態です。
下顎はぶらーんと常に振り子のように右に左に揺れながらぶら下がっている。
それが、筋肉によって閉じられるその瞬間に、無理な力がかかる状態の場合には何が起こるかと申しますと
■体のバランスが取れなくなる
■噛んだときの振動が頭頂ではなく、ヒタイに響く
■目の上のあたりが重く なる
そんな症状が出てしまうことになります。
歯には2つの大きな役割があります。
①ものを噛む咀嚼機能
②平衡感覚という姿勢バランスをつかさどる機能
です。
特に②は、下顎のスムーズな動きを示します。
下顎は、人間の姿勢を維持し、態勢バランスを司るとても重要な部分なのです。
なぜ、歯を失いはじめた頃から、「よく転ぶ」ようになるか
なんとなく理解できませんか?
平衡感覚を司っている機能がバランスを崩すのです。
噛み合わせが数ミリずれただけで、
■どちらか一方の肩だけが下がるような姿勢になる
■まっすぐ歩こうとしても左に左にと傾いて進んで しまう
■めまい、ふらつきが頻繁に起こるようになる
■腕や手の指がしびれてしまう
というようなことが起こります。
奥歯くらいなくなったって、他の歯があるからいいじゃないか
あなたは、そう思っていませんでしたか?
なくなった歯の代わりには、ならないのがあなたの口の中にある1本1本の歯たちです。
前歯がいきなり飛び出してくるわけでは、ないのです。
いきなり歯が出っ歯になるわけでは、ないのです。
出っ歯になるには、そうなる原因が必ずあなたのお口の中に
あります。
その根本原因は「噛み合わせ」にあります。
わたしたち日本人が歯を失う原因となっている最大の原因は「歯周病」です。
そして歯周病とは
「歯を支えている骨が溶けてなくなる病気」です。
骨が溶ける主な原因は2つあります。
■口の中の細菌によるも の(細菌感染)
■噛み合わせから起こる 「破壊的な力」(外来的 要因)
この2つの原因によって多くの方はご自分の大切な歯を失ってしまっているわけなのですが、
ではなぜ多くの方が、ご自分が歯周病だということにもっと早く気がつくことができないのか?
歯を失うことは簡単です。
歯を支えている骨が溶けたとたんに歯はポロリと抜けていきます。
何かがうまくいかない時、ほとんどの場合は
■ その方法が間違っているか
■ 正しい方法を選択する知識が不足しているか
のどちらか、です。
正しい方法を知っていれば、歯を失わずにすむ道を選択することができるのです。
私達が何度も何度も繰り返し、ニュースレターやホームページで全ての人に知っていただきたいと思っていること、それは「この知識を知っていれば、正しく考えることができる」最低限の知識なのです。
ではなぜ、骨が溶けていることに気がつくことができないのか?
入れ歯を使っている人と使っていない人の顎の骨の厚みは違う
これは入れ歯を長年使い続けたことによって、歯を支える骨が溶けてしまっている患者さんのCTデータ三次元立体構築画像です(写真②)
こちらは通常の人の顎の骨です(写真①)
この写真を見てお分かりのように同世代の人でも入れ歯を使っている人と入れ歯を使っていない人では、
顎の骨の高さ厚みが違うのです。
顎の骨の高さ厚みが違うということは、つまり、
顔貌(かおかたち)も大きく違ってくるということです。
下顎の中に丸い穴(矢印のところ)が見えると思います。
これは下歯槽神経といって下顎の中で一番大きな神経が骨の外にでてくる穴(オトガイ孔)です。
通常は写真①の方のようにちょうど骨の高さの真ん中ぐらいに位置します。
次に写真②をご覧下さい。
本来骨の高さの中央部分にあるはずの穴が上に向いて開いています。
つまり大きな神経や血管はとても大切なので、本来骨の奥深くに埋まって保護されているのです。
しかし、骨が大幅に溶けてしまって大きな神経が歯茎直下にまで出てきてしまっているのです。
歯があるときから神経が上にでているということは考えられませんので入れ歯を何年も使っていたために
本来骨の中にある神経のところまで骨吸収が起こったと考えられます。
神経が骨よりも上に出ていて入れ歯でこすられる状態ですので、
入れ歯を入れただけでも飛び上がるほどの痛さです。
よく、入れ歯を長年使われた方が、
「入れ歯を入れると、神経に触るように痛い」
「柔らかいものを咬んでも痛い」
こう訴えられる理由はここにあります。
入れ歯を入れていると骨が磨り減るのです。
入れ歯を入れていると骨が磨り減る
まず、イメージしてください。
ご自分が座布団に座っていることを。
座布団から降りて座布団を見ると、体重がかかっていた場所だけが凹んでいますよね?
特に柔らかいものほど。
その原理と同じです。
入れ歯で、物を噛むと、力がかかりすぎて
粘膜がダメージを受けます。
噛めば噛むほど強い凹みとなります。
この写真をご覧下さい。
指で肉を軽く押しています。
軽く押しているだけなので痛みは感じません。
しかし、何度も何度も力がかかることで肉や骨は
どんどん凹んで変形していっています。
今度は指で肉を強く押しています。
この状態がつまり、口の中で言えば、
入れ歯で物をギュッと咬んだ状態です。
この状態が何度も繰り返されることで肉の中に
埋まっている骨はどんどん凹んで変形していきます。
さらに押し込むと痛くなります。
つまり、痛いと感じる前にすでに大きな変形が起きているということです。
噛んで痛くないから噛んで良いのではなく、変形が起きる硬さのものを噛んではいけないのです。
別の道具を使う必要があります。
ダメージを受けた粘膜の下には骨があります。
骨に過度の力が加わることによって骨は退縮していきます。
退縮とは、強い力が加えられることによって骨がやせ細ることです。
骨がやせ細ることで入れ歯の人と自分の歯の人では
骨の高さが下がって顔貌(顔つき)まで変わってくるのです。
つまり顔が変わるのです。
白黒の立体画像では骨の高さや厚みと、神経の出口、歯の形などが分かりますが、
神経がどんな走行をしているかはわかりません。
そこで、詳しく骨の中の状態を見るためにはCTデータ3D立体構築画像変換検査をしていきます。
この検査によって3次元的に対象部の形態や位置関係をさらに詳しく知ることができます。
これは骨が溶けて神経が露出している状態です
この検査によりどこに重要な神経が通っているか一目瞭然です。
骨が溶ける、ということは、ご自身の歯を支えている骨が
どんどんなくなっていく骨の病気です。
歯周病とは、骨の病気なのです。
私が患者さんに質問することがあります。
「歯周病ってどんな病気だと思われますか?」と。
ほとんどの方がこう答えます。
「歯肉が腫れて、膿がたまって、歯がグラグラしてきて、しばらくして歯が抜けてしまうんでしょう?」と。
おっしゃる通り歯周病は歯肉が腫れてきますし膿もたまります。
歯周病はいわば「骨の病気」です。
骨の病気ですので、診断にはまずはレントゲンの撮影が必要です。
もっと詳しく診断するにはCT装置による撮影を行い、
歯を支えている骨(歯槽骨)や顎の骨、顎関節の状態まで確認することが必要になります。
なので、診断が大事ですし、診断の時期も重要です。
この図をご覧下さい。
歯は歯槽骨という骨に支えられています。
あなたの歯がまだしっかりとしてグラグラともしていないのは、
この歯を支えている骨がしっかりしているからなのです。
骨はつまり基礎です。
家でも何でも基礎がきっちりしていなければ、
少しの地震や台風ですぐ壊れてしまいますよね?
骨が溶けて、歯が抜けてしまったら......。
残念ながら一度溶けてなくなってしまった骨はもう二度と元に戻ることはありません。
ある日突然何本も歯がグラグラして抜けそうになってあわてて私のところに
飛び込んで来られる患者さんは本当に多いのです。
私の医院に「なんとか助けて欲しい」と駆け込んでこられた
患者さんにお聞きすると、今までどこの歯医者さんに行っても
「歯周病です、放置すると...になります。と言われたことなんて一度もなかった!」とおっしゃられる患者さんはたくさんおられます。
ではなぜ、ご自身が歯周病である、ということに気がつかなかったのでしょうか?
それは実は患者さんだけに問題があるわけではないのです。
残念ながら日本の保険制度に問題がある、と私は考えています。
日本の保険制度では、歯科医師は
「悪いところを削って詰める」
「歯を抜いて入れ歯にする」
ことしか、保険として認められていないのです。
歯周病の治療とは、つまり歯周病の原因となる歯垢(プラーク)をプロの手によって定期的にかつ、確実に除去していく。
歯が揺れ始めた段階で、その揺れの原因を突き止め対処していくことが一番大切なのです。
しかし、残念ながら「歯垢、歯石を除去する」という行為は
日本の保険制度では十分認められていません。
つまり「予防が必要」とうたっていながらも、その行為に対して
保険制度は、軽い形だけでの扱いでしか適応されないのです。
それは言い換えれば、あなたの身体のことは国は責任を取れませんので、
自分で面倒見てくださいね、という話です。
あなたも経験がおありになるかと思います。
虫歯ができたのであわてて歯医者に行った。
診療台に横になって、虫歯の部分を削って詰めてもらった。
そして何年かしたらまた同じようなところが虫歯になったのでまた歯医者に行って、削って詰めて... 。
この繰り返しを何度もやってこられたのではないでしょうか?
歯を削って詰めて、また削って...歯医者さんといえば
そんなイメージばかりありませんか?
しかし、一度削ったり抜いたりした歯は二度と元には戻りません。
こんなことを繰り返していればご自分の歯が残るわけはありません。
歯を失った方が、「もう一度自分の歯で肉を食べたい」、
涙ながらにおっしゃられました。
「たった1本の部分入れ歯でさえ、食事の味が変ってしまいました」
これは、長年入れ歯でご苦労された患者さんが実際におっしゃられた言葉です。
入れ歯を入れだすようになってから
食事の味がしない、うまい、と思わなくなった。
そんな言葉もよくお聞きします。
しかし、それは身をもって痛感した方にしかわからないことでもあります。
髪の毛一本が口に入っても違和感を感じるのが人間です。
日本では今、80歳で20本の歯を残そうというスローガンを掲げています。
歯はもともと28本ありますが、80歳で20本の歯が残っていれば
最小限の食事をすることもでき、栄養もきちんと取ることができる、
なので健康でいられる、ということです。
しかし、日本では実際に80歳の方の歯の残存数はなんと、8本、です。
たった、8本、です。
8本の歯で一体なにが美味しく食べられるというのでしょう。
歯医者には虫歯になってから行けばいい、そんな意識があたりまえになっている国は
もはや日本だけだと私は感じています。
私の医院には、海外で生活されており、時々日本の故郷に
戻り歯のメインテナンスにお越しに来られる方もいらっしゃるのですが、
そういった方の歯に対する意識の高さは驚くほど、です。
先日もアメリカで長年過ごされていたご夫婦とお話している時に、
歯の治療で百万単位の費用がかかったので、歯のメインテナンスには
細心の注意を払っているよ、という話を聞きました。
欧米諸国では「虫歯になってから歯医者にいく」のではなく、
「虫歯に絶対ならないように歯医者に行く」のです。
これほどまでに日本人の歯の健康が損なわれている問題は
1.歯医者さんとの関り方
2.日本人の歯に対する意識の低さ
だと私は思います。
歯が失われる原因は「老化」ではありません。
「もう年だからしょうがない...」とおっしゃられる方が多いのですがそれは大いなる誤解です。
まさに、日本人が今身につけている歯に対する「常識」が間違っているからこそ、
ここまで日本人は歯を失い続けているのです。
さて、ではこの歯周病、一体どうすれば治るのでしょうか?
そのためにはまず歯周病に対する考え方をはっきりとしておかなければなりません。
私は患者さんに「どうして、歯周病になってしまったんだと思いますか?」とお聞きすることが、あります。
そうすると多くの患者さんが
「私がちゃんと歯みがきをしなかったからです」
「私の歯ブラシの仕方が悪かったからです」
とお答えになります。
また、最近はテレビのCMでもこんな内容が流れています。
「歯周病菌をブロック!」
歯周病の原因が「歯周病菌」である、ということが事実です。
しかし、「歯周病菌さえ殺してしまえば、歯周病は治るのか?」と言えばそうでは、
ありません。ここに歯周病に対する考え方の大きな認識の違いが、あります。
私がお伝えし続けている「噛み合わせの重要性」ということが実はこの「骨が溶ける」ということに大きく関係しているのです。
それは今までどこの歯医者さんでもあまりお聞きになったことはないかもしれません。
破壊的な噛み合わせのストレスが、歯を破壊する
骨が溶ける原因は2つあります、と申し上げました。
①口の中の細菌によるもの(細菌感染)
②噛み合わせから起こる「破壊的な力」(外来的要因)
私がこれから申し上げることは、
噛み合わせ(咬み合わせ)というお話です。
私は開業以来患者さんにお伝えし続けてきたことが、あります。
それは「破壊的な噛み合わせのストレスが、歯を破壊する」
ということです。
つまり、噛み合わせが悪いとそこで上下に噛み合う力に異常な負荷がかかってしまい
その力によって骨が溶ける、ということなのです。
噛み合わせの悪さで骨が溶ける?
そんな話はあまりお聞きになったことは、ないかもしれません。
しかし、これは事実です。
ここで重要なことは、ほとんどの方が想像されるように「歯ブラシを怠ったから」とか
「口の中を不潔にしていたから」という理由だけで、歯周病になっているのではない、ということなのです。
「あなたは少し歯周病になりかかっています」と歯科医師に診断され、その後せっせと歯科医院に通い、
歯のお掃除をされている方が多くいらっしゃいますが、それは歯周病の根本的な原因をご存知ないから
そういうことになってしまうわけです。
歯周病を治療する、またはならないようにするために必要な
考え方は、歯周病の根本原因に対してアプローチすることです。
歯周病によって骨が溶ける原因は2つです。
①口の中の細菌によるもの(細菌感染)
②噛み合わせから起こる「破壊的な力」(外来的要因)
①の歯周病菌によるものに対してはプロによる手で歯周病菌を除去することが必要です。
②の噛み合わせから起こる「破壊的な力」の問題に対しては私、歯科医師が噛み合わせ治療によってアプローチを行います。
この2つのことがそろってはじめて、
歯周病に対する問題が改善されていくのです。
「歯周病が進んでいるので、定期的にお掃除していきましょう。」
「また来月来て下さい。」ということは、歯周病治療では
まったくない、ということになります。
さらに、私が歯周病にについて開業以来患者さんにお伝えしていることがあります。
それは、「歯周病は感染症です。」ということです。
よく患者さんから「歯周病だと思うので
歯石を取って欲しいのです」と言われます。
そんな時私は必ず質問します。
「歯周病の原因はご存知ですか?」
「以前に歯周病と言われたことはありますか?」
ほとんどの患者さんは
「詳しいことは分からないけどなんとなく歯周病になりかけていると
言われたことがあるし、歯も弱いと思うから...」とおっしゃいます。
そう、ほとんどの患者さんは何が原因でご自分が歯周病になって、一体どうすれば歯周病の進行を
遅らせることができるのかは全くご存知ないのです。
通常、歯周病と診断された場合、多くの歯科医院では、「では、数回にわけてお口の中のお掃除をしていきましょう」
という流れになります。
ご経験がある方も多いかと思いますが、数回に分けて歯科衛生士がお口の中の歯石を除去していく
治療を行います。
しかし、実際には歯周病は歯石を除去したり、歯のお掃除をしたりする治療だけでは残念ながら
歯周病は治ってはいきません。
感染に対する治療を行わなくてはならない病気です。
お口の中には何十億何百億という無数のバイ菌が存在しています。
とても重要な点ですので、ご自身の歯を失いたくない方はどうぞ正しい知識をご理解下さいね。
通常の歯周病治療、「歯のお掃除」「ブラッシング」だけではどんなに頑張って歯科医院に通っても
良くなっていくことはありません。感染症ですのでどんどん進行は進む一方です。
ここを間違うと将来必ずご自分の歯を失い、入れ歯もしくはブリッジ、インプラントが必要になります。
歯周病は感染症です。
でも、歯医者さんに行くと「歯周病なのでしっかりブラッシングして下さい」としか言われません。
いったいどうすれば歯周病は良くなるのか?
最善の歯周病治療はいったいどんなものなのか?
どこの歯医者さんでもはっきりと教えてくれることは少ないのではないでしょうか?
歯周病の診断は、歯肉溝と言われる歯と歯肉の境目の溝の深さを測るのが一般的ですが、
この検査が実は「歯周病をさらに悪化させている」という現実があるのです。
歯周病の検査、何をするかというと、歯周ポケットの中に
細い針のような検査器具を差し込んで深さがどれほどか測るわけです。
歯茎にブスブスと針のような棒を突きさされたことがありませんか?
ちょっと痛いですよね。
汚れを取ってもいないのに、あの針のような器具で
上から下に突っ込まれるわけです。
その時に歯の表面についてある歯周病菌はどうなるでしょう?
中の深いところに押し込まれるわけですね。
歯茎に傷を付けられながら。
怪我した傷ついた所にバイキンを塗りこまれるのです。
だって口の中には何十億何百億という無数の細菌が
常に存在しているわけですから・・・。
自分の歯を守るためには
自分の歯の構造は一体どうなっていて、
どうなることで歯を失うことになるのか?
まずは知って頂くことが大事です。
知れば、手を打てます。
多くの歯を失った方は、みなこうおっしゃいます。
「先生、こんなこと、今までちゃんと教えてくれたことなんてなかったですよ。
知らないことばかりで、気がついたらこんなに多くの歯を失うことになってしまった」
歯を失う前に、どうぞ知って下さい。