吉本歯科医院

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2016.09.21噛み合わせをきちんとせずにインプラントをする危険性

インプラント治療について

 

「どの歯を残し、どの歯を抜くか」ということで迷われることが多いかと思います。

なるべく多くのご自分の歯を残したいという気持ち、良く分かります。

当院にお越しになられた方も

はじめは皆様「1本でも多く自分の歯を残したいんです」

そう、おっしゃられます。

shikachiryou_s.jpgのサムネール画像


また、インプラントはすごくいいものだ

と理解されている方が多くいらっしゃいます。


そして

インプラントさえ入れればもう大丈夫だ、

インプラントさえ入れればすべて再生される

歯がなくなったらその時インプラントにすればいいじゃないか

そう思っていらっしゃる方、本当に多くいらっしゃいます。


私はもっとインプラントのデメリットというところを知って頂きたいと思います。

「インプラントってすごくいいものだ」

それはすごくいい条件が重なった方のお話しです。



残念ながらインプラントというのは単なるネジです。

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ですのでトラブルは当然あります。


トラブルの原因がなんなのか?

どういう時にトラブルになるのか?

いうことを是非知って頂きたいのです。



そして実際にインプラント治療を受けようと思う場合には、知っておいて頂きたいのです。


インプラント治療をしてからでは手遅れなんです。

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ます最初に

インプラントとご自身の歯の違いを知って下さい。


まずインプラントは全く動きません。

ご自身の歯は一生動き続けます



インプラントを1本でも口の中に入れるということは

動くものと

動かないものが

共存していく状態になる、ということです。

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向って見ていただいて
右下の奥にネジが入っていますよね。
これが、インプラントです。
骨の中にがっちり埋め込み強く固定されます。
120.jpg
拡大してみると
こんなネジです。


インプラントを検討している患者さんから

ほぼ100%頂く質問があります。


それは

「インプラントはどのくらい持ちますか?」

です。


一番問題なく、10年20年と経過が順調なケースは

お口の中に歯が1本もなく、上下すべてをインプラントにされた場合です。

全ての咬む力が、インプラントのみで設計されている場合です。


建築物と同じです。

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古い古民家の柱を残してリフォームした場合と

いっそ更地にしてしまって強固な柱をドーンと建て新築した場合

見た目は一緒かもしれませんが

強度の問題、噛める力、耐久性は

比較するまでもありません。



しかしながら、インプラント以外にご自身の歯が残っている方の場合には、いろんなトラブルがあります。


私のもとにインプラントトラブルで駆け込んでこられる方の多くは

お口の中に2~3本のインプラントを埋入されている方です。


☑インプラントが入っている歯の隣の歯が割れた

☑インプラントが入っている歯のかみ合う上の歯が痛い

☑インプラントが入っている右側とは反対側の奥歯が一気に壊れてきた


このような症状です。


まず第一に知っておいて欲しいことがあります。

それは

インプラントはすごく良く噛めます。

ものすごく噛めてしまうのです

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しかし、すごくよく噛めるがゆえに

フランスパンや

お肉をガンガン噛んでしまわれます。

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実際に噛んだ相手の歯は・・・・?


歯は上の歯と下の歯で噛みますよね。



下の歯をもしインプラントにした場合、

上の歯もインプラントであれば問題はありません。


しかし、上の歯がご自身の歯であった場合、どうなると思いますか?


その上、上のご自身の歯が、もう既に神経を治療をして神経がない歯だった場合。

神経のない歯の強度は本来のご自分の歯の強度の10分の1程度しかありません。

見た目はきれいにたってるけど

チョンと力がかかれば簡単に崩れる家と同じです。

見た目はいいけど、柱が腐って弱っている状態です。

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インプラントが良く噛めるがゆえに

噛み合う上のご自身の歯がその噛む力に耐え切れないんです。

そして破壊されてしまう。


では、

インプラントが入っている人はどの位の力で噛んでいいのか?


インプラント自体はは強い力で噛んでも壊れません。


しかしながら

インプラントが入っている歯と咬み合うご自身の歯は今までの治療の結果あと年齢相応の弱い状況、もうすでに何十年も頑張ってきた弱い歯なのです。

ですから、その歯が耐え得る強度以上の力がかかれば、

その残っている歯が次々に壊れます。

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ここまでが

上に(下に)インプラントを入れた場合の噛み合う相手の上下の歯の話しをしました。



次に左右の話しです。


両足だと1km・2km歩けます。

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片足ケンケンだとどうでしょう。

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おそらく100mも難しいのではないでしょうか。


健康な足ですよね。

骨折している足ではありませんよね。


健康な足だというのにもかかわらず、片足だと100mも行けないのです。


つまり本来の受け持てる力以上の力がかかると壊れるということです。


インプラントも単なるネジです。

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例えば左にインプラント治療をしたとしましょう。


右はご自身の歯があります。


何年か後に右のご自身の歯が虫歯や歯周病、歯が折れた割れた等の理由で

ダメになってしまった。


右では噛めないけれど左はインプラントがある。


ああ昔インプラント治療をしていて良かった。

今は右では噛めない。

でも左が噛める。

ということで左で噛んでいた。

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何が起こると思われますか?


本来受け持てるインプラントの強度以上の力がインプラントにかかりますから、

今度はインプラントが折れる。

またはインプラント周囲にある骨が骨折する。

このようないろんなトラブルが起きてきてしまうのです。



インプラントは単なるネジです。

万能ではありません。


もしそのような状況になられた場合には、すぐにインプラント治療をされた先生に相談し、両方で噛める状況を作る

これがすごく大事なことなのです。


これが左右的なお話しです。


次に問題なのが、隣り合う歯です。

近隣の歯です。


例えば前から数えて、よくあるのが6番目・7番目の歯にインプラントをした。

奥歯の2本ですね。


6番目・7番目の歯がなくなったので、その部分にインプラント治療をした。

よくあるケースです。


手前の4番目・5番目の歯は何とか根っこの治療をしたりして残せた。


当然ですが

インプラントの持つ期間、

手前の歯の死んだ歯の持つ期間、

違うんですね。


歯の神経がしっかり残っていて生きている歯の場合には、

負担がかかってきた場合には

痛いなあ

しみるなあ

いうことを感じますので手を打てます。



しかし、歯の神経をもう既に取ってしまっていて

死んでいる歯の場合には、無理な力がかかってきてトラブルが起こったとしても、

痛いとかしみるといった自覚症状は一切感じることができません。



場合によっては力の負担によって歯が折れたとしても

気付かれない方もいらっしゃいます。


その状況を放置すると何が起こるのか。

いずれこの歯は抜かないといけないかもしれない。


でも今抜きたくない。

今は噛めるから問題ない。


ということで置いておかれる方が実は多いのです。


手前の歯が折れると、その歯が助からないということはご理解頂けるのですが、問題はその歯を抜かないということではなく、歯の周囲にある骨がなくなるということなのです。骨がなくなるということが実は大問題になります。

https://www.8181118.com/director/2016/09/post-149.php

歯を抜きたくないお気持ち、よくわかるんです。しかし、抜かずにおいておいたため悲惨なことになっている方がいる事実を知って下さい

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確かにその後ろの歯にインプラントをしている歯自体は問題はないかもしれない。


しかしながら、骨というのは段々と染み渡るように広がっていくようになくなっていくのです。

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つまり隣の歯を失うと隣の歯の骨が溶け出すと、段々その骨が溶けることによって、実はインプラント周囲の骨が溶けてなくなるのです。


インプラントは大丈夫であっても

インプラントの周りの骨が勝手になくなるのです。



例えば

川沿いに家を建てていたと想像して下さい。


何十年か経ったらいつの間にか川に土地が削られ、家が傾き始めてきた。

と、同じようなことが起こってしまうのです。

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どんなにインプラント自体が大丈夫であったとしても、隣り合う歯がそういう状況になってしまうと、インプラントと言えど、そのインプラントを除去しなければならない。


もしくはその骨ごと削って除けなければいけないという状況に追い込まれてしまうのです。


ですからインプラントの寿命というのは実は隣り合う歯の寿命に左右されるのです。


インプラント治療を行なう場合、

隣りの歯が歯の神経がない死んでいる歯であるとか、

何とか甦らせている歯であるとか、

10年・20年確実に持つような歯でない場合には、

そこがトラブルになった場合、

次にどういう処置をしないといけないのか?

そこが悪くなった時にそこにインプラントをするのか?

そこをインプラントを伸ばしてするのか?

そういう治療計画を最初に立てておかないと、大変困ることになります。


今目先のことだけを考えていては

5年後、10年後悲惨な目に合います。

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そしてまたインプラントメーカーによって、そういうリフォームということを対応できるインプラントメーカーもありますが、残念ながら対応できないメーカーも数多くあるのです。

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極端な話しを言えば、

かなりな本数を失われてしまった方、ある程度年齢を重ねられた方の場合には

どう考えればいいのでしょうか?



確かに歯を残すということはいいことかもしれません。



しかしながら、

その残せる本数、

その機能できる期間、

というのがどの程度のものなのか?


実はこれは古い古民家をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

最近は古民家を再生して住むことがブームのようです。


その古民家、柱が腐食し4本ある柱が大きい屋根を支えているわけです。


3本は何とか5年・10年は持つかもしれない。


取り合えずこのままだと崩れるので、一番弱い1本だけを良い柱に置き換えるとイメージしてください。

その後何かトラブルが出た時に、良い柱1本ですべての屋根を支えるということは不可能なのです。


しかしながら、屋根と柱はつながっているのです。


屋根が崩れれば、その丈夫であった1本では、1本であったとしても引っ張られて傾いていってしまうのです。


で、リフォームは所詮リフォームなのです。


どの位の期間持つのかということは

その残りの3本の柱によって寿命が決まるのです。



確かにリフォームをすれば、リフォームのような形で修繕すれば、

その時その一瞬に関して言えば、費用は安く抑えることが出来るかもしれません。

見た目は新築もリフォームも変わりません。


しかしながら長期的視野に立った時、

じゃあそれがいつ崩れるのか、その残っているものによって左右されるのです。


それが崩れかけようとした時にすぐに修繕すれば、その最初に治療したインプラントは柱は大丈夫かもしれません。


しかしながら本当に噛みにくくなった時には、その柱そのものがもう既に使えなくなっていることが実は多いのです。


本当にその10年後の1本が同じ高さ、同じ長さ、そのままで使えるんでしょうか。

現実には使えないことが多いのです。


ですから1本でも2本でも歯が残せるようであったなら、残したいとおっしゃる方は多くいらっしゃるんですけれども、その1本・2本を置いておくがために、全体の強度、バランスというものが実は大きく崩れ、そしてその崩れた原因が実は耐久年数に大きく関係してくるということを是非知って頂きたいのです。


ですので噛み合わせのバランスって実はすごく大事なのです。


1ヶ所崩れた所を補強するように補強した場合には、

その噛み合う相手がダメになった時でも、その高さに仕上げないといけないのです。

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噛むという行為は

カチカチと噛むという行為と、

もう一つ

すり合わすという、すり潰すという噛み方

があるのです。

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人間は肉食動物と草食動物の両方を併せ持つ、

極めて稀な食生活を送っているのです。

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実は動物体系的に見ても、これは実はすごいことなのです。



噛むという行為と

すり潰すという行為

この両方を持ち合わせている、実はすごいことなのです。


このすり合わす、すり潰すということは、

隣り合う歯の高さが同じ高さでないと、横にスライド、ずれるということが出来ないのです。



ガタガタだったらどうでしょう。


カチカチ噛めるかもしれない、でもすり潰すということは出来ないのです。


例えば馬とかの歯はまっ平です。


それに対しサメとかの歯は牙のようになっています。


サメは牙で噛み切ることは出来ますが、

すり潰すことは出来ないのです。


ガタガタの歯ではすり潰すということは出来ないのです。



取り合えず今ここの歯がないから、ここの歯がちょっと飛び出てて噛み合わせるために引っ込めて作る。


そういうガタガタな治療をしてしまえば将来その他の歯がダメになった時に、すり潰す・すり合わせるということが出来なくなるということになってしまうのです。


そしてまた、その部分にだけ力がかかり揺すられ、本来の受け持てる力の何倍もの力、本来受け持てる力の方向からではない別の横からの力によって壊される、破壊されるということもあるのです。


ですからある程度の年齢になられている方、残そうと思えば残るかもしれないであろう歯の本数であったり、強度のバランスによっては全て除けて、リフォームではなく新築でしっかりとしたバランスのとれた柱と梁でもって維持させる。というふうにされた方が実は相対的に、結果的に10年単位・20年単位で見た時に非常にトラブルが少なく、良く噛める状態ということを維持できることがあるのです。


10年後に何が起こるのか、

そのトラブルになりそうな原因は何なのか、

ということをしっかりと見極めた上で治療を受けられることをお勧めいたします。


https://www.8181118.com/director/2016/02/post-117.php

噛み合わせを無視したインプラントをするとどうなるのか?


https://www.8181118.com/implant/





原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





2016.09.20歯を抜きたくないお気持ち、よくわかるんです。しかし、抜かずにおいておいたため悲惨なことになっている方がいる事実を知って下さい

誰だって歯を抜きたくは、ありません。

できることなら、残したい。

私だって、同じ気持ちです。



だから、患者さんが「先生、歯を抜きたくないんです、なんとかして欲しい」

おっしゃられるお気持ちよくわかります。



しかし、私は「歯を抜かなかった場合、この方がどうなるか」ということを

きちんとご本人にお話する責任があります。



多くの方は(ほとんどです)、抜かないといけないと診断された歯を

抜かずにそのまま放置しておくことの恐ろしさをご存知ありません。



『歯を抜歯しなければいけないと診断されたが、どうしても抜きたくなかった

抜かずに治療してもらえる歯科医院を転々としているうちに鼻の部屋と口を仕切る硬い壁(骨)に穴があいてしまった』という患者さんの実例をお話します。

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※これはある患者さんの骨の模型です。右上に穴が空いている部分があります。

鼻の部屋と口を仕切る硬い壁(骨)に穴があいてしまっているのがわかります。

そしてこれは決して珍しいケースでは、ないのです。



「歯を抜歯しないといけないと診断された」でも抜きたくない

お気持ちはよく分かります。

そして、私の医院にも大変多くご相談に来られる内容でもあります。

人によっては、ご遠方から何時間もかけて

「ここなら歯を抜かずに治療してもらえるかもしれない」と思われ

ご相談にお越しになられる方もいらっしゃいます。



しかし

数件の歯科医院で「これは抜歯しなければいけない」

診断された場合には、やはり当院でも「抜歯はまぬがれない」という

診断になってしまうことが、多いのです。

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まず、なぜ歯を抜かないといけないのか、ということをお話します。

もし歯を抜かないと何が起こるのか?をどうか知って下さい。


私のところにご相談にお越しになれる方の

ほとんどが歯を抜きたくないということだけで誤った選択をされる方が多いのです。

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例えばよくテレビドラマでもありますが、何か悪い病気になった時に、その病気をどうするのか。


イメージしてみてください。

その悪いものを早く取るのか、取らないのか

取らずに他の方法があるのか。

他の方法をした時にどのような結果が起こるのか。


またその併用。


例えば化学療法なり薬でもってその悪い部分を小さくし、取る部分を少なくする。

これもいい治療かもしれません。


しかし、

治療というのはすべてご自身の体に対して行なうものです。


結果責任ということは聞こえがきついかもしれませんが、

最終的に必ずご自身がその責任を取らないといけません


将来のご自身が責任を取らないといけないのです。

その痛みや

その苦しみや

その不快さを

他人に代わってもらうことができないものなのです。



ですから今取りたいか取りたくないか、

ということと同時に

もし、取っておかなければ将来何が起こるのか


その将来起こった時にどのようなことを自分自身が受け入れなければならないかということをしっかりとその先生にお聞きになられてください。

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その上での判断になります。


もちろん専門が違えば、まったく同じ患者さんであったとしても言う事が変わります。

診断が違うからです。

治療方針が変わるのです。


ですからそのような重要な診断を受けられた場合には、いろんな専門の先生に聞かれるということはすごく大事なことだと思います。


ほとんどの多くの歯を抜かないといけないと言われたときには、何が起こるのか、是非知ってください。


歯を支えているのは骨なのです。

下の図でいえば

大根が歯、
黄土色部分が、です。

大根も顔の頭が見えているのは3分の1程度で
残りに3分の2は骨に埋まっています。


歯を抜かないといけない原因には、例えば虫歯とか歯周病とかがあります。

虫歯でもって悪くなった場合、

歯周病で悪くなった場合、

歯の神経を治療した歯で歯が割れてしまった場合、

このような場合には歯を支えている周りには骨があるのですが、

その骨が実は溶けてしまいます。

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骨が溶けるとはどういうことでしょうか。

よく分からないですよね。


歯の周りの骨が溶けるということです。

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骨が溶けたら歯は支えられませんから歯が抜けます


つまりほうっておいても抜けてしまうかもしれません。


砂の山に棒が刺さっているイメージ、

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こんな感じで骨に歯が植わっていると思ってください。


砂の山に棒が刺さっています。

砂の山の周囲の砂をを少し削ったら砂が崩れます


何回か砂を除けていくと更に砂が崩れ、いつか棒が倒れます。

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その棒が倒れたら負け、みたいなゲームを昔されたことがあるかもしれません。

そんなイメージです。


骨がなくなれば棒は倒れます。


イメージしてみてください。


次に棒を2本、3本立てます。

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その間に砂があるわけです。


砂を除けていきます。

1本倒れます。

2本目の棒はどうでしょうか。


もちろん距離が離れていれば何ともないかもしれません。

しかし2本目の砂も崩れてますよね。


隣の歯の骨も溶けていくのです。

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そうすると何が起こるのか。

隣の歯も抜かないといけなくなることがあります。



「歯を抜かないといけない」と診断された歯があったが、

抜きたくなったし

特に痛くなかったし

食事もできていたので

そのまま抜かずに期間をおいていたら

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隣の歯まで抜かないといけなくなった。

ということは実はよくあるのです。



骨が溶けるということはその場のその歯の骨だけが溶けるということではないのです。

骨は繋がっています。


隣の歯の骨まで溶かせます



では上の歯ならどうなのか、

下の歯ならどうなのか。


今は横に骨が溶けた場合の話しです。


上の骨が溶けた場合、上には何があるのでしょうか。

鼻があります、鼻の部屋があるのです。


鼻と口はそれぞれ単体であるものではなく

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頭蓋骨をご覧頂くともっとよくわかりますね。

鼻とお口はこうして

繋がっているんです。



「歯を抜かないといけない」と

診断された歯を抜かずに置いておくと鼻の骨まで溶けていきます。

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※これはある患者さんの骨の模型です。右上に穴が空いている部分があります。

鼻の部屋と口を仕切る硬い壁(骨)に穴があいてしまっているのがわかります。



鼻の骨が溶けたらどうなるのでしょうか?



口と鼻は肉で繋がる状態になります。


その肉は良い肉でしょうか?

悪い肉でしょうか?


悪い肉ですよね。


ですからその悪い肉は除けないといけなくなる時期が来ます。


その肉を除けたらどうなるんでしょうか?


当然鼻と口には穴があきます。


小さい穴であれば自然にふさがります。


大きい穴であれば塞がらないですね。


穴があいたままになります。


通常は食べたものが喉を通り、食道に入り胃に流れていきますよね?


しかし

鼻の部屋と口の部屋を塞ぐ壁に穴が開いていたら

食べ物が鼻に入るんです。


食べたものが鼻に入る。

鼻から喉に伝わり食べてしまう。


と同時に鼻の入り口からも出てくる。

「食べたうどんが鼻からでてきてしまって困る」

イメージしたくないですよね。


実際にそんな方もいらっしゃいます。


介護の現場での実際のお話です。

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お皿に頭を近づけて、姿勢を悪くして食べている方がいらっしゃいます。


実は中には食べたものが鼻から出てくるから、それを受けないといけない。


そのためにそのお皿を使っている方もいらっしゃる、という現実もあるのです。

全員が全員そういうわけではありませんが。



次に下側、下顎で水平でなく垂直に骨が溶けた場合どうなるのか?

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上の顎と違い、下顎には大きい神経、血管が通っています。


例えば腕を怪我した場合を想像して下さい。

ちょっと怪我した場合は血が簡単に止まります。

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大きく腕をバッサリと怪我した場合、血が噴水のように飛び出てきますよね。


ものすごく流れのいい大きい太い神経、血管というのが、奥深くにはいるのです。

下顎にはそういった大きい神経血管があるのです。


そのようなところに骨が溶け、バイ菌が血管の中に入ったら、何が起こるんでしょうか。

全身にばい菌が回ってしまいます。

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全身に口の中のバイ菌が回ってしまったら危険ですよね。


心筋梗塞で心臓で倒れてお亡くなりになられた方を心臓の中に何が詰まっているのか調べた先生がいらっしゃいます。

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詰まったから心臓が止まってしまったのです。


だから心臓病で亡くなられたのです。


詰まったものは何なのか?


いくつもの論文でその詰まったものの中から歯周病菌が発見されています。

「歯周病 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

口の中にいるはずの歯周病菌が心臓の血管で見つかった


こんな報告、論文がいくつも出ているのです。

どこから入ったのでしょうか。


歯周病、実は非常に危険な病気なのです。


それが大きい神経、血管のところまで流れ込んだら、大量の歯周病菌が口の中の菌が全身に回ります。


非常に危険なのです。


その責任も将来のご自身が取らなければいけません。


ですから

なぜ抜歯しないといけないのか?


今すでに歯の周りの骨がどこまで溶かされてしまっているのか?


この状態で置いておくと噛めないのは分かると思いますが、どんなことが起こりうるのか?


それがどういう運命をもたらすのか?


ということをぜひキチンとお聞きになり、ご理解になった上で

いつ歯を抜くのかというのを判断されるようにされたほうがいいと思います。


ただ今この瞬間のこれを何とか逃れたいという結果が

10年後のご自身が実は大きいものを背負わなければいけないということに直結してしまうことがあるのです。




歯を抜かないといけない

と診断された方は

まずは、ご相談下さい。


抜かずにすむ場合も、もちろんあります。

やはり抜歯はまぬがれない場合も、あります。


現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。



香川県 高松市 無料メール相談

https://www.8181118.com/contact/



原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)








2016.09.20歯の神経を取ったはずなのに痛みが取れない場合は、4本目の歯の神経が見つかっていないのかもしれません

歯の神経を取ったはずなのに痛みが取れない。

治療は終了したと言われたが、どうしても痛みが取れない。

このようなことで吉本歯科医院に駆け込んで下さる患者さんがいらっしゃいます。


歯の神経の入口は

奥歯の場合

通常3つしかない、と教科書では教えられています。

しかし、実際に私が日々患者さんのお口の中を診せて頂き

根管治療(歯の神経治療)をしていく中では

歯の神経の入口は4つ、5つ目の神経

のある方が

いらっしゃいます。

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特に珍しいケースではなく、吉本歯科医院では10人のうち5人の割合で

いらっしゃいます。


歯の神経の入口は3つだと、思い込んでいたら

見えません。


4つ目があるかもしれない、と思っているから

4つ目を見つけることができます。


あると思うから、見つけることができるのです。



4つ目の神経の入口を見つける時に

役に立つのが、マイクロスコープ(手術用顕微鏡)です。

肉眼では見えないものが、マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使うことによって

よく見えます。


痛みを取るという技術に関して考えてみましょう。

歯科治療に置き換えてみます。
普通歯科医師術者から治療しようとする歯を見るとこんな感じです。

肉眼で見た時にはこう見えます。
歯と1円玉を並べてみました。
こんな世界です。

ルーペで見るとこんな世界です。

歯の神経(歯の根)が3つ見えていますね。

例えば字が小さな本を読もうとした時、
字が見えないと読めませんよね。

ですから見えないのでどうしますか?

メガネを掛けますよね。

横に一円玉を置いてみました。
こんなサイズです。
コンタクトレンズを掛けますよね。
車の運転、見えてないと危険ですよね。
普段メガネをつけていらっしゃる方がメガネを外して車の運転、とても危険ですよね。

つまり見えている事に対してしか処置をすること行動を起こすことができません。

もちろん経験であったり、技術であったり、手先が器用であったり、すごく大事なことです。

しかしながら目が見えなくなってきたり、見えていたものが見えない、もしくは今まで見えてなかったものが見えるようになった時、それはまったく違う治療となるのです。

先ほどの続きです。
まず、お口の中をルーペでみると
こんな感じです。

歯の表面がばい菌で溶けてドロドロになっている状態です。


決して珍しいケースではありません。

一部が黒くなって肉に埋もれているため黒い部分を削ると出血してきます。


そのため、先生の診断によっては
この時点で「抜歯」を宣告される場合も少なくありません。

この表面のドロドロした状態をまずはキレイに除去します。
まずここまでの処置が大変です。

黒い部分を削って除去し、まだ使えそうな硬さのある歯質を露出させました。
レーザーを用いて止血しました。


止血させることで、歯の神経の入口を3つ見つけることができました。

レーザーがないと止血が困難です。


歯の周辺部分の赤くなっている歯茎から出血が起こるのですが、レーザー治療により
止血された状態で歯が良く見える状態になっています。
もちろん吉本歯科医院のこの炭酸ガスレーザーは保険では認められていません。

ここまでの処置ができるかどうかだけでも
抜歯か抜かずにすむかの診断が大きく変わってきます。


具体的にお話しましょう。


歯科の治療においては何ミリの世界が治療にとって必要なのか?
吉本彰夫は1ミリ、いやもっと狭い0.1ミリの世界で治療を行っております。


さらに顕微鏡(マイクロスコープ)で精密に見ていくと3つの神経の入口以外に白い点が見つかりました。


しばらくすると横から血が流れ込んできます。血との戦いです。

ここでまたレーザーで止血させます。


その白い点の穴の中に細い針を慎重に入れていきます。


注意深く入れないと細い針ですので折れてしまいます。


針が折れた時点でその歯は「抜歯」となります。


細心の注意を払って行います。


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上の写真をご覧下さい。
神経の入口は3本に見えます。


しかし

白い点だった穴を針で広げていくと
4本目の歯の神経の入口が見つかりました。

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4本目の歯の神経の入口が見つけることができたため

4本目の歯の神経を消毒することができます。


そこにバイ菌がいるから

痛みを感じるのです。

消毒し、菌を殺せば

痛みは消えました。


こういうことが吉本歯科医院では
当たり前に行なわれています。


マイクロスコープという顕微鏡を使えばどうなるんでしょうか?
はっきりと見たいところが見えます。

もし将来もっといい顕微鏡が出てきたら、おそらくもっと今では見えていないものが見えてくるようになるかもしれません。

吉本歯科医院にはそういう設備がすでにあります。


マイクロスコープにもピンからキリまであります。

吉本歯科医院には脳神経外科や眼科手術でおなじみの

ドイツのカール・ツァイス(Carl Zeiss )社製手術用顕微鏡が設置されています。 



そしてわたくしどもは常にそういうよく見える世界で治療を行っております。
これが、私達の「あたりまえの基準」です。


歯の神経に関するご相談で、

具体的にどのようなお悩みでお越しになるかご紹介します。

☑歯医者さんで歯の神経を抜くと言われたが、絶対に抜きたくない。どうにか抜かずに治療できないか?

☑歯の神経を抜くと言われましたが、歯の神経を抜くとどうなりますか?

☑歯の神経を抜くか抜かないかは歯医者さんによって診断が違うのですか?

☑歯の神経を抜くことになったらどんな治療方法になるんですか?

☑虫歯を削ることで、歯の神経を取らなくてはいけないことはありますか?

☑口の中が虫歯だらけなのですが、歯の神経があるかどうかもわかりません。診てもらえますか?

☑歯の神経を抜いてはいけないと聞いたことがあるのですが、痛くても抜かないほうがいいのですか?

☑歯の神経はどうやって取るんですか?

☑歯の神経を取ったのに痛いと感じるのはなぜですか?

☑歯の神経を抜くメリットとデメリットを教えて下さい。

☑歯の神経、どうしても抜かないといけない場合はどんな状況ですか?

☑歯の神経が死んでいるかどうかはどうやって調べるのですか?

☑歯の神経を取る時は痛みがありますか?

☑歯の神経に膿がたまっていると診断されたのですが、抜かないといけないですか?

☑歯の神経が炎症を起こしているようなのです、抜かずに治療できますか?

上記のようなお悩みがある場合には、お気軽にお問い合わせ下さい。


香川県 高松市 無料メール相談

https://www.8181118.com/contact/



原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





2016.09.18安易に歯の神経と取ると、歯を失う時期が一気に早まります。

歯が痛くてたまらない!
もう神経にまでバイ菌が到達してしまっていると言われた
歯の神経を抜かないといけないと言われた
どうにかこの痛みをなくして、欲しいという時がありますよね。


では
歯が痛くてたまらない!
という状態の時、
お口の中では一体何が起こっているのでしょう?


バイキンとあなたの血液中の免疫達が
激しく戦っていると思って下さい。
tatakaus.jpg

今まさに
激しく戦っている時が
ものすごく痛いのです。


脈打つような痛み
ズキンズキンとする脈の音が聞こえる
目を開けていられないほどの痛み
まさに神経に触っているのを感じる痛み
患者さんによって
いろいろな表現をされます。



その痛さは
まさに戦い、と表現してもいいほどです。


しかし、
戦うことをやめてしまえば
痛みは一気にやわらぐのです。




想像してみて下さいね。

風邪を引いた時に、熱が出ますよね。
kounetsu.jpg

なぜ熱が出るのしょうか?


お医者さんに聴かれたことはありませんでしょうか?
「今、バイキンやウイルスがあなたの体内に入ってきていて
あなたの体内の免疫、戦う細胞達が、必死で戦っているから
熱が出てるんですよ」
と。

「戦いに勝つため、熱を上げて
活性化させているんですよ」と。


つまり、熱が上がっている
ということは
今、まさに 体内に侵入したばい菌と戦っている真っ最中だということです。


ここに
痛み止めの薬や
鎮痛剤
いわゆる熱冷ましを飲んだら
どうなるでしょう?
yakuhin_s.jpg

一気に熱が引き痛みは治まります。
薬の効用です。


しかし、最近のお医者さんは
いかがですか?
風邪を引いた時に
抗生物質や熱さましを処方される先生は
減ってこられてきたのではないでしょうか?


単なるお風邪の時には
解熱剤さえ、出さない先生が増えてきていると思います。


なぜでしょう?


それは
薬を飲んでも
風邪を治すことにはならないから、です。


熱を下げることによって
戦いを中止させる
ということになるのです。


そしてどうなるか?

治りが悪くなる
のです。


負けを認めさせるということに
なるのです。



ですから
風邪を引いて熱が下がっている時に
「急いで熱を冷まさなきゃ!」ということは
ないんです。


ただ、あまりの高熱になってしまうと
脳が耐えられなくなりますから
ある程度の熱を冷ますことは必要ですけれども
早期に熱冷ましを使ってはいけないといわれる由縁です。


せっかく自分の体が必死で戦っているその戦いを
自分の体に中止させるということです。

戦うのをやめて
降参させるということになります
kousan.jpg

ですからお薬を飲むというのはとても判断が難しいのです


痛い!

苦しい!

一秒でもはやくこの痛みから逃れたい

体のどこかにこのような痛みを感じている時には

一秒でもはやく楽になりたですよね


しかし

痛みを取り除き

楽になる

ということは

戦いを自分から中止し、わざわざ負けること

に他なりません。



歯の治療も一緒です


「強いを使えばいいのか」と言えばそういうことではないのです


強い薬を使い過ぎると今度は人間の体の方が負けてしまうのです


そして戦っているその神経を殺してしまうことによって、戦いに負けます。


つまりこの処置が

「歯の神経を取る」

という治療を意味するわけです。

歯の神経を取る治療を行なうことにより

痛みを感じにくくなるのです


楽になっていくのです



痛みを感じているのは歯の神経ですので

その痛みを感じる元を殺してしまえば

当然痛みは感じなくなります。

楽になります。



ですから何を優先して治療するのかによって処置内容が大きく変わります


痛いのでとにかくなんとかこの痛みを取り除いて下さい。

痛くないようにして下さい。

と患者さんがおっしゃられると

ほとんどの医院さんでは

「では、歯の神経を取りましょう」という処置になります。

歯の神経を取れば

痛みを感じるもとを取ってしまう、殺してしまう

ということになりますので

楽にはなります。



しかし、最初にも申し上げたとおり

歯の神経を取った歯は、死んだ歯と同じになってしまいます。

栄養を行き割らすことができる神経を

取ってしまっているので

歯の強度は10分の1以下まで落ちます。


当然、強度のない歯は

ちょっとした衝撃で

ちょっとした噛む力で

あっけなく壊れます。

折れます。

割れます。

グラグラしてきます。


必然的に歯を失う時期をはやめてしまうことに

なるのです。



何を優先してどんな治療を希望されるのか?

それは

患者さんご自身がお選び頂くことなのです。

5年後

10年後

15年後

20年後

どんな生活をしていたいのか?


ご家族と一緒の食事を召し上がりたいのか?

入れ歯は絶対に嫌だと思っているのか?

普通の食事を死ぬまでしたいと思っているのか?


ご自分の5年後、10年後の未来を

明確にイメージしておくことは

とても大事なことなのです。


知らなかった

知らなかったがゆえに

こんなに多くの歯を失ってしまった

歯を失った途端に

今まで当たり前だった食事ができなくなった

噛めなくなった

という方は本当に多いのです。



ひとむかし前は、

そんな選択肢さえ、ありませんでした。

患者さんは、

歯が痛い、とお越しになられたら

もうあとは

診療台に横になって

お口をあけて

後は、先生におまかせします

という時代でした。



しかし、

時代は変わりました。

歯科の技術も進化しました。

そして、何よりも

私達の寿命が

延びました。


70歳80歳なんて、当たり前です。

私達は100歳まで、誰の世話にもならず

しっかりと自分で食べて

歩いて生きていかなくてはいけない時代に

突入しているのです。



70歳過ぎたらもう歯が少なくなってもいいです

後はもう短いから

という時代はもうとっくに終わっているんです。



歯の神経を残したい

痛みと戦ってでも、少々我慢してでも

残したい

という方もいます。


歯の神経なんてどっちでもいい。

そんなことより、

今、この痛みを楽にして欲しい。

という方もいます。



どちらも、OKです。

選択できるんです。



ただ、お伝えしておきたいのは

ほとんどの方が

歯の神経を取ること=その歯は死んだ歯になる

ということをご存知ないのです。


歯の神経を取った歯は

強度が10分の1以下まで落ちます。


ご自分のお口の中に神経を取った歯が何本がおありになる方も

いらっしゃるかと思います。

歯の神経を取った歯は、体にとっては

もはや異物です。


栄養がいかないため

歯の色も黄ばんできたり

黒ずんできたり、します。


そして、神経を取った歯から失う可能性は

高くなります。



私としては、

そもそも

歯の神経が痛くてたまらなくなるその前に

知っておいて欲しいのです。



私だって、痛くてたまらない時は

一秒でもはやく楽になりたい

と思うと、思うからです。


痛くてしょうがない方を目の前に

我慢して下さいとは言えないのです。

いますぐにでも

そのお痛みを取り除いて差し上げたい

思うのです。



だから、

歯の神経にまでバイ菌が到達し

「痛くてたまらない、はやく楽にして欲しい」と

おっしゃられる患者さんを前にするたびに

「ああ、もう少しはやく知っていて下さったらよかったのにな」

と毎日、思うのです。



話は戻ります。


歯の神経が痛んでいる時

歯が痛くてしょうがない時

それは戦っている最中です。

tatakaus.jpg

その戦いが今始まったばかりの時期なのか、

中盤なのか

後半なのか、

戦いにまさに今勝てそうな時なのか

負けそうな時なのか

その見極めが

とても大事です。

つまり、診断です。



負けそうな状況なのであれば、もう頑張っても負けるのは間違いありませんから、

それはもう諦めて早く外科的に悪いものを除けた方がいいという考えになるのです


歯の神経を取らないといけないと診断されたが

取りたくない、残したいので

なんとかならないか?

というご相談でお越しになられる方はとても多いのです。


しかし、

実際にお口の状態を診させて頂くと

もうすでに歯の根の穴の中で神経が死んでいて今まさに腐りはじめている状態

の方がいらっしゃいます。


死んだものを蘇らせることは

できません。

神様ではないので、それは無理です。



こういった場合には

今度は早急に

悪いもの(根の中で腐り始めているすでに死んでしまった神経)を

外科的な処置で取り除く必要があります。

その処置をせず、そのまま放置しておくと

根の中で腐った神経が

今度は

歯を支えている骨を溶かし始めます。




見極め

つまり、診断がとても大事なのです。


今、あなたの歯の神経の状態が

今、どの段階にいるのか?

救えるのか?

救えないのか?

もはや死んでしまってさらに、骨まで溶かそうとしているのか?

これを知ることがとても大事なのです。




吉本歯科医院では、

これは明らかに歯の神経を取らなくてはいけない

という状態でない場合には

一旦お薬を使った根管治療を試みます。


歯の神経を取らないといけないと診断された

今、まさに歯が痛くてしょうがない

という時に

吉本歯科医院での薬で治す治療法を試みて頂くのです。


通常であれば

歯が痛くてしょうがない

歯の神経にまでバイ菌が到達している

という場合には

「歯の神経を抜きましょう」という選択肢しか、ありません。

しかし、吉本歯科医院では

まずは、

救えるかどうか

お薬でバイキンを減らす処置を繰り返し

痛みが軽減されていくか

試みてみるのです。



通常は

3回目から4回目の処置で

痛みを感じなくなっていきます。



歯が痛いのは

今まさに、バイキンとあなたの体の免疫が戦っているからだと

申し上げました。


バイ菌がそこにあるから、

痛いのです。


だから、

バイ菌さえいなくさせることが出来れば痛みは取れるのです

仮に死んでしまった神経の死骸がそこに多少残ったとしても、

パイ菌さえいなくなれば

大きい問題とはならないのです


パイ菌を殺せるお薬をそのトンネルの入り口に使うのです。

トンネルの入口とは

歯の神経の入口です。


もちろん

トンネルの入り口に薬を持って行くことが出来なければ薬は効きません


その薬も日持ちしませんので吉本歯科医院で毎日作製されています。

ですので、市販されていないのです。


薬がうまく作用することができれば、

歯の神経を除けてもいない(取ってない)(殺してない)のに

不思議と痛みが和らぎます


そして、後日痛みが和らいでいた場合には

歯の神経が生きているかどうかの検査をします。


歯髄診断装置といいます。

ビリビリとしてちょっと怖いかもしれませんが,とても大事な検査です。


痛みが和らぐ理由には二つあるのです。


一つ目は

薬がバイキンに効いて免疫が戦いに勝利した場合です。

syouris.jpg


二つ目は

残念ながらバイキンが多すぎて薬が効かなかった場合です。

「バイキン site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

戦いに敗れてしまった場合には戦うことができなくなりますので、

一時的に痛みも引きますし

熱も下がります。


確かに楽にはなるのです。


しかし、

「痛みがおさまったから、まあいいや」

と治療を中断して

放置される方が多くいらっしゃいます。




放置すると

一体口の中では何が起こるか?


そのまま放置すると

バイキンが増殖し

歯の周囲の骨を溶かし始めます。

「バイキン site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


戦いに負けてしまった場合には

早急の歯の神経治療(根管治療)が必要です。


死んでしまった神経血管を放置するとだんだんと腐って周囲の骨を溶かしてしまうのです。

骨には歯のような敏感な神経がありません。

そのため自覚症状が出にくく重症化してしまうことがあります。


歯髄診断検査は不安かもしれませんが,


次の処置内容を決める大事な検査ですので,どうぞお受けください。




吉本歯科医院には

他医院で治療を途中にしたまま放置していたところが

痛くなった

ニオイが気になるようになってきた

等いろいろなお悩みでお越しになられる患者さんがいらっしゃいます。


どの方も

治療を中断し、

腐った神経をそのまま放置しておく危険性をご存知ありません。


どうぞ知って下さい。

歯のことを。

歯の神経が一体どうなっているのか?

歯の神経を取るとどうなるのか?



そして、歯の神経を取らないといけなくなる、お痛みがでてたまらなくなるその前に

知って頂きたいと思うのです。



歯の神経治療をしないといけなくなった状態にまで

なってしまう原因を知って欲しいのです。


そもそも

歯を削るから、歯の神経にどんどん近くなって

痛みがではじめるのです。

歯を削ることを繰り返していくから

そのうち神経に近くなり

神経が痛くなり

神経を取らないいけなくなるのです。



こういった理由から、私の医院ではそもそも生きている歯を大きく削って詰める治療

行なっていません


そもそも歯を大きく削ってしまうから、歯の神経に近くなり、痛みが出はじめるのです。

痛みが出た時にはもう遅いのです


歯の神経を取らないといけない末期症状にまでなっていることがほとんどです。


やむなく、神経の治療になった歯の頭は残念ですが、この写真のようにパツサ

削り落として根だけの状態にしてから治療を行うことになります。

fuusa



痛くなる前に

知って欲しいと、吉本歯科医院ではお越し下さった患者さんには

歯の構造をお伝えしています。

どうやったら歯を残すことができるのか

あの手この手で

お伝えしています。



痛くなってから駆け込んでこられ

手遅れになっている方が毎日お越しになられるから、です。

そうなる前に、知って欲しいのです。


kezuranaimushiba





原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





2016.09.17歯を削りたくないというご相談はとても多いです、しかし・・・・

「吉本先生、私、歯を削りたくないんです」

という患者さんはとても多いです。


また吉本歯科医院への無料メール相談にも

「歯を削られた」

「歯を削られたことがショックで・・」

というご相談を非常に多く頂きます。



歯を削った方がいいのと、削らない方がいいのと、という話しであれば、

もちろん削らない方がいいかもしれません。


しかし、歯は多少削っても大丈夫です。



歯を削らない=善

歯を削る=悪


と思っていらっしゃるからだと、思います。


最近は

「歯を削らない治療」がいいとされているので

患者さんはその「削らない」「削る」ということに

とても敏感に反応される方が増えてきたということでしょう。



では、歯を削る

ということについてお話します。

shikachiryou_s.jpg


そもそも、歯はもともと磨り減って削れていくものなのです。


機械的に削らなくても

日々毎回のお食事でもって

寝ている間の歯軋り(歯軋りはみなさんされています)によって

削れていっています。


まずはそのことを知って下さい。


8020」という言葉、聞いたことありますでしょうか。

80歳で20本の歯を残しましょう」という標語です。


そのような標語が言われているのにはワケがあります。


つまり現在の日本には

80歳で20本の歯が残っていらっしゃる方が非常に少ないということです。


実際にご自身の歯がすべて残っていらっしゃる方は「8028」になります。

80歳で、28本全部の歯が残っているわけですから

「8028」です。


すべての歯が残っていらっしゃる方、実際にいらっしゃるんですね。

当院にも時々お越しになられます。


そのような方々のお口の中、どのようになっていると思われますか?

若い方と同じような歯の形態をしていると思いますか?


どうなっているか?

こんな感じになります。

PB090065.jpg


実は歯の頭の部分は、頭の部分が均一に磨り減っています


例えば車のタイヤを長年交換しなかったとイメージしてください。


タイヤは磨り減り、溝が浅くなっていきます。


ほぼ均等にタイヤが磨り減っていきますよね。

それと同じように歯も全体に磨り減っていきます。


縄文人や弥生人の骨が見つかることがありますが、その中である程度年齢を重ねて亡くなられた方は歯がありません。


歯が磨り減ってしまって歯の頭がありません。



ある程度年齢を重ねていくうちに、歯が磨り減ってなくなり、

噛むということ自体が出来なくなるということが昔は寿命だったんだと考えられています。


つまり昔は火のない硬い物、砂混じりの硬いお食事をしなければいけなかったのです。


そして歯の頭がなくなるということ自体が死に繋がっていったのです。


歯が均等に当たっている場合には、残っているすべての歯で力を均等に分散し、力をわけわけして支えていくことができます。


ところが早く当たる場所がある場合やうまく歯が磨り減っていない歯がある場合、どういうふうになっているのかっていいますと、噛んだ時に早く当たるところができてしまいます。


その早く当たるところには本来受け持つ力の何倍もの力が掛かってしまうんですね。 

P2075306.jpg


早く当たる場所に力が集中しますから、そこは耐え切れなくなって欠けたり割れたりします。

いわゆる歯が溶けていくという状態です。

虫歯とは違います。


歯が欠ける、割れるということが起こります。


同じ1本の歯でありながら、一部分が割れる・欠けるということです。


そこが割れますと次の歯の、次に当たる部分ができてきます。


そこには当然本来の受け持つ力の同じように何倍もの力が掛かってきます。


また割れます。


そしてまた次に早く当たるところが当たってきます。

また割れます。


そして次々に欠けて割れていくんです。

しかし、その隣はどうでしょうか。


まったく今まで当たったこともない、過去何十年において噛むことに参加してきたこともなかったのであろう、生まれた放出したばかりという解剖学的なきれいな尖がった歯があるんですね。


つまりきれいな歯があって、その横の歯はない、ない、ということになってしまうのです。


つまり歯は解剖学的なきれいな歯が入ればいいのかというと、実はそうではなく力を28本の歯で力を分散し、均等に磨り減らしながら、いい具合に磨り減っていく。年齢を重ねると腰や関節が曲がってきます。


それに応じて顎の位置関係も変わってきます。


歯は一生動き続けますし、顎の位置も変わっていきます。


それに応じて磨り減っていく。

実はすごく大事なことです。


そのように均等に磨り減ることによって多くの歯が残るということになるのです。


1本だけ早く当たるところがある、強く当たるところがある、ギリギリする時に引っかかるところがある、という歯は逆に早くその寿命を迎えてしまうのです。

ですからただ単に歯を削った方がいいのか、削らなくて済むのであればという発想ではなく、全体のバランスということが重要なのです。


歯の治療はお口全体の噛み合わせのバランスをみながら

削る必要があるのか

ないのか、ということが決まってくるのです。



単純に


歯を削らない=善

歯を削る=悪


というものではないことを、知って下さい。


https://www.8181118.com/menu/13kamiawase.php

歯科治療に最も重要なことはかみ合わせ






https://www.8181118.com/implant/





原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)






2016.09.07歯の神経治療で痛みを取る技術

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

みなさんの中には

メガネを掛けている方、コンタクトレンズをされている方、いらっしゃいますよね。

成人してから眼鏡や老眼鏡をかけるようになった方もいらっしゃれば、昔から小さい子供の時からメガネを使っているよという方もいらっしゃると思います。


では、メガネを使うのですか?

使ったらよく見えるからです。


視力が落ちたからよく見えるようにメガネやコンタクトを使うのです。


ここで仮に痛みを取るという技術に関して考えてみましょう。

歯科治療に置き換えてみます。
普通術者から治療しようとする患者さんの歯を見るとこんな感じです.

肉眼で見た時にはこう見えます。
歯と1円玉を並べてみました。
こんな世界です。

ルーペで見るとこんな世界です。


歯の神経(歯の根)が3つ見えていますね。

例えば字が小さな本を読もうとした時、字が見えないと読めませんよね。

ですから見えないのでどうしますか?


メガネを掛けますよね。

横に一円玉を置いてみました。

こんなサイズです。
コンタクトレンズをつけたとします。

車の運転、見えてないと危険ですよね。
普段メガネをつけていらっしゃる方がメガネを外して車の運転、とても危険ですよね。

つまり見えている事に対してしか処置をすること行動を起こすことができません。

もちろん経験であったり、技術であったり、手先が器用であったり、すごく大事なことです。

しかしながら目が見えなくなってきたり、見えていたものが見えない、もしくは今まで見えてなかったものが見えるようになった時、それはまったく違う治療となるのです。

先ほどの続きです。
まず、お口の中をルーペでみると
こんな感じです。

歯の表面がばい菌で溶けてドロドロになっている状態です。
決して珍しいケースではありません。
一部が黒くなって肉に埋もれているため黒い部分を削ると出血してきます。
そのため、先生の診断によってはこの時点で抜歯、つまり「この歯はもう抜くしか方法がない」と宣告される場合も少なくありません。


この表面のドロドロした状態をまずはキレイに除去します。
まずここまでの処置が大変です。

黒い部分を削って除去し、まだ使えそうな硬さのある歯質を露出させました。
レーザーを用いて止血しました。


止血させることで、歯の神経の入口を3つ見つけることができました。
歯の周辺部分の赤くなっている歯茎から出血が起こるのですが、レーザー治療により
止血された状態で歯が良く見える状態になっています。
もちろん吉本歯科医院のこの炭酸ガスレーザーは保険では認められていません。


ここまでの処置ができるかどうかだけでも
抜歯か抜かずにすむかの診断が大きく変わってきます。


具体的にお話しましょう。


歯科の治療においては何ミリの世界が治療にとって必要なのか?
吉本彰夫は1ミリ、いやもっと狭い0.1ミリの世界で治療を行っております。

さらに顕微鏡で精密に見ていくと3つの神経の入口以外に白い点が見つかりました。
しばらくすると横から血が流れ込んできます。
出血との戦いです。

その白い点の穴の中に細い針を慎重に入れていきます。
注意深く入れないと細い針ですので折れてしまいます。
針が折れた時点でその歯は「抜歯」となります。
細心の注意を払って行います。

隣の写真と見比べてみてください。

白い点だった穴を針で広げていくと
4本目の歯の神経の入口が見つかりました。

こういうことが吉本歯科医院では
当たり前に行なわれています。
顕微鏡を使えばどうなるんでしょうか?
はっきりと見たいところが見えます。

もし将来もっといい顕微鏡が出てきたら、おそらくもっと今では見えていないものが見えてくるようになるかもしれません。

吉本歯科医院にはそういう設備がすでにあります。

そしてわたくしどもは常にそういうよく見える世界で治療を行っております。
これが、私達の「あたりまえの基準」です。


歯の神経治療は歯を失わないための基礎となる重要な治療

そして例えば奥歯の神経(根っこ)の治療、保険治療では根っこは3本である、ほとんど3本であるということが、教科書に書かれております。

ですから、歯の根っこの治療(歯の神経治療)は3本までしか算定することができません。

仮に4本目5本目の根っこ(神経)があって治療したとしても、です。

しかし、実際には、歯の根っこ(神経)に4本目、5本目というのが見えるのです。

保険制度が決まった時には、そんな4本目の根っこ、5本目の根っこ、そんなの見えていない。あってもすごく稀だから、そんな治療は普通の治療においては必要ないと考えられていたのだと思われます。

ところが
見えてしまうのです。
先ほどのように見えてしまうのです。

私の医院には
「歯の神経治療を終了したはずなのに、まだ痛みが止まらない」
「神経を取っているのに痛いと訴えるなんてどうかしている、と怒られた」
という方が西日本各地からお越しになられます。

当たり前ですよね、
治療していないんですから、
4本目、5本目の神経は触っていないままだったから痛かったのです。

歯の神経治療というのは、口の中のバイキンが歯の神経にまで行き渡ってしまい、歯の神経が腐っていたり、または腐りかけている状態の時に必要とされる治療です。

過去に受けた神経治療で完全に腐食した神経が取りきれてない状態のまま被せ物をしてしまった時,被せモノの境目からバイキンが入り込んでくるなど再発する可能性は十分にあります

どんなに自由診療でセラミックス等の高価な材質で詰め物を被せたとしても、きちんと神経の治療を行いバイキンがいない状態に消毒処理をしていないと、近い将来再発をしたり、最悪の場合には、せっかくの高価な被せモノをしている歯であっても抜歯しなくてはならないことになってしまいます。

歯の神経治療は将来あなたがご自分の歯を残すことができるかどうかのとても重要な治療なのです。

歯の神経治療をきちんとしているかどうかで将来あなたが多くの歯を失っていくか、ご自身の歯を残せるかどうかが決まるのです。


このような方はまずはご相談下さいね。

  • 「神経を抜かないといけない」と診断された方
  • 歯をもう大きく削りたくない方
  • 何度も同じところが虫歯になる方
  • 「歯を抜かないといけない」と診断された方
  • 神経治療をしたのに痛みが何日もおさまらない方
  • 歯科治療の後、口の中に違和感が残る方

2016.09.05インプラントか入れ歯かどちらにしようか悩みます

歯を失った部分に、

入れ歯にしようか、インプラントにしようか

メリットデメリットを教えて欲しい

私の場合はどちらがいいかを教えて欲しい

とご相談にお見えになる方はとても、多いです。

danseihikaku.jpg

お話をうかがっていると、

患者さんが想像するインプラント、入れ歯の長所短所というのは

ほぼ、同じです。

みなさんは、いかがでしょうか?


患者さんが想像するインプラントの長所

■噛める

■違和感がない

■見た目がきれい


患者さんが想像するインプラントの短所

■手術が怖い

■費用が高い

■テレビなどの報道でトラブルが多いことが不安


次に

患者さんが想像する入れ歯の長所

■安い

■何度も作り直せる

■手術などないので楽


患者さんが想像する入れ歯の短所

■違和感がある

■見た目が老ける、老け顔になる

■入れ歯を使っている人の話から、「痛い、合わない、噛めない」と不安



ここ10年では、寿命も大きく伸び、健康で長生きしたいという意識を

お持ちの方が圧倒的に増えてまいりました。



質の高い人生を過ごすために

歯が大事、ということを

知ってくださる方が増えてきたことは

素晴らしいことだと、思います。

「噛めない」という状態が毎日の精神状態、健康状態に

どれほど深く影響するかということを

さらに多くの方に先に(そうなる前に)、知っておいて頂きたいと思います。


しかし、

予算や安易な長所短所のイメージだけで

お口の中に入れるものを

選択するのは、危険です。



特に、インプラントを選択された方の場合は

噛み合わせを無視したインプラントをしてしまった場合、

後が、本当に悲惨です。



インプラントはあなたの顎の骨にドリルで穴を開け

ネジを埋め込み、骨とくっつけてしまうものです。

つまり、インプラントは一度埋め込んだら動かない。

堅くくっついていますので、動かないのです。



建物を建てる時の

柱と思って下さい。



堅くて強い柱をドーンと顎の骨に埋め込んで強く固定するのです。



しかし、

インプラント以外のあなたの歯は

簡単に動きます。

あなたご自身の歯は簡単に動くのです。

ご自身の歯は歯根膜というクッションによって覆われていますから物と物を噛んだ時に一瞬当たった後、動いているのです。



歯は一生動き続けます。



インプラントを1本でもあなたの口の中に入れるということは

動き続けるご自分の歯と

まったく動かないインプラントとが

共存していく、ということを意味します。



もし、かみ合わせが悪い状態で

インプラントが1本でもお口の中に入り

固く骨とくっつき、動かない状態になればなるほど

インプラントに噛み合う相手の歯

インプラント周囲の歯が

ドミノ倒しのように破壊されていきます。

「ドミノ倒し site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果



インプラントを入れたことで

健康だった他のご自身の歯が破壊されていきます。



歯を失った時

インプラントにするか、入れ歯にするか

とお悩みの場合は

まずは、一番最初に

そもそも今回、あなたが歯を失ってしまったその原因は

一体何なのか?

一体お口の中のどこにあるのか?

そのことを突き止めなければいけません。



まずは、

①噛み合わせをきちんとする

そこから

②入れ歯にするかインプラントにするかを決める

のです。


順番を間違うと大変なことになってしまいます。




以前書きました

記事も一緒にご覧下さいね。

噛み合わせを無視したインプラントをするとどうなるのか?

 

結論から言うと簡単に壊れてしまいます。

kosyou.jpg


ご自身の歯も、

治療した後に被せた被せ物や詰め物も、

ブリッジも、


インプラント、

入れ歯(義歯)も、

所詮噛むための道具に過ぎません。

 

インプラントだから噛めるということではないのです。

すべてあくまで道具なのです。

 

その道具を無視した使い方をすれば必ず壊れるのです。

 

この時に許容範囲が広いのがインプラントです。

 ですのでインプラントにすれば壊れやすかったものが壊れにくいということは確かにあるのです。

 

しかしながら何でも噛めるというわけではないのです。

そこが難しいのです。


例えば両足で歩けば1km 2km歩けるでしょう。

aruku.jpg

しかし、片足ケンケンだとどうでしょうか?

takashis.jpg

どんなに元気な方であっても100mも片足ケンケンすれば

膝が痛くなったり

腰が痛くなったり

されるのではないでしょうか。


何とかもったとして、その後普通に右足左足両足で普通に歩けるでしょうか?

ねじれてしまって歩けないんじゃないでしょうか?


実はインプラントにも欠点というのがあります。


それは

インプラントは動かない

ということなのです。



動かないのは実は長所なのです。

動かないから噛めるのです。


ではなぜ「動かない」ということが欠点なのでしょうか?



実はご自身の歯は簡単に動くのです。

ご自身の歯は歯根膜というクッションによって覆われていますから物と物を噛んだ時に一瞬当たった後、動いているのです。


ご自身の歯は動くもの、

インプラントは動かないもの、

なのです。


動くものと動かないものが共存するということはどういうことでしょうか。

例えば車をイメージして下さい。

car.jpg

昔の車に対して今の車はとても乗り心地がいいものとなりました。


大きな影響としてはタイヤ、車輪ですよね。

車輪がタイヤになったということです。


まだ車にゴムのタイヤがなかった時代、

たとえば

金属製の車輪だった頃、イメージしてみてください。

basyas.jpg

ガタガタガタガタ、すごく乗り心地の悪かったことでしょう。

タイヤになることによって、スプリングが入ることによって、その衝撃が車体や乗っている方にいくことを緩められ、故障が少なくなったり乗り心地が良くなったりしたのでしょう。

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昔のインプラントは残っていらっしゃるご自身の歯と繋げる、いわゆるブリッジのようなことをしていたことが過去の先生方には多くありました。


例えば歯を失われた場合、両隣の歯を繋げるブリッジという方法があります。

それによって弱いもの同士を繋ぐことによってすごく強くなり長く持っている。


だからインプラントを入れた後、本数を多く入れると当然費用が掛かるわけですから残っている歯と繋いでブリッジにしよう。


単純に考えればすごくいい治療のように思われます。


しかしながらこの治療の結果は、「いやそれで今もうまくいっているよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方が実はトラブルになっていらっしゃいます。


そして公益社団法人である日本口腔インプラント学会という日本で歯科の中で一番大きな学会がありますが、その「インプラントを治療するにあたって」という治療指針の中にインプラント同士は繋いでもいいが、残っているご自身の歯とインプラントを繋いではいけないと明確に書かれています。


ご自身の歯とインプラントを繋ぐ治療法は過去の治療法であり、その結果はよくない。


それゆえにその結論としてご自身の歯、つまり動くものとインプラント動かないものを繋いではいけない。というふうに明言されているのです。


実は口全体ということで考えると、動かないインプラントと動くご自身の歯が共存しているわけです。


ご自身の歯が動くとはいえ、そんなに大きくグラグラ動くわけではありません。


歯周病でもない限り。

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当たって少し動く程度です。


ですからインプラントと繋いだ場合には、少し動いた力がすぐにインプラントにかかります。


ですからダメです。


口全体ということになれば、例えばトラックやトレーラー、タイヤがいっぱいのものをイメージしてみてください。

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口の中の歯は28本です。

28本のタイヤがあるとイメージしてみてください。


この内23本が金属の車輪だったとしたら乗り心地どうでしょう。


そんなに大きくは変わらないかもしれません。


金属の車輪を少し低め、当たりを少なくする。


他のタイヤのほうはへこんだりしますから、そのへこみ分小さいタイヤ(金属の車輪)を付ければ乗り心地はほとんど変わらないですよね。


ですからご自身の口の中でインプラントとご自身の歯が共存する場合には、実はインプラントの当たり方は弱くしているのです。


弱くするような調整をしないと長く持たせられることができないのです。

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インプラント治療した後、

「なにか噛んだ感じが低い感じがする」

「他の歯より弱い感じがする」

とおっしゃられる方が多くいらっしゃいます。


あえてわざとそのように調整をしているのです。


実はインプラント治療を開発されたブローネマルク先生はそこまでよくわかっていらっしゃいました。


ですからすべての歯を失われた方への治療法としてインプラントを推奨されていたのです。


つまり総入れ歯の方、総入れ歯だった方を対象にインプラント治療を推奨されていたのです。


すべての歯を失われた方のためのインプラント治療なのです。


何本かの歯を失われた方に対してインプラント治療は推奨されていないのです。


その後研究が進み、そのような力の差、動く動かないものの差、ということがわかってきて他の歯よりも若干弱めにすることによってある程度噛むという行為が取り外しの義歯よりも出来るということが分かってきたので、今応用されているのです。


治療した年齢の時はあくまでも残っている歯がいかに長く残っているか、残って居続けるものとして治療計画は進んでおります。


ですからインプラント治療で大事なことは

■将来他の歯がいつダメになるのか

■どのようにダメになるのか、

■ダメになった時にどうしなければいかないのか、

ということが実は重要なのです。




『インプラントと関係ない歯が故障した』

『インプラントと関係ない歯を抜かないといけなくなった』

という時に実は噛み合う場所であったり、重心バランスが変わったりするのです。

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そのような状態である程度のものは噛めるのです。


しかしそこで気付かず噛み続けると実は壊れてしまうのです。

必ずインプラント治療をされた患者様は他の歯を治療したとしても、インプラント治療をした先生に全体のバランス、そのままで大丈夫なのかどうか、なんらかの調整が必要なのかどうか、ということを診て貰う必要があるのです。


『噛んだ感じ、わからない』

『違う歯だからいいだろう』というそういうことで治療していると実は後でとんでもない悲劇に遭ったりするのです。


https://www.8181118.com/director/2013/04/post-68.php

↑インプラントをされた方で、他の歯の治療をお受けになった場合は急いで噛み合わせのチェックを受けて下さい。



全部の歯を失われた方は全部インプラントにしてしまえば、そういうトラブルはないのです。


非常に起きにくいことになります。


ですから何十年も持っている方は十分にいらっしゃるのです。


他の歯がダメになった時にどうするのか、ということをしっかりと考えてからインプラント治療を受けないと、後で大変なことが起こってしまうのです。


今さえ良ければいいという考えではダメなのです。


インプラントというものは将来、他の歯がダメになった時にどのようにするかというところまで治療計画を立てておく必要はあると思います。


そして何よりも大事なこと、残っている歯がダメにならないようにするために、歯は簡単に動いていきますから残っている歯が動かないようにするために、どういうことをしないといけないのか。


例えばマウスピース、必ずマウスピースを付けるということ。

マウスピース

必ずメインテナンスを受けるということ。

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これが

『面倒くさい』

『定期的な歯の掃除なんか』

ということであれば、逆にインプラント治療は受けてはいけないのです。

https://www.8181118.com/implant/





原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





2016.08.3150代になって前歯が急に前に飛び出してきた気がします。歯周病でしょうか?


☑50代になって前歯が急に前に飛び出してきた気がします。歯周病でしょうか?


☑下の前歯がガタガタになって、上の前歯が出っ歯になってきたのでなんとかしたい



とてもよくご相談いただくケースです。



できれば

上の前歯をセラミックなどに被せ物をやりかえて

ひっこめることは

できないか?

というご希望です。



出ている部分を

削って新しい被せモノをかぶしてしまえば

引っ込みそうな気が

確かに、しますよね。



しかし、

実は、出ている部分だけを

たんに被せ物だけでやりかえをしたとしても

すぐに壊れてしまったり

割れてしまう

ということが、起こります。



理由をお話しますね。



前歯が折れた

前歯がグラグラしてきた

前歯が前にぐっと飛び出してきた

また

顎が痛い
顔がゆがんできた

いろいろな症状がありますが、その全ての大きな原因に「噛み合わせ(噛みあわせ)」のバランスの悪さ」があるんです。


「虫歯ができやすい」ことと「噛み合わせ(咬み合わせ)の悪さ」が関係するのか?


噛み合わせ(咬み合わせ)が悪い、

つまり歯が正常に並んでいないので、

その歯並びの悪い部分には当然虫歯菌が溜まりやすく、

いつもバイキンが住み着いている状態になっています。


「ばい菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果
ですので、噛み合わせ(かみ合わせ)が悪い方のお口の中は虫歯でいっぱい、ということがよくあります。

「ばい菌 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

そして

前歯が折れた、ということは、

今回、歯が折れる前からもう既に折れやすい状態だった、ということがいえるのです。



歯は28本が正常に並んで始めてバランスを保っています。


その中でどこかの噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが崩れると、前歯が本来耐えうる噛む力以上の負荷がかかって噛んでいることになります。

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ですので、日々の咬む力で少しずつ、前歯は折れやすい状態になっていっており、少しの衝撃や少しの咬む力である日突然折れてしまいます。



正常な歯並びであれば前歯はそうそう簡単に折れることはありません。


全ての治療において、吉本歯科医院では「噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが歯科の治療には最も大切である」と考えています。



お時間あればぜひこちらをご覧下さいね。


前歯が飛び出てきたとか、

前歯がガタガタになってきた。


ある日突然気がついたら歯が動いてしまっていた


こんなご相談とっても多く頂きます。

患者さんのお話をおうかがいしていると

歯は動かないと思われている方、多いんですね。


実は歯は動きます。


歯は一生動き続けるんです。



歯が動く理由にはいろいろあります。

一番大きいのは親知らずです。


「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

イメージ的には満員電車に乗っていると思って下さい。

どんどんどんどん人は入ってきます。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


その時にじっとそこに立っていられるでしょうか。


流れによってどんどん動かされて行きます。


そして、一番弱い子が弾き飛ばされる。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

そのように

後ろから前、

後ろから前

というふうに歯が飛び出てきます。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


強い力で歯を動かすと、動かないですよね。


でも、矯正治療という歯を動かす治療ってあるんですよね。


あれ実はゴムで引っ張っているだけです。

ゴムで引っ張っているだけ、わずか数十グラムの力で歯は動きます



そして

この親知らず、もう何年もかけて押してるんです。


そのように持続的な力というのは、弱い力であっても歯を動かせるんです。


またベロ(舌)でも100g200gの力で押してきますから、そういうことでも歯は揺れます。

 

歯の形体は前歯と奥歯、まったく違います。


前歯の根っこは歯茎に隠れていて見えないんですけれども1本です。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

それに対して奥歯は根っこがカメラの三脚のように3本だったり、さらに強い4本だったりします。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

本来であるならば噛む、噛む力を支える、これは奥歯の役目です。

奥歯で噛んで前歯はほとんど当たらない、そういう状態が本来の形です。


ところが、奥歯が押されることによって崩れてきた。

歯が抜けることによって奥歯で十分に噛めなくなった。


 

歯は前後的、上下的にお互い支えあってますから、歯を抜けた状態(はがない)にしておくと両隣の歯が倒れてきたり、噛み合う相手の歯が相手を求めて飛び出てきたりします。

「親知らず site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

 

そのような原因から

奥歯で十分に噛めなくなる。

 

そうすると、必然的に前歯同士が強く当たってしまうんですね。

 

前歯は少し、気持ち出っ歯の状態が噛みやすいようになっています。

 

奥歯がない状態(はがない)で前歯だけがガンガン当たります。

そうすると上の歯は更に上へ、相手は逃げますから下の歯はさらに上へ、というふうに歯が動いていってしまうんですね。

 

次ぎに多いのが歯周病です。

歯の周りの病気です。

 「歯周病 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

歯は何で支えられるか、何で支えられているかご存知ですか。

「歯周病 site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

 

よく鏡で見て歯茎があるから、歯茎っておっしゃられる方が多いんですけれども、

歯茎は肉です。

肉なので、こう力をかけると変形します。

 

奥歯のように100kgとかそういう力を支えることは出来ません。

 

歯茎の下には骨があるんです。


骨があって、そこに歯が植わっている、そういう状態です。


 イメージ的には砂の山があって棒が刺さっている、そのように思ってください。

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 そして、この状態で歯が支えている周りの骨が溶けていく。

砂の山が骨だとすると、

どんどん砂が減っていくと

刺さっている棒がグラグラしてきて

そのうち倒れますよね。


こんなイメージです。

なので動きやすくなるんですね。


 

同じ力でも動きやすくなります。

 

そのようないろんな原因によって歯は一生動き続けるんです。

 

では動いていっているこの歯をどうするのか?


ほおっておけば間違いなく悪くなるだけです。

置いておいて良くなることはないです。


崩れていっている状態であれば、その後そこで止まるというのもないです。


どんどん悪くなります。

ですので、それを今の状態で止める。まっすぐだったらしっかり止めますが、

倒れてますからそれを支える。


もっと理想的には、元あった場所に戻してあげる、そういう治療もあります。


また奥で噛めないのが原因であれば、奥で噛めるようにキチッと奥歯を作ってあげる、

そういう治療もあります。


その方その方の状態に応じて、その治療法は選択肢があると思いますので、それぞれの治療のメリットやデメリット、それをよくかかりつけの先生とご相談なさってください。


ちなみに私は倒れているのをこれ以上倒れないように止めておくということで、

「マウスピース」というのを使っています。

「マウスピース site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

スポーツ選手でも格闘技の選手でもないのに「マウスピース」と思われるかもしれませんけれども、歯は一生動き続けますから、それを夜寝る時にマウスピースを入れることによって、弱い歯いっぱいを一つのものとして力を止めるんですね。

 

そうすると歯が動きにくくなります。そしてマウスピースは変形しません。

「マウスピース site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果

形いっしょです。

 

常に同じサイズを同じところに入れますから、歯の位置関係が変わらないんですね。

 

もちろん日中、お食事の時は外さないといけませんから、日中の力によってダメージを受けます。

 

ですので、夜着けることによって悪くなることを遅らせる。

 

24時間歯が揺らされるのでなく、なるべく揺らされる時間を少なくする。

 

それによって歯の寿命を延ばすということが出来ます。


先生それぞれによって考え方はいろいろあると思いますので、いろいろな治療法のメリットやデメリット、そのようなものを相談してお決めになられることをお薦めします。




https://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php


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2016.08.30歯の神経を取ると言われたが吉本歯科医院では歯の神経残してもらえますか?

☑歯の神経が死んでいるといわれた

☑歯の神経を取らないといけないと言われた

☑歯の神経が死にそうだといわれた

☑歯の神経が痛む

いろいろなお悩みを抱えて吉本歯科医院に

患者さんがお越しになられます。


特に歯の神経治療に関してのお問い合わせは多く

患者さんご自身でも、ご自分の歯の神経が

今、生きているのか?

死んでいるのか?

死にかけているのか?

それとももう死んで腐っている状態なのか?

そもそも、歯の神経を昔に取り除いている状態なのか?

ご存知ない方がほとんどです。


ではそもそも

歯の神経が死んでしまうって

一体どういう状態をさすのでしょう?


例えば歯に食べ残しがあり、そこに虫歯菌が繁殖し、そうすると歯の表面が一層溶けていきます。

そうすると歯がしみるようになります。

歯の大切さはご自身が歯を失ってみてはじめてわかる

それを放置するとさらにさらに穴が開いていきます。

歯が溶けて穴が開いていきます。

イメージしてみてください。

バケツに水が入っていると思って下さい。

baketsu.jpg

バケツに小さなキズがあったとしも大した問題は起こりません。

しかしどんどんどんどんバケツにキズが付くと穴が開いていきます。

そうすると中に入っている水が溢れ出します。

これが穴が歯の神経・血管に到達した状態だと思って下さい。


そこには防ぐことの出来ない穴が開いてしまうのです。

そうするとバイ菌がもう入り放題です。

大事に大事に硬い壁、エナメル質、歯のの壁、象牙質で覆われていた

歯の神経や血管が露出してしまうのです。

水の入ったバケツがある程度の衝撃に対しても耐え切れる状態だったのが何度も何度も擦れるうちに小さい穴が開くたびに、完全に穴が開くことによって、そこに穴が開いてしまい、そこからどんどんどんどん広がっていってしまうのです。

バイ菌にとって実は神経や血管・血液、これは重要な栄養素なのです。

とっても美味しい大好物なのです。

もちろん人間の体はバイ菌が入ってきた時には、そのバイ菌に対して戦おうという免疫という防御機構があります。

しかしながら余りにバイ菌の量が多いとその防御機構で食い止ることはできなくなるのです。

ですのでバイ菌はどんどんどんどん増殖を続けていきます。

最初は歯の表面だけだったんですが、歯の神経・血管にまで到達することが出来ればそのバイ菌は一気に歯の神経・血管をやっつけていきます。

そして最初は歯が沁みたり、痛んだり、ズキズキということが起こっていくのですが、それはバイ菌と戦っている証拠でもあるのです。

これが負けると痛みを感じなくなっていくのです。


よく歯を治療せずにほったらかしにしていたら、

「歯がボロボロと欠けていった」

「痛みが和らいだ」

「痛みが止まった」

ということが、あります。


例えばこの時期に痛み止めの薬を飲むいう行為は、確かに日常生活において痛みを和らげる、戦っているその痛みを、戦っているということを脳に知らせようとしている報告を警告を一生懸命、一生懸命体は送ってくるのですが、それに対してそれを無視しろというのが、これが痛み止めなのです。

特に昨今、痛み止め、以前であれば病院から処方箋がないと薬局から出せないような強い痛み止めの薬が日常的に薬局で買うことができるようになってきましたので、簡単にそういうお薬を手に入れることができています。

その影響もあってか虫歯が本当に進んでしまってから来られる方が増えているようにも思います。

さらには、菌が繁殖し、鼻の部屋まで突き抜けていたり

歯を支える骨まで溶かしているケースも少なくありません。

年齢がお若くても関係ありません。


すでに歯の神経が死んでしまっている方がいらっしゃるのです。

通常であれば歯の神経とバイ菌が戦い、「痛い、しみる」とのことで来られていたはずなのですが、その痛みも痛み止めの薬を飲むことにより痛みを止めるというのはバイ菌を殺すお薬ではありませんから、治っているわけではありません。

ただ日常的に痛みを感じることが減りますので、そういうお薬を取ってしまうお気持ちはよくわかります。

しかしながら歯は自然に治りませんので、どんどん悪い状況になっていきます。

そしてとうとう歯の神経や血管が死んでしまった時には、逆にまったく痛みを感じなくなってしまうのです。

ではそのバイ菌達はどうするのか。

さらにさらに歯の奥へ奥へ侵入して行きます。

そして歯の根っこを越えて、根っこ周囲にある骨や歯茎を溶かしていくのです。


その時点で、バイ菌の住処である根管の中、そこを早く掃除してあげないとどんどんどんどんバイ菌は奥へ奥へと入っていきます。


ですから歯の神経を取る治療というのは歯の神経を取る治療だと思われている方が多いんですが、実はこの時点では死んでしまった、バイ菌に侵されて神経が死んでしまっていて、神経が残っているのではなく神経が腐ってしまった、生きていない神経がそこにいるのです。

つまり生ゴミが腐敗していっている状態だということです。

そうするとにおうと臭いですよね。


発酵食品を思い浮かべていただくと膨らんできますよね。


腐っていくとガスを出すのです。


そうすると圧力が高まります。

歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?

そうすると歯の神経は死んではいるんだけれども、周りの骨や歯茎が溶かされることによりそこで顔が腫れてくるような方までいらっしゃいます。


すでに歯の神経の治療で神経を取ってしまった方でバイ菌に侵された場合にはいきなりこの状態にまでなってしまうこともあります。


この場合には早く根っこの中をバイ菌が少ない状態に減らしてあげるということが必要です。

では歯を支えている骨を溶かしたバイ菌達はどこへ行くのでしょうか。

実は歯の神経というのは脳と繋がっているのです。

nou

例えば指先、指先の神経は指先だけでしょうか。

これは脳から繋がった神経なのです。

その一部に過ぎないのです。

つまりバイ菌は歯の中の神経だけを死なせるわけではなく、さらには歯の外の周囲の骨や歯茎の神経も殺して行きます。

そして骨を溶かしていくのです。


そしてとうとうその奥には太い神経・血管が控えているのです。

そこにたどり着いたバイ菌はどうなるんでしょう。

一気に全身を巡って行ってしまうのです。


心筋梗塞、聞かれたことありますでしょうか。

心臓の血管が物が詰まって血が流れにくくなってしまった状態。

よく動脈硬化や全身糖尿病やそういうことが大きく取り沙汰されていますが、その詰まっているのは何だろうと研究した先生がいらっしゃいました。

実はその詰まっている物の中にいくつもの口の中の歯周病菌、バイ菌が見つかっているのです。

つまり口の中にいたバイ菌がそういう心臓の中で発見されたり、誤嚥性肺炎といって肺炎の中で肺炎球菌といっしょに肺炎を起こしていたり、口の中だけに留まらず全身にまで影響を及ぼしているのです。

ですから歯の神経の治療をした方が良いのか、しない方が良いのかと単純に考えたならば、神経の治療は神経が生きているのであれば残せる方向で治療してもいいと思いますが、それを越えてしまった場合には早くそういう治療を行なわないと全身に対して影響を及ぼす。

また上の歯の場合には歯の根の奥には鼻の部屋があります。

鼻の部屋にバイ菌が侵入していってしまうのです。

ただ単に歯や口だけの問題ではなくなり、鼻の手術を含めた処置が必要になったりもするのです。

水の入ったバケツに穴が開いた場合には水が流れ出ます。

どんどん流れ出ます。


決して歯の葉1本を最終的に抜けば済むという問題ではなくなることもあるのです。


次にです。

重たい物はみんなで持ったほうがいいですよね。

ところが他の歯に比べ早く当たる歯がある場合には、例えば飛び出してくる歯とかです。

歯は一生動き続けます。


後ろから前に下から上にというふうに歯は動いていくのです。


例えば砂場で手を置いてかき寄せてみてください。

砂が盛り上がってきますよね。


そのように動きがあれば歯も同じように飛び出ていくのです。


そうすると重たい物をみんなで均等に力をわけわけして持っていれば大丈夫ですが、一人だけが飛び出るとその飛び出た歯に力が集中します。

押されて押されて、満員電車で押されてすごく痛いですよね。

横の人が退いてくれてよけられたらいいですよね。


でも歯は顎の骨の中に埋もれているのです。

支えられているのです。

どこへでもは動いていけないのです。


ついには割れてしまうこともあるのです。

今まで虫歯なんかまったくなかった。


虫歯なんかなったこともなかった。


なのに突如すごい痛みが。


その痛いという場所を観察すると、レントゲンを見ても、肉眼的にも何もないんです。

ただ押さえると痛いんです。


すごく痛いですからあまり強く抑えることはできません。

よく見ると亀裂が何本も入っています。


触ると痛いので麻酔をし、麻酔をしましたから強く押さえても痛みません。

強く押さえるとそこから血がじわぁっと浮き出てきます。

そうです、歯が真っ二つに落花生のごとく割れていたのです。


歯は徐々に徐々に溶けてくることによっても穴が開きますが、そのような衝撃的な一撃によっても歯は割れるのです。


この場合は一気に神経・血管のいるところまで真っ二つに割れるのです。


バケツに入った水がちょっとづつちょっとづつ欠けて行き穴が開くのと同じように小さい力ではそうですが、大きい衝撃がバーンとかかった時、バケツが一気に真っ二つに割れますよね。

砕け散りますよね。


そのように歯も割れるのです。


その場合はいきなり歯の神経が口の中に露出しますからものすごい痛みとなります。

小さい穴が開いて水が出るのであればそれを防げばいいのですが、大きく真っ二つに割れた場合は残念ながら封鎖することはできません。

この場合にも早く神経を除けてあげないと痛みを抑えてあげることはできなくなるのです。

ですのでバイ菌による影響と力による影響、そういう大きい二つの理由、そしてその組み合わせというのがありますので、今まで虫歯がなかったからといって安心もなかなかできないのです。




原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





2016.08.27顎がこんなに動くなんて!親知らずが顎の動きをロックしていたんですね!親知らず抜歯の患者さん

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

今日、親知らずを抜歯された患者さんがいらっしゃいました。

40代の女性です。

今まで親知らずは
■いつか歯がなくなった時のために親知らず抜かずにおいておこう
■痛くないから、抜かないでおこう
■親知らず抜くのは怖いから、抜かずにおいておこう


そう、お考えでした。


しかし、初めて吉本歯科医院にお越しになられ
ご自身のパノラマレントゲン写真をご覧になり
これは、親知らずが原因で隣の歯に悪影響を及ぼしているということに
ご自身で気がつかれ

「先生!!早く、抜いて下さい!」
とご自身の口からそう、おっしゃられました。


この方の親知らずは
あっさり抜けたのですが
抜いた直後におっしゃられたことがありました。



「わ!顎がすごく動く!!こんなに窮屈だったんだ私!!」



そうなんです。



顎が痛い
顎がカクカク音がする
口が開きにくい
口をあけると痛い
顎の骨が痛い
顎から耳にかけて痛い

このようないわゆる顎関節症の症状をおっしゃられる患者さんの中にも
「親知らずが原因で顎の動きを悪くしていた」
ということは少なくはありません。




まさか、親知らずが原因で
顎の動きをロックしていたなんて、気がつきませんよね?


でも、実際に大きなレントゲン写真をご覧になられ
正しい「レントゲンの見方」をお知りになれば
ご自身でもすぐにわかること、なのです。



どうぞ知って下さいね。


顎が痛くなるなど、
顎の骨の問題だけでなく
虫歯になったり
歯槽膿漏(歯周病)になったり
歯が折れたり
歯が抜けたり
歯がグラグラしてきたり
歯の神経が死にそうになっていたり
いろいろなことが
今後あなたのお口の中に起こってきます。


しかし、それらの症状を引き起こしている
根本的な原因は
「噛み合わせ」なのです。



噛み合わせを無視した歯科治療は
後が悲惨です。

「悪くなったところだけを治す対処療法」です。
根本的な問題から目をそらし
その問題を解決せずして歯科治療をすすめていくことは
人生の後半で悲惨な思いをすることになってしまいます。




「私の場合はどうなんだろう?」現在お口の中でご不安やお悩みをお持ちの方はどうぞお気軽にご相談なさってみて下さいね。

香川県 高松市 無料メール相談









原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)






日本補綴歯科学会専門医 香川県 高松市 吉本歯科医院

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