吉本歯科医院

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2021.08.20抜歯診断!虫歯だと思ったら原因は「力」でした。

oshitehagahakai.jpg
香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


虫歯になるのは
ばい菌が原因
歯を溶かし穴があくんだ


そう思われている方はとても多いです。


もちろん、ばい菌により
歯が溶かされ
歯に穴があくこともあります。



しかし、ばい菌だけが原因ではありません。



虫歯とは
虫が歯を喰って穴が空いたようになった状態
の事を言います。



歯に穴が空く原因は
ばい菌だけではなく

噛み合う歯同士の破壊的な力により
健康な歯が「虫が喰ったように穴が空く」いわば虫歯状態になってしまうことが
あるのです。



歯が痛むとお越しになられ患者さんの
お口の中を拝見させて頂きますと
歯が割れたり
歯が欠けたり
歯にひびが入ったりしている場合がよくあります。

hakaisare.jpg


歯が割れたり
歯が欠けたり
歯にひびが入ると
歯が痛い
歯がしみる
激痛がきた
ということが起こります。


最初のきっかけは「過剰な噛む力」によるもの、です。


歯が痛くなる原因は
多くの方が
虫歯になったから
歯のケアができていなくてばい菌があるから
と、お思いになられています。


つまり
ばい菌が歯の奥に侵入し
虫歯がひどくなり
歯が痛くなっているのではないか?
と想像されるのです。



歯磨きがきちんとできていなかったから
甘いものを食べ過ぎていたから
と、思っているのです。



もちろんばい菌により
歯が溶け、虫歯のように穴があいて
痛みが出ている場合もあります。




しかし
私が診させて頂いたなかで
ばい菌だけで歯が痛みだしたケースは
3割程度です。



残りの7割は
「過剰な噛む力」によって
歯が破壊されています。

hanokiretsu.jpg

歯が割れたり
歯が欠けたり
歯にひびが入ったり
歯が折れたり


治療した部分の被せ物が外れたり
詰め物が取れたり
歯がしみてきたり


これらの症状の多くは
噛み合わせ異常が原因であることが
非常に多いのです。




吉本歯科医院で治療をお受けになられた方の多くは
歯の破壊を防ぐマウスピースをお使い頂いております。


お持ちの方は
必ずお休みの際にはマウスピースを装着して
お休みください。
mausupi-su.jpg

人によっては
作成して半年もたたないうちに
まっぷたつにマウスピースが割れてしまう方も
いらっしゃいます。
kougou.JPGのサムネール画像

マウスピースは割れたら修理すればいいのです。
欠けても穴があいても補修して使えばいいだけのこと、です。


しかし、マウスピースが
ここまで割れたり穴が空いたりするほどの噛む力が
寝ている間にかかっているということ、なのです。



マウスピースは
あなたの歯が壊れる身代わりとなってくれる存在です。


どんなに自由診療で
いい材質の被せ物を入れたとしても
マウスピースで破壊を防ぐということを毎日していないとしたら
その被せ物の歯は必ず将来、破壊されます。



セラミックのいい材質のものを
被せ物でいれたから大丈夫
ということではないのです。


いいものをいれたのなら
必ず破壊される力を予防するマウスピースをしなくてはいけないのです。



吉本歯科医院で治療をお受けになり
マウスピースをお作りになられている患者さんは
かならず、マウスピースを夜、装着して
お休みになることを
お願いします。



特に、今のような自宅で自粛生活になりますと
突然歯が痛くなってしまっては
本当に困ります。



マウスピースを毎日きちんと装着していただくことで
歯の破壊をどれほど防ぐことができるか
知って下さい。




せっかく治療した歯がまた痛くなる原因は
マウスピースで破壊的な力を予防することが
できていなかったから、ということがあります。




マウスピースが
壊れたらその都度補修してまいります。



吉本歯科医院でお作りしているマウスピースは
歯の破壊を防ぐ「あなたの歯の身代わりとなってくれる重要な存在」であると
知って下さい。




まずはお気軽にご相談下さい。
香川県 高松市 無料メール相談

専門が変われば診断が変わります。




原因を突き止めることで

無駄な治療をしなくてすみます。

http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php

原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです

 

歯を削る前に知っておきたい7つのこと。メールセミナー全7回 インプラント 歯周病 PMTC 歯の定期検診 噛み合わせ 咬み合わせ 専門 吉本歯科医院 香川 高松


2021.08.19歯の神経を残すには歯を削ってしまう前にご相談下さい

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香川県高松市の
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


歯の神経を取らずに済む方法はないですか?


大変多く頂くご質問です。


ご質問内容をご紹介します。

『歯の神経を取らずに済む方法はないのだろうか?と悩みご相談お願い致します。

先日眠れないほどの痛みが出始めました。
歯の奥から耳の奥、アゴにまで痛みが広がっているように感じ
とりあえず市販の痛み止め(ロキソニン)を2錠服用し、痛みを押さえ眠りました。

定期的に通っているかかりつけ歯科の予約の日が近かったので
その医院で、歯の奥の痛みの症状を伝えました。


先生は、虫歯になっているかもしれないから、と歯を削り治療をしました。

その後、先生から「歯の神経がもう外に出てしまっているのでこの歯の神経は取らないといけません」と診断されました。


神経を取りたくないのでとりあえず考えますということになりました。
痛み止めを飲みながらだましだましの状態です。


ここ数日は、痛みは落ち着いてきて
薬を飲まなくても痛みはあまり感じません。
しかし、噛むと痛いです。


このような状態ですが、歯の神経を取らずに治療することは
できますか?』


というようなご質問です。


同様のご質問は毎日のように頂きます。



結論から申し上げますと
このような状態になって歯の神経を取らずに治療することは
ほぼ不可能です。



あ、歯が痛い!と思ったその時点で
吉本歯科医院にご相談を下さっていたならば
歯の神経を取らずに治療を行うことは十分に可能でした。


しかしこの方は
「あ、歯が痛い」と思い
歯医者さんに行かれ、虫歯であろうその部分を
大きく削ってしまうという治療を受けられました。



歯を大きく削り取ってしまうことにより
歯の神経が露出してしまったのです。


既に歯を大きく削られ
歯の神経が外に露出してしまった時点で
もうそこにはばい菌は入り放題、です。


ですので歯の神経が死んでしまうのは
時間の問題です。


吉本歯科医院では、そもそも歯を大きく削って治療をする
という行為そのものを、行っておりません。


大きく削るから、
歯の神経に近くなり
歯の神経に近くなるから
お痛みが出るのです。



歯の神経を取らずに治療をお受けになりたい場合には
「あ、歯が痛い」と思ったその時点で

その歯を削ったりする治療をお受けになる前に
ご相談下さい。



歯を削る前であれば
歯の神経が外に露出する前であれば
十分に歯の神経を残し取らずに治療を行うことが
可能なのです。






歯が痛いけれど、歯の神経を取らずに治療をお受けになりたい方は
まずは歯を削って治療する前にご相談下さい。

香川県 高松市 無料メール相談

2021.08.1850代になって歯がガタガタになってきた原因は?

前歯が飛び出てきた ガタガタになってきたというお問い合わせがあります


前歯が飛び出てきたとか、前歯がガタガタになってきた。

ある日突然気がついたら、歯が動いてしまった。そのようなお問い合わせいただくことあるんですね。


結構、皆さんお話聞くと、歯は動かないと思われてる方多いんですね。


歯は一生動き続けます。


実は、歯は動きます。

一生動き続けます。


歯が動く最大の原因は「親知らず」


歯が動く理由には色々あります。

一番大きいのは、親知らずです。

イメージ的には、満員電車に乗ってると思ってください。

どんどんどんどん人は入ってきます。

そのときにそこにジイーっと立っていれれるでしょうか。

流れによって、どんどん動かされていきます。

そして一番弱い子が、弾き飛ばされる。

更に後ろから前・後ろから前へというふうに歯が飛び出てきます。


親知らずや舌のような持続的な力は弱くても歯を動かします。


強い力ではを動かすと、動かないですよね。

でも矯正治療っていう、歯を動かす治療ってあるんですよね。

あれ実は、ゴムで引っ張ってるだけです。

ゴムで引っぱってるだけ、わずか数十グラムの力で歯って動きます。

親知らず、ずーっと何年もかけて押してるんです。

そのように、持続的な力というのは弱い力であっても歯を動かせるんです。

つまり、舌とか。

舌って100グラム・200グラムの力え押してきますから、そういうことでも歯は揺れます。


前歯の根っこは1本だけ 奥歯は3~4本

歯の形態は前歯と奥歯で全く違います。

前歯の根っこは歯茎に隠れて見えないんですけれど、1本です。

それに対して、奥歯は根っこはカメラの三脚のように3本だったり、更に強い4本だったりします。


本来は奥歯で噛むため前歯同士は当たりません


本来であるならば噛む、噛む力を支えるこれは奥歯の役目です。

奥歯で噛んで前歯はほとんど当たらないそういう状態が本来の形です。


奥歯の位置が崩れたり、抜けて噛めなくなると

前歯同士が強く当たるようになります


ところが、奥歯が押されることによって崩れてきた。

歯が抜けることによって奥歯で十分噛めなくなった。

歯は前後的上下的、お互い支え合ってますから、歯を抜けた状態にしておくと

両隣の歯が倒れてたり、噛み合う相手の歯が、相手を求めて飛び出てきたりします。

そのような原因から奥歯で十分噛めなくなるそうすると必然的に前歯同士が強くあたってしまうんです。


前歯同士が当たり続けるとますます出っ歯に・・・


前歯は少し、気持ち出っ歯の状態。噛みやすいようになっています。

奥歯がない状態でも前歯だけはガンガン当たります。

そうすると、上の歯は更に上へ、相手が逃げますから、更に上へ・・・。

というふうに歯が動いってってしまうんです。


歯周病で骨が溶けると歯が動きやすくなります


次に多いのが歯周病です。

歯の周りの病気です。

歯は何で支えられるか、何で支えられているかご存知ですか?

よく鏡で見て、歯茎があるから歯茎っておっしゃられる方多いんですけれども

歯茎は肉です。肉なので力をかけると変形します。

奥歯のように100キロとかそういう力を支えることはできません。

実は骨があるんです。

骨があってそこに歯が植わっている。

そういう状態です。

イメージ的には砂の山があって棒が刺さっている。

そのように思ってください。

そして、この状態で歯が・支えている周りの骨が溶けていく。

なので動きやすくなるんです。

同じ力でも動きやすくなります。

そのような、いろんな原因によって歯は一生動き続けるんです。


動いてしまった歯をそのままにしていても

どんどん悪くなるばかりです


では動いっていっているこの歯をどうするのか?

放っておけば間違いなく悪くなるだけです。

置いておいてよくなることはないです。

崩れていっている状態であればその後そこで止まるというのもないです。

どんどん悪くなります。


これ以上悪くならないように動き止める

または元の位置に戻す治療方法があります


ですので、それを今の状態で止める。

真っ直ぐだったらしっかり噛めますが、倒れてますからそれを支える

もっと理想的には元あった場所に戻してあげる。そういう治療もあります。


奥歯をつくるという治療方法もあります


また奥で噛めないのが原因であれば、奥に噛めるようにキチッと奥歯を作ってあげるそういう治療もあります。


それぞれの状態に応じた治療方法をかかりつけの先生と相談してください。


その方、その方の状態に応じて選択しがあると思いますので、

それぞれの治療のメリットやデメリットそれをよくかかりつけの先生とご相談なさってください。


私はマウスピースを使っています


ちなみに私は倒れてるのをこれ以上倒れないように止めておくということで

マウスピースというのを使っています。

スポーツ選手でも格闘技の選手でもないのにマウスピースと思われるかもしれませんけれども


歯は一生動き続けますので、就寝時には

マウスピースを使って動かないようにします


歯は一生動き続けますから、それを夜寝る時にマウスピースを入れることによって弱い歯

いっぱいを一つのものとして力を止めるのです。

そうすると歯が動きにくくなります。


マウスピースは変形しませんので

歯の位置が保たれます。


そしてマウスピースは変形しません。

形一緒です。

常に同じサイズを同じところに入れますから、歯の位置関係が変わらないんですね。


就寝時にマウスピースを装着することで

歯の寿命を延ばすことができます。


もちろん日中お食事のときは外さないといけませんから、

日中の力によってダメージを受けます。

ですので、夜着けることによって悪くなることを遅らせる。

24時間歯が揺らされるのでなく、なるべく揺らされる時間を少なくする。

それによって歯の寿命を延ばすということができます。


かかりつけの先生とよくご相談してください


先生それぞれによって考え方は色々あると思いますので

いろんなその治療法のメリットやデメリット。

そのようなものを相談してお聞きになられることをおすすめします。


2021.08.17外れない入れ歯のメインテナンス

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香川県 高松市の歯科
吉本歯科医院の吉本彰夫です。



固定式入れ歯の治療を受けられた患者さんが
チェックにお越し下さっていました。


80歳ですがまだまだ現役で
とても責任のあるお仕事をされておられる方です。


奥様のすすめで
「固定式入れ歯」をお受けになられました。



人前で話すことが多いこの男性は
人前で話している時に
総入れ歯が外れてしまうこと
お悩みでした。


噛めない
痛い
ということよりも
なによりも
人前で総入れ歯が外れてしまう
ということが、とてもおつらかったそうです。



治療を終えてからの日常は
「総入れ歯で悩んでいたことすべて忘れてしまった」
とおっしゃって下さいました。



総入れ歯を下側だけ固定することで
総入れ歯で抱えるお悩みはほぼ解消されていきます。


それが固定式入れ歯です。


2021.08.16抜歯と診断された歯だが抜かずに治療できるか知りたい方へ

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香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


歯周病や虫歯が進行してしまい
その歯が「抜かずに残せる」のか
「抜かなくてはいけないのか」

その判断の基準についてお話します。


吉本歯科医院には「かかっている歯医者さんで
歯を抜かなくてはいけないと診断されたが、抜かずに残すことができますか?」
というご相談、とても多いです・


Aという歯医者さんでは
抜かなてはいけないと診断された
Bという歯医者さんでは
抜かなくてもいい
と診断された
いったいどっちが正しいのでしょうか?

と相談にお越し下さる患者さんもいらっしゃいます。


患者さんとしては
混乱されてしまいますよね?


大学の教科書で言えば
こういう状態になってしまっている歯は
「歯を抜くべきである」という判断基準は、書かれてあります。

しかし
実際には診る歯科医師によって
専門が違い、どの専門の立場から「診る」かによって
診断が違ってくるのです。




吉本歯科医院では、「かみあわせ」を専門とした治療を行っています。
その歯だけでなくお口は全て繋がっており
全身にも影響するという考えで治療を行っています。


その歯を抜くことで
または抜かずにおいておくことで
周囲の歯がどうなるか?
全体のかみあわせがどうなるか?
ということを診ていきます。

噛み合わせ全体をみて
この歯は残すべきだ
抜いた方がいいという判断基準を
お伝えしております。



吉本歯科医院で「歯を抜かないといけない4つの場合」
①歯を支えている骨が無くなってしまっている場合
②歯茎よりも下で歯が割れている、折れている場合
③歯の根っこが縦に割れている場合
④歯の根っこが曲がっている場合

2021.08.15インプラントは一度入れたら一生噛めますか?

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香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


インプラントをしたら、何年もちますか?


というご質問は100人いらっしゃれば100人の方から頂きます。


私はこうお答えしています。

「隣の歯の寿命が、

インプラントの寿命を決めます」



詳しくお話しますね。



「どの歯を残し、どの歯を抜くか」ということで迷われることが多いかと思います。

なるべく多くのご自分の歯を残したいという気持ち、良く分かります。


当院にお越しになられた方も

はじめは皆様「1本でも多く自分の歯を残したいんです」

そう、おっしゃられます。

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また、インプラントはすごくいいものだ

と理解されている方が多くいらっしゃいます。


そして

インプラントさえ入れればもう大丈夫だ、

インプラントさえ入れればすべて再生される

歯がなくなったらその時インプラントにすればいいじゃないか

そう思っていらっしゃる方、本当に多くいらっしゃいます。


私はもっとインプラントのデメリットというところを知って頂きたいと思います。

「インプラントってすごくいいものだ」

それはすごくいい条件が重なった方のお話しです。



残念ながらインプラントというのは単なるネジです。

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ですのでトラブルは当然あります。


トラブルの原因がなんなのか?

どういう時にトラブルになるのか?

いうことを是非知って頂きたいのです。



そして実際にインプラント治療を受けようと思う場合には、知っておいて頂きたいのです。


インプラント治療をしてからでは手遅れなんです。

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ます最初に

インプラントとご自身の歯の違いを知って下さい。


まずインプラントは全く動きません。

ご自身の歯は一生動き続けます



インプラントを1本でも口の中に入れるということは

動くものと

動かないものが

共存していく状態になる、ということです。

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向って見ていただいて
右下の奥にネジが入っていますよね。
これが、インプラントです。
骨の中にがっちり埋め込み強く固定されます。
120.jpg
拡大してみると
こんなネジです。


インプラントを検討している患者さんから

ほぼ100%頂く質問があります。


それは

「インプラントはどのくらい持ちますか?」

です。


一番問題なく、10年20年と経過が順調なケースは

お口の中に歯が1本もなく、上下すべてをインプラントにされた場合です。

全ての咬む力が、インプラントのみで設計されている場合です。


建築物と同じです。

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古い古民家の柱を残してリフォームした場合と

いっそ更地にしてしまって強固な柱をドーンと建て新築した場合

見た目は一緒かもしれませんが

強度の問題、噛める力、耐久性は

比較するまでもありません。



しかしながら、インプラント以外にご自身の歯が残っている方の場合には、いろんなトラブルがあります。


私のもとにインプラントトラブルで駆け込んでこられる方の多くは

お口の中に2~3本のインプラントを埋入されている方です。


☑インプラントが入っている歯の隣の歯が割れた

☑インプラントが入っている歯のかみ合う上の歯が痛い

☑インプラントが入っている右側とは反対側の奥歯が一気に壊れてきた


このような症状です。


まず第一に知っておいて欲しいことがあります。

それは

インプラントはすごく良く噛めます。

ものすごく噛めてしまうのです

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しかし、すごくよく噛めるがゆえに

フランスパンや

お肉をガンガン噛んでしまわれます。

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実際に噛んだ相手の歯は・・・・?


歯は上の歯と下の歯で噛みますよね。



下の歯をもしインプラントにした場合、

上の歯もインプラントであれば問題はありません。


しかし、上の歯がご自身の歯であった場合、どうなると思いますか?


その上、上のご自身の歯が、もう既に神経を治療をして神経がない歯だった場合。

神経のない歯の強度は本来のご自分の歯の強度の10分の1程度しかありません。

見た目はきれいにたってるけど

チョンと力がかかれば簡単に崩れる家と同じです。

見た目はいいけど、柱が腐って弱っている状態です。

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インプラントが良く噛めるがゆえに

噛み合う上のご自身の歯がその噛む力に耐え切れないんです。

そして破壊されてしまう。


では、

インプラントが入っている人はどの位の力で噛んでいいのか?


インプラント自体はは強い力で噛んでも壊れません。


しかしながら

インプラントが入っている歯と咬み合うご自身の歯は今までの治療の結果あと年齢相応の弱い状況、もうすでに何十年も頑張ってきた弱い歯なのです。

ですから、その歯が耐え得る強度以上の力がかかれば、

その残っている歯が次々に壊れます。

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ここまでが

上に(下に)インプラントを入れた場合の噛み合う相手の上下の歯の話しをしました。



次に左右の話しです。


両足だと1km・2km歩けます。

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片足ケンケンだとどうでしょう。

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おそらく100mも難しいのではないでしょうか。


健康な足ですよね。

骨折している足ではありませんよね。


健康な足だというのにもかかわらず、片足だと100mも行けないのです。


つまり本来の受け持てる力以上の力がかかると壊れるということです。


インプラントも単なるネジです。

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例えば左にインプラント治療をしたとしましょう。


右はご自身の歯があります。


何年か後に右のご自身の歯が虫歯や歯周病、歯が折れた割れた等の理由で

ダメになってしまった。


右では噛めないけれど左はインプラントがある。


ああ昔インプラント治療をしていて良かった。

今は右では噛めない。

でも左が噛める。

ということで左で噛んでいた。

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何が起こると思われますか?


本来受け持てるインプラントの強度以上の力がインプラントにかかりますから、

今度はインプラントが折れる。

またはインプラント周囲にある骨が骨折する。

このようないろんなトラブルが起きてきてしまうのです。



インプラントは単なるネジです。

万能ではありません。


もしそのような状況になられた場合には、すぐにインプラント治療をされた先生に相談し、両方で噛める状況を作る

これがすごく大事なことなのです。


これが左右的なお話しです。


次に問題なのが、隣り合う歯です。

近隣の歯です。


例えば前から数えて、よくあるのが6番目・7番目の歯にインプラントをした。

奥歯の2本ですね。


6番目・7番目の歯がなくなったので、その部分にインプラント治療をした。

よくあるケースです。


手前の4番目・5番目の歯は何とか根っこの治療をしたりして残せた。


当然ですが

インプラントの持つ期間、

手前の歯の死んだ歯の持つ期間、

違うんですね。


歯の神経がしっかり残っていて生きている歯の場合には、

負担がかかってきた場合には

痛いなあ

しみるなあ

いうことを感じますので手を打てます。



しかし、歯の神経をもう既に取ってしまっていて

死んでいる歯の場合には、無理な力がかかってきてトラブルが起こったとしても、

痛いとかしみるといった自覚症状は一切感じることができません。



場合によっては力の負担によって歯が折れたとしても

気付かれない方もいらっしゃいます。


その状況を放置すると何が起こるのか。

いずれこの歯は抜かないといけないかもしれない。


でも今抜きたくない。

今は噛めるから問題ない。


ということで置いておかれる方が実は多いのです。


手前の歯が折れると、その歯が助からないということはご理解頂けるのですが、問題はその歯を抜かないということではなく、歯の周囲にある骨がなくなるということなのです。骨がなくなるということが実は大問題になります。

https://www.8181118.com/director/2016/09/post-149.php

歯を抜きたくないお気持ち、よくわかるんです。しかし、抜かずにおいておいたため悲惨なことになっている方がいる事実を知って下さい

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確かにその後ろの歯にインプラントをしている歯自体は問題はないかもしれない。


しかしながら、骨というのは段々と染み渡るように広がっていくようになくなっていくのです。

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つまり隣の歯を失うと隣の歯の骨が溶け出すと、段々その骨が溶けることによって、実はインプラント周囲の骨が溶けてなくなるのです。


インプラントは大丈夫であっても

インプラントの周りの骨が勝手になくなるのです。



例えば

川沿いに家を建てていたと想像して下さい。


何十年か経ったらいつの間にか川に土地が削られ、家が傾き始めてきた。

と、同じようなことが起こってしまうのです。

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どんなにインプラント自体が大丈夫であったとしても、隣り合う歯がそういう状況になってしまうと、インプラントと言えど、そのインプラントを除去しなければならない。


もしくはその骨ごと削って除けなければいけないという状況に追い込まれてしまうのです。


ですからインプラントの寿命というのは実は隣り合う歯の寿命に左右されるのです。


インプラント治療を行なう場合、

隣りの歯が歯の神経がない死んでいる歯であるとか、

何とか甦らせている歯であるとか、

10年・20年確実に持つような歯でない場合には、

そこがトラブルになった場合、

次にどういう処置をしないといけないのか?

そこが悪くなった時にそこにインプラントをするのか?

そこをインプラントを伸ばしてするのか?

そういう治療計画を最初に立てておかないと、大変困ることになります。


今目先のことだけを考えていては

5年後、10年後悲惨な目に合います。

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そしてまたインプラントメーカーによって、そういうリフォームということを対応できるインプラントメーカーもありますが、残念ながら対応できないメーカーも数多くあるのです。

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極端な話しを言えば、

かなりな本数を失われてしまった方、ある程度年齢を重ねられた方の場合には

どう考えればいいのでしょうか?



確かに歯を残すということはいいことかもしれません。



しかしながら、

その残せる本数、

その機能できる期間、

というのがどの程度のものなのか?


実はこれは古い古民家をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

最近は古民家を再生して住むことがブームのようです。


その古民家、柱が腐食し4本ある柱が大きい屋根を支えているわけです。


3本は何とか5年・10年は持つかもしれない。


取り合えずこのままだと崩れるので、一番弱い1本だけを良い柱に置き換えるとイメージしてください。

その後何かトラブルが出た時に、良い柱1本ですべての屋根を支えるということは不可能なのです。


しかしながら、屋根と柱はつながっているのです。


屋根が崩れれば、その丈夫であった1本では、1本であったとしても引っ張られて傾いていってしまうのです。


で、リフォームは所詮リフォームなのです。


どの位の期間持つのかということは

その残りの3本の柱によって寿命が決まるのです。



確かにリフォームをすれば、リフォームのような形で修繕すれば、

その時その一瞬に関して言えば、費用は安く抑えることが出来るかもしれません。

見た目は新築もリフォームも変わりません。


しかしながら長期的視野に立った時、

じゃあそれがいつ崩れるのか、その残っているものによって左右されるのです。


それが崩れかけようとした時にすぐに修繕すれば、その最初に治療したインプラントは柱は大丈夫かもしれません。


しかしながら本当に噛みにくくなった時には、その柱そのものがもう既に使えなくなっていることが実は多いのです。


本当にその10年後の1本が同じ高さ、同じ長さ、そのままで使えるんでしょうか。

現実には使えないことが多いのです。


ですから1本でも2本でも歯が残せるようであったなら、残したいとおっしゃる方は多くいらっしゃるんですけれども、その1本・2本を置いておくがために、全体の強度、バランスというものが実は大きく崩れ、そしてその崩れた原因が実は耐久年数に大きく関係してくるということを是非知って頂きたいのです。


ですので噛み合わせのバランスって実はすごく大事なのです。


1ヶ所崩れた所を補強するように補強した場合には、

その噛み合う相手がダメになった時でも、その高さに仕上げないといけないのです。

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噛むという行為は

カチカチと噛むという行為と、

もう一つ

すり合わすという、すり潰すという噛み方

があるのです。

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人間は肉食動物と草食動物の両方を併せ持つ、

極めて稀な食生活を送っているのです。

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実は動物体系的に見ても、これは実はすごいことなのです。



噛むという行為と

すり潰すという行為

この両方を持ち合わせている、実はすごいことなのです。


このすり合わす、すり潰すということは、

隣り合う歯の高さが同じ高さでないと、横にスライド、ずれるということが出来ないのです。



ガタガタだったらどうでしょう。


カチカチ噛めるかもしれない、でもすり潰すということは出来ないのです。


例えば馬とかの歯はまっ平です。


それに対しサメとかの歯は牙のようになっています。


サメは牙で噛み切ることは出来ますが、

すり潰すことは出来ないのです。


ガタガタの歯ではすり潰すということは出来ないのです。



取り合えず今ここの歯がないから、ここの歯がちょっと飛び出てて噛み合わせるために引っ込めて作る。


そういうガタガタな治療をしてしまえば将来その他の歯がダメになった時に、すり潰す・すり合わせるということが出来なくなるということになってしまうのです。


そしてまた、その部分にだけ力がかかり揺すられ、本来の受け持てる力の何倍もの力、本来受け持てる力の方向からではない別の横からの力によって壊される、破壊されるということもあるのです。


ですからある程度の年齢になられている方、残そうと思えば残るかもしれないであろう歯の本数であったり、強度のバランスによっては全て除けて、リフォームではなく新築でしっかりとしたバランスのとれた柱と梁でもって維持させる。というふうにされた方が実は相対的に、結果的に10年単位・20年単位で見た時に非常にトラブルが少なく、良く噛める状態ということを維持できることがあるのです。


10年後に何が起こるのか、

そのトラブルになりそうな原因は何なのか、

ということをしっかりと見極めた上で治療を受けられることをお勧めいたします。


https://www.8181118.com/director/2016/02/post-117.php

噛み合わせを無視したインプラントをするとどうなるのか?


2021.08.14治療したはずの虫歯が再発する理由

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高松市の噛み合わせ専門歯科医院 
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


ご存知でしょうか?

現在の歯科治療の7割は、
あなたが過去に受けた治療の再治療であるという事実を。
つまり、虫歯が何度も同じ歯で再発しているという事実を。

虫歯の原因は
「許容を超える力(噛み合わせ異常)」
「細菌」
です。



再発するのが当たり前というのが今の現状
です。


削っては詰めて削っては詰めての虫歯治療を繰り返しその結果、
歯の神経を取らないといけなくなったり、
歯を抜かないといけなくなったり、
歯を失わせてしまうことになっているのです。


歯を削るから歯が弱くなり、削るたびに歯の神経に近くなり、
歯の神経が痛くなれば、歯の神経を取らないといけない、ということになるのです。


これは現在日本で行なわれている一般的な歯科治療ではありますが、
吉本歯科医院ではこのような方法を行なっておりません。



吉本歯科医院には、歯をできるだけ削らない治療を求めて受診される方が
非常に多くいらっしゃいます。


 
しかし、まだまだ一般的な虫歯治療といえば
虫歯を削って詰める治療が
日本では一般的です。
 
 
だから、吉本歯科医院の削らない薬で治す治療をご存じない方が
お越しになられると
「虫歯ができてるのに、削って治療して治してくれないんですか?」
という話になってしまうことが、あります。
 
 
 
歯は一度削ると、
もう二度と元には戻りません。
一度削った歯はどんどん薄くなります。
 
 
削る量が多くなると
歯の神経に近くなります。
 
 
歯の神経に近くなると、
当然「歯が痛い」という状態になります。
 
 
歯が痛い、歯の神経が痛い
と患者さんがおっしゃると
「では、歯の神経を取りましょう」
という治療になります。
 
 
もし、あなたが歯が痛いなあ、虫歯だなあと思って
近所の歯医者さんに駆け込んだ場合
ほぼ、虫歯である部分を大きく削って詰めて治すという治療になります。
それが日本の一般的な虫歯治療だから、です。
 
 
 
虫歯は削って治すもの、それが常識だと思っていると
そういうものだ、とその治療を受け入れていきます。
 
 
 
そして、どんどん歯を削り
再発を繰り返し
歯の神経を取る治療を繰り返します。
 
 
歯の神経を取った歯の強度は
10分の1まで落ちます
 
 
枯れ木と同じですので
少しの噛む力で
あっけなく折れたり、割れたり故障します。
 
 
 
そうなったら、最後は
「もうこの歯は抜かなくてはいけませんね」
という診断になります。
 
 
そして抜歯。
 
 
歯を抜きますので、
その部分は何もない状態になるわけ、です。
 
 
 
私の医院、吉本歯科医院では
そもそも歯を削って治すという一般的な虫歯治療を
行なっておりません。
 
使っている薬剤、機械、技術、すべて従来型の虫歯治療とは
まったく違った工程になります。
 
 
 
歯は削るから神経に近くなり
痛み始めるのです。
 
 
歯医者が触るから、治療するから
痛みが出始めるのです。
 
 
 
歯が痛むのは
そこにばい菌が存在するから、です。
 
菌がいなくなれば、痛みはウソのように消えます。
削らない治療、薬で治す虫歯治療があるということを知って下さい。
選択肢を選ぶことができる時代に入っているんです。

2021.08.12歯茎が腫れて膿が出ている

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香川県高松市の
噛み合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
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歯周病だと思うんですが・・・
歯槽膿漏(歯周病)が進行していると言われたんです
歯周病の治療をして欲しいのですが
歯茎が茶色に腫れて
膿が出て歯がグラグラしてるので治して欲しい


こんなお悩みを抱えて日々多くの患者さんが初診の際に
おっしゃられます。


しかし
歯周病について
なんとなく
歯茎が腫れてしまうこと
歯磨きを怠ったために菌により歯茎が傷み
その結果、歯がグラグラしてきた

とイメージされている方が
本当に多いのです。


最初はたしかに
歯茎が赤く熟れたトマトのように
なってきます。
さわるとプニプニしています。
zyuudo.jpg
さらに進行すると
そこから
歯茎が下がってきます。
よく
「なんだか最近、歯が伸びてきたんです」
とおっしゃられるのは
歯が伸びたのではなく
歯茎が下がったことにより
歯が伸びたように見えるのです。


こうなってくると
歯の根元が見えてきていますので
当然歯磨きをすると
歯がキーンとしみたり
してきます。

ちなみに
健康な歯茎はこんな感じです。
P7270076.JPG
さらに悪化していくと
歯がいよいよグラグラと揺れ始めます。
gura.JPG
グラグラと揺れが激しくなった歯は
もう既に歯を支えている骨が溶けている状態です。


この図をご覧下さいね。
お口全体の写真にイラストを書いたものです。
黄色い部分は
歯を支えている骨
です。
骨の中に歯の根っこ部分が3分の2ほど埋まっています。panorama3.jpg

panoarama2.jpg
歯をはずして
骨だけです。
黄色い部分が骨です。


しっかり、ありますね。


さあ
ではこちらの写真をご覧下さい。
黄色い部分が骨です。

上の骨と比べていかがでしょう?
半分以上溶けてなくなっていますね?
panorama5.jpg
なんとか
支えてはいるものの
ほぼ全体の歯がグラグラしている状態です。


いつどの歯が抜けても
おかしくない状態です。



歯を支えている骨が
どんどん溶ける


その結果
歯がポロリ抜けるのです。



歯周病について
はっきりと知って下さい。


歯周病とは
あなたの歯を支えている骨が溶けてなくなっていく病気
のことです。


そして
一度溶けてなくなってしまった骨は
掃除をしようが
プロによって清掃をしてもらおうが
元には戻りません。
一度溶けてなくなった骨を再生するという
処置を行なわない限り
溶けてなくなった骨は
元には戻りません。



まずはそのことを
はっきりと
お知り頂きたいのです。


こんなに恐ろしい病気にもかかわらず
日本人が歯周病に気がつかないのは
いったいなぜなのでしょうか?


それは
自覚症状がないこと
そして
歯医者さんも
「歯周病が進行しています」と
はっきり診断してくれる先生が
あまりにも少ない
ということが原因です。


では、なぜ
「あなたは歯周病ですよ。
歯周病が進行していますよ」
と教えてくれないのでしょう?


それは
歯周病を完全に治すことは
できないから、です。
手立てがないから、です。


先ほど申し上げましたように
歯周病は歯を支えている骨が溶けてなくなってしまう病気のこと
です。


一度溶けてなくなった骨は
元には戻りません。


大事なことは
いかに骨を溶かさないようにするか
なのです。



そのためには
正しい知識が必要です。



単に
歯の掃除を定期的にしていればいいだろう
歯周病菌を殺すといううがい薬を習慣にすればいいだろう
という知識では
ご自分の歯を残すことは
できません。




骨を溶かさずに守るために
歯周病の本当の原因を
まずは知って下さい。


歯周病の原因は
歯周病菌だけではないのです。
「菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

歯周病の原因の大きなものに
噛み合わせの問題があるのです。


上下左右に破壊的な力がかかることにより
歯が揺さぶられ
揺さぶられる力により歯を支えている土台である
骨は溶け始めます。
domiojpg.jpg




単に
歯磨きをしていればいい
というものでは、ないのです。




「定期的に歯のお掃除」に通い続けていても
一度溶けてなくなった骨は
元には戻りません。



こんなに丁寧に歯磨きをして
忙しい時間の合い間に
歯医者さんに通っていたのに
歯がグラグラして抜けてしまった
という方はいくらでも、います。



間違った方法を繰り返していても
方法そのものが間違っているため
決して結果はよくはなりません。


どうぞ知って下さい。
歯周病は骨の病気です。

歯周病って、骨が溶けてなくなる病気なんです。


その根本原因は
①歯周病菌によるもの
②噛み合わせ異常による破壊的な力
です。



原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです







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2021.08.11歯周病が原因で口の中と鼻が繋がってしまうことがあります

jibika.jpg

『歯を抜歯しなければいけないと診断されたが、どうしても抜きたくなかった

抜かずに治療してもらえる歯科医院を転々としているうちに鼻の部屋と口を仕切る硬い壁(骨)に穴があいてしまった

P3050077.jpg

※これはある患者さんの骨の模型です。右上に穴が空いている部分があります。

鼻の部屋と口を仕切る硬い壁(骨)に穴があいてしまっているのがわかります。



「歯を抜歯しないといけないと診断された」でも抜きたくない

お気持ちはよく分かります。

そして、私の医院にも大変多くご相談に来られる内容でもあります。

人によっては、ご遠方から何時間もかけて

「ここなら歯を抜かずに治療してもらえるかもしれない」と思われ

ご相談にお越しになられる方もいらっしゃいます。



しかし

数件の歯科医院で「これは抜歯しなければいけない」

診断された場合には、やはり当院でも「抜歯はまぬがれない」という

診断になってしまうことが、多いのです。

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まず、なぜ歯を抜かないといけないのか、ということをお話します。

もし歯を抜かないと何が起こるのか?をどうか知って下さい。


私のところにご相談にお越しになれる方の

ほとんどが歯を抜きたくないということだけで誤った選択をされる方が多いのです。

nayamudansei.jpg

例えばよくテレビドラマでもありますが、何か悪い病気になった時に、その病気をどうするのか。


イメージしてみてください。

その悪いものを早く取るのか、取らないのか

取らずに他の方法があるのか。

他の方法をした時にどのような結果が起こるのか。


またその併用。


例えば化学療法なり薬でもってその悪い部分を小さくし、取る部分を少なくする。

これもいい治療かもしれません。


しかし、

治療というのはすべてご自身の体に対して行なうものです。


結果責任ということは聞こえがきついかもしれませんが、

最終的に必ずご自身がその責任を取らないといけません


将来のご自身が責任を取らないといけないのです。

その痛みや

その苦しみや

その不快さを

他人に代わってもらうことができないものなのです。



ですから今取りたいか取りたくないか、

ということと同時に

もし、取っておかなければ将来何が起こるのか


その将来起こった時にどのようなことを自分自身が受け入れなければならないかということをしっかりとその先生にお聞きになられてください。

zetsubous.jpg

その上での判断になります。


もちろん専門が違えば、まったく同じ患者さんであったとしても言う事が変わります。

診断が違うからです。

治療方針が変わるのです。


ですからそのような重要な診断を受けられた場合には、いろんな専門の先生に聞かれるということはすごく大事なことだと思います。


ほとんどの多くの歯を抜かないといけないと言われたときには、何が起こるのか、是非知ってください。


歯を支えているのは骨なのです。

下の図でいえば

大根が歯、
黄土色部分が、です。

大根も顔の頭が見えているのは3分の1程度で
残りに3分の2は骨に埋まっています。


歯を抜かないといけない原因には、例えば虫歯とか歯周病とかがあります。

虫歯でもって悪くなった場合、

歯周病で悪くなった場合、

歯の神経を治療した歯で歯が割れてしまった場合、

このような場合には歯を支えている周りには骨があるのですが、

その骨が実は溶けてしまいます。

shisyuubyou1

骨が溶けるとはどういうことでしょうか。

よく分からないですよね。


歯の周りの骨が溶けるということです。

shisyuubyou1

骨が溶けたら歯は支えられませんから歯が抜けます


つまりほうっておいても抜けてしまうかもしれません。


砂の山に棒が刺さっているイメージ、

sunanoyama_s.jpg

こんな感じで骨に歯が植わっていると思ってください。


砂の山に棒が刺さっています。

砂の山の周囲の砂をを少し削ったら砂が崩れます


何回か砂を除けていくと更に砂が崩れ、いつか棒が倒れます。

taorerus.jpg

その棒が倒れたら負け、みたいなゲームを昔されたことがあるかもしれません。

そんなイメージです。


骨がなくなれば棒は倒れます。


イメージしてみてください。


次に棒を2本、3本立てます。

sunanoyama_s.jpg


その間に砂があるわけです。


砂を除けていきます。

1本倒れます。

2本目の棒はどうでしょうか。


もちろん距離が離れていれば何ともないかもしれません。

しかし2本目の砂も崩れてますよね。


隣の歯の骨も溶けていくのです。

shisyuubyou1

そうすると何が起こるのか。

隣の歯も抜かないといけなくなることがあります。



「歯を抜かないといけない」と診断された歯があったが、

抜きたくなったし

特に痛くなかったし

食事もできていたので

そのまま抜かずに期間をおいていたら

shisyuubyou1

隣の歯まで抜かないといけなくなった。

ということは実はよくあるのです。



骨が溶けるということはその場のその歯の骨だけが溶けるということではないのです。

骨は繋がっています。


隣の歯の骨まで溶かせます



では上の歯ならどうなのか、

下の歯ならどうなのか。


今は横に骨が溶けた場合の話しです。


上の骨が溶けた場合、上には何があるのでしょうか。

鼻があります、鼻の部屋があるのです。


鼻と口はそれぞれ単体であるものではなく

中で繋がっていますhana.jpg

gaikotsu1.jpg

頭蓋骨をご覧頂くともっとよくわかりますね。

鼻とお口はこうして

繋がっているんです。



「歯を抜かないといけない」と

診断された歯を抜かずに置いておくと鼻の骨まで溶けていきます。

P3050077.jpg

※これはある患者さんの骨の模型です。右上に穴が空いている部分があります。

鼻の部屋と口を仕切る硬い壁(骨)に穴があいてしまっているのがわかります。



鼻の骨が溶けたらどうなるのでしょうか?



口と鼻は肉で繋がる状態になります。


その肉は良い肉でしょうか?

悪い肉でしょうか?


悪い肉ですよね。


ですからその悪い肉は除けないといけなくなる時期が来ます。


その肉を除けたらどうなるんでしょうか?


当然鼻と口には穴があきます。


小さい穴であれば自然にふさがります。


大きい穴であれば塞がらないですね。


穴があいたままになります。


通常は食べたものが喉を通り、食道に入り胃に流れていきますよね?


しかし

鼻の部屋と口の部屋を塞ぐ壁に穴が開いていたら

食べ物が鼻に入るんです。


食べたものが鼻に入る。

鼻から喉に伝わり食べてしまう。


と同時に鼻の入り口からも出てくる。

「食べたうどんが鼻からでてきてしまって困る」

イメージしたくないですよね。


実際にそんな方もいらっしゃいます。


介護の現場での実際のお話です。

kaigo_s.jpg

お皿に頭を近づけて、姿勢を悪くして食べている方がいらっしゃいます。


実は中には食べたものが鼻から出てくるから、それを受けないといけない。


そのためにそのお皿を使っている方もいらっしゃる、という現実もあるのです。

全員が全員そういうわけではありませんが。



次に下側、下顎で水平でなく垂直に骨が溶けた場合どうなるのか?

gaikotsu3.jpg

上の顎と違い、下顎には大きい神経、血管が通っています。


例えば腕を怪我した場合を想像して下さい。

ちょっと怪我した場合は血が簡単に止まります。

kega3_s.jpg

大きく腕をバッサリと怪我した場合、血が噴水のように飛び出てきますよね。


ものすごく流れのいい大きい太い神経、血管というのが、奥深くにはいるのです。

下顎にはそういった大きい神経血管があるのです。


そのようなところに骨が溶け、バイ菌が血管の中に入ったら、何が起こるんでしょうか。

全身にばい菌が回ってしまいます。

baikinae_s.jpg

全身に口の中のバイ菌が回ってしまったら危険ですよね。


心筋梗塞で心臓で倒れてお亡くなりになられた方を心臓の中に何が詰まっているのか調べた先生がいらっしゃいます。

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詰まったから心臓が止まってしまったのです。


だから心臓病で亡くなられたのです。


詰まったものは何なのか?


いくつもの論文でその詰まったものの中から歯周病菌が発見されています。

「歯周病 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

口の中にいるはずの歯周病菌が心臓の血管で見つかった


こんな報告、論文がいくつも出ているのです。

どこから入ったのでしょうか。


歯周病、実は非常に危険な病気なのです。


それが大きい神経、血管のところまで流れ込んだら、大量の歯周病菌が口の中の菌が全身に回ります。


非常に危険なのです。


その責任も将来のご自身が取らなければいけません。


ですから

なぜ抜歯しないといけないのか?


今すでに歯の周りの骨がどこまで溶かされてしまっているのか?


この状態で置いておくと噛めないのは分かると思いますが、どんなことが起こりうるのか?


それがどういう運命をもたらすのか?


ということをぜひキチンとお聞きになり、ご理解になった上で

いつ歯を抜くのかというのを判断されるようにされたほうがいいと思います。


ただ今この瞬間のこれを何とか逃れたいという結果が

10年後のご自身が実は大きいものを背負わなければいけないということに直結してしまうことがあるのです。




歯を抜かないといけない

と診断された方は

まずは、ご相談下さい。

現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。



2021.08.10あついもので歯がしみて痛い!原因は?

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香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
hagashimiruzyosei.jpg
コーヒーを飲んだらズキーンと歯が痛い
歯の神経に触るような痛み


しみる
というより
もっとズキンと痛い感じ

ということで来院される患者さんがいらっしゃいます。



あきらかに歯に穴が空いていたり
歯が割れたり
歯が折れたり
歯に亀裂は入っている場合もありますが
見た目には
何も起こっていない状態で
このように熱いもので痛むという場合があります。


かみあう歯同士の高さを調節することで
歯の痛みが治まることはよくあります。


当たりが強くなっている場合には
歯が当たらないように調整することで
歯にかかっていた負担を軽減することができます。



歯にかかっていた負担を
軽くすることで
歯の痛みが治まることは
よくあります。



また、吉本歯科医院でマウスピースをお作り頂いている方は
マウスピースを夜間の寝ている間だけでなく
日中も使って頂き
歯に当たる力の負担を減らすことにより
歯の痛みが落ち着いてくることは
よくあります。



マウスピースはあなたの歯が破壊される
身代わりとなっているのです。



力がかかる最も危険な時間帯は
寝ている間です。


男性であれば噛む力200キロ
女性であっても噛む力100キロと報告されています。



によって歯が破壊されるということと
あなたの「あたりまえの常識」として
脳にインストールして下さい。


歯の治療で最も重要なことは
かみあわせ、です。
waretahano.jpg
歯はたった一晩で
割れることがあります。



歯を失わないためには
かみあわせが本当に重要なのです。



日本補綴歯科学会専門医 香川県 高松市 吉本歯科医院

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