吉本歯科医院

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2021.07.28噛むと痛い、歯茎が腫れている。

hagukikamtoitai.jpg
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 
吉本歯科医院の吉本彰夫です。



初診でお越し下さった60代の女性の患者さんのご相談です。


『過去に治療した上下の奥歯左右の歯が最近になって
痛みだし歯茎が腫れあがっています。
噛むとなんとなく痛いような違和感があります。
悪くなっているのはわかるのですが
今後どんな治療をするのか不安です。
歯を抜かないといけないような状態になっているような気がします』



歯茎が腫れているのが何か病気でしょうか?

歯茎がどんどん下がってきているのですが
原因は何でしょうか?


というご相談でお越し下さる患者さんは
多いいらっしゃいます。

歯茎の腫れは
ある程度の年齢を重ねて方であれば
誰でも経験したことがあるかと思います。


ちょっと歯磨きをさぼっていたり
するだけでも真っ赤に歯茎が腫れて痛みがでたします。



歯茎の腫れが単に掃除ができていなかっただけなのか
それとも重度な病気が隠れているのか
ご不安になってしまいますよね?


まず歯茎が腫れてしまう7つの原因をお話します。


歯茎が赤く腫れてしまう原因は次のとおりです。

①歯磨きができていないための炎症

歯磨きができておらず歯茎が炎症を起こし赤くプクリと腫れてしまっている状態です。
妊娠期の女性はホルモンバランスの影響による少しの細菌で歯茎が腫れてしまう場合があります。
歯肉炎になっている状態です。



②歯周病の進行
歯肉炎から進行すると歯周炎という状態になります。
歯周炎になると歯を支えている骨が溶け始めます。
歯を支えている骨が溶けはじめ破壊されると歯と歯茎の境い目の溝が深くなります。
歯茎が下がったように感じる場合もあります。
溝(歯周ポケット)の中は細菌の温床となってしまうと
歯周病がどんどん進行します。

歯茎の炎症をたびたび繰り返しはじめます。




③歯根破折(歯の根っこが折れている状態)の場合
歯根破折とは歯の根っこが折れてしまった状態です。
激痛を伴う場合もあります。
このような状態になると多くは抜歯しかないという診断になります。
放置しておくと割れた歯の根からばい菌が入り込み何度も歯茎の腫れを繰り返します。


④根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)
根尖性歯周炎とは歯の根っこの先が炎症を起こしてしまい膿が溜まっている状態です。
歯根の中に細菌が入り込み膿が溜まります。
過去にした歯の神経治療後、何年かして症状が出ることが多いです。



⑤歯石が溜まって炎症
歯の汚れを放置しておくと1週間程度で歯石に変わります。
歯石が溜まっていると歯茎は炎症を起こします。
腫れた状態がずっと続いている状態になります。
常に歯の表面や歯や歯の隙間に硬い石のような汚れがついている状態ですので
どんなに自分自身で歯みがきをしても歯茎の炎症は治まりません。

⑥歯の被せ物が合っていない場合
歯の被せ物が合っていないと歯茎がいつも腫れた状態になっている場合があります。
詰め物や被せ物が合っていない場合には常に、隙間や段差がある状態ですので
そこに細菌が繁殖していきます。



⑦薬の副作用
けいれんを止める抗てんかん薬、自己免疫の病気に使われる免疫抑制剤の薬を
服用されている方は歯茎が腫れることがあります。
薬の副作用の場合には歯磨きをしても歯茎の腫れがおさまることはありません。




まずは
歯茎が腫れた原因を突き止めることが
重要です。


原因を突き止めることで

無駄な治療をしなくてすみます。

http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php

原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです。

 


2021.07.27前歯の隙間を埋めることはマウスピース矯正でできますか?

sukimamaebano.jpg

香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


お越し下さった女性の患者さんです。

『上の歯の隙間があいていることはずっと気になっています。
隙間を埋めることができるのかを歯医者さんで相談すると
噛み合わせが悪いので
隙間を埋めただけでは噛んでいるうちにまた隙間が空いてくるので
マウスピース矯正ではなく
ワイヤーでする本格的な矯正をすすめられました。

噛み合わせがどう悪いのか?
マウスピース矯正では本当に無理なのか?』
知りたいということでご相談にお越し下さいました。




マウスピース矯正のご相談が増えています。


多い順番です。

①上の前歯がすき間があるので(すきっ歯)治したい。
②上の前歯が出っ歯になって飛び出ているのを引っ込めたい。
③上の前歯がガタガタしているのをまっすぐに揃えたい。




前歯は特に目立ちます。
ですからどの患者さんも
「下の歯はいいので、上の前歯だけ
どうにかキレイに揃えたいんです」
とおっしゃられます。



しかし、歯というものは
前歯なら前歯だけ動かせばいいという
そのような単純なものではないのです。


歯は一生動き続けます。


吉本歯科医院では
そもそも
①上の前歯がすきっ歯になっている原因は?
②上の前歯が出っ歯になっている原因は?
③上の前歯がガタガタになっている原因は?


その原因を突き止め
原因そのものを取り除き
その後、かみあわせの治療を行います。



かみあわせを無視して
前歯の見た目だけをキレイにしようとすると
後が悲惨です。


マウスピース矯正は、数ミリ程度の軽度の改善に有効な治療です。
しかし、症状によってはマウスピース矯正のみでの治療は適応できない可能性もあるのです。

まずは一度、診断をお受けになり、どのような咬合改善の治療があるのかご相談下さいね。

2021.07.26前歯にしたブリッジ治療がグラグラして噛めなくなってきた

maebaburidi.jpg
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


初診でお越し下さった方の
ご相談内容です。


奥歯2本を失われ
2本を繋いで4本分のブリッジを入れておられました。




ブリッジを入れたのは数年前だそうです。



「これでまた噛めるようになる!」と
喜んでお食事をされていたそうです。


2~3年たち
だんだんブリッジがグラグラとして
お食事の時に噛むと神経に触るような痛みを感じます。



冷たいもの
熱いもの
甘いもの
以外に
ぬるいお湯を飲んでもキーンとしみるほどにまでなっておられました。



さらにブリッジを入れている反対側の歯まで
グラグラと歯が揺れてきて
痛むようになり歯科医院へ行きました。


すると
「もうこの歯は骨が溶け始めているので
歯を抜かなくてはいけない」
診断されました。




抜いた後は、ブリッジにしましょう
ということになっていたそうですが

今、4本の歯を繋いでブリッジにしている部分が
グラグラしだしてこんなに痛くて噛めないのに
さらに、またブリッジ!!???


急に恐ろしくなったそうです。


「私のこの歯を抜いたらそのあとはどうなる?」
「もしかして一生このまま噛めないままの状態かもしれない?」
「本当にこの歯を抜かないといけないのだろうか?」

いろいろな
不安が頭をよぎり

ご友人の紹介で吉本歯科医院をお知り下さり、お越し下さいました。




歯を抜かないといけない
この歯はもう抜くしかない
と診断され
その後、多くの方はブリッジ治療を選択されます。


歯医者さんも
歯を抜いた後は「ブリッジにしましょう」というご提案をされる先生も
多いかと思うのです。



歯を失った部分に
入れ歯とブリッジとどちらがいいんですか?」
と先生にご相談されると
ほとんどの先生は
「ブリッジですね」
とおっしゃられます。



その理由は
入れ歯よりも
ブリッジの方が噛んでも痛みを感じなく噛むことができるから
です。


ご自身で外していちいち洗浄しなくてもいいから、です。

脱着式の入れ歯を使うという精神的老化を認めなくてすむから、です。

では
ブリッジとはいったいどういうものなのか?


ブリッジとはその名の通り「橋」を意味します。



歯がなくなったところの
両隣の歯を支えにして橋渡しをする
ことを意味します。




ブリッジにすると
噛んだ時、歯茎にはそれほど力が伝わりません。



入れ歯は
噛むたびに、ギュウギュウと歯茎に力が伝わっていきます。

だからブリッジは
噛む時に痛みを感じにくいのです。




ブリッジは両隣の歯を大きく削り(健康な歯を削ります)
ひっかけを作ります。


両隣の歯にひっかけている状態のものが
ブリッジです。



ブリッジは
鉄棒に子供がぶら下がったようなイメージです。


両方の支えの2本の棒に
ぶら下がっているという状態ですね。



これを口の中とお考え下さい。


噛みます。
噛んだ時に、力はどこにかかりますか?


力が最もかかっているのは
両隣の歯です。

つまり削られたあなた自身の健康な歯に
もっとも負担がかかっているのです。



ブリッジの大きなデメリットは
両隣の削って支えにしている健康な歯に
大きな負担がかかってしまう
ということです。



本来の何倍もの大きな負担がかかってしまうと
いうことです。


しかし
両隣のご自身の歯で噛む力を受けているわけですので
歯茎そのものにはあまり力がかかっていません。



比較的大きな力がかかってはいても
「痛い!」というところまで感じないのです。



そこが大きな落とし穴でもあります。


またブリッジは入れ歯のように
取り外しを行わないため見た目は自分自身の歯と同じです。

ですので違和感を感じません。


そういった意味で安易に
歯を抜いた後にブリッジを選択される方は
非常に多いです。




しかし
そのブリッジにも限界がやってきます。


グラグラしはじめたり
痛みがではじめた時には
もう手遅れである場合が多いのです。



手遅れとは
ブリッジを支えていたご自身の歯(削られた健康な歯)が
ダメになっていくのです。


歯の根っこを支える骨が溶けてしまったり
歯の根っこが割れていたり
欠けていたり
といった状態になっているケースが非常に多いのです。



ブリッジがグラグラして噛めなくなったんです。
ブリッジが外れそうで噛むと痛いんです。


というご相談でお見えになった場合
その多くはブリッジを支えていたご自身の歯の根っこが
折れていたりダメになっている場合がほとんどです。


そうなった場合には
もういよいよ歯を抜いてしまわなくてはいけない
ということになります。



ブリッジをすると
隣の健康だったご自身の歯が揺さぶられ
根っこごとダメになってしまうという
ことなのです。


そのことを
多くの方がご存じありません。



ブリッジ部分がグラグラになって噛めない状態にまでなってしまうと
その次には
歯を抜いて
入れ歯という選択になります。



もしくはインプラントという選択ですが
ブリッジにより長年異常なまでの噛む力により
骨が溶かされてきた方は
歯を支える骨が大きく溶けてなくなっていることがあります。
そうなるとインプラントをするにも
骨がない
骨が少なすぎてインプラントができない
という状態になってしまいます。


もちろん
骨を作る技術により
手術は可能ですが、期間と費用が
さらにかかってしまうということになってしまいます。



歯を抜かないといけないと診断された時
見た目も違和感がなく
ちゃんと噛めますよということで
ブリッジを選択される方が多いです。



ブリッジがお口の中に入った後
「さあ、これで噛めるぞ」
「さあ、これで普通の食事ができるぞ」
と今までのご自分の歯があった時と同じようなお食事の仕方
お食事の内容をされていると
大変なことになってしまいます。

そもそも
ブリッジには自分の歯と同じように
噛める能力(性能)など、ありません。



ブリッジ=橋渡し
なんです。


5本の歯をつないでブリッジにしているということは
通常5人で支えなくてはいけないところを
たったの3人で荷物を支え続けるということです。



しかも
奥歯にかかる力が
前歯の何十倍もの力になるのです。





ブリッジを選択される場合には
今まで通りの噛む力で食事はできない
ということを
知っておかれて下さい。



ブリッジも入れ歯も
ただの噛むための道具
です。


道具ですので
使い方があります。


ブリッジの使い方
ブリッジの限界

入れ歯の使い方
入れ歯の限界

インプラントの使い方
インプラントの限界


残されたご自身の歯の使い方
残されたご自身の歯の限界



それぞれの道具で
できることと
できないことが
必ずあるのです。



それを
「え?高額な自由診療で口に入れてもらったんだから
今まで通り噛んでいいんでしょ?」と
噛んでいると
あっという間に
ブリッジも故障します。


ブリッジが壊れるだけならいいですが
ご自身の歯まで一緒にダメにしていくのです。




歯を抜かないといけないと言われた
歯を抜きたくない
抜歯が必要かどうかを診て欲しい
歯を抜いた後どうなるのか知りたい
歯を抜いた後の治療の選択肢に迷っておられる方は
まずはご相談下さい。



歯を抜かれる前に
ご相談をなさって欲しいのです。



その後に選ぶ治療によって
歯の抜き方がまったく違ってくるから、です。
ただ、抜いて傷口を塞げばいいというものでは
ないのです。

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歯にはそれぞれ役目役割がある



2021.07.25長年の顎の痛みの原因

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香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


口を開けると痛い
口を大きく開けると痛い
ステーキのように噛みしめるものは食べることができず
ハンバーグはほうばることができず
お寿司でも小さく小さく一口サイズにおはしでしてから口に入れる


口を開くとシャリシャリ、カクカクと顎の音がする。


硬いものをつい噛んでしまうと
ズキンズキンと痛みがしばらく続く。


という症状で長年苦しまれている方がいらっしゃいます。


上記のように慢性的になっている方もいらっしゃいますし
ある日突然
口を開けると激痛がして
口を少ししか開けることができなくなった
という方もいらっしゃいます。



いずれも顎関節症の症状ですが
多くの方が日常的に食いしばりをされてることが
非常に多いのです。



夜寝ている間は
ほとんどの方が食いしばりをしています。
程度の差はありますが
食いしばり歯軋りをしています。



寝ている間は無意識でやっています。


しかし日中も
パソコン仕事をしながら
奥歯をギューット噛み締めながら
お仕事をしている方もいます。


これも無意識です。


上下の歯は本来
接触してはいけないものなのです。


ご存じない方がまだまだ多いのが現実です。



私の医院では患者さんに対して
上下の歯を意識的に離して下さい
とお伝えしています。


でも人間は忘れてしまう生き物ですので
パソコンの画面に「上下の歯を離す」とメモ紙を貼っておくんです。

memogami.jpg
トイレとか
洗面所とか
車の運転席のハンドルの前とか
いろんなところに貼っておく。



そうすることで上下の歯を離すよう
意識することができます。


そして夜は寝ている間に
ギューット食いしばってしまうため
衝撃をクッションのように和らげるマウスピースを必ず装着して
お休み頂く。



こうやって
意識して頂くことが大事です。



顎関節症は
①顎が痛い
②口が開かない
③顎の音が鳴る
という症状でご相談にお越しになられます。



噛む時に使う顎の筋肉の問題から起こるものと
顎の周囲の関節の問題で起こるものがあります。


方噛み(片側の歯だけで噛んでいる)
硬いものを好んで高松市ネル
うつぶせ寝で寝ている
ほうづえをよくつく(顎を圧迫)
歯ぎしりや噛み合わせ異常など
その他、過剰なストレスによる食いしばりも関係してきます。




よく
顎の音がシャリシャリ、カクカクとなっていたのに
ある日突然音が鳴らなくなった
という方がいらっしゃいます。



顎の音が鳴らなくなったから
顎関節症が治ったと思われている方は非常に多いのですが
実は違います。


症状がさらに進行し
関節円板が完全にズレたり、ひしゃげたりすると
顎の音はしなくなるのです。


つまり、治ったのではなく「進行している」という可能性は
非常に高いのでまた急にお痛みがでる場合があります。


顎関節症の症状がおありになる場合には
おはやめに受診下さい。



2021.07.24歯を抜くしかないと診断受けたが本当に抜かなくてはいけないでしょうか?


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香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。



初診でお越し下さった患者さんのご相談内容です。


『右下の一番奥の歯のことでご相談です。
歯石を取ってから再検査(歯石除去後一ヶ月)ということで
昨日歯医者さんに行くとくちびる側のポケットがかなり膿んでいるといわれました。
他の周囲は5mm程度でしたがぐらぐらはしていなくてしっかりしています。

奥歯は抜くしか方法がないと診断を受けました。
この年齢で歯を抜くことのショックがありいったん考えたいとかえってきました。

本当に抜かなくてはいけないのか?
抜かずに残せる方法はないのか?
知りたい』


というご相談です。


吉本歯科医院には
歯周病や虫歯が進行してしまい
その歯が「抜かずに残せる」のか
「抜かなくてはいけないのか」

というご相談は非常に多いです。

その判断の基準についてお話します。


Aという歯医者さんでは
抜かなてはいけないと診断された
Bという歯医者さんでは
抜かなくてもいい
と診断された
いったいどっちが正しいのでしょうか?

と相談にお越し下さる患者さんもいらっしゃいます。


患者さんとしては
混乱されてしまいますよね?


大学の教科書で言えば
こういう状態になってしまっている歯は
「歯を抜くべきである」という判断基準は、書かれてあります。

しかし
実際には診る歯科医師によって
専門が違い、どの専門の立場から「診る」かによって
診断が違ってくるのです。




吉本歯科医院では、「かみあわせ」を専門とした治療を行っています。
その歯だけでなくお口は全て繋がっており
全身にも影響するという考えで治療を行っています。


その歯を抜くことで
または抜かずにおいておくことで
周囲の歯がどうなるか?
全体のかみあわせがどうなるか?
ということを診ていきます。

噛み合わせ全体をみて
この歯は残すべきだ
抜いた方がいいという判断基準を
お伝えしております。



吉本歯科医院で「歯を抜かないといけない4つの場合」
①歯を支えている骨が無くなってしまっている場合
②歯茎よりも下で歯が割れている、折れている場合
③歯の根っこが縦に割れている場合
④歯の根っこが曲がっている場合

2021.07.23薬で治す虫歯の治療

naosuno.jpg


香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


初診でお越し下さった患者様の

ご相談です。


『奥歯を削っては詰め、削っては詰めるという治療を受け続けいます、

しかしいつまでっても治ったという感じがせず、ずーっと痛いわけではないのでなんとなく嫌だなあと思いながら放置しており、時々、歯の痛みが響くような感覚があります。


歯の神経を取らないといけない状態になってしまっているのだろうか?など不安に思いながらも今まで過ぎてしまいました。今までどれだけ無駄に健康な歯を削られてきたのだろうと思いますが、大きな深い穴があいている場合には薬で治す治療法は無理ですか?』


という内容です。



吉本歯科医院には、歯を削らない治療を求めて受診される方が

非常に多くいらっしゃいます。
 
さまざまな啓蒙活動を10年以上かけて行ってきた成果が
じわりじわりとボデイブローのように患者さんに伝わっていってることを
感じ、「お伝えし続ける」「継続する」ことの重要さを改めて感じています。
 
 
私たち吉本歯科医院のスタッフの中では
虫歯は削れば削るほど悪くなる
さわれば、痛みが出る
治療すればするほど悪くなる
ということは「あたりまえ」です。
 
 
その「あたりまえ」は長年私のもとで勤めてくれているスタッフの意識へ浸透し
スタッフの意識は長年通い続けて来て下さっている患者さんの意識へと
浸透しています。
 
 
しかし、まだまだ一般的な虫歯治療といえば
虫歯を削って詰める治療が
日本では一般的です。
 
 
だから、吉本歯科医院の削らない薬で治す治療をご存じない方が
お越しになられると
虫歯ができてるのに、削って治療して治してくれないんですか?」
という話になってしまうことが、あります。
 
 
 
歯は一度削ると、
もう二度と元には戻りません。
一度削った歯はどんどん薄くなります。
 
 
削る量が多くなると
歯の神経に近くなります。
 
 
歯の神経に近くなると、
当然「歯が痛い」という状態になります。
 
 
歯が痛い、歯の神経が痛い
と患者さんがおっしゃると
「では、歯の神経を取りましょう」
という治療になります。
 
 
もし、あなたが歯が痛いなあ、虫歯だなあと思って
近所の歯医者さんに駆け込んだ場合
ほぼ、虫歯である部分を大きく削って詰めて治すという治療になります。
それが日本の一般的な虫歯治療だから、です。
 
 
 
虫歯は削って治すもの、それが常識だと思っていると
そういうものだ、とその治療を受け入れていきます。
 
 
 
そして、どんどん歯を削り
再発を繰り返し
歯の神経を取る治療を繰り返します。
 
 
歯の神経を取った歯の強度は
10分の1まで落ちます。
 
 
枯れ木と同じですので
少しの噛む力で
あっけなく折れたり、割れたり故障します。
 
 
 
そうなったら、最後は
「もうこの歯は抜かなくてはいけませんね」
という診断になります。
 
 
そして抜歯。
 
 
歯を抜きますので、
その部分は何もない状態になるわけ、です。
 
 
 
私の医院、吉本歯科医院では
そもそも歯を削って治すという一般的な虫歯治療
行なっておりません。
 
使っている薬剤、機械、技術、すべて従来型の虫歯治療とは
まったく違った工程になります。
 
 
 
歯は削るから神経に近くなり
痛み始めるのです。
 
 
歯医者が触るから、治療するから
痛みが出始めるのです。
 
 
 
歯が痛むのは
そこにばい菌が存在するから、です。
 
菌がいなくなれば、痛みはウソのように消えます。
 
 
削らない治療、薬で治す虫歯治療があるということを知って下さい。
選択肢を選ぶことができる時代に入っているんです。

2021.07.22親知らずが原因で歪んだ他の歯は親知らずを抜けば元に戻りますか?


oyashirazunoheigaino.jpg

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

初診でお越し下さった患者さんのご相談内容です。

上顎下顎の両方に計4本の親知らずが生えています。
数日前より下顎の親知らずが腫れてきてものを噛んだ時に
違和感があり歯同士がきしむような感じがします。

親知らずの他の歯も歪んできたように感じます。

親知らず4本は全部抜く覚悟ですが
抜いた後、他の歪んだ歯は元に戻りますか?

というご相談でした。



親知らずは抜いた方がいいのか?
というご質問に対し
私は、「抜いた方がいい」とお答えしています。

その理由はこちらです。


吉本歯科医院にお越し下さり
親知らずのお話をさせて頂くとほぼ9割の患者さんが
親知らずの抜歯をご希望されます。


それは
ご自身のレントゲン写真を実際に見て
私の説明を聞くと
「ああ、確かに、これは悪さをしているな」
ということがご自分でわかってしまうからです。
そこで、
多くの患者さんから
このようなご質問を頂きます。


「親知らずを抜いたら
倒れている歯が元に戻りますか?」


いいえ、元には戻りません。


親知らずは
長い年数をかけて
あなたの隣の歯を、そのまたお隣の歯をぐいぐいと
ドミノ倒しのように倒し続けています。

もし、抜かずにいたら
こうしている間にも
グイグイと押して横の歯を倒し続けているのです。

それは
こんなイメージです。
電信柱に
ドーンと車がぶつかっている。
電信柱は倒れて曲がったまま、です。「噛み合わせ site:https://www.8181118.com/」の画像検索結果


電信柱があなたの健康な歯だとしたら
突っ込んだ車は親知らずです。



もし、今ここで車を外したとしても・・・・・・。


倒れて曲がっている電信柱は
元には戻りませんよね?



一度曲がって押されてしまった歯を
起き上がらせたり動かすことができる治療は
矯正治療だけ、です。



親知らずを抜いたからといって
いきなり、倒れた歯が元に戻ることはないことを
知って下さい。



親知らずを抜く
ということは
もうこれ以上、他の歯に悪さを起こさせないため、です。

もうすでに親知らずによって
何年も押され続け
倒れてしまった歯を元に戻すことではありません。




親知らずによって健康な歯の神経を圧迫され
健康な歯を抜かないといけなくなったというケースは
とても多いのです。


しかし、まさか
親知らずがそんな悪さをしているとは
多くの方はご存知ありません。


親知らずは
なるべくお早目に抜かれることを
おすすめ致します。



親知らずの悪さを含め

歯を失わないための情報を

定期的にお届けしています。

どうぞお1人でも多くの方に知って頂きたいと思っています。

ぜひご登録下さい。



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2021.07.21歯医者さんにはすごいトラウマがある方は多いです。


香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


吉本歯科医院の動画を見てお問い合わせ下さった患者さんが
いらっしゃいます。

この動画は
吉本歯科医院で実際に治療をお受け下さったある男性の患者さんから
お聞きした言葉をそのまま動画にしたものです。


お問い合わせ下さった患者さんは
すでに治療をスタートしましたが
何度かメールでやりとりをさせて頂きました。


最初に私共に頂いた内容です。

『小さい頃から歯医者さんにはものすごいトラウマがあります。
結婚して4人の子供を授かり、とにかく子育てが忙しく
自分のことはいつも後回しにしてきた20年でした。

歯がもともと悪く15年前から入れ歯を使う生活です。

しかしとにかく痛くて噛めず違和感もひどいので
思い切って近所の歯医者さんでインプラント治療を開始したのですが
あまりの痛さに途中で中断。
入れ歯も作ってもらったのがありますが装着すると吐き気をもよおす違和感で
どうしても合わず使っていません。

子供の頃からのトラウマと
さらに大人になってからも恐怖を感じ
さらにトラウマを抱えてしまっています。

しかしこのまま歯がつぎつぎなくなり
1本も歯がなくなってしまう恐怖で夜中に目が覚めることもあります。』




吉本歯科医院には
何年も歯のことで悩み苦しまれた方が
どうにかしたいとご相談にお越し下さることが多いです。


合わない入れ歯を長年使い続けていると
歯を支えている骨が薄くなっていきます。
入れ歯を長く使い続けている患者さんの顎の骨をレントゲンで撮影すると
顎の骨が入れ歯による咬む力の圧迫により薄くなっている方が
非常に多いのです。


噛めない状態をきちんと噛める状態にするには
インプラント治療は最善の治療法です。



トラウマを乗り越えてよく
メールを下さり
お越し下さいました。






もし現在
部分入れ歯をお使いで
噛めない、痛い、見た目が恥ずかしい
といったことでお悩みの方は
まずは
あなたが口の中に入れている部分入れ歯とは
どういうものなのか?
それを知って欲しいと思います。





まずはお気軽にご相談下さい。
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専門が変われば診断が変わります。




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2021.07.20神経を抜いている歯なのに噛むと激痛。原因は?

konkanitai.jpg

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
今日ご相談にお越し下さった初診の患者さんです。


1ケ月前に歯医者さんで奥歯の被せ物の周囲に炎症があるとのことで
いったん被せ物を外し、治療後新たな被せ物をしました。

しかしその後、
お食事のたびに噛み合う歯同士があたると激痛がして
あまりの痛さに再度歯医者さんに行きました。


歯医者さんではその歯自体は
神経を抜いている歯なので痛みはでないはずだと診断を受けました。
歯茎や被せ物には問題はないとのことで
抗生剤と痛み止めを処方されています。


この激痛が毎回続くのであれば食事が怖くてできない
ということで
ご遠方ではありましたが
吉本歯科医院にお越し下さいました。



この患者さんと同様に
根管治療(歯の神経治療)をしたが、かぶせ物で蓋をして治療が終了したのに
2ケ月も3ケ月も痛みが残るのですがこれは何でしょうか?
というお問い合わせは本当によく頂きます。


歯の神経を取ったら痛くなくなると思っていたし
実際に、「痛みは感じなくなります」と言われていたのに
痛みが残る、ジンジンするということがあります。


理由をお話しますね。


歯の神経を取ったのに、痛みが残るのは、なぜでしょうか?

 

  hashinkei2.jpg 

 

みなさまは

過去に歯の神経の治療(歯の根っこの治療)をなさった体験が

おありになるかと思います。

 

ご自分のお口の中での治療がどのようなことを

行なっているのか?詳しくお知りになっている方は少ないかと、思います。

 

 

 

まず、神経を取ったら痛みが止まると思っている方は、とっても多いです。

 


「歯の神経を取ったから、痛みは感じなくなるはず」

と思ってはいませんか?

 

 

「だって、神経を取ったんだから、痛くないはずじゃあないの?」

そう、思われる方があたりまえかも、しれませんね。

 

 

歯の神経についてお話しますね。

 

そもそも歯の神経ってどんな形をしていると思われますか?

 

実は網目状になっています。

 

hashinkei2.jpg 

1本の糸がヒューっとあるのではなく、その先は網目状になっているのです。

 

 

イメージ的には蜘蛛の巣をイメージしてみてください。

 

張り巡らされているから、いろんな所が、それを痛いと感じます。

 

 

 歯の大切さはご自身が歯を失ってみてはじめてわかる

 

つまり神経は、1本ではなく張り巡らされているのです。

 

 

では歯の中の神経はどうなっているのでしょうか。

 

 

いろんな画像や模式図では神経は1本、歯の中にドンとトンネルのように通っているかのごとく表わされていることが多いです。

 

しかし現実はそんなに単純ではないのです。

 

確かに大きい神経というのは何本かしかありませんが、小さい神経は何本もあるのです。

 

根っこの先を電子顕微鏡で調べた先生がいらっしゃいます。

 

1本の根っこに神経の入り口はなんと500箇所あったそうです。 

 

HB11986_140521161728.jpg

 

500箇所もの神経の処置を人間の手で出来ると思われますか?

 

 

はっきり申し上げて不可能です。

 

 

しかもそれは1mm四方の狭い場所に500本もの神経があるのです。

 

 

ですので針のようなもので「神経取りますよ」と言いますが、大雑把に大きい神経を取りますという意味合いであって、キチンとすべての神経を取るというのは不可能です。

 

最近ではマイクロスコープや顕微鏡で神経の治療をされている先生が増えてきました。

私もルーペを使って治療を行う場合があります。

 

しかしながらそれが見えるのは、あくまで神経の入り口なのです。

 

トンネルの入り口なのです。

 

tonnneru.jpg 

トンネルの入り口を見たとして、トンネルの奥がどうなっているか分かりませんよね。

 

ただ、この「入り口を見つける」ということ。

 

実はここがすごく難しいのです。

 

 

その入り口すら見つけられないということが現実に多いためです。

 

ですから、ルーペやマイクロスコープを使うことによって、その入り口をより多く見つけることが出来るということです。

 

 

例えば上の奥歯の第一大臼歯という歯があります。

いわゆる6番目の歯ですね。

 

これは保険の算定では神経は3本しか算定はできません。

 

 

しかしながら現実的には4本目5本目の神経の入り口が確認されることが多々あるのです。

 

 

元々大きい神経が45本あるのに3本しか治療していない訳ですから当然痛みますよね。

 

 

わざと取らない訳ではないのです。

 

見つけられないのです、見つからないのです。

 

ですから神経を取ると言えばあたかもきれいに取れるようなイメージをされるかもしれませんが、大雑把に取っているということです。

 

 

しかも口の中からしか処置をする器具を入れることができません。

hashinkei1.jpg

いわゆる針のようなものですね。

まっすぐな根っこであれば、まっすぐな針を使うことによって先端まで持って行くことができます。

 

hashinkei2.jpg 

しかしながら曲がった根っこの場合には、曲がった器具でしか入れることができないのです。

 

しかし実際の器具はまっすぐなのです。

 

 

無理して頑張って開けようすると、実は根っこの途中に穴が開いてしまうということがあるのです。

 

 

根っこの途中に穴が開いてしまうとそこからバイ菌や薬が根の外へ流出したり血液やいろんな物が入ってきますから、結局歯を残すための根っこの治療であったはずなのに歯そのものを抜かなければならないという結果になってしまうことがあるのです。

 

ですから必ずしも神経がキチンと取れなくても一旦それで様子を見る。

 

 

これ以上取ると悪化してしまう可能性があるのでそれ以上はやらずにそこで止めておく、ということは日常診療において多々あることなのです。

 

 

ですからまず一点目としては、神経は完全には取り切れない。

 

 

しかもそれだけ多くの本数をしかも網目状になっている神経をキチンときれいに取る、これを短時間で1回で取れるというのはなかなか難しいことなのです。

 

 

通常根っこの治療(歯の神経の治療、根管治療ともいいます)というのは何回も何回も治療を受けることが多いのです。

 

 

しかも初めて1回目の治療というのはバイ菌があまり入っていないことが多いですから、比較的簡単に治療できることが多いです。

 

 

しかしながら2回目の治療、以前に治療したことがある歯をもう一度治療を行う場合には

その時にはバイ菌がいろんな所に潜んでおりますから何回も何回も治療が必要になることがあります。

 

 

 

さて、 

ここまでは歯の根っこの中のことをお話ししました。

 

 

 

次に歯の根っこの外のお話です。

 

 

例えば手の指、手のひら、手首があって、腕があって、肩があって脳の方に神経が繋がっているのです。

 

歯の中だけに神経があるわけではないのです。

 

歯の根っこの周りには「歯根膜」という感覚を司るところがあります。

そしてがあります。

 

danmen.jpg 

その中には頭から歯まで神経が繋がっているのです。

 

歯の中の神経の治療がきれいにできたと確実にできたと仮定しても、実は歯根膜や骨の方にある神経に障害が出ることがあるのです。

 

 

そしてまた生きている歯と死んでいる歯では同じように触れても感覚が異なってしまうのです。

 

 

神経を残した場合には元と同じ状態、噛んだ感覚になるかもしれません。

 

 

神経が死んでいる歯というのは、そこには体にとっては異物でしかないのです。

 

前と同じ噛んだ感覚にはならないのです。

 

 

まったく一緒という訳にはいかないのです。

 

時間が経てば慣れていくということはあるかもしれません。

 

 

叩いて響いたときに、その響く感じがなんか違う、そうお感じになる方がいますが、

「なんか違う」というのが普通なのです。

 

 

歯の神経を取っているわけですから。

 

 

そして通常は機械的に隅々まできれいに取り除くことは出来ませんので、薬品を使います。

 

 

薬品を使って周囲を、神経の感覚を鈍らせるとか、その神経を弱らせるということをします。

 

それによって感覚を感じさせなくさせる。

 

これが神経の治療です。

 

 

バイ菌が神経と戦うわけです。

 

 

神経や血管の免疫機能と戦うのです。

 

 

そして、戦っているときがすごく痛いのです。

戦場なのです。

 

 

その戦う免疫達を戦わなくさせれば、痛みは取れるのです。

 

 

想像して下さいね。

 

風邪を引いた時に熱が出ますよね。

 

なぜ熱が出るのか?

 

こんなこと聞かれたことありませんか。

 

「バイ菌が入ってきて体の免疫、戦う細胞達が戦っているんだ」と。

 

そして「戦いに勝つために熱を上げて活性化させるんだ」と。

 

 

つまり熱が上っているというのは、今まさにバイ菌と戦っている最中だということです。

 

ここに痛み止め、熱冷ましを飲んだらどうなると思いますか。

 

 

風邪を引いた時に抗生物質を出す先生は減ってこられたかと思います。

 

単なる風邪の時に

解熱剤さえ出さない先生が増えてきてると思います。

何故でしょうか?

 

それは風邪を治すことにはならないからです。

 

 

熱を下げることによって戦いを中止させるということになるのです。

 

治りが悪くなるんですね。

 

 

ですから風邪を引いて熱が上っている時に「急いで熱を冷まさなくては」ということはないということです。

 

 

ただあまりの高熱になってしまうと脳が耐えられなくなりますから、ある程度の熱を冷ますことは必要ですけれども、楽になるまで熱冷ましを使ってはいけないのです。

 

 

せっかく自分の体が戦っているその戦いを自分の体に中止させるということです。

 

戦うのをやめて、降参させるということになります。

ですからお薬を飲むというのはとても判断が難しいのです。

 

 

早く楽になりたいですよね。

 

 

でも戦いに負けさせるということに繋がりかねません。

 

 

歯の治療も一緒です。

 

「強い薬を使えばいいのか」そういうことではないのです。

 

 

強い薬を使い過ぎると今度は人間の体の方が負けてしまうのです。

 

そして神経が戦っているその神経を殺してしまうことによって、負けますから戦いに。

痛みを感じにくくなるのです。

 

 

楽になっていくのです。

 

ですから何を優先して治療するかによって処置内容が大きく変わります。

 

 

そしてその戦いが今始まったばかりの時期なのか、中盤なのか後半なのか、その戦いにまさに今勝てそうな時なのか、負けそうな時なのか。

 

負けそうな状況なのであれば、もう頑張っても負けるのは間違いありませんからそれはもう諦めて早く外科的に悪いものを除けた方がいいという考えになるのです。

 

 

ここまでの話をまとめると、歯の中の問題として

 

歯の中の神経が充分取り切れていない。

もう一つは歯の外の問題。歯根膜や骨などの神経や血管に及ぼす刺激であったり、振動であったり、そういうものを感じる。

 

そういうことによって神経の治療を行なったとしても痛みが取れないことがあるのです

 

 

 

そして治療が終わったとしても、生きている歯と死んだ歯では感覚が違いますから元通りということにはなりません。

 

 

ではどうすれば歯の神経の治療(歯の根っこの治療)ができるんでしょうか。

 

吉本の個人的考えですが、キチンとした根っこの治療は不可能だということです。

結論から申しますと。

 

そうなのです。不可能なのです。

 

 

人間の手で狭い中の500本もの神経を処理することは不可能です。

 

 

ですから歯の神経(歯の根っこ)の治療をしないで済むのであればしない方がいいのです。

 

 

そしてバイ菌さえいなくさせることが出来れば痛みは取れるのです。

 

 

仮に死んでしまった神経の死骸がそこに残ったとしても、バイ菌さえいなくなれば大きい問題とはならないのです。

 

 

ですからバイ菌を殺せるお薬をそのトンネルの入り口に使うのです。

 

 

もちろんトンネルの入り口に薬を持って行くことが出来なければ薬は効きません。

 

ですから45本ある根っこに関しては、4本目5本目があるのではないかという視点で常に治療を行なっております。

 

 

そのままポンと薬を置けば薬が効くわけではありません。

 

 

際まで持っていって初めて薬が効くのです。

 

 

4本目の神経の入り口を見つけることができるかどうか、その腕を持っているかどうかというは、またそういうのが見つけられる歯なのかどうか。

 

 

1回目は見つけやすいです。

2回目の治療、3回目の治療では非常に見つけにくいのです。

ですのでなるべく神経を触らなくていい治療ということをお勧めします。

 

 https://www.8181118.com/director/2016/09/post-146.php

 

 

吉本歯科医院の薬で治す虫歯治療、歯の根っこ治療はこちらをご覧下さい。

https://www.8181118.com/menu/02info.php




歯の神経を取ったのに痛い原因として

探しきれていない歯の神経の入り口がある場合もあります。

通常歯の神経の入り口は3本とされていますが

私が患者さんを日々診察させていただき現実は10人のうち5人までは

4本目、5本目が見つかることがあります。



見つけられないものは処置ができていないので

当然そこにばい菌は残ったままです。

痛みは当然取れません。

こちらもご参考になさって下さい。

https://www.8181118.com/director/2016/09/post-146.php


 

 

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2021.07.19部分入れ歯、噛んだ時の痛み、入れる時の違和感

bubunirebanoiwakan.jpg

香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。



何度かメール相談を頂き
今回初診にお越し下さった患者さんのお悩みです。


上下顎ともに部分入れ歯をご使用中。
咀嚼時に痛いこと
装着時の不快感に長年悩まれておられました。


部分入れ歯は使っているうちに慣れると
言われたが数年たってもなかなか慣れず
外出時以外は装着しないままでいる状態。


それを解消するには
インプラントしかないと思いご相談を
頂きました。



部分入れ歯での異物感がひどい
噛んだら痛くて食事ができない
どうにかできないか?
とご相談を頂くことは本当に多いです。



抜けた歯が多くなってくると
ブリッジで固定することもできなくなり
このような部分入れ歯を作りましょう
ということになった方も多いはずです。
bubunireba.jpg
取り外し式の義歯(入れ歯)は
残っている歯を金属の留め金(クラスプ)でひっかけ
歯がない部分に歯茎に密着した
プラスチックの床(しょう)を作り
その上に、人工の歯を乗せているもの、です。



歯茎の上に
乗っけているだけ、
のものが
義歯(入れ歯)です。



歯がなくなったら
入れ歯にするものだと
当たり前にお考えの方も非常に多く
その違和感もなんとか慣れようと努力されておられます。



入れ歯の形が完成したのは
1900年と言われています。


今は、2020年ですので
おおよそ100年以上も前に作られた形のものが
いまだこの現代においても
使われている
ということです。


なかなか、他にないですよね?
でも、それが現実です。


一般的に歯を多く失い
ブリッジもできないような状態になった場合には
部分入れ歯を保険で作られるケース
日本ではまだまだ一般的です。


しかし、保険で作った部分入れ歯で
違和感や異物感がない
噛んでも痛くない
という方はまずいないでしょう。



口の中は髪の毛1本でも
違和感を感じてしまうほど
敏感なところです。


砂が入っただけでも
違和感を感じます。


それほど敏感な場所に
こんな大きな入れ歯が入って
気持ち悪くないはずがありません。



大きな異物が
口の中に絶えず入っているような状態です。



部分入れ歯をはじめてつくられた方は
あまりの違和感に
作ってくれた歯医者さんに
こう言うはずです。


「こんな気持ち悪いもの
とても入れておけません。
異物感がひどく、吐きそうになってしまいます。
噛んだら痛くて噛めない。
なんとかして下さい!」
と。



しかし
歯医者さんには
こう言われることは
ほとんどだと思うのです。
「部分入れ歯とはそんなものです。
違和感は毎日使ってるうちに慣れてきますので
慣れて下さい」
と。



このような会話は日本中あちこちで
毎日のように交わされていることが
予想できます。



さらに部分入れ歯には
違和感、異物感だけでなく

入れ歯がガタガタ動いてしゃべりにくい
かめない
部分入れ歯でかむと味がしない、おいしくない
金属(クラスプ)のひっかけが目立って人前で口を開けるのが恥ずかしい
すぐに合わなくなる
噛むために作ったのに痛くて噛めない
部分入れ歯がすぐに臭くなり口臭がひどくなる


このように
部分入れ歯を作られた方の
お悩みをあげれば
きりがないほど、です。



部分入れ歯には
それを入れるデメリット(欠点)はいくらでもあるけど
メリット(長所)は少ないです。



あると言えば
保険で安く作れる
残っている歯の位置関係を崩れにくくする
ということくらいでしょう。



しかし、いくら安く作れたとしても
多くの方が
余りの違和感のひどさに
「作ったはいいけど、使わないまま放置している」
ことになっています。


また、それでも
頑張って部分入れ歯を間違った使い方で使い続けている方には
さらに悲劇が起こります。



部分入れ歯を使っていると何が起こるか?

一番のリスクは
入れ歯を支えている骨がどんどんどんどん破壊されていく
骨が溶けていく
金具で引っ掛けている歯が順に抜けていく
ということです。



このことを
多くの方がご存じありません。
部分入れ歯を作られた医院でも
そのリスクを聞かされている方は少ないです。



そもそも
歯を失った方は
歯を支えている骨が溶けて痩せている方が多いです。


その上にさらに入れ歯を乗せてガンガンと噛んでしまうと
骨が破壊されるスピードは加速します。


歯を支えるための骨(歯槽骨)は
人工的な入れ歯装置で噛めるようには
もともとなっていないのです。


歯を支えている骨がどんどん痩せていくので
入れ歯は合わなくなります。


歯は上下左右お互いに支えあっているので、

歯の無い状態を放置すると

残っている歯が相手の歯を求めて飛び出してきます。


ガタガタになって擦り合わせができなくなっていきます。


部分入れ歯の最大の目的は

残っている歯がガタガタにならないようにつっかえ棒のように

押さえておくです。


残念ながら噛むためではないのです。


軽くなら噛めます。

ドンドン噛めば痛いです。

ドンドン噛めば引っ掛けている歯が順に抜かないといけないようになります。


 

 

部分入れ歯の長所といえば

だ保険で安く作ることができる
という
ただ、それだけ、です。


そしてせっかく作っても
2~3年もてばいいほうです。
そういうものです。




最近は自由診療で金属のひっかけがない
ノンクラスプデンチャーという目立たない入れ歯
あります。



しかし
見かけはよくても
噛めません。

噛んで痛くなくても噛むことをお勧めしません。



そして
もちません。

いわゆる
お出かけする時の
見た目専用の入れ歯であると
お考え下さい。



ノンクラスプデンチャーは
おでかけ用です。


ご自分の歯と同じように噛んでいると
すぐに骨が壊れますし
実際には噛めたとしても噛むことはお勧めしません。


なぜ痛くないかというと残っている歯に密着していて

掛かる力を残っている歯に分散できているからです。

どんどん長年噛むと、歯茎が赤くなり歯茎が沈み込み、骨が溶けていきます。




そういったことも
ご存じない方がほとんどです。

もちろん残っている歯がガタガタにならないようにつっかえ棒のように

押さえておくために使用されることはお勧めします。

しかし噛むための目的ではありません。




入れ歯では咬めない
ということをまず
知って欲しいのです。

入れ歯は歯茎の上に
ポンと乗っかっているだけのもの、です。


使い続けていると
どんどん骨が痩せていき
最終的には
最悪の状態にまで
なってしまいます。




多くの歯を失われた場合には
下顎に2本から4本のインプラントを入れ
その上に金属床を固定するという方法が
最善です。

1本1本をすべてインプラントにしてしまうと費用がかかってしまうから
難しいという方でも、このような治療であれば
入れ歯が動いて痛いという苦痛から解放され
そこそこは噛めて、見た目もいい、という状態にすることが
できます。




多くの歯を失った場合
部分入れ歯を択されることは
私はおすすめしません。


その後の人生は
毎日続きます。


朝の食事、昼の食事、夜の食事
そして人と会って話す時の見た目
これらの時間を
違和感と不快感と苦痛で過ごすことは
人生の質を明らかに低下させてしまいます。




まずは
知って頂きたいと思います。
日本人の多くの方が
「知らなかった」ということで
次々と歯を失い
そして
「知らなかった」ということで
部分入れ歯を選択し
さらに歯を失う
骨まで破壊される
ということになっています。



もし現在
部分入れ歯をお使いで
噛めない、痛い、見た目が恥ずかしい
といったことでお悩みの方は
まずは
あなたが口の中に入れている部分入れ歯とは
どういうものなのか?
それを知って欲しいと思います。





まずはお気軽にご相談下さい。
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専門が変われば診断が変わります。




原因を突き止めることで

無駄な治療をしなくてすみます。

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