
今日お越しになられた患者さん
「下の前歯がいきなり崩れてきて前に前に倒れてきた」というご相談です。
お若い頃はキレイに並んでいたのに、50歳を越えた頃からだんだん前歯が崩れ
前に飛び出してくる、というご相談は、吉本歯科医院でもとても多いご相談です。
原因は
患者さんにより、原因となることは異なりますが
多くは、歯周病が原因です。
歯を支える骨(歯槽骨)が溶け始め、土台となる部分が不安定になるため
歯がグラグラと揺れ始めます。
その上に、毎度毎度かみ合う上下の咬む力による負担で、グラグラの歯はどんどん
崩れてきます。
崩れるのを防ぐために、マウスピースをお作りし、夜間、または可能な限り装着して
頂ければいいのですが、マウスピースを習慣化して使っている、という方はまだまだ少ない、です。
マウスピースの重要性に気がつかれた方や
歯は少しづつ日々動いているんだ、ということをご存知の方は
どんなことがあっても、マウスピースをし忘れることはありません、とおっしゃいます。
お若い頃は、歯がきれいに並んでいたのに、40代を過ぎた頃から
歯がだんだん崩れてきた、前に飛び出してきたわ、という方は
要注意です。
http://www.8181118.com/symptom/out.php
ご自分の歯はご自分で守る時代がやってきました。
質の高い人生を送って頂くためには、歯は本当に大切です。
「私はどうかな?大丈夫かな?」と、意識を向けてくださることが、まずは大事です。
通常何かが壊れたならば、その原因を突き止めようとします。
しかしながら、日本は敗戦国でありお金、医療に対するものに対してなるべくお金を使いたくないという時代になっていってしまいました。
そんな中で、お金をかけないようにその場その時だけのこと、また医療がいつの間にか
「患者様」になってきました。
「患者様=お客様」です。
医療の本質というものが見えなくなり、そのニーズ、サービス業としてのものが重要視されるようになれ、ニーズ・患者さんのニーズということを重要視される時代に入っていってしまいました。
ところが実際にはそういう風に歯が崩れる、壊れるには原因があり、そこを本当は治すのが医療です。
ところがニーズという名の下に「ここだけ治して下さい、ここだけ掃除をして下さい、この歯が痛いからこの歯を治療して下さい」、というようなニーズに逆らわざるを得ないような時代が
歯科業界にもやってきました。
根本的な問題を説明したとしても、
あそこは儲け主義だとか、
あそこは他の治療までされた、
言ってるところと違うところの治療をされた、
そういう風にして逆に「本当にこの人をどうにかして治してあげたい」と頑張る先生ほど非難を浴びるような時代がやってきてしまったのです。
しかし、そういったニーズに応えるだけの対処療法的な治療によって、実は患者さんの負う負担は大きいものになってしまいます。
また当初、昔何十年前においては何本も欠損をしたその分を補うにはブリッジとか入れ歯という手法しかありませんでした。
残念ながら入れ歯とかブリッジとかいう手法は、見た目に元のようになったとしても戻った訳ではありません。
見た目にプレハブみたいなのを乗せただけであり、元々の構造はまったく変わっていない。
つまり以前昔にマンションの偽造問題が出ましたよね?
構造、柱の所はまったく丈夫でもないにも関わらず、上物だけをボンボンボンとかぶせて見た目にきれい、中ではボロボロそれがつまりブリッジです。
3本しか歯がないにも関わらず、5本6本歯があるように見せかけた。
それがためにそれが崩れていってしまう、そういうことが繰り返し行われていました。
なので、全体を治療するということ自体、また歯を抜く抜かないの基準にあっても、抜かないのがいい基準である、それがいい歯医者であるという風潮が多く流れるようになってしまいました。
確かに歯を残すのか残さないのか、という議論ならば将来歳をとった時に歯があった方がもちろん噛めるので歯はあった方がいい。
でも、それがために他の歯、隣り合う歯をダメにする、向かい合う他の歯をダメにする、そういう歯もあるのです。
その場合には、確かに1~2年間考えた時には歯の本数はあるが、10年後ということを考えると、長いスパンで考えたならば、結局残っている歯の本数は劇的に減ってしまうのです。
なので、その場合には抜いたほうがいいと診断されることもあります。
だが、そういうことに対して「あの先生は歯を抜くそうだ」、だから、いい、悪い歯医者だということでいってしまう、そういう風潮が長く行われていました。
そういうことでもって全体的治療そのものをする先生がこの日本に非常に少なくなってしまいました。
また自然の神に逆らうことになるので、今あるものは触らないという風潮になってきました。
噛み合わせというものは、たった1ミリ2ミリずれるだけでも全身にものすごい大きい変化を及ぼします。
体調に対してものすごい悪い影響、変化を及ぼすことがあります。
つまり、正しいところは元々あり、それが10年20年かけて崩れている中で、本当に正しい位置に戻したとしても、10年20年かけて悪くなったものを、たった1日2日で変化を戻したならば、それは人間の身体として受け入れられることはできないのです。
だから、そういう時間と期間をかけて治していく。
つまり、日にちがかかるのです。
費用もかかるのです。
残念ながら、今の日本においてはそのような治療方法は良しとはされてはいません。
「早くて安くて」そのようなことを優先されるがために、歯をいっぱい抜かれる羽目になってきています。
歯をいっぱい削られてボンと乗せられるようになっています。
そんなことでもって、全体的な治療そのものが行われなくなったのです。
そんな時代の中において、私、吉本彰夫は10年という期間に症例を何人も持つことにより、単純な治療、一時的な治療、つぎはぎだけの治療では残念ながら歯は失わされていくという現実にみまわされたのです。
絶対大丈夫といわれた接着ブリッジにおいても、他の歯がダメになった時には壊れてしまいます。
また、インプラントにおいても、どんなにインプラントが丈夫といっても単なるネジです。
10年経ち20年経ちそういう症例が増えるにつれインプラントだから大丈夫ではない。
インプラントとと言えども、その場所・力に応じた本数であり、長さであったり、太さなりが必要です。
そういうのが維持されて初めて、残っている他の歯が維持されるのが初めてインプラントは本当の力を発揮できるわけです。
つまり歯は常に動く、一生動き続けます。
それに対して対処できるような状態を維持させなければ、まったく噛み合せというものは維持できないわけなのです。
つまり治療が終わったからといっても、それは一時的に終わったのであって、それを維持するという治療を開始しなければ必ず崩れます。
だから、どんなに費用を作ってもかけても、どんなに自由診療で治療したとしても、結局上の前歯5本6本白い歯に昔したんだけれども、セラミックにしたんだけれども、10年経った時に歯茎が黒くなってきて、折れてきて、飛び出てきて、ということがどんどん起こるのです。
現実に私の医院には、日々、お悩みの相談が寄せられます。
「過去にインプラントをしたところがどんどん崩れてきた」
「セラミックを入れた前歯が前に飛び出てきた」
「前歯が折れた」
現在の日本の歯科医院の多くで行われている「見えている部分だけ」の治療を
続けていれば、このようなお悩みを抱えた患者さんがもっともっと溢れてくることは
簡単に想像がつきます。
私の医院では、
あなたの前歯はなぜ、折れたのか?
なぜ、歯が崩れだしたのか?
なぜ、同じところが何度も虫歯になるのか、故障するのか
その根本的な原因となることを吉本彰夫以下全員のスタッフが理解し
お越しになられる患者さんお一人お一人にお伝えしています。
そして、そのことがきちんと患者さんにご理解頂いているからこそ、
「最後には吉本歯科医院へ」と多くの患者さんにご指示いただけている理由だと
確信しております。
吉本歯科医院は噛み合わせを専門とした歯科医院です。
・・・と、申しておりますと、お越しになられた患者さんからは
「私の場合はちょっと先生の専門外でしょうか?」とおっしゃれれることがあります(苦笑)
いえいえ、そんなことはございません。
私が常々患者さんに申し上げていること、それは
虫歯治療であれ、審美歯科であれ、入れ歯であれ、矯正であれ、インプラントであれ
すべての歯科治療にとってもっとも重要なことは噛み合わせです、ということです。
ですので、どのような患者さんも「専門外」ではなく、全ての歯科治療をお求めの患者さんに
とって必要な考え方です。歯に関するお悩み、自覚症状で下記のような場合は
吉本歯科医院にまずご相談下さい。
噛み合わせのバランスを考慮に入れた最善の治療をご提案いたします。
吉本歯科医院では、歯を失った方にハイクオリティデンチャー(高品質な入れ歯)、そしてインプラントを行っていますが、その全ての考え方の根底にあるのは「噛み合わせのバランス」です。
噛み合わせのバランスを考えた設計抜きに、インプラント治療、入れ歯治療を行うこと、
それは、大黒柱のない家を建てるようなものとお考え頂いたらわかりやすいかと思います。
8月28日(土)15:30~かがわ国際会議場にて,「食べるよろこび・生きる力」 と題して無料の市民フォーラムが開催されます.
紙屋 克子先生は知る人ぞ知 る.脳血管障害により意識が蘇らず、医師から見放された人たちを、看護の心 と技を駆使して、その人をその人として見事に蘇らせたナースです.
彼女こそ が、ナースの存在価値を社会に向けてアピールした第一人者であり,筑波大学 名誉教授, 静岡県立大学教授として活躍されていらっしゃいます.
めったにない機会ですのでぜひ関心のある方はお越し下さい。
もちろん私も行きます(^^)詳細は吉本歯科医院までお問い合わせ下さい。
平成22年度(社)日本補綴歯科学会中国・四国支部学術大会併載
市民フォーラム
「食べるよろこび・生きる力」
講師 紙屋 克子 先生
筑波大学名誉教授、静岡県立大学教授
日 時 平成22 年8月28 日(土)
15:30~17: 00
会 場 かがわ国際会議場
香川県高松市サンポート2 番1 号
高松シンボルタワータワー棟 6F
定員 270 名 入場無料
http://d49.dent.tokushima-u.ac.jp/hotetsu_chushi/index.html
講演抄録
意識障害は、脳の一次性障害だけでなく、循環器・呼吸器系疾患や代謝障害、各種の中毒症など、さま
ざまな原因によって生じます。原疾患に対する積極的な治療にもかかわらず、意識障害が遷延化した場合
の治療と看護は、いまだ確立をみていません。とりわけ、医学的に「意識の回復は困難である」と判断され
た患者さんについては、看護活動も生命維持や身体機能の調整といった消極的なものになりがちでした。
しかし近年、口腔領域をはじめとして、日常生活ケアを健康時と同じ方法でくり返し提供することが、
習慣として確立した生活行動を再生・獲得する有効な機会となり、患者さんの意識回復を促進することが
臨床看護の領域で実証されてきました。
人は生きるために体外から経口的に食物を取り入れ、体内で消化・吸収し、生命を維持しています。古
くは口から食べることができなくなれば、それは即、死を意味していました。しかし、医学の進歩にとも
ない、口から食べられなくても、経管栄養で生命を維持することが可能になりました。反面、この処置は
医学的には簡便であり、口から食べられる機能を残している患者さんに対しても安易に行うという弊害も
生まれています。
意識障害のある患者さんにとっての経口摂取は、ペンフィールドらによる研究成果からも明らかなよう
に、味覚・咀嚼に代表される口腔領域が刺激の投射領域としても脳の広い部分を占めるため、ここから入
る刺激は大脳の精神活動を賦活し、意識回復の可能性を飛躍的に高めると考えられています。
意識障害のある患者さんは、看護訓練なしに、生活行動を再獲得することはありませんが、しかしこの看
護・介護の実現のためには、長期にわたる根気強い働きかけと緻密な計画・観察が必要であるところから、
多忙な看護・介護の現場では敬遠されることも事実です。
「口から食べる」ということは、ご家族が患者さんを一人の人間として、また家族の一員として、その存在
を確認することのできる最もわかりやすく、歓びにつながる生活行為の一つです。さらに、経口摂取の確
立に取り組むことは、結果としてそれが成功にいたることがなくても、看護・介護者にとってはご家族の
精神的支援の一つとして、また、遷延性意識障害の患者さんの生命や生活の質を問う、QOLの思想にか
なうものとして重要な意義があります。意識障害のある患者さんへの経口摂取への取り組みが意識回復の
過程に及ぼす効果について、臨床看護の立場から紹介します。
講師略歴
1968 年:北海道大学 医学部附属看護学校卒業
1984 年:北星学園大学 文学部社会福祉学科卒業
1990 年:北海学園大学 法学部法律学科卒業
1985 年:医療法人札幌麻生脳神経外科病院 看護部長・副院長
1995 年:筑波大学 医科学研究科教授
2000 年:筑波大学 人間総合科学研究科教授
2008 年:筑波大学 名誉教授
2009 年:静岡県立大学大学院 看護学研究科教授
静岡県立大学学長補佐
厚生労働省社会保障審議会医療保険部会委員
著書 私の看護ノート」 医学書院、「看護とはどんな仕事か7 人のトップランナーたち」 勁草書房、「私
たちの看護管理実践」 医学書院、「Quality of Life-医療新次元の創造-」メ ディカルレビュー社 他多数
(社)日本補綴歯科学会「市民フォーラム」
食べるよろこび・生きる力
紙屋克子さんの講演会
入場料:無料
と き:2 0 1 0 年8 月2 8 日( 土)1 5 : 3 0 ~ 1 7 : 0 0
会 場:かがわ国際会議場 高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー6F
「口から食べる」ということは、ご家族が患者さんを一人の人間として、また
家族の一員として、その存在を確認することのできる最もわかりやすく、歓
びにつながる生活行為の一つです。さらに、経口摂取の確立に取り組むこ
とは、結果としてそれが成功にいたることがなくても、看護・介護者にとって
はご家族の精神的支援の一つとして、また、遷延性意識障害の患者さんの
生命や生活の質を問う、QOLの思想にかなうものとして重要な意義があり
ます。意識障害のある患者さんへの経口摂取への取り組みが意識回復の過
程に及ぼす効果について、臨床看護の立場から紹介します。
紙屋克子さんのプロフィール
北海道大学医学部付属看護学校卒業。同大学付属病院脳神経外科勤務。
北星学園大学卒業。北海学園大学卒業。同大学院修了。
札幌麻生脳神経外科病院看護部長・副院長。1993 年吉川英治文化賞受賞。
1995 年筑波大学医科学研究科教授。同大学名誉教授。現在静岡県立大学教授。
厚生労働省社会保障審議会医療保険部会委員。
『私の看護ノート』医学書院。『看護とはどんな仕事か7 人のトップランナーたち』
勁草書房。『私たちの看護管理実践』医学書院。
『Quality of Life-医療新次元の創造-』メディカルレビュー社。他多数。
著 書:
主 催: ( 社) 日本補綴歯科学会中国・四国支部
後 援: 高松市・( 社) 香川県歯科医師会・( 社) 高松市歯科医師会
あなたのお口の中にある歯は、全部で何本あるかご存知でしょうか?
親知らずを除くと、全部で28本あります。
そして28本、すべてが「形」も「大きさ」もまったく違います。
歯は28本なんですが、その28本、1本たりとも同じ「大きさ」「形」は無いんですね。
驚きですよね?
例えば航空機事故などで遺体がぐちゃぐちゃになっていて誰が誰だかわからない、という時には「身元を発見する為に、「歯の形」「レントゲン」その様な物で、個人を特定したりします。
これを法歯学と言います。
歯には、28本「形」「大きさ」がそれぞれ全く違う、いう事は、 このことにどんな意味があるかお分かりになりますか?
それぞれの歯の持っている役目、役割、機能が違うと言う事です。
28本のうち、2本や3本歯が無くなった、でも噛める、いいじゃないか!
と思いますよね。
もちろん噛めるかも知れない。
でもそれは、なくなった歯の代わりを代償する歯は実はどこにもないのです。
バランスが崩れてしまうのです。
神様が人間というものを本当に完璧に作り上げているんですね。(^^)
歯はおみこしのように支えられている
歯が28本有るという事で、私は噛み合わせの事を「おみこし」で例えたりします。
28本、上下で14本づつで28本、左右だと7本7本、上下左右7本づつです。
7本7本7本7本で、28本です。
つまりおみこしで、片方に7人、片方に7人、合計14人でおみこしを支えている。
その様にお考え頂いたら良いと思います。
その14人、全員が元気な14人ではございません。
大人もいれば、子供も居ます。
大きい人もいれば、小さい人も居ます。
大きい人ばかりであれば、大丈夫かも知れませんけど、残念ながら小さい人もいる訳ですね。
次に下の歯の前歯を見てみましょう。
先が尖っていますね。
根っ子は細いですね。
1本ですよね。
ではこれを立ててみましょう。
すぐ倒れます、棒ですから。
すぐ倒れちゃいます。
つまり私が例えとするところでは、歯と言うのは、畑に大根が植わっている様に、骨の中に植わっている、もっと言い換えれば、砂の山に棒が刺さっている状態だとお考え下さい。
そこに力が加わると、棒は倒れて行きますよね。
では次に奥歯を見ていきましょう。
その歯は6歳臼歯って言いますよね、6歳臼歯、6歳の時に生えてくる訳です。
ものすごい役目をします・・・家で言う大黒柱です。
見てみましょうね、臼状の形をしています、根っ子は3本も有りました。
カメラの三脚はどうでしょう?
自分で支えますよね。
つまりこの奥歯は力を支えることが出来る、その様な構造になっています。
それに対して前歯は、根っこが1本ですから、その様な力を支えることは出来ません。
つまり人間というのは、臼状の部分(奥歯)、ここで力を支え、噛む事をし、磨り潰すという事をする訳です。
では前歯は?・・・そんな力はありません。
草食動物、肉食動物、その両方を持ちえる事が出来たのが人間なんです。
奥歯で支え、奥歯で磨り潰す、しっかりと奥歯で支える。
そして前歯は、奥歯で噛んだ時当たらない、当たらないと言う事がものすごく大事なのです。
もちろん矯正治療の様に、歯を残念ながら、上下左右1本づつ抜かれた方、いらっしゃるかも知れません。
歯を抜いた場合は、もうその時点で28人が24人になっちゃってます。
4人足りないわけです。
そうすると、奥歯の人が、支えることが出来ませんので、矯正の治療をした方の中には、わざと前歯を当てる様にしている先生もいらっしゃるかも知れません。
そういう特殊な事を除くと、奥歯で支えて、前歯は当たらないって言うのはすごく大事な事なのです。
前歯にはそもそも、自分で力を支える、噛む事をする、その様な能力、そのものが無い訳ですから、その前歯で噛んでいたら何が起こるのか・・・。
当然、出っ歯になっていきます。
だんだん崩れて行きます。
いきなり揺れだしてあっという間に抜け落ちてしまう場合もあります。
そのうち歯は、倒れて行きます。
最も分かり易いのは、上の前歯を両手の指で上から押さえてみて下さい。
歯を直接押さえて下さい。
ガンガンガン・・・もしその時に上の前歯が揺れていませんか?
歯が揺れるんです。
ビックリしないで下さいよ(――;)。
カチカチカチと噛んだ時に、上の歯が動いてくる歯があるかもしれません。
実際によくあります。
奥歯がないとか、奥歯で噛めない状態が長年続いていた方や、入れ歯をされていた患者さんは、奥歯で支えることが出来ませんから、前歯が食事のたびにガンガンと当たります。
そうすると、上の前歯が揺れていく訳です。
話は戻りますね。
砂の山に挿してた棒を揺らすとどうなるでしょうか?
まず、砂の入り口ですよね、棒の挿さっている部分、ここの砂が崩れますよね。
さらに大きく揺らしてみましょう・・・イメージして下さい。
どんどん周りの砂が崩れて行きます。
そして棒は、倒れて行きます。
歯はどうでしょうか?
同じ運命を辿る事となります。
歯は、それぞれ機能が有るわけです
。
奥歯は、臼状の力でもって、力を支えることが出来る。
つまり、力のあるお父さんだと思って頂いたらいいでしょう。
それに対して前歯は、細くて小さい、子供達・・・
真ん中の歯は、4番目5番目、お母さんというところでしょうか・・・
奥歯でしっかり支える、6番目7番目の歯が無くなった途端、歯は、どんどん崩れて行く訳です。
おみこしをいつもは、14人で支えていました。
その内4人がお父さんでした。
しかし、ある時からお父さんが一人抜け、二人抜け、最後にはお父さん4人が全員いなくなってしまった。
残った子供達やお母さんでおみこしを支えなくてはならなくなった。
そしてどんどん、その力に耐えられなくなって、有る程度の期間は持つかもしれませんが、その重さに耐えられなくなって崩れて行く、こんなイメージです。
ドミノ倒しの様に崩れて行く訳です。
噛み合わせのバランス、つまり、顎のバランスが崩れる、ということは、全身のバランスをドミノ倒しのように崩していくんですね。
噛み合わせって、実はとっても重要なことなんです。
知らなかったでは済まされない重大な問題が「噛み合わせ」には隠されていることが多いんですね。
吉本歯科医院の噛み合わせ治療に関して
噛み合わせのバランスを崩すと、全身にまでその影響が出てまいります。
吉本歯科医院には、「噛み合わせ」治療を求められ四国各地から患者さんがお越しになられていますが、実際に「噛み合わせ」が原因でどんな症状を訴えられているのかと申しますと
「平衡感覚がうまくとれずめまいやふらつきがする」
「まっすぐに歩こうとしても右へ右へ歩いてしまう」
「夜眠る時に、ティッシュを口に入れないと苦しくて眠れない」
「首の筋肉が張って苦しい」
「朝起きた時に、顔に噛み締めたシワの後がくっきり刻まれている」
「首の後ろから頭の上の部分が痛い」
など、患者さんによってお体に出てくる症状はさまざまです。
私の医院では、「噛み合わせ」のご相談にお越しになられた患者さまには、事前にどのような全身症状がでているかという項目にチェックをして頂くのですが、その項目は人によっては数十項目になってしまう方もいらっしゃいます。
では、いったい「良い噛み合わせ」ってどんなものなのでしょうか?
私、吉本彰夫が考える良い噛み合わせとは、
1. 「頭の骨」
2. 「関節」
3. 「歯の並び」
4. 「筋肉」
これら噛み合わせを構成する要素が
■全てバランスが良い状態になっている
■無理な力がかからない状況になっている
これが良い噛み合わせだと考えています。
顎の骨は、左右対称と思われるかも知れませんが、実は顎の骨って、左右対称ではない人がほとんどなんですね。
よく美人は、右と左が左右対照になっていると言われますけど、実際ほとんどの方が右と左ってちょっとづつ違うんですね。
また、上顎って言うのは、頭の骨にくっ付いていて、まったく動きません。
それに対し下顎って言うのは、顎関節と言われる場所でもって、頭からぶら~んとぶら下がっている状態です。
それが、筋肉によって閉じられるその瞬間に、無理な力がかかる状態の場合には何が起こるかと申しますと
■「体のバランスが取れなくなる」
■「噛んだときの衝撃が頭に響く」
■噛める場所が悪ければ「目の上のあたりが重くなる」
そんな症状が出てしまうことになります。
歯には2つの大きな役割があります。
① ものを咬む、という咀嚼機能
② 平衡感覚を司る、という機能
です。
特に②は、下顎部分を示します。
下顎は、人間の平衡感覚を司るとても重要な部分なのです。
噛み合わせが数ミリずれただけで、
■どちらか一方の肩だけが上がるような姿勢になった
■まっすぐ歩こうとしても左に左に傾いて進んでしまう
■めまい、ふらつきが頻繁に起こるようになる
というようなことが起こります。
これは実際に、吉本歯科医院へお越しになられた患者さまの口から実際に出た生の言葉です。
また、平衡感覚を司っていますので、当然、自律神経系にも大きく影響しますね。
噛み合わせでお悩みの患者さんは、同時にいろいろなお体の不定愁訴を抱えていらっしゃることが本当に多いのです。
一番多いのは「眠れない」です。
つまり、「不眠症」です。
眠れない、という状態が3日続きますと、人間は脳の中に、不安な気持ちを誘発させるような物質が出てくる、と報告されています。
単純に考えても、「眠くて眠りたいのに、眠れない、脳が休んでくれない」という状態は人間にとって地獄の苦しみです。
人間は深く眠っている時にはじめて、起きている間に傷がついた細胞を修復する機能が備わっていますので、眠れない、という状態になりますと、当然、体の免疫機能も落ちてくるわけです。
噛み合わせを考慮に入れた全体的な設計が、実はとても大事であるということ
知っていただければ、と思います。
このあたりの詳細は吉本歯科医院のニュースレター4月号~6月号に紹介しておりますので
ご希望の方はお問い合わせ下さい。お送りさせて頂きます。
http://www.8181118.com/concept/biting.php
吉本歯科医院の噛み合わせについての考え方
なぜ吉本彰夫がここまで『歯科治療において最も重要なことは噛み合わせである』とお伝えしているのか、についてお話させて頂きます。
噛み合わせを基本として歯科の治療を考えていくということは、つまりは「痛いところだけを治す」「目に見えている部分のみを治療する」という対処療法的な発想とは対極にある考え方、「全体的な治療」ということを行う、ということです。
通常は、どこかが故障した、となると、その原因を突き止めようとします。
しかしながら、日本は戦後、国自体が、医療に対して「できるだけお金をかけない」という考え方が主流になってきました。
日本の保険制度で歯科の治療をしようと思えば、最低限の材料で、最低限の技術で、という内容です。確かに治療は受けられますが、あくまでも国が認めた最低限の治療なので、その治療によって「金属アレルギー」を引き起こそうが、歯周病が進行しようが、それは自己責任で判断してね、という実態があります。
また、ここまで医療がサービス業化してきてしまったのも、戦後はじまって以来ではないでしょうか?
医療側にとって、患者さんがいつしか、「お金を落としてくれるお客様」になってしまった、そう思います。
そうなってくると医療の本質というものが全く見えなくなり、医療までもが「お客さんを満足させるサービス業」になりはじめてきているように思えてなりません。
はっきり申し上げておきます。
医療はサービス業ではありません。
医療を提供する私たちに、患者さんに対して優しい心で接していく、共感していくという気持ちはもちろん必要です。
しかし、それは心の問題であり、こと、医療という技術に対してはサービス業ではないのです。
患者さんのニーズを重要視していく、ということは医療の本質とはおおよそかけ離れたものになってしまいます。
例えば、歯医者さんを例にすると
「ここが虫歯になったので、ここを治療して下さい」
「前歯が出っ歯になってきたからここの部分を引っ込める治療をして下さい。」
「ここだけを歯の掃除をして下さい」
「ここの歯だけ削って低くしして下さい」
このような患者さん側のニーズに医師は「ただ、患者さんのニーズに応えていく」ということが繰り返されているのが実際の医療の現場で多く行われていることです。
しかし、そこの部分が虫歯になるには必ず理由があります。
前歯だけが出っ歯になっていくには必ず原因があります。
同じ部分が腫れてしまうのには必ずその根本原因があるのです。
そのことを患者さんにご説明し、その根本原因を探り、治療をしていきましょう、ということをお伝えすると、
「虫歯を治してほしくていったのに、違うところを治された」
「前歯だけ引っ込めて欲しいのに、違う理由を説明された」
というような受け止め方をされる患者さんがやはり、今までは多かった、んですね。
先日、ある建築家の先生が患者さんでお越しになられた時に、私が歯の構造、顎の構造、噛みあわせのバランスをお話をさせて頂いた時にこうおっしゃられました。
「ああ、建築と全く同じですね」
構造が大事
基礎が大事
大黒柱が大事
基礎基本となることがそれほど重要か、また、そこを整えない限りどんなに上に良いものを乗せてもいずれは崩れてくる、ということをよくご存知の先生でいらしたので、私の話には「まったくその通りですよ」と、ストレートにご理解くださいました。
全国にもやはり、根本的な原因を突き止め全体的に治療をしていき、本当に治してあげたいと頑張る先生がいらっしゃいますが、そんな先生ほど受け入れられにくいような時代です。
これは私たち医療という業界だけが抱えている問題ではございません。
「目に見えているところだけをとりあえず良くみせる」
しかし、ひと皮むいてみれば嘘ばかり、偽造ばかりの張りぼてだった。
ということは、どこの業界でも起こっていることです。
本物が通っていかない
受け入れてもらえにくい
ということは、裏を返せば
、
それを受け取る人の質の低下です。
それを買う人がいる限り、ニーズはありますので、売り手はどんどん売ろうとするでしょう。
欠陥住宅や、偽造建築などは、わかりやすい例で、偽造することや、安かろう悪かろう、でも「わからなければいいや」というそれを実際に関わっている人の心のモラルの問題です。
そして、それをやっている人格、美意識、です。
「儲かればいい」という考え方で全てを計った時、そこには必ず「嘘」が出てきます。
私は、開業当時より、「根本原因は何か?」という全体的治療を行ってまいりました。
そしてここ2~3年で徐々にその考え方に共感して下さる方が増えはじめ、現在では、私の医院には「ここだけを治してくれたらいいから」という患者さまは、ほとんどお越しになられません。
それはなぜか?
と申しますと、「どこに行っても治らない」「何度も同じ症状を繰り返す」「噛めなくて死ぬほどつらい」という心底歯でお悩みになられてきた患者さんには、私の言うことが本当にストレートに「ああ、そういうことなんだ」と伝わっていったからだ、と確信しています。
対処療法的な治療をすることにって患者さんが負うリスクは
① 将来的に大きな費用を負担しなくてはならなくなる
② 将来歯を必ず失い、噛めない食べられない、というシーンに直面する
③ 対処療法をすればするほど、歯を失っていく
④ 痛い思いをする機会がどんどん増えていく
縁あって、吉本歯科医院にお越しになられた患者さんに対しては私は、対処療法的な治療を行うことはしたくはありません。
あなたの症状が今、そうなってしまった原因は一体どこにあるのか?
そして、今後あなたが快適に生きていくために必要な治療は一体何なのか?
10年後も、きちんと噛め、噛み合わせのバランスが整うことにより、お体全体の体調を整えていける、そんな全体的な治療を行ってまいります。
最近いろいろなところでお話をさせて頂くのですが、その中で、「なぜ、治療が成功していくのか?なぜ結果がだせていくのか?」というお話が出ました。
その中で、私は改めて私の学んだ師匠の教えに感謝しました。
なぜ、「治療が成功するのか?」「他ではうまくいかないことがなぜうまくいくのか?」
その答えは、基本原則「守破離(シュハリ)」を守っているから、とお答えしたい、そう思います。
教えられたことを教えられた通りに、教えられたことだけを、余計な入れ知恵をしない、他からの変なことをしない。
その「守(シュ)」を守るということをまず成功させる、ということを確実にこなしているからなのです。
パッと見、古い先生の言うこと、「あっそんな古い治療は」っということではなく、古い治療の先生にはそれなりの経験・実績があってそのところに行き着いている結果があるのです。
その結果と同じ結果が出せて初めて、その先生のやり方ではない考え方を守っていく、築いていくことをすれば良いのであって、その先生と同じ結果が出来る前に違う概念を入れることによって面倒くさいであるとか、大変だとか、そこで自分勝手にやってしまってはいけないのです。
私はこのことは吉本歯科医院のスタッフ達には折りにふれ話をしています。
何事も原理原則は同じだからだと思うからです。
例えば歯を削らない治療、薬で治す3Mix-MP法(R)という治療があります。
マスコミでも取り上げられ「夢の治療」とまで言われました。
しかし、3Mix-MP法(R)(スリーミックス)であれば、毎日毎日その3Mix-MP法(R)(スリーミックスエムピー)という薬を調合しなければいけません。
しかもそれは、ドクターがしなければいけないということを教えられています。
でもじゃあ実際にスリーミックスの薬を毎日作っている先生、何人いらっしゃるんでしょう?
とっても大変です。その都度調合しなくてはならないんですから。。。
しかし、その都度調合するからスリーミックスの薬剤効果が最大限発揮されるわけなのです。
賞味期限が切れた薬、賞味期限の切れた食品を食べてたらどうでしょう。
当然おなかこわしますよね。
そんな薬で効くはずがないんです。
また、効かないから効きにくいから、それを何とかしようと思って全然違うものを混ぜる、サプリメントもそうですけど、ナトリウムとカルシウムとマグネシウムってまったく別物なんですね。
同じプラスイオンを持つものです。
そんなものを同時に飲むなんて医療では絶対にありえない話しです。
ただサプリメントにおいて、売りたいがために、薬じゃないから大丈夫といってそれを優先する人っていっぱいいるんですよね。
同じもの同士、違うもの同士を同時に多量に飲むなんて、まったく医療とか薬の世界においては、まったく無縁なものなんです。
そういうところをキチンとわきまえて薬というものは扱わなければいけません。多量に飲めば薬です。
よって3MIX(スリーミックス)を新スリーミックス法だとか4MIX(フォーミックス)だとか
5MIX(ファイブミックス)なんていうのは、まったく愚の骨頂なのです。
まったく違うものを混ぜたら、せっかくある効力をなくしてしまうということにつながってしまう場合もあります。
ですから、キチンとそのスリーミックスをその分量で、その量だけキチンと清潔な状態でその日に薬を作る。
光と水、湿度は対敵ですから、きちっと避けるということ、ものすごく大事なのです。
そういうことをきちっと守らなければ、薬というのは効果がないのです。
吉本歯科医院で行う3Mix-MP法(R)が成功する理由の一つです。
また接着に関してもそうです。
乾いた紙同士を糊でくっつければくっつきますが、濡れた紙同士というのは、いかがでしょう?ノリでくっつけてもすぐ剥がれちゃいますよね。
ですから、乾燥状態での実験データでもって、この接着剤はこのくらい良くくっつくという報告はありますけれども、それは空気中のどういう所の実験でしているかっていうと、空気中の湿度や温度まで管理された実験室において実験されているのです。
口の中の湿った状態ではなく、実験室と同じ状況下を口の治療中においても、作り出してあげなければならないのです。
つまりバキュームという掃除機みたいなのがありますけれども、あれでもって呼気の空気中に含まれている湿気をずっと接着操作が終わるまで吸い続けなければならないのです。
リン酸を代表とする酸処理によって、歯の表面をきれいにする。
その後、ばい菌がいっぱい入ってる唾液がかかってしまっては、まったく意味がないのです。
じゃあ、それをラバーダムにすればいいのか。
そういう簡単な問題ではないのです。
空気中の湿気をきちっと取ってやる、そういうことまでやって初めて接着というのは成功します。
ですから、そういう「守(シュ)」を守るというのはすごく大事なことです。
で、「守(シュ)」を守った上での「破(ハ)」であったり、「(離)リ」であったりするわけです。
それが成功していくと本当にいいものができていくわけです。
吉本歯科医院の3MIX-mp法
http://www.8181118.com/menu/02treatment01.php
吉本歯科医院で導入している、ピエゾサージェリー法についてお話します
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ピエゾサージェリー法とは、いわば、超音波を利用して骨を切削する方法のことを言います。 従来であれば、インプラント治療の際には、骨を削る場合には、ドリルを使用します。 しかしこの方法では、骨周辺の細かい神経や血管を傷つけてしまう可能性があります。 骨を削るためにドリルを使うかわりに、このピエゾ(超音波)を使うことで、骨周辺の神経血管に 傷をつける可能性が軽減されるわけです。 このピエゾについて詳しくお話させて頂きますね。 ピエゾとは超音波を使った治療のことです。 そして治療器具のことです。 超音波を使う器具には何があると思われますか? 身近なところではメガネの洗浄器が超音波なんですね
。 メガネを一生懸命掃除したとして、汚れが全て取りきれますでしょうか? 布で拭く程度ではなかなか油汚れなどは取れませんよね? しかし、超音波の洗浄器に入れた途端、見えないところの汚れがどんどん出てきます。 つまり細かい振動によって汚れが浮かび上がってくるのです。 細かい振動が起きた時にはどういう事が起こるのかと申しますと、物が変形するということが起こります。 つまり、壊れるということなのです。 たとえば、鉄板を切る時にどういうもので切っているかご存知でしょうか? 木材を切る時にはカッター、ノコギリ、電動ノコギリでもって切っています。 では、鉄板を切る時はどうなのか、ご存知でしょうか? なんと、水で切っています。 水に金属の粒子を混ぜた、勢いのある水でもって振動を起すことによって切ってます。 そのように振動というのは、とてつもなくモノを破壊する能力があります。 地震も同じ原理です。 マントルの移動により流動、流れを起すことによって物が破壊されるのです。 細かい振動によりマンションが上下動に動かされることによって、マンションが崩壊してしまうのです。 大きなビルが倒れるです。 つまり細かい振動によって物は破壊されるという事実があります。 その原理を、少ない力でもって破壊することができる、それを利用したのが歯科でいう超音波スケーラーであったり、ピエゾ(超音波)という新しい器具なのです。 ピエゾは超音波スケーラー、つまり歯石を除去する時に使う器具です。 歯石を除く時に手でガリガリやったりすると痛いですよね。 あんな硬いものを除去するわけですから、手でやろうとするとものすごく痛いです。 それで歯医者さんでは超音波スケーラーという器具が使われています。 超音波の振動でもって除去することによって、触れるだけで堅い歯石、石の塊が破壊されて壊れていくわけです。 電動歯ブラシも全く同じ原理です。 音波であったり、超音波で掃除することによって細かい汚れが弾き飛ばされて、吹き飛んでいくのです。 そういうもののパワーアップした強力版がピエゾだと思ってください。 非常に強い破壊力があります。 強い破壊力がありますので、骨をも削ることが出来るのです。 つまり、ピエゾは骨を切ることができる、そういうものです。 では、ちょっと話し戻ります。 木材を切る時の電動ノコギリですけれども、これが指が当たったらどうなりますか? 指切れちゃいますよね、指飛んじゃいますよね。 では、超音波スケーラー、超音波歯ブラシ、指が当たってどうでしょう? 指が切れた という話し聞きますか、聞かないですよね? 超音波は振動だけなので硬いものを壊すことができるのです。 硬いものを壊すことができる、これは柔らかい物も、硬い物も壊すことができるということではありません。 硬い物だけを壊すことができる、つまり柔らかい物を壊すことはないということです。 粘膜とか周辺の血管や神経は切れないのです。 つまり切りたい骨だけを切り、その周りの肉や粘膜は切らない、そういう選択的な切削ができるようになるのです。 ピエゾを導入することにどんなメリットがあるでしょうか? 私はこう、考えています。 骨を削ることができます。 そしてそれはインプラント治療で主に使われる。 ピエゾはインプラン治療に使用することが多いのですけれども、インプラント治療では一体どんな問題があるのか? それは、鼻の部屋に骨を作るという治療があるわけです。 そういうものに使用されるわけですけれども、鼻の部屋には粘膜があります。 その粘膜を切ったら、どうなるんでしょう。 穴が開きますよね? そうするとそこに骨は作られずにばい菌が鼻の中に容赦なく侵入してしまうわけです。 つまり骨は削るけれども、粘膜は削らないそういう選択肢がピエゾでは可能になります。 そんな治療は今までなかったろうか?いいえ、、ありました。 今までにはオステオトームテクニックといって、ノミとカナヅチ、まあノミみたいな形でコンコンと叩きながらやるわけです。 超音波も振動です、叩くわけですけれども振動の力、大きさであったり、振動の細かさ、回数、まったく違うわけです。 なので、それでも出来ます。 しかし、出来るのですが、世界中の学会に参加しますと、アメリカ、欧米で報告されている学会の中に「手術が終わった後その後、、患者さんが歩けない状態になった」、という報告がチラホラと見られるようになってきたのです。 じゃあ、その原因は何なのかが研究されております。 その時に、鼻のところを叩きましたら、その振動は耳に行きます。 耳にはその人間の身体のバランスを整える耳石という耳の中に大事な器官があるわけです。 そのところに強い負担が行くのではないか、それが狂うことによってバランスが取れなくなっていくのではないか、という報告があるのです。 そういう治療された方が皆さんが皆さんそういう風になるわけでは、まったくそういうことではありません。 しかしながら、何百人かに一人、何千人かに一人、残念ながらそういう報告が出始めているのです。 ですので、そういう方々に共通する点は何なのかということを考えた時、やはりそういうテクニックは、その対象になったと考えざるを得ない状況があるのですね。 ですので、そういうテクニックを使わずして治療ができればとってもいいことではないでしょうか。 その治療法がピエゾなのであります。 非常にピエゾは小さい振動、小さい細やかな動きですから、骨に対してものすごく大きな衝撃を加える、骨の向こうの耳の器官に対して強い衝撃を与える、そういうこともほとんどありません。 ですから、細やかな振動でもって、耳石までその振動が伝わるというのはまた考えられないことなのであります。 そのためにピエゾというのは全国、世界中で注目を浴びているわけです。 そこがまず一点。 第二点、骨を切り肉を切らないわけですので、細い骨を広げる時、細い骨を切る時どういう風にしているか、ラウンドバーという丸いバーを使って削るんですけれども、どうしてもその丸いバーが回転するだけの丸い円の大きさ分だけは骨が削り取られてしまうわけです。 それに対してピエゾは非常に細い器具でできていますので、その1ミリとかもっと薄い厚みで骨を切ることができるのです。 非常に限られた骨を残すには、そういう細い器具を使うことによって、そういう微妙なテクニック、細やかなほんとに骨がない人に大きな治療成績を残すことができます。 また、骨を切る時に骨だけの部位もあるんですけれども、骨と肉が非常に近い場所にあるところもあるわけです。 その時に、以前は電動ノコギリみたいなものを使っていました。 ところがそれによって歯茎やほっぺたや指であったり、そういうものまで含めて絶対当たらないという保証はないのです。 例えば患者さんが手術中に「咳をした」「体位を変えた」そんな微妙な動きがそういうものに発展していくのです。 必ず怪我に発展していきます。 ピエゾであればそういうものが当たったとしても、その肉は切れません。 そういう余分な出血を防ぐことができるのです。 そういうものにも大きい力が発揮されます。 ピエゾは今まで出来なかった治療、なければ困るというものではないのです。 今まで行っていた治療を安全に確実にその成功率を高める、治療を早めることができる、そういうことが出来るのです。 ですので、吉本歯科医院ではピエゾを導入することにしました。 10年以上前に、10年以上も前から発売はされ、導入されている医院さんもありますが、その有効性、超音波が与える影響、そういうものの報告というのがまったくありませんので、ずっとその状況、研究報告の経過をみておりました。 そしてその安全性が充分確保された、そしてまた逆に非常に高価な器具、機械ではありますけれども、安全性を高めることができる、副作用が少ない、そのようなメリットは非常に大きいと思いますので、やっと導入ができるかと思い決めました。 また使用方法も10年前と今は全く違っています。 ですのでその開発者である韓国のソウ先生に私は直接なぜこの機械になったのか、ピエゾと言っても世界には3種類販売されているわけです。 しかしながら、
何故この器具でなければならないのか
何故このチップでなければならないのか
こういうチップはどうなのか
こういう材質のチップではどうなのか
そういう質問も含めてぶつけてきました。 で、その回答に納得し、この器具であれば問題ないということで導入はこのサージボールでしたかね、そういう器具にすることで決定いたしました。これからもこれで安全に治療ができることに期待しております。 |
最近、お問い合わせやご相談が多いことの一つに
「親知らずは抜いたほうがいいのか?」
「親知らずをおいておくと将来その歯が使えるではないか?」
「親知らずを抜くメリットとデメリットは?」
などなど、がございます。
親知らずに対するご相談がとても多いので改めて私、吉本彰夫の考えを
お伝えしておきますね。
■吉本歯科医院の親知らずに対する考え方について
奥歯が痛い
奥歯で噛めない
前歯が飛び出してきた
歯茎が腫れていたい
歯がしみる
いろいろと症状はございますが、その原因が「親知らずを放置しておいたことによる噛み合わせの悪化」ということがございます。
親知らずで、噛み合わせが悪化???
想像されにくいかと思いますが私どもの医院でも、過去に多くの患者さまが
このような症状で、親知らずが原因だった、というケースが非常に多くございます。
詳細は過去にもかいておりますのでこちらをご覧下さいね↓
http://www.8181118.com/director/2009/12/post-21.php
また、親知らずの事例もご紹介します↓
http://www.8181118.com/example/2009/04/post-1.php
吉本歯科医院では、親知らずに関してはほぼ99%抜いた方がいい、と結論づけております。
その理由はこちらのサイトに書いておりますので
どうぞご覧下さい
http://kami-awase.com/biting/factor.html