吉本歯科医院

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2016.12.12昔の入れ歯は噛めていた?他人ごとではない入れ歯の話

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。


入れ歯についてお話させて下さい。


歯を失った後、

ご自分の歯のかわりに入れ歯(いわゆる脱着式の装置)を

お使いになっている方は多くいらっしゃいます。


これは患者さんから実際によく聞くお話なのですが

「うちのおじいちゃんやおばあちゃんは入れ歯でなんでもバリバリと噛んでいた

だから自分もきっと歯がなくなっても入れ歯で噛めるに違いない」と

思われている方はかなりいらっしゃいます。

「せんべい site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

昔の人は入れ歯で噛めていました。

せんべいだろうが

ステーキだろうが

噛みきりにくいなすの皮だろうが

おさしみのイカだろうが

フランスパンだろうが

実際に

なんの問題もなく

噛めていたんです。



しかし

現代の私達が入れ歯をすると

入れ歯では昔の人のように固いものを噛むことはできません。

なぜでしょうか?

私のところにご相談に来られる方はみな

☑何度作り変えても入れ歯が合わなくなって痛い

☑何度調整してもすぐ噛めなくなる

☑何度調整しても合わなくなってすぐ落ちてしまい食事のたびに外れる

☑先週きつくしてもらったのにすぐガラガタにゆるくなり人前で話していると入れ歯が落ちる

このように

入れ歯では本当にお悩みでお越しになられます。


ではなぜ

昔の人は入れ歯でなんでも噛めていたのに

なぜ現代人は入れ歯で硬いものを噛むことができなくなったのでしょうか?


その理由をお話します。


実は歯科治療そのもの

非常に大きな改革があったから、なのです。


歯の治療といえば

「すぐに歯を抜かれた」

「ちょっとした虫歯で痛いと言ったら歯を抜かれてしまった」

ということを聞いたことはありませんでしょうか?

「抜歯 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

年配の方におうかがいすると

「私達の頃はね、すぐ歯を抜かれて入れ歯になっていましたよ」

とおっしゃられる方は多いかと思います。


今では根管治療(歯の神経治療)といって

歯の中の神経や血管が通っていたところを治療する技術が大幅に伸びました。

そしてまたバイ菌を殺すお薬も開発されました。


それによって歯そのもの、歯の神経、神経を残した後に歯をそのまま残しておく、

つまり保存するということができるようになりました。



昔は歯を失う原因は

虫歯でした。

しかし今は

歯を失う原因は虫歯ではありません。



歯周病(歯槽膿漏)なんです。

ha4

https://www.8181118.com/director/2016/02/post-109.php

歯周病って骨が溶けてなくなる病気なんです。



世界WHOにも認められている

ギネスにも載っている

世界中で一番病気になっている

その歯周病なんです。



日本人でも8割以上が歯周病になっていると

言われています。



歯周病とは歯の周りの病気です。

shisyuubyou1

つまり歯そのものではなく

歯の周りです。

肉とか骨が歯を支えております。


この肉や骨がなくなることによって

歯は残っているんだけれども

支える骨がなくなったので

土手が崩れて歯を抜かなければいけなくなります。



勝手に歯が抜けてしまうということが

今、最も歯を失う原因などになっています。

shisyuubyou1.JPG
つまり昔の人と
今の人
何が違うのか?


歯の周りの骨があるかないか

なのです。


歯科治療の大きな改革

「歯を抜かずに残そう」

という流れにそって

歯医者さんも

頑張って歯を抜かずに歯を残したがゆえに

その結果、歯の周りの骨や肉が持たなくなってしまったのです。

「大根 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

健康な歯の時は

土台である骨はしっかりとあります。

ピンクの部分が骨の上にのった歯茎です。

P7270076.JPG

昔、

歯を失う原因は

虫歯でしたので

虫歯になった歯は、「もう抜きましょう」とさっさと抜いてしまっていたのです。

骨がしっかりあるうちに歯を抜いてしまっているので

骨は溶けずにちゃんと残っています。



しかし

今は、どんなに歯がグラグラになっていても

骨がどんどん溶けていっていても

歯を抜かずに治療しましょう

歯を残しましょう

gura.JPG

という流れですので

ご本人の自覚がないうちに

どんどんどんどん歯をささえていた骨は溶けてなくなっていっているのです。

「大根 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

骨が健康な人の半分以下の薄さにまで溶けてしまってから

やっと歯を抜きましょう、となります。


昔の人は入れ歯でなんでも噛めていた

のに

今の人は入れ歯ではまったくものが噛めない

理由はそこにあります。



入れ歯は歯茎の上に

ピョンと乗っかっているだけです。


歯茎は肉ですので

クッションです。


クッションの下には

骨があります。


その骨が太くしっかりある人は、入れ歯でも問題なくバリバリ噛めます。

しかし

骨がもうペラペラに薄く溶けてしまっている人は・・・・

当然かめませんよね?


しかも

痛いです。

飛び上がるほど、痛い

神経にさわるような痛さとおっしゃる方もいらっしゃいます。


入れ歯は

歯茎つまり、肉の上に乗っていると

肉眼的には見えます。


しかし

歯茎の下には歯を支えている骨があるんです。


よく

「歯を支えているのは何だと思いますか?」

とおたずねすると

7割の方が

「え?歯茎・・ですかね?」

お答えになります。


違います。


歯を支えているのは

歯茎(肉)ではなく

骨なんです。

歯槽骨(しそうこつ)

という骨があるから

歯が存在することができているんです。

「骨 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

歯肉だけでは

歯は自立することはできないんです。


たとえば

お肉を切る時にはまな板の上に置いて切りますよね?

nikus.jpg

宙に浮いた状態の肉を切ることはできません。

まな板という硬いものの上に肉を置いてはじめて

切ることができます。


身体も一緒です。

骨という固いものがあり

その上に肉が約2ミリという厚みでもって残っているのです。



骨を失うから肉がそれと共に下がっていくのです。

「大根 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

歯肉だけが下がってなくなるわけではないのです。


歯肉は2ミリという厚みがほぼ均等に保たれていますから

肉はなくならないのです。


肉の下の骨がなくなることにより

歯肉の位置が下がったかのように

歯肉がなくなったかのごとく見えるのです。


よく

「歯茎が下がってきてしまって」

「歯茎が痩せてきてしまって」

とおっしゃられますが

それは歯茎の下にあった骨が溶けてなくなったので

そう見えるだけ、なのです。

zyuudo.jpg

土手の骨の厚み・高さ・幅によって

脱着式の入れ歯、総入れ歯の安定性が決まります。

「骨 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

昔は歯を支えている骨が溶けてなくなってしまう前に

歯を抜いていましたから、土手は残っていたんです。


そしてそれはほとんど全部の場所において

骨が残っていたのです。


ですからしっかりした骨があり歯茎があり

その上に乗っかっていた総入れ歯はすごく安定性がよかったのです。

入れ歯が落ちてくることもなく

強い力・噛む力にも耐えうるだけの強度がありました。



しかしながら現代人の場合には

極限で歯を残すために

その周囲の骨を失ってから歯を抜くという状況になっております。



ですから歯がないだけでなく

歯を支えていた骨までなくなっているのです。


つまり入れ歯をしっかり安定させるだけの

土手がなくなってしまっているのです。


入れ歯が安定するための

土手である

骨の高さ

厚み

すべて足りないのです。


ですから

お話していたら入れ歯がすぐ落ちてくる

噛んだら痛い。

何度調整してもらってもすぐ合わなくなる。

ということが起こっているのです。



これが

昔の人は入れ歯でなんでも噛めていたのに

なぜ現代人は入れ歯で硬いものを噛むことができなくなったのでしょうか?


に対する

お答えです。


歯周病は

他人事では、ありません。


ほとんどの人が今では知っている「歯周病」です。

だけどほとんどの人は

「自分には関係のない話」と思っているのが

歯周病でも、あります。


まだ30代だから

痛くも痒くもないし

歯磨きちゃんとしてるから


しかし、

歯周病は

自覚症状はありません。

静かにしのびよるサイレントキラーです。



実際に

吉本歯科医院にお越し下さる多くの方が

「え?歯周病なんてどこでも言われたことなかったけど?」

「え?私の骨、そんなに溶けてなくなってるんですか?」

と驚かれます。


正しく

歯周病を知って欲しいと思います。

知って頂くだけで

歯だけでなく

骨を残すことができます。


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歯を抜きたくないお気持ち、よくわかるんです。しかし、抜かずにおいておいたため悲惨なことになっている方がいる事実を知って下さい

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何度作り直しても入れ歯が合わなくなる理由

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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)


2016.12.01グラグラと揺れている歯を掃除しても揺れは止まりません。

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。



歯科医院で先生に

「あなたは歯周病だと言われた。

歯がぐらぐらしているので歯を抜かないといけないと診断された。

歯を抜いた後、どのようにすれば他の残っている歯を予防できるか?



実際によくあるご相談です。


揺れている歯がある場合には

クリーニングをしてもほとんど揺れは止まりません。


実際、ご相談に来られる患者さんの多くは

これまでも普通にブラッシングや

定期的な歯科検診はなさってこられた方も多いのです。



しかし、

今回

「歯周病で歯を抜かないといけなくかった」

のです。



歯周病菌だけが原因で歯周病になっている場合には

しっかりとお口の中の菌を減らすことで

これ以上悪くならないように維持することができる可能性もございますが


「歯周病で歯を失った」場合には

そもそも今回歯周病になられた根本原因

まずは

きちんと突き止めることが大事です。




歯周病によって骨が溶ける原因は2つです。


1、口の中の細菌によるもの(細菌感染)

saikin.jpg

2、噛み合わせから起こる「破壊的な力」(外来的要因)

domiojpg.jpg


今まで掃除をきちんとしているにもかかわらず歯の揺れがとまらない、

のであれば

1、ではなく、2の噛み合わせから起こる問題

または1、2の組み合わせが原因であることが多いです。



詳しくはこちらをご覧下さいね

https://www.8181118.com/director/2016/02/post-109.php

歯周病って、骨が溶けてなくなる病気なんです。



さあ、では

原因2の、かみ合わせからくる破壊的な力をお話します。



重たい物を持つ、

futan_s.jpg
重たい物を支える、
domiojpg.jpg

というふうに考えていただくと分かりやすいです。


一人で重たい物を支えるよりも

二人、二人よりも三人、三人よりも四人のほうがいいわけです。

nakamas.jpg

それぞれの一人に対する負担が減るわけです。


歯の数は親知らずを除くと28になります。

koukuu6.jpg

親知らずを含めると32になるのです。

そもそもなぜ神様がこのように人間に歯を多く作られたのか?


歯がそれほど丈夫なものであれば、そんなに本数いらなかったのではないでしょうか?


つまり人間の食生活においては28本は必要だと考えて、28本作られたのだと思います。

shiniasyokuji.jpg

ですから

すでに「歯を抜かないといけない」ということになった

ということは本数が減るのです。


重たい物を運ぶと思って下さい。

例えば車で運ぶ場合、タイヤは4ですよね。

car.jpg


では次に

4本のタイヤの普通の車には乗せられないような大きな物、重たい物を乗せると思って下さい。


トラックやトレーラーなどタイヤがいっぱいなもので運びます。

trac7_s.jpg


その大きなもの、重たいものを車の上にポンと載せてみたらどうでしょうか?


タイヤが悲鳴を上げますよね。

パンクしますよね。

pank_s.jpg


お口の中の歯も同じことが起こっているのです。


すべて噛む為の道具のです。


噛むための

ご自身の歯

被せ物、

ブリッジ、

入れ歯(義歯、総義歯)、

インプラント、

すべて道具なのです。



本来受け持っている力以上の力を受け持つと

簡単に壊れてしまうのです。

kosyou.jpg

歯がグラグラしている。

歯周病で歯を抜いた後どうすればいいのか

というご質問をよくいただくのです。


歯がグラグラしているというのは動いているということですよね。

gura.JPG

何か噛んだ時、歯は動くんです。


というこうとは、それは力を支える能力が実はあまりないんです。

弱いんです。


つまりどういうことか?


車でいうとタイヤがパンクしている状態だということです。

pank_s.jpg

当然パンクしているわけですから、ないのと同じです。


残っているタイヤに負担がいっているのです。


トラックやトレーラーでないと運べないような物、重たい物、大きい物、それを普通の車にポンと載せたら耐えられないわけです。

domiojpg.jpg


確かに車でも重たい物を運べるのかもしれない。

でもそのような限度を超えたような物は運べないのです。


言うなれば、車で運べる荷物の量は限られている。

トラックやトレーラーでないと運べないような物はそもそも運べないのです。


運ぼうとすると次々壊れていくのです。


もちろん昔食事できていた物と同じ物を食べたいという気持ちはよく理解できます。

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家族みんなと

お友達と一緒のものを

同じように噛んで召し上がりたい

というお気持ちよくわかります。


しかしながら

残っている歯の現状、

残っている歯の本数であったり、

残っている骨の量だったり、

揺れているのか揺れていないのか、

生きている歯なのか、

死んでいる歯なのか、

という状態によって

噛める物、

噛んでもいい物が

変わるのです。


歯の神経を取るから

噛んでも痛くないから噛んでもいいというわけではないのです。


確かに噛むということは良いことです。


噛むということによって脳への血流量が増し、筋肉が動く、ということによって脳への刺激が強く脳を活性化させる。

つまり噛むということはすごく大事なことです。


しかしながら堅い物を噛むと歯は骨はやられてしまいます。


つまり噛んで大丈夫な方が噛んでいいのです。

その限度を超えた噛み方をすると、実は非常に危険なのです。


「歯を抜いた後どのようにすれば良いのか」

本数が減っているわけですから、その本数分増やしてあげればいいわけです。


例えば

インプラント治療のようになくなった歯の本数分、そこを支えられる本数のインプラントでもって支えるということが一つ。


もう一つはもうすでに揺れているわけですから、

すでに他の歯に対して負担が掛かっているわけですから、

今のお食事そのものが実はご自身の歯にとって耐え切れない力だということを知ってください。


今の食生活そのものが非常に危険なのだということを知ってください。

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ご自身では「その食事は硬くない」と思っていらっしゃるかもしれません。

硬いかどうかを判断するのはご自身の頭ではなく、ご自身の歯なのです。


頭では「これくらい大丈夫だろう」

と認識されていても

確実にお口の中の歯は壊れていっているのです。


以前に食べていた物よりもやわらかいもの、出てきた食卓の中でやわらかいものを選んで食べている、であればいいということではないのです。


今のご自身の歯にとって十分余裕をもって耐えられる食事なのかどうかということが大事なのです。

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ですから今すぐにその食事の質を変えるということがすごく大事なのです。

歯を抜いた後、傷が治るには時間がかかります。

期間がかかります。

その間も残っている歯にはものすごい負担がいっているのです。


傷が治るには休養というのが必要なのです。

足が骨折をして、その足を治すためにギブスをして、

その傷が治るまで動かさない、動かない、力がかからないようにする。

この休養がすごく大事なのです。

gibusu9_s.jpg

ギブスをしてそのままマラソンに出たら当然壊れるのです。

傷が治り、治療が終わるまでは走ってはいけないのです。

この2点はとても大事なことなのです。





「あなたは歯周病だと言われた。

歯がぐらぐらしているので歯を抜かないといけないと診断された。

歯を抜いた後、どのようにすれば他の残っている歯を予防できるか?



予防するためには

今の現状の歯に対して

これ以上負担をかけないような

お食事の質を変えて頂くことがとても大事です。



「硬いものを食べないで下さい。」

「お食事の内容を変えて下さい。」

「できるだけ柔らかいお食事に変えて下さい。」

こんなお話をあなたは聞かれたことは、ないでしょうか?

硬いかどうかを判断するのはご自身の頭ではなく、ご自身の歯なのです。



歯周病と診断された方

歯を抜かないといけない診断された方

すでに多くの歯を失ってしまった方

まずは、

ご自分が「歯を抜かないといけないと診断された」根本原因

歯周病だと診断された根本原因を

お知りになって下さい。


歯を抜かないといけない

と診断された方は

まずは、ご相談下さい。

現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。


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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





2016.11.29治療で患者さんの口の中を洗っている水は清潔でなければいけない

香川県高松市の
噛み合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


歯科治療の水について考えたことはありますか?


歯医者さんで治療を受ける時

診療台の横に口をゆすぐために診療椅子から出てくる水がありますよね。

また、治療の時に口の中を流している水ってありますね。

さあ、質問です。

あなたはこの水を飲めますか?

この質問に対して堂々と

「どうぞ飲んでください。安心ですよ」とお答えしています。

water.jpg

いら、「水」についてお話します。

■ 歯科治療の水は飲めますか?
■ タービンの水はきれい?
■ 再発を繰り返す原因

水について書こう、お伝えしよう、いや、お伝えしておかなくてはならない、と思ったきっかけが、あります。 

歯科医院には診療台、いわゆるチェアや、さまざまな治療器具があります。
そういった機械のメインテナンスを行なってくれる歯科専門の会社があります。 

その日も定期的な機械のメインテナンスを行なってくれていました。
すべての作業が終了した時に担当の方がこんなことを私に話してくれました。

「吉本先生、この医院の水のフィルターはまったく汚れていないんですが、すごいですね。通常は2年ほどで真っ黒に汚れてきますよ。記録では10年が経過していますが、交換する必要がないくらい綺麗でした。こんなことは初めてです。」と。

また、こんなこともありました。
患者さんとの何気ない会話の中で「吉本先生、月曜日の朝一番の治療はやめろってよく言われますがここは大丈夫ですか?」

どういう意味かわかりますか?
「月曜朝一番の治療」ということは、土曜日に診療が終わってから日曜が休みなのでその間たまり水が朝一番の治療の方の口の中に吹き出るということです。 

以前から、歯科用診療台を循環する水の中に細菌の生息が確認されることがあり何度も問題になっています。 

日本の水は非常にきれいでどこの水道水をひねっても残留塩素が確認され飲用できます。 

飲んだからといってお腹を壊すような水は出てきません。 

しかし、あたたかい時期で何日か診療を休んだ後の歯科用診療台の配管にたまった水の中に、細菌の生息が確認されることがあります。 

直ちに人体に影響を及ぼすものではありませんし、休み明けにしばらく水を出しっぱなしにし洗い流すなどの作業を行なえば問題はありません。

歯科専門雑誌the quintessence.vol3の中にこんな記事が紹介されています。

「歯科用ユニット(治療台)水ラインの細菌の存在は許されるのか?」

「歯科治療において歯科用ユニットの給水系はなくてはならないものである。
タービンや電気エンジンで口腔内において歯や金属を削るとき、注水がなければかなりの熱が発生し、生活歯では歯髄に強い障害が生じるし、焼け焦げたにおいの発生や金属切削片の飛沫などで診療室の衛生環境が非常に悪くなる。

歯科用ユニットの給水系は水道水である。

家庭での蛇口から出る水道水には基本的に細菌はほとんど存在しないが、歯科用ユニットの給水系にはかなりの数の細菌が存在している。 

これは主に、給水系の残留塩素の減少と、給水系チューブ内面に形成されるバイオフィルム(細菌のかたまり)が原因である。 

ただし、存在している細菌は病原菌ではなく、水道水中の水生菌であり、健康な人には無害とされている。 

ここでわれわれ歯科医師は考えることになる。 

無害ではあるが多くの細菌を含んでいる水を歯科用ユニット水として患者の口腔内に注水することが許されるのであろうかと、

タービンの水はきれいですか?

(以上抜粋)
※タービンとは歯などを削る回転切削器具の一つ

日本全国の歯科医師会会員に送付される日本歯科医師会雑誌(約65,000部)にも似たような論文が掲載されています。
日本歯科医師会雑誌Vol.61 No.9 2008-12
「デンタルユニット給水系の汚染とその防止-チューブ内面でのバイオフィルム形成とフッ素コートチューブの汚染防止効果-」
つまり多くの歯科医師はバイオフィルムの現実を知っている。
News Letter of Yoshimoto Dental Academy Vol.42 3
しかし手を打てないで困っているということです。

歯科での治療椅子を使用した治療方法は注水される水は直接患者さまの体内に取り込まれるという特性を持っています。

直接、下記の水が体内に取り込まれるのです。

  • うがいの水
  • 歯を削る時のドリルの水
  • スプレー使用時の水
  • 歯石を取る時の水
  • 歯周ポケット内部洗浄時の水

使用器具の滅菌や使い捨ての製品を用いたとしても、盲点となっているのがこの「治療に使う水」です。


みなさん、蛇口のお湯をひねった時のことをイメージして下さい。

ひねってすぐは水が出ますよね。

すぐに熱いお湯は出てきませんよね。

これはつまり、最初のつめたい水は配管にたまった「たまり水」が出るのです。
月曜の朝、連休明けの朝一番にはこの「たまり水」が最初に出てくる、というわけです。 

改めて、「水」について皆様にお話をしないといけないと私は思いました。

吉本歯科医院の治療台から出る水はどのチェアから出る水も「飲めます」。

手を洗う洗面台の水も飲めます。
歯ブラシをして頂く洗面台の水も全て飲めます。
さらに言えば、「とても良い水なので、飲んでください(笑)」とも申し上げています。
どうぞご安心ください。

そして吉本歯科医院での治療がなぜ再発を起こさないのか?
外科治療が成功していくのか?
細菌感染を徹底して行なっていくから、です。
そして診療に使う水にまでこだわっていくから、です。

吉本歯科医院の院内に流れている水、院内から出てくる水は全て活水器を通した水です。

高松市水道局から流れてくる水道管が吉本歯科医院に入る入口に活水器を開業当時に設置しました。
建物の建設当初に設置しました。

理由は、建物全体の配管を汚さないため、です。
院内の蛇口、診療台から出る水を定期的に必ず水質検査を行っています。
これは2015年3月に行なった水質検査の結果です。

古い建物、マンションなどは、配管が汚くなっています。
つまり配管や受水槽、高置水層の腐蝕や汚れです。

水道水の水はきれいだとしても、劣化した配管を通ってくる水はどうなのでしょうか?

古いマンションになると配管が劣化し、水道の蛇口から出てくる水を最初にひねった時には赤茶色の水が出たりします。

いわゆる赤水です。 

主婦の方であれば、トイレの便器の貯まり水の周囲に黒いスジがついているのを見たことはありませんか? 
あれは、配管のさびや金属が混じっている証拠です。
さらに、カビや菌もついています。

みなさんは、ビルやマンションの配管が汚れているのをご存知ですか?

ビルの管理組合が丁寧に丁寧に清掃しているところは安全かもしれませんが、しかしほとんどのビルの配管はどうなっていると思いますか?

配水管はこんな感じです。

水道水は2つの方法で蛇口から出てきます。

(1)受水層方式

水道水が一旦タンクに溜まり、溜まった水を屋上の高置水槽に溜めてから蛇口に送りだす。(マンションやビルはこのタイプがほとんどです)
低層の場合、高置水層が無い場合もあります。

  

最近は減りましたが、香川県では水不足による断水が行われます。
診療時間と断水が重なると休診にするか?

ペットボトルに入れた水を掛けながら診療をするかの選択に迫られます。
そのため、受水槽を設置している歯科医院が香川県には特に多いのです。

(2)水道直結方式

タンクがない場合には水道水が蛇口に直結ですのでそのまま出てきます。 

(1)の水道水を貯水タンクに入れている場合にはタンクの水の取り扱い管理を徹底していないと水はすぐに菌が繁殖します。 

ことわざにもあります。
「澱む水にごみたまる」

水は流れ続けているとキレイですがたまっていると澱みます。

澱むと菌が繁殖します。
虫も湧きます。
藻もはります。

さて、こんな配管を通って蛇口から出てくる水はきれいなのでしょうか?

診療台の配管を通ってきた水道水はきれいな水なのでしょうか?
疑問です。

ところでペットボトルの水って売れてますよね。

みなさんもお水を買いますよね。
実際には石油より高いのですが、売れに売れてます。
まさか、水が売れるなんて昔は考えもしませんでした。
しかし、今では「水を買う」のは当たりまえです。

家庭にも浄水器が付けられているお宅は多いですよね。 私も自宅にも浄水器は付けています。

さらに美味しい水を求めて山にくみにいく方も。

ウオーターサーバーの水も売れに売れているそうです。

吉本歯科医院の待合室にも患者様に飲んで頂くために配置しております。 

聞いた話ではお風呂にも塩素を除去するために浄水器をつけている方もいます。
そこまでしてみなさん、水にこだわっています。

では、そこで歯医者のチェアの水は飲めますか?
と考えてみてください。

歯科の治療において診療台(チェア)の給水はなくてはならないもの、です。

タービン(エアタービン)は、歯を削る回転切除器具です。

歯医者さんでキーンという音がしているものです。

そのタービンや電気エンジンで口の中で歯や金属を削る時、もし水を注ぐ給水がないとしたなら口の中にはかなりの熱が発生してしまいます。

歯科での治療用のチェアの給水は一般的には水道水です。

一般的には歯科用チェアから出てくる
「うがい水」
「口の中を掃除する時に注水する水」
「詰め物、被せ物を装着する時に洗浄する水」
「歯周ポケットを掃除する時に注水する水」などです。

例えば、台所の流しに三角コーナーがありますが、ここにはよくヌメリがあります。

主婦の方は、水周りを毎日のように使われているのでこのヌメリはよくおわかりになるかと思います。
ヌメリは、細菌のかたまりです。

たまり水はこのヌメリのようなものです。

水は流れているときれいですが
たまっていると澱みます。

そんな水を飲むことはできません。

しかし、考えてみて下さい。

飲むことができないほどの水を口の中に入れて平気ですか?
その水で歯の治療をしても大丈夫ですか?
虫歯で歯を削って被せモノをする時に、その水で洗った状態でふたをして大丈夫ですか?

という話です。

歯科の治療で使われる水の出口を見てみましょう。
まず
①うがいの水です。

(1)ドリル使用時の水

(2)スプレー使用時の水 

(3)歯石を取る時の水 

(4)歯周ポケット内を洗浄する時の水 

当院においての水は4種類に分けられます。

  • 一般水(歯みがき、洗面、トイレの水)
  • チェアから出る水
  • 殺菌水(ハイクロソフト酸化水)
  • 手術でつかう水(生理食塩水や殺菌水)

今回は①②のお話です。

わかりやすい事例として虫歯の治療をお話します。 

吉本歯科医院では、虫歯の治療方法そしてその行程内容が一般的な歯科医院さんとは違います。 

通常の虫歯治療よりも時間も費用も通院回数もかかりますが、それでも中四国各地から多くの患者さんにご支持いただけているという理由のひとつが

「虫歯が再発を起こさない」

ということが上げられます。 

みなさん
虫歯治療を思いだして下さい。

虫歯になり、歯科医院で治療する際に、通常、虫歯部分を削ってその削った部分にふたをするためにかぶせ物(補綴物)や詰め物をします。 

そのかぶせ物をかぶせる際に、当院では特殊な接着技術を用いております。

被せ物を行なう歯の削った表面を薬剤にて徹底的に滅菌します。
その後、特殊な接着技術により、完全に封鎖するのです。

この接着技術は吉本歯科医院のあらゆる治療に使われております。

また言い換えればこの接着技術があるからこそ、他医院では決して治らない症例に対しても良い結果を出していけている、と言えます。

  • 抜かないといけないと診断された神経も残すことができた
  • 抜かないといけない診断された歯でも抜かずに治療することができた
  • 何度も同じところが虫歯になっていたが、治療後ピタリ再発が起こらなくなった
  • 歯の根っこ治療(神経治療)の消毒を何度繰り返しても痛みが取れなかったが治療後数日で痛みが緩和された。

これらの事例が成功するには「そうなるべくして治療をしている」から、なのです。
治療が失敗するにも原因があるように、成功するのも原因があるのです。
そしてその成功の原因の大きな要素として

「治療で使用する水」

は大きな要因なのです。
発展途上国にボランティアで行っても、診療室や手術室の環境がまったく違うので同じ治療結果が出せないということに似ています。

 

薬で治す虫歯治療、歯の根っこ治療(神経治療)https://www.8181118.com/menu/02info.php

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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)


2016.11.25「かみ合わせ=歯並び」ではありません。

香川県高松市の

歯を失わないための噛み合わせ専門歯科

吉本歯科医院の院長 吉本彰夫です。

 


患者さんとお話していて

よく感じることがあります。


それは

多くの方は

歯並び=かみ合わせ

だと思っていらっしゃることです。



歯並び=かみ合わせでは

ありません。

見た目にきれいに

歯が並んでいることと

きちんと噛める

ということは

まったく別の話です。



ぜひ、知って下さいね。



さて

今回は

関東からわざわざお越し下さった患者さん

のお話です。

 

「どうしてわざわざ飛行機に乗って吉本歯科医院にまで来て下さったのですか?」

とお聞きしたのです。

 

そうすると

その方はこうおっしゃいました。

 

歯が動く、ということを

わかってくれる歯医者さんを探していたら

日本全国どこにもなくて

インターネットで調べて吉本歯科医院を見つけてくださったとのことでした。

 

 

え?歯って動くの?

 

そう思われた方も多いかと思います。

 

吉本歯科医院に初めてお越しになった方はまず、驚かれます。

 

子供の頃に矯正治療をした方は

もうこれで私の歯並びは一生、死ぬまで

きれい!大丈夫!って本気で、思っていらっしゃる方の方が実際多いんです。

 

 

しかし、

違うんですね。

 

 

「歯は、動くの?」

 

はい、歯は動きます。

そして、一生歯は動き続けます。

 

吉本歯科医院は、噛み合わせの専門歯科医院ですので

初診でお越しになられるほとんどの患者さんは

「歯が痛い」

「この奥歯が痛い」

というご相談とともに

「私の噛み合わせが正常かどうかを吉本先生に一度診て欲しいと思ってきました」

 

という患者さんが圧倒的に多いです。

 

 

 

そして

ほとんどの方は

噛み合わせ=歯並び

だと思っている

ということ。

噛み合わせは固定されたもので

一生変わらないものだと思っている

ということ。

 

噛み合わせ=歯並び

では、ありません。

 

きちんと噛める

ということと

見た目がきれいに並んでいる

ということは

全く意味が違います。

 

 

そして、

噛み合わせは固定されたものではなく

微妙に変わっていくものです。

 

 

お食事をする姿勢が

前かがみなのか

まっすぐなのか

ほおづえをついているのか

足をいつもくんでいるのか

猫背なのか

いろいろな要素で

噛み合わせも微妙にズレていくのです。

 

 

「はい、これでOKです。」

とカチャカチャと噛み合わせを調整し

治療が終了する

というイメージのものではない、

ということを

知って頂きたいと思います。

 

 

 

歯は、動きます。

歯は、一生動き続けます。

噛み合わせは固定されたものではなく

一度調整しても、また微妙にずれていきます。

 

 

私達の医院では、

院長をはじめすべてのスタッフが

このようなお話を一日に何十回も患者さんに

お伝えし続けています。

 

歯が動いていく原因は

https://www.8181118.com/movie/movie2.php

歯が動く原因ってなに?動画をご覧下さいね。

 

 

10年前と比べてこんな症状が出ていらっしゃる方はいませんか?

「下の歯がガタガタになってきた」
「上の歯がガタガタになってきた」
「動いてなかった歯が動いてきた」
「右でしか噛めなくなってきた」
「右で噛んでいると、右が痛くなった」
「いつも決まった所が痛くなる」
「いつも決まった所が虫歯になる」

これは、

実際に吉本歯科医院に

お悩みをご相談になられた方が問診票に書いて下さったこと、です。

 

 

吉本彰夫の考える

良い噛み合わせとは、

10年後も、今と変わらず同じ場所に同じ歯がある

です。

 

 


1日1日が同じ状況であれば、

10年後も同じ場所ですよね?

 

歯の状態も、

今もし、虫歯もなく

何の問題もなくお食事ができているなら

その状態が10年後も20年後も続けばいいですよね?

 

 

女性であれば

40歳の時のお肌と

50歳の時のお肌の状態が

同じように維持されていれば

いいですよね?

 

 

しかし、

実際は、そうではありません。

最初は小さな虫歯からはじまります。

小さな虫歯なので、小さな詰め物に。

 

そしてしばらくたって詰め物をしたところが、また虫歯に。

今度は小さい詰め物では封鎖しきれず

大きな詰め物に。

また悪くなって

歯を大きく削って、フルカバーのかぶせ物に、なります。

 

そしてしばらくたって今度はかぶせ物をした部分が

痛くなってきて、歯医者さんに行ったら

「もう神経にまでバイ菌がきていますので

この歯は神経を取りましょう」ということになります。

神経を取った歯は、

強度が10分の1まで落ち

栄養が行き渡らない死んでいる歯になりますので

少しの咬む力で、あっけなく折れたり割れたり、根っこにひびが入ったり

していくのです。

  

https://www.8181118.com/movie/movie3.php

歯の神経を取るとどうなるの?動画をご覧下さい。

 

一度治療した歯を何度もやりかえをして再治療をしているのが

今の私達のお口の中の現状です。

 

そうなった場合には

もう抜歯しか、ありません。

こうやって歯を失ってこられた

という経緯をお話して下さる方は

吉本歯科医院には本当に多いのです。

 

 

実際に私がお話をお聞きした患者さんの中には

「この10年ですごく歯を抜かれちゃったのよ」

「前歯がガタガタになってきたの」

「一気に悪くなっていった気がする」

という方は決して少なくありません。

 

 

歯を失ってこられた経緯を

振り返ってみると

みなさん

「まさか、ここまで歯を失うことになるとは思わなかった」

「昔から歯が弱かったんだけれど、ここまで噛めなくなるとは」

と、過去を悔やまれます。

 

 

歯を失う原因は

みなさんほとんどが

「私が歯磨きをきちんとしなかったからだ」とおっしゃられます。

もちろん、歯磨きがきちんとできていなかったために

バイ菌が歯を溶かし、骨を溶かし

歯を失ってしまっている方もいらっしゃいます。

 

 

しかしもうひとつ

原因があります。

それが「噛み合わせ」です。

お口の中の状況は

家族の移り変わりや、

生活スタイルの変化を

みなさん今まさに身をもって体験されていることと

まったく同じなのです。

 

 

状況は変化し続けるんです。

歯は一生動き続けているんです。

 

 

歯の治療は、「今、この現在だけ」を考えて設計図を

書くのではダメなのです。

 

 

 

10年先に困ったら困った時に考えればいい

というようなものでは、ないのです。

 

 

歯は一生動き続けるものだ

ということを知って下さいね。

 

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歯は動くんです!動画をご覧下さいね。


 

 


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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)


2016.11.17「歯が痛い、しみる!」は歯の神経がまだ生きている証拠です

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

 

 

歯の神経が死んでいるといわれた

歯の神経を取らないといけないと言われた

歯の神経が死にそうだといわれた

歯の神経が痛む

いろいろなお悩みを抱えて

患者さんがお越しになられます。

 

 

特に歯の神経治療に関しては

患者さんご自身でも、

ご自分の歯の神経が

今、生きているのか?

死んでいるのか?

死にかけているのか?

それとももう死んで腐っている状態なのか?

そもそも、歯の神経を昔に取り除いている状態なのか?

ご存知ない方がほとんどです。

ではそもそも

歯の神経が死んでしまう

って一体どういう状態をさすのでしょう?

 

 

たとえば

歯に食べ残しがあったとします。

 

 

歯と歯の隙間や

奥歯と奥歯の間に

食べかすがごっそり詰まっている

ということは

誰にだってあることです。

しかし長い間

食べかすが詰まったままだと

食べかすが詰まった部分に

虫歯菌が繁殖していきます。

そうすると

歯の表面が一層溶けていきます。

 

この段階になると

歯がしみるようになります。

そこで

「ま、いいか、我慢するか」

「前にも歯がしみたことがあったけど

ほっといたら治ったから、ほうっておこう」

 

歯がしみていた状態を放置すると

さらにさらに穴が開いていきます。

歯が溶けて

穴が開いていきます。

 

イメージしてみてくださいね。

 

バケツに水が入っていると思って下さい。

バケツに小さなキズがあったとしも

大した問題は起こりません。

 

しかし

どんどんどんどん

バケツにキズが付くと

穴が開いていきます。

 

そうすると中に入っている水が

溢れ出します。

 

 

これが

穴が

歯の神経・血管に到達した状態

だと思って下さい。

 

 

そこには防ぐことの出来ない穴が

開いてしまうのです。

 

堤防が決壊した

川の状態です。

こうなるともうバイ菌が入り放題です。

 

 

大事に大事に

硬い壁、

エナメル質、

歯の壁、

象牙質で覆われていた

歯の神経や血管が露出してしまうのです。

バイ菌にとって

神経や血管・血液は重要な栄養素なのです。

 

とっても美味しい大好物なのです。

 

 

もちろん

人間の体はバイ菌が入ってきた時には、

そのバイ菌に対して戦おうという免疫という防御機構があります。

 

 

しかしながら余りにバイ菌の量が多いと

その防御機構で食い止めることはできなくなるのです。

 

 

ですのでバイ菌は

どんどんどんどん増殖を続けていきます。

最初は歯の表面だけだったのが、

歯の神経・血管にまで到達することで

イ菌は一気に

歯の神経・血管をやっつけていきます。

最初は

歯がしみたり

痛んだり

ズキズキ

ということが起こっていくのですが、

それはバイ菌と戦っている証拠でもあるのです。

 

 

歯がしみるのは

神経が生きている証拠です。

 

 

このばい菌との戦いに負けると

痛みを感じなくなっていくのです。

 

 

よく歯を治療せずにほったらかしにしていたら、

「歯がボロボロと欠けていった」

「痛みが和らいだ」

「痛みが止まった」

ということが、あります。

 

 

 

歯が痛い時に

痛み止めの薬を飲むという行為は、

ばい菌と戦っているんだということを

脳に知らせようとしているを

警告を無視しろというものです。


これが痛み止めの薬の仕事なのです。

 

 

特に昨今、

以前であれば病院から処方箋がないと

薬局から出せないような強い痛み止めの薬が

日常的に薬局で買うことができるようなりました。

なので

一般の方が誰でも簡単に

強い薬を手に入れることができています。

 

 

その影響もあってか

虫歯が本当に進んでしまってから来られる方が

増えているようにも思います。

 

さらには、

バイ菌が繁殖し、

鼻の部屋まで突き抜けていたり

歯を支える骨まで溶かしているケースも少なくありません。

年齢がお若くても関係ありません。

 

実際にまだ30歳の若さでも

歯を支える骨がかなり溶けてしまっている方は

いくらでもいらっしゃいます。

 

 

歯がしみるなあ

ってことを放置し

「痛み止めの薬」でその場限りの

痛みを止めを繰り返してきた方は

すでに

歯の神経が死んでしまっている

ことが、多いのです。

 

 

もちろん

私も現代に生きる日本人として

毎日忙しいことは十分承知しております。

歯がしみるくらいで

歯医者に行ってる時間の余裕なんてない

と思われるお気持ちも

痛いほど、わかります。

 

 

でも痛いのは困るから

とりあえず

痛み止めの薬でその場をしのいでおこう

とお薬を飲んでしまう

お気持ちは

よく、わかるのです。

 

 

しかし

歯は自然に治りません。

 

 

風邪のように

日にち薬で栄養を取って寝たら治る

というものでは、ないのです。

 

 

残念ながら

どんどん悪い状況になっていきます。

そしてとうとう

歯の神経や血管が死んでしまった時には、

逆にまったく痛みを感じなくなってしまう

のです。

 

 

バイ菌の勝利です。


 

 

戦いに勝利した

バイ菌達はそこからどうすると

思いますか?

 

 

さらにさらに

歯の奥へ奥へ侵入して行きます。

そして

歯の根っこを越えて、

根っこ周囲にある骨や歯茎を溶かしていくのです。

自覚症状のないまま

歯を支えていた骨を

どんどん溶かしていくのです。

 

 

歯の神経が死んでしまったとしても

ばい菌に殺された神経の死骸

除去してやらないと

バイ菌はずっと生きているんです。

 

歯の神経を殺しただけなく

今度は骨や歯茎さえも

侵食していくのです。

 

 

 

バイ菌の住処である歯の根っこ(根管)の中を

早く掃除してあげないと

どんどんどんどんバイ菌は奥へ奥へと入っていきます。

 

 

 

 

歯の神経を取る治療というのは

読んで字のごとく

歯の神経を取る治療だ

と思われている方が多いのです。

 

 

しかし

実はそうではないのです。

 

 

すでに死んでしまった歯の神経の死骸を

きちんと除去し

歯の根管の中をきれいに消毒する

ということを

意味するのです。

 

 

ばい菌に侵され

死んでしまった歯の神経は

生ゴミが腐敗している状態と同じです。

 

 

腐敗しているので

におうと

臭いです。

とても、臭いのです。

発酵食品を思い浮かべて下さい。

発酵がすすむと

膨らんできますよね。

 

 

つまり

腐っていくとガスを出すのです。

ガスが出ると

圧力が高まります。

 

 

そうすると歯の神経は死んではいるんだけれども、

周りの骨や歯茎が溶かされることにより

顔が腫れてくるような方までいらっしゃいます。

すでに

歯の神経の治療で神経を取ってしまった方でも

バイ菌に侵された場合には

いきなりこの状態にまでなってしまうこともあります。

 

 

 

顔が腫れてしまっているような場合には

一刻もはやく歯の根っこの中の

バイ菌を減らしてあげる

ということが必要です。


また

歯を支えている骨を溶かしたバイ菌達は

最後はどこへ行くのでしょうか?

 

 

 

実は

歯の神経というのは脳と繋がっているのです。

例えば指先を考えて下さい。

指先の神経は指先だけでしょうか?

 

違いますね。

 

 

指先は脳から繋がった神経

なのです。

神経の一部に過ぎないのです。

 

 

つまり

バイ菌は歯の中の神経だけを死なせるわけではなく、

歯の外の周囲の骨や歯茎の神経も殺して行きます。

そして骨を溶かしていくのです。

 

 

そしてとうとうその奥には太い神経・血管が控えているのです。

そこにたどり着いたバイ菌はどうなるんでしょう。

 

 

一気に全身を巡って行ってしまうのです。

 

 

 

心筋梗塞

聞かれたことありますでしょうか?

 

 

心臓の血管が物が詰まり

血が流れにくくなってしまった状態です。

 

 

よく動脈硬化や全身糖尿病などが大きく取り沙汰されていますが、

血管に詰まっているのは何だろう?

と研究した先生がいらっしゃいました。

血管に詰まっている物の中に

いくつもの

口の中の歯周病菌、バイ菌

見つかっているのです。

つまり

口の中にいたバイ菌が

心臓の中で発見されたり、

誤嚥性肺炎といって肺炎の中で

肺炎球菌といっしょに肺炎を起こしていたり、

口の中だけに留まらず

全身にまで影響を及ぼしているのです。

 

 

 

ですから歯の神経の治療をした方が良いのか、

しない方が良いのかと単純に考えたならば

神経の治療は神経が生きているのであれば

残せる方向で治療してもいいと思います。

 

しかし

もうすでに痛みもなく

歯の神経も死んでしまい

歯の神経の死骸が悪さをしている場合には

一刻もはやく治療を行なわないと

全身に対して影響を及ぼします。

 

 

また上の歯の場合には

歯の根の奥には

鼻の部屋があります。

鼻の部屋に

バイ菌が侵入していってしまうのです。

 

 

口から食べたものが

鼻から出てきて困る

という患者さんも

実際にはいらっしゃいます。

 

 

ただ単に歯や口だけの問題ではなくなり、

鼻の手術を含めた処置が必要になったりもするのです。

 

水の入ったバケツに穴が開いた場合には

水が流れ出ます。

どんどん流れ出ます。

 

 

決して歯の1本を最終的に抜けば済む

という問題ではなくなることもあるのです。

 

 

 

歯の神経を取ることひとつをとっても

知らないではすまされない重要なことが

あります。

 

 

どうぞ先に知って下さいね。

 

 

 


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吉本歯科医院の見える世界での虫歯治療、歯の神経治療はこちら

 

 


https://www.8181118.com/movie/movie3.php

歯の神経を取るとどうなるの?

 



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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)



2016.11.07虫歯を削るのは待って下さい!削ってしまってからでは手遅れになります。

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

歯が痛い!
歯がしみる!
これはきっと虫歯に違いない!
あわてて歯医者さんにかけこみ
虫歯部分を大きく削って詰めて治療をした後、


歯医者さんが
「この歯の神経は次に痛みがでたら
抜かないといけないかもしれません。」


と診断されるケースは
とてもよくあること、です。



歯の神経を取る?
それは嫌だ
それは困る
ということで、
いろいろとお調べになった上で
吉本歯科医院にご連絡を下さるという患者さんは
とても多いのです。


吉本歯科医院にお越しになった時には
もうすでに
虫歯部分を大きく削り取り
仮の詰め物をしている状態です。


まだ、ズキズキと痛む
という方もいらっしゃいます。

痛みはないが、歯の神経をどうしても抜きたくないので
どうにかして欲しい
という方もいらっしゃいます。


または、もう最終的な被せ物が口の中に入っており
「もし、次に痛みが出たら
いったん被せ物を外して
歯の神経を取る必要があります」と診断され
お痛みが出てお越しになられる方もいらっしゃいます。



歯の神経でのご相談に関しては
患者さんによって
どの程度まで治療を進めているのか?が
違います。



もし、あなたの歯がズキズキと痛み
もし、あなたの歯がしみてきだした時、
虫歯だから、と
安易に歯を削りとるのは待ってください。

一般的な虫歯治療では
虫歯であろう部分を大きく削り取ります。
mushibabubun.jpg
虫歯だと判断された部分は
大きく削り取るのです。



虫歯部分を大きく削りとってしまうと
もうその時点で
歯の神経に一気に近くなってしまいます。



そもそも

歯を削るから

歯の神経にどんどん近くなって

痛みがではじめるのです。


歯を削ることを繰り返していくから

そのうち神経に近くなり

神経が痛くなり

歯の神経を取らないいけなくなるのです。


https://www.8181118.com/director/2016/09/post-148.php

安易に歯の神経を取ると、歯を失う時期が一気に早まります。


こういった理由から

の医院ではそもそも生きている歯を大きく削って詰める治療

行なっていません


https://www.8181118.com/menu/02info.php

吉本歯科医院の薬で治す虫歯治療

従来の虫歯治療を繰り返しているといずれ神経を取り、最後には自分の歯を失ってしまう可能性があります。


そもそも歯を大きく削ってしまうから、歯の神経に近くなり、痛みが出はじめるのです。

痛みが出た時にはもう遅いのです



歯の神経を取らないといけない末期症状にまでなっていることがほとんどです。


やむなく、神経の治療になった歯の頭は残念ですが、この写真のようにパツサ

削り落として根だけの状態にしてから治療を行うことになります。

fuusa



歯が痛い
虫歯じゃないか?
歯がしみる
歯がずきずきする
歯の神経までいってるんじゃないか?


このような方は
まずは、ご相談下さい。
歯を削る前に、必ずご相談頂きたいのです。


歯を削る前に知っておきたい7つのこと。メールセミナー全7回 インプラント 歯周病 PMTC 歯の定期検診 噛み合わせ 咬み合わせ 専門 吉本歯科医院 香川 高松
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患者さんに先に知っておいて頂きたい情報を
できるだけわかりやすくお届けしていきますね。
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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)


2016.10.31歯の神経が死んだ後の処理

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。




歯の神経が死んでいるといわれた

歯の神経を取らないといけないと言われた

歯の神経が死にそうだといわれた

歯の神経が痛む

いろいろなお悩みを抱えて

患者さんがお越しになられます。




特に歯の神経治療に関しては

患者さんご自身でも、

ご自分の歯の神経が

今、生きているのか?

死んでいるのか?

死にかけているのか?

それとももう死んで腐っている状態なのか?

そもそも、歯の神経を昔に取り除いている状態なのか?

ご存知ない方がほとんどです。




ではそもそも

歯の神経が死んでしまう

って一体どういう状態をさすのでしょう?



たとえば

歯に食べ残しがあったとします。



歯と歯の隙間や

奥歯と奥歯の間に

食べかすがごっそり詰まっている

ということは

誰にだってあることです。




しかし長い間

食べかすが詰まったままだと

食べかすが詰まった部分に

虫歯菌が繁殖していきます。


そうすると

歯の表面が一層溶けていきます。


この段階になると

歯がしみるようになります。




そこで

「ま、いいか、我慢するか」

「前にも歯がしみたことがあったけど

ほっといたら治ったから、ほうっておこう」


歯がしみていた状態を放置すると

さらにさらに穴が開いていきます。




歯が溶けて

穴が開いていきます。


イメージしてみてくださいね。


バケツに水が入っていると思って下さい。



バケツに小さなキズがあったとしも

大した問題は起こりません。


しかし

どんどんどんどん

バケツにキズが付くと

穴が開いていきます。


そうすると中に入っている水が

溢れ出します。


これが

穴が

歯の神経・血管に到達した状態

だと思って下さい。



そこには防ぐことの出来ない穴が

開いてしまうのです。


堤防が決壊した

川の状態です。



こうなるともうバイ菌が入り放題です。



大事に大事に

硬い壁、

エナメル質、

歯の壁、

象牙質で覆われていた

歯の神経や血管が露出してしまうのです。





バイ菌にとって

神経や血管・血液は重要な栄養素なのです。


とっても美味しい大好物なのです。



もちろん

人間の体はバイ菌が入ってきた時には、

そのバイ菌に対して戦おうという免疫という防御機構があります。



しかしながら余りにバイ菌の量が多いと

その防御機構で食い止ることはできなくなるのです。



ですのでバイ菌は

どんどんどんどん増殖を続けていきます。




最初は歯の表面だけだったのが、

歯の神経・血管にまで到達することで

イ菌は一気に

歯の神経・血管をやっつけていきます。



最初は

歯がしみたり

痛んだり

ズキズキ

ということが起こっていくのですが、

それはバイ菌と戦っている証拠でもあるのです。



歯がしみるのは

神経が生きている証拠です。



このばい菌との戦いに負けると

痛みを感じなくなっていくのです。



よく歯を治療せずにほったらかしにしていたら、

「歯がボロボロと欠けていった」

「痛みが和らいだ」

「痛みが止まった」

ということが、あります。




歯が痛い時に

痛み止めの薬を飲むという行為は、

ばい菌と戦っているんだということを

脳に知らせようとしているを

警告を無視しろというものです。



これが痛み止めの薬の仕事なのです。



特に昨今、

以前であれば病院から処方箋がないと

薬局から出せないような強い痛み止めの薬が

日常的に薬局で買うことができるようなりました。




なので

一般の方が誰でも簡単に

強い薬を手に入れることができています。



その影響もあってか

虫歯が本当に進んでしまってから来られる方が

増えているようにも思います。


さらには、

バイ菌が繁殖し、

鼻の部屋まで突き抜けていたり

歯を支える骨まで溶かしている

ケースも少なくありません。


年齢がお若くても関係ありません。


実際にまだ30歳の若さでも

歯を支える骨がかなり溶けてしまっている方は

いくらでもいらっしゃいます。



歯がしみるなあ

ってことを放置し

「痛み止めの薬」でその場限りの

痛みを止めを繰り返してきた方は

すでに

歯の神経が死んでしまっている

ことが、多いのです。



もちろん

私も現代に生きる日本人として

毎日忙しいことは十分承知しております。






歯がしみるくらいで

歯医者に行ってる時間の余裕なんてない

と思われるお気持ちも

痛いほど、わかります。



でも痛いのは困るから

とりあえず

痛み止めの薬でその場をしのいでおこう

とお薬を飲んでしまう

お気持ちは

よく、わかるのです。



しかし

歯は自然に治りません。



風邪のように

日にち薬で栄養を取って寝たら治る

というものでは、ないのです。



残念ながら

どんどん悪い状況になっていきます。


そしてとうとう

歯の神経や血管が死んでしまった時には、

逆にまったく痛みを感じなくなってしまう

のです。



バイ菌の勝利です。



戦いに勝利した

バイ菌達はそこからどうすると

思いますか?



さらにさらに

歯の奥へ奥へ侵入して行きます。




そして

歯の根っこを越えて、

根っこ周囲にある

骨や歯茎を溶かしていくのです。



自覚症状のないまま

歯を支えていた骨を

どんどん溶かしていくのです。



歯の神経が死んでしまったとしても

ばい菌に殺された神経の死骸

除去してやらないと

バイ菌はずっと生きているんです。


歯の神経を殺しただけなく

今度は骨や歯茎さえも

侵食していくのです。




バイ菌の住処である歯の根っこ(根管)の中を

早く掃除してあげないと

どんどんどんどんバイ菌は奥へ奥へと入っていきます。




歯の神経を取る治療というのは

読んで字のごとく

歯の神経を取る治療だ


と思われている方が多いのです。



しかし

実はそうではないのです。



すでに死んでしまった歯の神経の死骸を

きちんと除去し

歯の根管の中をきれいに消毒する

ということを

意味するのです。



ばい菌に侵され

死んでしまった歯の神経は

生ゴミが腐敗している状態と同じです。



腐敗しているので

におうと

臭いです。

とても、臭いのです。




発酵食品を思い浮かべて下さい。


発酵がすすむと


膨らんできますよね。






つまり


腐っていくとガスを出すのです。



ガスが出ると

圧力が高まります。



そうすると歯の神経は死んではいるんだけれども、

周りの骨や歯茎が溶かされることにより

顔が腫れてくるような方までいらっしゃいます。




すでに

歯の神経の治療で神経を取ってしまった方でも

バイ菌に侵された場合には

いきなりこの状態にまでなってしまうこともあります。




顔が腫れてしまっているような場合には

一刻もはやく歯の根っこの中を

バイ菌を減らしてあげる

ということが必要です。



また

歯を支えている骨を溶かしたバイ菌達は

最後はどこへ行くのでしょうか?




実は

歯の神経というのは脳と繋がっているのです。


例えば指先を考えて下さい。

指先の神経は指先だけでしょうか?


違いますね。



指先は脳から繋がった神経

なのです。


神経の一部に過ぎないのです。






つまり


バイ菌は歯の中の神経だけを死なせるわけではなく、


歯の外の周囲の骨や歯茎の神経も殺して行きます。


そして骨を溶かしていくのです。






そしてとうとうその奥には太い神経・血管が控えているのです。


そこにたどり着いたバイ菌はどうなるんでしょう。






一気に全身を巡って行ってしまうのです。








心筋梗塞


聞かれたことありますでしょうか?






心臓の血管が物が詰まり


血が流れにくくなってしまった状態です。






よく動脈硬化や全身糖尿病などが大きく取り沙汰されていますが、


血管に詰まっているのは何だろう?


と研究した先生がいらっしゃいました。


血管に詰まっている物の中に

いくつもの

口の中の歯周病菌、バイ菌

見つかっているのです。



つまり

口の中にいたバイ菌が

心臓の中で発見されたり、

誤嚥性肺炎といって肺炎の中で

肺炎球菌といっしょに肺炎を起こしていたり、

口の中だけに留まらず

全身にまで影響を及ぼしているのです。




ですから歯の神経の治療をした方が良いのか、

しない方が良いのかと単純に考えたならば

神経の治療は神経が生きているのであれば

残せる方向で治療してもいいと思います。


しかし

もうすでに痛みもなく

歯の神経も死んでしまい

歯の神経の死骸が悪さをしている場合には

一刻もはやく治療を行なわないと

全身に対して影響を及ぼします。



また上の歯の場合には

歯の根の奥には

鼻の部屋があります。



鼻の部屋に

バイ菌が侵入していってしまうのです。



口から食べたものが

鼻から出てきて困る

という患者さんも

実際にはいらっしゃいます。



ただ単に歯や口だけの問題ではなくなり、

鼻の手術を含めた処置が必要になったりもするのです。


水の入ったバケツに穴が開いた場合には

水が流れ出ます。

どんどん流れ出ます。



決して歯の1本を最終的に抜けば済む

という問題ではなくなることもあるのです。




歯の神経を取ることひとつをとっても

知らないではすまされない重要なことが

あります。



どうぞ先に知って下さいね。





https://www.8181118.com/menu/02info.php


吉本歯科医院の見える世界での虫歯治療、歯の神経治療はこちら

 




2016.10.08フロスをしていて歯の被せ物が取れてしまった

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
「被せ物 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果
食事の後に
フロスをしていて
奥歯の被せ物が取れてしまった

という方って
実はとっても多いんです。


吉本歯科医院にお越し下さっている患者さんには
ほぼ全ての方にフロスは必ず使って頂くよう
お願いしています。


しかし、フロスといっても
いろいろなフロスがあります。


50本くらい入って300円くらいのものや
いろんなものが、
薬局さんや
スーパーに
並んでいます。


どれを使っても一緒かな?
と思われますよね?


しかし、フロスにも
いろんなフロスがあるんです。


歯を失わないための噛み合わせ専門歯科医院としての
吉本歯科医院でおすすめしているフロスはこちらです。DSC_6272.jpg

Y字になっている糸楊子タイプのものです。

 

歯と歯の間の汚れは何をやったとしても他の道具では取れません。

 

歯ブラシでも汚れを取ることはできません。

 

電動ブラシでもダメです。

 

歯間ブラシでもまったく取れません。

 

歯と歯の間は満員電車で

かばんが挟まったような状況になっていますから、

「フロス(糸楊子)」でしか除けることは出来ないのです。

densya9.jpg

「フロス」は

歯の掃除には欠かせないのです。


どうしても時間がないんだ、

歯ブラシは何回かしか出来ないんだという方は、

フロスだけでもいいのでやってください。

 

しかも11回ではダメです。

1日に何回も何回もフロスを使ってほしいのです。

 

吉本彰夫は自分専用のフロスがいつも胸ポケットに入っています

どの服を着ても必ずポケットに入っています。

どこに行くにも一緒です。

それほど、フロスが大事です。

 

1日に何回も何回もフロスを通しているのです。

 

みなさんはフロスと聞いてきっと

「面倒なもの」とイメージされる方はとても多いと思います。

そんなフロスなんてとっても大変だよ。

そう、おっしゃる方は実際とても多いんです。

 

 

前に歯科衛生士さんに教えてもらったけど、

あんな長い糸で奥の方で

あんな一生懸命しないといけないのは大変だし忙しいし、

あんなの毎日ましてや1日に何回もできないよ。

shikan.jpg

ましてや外出している時になんて

そんなフロスなどできないよ。


とおっしゃられる方が多くいらっしゃいます。


確かにあの長いタコ糸のようにグルグルと

巻きつけられた長いフロスありますよね。

 

とっても長さ当たりの費用という考えではお得です。

いいと思います。

 

吉本歯科医院でも使っています。

しかし使っているのは歯科衛生士が患者さんのために

口腔内で使っています。

shikan.jpg

患者さんにご自身で使っていただくために

お勧めをするようでは使用しておりません。


長年使ってきて慣れているので、

使い続けられた方がいいと考慮された場合にお話ししています。


患者さんにあのような糸楊子というか、

フロスをお勧めしてはおりませんし、販売もしておりません。


どうしてもとおっしゃられる方には販売もしております。


「えっ?使えと言ったのに売ってないの?」

フロスはフロスでも歯科医院販売専用となっている

特殊なYの字のフロスをお勧めしています。

これです。

DSC_6272.jpg

1日に何回もしないといけないのです。

 

確かに長さ当たりの費用対効果とかいう考え方で言えば

タコ糸のような長いフロスの方がお得なのかもしれません。

しかし、あれを日常的に使用するのは大変です。

 

ご自身で自分自身にするのはすごく大変です。

前歯は大丈夫かもしれませんが、

奥歯を含めたすべての歯を何回もするのは大変です。

  

ですので現実的ではないのです、

効果を期待できないのです。


計画だけを立てて実行を伴わないものには意味がありません。

そうではなく現実的に行動可能なものとして

Y字の形をしたフロスをお勧めしております。

DSC_6272.jpg

しかも安いのはダメです。

 

形はそっくり、

しかし安いのは安いなりの理由があるのです。

 

まったく似て非なるものなのです。

 

例えば車ひとつ取って考えてみても同じです。

普通の車とF1の車、まったく性能が違いますよね。

f1_s.jpg

一般の方にはそんなフロスの何が違うの?

と思われるかもしれません。

 

 

吉本歯科医院でお勧めしているY字形のフロスはとても細い糸で構成されています。

DSC_6272.jpg

すごく細い糸を100本以上も束ねてより糸にしてパッと見た目、1本の糸のように見える糸のものをお勧めしております。

 

そして太さはSサイズとMサイズとあります。

その方に応じて太さなり、サイズなりをお勧めしております。

 

大事なのは

☑きゅうくつな歯と歯の間の狭い場所、

☑物と物が詰まって取れない場所、

☑歯ブラシで掃除しても取れない場所

を掃除するための道具がフロスの役目です。

 

ところが、安いフロスはどういう商品なのかというと、実はようく見ても1本の糸とか10本程度の糸。糸の本数が少ない。

 

つまり糸そのものの太さが比較してすごく太いのです。

太いですから狭いところを通そうとすると切れてしまうのです、簡単に。

切れてしまって、糸の繊維が歯と歯の間に詰まって残ってしまう。

あれっ?おかしいですよね。

 

歯と歯の間の詰まった物を除けなければいけないのに、

それを掃除するための糸が詰まってしまったのではまったく意味をなしません。

 

フロスには適切な糸の太さというのがあるのです。

 

そして1本や10本程度だとすぐ切れてしまいます。何回も使えません。

 

100本位の糸の場合にはその100本すべての糸が切れてしまうまで使えるのです。

 

決して使い捨てではないのです。

 

使い捨てではないので、1日に何回も何回も使えるのです。

 

慣れてくれば何日も1本のフロスで使い続けられます。

 

1本の器具あたりで計算すると単価は高いと感じられるかもしれませんが、結局すぐにダメになってしまうもの、すぐに糸が切れてしまうもの、切れて繊維が残ってしまうもの、これらは逆効果でしかないんですね。

 

安いだけで求められている効果は何も出ません。

逆に悪影響がでてしまう可能性があります。

 

ですので、理にかなった適切なフロスを使われることをお勧めします。

 

慣れたら本当に切れにくいです。

 

切れる方の多くは

1.糸の質が悪い、

2.糸が太い、

3.糸の本数が少ない、

これがほとんどの原因です。

 

次の大きな原因は

4.フロスの使い方そのものをご存じでない方が多いのです。

5.慣れていない

間違った使い方をされています。


今までもフロスを勧められたけれども、そんな使い方聞いたことがなかった。

 

初めて聞いたという方がどれほど多いことか。

フロスって歯と歯の間ですから、歯と歯の間に上から下に糸を通し、下に入ったのを上に外す時に下から上に持ち上げます。

 

と、習っている方が多いのです。

違います。

 

そんなことしたら、上から下に入って窮屈な場所の場合には跳ねてしまいますから、ちょうど弓の弦を跳ねたようにパッチンとなって、入った時にその糸が歯茎に当たり歯茎を傷つけて出血してしまいます。


プラークを除去して炎症性サイトカインを減らさなければいけないはずです。


なのに、歯茎を傷付けて炎症性サイトカインを発生させて、されには体内への進入口を作って傷を大きくしてしまう。やらない方がましということになってしまいます。


外す時にはご自身の歯同士の場合には、ただ糸が切れるだけですが詰め物や被せ物が入っている場合には、その詰め物自体がポンと外れてしまうこともあります。

逆に歯を痛めてしまいます。

 

だからフロスを使いたくないんだとおっしゃられる患者さんもいらっしゃるくらいです。

違います。

 

フロスを歯と歯の間に出し入れする時にそんな上下的な力が掛かること自体がよくないのです。

 

それは間違った使い方です。

 

フロスは上下に押し込んだり持ち上げたりして使用するものではありません。

DSC_6469.JPG



1.糸の方向を歯と歯のちょうど直角になるようにまず合わせます。
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2.そして糸を糸方向に横に動かすのです。
furosu3.jpg

 

決して上下ではない

上下的方向ではないのです。


 

水平的方向に糸を動かすのです。

 

そうすると100本のより糸がばらけます。

 

細い糸11本くらいにまでばらけます。

 

そうすると窮屈と思われていたところに、

その細い糸は簡単にスッスッスッと入っていくことができるのです。

隙間に入ったときに歯茎に衝撃があるのは間違った方法です。



フロスを一気に上から下に押し込んで

歯茎から血が出てしまったという方は多いのですが

これは間違った方法なのです。



入っていかない場合には構成している糸が太すぎるのです。

 

そして外す時も一緒です。

 

上にポンと持ち上げるわけではないです。

 

糸を歯と歯の間まで持ち上げて水平方向に糸方向に動かすんです。

そしたら糸がばらけてすんなりと外れてきます。

furosu3.jpg

その時には糸と糸の間にいっぱいの汚れや食残やバイ菌をいわゆるプラークをごっそりとかき取ってくるのです。

 

すごい量が取れます。

 

 

試しにいつも通り歯ブラシをした後にやってみてください。

 

そんなに取れるのっていうくらいビックリされます。

 

そう、歯ブラシをした後フロスしてもいっぱい汚れが取れてくるのです。

 


歯を失わないために

毎食の後に、必ずフロスをする習慣をあなたも取り入れて下さい。

男性であれば

胸のポケットに1本しのばせて下さい。

女性であれば

化粧ポーチに1本。


習慣にして下さると

「しないと気持ち悪い」状態になります。

そうなったら、しめたもの、です。



https://www.8181118.com/director/cat81/

歯を失わないための噛み合わせ専門歯科医院 吉本彰夫が教える歯の磨き方






原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)







2016.10.04そもそも歯を抜かないといけなくなった理由は何ですか?


香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


「あーー、この歯はもう抜かないといけませんね」
「歯槽膿漏がひどくなってますねえ」

と言われびっくりしてしまった方が
数日悩まれ
吉本歯科医院にご相談にお見えになりました。



患者さんは
「抜かなくちゃいけないって、どうして?」
「抜いたらどうなるの?」
「抜いたら困るじゃない?」
「抜いた後、どんな方法があるの?」


いろいろと疑問とご不安をかかえてお越しになられました。



このようなご相談は大変多いです。
きっと患者さんご自身も
「歯を抜かないといけない」という言葉に
びっくりされるんです。


怖いですよね。
歯を抜くって。
歯を抜いた後、一体どうなるの?自分は?ってご不安になりますよね。
それが、あたりまえです。
zyosei1.jpg

歯周病で奥歯を抜かないといけないと診断されました。
左上の奥です。
抜かないといけないと診断された以外の他の歯も自分で触ってみると
グラグラして揺れています。
gura.JPG

歯を支えている骨も溶けかけてきていると、言われました。
このまま何もせず抜いたままにしておくのがいいのか
入れ歯を入れたらいいのか、インプラントにしたらいいのか
悩んでいます。
どのようにすれば私はきちんと噛めるようになるでしょうか?』


歯を抜かないといけないと
診断された、
なんとか抜かずに治療はできないか?
また、抜くとしてもその後どうしたらいいのか?
このようなお悩みを抱えてお越し下さる方は
大変多くいらっしゃいます。


しかし、
「そもそもこの歯を抜かないといけなくなった原因はご存知ですか?」
とおたずねすると
ほとんどの方が

「え?それは、・・・・歯磨きしなかったから、虫歯が悪くなって・・かな?」
とか
「歯周病ですよね、きっと」

とか

明確に
「私はこの原因により今回この奥歯を抜かないといけないことにまで
なってしまった」と
お知りになっている方は、ほとんどいません。


つまり
原因を、ご存知ない。


今回、歯を抜かないといけなくなった根本の原因は何なのか?
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それを知らずに
それを解決せずに
単純に
抜けた部分に入れ歯
抜けた部分にインプラント
抜けた部分にブリッジ

をしても、
お口の中にある根本原因を解決しないままですので
近い将来必ず同じ運命を辿るのです。


たとえば、インプラントについてですが
インプラントとは歯がなくなった顎の骨に埋め込む人工の歯根のことです。
ネジです。

歯がなくなったところにこのインプラント体であるネジを埋め込むのですが、
お口の中に「歯を抜くことになった原因」を残したまま
硬いネジを埋め込んでしまうと
大変危険です。


まずは
そもそも歯を抜くことになった原因をきちんと
調べることが大事です。


歯周病とは、歯を支えている骨が溶けてなくなってしまう病気です。

歯周病は、お口の中の菌が原因で
悪化したと思われている方が多いのですが
実際の原因は菌だけの問題ではありません。



歯周病は骨が溶けてなくなる病気です。


骨がなくなっている場合には
骨を作る手術の段階から行なう必要がございます。
どの程度骨がないか等、診断を行なってから
インプラントが可能かどうかの判断となります。
また、全身的なご病気等がある場合にも
手術を行なうことはできません。

※心臓病などで血をサラサラにするお薬を飲んでいる
※骨粗しょう症の改善するお薬を飲んでいる、骨粗しょう症の注射をしたことがある
等も手術を行なうことができません。



そしてこれもよくお尋ねいただくことなのですが
抜いた奥歯をそのままにしておく、ということは
あまりおすすめはいたしません。

抜けた歯の部分にインプラントができるかどうか?
また、今回歯周病で歯を失ってしまった根本原因は何か?
これらをすべて詳しくお調べしてから
どのような治療がその方にとって最善であるかを考えてまいります。


お口の中にあります「噛み合わせ」の問題を解決することをせず
失った部分だけに単純に「なくなった部分を埋める」という考えで
硬いネジであるインプラントを入れてしまいますと
後々トラブルを引き起こし大変危険です。


インプラントは骨に固く固定されてしまうものです。
骨の中にがっちり埋め込む硬いネジです。

硬く固定されたモノと、
ご自身の歯がガツンガツンと当たる力により
ご自身の歯は簡単に壊れます。
domiojpg.jpg



硬いものと柔らかいものがぶつかると
柔らかいものが壊れるのです。


その他のご自身の残っている歯が、固定されたインプラントにより
どんどん破壊され、同様に他のご自身の歯を多く失ってしまうことになってしまいます。



インプラントをお考えの場合には
どうぞ事前に正しい情報を得てから
治療をスタートさせて下さい。


一度インプラントを入れてしまいますと
もし将来、何からのトラブルが起こった場合には
埋めている骨ごと大きく削りとって外すこととなってしまいます。

インプラント治療をする前に患者さんが確認しておくべき5つのこと


きちんと噛める
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歯のことを意識せずに当たり前の食事ができる
このことを実現するには
単純に
「なくなったらそこにインプラントか入れ歯を入れたら元のように噛める」
というようなものでは、ないのです。

まずはそれを知って下さい。






原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





2016.09.26歯の神経を取った歯が痛い!どこに行っても「そんなはずはない」と言われて困り果てていました。

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


頂いたご相談内容です。


「2ケ月前に歯の神経を取る治療をしたんです。

歯の神経を全部とってもらって治療は終了しました。

でも、歯が痛くてしょうがないので歯医者さんに行ってまだ痛いというと

『神経取ってる歯なので痛いはずはない、そんなはずはない。』

と言われました。

しばらくしたら落ち着くかなと我慢しながら仕事をしていましたが

あまりに痛いのでこれはおかしいと思って

相談することにしました」

zyosei2.jpg

「すでに歯の神経は取っている歯だけれども痛みが取れない」

「歯の神経治療をして、治療は終了したと言われたが、痛みが続く」


こんな状態が続くと

誰だって不安になります。

一体どうしたらいいのか?

この痛みはどこに行けば治るのか?

そう思うのは当然です。 


歯の神経に関してのご相談は大変多いのですが

「歯の神経を取ったのに痛みを感じるのはなぜ?」という

ご相談はその中でも

さらに多いご相談内容です。


歯の神経を取ったはずなのに

痛い

その理由をお伝えさせて下さい。


 通常、奥歯の場合歯の神経の入口は

3つしかない、と教科書では教えられています。

しかし、実際に私が日々患者さんのお口の中を診せて頂き

根管治療(歯の神経治療)をしていく中では

歯の神経の入口は4つ、5つ目ある方が

いらっしゃいます。

imgshin.jpg

 歯の神経の入口が4つあるケースは

珍しいことではありません。

私が患者さんを診させて頂くだけでも

歯の神経の入口が3つなのは

10人のうち5人程度です。

残りの5人の方は、歯の神経の入口は4つ目、5つ目と見つかります。

 

実際にこの患者さんも

5つ目の神経の入口が見つかりました。


3つ目までは見つかって

消毒をしているのですが

残りの4つ目5つ目には

神経が残っており、バイ菌が腐蝕しているのです。

痛いはず、です。



歯の神経の入口が3つしかないと思って

3根管だけ治療したとします。

見つかっていない4つ目、5つ目の神経は

治療されずに放置されたままです。

痛みが取れるわけは、ありません。

 

 

歯の神経の入口は3つだと、思い込んでいたら

見えません。

4つ目があるかもしれない、と思っているから

4つ目を見つけることができます。

あると思うから、見つけることができるのです。

4つ目、5つ目の神経の入口を見つける時に

役に立つのが、マイクロスコープ(手術用顕微鏡)です。

肉眼では見えないものが、マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使うことによって

よく見えます。

痛みを取るという技術に関して考えてみましょう。

歯科治療に置き換えてみます。
普通歯科医師術者から治療しようとする歯を見るとこんな感じです。

肉眼で見た時にはこう見えます。
歯と1円玉を並べてみました。
こんな世界です。

ルーペで見るとこんな世界です。

歯の神経(歯の根)が3つ見えていますね。

例えば字が小さな本を読もうとした時、
字が見えないと読めませんよね。

ですから見えないのでどうしますか?

メガネを掛けますよね。

横に一円玉を置いてみました。
こんなサイズです。
コンタクトレンズを掛けますよね。
車の運転、見えてないと危険ですよね。
普段メガネをつけていらっしゃる方がメガネを外して車の運転、とても危険ですよね。

つまり見えている事に対してしか処置をすること行動を起こすことができません。

もちろん経験であったり、技術であったり、手先が器用であったり、すごく大事なことです。

しかしながら目が見えなくなってきたり、見えていたものが見えない、もしくは今まで見えてなかったものが見えるようになった時、それはまったく違う治療となるのです。

先ほどの続きです。
まず、お口の中をルーペでみると
こんな感じです。

歯の表面がばい菌で溶けてドロドロになっている状態です。


決して珍しいケースではありません。

一部が黒くなって肉に埋もれているため黒い部分を削ると出血してきます。


そのため、先生の診断によっては
この時点で「抜歯」を宣告される場合も少なくありません。

この表面のドロドロした状態をまずはキレイに除去します。
まずここまでの処置が大変です。

黒い部分を削って除去し、まだ使えそうな硬さのある歯質を露出させました。
レーザーを用いて止血しました。

レーザーがないと止血が困難です。

止血させることで、歯の神経の入口を3つ見つけることができました


歯の周辺部分の赤くなっている歯茎から出血が起こるのですが、レーザー治療により
止血された状態で歯が良く見える状態になっています。
もちろん吉本歯科医院のこの炭酸ガスレーザーは保険では認められていません。

ここまでの処置ができるかどうかだけでも
抜歯か歯を抜かずにすむかの診断が大きく変わってきます。

具体的にお話しましょう。
歯科の治療においては何ミリの世界が治療にとって必要なのか?
吉本彰夫は1ミリ、いやもっと狭い0.1ミリの世界で治療を行っております。

さらにマイクロスコープ(手術用顕微鏡)で精密に見ていくと3つの神経の入口以外に白い点が見つかりました。
しばらくすると横から血が流れ込んできます。血との戦いです。

ここでまたレーザーで止血させます。

その白い点の穴の中に細い針を慎重に入れていきます。
注意深く入れないと細い針ですので折れてしまいます。
針が折れた時点でその歯は「抜歯」となります。
細心の注意を払って行います。

shinkei3.jpg

上の写真をご覧下さい。
神経の入口は3本に見えます。
しかし

白い点だった穴を針で広げていくと
4本目の歯の神経の入口が見つかりました。

imgshin.jpg

4本目の歯の神経の入口が見つけることができたため

4本目の歯の神経を消毒することができます。

そこにバイ菌がいるから

痛みを感じるのです。

消毒し、菌を殺せば

痛みは消えました。

 

こういうことが吉本歯科医院では
当たり前に行なわれています。
マイクロスコープという手術用顕微鏡を使えばどうなるんでしょうか?
はっきりと見たいところが見えます。


吉本歯科医院では常にそういうよく見える世界で治療を行っております。

これが、吉本歯科医院の「あたりまえの基準」です。

 

 歯の神経に関するご相談で、

具体的にどのようなお悩みでお越しになるかご紹介します。

☑歯医者さんで歯の神経を抜くと言われたが、絶対に抜きたくない。どうにか抜かずに治療できないか?

☑歯の神経を抜くと言われましたが、歯の神経を抜くとどうなりますか?

☑歯の神経を抜くか抜かないかは歯医者さんによって診断が違うのですか?

☑歯の神経を抜くことになったらどんな治療方法になるんですか?

☑虫歯を削ることで、歯の神経を取らなくてはいけないことはありますか?

☑口の中が虫歯だらけなのですが、歯の神経があるかどうかもわかりません。診てもらえますか?

☑歯の神経を抜いてはいけないと聞いたことがあるのですが、痛くても抜かないほうがいいのですか?

☑歯の神経はどうやって取るんですか?

☑歯の神経を取ったのに痛いと感じるのはなぜですか?

☑歯の神経を抜くメリットとデメリットを教えて下さい。

☑歯の神経、どうしても抜かないといけない場合はどんな状況ですか?

☑歯の神経が死んでいるかどうかはどうやって調べるのですか?

☑歯の神経を取る時は痛みがありますか?

☑歯の神経に膿がたまっていると診断されたのですが、抜かないといけないですか?

☑歯の神経が炎症を起こしているようなのです、抜かずに治療できますか?

上記のようなお悩みがある場合には、お気軽にお問い合わせ下さいね。

香川県 高松市 無料メール相談

https://www.8181118.com/contact/


日本補綴歯科学会専門医 香川県 高松市 吉本歯科医院

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