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2020.01.31歯の掃除だけで大丈夫?歯周病の予防方法

高松市のかみあわせ専門

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

souji.jpg


歯科医院で先生に

「あなたは歯周病だと言われた。

歯がぐらぐらしているので歯を抜かないといけないと診断された。

歯を抜いた後、どのようにすれば他の残っている歯を予防できるか?



実際によくあるご相談です。


揺れている歯がある場合には

クリーニングをしてもほとんど揺れは止まりません。


実際、ご相談に来られる患者さんの多くは

これまでも普通にブラッシングや

定期的な歯科検診はなさってこられた方も多いのです。



しかし、

今回

「歯周病で歯を抜かないといけなくかった」

のです。



歯周病菌だけが原因で歯周病になっている場合には

しっかりとお口の中の菌を減らすことで

これ以上悪くならないように維持することができる可能性もございますが


「歯周病で歯を失った」場合には

そもそも今回歯周病になられた根本原因

まずは

きちんと突き止めることが大事です。




歯周病によって骨が溶ける原因は2つです。


1、口の中の細菌によるもの(細菌感染)

saikin.jpg

2、噛み合わせから起こる「破壊的な力」(外来的要因)

domiojpg.jpg


今まで掃除をきちんとしているにもかかわらず歯の揺れがとまらない、

のであれば

1、ではなく、2の噛み合わせから起こる問題

または1、2の組み合わせが原因であることが多いです。



詳しくはこちらをご覧下さいね

https://www.8181118.com/director/2016/02/post-109.php

歯周病って、骨が溶けてなくなる病気なんです。



さあ、では

原因2の、かみ合わせからくる破壊的な力をお話します。



重たい物を持つ、

futan_s.jpg
重たい物を支える、
domiojpg.jpg

というふうに考えていただくと分かりやすいです。


一人で重たい物を支えるよりも

二人、二人よりも三人、三人よりも四人のほうがいいわけです。

nakamas.jpg

それぞれの一人に対する負担が減るわけです。


歯の数は親知らずを除くと28になります。

koukuu6.jpg

親知らずを含めると32になるのです。

そもそもなぜ神様がこのように人間に歯を多く作られたのか?


歯がそれほど丈夫なものであれば、そんなに本数いらなかったのではないでしょうか?


つまり人間の食生活においては28本は必要だと考えて、28本作られたのだと思います。

shiniasyokuji.jpg

ですから

すでに「歯を抜かないといけない」ということになった

ということは本数が減るのです。


重たい物を運ぶと思って下さい。

例えば車で運ぶ場合、タイヤは4ですよね。

car.jpg


では次に

4本のタイヤの普通の車には乗せられないような大きな物、重たい物を乗せると思って下さい。


トラックやトレーラーなどタイヤがいっぱいなもので運びます。

trac7_s.jpg


その大きなもの、重たいものを車の上にポンと載せてみたらどうでしょうか?


タイヤが悲鳴を上げますよね。

パンクしますよね。

pank_s.jpg


お口の中の歯も同じことが起こっているのです。


すべて噛む為の道具のです。


噛むための

ご自身の歯

被せ物、

ブリッジ、

入れ歯(義歯、総義歯)、

インプラント、

すべて道具なのです。



本来受け持っている力以上の力を受け持つと

簡単に壊れてしまうのです。

kosyou.jpg

歯がグラグラしている。

歯周病で歯を抜いた後どうすればいいのか

というご質問をよくいただくのです。


歯がグラグラしているというのは動いているということですよね。

gura.JPG

何か噛んだ時、歯は動くんです。


というこうとは、それは力を支える能力が実はあまりないんです。

弱いんです。


つまりどういうことか?


車でいうとタイヤがパンクしている状態だということです。

pank_s.jpg

当然パンクしているわけですから、ないのと同じです。


残っているタイヤに負担がいっているのです。


トラックやトレーラーでないと運べないような物、重たい物、大きい物、それを普通の車にポンと載せたら耐えられないわけです。

domiojpg.jpg


確かに車でも重たい物を運べるのかもしれない。

でもそのような限度を超えたような物は運べないのです。


言うなれば、車で運べる荷物の量は限られている。

トラックやトレーラーでないと運べないような物はそもそも運べないのです。


運ぼうとすると次々壊れていくのです。


もちろん昔食事できていた物と同じ物を食べたいという気持ちはよく理解できます。

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家族みんなと

お友達と一緒のものを

同じように噛んで召し上がりたい

というお気持ちよくわかります。


しかしながら

残っている歯の現状、

残っている歯の本数であったり、

残っている骨の量だったり、

揺れているのか揺れていないのか、

生きている歯なのか、

死んでいる歯なのか、

という状態によって

噛める物、

噛んでもいい物が

変わるのです。


歯の神経を取るから

噛んでも痛くないから噛んでもいいというわけではないのです。


確かに噛むということは良いことです。


噛むということによって脳への血流量が増し、筋肉が動く、ということによって脳への刺激が強く脳を活性化させる。

つまり噛むということはすごく大事なことです。


しかしながら堅い物を噛むと歯は骨はやられてしまいます。


つまり噛んで大丈夫な方が噛んでいいのです。

その限度を超えた噛み方をすると、実は非常に危険なのです。


「歯を抜いた後どのようにすれば良いのか」

本数が減っているわけですから、その本数分増やしてあげればいいわけです。


例えば

インプラント治療のようになくなった歯の本数分、そこを支えられる本数のインプラントでもって支えるということが一つ。


もう一つはもうすでに揺れているわけですから、

すでに他の歯に対して負担が掛かっているわけですから、

今のお食事そのものが実はご自身の歯にとって耐え切れない力だということを知ってください。


今の食生活そのものが非常に危険なのだということを知ってください。

stop4_s.jpg

ご自身では「その食事は硬くない」と思っていらっしゃるかもしれません。

硬いかどうかを判断するのはご自身の頭ではなく、ご自身の歯なのです。


頭では「これくらい大丈夫だろう」

と認識されていても

確実にお口の中の歯は壊れていっているのです。


以前に食べていた物よりもやわらかいもの、出てきた食卓の中でやわらかいものを選んで食べている、であればいいということではないのです。


今のご自身の歯にとって十分余裕をもって耐えられる食事なのかどうかということが大事なのです。

zousui_s.jpg

ですから今すぐにその食事の質を変えるということがすごく大事なのです。

歯を抜いた後、傷が治るには時間がかかります。

期間がかかります。

その間も残っている歯にはものすごい負担がいっているのです。


傷が治るには休養というのが必要なのです。

足が骨折をして、その足を治すためにギブスをして、

その傷が治るまで動かさない、動かない、力がかからないようにする。

この休養がすごく大事なのです。

gibusu9_s.jpg

ギブスをしてそのままマラソンに出たら当然壊れるのです。

傷が治り、治療が終わるまでは走ってはいけないのです。

この2点はとても大事なことなのです。





「あなたは歯周病だと言われた。

歯がぐらぐらしているので歯を抜かないといけないと診断された。

歯を抜いた後、どのようにすれば他の残っている歯を予防できるか?



予防するためには

今の現状の歯に対して

これ以上負担をかけないような

お食事の質を変えて頂くことがとても大事です。



「硬いものを食べないで下さい。」

「お食事の内容を変えて下さい。」

「できるだけ柔らかいお食事に変えて下さい。」

こんなお話をあなたは聞かれたことは、ないでしょうか?

硬いかどうかを判断するのはご自身の頭ではなく、ご自身の歯なのです。



歯周病と診断された方

歯を抜かないといけない診断された方

すでに多くの歯を失ってしまった方

まずは、

ご自分が「歯を抜かないといけないと診断された」根本原因

歯周病だと診断された根本原因を

お知りになって下さい。


歯を抜かないといけない

と診断された方は

まずは、ご相談下さい。

現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。






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2020.01.29ブリッジがグラグラしてきたので新しいブリッジにやりかえたい

香川県高松市の

かみ合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

 


ある患者さんの事例を

ご紹介します。 


 
お一人は
ブリッジ治療の途中で
頭が痛くなったり
体調が悪くなり
もう何年も
仮の歯のまま
放置していたまま。
 
そもそもブリッジになったのは
「歯周病(歯槽膿漏)が
進行したから」
と説明を受けたので
きっと歯周病がひどくなっているに
違いない、と思ってお越しになられました。
 
 
 
まだ50代なのに
入れ歯になってしまうのか
不安でしょうがない。

時間や費用は
かかってもいいから
とにかく見た目もある程度よくしたいし
噛めることも
人並みにできるように改善したい。
 
 
とのご相談です。
 
 
ブリッジというのは
ブリッジ(橋)のことです。
 
こんな風に
歯を失った部分に
このように両隣の健康な歯を
削って橋げた
↑こんな風にかぶせる治療です。
 
 


 
健康な両隣の歯を
大きく削ってしまわないといけない
ということがデメリットです。
 
 


 
また、もう一人の方も
同じく
ブリッジ治療の途中
当院にご相談に
お見えになりました。

 
 
左右奥歯部分に
2ケ所ブリッジが入っており
そのブリッジが痛くてたまらなくなり
歯医者さんに行きました。
 


一度ブリッジをやりかえしてみて
それでもダメなら
入れ歯しかないですね、と
言われました。


 
 
いざブリッジを
外したはいいけれど
 
噛めなくなる
痛みがではじめる
 
という状態になり
体調も著しく悪くなったので
治療を中断したまま放置している
とのこと。
 
 


一体どうしたらいいのか?
もしブリッジダメだったら
入れ歯になってしまうのか?



 
まだ50代
この若さで入れ歯は避けたい。
 
 


 
ブリッジやりかえても
またあのブリッジを外して治療する時の
苦しみを味わうのかと思うと怖くてしょうがない。



 
この先、
私の歯がいったいどうなっていくのか
怖くてしょうがない
ということでした。
 


 
どちらの方も
共通してあったことは


 
私の歯はこの先
いったいどうなっていくのだろう?
という不安です。
 
歯科の治療は
「さあ、いざ治療しましょう」
と治療がひとたびスタートしてしまうと
もう後戻りはできません。
 
 
 


痛みが治まったからと、
途中で治療を中断されたり
忙しいからと、仮の歯のままで何年も放置してあったり
すると、後が悲惨です。


治療中断の危険性
 


 
ブリッジも「やりかえしましょう」とひとたび
治療をスタートしてしまうと
ブリッジを一旦外さなくてはなりません。


 
 
外した段階で

噛めなくなる(今まで噛めていたのに)
痛みが出る(今まで痛くなったのに)
神経がずきずきしはじめる(今まで痛くなかったのに)

といったことが
起こります。
 
 
 
お口の中は
絶妙なバランスを取っています。
 
 
ブリッジを長年入れておられた方は
ブリッジを入れた状態で
バランスを取るようになっていますので
一部はずしただけでも
違和感を感じます。
 
歯の治療、右と左を同時に治療してはいけない
 
 
 
 
ブリッジをやりかえるなら
今のブリッジを外してしまうその前に
噛めない
痛い
違和感を感じる
ということが起こる
ことを知っておいて下さい。
 
 


 
治療がひとたび
はじまってしまったら
もう後戻りはできません。

 
 
 
私は、診療室の中にいて
お悩みになってお越し下さるさまざまな患者さんと
お話させて頂きます。
 


 
 
歯科は、患者さんご自身が
「自分の歯は、口の中が一体どうなっているのか?」
ということを
目で見ることができにくい部分を
扱っているところです。
 




 
目で見えない
痛いけど、
どこが痛いのかも
自分ではよくわからない


悪いところが
どうなっているのかもわからない
それが、
患者さんの率直なお気持ちです。


 
 
だから、
歯医者さんにおまかせするしかない
というお気持ちもわかります。


 
 
痛みがあったり
噛めなかったりしている時に
一番よくない状態が
不安になります。


 
 
納得する説明がないまま
痛みが続いたり
噛めない状態が続いたり
違和感がずっと続いたり
という時間が長くなればなるほど
人は、どんどん不安になります。 



不安は情報がないことから
起こります。

 

 
 
私の歯は今いったいどんな状態になっていて
私の歯はどのような治療を受け
治療を受けた後は、どんな状態になるのか?
 


 
こういうことが
しっかりわかっていれば
人はそこまで不安にはなりません。
 
 
 


もし、このようなことで今、お悩みであれば
お気軽に無料メール相談にお送り下さい。



 
原因を知る、ことで
不安が消えることも、
あるのです。
 



私の場合は
どうかな?大丈夫かな?
とご不安になられた場合は
どうぞお気軽にメールを下さいね。

香川県 高松市 無料メール相談

専門が変われば診断が変わります。




原因を突き止めることで

無駄な治療をしなくてすみます。

http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php

原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです

 

歯を削る前に知っておきたい7つのこと。メールセミナー全7回 インプラント 歯周病 PMTC 歯の定期検診 噛み合わせ 咬み合わせ 専門 吉本歯科医院 香川 高松


 

2020.01.28歯が神経にさるように痛い場合、2つの治療法があります。

高松市の歯科

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

歯の神経はどうなっている?歯の構造は?歯の神経は1本ではなく小さい神経が張り巡らせれているのです

歯の神経が痛いんです。

ということで患者さんがご相談に来られた場合には2つの方法があります。

通常一般的な医院さんで行っている保険治療の場合は歯の神経が痛みを感じているので、神経を殺して痛みを感じさせなくする方法です。

つまり、神経を取ってしまう

という治療です。

 

もうひとつは、

当院で行っております歯の神経の中に入り込んでいるバイ菌を殺し、歯の中のバイ菌を殺すという処置です。

バイ菌がいなくなるので、歯の神経は痛みを感じる必要性がありませんので、歯の神経を残せることが多くできます。

ただし、神経がすでに大部分死んでしまっている場合や封鎖ができない場合には、神経を取らなくてはいけなくなる場合もあります。

歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?
歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?

虫歯の保険の歯科治療の場合は、「痛い」ということであれば、痛みを感じているのは神経なので、神経を取ることによって痛みを感じさせなくさせるという、痛みを取る治療をします。

神経を取る治療をするためには、歯の頭があって根っこがあり、その中に神経、血管が通っていますから、歯の頭が邪魔なので頭を削って神経の入り口を露出させ、そこから器具を入れて神経の治療をします。

そして頭がありませんので、その後お薬を詰め、芯棒を立てて被せものをします。

その時の芯棒は保険で認めている材質の中には、腐食する金属が主体となります。

被せ物についても同じです。

封鎖ができていなければ、バイ菌は顕微鏡で見ないといけない位のサイズの大きさですので、香川県の吉本歯科医院では特殊な接着封鎖技術を使って行なっています。

歯の神経治療をお考えの方は、

まずは歯の構造をよくお知りになり、治療のメリットデメリットをお考えの上

歯の神経治療を選択なさって下さい。

2020.01.27歯茎と歯のさかいめのところが茶色く虫歯みたいになっている

香川県高松市の
かみ合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


歯茎と歯の境目が虫歯みたいに茶色くくぼんでいるんです。
被せ物か詰め物をして治療して欲しいと
ご相談にお見えになりました。wsd.jpg
この写真をご覧下さいね。

歯と歯茎の境目が茶色くなっていますね。


パッと鏡を見た時に
「あ、これは虫歯だ!」と
思われてしまう方はとても多いです。


虫歯になりかかっている、
虫歯に違いない
と思い込んでしまわれるので
茶色くなっている部分を
歯磨き粉をしっかり付けてブラッシングをしっかりしようと
思われ実際に、歯磨きを強く当ててしまうのです。


強く磨きすぎると
今度は
冷たいものや
熱いものを口に含んだ時に
しみて痛くてしょうがない
ということになってしまわれ

「歯がしみるんですが、虫歯だと思うんです」
とご相談にお越しになられます。
「歯磨き site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

実は、
この歯と歯茎の境目の茶色い部分は
虫歯では、ありません。


過剰な力
かみあわせ異常により
歯の頭(エナメル質)と歯の根(象牙質)の境目に
力が集中し
歯が欠けたり
歯の神経(歯髄)が見えるところまで
いってしまうと
こんな状態になるのです。
「歯磨き site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

かみあわせ異常による
歯の症状は
原因を探ることが難しく
ついつい自己判断で
虫歯だろう
歯周病だろう
と考えてしまいがちです。



歯がしみるには歯がしみる原因がお口の中にあります。
歯がかけるには歯がかける原因がお口の中にあります。
歯と歯茎の境目が茶色くなって歯茎が下がってくるのはそうなる原因が
かならずお口の中にあるのです。
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


虫歯菌によるものではありませんので
どんなに歯磨きをしても
治りません。


むしろ、
これは、虫歯だと思い込んでしまい
強くブラッシングしてしまうことで
余計に歯茎が押し上げられ
どんどんしみるのがひどくなったりします。




虫歯治療をしたけれど、何度も同じところが再発し、虫歯になってしまう

ということも、

「同じところが何度も虫歯になる」

には、必ず再発する原因があなたのお口の中にあります。

zyosei2.jpg


その原因は、患者さん自身の習慣かもしれませんが、

もうひとつ大きな原因として、「歯が壊れるような状況であった」ということも、

あるのです。



まずは、「悪くなる仕組み」をどうぞしっかり理解して頂きたいのです。






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2020.01.25歯が浮いたような感覚の神経にさわる痛み

高松市の削らない歯科治療
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
kamutoitai.jpg


先日から急に歯が浮いてきたような感じで
噛むと神経に触るような痛みがでるんです。
ということで患者さんがお越しくださいました。


この方は奥歯を過去に治療されていらっしゃいます。


歯磨きは朝昼夜とちゃんと電動ブラシを使い
歯間ブラシにフロスまで
される方です。


でも、肝心のマウスピースをつけ忘れることが
多かったんです。


その方はその日から
できるだけ長めにマウスピースをつけるように
しました。



そして3日後、来院下さった時には
「先生、歯が浮いた感じと、噛むと痛いのは
消えました。
虫歯かと思ったけど、力だったんですね」
とすぐにご理解下さいました。



吉本歯科医院で治療を終了された方には
必ず「マウスピースをして下さいね」と
お伝えしています。



その理由はこちらです。

2020.01.24むかし歯の神経を取る治療をした後、歯の色が変色してきた理由

高松市の削らず治す歯科

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

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歯の色が隣の歯と違うな。

もしくは歯の神経の治療をしたのに歯の色が、

昔神経の治療をした歯の色がなんか変わってきたな。

以前詰め物をしたところの歯が変な感じ。

特に今までそんな歯の虫歯とかで大きく穴が開いて痛みが出たわけでもないのに。

こんなことも実はあるのです。


例えば

バラの花束をイメージしてみてください。

bara.jpg

バラの花束、花束になるまでは

土に植わっていましたよね。


ですから長く元気にきれいな花を咲かせていることが

できます。


しかしお花屋さんで同じバラの花束なのに値段が違うバラがある。


経験したことありませんでしょうか。


実はその値段の差は茎の長さだったりすることがあるのです。


花束にした時の花束の長さだったりするのです。

そしてつぼみの大きさ。


では何故茎が長いと値段が高いのでしょうか。

茎の中には栄養があるのです。


土から切り取られた花は、土から根から栄養を得ることはできなくなるのです。

つまりちょん切られた状態になります。


残っている茎の栄養によってのみ栄養が送られることになるのです。

短い茎だとすぐに栄養はなくなります。

長い茎だと長期間栄養が供給されます。


それによりつまり花の美しさを保つ時期が変わるのです。

ですから花瓶に入れる用のバラと花束で渡すためのバラで、茎の長さを変えられるそうです。


歯の神経も同じように、歯の神経の治療が終わった瞬間はまだ歯の色はそれほど変わっていません。

歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?
歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?

しかし歯の神経の治療をし、

その後期間が経つとだんだんとその歯の色は黒くなっていきます。


歯の神経を治療した時点で歯に送られてくる神経や血管は切断されていますので栄養は供給され続けるということではなくなるのです。


残っている状態のものがどれほど続くか、そしてそこにどれほどのバイ菌が入ってこない状態なのか。

歯の神経を取ってしまった歯は非常にもろくなります。

10分の1以下の強度にしかなりません。

例えば生きている木の枝と枯れ木の木の枝、同じ太さ長さであっても曲げてみるとすぐに分かります。

生きている木の枝はたわみますし、折れるということはまずないです。


しかしながら枯れ木の場合には簡単にポキッと折れてしまいますよね。

中を見ても乾いていますよね。


歯の神経を取った歯も同じ状態です。

ですから過去に治療した歯であっても期間が経つと栄養が充分行き渡ることはできませんので、歯の色が変わってきたりします。

また長年使っていると封鎖されてバイ菌が入らない状態であったとしても、ヒビが入ったり亀裂が入ったり、そういうところからさらにバイ菌が入ってきたり。

そしてまた色が変わっていくのです。

徐々に徐々に進行する場合、この場合も痛みをあまり感じることはないのです。


次に何かにぶつけた、転んだ。例えばぶつけた場合、指の神経は指だけに神経があるわけではないのです。

脳と繋がっているのです。

その途中もすべて神経が1本の糸で繋がっているのです。

歯をぶつけた場合、歯は微少ですが動きます。

その時にプチンて切れちゃうのです。

神経や血管が切れてしまうことがあるのです。


その場合そっと動かないように隣の歯と留めたり、固定したりということが行なわれます。

栄養状態とか年齢とか個人差がありますが、ある程度の期間そのような状態で維持していくとまた神経や血管が繋がることもあります。

しかしながら繋がらないこともあるのです。


電気部品の部品交換とは違いますので、その神経が生き永らえることができるのかどうかというのは1ヶ月2ヵ月程度の経過では分かりません。

半年とか1年とかいう経過を見ないとはっきりもうこの歯は大丈夫ですよと言うことは申し上げられることはありません。

ですので逆に何もしない、何もせずに待つという時期が必要なのです。


逆に神経を取ってしまえばもうその時点で蘇ることはありませんから、本当に神経が助からないという状況が分かってから治療しても遅くはないのです。

そしてぶつけた時というのは、歯だけをぶつけるのではなく一緒に唇や顎をぶつけたりします。

もしくは歯をぶつけたとしても、歯の衝撃が周囲の肉や骨に衝撃が行きます。

そうすると全体に痛みが出たり腫れたりします。

人間の脳というのは、もっとも痛いところを痛いというふうに感じる脳になっています。


いくつもの場所を同時に痛いという認識は実は苦手なのです。

例えば指でフライパンとか熱い物を触ると痛いと感じますよね。


これ理科とか生物で習われた方はご存知かもしれません。

これは電気信号で脳に伝えているのです。

カエルの神経に電気を流すと足がピクピク動く。


こんな実験をされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

つまり痛みとは痛みを衝撃を受けた場所から脳への電気信号の強さなのです。

同時にいろんなところから電気信号が脳にきた場合には、脳はそれを事細かく判断することは難しいのです。


何故なら生命の危機に関わるような痛みの場合には早くそこから逃げなければいけません。


つまり脳は非常に優秀ですね。

優先順位というのをつけます。

何個か気になるところがあったとしても、それを同時に処理するということもありますが、強い痛みがきた場合には他の弱い電気信号は無視し、最も強い電気信号を優先し処理しようとするのです。

つまり何か事故とかで怪我をして、いろんな個所を打ったとして「ああ、ここ痛かったわ」というふうに思っていて、ふと見ると手が痛かったのに、あれ?足も怪我をしている、腕も怪我している、その見た瞬間、足が痛くなったり、腕が痛くなったり。


人間の脳というのは最も痛い、痛みを感じさせた強い痛みを痛いと感じる脳なのです。

ですから打った衝撃により歯以外のところ、例えば唇をキズしたとか歯茎から出血した、鼻も打ったとか、顎を打った、下顎を打てば顎の関節にまで衝撃が走ります。その中で1番痛いところを痛いと判断しますから「歯の神経が切れた」という場合であっても、そこを感じないということがあるのです。


そこが変だというふうにまったく感じないことがあるのです。


他の症状が和らぎ、腫れが引き、そしてふと何か食事をした時に、あれ?何か噛んだ感覚が違うな、ということでお見えになられる方も多くいらっしゃいます。


そして人間の脳は一番痛いところの痛みが引いた時、つまり電気信号は一番強かったところの電気信号は弱くなるのです。


いろんなところから常に電気信号が来ていますので、次に来ている電気信号部分に意識が集中します。

よく何ヶ所か歯の治療でまず痛いところから。


痛いところの応急処置が終わった途端、次にこっちの歯が痛くなった。次こっちの歯が、次こっちの歯が、とおっしゃられる方、実は以前から悪い状態があったのですが、最初は気にならなかった。気にならなかった。それが気になってくる。それはよくあることなのです。

そして痛みを感じずにとうとう神経・血管が死んでしますということもあるのです。

その期間の間にどんどんどんどんそれぞれの部位では状態が悪化して行きます。


ですので沁みるとか、そういうことを経験せずしていきなり根っこが膿んだり腫れたりということもあるのです。

それを痛みがないからと放置していくと、バイ菌はどんどん奥へ奥へと進行します。

歯の大切さはご自身が歯を失ってみてはじめてわかる

歯の神経だけでなく、歯の周りを取り囲んでいる骨、骨が歯を支えているから。

例えば畑の大根であれば、土が大根を支えているから、大根は抜けないのです。周りの土が崩れたら大根は勝手に倒れます。

歯も同じで骨がなくなれば歯は簡単に歯医者が抜こうとせずともポロリと抜けてきます。


ですので症状がないからといって骨が溶け始めている状態を放っておくというのはあまりお勧めはしません。


歯の神経治療をお考えの方は、

まずは歯の構造をよくお知りになって下さい。





原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです

2020.01.23父の入れ歯の相談に乗って欲しい

高松市の歯科

吉本歯科医院の吉本彰夫です。


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このようなご相談でお越し下さいました。

「父の入れ歯のことで相談に乗って欲しい」という

ことです。


 

入れ歯でもそれなりに食事をすることはできますが、入れ歯はどうしても食べるものが制限されたり、食感や味が違ってまいります。

 

ご本人は長年入れ歯を使うことで、そのことに慣れ、無意識に「入れ歯でも食べられる柔らかいもの」を選んで食事をするようになってしまいます。

 

また、入れ歯を外して歯茎だけでも食べられるようなものしか食べない、ということもございます。

そんな様子を見て心配なさった息子さん、娘さんからこのようなご相談を頂くのです。

 

ご本人よりも、子供さんの方が余計に心配なさるお気持ちは、私もよく分かります。

これから自分よりも早く年を老いていくご両親に対しては、子供としてはできる限り快適な状態で幸せに過ごして欲しいと願う気持ちは誰しも同じだと思います。

 

 

実は入れ歯でお悩みになってる方は本当に多くいらっしゃいます。

「みんな入れ歯を使っているし、まあ、少々噛めなくてもこんなものだろう」

ほぼあきらめていらっしゃる方も少なくはありません。

 

 

こんな息子さん、娘さんのご相談に対して吉本歯科医院では、必ず、ご両親様と、息子さんあるいは娘さんご一緒にお越し下さい、とお願いしております。

 

そして、ご一緒にお口の中の現状、骨の状態を確認いたしましょう。

そして、これからどれくらいの人生を快適な状態で過ごすことができるか、そのための最善の治療は一体どういうものなのか、どうぞ私、吉本彰夫と共に考えてまいりましょう。

 

ご本人様の希望、そしてご家族の希望、治療に対する心配など、どうぞじっくりとお話下さい。

そして、お父様、お母様がこれからの人生を快適に安心して過ごせるためにどんな治療が最善なのかを私がご提案させて頂きます。

 

 

入れ歯をお使いの患者さまのお悩みは

多くが以下の3つです。

 

     歯茎が痛い!

これは、歯茎で入れ歯を支えているため、咬む力をかけると極度に痛みが走ります。

また、骨がどんどん痩せていきますので神経が表面に出てしまい激痛が走ります。

 

 

     入れ歯が動いて噛めない!

これは骨が痩せてきて、入れ歯の安定が悪くなることで起こります。

口の中で入れ歯がグラグラと動いてしまうので、うまく噛むことができません。

 

 

     人前で取り外す姿が嫌だ!

入れ歯を使われる場合、食後には必ず手入れのために外さなくてはなりません。

お友達とお話をしている時に、突然入れ歯が外れてしまうこともあります。

またご旅行に出かける時には、人前で入れ歯を外さなくてはなりません。

 

 

また、入れ歯をお使いの患者さまには他にもこのようなお悩みがございます。

 

     口臭が気になる

     食感が味わえず、食事の味が違う

     違和感が気になる

     金具が見えるのが嫌だ

     入れ歯安定剤が溶け出して不快だ

     入れ歯を使い続けることで骨がやせてきた

     話す時に舌をかんでしまう

     口元に大きなシワができ老人顔になった

 

など、入れ歯に関するお悩みはキリがありません。

吉本歯科医院では、まず「入れ歯」について正しい知識をご理解いただくことが大切なのだと思っております。

 

吉本歯科医院にも、毎日のように「入れ歯」に関するお悩みの患者さまがお越しになられます。

まず、来院される患者さまのほとんどが入れ歯は「噛めるもの」「合うもの」と思っていらっしゃいます。


入れ歯は、これはどこの歯医者さんでぴったり合わせて作ってもらったとしても、必ずすぐに歯茎や骨が変形して合わなくなります。

歯医者さんで入れ歯を新しく作ってもらって口に入れた瞬間はぴたりと合っていたけれど、自宅に帰り食事をする時に、ものを噛んだ瞬間に合わなくなってしまいます。


なぜこういうことが起こるかというと、入れ歯は「歯茎」という肉の上に乗っけているだけですので噛んで力を加えてしまうと途端に肉や骨が変形してしまうのです。


入れ歯は作製に一ヶ月近くかかります。患者さんのお口の型通りに型を取ったとしても、その一ヶ月のうちで歯茎の状態は全く変っていますので、当然「合わない」ということが起ります。

 

入れ歯が合わないのは歯科医師の腕が悪いから、と患者さまはお思いのことと思いますがそれは違います。

保険の範囲内で入れ歯を作ろうと思ったら、精度は低く、「合わない、噛めない、痛い」は当たり前のこととお考え頂ければ間違いありません。

 

 

では、通常の歯科医院での入れ歯治療の場合、どのような工程を辿って患者さまの「入れ歯」を作成するか、ご説明していきましょう。

 

■通常の入れ歯治療の場合(保険の範囲内での作製)

1.   入れ歯をのせる歯肉の型を取ります。(15分程度)

2.   入れ歯の高さ(バイト)をとります。

3.   1~3週間後に再度来院し、仮の入れ歯を口の中に入れ歯並びをチェックします。

4.   さらに1~3週間後に再度来院し、出来上がってきた入れ歯が完成。

「完成したばかりの入れ歯がもう合わない」ということは歯科医院では日常茶飯事です。
その理由は上記で説明しました通りです。

そして、何度も「入れ歯が合わない」「噛めない」と歯科医院に通うわけですが、ほとんどの医院では、その場で再調整をしてその場では「とりあえず合う」状態にし、また新しく入れ歯を作製しなおすということになります。

しかし、その場しのぎですのでまた「合わない」「噛めない」は永遠に繰り返されます。

問題点(1):入れ歯の作製は歯科技工所での大量生産

治療初回に歯肉の型を取り、型に石膏を流し込み歯型の模型を作ります。
その歯型の模型の上、その患者さまのかみ合わせを記録したモノを作ります。
これを
「咬合床」と言います。
ほとんどの歯科医院ではこの咬合床を
歯科技工所に送ります。
送られた歯科技工所には毎日、何百医院からの同じような咬合床が送られてきます。
そして納期に間に合わせるように
流れ作業のように製作されます。

これは歯科技工所が悪いのでもなく、発注した歯科医師が悪いのでもなく、「保険で安く、早く」を実現させようとすればどうしてもそうなってしまうのです。
ですので、咬合床が出来上がるまでに最低1週間から2週間は、かかってしまいます。
まず第一の問題として、一番最初に型をとった歯茎は、その1週間から2週間の間に形がすっかり変形してしまっています。

そのことを歯科医師は知っていますが、「どうしようもない」ことなので、患者さまにはお伝えすることもなく、「こんなものです」と言うしかないのです。 

問題点(2):患者さまの口の中を見たことがないのに指示書だけで製作

技工所から仮の入れ歯が届いたら、その仮の入れ歯を実際に患者さまのお口の中に入れて頂きます。
この時に、患者さまに
「どこか合わない部分はありますか?」と歯科医師はおたずねし、
「少し前を引っ込めて欲しい」「歯茎にあたって痛い」など、いろいろと注文をおうかがいします。

その注文を受けて歯科医師は、技工所に「指示書」というものを書きます。
「前歯をほんの少し後ろに引っ込めて完成させてください」などのコメントをつけて技工所に送ります。

1~2週間後に、やっと本物の入れ歯が完成します。
そしてお口の中に入れてみますが、また
「合わない」ということが起こります。

その場で痛いところを削って、歯肉に当たらないように調整はしますが、歯科医院を一歩出て、次の日になればまた「合わない」ということが起こります。
この状態は入れ歯を使う限り永遠に続きます。

■理想的な治療法とは

「入れ歯では噛めない、合わない」は当たり前、「噛んではいけない」ということまずはきちんとご理解頂くことがとても大切です。

これは保険でお作り頂いても保険外でお作り頂いても多少の差はありますが、「噛めない、合わない」が解消されることはないと思って頂ければと思います。
吉本歯科医院では、歯を失った患者さまに対しての理想的な治療に対して、「入れ歯」という選択をされることはおすすめ致しません。

入れ歯を使うことの弊害は数多くありますが、その中で、もっとも恐ろしいことは
「入れ歯を使えば使うほど、顎の骨が吸収され、骨がどんどん無くなっていく」ということです。
早い方では一年もすれば顎の骨が吸収され入れ歯が合わなくなってきます。

そして針金をかけていた健康な歯がゆすられ、抜けてゆきます。
そこでまた新しい入れ歯を作り治すわけですが、これがエンドレスに生涯続くことになります。

私の父も現在77歳ですが、まだまだ元気です。

歯が丈夫だと、ものをしっかり噛むことができますので、「噛む」=「全身のバランスを整える」ということを考えますと、私は歯ほど大事なものはない、と考えても言い過ぎでない、と思っています。

実際に、当院でも、きちんと「噛める」という機能を取り戻された患者さまの姿勢は明らかにまっすぐに伸び、そのことによりさまざまな不快症状が改善されていらっしゃいます。

歯は、手や足や、そして心臓と同じくらい重要な体の一部なのです。

 

 

2020.01.22大人になってからでも親知らずは抜いたほうがいいのか?

咬み合わせを悪くする大きな原因
それは「親しらず」です。


親知らずははやめに抜かれることをおすすめします。

親知らずを抜かずに放置しておいたことで
隣の歯の神経を切断させ神経を殺してしまった
ということは、実際よくあります。


歯が痛い
虫歯かな
歯が浮いたような痛みがある
神経に触る痛みがある


このような症状を抱えてお越しになられるのですが
実際にお口の状態を骨から診ていくと
親知らずが押して、隣の歯の神経を圧迫していたり
隣の歯を押して虫歯のように穴をあけていたり
ということが
あるのです。


この写真をご覧下さい。
shinkeiappaku (1).gif
8が親知らずですね。

隣の歯7番目の歯の根と神経血管部分にラインを引いています。


8の親知らずが
横に向いて生えてきていますよね。

隣の7番目、6番目の歯に対して親知らずはグインと横にむいてきています。

このまま放置しておくと何が起こると思いますか?


8の親知らずが押す力は止まりません。
毎日毎日エイエイと、7番目6番目の歯を押し続けます。

そのうち
7番目の歯の神経が圧迫されてくるのです。
神経が圧迫されると
痛みはじめます。


痛いので患者さんは
「虫歯かな?」
と思います。



さらにそのまま放置していると
こうなります。
shinkeikireru.gif
8親知らずが7番目の歯の神経をチョンと切ってしまったのです。


親知らずが押す力によって
健康だった7番目の歯の神経が切断され殺されてしまったのです。


一度死んだ神経は元には戻りません。
神経を取った歯は枯れ木のような死んだ歯になるんです。
虫食いのようなイメージです。

神経を切ってしまうほどの力で押していくのが親知らずです。
もちろんとても痛いです。
神経を切るほどですので激痛です。


7番目の歯の神経を切られ、さらにすすむと6番目の歯も同じ運命をたどります。


しかし、親知らずが原因で咬み合わせを破壊する
ということを知らないと、単純に7番目の歯が虫歯なのかな?と考えてしまいます。


虫歯であれば
歯を削って詰めて治せばいい
と考えてしまうのです。


虫歯のように穴が空いているので
歯医者さんによっては「これは虫歯なので削って詰めて治療しましょう」
という治療になります。



しかし、原因は
ばい菌によるものではなく
親知らずを抜かずに放置しておいたために起こった症状です。

7番目の歯が痛くなった理由は
親知らずです。



歯が痛くなった時
痛くなったその歯だけをみていると
悪くなった原因を見過ごしてしまいます。



その歯の症状は必ずお口の中に原因があります。
その原因は何なのかを突き止めず部分だけの治療をしてしまうと
必ず再発します。



原因を口の中に残したままなのですから。



歯科治療に最も重要なのは「咬み合わせ」です。
咬み合わせを無視した歯科治療は
後が本当に悲惨です。



噛む力によって
歯は簡単に破壊されることを知って下さい。




2020.01.21インプラントの故障や問題の8割は治療後2年以内に起こっています。

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。




インプラント治療をお受けになっている方で

治療が終われば、もう終了。

と思っていらっしゃる方は

とても多いです。

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インプラントトラブルで来院される方の多くは

このようにお考えの方が

とても多いことがわかってきました。

 


インプラント治療がいったん終了すれば、

それでもう大丈夫。

 

 

自分で手入れをしていれば

問題はない

 

 

と思われてしまっていたことに

問題があります。

 

 


どの患者さんも
最初の2年はメインテナンスに

通われていたそうです。




2年間大丈夫だったから、

先生が大げさに言っているだけで

きっともう大丈夫に違いない

と思われてしまっていたそうです。



インプラントは

ご自分の歯と同じく

死ぬまでメインテナンス

をする必要があります。



インプラントトラブルの8割は

2年以内に起こっているのです。





吉本歯科医院では

インプラント治療を行なった患者さんには

終了後すぐは1ケ月ごとに経過

診させて頂いております。

その後、半年、1年、2年目3年目と、

レントゲンで骨の状態を確認しながら
状態が安定するのを確認しています。



特に症状が無くてもです。

 


状態が悪くなっていたとしても、

インプラントはご自身の歯のように

痛いや凍みるなどのように自覚症状として

警告を発してくれません 



インプラントはただの「ネジ」だから、です。


ただのネジなので

痛くも

かゆくも

しみることも

ないのです。



だから、怖いのです。

 


周囲の歯ぐきや

隣の歯にまで影響が及んではじめて

患者さんは自覚症状として

気づくことができます。



インプラントは完成したら、

終わりではありません。




歯と同じく、あなたが死ぬまで

そのインプラントを使い続けるまで

定期的なプロによるメインテナンスが必要なのです。



歯を削る前に知っておきたい7つのこと。メールセミナー全7回 インプラント 歯周病 PMTC 歯の定期検診 噛み合わせ 咬み合わせ 専門 吉本歯科医院 香川 高松
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2020.01.20歯を抜かずに残して治療してほしい

香川県高松市の

か合わせ専門歯科医院 

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

「抜歯 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

このようなお悩みを抱えて

多くの方が吉本歯科医院にお越しになられます。

「歯を抜かずに治療して欲しい」

というご相談です。



ご紹介しますね。


 歯周病が進行しているようで数件の歯医者に行きました。

しかしすべての歯科医院で治療方針が同じで

グラグラしている全ての歯は抜かなくてはいけない(抜歯)と

診断されました。

たしかにグラグラとしていますが、実際の痛みはなく

日常生活に支障もあまり、ありません。


できるだけ歯を抜かずに残せるものは残したいと思います。

歯を抜かずに治療をお願いできないものでしょうか?」

というご相談です。

「抜歯 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

歯を抜かずに残す

という治療法ですが、

ここ最近になって、このような考え方が出てきたのです。



むかし

歯の治療といえば

「すぐに歯を抜かれた」

「ちょっと虫歯で痛いと言ったら歯を抜かれた」

こんな話を年配の方に

聞かれたことは、ありませんでしょうか?


そして

「私達の頃はね、すぐ歯を抜かれて入れ歯になってましたよ」

という話を聞いたことはありませんでしょうか?


今では根管治療(歯の神経治療)といって

歯の中の神経や血管が通っていたところを治療する技術が大幅に伸びました。

そしてまたバイ菌を殺すお薬も開発されました。


それによって歯そのもの、歯の神経、神経を残した後に歯をそのまま残しておく、

つまり保存するということができるようになりました。



昔は歯を失う原因は

虫歯でした。

しかし今は

歯を失う原因は虫歯ではありません。



歯周病(歯槽膿漏)なんです。

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https://www.8181118.com/director/2016/02/post-109.php

歯周病って骨が溶けてなくなる病気なんです。



世界WHOにも認められている

ギネスにも載っている

世界中で一番病気になっている

その歯周病なんです。



日本人でも8割以上が歯周病になっていると

言われています。



歯周病とは歯の周りの病気です。

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つまり歯そのものではなく

歯の周りです。

肉とか骨が歯を支えております。


この肉や骨がなくなることによって

歯は残っているんだけれども

支える骨がなくなったので

土手が崩れて歯を抜かなければいけなくなります。



勝手に歯が抜けてしまうということが

今、最も歯を失う原因などになっています。

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つまり昔の人と
今の人
何が違うのか?


歯の周りの骨があるかないか

なのです。


歯科治療の大きな改革

「歯を抜かずに残そう」

という流れにそって

歯医者さんも

頑張って歯を抜かずに歯を残したがゆえに

その結果、歯の周りの骨や肉が持たなくなってしまったのです。

「大根 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

健康な歯の時は

土台である骨はしっかりとあります。

ピンクの部分が骨の上にのった歯茎です。

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昔、

歯を失う原因は

虫歯でしたので

虫歯になった歯は、「もう抜きましょう」とさっさと抜いてしまっていたのです。

骨がしっかりあるうちに歯を抜いてしまっているので

骨は溶けずにちゃんと残っています。



しかし

今は、どんなに歯がグラグラになっていても

骨がどんどん溶けていっていても

歯を抜かずに治療しましょう

歯を残しましょう

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という流れですので

ご本人の自覚がないうちに

どんどんどんどん

歯をささえていた骨は溶けてなくなっていっているのです。

「大根 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

骨が健康な人の半分以下の薄さにまで溶けてしまってから

やっと歯を抜きましょう、となります。



しかし

もうその時点では

遅いんです。



手遅れ、なんです。



歯はグラグラ

そして、その土台となる骨は

ペラペラ

もう、手のうちようがないのです。



現代人の場合には

極限まで歯を残すために

その周囲の骨を失ってから歯を抜くという状況になっております。



ですから歯がないだけでなく

歯を支えていた骨までなくなっているのです。




入れ歯を作ったとしても

すぐに合わなくなるのです。



土台あってはじめて

安定するのが

入れ歯です。



歯を抜きたくない

歯を抜くのはいけないこと


という情報だけに

まどわされ

一刻もはやく抜歯しなければいけないような歯でも

歯を抜く時期を遅らせてしまったり

歯を抜かずに放置してしまったり

していることで

多くの方は、一番大事な歯を支える骨を

どんどん失っています。



もちろん

残せる歯は残します。

しかし、判断し、一刻も早く抜かないと危険だ

という歯は抜くことをおすすめしています。




私達日本人の寿命は伸びました。

100歳まで生きるなんてことは

珍しい時代では、なくなりましたね。



食べることは死ぬまで続きます。



食べるために

噛むために

大事なのは歯を支えている骨が

しっかりあること、です。



歯周病は

他人事では、ありません。



ほとんどの人が今では知っている「歯周病」です。

だけどほとんどの人は

「自分には関係のない話」と思っているのが

歯周病でも、あります。


まだ30代だから

痛くも痒くもないし

歯磨きちゃんとしてるから


しかし、

歯周病は

自覚症状はありません。

静かにしのびよるサイレントキラーです。



実際に

吉本歯科医院にお越し下さる多くの方が

「え?歯周病なんてどこでも言われたことなかったけど?」

「え?私の骨、そんなに溶けてなくなってるんですか?」

と驚かれます。


正しく

歯周病を知って欲しいと思います。

知って頂くだけで

歯だけでなく

骨を残すことができます。


https://www.8181118.com/director/2016/09/post-149.php

歯を抜きたくないお気持ち、よくわかるんです。しかし、抜かずにおいておいたため悲惨なことになっている方がいる事実を知って下さい

https://www.8181118.com/director/2016/01/post-107.phphttp

何度作り直しても入れ歯が合わなくなる理由

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