2017.06.21右の歯を治療中に反対側の歯が痛くなってくる原因
香川県高松市の
かみあわせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
片方だけで噛んでいると反対側の歯が痛くなってくる原因は
噛み合わせバランスが崩れたことによります。
噛み合わせと全身は繋がっています。
よく頂く質問に、右でよく噛む、左でよく噛む、右の歯で噛みたいんだけれども右の歯で噛めないから反対側で噛んでいるという方っていらっしゃるんですね。
そうするとどうなると思いますか?
片方にずらして噛んでしまうんですね。
そうすると頭がどうしてもねじれてしまうんです。
中には逆に首を傾けてお食事をしている方もいらっしゃいます。
そうすると下顎は振り子のようにぶら下がっていますから、バランスを取ろうとして傾くんです。
頭だけが傾くんじゃないんです。
両方一緒に傾きます。
それで噛みますからだんだん倒れて行っちゃうんです。
身体ということから見れば頭はそんなに大きくない。
でも実際はスイカの大玉くらい5~6kgあるんです。
すごく重たいのです。
こんな大きな頭がグニュッとなったら一緒に肩も腰もズレて行っちゃうということが起こります。
ですから片方で噛むとか頭を曲げて噛むって実はすごく危険なんですね。
歯の治療中のお食事は以下のことに気を付けて下さい。
①柔らかい食事に内容を変える
②ゆっくり食べる
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2017.06.19正しい歯磨きの順番を知っていますか?
香川県高松市の
かみあわせ専門歯科 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
「歯磨きはどの歯ブラシを使ったらいいですか?」
という質問についてお答えしますね。
私がお話ししているのは、歯ブラシの前にぜひフロス(糸ようじ)を先にお使いくださいというお話しをしています。
いやいや今までそんなことは使ったことはない。
使ったけど面倒くさい。
歯ブラシで十分だ。
とおっしゃられる方がいらっしゃるんですね。
ところが実はフロスでは、フロスでしか磨けない場所があるんです。
例えばお掃除をイメージしていただくと、年末大掃除をして大きな家具や荷物を
どけたら、あらこんな所にものすごいゴミが溜まっていたわっていうことないですか?
そこの汚れは普段ずっと汚れていますよね。
あんなに普段汚れを取ってお掃除していたのにも関わらず。
歯も一緒です。
磨いているところと磨けているところは違うんです。
例えば満員電車をイメージしていただくと、押されたりしてカバンが挟まったら、取ろうとしても取れないですよね。
そこをハケでパタパタやったって取れないんです。
つまり歯と歯の間ですね。
噛み合わせがすごくバッチリいいという方はいいかもしれません。
ただそんな人は残念ながらほとんどいません。
大体の方が歯は後ろから前に倒れています。
なぜならその顎の成長であるとか、お食事の変化であるとか、昔とは違って顎そのものが成長できなくなってきたとか、そういう食生活によるところから、歯は残念ながらまっすぐ生えている人は少ないんですね。
例えばよく分かりやすいのが下の前歯です。
小学校とか中学校の時とか思い出して頂いて、その時と比べてちょっと歯がガタガタになってるな、ズレてきてるなっていう方は間違いなく後ろから前に歯が倒れてきていたり、例えば親知らずで押されていたりということがおこります。
ちょうど満員電車にカバンが挟まった状態ですから、こんなのはちょっとくらい周りを掃除しても取れないんです。
まずは歯と歯の間を糸ようじ・フロスというものでしっかりと除けてあげて、それから歯ブラシをして下さい。
順番が大事です。
歯ブラシをしてからフロスをしても汚れは取れます。
しかし取った汚れは周りに散らばるんですね。
歯ブラシでは歯と歯の間は絶対取れません。
歯ブラシをした後に歯と歯の間を取ってもそこの汚れが散らばるだけです。
せっかく歯ブラシをしてきれいになったところに汚れが散らばるんです。
ですからまず先にフロスで歯と歯の間を取り、歯間ブラシが必要な方は歯間ブラシで塊を取り、それから歯ブラシをしていただくのが効果的だと思われます。
どうぞ歯ブラシの前にフロスをする習慣をつけてみて下さいね。
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2017.06.17歯の治療中に痛くなかった他の歯が痛くなる原因
香川県高松市の
かみあわせ専門歯科 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
左の奥歯を治療中の患者さんから
「先生、左が治療中で噛めないから右ばっかりで噛んでたら
今度は痛くなかった右側までが痛くなってきました」
ということは
よくあります。
歯の治療を受けられている方で
片方側を治療している時に、もう一方の歯が痛くなったとか、
右を治療している時に左の歯が割れたとか、そういう方実は多いと思います。
なぜなんでしょう?
下のは頭蓋骨にただぶら下がっているだけなんです。
ずらして噛むというふうになっちゃうんですね。
そうすると例えば両足で歩くとイメージしていただくと、1km2km歩けます。
片足ケンケンだと100mも行かないうちにもうガクガクに足が痛くなります。
両足だと1km2km、片足だとその半分500m1km歩けていいと思いますよね。
歩けないんです。
片方で噛むということは実はそういうことが起こります。
両方の歯で均等に噛んでいればいいんですが、例えば今左が噛めないから右で噛む。
ものすごい負担がきますよね。
ですので本来受け持つ力のその何倍・何十倍という力がかかりますから、その力に耐えきれなくてお痛みが出たり割れたりするんですね。
「えっ!でも左は今治療中だから噛めないじゃないか!」
たしかにつらい。ですよね。
じゃあどうすればいいのか?
左で噛んだらすごく痛いですよね。
ですから皆さんと同じお食事を、普段のお食事よりも柔らかいものに
なさってください。
そしてゆっくり噛む。
そうすることでかなり負担がやわらぎます。
片方を治療中は特にお食事気をつけて下さい。
歯が痛くなる原因は
虫歯や
歯周病(歯槽膿漏)
歯が折れた
歯が欠けた
などいろいろあります。
しかしそれらの症状を引き起こしている
おおもとの原因は「かみあわせ」です。
お口の中は絶妙なバランスで成り立っています。
片方が崩れると
反対側は見事に崩れます。
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2017.06.16足をケガすると歯が痛くなる原因
香川県高松市の
かみあわせ専門歯科
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
足をケガすると歯が痛くなった
という患者さんがいらっしゃるんですね。
いろいろお話しを受診の際に聞かせて頂くのですが、
「どうして足のケガとかそんなことまで聞くの?」って言われる方がいらっしゃるんです。
実は大きい影響があるんです。
足を骨折された方、例えば右足を骨折された方ってどうなるか。
左足だけで歩くとどうでしょう?
すごく辛いですよね。
両方で歩くと1km2km歩けるのに片足だったら半分500m1km歩けそうですけれど
実は100mも無理です。
だから杖をつきます。
杖をついたとしても左足にかかる負担はものすごいものです。
ですから身体がどうなっているかというと、クニュっとなっちゃうんです。
どうしてもそうなります。
そうすると頭が右に傾きます。
右の足をケガされた方は身体が全体に、特に頭が右に傾いていきます。
これでお食事をしようとすると何が起こるかです。
上の歯は頭と一体化されていますから、
頭が右に傾くと上の歯も右に傾きます。
下の歯はどうなるのか?っていうと、
下の歯は上から振り子のようにぶら下がっている状態です。
振り子のように普段動いていますから、噛もうとするとどうしても右が先に当たっちゃうんです。
本来は両方で噛むように神様は造っています。
ところが頭が右に傾いた状態で噛もうとすると右が当たります。
頭が左に傾いた状態で噛もうとすると左が先に当たります。
均等に噛めている間は良かったのですが、早く当たるところができると、強く当たるところができると、本来受け持つ力の何倍もの力がかかってしまします。
ですから片足ケンケンをイメージしていただくと、片足でどんどんどんどん行っていると、膝とか腰とか痛くなりそうですよね。
それと同じように、例えば右足を悪くして頭が右に傾いた状態で噛むと右の歯には本来の力の何倍もかかりますから、歯がしみたり・痛んだり・欠けたり・割れたりということが起こってきたりしますので、ぜひ気を付けてお食事もなさって下さい
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2017.06.13奥歯がないままにしているとどうなる?
香川県高松市の
かみあわせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
よく
奥歯を抜いた後
そのままにしている
入れ歯を作ったがとてもじゃないけど違和感がひどく使えないので
入れ歯をまったく使わずないまま噛んでいる
奥歯はなくても
噛めるので日常生活にまったく困らない
という方がいらっしゃいます。
しかし
今は良くても将来大変危険です。
その理由を知って下さい。
奥歯は大黒柱のような存在です。
奥歯を失ったままにしていると
前歯が飛び出てきたり
他の歯が動き始めます。
【奥歯がないままにしているとどうなる?】
今日は奥歯の大切さです。
奥歯を失われた時に、取り外し式の義歯(入れ歯)と言われる装置を作ったり、インプラントと言って新しく歯を作ったり、といういろんな処置がありますが、どれもちょっと躊躇しちゃう方多いんですね。
やっぱり口の中は髪の毛1本でも気持ちが悪いです。
そんなところにあんな大きな装置(入れ歯)がガーンと入ったら気持ち悪いですね。
いやいや奥歯はなくなったけど前歯があるから、
今噛めているからということで、実はそういう装置(入れ歯)を使わずに、インプラントは手術しないといけない、費用がかかる。いやいや前歯があるからって噛まれている方多いんですね。
実はそれは非常に危険です。
これは模型ですけれども、歯は全部で28本・親知らずを除くとあります。
形・大きさが実は全部違います。
奥歯というのはこんな根っこをしています。
カメラの三脚のような形で自分で立つ、
自立することができます。
強い力・大きい力を支えるということが奥歯ではできます。
しかしながら前歯で「奥歯の代わりができるのか?」ということです。
前歯はこんな根っこです。
根っこが1本しかありませんからとても立つということはできません。
奥歯であれば噛んだ時にガーンとその強い力を支えるということができますが、前歯は残念ながら支えられません。
前歯で噛んでいるとガツガツガツガツ突き上げられるたびに動いていくんですね。
ズレていきます。
そうすると歯と歯の間に隙間ができてきます。
そして飛び出てきます。
そしてグニャッと取れていったりということが起こってくるんですね。
奥歯には奥歯でないとできない役目役割がありますので、今前歯で噛めるから、前歯でお食事ができているから、奥歯はいらないというのは、将来的に非常に危険です。
ぜひ何らかの対策をなさって下さい。
2017.06.10肩こりとかみ合わせってどう関係があるの?
香川県高松市の
かみあわせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
肩こりとかみ合わせはどう関係があるのか?
よくご質問を頂きます。
お伝えさせて頂きます。
2017.05.29親知らずは、はやめに抜いたほうがいいです。
香川県高松市の
噛み合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
親知らずという歯をご存知でしょうか?
親知らずは、
痛くなければ抜かなくてもいい
もし
歯がなくなった時に使えるから抜かずにおいておこう
親知らずは抜くと痛そうだし、
抜くと腫れそうなので抜かずにおいておこう
という方はとても多いかと、
思います。
また、親知らずが虫歯になったというわけでもないのに
なんで抜かなくちゃいけないんだろう?
そう、思われる方がほとんどです。
実際に、私の医院にも
「親知らずって、抜いた方がいいんですか?
それとも抜かずにいた方がいいんですか?」
というご質問は多く頂きます。
噛み合わせを専門にしている立場から
親知らずについてどう考えているのか、
お伝えさせて下さい。
動画でご覧になる方はこちらをクリック下さいね。
https://www.8181118.com/movie/movie1.php
親知らずは、抜いた方がいいと、
考えています。
縄文時代の方の遺骨を
見せてもらったことがあります。
縄文時代の人々の親知らずは、
きれいにまっすぐ、生えていました。
しかしながら、
私が診せて頂いた何万人という患者さんの
親知らずはズレて生えているんです。
そして、他の歯に対して「悪さ」をしています。
親知らずだけがダメになるのではなく、
他の歯に対して悪い影響を及ぼしているんです。
親知らずはこのように
横に向いて生えてくる方が多いんです。
これはレントゲンを撮影してみないと、
わかりません。
そして、横から押されていくわけです。
親知らずが出てこよう、出てこようとする力、とっても強いんですね。
ぐぐぐっと押されてしまいます。
8番目(親知らず)が
7番目、6番目、5番目と
順々にどんどん押してまるで
ドミノ倒しのように歯を崩していくのです。
満員電車に乗っていると、
想像して下さい。
隣の方がぐぐぐぐっと押してきますよね。
そこであなたのカバンがはさまったとします。
少々の力では取れないですよね?
抜けないですよね?
ものすごくひっぱってもなかなか取れないですよね?
お口の中でも同じようなことが、
起こります。
親知らず(8番目の歯)がお隣の7番目の歯をギュッギュッギュウと押します。
7番目の歯が押されるとお隣の6番目の歯が押されます。
この状態になると
歯と歯の間に大きな力がかかり
汚れやバイ菌が詰まります。
頑張って歯ブラシするんだけれども
実は汚れやバイ菌は取れないんです。
さらに、悪いことには
噛むことによって
上から下へ
上から下へ
ガンガン噛むことによって
どんどんバイキンが下へ下へと押し込められていくのです。
そうすると、歯を支えている骨が
押し込められたバイキンによって溶けてしまうんです。
支えがなくなってしまう。
骨という支えがなくなってしまうとどうなるか?
噛めなくなってしまう
のです。
8番目の親知らずがどんどん隣の歯7番目、6番目と押していきます。
横から押されどんどんバイ菌がたまります。
バイ菌がたまると歯が溶けます。
さらに、横からの力がかかることで穴があいてしまいます。
穴があくので歯は壊れます。
穴があくとそこからバイキンは入り放題です。
穴があいたところから
バイ菌が入り
痛みが出始めます。
痛くなったら、歯医者さんに行きますよね?
歯医者さんに行くと虫歯を削って詰め物をします。
しかし、
削って詰め物をしても
横に生えている親知らずがどんどん押す力は止まっていませんので
治療した部分がまた壊れるということを繰り返すのです。
場合によっては
詰め物が取れてしまいます。
詰め物が取れたら
みなさんはまた
歯医者さんに行きますよね?
そうするとまた
削って詰めて治療します。
小さな詰め物では弱いので
今度は大きな被せ物を被せます。
しかし、また横に生えている親知らずが
押してくるので同じことです。
今度は被せ物が壊れ外れるのです。
神経が生きている歯であれば
どんどん歯がしみてきます。
隙間があいていますから
どんどんバイ菌が入り放題です。
痛みがおさまらなくなってきます。
痛みがおさまらなくなると
「これはもう歯の神経を取らないといけない」
という診断になってしまいます。
歯の神経を取ると
その歯にはもう栄養が行き渡らなくなりますので
歯の強度は一気に落ちます。
歯の神経を取るとどうなるの?動画をご覧下さい。
10分の1程度まで、
落ちます。
そして、
歯の神経を取ってしまうと
痛みそのものを感じなくなってしまいます。
歯の根っこが割れてしまい結局は、
歯を抜かないといけなくなってしまう
という最悪のことが、起こるのです。
根本原因である親知らずを
放置したまま
または、
奥歯の歯の痛みや虫歯のような症状を
親知らずが押してきていることが原因だと知らないままずっと、
虫歯だと思って治療を繰り返している方がいらっしゃいます。
何度も治療を繰り返すことにより
最終的には歯を抜かないといけないことになっている
というケースは決して少なくはありません。
20代、30代のお若い方であってもこのようなことが、
お口の中で起こるのです。
歯を失ってしまうということの最初の原因が
実は親知らずを抜かずに放置していたからだったということは、
多いのです。
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噛み合わせ専門 吉本歯科医院の親知らずへの考え方
専門が変われば診断が変わります。