専門が変われば診断が変わります。
専門が変われば診断が変わります。
香川県高松市の
かみ合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
若い頃には
前歯はきれいに並んでいたはずなのに
年をとってから急に
前歯が前に飛び出してきた
前歯の歯並びがガタガタに崩れてきた
こんなご相談は
とっても多いのです。
前歯が出てくるのも
前歯が崩れてくるのも
もちろん「そうなる原因」が
お口の中に必ず、あります。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
あなたは、
あなたのお口の中にある歯は、
全部で何本あるかご存知でしょうか?
親知らずを除くと、
全部で28本あります。
そして28本、
すべてが「形」も「大きさ」もまったく違います。
歯は28本なんですが、
その28本、1本たりとも同じ「大きさ」
「形」は無いんですね。
驚きですよね?
歯には、28本「形」「大きさ」が
それぞれ全く違う、
このことにどんな意味があるか
お分かりになりますか?
それぞれの歯の持っている
役目、役割、機能が違うと言う事です。
28本のうち、2本や3本歯が無くなった、
でも噛めるから、いいじゃないか!
と思いますよね。
もちろん噛めるかも知れない。
でもそれは、
なくなった歯の代わりを代償する歯は
実はどこにもない
のです。
バランスが崩れてしまうのです。
歯が28本あるという事で、
私は噛み合わせの事を
「おみこし」
に例え、患者さんにお話するようにしています。
歯は全部で28本、
上下左右それぞれ7本ずつです。
7本7本7本7本で、
28本です。
つまりおみこしで、
片方に7人、片方に7人、
合計14人でおみこしを支えている。
その14人、全員が元気な14人ではありません。
大人もいれば、子供もいます。
大きい人もいれば、小さい人もいます。
大きい人ばかりであれば、大丈夫かも知れませんが、
残念ながら十分な力を発揮できない小さい人もいるのです。
を見てみましょう。
下の歯の前歯は、
小さいですね。
根の先が尖っていますね。
根っ子は細いですね。
おみこしを支えている小さい子供だと思ってください。
根っこは1本ですよね。
ではこれを立ててみましょう。
立たないですよね(――;)
すぐ倒れます。
棒みたいなものですから。
すぐ倒れてしまいます。
歯というのは、
畑に大根が植わっている様に、
骨の中に植わっています。
次に奥歯を見ていきましょう。
奥歯、いわゆる
6番目や7番目という表現をします。
そのうち1本の歯は
6歳臼歯って言います。
6歳臼歯は6歳の時に生えてくる訳です。
これはものすごい役目をします
いわば
大黒柱
です。
噛み合わせの面は臼状の形をしています。
歯の根っこは
3本もあります。
何かに似ていませんか...?
カメラの三脚です。
カメラの三脚はどうでしょう?
自分で立てますよね。
自立しています。
カメラを支えられますよね。
つまり
奥歯は自立することができる存在
ということです。
そして
噛む力を支えることができる存在
そのような構造になっています。
それに対して前歯は、
根っこが1本ですから、
その様に力を支えることは出来ません。
前歯は
1人で立つことができない
存在なのです。
草食動物、
肉食動物、
その両方を持ちえる事が
出来たのが人間なのです。
奥歯で支え、
奥歯で磨り潰す、
しっかりと奥歯で支える。
そして前歯は
奥歯で噛んだ時に
当たらない
ということが
とても大事なのです。
もちろん矯正治療の様に、上下左右
1本ずつ抜かれた方、いらっしゃるかも知れません。
歯を抜いた場合は、
もうその時点で28人が24人になっちゃっています。
4人足りないわけです。
そうすると、奥歯の人が、十分に支えることが出来ませんので、
矯正の治療をした方の中には、奥歯への負担を柔らげる為に、
わざと前歯を当てる様に整列している先生もいらっしゃいます。
そういう特殊な事を除くと、奥歯で支えて、前歯は
当たらないって言うのはすごく大事な事なのです。
前歯にはそもそも、自分で力を支える、すり潰す噛む事をする、
その様な能力、そのものが無い訳ですから、
その前歯でガンガン普通に噛んでいたら何が起こるのか...。
当然ですが
出っ歯になっていきます。
この写真のように
だんだん崩れていくのです。
歯茎が下がって
歯が伸びたように見えます。
上の歯が
下の歯に突き上げられて
飛び出ていきます。
本来の位置から列を乱して飛び出したので、
隣あう歯との間に隙間が出来てきています。
いきなり揺れだして抜け落ちてしまう場合もあります。
歯は、
1本1本にそれぞれ役目役割機能が有るわけです。
奥歯=お父さん
それに対して前歯は、
細くて小さい、子供達です。
前歯=子供たち
真ん中の歯は、4番目5番目、お母さんというところでしょうか...
真ん中の歯=お母さん
奥歯でしっかり支える、
6番目7番目の歯が無くなった途端、
歯は、どんどん崩れて行く訳です。
おみこしをいつもは、
14人で支えていました。
その内4人がお父さんお兄さんでした。
しかし、ある時からお父さんが1人抜け、2人抜け、
後には
奥歯である大黒柱が4人
が全員いなくなってしまった。
残った子供達やお母さんで
おみこしを支えなくてはならなくなった。
支えれなくなって崩れて行く、
こんなイメージです。
ドミノ倒しの様に崩れて行く訳です。
なので、バランスが必要なのです。
噛み合わせって、
実はとっても重要なことなんです。
知らなかったではすまされない重大な問題が「噛み合わせ」には
隠されていることが多いんですね。
私、吉本彰夫が考える良い噛み合わせとは、
1、骨
2、関節
3、歯
4、筋肉
これら噛み合わせを構成する要素が
■全てバランスが良い状態になっている
■無理な力がかからない状態になっている
これが良い噛み合わせだと考えています。
さらに全身にまで影響が及ばれている方の場合には、
姿勢や態癖のバランスが崩れます。
奥歯くらいなくなったって、
他の歯があるからいいじゃないか
あなたは、そう思っていませんでしたか?
なくなった歯の代わりには、
ならないのがあなたの口の中にある1本1本の歯たちです。
前歯がいきなり飛び出してくるわけでは、ないのです。
いきなり歯が出っ歯になるわけでは、ないのです。
出っ歯になるには、そうなる原因が必ずあなたのお口の中に
あります。
http://www.8181118.com/movie/movie2.php
前歯が飛び出してくる原因とは?動画をご覧下さい。
その根本原因は「噛み合わせ」にあります。
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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
http://www.8181118.com/oyashirazu/
噛み合わせ専門 吉本歯科医院の親知らずへの考え方
専門が変われば診断が変わります。
人間というのは、
臼状の部分(奥歯)で力を支え、
かんだり
すりつぶしたり
という事をするのです。
前歯は?
・・・そんな力はありません。
カメラの1脚と同じです。
前歯は
一人で立つことはできない存在
です。
棒みたいなものですから。
すぐ倒れちゃいます。
専門が変われば診断が変わります。
歯を失わないための情報を
定期的にお届けしています。
どうぞお1人でも多くの方に知って頂きたいと思っています。
ぜひご登録下さい。
香川県高松市の
かみ合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
よく患者さんから頂く
ご質問があります。
「吉本先生、右の奥歯と左の奥歯
両方同時に治療してもらうことって
できないんですか?」
歯の治療は
早く終わって欲しい。
1回で何本も同時に
治療してくれたらいいのに・・・。
そう、お考えなられる方は
多くいらっしゃいます。
私は、基本的には
右と左と同時に治療は
行ってはおりません。
理由をお話します。
あなたが椅子に座っていることを
イメージして下さい。
イスの足は
4本ありますよね?
4本の足で支えられた椅子に
座っているとイメージして下さい。
どっしりと。
では、次に
椅子の足の1本が壊れてしまい
交換しないといけない
ということをイメージしてみてください。
あなたが椅子に
座ったままの状態で
1本だけを外したら
どうなりますでしょう?
ガタッと崩れて
しまいますよね。
あなたが椅子に座ったままの状態で
足を1本外すと
ガタンと
崩れてしまいます。
高さをキープしたまま、
保持したまま
維持したまま、
そこの部分を直す、
という治療、
実はとても難しいのです。
さらには力が掛かっている場合には
そこは更に
傾きが強く
なりますので、
さらに難しくなります。
では次に
4本の足の内の2本が交換しないといけない時
どうでしょうか?
1本の足を直すのも大変だったのに
2本同時に交換すると
ガタンと一気に
崩れます。
そして2本を交換しようとしても
安定するところが
見つかりませんよね?
1本の足を交換する時には
3本の足でカメラの3脚のように
ある程度高さを維持できていますので、
それに合わせた長さのものを
入れてあげればいいです。
しかし
2本同時に外した場合
には
確かに残り2本とまったく同じ長さの2本が入ったら
元通りの高さになります。
しかしながら
短い2本の足を修理して入れたとしても
実は安定するんです。
傾いたままですが。
これってどうでしょうか?
右足と左足でヒールの
長さが違う靴を履いている
ようなイメージになります。
ではどの長さが正しい長さなのか、
どの高さが正しい高さなのか、
実は模型上ではよくわからなくなってしまうのです。
特に人が座っている椅子で
座ったまま直すことは、
難しいですよね。
つまり
力がかかっては
いけない
です。
噛み合わせをとる時に
「はい、噛んで下さい」
「噛む位置関係を記録しますね」
と言って、噛む高さを記録します。
これを専門用語では
「咬合採得」や
「バイト」といいます。
「噛んで下さい」と言う時に、
噛んで高さの記録を取る時に、
ググッとそこで噛み込んでは
実はいけないのです。
ググッと咬み込むと
ずれてしまうのです。
しかし、
そんなこと分からないですよね。
実際、患者さんには
ご自分では意識できないことが
ほとんどです。
ましてや
歯を失われて長年期間が経たれた方の場合には
もっと分かりません。
元々どこで噛んでいたか
んて分かるはずもないのです。
そして、
2本崩れた場合は
1本の時とは比較にならないほど
実は難しくなるのです。
正しい位置に戻れない可能性が
高くなってしまうのです。
治ったとしてもそのずれているということに
気付かなくなっている可能性まであるのです。
左右だったらどうでしょうか?
もっと分からなくなります。
左右の足の前に
3本の足を修理するとしたら
だったらどうでしょうか。
左右に渡ってしまいますので、
もっと分からなくなります。
4本同時だったら高さそのものが
まったく基準がなくなって
しまいます。
つまり歯の治療というのは、
そのように椅子の足を何本交換するのか、
とほぼ同じ考えで簡単に考えていただくと
分かりやすいと思います。
同時に何本もの歯を治療してしまうと、
実は
咬み合わせの高さが
簡単に変わってしまう
のです。
歯の治療は
右と左と同時に治療をしてはいけない
という理由です。
左の歯を治療中に、今度は右の歯が痛んできた、しみてきた。
右の歯を治療中に、今度は左の歯が痛んできた、しみてきた。
右の歯の治療していると、左の歯が欠けた、詰め物がとれた。
左の歯の治療をしていると、右の歯が欠けた、詰め物がとれた。
こういうことが、おありになった方は
どうぞご相談下さいね。
原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
https://www.8181118.com/contact/
歯並びが崩れてきた
と感じられた方は
まずは、ご相談下さい。
現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。
歯並びが崩れてきた
と感じられた方は
まずは、ご相談下さい。
現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。