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2015.08.29歯の神経治療後の、歯の色について 

歯の神経治療をした後、歯の色が隣の歯と違う場合

watashi.jpg

歯の色が隣の歯と違うな。

もしくは歯の神経の治療をしたのに歯の色が、昔神経の治療をした歯の色がなんか変わってきたな。

以前詰め物をしたところの歯が変な感じ。

特に今までそんな歯の虫歯とかで大きく穴が開いて痛みが出たわけでもないのに。

こんなことも実はあるのです。


例えば花束、バラの花束をイメージしてみてください。

バラの花束、花束になるまでは土に植わっていましたよね。

ですから長く元気にきれいな花を咲かせていることができます。


しかしお花屋さんで同じバラの花束なのに値段が違うバラがある。


経験したことありませんでしょうか。


実はその値段の差は茎の長さだったりすることがあるのです。

花束にした時の花束の長さだったりするのです。

そしてつぼみの大きさ。

では何故茎が長いと値段が高いのでしょうか。

茎の中には栄養があるのです。

土から切り取られた花は、土から根から栄養を得ることはできなくなるのです。

つまりちょん切られた状態になります。

残っている茎の栄養によってのみ栄養が送られることになるのです。

短い茎だとすぐに栄養はなくなります。

長い茎だと長期間栄養が供給されます。

それによりつまり花の美しさを保つ時期が変わるのです。

ですから花瓶に入れる用のバラと花束で渡すためのバラで、茎の長さを変えられるそうです。


歯の神経も同じように、歯の神経の治療が終わった瞬間はまだ歯の色はそれほど変わっていません。

歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?
歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?

しかし歯の神経の治療をし、その後期間が経つとだんだんとその歯の色は黒くなっていきます。


歯の神経を治療した時点で歯に送られてくる神経や血管は切断されていますので栄養は供給され続けるということではなくなるのです。


残っている状態のものがどれほど続くか、そしてそこにどれほどのバイ菌が入ってこない状態なのか。

歯の神経を取ってしまった歯は非常にもろくなります。

10分の1以下の強度にしかなりません。

例えば生きている木の枝と枯れ木の木の枝、同じ太さ長さであっても曲げてみるとすぐに分かります。

生きている木の枝はたわみますし、折れるということはまずないです。


しかしながら枯れ木の場合には簡単にポキッと折れてしまいますよね。

中を見ても乾いていますよね。


歯の神経を取った歯も同じ状態です。

ですから過去に治療した歯であっても期間が経つと栄養が充分行き渡ることはできませんので、歯の色が変わってきたりします。

また長年使っていると封鎖されてバイ菌が入らない状態であったとしても、ヒビが入ったり亀裂が入ったり、そういうところからさらにバイ菌が入ってきたり。

そしてまた色が変わっていくのです。

徐々に徐々に進行する場合、この場合も痛みをあまり感じることはないのです。


次に何かにぶつけた、転んだ。例えばぶつけた場合、指の神経は指だけに神経があるわけではないのです。

脳と繋がっているのです。

その途中もすべて神経が1本の糸で繋がっているのです。

歯をぶつけた場合、歯は微少ですが動きます。

その時にプチンて切れちゃうのです。

神経や血管が切れてしまうことがあるのです。


その場合そっと動かないように隣の歯と留めたり、固定したりということが行なわれます。

栄養状態とか年齢とか個人差がありますが、ある程度の期間そのような状態で維持していくとまた神経や血管が繋がることもあります。

しかしながら繋がらないこともあるのです。


電気部品の部品交換とは違いますので、その神経が生き永らえることができるのかどうかというのは1ヶ月2ヵ月程度の経過では分かりません。

半年とか1年とかいう経過を見ないとはっきりもうこの歯は大丈夫ですよと言うことは申し上げられることはありません。

ですので逆に何もしない、何もせずに待つという時期が必要なのです。


逆に神経を取ってしまえばもうその時点で蘇ることはありませんから、本当に神経が助からないという状況が分かってから治療しても遅くはないのです。

そしてぶつけた時というのは、歯だけをぶつけるのではなく一緒に唇や顎をぶつけたりします。

もしくは歯をぶつけたとしても、歯の衝撃が周囲の肉や骨に衝撃が行きます。

そうすると全体に痛みが出たり腫れたりします。

人間の脳というのは、もっとも痛いところを痛いというふうに感じる脳になっています。


いくつもの場所を同時に痛いという認識は実は苦手なのです。

例えば指でフライパンとか熱い物を触ると痛いと感じますよね。


これ理科とか生物で習われた方はご存知かもしれません。

これは電気信号で脳に伝えているのです。

カエルの神経に電気を流すと足がピクピク動く。


こんな実験をされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

つまり痛みとは痛みを衝撃を受けた場所から脳への電気信号の強さなのです。

同時にいろんなところから電気信号が脳にきた場合には、脳はそれを事細かく判断することは難しいのです。


何故なら生命の危機に関わるような痛みの場合には早くそこから逃げなければいけません。


つまり脳は非常に優秀ですね。

優先順位というのをつけます。

何個か気になるところがあったとしても、それを同時に処理するということもありますが、強い痛みがきた場合には他の弱い電気信号は無視し、最も強い電気信号を優先し処理しようとするのです。

つまり何か事故とかで怪我をして、いろんな個所を打ったとして「ああ、ここ痛かったわ」というふうに思っていて、ふと見ると手が痛かったのに、あれ?足も怪我をしている、腕も怪我している、その見た瞬間、足が痛くなったり、腕が痛くなったり。


人間の脳というのは最も痛い、痛みを感じさせた強い痛みを痛いと感じる脳なのです。

ですから打った衝撃により歯以外のところ、例えば唇をキズしたとか歯茎から出血した、鼻も打ったとか、顎を打った、下顎を打てば顎の関節にまで衝撃が走ります。その中で1番痛いところを痛いと判断しますから「歯の神経が切れた」という場合であっても、そこを感じないということがあるのです。


そこが変だというふうにまったく感じないことがあるのです。


他の症状が和らぎ、腫れが引き、そしてふと何か食事をした時に、あれ?何か噛んだ感覚が違うな、ということでお見えになられる方も多くいらっしゃいます。


そして人間の脳は一番痛いところの痛みが引いた時、つまり電気信号は一番強かったところの電気信号は弱くなるのです。


いろんなところから常に電気信号が来ていますので、次に来ている電気信号部分に意識が集中します。

よく何ヶ所か歯の治療でまず痛いところから。


痛いところの応急処置が終わった途端、次にこっちの歯が痛くなった。次こっちの歯が、次こっちの歯が、とおっしゃられる方、実は以前から悪い状態があったのですが、最初は気にならなかった。気にならなかった。それが気になってくる。それはよくあることなのです。

そして痛みを感じずにとうとう神経・血管が死んでしますということもあるのです。

その期間の間にどんどんどんどんそれぞれの部位では状態が悪化して行きます。


ですので沁みるとか、そういうことを経験せずしていきなり根っこが膿んだり腫れたりということもあるのです。

それを痛みがないからと放置していくと、バイ菌はどんどん奥へ奥へと進行します。

歯の大切さはご自身が歯を失ってみてはじめてわかる

歯の神経だけでなく、歯の周りを取り囲んでいる骨、骨が歯を支えているから。

例えば畑の大根であれば、土が大根を支えているから、大根は抜けないのです。周りの土が崩れたら大根は勝手に倒れます。

歯も同じで骨がなくなれば歯は簡単に歯医者が抜こうとせずともポロリと抜けてきます。


ですので症状がないからといって骨が溶け始めている状態を放っておくというのはあまりお勧めはしません。


歯の神経治療をお考えの方は、

まずは歯の構造をよくお知りになって下さい。





原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)






2015.08.28歯を削ることが悪い、というわけではありません。咬合調整についてお話します

歯を削った方がいいのと、削らない方がいいのと、という話しであれば、もちろん削らない方がいいかもしれません。


しかし、歯は多少削っても大丈夫です。


「歯を削られた」

「歯を削られたことがショックで・・」

というご相談を非常に多く頂きます。


歯を削らない=善

歯を削る=悪


と思っていらっしゃるからだと、思います。


最近は

「歯を削らない治療」がいいとされているので

患者さんはその「削らない」「削る」ということに

とても敏感に反応される方が増えてきたということでしょう。


では、歯を削る

ということについてお話します。


そもそも、歯は元々磨り減って削れていくものなのです。

機械的に削らなくても

日々毎回のお食事でもって

寝ている間の歯軋り(歯軋りはみなさんされています)によって

削れていっています。


まずはそのことを知って下さい。


8020」という言葉、聞いたことありますでしょうか。

80歳で20本の歯を残しましょう」という標語です。


そのような標語が言われているのにはワケがあります。


つまり現在の日本には

80歳で20本の歯が残っていらっしゃる方が非常に少ないということです。


実際にご自身の歯がすべて残っていらっしゃる方は「8028」になります。

80歳で、28本全部の歯が残っているわけですから

「8028」です。


すべての歯が残っていらっしゃる方、実際にいらっしゃるんですね。

当院にも時々お越しになられます。


そのような方々のお口の中、どのようになっていると思われますか?

若い方と同じような歯の形態をしていると思いますか?


どうなっているか?

こんな感じになります。

PB090065.jpg


実は歯の頭の部分は、頭の部分が均一に磨り減っています


例えば車のタイヤを長年交換しなかったとイメージしてください。


タイヤは磨り減り、溝が浅くなっていきます。


ほぼ均等にタイヤが磨り減っていきますよね。

それと同じように歯も全体に磨り減っていきます。


縄文人や弥生人の骨が見つかることがありますが、その中である程度年齢を重ねて亡くなられた方は歯がありません。


歯が磨り減ってしまって歯の頭がありません。


若い時にはケガや病気で亡くなります。

ある程度年齢を重ねていくうちに、歯が磨り減ってなくなり、噛むということ自体が出来なくなるということが昔は寿命だったんだと考えられています。


つまり昔は火のない硬い物、砂混じりの硬いお食事をしなければいけなかったのです。


そして歯の頭がなくなるということ自体が死に繋がっていったのです。

では歯が均等に当たっている場合には、残っているすべての歯で力を均等に分散し、力をわけわけして支えていくことができます。


ところが早く当たる場所がある場合やうまく歯が磨り減っていない歯がある場合、どういうふうになっているのかっていいますと、噛んだ時に早く当たるところができてしまいます。


その早く当たるところには本来受け持つ力の何倍もの力が掛かってしまうんですね。 

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早く当たる場所に力が集中しますから、そこは耐え切れなくなって欠けたり割れたりします。

いわゆる歯が溶けていくという状態です。

虫歯とは違います。


歯が欠ける、割れるということが起こります。


同じ1本の歯でありながら、一部分が割れる・欠けるということです。


そこが割れますと次の歯の、次に当たる部分ができてきます。


そこには当然本来の受け持つ力の同じように何倍もの力が掛かってきます。


また割れます。


そしてまた次に早く当たるところが当たってきます。

また割れます。


そして次々に欠けて割れていくんです。

しかし、その隣はどうでしょうか。


まったく今まで当たったこともない、過去何十年において噛むのに参加してきたこともなかったのであろう、生まれた放出したばかりという解剖学的なきれいな尖がった歯があるんですね。


つまりきれいな歯があって、その横の歯はない、ない、ということになってしまうのです。


つまり歯は解剖学的なきれいな歯が入ればいいのかというと、実はそうではなく力を28本の歯で力を分散し、均等に磨り減らしながら、いい具合に磨り減っていく。年齢を重ねると腰や関節が曲がってきます。


それに応じて顎の位置関係も変わってきます。


歯は一生動き続けますし、顎の位置も変わっていきます。


それに応じて磨り減っていく。

実はすごく大事なことです。


そのように均等に磨り減ることによって多くの歯が残るということになるのです。


1本だけ早く当たるところがある、強く当たるところがある、ギリギリする時に引っかかるところがある、という歯は逆に早くその寿命を迎えてしまうのです。

ですからただ単に歯を削った方がいいのか、削らなくて済むのであればという発想ではなく、全体のバランスということが重要なのです。


歯の治療はお口全体の噛み合わせのバランスをみながら

削る必要があるのか

ないのか、ということが決まってくるのです。

2015.08.28歯の神経が死んでしまうとは?

歯の神経が死んでしまうとは?

 

例えば歯に食べ残しがあり、そこに虫歯菌が繁殖し、そうすると歯の表面が一層溶けていきます。


そうすると歯がしみるうになります。

歯の大切さはご自身が歯を失ってみてはじめてわかる

それを放置するとさらにさらに穴が開いていきます。


歯が溶けて穴が開いていきます。


イメージしてみてください。


バケツに水が入っていると思って下さい。

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バケツに小さなキズがあったとしも大した問題は起こりません。

しかしどんどんどんどんバケツにキズが付くと穴が開いていきます。


そうすると中に入っている水が溢れ出します。


これが穴が歯の神経・血管に到達した状態だと思って下さい。

そこには防ぐことの出来ない穴が開いてしまうのです。

そうするとバイ菌がもう入り放題です。


大事に大事に硬い壁、エナメル質、歯のの壁、象牙質で覆われていた

歯の神経や血管が露出してしまうのです。


水の入ったバケツがある程度の衝撃に対しても耐え切れる状態だったのが何度も何度も擦れるうちに小さい穴が開くたびに、完全に穴が開くことによって、そこに穴が開いてしまい、そこからどんどんどんどん広がっていってしまうのです。


バイ菌にとって実は神経や血管・血液、これは重要な栄養素なのです。

とっても美味しい大好物なのです。


もちろん人間の体はバイ菌が入ってきた時には、そのバイ菌に対して戦おうという免疫という防御機構があります。


しかしながら余りにバイ菌の量が多いとその防御機構で食い止ることはできなくなるのです。


ですのでバイ菌はどんどんどんどん増殖を続けていきます。

最初は歯の表面だけだったんですが、歯の神経・血管にまで到達することが出来ればそのバイ菌は一気に歯の神経・血管をやっつけていきます。


そして最初は歯が沁みたり、痛んだり、ズキズキということが起こっていくのですが、それはバイ菌と戦っている証拠でもあるのです。


これが負けると痛みを感じなくなっていくのです。


よく歯を治療せずにほったらかしにしていたら、

「歯がボロボロと欠けていった」

「痛みが和らいだ」

「痛みが止まった」

ということが、あります。


例えばこの時期に痛み止めの薬を飲むという行為は、確かに日常生活において痛みを和らげる、戦っているその痛みを、戦っているということを脳に知らせようとしている報告を警告を一生懸命、一生懸命体は送ってくるのですが、それに対してそれを無視しろというのが、これが痛み止めなのです。


特に昨今、痛み止め、以前であれば病院から処方箋がないと薬局から出せないような強い痛み止めの薬が日常的に薬局で買うことができるようになってきましたので、簡単にそういうお薬を手に入れることができています。

その影響もあってか虫歯が本当に進んでしまってから来られる方が増えているようにも思います。


すでに歯の神経が死んでしまっている方がいらっしゃるのです。


通常であれば歯の神経とバイ菌が戦い、「痛い、しみる」とのことで来られていたはずなのですが、その痛みも痛み止めの薬を飲むことにより痛みを止めるというのはバイ菌を殺すお薬ではありませんから、治っているわけではありません。


ただ日常的に痛みを感じることが減りますので、そういうお薬を取ってしまうお気持ちはよくわかります。


しかしながら歯は自然に治りませんので、どんどん悪い状況になっていきます。


そしてとうとう歯の神経や血管が死んでしまった時には、逆にまったく痛みを感じなくなってしまうのです。


ではそのバイ菌達はどうするのか。


さらにさらに歯の奥へ奥へ侵入して行きます。

そして歯の根っこを越えて、根っこ周囲にある骨や歯茎を溶かしていくのです。

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その時点で、バイ菌の住処である根管の中、そこを早く掃除してあげないとどんどんどんどんバイ菌は奥へ奥へと入っていきます。


ですから歯の神経を取る治療というのは歯の神経を取る治療だと思われている方が多いんですが、実はこの時点では死んでしまった、バイ菌に侵されて神経が死んでしまっていて、神経が残っているのではなく神経が腐ってしまった、生きていない神経がそこにいるのです。


つまり生ゴミが腐敗していっている状態だということです。


そうするとにおうと臭いですよね。


発酵食品を思い浮かべていただくと膨らんできますよね。


腐っていくとガスを出すのです。


そうすると圧力が高まります。

そうすると歯の神経は死んではいるんだけれども、周りの骨や歯茎が溶かされることによりそこで顔が腫れてくるような方までいらっしゃいます。

歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?

すでに歯の神経の治療で神経を取ってしまった方でバイ菌に侵された場合にはいきなりこの状態にまでなってしまうこともあります。


この場合には早く根っこの中をバイ菌が少ない状態に減らしてあげるということが必要です。


では歯を支えている骨を溶かしたバイ菌達はどこへ行くのでしょうか。

実は歯の神経というのは脳と繋がっているのです。


例えば指先、指先の神経は指先だけでしょうか。


これは脳から繋がった神経なのです。


その一部に過ぎないのです。


つまりバイ菌は歯の中の神経だけを死なせるわけではなく、さらには歯の外の周囲の骨や歯茎の神経も殺して行きます。


そして骨を溶かしていくのです。


そしてとうとうその奥には太い神経・血管が控えているのです。


そこにたどり着いたバイ菌はどうなるんでしょう。


一気に全身を巡って行ってしまうのです。


心筋梗塞、聞かれたことありますでしょうか。


心臓の血管が物が詰まって血が流れにくくなってしまった状態。


よく動脈硬化や全身糖尿病やそういうことが大きく取り沙汰されていますが、その詰まっているのは何だろうと研究した先生がいらっしゃいました。


実はその詰まっている物の中にいくつもの口の中の歯周病菌、バイ菌が見つかっているのです。


つまり口の中にいたバイ菌がそういう心臓の中で発見されたり、誤嚥性肺炎といって肺炎の中で肺炎球菌といっしょに肺炎を起こしていたり、口の中だけに留まらず全身にまで影響を及ぼしているのです。


ですから歯の神経の治療をした方が良いのか、しない方が良いのかと単純に考えたならば、神経の治療は神経が生きているのであれば残せる方向で治療してもいいと思いますが、それを越えてしまった場合には早くそういう治療を行なわないと全身に対して影響を及ぼす。


また上の歯の場合には歯の根の奥には鼻の部屋があります。


鼻の部屋にバイ菌が侵入していってしまうのです。


ただ単に歯や口だけの問題ではなくなり、鼻の手術を含めた処置が必要になったりもするのです。


水の入ったバケツに穴が開いた場合には水が流れ出ます。

どんどん流れ出ます。

決して歯の葉1本を最終的に抜けば済むという問題ではなくなることもあるのです。


次にです。


重たい物はみんなで持ったほうがいいですよね。


ところが他の歯に比べ早く当たる歯がある場合には、例えば飛び出してくる歯とかです。


歯は一生動き続けます。


後ろから前に下から上にというふうに歯は動いていくのです。

例えば砂場で手を置いてかき寄せてみてください。


砂が盛り上がってきますよね。


そのように動きがあれば歯も同じように飛び出ていくのです。


そうすると重たい物をみんなで均等に力をわけわけして持っていれば大丈夫ですが、一人だけが飛び出るとその飛び出た歯に力が集中します。


押されて押されて、満員電車で押されてすごく痛いですよね。


横の人が退いてくれてよけられたらいいですよね。


でも歯は顎の骨の中に埋もれているのです。

支えられているのです。


どこへでもは動いていけないのです。

ついには割れてしまうこともあるのです。

今まで虫歯なんかまったくなかった。


虫歯なんかなったこともなかった。


なのに突如すごい痛みが。

その痛いという場所を観察すると、レントゲンを見ても、肉眼的にも何もないんです。

ただ押さえると痛いんです。


すごく痛いですからあまり強く抑えることはできません。


よく見ると亀裂が何本も入っています。


触ると痛いので麻酔をし、麻酔をしましたから強く押さえても痛みません。

強く押さえるとそこから血がじわぁっと浮き出てきます。

そうです、歯が真っ二つに落花生のごとく割れていたのです。


歯は徐々に徐々に溶けてくることによっても穴が開きますが、そのような衝撃的な一撃によっても歯は割れるのです。


この場合は一気に神経・血管のいるところまで真っ二つに割れるのです。


バケツに入った水がちょっとづつちょっとづつ欠けて行き穴が開くのと同じように小さい力ではそうですが、大きい衝撃がバーンとかかった時、バケツが一気に真っ二つに割れますよね。


砕け散りますよね。

そのように歯も割れるのです。


その場合はいきなり歯の神経が口の中に露出しますからものすごい痛みとなります。


小さい穴が開いて水が出るのであればそれを防げばいいのですが、大きく真っ二つに割れた場合は残念ながら封鎖することはできません。


この場合にも早く神経を除けてあげないと痛みを抑えてあげることはできなくなるのです。


ですのでバイ菌による影響と力による影響、そういう大きい二つの理由、そしてその組み合わせというのがありますので、今まで虫歯がなかったからといって安心もなかなかできないのです。

2015.08.27歯の神経を取らずにすむ条件とは?

「歯の神経を抜かないといけないと言われたが、抜かずになんとかなりませんか?」というご質問を多く頂きます。

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このような質問の回答に関しては、まずそれぞれの先生によって専門が違うということが一つ大きいことがあります。

お医者さんであれば内科とか外科、いろいろあります。

同じように歯科でもいろんな実は専門があります。

看板とかに書いてはいけないという決まりがあるので、皆様方はあまりご存じないかもしれません。

詳しくは「専門の違い」のページをご覧下さい。


同じ患者さんが行かれたとしても、それぞれの先生の専門の立場で診断をし、治療の方針を立てますので、診断も治療方針も大きく変わります。

今回「歯の神経を抜かないといけないか?」という質問を言われた方々のお口の中を拝見すると、大きく二つに分かれます。

一つ目は神経が今まさにこの治療をしようとする際に、本当に神経を抜かないといけないという状況にある時。

「このままでは神経が死んでしまうので神経を取りましょう」という、「今は元気な神経であるけれども」という状態。


もう一つは既に神経が死んでいる、もしくは死にかけている

そのことによって今神経だった部分が腐敗している場合、要は「生ゴミとかが腐った状態だと思ってください。」という状況です。

なのでそのままにしておくと、どんどんどんどん腐っていくので除けなければいけない

つまり死んだ神経、もしくは死にかけている神経を除去しようというケース、

生きている元気な神経を取るのではなく、腐敗したものを除けようという意味合いで先生がそのように神経と取らないといけませんというお話しをされている。

この二つの大きなケースがあります。


すでに死んでいる神経、もうほとんど既に死んでしまっている神経、これはいくら専門が違うと言えど神様ではありませんので、その神経を蘇らせることは出来ません。

ですので、この場合にはきれいにその部分を除去し、清掃し、消毒し、治療ということが必要になります。

ここの処置に関してはほぼ同じです。

消毒の仕方は違います。

次にこの治療をするにあたって神経に触れるかもしれないので、神経を取る可能性があると言われた場合のお話しです。

通常歯科の治療ではどういうことを基準にするかということを大学で教わっているかと言いますと、

黒く歯が変色している部分、いわゆる目で見てわかる虫歯というもの。

そして虫歯菌というのは顕微鏡で見ないと見えないサイズですので、目で見て虫歯の部分を確認するということは出来ません。

ですので「う蝕検知液」というお薬があります。

その「う蝕検知液」を虫歯であろう個所に色を付けるわけです。

そうすると虫歯菌が多く残っている部分が赤く色が染まり、その部分を削って除けるという処置をいたします。

例えば転んで怪我をしたとしましょう。

その時に少し血がにじむことがあると思います。

もし表面に太い神経や血管があったら血が噴水のように飛び出してきます。

つまり太い神経や血管というのは人間の表面ではなく中のほうにあります。

歯も同じです。

歯の内部の深い部分には太い神経・血管があるのです。

そこを少しでも傷を付けると、例えば風船に針を刺すイメージです。

一気にパーンとはじけ飛ぶようにして、そこから血液が流れ出てきます。

もうこうなると何もすることはできません。

台風で強い風が吹いてくるのを立ち向かってそれに向かっていくようなイメージ。

流れ溢れ出てくる水を止めるということが必要なのですがそれはできません。

ですのでそこの太い神経・血管の近くを触るということが、神経を触ってしまえば中の状態がどうであろうと神経の治療を施すというのが常識となっております。

吉本歯科医院では、そういうことをすれば神経を取るという結果になりますので、神経の近くの虫歯部分を削るということ自体を行っておりません。

そこの部分を削らずとも置いておいても大丈夫なように消毒をし、菌を殺すという処置をしてしまうのです。

つまり神経・血管に近い部分を触らないということです。

触るから神経を取らなくてはいけなくなるのです。

ですから前の先生の所でぎりぎりまで悪いところを除けて、「ちょっと様子を見てみましょう」という処置をされてしまった時には、もうすでにぎりぎりのところまで穴が開いておりますので残念ながら、そのような殺菌をするという処置、もうすでに壁が取り払われていますので、そういうお薬を施すということが、もうすでに出来ない状況になっておりますので、やり方が変わってしまうのです。


テレビのコマーシャルで「隅々まで効くナントカ」という消毒薬、殺虫剤ありますよね。

あれを使うと煙が部屋の隅々まで充満して、隅々までバイ菌を殺すということが出来るということです。

イメージしてみてください。

この時に窓や戸を開けっ放しにしていたら全開にしていたらどうでしょう。

お薬はその窓から漏れ出し、そちらの流れの方が強いですから隅々にまでは煙が行き渡りません。

つまり薬が行き渡らないのです。

その薬を行き渡らせるためには、密閉する、封鎖するということが重要になってきます。


この密閉させるために表面の一層の糊しろになる部分、この部分はきれいな新鮮な場所がないといけませんので、そこは一層削ってきれいにします

しかし神経に近い部分の虫歯と言われている真っ黒い部分、ここを触ると神経を取らないといけなくなります。


ですので、その部分を触らずに殺菌して、殺菌剤を入れて封鎖し、殺菌するということをすれば神経を触らずに神経近辺のバイ菌を殺すことができるのです。

しかしながらほとんどの神経がもうすでに死にかけている、その場合にはいくら殺菌剤といえど効かないことはあります。


例えばインフルエンザ、思い出してみてください。

インフルエンザのお薬、「発症して何十時間以内にお薬を飲まないと効かない」ということをお聞きになられたこともあるのではないでしょうか。

つまり菌がある程度の量の場合には殺菌剤というのは効くのです。


しかしながら菌が増殖してしまって、ものすごい量の数になってしまってからではいくら薬と言えども充分にそれを押さえ込むことはできないのです。

ですからその発症している時期によって薬の効く効かないというのが決まるのです。


第一段階としてはその糊しろ部分を作れるかどうか。

そしてその薬を入れることによって密閉できるかどうかという状況によって変わるのです。


つまりもっと言えば乾かせるかどうか、「乾かせる部分にご自身の歯が残っているかどうか」ということが大事になります。


乾いた紙は糊でくっつきます。

濡れた紙はくっつきません。


一部分がくっついたとしても一部分が濡れていればそこから薬が漏れ出したり、そこに唾液や血が流れ込んできます。

また濡れてしまうのです。


一緒にバイ菌も入ってきてしまうのです。

ですからそういう条件を満たすことができれば神経を残すことは充分にできます。


ほとんどの方がこのケースに該当しますので初期の虫歯で、初めてこれは触ると神経を取らなければいけないかもしれない。

という診断を行なわれた場合に限っては、吉本歯科医院ではほとんど神経を取らずに治療ができております。

しかしながらもう既に死んでしまった神経の状態であるとか、既にもう歯茎の奥深く、骨のすぐ近くにまでバイ菌が進行し封鎖をできないという状況になられた方の場合には、残念ながら封鎖することができませんので殺菌ができません。


ですのでこの場合は神経を取ったり、歯を抜いたりする処置が必要になることはあります。

2015.08.27「噛める」ということと「見た目」は違います。歯の被せものをする時に神経を取るか取らないか

歯に被せ物をする時に神経を取るか取らないか。

神経を取ったほうがいいの?

取らないほうがいいの?

当然歯の神経は、残せるのであれば残したほうがいい。

ただし、出来ることと、出来ないことがあります。


そのメリットとデメリットをどちらをその患者さん自身が優先されるかによって、その価値観によって変わると思ってください。

例えば車をイメージしてみてください。

普通自動車、4つタイヤが付いていますよね。

車は道路の上を走りますよね。

道路がありますよね。

決して宙を浮いて飛んでいるわけではないですよね。

ということは、道路という相手があって、そこにタイヤがあるのです。


つまりタイヤは4つとも同じサイズをおそらく選ばれていると思います。

違うサイズのタイヤを履いている車はいないですよね。


歯も実は、上の前歯を治療すると思ってください。

噛みあう相手、下の前歯がいるのです。

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下の奥歯を治療すると思ってください。

噛み合う相手、上の歯がありますよね。


つまりいくらでも好きなだけ大きい歯を作れるわけではないのです。

いくらでも小さい歯を作れるわけではないのです。


噛み合う相手、歯と歯が接することによってお食事という行為ができています。

歯に何の問題もなく、お食事をされている時には

意識することはないかと思いますが、

「噛める」という行為は、このようになっています。


歯と歯が当たっていないとお食事できません。

「いやそれでもいいから見た目をきれいにしたい。」

それはそれでいいと思います。

ただし、噛めるということは諦めないといけません

噛める機能というところと、見た目というところはまったく目的とするところ自体が違うのです。

つまりこの1本の歯を大きい歯にしたい、小さい歯にしたい、ということはつまり、言うなれば4つタイヤがある車で1本だけタイヤの大きさを大きくしたい、ちっちゃくしたい、ということと実は同じなのです。

仮に大きいタイヤにしてみたと思ってください。

まず真直ぐ走ることは出来ません。

そして室内はどうでしょうか。

すごく傾いている感じしませんか。

そう傾いているのです。


歯の中には神経・血管があるのです。

仮に削って被せモノをした。

削らずに被せができたらいいですよね。

削らずに被せをしたらどうなるんでしょう。

例えば口の中で髪が紛れ込んで髪を噛んだとしてみてください。


違和感を感じられますよね。

つまり上と下の歯が当たるタイミングというのは実は決まっているのです。

髪1本の高さの差が出ただけで、それは違和感になります。

噛めないということになるのです。


つまり最終的な歯の形態は実は決まっているのです。

じゃあ、そこに隙間に何か入れるのか。

削らずに間に入れるということはできるんでしょうか。

少ししか削らない場合は、ほとんど削らなくていい場合というのは、上と下の歯が当たらない場所に作る場合にできます。


例えば吉本歯科医院では硬質金合金という接着ブリッジに使うような合金を使って治療することがあります。

非常に薄いです。

0.何ミリという世界での修復物を作ることが可能になります。

ですから違和感は実は少ない。

そして歯というのはそもそも磨り減っていくものです。

経年的に。

歯には山や谷があり、例えば糸切り歯だったら尖っていたりします。


8020って聞かれたことあるでしょうか。

80歳で20本の歯を残しましょうという標語です。

何故そんな標語ができたのか?

80歳で20本の歯が残っている方が非常に少ないからです。


実際にほとんどの歯をすべて残している方っていらっしゃるんですね。

その方のお口の中どうなっていると思われますか。

きれいな歯がきれいなまま、生まれたての歯がそのまま残っていると思われるでしょうか。

そんなことはないのです。

ほとんどの歯が残ってはいますが、歯の頭は山や谷は磨り減って臼状になっています。

すり鉢状になっています。

PB090065.jpg


古代人、縄文時代や弥生時代の方の遺骨が出てくることがあります。

昔の人達の寿命は短いと言われています。

確かにそうです。

では何故寿命が短かったのか。

病院がなかった、薬がなかった、怪我しても治療することができなかった、いろんな原因があります。

その中でも歯の頭が磨り減って亡くなっている方いらっしゃるんです。

昔の食事は現代と違い、生肉であったり、大した調理法もできません。

柔らかいお肉なんかなかったんですね。

硬い食事です。

砂混じりの食事です。

すごく硬い食事だったんです。


ですから顎は当然成長しますし、歯も磨り減っていったのです。

歯の頭が磨り減ると、当然歯医者さんなんか昔いませんから、歯の痛みを取るなんてことも出来ません。

そして歯の山谷がどんどん磨り減り、臼状になり、歯の頭がなくなると、お食事を取るということができなくなります。

ですので

食事を取れない=昔においては寿命

ということだったのです。


つまり歯は磨り減ってなくなっていくものです。


きれいな歯が残っている方ももちろんあります。

それは狩猟とかで怪我をした、などで若い時に亡くなられた方、そういう方はきれいな歯のままで残っております。


では話し戻ります。

歯の最終的な被せをした時の形態、実はそれは最初にあった歯の形態以外の何ものでもないのです。

それ以上大きいものを作れば髪の毛を噛んでいるのと同じようにきちんと噛むということすらできなくなる。

では歯の中はどうなのか。

生きている歯の場合には神経・血管があります。

車でいう室内空間と一緒なのです。

中も外も限られているのです。

削れる量は非常に限られているのです。

つまり削った量が最終的に被せをする修復物の厚みということになります。


車のタイヤが1本だけ大きいサイズ、倍くらいのサイズのタイヤを履けば当然それは走れなくなりますし、室内は傾いてしまって真直ぐな状態は維持できなくなります。

歯で言えば噛み合う相手がいるわけです。

上の歯であれば下の歯、下の歯であれば上の歯があるわけです。

隣り合う歯も決まっているわけです。

そして内部には神経・血管のいる場所がいるのです。

神経・血管に触ると一気に血液が溢れ出します。

血が流れてくるんです。

水の入ったバケツに穴が開いたのと同じように一気に水が出てくるのです。

そうすると周りがベシャベシャに濡れてしまいますよね。


乾いた紙同士であれば糊でくっ付けることができますが、濡れた状態の紙ではくっ付きません。

くっ付いたとしても、一部がくっ付いたとしても間はくっ付いていませんからすぐに剥がれたり、その隙間からバイ菌が入ってきてしまいます。


ですから神経を傷つけると神経や血管の入っている歯髄というこの空間・空洞の部分を傷つけると、一気にそれは神経を残すという処置が非常に困難な状況になってしまうのです。

ですからその被せというものの厚みがそこで決まるのです。


歯医者が削りたいから削るとか、削りたくないから削らないとかそういう話しではないのです。

もちろん噛み合う相手を削るというのも一つの手段です。


その噛み合う相手の歯が生きている歯なのか、死んでいる歯なのか。

隣の歯と比べて高さがガタガタになっているのか、真直ぐに擦り合わせられる状況なのか、そういうも検討する事項に入ってきます。

薄くて丈夫な材質であれば歯の神経を残しつつ被せをすることも可能というふうになってくるのです。


その材質の種類によって、例えば保険診療の場合はどういう状態の時にはどういう材質の物を使いなさいと事細かく決められています。

ですから残念ながら、そういう患者様がお望みになられるのは難しいこともあるかもしれません。

それぞれの修復物によりメリットとデメリットがあります。


それぞれのメリット・デメリットを考えた上で、メリット・デメリットを是非知っていただいてお選びいただく。

これがとても重要なことかと思います。


例えば奥歯の被せの場合、吉本歯科医院あればでは10種類以上の種類があります。

何故そんなに10種類もの種類があるのか。


それぞれメリット・デメリットが違うのです。


すべてがいいという物だけではないということです。


そして歯の強度というのはそれぞれ皆さん違うんです。


同じお一人の方であっても、それぞれのお口の中の状況に応じて充分に耐えうる強度があるのかどうか。


そして生きている歯なのか死んでいる歯なのか。


死んでいる歯であり何回も治療を受けている歯なのか、残ってらっしゃるご自身の歯の厚みがある方なのか、ない方なのか。

すでに死んでしまってから、だいぶんの期間が経ってしまっている状態なのか。

今回初めて神経を取る歯なのか、生きている歯なのか、まったく残っているご自身の根の、根自体の強度も違うのです。

確かに硬くて丈夫な物ほど、その被せ物自体としては長く持つかもしれない。

しかしながらご自身の根っこそのものがその強度に耐え得るかどうかはまた別なのです。

また噛み合う相手も強度が大事なのです。


例えば相手がインプラントというすごく噛めるようなものであったとしたら、じゃあそこのガンガンと噛み合う相手だから丈夫な物がいいだろうといって非常に硬い材質を選ばれると、ガチガチガチガチものすごい力がそこでぶつかり合います。

そうすると被せ物は割れなくともその下のご自身の根っこであったり、骨であったり、そういうところに、または顎の関節であったり、いろんなところに衝撃が伝わります。

そういういろんなことを含めて検討した上で被せ物の種類というのは決まっていきます。

もう一度申しますと、被せをする時には噛み合う相手のおる場所、そして内側の神経の場所というのが決まっています。

車でいうタイヤ、大きいのもちっちゃいのもダメなのです。

その範囲内でしか被せ物をすることはできません。


そして薄いと色が透けてしまいますよね。

パッと見、わからないきれいな歯を入れたい、白い歯を入れたいと思った時には、どんなにきれいな鮮やかな色であったとしても、白い画用紙に描けば鮮やかですが、黒い紙に描けば鮮やかではないですよね。

同じ色であったとしても、その画用紙、下地によって見え方は全く違うのです。

ですからパッと見の見た目を優先するならば、下地が透けないようなある程度の厚みを確保した状態でないと、下地が透けて全く違う色に見えてしまいます。

その場合には、外の部分が限られていますから中の部分を削って調整。

その場合には神経を触らなければいけないということも出てくることもあります。

また元々あった歯の向きは、力でいうと、家で言うと柱の向きです。

その柱の向きに力が加わる状態にすれば、強度は強くなるでしょう。

しかしそこに飛び出た出っ歯のような場所にいて、その出っ歯のようなその向きそのものがイヤだという方の場合には、軸の方向・向き、柱の向き・方向を変えなければいけません。


ですから例えば家で言うとベランダですよね。

横にはみ出したような形。


そういうふうに本来の柱の向きとは違う向きに物を作ろうとするならば、その向きを変えるためには中の神経・血管は真直ぐに、元々の柱の方向にしかありませんから、神経の治療をしなければ向きを変えることはできないということもかかってきます。

最終的に求められたい状況、そしてそれによって起こるメリットとデメリット。

そのあたりも含めて検討する必要があると思います。

2015.08.26歯は一生動き続けることを、知っていますか?

「10年後の患者様の歯の健康を見据えて治療に当たること」

これは私の診療理念として

開業以来かかげていることのひとつです。


【診療理念】

 

  1. 自分の家族にできる治療かどうか
  2. 私自信が受けたい治療かどうか
  3. 10年後の患者様の歯の健康を見据えて治療に当たること

 

今回は「「10年後の患者様の歯の健康を見据えて治療に当たること」

について私の考えている具体的な内容をお話しします。


人間の歯は一生動き続けます。

歯は体の姿勢によっても変わってきます。


る程度年を取られると皆さん姿勢が変わってきます。


たとえば家を建てるとしましょう。

最初は夫婦二人かもしれません。

将来子供が出来るかもしれません。

孫たちが帰ってくるかもしれません。

そういう風に生活スタイルって将来変わりますよね。

家を建てるとしましょう。

土地を探しましょう。

もともと持っている方もいらっしゃるかもしれません。

土地を探すこともあるかもしれません。

もともとある方もどういう家を建てようか。

その土地の状態に対してどの位の面積に家を建てようかと考えると思います。

たとえば、土地すべてに対して丸々ピッタリ家を建ててしまうと、将来増改築をしたいと思った場合に出来ないですよね。

お口の中もいっしょなんです。


歯の治療をした、たとえばインプラント治療。

すごくいい治療で今まで噛めなかった方が噛めるようになったり、良くなっていきます。

しかしながら、口の中にはインプラント以外のもともとあるご自身の歯もあるわけです。

残念ながら神様は人間のこの寿命、こんなに長く長生きするような超高齢化社会が来るなんて予想だにされてなかったんでしょう。

とてもそれに追いつくような歯の強度は与えてくれていません。

802080歳で20本の歯を残しましょう、と言われていますが

実際にそれを達成されている方もいらっしゃるわけです。

きちんときれいな歯が残っている人、いないんですね。

確かに歯の本数はあります。

歯の本数はあるんですが、歯の頭のエナメル質という、いわゆる硬い部分は磨り減ってしまってます。

車のタイヤ、ずっと同じタイヤを交換せず走り続けていたら溝がなくなってしまいますよね。

そんなイメージです。

歯の頭が磨り減ってしまうのです。

一時的に今回なくなった歯をインプラントにし、すごく強い歯ができた。

しかし他に残ってらっしゃるご自身の歯がある。

それがいったいいつダメになるのか、将来ダメになる可能性があるということです。

10年後にどの歯がダメになるのか、10年後にお口の中に何が起こるのか、それを最初に設計、プランニング。その時どうするのか、そこを考えておかないと思わぬ予期せぬことになってしまうことがあるのです。

実際にインプラントも開発されて30年、40年となりました。

吉本歯科医院も開業して12年を超えました。

そういう患者さんを診せていただいていると、あの時先生がお話しされていたことがようやく分かりましたというお声を聞くようになりました。

その時には皆さん方は、「今ここだけ何とかすれば」というお気持ちがたぶん強いんだと思います。


しかしながら、その時にする手立てが残っていないと残念ながら出来ること限られてしまうのです。


増改築、これは絶対に将来必要なものです。


将来どういう風になっているのか、その時にどういう風に増築することが出来るのか、どういう風に改築することが出来るのか。

その設計が出来るようなインプラントのシステム、インプラントのメーカー。

その時に潰れてしまっていては増改築することも、外すことも出来ないのです。

以前インプラントのどこのメーカーを使うのか、どういう材質の物を使うのか、ということをお話しさせていただいたこともありますので、詳しくはそちらをご覧くださいね。


10年経った時にダメになる。


そうすると、その時打つ手かないと困ってしまうわけです。


もう1度同じような治療を出来るんでしょうか。


今は非常に元気な方、40代、50代、元気な方。10年経った時に今起こっているお話しとしては、ドクターストップがかかってしまう。

こんな方いらっしゃるんですね。

たとえば高血圧、心筋梗塞、一番最近よく問題なのは、骨粗鬆症です。

骨粗鬆症、すごく今どんどん増えていってます。

そしていい薬が開発されています。

ビスホスホネートに代表されるお薬があります。

すごくいいです。

骨折した人の骨がまた前のようにリハビリを続ければ若い時に近づく、5才若くまで骨が回復する、すごくいい薬です。

今、整形外科だけでなく内科でも外科でも処方されています。

しかしながらすごく良く効く薬、実は薬って...

こんな話し聞いたことはないですか、毒なんです。

良く効く薬ほど毒なんです。

つまり副作用があるということです。

テレビでも何年かに一度そういう放送聞きますよね。

たとえば肝炎、あれは注射が元になったんだ。


また、止血剤。

妊娠されて出血が出たときの、その時のことに使った止血剤、そういうことの副作用で今もお悩みの方、いっぱいいらっしゃるんです。


ビスホスホネート、骨にとってはいいかもしれない。


しかしながら実はすごい副作用があるんです。

どんな副作用か。

歯を抜けない、副作用です。


歯は抜けない、抜かないほうがいいよね。


当たり前ですよね。

抜かないといけない歯なのに、抜くことが出来ないということです。

痛いんです。

患者さんはどうにかして欲しいんです。

抜いてあげたいんです。

残念ながら吉本歯科医院ではそのような患者さんの対応をすことは出来ません。

ですので香川県の総合病院にご紹介させていただきました。

残念ながらそちらでも対応することができず、大阪の総合病院にご紹介されました。

大阪の総合病院に行ったんですけれども、結果は同じでした。

難しいんです。

結局その患者さんはまた吉本歯科医院に戻ってこられました。


痛いんです、疼くんです、腫れるんです、辛いですね。

辛いんですね、としか申し上げることが出来ないんです。


抜いて差し上げることが出来ないんです。


抜くにはリスクが高いんです。

場合によっては入院して抜かなければいけないんです。

大手術しなければいけないんです。

たった1本の歯です。

たった1本の歯を抜くことが出来なくなる。

そういうお薬なんです。

抜くときにやめればいいじゃないか、そんな風に製薬会社は言ってお医者さんに売っています。

残念ながら何年その薬をやめれば大丈夫か。

ないんですね、そんな報告が。


3年と報告している先生もいらっしゃれば、5年と報告をしている先生もおれば、10年経っても全くダメでしたという報告まであります。

もう薬をやめているのに10年経っても歯を1本も抜くことが出来ない。

非常に怖い、いずれそれが出来るような薬が出来るかもしれませんが、現時点においてはまったく目途がたっていないんです。


その時にどういう治療法が選択できるのか。


あの時にスペアタイヤを1本乗せて置けばよかったよね。

そんな話しあるんですね。

あの時いっしょに処置しとけばよかったよね。

そんな話しもあるんです。


10年後ほんとうに元気で、健康で、何の手術も問題ないそんな体を自信持って行く自信ありますか?


10年後は1つの目安です。

20年後、30年後、これは寿命との競争です。

寿命との戦いです。

その時にいかに健康であり続けることができるのか。


昔はよくピンピンコロリと言われました。

今残念ながら何か大きい病気をしたとしても、ほとんどの方が何個もの大きい病気をされているんです。


昔とは時代が違います。

生還できるのです、副作用を持って。

皆さん病気を抱えています。

人によってはこれとこれとこの薬を飲んでいる。


私はもっと飲んでいるわよ。

そんな話しすら聞こえてきます。

健康な人に対する治療法とそういう方でない治療法はまったく違うんですね。

ですから今その時だけ考えていた。

たとえば今インプラントを右にした。


じゃあ左がダメになった時に、そっちは入れ歯。


当院にお悩みでご相談にいらっしゃる患者さんでこういうケースは

非常に多いんですね。

トラブルが出てます。

両足だったら1km、2km歩けるかもしれません。

片足ケンケン何キロ歩けますか。

100mでも大変なんじゃないんでしょうか。健康であれば、健康な足であったとしても100mは無理なんです。

インプラント、ほんとに何でもかんでも噛めるんでしょうか。

インプラントは単なるネジです。

噛めません。本来あるべき設計、本来あるべき強度、本数、ないと折れてしまいます。



お口の中の状況は

家族の移り変わりや、

生活スタイルの変化をみなさん今まさに身をもって体験されていることと

まったく同じなのです。


状況は変化し続けるんです。

歯は一生動き続けているんです。


歯の治療は、「今、この現在だけ」を考えて設計図を

書くのではダメなのです。


10年先に困ったら困った時に考えればいい

というようなものでは、ないのです。

2015.08.25どの歯を残し、どの歯を抜くか?インプラント治療について

インプラント治療について

 

「どの歯を残し、どの歯を抜くか」ということで迷われることが多いかと思います。


確かになるべく多くのご自分の歯を残したいという気持ち、良く分かります。

当院にお越しになられた方も

皆様最初は「1本でも自分の歯を残したい」

そう、おっしゃられます。


そしてインプラントはすごくいいものだと理解されている方が多くいらっしゃいます。

そしてインプラントさえ入れればもう大丈夫だ、

インプラントさえ入れればすべて再生される

そう思っていらっしゃる方、本当に多くいらっしゃいます。


しかしながら、もっともっとインプラントのデメリットというところを知って頂きたいと思います。

「インプラントってすごくいい」

それはすごくいい条件が重なった方のお話しです。


残念ながらインプラントというのは単なるネジです。


ですのでトラブルは当然あります。

そのトラブルの原因がなんなのか、どういう時にトラブルになるのか、ということを是非知って頂きたいのです。


そして実際にインプラント治療を受けようと思う場合には、知っておいて頂きたいのです。


インプラント治療をしてからでは手遅れということがよくあるのです。


ます最初にインプラントとご自身の歯の違い。

まずインプラントは全く動きません。

ご自身の歯は一生動き続けます


ですから、例えば「インプラントはどのくらい持ちますか?」という質問を多く頂きます。

それはインプラントだけしかお口の中にない場合、全ての噛む力がインプラントである場合、これは1020年問題なくもっている方、すごく多いです。


しかしながら、インプラント以外にご自身の歯が残っている方の場合には、いろんなトラブルがあります。


まず第一にインプラントはすごく良く噛めます。

ものすごく噛めてしまうのです。


しかし、すごくよく噛めるがゆえに実際に噛んだ相手の歯は・・・・?


歯は上の歯と下の歯で噛みますよね。


下の歯をもしインプラントにした場合、上の歯もインプラントであれば問題はありません。

しかし、上の歯がご自身の歯であった場合、もしくは更には根っこの治療をし、すでに死んでしまった歯の場合、インプラントが良く噛めるがゆえに上の歯がその噛む力に耐え切れない。そして破壊されてしまう。

インプラントでどの位の力で噛んでいいのか。

インプラントは強い力で噛んでも壊れません。

しかしながら相手のご自身の歯は今までの治療の結果の、あと年齢相応の弱い状況、もうすでに何十年も頑張ってきた弱い歯なのです。

ですから、その歯が耐え得る強度以上の力がかかれば、その残っている歯が次々に壊れます。


今、上下の歯の話しをしました。

次に左右の話しです。

両足だと1km・2km歩けます。

片足ケンケンだとどうでしょう。

おそらく100mも難しいのではないでしょうか。

健康な足ですよね。

骨折している足ではありませんよね。

健康な足だというのにもかかわらず、片足だと100mも行けないのです。

つまり本来の受け持てる力以上の力がかかると壊れるということです。

インプラントも単なるネジです。

例えば左にインプラント治療をした。

右はご自身の歯である。

何年か後に右のご自身の歯がダメになってしまった。

左はインプラントがある。

ああ昔インプラント治療をしていて良かった。

今は右では噛めない。

でも左が噛める。

ということで左で噛んでいた。

何が起こると思われますか?

本来受け持てるインプラントの強度以上の力がインプラントにかかりますから、インプラントが折れる。

またはインプラント周囲にある骨が骨折する。

いろんなトラブルが起きてきてしまうのです。

ですのでインプラントは単なるネジです。

万能ではありません。

もしそのような状況になられた場合には、すぐにインプラント治療をされた先生に相談し、両方で噛める状況を作る、これがすごく大事なことなのです。

これが左右的なお話しです。


次に問題なのが、隣り合う歯です。

近隣の歯です。

例えば前から数えて、よくあるのが6番目・7番目の歯にインプラントをした。

6番目・7番目の歯がなくなったので、その部分にインプラント治療をした。

手前の4番目・5番目の歯は何とか根っこの治療をしたりして残せた。

当然ですがインプラントの持つ期間、手前の歯の死んだ歯の持つ期間、違うんですね。

これが生きている歯の場合には、負担がかかってきて痛む・沁みるということが起きてきます。

死んでいる歯の場合には、無理な力がかかってきてトラブルが起こったとしても、痛いとか沁みるということは感じません。

場合によってはその負担によって折れたとしても気付かれない方もいらっしゃいます。

その状況を放置すると何が起こるのか。

いずれこの歯は抜かないといけないかもしれない。

でも今抜きたくない。

今は噛めるから問題ない。

ということで置いておかれる方が実は多いのです。

手前の歯が折れると、その歯が助からないということはご理解頂けるのですが、問題はその歯を抜かないということではなく、歯の周囲にある骨がなくなるということなのです。

骨がなくなるということが実は大問題になります。


確かにその後ろの歯にインプラントをしている歯自体は問題はないかもしれない。

しかしながら、骨というのは段々と染み渡るように広がっていくようになくなって行くのです。

つまり隣の歯を失うと隣の歯の骨が溶け出すと、段々その骨が溶けることによって、実はインプラント周囲の骨が溶けてなくなるのです。

インプラントは大丈夫であってもインプラントの周りの骨が勝手になくなるのです。

例えば川沿いに家を建てていた。

何十年か経ったらいつの間にか川に土地が削られ、家が傾き始めてきた。

と、同じようなことが起こってしまうのです。

どんなにインプラント自体が大丈夫であったとしても、隣り合う歯がそういう状況になってしまうと、インプラントと言えど、そのインプラントを除去しなければならない。


もしくはその骨ごと削って除けなければいけないという状況に追い込まれてしまうのです。


ですからインプラントの寿命というのは実は隣り合う歯の寿命に左右されるのです。


インプラント治療を行なう場合、隣りの歯がもし死んでいる歯であるとか、何とか甦らせている歯であるとか、10年・20年確実に持つような歯でない場合には、そこがトラブルになった場合、次にどういう処置をしないといけないのか、するのか、そこが悪くなった時にそこにインプラントをするのか、そこをインプラントを伸ばしてするのか、そういう治療計画を最初に立てておかないと、大変困ることになります。


そしてまたインプラントメーカーによって、そういうリフォームということを対応できるインプラントメーカーもありますが、残念ながら対応できないメーカーも数多くあるのです。

極端な話しを言えば、かなりな本数を失われてしまった方、ある程度年齢を重ねられた方の場合には、じゃあどう考えるのか。

確かに歯を残すということはいいことかもしれません。

しかしながら、その残せる本数、その機能できる期間、というのがどの位なのか。

ということは実はこれは古い古民家をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

その古民家、柱が腐食し4本ある柱が大きい屋根を支えているわけです。

3本は何とか5年・10年は持つかもしれない。

取り合えずこのままだと崩れるので、一番弱い1本だけを良い柱に置き換えるとイメージしてください。その後何かトラブルが出た時に、良い柱1本ですべての屋根を支えるということは不可能なのです。

しかしながら、屋根と柱はつながっているのです。

屋根が崩れれば、その丈夫であった1本では、1本であったとしても引っ張られて傾いていってしまうのです。


で、リフォームは所詮リフォームなのです。


どの位の期間持つのかということはその残りの3本の柱によって寿命が決まるのです。

確かにリフォームをすれば、リフォームのような形で修繕すれば、その時その一瞬に関して言えば、費用は安く抑えることが出来るかもしれません。


しかしながら長期的視野に立った時、じゃあそれがいつ崩れるのか、その残っているものによって左右されるのです。


それが崩れかけようとした時にすぐに修繕すれば、その最初に治療したインプラントは柱は大丈夫かもしれません。


しかしながら本当に噛みにくくなった時には、その柱そのものがもう既に使えなくなっていることが実は多いのです。


本当にその10年後の1本が同じ高さ、同じ長さ、そのままで使えるんでしょうか。

現実には使えないことが多いのです。


ですから1本でも2本でも歯が残せるようであったなら、残したいとおっしゃる方は多くいらっしゃるんですけれども、その1本・2本を置いておくがために、全体の強度、バランスというものが実は大きく崩れ、そしてその崩れた原因が実は耐久年数に大きく関係してくるということを是非知って頂きたいのです。


ですので噛み合わせのバランスって実はすごく大事なのです。


1ヶ所崩れた所を補強するように補強した場合には、その噛み合う相手がダメになった時でも、その高さに仕上げないといけないのです。

噛むという行為はカチカチと噛むという行為と、もう一つすり合わすという、すり潰すという噛み方があるのです。

人間は肉食動物と草食動物の両方を併せ持つ、極めて稀な食生活を送っているのです。


実は動物体系的に見ても、これは実はすごいことなのです。


噛むという行為とすり潰すという行為この両方を持ち合わせている、実はすごいことなのです。このすり合わす、すり潰すということは、隣り合う歯の高さが同じ高さでないと、横にスライド、ずれるということが出来ないのです。


ガタガタだったらどうでしょう。

カチカチ噛めるかもしれない、でもすり潰すということは出来ないのです。

例えば馬とかの歯はまっ平です。

それに対しサメとかの歯は牙のようになっています。

サメは牙で噛み切ることは出来ますが、すり潰すことは出来ないのです。

ガタガタの歯ではすり潰すということは出来ないのです。

取り合えず今ここの歯がないから、ここの歯がちょっと飛び出てて噛み合わせるために引っ込めて作る。

そういうガタガタな治療をしてしまえば将来その他の歯がダメになった時に、すり潰す・すり合わせるということが出来なくなるということになってしまうのです。

そしてまた、その部分にだけ力がかかり揺すられ、本来の受け持てる力の何倍もの力、本来受け持てる力の方向からではない別の横からの力によって壊される、破壊されるということもあるのです。

ですからある程度の年齢になられている方、残そうと思えば残るかもしれないであろう歯の本数であったり、強度のバランスによっては全て除けて、リフォームではなく新築でしっかりとしたバランスのとれた柱と梁でもって維持させる。というふうにされた方が実は相対的に、結果的に

10年単位・20年単位で見た時に非常にトラブルが少なく、良く噛める状態ということを維持できることがあるのです。ですので10年後に何が起こるのか、そのトラブルになりそうな原因は何なのか、ということをしっかりと見極めた上で治療を受けられることをお勧めいたします。


2015.08.25インプラント費用についてご質問に対するお答え

頂いたご質問

先日上顎が総入れ歯になりました。

入れ歯用インプラントの費用、耐久性について教えて下さい。」



当院院長からのお返事を掲載します。

「インプラントの費用についてですが、家を建てると考えていただくと分かりやすいかもしれません。

家には土地が必要です。

地盤が必要です。

この地盤が岩盤のように固い方と、土地改良しないといけない非常に柔らかい地盤の方、さらには海のように埋め立てをしなければいけない方、がいらっしゃいます。


地盤の状態が良くなければ、どんなにいい上物(ウワモノ)を作ったとしても崩れてしまいます。

ですから地盤にかかる費用というのは発生いたします。


次にインプラントの本数、太さ、長さ。

太くて長い鉄筋コンクリートのような柱が何本も入れば非常に強固なものになります。

しかしながら、木造では10階建てのビルのようなものを作製することは出来ません。

つまり短い、太さが細い、このようなインプラントの場合には、本数を多く入れなければ耐久性は格段に落ちてしまいます。


ですので、その方その方のお口の中の状況に応じて、どのようなお食事をされたいかに応じて、骨の状態を改良したり、インプラントの本数が決まったり、そして上物が決まったりしますので、それぞれお口の中の状態によって費用、耐久性、共に変わってきます。


具体的な費用としては、200万円~500万円まで非常に幅広い金額設定となっておりますのは、そういう意味合いになっております。


しかしながら、○○様からメールをいただいのですが、○○様の場合には年齢が40歳の男性ということです。

これはいかがでしょうか。

周りを見渡していただいて総入れ歯の方、多くいらっしゃるでしょうか?

非常に少ないと思います。

何故そんな状況になってしまったのでしょうか。

よく「インプラントはすごくいい」「とてもよく噛める」ということを言われている先生が多くいらっしゃいますが、インプラントは単なるネジです。


つまり悪い状況、環境になったとしても痛いとか沁みるとか、周りの骨がなくなったとしても何も警告というものを与えてくれません。

つまり自覚症状がないということです。


ご自身の歯がダメになった原因があったにも拘らず、その原因を除けることなくもしインプラントをすれば、歯でも骨がなくなる訳ですから、当然インプラント周囲の骨もなくなります。


ですから○○様の場合にはまず何故歯を失うことになったのか。


もしこれが細菌感染症によるものであるならば、まずその細菌感染を止める、進まない状況にする。これが第一の優先事項だと思われます。


その状況が改善された後、「インプラント」ということであればいいかもしれません。

40代男性でほとんどの歯を失う、こういう原因というのは悪性の歯周病細菌による感染症、噛み合わせの崩壊、事故、このようなことが主になります。

あと全身的な糖尿病ですね。

重度の糖尿病の方には同じようになられている方もいらっしゃいます。

まずは○○様の原因がなんなのか、それに対する対処がきちっとできて、それからインプラント治療なり、なんなりをお考えになられるほうがよろしいかもしれません。」

2015.08.25歯を抜かないといけないと診断された場合 

歯の神経はどうなっている?歯の構造は?歯の神経は1本ではなく小さい神経が張り巡らせれているのです

「歯を抜かないといけないと診断された」

「なんとか抜かずに治療できないか」

というお問い合わせを毎日のように頂きます。



まず、歯を抜かないといけないと言われた状況が、いったいどういう状況で歯を抜かないといけなくなっているのか?

その原因というのがあります。

例えば「熱が出た」ということをイメージしてみてください。

その原因はなんでしょうか。


風邪があります。


インフルエンザがあります。

デング熱があります。

おたふく風邪があります。

感染症かも、しれません。

つまり、いろいろな原因の結果、今熱が出ているという症状を呈しているのであります。


「歯を抜かないといけないという状況にある」というのも同じように原因がいくつもあり、またその症状も様々であります。

その状況により変わってまいります。

「歯を抜かないといけない状況」になった原因を

まずははっきりさせないといけない。

まずはそのことを知って下さい。


まず歯は何で支えられているかご存知でしょうか?

image015

歯は歯茎で支えられていると思われている方、多いと思います。

実際鏡で見ると歯の周りには歯茎が見えます。

しかしながら歯茎というのは肉です。

肉ですので押さえるとへこみます。


噛む力は一般に100~200kg、強い方だと寝ている時だと300kgという強い力でもって噛むというふうに言われています。


歯茎にはそのような力はありません。


実際には固い骨で覆われております。

そう、歯を支えているのは、なのです。


ですからまずこの歯の周りにある固い骨、この骨があるかないか、どの程度その骨が残っているかどうか。

それが歯を残せるかどうかの基準の第一条件になります。


次に封鎖ができるかどうかという条件になります。

封鎖については

封鎖できるかどうか

をご覧下さい。


「歯を抜かないといけない原因」がバイ菌からきている場合には、バイ菌を殺すということができれば歯を温存することができます。

そして、虫歯から発生し、根っこに膿が溜まって周囲に骨が溶けている場合。

この場合にはきちんと根っこの処理をし、殺菌をすることができれば根っこ周囲の骨は自らの力で骨を治そう、つまり骨を作っていきます。

骨を作るということができます。

歯の神経は1本ではなく小さい神経が何本も張り巡らされているので全てを取りきることは難しいのです
歯の神経は1本ではなく小さい神経が何本も張り巡らされているので全てを取りきることは難しいのです

しかしながらこれが歯の根っこの周囲から入ってきた場合、そして根っこから歯の周囲まで貫通してしまっている場合。

この場合はいくら消毒をしても歯茎の周囲からバイ菌がどんどんどんどん追加で入ってきますから封鎖することができません。

この場合も抗菌剤は効きません。


また、根っこが割れている場合、もうすでに噛む力に耐え得る本来の強度、歯の強度そのものがありません。


ですから殺菌して同じように見た目、歯のようなものを作れたとしても実際に噛む、食事をするという日常生活になった途端に、その力に耐え切れずに折れてしまうことがあります。

その場合にはどんなに消毒をしたとしても歯を抜かないといけなくなる。


どんなに被せ物を自由診療でしたとしても、ご自身の歯の根っこ自体の強度がもう落ちてしまっている場合には残念ながら抜かないといけません。


封鎖ができるかどうか。

つまり乾かすことができるか、できないかということであります。


歯茎よりも上にご自身の健康な歯がある場合には、風をかければ簡単に乾かすことができます。

fuusa

これが第一段階の残せるかどうかの基準です。


第二段階、歯茎の中に歯がなってきている場合、この場合は周りの歯茎と歯の位置、相対的な位置関係で決まります。


例えば歯周外科、歯周治療によって歯茎が引き締まり、相対的に歯茎を引き締めて歯を歯茎より上の状態にする。


もしくは骨の治療をすることによって、歯を歯茎の上にきれいな状態にできる。

この場合は封鎖をすることが可能になります。


しかしながら、一時的な封鎖ということになりますので、錆びる材質を選択されると当然ですが、その腐蝕から隙間ができ、簡単に破壊されます。


例えば船を造ると思ってください。


船を造るのに船の鉄板は錆びない材質。

でもその鉄板と鉄板をつなぎ合わせいるボルトであるとかネジであるとか、そういうものが実際に錆びる材質である。

その場合は簡単に壊れるということが想像できますよね。


これと同じことです。


口の中とは常に水分で満たされています。

錆びる材質は簡単にその隙間が破壊されてしまいます。


次にそもそもその歯がそういう状況になってしまった原因。

これが虫歯の菌ではなく、実は力というものによって悪くなってきている場合があります。


例えばトラックやトレーラーをイメージしてみてください。いっぱいタイヤが付いていますよね。

いっぱいタイヤがついているから

重たい物や大きいものを運ぶことができるのです。


この荷物を普通の自家用車に載せてみたとイメージしてみてください。

もうタイヤがひしゃげてパンクしそうになりますよね。


耐え切れないのです。


つまり物にはある程度の限界を超える力がかかると壊れてしまうということです。

そもそもこのような強い力がかかる場所、耐え切れない場所。


例えば奥歯を歯を失い、真ん中の歯で噛んでいた。

入れ歯は気持ち悪いからと言って使っていなかった。


手前の歯で両方で噛むのではなく噛みやすい方、例えば右ばかりで噛んでいた。

両足だと1km2km歩けます。

片足だとどうでしょう。


片足ケンケン、100mでも厳しいのではないでしょうか。

簡単に破壊されます。


これはご自身の歯であっても、生きている健康な歯であっても割れるのです。


これを歯の神経の治療をしようが、自由診療の硬い材質にしようが、もともとの歯という構造躯体そのものが破壊されるほどの強度の力がかかっていますから、どんな硬い材質でそこの部分を補ったとしても治療して補ったとしても、その接合部分は当然ですが耐え切れないのです。

この場合には、例えばタイヤを増やす。力を支えられる強度を増すような、そこに本来の受けるべき力、それ以上の力がかからない状況下。

例えばインプラントであるとか、他のない部分の歯を補うであるとか、そういうことをしなければ何をしても壊れてしまいます。


ですのでこの場合にも歯を抜かないといけないという診断になってしまうこともあります。


歯というのは親知らずを除いて28本あって普通なのです。

28本、上下それぞれ14本・14本で力というのを支えあっているのです。

これをたった10本の歯、たった8本の歯で支えようということ自体がそもそも無理があるのです。


この場合には保険診療だから自由診療だから、そういうことはあまり関係がありません。

何であったとしてもご自身の歯そのものがその力に耐え切れずに割れてしまう。


もしくは

倒れてきてしまう。

前に倒れて出っ歯になってきてしまう。

ということが起こってきているのです。

ですので、そういう原因を取り払わずにその歯だけを治すということはできないのです。


「歯の抜かないといけないと診断された」

場合には、

まずは、何が原因で抜かなくてはいけなくなったのかを

知って下さい。

そして、お口全体、噛み合わせ全体を考えた治療を行って欲しいのです。

2015.07.23その歯を削る前に、ご相談下さい。削ってしまってからでは遅い場合があります。歯の神経治療について

吉本歯科医院の根管治療(歯の神経治療)をお受けになられる方は

歯を削る治療をする前にご相談いただきたいのです。

 

「今、他医院で治療中なのですが神経に非常に近いので、もし痛みがでたら神経を取らないといけないといわれた。

心配なので相談にきました。」

または

「痛みがではじめましたので、神経取りたくないので相談に来ました。」

ということで吉本歯科医院にお越し下さる方がたくさんいらっしゃいます。

 

残念ながらその場合には薬で治す治療法はできないケースが多いのです。

なぜでしょう?

 

それは、乾かすことができないことがほとんどだからです。

神経に近い部位を既に一般的な歯を削る虫歯治療が行なわれた場合

神経って、神経だけではないので、

神経には血液がいるんですね

栄養を送りますので。

神経を取ることは血管も一緒に取り除いてしまうということです。

つまり血液が充満しているのです。

例えば水が入った風船

お祭りなどでありますね。

その風船に穴があきました。

風船は当然割れます。

水はどうなるでしょう?

バッシャーと飛び出てきますよね。

神経血管の場所を歯髄と言います。

入っている場所を歯髄腔と言います

歯髄腔を削って触ってしまった場合には何が起こるのか?

削った瞬間、目には見えないほどの

小さい穴があいてしまうのです

そこにはもう穴があいてしまいますからそこから目に見えない微量の出血をきたすのです。

出血をしているところに薬をおいたとしても

それは漏れてしまうんですね。

乾かすことができないんです。

ですから一度すでに削ってしまった場合には

この治療法は使えないのです。

逆に何も削っていない状態

ばい菌だらけの状態の方がよほど神経を残すことができるのです。

薬を使って治療を行う場合には

外周一層は削る

というお話をしました

内側は削らないのです

まったく削らないのです

削らないから神経を触ることがないのです

神経を触らないから、神経は痛くならないのです

神経に損傷を与えることはないのです。

神経の際を触るから

出血もするし

神経が過敏になり神経がしんでしまうのです。

神経周囲の歯の質を削ることをしないから

神経を残すことができるということです

ですから

前の先生にすでに削られてしまってかあの場合には

なかなかこの治療法での成功率は下がってしまうのです。

ですからその状態のまましばらく様子をみましょうと

そしてご自身の持ってる免疫

ばい菌に対する抵抗力

というものに期待する

ということしか手立てがなくなってくるということです。

もしあなたが神経を取らないといけないという診断がなされ

さらにはもし、吉本歯科医院の薬を使った治療をお受けになられたいのなら

どうぞ歯を削られる前に私どもにご相談いただきたいのです。

吉本歯科医院の根管治療(歯の神経治療)をお受けになられる方は

歯を削る治療をする前にご相談いただきたいのです。



根管治療 歯の神経治療 根管治療専門なら香川県高松市の吉本歯科医院

このような方はまずはご相談下さい

  • 「神経を抜かないといけない」と診断された方
  • 歯をもう大きく削りたくない方
  • 何度も同じところが虫歯になる方
  • 「歯を抜かないといけない」と診断された方
  • 神経治療をしたのに痛みが何日もおさまらない方
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日本補綴歯科学会専門医 香川県 高松市 吉本歯科医院

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