専門が変われば診断が変わります。
高松市の
吉本歯科医院の吉本彰夫です.
患者様へお願い申し上げます.
現在,新型コロナウイルスによる感染防止対策として
不要不急の
歯の健診
歯のお掃除
等は
お受けすることができない状況でございます.
限られたマスク,手袋の範囲内で診療をする必要がございます.
緊急を要する処置,現在治療中の患者様,インプラント治療をお受けになり定期的なメインテナンスを行わないとトラブルを引き起こす可能性がある患者様の治療は通常通り行ってまいります.
物資(マスク,手袋)の安定的供給が再開されるまで
大変ご迷惑をおかけしますが,皆様のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます.
専門が変われば診断が変わります。
揺れている歯がある場合には
クリーニングをしてもほとんど揺れは止まりません。
実際、ご相談に来られる患者さんの多くは
これまでも普通にブラッシングや
定期的な歯科検診はなさってこられた方も多いのです。
しかし、
今回
「歯周病で歯を抜かないといけなくかった」
のです。
歯周病菌だけが原因で歯周病になっている場合には
しっかりとお口の中の菌を減らすことで
これ以上悪くならないように維持することができる可能性もございますが
「歯周病で歯を失った」場合には
そもそも今回歯周病になられた根本原因を
まずは
きちんと突き止めることが大事です。
歯周病によって骨が溶ける原因は2つです。
1、口の中の細菌によるもの(細菌感染)
2、噛み合わせから起こる「破壊的な力」(外来的要因)
今まで掃除をきちんとしているにもかかわらず歯の揺れがとまらない、
のであれば
1、ではなく、2の噛み合わせから起こる問題
または1、2の組み合わせが原因であることが多いです。
詳しくはこちらをご覧下さいね
https://www.8181118.com/director/2016/02/post-109.php
歯周病って、骨が溶けてなくなる病気なんです。
はじめてご相談にお見えになかった
患者さんのお話です。
『半年ほど前に虫歯の治療をし歯の神経近くまで削りました。
詰めたものは銀色のアマルガムです。
治療後は2~3日ズキズキ痛みが続きましたが
4日目には痛みは落ち着いてきました。
しかし冷たいもの、熱いコーヒーを飲むと歯がキーンとしみています。
何もしていない時でも奥歯を噛んだ時には
ピキーッとなる痛いピークがあったり、痛いのが落ち着いたりを繰り返しています。
ここ最近は落ち着いていたのですがまた時々ピーク時の痛みが
頻繁にくるようになりました。
以前受けた診断は「歯の神経が死にかけている」という状態でした。』
このようなご相談です。
同じようなお悩みで吉本歯科医院にお越し下さる方
とても多いのです。
歯を大きく削り取ってしまう前であれば
歯の神経を残し薬で処置を行うことができるケースがほどんどです。
しかし、もうすでに
歯を大きく削り取ってしまっている場合には
吉本歯科医院で行う薬で治す処置が行えない場合が多いです。
専門が変われば診断が変わります。
専門が変われば診断が変わります。
専門が変われば診断が変わります。
専門が変われば診断が変わります。
香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
歯周病だと思うんですが・・・
歯槽膿漏(歯周病)が進行していると言われたんです
歯周病の治療をして欲しいのですが
歯茎が茶色に腫れて
膿が出て歯がグラグラしてるので治して欲しい
こんなお悩みを抱えて
日々多くの患者さんが初診の際に
おっしゃられます。
しかし
歯周病について
なんとなく
歯茎が腫れてしまうこと
歯磨きを怠ったために菌により歯茎が傷み
その結果、歯がグラグラしてきた
とイメージされている方が
本当に多いのです。
最初はたしかに
歯茎が赤く熟れたトマトのように
なってきます。
さわるとプニプニしています。
さらに進行すると
そこから
歯茎が下がってきます。
よく
「なんだか最近、歯が伸びてきたんです」
とおっしゃられるのは
歯が伸びたのではなく
歯茎が下がったことにより
歯が伸びたように見えるのです。
こうなってくると
歯の根元が見えてきていますので
当然歯磨きをすると
歯がキーンとしみたり
してきます。
ちなみに
健康な歯茎はこんな感じです。
さらに悪化していくと
歯がいよいよグラグラと揺れ始めます。
グラグラと揺れが激しくなった歯は
もう既に
歯を支えている骨が溶けている状態
です。
この図をご覧下さいね。
お口全体の写真にイラストを書いたものです。
黄色い部分は
歯を支えている骨
です。
骨の中に歯の根っこ部分が3分の2ほど埋まっています。
黄色い部分が骨です。
しっかり、ありますね。
さあ
ではこちらの写真をご覧下さい。
黄色い部分が骨です。
上の骨と比べていかがでしょう?
半分以上溶けてなくなっていますね?
なんとか
支えてはいるものの
ほぼ全体の歯が
グラグラしている状態です。
いつどの歯が抜けても
おかしくない状態です。
歯を支えている骨が
どんどん溶ける
その結果
歯がポロリ抜けるのです。
歯周病について
はっきりと知って下さい。
歯周病とは
あなたの歯を支えている骨が
溶けてなくなっていく病気
のことです。
そして
一度溶けてなくなってしまった骨は
掃除をしようが
プロによって清掃をしてもらおうが
元には戻りません。
一度溶けてなくなった骨を再生するという
処置を行なわない限り
溶けてなくなった骨は
元には戻りません。
まずはそのことを
はっきりと
お知り頂きたいのです。
こんなに恐ろしい病気にもかかわらず
日本人が歯周病に気がつかないのは
いったいなぜなのでしょうか?
それは
自覚症状がないこと
そして
歯医者さんも
「歯周病が進行しています」と
はっきり診断してくれる先生が
あまりにも少ない
ということが原因です。
では、なぜ
「あなたは歯周病ですよ。
歯周病が進行していますよ」
と教えてくれないのでしょう?
それは
歯周病を完全に治すことは
できないから、です。
手立てがないから、です。
先ほど申し上げましたように
歯周病は歯を支えている骨が
溶けてなくなってしまう病気のこと
です。
一度溶けてなくなった骨は
元には戻りません。
大事なことは
いかに骨を溶かさないようにするか
なのです。
そのためには
正しい知識が必要です。
単に
歯の掃除を定期的にしていればいいだろう
歯周病菌を殺すといううがい薬を習慣にすればいいだろう
という知識では
ご自分の歯を残すことは
できません。
骨を溶かさずに守るために
歯周病の本当の原因を
まずは知って下さい。
歯周病の原因は
歯周病菌だけではない
のです。
歯周病の原因の大きなものに
噛み合わせの問題が
あるのです。
上下左右に破壊的な力がかかることにより
歯が揺さぶられ
揺さぶられる力により
歯を支えている土台である
骨は溶け始めます。
単に
歯磨きをしていればいい
というものでは、ないのです。
「定期的に歯のお掃除」に通い続けていても
一度溶けてなくなった骨は
元には戻りません。
こんなに丁寧に歯磨きをして
忙しい時間の合い間に
歯医者さんに通っていたのに
歯がグラグラして抜けてしまった
という方はいくらでも、います。
間違った方法を繰り返していても
方法そのものが間違っているため
決して結果はよくはなりません。
どうぞ知って下さい。
歯周病は骨の病気です。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-109.php
その根本原因は
です。
原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
専門が変われば診断が変わります。