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2010.07.27意識をしているんです

昨日、森下と何気なく話をしていたなかで、気が付いたこと。

マ「あれ、そういえば、森下さんって、最近アップダウンないよね~」

森「そうですか?そういわれてみれば・・・」

マ「うんうん、絶対そうそう。だって、ほら、昔はしょっちゅうアップ&ダウンあったよね」

森「確かに昔はそうでしたね・・・・・。

あのね、私は自分のそういうところを分かっているから、意識しているんです。」と。

 

やっぱり、ね、と思ったマネージャーなのです(笑)空気を読めない院長でさえ、「なんか、最近の森下さんてものすごくやりやすいよね」とか

「ものすごく安心できる」とか、言い出すくらいですので、よっぽどの変化です。

すごい!

 

人の印象を変えてしまうほどの何気ない雰囲気ですが

本人がこうやってきちんと意識を自分自身に配っていたんですね。

変化が見えると、その心のなかにある、何かを探ってしまいたがるのが私なのですが

私の予感は的中です(^^)

 

 

いい時はいいけど、ひとたび機嫌が悪くなるとそれも全部顔に出ちゃう人。

いわゆる感情のアップダウンが激しい人っていますよね。

 

「あれ?私、何か悪いことしたっけ?」

「あれ?怒らせたっけ?」

「あれれれ?機嫌悪そう。どうしよう」

と周囲に余計な気を遣わせてしまいます。

 

もちろん感情の起伏が激しいことを否定するのでは、ありません。

感情のふり幅が大きいのは、私は大好きですし、私もかなり大きい方(^^:)

 

いい時は恐ろしくテンションも高く機嫌もいいけど、ある瞬間に一気にトーンダウンして

「何???(怒)」みたいな表情に変わっている人って、います。

「えっ?昨日まで機嫌よかったのに・・・」とこちらもビックリ。

 

 

私も過去の職場にはたくさんいました(泣)

でも、こういう感情のアップダウンがすぐ顔に出てしまう人って、自分もきついけど

そこに巻き込まれる周囲が一番きつかったり、します。

 

感情のアップダウン、もちろん、人間ですので当たり前に、あります。

しかし、それを表に出すかどうか、または表に出てしまっているかどうかは

実はその人の「大人度合い」が関わってきてしまいます。

 

そして、上司からみた時、一番そばで安心できる存在というのは

もうまぎれもなく「感情のアップダウンの少ない人」「落ち着いている人」なんですね。

 

何か突拍子もないようなすんごい能力を発揮してくれるとか

すっごいアイデアを出してくれるとか

とてつもなく美人とか、男前とか

そういうことではないんですね(笑)。

 

一段上のところから、ドーンと落ちついて医院全体を見つめている

そんなイメージが今の森下の心境でしょうか、きっと。

その渦中の中にはまりきって一喜一憂していない、というか

客観的に自分を見つめる視点を確かに持っている森下。

素敵です。

 

先日、ある女性経営者である患者さんから、

「森下さん、ほんっとにキレイになったわね。」とお褒めの言葉を頂きました。

目が本当に肥えている方に言われると私もとっても嬉しくなります。

 

私は思うのですが、30歳近く、あるいはそれになった女性が明らかにキレイになる、というのは

これはもう見た目だけでは、無理です。

内面が伴い、そのことを本人が自覚し、喜びはじめた時になってはじめて

「キレイに」なってくるんだと思います。

それは最近の吉本歯科医院のスタッフたちを見ていて本当にそう思います。

外側はもちろん磨くのは大事ですが、中身の伴わない外磨きは、3日ほどでメッキが剥がれます。

内面からの自信や、気づきがあってはじめて表に表れてくるんですね。

 

一緒に仕事をするシーンで、私が一番気をつけていること

それは、周囲の人に余計な気を遣わさない、ということ。

 

マネージャー機嫌悪いのかな

マネージャーに何かしたっけ?

マネージャーを怒らせたっけ?

 

こんな気を遣わせてしまったら、スタッフは萎縮します。

こういうことって、上司がやりがちです。

会社でも社長や部長、上に立つ人が、その部下に対して、まったくの気遣いがないと

社員はみんな萎縮しちゃいます。

萎縮したら、もちろん疲れますので、いや~な空気といや~な緊張感の中で

一日を過ごさなくてはならなくなります。

そういうのって、とっても心が消耗しますので、結果仕事の効率も下がり

コミュニケーションも上手に取れなくなるので、情報の伝達ミスも起こり

結果、大きな問題や事故に繋がってしまうんですね。

 

そういう意味で、今回の森下の「私、意識しているんです」発言は、よかったなあ。

これを受けて、スタッフがいい影響を受けてくれるだろうなあと思っています。

一人の変化は、みんなの変化に伝染します。

 

そして、仕事において大事なこと。

周囲の人に余計な気を遣わせない、ということですが、

例えば、吉本歯科医院のなかの人全員がそれぞれの仲間に対してこういう

意識を持った時、勝手に「お互いへの気遣い」ができてくると思いませんか?

気遣いをしあえる職場であれば、本当に一日の仕事はスムーズに流れます。

文書やメールや、会議が減ります(笑)

最高の効率化!

 

また、親しき仲にこそ礼儀あり、です。これ、本当。

吉本歯科医院では、スタッフ同士も、敬語です。

言葉を崩すことは、しません。

もちろん、プライベートな時間に、先輩が後輩に対して、普通の言葉になるのは

ありますが、職場の中では、

「失礼いたします」

「お願い致します」

などの言葉は徹底しています。

仕事と言う場で、なれなれしい言葉が飛び交わないというのは、これは

外からお越しになる患者さんに対しての気遣いでも、あります。

外部の方が入ってこられた時に

「えっ、なんしよんな~」

「ちょっと、やっとってよ~」

「ごめんな~」

という言葉が普通に交わされていたとしたら、私ならその医院のあり方を

ちょっと疑いますし、大丈夫かな、と思ってしまいます。

 

上司、部下、先輩、後輩の言葉使いが今は結構崩れています。

言葉が崩れると関係まで一緒に崩れます。

言葉を崩していいのは、うんと年齢をいった人くらいで、若いうちは

きちんとしておいた方が、絶対いいです。

 

意識ひとつで、ここまで変わっていく、という森下について書いてみました(^^)

夏服に変わって、「この制服、下着がすけて困るんです~」と笑っている森下の今日このごろを

書いてみました(笑)

 

 

2010.07.26親知らずを抜いて

https://www.8181118.com/message/2010/05/post-18.php

でご紹介した患者さんの佐藤様が、今日お越し下さいました。

「やっと、親知らず抜いてきたで~」と。

上下3本の親知らずを抜いたので、なんだか牙を抜かれた気分だよ、と(笑)

 

そうそう、院長先生に伝えておいて、と伝言を受けました。

最初に、先生から、「顎がしんどくないですか?口が開きにくくないですか?違和感ないですか?」

言われてたんですが、その時は、特に違和感もなく、「いや、別に感じません」と答えていました。

でも、3本親知らずを抜いてその顎の楽ちんさ、軽さにビックリ。

口が軽いっていうんですか?食欲が出て大変です、とのこと。

 

 

吉本歯科医院にお越しの患者さんで佐藤さんと同じようにおっしゃられる方は

実は本当に多く、かくゆう私マネージャーも親知らずを抜いてから、「顎関節症の症状」が

かなり改善されました。

 

この顎の痛みやだるさが、まさか、親知らずのせいだったなんて!

知りませんよね・・・・そんなこと。

私だって、そんなこと聞いたこともありませんでしたし、最初は

何を言っているんだ?と右から左に抜けていました(--)

 

親知らずに関する記事はこちら

https://www.8181118.com/director/2009/12/post-21.php

https://www.8181118.com/manager/2010/03/post-87.php

 

 

吉本歯科医院のニュースレター9月号ではこの「親知らず」について

取り上げたいと思います。

どうぞお楽しみに

 

 

 

 

2010.07.23女性は太陽だったんですって

余談です。

昨日、夜、遅くまで母と話をしながら、「へ~、それは面白い」という話を聴きました。

私の母は、本に囲まれて暮らしているのか?というほどの本好きです。

そしてその中でも特に好きなのが歴史モノ。

 

その母の父(私の祖父)もまた本好きで、10畳ほどの書斎には何層にもなった本棚には

ぎっしり本が詰まっているようなところでした。

私の子供の頃から、眠る前にお話をしてもらったのは、絵本ではなく、母が話す

歴史ものでした(^^;)

戦国時代の話などは、「もう夜中じゃないか!!」というほど、話しを聞き入ってしまった

経験がよくあります。

徳川家康あたりの修羅場シーンなんて、何度聴いたか。。。。

今、冷静に読んでみれば、相当脚色していましたが、

小学生の子供にとっては、やっぱりドキドキするほど想像が膨らみました。

 

それほど、語り口調に惹き込まれ、子供心に、勝手に空想の世界に入っていったのを

覚えてます。

 

そんな母とはよく話をするのですが、「もともと、女性っていうのは日本では太陽だったのよ、知ってる?」という話題からでした。

日本の縄文時代は、今からさあ、8000年前、弥生時代でも2000年前、その頃の日本の

お話が残っているのは、日本神話です。

その日本の神話、古事記の中では、一説では、日本人が最も理想とする男女関係は

姉と弟の関係である、というんですね。

興味深い話だと思いませんか?

 

姉であるアマテラスオオミカミは、豊饒の象徴であり、その弟であるスサノオノミコトは姉を補佐する

力の象徴です。

この場合は、男性は女性の伴侶ではなく、女性のつかさどる政治の協力者として描かれているんだそうです。

世界中どこを探しても太陽は、男であり、月は女であるとしていますが

ことこの日本だけは違うんです。

全く逆。

アマテラスは女神であり、太陽の象徴。

女を太陽にたとえるのは、この日本だけなんですって。

 

神話は実生活の縮図。

 

日本人が昔から、女ならでは明けぬ国にっぽん、とうたってきたのも

このあたりに根源がありそうです。

 

社会も行き詰まって、家庭も実は行き詰まって、男女の関係も実は行き詰まってきてるとしたら

それこそ、新しい関係を構築することだって、必要かもしれません。

現に、私の周りには、結婚という形態をとっていないけれど、心底コミュニケーションが取れている

いい関係のカップルもたくさん、います。

そして、この神話の中にある、姉と弟の関係のような夫婦も、最近増えてきましたね。

12歳年下の旦那さんと仲良くやっている夫婦もいます。

 

世間一般のパターンからいわゆるはずれている世界の中には、

びっくりするほど居心地のいい関係を築きあっている人たちが結構います。

それは、家庭とか、夫婦とか、仕事とか、生きかたとか、

いろいろなことに対して、とってもおおらかで柔軟な感覚を持っている人です。

そういう中にいると、「あれ?こういうのも意外にありかも?」と

どんどん既成概念がぶち壊されていく快感があります。

 

ところで、自殺者が相変わらず減らない日本のようです。

自殺って、結構表には出てこないので表面化せず、「私の周囲にはいないわ」と思いがちですが

結構、あるそうです。

自殺者がどんどん増えている。

この香川でも大企業の中で働く社員の中にうつ病の数が多かったり、自殺者がでたり

あるんだそう。

それって、どう考えても、社会そのものがいびつな証拠です。

根本的なところが曲がってんだと、思います。

比較、競争、の思考のスパイラルから、それに乗っていけない人は、弱いものとして

こういう社会では扱われます。

そして、力の強いものが力の弱いものを押しつぶす、しかも、物言わず、おしつぶしていく

こんな感じが、どうも嫌です。

 

どんなことがあっても、自分は自分を信じられ、私って大丈夫、えらい、すごい、って自己肯定が

できない、できにくい、社会です。

 

教育現場の先生方も、今、「自分を好きになれない子供が多い」って言います。

そういう先生自身も、実は自分を好きじゃない場合が多い。

さらに、自分を好きじゃない、認められないお母さんが子供を育てると

やっぱり同じように子供を育ててしまいます。

全部繋がっていますので、やっぱり根っこであるところを早々に見直す必要があるんです。

学校でも、家庭でもそれが無理なら、それを職場でやっちゃえ!

というのが吉本歯科医院流です(笑)

人と認め肯定し、励まし育て続ける職場。

理想です。

 

そのまま社会に出て、職場に入って、

今度はもっと厳しい世界です。

職場は仕事なので、甘える場ではない

自分を信じられない、好きになれない、なんて甘ちょろい感情を吐き出す場ではない、

それがきっと今までも、そして今も最も多い職場の形ではないでしょうか。

 

でも、改めて私は今思うことがあります。

人は、自分自身のことを、ある意味、「私って大丈夫、いけてるわ♪」と心底思える人間になった時、

せまってくるあたゆる問題、事件に対して意外にも淡々と対応できていけるもんです。

 

また、逆に、自分のことを心底信じきれない場合は、自分のことが嫌いな場合、

ありとあらゆる諸問題にしょっちゅう巻き込まれ、そのたんびに心が消耗していきます。

そして、些細なことでも、周囲の人をガガガッと巻き込んでしまい、大きな事故になっちゃったりします。

 

ひとたびそうなると、

「私なんて、いなくても」

とか

「私の存在価値はない」

とか、

そんなこと誰も思ってないから~~~!!!(><)というような後ろ向き思考が

自分の中だけではじまってしまいます。

 

これだけ社会がいびつになり、人との関係が希薄になってしまったとしたら

一番必要なのは、いかに自分の心をちゃんと守っていけるか、だと思います。

おかしな方向に走ってしまわないように。

感情がどどど~んと落ち込んでしまているとき、暗い迷路に入っている時

その9割方は、おそらく自滅と、妄想だと思います。

自分で不安をつくりあげ、妄想し、消耗する。

これって、おひとよしの日本人特有らしいです。

根っからの前向き思考な民族ではないのが、日本人だから(笑)

 

そういう意味で、ぼや~っと生きていたら、絶対駄目です。

意識をもって、ちゃんと目を開けて、しっかり生きていないと

あっという間に流されてしまいそう。

そして、おかしくなりそうになったら、自分をニュートラルに戻してくれる存在の人を

いつも確保しておくことって、とても大事です。

それが職場なら、最高です。

 

ここの中にいたら心が病んだりしない。

と思える場所。

この人に会ったら、自分がニュートラルになれる、そういう人。

欲しいですね。

 

そして、元の話に戻ります。

元来、女性は太陽だった。

日本では。

という話。

私はこれを聞いて、「う~ん、なんて素敵(^^)」と心底思いました。

さらに、「やっぱり」とも思いました(笑)

 

それは女性優位とか、女性が強くとかそういう表面的なことではなく

もっと深い心の問題のこと。

 

今、手元にある本にはこんなことが書かれています。

「日本人は自然であることを第一の価値観とした。

女性文化というものは、農村を中心とし、自然を背景とした生産者文化のことである。

すべての人間が共同で生産にたずさわり、そこには階級も、性の差別もなかった。

一方ヨーロッパ的男性文化は、貴族(つまり私有財産の持ち物)が中心であり

都会生活が基本で、直接生産にたずさわる人間は下層である、と階級づけられていた。

これはそっくりそのまま現在に受け継がれている」

 

まさに、その通りですよね。

そしてこの男性文化がどうにもこうにも行き詰まっている。

その結果、その中で働く人がすっかり働く意欲を失ってしまっているんです。

そして今もまだまだ、どんどんその方向へ「それいけ~」状態で進んでいる、そう思います。

 

行くところまで行かないと止まらないのでしょうか?これって?

 

今はどこの職場も社員がとにかく「我慢してしまっている」そんな感じのところが本当に多いです。

「うちの上司は話をきいてくれないから」

「どうせ社員の言うことなんてきかないから」

何度も何度も、向かい合ってもらえなくなると、やっぱり人は口を閉ざします。

 

我慢は美徳でしょうか?

いえいえ、我慢は関係決裂の第一歩です(--)

一見、我慢は美徳のように見えますが、長年たまった不平不満を一気にぶちまけるときは

かならず来ます。

 

かくゆう吉本歯科医院でも、過去に、こういった我慢の不安や怒りを一気に

ぶつけられた時期も、ありました。

でも、社員が怒りをぶつけようと、思うとき、それはもう「もうここを去ろう」と心に決めてからです。

もしくは、もう言わずに去るか、どっちかです。

恋愛と同じですよね。

 

そういう意味でも、職場では「いかにこまめにガス抜きができる状態を作るか」ということが

本当に大事です。

女性はしょっちゅうガス抜き(感情の吐き出し口)が必要です。

それは奥さんがいる男性なら、おわかりになりますよね(笑)

ほうっておいたり、向き合わない時間が長くなればなるほど、怒りを溜め込むのが

悲しいかな、女性のさがですからね(^^:)

 

女性は太陽、なんとなくそんな気がしてきませんか???

2010.07.22充電場所

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畑で収穫した日曜日の夕暮れ時です。

夏の夜の匂いが、なんともいい風にのってきます。

風って匂うんですね。

ここに居ると、いろんな匂いがします。

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いつもいつもいろんな農作体験をさせてくれる河西おじさん。

滑り台や、木の戸棚やテーブルなど、「こんなんが欲しいんやけど~」と言うと

「よっしゃよっしゃ」と木を切り、本格的なものを作ってくれます。

さすが、ものすごい木造住宅を建てちゃう方は手わざが違います。

 

夏の収穫祭&バーベーキューをこの暑さの中、企画しようと試み中です。

収穫した野菜をその場で焼いて食べる。

う~ん、贅沢。

どんなサプリメントよりも効きます(笑)

段取り後、予定が決まればお知らせします。

まずは、吉本歯科医院のバーベキューから(笑)※8月7日(土)午後6時決行です。

2010.07.22繋がる

michikosan.jpg

先ほど、吉本歯科医院のニュースレター7月号の「金属アレルギー」について実際に体験談を

語って頂いた佐伯みち子さんの会社にお邪魔してきました。

8月号にもご登場いただくのその原稿の最終校正を頂いていました。

そして、ちょっとお話をしていました。

改めて、素敵な女性に会ったなあ・・と私はしみじみ、感じたのです。

佐伯さんとはよく考えてみれば吉本歯科医院にお越しになられたのが今年の春あたりなので

まだまだ日は浅い、です。

でも、私の感覚としてはもう10年以上長い付き合いをしているかのよう。

 

でも、相性や出会いとはそんなものかもしれません。

何回会っても会っても「なんか遠いなあ」「心が通じないなあ」という人もいます。

でも、会ってすぐに「ピン」ときて、いきなり本質的な話が通じてしまう人も、います。

 

佐伯さんとの出会いは、まさに後者です。

 

吉本歯科医院に患者さんとしてお越しになられ、私たちが発信していること

そして、吉本歯科医院のスタッフの応対を見て、「ここは一体どういうことをしているの?」と

声をかけて下さった方です。

私は、本当に嬉しかった!

その時のことをよく覚えています。

 

私たち吉本歯科医院が目指していること、地方での医療の水準を引き上げるという院長の想い

そして、地方の歯科医院であっても、気配りの徹底を実現したい、ということ。

 

佐伯さんは、私が話す「意識を配る応対を徹底したいんです」という内容の話を

誰よりも早く、キャッチして下さいました。

しかも、心で。

そして、佐伯さんの目指す方向もまた、同じだということを聞いて、これまた私も嬉しくなり(^^)

 

今は、日本全国、いや世界でもこういった日本の文化を見直そうとか、そういう流れがあります。

そしてそんな記事や本もよくでています。

しかし、実際にその「意識を配る」ということを現実にやれているのか、と問えば

それはなかなか難しいのが実際です。

 

そして、日本文化を見直さなくては、という流れは、その本質的なところを

もう一度問い直す必要があるんだと、みんなうすうす感じているんだと私は思っています。

 

資本主義的な考え方、そして、西洋的な思考、全てを論理的な発想だけで解決してしまおう

また、解決できる、目に見える現象だけが全て、数字が全てといった考え方では

もうどこも行き詰まってしまっている、そう思いませんか?

 

従来型の考え方で経営をしたり、自分の人生を考えたり、仕事をしたりするということそのものが

もう既に行き詰まってしまっている、そう思います。

なぜ、行き詰まっていると感じるのか?

それは人の顔を見れば分かります。

なぜ、こんなに豊かなはずなのに、幸福感がない表情なのか

なぜ、こんなに情報が溢れているのに、肉体も心も消耗しつかれきるのか

なぜ、こんなに不安な人が多いのか

やっぱり、おかしい、そう思います。

 

その元となる考え方が曲がっていたとしたら、その行き着く先だってやっぱり

曲がっちゃいます。

 

これはまさにいよいよ、比較、競争、対立という価値観で生きてきた終着点が見えてきた、

そう思います。

競争し、取り合うのではなく、共に良くなる。

誰かに勝つ、のではなく、協調していくことに幸福を感じる

 

対立ではなく、調和していく。

調和していくことで、上手にバランスを取っていくこと。

それは実はとっても難しい。

でも、やはりそのことを実現しなくては、人間そのものが本当に心が病んでしまうんだと思います。

対立や比較の中から、人と人とは心で繋がることは絶対にできません。

ともに満たされていく関係でなくては、一緒に気持ちをわかちあえることなんて

絶対できない、そう思います。

 

これからは企業だって、どんどん変わっていくはずです。

上下関係ではなく、そこで集う人同士が心できちんと繋がりはじめる職場が

きっと増えてくる、そう思います。

それは、人は誰しも自分以外の人と深く心で繋がりたい、生き物だと思うから。

そして一人では絶対に生きられない、存在でもあるからです。

 

佐伯さんとの話の中でこんなことを話してくれました

「一人とちゃんと繋がっていくと、そのことからどんどん周辺の人と繋がっていくんですね。」

「繋げようとするのではなく、勝手に繋がっていく感じです。」

そして、「私は15年以上もずっと、一緒に仕事をするみんなと繋がりたいと強く願っていた想いが

深いので、余計に今、繋がっている感覚が嬉しい」と。

素敵な人だと思いました。

自分の心をこれほど素直にオープンに開示できる佐伯さんの表情はとってもきれいでしたし

また、私もそうなりたい、と思いました。

 

突っ込んだ話がダイレクトにできる人との話は、大好きです。

あっという間に時間が過ぎていくのが本当に不思議。

それはきっと、会話というものにのって心が通じていく感覚があるからでしょうね。

あ~~楽しかった。

 

・・・・・と、のんびりしていたら、ニュースレターの締め切りに間に合わなくなってしまいそうです(泣)

8月号にも佐伯さんはご登場いただきます。

お楽しみに!

 

 

 

2010.07.22夏の制服に衣替え

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吉本歯科医院のカウンセラー 森下と受付の樋口です。

今朝来たら2人が真っ白な制服にチェンジ!

「あら~、なんかさわやかだね~」

患者さんにも、誉めて頂きました(^^)

 

さらに今日はいつになく森下の髪型がきれいに決まっており(寝相が悪い日はひどいらしいです)

最近は、樋口もキュっと前髪を上に上げ、おでこがキレイです。

こういうキチンとしている感は、私はとても大好きです。

 

それは本人にとってもきっと「気持ちのいい」ものだと思います。

自分がいつもこぎれいにきちんとしていると周囲の評価ももちろんいいですが

それ以上に自分自身の心模様が違ってきます。

自分自身をこぎれいにしておくことは自分の心のテンションをいつも上げておくことに

一役買っているような気がします。

 

服装なんてどうでもいいじゃないか

中身が良ければそれでいいじゃないか

という考えは私は大の苦手です。

 

もちろんまったくのプライベートな時間で好きな格好をして楽しむのはこれは全くOKです。

 

しかし、仕事をしている、という環境においては別です。

自分がその場にふさわしい格好をしていて、その場に違和感がない、ということを

ちゃんと出来ていると、周囲からは浮きません。

浮いているのは個性でもなんでもなく、ただの「幼稚な人」と見えてしまうだけ。

その場に応じた服装、態度、動作、言葉遣いが臨機応変にできる、ということが

自分をどれほど守ってくれる武器になるか、ということを私たちはいつも学んでいます。

 

自分はどう見られたいのか?

また、自分は一体どう見られているのか?

 

そんな意識を持って日々を過ごしていくだけで、実は勝手に接遇能力は磨かれます。

 

「そんな気を張って仕事するなんてしんどい」と過去に話をしていたスタッフもいました。

でも、違うんですね、きっと。

気を張って集中しているから、逆に疲れない、んです。

ダラダラと他ごとを考えながら何かをしている時、実は一番疲れます。

脳ミソももちろん疲れますが、体だって同じように疲れます。

 

こんなにストレス社会で、人々が疲れやすくなっている

その根本的な原因はここにある、そう思います。

目の前の人に、事に、ちゃんと向き合って集中していたら、一日なんて

ほんとにあっという間です。

感覚としては、「あれ?もう一日終っちゃったの?」という感じ。

そして肉体的には心地の良い疲れ。

 

私は少なくとも吉本歯科医院で働いてくれるスタッフたちにはこんな一日を過ごして

欲しいし、また、私も一緒にそうしたい、そう思っています。

やらせれている感でしんどい時間はやはり、嫌ですし、疲れます。

女の人が心が消耗して疲れて顔がくたびれていくような職場はやっぱり嫌なんです。

 

みんな嬉しそうで楽しそうでいて欲しい。

強制するのでなく、自主的に自ら気づいていくような職場が最高です。

 

人間にとって、「もっと成長したい」という気持ちは最大の欲望だと思います。

そう思えるためにはその前段階の

「ここの職場は安心」「仲間とちゃんと繋がっている」というベースができ

心の中に不安感がない状態になってはじめて、そういう「成長したいな」という欲求が湧き上がってくるんだと思います。

 

先日歯科衛生士の田中が、「私は変わっていけるんでしょうか?」「このままじゃ嫌で変わっていきたい」って話してくれました。

まだ若い23歳です。

私はこういう人、本当に好き。

このままじゃ嫌ということは、もっと成長したい、と強く思っているからこそ悩んだり

泣いてしまったり、感情がアップダウンしたりするんです。

「ま、今のままでいいじゃないの?努力きらいだし~。変わるの面倒くさいし~」という人は

たぶん、この田中のような発言は絶対しないし、きっと思いもしない。

 

田中の能力や魅力はきっと、田中本人よりも周囲にいる私たちの方がきっとよく見えています。

それをどうやって伝えていくか

そして、本人の心の奥まで信じさせていけるか

そんなことを考えてしまいました。

もどかしいんですよね、見ている方は。

それは田中以外のスタッフを見ていても同じです。

 

よくカウンセラーの森下と話をするのですが、「本当に自分のことって自分じゃわからないよね」ということ。

森下の魅力は森下本人よりも、周囲の方が見えています。

そして、短所だけは、実は自分自身がよくわかって見えている。

 

皆同じように、自分を褒めちぎってもらったり、認められたりされた体験は結構少ないものなんです。

そして、社会人になってからは、誉めてもらえることなんて今はそうそう、ありませんよね。

 

吉本歯科医院は、その逆を行きたい、というか、行きます(笑)

愛情の再構築です。

足らない部分があるのなら、どうにかしてみんなで補っていきたいし、

満たされない不安な部分があるのなら、どうにかして、その不安を解消していきたい

 

職場は自分の大事な人生という時間を過ごす場所でもあります。

「職場だから割り切って」というのはあまりにも寂しすぎるし、つまらない。

職場も家庭も、地域も実はぜんぶ繋がっています。

自分の居場所を居心地の良いものにしていくことで、自分の人生はどんどん

開かれていくことを吉本歯科医院のスタッフには知って欲しいし、また、それを

実現して欲しいです。

DSC_0472.JPG

そうこうしていると患者さんが、チキンカレーを持ってきてくれました(^^)

このカレー、ほんっとに美味しいんです。

チキンがとろとろになるまで3日煮込んで、りんごやらバナナやらマンゴやらが入っています。

一度食べて「美味しい!!」絶賛。

「どうせ、ご飯ろくなもん食べてないでしょう」と、時々こうやってお持ちくださいます(笑)

その通り!!

2010.07.21人情とバーベキュー

今日は久しぶりに自分の机に座っています(笑)

留守にしていても、帰ってきたらきちんと受付の樋口が報告連絡相談をしてくれました。

留守中にあったこと、対応した内容、今後こうして下さいという内容まで。

彼女は本当に名マネージャーです。

69歳までは最低吉本歯科医院で働いて欲しいっ!!そう思っています

(院長死んでるか・・・・)

こんな奥さんみんな欲しいだろうなあ・・・・いいでしょう。。。世の男性諸君!と思うのです。

私にないものをそれぞれ全部持っているのが、うちのスタッフ達。

その部分を私に頂戴!と思うものばかり。

 

さて、土曜日は高知県の赤岡町での絵金祭りに行ってきました。

どうしても行きたい!という声が上がっており、一群大きなバス?に乗って

行ってまいりました。

絵金祭りの詳細はこちら

http://ekingura.com/modules/ekin3/

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おどろおどろしい屏風絵が絵金祭りの宵にだけ蔵の中から目覚め、商店街の軒先にその姿を表します。

この屏風絵、子供が見ると泣いてしまいそうなほど、おどろおどろしいものも。

夜が更ける頃には、赤岡町全体が人、人、人。

ものすごい人が集まってきていました。

 

赤岡町の方が、高知弁で何かと教えてくれるのですが、そのあったかさと言うか

熱さいうかその熱気がとにかくすごい!

龍馬を生んだ高知だから?

「祭りじゃき~!!」(お祭りだからね)

「どっからきたが?」(どっから来たの?)

「飲むが?」(飲みますか?)

とにかく人がなつっこい。

こういうの大好きです。

人と人との距離がものすご~く近くって、心地いい。

余計な言葉を交わさなくても目が合っただけで、ふんわりあったい気持ちになれるって

やっぱり、こういう地域ならではかもしれません。

赤岡町の人が自分たちが住んでいる場所を愛しているのがわかるんです。

 

出店を出しているおじちゃんおばちゃんとのやり取りもどこか昭和を感じます。

地域が醸し出す雰囲気って本当に大事です。

そこにすんでいる人の顔つきまで影響しちゃう気がします。

 

よそから来た私たちをずーっと案内してくれた絵金蔵を設計した建築家の先生

そして、龍馬の生まれた町記念館を熱く案内してくれた赤岡町のおじちゃん、おばちゃん。

みんなあったかかった。

 

絵金祭り、来年も行こう!そう思います。

 

そして、3連休の最後には東京に行きました。

その行きの飛行機の中でのこと。

CAの男性バージョンって、何ていうんでしょうか?

そんな男性2人が機内で女性CAさんと一緒にサービスをしていました。

その男性、とっても感じがいい!!

ちょうど隣に座っていた中年の女性と話をしていたんです。

「最近は男性がいるんですね~。いいですね、感じよくって」って。

 

私はこういうサービスをしている人を穴が開くほど横目で観察するのが

趣味なのですが(笑)、その笑顔と気配りは、女性CAさん顔負け。

明らかに、この男性2人にざぶとん10枚!!でした。(←わかんないか・・?)

 

そこで思ったこと。

今までは、こういう職業は女性が、しかも若い女性が・・・って既成概念があった職業でも

これからは男性でもありかな、と。

例えば、吉本歯科医院でいえば、男性の歯科衛生士さんもありかな、男性のアシスタントもありかな

と。

 

働き方のものさしは、今はあきらかに変わっています。

現にうちの子供の保育園にも幼稚園にもかなりの数で男性の保育士さんが活躍しています。

育児休業する男性だって、珍しくない。

特に、男性の働く価値観は明らかに変わってきていると思います。

杓子定規に、従来型の働き方や人生観を示したって、今は共感しにくい時代です。

 

この男性CA?さんですが、よ~く観察していると、女性CAさんの中に入って

ちゃんと違和感なくサービスをしているんですが、どちらが声をかけやすいか?と言えば

それはもう断然この男性の方のが声がかけやすいんですね。

 

この「声がかけやすい」というのは実は大きなポイントです。

人には「気楽に声をかけやすい人」と「声をかけにくい人」がいます。

声をかけやすい人というのは、これはもうそれだけで能力だと思いませんか?

醸し出しているその人の雰囲気全体でもって「話しかけやすい」「近寄りやすい」んだから。

それがその人にとって良いか悪いかは別の問題として

こういった「人を快適な気持ちにさせるサービス業」を職業にしている人にとっては

そういうなんとなく醸し出している雰囲気はとっても大きなポイントになります。

 

最近私の周りでは、ほんとに従来とは全く違う自分のものさしで生きている人を

よく見ます。

商社マンで世界中を転々としてきた人が日本に帰ってきた時にたまたま赴任した先がこの

瀬戸内海の香川の地。

すっかり気に入ってしまい、そのまま商社をやめ香川に移り住んできた人。

 

東京でバリバリ働いていたけど、子供ができたのをきっかけに父性に目覚め

地元に戻り、クリエイター&パパ&農業を満喫している人。

 

今までの既成概念は、「それって本当に幸せなん?」と感じはじめた人がちらほら出てきたん

だと思います。

それはきっと、都会で働いていた人の方がこの瀬戸内海のほどよい地方加減に触れて

「あれ?」と気がつくんだと思います。

ここに住んでいるとわかりませんからね(笑)

 

ちょっと走れば海があって

山があって

適度に地方で、適度に都市化してて

野菜が直接取れて食べられて、水が美味しくって、空気もまあきれいで

夜は空がまだちゃんと暗くって。

これって、当たり前のことなようですが、ちょっと東京や大阪に行くと

帰ってきて、ほっとするんです。

ああ、帰ってきたって。

 

よく海外に行くと日本がよく見えるって言いますが

その日本国内バージョンです。

都会に行くと、田舎の良さがリアルに感じられるようになる。

 

先日の母性型経営勉強会では、沖縄から2人も参加して下さっていました。

あっかるい、あったかい表情を見て、沖縄の人って素敵だなと思いました。

そのお二人の顔を見てると沖縄に行きたくなっちゃいました。

結局そこに行きたいって思う時って、そこにいる人に会いたいからってことが

多いんですね、きっと。

その人がそこにいるから、だからその場所に行きたい。

そう思える場所があり、人がいるってことがやっぱり幸せです。

 

 

さて、お知らせです。

梅雨前に延期にしていた吉本歯科医院恒例のバーベーキューを

今度こそ、8月7日(土)午後5時か、6時~開催します(少々の雨は決行)

これからお電話しますが、「行ってみたいな」と思われる方はどうぞお知らせ下さい。

吉本歯科医院の2階を解放して押し合いへしあいしながら昨年のように行います。

昨年、「なんじゃ~~このとろけるような肉は~」と絶賛だった東原のお肉屋さんから

今年もお肉を届けて頂きます。

 

どうぞお楽しみに!!

2010.07.16社員力(しゃいんりょく)?

今朝一番に、カウンセラーの森下と話をしていた時のこと。

昨日書いた私のブログを読んで森下が「昨日の勉強会で言い忘れたことがある」と。

 

過去の吉本歯科医院はひどい状況だった。

それは経営者側の心がどこか違う方向を向いていたからスタッフの気持ちが付いていけていなかった・・・ということを話しましたけど、人と人との関係は半々、フィフティーフィフティーなので

上司をそうさせてしまう社員側にも問題はあった。

 

・・・・・というようなことを言い忘れていました」と(笑)

 

これは多分森下が、「あれ?言い過ぎたかな?(--:)」「マネージャー、ショックだったのかな?」と

思い気をきかせて言ってくれたのでしょう(笑)

 

 

でも私はその森下と話しをしながら、あることに気がつきました。

 

私が何度も何度も書いていますが、「人と人との関係」はすべて「相互の関係」です。

「お互い様」だと思っています。

これはもう確信をもって思っていることです。

なので、どちらが悪いということはやはりなく、お互い様なのです。

 

なので上司と部下との関係だって同じです。

 

そういうことをちゃんとわかって私たちに接してくれている森下は賢いなあ・・

う~ん、やられてる、と思いました。

早い話、とっても、大人なんですね。(もちろんこういう境地は年齢も必要です)

 

相手にとって自分はどうなのか?ということをまず先に考え動ける人というのは

相手にとっては非常に心地のいい人です。

そして、自分のことをまず考えて動いてくれるので、仕事もとってもやりやすい。

 

「相手はどうなのか?」ということを常に意識するということは

「自分がなくなる」ということでは、決してありません。

 

「自分が、自分が!!」ということを消して、まずは相手に合わせていくと

相手はその合わせてくれる人のことを心地良く感じはじめます。

そうすると、心地いいなあと思ってしまうので、当然その人には近づきたくなるし

なんでも話をしやすくなってしまいます。

そして気がついた時には、「あれ、いないと困るよ!あなたは!」というように

絶対に必要な存在になっています。

相手にとっていなくてはならない存在になってはじめて

「私はこうしたいんです」と主張をすれば、主張することなんてぜ~んぶ通っちゃいますよね。

 

うちの森下は、院長との関係はこんな感じです。

徹底的に院長の言うことを聞いて聞いて、その通りにやってきたから

気がつけば院長にとって「いないと困る存在」になってしまったわけです。

 

そして最近では、こんなことも森下は言います。

パソコンの前で、インプラント手術前のCT画像や3D解析画像を操作しながら

夢中になって何やら書いたり読んだりしているんです。

「ねえねえ、何そんなに夢中に見よるん?」と

聞いてみたら

「いや~、マネージャーね、私、最近わかるんです。

院長が仕事にはまるのを。

私も最近深く知っていくのが面白くてたまらない。

こりゃあ、はまりますよ^^」と。

 

夢中になってはまれるということは、そのやっていることに対する理解が深まり

どんどん興味が溢れてきた証拠です。

すごいなあ、と思いました。

 

お医者さんや医療を提供する側から、最高のものを引き出すのは患者力

そして、上司からいいもの引き出してしまうのは社員力(笑)

これ、何でもできますね。

お客さん力

子供力

妻力

夫力

彼力に彼女力(^^:)

 

全ては相互の関係です。

そのことにいちはやく気がついた森下はすごい!!

まさに社員力を発揮しまくっている、そんな彼女です。

2010.07.15第3回母性型経営勉強会

昨日は第3回母性型経営勉強会(高松国際ホテルにて)でした。

母性型経営を実践されている方々のお話をいろいろとうかがっていくうちに、

それぞれ、捉え方や実践の仕方は人によって違うけれど、その想いは本当に同じなんだなあ、という

ことに気がつきました。

そして一ヶ月ぶりにお会いするみなさんが、先月よりも明らかに表情が違っているのを見て

「ああ、充実した日を過ごされているんだな」と人の顔を見ながら感じるわけです。

と、同じようにこちらも見られているのですね、きっと。

人は、面白いほど自分以外の人を、観察していますからね。

 

いろいろな会に参加するのですが、経営者の集まりとなると、ほとんどが男性優位の

論理のもとに進められることが多く、いつもどこか居心地が悪いんです。

「あ~疲れる」と思うことしばしば(泣)

 

しかし、この母性型経営勉強会においてはどちからと言えば、非常に感覚的な言葉が

普通に通じていくと言えばいいのでしょうか、気負って話をしなくても、気持ちが通じていく

快感が、あります。

言葉以前のコミュニケーションが水面下でなさているような気がします。

女の特権ですね、即効で心で繋がるコミュニケーションは。

 

今回の勉強会もあっという間に3時間が過ぎてしまいました。

いろいろと感じることは多くあったのですが、今回は何よりも衝撃だったことがありました。

それは、当院のカウンセラー森下の発言です(笑)

今回の勉強会にも森下は進んで来てくれ、受付までさっさと自分一人でしてくれ

まさにかゆいところに手が届く存在でした。

 

会の中で、実際に母性型経営を実践されている会社の、その実情を知っているスタッフ側からの

発言ということで、森下にマイクが回ってきました。予想外のマイクに、森下もビックリ(><)

しかし、動じない性格の彼女は、「じゃあ」ということで話し出しました。

 

「院長、マネージャー、ほんとのこと言っちゃっていいですかね~?」と、最初に私の方をチラッとみて

言いました。

「一体何を話すの??」と内心ドキドキしながら聞いていました。

森下の話です。

『今は、こんな状態の吉本歯科医院ですが、私が入社した当時の吉本歯科医院は

一言で言えば「なんてところに来ちゃったんだろう・・・私は。。。。(泣)」でした。

院長、マネージャーとスタッフの関係が明らかに悪く、信頼しあえている雰囲気が一切感じられない。

スタッフもつかれきっていて、仕事もいやいや。

休憩時間に2階にあがると、ひまがあれば院長、マネージャーの悪口ばかり。

一応、接遇研修はするけど、完全に「やらされている感」でいっぱい。

誰が入ってきても、すぐに辞めていく。こんな状態でした。

 

でも、2年ほど前から院長、マネージャーの様子が変わり、そのことからスタッフも変わり始めた。

今のスタッフは、仕事がみんな好き。ここの職場が好き。

なので、今のスタッフは、みんな結婚しても、子供ができてもここを辞めない、と思う。

このメンバーでずっと一緒にやってきたいって心から思っている。

そんな過去があって、今、吉本歯科医院があるんです」

こんな感じです。

 

ドキドキでしょ?

今、そう言えるから、昔の最悪の時期が語れるんです、と森下は言いました。

でも、私、正直、横で聞きながら結構きつかったんですね(苦笑)

 

嫌に思っているんだろうなあ・・うちのスタッフは私達のことを。。。

とは内心思ってはいましたが、そんなにはっきり口に出して

「はい、悪口言ってましたよ、みんな」と言われると、やっぱりズキズキ。

でも、きっとその悪口の中には、いろんなヒントがあるんだと思います。

 

当時の私は、まだ「マネージャー」としての役目も何もわかっていなかったし、

ただ、「経営者側なんだからこうしなきゃいけない」という何となく世間のイメージような

感覚で、仕事をしていました。

なので、スタッフの気持ちなんてもちろんわかろうともしないし、

また、わかる必要もない、ときっと思っていたに違いありません。

 

ともすれば、人を雇うという立場に立つと、「お金を払っている側が強い」だから「言うことをきいて

当たり前」という意識になりがち、です。

 

でも、そういう気持ちをもって日々を生きる、ということで一番疲れ孤独になっていくのは

実は経営者本人です。

仕事に出て行くのが嫌で、子育てしながら「もうやだ~~~~!!」と毎日怒ってました(笑)

今思えば、自分が悪かったんですけどね。

それがわからなくなるほど、バランス崩していたんですね。

怖いもんです。

 

最終は、「人と人」。

この繋がりがあってはじめて、上司と部下があります。

そしてその延長線上に、お客さんがいる、そう思います。

だから、経営だって、人と人との関係からはじまるんじゃないか、そんな当たり前のことが

ズッポリ抜けていたんですね。

もう、なんでそんな妙な思考に走っていたのか、自分でも不思議なのですが

たぶん、疲れていたんでしょう(笑)

疲れると駄目ですね。

経営者は元気じゃないと、絶対、駄目です。

そしてある程度、心が満たされるような状態を維持しなきゃいけない、そう思います。

でなきゃ、その気分の悪さは、すべて一緒に働く人に影響を及ぼしますし、

近しい人も、いい迷惑です。

感情のアップダウンが激しい人のそばにいると消耗するのと一緒です。

 

机上の空論や難しい理論をへたに勉強しちゃうと、目の前で起こっている現実が

見えなくなっちゃうのかもしれません。

大事なものは、目の前にいる人そのものなのに。

 

また、しょっちゅう凹んで、すぐにへたれる自分を知っているのに、それをスタッフに見せまいと

必死でどっか違う方向に走っている、強がっている、そんなおかしなイメージがきっとスタッフから見たら違和感だったんでしょう。

「昔のマネージャー、変でしたよね~」って笑って言ってもらうと

「あっ?やっぱりそうだった?」と思いますもん。

 

吉本歯科医院はおかげさまで今、いろいろな方にとても誉めていただく機会が増えました。

そのことの連鎖で中にいるスタッフたちも、「いつも認められてる感」があり、その相乗効果で

どんどん魅力的になっていけています。

それはもう全て周囲の方のあたたかい声のお陰です。

でも、森下の発言を聞いて改めて思ったことは、

「昔のことを忘れちゃいけない」ということです。

 

組織がうまくいくのも、やはり、うまくいくにはうまくいく「原因」がある、と思います。

その逆にうまくいかない「原因」もまた、ある。

その原因は、きっと経営者側からは見えない、見えにくい、んだと思います。

そして、聴きたくない、見たくない、耳の痛い部分です。

だってちょっと聞いただけでやっぱりつらいもの。。。。(泣)

 

うまくいっている時は、なんとなくうまくいくのでその理由が検証しにくいけれど

うまくいかない時は、たぶんその原因は検証しやすい。

それはたぶん、スタッフの声をちゃんと聞く、心の声を聞く、ということ。

その中にヒントはあるんです。

吉本歯科医院の森下のように、「普通、それを上司の前で言えないよね、ふつう~は」ということを

ポーンと言ってくれる社員がいる会社は幸せな会社です。

そして、その「普通言えないようなこと」をどれだけちゃんと腰を据えて聞いていけるかが

その会社のこれからを大きく左右する、と思います。

 

吉本歯科医院は、3年ほど前は本当に「えっ?ここって本当まずくない?社内の空気悪すぎない??」という状態でした。

そしてその原因は全て「経営者の心向き次第」です。

人と人の関係はすべて影響しあっている、だからきちんと関わらなくてはいけない

ということを身にしみて感じました。

 

きちんと関われば、人はどんどん変わります。

そして、その相乗効果で自分も変わります。

お互いが影響しあっています。

 

「あなたに会って、どんどん良くなるわ」と言われないような関係は

やっぱり長くは続きません。

それは上司と部下でも一緒。

一緒にいて、いいことひとつもなくて、自分がどんどん下がっていくような人ととは一緒には

いられないですよね。

職場も同じです。

自分が生きる残り時間はやはり限られていますので、その時間は出来る限り、

いい影響を及ぼしあえる人と関わりたい。

1分たりとも、嫌な関係は過ごしたくないですね(笑)極端ですから!

 

今回の勉強会で感じたこと

それは、私はもう少しで、この森下の最大の長所、能力、「直球で本音を言える」「嘘がつけない」

ということを潰してしまうところだった、ということ。

もうあと少しでも、私達の思考がぐにゅって曲がっていたとしたら、彼女は吉本歯科医院を去っていたか、もしくは、「もういいや、ここで本当のこと言ってもきっと聞いてもらえない」とあきらめていた、と思います。

人は、あきらめると

黙ります。

もういいや、この人には何を言っても無理、

受け入れてもらえないと

本気で思った時、人は心を本当に閉ざしてしまいます。

一度閉ざした心とこじあけることはそうそうできません。

 

間一発、間に合ってよかった(^^)という感じでした。

昨日の勉強会で森下の話を聞いて。

 

スタッフの能力を引き出す、なんておこがましいことはたぶんできません。

スタッフがそれぞれ持っているもともとの資質を、潰さないようにすることが

実はとても大事なのかもしれません。

 

子供を育てるのとやっぱり似ています。

付け加えるのでもなく、引き出すのでもなく、

変にいじくらない、いいものを潰さない、このことが実はとっても大事。

 

この森下の話が、参加してくださった経営者の方々の心に多く届いたようです。

今朝メールを見たら、みなさん 森下のコメントの話ばかり(笑)

そりゃそうですよね。

経営者である院長や私が100万言語るよりも、その実際の裏事情を知っている森下の

声の方が100倍、本当のことが届きます。

恥ずかしいことも

最悪だったことも

実は隠したかったことも(--;)

 

もうこうなったら、全部しゃべっちゃえ!!と、森下にふっかけてみました(笑)

私も知らないようなことがきっと過去にたくさんあったんだと思います。

耳の痛いことばかりがきっと。

次回の母性型経営勉強会では、みなさんの前で森下が、本当の本当のところを

お話させて頂く機会を設けたい、そう思います。

なにぶん、嘘がつけない森下なので、びっくりするような話も出てくるかも。

次回勉強会は、8月18日(水)午後6時半~、高松国際ホテルにて

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2010.07.12歯の予防治療(PMTC)南條文様

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【患者さんの声は「実際に治療を受けた人の感想を知りたい」という患者さんの
声から生まれました。

ご登場頂いた患者さんはどの方も快く私どものインタビューを引き受けて下さ
った方ばかりです。

治療中はご苦労をされた方、食事ができずにお困りになった方、いろいろな方
がいらっしゃいます。

いいことばかりではありません。

いいことも、悪いことも、両方知って頂くことが大事なんだと私達は考えて掲
載していました.

ホールページでの医療広告ガイドラインが変更となり,患者さんの声の掲載を
削除しました.

個々の患者の状態等により当然にその感想は異なるものであることから,
「患者等の主観に基づく、治療等の内容又は効果に関する体験談」が広告とし
て取り扱われることになりました.

院内掲示、院内で配布するパンフレット等は今まで通り,広告ではなく情報提
供や広報と解されることから医院にて「患者さんの声」はご覧くださいね】
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