吉本歯科医院

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2010.10.12カウンセラー

当院の看板?カウンセラーのブログ、更新しております。

どうぞご覧下さいね↓

https://www.8181118.com/counsellor/2010/10/post-34.php

 

当院のカウンセラー森下はるみのような存在を

ぜひうちの医院でも育てたい、と歯科医院以外にも、病院であったり、介護施設であったり

いろいろな関連の方が「どうしたらいいんですか?」って質問を下さることが多いのです。

 

必要ですよね。

特に、医療の現場や介護の現場には

絶対に必要な存在だと、私は感じています。

 

カウンセラーの存在がまだなかった時は、「どんなものかな?」と自分でも試行錯誤でしたが

もう今となっては、カウンセラーなしではとてもまわっていきません。

さらに言えば、カウンセラー森下の存在なしでは、どうにもこうにも。。。。(笑)

そう感じさせてしまう森下はたいしたもの、です。

 

では、カウンセラーってどんなことするの?

話を聞くの?

説明をするの?

 

そうイメージされることがほとんどだと思います。

 

当院の森下は、いわば、吉本歯科医院全体を統括し、微調整を行うことができる存在です。

 

患者さんと院長とのコミュニケーション

院長とスタッフのコミュニケーション

スタッフ同士のコミュニケーション

患者さんとスタッフとのコミュニケーション

すべての潤滑油となって森下の存在が、あります。

 

それはなぜか?

と申しますと、当院にお越しになられた患者様はまずはこの森下とのカウンセリングを

通過して院長に出合ったり、スタッフに出あったりします。

 

まず、森下が、患者さんの状態やお話、お悩みを全てお聞きした上で

中に入ってこられるわけです。

 

ですので、森下の感覚というものがとても重要になってくるのです。

どういうことをお求めなのか?

何に苦労されてこられたのか?

どんなことがお嫌なのか?

また、お痛みに対してどういう反応をされる方なのか?

ということを読み取り、感じ取り、中の人間に報告しなくてはなりません。

 

もし、カウンセラーの感覚が鈍く、人の顔色も読めない人であったら

もう大変です。

 

感度が鈍い人であったとしたら、それはもうもちろん職場内での

コミュニケーション能力も低いことが予想されますので

スタッフや院長との間に伝達ミスも起こります。

 

重要な情報が伝わってこないことも簡単に予想できます。

 

ただ、話を聞いて

こちらの言いたいことを説明すればいい

というわけでは、ないのです。

 

 

といったところでの当院の看板カウンセラー、森下です(^^)

 

よく、カウンセラーやコーディネーターを育てたいと思った時に

特別なセミナーや研修に行かそう!と考えてしまいがちですが

私はそれは逆効果だと、思います。

 

当院森下は、そのような類のセミナーには一切行っておりません。

私は何度も行きましたが

「これはまったく必要ない」

どころか

「いいところが消える」

と直感したので、結局「×」です。

 

知識が入ると、おかしくなってしまうんです。

せっかくもともとの素材がいいのに、その上にいらない化粧をするようなもの。

取り繕ったものはすぐにメッキが剥がれます。

なので、メッキはいらないんです。

 

セミナーに行ってかえってきたら

「変な人になっていた」

ってことって本人は気がつきませんが

周囲には見えるんです。悲しいかな(--)

それは、知識を詰め込んだからといって

自分が何かできるようになるわけではないのに、

できるような、そう、できたような気にさせてしまうから、です。

商売ですのでしょうがないのですが、

高いお金を払って、実体がないのも考え物です。

 

特に、女性の場合であれば

素材を生かせばいい。

私は、そう思います。

 

だから、素材が良い人を抜擢しなくては、駄目です。

そういう意味での「採用が大事」です。

 

人を心から大事にできる人なのかどうなのか?

その人と話をしていたり

文章を読んでいたら

なんとなくわかりますよね?

 

その人が何を大事にして生きているか

その人がどんなことを嫌だと思うのかどうか

すぐ、見えてきますよね?

 

当院のカウンセラー森下は、今はたまたま「カウンセラー」という職種ですが

職種がたとえば「歯科衛生士」に変っても「歯科医師」に変っても

たぶん、同じように重宝されありがたがられると思います。

 

カウンセラーという職種が素晴らしいのではなく、

カウンセラーをやっている「森下はるみ」が素晴らしいと感じ価値を認めているわけです。

 

 

実際に、現在吉本歯科医院にお越しの患者様にはこの森下を頼りにやってこられる

患者様の数は相当数です。

しかしどの患者様も、

「カウンセラーだから」ではないんです

「森下さんだから」とお感じになられているんです。

 

職種や資格ありきでは、ありません。

まずは「人柄ありき」です。

その後、後ろにくっつけるものはどんなものでも、それはいい、そう思います。

morishita.jpg

カメラを向けると、急によそよそしいよそいきの「変な顔」になる森下でございます(--:)

実際はもっとチャーミングです。

2010.10.12理解

akifuku.jpg

吉本歯科医院スタッフ、衣替えでございます(^^)

5月頃に、ベージュや白の制服に変えた時は、「夏らしいね」と思ったのですが

やはり、涼しくなってくるとこういった落ち着いた色の制服の方がしっくりきます。

今朝一番、ドアを開けてみんなの黒い制服姿を見て思わず私、

「わあ、素敵」と声をあげました(笑)

特に、当院最年少の歯科衛生士、小田裕子の変身っぷりでございます(笑)

 

前列一番左のおかっぱの可愛い子です。

服装が変るだけでこんなに雰囲気が変るものかなあ・・・と思います。

 

「なんだか、5キロくらい痩せたみたいに見えるよ」

「落ち着いて見えるよ」

「後ろ姿まできりっとして見えるよ」

「賢そう」

 

う~ん、ここまで誉められたら、もうそのスタイル、崩せません(笑)

頑張れ!

 

うちは、若い歯科衛生士さんたちが年齢よりもずっと精神が落ち着いている人達なので

20代よりも、30代以降の方がキャピキャピしているような感じの医院なんです。

落ち着いた若い子がさらに落ち着いた色の服装を着ていると

もうますますいい感じです。

 

この写真を撮ろうとした時に、院長がカメラのレンズをふくものを探していました。

「ねえ、あれ、あれ、どこ、どこ?カメラのほらあの、ふくやつ」

そんな時に、うちの若いスタッフ達は、ぱぱぱぱっとすぐに探して持ってきてくれるんです。

治療中にも一時が万事、そういう感じで院長が、次々しようとすることを

先先に考えて院長の手元に用意してくれます。

 

こういう治療だから、次はこういうことをするであろう、ということが

頭に入っているので、どんな難しい治療をする際でも

すぐにモノが用意され、薬剤も用意され、手元のサポートの準備は万全状態で

院長のそばについてくれています。

 

私はその様子を見ながら、「はあ~~たいしたもんだな」と思うのです。

特に、吉本歯科医院では、虫歯治療ひとつにしても一般的な医院さんで行なう治療行程の

おそらく5倍ほどは、ややこしく、使う薬剤もどうやらたくさんあるそうです。

 

他の医院さんから当院に見学にお越しになった歯科衛生士さんや歯科医師の先生は

「ひょえ~、こんなめんどくさいこといつもやってるんですか?」

「やることが多すぎて大変そう」

「こんなことやったことない」

まず、そんなことをおっしゃいます。

 

私は、ここ、しか知らないのでこの状態が「当たり前」ですが、どうも一般的な治療工程とは

まったく違うようです。

 

そんなめんどくさい、ややこしい工程を頭の中に全部詰め込み、詰め込んだものを

実際に行動として動かせている当院の歯科衛生士さんたち。

たいしたもん、です。

 

しかし私が一番たいしたものだ、と感じていることがあるんです。

それは、伝達の方法がとても上手、になってきているんです。

上司への、先輩への伝達がとても上手。

 

たとえば、当院の院長はご存知の通り、男性です(^^:)一応。。。。

男性と女性では、物事を理解するポイントというものがまったく違います。

 

当院では、まず患者さんの主訴(主に困っていること)をカウンセラーや歯科衛生士が

患者さんにお聞きして、その内容をわかりやすく、的確に院長に報告する、ということが

一番の流れです。

 

上司が男性の男性の場合、(もちろん女性でも同じですが特に男性は)

報告するには順番がいります。

 

まずは、「結論を先に言う」

 

たとえば、

Aさん『院長、◯◯様ですが、今日は奥歯の◯番がお痛みです。

今日は◯時までに終了され医院を出られたいそうです。

◯◯検査は、いかがしましょうか?」

と、完結に、院長が一番聴きたいことを先に伝えるわけです。

 

これが逆に

Bさん「院長、◯◯様ですけど、どうも今日は体調が悪いそうなんですよ~。

口内炎とか出来てるし~それでですね~虫歯も気になるそうなんですよ。

そういえば最近、ご主人が入院されたらしく気分も落ち込みがちなんですって。

それでですね、奥歯がしくしく痛いそうです。」

なんて言われててしまうと、もう男性はおてあげ、ですね(泣)

 

「・・・・で、何か言いたいの?結論は?」

と言われてしまいます。

 

チームで仕事をしている場合には、コミュニケーションの技術がやはり必要だと思います。

「男性は論理的、女性は感情的」と言いますが

今の時代は、やはり女性も男性もこういったコミュニケーションの技術を身に付けておくことは

大事です。

でないと、いらぬ誤解を受けたり、相手をイライラさせてしまうことになってしまうので

自分にとってとても不利な状況になってしまいます。

 

当院スタッフは常に

院長や上司に報告、連絡、相談をする際には

「結論を先に言う」

「感情を入れず、まずは事実だけを完結に話す」

ということを意識しています。

こういうことを常に意識することで、女性は自分の意見が

すーっと通っていくことを感じます。

 

 

もちろん、先ほどのBさんの言葉のように

患者さんが話をしたことを伝えてくれることは大事です。

・体調が悪く落ち込んでいる

・虫歯も気になる

・ご主人が入院され落ち込んでいる

・口内炎もできている

という情報、これもとっても大事です。

 

こういう患者さんが、今抱えている背景ををきちんとわかって、お一人お一人の気持ちを汲み取って

いけることが最高の「心遣い」であったり「思いやり」であったりします。

 

しかし、こと、限られた時間で、完結に伝える、というシーンにおいては

やはり、

「結論を先に話す」

「感情を入れず事実だけ話す」

ということが優先されます。

特に、医療の現場では、「事実」がとても大事。

医師が欲しい情報は、まずは患者さんの「感情」よりも、「事実」です。

その次に、周辺の情報です。

それが感情であったり、します。

 

周辺の情報は、その次に、カルテに記入するなり、スタッフ同士のミーティングで

情報を共有したりする、という流れです。

 

私はこの「話し方」というところで実は本当に苦労しました。

自分自身が、ついつい「感情を入れて話をしてしまう」人間ですので

どうしても、こういった理路整然と話すことが苦手です。

だから、職場では特に意識をしています。

 

今思うのは

男性と女性では、納得するポイントが本当に違うんです。

特にうちの院長などは、完全な「男脳」ですので、

「これはいいよ」と言っても

「何かいいの?どこが?」と返ってきます。

「え?いいものはいいのよ、だって、◯◯さんだってすごいって絶賛してたもの!」

「根拠は?」

「・・・・・・・・もういい」

みたいな、ことって、よくありました。

みなさんは、いかがでしょうか?

 

ところが、男性は客観的な数字やデータは、より多くの信頼性のある大多数の意見が

そこにあると「なるほど、いいものなのか」とすんなり納得するところが、あるんです。

 

女性から見れば

「いいものは、いいんだから、それでいいじゃない

見ているところがまったく違うんですね。

 

たとえばモノを買う時に

女性は、ものすごく信頼している人から、「これいいわよ」って言われたら

「そうかあ、私も欲しいな」って思ってしまいます。

そのモノのデータや数字がなくても、その信頼できる人のたった一言

「いいよ、使ってみなよ。間違いないから」の一言で

これはいいものだ、って確信しちゃうところがありませんか?

 

おそらく、世の中でより多くのお金を消費しているのは大部分は女性だと思うのですが

そのほとんどが

「なんとなく良さそう」

「信頼できる人の紹介」

という、もはや「個人の主観的な感じ方」でモノを買っているような気がします。

あとは

「イライラしてたから」

「ストレスがたまっていたから」

なんでしょうか???

 

 

客観的にどう見えるか

よりも

主観的に見て「私がこう感じる」

という方に頭が傾きがちなのがたぶん、女性です。

 

また、女性は、共感を好みます。

自分が感じていることを、同じように共感してくれる人を見つけると

もうそれだけで仲良くなってしまいます。

 

女性がすぐに誰とでも仲良くなってしまう理由はたぶんそこです。

年を取って一人になっても、近所に茶のみ友達がたっくさんいるおばあちゃんです(笑)

茶飲み友達がたくさんいるおじいちゃんよりは、たぶん、人口が多いです(^^;)

 

そういう違いがある、

ということを知れば

男性の上司とうまくやっていく方法はいくらでもあると思います。

 

当院院長は今、職場でのストレスは限りなくゼロなんだそうです(笑)

いいですね、それは。

それはきっと女性スタッフたちが上手に院長に対してコミュニケーションの技術をたくみに

使ってくれているからに他なりません。

 

①結論を話す

②完結に話す

③感情の話をしない

④客観的な情報を提示する

 

男性上司にとって一番苦手なこと

それは

 

感情を読み取れ

と言われること・・・なんだそう。

 

空気を読んでよ

表情見てたらわかるでしょ

 

というのが、一番きつい、そうです。

 

それもそうですよね?

そんなことができるのは、女性のならでは、なんですから。

 

パッと会って、

「あれ?どうしたのかな?何かあったのかな?」って顔を見ただけで心模様が手に取るように

わかってしまう・・・これは女性の得意分野です。

 

相手がだらだらとしゃべったことをえんえん聞いて、その会話の中から

相手の状況をくみ取り、その人が抱えている背景をイメージできたり共感できたり

すること・・・これも女性の得意分野です。

 

そんなこと、うちの院長に求めたら

もうたぶん、「3日で死んでしまいます」(泣)

 

特に今いてくれている吉本歯科医院のスタッフたちは、

いわば、

空気を読める人

気配を察知できる人

一を聞いて10を知ってくれる人

ばかり、です。

 

ですので、たった一人、男性、しかも、院長。

目立ちます。

何が目立つって、その違いが目立ってしまうのです。

 

「なんで、うちの院長は空気読めないんだろうね」

「患者さんの表情見てたら分かるよね、普通は」

「なんて、気がきかないんだろう、院長は」

 

こんな言葉は、以前の吉本歯科医院にはしょちゅう飛び交っていました。

また、私も同じように感じていました。

「もうこの人はどうしようもないね」って(--)

 

でも、「母性型経営」という考えを取り入れ、いろいろなことを発信していく中で

うちだけじゃない

なんだみんなそうなんだ

男性と女性にはコミュニケーションの方法や感じ方にこんなに違いがあるんだって

ことに気がつかされました。

 

まさに、

「知っていればこんなことにはならなかったのに」状態です。

 

私は、もっとお互いを知る、という行為が必要なんだと改めて思います。

男性と女性であっても、まったく違います。

そして、女性同士でも感覚が違います。

私の「当たり前」は、隣の人の「非常識」だったり、するわけです。

そして、その差が見えた時には

「あの人、嫌い」ってことになってしまいます。

 

感じ方の違いは、もはやもう「文化の違い」と同じで

強制して相手の感じ方を変えさせることはできません。

 

では、どうしたらいのか?

 

だから、「対話」が必要です。

徹底的に「話す」ということが必要です。

違いを「理解」するために、話すわけです。

上司や先輩は、部下の話を一生懸命聞いて理解しよう、という意識が必要です。

「自分とは違う」けれども、「理解する」ことは、できますよね?

それが「いい」とか「悪い」は別にして、違いを知っていくということは

自分の器をひとまわりもふたまわりも大きくしてくれそうな気がします。

 

話せば、「なんだ、そうなの?そういう風に感じるんだ、思うんだ」ってことが

わかります。

話さずして、頭の中で悶々と、「なんでああなの?あの人は?」って怒っていると

いずれ関係は破綻します。

 

吉本歯科医院にも、いろいろなキャラクターがいます。

それぞれ、個性があります(笑)

激しい人もいれば、穏やかな人もいる。

感じ方も、違います。

その感じ方ですが、

あの人は良くて、この人は悪いということはないんです。

人は誰しも、「自分と同じように感じてくれる人」を好きになりがちですが

実は、「自分とはまったく違う感じ方」をする存在がそばにいないと成長しません。

だって、そこで「なんで?」って疑問も起こらないですから。

 

人に対して「なんで?」って思うことから、いろいろなことははじめると思うんです。

これは職場の人間関係でも、恋愛でも同じですよね?

 

自分とは違う感じ方や考え方をするから、なんでっ?って思うから

「じゃあ、自分ってどうしてこう感じるんだろう?」

「自分っていいって思ってたけど、実は全然だめかも?」って

自分を振り返るいいチャンスです。

 

違いを理解するために

話す、

話し合う

そういうことが私はとても大事だと感じています。

そして、吉本歯科医院では、こういった話し合いをずっと重ねていけているからこそ

まあ、なんとか「いい状態」を微調整していけてるのかなあ、なんて思っています。

それも、しょっちゅうです。

 

そういう考えなので

私は、話す、ということができない人は、一緒にはいられないです。

話をするからわかるのであって、話をするから

「言わなくてもわかりあえる関係」が築かれていきます。

 

話さずして、繋がっていけるなんて、たぶんそれはない、です。

 

文書の伝達や

研修や

上から下への指示命令で

人と人が繋がることは、ないです。

 

人と人が繋がっていない

心がばらばらの職場にいけば

もうすぐにその雰囲気が見えてしまいます。

いいこと言ってるけど、実際は嘘みたいな状態になってしまいます。

私は、それは嫌なんです。

 

私が思ったり書いたり、人に話をしているようなことは

ひょっとしたら絵空事や、理想論みたいな風に思われることもあると思います。

「そうはいっても、現実は難しいよね」

という感じです。

 

そう、現実は難しいんです。

相手が人間ですので。

浮き沈みがあり、心があり、体調もあり、そんな存在です。

いつも100%いいということはありえない。

 

でもだからこそ、面白く、

職場という現実で具体的に理想を提示していく、人に見せていくということに

意味があると思います。

 

そして、実際に見て、感じて、共感してくださるとしたら

それが一番嬉しいです。

2010.10.11長老の話

今日は祝日、いいお天気なのでお出かけしている方も多いですね、きっと。

私は今日は早朝から医院に来て、机の上の大掃除(笑)

うちの2人の子供達は今日から2泊3日で祖父母や親戚のおばちゃん達と一緒に

旅行です。

「子供達を連れて行ってあげる」という優しい(?)言葉にすっかり甘えております。

 

たまりにたまった雑務を片っ端からかたずけておりますが、こういう時間が私は結構好き、です。

シーンとした場所で黙々と何かをするのが好き。

人中でわいわいするのも大好きですが、同じくらい一人で静かにこもる時間も必要です。

 

さて、先週末、秋の新米、超10米が届きました。

hitomikome.jpg

超10を主宰している人見訓嘉氏。

4袋、抱えて「こめ、出来ました~」と持ってきてくれました。

tyou10.jpg

パッケージもおしゃれ、です。

今夜早速、炊いてみましょう。

 

若いクリエイターが、自分の手でたんぼを耕して、田植えをし、米ぬかを散布し、

水をはり、お米を作ってしまいました!

すごいことだと思います。

 

この人見氏、有言実行なのでそこが私は好きです。

「やろう」と言ったら、翌日には「こんな感じで・・どう?」と何かしらのアクションがあるんです。

トロトロしていることが大嫌いな私は、こういうスピード感のある

リアクションをする人が好きです。

また私も、そうでありたいと思います。

 

何かを投げかけられて、「じゃあ、検討してからお返事します」なんてのは

どうも苦手です。

するか、しないか、なんてその時の直感でほとんど心は決まっているので

心が動けばすぐに何かしらのアクションを起こせば、どんどん面白くなっていくような

気がします。

心が動かないものは、たぶん、頑張って検討してやってみても

起動に乗らないのではじめからやらないほうが、いいのです。

 

要はどんなことをやるか、ではなく

誰が、どう動くか、が肝心なんだと思います。

 

何かを投げかけて、まったくリアクションがない、というのはもう論外です。

それは人と人とのコミュニケーションでもまったく同じ。

何を言っても、どんな表情を向けても、

嬉しいんだか、嬉しくないんだか、楽しいんだか、楽しくないんだか、

そういう無表情な人ってたまに、います。

 

やっぱり、私は何かしらのリターンがある人が好きです。

だって、そうでないと、悲しくないですか?

「おはよう」って言っても無視されたら悲しくなりません?

その感覚と一緒です。

 

生きているんだか、死んでいるんだかわからないような無反応な人には

なりたくないな、と思います。

shimizusan.jpg 

さらに、先週末は奈良からお客様です。

お目にかかりたいと思っていてやっと実現。

「奈良に行きます」と私達、話をしていたのですが

「いいよ、いいよ、高松に行ってあげる」と

大雨の中、お越し下さいました。

 

御年、80歳。

しかし、お肌つやつや、足腰しっかり、頭は冴えに冴えているこの方。

清水さんです。

現役時代は、大日本製薬の常務さんとして活躍してこられました。

現役を退いてから第2の人生として会社をおこされ、今が一番楽しく忙しいんだそう。

 

清水さんとのお話の中で、清水さんは何度も何度も「対話」という言葉を

使われました。

いかに人間という存在が、対話する、ということによって成長していけるかということを

清水さんから見れば孫世代に当たる私達に語ってくださいます。

 

人生は本当にあっという間。

50歳を過ぎたらもう10年が「あさって」のように感じるようになるよ、と。

誰しも時間は限られている

死ぬ、という逃げられない場所に向かって人は例外なく、今、歩いている

だから、人との出会いもなんでもかんでも、全部受け入れていくのではなく

何かひとつ、そして、誰か一人、この人、というものに出会ったときには

他のものを捨てていかなくちゃ、ならない、こんな風におっしゃっていました。

 

これって、私、今よくわかります。

あれもこれも、あの人もこの人も、全部まるごと関わっていきたい、と思っても

自分の人生や時間には確かに限りが、あります

有限です。

誰かに関わるということ

何かに関わるこということは

同時に自分の時間とエネルギーをそこで使っていくことになります。

 

これ、というものに出会ったなら、

分散せず、一点集中しよう、ということなのかな、と私なりに感じました。

 

また、そんなことをなんとなく心の中でモヤモヤと思っていた時に

この清水さんの言葉に、「もう、絶対これ!」と感じてしまったのです。

心に問題がある時は、その時その時にもう絶妙なタイミングで答えを気がつかせて

くれる人や出来事に出会います。

それはいつも何かを想っているからだと思います。

 

私は今、とってもこの「想い」ということに興味があるんです。

最終、人間というものはその人がどんな「想い」を持ってるかで構成されている

ものだと思いませんか?

 

もちろん目に見えて、肉体というところで、◯◯さんという形はあるのですが

なんとなくこの人に魅かれてしまう

とか

なんとなく嫌な人

とか

そういうことを人は一瞬にして感じてしまいます。

その正体は何か?と考えてみた時に

それはやはり

その人はどんな想いを持って生きているのか?

という一点に尽きる、と思うのです。

 

その人の想いが、疑いや不満や、怒りで満たされているものであれば

その人が例えば経営者であれば、そういうものを現実に表わすような

会社を作っていると思います。

 

逆に、その人の想いが、あったかさや、安心や、喜び、楽しさ、というもので

満たされているとしたら、その人が作り出す会社は、やはり同じ種類のものを

作ると思います。

 

そしてその会社で働く社員や、その会社のお客さんも同じような種類の想いの人を

引き寄せてしまうので、類は友を呼ぶ状態になっていくことでしょう。

 

そういうことが具体的に自覚でき、体感としてわかってきたならば

やはり、いい状態、つまり、いい「想い」を自分の中に蓄積し、その「想い」を循環させていけるような

知恵が、今度は必要になってきます。

 

自分で自分の心の状態を微調整していける、

ということが日常的にできるようになったとしたら

もうそれは、生きているだけで人にいい影響を与えられる存在になれる

こんな風に思ってしまいました。

 

もちろん、私はまだまだ、無理です(笑)

すっかり、感情に支配され、怒ったり泣いたり笑ったりしていますからね。

 

でも、一日の最後に必ず考えるんです。

「今日はどんな風だったんだろう?」って。

それもとっても冷静に、考える時間があるんです。

時間にして一瞬ですが、それは私が日記を書いている時です。

いいですよ~(^^)日記は。

おすすめです。

心が落ち着くし、明日こうしようって、とっても客観的に自分を見られるいい手段です。

日記はいいよ、とススメはじめて3年になりましたが、

日記人口、実は結構増えました(笑)

嬉しいです。

 

そうそう、清水さん、こんなこともおっしゃっていましたよ。

男は色気がなくなってから本当の仕事ができる、んだそう(^^)

 

なぜって、色気があるうちは、どうしても「男と女」になってしまいますよね。

そうなるとなかなか「本音」は出てきません。

また、男性も色気があるとどうしても、女性に対して「色めがね」がかかってしまうんですって(笑)

 

色気がなくなると、つまり年齢をずーっと重ねていくと、女性達は

安心して、いろいろな相談を持ちかけてくるようになるんだそう。

清水さんのもとには、全国からいろいろな人がやってくるそうですが

その9割は女性なんだそう。

 

女性の悩みや相談を一身に受けているうちに、どんどんどんどん女性が本当に

幸せに人生をまっとうできるということが、どういう道かということが見えてきたんだそう。

 

聴きたいですよね?

 

清水さんいわく、

女性が男性と同じ土俵に上がってしまうと、女性は女性としての幸せな人生を

まっとうできない、ということ、です。

 

それはどういうことか、と言えば

女性が男性と同じように組織の中に入り戦い、ビジネスの現場で

男性並みに活躍をしはじめると、それ以上に失ってしまうものが大きくある、ということです。

 

よく、今は、男性が弱くなった、と言われます。

草食男子、とも言われます。

でも、実は男性を弱くしたのは、女性の存在かも、しれません。

卵が先か鶏が先か、ではありませんが

変化に対応しやすい方が先に変れば、いい、そう思います。

変化に対応しやすい方、それは紛れもなく女性です。

 

アメリカ人やイギリス人が

かつて「日本の女性を奥さんにもらうことが理想」と言われていたそうです。

今でも、そういう日本女性神話は海外ではあると思います。

 

何か理想だったのか?

と言えばそれは、

日本女性ほど、男性の存在をたて、おくゆかしく、献身的に仕え支えてくれる

女性は世界に類をみない、と言われていたからです。

 

そしてそれが日本女性の美しいといわれる特性だったんだと思います。

 

しかし、今、女性は男性を支えません。

支えるよりも、あなたはあなた。私は私。

家族や夫婦を支えているのは、実は「経済」だったりします。

つまり、「おかね」です。

 

金の切れ目が縁の切れ目と言いますが、

お金がなくなった途端に、関係が破綻するということです。

 

清水さんはおっしゃいました。

女性は女性として本当に幸せな人生をまっとうする方法がある。

それは決して男のように外で戦うことじゃない

女性の本質を生かしていくことが、心からの幸福感を手に入れる一番の近道なんだと。

 

う~ん、プチ母性型勉強会のような流れになってきました(笑)

 

清水さんに吉本歯科医院で取り組んでいる母性型経営の話をちょっと聞いていただいたんです。

ちょっと話を聞くだけで、まさに一を聞いて10を知ってくださった、こんな感じです。

体験がおありになる方は、すぐにわかるんですね。

「ああ、こういうことをこんな想いでやっているんだね」とすぐに直感下さいます。

 

「経営はね、

これをやって自分の心が喜ぶかどうか、それが全ての意思決定の基準。

心が喜ばないことは、しない。

それが全てのモノサシ」

 

ぴしゃり、どん、です。

私はこういう話が聴きたかった。

 

今なぜこんなに世の中がうまくいかなくなっているかというと

それはもう「自分だけがよければそれでいい」という発想で仕事をしているから

なんですって。

明快でしょ?

 

なんだかんだいってもそれが今の資本主義社会の暗黙のルールのような気がします。

大きくすれば良くなるという論理があります。

儲かって拡大し続けることがいいことだ、って思っていますよね。

大きくし、儲かり続けるためには、どこか犠牲になって辛い思いをする存在が

います。

それが社員であったり

実は見えない部分でお客さんにしわよせがきていることだって、あるでしょう。

 

しかし、そこに関わる人間がどんどん駄目になっていくような経営から

いいものが生まれるはずはない、そう思います。

 

清水さんと話をしていると、もうとにかくワクワクしてくるんです。

仕事はたぶん、

もう「戦略」とか「戦術」とか、そういうことではない気がします。

たしかに「戦う(たたかう)」という字です。

戦う、ということはつまり、「対立する」ということです。

 

もはや、そういう時代は終った、そう思いませんか?

戦って、対立し続けた結果、人間がどんどんおかしくなってきた。

そして、経済も行き詰まった。

経済といえど、それをやっているのは「人間」ですので、

その「人間」の想いがおかしな方向に捕らわれていたり、ずれていたとしたら

世の中がおかしくなるのは当然と言えば当然です。

 

 

私は、人間にはもともと、人の喜ぶ顔を見て喜ぶ

自分がしたことによって、自分が関わったことにより、相手がどんどん良くなっていく

ということに快感を覚える生き物だと思うんです。

そして日本人は特に、そういった精神性を持っている、そう思います。

 

単純なことですが、

自分が何かをしたことで、目の前の人が本当に喜んでくれて

そして「ありがとう、ありがとう」と言ってくれたとしたら

その時の心模様はいかがでしょうか?

なんとも言えない優しい気持ちになりませんか?

不思議と心が満たされませんか?

自分がしたことで、実は一番満たされ一番いい想いをしているのは

自分自身だったことに気がついちゃったら、

もう嬉しくなっちゃいませんか??

 

私は仕事もその延長にすぎない、そう思います。

 

そしてその延長に経営もあります。

 

私はこれから5~6年くらいで、人の価値観のモノサシは大きく変ると思います。

10年前の当たり前が今ではまったく当たり前じゃなかったように

どんどん変っていくんだと思います。

 

今までは自分のモノサシが、自分の外にあったとしたら

それはつまり

自分の皮膚の外側の価値です。

地位であったり、名誉であったり、お金であったり、どこそこに勤めているであったり

でも、そういった外側の価値が、どうやら人間残り時間が少なくなった時に

自分の心を本当に満たし、あたためてくれるものじゃなかった、と気がつきはじめるんです。

 

あれ?定年したら何をしたらいいの?

あれ?私って何か好きなんだろう?

あれ?私の本当に心が繋がっている人は誰?

 

そんなことをふと頭の中によぎるんだそう。

それは、人生の残り時間が少なくなってきてから気がつく場合が多いんです。

 

しかし、私はいつも思うのですが

老後、というものは、たぶんないんです。

老後は・・・こうしようと考えてしまう発想そのものが、もう違う気がします。

なぜなら、人間はたぶんチーズのように熟成されるべきものなのに

今は、65歳とか、ある一定の年齢以降は、そこでリセットして

また新しい人生がはじまる、と思っている人が多いからです。

 

そんなことは、ありえない、ですよね?

 

今できていないことは、たぶん、永遠にできないし、

いきなり老後になってできるわけもなく

老後という世代になっていきなり、いきなり別の発想ができるわけもない。

 

最近続けて、88歳の亀井先生と、80歳の清水さんに出会い、

共通していることは

とにかく会話が楽しい

対話をするだけで成長させてくれる実感がある

そして、既成概念がない

ということ、です。

 

そういう意味では、若い人と話をしているよりずっと楽しくってワクワクします。

 

お若い頃から、もう既に、考えていることが、違うんです。

思っていることが、違うんです。

 

戦っている相手は、自分の外にはなく、いつも自分の内面との戦いです。

その積み重ねをしていった結果、

気がついたら「88歳になってました」という感覚だそうです。

 

老後は・・・という言葉を持っていないんです。

 

私はそのへんにヒントがある、そう思いました。

 

人は、よくも悪くも「言葉」に捕らわれます。

言葉での暗示です。

それは人に対する暗示もありますが

実は自分が発する言葉で一番暗示をかけているのは自分自身です。

 

なので、私は自分におかしな暗示がかかるような言葉は話しません。

また、大事なスタッフたちにもそういう言葉が飛び交わないように

意識しています。

 

言葉って、怖いんです。

いい使い方をすればいいけど、結構ノーガードで使っています。

 

そういう自分の外側が価値だったモノサシがどうも使えないぞ、となったのが多分、今のような

「みんなが不安」という状態だと思うんです。

漫然とした不安を抱えた国民性なんて、悲しいですよね。

 

だから、新しいモノサシが必要なんです。

私は、僕は、

こうやって生きてて、仕事してて、子育てしてて、こんな風に暮らしてて

結構いい感じで、満たされてるんだっていうモノサシが必要です。

 

人それぞれ感じ方は違います。

 

しかし、人間というところで共通するものは必ず、あります。

 

そして、私達が生きているこの日常は毎日同じようで実はどんどん変っていっています。

細胞が日々どんどん死んで生まれ変っている事実と同じです。

今日よりも明日の方がより年をとっています。

昨日に戻りたいと思っても、もう戻れない。

 

私自身、最近思いもしないようなとっても嬉しい出来事が起こったのですが

それだって、仕組んでそんなことが起こったわけではなく、あくまでも

自然発生的にそういう出来事が起こるのです。

 

それは仕事、という点においても

そういう「想定外」の嬉しいことが起こってきます。

 

そう考えると

自分が頭で考えて、何かしようと仕組んだことなんて

その通りになるわけがない、そう思います。

お客さんをつかもうとして異業種交流会に名刺を交換しにいくのと

同じくらい意味がないこと。

自分で仕組んだことなんて、しょせんたいした結果にはなりません。

 

そうではなく

とにかく、今の自分のやることに必死になって取り組み、目の前の人ときちんと

向き合っていけば、もうそれだけで、「いい流れ」に乗せてくれるように

神様はちゃんと見ています。

そうとしか、思えません。

 

 

こんなことを書くと、「吉本さん、何か宗教はじめた?」って言われそうですが(笑)

本質的なことに目を向け始めると、どうしてもそういった心の部分に触れてしまうように

なるんです。

また、小さい頃から、祖父母の家でいた時間も長かったせいか

目に見えないものを普通に信じたり、手を合わせることに対してはまったく違和感はありません。

というより、逆に、何も、信じる世界がない、という今の常識の方に強い違和感を感じます。

 

 

医学をを追求した結果、または、物理を研究しつくした結果、

行き着いた先は、「精神」や「心」といった場所でした

という話は、よく聞きます。

 

テレビでそれを聞いた時は「ふ~ん」と思っただけで右から左でしたが

今それを聞くと、なるほど、そうなんだ、と腑に落ちるのです。

 

最近、長老の話に興味シンシンです。

それもただの長老では、ありません。

生きた証拠、だから私はやはり、聴きたい。

亀井泰秀先生のお話は、11月12日(金)です。

詳細はこちら。

https://www.8181118.com/manager/2010/10/post-267.php

関心がおありになる方はマネージャー吉本委子までお知らせください。

※と言っても、まもなく定員だそうですので、お早めに(^^)

2010.10.09母性型のお話

DSC_0832.JPG

先日、経営者モーニングセミナーにて「母性型経営のススメ」お話させて頂きました。

今回は、なんと半分以上が、女性!

会長さんも女性!

女性が多いと、こんなに雰囲気も違うんだ、と改めて感じました。

私の話を今回で3回目、「来たよ~」とお越し下さった社長さんもいらっしゃり、

嬉しかったです。

また、当院の患者さんもお越し下さっており、少々緊張もいたします(^^:)

 

母性型経営、いろいろ、お伝えしたいことは、あるのですが

詰まるところは、女性の持っている本質的な性質をもっと知り、組織の中で

その性質を潰すことなく、いかして欲しい、ということなのかな?と

自分で話をしていて、そう思いました。

 

女性の本質の中には、その身の内にもともと、

支えたい

守りたい

育てたい

というものをもともと、持っています。

それはたぶん、子供を産み育てる性である、ということもあるでしょう。

しかし、子供を産む産まないを抜きにしても、もともとそういうものが

男性の中にも、女性の中にもある。そう思います。

男性の中にも、「女性性」が強い人もいますし

女性であっても「女性性」が少ない人もいます。

 

女性に上手に支えられる人は、実はとってもいい思いをします。

多くを言わなくても、「しょうがない、私がなんとか支えましょう」と心から感じてくれる

女性が周囲にたくさんいる男性は、自分の能力以上のものを安心して発揮できますし、

何より、ストレスが違います。

 

特にこれからは女性が職場にたくさんいる、という会社はもっと増えてきます。

その女性という存在を、

自分の運気をあげてくれる存在

として、本当に大事にすることができていったなら

職場の空気はとっても風通しのいいものになる、そう思います。

 

女性が明るく幸せそうにしている職場は

もうそれだけで、他にいる男性社員や、入ってくるお客さんの気持ちを

心地いいものにしてくれるからです。

 

どんなに立派な会社でも、その会社に一歩入った時、

女性社員の顔が暗く、いかにも、「ああ、ここで大事にされていないんだな」という表情を

していたとしたら、興ざめします。

いけてない会社、って思ってしまいます。

 

 

そしてこれからはもっと「働くお母さん」も増えてきます。

「働くお母さん」を抱える会社は、より一層、女性を大事にしなくてはいけないんです。

 

なぜなら、そのお母さんの向こうには、子供達がいるから。

お母さんが、職場で最悪な気持ちを持って仕事をしていたとしたら、

その気持ちを持って帰る場は、「家庭」です。

その「家庭」にはご主人もいますが、子供達が待っています。

お母さんの持って行き場のない悲しいつらい感情は、一番弱い部分に

向けられてしまいがちです。

 

イライラとしてしんどくって、明日も会社に行くのがいやで、そんな心模様での

子育てが子供たちの心に安心感を育てられるはずもありません。

 

実際私も、この職場がいやな空気を醸し出していた頃は

無意識に子供にその空気を伝染させていたと思います。

目に見えて怒ったり当たったりはしないけれど、

母親が不安で、悲しそうな気持ちを持っていたら、伝染するんです。

物言わずとも。

空気感染ですので止められないんです。

 

だから、お母さんは絶対に幸せでないといけないし、いつも安心していないといけないんです。

「働くお母さん」を抱える職場はそういう因果関係も全部ひっくるめて

考えていかなくては、いけない。

それが本当の意味での育児支援であり、働くお母さんのサポートです。

全部、繋がっているんです。

 

お母さんが笑って安心していたとしたら、少々のことはなんとか乗り越えられます。

 

女性、という存在を、男女平等というところで

男性と同じような発想で同じように従来通りの指示命令で

仕事をさせる、ということはもはや時代遅れです。

 

女性の特性を知って欲しいです。私は、もっと。

支えたい

育てたい

守りたい

という本質をもともと持っている存在です。

 

他者と比較して競争したり、やたらめったら対立したり、天井のない成功をどこまでも

求める・・ということにあまり関心がなく

それよりは、今日、この今、「とても充実している」「とても満たされている」ということを

求めるのが女性だと思います。

 

だから、地に足がついているといえるかもしれません。

わが子にあぶない未来を与えたくないという想いが強いぶん

より安全なものを求めるし、より環境に敏感になるのかもしれません。

そして、長期戦で物事を考えることが実は得意なのは女性かも、しれません。

 

ピカピカ光るほうに、「あれ?あれは何だろう?」とどこにでも走っていきがちな

男性に比べ、くもがじわじわクモの巣を張るように、長期戦で自分のテリトリーを

じわじわ増やしていくのが得意なのは、女性かも、しれません(笑)

 

そういう特性をもっと知って欲しい、そう思います。

 

そんな話をじっくり1時間させて頂きました。

次はまた違う話になっているかも????(笑)

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 今日は屋島地区、秋のお祭りです。

大雨の中、地域の子供会の方が、つぎつぎに歌を歌いにやってきてくれます。

大雨なので、みなさんかっぱ、です。

玄関先で歌がはじまると、患者さんも「何?何?」と出てこられ

一緒に手拍子など(^^)

このお祭りがやってくると、「ああ、秋だな」と思います。

2010.10.07料亭二蝶にて開催 「運は健康な体にのみ、宿ります」

ご案内です。

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時代をよむ、人をよむ。~企業の長寿に。経営者の長寿に。

日時:平成22年11月12日(金)正午~14時

会費:5,000円(お食事代込み)

講師 亀井泰秀氏(88歳)

コーディネーター 人間科学研究所 代表取締役 池田弘子氏

聞き手 コピーライター 人見 訓嘉氏

場所 料亭二蝶(高松市百間町)

 

ご案内文より

亀井泰秀先生は、企業団体のトップを長年にわたってつとめられ、そのすべてを黒字決算で

乗り切られたご経験をお持ちです。

40歳代の頃は、出張や会議が続き、不摂生だったと言われますが、当時からご自身の健康と

ビジネス周期に関係があることに着目され、独自の視点を築かれておられます。

 

時代は、一定のルールにもとづいて動いています。

目先の仕事から少し離れ、平日の午後、料亭二蝶でランチを頂きながら

少し大きな視点で、経営を考えてみませんか?

それは、あなた自身の健康を考えることにもつながります。

 

「運は、健康な体に宿ります」

と、亀井泰秀先生はおっしゃっています。

 

 

・・・・・と、書いています(笑)

2010.10.07正しい情報を患者さんに提供し続けること

先ほど、吉本歯科医院のニュースレター「患者力」にもご登場いただいた患者さんが

インプラント治療後のメインテナンスにお越し下さいました。

 

「ここに来ると、自分にとって知らないことを教えてくれて勉強になるので私は

ここに通います。ここで教えてもらった知識はお友達にも教えてあげてるんですよ」と

おっしゃって下さいました。

 

私ども吉本歯科医院にはこのようなお声をお寄せ下さる方が多いんです。

「勉強になった」

「自分の状態が自分でわかるようになった」

「レントゲンの見方が自分でわかるようになった」

 

長く通われている患者さんは、

『今ではちょっとした医学雑学博士よ」

「そのへんの歯医者さんよりは知識豊富になりました」

「どんどん知識が増え、もっと詳しいことを知りたくなりました」

こんな風に、ご自身の歯やお口の中に対する意識と知識が格段に上がっていることに

患者さんご自身が驚かれていることもあるんです。

 

吉本歯科医院にお越しになって、

今までどれだけ自分の歯や口の中のことい無関心だったか、

もっと早く知っていれば良かった、ということを

痛切にお感じになり、いろいろなことを私どもにお話下さいます。

 

これが本当に、患者さんご自身の歯科に対するIQレベルが高まったということだと思うのです。

 

やっぱり、発信し続けて良かった

やっぱり、カウンセリング室で、診療室で、詳しいご説明をするようにしてよかった

そう、思います。

 

こういう瞬間に「やった!」と感じます(^^)

 

日本人の健康に対する意識はまだまだ、低いと言われています。

こと、歯以外の部分に関しては、いろいろと気をつかっているけれど

歯やお口に関してはまだまだ低く、国民的にみて、意識が低いそうです。

 

アメリカでは賢く意識の高い患者さんは、自分の診断をしたカルテや紹介状が手元になくても

ある程度は、自分の症状や病気については、明確にかつ、完結に医師に伝えられる人が多いそうです。

日本では、まだまだ、そんなことは難しいですよね?

 

それは医療を提供する側にも責任があると思います。

 

医療側がどのように患者さんに接していったのか?

きちんと情報を提供しようと努力をしたのか

伝えようと努力したのか?

患者さんの意識を育てようと努力したのか

 

おそらく、そこまで意識をもって患者さんと接している現場はそうそうないと思うのです。

 

患者さんの意識を育てるのは、医療行為のひとつです。

それも最も重要な医療行為かもしれません。

 

私ども吉本歯科医院では、患者さんご自身が今、どういう状態なのかを自分でわかれるようにする

ために、レントゲンの見方をお教えし、ご自分で見られるようになって頂く、ということを行っています。

これは最初は大変でしたが、やっぱりやり続てることには意味があり、今では当院の患者さんは

ご自身のレントゲン写真はご自分で正しく診られる方が増えてきました。

そのことによって

「ああ、ここの骨が溶け始めている」ということが、ご自分で見えるようになってくるのです。

これは、すごいこと、です。

 

吉本歯科医院では、最高の医療を受け取っていただくために「患者力のススメ」ということを

発信しております。

ご自分の身体を守るために患者さんご自身も努力して頂く、

さらには、医療を提供する側も努力が必要です。

 

それは、

患者さんを育てる

という意識です。

 

知らなかったから不幸になってしまった

ではなく

知るということで、その患者さんがどんどん自分自身で知識を向上させ成長することが

できるように正しい情報を提供する、そして、し続けるということ。

 

ここでもらえる情報が自分の健康を守るものだと確信した患者さんは

その情報はずっと欲しい、と思うようになります。

そして、新しいことを知って知識が増えていけばいくほど、ご自身の大事な方に

教えてあげたい、と思いはじめます。

 

このように正しいこと、患者さんが普通であれば受け取ることができないような情報を

提供し続けること、これは私達吉本歯科医院にとっては、最も重要な医療行為だと感じています。

 

治療本体よりも、多くの人を幸せにしていけることかも、しれません。

 

 

患者さんを育てる

 

吉本歯科医院が今多くの患者さんに支持していただけている理由のひとつは

こういう意識を全員が持っているから、ということも大きいかもしれません。

2010.10.07女性同士

昨日、美容室を経営されている男性オーナーの方とお話をしていた時のこと。

スタッフも多く、数軒の店舗を持たれている美容室さんです。

 

店舗をまかせている女性店長のことで実はちょっと困っている、と

お悩みをお聞かせ下さいました。

 

女性店長、この方個人としての能力は非常に高く、センスもありお客さんにファンも多いそう。

しかし、こと、人の上に立って人をまとめていく、という「店長」という存在になると

どうもうまくいかないらしく、部下との軋轢が多くあらよあらよとチームが崩れてしまっているんだそう。

大変です(--)。

 

こういうことって、よくあると思います。

この話を聞いて、私は過去の職場を思い出しました。

もう時効ですので、書いてもいいですよね(笑)

 

私の過去に勤めていた職場にはいわば「おつぼねさま」という存在がいました。

「おつぼねさま」の上に、トップの男性がいるのですが、そのトップは

「おつぼねさま」があまりにも仕事ができ、お客さんからの信頼も厚かったので

何も言うことはできませんでした。

 

「おつぼねさま」の下に私達したっぱの(--:)当時若い、女性社員がいたわけなのですが

いわば昔の昼ドラマに出てくるかのような「いじめ」にちかい行為もありました。

 

重要な仕事を譲らない

決定的な仕事は自分ひとりでする

情報を共有させない

 

成長できるはずがないですよね。

 

でも、組織には実はこの手の「お局さん」的な女性管理者という存在は意外に、いるんです。

あなたの会社には、いませんか?(笑)

 

この「おつぼねさん」が完全に牛耳っている職場でしたので、当然、面白いほどに

人は辞めます。

 

気に入られる人はそこにいられるけど、

気に入られなかったら、もうそこには入られないという

そんな雰囲気がありました。

 

トップ層が男性で、その下に職場内を管理する存在として女性のリーダーができると

その人がどういう人かによって、実は会社全体としてマイナスになってしまうことがあります。

 

マイナスになってしまうような女性リーダーとは

いわば、

下につく女性を誉めない、育てない、認めない

という人、です。

自分はこれだけできるんだから、あなたもそうできるはず、しなさい!

ということを強要するタイプの女性は、

下につく女性スタッフはついてきてくれることは難しい、そう思います。

 

男性の場合は別、です。

男性は、明確な目標となるリーダーがいれば少々、厳しいことを言われようが

水をかけられようが、それもバネにして伸びていけると思いますが

女性にそれを求めると無理がきます。

 

10数年前の私でもそう感じていたんだから、今の時代の若い人などは

より一層、そう思っているはずです。

 

どんなに個人として仕事ができて、能力があっても、センスがあっても

一人でも人の上に立った時に、上手に人の能力を生かしていける人でなければ

チームはあっという間に崩れ、全体としては必ずマイナスになります。

 

10人程度の組織であれば、一人が醸し出している空気がそのまま伝染していきますので

リーダー一人が「人を育てよう、大事にしていこう」という意識をまったく持ち合わせていない人で

自分だけが素晴らしいんだ、という人であれば、たぶん3ケ月くらいで会社の空気は傾いて

くると思います。

また、女性の部下であれば、「とにかく可愛がろう」という意識が必要です。

女性はまずは可愛がってもらってなんぼ、の世界があるんです。

大事に大事にしてもらえると、必ず孝行してくれます(笑)

どんなに大事にしても孝行してもらえないのは、意外にも男性の方です(--)

 

女性は裏切りませんから。

 

じゃあ、どうすれば

女性リーダーが、自分の能力も発揮しつつ、上手にチーム全体をまとめていけるようになるか

ということですが、

それはもう、経営者自身が、そのリーダーに対して、同じことをやっていくしか

他にはありません。

 

同じことというのは

どの人も大事な存在、

長所を探していこうという姿勢

短所は補っていこうという姿勢

時間をかけてじっくり育てようという意識を

体中のどこを切ってもそんな想いが溢れてくるようになっていれば、その意識は

リーダーに伝染します。

 

人の長所を見つけていく快感を教えていけばいいし

人を誉めていくことで、相手がどんどん魅力的になっていく快感を教えていけばいい

そう思います。

 

そうやって次々に、部下を育てていく人が増えてくるのが

一番早い社員教育であり、部下育成です。

 

ある日突然、「あなた、今日から管理職ね、よろしくね」「じゃあ、管理職研修してきて」なんてのは

やっぱりおかしいです。

 

人は、自分がしてくれたことしか人に再現することはできません

 

では、どういう風にして欲しいのか

どういう風に部下を育てて欲しいのか

それを、経営者自身がその人にまず全部やってみるしかないと思うんです。

やってみてその人がとても魅力的になり、成長しているのであれば

それは使えることだし、再現できることです。

うまくいかないのだとしたら、何かしら間違っているんですね、きっと。

 

美容室は大競争なんだそうです。

そういえば、美容室、多いですよね。

一人一人に目標設定をして、お客様獲得、個人の売り上げ目標なんてやっているお店も

増えてきているんだそうです。

 

でも、これ、難しいと思うんです。

 

よく、セールスの現場で、今月の目標はいくらで、あといくらで目標達成とか

表に書いてやっているけど、それってそのセールスする本人以外、どうでもいいことですよね?(--)

つまり、お客様にとっては、まったく関心のないこと。

目標達成するのは、売る方自身の目的であって、お客様には何のメリットもないことです。

 

こういう職種で目標設定をする時に気をつけないといけないのは

自分本位な目標になりがちである、ということです。

 

自分のために立てた目標に向かって走るのに、お客様を巻き込むのは迷惑です。

でも、実はそういうことが普通にまかり通っていますよね。

 

だから、その空気が一瞬でも見えた時に、お客さんは「興ざめ」するわけです。

 

私もよく、あります。

あまりにも露骨に「モノを売ろう」「サービスを売ろう」という意識が店員さんに見えた瞬間に

「ああ、もうここ行くのやだ」と思ってしまいます。

ほんの一瞬のことです。

 

でも、しょうがないし、他に行くところないから通うけど

もし他に、そういう嫌な空気が微塵もないお店ができたらすぐに変わります。

そんなもの、です。

 

そういう感度に女性はとても、敏感です。

 

目標を設定することは悪いことでは、ありません。

自分を向上させるときに、明確な目標があればそこに向かって実現するいい道具になるとおもいます。

しかし、その目標が自分本位なものかどうかは、ちゃんと確認しておかなくてはいけない、

そう思います。

 

私のつたない体験から言うと、

自分本位で何かをしようとしている時は、

もう何をやってもうまくいきません。

人のことに関しては、見事に駄目(泣)

誰もついてきてくれないし、共感も得られない。

 

 

そういう自分本位なことを忘れて、とにかく「相手はどうなんだろう?」って視点を向け始めた時

すべてのことがまわりだした、そんな感じです。

 

スタッフはどう考えているんだろう

患者さんはどう考えているんだろう

 

そこに焦点を当て、意識しはじめると、自分本位で自分の頭の中だけでコトを動かそうとしていた

頃とは違うことが見えてくるんです。

そして、違う声が聞こえてくるんです。

 

自分だけが楽しくって、喜ぶようなことじゃなく

自分と関わることによって、周囲の人がどんどん良くなっていくことの方が

100倍面白いということに気がついてくるんです。

 

うちのスタッフが楽しそうにしていたら、私は嬉しいし

何か淋しそうにしていたら、なんとかしたいと思います。

どうにかみんなで良くなりたいと思っていたら、そんな気持ちが伝わっていきます。

 

自分が、自分がということに意識が向いているうちの数年間は私はとっても

しんどかった、です。

もうすべてが。

仕事も家庭もプライベートも全てはリンクしていますので

なんだか心が慢性疲労症候群でした(泣)

 

 

そうはいっても、私はまだまだ「自分大好き人間」ですので

しょっちゅう落ち込んでは起き上がりを繰り返していますが、

そんなことにちょっと気がつき、嬉しくってその体験を人に話したりします。

 

年配の経営者で、大御所のような方とお話すると

「いい入口に入れそうだね」と太鼓判を押して頂き、

やっぱりこの方向なのか、とちょっと嬉しいんです、今(^^)

 

職場の中に愚痴や不満や不安が溢れている時は

その中にいる人が幸せではない、ということを表わします。

 

人のことを悪く言わなくてはならない」という心模様の時はその人は不幸です。

心がまあ満たされていて幸せかなという時、人は人の悪口や批判を言いませんし

そんな気持ちさえ、湧いてくることはないんです。

 

もし、職場の中に愚痴や不満や不安を言う人が溢れているとしたら

そこはたぶん

「自分が認められていない」と感じている、ということです。

 

この職場において、自分の存在は認められていない、と感じた時

人は愚痴や不満をもらします。

 

それは、本人の心がけの問題もあるでしょうが

やはり、職場を管理する側にも5割の責任はある、そう思います。

人と人との関係は、相互の関係で成り立っています。

 

愚痴や不満や不安が募ると、その次は、

「他人を攻撃する」

「自分を必要以上にいじめる、自己卑下する」

という方向に走ってしまいます。

 

心優しく純粋な人ほど、後者の「自分を必要以上にいじめる」方に走ってしまっている

そう思います。

それが今、社会現象にもなっている、「職場のウツ」だと思うんです。

 

「今日は体がつらいので仕事を休ませてください。明日にはでれると思います」

という社員が増えているそうです。

全国的に。

国をあげてのメンタルヘルスが必要で、各企業にもそういったメンタルヘルス対策をしない

企業はもうだめ、という時代がやってきたそうです。

 

「原因不明のうつ」

「メンタルヘルス」

「ストレス」

 

こんな言葉、20年前にはなかったですよね?たしか。

私がOLしてたころはこんな言葉さえまだ一般的じゃなかったです。

「セクハラ」なんて言葉もなかったので、

上司は普通にお尻触ってました(笑)

お尻触っても、みんな笑ってましたし、それがコミュニケーションでした。

こんなにギスギスしていなかったし、もっともっとおおらかでした。

 

会社は自分を守ってはくれない

上司は自分を守ってはくれない

 

そんな時代は終った、と言われますが

そんな意識で日々を過ごす方が私はつらくしんどいと思います。

 

職場といえど、せっかく縁あって出会った人同士です。

意味がある、そう思います。

互いに補い合い、お互いを見出し合いながら過ごせたとしたら

きっとそのことがエネルギーとなって、組織全体としての効率や利益は上がります。

 

 

神様の悟りのような話ですが

「目の前の人をいい気分にさせちゃおう」って

思うことから、自分の幸せははじまります。たぶん、です。

私の場合はそうでした。

 

人を幸せな気持ちにしていくことによって、実は自分が得られるものは

その100倍ほどの幸福感かも、しれません。

おためしあれ。

 

明日は、また早朝よりモーニングセミナーです(^^)

「母性型経営のススメ」と題して私マネージャーがお話させて頂きます。

さぬき市のサンマリエフジです。

最近はお話を聞いて下さった方がたくさん吉本歯科医院にお越しくださるので

嬉しい限りです。

早起き得意の方はぜひお越し下さいね。

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昨日は休診だったのお昼ごはんに「古川」のおそばランチを食べました。

そば好きなんです。

全国どこに行ってもそばを食べたくなります。

このお店にはしょっちゅう行くのですが、何が好きって、2人の優しいおばちゃん(^^)が好き。

いつ行ってもあったかく声をかけてくれます。

慢性食欲不足の私ですが、ここに来ると完食&おかわり、です。

気のもんですかね?食欲も。。。。

2010.10.05歯は美のバロメーター

先ほど、インプラント治療後、その植えたインプラントの土台の上に被せる歯を作るため

2時間ほど治療台に座っていた患者さんが終わり、待合室でお話をしていた時のことです。

 

今は仮の歯を入れているのですが、もう何でも噛めちゃうから嬉しくて

硬いクッキーを食べていたところ、仮歯がポロッと取れちゃったのよね~と

大笑いしながら話して下さいました(^^;)

 

この患者さん、もうまもなく白いきれいな歯がビシーっと入る予定です。

嬉しくて楽しみでたまらない、そう。

 

この患者さん、いろいろな名言を残してくださっている方なのですが

今日の名言は

「歯は美のバロメーターよ」ということ。

 

お友達とお話をしていても、パッと印象がまずいくのは目と口元なんだそう。

そういえば、そうですよね。

目はわかるとして、口元ですが

笑った時に、口角付近から銀の歯がチラリと見えると、「ああ、もったいないな」と

思うんだそうです。特に女性の場合はそうですよね。

 

わかります。

私も、人とお話をしててそう感じることはよくあります。

「ああ、もったいないなあ・・この人、こことここを治したらもっとキレイなのに。。」と

思うことが(これは歯科の中にいると特にそう感じるんです)

 

歯はお肌と同じと言った人もいるくらい、

実はパッとみたなんとなくの印象に大きく関わっています。

 

どんなに顔をキレイにしてても、ニコッって笑った時に、歯と歯の間に歯石がたまってて

黄ばんでいたら、周辺の肌をきれいにしても7割減・・・みたいな印象になってしまいます。

 

最近は、「ヨン様みたいに白くしてほしい」という方も増えてまいりましたが

私個人としては、そこまで白くする必要もない、とは思っています。

でも、それは個人の考えなので真っ白がいい人はそれもいいでしょう。

 

ただ、こキレイにしておくことは大事かなって、思います。

それは男性も女性も。

だんだん年を重ねてくると、歯も手入れをしなければ本当に汚くなってしまうのです。

かくいう私も吉本歯科医院にやってくる前までは、実は歯みがきは適当で、もちろんフロスなんて

したこともないし、存在さえ知りませんでした(笑)

 

定期的に歯医者さんに歯石を取りにいくこともなく、

「芸能人は歯が命」で宣伝している歯みがき粉を買ってたまにセッセと力まかせに

磨くことくらいしか、していませんでした。

 

しかし、吉本歯科医院にやってきて、

「え?歯ってそうなの?そんなことになっちゃうの?」という事実を痛いほど見てしまい

さらに、毎日怒涛のように押し寄せる「歯を失ってしまってどうしよう」『助けて」「なんとかして欲しい」

というお悩みに直面し、もう180度意識は変わりました。

 

お若いみなさまも、

年を召された方も、

ほんっとに、歯は大事です。

そしてその大事さは、失った人にしかわからない、そうです。

なので、私もその本当のつらさや苦しみはわかりません。

憶測です。

想像です。

でも、「大変で、辛く苦しいんだろうな」

「生活も変わってしまうんだろうな」

「仕事どころじゃなくなってしまうんだろうな」

「体だって調子悪くなるんだろうな」

ということは、想像できます。

 

今、私を含め吉本歯科医院の全てのスタッフは定期的にPMTCを受けています。

これは歯の衛生管理を行うプロ、歯科衛生士による、歯の予防治療です。

 

そこまで取れちゃう?

こんなにツルツルになる?

というほど、キレイになります。

もちろん、ホワイトニングをするほどでもない日常の着色程度であれば、本当にすっきりキレイになり

歯の色もワントーン明るくなります。

 

私は色のついた飲み物大好きな人間なので

朝からコーヒーはガブガブ飲みますし、赤いワインも大好き。

カレーやケチャップのついたものも大好きなので、ほうっておいたらいくらでも

歯は黄色くなってしまうのです。

 

私の歯をいつも叱咤激励?しながら徹底管理してくれているのが歯科衛生士の加島なのですが

彼女のPMTCを受けるようになって私は明らかに歯の寿命を延ばしている、そう感じています。

 

たぶん、あのまま人生いっていたら、おそらく48歳頃には歯周病で歯がグラグラしてきて

50歳には歯が1本抜け、2本抜け、それにともなって、抜けた部分の頬がやつれ

あっという間に「おばあちゃん」顔になっていた、そんな夢を時々、みます(泣)

 

 

意識を向ける

 

ということで、将来起こることがまったく変わってしまうんです。

 

これはお肌でも同じですよね。

以前、7、8月号の金属アレルギーでご紹介させていただいたお肌の専門家、佐伯みち子さんも

同じようにおっしゃっておられました。

 

ふだん、自分が何気なくやっているその行為によって、

どれほど自分の肌を痛めているのか

よかれと思って塗っているものが実はどれほど自分のお肌を痛めているのか

 

お肌といえば、びっくりした体験があるんです。

ちょうど今年の夏頃でした。

どうも、両手や両足がかさかさするなあと思い私は日々せっせと夜お風呂上りに

オイルを塗りこんでいたのです。

でも、塗っても塗ってもその塗った瞬間はしっとりするのですが、よく朝になると

またかさかさしてしまうんです。

 

おばあちゃんみたいに乾燥した両手を見て佐伯さんが「あなた、どーしたの?この手は」と

びっくり。

「え?かさかさするから毎晩オイルを塗ってるんです」と私。

佐伯さん「・・・・・・・・」

 

どうやら私のこの乾燥した肌に必要なのはまずは油分ではなく、水分だったらしく

水分を補給しないままに、オイルをシコシコ塗っても、その乾燥はよくなることはなく。。。

 

教えてもらったままに、その日の夜からしっかりと魔法の?ボディローションなるもので

手足に水分を補給したところ、あ~ら不思議、なんと3日でかさかさの両手が

しっとりしてきたんです。

 

かさかさしたらクリームとかオイルって思いませんか?

なんとなく・・・・。

そのほうがききそうじゃないですか?

なんとなく・・・。

 

でも、体は正直です。

水をくれと叫んでいるのに、水をくれずに油ばっかりくれるもんだから

怒ってしまっていたんですね。

そのうち痒くなってきましたからね(笑)

 

 

・・・・というような「知っていればすぐに解決できるようなこと」ってたぶん、

たくさんあるんです。

知らなかったがために、自己流でやってしまったとか、なんとなくイメージで

そうしてしまった、ということでどんどん悪化の一途を辿ることって、よくあります。

 

知っている人から見れば

「あなた、何を間違ったことを一生懸命やってるの?」と思うようなことでしょうが

知らない本人は必死です(--)

 

 

歯もまったく、同じなのです。

 

 

知っていれば、守れるものはたくさんあります。

その情報が正しいか、、間違っているかは、たぶん、体の方が正直です。

正しい情報であれば、体はよくなっていくだろうし、

間違っているのであれば、いつまでたっても状況は変わらない

 

一番危険なこと

それは

自己流、だと思います。

 

うまくいっている人やコト、きちんと健康を維持できていたり、いい状態を保ててているには

必ず「理由」があるんです。

 

その「理由」を盗まない手は、ないのです(^^)

2010.10.04場をつくるということ

昨夜はミラノのおかず屋さんで女子5人男子1人で熱く語ってしまいました(^^)

閉店まで語る、語る、語る。

 

強烈な個性を持った人と話すと主張がハッキリしているのでとても気持ちが良かったです。

会話というのは、「この人はどんなことを考えて生きているのかな?」とか

「どんな人生観を持って過ごしているのかな?」ということをお互いに聴きだし合いながら深めて

いけるとどんどん関係が発展していくような気がします。

 

たまにこうやって話をしたいなあという人と集まって食事をしたりするのですが

やはり「気が合う」とか「話が深まっていく」とか「自分を受け入れてくれる」というような

場や、人の中にどうしても足が向いていってしまいます。

この場で、このメンバーで話すと元気が出てくる、そういう風な場にどうしても足が向きます。

 

昔のように自分ひとりで自由きままに過ごしていた時期とは違って家のこともしなくてはならない

仕事もしなくちゃならない、小さい子供の世話もしなくちゃならない、という自分の現状の中で

外に出て、人と会って、話をしたり、食事をしたりする、ということは

「よっぽど」でなければもう「面倒臭い」ほうが勝ってしまい、家にいたほうがいいや、と

優先順位を決めてしまいます。

特に寒いのが苦手な私は、夏は比較的に外が好きなのですが、冬になると

もう冬眠したくなるほど、家が好き派です(泣)

こたつに入って、みかん食べてなごなごする時間の方が大事、と思ってしまいます。

 

サラリーマンが外に出て、一杯飲んで帰らなくなったとか、交際費がへったので

接待が減り、夜の街が淋しくなったとか、若い社員は上司と飲まなくなったとか

いろいろ言われて久しいのですが、ようは「話をしていて元気が出てくる人が少なくなった」という

ことに尽きるのではないかと、私は思います。

 

どんなに忙しくても、この人と会うと元気になる、とか、自分が高まっていくとか

なにかしらのエネルギーを与えてもらえるような場や人のところには絶対、行きますよね。

 

人間はまずエネルギーを取り込み、取り込んだものを放出し、その後、循環させる、という

流れを取るそうです。

そのエネルギーは、自然や食べ物からもらう取り込むことと同じように

関わる人間からだって取り込んでいるんです、きっと。

 

水やお米と同じくらい人間にとって必要なものが、人と関わることによって得られるエネルギーだと

私は思います。

誰とも話さず、誰と目を合わさず、心をしっかり閉ざした日が続くだけであるだけで、

人はあっという間に、鬱にもなるし、病気にもなる、そう思います。

 

昨夜は夕方から祖父母が子供達を預かってくれていたので私は夜遅くまで

かなりご機嫌さんに話をすることができました。

飲んでいないのに、飲んでいるようないい気分(^^)

 

その理由は、

とにかくよく話を聞いてくれるメンバーだったということ

さらには、一人一人が話をしていることに深く関心を向けてくれ、とにかくよく認めてくれ

誉めてくれるメンバーばかりだったということ

 

昨日気がついたのですが、

人間、あまりにも誉められると、もうその時点で、周囲の人に文句を言ったり、

嫌な感情を持つことって本当、難しいんです。

 

毎日毎日、誉めてくれて、認めてくれて、いい気分にさせてくれる人の中にいると

「あれ?世の中って、みんないい人ばっかじゃない?」って気持ちになってしまうんです。

そういう心模様がずーっと続くと、人のちょっとした親切がやたら嬉しく感じてしまうんです。

 

たとえば、昨日の帰りに無性に「ヤクルト」が飲みたくなって、ローソンに寄ったんです。

すれ違い様に出てきたいかにも見た目怖そうな年配のおじさんが、「はい、どうぞ」ってずっとドアを開けてくれたんです。

「ありがとうございます」と私。

「どういたしまして」とそのおじさん。

 

さらに、「ヤクルト」を持ってレジに『お願いします」と行くと

満面の笑みのおばちゃん(たぶん、夫婦でやっている奥さんですね)が

「遅くまでお疲れ様ですね」って、声をかけてくれたんです。

・・・遅くまで遊んでたんですけど(笑)

声をかけてくれると嬉しいので「ありがとう」ってその満面の笑顔につられ笑顔になってしまいます。

 

そんな、なんでもないことですが

「あれ?やっぱり、いい人ばっかりじゃない?悪くないじゃない?」って

嬉しくなります。

 

些細なことですが、自分以外の人を信用できたり、なんとなく「いい感じだな」って

思えることって、こんな日常の中にあります。

そう思える自分にまた、喜んでいくんです。

 

何かドッカーンと華やかなことが起こって、その瞬間から人生ばら色に変わるわけじゃないと

思うんです。

日々、ばら色とまではいわなくても、まあ「桃色」(^^:)くらいに周囲が見えていたら

とっても風通しがいいとは思いませんか?

 

私のブログには何度も登場しますが、

「誉めてもらう」って本当にすごい効果を発揮します。

 

例えば、吉本歯科医院のスタッフ達は、本人達はもう当たり前になってしまっている

かもしれませんが、周囲の方に「誉めてもらえる数」はたぶん、ものすごいものなんです。

間接的に誉めてもらえることも多いけど、直接的に誉めてもらえることも多い。

 

うちのスタッフたちの心の状態が、非常に安定している理由には

たぶん、そういう効果もある、そう思っています。

 

だって、朝出勤してから夜帰るまでの間に、もう誰にも認めてもらえない

誉めてもらえない、しかも、まともに声もかけてもらえない、そんな一日、どうですか?

乾いてしまいませんか?

カラカラに。

女性であれば露骨に肌に出ます(泣)

 

心が乾くと、お肌も乾くのです。

これ女子の鉄則です。

 

愛情を注ぐべきは、まずは心。

 

心が満たされれば、心模様や気分はいくらでも変わりますので

やる気なんてほっといても湧いてきます。

 

自分の会社の社員達を外の人にたくさん誉めてもらえるような状況を

作り出すこと、それも実は大事な上司の仕事かもしれません。

 

たとえば、私や院長が、どんなにスタッフの一人を誉めるよりも

外からお越しになった方に、「◯◯さんのこんなところ、すごいですね」ってたった一言誉められるほうが嬉しいですよね。

誉めてもらった本人も嬉しいし、

自分の部下を誉めてもらった上司はなお、嬉しい。

 

そういう意味で、人は誰しも「自分を見出してくれる人」を探しているし、求めています。

でも、口に出して言えません(泣)

 

「ねえ、ねえ、私ってこんなに頑張ってるんです。だから認めてください!」って

言いませんよね?

 

でも、本心は、誰しも「自分の存在を認めて欲しい」

「ここに自分の存在価値があるんだ」ってことを何度も何度も繰り返し繰り返し確認したいし、

表現してもらいたいんです。

そんなことないですか?

 

職場での上司と部下の関係だって同じですし、

大人と子供の関係だって、きっとそう。

男と女でもそうですよね。

詰まるところは、人は常に「認めてもらいたい」「受け入れてもらいたい」

しかも、

無条件で、

ということは変わらない、と思うんです。

 

何何をしたから認めるとか

◯◯ができたから受け入れる

とかそういった条件つきではなく

もう、無条件で、OK!って言ってもらえる人に出会えたなら

離れたくなくなっちゃいますよね。

 

そういうことって、学校じゃ教えてくれないし、

指南本もありません。

でも、人がどういう時に、喜んだり、悲しんだり、するかっていうことに

基づいていろいろな人材教育を行うことをしなければ

それはやはり机上の空論で終ると思います。

 

どんなに立派な倫理道徳を頭脳教育で詰め込んでも、本能や感情を無視した

教育というのは私はやっぱり破綻する、そう思います。

 

「こうあらねばならぬ」という規制の中で生きている人は、人生後半でかならず

どこかでその爆発が出てくる、そう思います。

そういう人をたくさん見ました。

 

職業を出すことはできませんが

「こうでなくてはならない」

「こうあるべき論」

を職業としてもっている人ほど、精神がどこかでおかしくなり、ついで体もつられて

おかしくなってしまう、というケースって本当に多いです。

感情を殺している自分にさえ、もう気がつかなくなると、人間本当に感度が

鈍くなります。

 

子供を抱えてもう大変で、しんどくって誰にも相談できなくって仕事も抱えて

そこでも煮詰まって、そんな時に

「あなたは、お母さんなんだから、しっかりしなきゃ駄目じゃない」と

正論を言われちゃうような、あれ、です(泣)

 

とんでもない上司の下で理不尽なことばかりさせられてもうどうしようもないって時に

「社会人なんだから、甘えたこと言わずに努力して頑張れば認めてくれる」

なんて正論を言われちゃうような、あれ、です。

 

ひどい時には、「感謝が足りない」とか、説教されちゃう場合もあります。

 

今の世の中には、人間はいろんなことに感謝しなさい、みたいな論理が

ありますよね。

でも、感謝は強制されてできるものでは、ないんです。

できますか?強制されて。

 

感謝は、気持ちそのものです。

何か体験があって、その体験を通じて、自分の未熟さを補ってくれている存在に

気がついたり、自分だけの力じゃおよばないものに助けられていたということを

まさに体で実感した時にはじめて、「ああ、ありがたいな」という気持ちが湧いてくる

それが、感謝という気持ちであって

何もないのに、「感謝」という気持ちが出てくることはないんです。

 

にもかかわらず、「感謝しよう」なんて強制されて、さらに純粋な人は

「そうか、感謝しなくちゃいけないんだ」なんて強要されるままに感謝感謝なんてしてたら

自分のエネルギーなんてあっとう間に消耗してしまいます。

 

横暴な上司に、「おい、お前は感謝が足りないんだ」なんて言われて死ぬほど

いいように使われる、こんなイメージでしょうか。。。。

 

頭だけで、感謝しようとか、親孝行しようとか考えることは、難しいんです。

 

親孝行にしても同じです。

私も自分が独身で、子供もいなくて一人でノー天気に生きていた頃には

「親孝行?はあ?」という感じでした(笑)

 

しかし、自分が親になってみて、「子供ってこんなにしなきゃ育たないんだ」ってことを

実感してはじめて、「ああ、ちゃんと育ててもらってるってすごいことかも?」って

思うようになりました。

 

子供を育てるのには、実際お金もかかります。

反抗期には「こんな家に生まれたくて生まれたわけじゃない!」って親に反抗していましたが

実際自分が親になってみると、「さすがにそれを言われるとつらいな」ということが

わかってきます。

 

嫁姑の関係だって、同じです。

一般的には天敵と言われるような存在同士です。

でも、深く関わっていくと、情も湧いてきます。

私の場合は、2人の子供が出来て、おじいちゃんおばあちゃんと日々関わることによって

「こんなに私の子供達を大切にしてくれる存在」ということがわかってきます。

私ができないようなことを子供達に注いでくれる主人の両親は、もはやもう

私にとっては、「いなくては困る存在」です。

 

そういう関係があってはじめて、「ありがたいな」という気持ちが湧いてきますので

たまには美味しいものを食べに連れていこうとか、旅行に連れていこうとか、

具体的に何かお返しをしたい気持ちになります。

それがまあ、言ってみれば「親孝行」ということになるんでしょうか?

 

つまり、まずは言葉ありき、ではなく、まずは体験があり、想いがあり、その結果

「感謝」という言葉が湧いてきた、という順番です。

 

人の営みはすべては、こういう順番を踏んで言葉を自分の実感のあるものにしていく

ということが大事だと最近とみに感じます。

なぜなら、言葉だけが横行して、実態がない関係があまりにも多いから。

 

言葉だけのやりとりで、その人間関係に確かに繋がっているという実感が持てないから。

です。

 

いろいろな倫理道徳、そして、モラル。

社会で生きていく上で必要です。

そして職場においても、そういった倫理感や、モラルは必要です。

 

でも、強制はよくない。

あくまでも気持ちは自然に発生するものです。

自然に発生するような状況を作りだす、提供する。

それが、その「場」を作っている人の責任だと思います。

 

・・・・と書いていたら横にひょっこりわが姑の「ハナちゃん」が立っていました(驚)

診察に来たそうです。

「なんがでっきよんな」

コテコテのサヌキ弁の「ハナちゃん」です。

 

見た目は一見怖そうですが、実は私は実の母より好き放題いえる相手でもあります。

吉本家で一番のエネルギーの大きな人(笑)

2010.10.0410月20日(水)第6回母性型経営勉強会

10月になりました。

今月の母性型経営勉強会(第6回)のご案内です。

 

■10月20日(水)午後6時半~8時半

  高松国際ホテルにて

 会費:3000円(夕食込み)

 定員15名

 

お問い合わせは、吉本歯科医院マネージャ、吉本委子まで info@8181118.com

 

先月の勉強会の様子

詳細はhttp://www.ningen-kagaku.co.jp/bosei/2010/09/5.php

 

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