専門が変われば診断が変わります。
香川県高松市の
専門が変われば診断が変わります。
専門が変われば診断が変わります。
香川県高松市の
かみ合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
ある患者さんの事例を
ご紹介します。
専門が変われば診断が変わります。
香川県高松市の
かみ合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
よく患者さんから頂く
ご質問があります。
「吉本先生、右の奥歯と左の奥歯
両方同時に治療してもらうことって
できないんですか?」
歯の治療は
早く終わって欲しい。
1回で何本も同時に
治療してくれたらいいのに・・・。
そう、お考えなられる方は
多くいらっしゃいます。
私は、基本的には
右と左と同時に治療は
行ってはおりません。
理由をお話します。
あなたが椅子に座っていることを
イメージして下さい。
イスの足は
4本ありますよね?
4本の足で支えられた椅子に
座っているとイメージして下さい。
どっしりと。
では、次に
椅子の足の1本が壊れてしまい
交換しないといけない
ということをイメージしてみてください。
あなたが椅子に
座ったままの状態で
1本だけを外したら
どうなりますでしょう?
ガタッと崩れて
しまいますよね。
あなたが椅子に座ったままの状態で
足を1本外すと
ガタンと
崩れてしまいます。
高さをキープしたまま、
保持したまま
維持したまま、
そこの部分を直す、
という治療、
実はとても難しいのです。
さらには力が掛かっている場合には
そこは更に
傾きが強く
なりますので、
さらに難しくなります。
では次に
4本の足の内の2本が交換しないといけない時
どうでしょうか?
1本の足を直すのも大変だったのに
2本同時に交換すると
ガタンと一気に
崩れます。
そして2本を交換しようとしても
安定するところが
見つかりませんよね?
1本の足を交換する時には
3本の足でカメラの3脚のように
ある程度高さを維持できていますので、
それに合わせた長さのものを
入れてあげればいいです。
しかし
2本同時に外した場合
には
確かに残り2本とまったく同じ長さの2本が入ったら
元通りの高さになります。
しかしながら
短い2本の足を修理して入れたとしても
実は安定するんです。
傾いたままですが。
これってどうでしょうか?
右足と左足でヒールの
長さが違う靴を履いている
ようなイメージになります。
ではどの長さが正しい長さなのか、
どの高さが正しい高さなのか、
実は模型上ではよくわからなくなってしまうのです。
特に人が座っている椅子で
座ったまま直すことは、
難しいですよね。
つまり
力がかかっては
いけない
です。
噛み合わせをとる時に
「はい、噛んで下さい」
「噛む位置関係を記録しますね」
と言って、噛む高さを記録します。
これを専門用語では
「咬合採得」や
「バイト」といいます。
「噛んで下さい」と言う時に、
噛んで高さの記録を取る時に、
ググッとそこで噛み込んでは
実はいけないのです。
ググッと咬み込むと
ずれてしまうのです。
しかし、
そんなこと分からないですよね。
実際、患者さんには
ご自分では意識できないことが
ほとんどです。
ましてや
歯を失われて長年期間が経たれた方の場合には
もっと分かりません。
元々どこで噛んでいたか
んて分かるはずもないのです。
そして、
2本崩れた場合は
1本の時とは比較にならないほど
実は難しくなるのです。
正しい位置に戻れない可能性が
高くなってしまうのです。
治ったとしてもそのずれているということに
気付かなくなっている可能性まであるのです。
左右だったらどうでしょうか?
もっと分からなくなります。
左右の足の前に
3本の足を修理するとしたら
だったらどうでしょうか。
左右に渡ってしまいますので、
もっと分からなくなります。
4本同時だったら高さそのものが
まったく基準がなくなって
しまいます。
つまり歯の治療というのは、
そのように椅子の足を何本交換するのか、
とほぼ同じ考えで簡単に考えていただくと
分かりやすいと思います。
同時に何本もの歯を治療してしまうと、
実は
咬み合わせの高さが
簡単に変わってしまう
のです。
歯の治療は
右と左と同時に治療をしてはいけない
という理由です。
左の歯を治療中に、今度は右の歯が痛んできた、しみてきた。
右の歯を治療中に、今度は左の歯が痛んできた、しみてきた。
右の歯の治療していると、左の歯が欠けた、詰め物がとれた。
左の歯の治療をしていると、右の歯が欠けた、詰め物がとれた。
こういうことが、おありになった方は
どうぞご相談下さいね。
原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
https://www.8181118.com/contact/
香川県高松市の
噛み合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
歯の神経を取ったはずなのに
痛みが続くんです。
歯の神経治療は終了したと言われたが
どうしても痛みが取れないんです。
このようなことで
ご相談にお越し下さる患者さんが
いらっしゃいます。
歯の神経の入口は
奥歯の場合通常3つしかない
と教科書では教えられています。
しかし
実際に私が日々患者さんのお口の中を診せて頂き
根管治療(歯の神経治療)をしていく中では
歯の神経の入り口は
4つ目、
5つ目の神経がある方がいます。
特に珍しいケースではなく
吉本歯科医院では10人のうち5人の割合で
いらっしゃいます。
歯の神経の入口は3つだと、
思い込んでいたら
見えません。
4つ目があるかもしれない、
と思っているから
4つ目を見つけることができます。
あると思うから、
見つけることができる
のです。
4つ目の神経の入口を見つける時に
役に立つのが
マイクロスコープ(手術用顕微鏡)です。
肉眼では見えないものが
マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使うことによって
よく見えます。
痛みを取るという技術に関して考えてみましょう。
歯科治療に置き換えてみます。
普通
歯科医師術者から治療しようとする歯を見るとこんな感じです。
肉眼で見た時にはこう見えます。
歯と1円玉を並べてみました。
こんな世界です。
ルーペで見るとこんな世界です。
歯の神経(歯の根)が3つ見えていますね。
例えば字が小さな本を読もうとした時、
字が見えないと読めませんよね。
ですから見えないのでどうしますか?
メガネを掛けますよね。
コンタクトレンズを掛けますよね。
車の運転、見えてないと危険ですよね。
普段メガネをつけていらっしゃる方が
メガネを外して車の運転、とても危険ですよね。
つまり見えている事に対してしか
処置をすること行動を起こすことができません。
もちろん経験であったり
技術であったり
手先が器用であったり
すごく大事なことです。
しかしながら目が見えなくなってきたり
見えていたものが見えない
もしくは今まで見えてなかったものが見えるようになった時
それはまったく違う治療となるのです。
先ほどの続きです。
まず、お口の中をルーペでみると
こんな感じです。
歯の表面がばい菌で溶けてドロドロになっている状態です。
決して珍しいケースではありません。
一部が黒くなって肉に埋もれているため
黒い部分を削ると出血してきます。
そのため、先生の診断によっては
この時点で「抜歯」を宣告される場合も少なくありません。
この表面のドロドロした状態をまずはキレイに除去します。
まずここまでの処置が大変です。
黒い部分を削って除去し
まだ使えそうな硬さのある歯質を露出させました。
レーザーを用いて止血しました。
止血させることで
歯の神経の入口を3つ見つけることができました。
レーザーがないと止血が困難です。
歯の周辺部分の赤くなっている歯茎から
出血が起こるのですが、レーザー治療により
止血された状態で歯が良く見える状態になっています。
もちろん吉本歯科医院のこの炭酸ガスレーザーは保険では認められていません。
ここまでの処置ができるかどうかだけでも
抜歯か抜かずにすむかの診断が大きく変わってきます。
歯科の治療においては何ミリの世界が治療にとって必要なのか?
吉本彰夫は1ミリ、いやもっと狭い0.1ミリの世界で治療を行っております。
さらに顕微鏡(マイクロスコープ)で精密に見ていくと
3つの神経の入口以外に白い点が見つかりました。
しばらくすると横から血が流れ込んできます。
血との戦いです。
ここでまたレーザーで止血させます。
その白い点の穴の中に細い針を慎重に入れていきます。
注意深く入れないと
細い針ですので折れてしまいます。
針が折れた時点でその歯は「抜歯」となります。
細心の注意を払って行います。
上の写真をご覧下さい。
神経の入口は3本に見えます。
しかし
白い点だった穴を針で広げていくと
4本目の歯の神経の入口が見つかりました。
4本目の歯の神経の入口が見つけることができたため
4本目の歯の神経を消毒することができます。
そこにバイ菌がいるから
痛みを感じるのです。
消毒し、菌を殺せば
痛みは消えました。
こういうことが吉本歯科医院では
当たり前に行なわれています。
マイクロスコープという顕微鏡を使えばどうなるんでしょうか?
はっきりと見たいところが見えます。
もし将来もっといい顕微鏡が出てきたら
おそらくもっと今では見えていないものが見えてくるようになるかもしれません。
マイクロスコープにもピンからキリまであります。
吉本歯科医院には脳神経外科や眼科手術でおなじみの
ドイツのカール・ツァイス(Carl Zeiss )社製手術用顕微鏡が設置されています。
そしてわたくしどもは常にそういうよく見える世界で治療を行っております。
これが、私達の「あたりまえの基準」です。
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香川県高松市の
かみわせ専門歯科
吉本歯科医院の院長
吉本彰夫です。
吉本歯科医院では
あらゆる歯科治療にとって
最も重要なことは「咬み合わせ」ですと
お伝えしています。
単なる長生きではなく
健康で充実した毎日を
過ごすことができている生活。
その鍵となるのが
「咬み合わせ」
であると私は確信しています。
あなたの歯とアゴは、
全身のバランスを保つ
重要な器官です。
もっと詳しく言えば、
あなたの下あごは、
全身バランスを司る重要な器官
なのです。
歯の
かみ合わせというのは、
下あごの骨の状態から
考えます。
まず下あごが
どんな構造になっているか
知って下さいね。
下あごというのは、
頭蓋骨に対して固定されることなく
ただぶら下がっているもの
なのです。
あなたの下の歯と下顎は
くっついています。
こんな感じです。
ご自分の頭蓋骨を触ってみながら
確認してみて下さいね。
①上の歯は、
頭蓋骨にくっついている存在
②下の歯は、
下顎にくっついて固定されず
ぶら下がっている存在
こうやって
下あごはぶらんぶらんと
右へ左へと大きく揺れます。
頭蓋骨に固定された上あごとは違い、
下あごは
自由に動けるように
なっています。
下あごが
自由に動けなくなっている方は
下記のようなさまざまな症状が出ます。
口があきにくい
頭痛や肩こりがひどい
耳鳴がする
顎の動きが悪い
顎が痛い
段差のないところでつまずく、転ぶ
下あごは正面からみるとこんな感じです。
下あごは振り子のようなっているんです。
体の動きに対して体の重心を整えるための
「振り子」
のような役目をします。
下あごは体の中で
左右に渡ってぶら下がっている
唯一の器官です。
私達は、
下あごが右へ左へと
振り子のように自由に動けることによって
微妙な平衡感覚を保っていられるのです。
つまり、
まっすぐ歩くことができたり
まっすぐ立つことが
できるのです。
グッと噛みしめて、
踏ん張ることが
できるのです。
下あごがおかしいと
全身のバランスを崩してしまう
ということが起こります。
「良い噛み合わせ」とは
あごが無理な力がかかることなく
自然にぶら下がっていられる状態
と私は考えています。
つまり
下あごが
「振り子」のように
スムーズに動けるようになっていることが
必要です。
歯を大きく削ったり
歯が磨り減るだけでも
噛み合わせは簡単に崩れます。
奥歯を1本失っただけで、
あっけなく
かみあわせは崩れます。
何度も何度も同じところを治療し、
その度に削っては詰めて、
削っては詰めてを繰り返してきた。
その結果、
歯の神経を取ってしまった、
噛むために必要な
歯の強度を失ってしまった、
壊れて抜かなければならない
ということが起こっているのです。
特に奥歯は
あなたの全身を支えている
大黒柱のような存在です。
奥歯を抜いて
入れ歯にした途端、
一気に体調が崩れてしまった
一気に踏ん張れなくなり体に力が入らなくなった
という話を聞いたことがあるかと思います。
それは
大事な大黒柱を失ったから
です。
今までしっかり支えてくれていた
大きな柱を失ったことで
他の家族、お母さんや子供達が
力を分散させて
支えなくてはならなくなったから、です。
おみこしだと思って下さい。
力の強い大人が抜けて子供だけになったら
一気に傾きますよね?
歯を削ることで
噛み合わせは崩れます。
奥歯を抜いてしまったけど、
何も入れず抜けたままにしている方は
残った他の歯に負担のしわ寄せがかかってきます。
ドミノ倒しのように
他の残っている歯が倒れはじめます。
あなたのお口の中にある親知らずを除く28本の歯たちは
28人みんなで絶妙なバランスをとって
存在しています。
たかが歯1本くらいなくなったって
まだたくさんあるじゃないか!
というわけにはいかないんですね。
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親知らずを抜かずにおいておくことで歯を失うこともあります。
動画をご覧下さい。
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香川県高松市の
かみ合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
誰だって歯を抜きたくは
ありません。
できることならば
歯を抜かずに残したい
誰だってそう思います。
私も、抜かずに残せる歯であれば
抜かずに残そうとします。
だから、患者さんが
「先生、歯を抜きたくないんです、なんとかして欲しい」と
おっしゃられるお気持ちよくわかります。
しかし、
私は
「歯を抜かなかった場合、
この方がどうなるか」
ということを
きちんとご本人にお話する
責任があります。
多くの方は(ほとんどです)
抜かないといけないと診断された歯を
抜かずにそのまま放置しておく
ことの恐ろしさを
ご存知ありません。
『歯を抜歯しなければいけないと診断されたが
どうしても抜きたくなかった。
抜かずに治療してもらえる歯科医院を
転々としているうちに
鼻の部屋と口を仕切る
硬い壁(骨)に穴があいてしまった
という患者さんの実例をお話します。
※これはある患者さんの骨の模型です。
右上に穴が空いている部分があります。
鼻の部屋と
口を仕切る硬い壁(骨)に
穴があいてしまっている
のがわかります。
そしてこれは
決して珍しいケースでは
ないのです。
「歯を抜歯しないといけないと診断された」
でも抜きたくない。
お気持ちはよく分かります。
そして、私の医院にも大変多く
ご相談に来られる内容でもあります。
人によっては、ご遠方から何時間もかけて
「ここなら歯を抜かずに治療してもらえるかもしれない」と思われ
ご相談にお越しになられる方もいらっしゃいます。
しかし
数件の歯科医院で
「これは抜歯しなければいけない」と
診断された場合には、
やはり当院でも「抜歯はまぬがれない」という
診断になってしまうことが、多いのです。
まず
なぜ歯を抜かないといけないのか
ということをお話します。
もし歯を抜かないと
何が起こるのか?
をどうか知って下さい。
私のところにご相談にお越しになれる方の
ほとんどが歯を抜きたくない
ということだけで
誤った選択
をされる方が多いのです。
例えばよくテレビドラマでもありますが
何か悪い病気になった時に、
その病気をどうするのか。
イメージしてみてください。
その悪いものを早く取るのか、
取らないのか。
取らずに他の方法があるのか。
他の方法をした時にどのような結果が起こるのか。
またその併用。
例えば化学療法なり薬でもって
その悪い部分を小さくし、
取る部分を少なくする。
これもいい治療かもしれません。
しかし、
治療というのはすべて
ご自身の体に対して行なうものです。
結果責任ということは
聞こえがきついかもしれませんが
最終的に
必ずご自身がその責任を
取らないといけません。
将来のご自身が責任を
取らないといけないのです。
その痛みや
その苦しみや
その不快さを
他人に代わってもらうことができないものなのです。
ですから今
取りたいか取りたくないか
ということと同時に
もし、
取っておかなければ将来何が起こるのか。
その将来起こった時にどのようなことを
自分自身が受け入れなければならないか
ということをしっかりと
その先生にお聞きになられてください。
その上での判断になります。
もちろん専門が違えば、
まったく同じ患者さんであったとしても
言う事が変わります。
診断が違うからです。
治療方針が変わるのです。
ですからそのような重要な診断を受けられた場合には
いろんな専門の先生に聞かれるということはすごく大事なことだと思います。
ほとんどの多くの歯を抜かないといけないと
言われたときには
何が起こるのか
どうか知ってください。
歯を支えているのは骨なのです。
わかりやすく
私はよく畑に大根が植わっていると
お話します。
大根が歯
黄土色部分が、骨です。
大根も顔の頭が見えているのは3分の1程度で
残りに3分の2は骨に埋まっています。
歯を抜かないといけない原因には
例えば虫歯とか歯周病とかがあります。
虫歯でもって悪くなった場合
歯周病で悪くなった場合
歯の神経を治療した歯で歯が割れてしまった場合
このような場合には歯を支えている周りには骨があるのですが、
その骨が実は溶けてしまいます。
骨が溶けるとは
どういうことでしょうか。
よく分からないですよね。
歯の周りの骨が溶ける
いうことです。
骨が溶けたら歯は
支えられませんから
歯が抜けます。
つまり
ほうっておいても抜けてしまう
かもしれません。
砂の山に
棒が刺さっているイメージ
こんな感じで
骨に歯が植わっている
と思ってください。
砂の山に棒が刺さっています。
砂の山の周囲の砂をを少し削ったら砂が崩れます。
何回か砂を除けていくと更に砂が崩れ
いつか棒が倒れます。
その棒が倒れたら負け
みたいなゲームを昔されたことがあるかもしれません。
そんなイメージです。
骨がなくなれば
歯は倒れます。
イメージしてみてください。
次に棒を2本、3本立てます。
その間に砂があるわけです。
砂を除けていきます。
1本倒れます。
2本目の棒はどうでしょうか。
もちろん距離が離れていれば何ともないかもしれません。
しかし2本目の砂も崩れてますよね。
隣の歯の骨も溶けていくのです。
そうすると何が起こるのか。
隣の歯も抜かないといけなくなることがあります。
「歯を抜かないといけない」と診断された歯があったが
抜きたくなったし
特に痛くなかったし
食事もできていたので
そのまま抜かずに期間をおいていたら
隣の歯まで抜かないといけなくなった。
ということは実はよくあるのです。
骨が溶けるということはその場のその歯の骨だけが溶けるということではないのです。
骨は繋がっています。
隣の歯の骨まで溶かせます。
では上の歯ならどうなのか
下の歯ならどうなのか。
今は横に骨が溶けた場合の話しです。
上の骨が溶けた場合、上には何があるのでしょうか。
鼻があります、鼻の部屋があるのです。
鼻と口は
それぞれ単体であるものではなく
中で繋がっています。
頭蓋骨をご覧頂くともっとよくわかりますね。
鼻とお口はこうして
繋がっているんです。
「歯を抜かないといけない」と
診断された歯を抜かずに置いておくと
鼻の骨まで溶けていきます。
鼻の骨が溶けたらどうなるのでしょうか?
口と鼻は肉で繋がる状態になります。
その肉は良い肉でしょうか?
悪い肉でしょうか?
悪い肉ですよね。
ですからそ
悪い肉は除けないといけなくなる時期が来ます。
その肉を除けたらどうなるんでしょうか?
当然鼻と口には穴があきます。
小さい穴であれば自然にふさがります。
大きい穴であれば塞がらないですね。
穴があいたままになります。
通常は食べたものが喉を通り
食道に入り胃に流れていきますよね?
しかし
鼻の部屋と口の部屋を塞ぐ壁に穴が開いていたら
食べ物が鼻に入るんです。
食べたものが鼻に入る。
鼻から喉に伝わり食べてしまう。
と同時に鼻の入り口からも出てくる。
「食べたうどんが鼻からでてきてしまって困る」
イメージしたくないですよね。
次に
下のアゴの骨が溶けた場合どうなるのか?
上のアゴと違い
下のアゴには大きい神経、血管が通っています。
例えば
腕をケガをした場合を想像して下さい。
ちょっとケガした場合は
血が簡単に止まります。
しかし
大きく腕をバッサリとケガした場合
血が噴水のように飛び出てきますよね。
ものすごく流れのいい
大きい太い神経、血管というのが
奥深くにはいるのです。
下のアゴには
そういった大きい神経血管があるのです。
そのようなところに骨が溶け
バイ菌が血管の中に入ったら
何が起こるんでしょうか?
全身にばい菌が回ってしまいます。
全身に口の中のバイ菌が
回ってしまったら危険ですよね。
心筋梗塞で心臓で倒れてお亡くなりになられた方を
心臓の中に何が詰まっているのか調べた先生がいらっしゃいます。
詰まったから
心臓が止まってしまったのです。
だから心臓病で亡くなられたのです。
詰まったものは何なのか?
いくつもの論文でその詰まったものの中から歯周病菌が発見されています。
口の中にいるはずの歯周病菌が心臓の血管で見つかった。
こんな報告、論文がいくつも出ているのです。
歯周病、実は非常に危険な病気なのです。
それが大きい神経、血管のところまで流れ込んだら
大量の歯周病菌が口の中の菌が全身に回ります。
非常に危険なのです。
その責任も将来のご自身が取らなければいけません。
ですから
なぜ抜歯しないといけないのか?
今すでに歯の周りの骨がどこまで溶かされてしまっているのか?
この状態で置いておくと噛めないのは分かると思いますが、どんなことが起こりうるのか?
それがどういう運命をもたらすのか?
ということをぜひキチンとお聞きになり、ご理解になった上で
いつ歯を抜くのかというのを判断されるようにされたほうがいいと思います。
ただ今この瞬間のこれを何とか逃れたいという結果が
10年後のご自身が実は大きいものを背負わなければいけない
ということに直結してしまうことがあるのです。
歯を抜かないといけない
と診断された方は
まずは、ご相談下さい。
抜かずにすむ場合も、もちろんあります。
やはり抜歯はまぬがれない場合も、あります。
現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。
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咬み合わせ専門歯科
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
今でこそ、
歯の神経を取らない治療を受けたい
という患者さんがいらっしゃいますが
ひと昔前は
そんなことを
考えたこともないという方が
ほとんど、でした。
何度か虫歯治療をして
同じところが痛くなったら
そのまま歯の神経を取られてしまった
という方の方が多いのではないかと
思うのです。
歯の神経を取ったら
どうなるんですか?
と、みなさんきっと思われますよね。
ご説明させて頂きますね。
歯の神経取ったらどうなるのか?
なんて、普通の生活されていたら
よほど、歯が痛くなって、
「歯の神経抜きましょう」とか
言われない限り、考えもしませんよね。
歯の神経を取るとどうなるか?
っていうことは吉本歯科医院の動画ででもお話させて頂いてますので
ご覧下さいね。
https://www.youtube.com/watch?v=sBNdWQuuU7Y
歯の神経を取るとどうなるの?
歯の神経を取らなくても済む
そういう手法があるのであれば
試してみられたほうがいいと思います。
「歯の神経を取る」メリット
ほとんどありません。
逆に
「歯の神経を取ることのデメリット」
これはいっぱいあります。
まず歯の構造ですけれども、
歯の表面非常に硬いですよね。
でも中は
トンネル
みたいになってます。
そして、そのトンネルの中には
歯の神経や血管が
通っています。
つまり
「歯の神経を取る」ということは、
「その中にある血管も一緒に取って除ける」
そういうことを意味します。
まず
歯の神経を取りますと、痛みを感じなく
なります。
「痛いから歯の神経を取る」
これメリットのようにも思えますけれども
「自分の歯がしみる・自分の歯が痛い」
これは自分の体が自分自身に警告を与えてくれているんですね。
これ以上放っておかないでほしい。
これ以上無理なことをしないでほしい。
そういう警告を
体が教えてくれているんです。
もし神経を取ってしまうと
「歯がしみる・痛む」
そのような警告を無視しますからわかりません。
ですので手遅れになってしまう
ことがあるんですね。
手遅れになって、
残念ながら歯が割れてしまう。
そして、
歯の周りの支えている骨、
これまで溶けてしまう。
この状態で
「何とか歯を残したいんですけど」
と言われても残念ながら
もう手遅れ、
歯を抜かないといけない
んですね。
ですので
歯の神経を取ってしまうと、
手が打てなくなるんです。
そのような
早期に状態を把握し、悪くならないように手を打つ。
ということができなくなるんですね。
ですので
「悪くならないように早めに治療ができる」
これが一番
歯の神経を残すメリット
です。
次によく言われるのが色です。
生きてる木の枝と、
死んでしまった折れてしまった木の枝、
イメージしてみてください。
木の皮はどうでしょうか?
真っ黒になってますよね。
そのように
神経を取った歯も色が変わっていきます。
歯もいっしょです。
そして強度ですが
木の細い枝は、
曲げてもたわみます。
折れてしまった枝はちょっと曲げただけで、
ある程度太い枝であっても
ポキンて折れてしまいます。
歯も同じように、
生きている時であれば何の問題もないぐらいの力であっても、
死んでしまった歯の場合には歯が折れてしまいます。
わずか十分の一ぐらいしか耐えられない、
そんな強度のものになってしまうんですね。
奥歯は100kgぐらいの力が
かかります。
そういう力に耐えられなくなってしまうんですね。
歯の神経を残すことができるのであれば、
そのほうが長い目で見てきっといいと思います。
歯の神経を取る前に、よく相談されることが
とても大事です。
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かぶせ物が壊れる
かぶせ物が割れる
前歯が折れた
前歯がグラグラしてきた
前歯が前にぐっと飛び出してきた
また
顎が痛い
顔がゆがんできた
いろいろな症状がありますが
その全ての大きな原因に
「噛み合わせのバランスの悪さ」
があるんです。
「虫歯ができやすい」ことと
「噛み合わせの悪さ」
が関係するのか?
はい、関係します。
大きな影響があるのです。
かみあわせが悪い
ということは
歯が正常に並んでいないので
その歯並びの悪い部分には当然虫歯菌が溜まりやすく
いつもバイキンが住み着いている状態になっています。
ですので
噛み合わせが悪い方の
お口の中は虫歯でいっぱい
ということがよくあります。
そして
前歯が折れた
ということは
歯が折れる前から
もう既に折れやすい状態だった
ということがいえるのです。
歯は28本が
正常に並んで
はじめてバランスを保っています。
その中で
どこかの噛み合わせバランスが崩れると
前歯が本来耐えうる噛む力
以上の負荷がかかって噛んでいる
ことになります。
ですので
日々の咬む力で少しずつ
前歯は折れやすい状態になっていっており
少しの衝撃や少しの咬む力で
ある日突然
折れてしまいます。
正常な歯並びであれば
前歯はそうそう簡単に折れることはありません。
かみ合わせのバランスが
歯科の治療には最も大切です。
前歯を治そうかな
前歯がいつも欠けたり割れたりするな
前歯が前に飛び出してきてるな
こんな時はまずは
この動画をご覧になって下さいね。
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原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
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原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
「私の場合はどうなんだろう?」
「こんな場合はどうなる?」
お気軽にご相談下さい。
香川県高松市の
かみ合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
親知らずという歯を
ご存じでしょうか?
親知らずは、
痛くなければ抜かなくていいだろう
もし
歯がなくなった時に使えるから
抜かずにおいておこう
親知らずを抜くのは痛そうだし
抜くと腫れそう
なので抜かずにおいておこう
という方はとても多いかと、
思います。
また、親知らずが虫歯になったというわけでもないのに
なんで抜かなくちゃいけないんだろう?
そう、思われる方がほとんどです。
実際に、私の医院にも
「親知らずって、抜いた方がいいんですか?
それとも抜かずにいた方がいいんですか?」
というご質問は多く頂きます。
噛み合わせを専門にしている立場から
親知らずについてどう考えているのか、
お伝えさせて下さい。
動画でご覧になる方はこちらをクリック下さいね。
http://www.8181118.com/movie/movie1.php
親知らずは
抜いたほうがいいと
考えています。
縄文時代の方の遺骨を
見せてもらったことがあります。
縄文時代の人々の親知らずは、
きれいにまっすぐ、生えていました。
しかしながら、
私が診せて頂いた何万人という患者さんの親知らずは
ズレて生えているんです。
そして、他の歯に対して「悪さ」をしています。
親知らずだけがダメになるのではなく、
他の歯に対して悪い影響を及ぼしているんです。
親知らずはこのように横に向いて
生えてくる方が多いんです。
これはレントゲンを撮影してみないと、
わかりません。
そして、横から押されていくわけです。
親知らずが出てこよう、出てこよう
とする力
とっても強いんですね。
ぐぐぐっと押されてしまいます。
8番目(親知らず)が
7番目、6番目、5番目と
順々にどんどん押してまるで
ドミノ倒しのように
歯を崩していく
のです。
満員電車に乗っていると、
想像して下さい。
隣の方がぐぐぐぐっと押してきますよね。
そこであなたのカバンがはさまったとします。
少々の力では取れないですよね?
抜けないですよね?
ものすごくひっぱってもなかなか取れないですよね?
お口の中でも同じようなことが、
起こります。
親知らず(8番目の歯)が
お隣の7番目の歯をギュッギュッギュウと押します。
7番目の歯が押されると
お隣の6番目の歯が押されます。
この状態になると
歯と歯の間に大きな力がかかり
汚れやバイキン
が詰まります。
頑張って歯ブラシするんだけれども
実は汚れやバイ菌は取れないんです。
さらに、悪いことには
噛むことによって
上から下へ
上から下へ
ガンガン噛むことによって
どんどんバイキンが
下へ下へと押し込めらてていくのです。
そうすると、歯を支えている骨が
押し込められたバイキンによって
溶けてしまうんです。
支えがなくなってしまう。
骨という支えがなくなってしまうとどうなるか?
噛めなくなってしまうのです。
8番目の親知らずがどんどん
隣の歯7番目、6番目と押していきます。
横から押されどんどんバイ菌がたまります。
バイ菌がたまると
歯が溶けます。
さらに、横からの力がかかることで穴があいてしまいます。
穴があくので歯は壊れます。
穴があくとそこからばい菌は入り放題です。
穴があいたところから
バイ菌が入り
痛みが出始めます。
痛くなったら、歯医者さんに行きますよね?
歯医者さんに行くと虫歯を削って詰め物をします。
しかし、
削って詰め物をしても
横に生えている親知らずが
どんどん押す力は止まっていませんので
治療した部分がまた壊れるということを
繰り返すのです。
場合によっては
詰め物が取れてしまいます。
詰め物が取れたら
みなさんはまた
歯医者さんに行きますよね?
そうするとまた
削って詰めて治療します。
小さな詰め物では弱いので
今度は大きな被せ物を被せます。
しかし、また横に生えている親知らずが
押してくるので同じことです。
今度は被せ物が壊れ外れるのです。
神経が生きている歯であれば
どんどん歯がしみてきます。
隙間があいていますから
どんどんバイ菌が入り放題です。
痛みがおさまらなくなってきます。
痛みがおさまらなくなると
「歯の神経を取らなくてはいけない」
という診断になってしまいます。
歯の神経を取ると
その歯にはもう栄養が行き渡らなくなりますので
歯の強度は一気に落ちます。
10分の1程度まで落ちます。
歯の神経を取るとどうなるの?動画をご覧下さい。
そして、
歯の神経を取ってしまうと
痛みそのものを感じなくなってしまいます。
歯の根っこが割れてしまい結局は、
歯を抜かなくてはいけなくなってしまう
という最悪のことが、起こるのです。
放置したまま
または、
奥歯の歯の痛みや虫歯のような症状を
親知らずが押してきていることが原因だと知らないままずっと、
虫歯だと思って治療を繰り返している方がいらっしゃいます。
何度も治療を繰り返すことにより
最終的には
ことになっている
というケースは決して少なくはありません。
20代、30代のお若い方であっても
このようなことが、
お口の中で起こるのです。
歯を失ってしまうということの最初の原因が
実は親知らずを抜かずに放置していた
からだったということは、
多いのです。
http://www.8181118.com/oyashirazu/
噛み合わせ専門 吉本歯科医院の親知らずへの考え方
原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
「私の場合はどうなんだろう?」
「こんな場合はどうなる?」
お気軽にご相談下さい。