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2010.12.18貼ってみました(^^)

今朝こんなものが届きました。

calender1.jpg

うちのスタッフたちが登場する吉本歯科医院卓上カレンダー(笑)

誰がもらってくれるんだ??とみんなで大笑いしたのですが

登場している本人たちは嬉しいものです。

うちのコンピューターのシステムをいつもメインテナンスして下さっている

プログラマーの方が、「ちょっとシャレで作ってみたよ」と送ってくださったんです(^^)

時々、びっくりするようなものを作って驚かせてくれますが

今回のサプライズは卓上カレンダーでした。ビックリ(><)

 

みんなの表情がとっても綺麗に撮れている写真だったので

思わず待合室に貼ってみました(笑)

kabe.jpg

これを撮影した当日はみんな朝から美容院に行って髪を整え

メイクまでしてもらっちゃった日なので、相当いい感じになってます。

 

ここは患者さんを診療室にご案内する時に必ず通る場所なので

自分で自分の顔が見えますよね?

「あれ?私ってきれいにしてたらこんなにきれい??」と

いつも思い出してもらおうという魂胆なのです(笑)

さらにこの先に進めば大きな鏡をかけてあるので嫌でも自分の顔や髪が

うつってしまいます。

「やばい!私の髪、ぼさぼさじゃない!!><」と気がつくでしょ??

 

ですので当院にお越しになる患者さんも

この写真を見ていただき

「あれ?あなた、写真とだいぶ違うけど・・・」と突っ込みを入れて下さって

結構です(笑)

刺激になりますので。。。

 

女性はこ綺麗にしていたほうが、得です(^^)

自分に言いきかせているところが大きいのですが。。。。(--:)

xmasbook.jpg

さらに、もうひとつ嬉しい贈り物。

先日、関西から見学にお越し下さった歯科衛生士さんから。

うちの全てのメンバーの名前を覚えていて下さっており、あったかいメッセージを

送って下さいました。

一月にまたお越しくださるんです。

とっても、楽しみです。

 

誰かを喜ばせようと、その想いをカタチにしてくれている時って

贈る方も、贈られる方もとても幸せな気持ちになります。

それは気持ちを伝え合いたいということの表れなので

なんだかあったかい気持ちになってくるんですね。

 

もう12月も半ばになると

患者さんやまた、お会いする方とも

「今年もう最後ですね」

「では、よいお正月を」「よいお年を」

「また来年会いましょうね」

と言葉のやりとりをします。

 

12月から1月に変る、年を越すということは

何か特別な感じがします。

11月から12月はどうってことないのに、不思議ですね。

節目を大事にしたいということなんでしょうね。

 

ただ、私は思うのですが、こういう「よいお年を」「今年もありがとうございました」という

言葉を交わす時には、人はなんとなく誰しも優しい気持ちになっているような

気がします。

当院の待合室でも、そろそろそんな言葉がやりとりされているのですが

やはりみなさんお帰りになる時は、とてもいい表情で帰っていかれます。

 

そういう意味で

私は12月という月は好きです。

それも押し迫ってくる時期が大好きです。

バタバタするけど、なんだか気持ちがいつもよりも優しい気持ちになれる気がします。

みなさんは、いかがでしょうか?

2010.12.17田中のお弁当

今日のお昼休み。

歯科衛生士の田中のお弁当を見てびっくり(><)

田中のお母さんが毎日娘のために作ってくれているお弁当。

おかずがなんと7種類も!

ここで驚く私がおかしいのか???(笑)

 

お弁当を作る側なのでよくわかるのですが

あんなに小さいお弁当箱にこれだけの種類のおかずを色を考えて

健康も考えつつ毎日作るってことは本当に大変なんです(--:)

作るのが大好き!という人でも

きっと大変。

 

きっと田中のお母さんは、これを娘に食べさせたいと思い

食べている顔を思い出しながら作っていると思うんです。

でなきゃ作れません。

 

私も毎日ではないですが、週に2回子供にお弁当を作りますが

小さいお弁当箱にあれこれ入れようと考えると結構大変です。

でも、帰ってきて空っぽになってるお弁当箱を見るとやっぱり嬉しくて

次は、のりで絵を描いて入れてやろうとか、こんな私でも思ってしまうから

不思議です。

 

お弁当で思い出したのですが

私は小学校の頃、お弁当箱になんとクラッカーにスモークチーズがはさんであり

おかずはオリーブが入ってたことがありました(--)

お弁当がからから鳴るので何が入ってるんだろうと思いきや

開けてビックリ

「これは酒のつまみじゃないか?」と担任の先生とクラスメートに

大笑いされた体験があります。

泣きながら家に帰って母親に訴えると

「何いよん?おしゃれで良かったでしょうに・・・」と一喝され、翌日から

もう自分で作ろうと決めました(泣)

 

田中のお弁当箱を見て

あったかいお母さんに育ててもらってるんだなあと思いました。

うらやましい限りです。

2010.12.17うれしいこと

kenyama.jpg

今日は朝から嬉しいお客様が続き、ちょっとご機嫌なマネージャー(^^)

こんなメモを持ってきて下さいました。

行政の方です。

吉本歯科医院の子育て支援事業を本当に底からサポートして下さっている方。

この方がサポートしてくださったおかげで吉本歯科医院がいろいろな

子育て支援の表彰を頂いたり、職場環境の取り組みで紹介して頂けるような

機会を得ました。

また、この方にお会いできたことがきっかけで、私は職場環境を良くする、ということに

ハッと気がつかされたことが多く、

改めてあの時、お会いできていなかったら今はないなあ、と感じます。

全ては、出会いです。

 

うちのニュースレターを熟読して下さっており

今日こんなメモを(^^)

「マネージャーね、これをずーっと読んでて母性型経営はこういうことが

やりたいんじゃないのかって思ったことがあったので心に残った言葉を抜粋してみたよ」と。

もう、本当に嬉しいですよね。

こういうことを表現して下さることもまた、嬉しい。

 

自分が書いたことをこうやって「心に残った」と教えてくれた時

なんだか共感してもらえたような気がしてきます。

 

また、3年ちかく吉本歯科医院に出入りしてくださって

うちのスタッフの様子をずっと見て下さってそう感じてくださったことが

余計に嬉しく、そのことを私はまた嬉しくてうちのスタッフ達に話をしたくなるのです。

 

いいことが起こると私はすぐそばにいる人に話すクセがあるのですが

最近気がついたことに、

「いいこと」があったとき、それをすぐ誰にでもいいから人に話すと

またすぐに「いいこと」が起こってしまう、ということなんです。

不思議です。

 

あまりにもこういうことが続くと、

きっと何かあるのか?と思ってしまいせんか?

面白いので、これはうちのスタッフで流行らせようと今、思いつきました(笑)

 

どんなことでもいいので、

何か心が喜んだり、あったかくなったり、嬉しくなったことは

誰でもかれでも隣の人に話をしていたら

きっといいことが起こります。

 

それはきっと、嬉しかったことをすぐにそのまま口に出すことで

すっきりするし、口にしている内容は「嬉しい」という気持ちそのものなので

聞く方も、それを受け取ると嫌な気持ちは伝染しません。

 

話す言葉は言霊だと私は信じているので

人を嫌な気持ちにさせる言葉はやっぱり使いたくないし

うちのスタッフたちにはもちろんそんな言葉を浴びせたくないです。

大事な人にはいい気持ちになるような言葉を伝えたい、そう思います。

 

2011年、ひょっとしたら素敵な賞をいただけるかもしれないそうです(笑)

 

ありがたいことです。

2010.12.16お便り

先日受けた講習会に参加されていた先生から素敵なお便りと

これを読んでみたらいいよ、という本を送って頂きました。

話の中で、興味がありそうなんだろうなということを汲みとって頂き

まさにそういう本を送って頂いたことが、嬉しかったです。

 

70歳過ぎてでも現役でずーっと診療を続けられている先生で、あまりにも若々しかったので

「先生の若さの秘密は?」という話で集中攻撃の質問を受けていた方です(笑)

お話をうかがうと、やはり、その根底に「こういう風に生きたい」という哲学を

お持ちでした。

 

人はその人の想いに肉をかぶせて動いているようなものですで

その人の想い方がきっと、大事です。

 

若い頃には表面がクローズアップされるけれど、年を重ねるほど

その中身がもうそのまま表に目に見えて出てくるようになるので

やはり心模様次第なんだと思います。

 

また、講習会に参加されていた別の先生のことを思い出しました。

この先生は、まだたぶん40代です。

とても印象的だったの書きますね。

20代、30代、と順調に歯科医師をしていろいろとまあうまくいっていたそうです。

今の歯科の現状におかしいと疑問を持ちつつも

現状を打破することは難しいのなか、と思っていました。

 

この先生には4人のお子さんがいらっしゃいます。

ある時、その中の一人のお嬢さんが、急に難病指定されている正体不明の病気にかかり

命もあやういという状況になってしまったんです。

 

この病気は大量のステロイド投与が基本の病気で

しかし、その治療で良くなるという確証はまったくありません。

 

そして同じ病気の人がこのステロイド投与の副作用で

死ぬほどの苦しみを味わっているということも知りました。

 

他人事ではなく、自分の子供が今まさに命があぶない

薬を投与しても、その副作用で苦しむ

という状況に立った時に、そういった西洋的な今の医学の現状に

呆然としたそうです。

なすすべもなく、情報もなく。

探して探して、必死で情報を求めて、ある先生との出会い。

ステロイド治療は対症療法でしかない。

娘の病気の真の原因を突き止める原因除去療法を行いたいと

考えるようになったそうです。

 

そして現在、娘さんはステロイドを投与せず、学校に行けるようになるまで

回復されているんだそうです。

 

こんな体験を通じてこの先生は

あることに気がついたんだそうです。

「人のせいにせず、自分で決断し、自分で責任をとる」という

姿勢で生きようと意識を変えると

全てのことは好転していく、と気がついたんだそう。

 

自分の状況が悪いのは人のせい

病気が治らないのは病院が悪いから

 

こんな姿勢で生きている時

心の中から不安という2文字が消えることは、ないと私もそう思います。

 

私も、なにか不安だな、と感じている時は

あきらかに自分の心が止まってて、自分の状況を周囲や環境のせいに

している時です。

 

なのでこの先生がお話をされた時

私はとてもその言葉がスーッと入ってきました。

 

この体験から、この先生はご自身がやっておられる医院の診療に対する

スタンスを全て変えたそうです。

変えた、というより、変ってしまった、というのかもしれません。

 

人はハッと気がつくと、その瞬間に変ってしまうんですよね。

 

自分自身、

また、

自分の家族に

できないような治療はしない

 

当たり前と言えば、当たり前ですが

その当たり前を守ろうとすることが

今は実はとても難しいことになっています。

 

今、これをやっていることが自分の子供や大事な人の

健康や安全を守ることができるものなのかどうか

とふと頭をよぎったら、進む方向や選ぶものはきっと変ってくるし

すごいスピードであらゆることは改善に向かうと

私は思います。

 

人は自分の身が痛い状況にならないと

気がつきにくいものなのかもしれません。

どこまで行っても他人事なので。

自分が病気になったり

自分の子供が死にそうになった時はじめて

その自体が自分のことなんだと、気がつくのかもしれません。

自分に置き換えて考えもそうです。

わが子に何かあったら瞬間に真っ青になりますもの。。

 

食品添加物の話もそうですが

食品添加物を作っている会社の社長が、

自分の子供が自分の会社で作っている商品を口に入れようとした瞬間に

「それは食べてはいけない!」と言った、という話は有名です。

自分の子供に食べさせるのは駄目だけど、よその子供ならいいのか?

ということです。

 

うちで言えば

歯医者さんですので、

うちの院長が、自分の子供にはこの体に悪影響を及ぼす素材を入れることは絶対にしないけど

よその子供にならまあいいか、安いし、安いのがいいって言ってるし・・・という

ことと全く同じです。

「こんなことが起こるよ」という説明もせず。

 

お金を儲けるためなら何をしてもいい

という発想と同じです。

これは今どこの業界でも同じようなことが起こっているんだと

思います。

 

母性型経営を実践し、発信していると

面白いことに、いろいろな歯科以外の経営者の方が

お声をかけて下さるんです。

 

やってることは違うけど、言いたいことや伝えたいことは

全く同じです。

自分の家族にできないことはしない

自分の家族に食べさせられないものは作らない

自分の家族の体につけられないような商品は作らない

きっと、想いは同じです。

 

 

きちんとしたこと

というのは

きっとあたりまえのこと、です。

 

それは今、診療室でやっている治療の内容が全てです。

ひとつひとつの工程を、丁寧に行う

素材を選ぶ

見えない部分をきちんと消毒滅菌する

 

そういう細かいことの全てにまで

血を行き届かせることが

たぶん、「あたりまえのこと」であり「きちんとしたこと」です。

 

なので

組織には理念が必要です。

そして、その理念は末端にまで浸透してはじめて

役に立ちます。

末端にまで浸透するということは

うちで言えば、歯科衛生士が行う作業の部分まで

その理念が行き渡っているということです。

 

自分の家族にできないような治療はしない

 

うちの歯科衛生士さんたちにも家族がいます。

お父さんがいて、お母さんがいます。

今、私がやっていることは自分のお父さんお母さんにできることなのかどうなのか

お父さんお母さんは痛くはないだろうか?

 

そう、考えます。

 

こういう想いをそこにいる人間が

持っているかどうか、

それが大事です。

 

ふと、思いました。

2010.12.15ミーティング

opedr1.jpg

今日は大学から研修医の先生がお越しになっています。

さわやかです。

opedr.jpg

これからオールオン6のインプラント手術がはじまるのでその準備中です。

 

昨日のミーティングの話を少し。

昨日は久しぶりの定例ミーティング。

 

性格が対照的なカウンセラーの森下と、歯科衛生士の加島のやりとりが

やっぱり、面白かったんです(^^)

 

森下の性格は、なんでもそのまんまストレートに受け止め

思ったことをスッカーンとそのまま口に出して発言してしまう、そんな感じです。

 

それに対し

加島の性格は、「こう言ったら相手はどう思うんだろうな」ということを考えてしまい

言った後に落ちこんでしまう、そんな感じ。

気を遣いすぎちゃう、というところでしょうか。

 

他のスタッフに聞くと

「言いたいことや、思っていることがあっても気を遣っていえないことの方が多い」

側の方がやはり、タイプとしては多いです。

 

日本人はどちらかと言えば、そういうタイプの方がきっと多いと思います。

 

森下さんのようになんでもストレートに言えたらいいね、っていろいろな人に

声をかけてもらうのですが、その張本人の気持ちは実は複雑です(--)

 

「私は一言多いのでは?」

「気を遣って発言しなくちゃいけないのでは?」

「思ったことをそのまま口に出していいのか?」

「好き嫌いが顔にそのまま出ちゃってるのでは?」

こんなことをグルグルふと考え出すたところ

お腹まで痛くなってきた始末(泣)

森下、実はとってもデリケートなんです。。。。(笑)

 

どちらがいいとか、悪いとかの問題では

きっとないんだと思います。

 

こういう個人の性格は、職場だけでなくきっとその人が関わるすべての

人間関係においてそうやってやっているはずですので

その状態が自分で嫌いであればパターンを変えてみるように

意識を向けていけば、きっと3ケ月ほどで変っちゃうと思います。

 

その状態が実は嫌いではなければ

かえる必要はないし、たぶん、変えようともしないはずです。

 

要は、その状態が自分で好きか嫌いか、です。

 

ただ、私は森下のように、とにかくお腹の中に何かモヤモヤとしたものを

少しでも抱えている時に、その場で「実はこう思ってる、嫌な気持ちがしている」ということを

吐き出す、ということはとても素敵なことだと思います。

 

相手にぶつけることは悪いことでは、きっとないです。

問題はその後なんですね。

吐き出した後は、もう自分側はすっきりしていますので

きれいさっぱり忘れてしまうことができたら、

逆にその関係はさらにまた続けていくことができると思うので

より仲良くなってしまえるかもしれません。

 

嫌なことや、モヤモヤしていることを自分の中に溜め込んで

一人で悶々としている、という状態がきっと一番人を醜くするんだと

私は最近そう思うんです。

私の場合はそういう時に鏡を見るとやっぱりブサイクな顔してます(--)

美容に悪いです。

 

だから、話し合える、という場が必要ですし

話をし合える関係というのが絶対必要です。

 

職場の人間関係がうまくいかずに会社を辞めてしまう人のほとんどは

「吐き出すことができずに一人で悶々としていた」

ということがほとんどだと思います。

言いたいことを吐き出せていれば、関係は変わっていたのかも

しれません。

 

言うだけ言って、それでも駄目だ、聞き入れてもらえない、

聞く耳も持ってくれない、となった時には、離れることもまあしょうがないかなと

思いますが、それをせずして関係を壊すのはやはりちょっともったいない気がします。

 

男と女でも、しょちゅう何かしら小出しに文句を言ってケンカしてる方が

長く続きそうな気がしませんか?

職場での関係もプライベートの関係も、たぶん、同じです。

一人の人間がやっていることなので。

 

ケンカして、その後ちゃんと仲直りができる人は

きっと誰とでも結構うまくやっていけるはずですし

仕事だって、うまくやっていけると思うんです。

 

ケンカというのは、

そんな明らかに意見の対立ということはほとんどなくて

よくよく掘り返してみたら、些細な行き違いや、誤解や思い込みが

9割です、きっと。

 

お互いにタイミングが悪くって、そのまま誤解が誤解を生んで

「もう駄目かも」「そもそも合わないのかも」と勝手に妄想しちゃう

ことがほとんど、です。

私はこれで何度も痛い目をみました(--:)

 

37にもなると(笑)

そういう行き違いや誤解や勘違いで、大事な人との関係を

壊すということをあんまりしたくなくなるんです。

せっかく会った大事な人だから、ずっと縁を続かせたい、というように

意識が働くようになってくるんです。

 

うちの今のスタッフたちに対しても同じで

せっかくこうやって縁あって集まってくれているんだから

その縁を大事に続かせたい、と思いますし

その縁がお互いにとって意味のあるものなんだ、と思いたいです。

対照的な性格が横に並んでいることだって、

きっとお互いにとって意味があるからここにいる、と

思いたいです。

 

また、そういう誤解や思い込みや勘違いや行き違いで

微妙に噛み合わなくなってくるのをその都度微調整するのが

話し合い、です。

 

そんな場として私はうちの定例ミーティングを考えています。

言った言わない

聞いた聞いてない

伝えたつもり

伝わっていない

こんなことは職場には日々起こります。

 

では、連絡網を作ればいいのか

とか

伝達するルールを細かく決めればいいのか

という問題では、きっとないんです。

 

きちんと伝わっていなかった

ということは

伝える側には

「この人にはどうしても伝えておいてあげよう」

という気持ちがないことが多く

受け取る側も

「ちゃんと聞いておこう」

という気持ちがないことが多いんです。

 

ようは関係性の問題です。

 

人と人同士の関係が

思いやりに満ちているものであれば

これを伝えておいたらあの人は助かるだろうな

とか

これを言ってあげたら喜ぶだろうな

という想いが勝手に出てきますので

情報なんて勝手に伝わっていきます。

 

その逆は、ないです。

 

あの人どうも苦手

あの人どうも嫌い

という人には、肝心なことを話してあげよう

なんて気にもならないから、です。

 

私は大好きな人にはどんな些細なことでもいいことは

伝えようと思っています。

 

嫌いな人は、思い出しもしませんので

そんなこと思いつきもしません。

そんなものです。

 

昨日のミーティングでうちの受付の樋口が、こう言ったんです。

「私は、とにかくプラスのことは人に対して口に出して言おうって思ってるんです」って。

素敵だと思いませんか?

 

人のほんの些細なこと、ちょっと素敵だなって思うことに気がついて

それをそのまま口に出して表現していくことって、

これほど人間の表情をキレイにするのかなあって改めて思います。

 

当院の樋口は、もうみなさんに大公表したいくらいの

表情美人、です。

多くの患者さんに「樋口さんの笑顔はほんとうに素敵ね」ってシャワーのように

浴びせて頂いたお陰でしょうか?(笑)

 

もともと感じのいい樋口でしたがここ2年で明らかに変りました。

人を受け入れている顔、とでも言いましょうか

彼女の前に来ると、ほっとする、という患者さんがいらっしゃいました。

それを聞いて私も納得。

 

つまり、心が開いているんです。

樋口の心が「どうぞ、どうぞ^^」という気持ちでオープンなので

それが目に、そして表情に全て現れてしまうんです。

人を受け入れる気持ちがあるのか、ないのか、

全部出てしまうんです。

 

人間ってたぶんそんなもの、ですよね。

 

どんなにキレイにお化粧してキレイな格好していても

パッと見た瞬間に目が閉ざしてて目の奥が笑っていなかったりすると

私は全然魅力を感じません。

 

当院には本当に毎日老若男女いろいろな方がお越しになるのですが

その全ての方にきちんと対応してきた、その2年の日々が積み重なって

今の樋口の顔があるんだと思います。

 

仕事だから、適当に対応するという人もたまにいますが

それはきっと生きるスタンスとしては損をしています。

 

仕事で会う関係の人だから適当にする

大事にしない、のではなく

今日はじめて会ったこの人に対してもきちんと大事に対応していくことで

その人はもう次に会った時には「濃い関係の人」になっていくと思います。

そうやって人と向き合っていると

一生はあっとう間だし、

仕事もプライベートもぜんぶ一緒になってしまうと思うんです。

なので「患者さんと密な関係を」なんて、特に意図して考えなくても

勝手にそうなってくるんです。

 

こういう感覚が樋口は直感としてわかる人だったので

「どうやら吉本歯科医院は感じいいらしい」と患者さんに誉めて頂けるんだと

想像しています。

 

逆にこういうことがまったくチンプンカンプンな人が

受付に立ってしまったら

大変です(><)

 

感覚の問題ですので、通じる人には100通じていくけれど

通じない人にはどんなに頑張っても1も通じません。

真ん中はない、です。

見極めが大事です。

 

樋口の話でまた飛んでしまいました(^^:)

 

話し合える土壌を作る

大事なことだと思いませんか?

 

通常の会議や上から下への指示命令のやり方は

どうしても、上対下の、対立が水面下にあります。

 

上からの命令は絶対なので、下は反発しますが

表面上は隠します。

でも、上司は気がつきませんが、そこには必ず「心の対立」が

あるんです。

 

対立からは何もいいものは生まれませんし

そこにいる人やそれをする人を幸せにする力はない、です。

 

でも、今は世の中どこを見ても「対立」ばかり、です。

競争社会ということは、つまり、あの人よりも自分が上に、ということです。

ですので、「対立」です。

上にいけるかもしれませんが、しんどいし、孤独がついてまわります。

 

「対立」の延長に「人と心で繋がる」ということは、絶対にありえません。

向かってる方向が間違ってるので

到達する着地点も違うんです。

 

どんどん時代が進んで、競争社会で人はどんどん疲れます。

歯医者さんだって、コンビにより多いって言われていますので

実は大競争です(--)

歯医者さんそのものが、疲れきってることも

多いんです。

 

でも、私は、その中に入ってしまったらきっとうちは駄目になると思ってます。

競争競争の中にいると人間は心がささくれてきます。

また、競争、となるとその向こうにある人の顔は見えなくなってしまうんです。

悲しいかな。

利益しか、見えない。

 

ささくれた心からは

明日も生きようとか

今日もいい日だった

とかそういう人間らしい気持ちは湧いてきません。

 

対立ではなく、その場その場で話し合い調整しあい

共調?することができれば、いろんなことが

緩やかにうまく回っていくような気がします。

 

どんな場に自分の身を置くか

誰とどんな風に付き合うか

どんな考えで仕事をしていくか

そして経営をしていくか

そういうことが、今とても大事なことだと思ってます。

 

軸が決まれば、覚悟が決まりますので

人に対するスタンスも

仕事に対するスタンスも

ある程度一貫したものが固まってくるんです。

それがない時は、とてもぶらぶらしてて苦しかったので

今は、とてもいい状態です。

 

今、私達が常識的に考えてることって、あります。

たとえば

「仕事のためだから、嫌な人とも付き合う」

とか

「お母さんだからこうしなくちゃいけない」

とか

「夫婦とはこうあるべき」「家族とは」

とか

「仕事にストレスはつきもの」

とか

 

こういう今はみんなが普通に考えていることって

もう10年、20年もしたら

「そんな時代もあったらしい」

くらいの価値観に変っているかも、しれません。

 

これだけ物質が豊かになって誰も食べることには困らなくて

そんな状態だと

誰だってよっぽど何か意識して生きていない限り

自分が生きてる意味も見失うと思うし

何をやっても充実感を得られないし

やる気も希望も湧いてこない、

そう思います。

 

つまり物質的には豊かになっていても

心はそれほど豊かじゃない、ということ。

 

私はこのブログでいろんなことをああだ、こうだと好き勝手に書くわけですが

思いもかけない方がよんでくださって

コメントを頂くことが、あるんです。

 

共感する部分もあるし、

それはないでしょ、ということもあります(笑)

でも、そのやりとりが私はとっても面白いし、また、嬉しいんです。

 

そこで私が思うのは

やっぱり集団でいる時はわからないけれど

一人一人は内面で、ものすご~く、同じように考えているんだな、ということです。

自分の気持ち、とか、心のあり方とか。

 

人が生きる価値観が

そろそろごっそり変ってしまうような予感がしませんか?

 

それはきっと、今ある枠がとても窮屈に感じるからです。

こうあるべきとか

こうでないといけない

とか

そういう全ての価値観が

どうも窮屈でならない気がします。

 

最終は人は誰しも幸せに生きたいと思ってます。

今日の今が幸せじゃないと、それに続く明日も未来も

幸せじゃないので、

そう思うと

今、目の前だけが私の現実なんだろうと思います。

 

時々はちゃめちゃですが(笑)

2010.12.14生きてます(^^)

一週間以上ブログを更新しなかったのは初めてです(--:)

昨日、当院歯科衛生士の田中が「うちのお父さんが、マネージャーなんかあったんか?」と

心配してくださってたそうで(泣)お父さん、ありがとう。。。(^^)生きてます。

 

このうっとおしい長々したブログですが、毎日読んで下さっている方も

実はいらっしゃり、1週間も更新していないと、「何かあったの?」と嬉しいメールを

下さったりします。

 

私も、ほとんど2日に一回か、多いときは毎日書いているので

毎日歯みがきをするように書く癖がついています。

頻繁に書けている時の方がどう考えても調子が良く、頭が冴えているような気がします。

書くことは外に発信することもそうですが、自分に言い聞かせていることが多かったり

自分を振り返っていることの方が多く、そのことが私にとってとてもいい影響を

及ぼしていると勝手に思っています。

 

先日大阪で受けた講習会の先生から

本が一冊届いていました。

 

講習会で受けた内容が文章にきちんと落とし込まれており

漠然としていたことが、頭できちんと理解することができました。

 

なんとなく感じていることを、的確に文章に表現されているのを読むと

「そうそう、そうよね!」と妙に嬉しくなってスーッとすることってありませんか?

私はそういうことよくあるんです。

しかも、絶妙なタイミングでそういうものに出あったりすると

ますます興奮してきます。

 

「あの人と一緒にいると調子が悪い」

「あの場所にいるだけで妙に疲れてしまう」

「あの集団の中にいると気分が落ち込んでくる」

そういう体験って、ありませんか?

それはすべて人が無意識に醸し出している「目には見えない何か」によって

影響を受けている、お互いが影響を与え合っている、ということなんだと

そういう流れでこの本ははじまります。

 

「目には見えないけど確かにあるもの」

それが人が出している雰囲気であったりします。

それを日本人はおそらく、「気」である、とよんでいたんだと、思います。

 

病気の「気」

元気の「気」

気分の「気」

邪気の「気」

雰囲気の「気」

 

また、

気が合う

気が合わない

どうも気が乗らない

その気にならない

 

外国人には、「なんのこっちゃ?」と思うような言葉ですが

日本人であれば、頭ではわからなくても感覚としてわかる、という

部分がありますよね。

 

私は子供のころからずーっとそんなことばかり考えてしまうような

子供でしたので、こういう話はスーッと体に入ってくるんです。

 

人が本当に幸せに生きられるために

一番必要なもの、それは、お金でもなく地位でもなく

いい気を出している人と一緒にいられたり

心の交流をしていけることだと思っています。

最近はもう確信をもって、そう思います。

 

たまたま今日のお昼は定例ミーティングでした。

しばらく時間が取れずミーティングが出来ていなかったのですが

久しぶりに2時間みっちりみんなと話し合いの場を持てると

やっぱり、「ああ、話し合うって本当に大事」って痛感します。

 

職場でミーティングを行う、というと通常は業務的なことを連絡しあったり

相談しあったり、問題を出し合ったり、ということが主になるのですが

当院の場合は、少し、違います。

もちろん、そういった業務的なことも話し合うのですが

それ以上に重要視しているのは、うちにいるスタッフ一人一人の気持ちや、心模様を

グレーなものから、晴れやかなものに微調整する、ということ、なんです(^^)

 

人の感情や気持ちはいつもいいばかりではなく

上がったり下がったり、します。

自分が調子がいい時でも、周囲の人が最悪な状態の時に一緒にいると

その空気が伝染してこっちまで気持ちが落ち込んでしまうことだって、あります。

そういうことをみんなで話し合っていくうちに

わかってくるんです。

 

私だけじゃなくって、この人もこの人も、

アップダウンがあって、感情が落ち込んだり上がったり

悲しかったり、嬉しかったりするんだ、ということが。

 

そういうことが当たり前のようにみんなが共有できるようになると

チームで仕事をすることはとても楽しくなります。

 

実は業務的なことを10分だけ話をして、あとの1時間50分は

自分たちの気持ちを吐き出しあったり、聞いてもらったりする時間に

使うとすると、

普通に考えると生産性が悪そうに見えるのですが

(女同士がああでもない、こうでもないってくっちゃべってるだけに見えます(^^))

実は、違うんです。

 

心をあたためることで実は生産性をあげ

お越しになる患者さんたちに、いい気持ちの伝達ができるようになるので

結果としては、最高に効率がいい、のです。

 

この因果関係わかっていただけますか??(笑)

 

高いお金をかけて教育する必要なんてどこにもなく

居心地のいい場、自分たちの心がほっとする場を作ることができれば

人は勝手に能力を発揮する生き物だと思います。

 

人は変えるものではなく、勝手に変るものだし

人を集めようとするのではなく、人は勝手に集まってくるものだと、思います。

 

それはここ2~3年で母性型経営を実践していて

そう、感じずにはいられません。

 

人と人とは面白いほど影響しあって生きている

ということを知れば

では、どうしたら、自分がいつもいい状態でいられるか?ということは

おのずとわかってくると、私は思うんです。

 

あの人がいるから私は気分が悪い、

と思ったとしても、

逆に考えたら

自分もまた一緒にいる人に悪い影響を与えてはいないだろうか?

と考えますよね?

 

お互い様なので(笑)

 

私は、職場環境を守る、ということはこういった心の部分まで

整備することがこれからはもっともっと必要になってくると思います。

どんなに福利厚生を良くしたって

どんなにお給料を良くしたって

どんなに休日を多くしたって

日々、一緒に過ごす職場の人間同士の空気が悪かったり

気が滞っているような関係ばかりだったりしたとしたら

その職場はやはり、駄目、なんです。

そこにいる人の自信や元気を失わせてしまうような「場」には

誰だって長居したくはありませんし、そんな「場」にお客さんが寄ってくるわけはないからです。

 

こういう話をミーティングでしはじめて約2年。

日々の中で普通にこういう話を折々にするので、うちのスタッフ達は

もう慣れたと思いますが、私はこういう「目には見えないけれど大事なもの」を

もっともっと一緒にいる人同士が話をしあえたらいいのになあっていつも、思います。

 

人はいろいろなものと影響しあいながら生きています。

関係ないよ、と言いながらも半径10メートル以内にいる人間同士は

やはり、関係しあっている、そう思います。

 

うちの若いスタッフの例で言えば

彼氏ができてうまくいってる時はルンルンの顔して仕事してますし、

例えば患者さんが小さな可愛い赤ちゃんを連れてきて、その赤ちゃんがにこ~って

笑いかけてきたら一瞬にして心があったかくなります。

外が曇ってて雨が降りそうな時は、なんだか心まで憂鬱になります。

当たり前と言えば当たり前ですが、

何かしらに影響を受けて生きている証拠だと、思いませんか?

一人だけで完結して生きられないんです。

 

そういうことに気がつくと、

自分が誰か相手に働きかける「気持ちの質」がとっても大事だなって思います。

その「気持ちの質」は

暗いものより

明るいものがいいし

冷たいものよりは

あったかいものがいい、ですよね。

 

私は、確信してることが、あるんです。

人と人とが影響しあっているとしたら

自分の気持ちの質次第で、目の前の相手はどんな風にでも変ってくれるし

周囲も、同じように変化してくる、と。

 

自分の中に、嫌な気持ちが湧き上がってきた時は

間違いなく、私は周囲に、そして関わる出来事に悪い影響を与えていましたし

そこから得る結果はやはり、惨憺たるもの、でした。

悪い因子からは悪いものしか生まれないんです。

 

自分の心が気持ちのいい状態の時は

人との関係は通常では考えられないようなことが

起こったりします。

 

この人を信じよう

とか

この人のいいところはここだろう

とか

この人と仲良くしたいな

とか、

そういうストレートな気持ちをそのまま相手に表現できている時、

相手との関係は明らかに良いものに発展していきます。

 

 

逆に

信じられないなあこの人

とか

この人のここがいや

とか

頭の中にある時は、どんなに表面を取り繕っても

相手とはいい関係に発展することは、ありません。

 

私達は、肉体という殻をかぶってはいますが、

実はその中身である心同士で、実は交流しあっている生き物だと

私は思ってます。

 

心が通じ合える

という感覚はまさに、そのものズバリだと、思いませんか?

 

こういうことを頭でも体でもよ~く知っておいて

そうやって人と向き合っていくことができれば

極論すればそれは、人生の価値観や、未来も大きく変えていってしまう

力になります。

 

私は最近こんなことを思うんです。

縁という言葉が、ありますよね。

あの人とは縁があったのよね

とか

縁がなかったのよ

とか

こういうことって信じるか、信じないか

人によっていろいろだと思うのですが

私は信じる派、なんです(笑)

信じる、というかどう考えてもそうとしか思えない、そう感じてしまうんです。

 

今日もミーティングをしていて思ったのは

今、こうやってこのテーブルを囲んで一緒に話をしているこのメンバーとは

やっぱり縁があるんだろうなって思います。

そして縁の濃い人同士は勝手に繋がっていく、そう思いますし

縁の薄い人とは、どんなに一緒にいたいと思っても

やはり離れていってしまうんです。

 

そんなことを強く感じはじめてからは

あまり、いろいろなことに執着をしなくなったように思います。

何がなんでも!と思わないし、

きちんと向き合ってやることはやってそれでも縁が濃ければ

人と人同士は繋がっていくと信じているので

そう考えると心がすご~く楽チンです。

 

 

ミーティングが終ってお茶を飲んでいると

当院の患者さんから、お電話がありました。

当院に長く通って下さり、いつもいつも加島のメインテナンスを喜んで受けてくださっていた

この患者さんの奥様が亡くなられた、とのこと。。

思いもかけない知らせで、私達も言葉を失いました。

大病が見つかってからもご夫婦いつも明るく、

「手術したらまた元気になってくるわ~~」とあまりにも明るい笑顔で

お会いしたのが最後です。

 

加島は特に思い入れのある患者さんだったので

胸がつまります。

 

明日お通夜に行ってきます。

 

加島と話をしたのですが、私も誰も、みんな平等に例外なく

行く先は、「人は必ず死ぬ」ということ、です。

行く先はきっとみんな一緒です。

 

だから今、たまたま一緒にいる人とは

やっぱり縁が深いんだと思います。

 

そういう話まで職場の人や日々出会う人と普通に話しをしていくことができれば

細かい話は、あまり必要ではない、そう思いませんか?

2010.12.06講習会

昨日は大阪に研修会に出かけてきました。

朝10時、講師の先生が入ってこられいきなり

「では、みなさん、体をちょっとリラックスさせるため腕立て伏せをしましょう^^」と(笑)

うでたてふせ、ですか・・・・?(--)

 

そして一斉に腕立て伏せをはじめる受講者・・・。

私は10回くらいで腕がヒクヒクです。

もうやめていい??とすがる様な目で講師を見る私。

「じゃあ、あと15秒」と言われた途端に

「15秒なら頑張るか」とセッセと頑張って腕立て伏せをしました私。

 

腕立て伏せひとつにしても、

「今からいいと言うまでやり続けなさい」と言われここで終わり、と決められなければ

苦しみが続けれど、「あと1分」と言われた瞬間に、「あと1分なら」と苦しみが

消えます。

 

昨日の講習会はこんな感じではじまりました。

詳細はまた後日まとめて書きますが、

人間の脳には自分に関するすべての情報がつまっており

本人が必要とする時には必ずその情報は脳から発信され身体にサインを送っているそうです。

 

それを自分でキャッチすることができればあらゆる症状は自分で解決の糸口は見つかる

ということを実践していくという考え方を全国の医師や歯科医師そして治療家、医療に関わる人に

教えている、そんな先生です。

 

 

やはり、噛み合わせを軸に治療を考えられ

歯と全身との関わりを勉強されている先生方がたくさん

来られていました。

 

例えば

「あなたにガンが見つかりました」と宣告された瞬間に

身体がだるくなりそんな気になってしまい寝込んでしまっていたのに

「あれは間違いでした」という一本の電話で一瞬にして元気になったという人が

います。

 

または、

月末に社員の給与を振り込めないほど資金繰りに苦しんで胃に穴が空いてしまった

社長さんに、

「いくら足りないの?出してあげる」と差し出してあげた瞬間に胃がもとに戻ったという人が

います。

 

またサッカーをしている人で

足の指を折っているにもかかわらず大事な決勝の試合に出場し

必死になって戦っている時は痛みをほとんど感じなかった。

試合が終った途端ものすごく痛くなってきた。

 

こういう例って、なんとなく感覚としてわかるような気がしませんか?

 

つまり病気や症状の半分は自分の脳の中で

作られてるんだ、ということです。

同じような状態だったとしても、その人の受け止め方や考え方によって

病気や症状の感じ方も全く違ってしまう、ということです。

 

私達は今回の講習会は、当院院長が行っている「噛み合わせ」に関する考え方

を深めるために参加したのですが、内容の濃い一日が終った後に得たものは

改めて人間はすごい、もっと言えば人間の身体は本当に完璧にできている、ということを

信じることができた講習会でした。

 

お昼休みの時間もすっ飛ばしそうな勢いの迫力のある講習会でしたが

夢中で聞き入ってしまいました。

 

当院院長がいつも患者さんにお話している

「歯は常に、死ぬまで動き続ける」

「噛み合わせは、常に変り続けている」

ということも理屈ではなく、目の前で実際に見て感じ、腑に落ちました。

 

歯が痛い

歯が違和感がする

噛み合わせ異常

噛み合わせに違和感がある

顎関節症

顎が痛い

口が開かない

カクカク音がする

入れ歯が合わない

入れ歯が痛い

歯軋りがひどい

くいしばりがひどい

前歯が出てきた

下顎が出てきた

歯並びが悪い

 

そんな時にまずはその悩みを一番に相談する相手は歯医者さんです。

しかし、もし歯医者さんにいったとしても治らなかったり

原因がわからないといわれたら

どうでしょうか?

 

転々と他の歯医者さんを巡りめぐりますよね。

そして最後には大学病院に駆け込むのですが、それでもいっこうに良くならない。

 

当院にもそういう患者さんは毎日たくさんお越しになられますし

メールでのご相談の数も減ることは、ありません。

 

歯医者さんに行くたびにどんどん悪くなっているのではないか?

歯医者さんを転々としているうちに、最後にはどうにもならない状態にまでなってしまった

という患者さんがこんなにも後を立たないのは、なぜでしょう?

 

今の保険制度にも問題がありますが

今回の講師の先生は、それだけではない、と強くおっしゃいました。

 

自分の体は自分で守る

責任を取るという意識を持たない限り、

どんな病気も治ることはない、と。

 

医療に関わる人は、患者さんご自身がそのことに本当に気がつくための

お手伝いをすることがその使命なんだ、とお話されました。

 

とは言ってもねえ・・・とつぶやく受講生の前で

本質的なことを一言。

 

体に起こっているいろいろな問題=脳の状態

とするならば、

その脳の情報をキャッチしているセンサーとなる部分が

人間には3つ、あるんだそう。

それは

①うぶ毛

②噛み合わせ(口腔内)

③目

です。

 

①のうぶ毛ですが、みなさんもうぶ毛が体中にありますよね。

腕のうぶ毛、うす~いほそ~いそのうぶ毛を指先で少し触れるか触れないかでも

その感覚は察知できますよね。

ゾゾゾっとするか

じわわ~っとするか

いろいろだと思いますが、ほんの少しの刺激でも、反応してしまうのが人間です。

 

そして②の噛み合わせですが

例えば口の中に、髪の毛一本が入ったとした瞬間いかがでしょうか?

瞬時に違和感を感じませんか?

砂が少し混じっていただけで違和感を感じませんか?

歯科の治療で言えば、ほんの数ミクロン削っただけで違和感を

感じてしまうのが人間だそうです。

 

③の目、ですが、

これは私は一番よく分かる部分だと、思います。

目はすべてを表わすと言いますが、

さまざまな情報を全部外に現しているのがこの目です。

 

ほんの些細な刺激、微妙なことに敏感にわかることができる

ということが、つまり「センサー」ですので

明らかに目に見えて変化が分かる、というものではありません。

 

昨日は講習の中で実践、実践、実践の連続だったのですが

一日中ずーっとこういう実践体験をしていくと

いかに日々、感覚が鈍っているかということに気がつかされます。

微妙な感覚は、常に意識していなくては

どんどん鈍ってしまうんですね(><)

 

 

脳の情報をキャッチしているセンサーが

この①~③だとしたら

その②を扱っているのが、「歯科」です。

実は体にとってものすごく重要です。

 

最近でこそ、歯と全身のと関係がうたわれていますが

やはりまだまだ、

歯=虫歯で削って詰める

歯が抜ける=入れ歯、インプラント

くらいの関心しかないのが現状だと思います。

 

昨日の講習の中で私が一番夢中で聴きいった部分は

 

病気や症状の治療を行うときに

一番最初に考えなくてはならないのは

「私達は体の一部を地に接して生きている

ということ、です。

当たり前ですが、そんなことを日々考えて生きてる人なんてそうそう、いません(--)

 

地球上に生きている限り、私達はたってても、座ってても寝てても、あるいは

よつんばいになっていても、その体の一部は地に接しています。

その地に対してきちんとバランスが取れた姿勢でいればいいのですが

そのバランス軸が崩れるとその影響は全身におよびその結果さまざまな症状を

引き起こすというものです。

 

昨日の講習の中で筋肉反射という実践を何度も何度も行ったのですが

私達の体というものはほんのわずかでも異常があれば何かしらの反応が

筋肉、という部分に出てしまうんです。

筋肉のない私でも(笑)

その反応の出方は何度も繰り返していくと、すぐにわかるようになります。

はじめは鈍ってた感度も、何度も繰り返すうちにだんだん研ぎ澄まされるのでしょうか?(笑)

意識を集中していくと、瞬間に誰でもわかるようになってくるんです。

とっても面白い実験でした。

 

私自身のケースで言えば、

私は全体的にかみ合わせがもともと悪く、現在もかみ合わせの治療中(ゆるやかに)

なのですが、通常の場合は奥歯でモノを噛めないんです。

噛み合わないといえば正解でしょうか?

 

それが、昨日、講師の先生のちょちょっとした体のバランス軸の調整を行なうと

なんと奥歯でしっかり噛み合えるようになるんです。

さらに、奥歯で噛めないということ重力のバランスが取れていないことなのですが

そのバランスのズレが原因で右の膝に故障が出ているんだということまで

突き止めてしまいました。

 

ここ半年ほど、右の膝の裏が神経が触るように痛む時があって

何度か治療院にもいったのですが、症状は良くならずそのまま

ほうっておいた部分でした。

 

先生に調整をしてもらい膝をあっちこっちに動かしてみたところ

嘘みたいに痛みが消えてました。

膝の痛みにコンドロイチンでも飲もうかな、と思ってたとこですが(--)

そういう問題では、ありませんでした(泣)

 

これはほんの一例ですが

昨日実際に目の前で講師の先生がやってみせてくれたことは

よくよく考えてみたら

「そりゃ、そうだよね、あたりまえだよね」という内容のことでしたが

すっかり今の西洋医学の常識に入りこんでしまっていると

なかなか素直に受け止められにくい参加者の先生方もいらっしゃったかなと

思います。

 

私達の脳は、否定するとその方向へと向かうそうです。

逆に、「いいようになりたい、良くなりたい」と素直に脳が思うと

その方向へ体もなっていくんだそう。

 

こういう話をすると

ついオカルトっぽく想像されがちですが

私はもうまったくその通りだと、思います。

 

1%でも疑心があれば、私はどんなことをしても病気は治らないと

思うし、治療を受けてもいい方向には向かない、そう思います。

80%信じるけど、20%は疑っている、ということは

ありえません。

信じ切れているか、どうか、だと思うんです。

それは人が生きるどんなことに対してでも、です。

 

信じるものは救われる

という言葉は、きっと正しいです。

 

・・・と書いていたら

福岡からお久しぶりの患者さんがお越しになりました。

そしてまさに、「信じるものは救われる」という言葉を実践しておられる方。

S様です。

 

Sさんとの最初の出会いは、東京からこの四国に転勤してこられた時です。

今からもう数年前になります。

 

最初の当院院長との出会いからもうずっと通ってくださっています。

昨年広島に転勤されたのですが、

「吉本院長の治療が自分のモノサシになってしまっているので

他には怖くて行けない」と、おっしゃってくださり

今日も広島からお越しくださいました。

 

Sさんが過去のことを振り返られしみじみおっしゃられたのは

「武道をずっとしていたので歯が故障することは多く、歯医者だけは

もう数え切れないほど行きました。

東京にいる時も、数え切れないほどの歯医者に行きましたが

吉本先生ほど、丁寧に建設的に、いいこともそして悪いこともきちんと説明して

くれる先生はいなかった。

先生は治療までのプロセスがもう全然違っていた」

と、嬉しい言葉を頂きました。

 

また、もうひとつSさんが驚かれたことがあったんだそうです。

それはたまたま私達吉本歯科医院のスタッフがミーティングをしていた時のこと。

Sさんが時間外での診療に急きょお越しになった日でした。

Sさんの治療を院長が行っている時に

私達スタッフは、患者さんへの対応について講師の先生から

いろいろと指導を受けていた最中。

 

Sさんは驚かれたそうです。

「え?歯医者さんでそんな細かい教育をやってるんですか?」と(笑)

それもこんな田舎の・・・あっすいません、という感じでしたが(><)

 

ご自身の多くの人を抱え、まとめていく立場の方。

教育の大切さを身をもって実感されておられます。

 

人の教育にお金と時間をかけ、大切に育てるということの

価値をよく知っておられるんです。

 

Sさんは最後にこうおっしゃってくださいました。

「治療はもちろん信頼しています。しかし、その治療周辺にある

スタッフの対応や教育にまで気を行き届かせていることに

深く感銘を受けました。

全国どこに転勤になっても、必ず通いますよ」と(^^)

 

嬉しいですね。

思わずお迎えの車をみんなで手を振って送ってしまいましたよ(笑)

また来て下さいね~~なんて、声をかけるのはおかしかったですが。。。

 

お写真を公開できないのが残念です。

 

こういう患者さんからのあったかい声を聞くと

私は本当に嬉しくなりますし、吉本歯科医院にいる人間すべてを誉めて頂けると

「やった~~!!」と心の中で叫んじゃいます(笑)

 

院長だけの治療がどんなに素晴らしくても

こんな言葉は絶対に頂くことはできません。

当院院長の治療が患者さんに100%も120%も伝わっていくためには

そのプロセスとして受付での対応があり、カウンセラーの説明があり

歯科衛生士の対応があるわけです。

その全部が連携できてはじめて、

「あの先生、すごいね」と言ってくださるわけです。

 

Sさんが帰られた後、みんなにSさんの言葉を伝えると

やっぱりみんな嬉しそうですし、午後のテンションも違うんです。

不思議です。

あったかい言葉や、ほほえみは、人を確実に優しい気持ちにしてくれると

思いました。

harumikami.jpg 

 当院カウンセラーの森下家から「かに」が届きました(^^)

昼休みにゆでで食べました。

この顔が通常です↑(笑)

ayakakami.jpg 

ひたすらかにを口に入れる田中衛生士。

美味しいものを食べる時は夢中です。

mokokokani.jpg

受付の樋口です。

いきなりのカメラに戸惑っております

manamikami.jpg

杉本衛生士、かぶりついております。

かにを食べる時も、「うふふふ」と笑っております。

2010.12.04小さなお子さんをお持ちの方へ

うちの子供がとてもお世話になっている春日保育園の先生にこんなご案内を

たくさん預かったのでご紹介します。 

ichijihoiku.jpg

一時的に子供を預かってくれる保育園の一時保育です。

保育園にも行ってないけど、小さい子供を抱えてどこにも行けない用事も済ませないという

お母さんのために、支援している事業です。

宣伝していいんですか?先生?とお聞きすると、「ぜひ」とのことでしたので

宣伝しちゃいます(笑)

 

私も上の子供がまだたしか4,5ケ月くらいから春日保育園に入れて頂き

そのまま下の子供も同じ時期からお世話になっています。

 

上の子を保育園に入れる時は本当に悩みました。

なんとなく、こんな小さい赤ちゃんを預けるなんて・・という気持ちと

そこまでして仕事しなきゃいけないの?というなんともいえない罪悪感?のような

ものがあったのですが、春日保育園に入って一週間もしないうちにそんな妙なわだかまりは

全て消え去りました(笑)

今では心底よかったと思っています。

 

こんなにあったかい先生達がいるところで、のびのびと子供同士が思い切り遊んでいる

様子を朝に夕に見ていると、ああここに来て良かったなあと今でも毎日感じます。

 

この春日保育園、学童保育もしてるので夏休みや夕方などには近所の小学生が

たくさん遊びにきているんです。

さらに、障害者の支援施設も併設してあり、そこで作ったおかずやパンやお菓子も

時々食べられます。

大人も子供も老若男女いろいろな人が出入りしているところなので

人に慣れます。

何より手作りのこだわった給食の内容にはもう脱帽!です。

「先生・・・こんなにいいもの使って予算大丈夫?」と私思わず聞いてしまったくらいです(--)

大きなお世話です。

 

この保育園のお母さんたちと夕方会って時々話をすると

みんな揃って言うのが

「夜ご飯はあんまり食べなくてもここで昼間いいもの食べて栄養補給してるから安心だわ~」って(笑)

私もそう思っていたので、「やっぱり??」とやたら盛り上がったりします。

安心できる食べ物というのは、こういうものなんだなという事を教えてもらったのも

この春日保育園です。

 

小さな子供さんを抱えて身動き取れない方

たまには美容院に行きたいわ、という方

そろそろ子供に集団生活させてみたいわ、という方

 

春日保育園の一時保育、ぜひご体験ください。おすすめです。

詳細は春日保育園にお電話をして下さいね。

間違っていたらいけないので・・・

春日保育園087-843-3689

高松市春日町1287-1

 

対象児童は0歳~小学校就学前まで

対象時間は月曜から金曜の午前8時半~4時半(時間外は要相談)

料金は電話で聞いてください。

2010.12.04好きこそものの上手なれ

好きこそものの上手なれ

という言葉がありますよね?

人間好きなものに対しては言われなくても勝手に、そう自然に研究心や向上心が

湧き上がってきてしまいあれこれ自分で工夫して努力も努力と思わなくなる、ということでしょうか。

 

先々週ちょうど高校時代の先生に会いました。

なぜかうちのニュースレターをどこかで読んで下さって、ひょっこり来て下さったんです。

ちっとも変ってません。

 

懐かしい話をしていると当時の思い出がいくらでもよみがえってきましたし、また、

先生の当時の思い出話を聞くと私は昔と何ひとつこの極端な性格は変ってないんだなあということ

を改めて感じます。

人間成長しているように見えて、実は根本的な性質はそうそう変らないのでしょうか??(--)

 

私はよくうちのスタッフにはどんな子供だったの?とか、どんな学生時代だったのとか

聴きたがりでよく聞くのですが、みんなそれぞれ本質的な性質は変ってないんだろうなあということを

感じます。

 

好きなことには死ぬほどのめり込んで夢中になるけど

好きというアンテナが反応しない時はビクとも動かない、こんな性格です(笑)

一緒に仕事をするとよくわかるそうです。

 

思い出話に登場した実話なのですが、私はとにかく勉強が苦手で中学高校の成績は

悪かったんです。

たしか540人いて480番くらいの時もありました(><)

すごいでしょ?

担任の先生には、「お前はなにか違う道で生きていけ」と完璧に

教える気を失わせるような生徒だったそうです。

 

そんな中、高校の時、ものすごく面白い世界史の先生がやってきたんです。

教科書なんてほとんど使わないんだけど、話にどんどん惹き込まれ

夢中になって聞いてたのを覚えています。

その先生が教室に入ってくると生徒が拍手するほどの人気。

とにかく話を聞かせるというより

手振り身振りで楽しませて見せる授業のようでした。

 

先生の話に惹き込まれたのをきっかけにその内容に関する本を探すようになりました。

そして見つけたら夢中になって読んでるんです。

そこからどんどん興味の幅が一気に広がったのを覚えています。

世界史から飛んで、日本史に行って、そこから哲学書まで読んじゃいましたよ(^^)

 

放課後になるとその世界史の先生と話をしたいがためになぜか、その世界史の先生が

顧問をしているカメラ部に入って話を聞いてみたりして・・・・(笑)

とにかくスポンジのように脳ミソに吸収してたんだと思います。

面白過ぎてよく鼻血が出てましたから。。。

(興奮しすぎると今でもたまに鼻血が出ます^^:)

 

そうこうしているうちに学期末試験がありました。

見たこともないような高点数と順位がついてましたよ(^^:)

 

努力したつもりはなかったけれど勝手に頭に入ってしまっていた、という

体験をした高校一年でした。

数学は20点くらいでしたが(--)

 

好きなものにのめり込むことをよく馬鹿になると言いますよね。

好きなものに取り付かれ、そのことしか頭にない状態のことをいうんだと思います。

好きになって馬鹿になっている張本人はまったくそのことに気が付いていないし

後になってその時期のことを考えると自分であって自分でなかった気がする時ってないですか?

 

何かに惹き付けられ集中する充実感を一度知ってしまうと

もうそれは麻薬のようで私にとっては至福の時間です。

 

そういう極端な性質は今でもしっかり残ってあり、というか

年を重ねるごとにますますひどくなり(^^)

夢中になるものを見つけると周囲の目が気にならず他人の声が

聴こえなくなっちゃうんですね。

熱くなってるお馬鹿な人です。

誰にもわかってもらわなくても自分の中でシコシコと何かに

熱中している時って、恍惚の時間だと思います。

そういう時にふとした瞬間、ああ、人間ってすごいなあって私思ってしまうんです。

 

うちのカウンセラーの森下も、そういう

思い立ったらすぐに!無我夢中で行ってしまう!という性質の人なのですが

過去の森下の話を聞いたりすると

私は「うんうん、わかるわかる、そうそう、そうだよね~~!!」と

恐ろしく共感してしまうのです。

 

また私は自分以外の誰かが、そういう熱い想いを話している時や

何か熱そうな勢いを感じた時、ドキドキしてしまうんです。

 

人には心があります。

その人の心の中身が自分とよく似た種類のものであったり

同じような温度を感じた時、嬉しくなったりしませんか?

 

山の奥でこもって一人で生きていくのなら話は別として

人は絶対に一人ぼっちでは生きていけません。

そういう一人で生きられない一人一人で構成されてるのが社会です。

そしてその一人一人には心があります。

 

何か物をひとつ買うという行為ひとつにしても

商品がいいとか安いとかそういう要素だけでは

人は物を買ってくれることは難しいです。

品がいいのは当たり前として、その上に、その物を売ってる人の

熱意や姿勢や、気持ちのいい雰囲気が覆われていないと

たとえ欲しいと思っていても、この人からは買わないという気にさせてしまいます。

 

逆に、商品の細かい内容はわからなくても

それを売ってる人の姿勢や熱い想いがこちらに伝わってきたとしたら

私はそれがとても欲しくなってしまいます。

そういうことってありませんか?

この人が言うならあとは推して知るべしであろう、と想像してしまうんです。

 

そういう人と人との心の交流があって実ははじめて物は売れてると思いますし

仕事はできているんだと思います。

 

人はその人の心によって動かされているし

また、人の心によって物事はいい方へも、悪い方へも動いています。

 

大きな大きな話で言えば、私が今生きているこの社会だって

そんな人の心によって構成され、動いているんだと思います。

そんなことを一人考えてると面白くなってきちゃいます。

 

目には見えない「心」ですが

最終は心で動く、ということを私は忘れないようにしたいと思ってます。

心をベースに物事を組み立てていけば、そこまでコケることは

ない、と思うのですが、いかがでしょうか??

2010.12.03讃岐弁

fujimotookashi.jpg

讃岐弁の本が入ったお菓子です。

発案者のグラフィックデザイナーの藤本誠さんが先ほどお持ち下さいました。

「こんなん、でけたで~」

思い切り讃岐弁です(^^:)

 

そしてこのお菓子を作っているのは洋菓子のルーヴさん。

お二人とも当院の患者さんのお便りにご登場頂いてる大切な患者さんです。

https://www.8181118.com/message/2009/04/post-3.php

https://www.8181118.com/message/2009/05/post-1.php

 

昨日発売だそう、です。

大福もあります。

牛皮がもちもちで美味しかったです。

そしてこの本、さぬき弁をとってもおもしろくおしゃれに紹介しています。

 

この藤本誠さん、たしかお歳はもう70歳を過ぎています。

うちの父とほとんど変らないというのにこの冴えきった頭には驚かされます。

いつもいつもワクワクしながら新しいことをどんどん作り出しています。

 

よくそれだけ続きますね。

よくそれだけ夢中になれますね。

ってよく言われるんですって。同窓会に行くと(笑)

 

面白かったのが

「わしの年になったら話題になるのは健康の話と孫の話だけや~もううんざりや~」と

心底嫌そうに話すところ(^^:)

 

私の知ってる限り藤本さんは本当に仕事が大好きで

土日でも早朝でも深夜でもずうっと仕事、しているんです。

 

それはピカっとひらめいたらもうそれをそのまま形に落としておきたくて

しょうがなくなるんだそうです。

思い立ったが吉日で、間髪入れずにすぐに取り掛かるんだそう。

20歳ころからそうやって生きてきて気が付いたら70歳過ぎてた、ですって(笑)

素敵だと思いませんか?

そういうのって。

 

自分がやってて楽しいこととか、熱中できることって

「やりなさい」って言われなくてもほっといてもやる気って出てきます。

大好きな人がいたら夢中走って会いに行ってしまう気持ちとほぼ、同じです。

逆に言えば、やる気は、好きなことでなければ絶対でないと思うんです。

 

よく上から「やる気だしなさい」とか、言われているのを見ると

それはもう拷問に等しいなあ・・と今の私は思います。

 

でも過去に、今のような吉本歯科医院の状態になる前の話ですが

昔いたスタッフ達の8割が「やる気がなさそう」に見えた時期がありました。

なんでこんなに何をやってもやる気なさそうに仕事するんだろう?

って思っていましたが、

それもそのはず。

そういう私が、まさに「やる気」がなかったのでズバリそれが伝染したのでしょう(笑)

 

好きなことを夢中でやってる人に会ったり接したりすると

なんだか同じ空気を吸っている自分までやる気になっちゃったってこと、ありませんか?

私は感染しやすいたちなので、そういうことはよくあります。

 

逆に嫌なことをいやいややっている人のそばにいると

その空気は伝染すると思うんです。

 

私自身のやる気がてんでなく

全てのことが「やらなくてはいけないからやっている」という悲壮感に覆われていたので

何をやってもうまくいかず、そういう心模様なのでスタッフのいいところなんて見つける心の

余裕もなく、今振り返れば申し訳なかったなあという気持ちでいっぱいです。

 

だから今はせめて、一緒にいる人に嫌な空気を伝染させないように

気をつけようって思ってます。

そしてそれは院長も同じです。

そうすることが最大の福利厚生です(笑)

(※福利厚生と(従業員などの)利便及び健康増進のこと)

 

今は、吉本歯科医院でいろいろなことをやっているので

こう見えて結構忙しくバタバタしています(^^:)

でも、その全ては自分でこうしたほうが面白いだろうって思って

やり始めたことなので、大変だけど悲壮感はない、んです。

あるとしたら時間を頂戴(><)ということだけ。

 

過去の体験から

気持ちが乗らないことは絶対しない、手を出さない

勝手にやる気が湧いてこないようなことは絶対しない

と心に決めています。

 

そう決めてからとてもシンプルになりましたし

そのほうが何をやっても結果的にはうまくいくことが増えました。

 

藤本さんのお話を聴きながら私、改めて思ってしまいました。

 

密度の濃い時間を過ごしたい、そう思います。

最近は特にそう感じるんです。

そんなに若くないので手持ち時間が少ないわけです(笑)

 

20代の頃は永遠に時間があると思っていましたが

30代後半になってくると、時間は永遠にはない、ということが

実感として見えてくるので、嫌な気持ちで自分の手持ち時間を過ごしたくないと

強く思ってしまいます。

 

9割の一生懸命に熱中している時間があれば

その残りの一割がものすごく輝くと思っています。

 

普段ダラダラ余計なことを考えぼんやり生きていたら

きっとその1割の至福の時間は感じることができない、そう思いませんか?

 

私は世の中には確実に2パターンの人間がいる、そう思ってます。

 

なんでも傍観するタイプと

なんでもその中に入っていくタイプ

 

熱中できる人と

熱中できない人

 

いつも評論する人と

いつも実践する人

 

どちらが好きかは、やはりそれぞれのタイプだと思うんです。

どちらもそれなりに得るものと失うものが、あります。

 

ただ、私は感じることは

生きている人間が、「ああ、自分は今生きてるな」って実感する瞬間というのは

肉体も心もしっかりと動いている時にのみ、感じることができるんじゃないだろうかと

思うんです。

 

何かに触れて心打たれるような感動を覚えた時や

自分の中から明らかに熱い何かが湧き上がってくるような感覚を覚えた時

私は、「今、生きてるんだな」ということを強く感じます。

 

決してダラダラしてて暇ですることがなくて

頭の中にいろんな不安がよぎっている時にはそういった「生きてる感」を

感じることは、ないんです。

 

ダラダラしているのではなくテキパキしていて

冷えているのではなく、いつも熱くなっている

そういう状態が欲しいです。

年を重ねても。

 

私は今、吉本歯科医院のスタッフ達の状態がとても高いテンションで保たれている

理由はやはりそこにある、と確信しているんです。

 

忙しい

 

というのは、日々の中で余計なことを考える時間と頭の余裕がないということも

言えます。

朝から夜まで走りっぱなしで心と体をしっかり使っているので

体は疲れるけど、精神的に消耗することは少ないんです。

 

ひっきりなしにお越しになる患者さんと向き合っているので

絶えず意識は集中状態です。

 

うちのような少人数でやっている職場などは特に

みんなが「熱中して動いている」ということが、そのまま社員の健康、に

繋がってきます。

たとえばうちにいる8人みんなが朝からだら~っとしててぽやぽやしてたとしたら

一日の時間は恐ろしく長く感じるだろうし、一日が終った時の身心の消耗は

ものすごいものが、あると思うんです。

 

人間はどんなに知的な生き物だったとしても

やっぱりその体を使って何かをする、ということ抜きには充実感を感じることは

難しいと思います。

頭の中だけで完結できないのが人間です。

 

身体の中に脳ミソが入っているので

きっと身体だって頭と同じように使っていないと駄目になりそうです。

 

うちのスタッフ達はもう本当によく動く人ばかりなのですが

その動きはとてもテキパキして見えます。

 

周囲にいる人に気を遣う、気を配る

という一点だけに集中していたら自然とそういう動きになってしまうんだと

思うんです。

 

そしてそんな風土がひとたび職場に出来上がってしまえば

不思議なことに同じような感じの人しか入ってこないものなんです。

この空気をいいなあと感じて下さるような人しか入ってこないので

とても楽チンです。

 

藤本さんと話をしていると

普通の同じ年齢の方が普通に話す

「老後の不安」ということが微塵も感じられないんです。

イマドキは、若い人でも、「老後の不安を感じる」と言う人は

たっくさんいます。

 

不安の正体は私は決して経済の問題だけではないと思います。

誰だって、お財布には限界があります。

なんとなく漫然と不安なその正体は

ふと自分自身を振り返ってみた時に、熱くなれる何かがなにもない

熱くなろうにもそんな情熱がもうない、という時

誰とも心でしっかり繋がっている感覚が感じられない時

人は不安になってしまうんだと思います。

 

「ああ、なんとなく豊かだな。心があったかく満たされるな」という感覚。

それは、人が生きていく上で私は実はとても必要なものだと思うんです。

水や空気と同じくらい、大事なもの。

 

何かに熱くなれている時、人には勢いがありますし

熱中しているので、おそらく身体も活性化しているはずです。

もちろん人間ですので病気もしますし、いずれ必ず死にます。

 

人に対しても、仕事に対しても、何に対しても

夢中になってやる、ということが私は鍵かな、と思ってます。

その対象とすることや人がどうなんだろう?価値あるものなのか?と

頭の中であれこれ考えるよりもまずは夢中になってみる。

 

夢中で向かっていくと必ず何かしらの扉が開けてくる、そう感じます。

夢中になることに出会うためには、

自分はどういうことが嫌いで、どういうことが何よりも好きで

ということをはっきりすることはとても大事なことです。

自分の気持ちが明快である、ということが、夢中になれるポイントだと思うんです。

 

だから私は今日も「好きだの嫌いだの」を人に話します(笑)

自分の気持ちを明快にすると

嫌いな人やものが寄ってこないので、楽です。

 

この藤本さんの「讃岐弁でございんす」の本は吉本歯科医院を

お預かりすることにしました(^^)

受付でご紹介していますので、ぜひ買って下さい(笑)

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