吉本歯科医院

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2012.03.26卒園式

土曜日は、息子の卒園式でした。

思えば、くるくるにおくるみを巻いた頃からお世話になった保育園。

いちご組というクラスが0歳児なのですがいちご組から兄弟ともにお世話になっています。

卒園式では、31人の卒園児がおごそかな雰囲気の中入場してきました。

キリスト教保育にのっとって、礼拝スタイルです。

華美な装飾や、電子的な音はなく、とてもとても神聖な空気です。

 

卒園式がはじまり、聞き慣れた歌を子供たちが歌い始めます。

歌がはじまった途端、涙腺がプチリ(^^:)

 

鼻水をすすり涙をこらえるお母さんお父さんおばあちゃん。

ほとんどの卒園児が、7年間、6年間、5年間・・ととてもとても長い時間をここで

過ごしています。

成長したわが子の姿を見ながら、

それにともなって必死でかけぬけてきた自分の姿も思い出します。

 

子供がまだとても小さい頃、

子育てもしんどく、仕事もしんどく、家庭もしんどく、よく煮詰まっていたところを

私はここで本当に助けて頂きました。

自分の所有物のように育てていた時も

「子供は神様からの預かりもの、あなたのものじゃない」と気がつかせてくれたのも、ここ。

 

話を聴いてもらい

ねぎらってもらい

そして、あったかい言葉をかけてもらい

ここはまさに、「母性のかたまり」のような場だ、とこの6年間に何度感じたことか

わかりません。

 

卒園式のその夜は同じクラスのお母さんお父さん

そして卒園児達を交えての祝いの会。

普段忙しくてなかなかゆっくり話せないお母さん達と

「これでもか!」というほど交流をしました。

 

みんな歳も違う、抱えている環境も違う、仕事も違う

そんな中、たまたまこの園でこのクラスで出会い

親同士がまたこうして交流ができている

そのことがとても嬉しく、ものすごくいい会でした。

 

卒園式の途中わたしはふと、自分が通っていた保育園のことを

想い出しました。

懐かしい遠い記憶が甦ってきます。

 

私が通っていたのは、愛媛の新居浜市というところにある

「あさひ保育園」というところでした。

兄は、聖母マリア幼稚園というおぼっちゃまみたいな制服して通っていたのですが

私は灰色の囚人服のようなスモック一枚で、いまだに覚えています。

冬でもはだしで、パンツ一枚、短パン一枚で、すもっく着て

走り回ってました。

 

悪さをすると、野獣小屋にほうりこまれ

くじゃくやら、うさぎやら、もうなんの鳥獣なのかわからない小屋に

「ともこ~~はいっとりなさい!」と入れられるのです。

恐ろしい今井先生という担任の先生の顔は覚えてます(笑)

そんな小屋に放り込むなんて現代では考えられませんが、結構はげしい保育園でした。

 

なんでも自分でやりなさい

という方針で

調理保育の時間には、包丁もっていろんなもの切ってました。

手を切ろうが、自己責任で、そこまで先生も「気にしない」という感じ。

 

当時母は現役のアナウンサーで、朝から夜まで働いてましたので

私のお迎えは、同じ社宅のおばちゃん達。

そして時間も遅い。

 

それでも、子供心に「さみしい」ということはなく

「そんなもの」と思っていました。

 

やはり、その保育園も園長先生や先生方に

守ってもらえている感が、ありました。

野獣小屋に放り込まれても(笑)

 

 

この何が何だかわからない子供の時期

というのは、とても重要な時期なんだ、と思います。

三つ子の魂100まで、と言いますが

そういうことも、あるかな、とも最近思うのです。

 

39になって、今、私が「ああ、ありがたいなあ、こんな風に感じることができて」と

思える瞬間と、「やっぱり、ここが私のネックだなあ」と同じところで心にひっかかりが

でてくる部分は確実に幼少期にインプットされたことだと、思うんです。

 

私は小学4年までは、家族と父の両親と一緒に暮らしていました。

ドラマに出てくるような嫁、姑のバトルや、相性の悪すぎる両親のバトル

それにくわえ、因習的な世間体との闘い、もあり、窮屈きわまりない、幼少期(笑)

 

父の母(祖母)はとても世間体を気にする人で

長男がなにより大事で

女は、家事裁縫が一番、出すぎてはいけない、控えめにしていなさい

と言われ続けました。

いろんな小話をしてくれるのですが

その小話の全ては「戒め系」(笑)

 

出過ぎると打たれるよ

とか、

控えめがいい

とか、

女の子はね・・・

繰り返し巻き返し、注意し、指摘され、直されるんです。

 

それに対し、

母と母方の両親は、

誉めまくりの人達でした。

そして私に聴かせてくれる話はいつも「戒め系」に対し「伸びやか系」(笑)

母は私に対して、何かを規制したことは一度もなく

突拍子もないことをしても、言っても

「すごいね~~」

と大笑いして誉めてくれました。

一番嬉しかったのはお城のお堀の石の塀を全部登りきった時に

「ともこはすごい~これが登れるならなんでもできる」

と祖父と祖母が恥ずかしいくらいに

みんなの前で誉めちぎってくれたこと。

今でも、そのシーンは覚えてます。

 

学校の勉強も、勉強しなさいといわれた記憶はなく

(というより自分のことに必死で子供にそこまで関心がなかったのか??)

お陰で、大好きな先生の教科は成績がよく

興味がない先生の教科は超がつくほど落ちこぼれ。

大好きな先生には可愛がってもらえたけど

嫌いな先生には、「なんでそんなにできないのか??!!」と怒られました。

 

何をしても

どんな風に感じても

それを「素晴らしいじゃないか」と受け取ってもらえる存在が

一人でもいれば、人間はこんなにも心が満たされ安心し、

「自分って、かなりいいかも♪」と思えるものだと、私は思います。

 

 

人は短所を指摘され続けると

短所が増長され、言われたとおりの人になっていくんです。

「お前は何をやってもダメだ」

「やっぱり、ダメだね」

と言われ続けると、

その通りの人になっていくと、思うんです。

 

いま、自分の好きな点や、魅力的だと思う点を

話してくださいと言われた時

即座に10くらい自信満々で話すことができる人って

そんなにいないと、思います。

それよりも、自分の短所をえんえん話すことは、意外にできます(笑)

 

よく、吉本歯科医院にお越しになった方に

ここは、誉めて伸ばす職場だね、と言われます。

 

誉めて伸ばせと言いますが、

例えば、私が具体的に誰かの何かの行為を誉めている時

その誉めてる内容は自分の中に「同じように感じる」ことだけ、です。

私自身が、その行為を「素敵だ」と感じる時に、その「素敵な行為」を誰かが

していたら、ハッと気がつき、思わず誉めてしまうのです。

 

 

自分の中にそんな要素が1ミリもないものに対しては

どうやっても誉めることなど、できないんです。

 

だから、採用が大事です(笑)

 

ありがたいことに

私は今、スタッフ達や、関わって下さるお仕事のパートナーの方は

「ああ、素敵だな」と思う瞬間がとても多く

そのたびに、こうして口に出して伝えたり、書いたりして表現します。

 

誰かを誉めている時、実は一番満たされていくのは私なんです(笑)

誰かを誉めている時、誰かを「すごいなあ」と称賛している時というのは

自分の中にも、その人の「素敵」を感じることができているという証拠です。

 

私達は、他人の中に、自分がもつ才能以外のものは

見出すことはできないようになってます。

自分の中の何かと共鳴するから、他人の中にそれと同じものを

見つけることができてしまうんだと、思います。

 

私はよくスタッフ達の「こんなところが素敵だった」とよく誉めます。

われながらよく見つけるもんだ、と思うのですが

いいところに焦点を当てる癖が脳ミソの中にできてしまうと

その回路は使えば使うほど、強固なものになっていきます。

 

ありませんか?

毎日毎日、同じようなことを考えていたら

もうそれが習慣になって、いつしかそれが自分の思考パターンになっていた

ということは。

 

人間の脳というのは面白いもので

決まった時間、ある特定のことを考えたり、行動したりすると

そのことを司る脳の部分が発達し、大きくなるそうです。

また逆に、使っていない部分の脳は小さくなっていくそうです。

 

面白いけど、怖いですよね(--:)

何が起こっても

「私はダメだ」「何をやってもダメ」「調子が悪い」って思う癖のある人は

そちらの神経回路はどんどんどんどん発達してどんどんどん大きくなります。

大きくなったぶん、

「私は大丈夫」「未来は明るい」「きっとうまくいく」と思う神経回路は

どんどん使われなくなって小さくなっていきます。

 

人は心で想ったとおりの人になる

と仮説をたてたとしたなら、

心の中でいつも想っていることが、その人の今日という一日を作ります。

その人が構築する人間関係も、なにもかも。

 

人のいいところに焦点を当てる

という神経回路もまた、同じようなものだと、思います。

 

誰と会っても、まずはどこかいいところを探そうという人と

誰と会っても、まずは、あらを探そうという人とでは

向かう相手の心模様も変わってきます。

 

誉め癖というのも、きっとその手のものだと、思うのです。

例えば私が、スタッフの誰かに「思いがけない気遣い」を受けた時、

私はその瞬間、とても感動します。

なぜ、感動するかと言えば、「次はそれを私もしよう!こうしてもらったらこんなに嬉しいんだ」ということを自分の中に見つけることが、できるから、です。

 

素敵だと感じないことを

誉めることは、できません。

電気の反応のようなもので、

自分の中にそれを「素敵だ」と思うことがあるからこそ、反応するのです。

また、逆に言えば、自分の中にある「嫌な部分」を他人の中に見つけた時もまた、反応するのです。

 

当院のスタッフ達は、

それはそれは、誉め上手です。

それはなにも、「わざと、誉める」テクニックを鍛えているわけでは、ありません。

素直に感じたことを、そのまま表現するだけ、です。

もちろん表現下手なスタッフも、います。

でも、表現の仕方では、ないのです。

問題は、人のいいところに焦点を当てる、という心の習慣がついているかどうか

なんです。

 

例えば 

当院の受付スタッフ松本は、全ての患者さんと誰よりも

お会いするポジションに、います。

松本は、誉められ上手です。

なぜ、そうなったか、といえば、

それはおそらく、まずは、お越しになる全ての患者さんに対し

「感じよく接しよう」という態度があるので

感じよくされた患者さんが、思わず松本に対して優しくなってしまうのです。

優しくされた松本は、それが嬉しくまた優しい気持ちを、そして言葉を

かけたくなるのです。

人は本当に鏡です。

それは、心の鏡だと、思います。

 

 

気配りをすることが、プレっシャーになり、そして「労働」と感じてしまう人には

こういうことは、絶対に起こりません。

気遣いと、サービスはまったく違うもの、です。

気遣いをして、喜んでくださり、そのことに自分自身が喜びを感じる

という人は、「接遇」に向いています。

「接遇」をサービスの一環と考えてしまう人には

奇跡のような感動は起こらないと、思うんです。

 

自分がしたこと

自分の態度、動作、何気ないこと、言葉を

第3者に誉めてもらえた時、

実はとても自分の重要度感は、上がります。

誉めてもらえる人は、こうしていい循環にどんどん入っていくのです。

 

いまは、自己重要感が満たされにくい時代だと、思います。

人はそんなに人を誉めてはくれません(笑)

そして認めてもくれません。

恐らく職場でも、学校でも、そんなには誉めてはくれません。

 

だから、自分を認めてくれたり誉めてくれたり

自分の居場所を作ってくれる場に行きたいし

そんな人と一緒にいたいと思います。

 

じゃあ、誉められるような人間になれ

という理屈もあります。

これは卵が先か、鶏が先かのような話です。

 

誉めて愛情を注ぎ、長所を認めていくから

「さらに誉められるような能力」をどんどん発揮していくというケースを

私は吉本歯科医院でたくさん見ました。

 

それはスタッフだけでなく、関わった方いろいろです。

そして、私自身、誉めてもらって、認めてもらうと

もう尋常じゃないエネルギーを発します(笑)

誰に言ってもらえるか、も重要なポイント、です。

反面、くさされたり、やる気をそぐような失言を受けると

エネルギーダウンを通り越して、逆に吸い取ってしまうかも、しれません(恐ろしい・・・)

 

よく人を雇う立場の人は、社員を誉めて育てなさい

という教えがあります。

しかし、人間です(--)

「誉め気が失せる、愛情を注ぐ気が失せる・・・」という時だって、あります。

どう頑張っても、そんな気にさせない人もいます。

 

でも、だからといって自分を責めたりはしません。

そんなことは、あまり、気にしない。

それよりも、より愛情を注ぎたくなるような人により多くの愛情を

より育て何かをしてあげたくなるような人により多くのものを

という気持ちの方が断然勝ってしまいます。

なぜ、そういう気持ちになったかと言えばそれは

時間は限られているから、です。

自分とより有効なエネルギー交換をできる人により多くのものを注ぎたい

そしてまた循環しあいたい、と思います。

もともと合わない人、心の向きが違う人を無理矢理こじあけるのは

時間がもったいないのです。

 

自分のことを好きで、「こうやれている自分」を今、結構いいなと思えてる

という人は、やはり同じような人が寄ってきます。

 

自分はダメで、自分は思い上がってはいけない

と自己否定を繰り返している人は、これまた同じような人が寄ってきます。

 

これはもう面白いほど、世の中そうなっていると思います。

 

吉本歯科医院では、短所があっても、その短所を多い尽くすほどの長所を見つけ

長所をぐんぐん引き出すことによって、短所さえ、「許してもらえる」ようにしてしまおう

という風土を作りたいと思っています。

 

短所は誰にでも、あります。

そして長所短所は、見る人によっては違います。

 

同じ現象を見ても

ある人はとても几帳面だと思った

ある人はとても細かすぎる神経質な人だと思った

ある人はとてもやりにくい人だなと思った

ある人はとても頭のいい人だと思った

 

また、人の好き嫌いも違います。

ある人は、Aさんにとても好感をもった

ある人は、Aさんを苦手なタイプと感じた

ある人は、Aさんをものすごく嫌な奴、と感じた

同じAさんでも、

出会い方や、出会ったタイミングや、いろいろな要素が

噛み合って印象はばらばらです。

 

自分の嫌いな人のことは、短所だらけに見えます。

あの人のことは大嫌いだけど、「◯◯」が素晴らしい

というのは実はないんです。

嫌いなものは、嫌いなので、本音は「全部短所」に見えてしまうのです。

 

人を嫌いになるというのは、嫌なところばかりが

見えてしまうから、です。

または、自分の中に同じ要素がある時も

嫌悪感を感じてしまいます。

 

いいところに焦点を当てて見つけようとすると

その神経回路がパッと開きます。

そして、その回路を今日も明日もあさっても、毎日毎日

やっていくと、その回路が小さな道から、高速道路なみに頑丈な回路に

成長していくと、私は思ってます。

 

脳みそだって、トレーニングが必要です。

そういうトレーニングを無意識のうちにやってのけるのが

何が何だかわからない子供の時期なんだと思います。

 

いい言葉をたくさん浴びせたい

いい暗示をシャワーのように入れ込みたい

 

なぜなら、大人になっていてもそれはほしいものだからです。

たっぷりもらったら、溢れた喜びが横の人にどんどんこぼれていくような

気がしませんか?

 

喜びの循環を回すコツは「母性型」の中にしっかり、ありました。

しればしるほど、奥が深い、のです。

 

子供の卒園を機に、いろいろなことを感じた一日でした。

さあ、春がやってきた。

2012.03.23ホワイトニングコーディネーター杉本茉奈美

日本歯科審美学会認定の日本歯科審美学会ホワイトニングコーディネーターの 更新を吉本歯科医院 歯科衛生士「杉本茉奈美」が所定の研修等の要件を充たし ましたので、更新認定を受け、新しい認定証が届きました。


最初の認定が2009年4月1日~2012年3月31日で、今回その3年間のうちに学会が 必要と認める研修を終了し、更新認定を受けましたので、新たに2012年4月1日 ~2015年3月31日までの期間認定が行われ、それを証明するホワイトニングコー ディネーター認定証が届きました。

歯科医師免許証のように一度取得すると永 久に有効というものではなく、定められた期間に所定の研修を継続的に行うこ とが必要とされるため、期間の定めと定期的な更新を行わなければ無効となります。

 

・・・・・・・と前置が長くなりましたが(笑)

当院が誇る「エレガンスまなみ」です。

先日ある患者さんに、「彼女は、オールウエイズ3丁目の夕日」に出てきそうな女の子やねえ」と

言って頂きました。

昭和の匂いがする、ということでしょうか?

確かに、いまどきの若い子という感じよりも、しっとり落ち着いた女性という方

杉本には似合います。

もはや、杉本の雰囲気に慣れてしまった私ですが、外から見ると

「いまどき、あんな子達は少ないわよ」とその存在を改めて気がつかされる機会が最近多いです。

患者さんを診療室にお呼びする時

「エレガンスまなみ」は斜め45度にやわらか~く首を傾けて笑うのですが

その時の後ろ姿が特に「エレガント」で、今まで何人に自慢したか、わかりません(笑)

自慢している私の口調が、どうも「それ、オヤジみたいな口調ですよ」と言われ

ハッと、自分の中の「エレガント」の喪失に気がつくのです(--)

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2012.03.23インプラント治療および矯正治療を終了された三谷恵美子様です。

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【患者さんの声は「実際に治療を受けた人の感想を知りたい」という患者さんの
声から生まれました。

ご登場頂いた患者さんはどの方も快く私どものインタビューを引き受けて下さ
った方ばかりです。

治療中はご苦労をされた方、食事ができずにお困りになった方、いろいろな方
がいらっしゃいます。

いいことばかりではありません。

いいことも、悪いことも、両方知って頂くことが大事なんだと私達は考えて掲
載していました.

ホールページでの医療広告ガイドラインが変更となり,患者さんの声の掲載を
削除しました.

個々の患者の状態等により当然にその感想は異なるものであることから,
「患者等の主観に基づく、治療等の内容又は効果に関する体験談」が広告とし
て取り扱われることになりました.

院内掲示、院内で配布するパンフレット等は今まで通り,広告ではなく情報提
供や広報と解されることから医院にて「患者さんの声」はご覧くださいね】

2012.03.22昨日は3月母性型勉強会でした。

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さあ、昨日は3月母性型勉強会でした。

テーマは近しい関係に母性型をどう生かし、実践するか?

近い関係、それはつまり夫婦、家族、親子、兄弟、、、です。

ちょうど、この勉強会がはじまる1時間前・・・・私は夫(院長)とイサカイを起こし

険悪なムードで勉強会に参加した時でしたので、

テーマは「おお!タイムリー!」(笑)

神様はなんてぴしゃりドンで、お題を落としてくれるのでしょう。。。と勝手に感謝(^^:)

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この2月末で15年勤めた会社をハッピーリタイアした鶴瀬さん。

営業だった鶴瀬さんは、退職最後の日にたっくさんのお客様からお花やメッセージが会社に

届きました。

その写真を見せて頂いたのですが、数がすごい。。。

それだけ15年間、素敵な仕事をされてこられたんです。

 

「仕事は最高に楽しかった!」

「どんなお客様とも、心を真正面に向かい合わせていくとどんなことでも好転した」

というお話を聴かせていただきました。

 

母性のかたまりのような女性で、鶴瀬さんの前にいくと

ついつい「こんなことも、あんなことも」話をしてしまうのです。

安心するせいでしょうね。、きっと。

 

鶴瀬さん、お疲れ様でした。

母性型の原点のようなお話を聴かせていただきました。

 

さあ、ここから勉強会の様子です。

後日レポートは

http://www.boseinomonosashi.com/

にアップしますのでお楽しみに。。。

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近い関係って、コミュニケーションが難しいと私は思います。

私にとって難しい関係性は

①親

②夫

③兄弟

です。

家族は遠慮がないぶん、気遣いゼロに近くなりやすいので

言葉がついついきつくなり、そして、遠慮もなくなってしまうので

とんでもないことをやってしまっても「ま、許してもらえるでしょう」という安心があるせいか

歯止めがきかなくわがままが増長します。

 

それは

甘えているからよ

と頭ではわかっているのですが

当人を目の前にするとどうしても

言葉がきつくなったり

遠慮がなくなったり

気遣いができなくなってしまいます。

 

そんな私が、夫や親や兄弟に優しく気遣いができている時が、あります。

それは

例外なく

自分が好きなものに向かっている時

です。

そしてその好きなものに向かってる時間がたくさんあり

それを邪魔されず、干渉されない時には

私はとても心の中が満たされているせいか

「余裕」というこの2文字が湧いてくるのです。

 

心に余裕がある時、

私は意外にも夫や親にとても優しい(笑)

口から女優並みに、「優しい言葉」がいくらでもわいてくるんです。

 

こんなこと書いていいのかわかりませんが←書いてるやん!

本来が優しい人もいるとは思うのですが

私はそんなできた人間では、ありません(^^:)

余裕がある時に限って、人に優しいわけです。

優しい気持ちが頼まれもしないのに

湧き上がってくるんです。

私に会って「優しい」と感じて下さった時には

きっと「心の余裕」があるのです(笑)

余裕がない時には・・・・

どんなにたたいても、そんな優しい気持ちは湧きあがってはきません。

 

  

夫婦といえど

親子といえど

私が楽しいとか、熱中できることは私にしか

体験できません。

共有することは、できないんです。

 

私がこの本にものすごく感動したから

あなたもこの本に感動すべき!!なんて

ことは強要することは、できません。

感じ方は人によって違うから、です。

 

自分の心をめいっぱい満たすことは

自分にしかできません。

自分が大好きな人と話をし

自分が大好きなところに行き

自分が大好きなことをして、

「ああ、今しあわせ~~」と感じる瞬間が

絶対必要です。

 

 

そんな時間がたくさんあれば

心の中に「余裕」ができます。

 

「余裕」が出てくると

同じことをしても

同じことを言われても

腹が立たないんです。

 

些細な言葉が心にひっかかってささくれて腹が立ってしまう時の

自分の心の状態はあまり良いものでは、ありません。

 

「そうなん?」と気にもならない心の状態の時

それは絶対「余裕」がある時です。

 

余裕があれば

いい自分を演じることだってできます。

いい自分というのは

近しい人に気遣いをしてあげることができる自分です。

 

家族だから気遣いがいらないんじゃなく

親しい関係だからこそ、

気遣いがいるんだ、と頭でわかっていても

心がそうできない時って、あります。

 

人に優しくできる心の状態の自分をいつも作るために

自分の心の中に「余裕」が必要です。

 

昨日私は勉強会が終っても院長に対してまだ不機嫌で

今朝も、「おはよう」の笑顔もなく、無表情で「おはよう」を言いました。

でも、それをして気分が悪いのは、私です。

さらに、不機嫌なまま、母に電話をしたいきおいで

そのまま「文句」になってしまい

さらに不機嫌・・・・。

 

しかし、出勤して、普通に仕事をしはじめると

ここでは「仕事モード」に切り替わります。

なので、またいつもの院長とマネージャーモードになるのです。

 

するとお昼ごはんになる頃には

すっかり機嫌も直り、院長に対して「悪かったな」という気持ちが湧いてきます。

われながらこの気持ちの変化にびっくりなんです。

あんなに怒って不機嫌だったのが

「なんでやろ???」と(笑)

 

片方が歩みよると

片方もその様子をキャッチして、歩みよろうとしてきます。

そんなものです。

 

私は毎日毎日、ここに出てきてみんなが出勤してきてくれて

患者さんがたくさんいらして下さる

人の出入りが激しい「ここ」が、とても好きです。

 

玄関に入ると

受付の松本がにこって笑ってくれて「おはようございます」って目を合わせてくれます。

中に入ったら、新枝先生が、「あ、おはようございまあす!」と治療をしながら

声をかけてくれ、

田中がいて、小田がいて、杉本がいて、みんなイソガシそうにしながらも

顔を見てにこってしてくれます。

森下が院長と何やら話しこんでいます。

新しいスタッフにはいってくれる「典子さん」もなにやら忙しそう。

 

なにげない毎日見る風景ですが

この絶妙な空気感がとても、好きで落ち着くんです。

嫌いな人が一人もいない

からだと、思うんです。

 

これって、すごいことです。

この狭い空間の中に

私は、「ああ、嫌だなあ」と少しでも思うような人が一人もいないんです。

 

私はここできっとエネルギーチャージをしてもらってるような気がします。

人が出しているエネルギーです。

そのエネルギーは目には見えませんが

「好き」か「嫌い」かで判断できると、思うんです。

 

私はここの人達が「好き」なので

好きな人からはエネルギーをもらえますし

また、私も何でもあげたいという気持ちを引き出されます。

 

体調が悪くても

出勤したほうが元気になります。

 

家で一人でいるのは性に合わないのか

あっという間に過ぎる一日で

「ああ、忙しい忙しい」って思えている時の自分が好きです。

 

なんでもない毎日ですが、

そんな中で、いろんなことを毎日毎日感じてそれを

人に話したり、日記に書いたりすることが

かなり面白いんです。

そんなことって、ないですか???

 

自分が間違いなく気分が良くなれる居場所があり

そこで日々同じことを繰り返している安心感があり

そんな中でも、確実に昨日よりは今日、進化しているのを

感じられる時に、「心の余裕タンク」が満たされていきます。

 

余裕タンクは

モノを買っても

美味しいものを食べても

私は満たされません。

そういうものでも、ないんです。

 

自分だけが、「なんとなくイイ感じ」と思うモノサシは

誰だって違うと、思うんです。

 

ちょうどおととい私がかりてきたDVDを観ながら

そうとう感動しちゃってたんです。

「ああ、すごいわ~~これ、深いわあ・・」と観ていたのですが

同じものを観ながら院長は、

「何が?どこが?どのへんが面白いわけ?まったくわからん」と

言ってました(笑)

そして自分の部屋にこもって、違うDVDを観ながら

笑いこけてました。

私には

「どこが?面白いわけ?まったくわからん」と。。。

 

あまりにも感じるポイントが違いすぎて

接点の持ちようもないのですが

全く違う価値観でも、夫婦はやれるものです。。

 

逆にエネルギーは同じだけあるけど

方向は全く違う方が長い人生はうまくいくのかも?なんても思います。

 

勉強会でみなさんの意外な「うちの悩み」を聴かせてもらって

「みんないろいろあるんだな」と感じたとともに

さらにつっこんで聴いてみたくもなりました。

 

次回は、さらにつっこんで聴いてみよう(笑)

次回勉強会は4月18日(水)午後6時半です。お楽しみに。。。。

 

 

追伸 勉強会の参加者の方のおすすめで、

    今週末、フェンシングを見学に行ってきます。

    実際に見たことがないので、楽しみなんです。

    やろっかな(^^) 

2012.03.19気が巡る

この人に会った後はかならず同じような気分になる

ということって、ありませんか?

私は今日もそんな体験をしました。

 

「私は運だけで、生きてるようなもんなんです」

と言うその人は、私から見て

本当にいい流れにのって、いい運が降りてきてる人だなあと

思います。

 

その人がやってくるとうちの医院はいつもパッと明るくなり

みんながワイワイと元気になってしまうような人、です。

当院スタッフは、誰なのかもうわかります(笑)

 

私はその人と話をしているとつい

時間を忘れてしまいます。

今日も子供のお迎えをすっかり忘れてしまってました(笑)

 

私も出す

その人も出す

私も受け取る

その人も受け取る

という循環がもう絶妙にできている時、

「ああ、なんか今巡ってる感じ」という心地いい気分になります。

 

今、いろいろとサイトを作ってくださったり

ビデオを作ってくださったり

イラストを書いてくださったり

ニュースレターを編集してくださったり

する方とは

会うとみんなこんな感じになります。

 

人の話を聴くだけでもしんどい

また自分だけが話すのもしんどい

私も聴きたいし

相手も聴きたいし

また、私も話したい

相手も話したい

その両方を双方が満たすことができるって

とても難しいこと、です。

 

おおかたは

相手が一方的に話してるのを片方が合わせながら聴く

パターンか

自分がしゃべりたおしているのを片方が聴く

というパターンです。

 

ただの聴き上手ではなく

引き出し上手なんだな

と私は今日その人と話をしていて

思いました。

 

だから、また会いたくなるし

お仕事をお願いしたくなるし

大事な人をどんどん紹介したくなる

んですね。

 

運だけで生きてるようなもの

なんて、すごいと思いませんか?

 

運も、自分の能力のうちだと思います。

運が良さそうな人は、運が良くなるようなものの考え方をしているので

構築する人間関係だって

仕事の仕方だって

日々なんとなく使っている言葉だって

やはり、「運がよくなる」ようなことを無意識にやっているんだと、思うんです。

 

また、何度も何度も話しをする人とは

話し方や思考も似てきます。

運がいい人とたくさん話をすると運も似てくるというか

勝手に伝染しちゃうんだと思います。

 

この人と話すと必ず

次、こんなこと、しようよ~~~というお題が

出てきます。

そうやってお題が出てくるところが

本当に面白いんです。

 

なんか、2時間お茶飲んでも「もと、とった」という気分になります(笑)

時間は何より大切なので

「時間を忘れるほど話し込んじゃった」という時がたくさんある方がいいです。

 

思わず前のめりになって話し込んでしまう時

その人との波長はいいと、思います。

思わず、椅子の後ろに背中をくっつけ肩凝ったなあ~と思ったなら

波長が合っていないんです。

そんな時はすばやく、退散です(笑)

 

前のめりになってしまうような瞬間をたくさん過ごしたい

そのためには、私もくいつかねば(笑)と。

 

リアクションって、大事です。

2012.03.19歯を失わないお話3月号出来上がりました

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歯を失わないお話3月号出来上がりました。

もうまもなくみなさまのお手元に届きます。

今月は「虫歯治療で噛みあわせって変わるの?」です。

 

たかが虫歯の治療で大袈裟な・・・と

思われていた方もいらっしゃるかも、しれません。

たかが、虫歯治療、されど虫歯治療。

虫歯治療と噛みあわせへの関係を当院院長が「これでもか!」というほど

噛み砕きわかりやすくお話しておりますので

どうぞご覧下さいね。

 

写真は、当院の新枝先生と、歯科衛生士の小田裕子です。

最年少の小田と新枝先生は

とても相性良し、です。

小田は上手に新枝先生にものを頼むのですが

それに上手に頼まれてしまうところが

2人の相性の良さでしょうか?

小田の天性の「魔性」が新枝先生をそう、させてしまうのでしょうか?

それともコキ使われて快感を感じてしまう先生なのでしょうか?

それとも同じ5月生まれなので性質が似ているのでしょうか?(笑)

マネージャーの勝手な想像が膨らみます。。。。。あ、にらまれそう。。。

 

この「歯を失わないお話」には、当院の患者さんより

「こんな話題を取り上げてね」というリクエストを頂きます。

その中から順々にテーマにしていっています。

これはどうなの?という素朴な疑問をお寄せ下されば

このレターでも取り上げたいと思っていますので

どうぞお知らせ下さいね。

 

3月号歯を失わないお話トピックス

■たかが、虫歯治療、されど、虫歯治療

■噛みあわせがズレると全身のバランスがズレる

■歯は安易に削ってはいけない

■医療はサービス業ではない

■新しい考え「患者さん中心の歯科医療」

 

お楽しみお楽しみに。。。。

2012.03.19歯の神経を取ったら、どうなるんですか???

【歯の神経を取ったらどうなるんですか?】

 

神経を取らなくても済むような、そういう手法があるのであれば試してみられたほうがいいと思います。やっぱり「神経を取る」このメリットほとんどありません。「神経を取ることのデメリット」これはいっぱいあります。まず歯の構造ですけれども、歯の表面非常に硬いですよね。でも中はトンネルみたいになってます。そして、そのトンネルの中には神経や血管が通っています。つまり「神経を取る」ということは、「その中にある血管も一緒に取って除ける」そういうことを意味します。まず神経を取りますと、痛みを感じなくなります。「痛いから神経を取る」これメリットのようにも思えますけれども「自分の歯がしみる・自分の歯が痛い」これは自分の体が自分自身に警告を与えてくれているんですね。これ以上放っておかないでほしい。これ以上無理なことをしないでほしい。そういう警告を体が教えてくれているんです。もし神経を取ってしまうと「歯がしみる・痛む」そのような警告を無視しますからわかりません。ですので手遅れになってしまうことがあるんですね。手遅れになって、残念ながら歯が割れてしまう。そして、歯の周りの支えている骨、これまで溶けてしまう。この状態で「何とか歯を残したいんですけど」と言われても残念ながらもう手遅れ、抜かないといけないんですね。ですので神経を取ってしまうと、そのような早期に状態を把握し、悪くならないように手を打つ。それが打てなくなるんですね。ですので「早めに治療ができる」これが一番神経を残すメリットかと思います。次によく言われるのが色です。生きてる木の枝と、死んでしまった折れてしまった木の枝、イメージしてみてください。木の皮どうでしょうか、真っ黒になってますよね。そのように色が変わっていきます。歯もいっしょです。そして強度、木の細い枝、曲げてもたわみます。折れてしまった枝はちょっと曲げただけで、ある程度太い枝であってもポキンて折れてしまいます。歯も同じように、生きている時であれば何の問題もないぐらいの力であっても、死んでしまった歯の場合には歯が折れてしまいます。わずか十分の一ぐらいしか耐えられない、そんな強度のものになってしまうんですね。奥歯は100kgぐらいの力がかかります。そういう力に耐えられなくなってしまうんですね。神経を残すことができるのであれば、そのほうが長い目で見てきっといいと思います。先生とよく相談をなさってください。

吉本歯科医院の院長動画

「歯の神経を取ったら、どうなるんですか?」

が出来上がりました。

 

この動画は、実はとっても好評なんです(笑)

文章でこうこうこうと説明するよりも

院長が話をした方が、わかりやすい、ということだそうです。

 

確かに、当院院長、お話はとっても上手、です。

コミュニケーション能力は???なのですが、

自分の得意分野、専門分野に関しては

いつもどうやったら伝わるのか?ということを

考えに考え抜いて研究しているせいか

院長の説明を一度でも聞いた患者さんは、

「はああ~~~~なるほどおおおお!!」と

ものすごく腑に落ちた!という表情で診察室を後にされます(笑)

 

私も横で聴きながら

「わかりやくす話をするなあ」と

身内誉めで恐縮ですが、思わずメモを取ってしまうこともシバシバ。

 

吉本歯科医院の院長動画は

吉本歯科医院にお悩みをご相談に来られる方や

メール相談での件数がとても多い順番に

テーマを決め、毎回動画を作っています。

 

当院にお越しくださる患者さんは、当院にお越しくださる前に

院長の話を聴く前に、「吉本歯科医院としての考え方」を知って下さっている

患者さんがとても、多いのですが、

この院長動画も、きっと役に立っていると私は思っています。

 

どうぞ、ご覧下さいね。

 

歯の神経を取ったら、どうなるんですか???

2012.03.12「わかる」と「わからない」真ん中はない

週末は東京からのお客様。

やはり、「うどん」を食べささず帰すのもナンですので(笑)

西の方まで車を走らせ、例によって1時間近く並び、

美味しいおうどんを食べました。

 

その後、お気に入りの喫茶店に行った時のこと。

ここのお店はスタッフの方の対応が素晴らしく、いつ行っても何度行っても

「ああ、感じがいいなあ」「居心地がいいなあ」という気分に

間違いなくさせてくれるお店です。

 

日曜日の午後3時、満席満席、車もいっぱい。

この店が磁石になって、人が引っ張られてきているのではないか?

と思ってしまうほど、お客さんで溢れています。

 

私はこの店でのあるエピソードをいたるところで

話を、します。

感動したことは、しゃべらずにはいられません(笑)

 

それはある日のこと。

私はこの店に友達と来て、いつものようにお茶を飲んで帰りました。

家に帰って、「あれ?手帳が無い!あ、店だ!」と

思い出しました。

 

椅子の横にポンと置いたままにしていました。

 

私は慌ててお店に電話をしました。

 

「あの~~、今日お邪魔したのですが、席に手帳を忘れてませんでしたか?」

 

すると電話口の女性は私の話を聞いてすぐに第一声

大変申し訳ありませんでした!気がつきませんでした。。本当に申し訳ありません」と

すぐに、こう言ってくれたのです。

 

恐縮した私は

「いえいえ~~忘れたのは私なので、本当ごめんなさいっ」

 

手帳はお店にあり、私は翌日取りにお店に行きました。

 

お店に入って私の顔を見た人の女性スタッフの方が

「あ、昨日は本当に申し訳ございませんでした。ご足労おかけして申し訳ありません

と本当に申し訳なさそうな顔で深々と言ってくれるのです。

 

さらにさらに

同じく4人のスタッフの女性が

私を見るなり

「あ、本当に申し訳ありませんでした」

と声をかけてお詫び?をして下さるんです。

 

感動しません?

私は、深く感動したんです。

 

なんて、感じがいい!

そしてスタッフ全員のこの連携

情報をちゃんと共有しているというすごさに

感動感動。

 

さらに手帳を受け取った時に

また、感動。

手帳ですのでとても個人的なもの、です。

開かれては、困ります。

厳重に梱包され、

丁寧に扱ってくれる様子を見ると

「あ、ここの人はこの私の手帳を開いたりしないだろうな」と

勝手に連想。

 

 

その話を私は帰ってすぐに、受付の松本に興奮気味に話をしたんです。

すると松本はすぐに

私の言いたいこと伝えたいことのニュアンスを理解してくれ

一気に話は盛り上がりました。

 

忘れ物をしたのは私(お客さん)です。

なので、悪いのは、私(お客さん)です。

なので、お店の方の落ち度ではないので

謝る必要もなく、私もお店が悪いとは露ほども思ってはいません。

 

しかし、

このお店のスタッフの方のスタンスはこう、でした。

お客さんが忘れ物をされた

そのことに気がつけず、お声をかけられなかった私共(店)が

悪い

だから、申し訳ないという気持ちが溢れ

スタッフ全員が、お客さんに対して

「申し訳ありません」という態度が、言葉が、表情が、

思わず出てしまった、ということなのです。

 

忘れ物をしたのはお客さんの方なので

悪いのは店ではない、というのは理屈では、そうです。

しかし、感情は違います。

 

私はこの話を当院の松本はじめ、スタッフ達にした時に

「ああ、素敵ですね」と感覚でわかってくれて

とても嬉しかったとともに、安心をしました。

 

忘れ物をしたのはお客さんなのに

なんで私が謝らないといけなんですか????

 

と頭の中にクエスチョンが出てくるような人が

もし、受付や、お客様相手の仕事をするポジションにいたとしたら

これは、もう大変です。

 

お忘れ物をしたのはお客様ですが

それを気がついて差し上げることができなくて申し訳ない

という気持ちが勝手に湧きあがってくる人、

素敵だと、思いませんか?

 

一時が万事ですので

そういう人は後は推して知るべし、なのです。 

 

関わる相手のどんなボールだって、

自分から拾いにいくよ、という姿勢の人なのです。

関わる相手の気分をそこなわないように一生懸命気を遣ってあげられる人、なのです。

 

もし、相手にどう考えても非があり間違っているのは

誰の目にも明らかであったとしても

謝らせてしまっては、ダメなんです。

謝らせてしまうということは、恥をかかせることでも、あります。

相手が間違っていても、非があっても

自分が先に「私が間違っていたと思います」と言える人は、大人です。

相手も馬鹿じゃければ、その対応に、「精神の大人度」を感じ

感動してくれると、思います。

 

 

ちょうど、その時、その喫茶店の駐車場は満席で

もう次のお客さんが停める場所もなくなっていました。

「駐車場止めるところがないんですが~」とお客さんが入ってきます。

すると、ここの全てのスタッフさんは

もう本当に申し訳なさそうな表情で、態度で、言葉で

「せっかく雨の中お越しくださったのに、本当に申し訳ありません」と

深々と頭を下げるんです。

 

お店の中もお客さんで満席で

ネコの手もかりたいほど忙しそうにしている時にでも

嫌な顔ひとつせず、

こんな対応です。

 

その対応を、中でお茶を飲みながら他のお客さんも

じっと横目で、見ているんです。

「ああ、感じがいいな」と。

 

 

細部が素晴らしいと

その奥行きは同じように素晴らしいであろう

と勝手に連想してしまいます。

 

人を感動させるのは

何もスペシャルなサービスをされた時だけではないんです。

自分のことをちゃんと気遣ってくれて

親切にしてくれる些細な配慮にぐっときてしまうんです。

 

こういうことをもし

マニュアルで教育しようとしたら

大変です(笑)

 

ケース1)

お客様が、忘れ物をされた場合には

問い合わせがあればまず

「大変申し訳ありません。私どもが気がつきませんで」

と言いましょう。

 

というマニュアルを作成したとしても

それをそのままトレーニングすることは、できません。

できたとしても

それは「心から湧き上がってきたもの」ではないため

その対応を受けたお客さんは「違和感」しか、感じないんです。

 

型通りの接遇教育が定着しない理由はそこにあると私は思います。

やっていることが、おかしいのですが

大きな企業でもそういう「接遇研修」「コミュニケーション研修」をやるので

まあ、そんなものか、と思うのかもしれません。

 

この喫茶店のスタッフは6~7人います。

すべて女性です。

そして皆同じような雰囲気なのです。

 

私は想像するに

長年のベテランスタッフさんが、気配りの達人で

その達人が、面接をし、「気配りができそうな人」を採用します。

そして、そこで毎日働くにつれて

ベテランスタッフさんの気配り達人能力が、勝手に伝染していくんです。(きっと!!)

接遇能力は教え込むより、伝染させた方がダントツはやいんです。

 

そして

「とにかく感じがいいね」という集団を作り出し

その集団が入っている箱がこの喫茶店であり

それにプラスして、

美味しい珈琲があり

モーニングがあり

ランチがあり

スイーツが、あるのです。

 

もう完璧!!としみじみ感心しながら

どこがどう素晴らしいか、喫茶店で語りました(笑)

 

お客さんが忘れ物をした時

第一声で「申し訳ありません、気がつきませんでした」と受け止める人と

忘れたのはお客さんの方なので、なぜ謝らないといけないのかチンプンカンプン?という人では

受ける印象は全く、違います。

 

もし、前者の人と後者の人が

お店の受付にたったとしたなら

どちらの人がいるお店に行きますか?

または、会社ならどちらの会社を選びますか?

 

受付には当院でいえば、一日に30人から40人の方がお見えになります。

ここに後者の人が一ヶ月間立ったとしたなら

評判はあっという間に悪くなるでしょう。

 

どんなに提供する技術が素晴らしくても

応対している人間の質が低ければ

「ま、その程度の医院じゃないの?」と勝手に受け止められてしまいます。

私は、そう思います。

 

 

忘れ物をした時に、「ああ、自分が気がつけず申し訳ない」という気持ちを瞬時に持てる

人と、なんで???悪くないのに・・・という人には決定的な違いがあると思うんです。

 

感覚の問題です。

人としての美意識の問題です。

ですので

「こういう感覚がわかる」人と「まったくわからない人」に

分かれるんです。

 

まあまあ、わかる

勉強すれば、わかる

というものではない、と私は最近特に感じるようになりました。

 

 

わかる人には、一を言えば、「ああ、そうだ!」ともう詰まっていた血管に一気に血が巡るように

ビビビッとわかるのです。

わからない人には、一を言っても、「皆目わからない」のです。

真ん中は、ありません。

好きか嫌いかで

普通はないように(笑)

 

わからない人には、どうしても

紙に書いて、細かく説明して、覚えこませて

というとっても面倒臭い、しかも、効率の悪い教育が必要です。

 

今、吉本歯科医院では体験入社して下さっている女性が、います。

その女性は、私とても期待しているんです(笑)←プレッシャー???(^^:)

 

なぜなら、

ぱっと最初にお会いした時に

直感で「ああ、いいなあ、いい雰囲気だなあ」と感じたから、です。

私だけがいいなあと感じてもうちのスタッフ達はどうかな?と

みんなに聞いてみたのですが

「なんか、昔からここにいるような雰囲気」

「お母さんみたいな人」

「落ち着く~」

ととても好印象。

 

パッと会った瞬間に目の奥がパカッて開いている人というのでしょうか?

心がとっても私達に対して開かれているような気がしてならないのです。

 

一生懸命、私達の話を聞こう聞こう、ボールを受け取ろう受け取ろうという

姿勢が、雰囲気に出ているんです。

 

間違っても、

忘れ物をされた患者さんに

「忘れたのはあなたが悪い」と切って貼ったような対応をするような人には

見えません。

 

私達の医院では、毎日いろいろな患者さんが、お越しになられます。

そして本当にいろいろなお悩みというボールを私達に投げられます。

そのボールを、絶対に横にほうったりせず、

できれば受け止めににくいボールでも

変化球でも、芝生の外に飛び出していったボールでも

一生懸命拾おう、拾いに行こう、としてくれる人を、求めています。

 

求めて求めて求めて

いたから

そして、こうして

こんな人が欲しい欲しい、きてきて!

と言い続け、発信し続けているから

今、私達のスタッフが集まってきてくれたのかな、と私は思っています。

 

想いは磁石だと思います。

こんな人に会いたいって想ってそして話していたら

本当に来てくれるものです。

 

感じのいい喫茶店で美味しい珈琲を頂きながら

そんなことを、感じました。

 

 

 

 

 

 

 

2012.03.07中年になって前歯が飛び出してきたのはなぜ

中年になって前歯が飛び出してきたのはなぜ?

のビデオが出来上がりました。

 

 

なぜこのテーマを取り上げたか?

と申しますと

実は吉本歯科医院にお越しになる患者さんで

とっても多いご相談ごとのひとつだから、です。

 

そうなってしまう前に、

「そうならないために」知っておいて頂きたいことなので

ビデオにしました。

 

あの手この手で、知っていただきたい、と思います。

患者さんの頭の中に、「歯に対する正しい知識」が増えていけば

確実に歯を失って苦しむ人は、減ります。

どうぞ知って下さいね。

歯を失わないための知識を。

 

当院院長吉本彰夫の文章から抜粋です↓以下。

 

前歯が折れた

前歯がグラグラしてきた

前歯が前にぐっと飛び出してきた

また

顎が痛い
顔がゆがんできた

いろいろな症状がありますが、その全ての大きな原因に「噛み合わせ(噛みあわせ)」のバランスの悪さがあります。

例えば、なぜ「虫歯ができやすい」ことと「噛み合わせ(咬み合わせ)の悪さ」が関係するのかと申しますと、噛み合わせ(咬み合わせ)が悪い、つまり歯が正常に並んでいないので、その歯並びの悪い部分には当然虫歯菌が溜まりやすく、いつもバイキンが住み着いている状態になっています。


ですので、噛み合わせ(かみ合わせ)が悪い方のお口の中は虫歯でいっぱい、ということがよくあります。

また、前歯が折れた、ということと噛み合わせ(噛みあわせ)の悪さとの関係は、前歯が折れた、ということは、折れる前からもう既に折れやすい状態だった、ということが言えます。歯は28本が正常に並んで始めてバランスを保っています。


その中でどこかの噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが崩れると、前歯が本来耐えうる噛む力以上の負荷がかかって噛んでいることになります。


ですので、日々の咬む力で少しずつ、前歯は折れやすい状態になっていっており、少しの衝撃や少しの咬む力である日突然折れてしまいます。

正常な歯並びであれば前歯はそうそう簡単に折れることはありません。

全ての治療において、吉本歯科医院では「噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが歯科の治療には最も大切である」と考えています。

ただ、噛み合わせ(噛みあわせ)の重要さは知識で理解はしてはいるけれど、実際に患者さまの噛み合わせ(噛みあわせ)のバランスを正常に戻すことができる歯科医師はほんの少数だと思われます。

また、こういった歯科におけるきちんとした技工物を作製できる歯科技工士もほんの少数なのではないでしょうか。

どうして吉本歯科医院の歯科治療は、患者さまにとって最善の治療を提供できるのか、という理由は、「噛み合わせ(噛合せ)のバランスを正常にする」という大原則に基づいてすべての治療を行っているからです。

歯科の治療といえば、悪い部分だけを治す、または美しく見せる、ということがあまりにも最終目的とされているように思います。

しかし、噛み合わせ(かみ合わせ)は体全体のバランスを取る要となっていると言っても過言ではありません。


噛み合わせ(咬み合わせ)の悪さひとつで、体のバランスは面白いほど崩れていきます。

また噛み合わせ(噛みあわせ)のバランスを正常に戻すだけでまっすぐ歩けなかった人がまっすぐに歩けたりもするのです。

 

 

ビデオ内容

【中年になって前歯が飛び出してきたのはなぜ?】

 

前歯が飛び出てきたとか、前歯がガタガタになってきた。

ある日突然気がついたら歯が動いてしまった。

そのようなお問い合わせをいただくことがあるんですね。

けっこう皆さんお話し聞くと、歯は動かないと思われている方、多いんですね。

実は歯は動きます。一生動き続けます。

歯が動く理由にはいろいろあります。一番大きいのは親知らずです。

イメージ的には満員電車に乗っていると思って下さい。

どんどんどんどん人は入ってきます。

その時にじっとそこに立っていられるでしょうか。

流れによってどんどん動かされて行きます。

そして、一番弱い子が弾き飛ばされる。

そのように後ろから前、後ろから前というふうに歯が飛び出てきます。

強い力で歯を動かすと、動かないですよね。

でも、矯正治療という歯を動かす治療ってあるんですよね。

あれ実はゴムで引っ張っているだけです。ゴムで引っ張っているだけ、わずか数十グラムの力で歯って動きます。

親知らず、ずうっと何年もかけて押してるんです。

そのように持続的な力というのは、弱い力であっても歯を動かせるんです。

つまりベロとか、ベロって100g200gの力で押してきますから、そういうことでも歯は揺れます。

 

歯の形体は前歯と奥歯、まったく違います。

前歯の根っこは歯茎に隠れていて見えないんですけれども1本です。

それに対して奥歯は根っこがカメラの三脚のように3本だったり、さらに強い4本だったりします。

本来であるならば噛む、噛む力を支える、これは奥歯の役目です。奥歯で噛んで前歯はほとんど当たらない、そういう状態が本来の形です。ところが、奥歯が押されることによって崩れてきた。歯が抜けることによって奥歯で十分に噛めなくなった。

 

歯は前後的、上下的にお互い支えあってますから、歯を抜けた状態にしておくと両隣の歯が倒れてきたり、噛み合う相手の歯が相手を求めて飛び出てきたりします。

 

そのような原因から奥歯で十分に噛めなくなる。

 

そうすると、必然的に前歯同士が強く当たってしまうんですね。

 

前歯は少し、気持ち出っ歯の状態が噛みやすいようになっています。

 

奥歯がない状態で前歯だけがガンガン当たります。そうすると上の歯は更に上へ、相手は逃げますから下の歯はさらに上へ、というふうに歯が動いていってしまうんですね。

 

次ぎに多いのが歯周病です。歯の周りの病気です。

 

歯は何で支えられるか、何で支えられているかご存知ですか。

 

よく鏡で見て歯茎があるから、歯茎っておっしゃられる方が多いんですけれども、歯茎は肉です。肉なので、こう力をかけると変形します。

 

奥歯のように100kgとかそういう力を支えることは出来ません。

 

実は骨があるんです。骨があって、そこに歯が植わっている、そういう状態です。

 

イメージ的には砂の山があって棒が刺さっている、そのように思ってください。

 

そして、この状態で歯が支えている周りの骨がこう溶けていく。なので動きやすくなるんですね。

 

同じ力でも動きやすくなります。

 

そのようないろんな原因によって歯は一生動き続けるんです。

 

では動いていっているこの歯をどうするのか。

ほおっておけば間違いなく悪くなるだけです。

置いておいて良くなることはないです。

崩れていっている状態であれば、その後そこで止まるというのもないです。

どんどん悪くなります。ですので、それを今の状態で止める。まっすぐだったらしっかり止めますが、倒れてますからそれを支える。

もっと理想的には、元あった場所に戻してあげる、そういう治療もあります。

また奥で噛めないのが原因であれば、奥で噛めるようにキチッと奥歯を作ってあげる、そういう治療もあります。その方その方の状態に応じて、その治療法は選択肢があると思いますので、それぞれの治療のメリットやデメリット、それをよくかかりつけの先生とご相談なさってください。

ちなみに私は倒れているのをこれ以上倒れないように止めておくということで、「マウスピース」というのを使っています。スポーツ選手でも格闘技の選手でもないのに「マウスピース」と思われるかもしれませんけれども、歯は一生動き続けますから、それを夜寝る時にマウスピースを入れることによって、弱い歯いっぱいを一つのものとして力を止めるんですね。

 

そうすると歯が動きにくくなります。そしてマウスピースは変形しません。形いっしょです。

 

常に同じサイズを同じところに入れますから、歯の位置関係が変わらないんですね。

 

もちろん日中、お食事の時は外さないといけませんから、日中の力によってダメージを受けます。

 

ですので、夜着けることによって悪くなることを遅らせる。

 

24時間歯が揺らされるのでなく、なるべく揺らされる時間を少なくする。

 

それによって歯の寿命を延ばすということが出来ます。

先生それぞれによって考え方はいろいろあると思いますので、いろいろな治療法のメリットやデメリット、そのようなものを相談してお決めになられることをお薦めします。

 

 

そういった意味で、私たち歯科医師は、お口の中で起こっていることを通して患者さまの体全体を「診る」といった視点が絶対に必要です。

吉本歯科医院ではあらゆる治療にこの考え方が基本としてあります。

2012.03.03秘訣

さきほど、こんなお電話が、ありました。

吉本歯科医院のスタッフの雰囲気や、患者さんとの関係について

ある会にて、お話をして欲しいとのこと、でした。

 

もちろん喜んでお引き受けしました。

こういうお話をよく頂くようになって、また、話を聴いて

患者さんとしてお越し下さる方も多く、そのことはとても嬉しくありがたいことだなあ

と思います。

 

私は吉本歯科医院でいてくれる今のメンバーがいてくれて

本当に良かったと思いますし、また、実は自慢のスタッフ達ですので(笑)

誇りでも、あるのです。

 

いい人に入社してもらう秘訣は何ですか?

 

と、よく聴いて下さるんです(笑)

 

昨日も、受付の松本の応対にいたく感動してくださったある経営者の方が

このように聴いて下さいました。

 

秘訣は・・・・・・

 

実は、秘訣は、あると私は思ってます。

 

もちろん、採用は大事です。

最初の段階で、「合わない」という人では、どうにもならないのですが

母性型の直感を働かせていくと

「あ、この人いい」と何かピンとくるものは、あるのです。

これは同じくうちの今のスタッフ達に聞いても

パッと会った瞬間に

「あの人は、いい」

とわかるようになってきます。

 

人との相性や、職場との相性は

履歴書に書かれた情報よりも

動物的嗅覚の方がよほど、正確です

 

ちなみに、今いてくれているスタッフ達は

みなこの「嗅覚」という直感で採用しました。

この人には、何か光るものが、ある

と直感するかどうか、です。

 

磨けば光る人

というのは

確かに存在すると思います。

 

しかし、

「よし!磨いてみよう!なんとか魅力を引き出そう

という気にさせるかどうかは

また別の問題です。

 

少なくとも

そんな気にさせる人でなければ

採用はしません。

 

なぜなら、

雇う側も、一人一人にエネルギーを注がなくては

ならないからです。

どうせエネルギーと愛情を注ぐなら

自分の中の「何かしてあげたい気持ち」を

引き出してくれる人の方がいいわけ、です。

 

注ぎがいのある人に

惜しみない愛情とエネルギーを注ぎたい

たった一度の人生なので

お互いに

この人に出会ってよかった

と思い会えるような関係を築きたいんです。

 

社員力

というものがあるとしたなら

それは、

上司が

「もう誉めずにいられない」

「もう外の人に自慢したくてしょうがない」

「何かしてあげたくてしょうがない」

「かまいたくてしょうがない」

「相談にのってあげたくてしょうがない」

という

上司側の「何かしてあげたい気持ち」を

上手に引き出せる人だと私は思います。

 

 

上司力というのがあるとしたなら

それもまた、同じ。

社員から

「何か支えてあげたくなる」

「助けてあげたくなる」

「頼ってしまいたくなる」

という気持ちを引き出せる人です。

 

人との関係はすべては相手があっての話、です。

それは社員と上司でも、同じです。

相互の関係で成り立っています。

 

 

いい人に入社してもらう秘訣は

まず

①土壌を作る(いい雰囲気の職場を作る)

です。

※これは、母性型勉強会でお勉強してくださ~い(笑) 

 

そういう土壌になってきたら

不思議と寄ってくる人は、同じような空気を持った人が現れるのです。

少しでも違和感を感じるような人はすぐに察知できますので

土壌を整えることは、とても大事です。

 

②ひとたび採用したなら

徹底的に「いいところに焦点を合わせ続ける」です。

もちろん、指摘も必要です。

厳しいことも必要です。

しかし、まずはその人の欠点ではなく、

少しでも素敵だな、ありがたいな、長所だな

と思うことに徹底的に焦点を当て続けるんです。

 

それは、まずは雇う立場の人間から

そうやっていくことが大事だと私は思います。

卵が先か鶏が先か・・・

という話になりますが、

まずは自分から愛そう

という話です。

 

相手が愛してくれるのを確認してから

自分が愛する

のではなく

相手がまだ愛してくれていないけれど

自分は愛する

という姿勢です。

 

恋愛でも、同じですよね。

あなたの出方を見てから

愛情のさじ加減を変えるというのは

損得勘定が見え隠れして

何か、うすら寒いものを、感じてしまいます。

 

私は母性型をはじめた時に

「もう二度と、嫌な気持ちを抱いてスタッフ達と関係を築きたくはない」

と思いました。

また、

「本当に大事に思える人としか仕事をしたくない」

と思いました。

 

一度きりのこの与えてもらった人生なので

残り時間は、好きだと思える人と

付き合いたいんです。

 

 

そう、思い続けていると普段からの考え方や

何気ない言葉

そして

行動の仕方は

変わってくるんです。

 

一人一人の

いいところにだけ、焦点を合わせていくと

そこから、嫌いになることって

なかなか難しいんです。

 

また、いいところを見つける

いいところに焦点を合わせる習慣が

ついてしまうと

自分の周りには

勝手に好きな人しかいなくなる

という状態になります。

 

私達は一日の中で

いつもいろんなことを頭の中で、そして心の中で

思っています。

その思っていることの根っこは「感情」です。

 

感情の引き金になっているのは

多くは人との関係です。

 

今日会う人との関係が

良好なものであれば、その人は幸せです。

でも、良好なものは

勝手にそうなるのではなく

自分が意識してそう思い、良好にもっていこうと

するから、そうなるものです。

 

その人のいいところに徹底的に焦点を合わせていく習慣は

とても大事です。

 

先日、吉本歯科医院に面接に来て下さった女性と

話をしていた時、

当院のカウンセラー森下が、同席しました。

 

その時、森下が何気なく話した言葉に

その女性はびっくりしました。

 

「なんでそんなに誉めてくれるんですか?」

と、嬉しそうに。

 

森下は無意識にですが

もうすでに

「人のいいろころに勝手に焦点が合う」ようになっているんですね(笑)

 

なぜ、森下が、

いろいろな方に

「素敵だね」

「感じがいいね」

「なんか、幸せそう・・」と

言っていただけるのか?

それは、森下の思考のパターンが

人のいいところに焦点を合わせて生きていくのが

「あたりまえ」になっているから、なんです。

 

そういう人は

全ての起こることを前向きに捉えることができますし

また、当然

いいところを見つけてもらった森下に関わる人達は

森下を

「好きになる」のです。

 

 

人との関係は難しいようで

シンプルな因果関係が働いているように思えませんか?

 

 

何も難しい社員教育をする必要は、ないんだと私は、思います。

心が嬉しいとか

心が何かあったかくなるとか

心がほっとするとか

そういう感覚は誰しも持っています。

 

そしてそれは本人にしか

体感できません。

 

それはひとたび体感したなら

その心地いいなあ、という感覚にそのままのって

いろいろなことを推し進めていけばいいのではないかと思います。

 

何か頭で考えて

おかしな方向を無理やりに推し進めている時には

必ずなにかしらのシグナルが出ます。

 

やっている自分がどうも気が乗らない時は

それは、するな

ということです。

なので、しません。

 

やってて心が嬉しくてみんなが笑ってて

気持ちが明るくなるようなことなら

それは推し進めてもいいことだと、私は思ってます。

 

それは

吉本歯科医院の秘訣と言えば、秘訣なのです(笑)

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