専門が変われば診断が変わります。
香川県高松市の
かみ合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
若い頃には
前歯はきれいに並んでいたはずなのに
年をとってから急に
前歯が前に飛び出してきた
前歯の歯並びがガタガタに崩れてきた
こんなご相談は
とっても多いのです。
前歯が出てくるのも
前歯が崩れてくるのも
もちろん「そうなる原因」が
お口の中に必ず、あります。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
あなたは、
あなたのお口の中にある歯は、
全部で何本あるかご存知でしょうか?
親知らずを除くと、
全部で28本あります。
そして28本、
すべてが「形」も「大きさ」もまったく違います。
歯は28本なんですが、
その28本、1本たりとも同じ「大きさ」
「形」は無いんですね。
驚きですよね?
歯には、28本「形」「大きさ」が
それぞれ全く違う、
このことにどんな意味があるか
お分かりになりますか?
それぞれの歯の持っている
役目、役割、機能が違うと言う事です。
28本のうち、2本や3本歯が無くなった、
でも噛めるから、いいじゃないか!
と思いますよね。
もちろん噛めるかも知れない。
でもそれは、
なくなった歯の代わりを代償する歯は
実はどこにもない
のです。
バランスが崩れてしまうのです。
歯が28本あるという事で、
私は噛み合わせの事を
「おみこし」
に例え、患者さんにお話するようにしています。
歯は全部で28本、
上下左右それぞれ7本ずつです。
7本7本7本7本で、
28本です。
つまりおみこしで、
片方に7人、片方に7人、
合計14人でおみこしを支えている。
その14人、全員が元気な14人ではありません。
大人もいれば、子供もいます。
大きい人もいれば、小さい人もいます。
大きい人ばかりであれば、大丈夫かも知れませんが、
残念ながら十分な力を発揮できない小さい人もいるのです。
を見てみましょう。
下の歯の前歯は、
小さいですね。
根の先が尖っていますね。
根っ子は細いですね。
おみこしを支えている小さい子供だと思ってください。
根っこは1本ですよね。
ではこれを立ててみましょう。
立たないですよね(――;)
すぐ倒れます。
棒みたいなものですから。
すぐ倒れてしまいます。
歯というのは、
畑に大根が植わっている様に、
骨の中に植わっています。
次に奥歯を見ていきましょう。
奥歯、いわゆる
6番目や7番目という表現をします。
そのうち1本の歯は
6歳臼歯って言います。
6歳臼歯は6歳の時に生えてくる訳です。
これはものすごい役目をします
いわば
大黒柱
です。
噛み合わせの面は臼状の形をしています。
歯の根っこは
3本もあります。
何かに似ていませんか...?
カメラの三脚です。
カメラの三脚はどうでしょう?
自分で立てますよね。
自立しています。
カメラを支えられますよね。
つまり
奥歯は自立することができる存在
ということです。
そして
噛む力を支えることができる存在
そのような構造になっています。
それに対して前歯は、
根っこが1本ですから、
その様に力を支えることは出来ません。
前歯は
1人で立つことができない
存在なのです。
草食動物、
肉食動物、
その両方を持ちえる事が
出来たのが人間なのです。
奥歯で支え、
奥歯で磨り潰す、
しっかりと奥歯で支える。
そして前歯は
奥歯で噛んだ時に
当たらない
ということが
とても大事なのです。
もちろん矯正治療の様に、上下左右
1本ずつ抜かれた方、いらっしゃるかも知れません。
歯を抜いた場合は、
もうその時点で28人が24人になっちゃっています。
4人足りないわけです。
そうすると、奥歯の人が、十分に支えることが出来ませんので、
矯正の治療をした方の中には、奥歯への負担を柔らげる為に、
わざと前歯を当てる様に整列している先生もいらっしゃいます。
そういう特殊な事を除くと、奥歯で支えて、前歯は
当たらないって言うのはすごく大事な事なのです。
前歯にはそもそも、自分で力を支える、すり潰す噛む事をする、
その様な能力、そのものが無い訳ですから、
その前歯でガンガン普通に噛んでいたら何が起こるのか...。
当然ですが
出っ歯になっていきます。
この写真のように
だんだん崩れていくのです。
歯茎が下がって
歯が伸びたように見えます。
上の歯が
下の歯に突き上げられて
飛び出ていきます。
本来の位置から列を乱して飛び出したので、
隣あう歯との間に隙間が出来てきています。
いきなり揺れだして抜け落ちてしまう場合もあります。
歯は、
1本1本にそれぞれ役目役割機能が有るわけです。
奥歯=お父さん
それに対して前歯は、
細くて小さい、子供達です。
前歯=子供たち
真ん中の歯は、4番目5番目、お母さんというところでしょうか...
真ん中の歯=お母さん
奥歯でしっかり支える、
6番目7番目の歯が無くなった途端、
歯は、どんどん崩れて行く訳です。
おみこしをいつもは、
14人で支えていました。
その内4人がお父さんお兄さんでした。
しかし、ある時からお父さんが1人抜け、2人抜け、
後には
奥歯である大黒柱が4人
が全員いなくなってしまった。
残った子供達やお母さんで
おみこしを支えなくてはならなくなった。
支えれなくなって崩れて行く、
こんなイメージです。
ドミノ倒しの様に崩れて行く訳です。
なので、バランスが必要なのです。
噛み合わせって、
実はとっても重要なことなんです。
知らなかったではすまされない重大な問題が「噛み合わせ」には
隠されていることが多いんですね。
私、吉本彰夫が考える良い噛み合わせとは、
1、骨
2、関節
3、歯
4、筋肉
これら噛み合わせを構成する要素が
■全てバランスが良い状態になっている
■無理な力がかからない状態になっている
これが良い噛み合わせだと考えています。
さらに全身にまで影響が及ばれている方の場合には、
姿勢や態癖のバランスが崩れます。
奥歯くらいなくなったって、
他の歯があるからいいじゃないか
あなたは、そう思っていませんでしたか?
なくなった歯の代わりには、
ならないのがあなたの口の中にある1本1本の歯たちです。
前歯がいきなり飛び出してくるわけでは、ないのです。
いきなり歯が出っ歯になるわけでは、ないのです。
出っ歯になるには、そうなる原因が必ずあなたのお口の中に
あります。
http://www.8181118.com/movie/movie2.php
前歯が飛び出してくる原因とは?動画をご覧下さい。
その根本原因は「噛み合わせ」にあります。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
http://www.8181118.com/oyashirazu/
噛み合わせ専門 吉本歯科医院の親知らずへの考え方
専門が変われば診断が変わります。
インプラントが1本でも入っている場合は、
他の歯を治療する時には特別な注意が必要です。
インプラントが入っている方は、他の歯の治療も
まずはいったん、インプラントをされた先生のところに
ご相談されることをおすすめしています。
他医院でインプラントを入れたが、被せ物が取れたのでつけて欲しい
他医院でインプラントを入れたところが、腫れて痛いので治療して欲しい
他医院でインプラントを入れた部分があるが、反対側に虫歯ができているところを治療して欲しい
他医院でインプラントを入れているが、歯のメインテナンスをしてほしい
他医院でインプラントを入れているが、噛み合わせの点検をして欲しい
3年前にインプラントをした部分の被せ物が外れてしまったのでつけて欲しい
過去にインプラント治療を中断したまま放置している、腫れてきたので治療をして欲しい
インプラントのネジが外れた、折れた
インプラントを入れた後、顎が痛い
片方だけ奥歯にインプラントを入れた、反対側も抜けそうなので治療して欲しい
今、大変多いお問い合わせです。
10年前に比べると急増したご相談内容でも、あります。
こういう状況で
「何とか後のフォローをして欲しい」
というご相談に実際にお越しになられます。
1本でもお口の中にインプラントが入っている場合
吉本歯科医院ではまず
「インプラント治療をされた先生に、まずはご相談下さい」と
お願いします。
患者さんによっては
「え?インプラントは順調ですが
全然関係ない反対側の歯が痛いんですけど・・・」
「え?ダメなんですか?
インプラントって、どこででも修理できるんじゃないんですか?」
「私は奥歯に1本だけインプラントが入ってるだけなので
他の歯はどこで治療しても問題ないと思うんですが・・・・」
とおっしゃられます。
また人によっては
インプラント治療を終えられた後
もう何年も
お口のメインテナンスを受診していない。
しています。
という方もいらっしゃいました。
また人によっては
インプラント治療はある医院さんでしてもらって
小さな虫歯治療は、
近所の歯医者さんで簡単に済ましている
という方もいらっしゃいました。
これは、
大変危険です。
危険である、ということを
まずご存知ない方がとても多いのです。
そして、
インプラントはインプラント
虫歯治療は虫歯治療
と、分業すれば問題ない
とお考えです。
しかし、少し冷静に考えてみて下さい。
お口の中の話です。
あなたのお口の中は
わけて考えることができる存在でしょうか?
右、左、上、下、真ん中
と分けて考えることができますか?
全部繋がっていますよね。
くっついていますよね。
建物を建てるとイメージしてみて下さい。
西側の柱は木造で
東側の柱は鉄筋で
1階部分は、土で
2階部分は、木で、
とわけて考えますか?
また、建物を建てる土地はもともとは沼地で柔らかいけど
上の建物はしっかり鉄筋コンクリートでお願いします
とは、絶対にならないですよね?
おかしいですよね?
あなたのお口の中は
上下左右で
絶妙なバランスを取って
一体として成り立っています。
右が傾けば
つながっている
左も傾くのです。
左を触れば(治療すれば)
右に影響が出るのです。
左の柱が傾けば
右のも同じように傾いていくのです。
お口の中とは、そういうものです。
みなさんは
聞かれたことはありませんか?
右足を骨折したら
右の奥歯が割れた
というような
一見まったく関係ないと思われるような話を。
口の中の上下左右というだけでなく
実は口は全身とも繋がっています。
わけて考えて
部品のように
分業でいじること
はできないのです。
決して
分けて考えてはいけない
ものなのです。
分業すると
必ず歪(いびつ)な部分が出てきます。
みなさんは
鏡の前でお口を開けた時
歯が並んでいることは
肉眼で見ることはできます。
しかし
歯茎の中にある
歯の根っこや骨までは
見えません。
もし、見えてしまうとしたら
すぐに
「ああ、歯ってこうなってるんだ」
とおわかりになると思います。
歯やアゴは
全身のバランスを保つ
重要な器官です。
もっと詳しく言えば、
あなたの下顎(したあご)は
あなたの全身バランスを司る
重要な振り子の器官なのです。
下の顎は
こうやって振り子のように
ぶらーん
ぶらーんと
右へ
左へと
自由に動ける存在です。
私の行なうあらゆる歯科治療には
この噛み合わせの考え方が基本としてあります。
歯の噛み合わせというのは
実は地盤である顎(アゴ)骨の状態から考えなくてはなりません
たとえば
上側の歯はガイコツ模型にしてみると
こうなっています。
上側の歯って実は動かないんです。
上の歯というのは
頭蓋骨と一体化している存在です。
上の歯と顎と頭蓋骨はくっついているんです。
頭蓋骨が傾いた時に
一緒にその角度に合わせて
くっついたまま動くことはあるのですが
上の歯が単独で頭蓋骨からどこか別の方向へ動いてしまうということはないのです。
それに対して下顎というのは
頭から筋肉でもって
下の歯は下顎と一体化した状態で
ぶら下がっているだけなんです。
下顎というのは、
頭蓋骨に対して固定されることなく、ぶら下がっているもの
なのです。
す。ぜひ
ご自分の頭蓋骨を
触ってみながら確認してみて下さい。
前にも後ろにも右にも左にも上下にもぶらんぶらんと
360度振り子のように自由に動くようになっている。
これが下の顎です。
下顎は振り子のような存在
になっているんです。
体の動きに対して
体の重心を整えるための
「振り子」のような役目をします。
下顎は体の中で
左右に渡ってぶら下がっている
唯一の骨です。
綱渡りをする時の長い
棒の役目
をしているのです。
つまり
下顎がおかしいと全身のバランスを崩してしまう
ということが起こるんです。
インプラントがお口の中に入っている方が、
その後
インプラントをされた部分とは
まったく違う部分が虫歯や歯周病に侵され治療が必要となった時、
噛み合わせを無視した歯科治療をしてしまうと、大変危険です。
結論から言うと、
簡単に壊れてしまいます。
ご自身の歯も
治療した後に被せたかぶせ物や詰め物も
ブリッジも
インプラント
入れ歯(義歯)も
所詮噛むための道具にすぎません。
インプラントだから噛める
ということではないのです。
すべてあくまで道具なのです。
その道具の本来の使い方を
無視した使い方をすれば必ず壊れるのです。
取扱説明書が重要なのです。
インプラントは自分の歯とまったく違うことが
あるのです。
それは
インプラントは動かないということです。
これに対し
自分の歯は一生動き続けます。
それに対してインプラントはまったく動きません。
1ミリも動きません。
インプラントは骨にしっかりと
埋めこめられ硬く固定されているものです。
硬いものと柔らかいものがぶつかれば
当然、柔らかいものが壊れます。
ここで私が言う「柔らかいもの」とは、
ご自分の歯のことです。
インプラントが口の中に入ったがために、
インプラントというネジががっちり骨に埋め込まれたがために
インプラントが
かみ合う相手の歯や隣り合う歯たちがどんどん破壊されていくのです。
なんだか被せ物がすぐ割れるなあ
なんだか反対側の歯が痛くなるなあ
なんだかやけに神経の治療をする歯が増えてきたなあ
口の中に症状が出た時
ほとんどの方は
「歯磨きが足りなかったからだろう」
「口の中にバイ菌がいるからだろう」
そう思われています。
しかし、
歯が痛くなった原因は
細菌だけでは、ないのです。
歯が折れるのも
歯が欠けてしまうのも
歯にひびが入ってしまうのも
被せ物が何度も壊れてしまうのも、
それを引き起こしている根本原因があるのです。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
その根本原因を突き止めずに
どんな治療を繰り返したとしても
あなたは歯をどんどん失うことになってしまうのです。
インプラントが1本でもお口に入っている方は
どうぞ知っておいて下さい。
あなたの口の中に入っているインプラントは
骨にしっかり固定され
動かないものである、と。
そして
インプラント以外のご自分の歯は
一生動き続けているものである、と。
動くものと
動かないものが、
共存している状態である
ということを。
インプラントをしていない方のお口の状態とは
まったく条件が違うのです。
歯を失わないために
残っている歯をさらに失わなせないようにするためには
その特殊な条件に合った考え方が必要です。
インプラントをそれなりに多く治療を手掛けられている先生方
インプラントを専門とされている先生方では当然知っている内容であっても
インプラント治療を専門にやっていらっしゃらない先生にとっては、
残念ながら調整の仕方はよくお分かりになっていらっしゃらない
これが現実であります。
歯科には専門があります。
医科が内科や外科、整形外科、脳外科というふうに専門があるように、
さらに循環器内科、糖尿病内科、膠原病内科、内分泌内科、神経内科、心療内科等あるように
内科の中だけでもさらにさらにと細かく専門が別れているのです。
実は歯科にも専門があるのです。
歯科にも専門がある↓
http://www.8181118.com/examination/index.ph
そのように
なぜなら専門外のことは教わる時
教わる場所がないのです。
一生勉強だといわれますが、
医学の発展により専門内のことだけでも
ものすごく多くのことを学ばないといけないのです。
専門外のことまで教わる時
教わる環境ではないのです。
大学でも教えていないこと
開業した先生にとっては
そういうことを教わる場所すらないのです。
またインプラントメーカーは
各インプラントのメーカーは当然ですが
自社商品を売り続けたいがために
すごくインプラントはよく噛めるものだ
自分の歯に取って代わるものだ、ということを誇張します。
マイナスの部分はほとんど
表に出されていません。
ですので、
そういう知識だけを持って
「インプラントは噛めるものだ。
本来の歯の力以上の力が加かっても大丈夫なものなんだ」
というふうに誤った認識を持っている方が多いのも現実であります。
私はインプラントを設計する場合には
口の中全体の他の歯のバランスや設計を考えて調整をしております。
その調整が長く維持できるように
マウスピースで他の歯への揺れをなくすように
力の負担が変わらないように維持していただくようになっております。
よくマウスピースは
インプラントを保護するため
だと思われている方多いのですが
確かにその役目もあります。
ですが、
動くものと動かないものが
共存する口の中においては、
そのバランスを一定に保つ、
つまり他に残っていらっしゃる
ご自身の歯をいかに長く今の状況で残すか
ということが非常に求められているのです。
ですからインプラント治療で大事なことは
■将来他の歯がいつダメになるのか
■どのようにダメになるのか
■ダメになった時にどうしなければいかないのか
ということが実は重要なのです。
『インプラントと関係ない歯が故障した』
『インプラントと関係ない歯を抜かないといけなくなった』
という時に実は噛み合う場所であったり
重心バランスが変わったりするのです。
そのような状態でもある程度のものは噛めるのです。
しかしその状態で
噛み続けると実は壊れてしまうのです。
インプラント治療をされた方は
他の歯を治療したとしても
インプラント治療をした先生に
全体のバランス、そのままで大丈夫なのかどうか
なんらかの調整が必要なのかどうか
ということを診てもらう必要があるのです。
『噛んだ感じ、わからない』
『違う歯だからいいだろう』
というそういうことで治療していると
実は後でとんでもない悲劇に遭ったりするのです。
全部の歯を失われた方は
全部インプラントにしてしまえば、
実はそういうトラブルは少ないのです。
トラブルが起こりやすいのは
2~3本インプラントを入れている方の場合です。
他の歯がダメになった時にどうするのか
ということをしっかりと考えてからインプラント治療を受けないと、
後で大変なことが起こってしまうのです。
今さえ良ければいいという考えではダメなのです。
インプラントというものは
将来、他の歯がダメになった時に
どのようにするかというところまで
治療計画を立てておく必要があると思います。
そして何よりも大事なことは
残っている歯がダメにならないようにするために
どういうことをしないといけないのか。
インプラントはとても素晴らしいものだと私自身感じています。
自分の父親にも母親にも
妻の母親にも、私の医院のスタッフにも
歯を失った時には、
迷わずインプラントを薦めました。
しかし、インプラントも入れ歯もブリッジも
しょせん、噛むための道具のひとつです。
道具なので、それぞれの道具に合った使い方
メインテナンスが必要なのです。
電気製品でも、楽器でも、説明書通りにきちんと使わなかった場合どうなりますか?
寿命がはやくなってしまう
故障をくりかえしてしまう
ということが、起こりますよね。
これと同じです。
すべて道具なのです。
だから、ご自分が使っている道具の使い方を知って下さい。
そして、どの程度までなら許容範囲なのかな?ということを正しく知って下さい。
毎食の噛む力により
その破壊的な力は、あなたの道具を簡単に壊していきます。
そして、あなたご自身の歯さえも、
あなたご自身の身体さえも
破壊していくのです。
インプラントが1本でもお口の中に入っている方は
他の歯の治療をする場合には注意が必要です。
インプラント治療で最も重要なことは「かみあわせ」です。
あなたが入れるインプラントはネジで固定されるものですか?
接着剤で固定されるものですか?
それを必ず確認しておいてほしいのです。
ネジで固定されているものは
ドライバーでゆるれば
簡単に外すことができます。
しかし
接着剤で留めているものは
どうでしょうか?
弱い接着剤であれば
取れるかもしれません。
しかし
強い接着剤で留められた場合には
外すことができない
こともあります。
外すことができない時には
周りを壊して外す
ということになります。
たとえば
ポスターをシールで壁紙に
くっつけて留めたとイメージして下さい。
短期間であれば
きれいに外せるかもしれません。
しかし強力なテープで
何年も経ってから外そうとすると、
こびり付いて外せませんよね。
外れたと思っても
ポスターが破れたり壁紙が破れたり。
きれいに外そうと思うと
ポスターをきれいに切って
除けたりしないと外れません。
接着剤で留めた場合には
きれいに外すということが
実はすごく難しいのです。
きれいに外れる接着剤ということは
つまり接着力が弱いということになります。
接着力が弱い
ということは
封鎖性も弱いのです。
封鎖性が弱い
ということは
バイ菌が入って来やすい
ということを意味します。
接着力が弱いということは
粘着性のものや
かたいものを
お食事した場合には
くっ付いて簡単に取れてしまいます。
ですから通常接着剤で留める場合には
比較的強力なもので留める必要が出てくるのです。
では
なぜネジで留めずに
接着剤で留めるのでしょうか?
ネジで留めるためには
ネジ山にドライバーを当てて回転させます。
つまり
ドライバーが入るネジ山が
必要なんですね。
そのネジ山部分、それは見えてしまいます。
ネジ山部分が見えると
見た目に見える部分の
治療の場合にはそれを気になさる方もいらっしゃるのです。
せっかく高額な治療を受けて歯が
入ったと思って喜んで鏡を見た時に
やっぱり残念な顔をされる方もいらっしゃると思います。
ですから見た目にもある程度配慮が必要なのです。
見た目と機能、
それは相反するものなのです。
その両方を兼ね備えようとすると
パーツを増やしてブロックをもう一段重ねてあげる必要があるのです。
それには費用と技術力が必要です。
ですのでそこまでするかどうか。
そこまで患者さんが求められるかどうか。
多くの場合、元々の予定した金額プラスα
さらに費用が掛かったりしますので
そこまで求められない患者さんもいらっしゃいます。
また見た目ということを
先生の専門によっては
機能よりも優先される方は多くいらっしゃいます。
ですので
特に患者さんが見た目を重視される方であれば
見た目を重視した治療はできますよ
ということで機能を多少減らしてでも
とお考えになる方は多いのです。
吉本彰夫は介護支援専門員、ケアマネージャー
でもあります。
施設でお困りになっているご本人
ご家族
そして施設に従事している人達の
現場というのを見る機会がありました。
ですから私は簡単に外せるということにものすごくこだわっています。
つまり、接着剤で固定せず
ネジで固定するという
方法を選択しています。
あなたが入れるインプラントは
ネジで固定されるものですか?接着剤で固定されるものですか?
もし、接着剤で固定されるものであれば
接着剤のメーカーと種類は何ですか?
簡単に外せるものですか?
ということも
かならず確認しておいて下さいね。
インプラントのネジを外すにはうすれば外すことができるのか
これを必ず確認しておいて欲しいのです。
先日、当院でインプラントをお受け下さった
患者さんとお話しをしていた時のことです。
「どうして吉本歯科医院でインプラント治療を受けられたか?」
というお話しをお聞きする機会がありました。
するとびっくりするような
お答えが返ってきました。
「先生は、インプラントを外すための方法や
インプラントの外し方
インプラントは外せなければいけないんだ
と説明をしてくれたから」
とおっしゃられました。
実はその患者さん
介護施設で働いていらっしゃるんです。
ご自身の体験として
施設に入られている方に
手を噛まれてしまったことが
あるんだそうです。
とても痛くて血だらけになって
という体験があるんです。
この方は
介護の現場にいるので
口の中のバイ菌が肺に入り込み
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になるということ。
65歳以上の死因の第1位に
肺炎が挙がってきていること。
そういうことまで
ご存知だったのです。
口の中を清潔にすること=健康に長生きすること
をよく実感しておられたんですね。
介護施設で働いている方々も
入居されている方々の
お口の中を清潔にしなければいけない
ということは
本当によくご存知なのです。
ところが
お口の中をきれいにしてあげようとしたのですが
手を噛まれてしまった。
当然
その施設全体での
大問題にもなったそうです。
もし皆さんが80歳になられた時
どんな状態でしょうか?
今はお若いかもしれませんが
80歳になり90歳になり、
今や100歳以上の方が5万人を超える状態です。
厚生労働省の「平成23年簡易生命表」によりますと
日本女性の2人に1人が90歳超まで生きる時代に
なっています。
女性の4人に1人は95歳超まで生きる可能性があるそうです。
驚きですよね。
平均余命を見てみると
現在65歳の女性は2人に1人が89歳以上
4人に1人が95歳つまり5歳まで生きた女性は
平均寿命の86歳より長生きする可能性が高いそうです。
つまり退職後の生活が30年以上続くことが
例外ではない時代がやってきています。
この意味をキチンと理解し
仮にそういう施設に入るようになった時に
施設の方々としっかりとコミュニケーションを取り
理解し対応が可能でしょうか?
残念ながら認知症が
増えたりしています。
わからないんですね。
自分が今、何をされているのか?
ということ自体が。
施設のスタッフさんが
「今から、お口の中きれいにしましょうね」
と口の中を掃除しようとすると
・・・思わず噛んでしまう。
ガリッ
痛いんです。
噛む力は人によっては数10キロもの力です。
これがもし
総入れ歯の場合だったら
簡単に外れてくれます。
総入れ歯はくっ付いているわけではありませんから
するっと外れてくれます。
総入れ歯を外した口の中は
歯茎なので
噛まれてしかも
入れ歯は外に出して
その方のお口の中から外に出して
きれいに掃除をして戻して差し上げることが出来るのです。
お口の中は
ほんの少しの清掃で済むのです。
何も痛くないです。
中には
健全なご自身の歯が何本かあって
噛まれてしまう。
噛まれてしまうから
口の中の掃除を一切できず
口の中はいつもばい菌だらけになってしまう。
そういう時に
その方のご家族と施設の方と相談したそうです。
往診できてくれている歯科医の先生と相談し
バイキンだらけの歯を抜いてもらい
新しい入れ歯を作ってもらうことができた
そうです。
問題は
インプラントがお口の中に入っている方です。
インプラント治療されている方に噛まれたら
どれほど大変なことになるのか。
インプラントは
よく噛めます。
よく噛めるがゆえに、
認知症になった方では
ものすごい噛みかたをしてしまうのです。
ましてやそれが
お世話をしてくれる方の手を噛んでしまう。
大変なんですね。
そして同じように、
ご自身の歯がある方と同じように
その先生にご相談したら
「インプラントは外せません」と言われたそうです。
外せないんです。
特に費用が安いインプラントは
インプラント本体とネジ部分が
一体式になっています。
費用が安いということは、
必ずそこに理由があります。
つまり工程が少なく済んでいる。
少ない工程というのは
一体化になっていたりして
安いには安い理由というのがあるのです。
吉本歯科医院で採用しているインプラントは
インプラント本体の上にネジでつないだりとか
ブロックで積み上げるような
そういう組み方をしております。
最初から
いかに簡単に外すことができるか
ということに焦点を当ててメーカーを選んでいます。
治療法を選んでいるのです。
外すということが
前提にあるのです。
なかなかそんなところまで
治療を受けられる方は
考えもよりませんよね。
もちろんこの組み立て式であったとしても
取り外しやすさと見た目は相反するものがありますから
患者さん患者さんでお選びいただくことが出来ます。
たとえばもし
外せない患者さんが本当に外そうとすれば
全身麻酔をし骨ごと削って除ける
という大手術をしないといけません。
吉本歯科医院でお勧めしている
ネジで留めるという方法
これはネジ1本でドライバーでもって
ドライバーを逆回転に回してあげれば
インプラントとその上に乗っている上部構造である歯を簡単に取り外すことができます。
つまりインプラント本体は
骨の中におりますが
上の乗せている部分を
簡単に外すことができるのです。
そうすれば
介護施設や入院中であったとしても
上物部分をポンと外して
その部分を外できれいにしていただく、
ということが
可能なんですね。
とは言っても、
インプラントをされる最も多い年代の
50代、60代の方が
そんな先のことなんて
なかなか考えられないのが実際です。
ですからインプラントをされる選択の際に
ブロックのような積み上げ式で
ネジで留めるという方法をお勧めしています。
ブロックで組み立て式
パーツを交換する
ということが出来るものであれば
上物を取り外すことが
できるのです。
総入れ歯のようなものを
ゴムでクリップでカチッと留める
そんな装置に置き換えることも
簡単にできるのです。
大きい手術はいらないのです。
簡単なネジでの交換で
済んでしまうのです。
そのように
将来のリフォームがどのようにできるのか?
どのようにパーツ交換ができるのか?
実はそれは将来のあなたのお身体の状態に応じて
変更すべき、
変更が必要だと、私は考えているのです。
どこのメーカーのインプラントを使うのか。
どのようなネジの留め方をするのか。
簡単に外すことが出来るのかどうか。
実は治療を受ける方にはあまり興味のない、
思いつきもしないお話しかも知れませんが、
私はそこは費用がかかってでも必要な部分だと考えています。
かならず確認しておいて下さいね。
前回
「あなたが入れるインプラントメーカーはどこのメーカーなのか?」を
確認しておいて下さいねと
お話させて頂きました。
その理由もお話しました。
そんなことまで
患者側で考えておかなくてはいけないの?
と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし
いかがでしょう?
私達が生きるこの社会では
大事なことはみな
小さく説明書の注意書きの中に
書かれています。
保険を契約しても
本当に大事なこと
いざという時に大事な情報は
小さく小さく
注意書きに書かれています。
「※ただし・・・・・こういう場合には、保険がおりません」等。
ありますよね?
携帯電話の契約する際でも
一番大事な情報は
契約書の下か裏に小さく小さく書かれています。
「ただし・・・・2年間の契約期間のうちの解除した場合は違約金が必要です」等。
自分の資産は自分で守らなければいけないように
自分の健康だって、自分で守らなくてはいけません。
私の医院には
過去に他の医院さんでインプラント治療をお受けになり
今回、他の歯が虫歯になった
歯が折れた等で
来院される患者さんが
かなり、いらっしゃいます。
インプラントが1本でもお口の中に
入っている患者さんの場合には
できるならば
インプラントを入れた先生のもとで
他の部分の治療もお受け下さるよう
お伝えをしています。
しかし、
どうしても過去に治療した医院さんに
通うことができないケースもあります。
院長先生がもうお亡くなりになった。
医院そのものを閉じてしまった。
または
患者さんご自身が転勤や引越しなどで
通うことができなくなった
など、理由はいろいろあります。
ある方は
過去にインプラントをされた部分の
かぶせ物がグラグラして取れそうになり
歯茎が真っ赤に腫れあがっていました。
レントゲン撮影をして
詳しく診せていただくと
インプラントを埋入している周辺の骨が
大きく溶けていました。
肉眼で歯茎を診ると
歯茎は炎症を起こしています。
このような状態になると
インプラントのネジをいったん外して
治療を行なう必要があります。
しかし
この時、問題となることが、あるのです。
それがインプラントの種類と型番なのです。
患者さんのお口の中に入っている
インプラントのメーカーがどこのメーカーなのか?(これは1回目でお話しました)
そして
インプラントの種類と型番が何なのか?
これがわからないと
手をだすことさえ
できないのです。
メーカーが違えば
ドライバーも形状もまったく違います。
これかな?
試してみようかな?
というのは実はすごく危険なのです。
たとえば
自宅で
工具を使ってイスを作ると想像してみて下さい。
マイナスのネジに
プラスのドライバーをあてがった時に
どうでしょうか?
回そうとしても
空回りしますよね。
ですからまったく入りません。
ですがプラスのネジに
マイナスのドライバーを当てた時はどうでしょうか。
入りますよね。
回そうと思えば回せますよね。
外れないことはないんです。
ですがネジが変形してしまうのです。
外したものを
元に戻そうとした時に
ネジかドライバーかどちらかが壊れている場合には
合わないのです。
戻すことすら
出来なくなっています。
ネジを外すためのドライバー
これがぴったり同じ形状でないと
外したり緩めたりしてしまうことは
とても危険なのです。
インプラントのネジを外し
炎症を起こしている部分を
きれに掃除し、消毒し
腫れが引いてきたとしても
元に戻せないんです。
ですから
どこのメーカーのどのネジを使っていて
どのドライバーを使えば外せるかということの情報が知りたいのです。
中がどうなっているのか
推定はできても
当たるかどうかは
やってみないとわからないのです。
いやいや
今はCTで骸骨が立体的で分かるじゃないか
と思うかもしれません。
CTはレントゲンと同じです。
硬いものが白く写ります。
ネジは白く写ります。
かぶせ物もすべて白く写ります。
残念ながらCTでは
どこにネジ山があって、
どのような形状であって、ということが
分からないんですね。
幸いにも
その患者さんがかかられた先生は
全国的にも有名な先生でした。
そしてあるブランドのメーカーだけを
永年ずっと正しく使われていた先生です。
本当にインプラントを正しく理解し治療された先生でしたので
お名前からおそらくこのブランドではないのか?
おそらくこれではないのか?
と推定することができましたので
メーカーに問い合わせをし香川県でそのメーカー
そのブランドを扱っている先生を紹介していただくことができ
無事そちらの先生にご紹介させていただくことができました。
一言でインプラント
と言ってもいろんなメーカーがあり
それぞれで部品が違います。
私はインプラント治療を受けられた患者さんは
特に一生のお付き合い
と思って対応させていただいております。
どんなネジなのか
種類や型番は何なのか?
経験と勘だけでは対応しきれない世界です。
国内で50社
海外では200~300社もある
インプラントメーカーです。
世界情勢に詳しい方なら
すぐにご理解いただけるかと思いますが
外資系企業は
M&A(つまり、企業の買収や合併)が
盛んに行なわれています。
あなたは入れるインプラントの種類と型番は何ですか?
必ず確認して欲しいのです。
先日、
5年以上前に
県外の歯医者さんで
インプラントをされていた患者さんが
お越しになられました。
インプラントを入れた部分の
かぶせモノが外れて困ってしまった
とのことでした。
インプラントを入れた部分の
歯茎はまっ赤に腫れています。
かむと顎が痛い。
頭痛がひどい。
こんな状態になってしまって
「なんとかして欲しい」
というご相談です。
このようなご相談は
日常的によくあるご相談です。
インプラント治療をされた医院さんへ
まずはご相談下さい
と申し上げました。
本来は、
インプラント治療をされた先生に、
修理、メインテナンスを
お願いするのが一番なのです。
しかし、それが叶わない場合には
まずは
このことを聞いてきてくださいと
お話します。
問題が起こっているには
必ず原因があります。
では、
インプラントが故障したり、
トラブルがあったりした場合に
「インプラントをはずせばいいではないか?」
「もう一度やりなおせば良いではないか?」
と単純に思いませんか?
保障もついているから。
しかし、
そのように単純なものでは
ないのです。
インプラントはただのネジです。
ずはそれを知って下さい。
そのインプラントとなるネジを製造している
インプラントメーカーというのは
国内で50社
海外では200~300社
にのぼります。
主流なメーカーのほとんどが
外資系の会社です。
世界情勢に詳しい方なら
すぐにご理解いただけるかと思いますが
外資系企業は
M&A(企業の買収や合併)が
盛んに行なわれています。
今では日本も珍しい話ではなくなりました。
インプラントメーカーも
例外ではありません。
これだけ多くのメーカーがあれば
合併されたり
会社が消滅するなどの
浮き沈みがあるのが現状です。
このことは患者のみなさまにとっても
知られざる気になる問題を含んでいます。
どこのメーカーのインプラントを使うのか?
治療を受ける方には
あまり興味のない
思いつきもしない
お話かも知れません。
しかし、私はそこは
とても重要な問題だと
考えています。
それはそのメーカーのインプラント医材がなくなり、
いざという時に
再治療ができなくなる可能性がない
とは言い切れないのです。
こんなことを体験したことはありませんか?
電化製品を長く使っていると
一部が壊れ
その部品を取り寄せようと思っても
その製品が製造中止になり
部品がないということが。
去年買ったばかりのカメラなのに、
もう今年はない
吸収合併されてしまった
という会社は珍しくはありません。
また、会社が倒産したと同時に
もう「今ではその商品は製造中止になりました」
ということはよくあります。
さあ、そこで考えて下さい。
もしあなたの口の中に埋め込んだ
インプラントのメーカーが
すでにもう倒産して
消えてなくなっている商品の
インプラントだとしたら、どうでしょう?
もし
何かしらの故障や不具合があった場合に
「一旦インプラントを外さないといけない」状況になった時
インプラントをはずすことさえ
できません。
先ほども申し上げましたとおり
インプラントはただのネジだから、です。
ネジを外すには
そのネジを外すための
同一メーカーのドライバーが
必要なのです。
ご自分が入れたインプラントメーカーが
どこのメーカーのものかによって
修理ができる場合とできない場合が、
あります。
車に例えてみましょう。
あなたの車がベンツだとしたら
故障した時には
ベンツの部品を使って
修理しなくてはなりません。
ベンツには
ベンツ専用の部品があるのです。
トヨタの車にはトヨタ専用の部品を使って
修理しなくては、なりません。
インプラントもネジですが
インプラントとかぶせ物の歯も
「ネジ」で固定されています。
修理したり
深部まで掃除したりするには
ネジをほどいて
かぶせ物を外して
掃除する必要があります。
しかし
そのネジを外すドライバー
というものが
各メーカーにはあります。
各メーカーは自社の商品を使い続けて欲しいので
ネジ山を特殊形状にして
他社のドライバーでは外せないように
しています。
つまり、
メーカーが違うとネジを外すことさえ
できません。
吸収合併を繰り返してきたメーカーの中には
同一メーカーでありながら
何種類もドライバーが存在している場合もありますし
すでに製造を中止している部品もあります。
骨を大きく削ってインプラント本体を外す対応
しかできないことまでありえます。
その先生がどこのメーカーの
インプラントを埋入するのか?
ということは
実は将来的にはとても大きな問題です。
インプラントをする際には
10年後や20年後や将来
もし「インプラントを外した方が良い状況になった時に修理ができるのか?」
というこの視点を持って選択する必要があります。
修理修復ができるのかどうか?
ということです。
現代は100歳以上の方が
何万人も生活されていらっしゃいます。
本当に50年後にも
そのインプラントメーカーは倒産していませんか?
ドライバーを取り寄せられますか?
かならず、確認しておいて下さいね。