吉本歯科医院

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2013.03.294月の母性型勉強会日程

4月の母性型勉強会の日程が4月17日(水)に変更になりました。

2013.03.28母性型勉強会3月27日(水) もっと認めて、もっとねぎらって

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寒い雨の中、母性型勉強会でした。

男と女の違いを心底実感した昨日の勉強会。

男性が、何よりも欲しがっているもの、それは女性からの
「ありがとう、あなたのお陰で・・・」という評価、感謝の言葉。

しかし、決して「ねえ、もっと誉めてよ、認めてよ、ねぎらってよ、感謝の言葉を言ってよ」とは
口に出しては、言えません。

古き良き時代?男性は女性に上手にたててもらえ
一歩下がって、あがめたてまつられる時代が、ありました。

その頃から、何も変わっていません。
表向きは変わったようで
心の中は何も変わっていません。

男性が心底欲しいのは
「あなたのお陰で、私はこうできている、ありがとう」
「あなたがこうしてくれたお陰で、私は幸せ」
という感謝の言葉です。
そしていつだって評価して欲しいんです。

参加者の男性は
こう言いました。

「奥さんには、嘘でもいいから言葉にして言って欲しい」
「演技でもいいから、いい気分にさせて欲しい」
「なんで、男が夜の世界に行くかわかる?だって、演じてくれるんだもの。嘘でもいいから
ねぎらって欲しい、認めてほしい、誉めてほしい、感謝して欲しい」

これに対して女性は
「もっと私の話を聴いてよ」
「もっともっと私とコミュニケーションしてよ」

女性がどこまでも求めているのは
あっちいったりこっちいったりする女性の会話にえんえん付き合って欲しい
というコミュニケーション。

「うちの旦那とはまともな話ができない」
「うちの旦那には優しくできない」
「うちの旦那は口を開くと怒ってばっかり」

どこもかしこも、身近な関係がどんどんチグハグに掛け違っていくのは
男と女はもう何もかもが違うんだ、という認識不足です。

知らなかったがゆえに、
不幸になります。

知ってしまえば
「ああ、そういうものか」と理解することが、できます。


夫婦や家族は一番近い関係です。
甘えがでやすい部分
そして一番なれあいになってしまいやすく
気遣いが消えていく関係でも、あります。

本当は、
一番に気を遣い
一番に大事にしあわないといけない関係です。


夫婦、家族、この最小の単位を
ポカポカにあたためることで
外に出てからの関係に余裕を持つことができます。

今、ほとんどの人は
逆をしているんです。


家の外では一生懸命気を遣って、いい人を演じ
そのうっぷんを家の中で晴らすのです。
そうやってバランスをとらないとやっていけなくなっています。

押し殺した感情は必ず爆発しますので
弱いところ、甘えられる関係のところに
ぶつけられてしまいます。


みなさん一人一人が
自分の体験を話をしました。

そして口にしながら
人の体験を聴きながら
こう、思いました。


「あ、感謝してないな。言葉にして言ってないな」


人間関係は
自分が変わらないと人は変わらない
です。


まずは、今日から奥さんは
ご主人に
「演技でもいいから」

思いきりテンションをあげて、
「あなたのお陰よ。ありがとう」
「助かるわ」
「すっご~い!!さすがね!」
「うわあ~~~!!あなたはやっぱり普通の人と違うわ!」
子供達には
「オトウサンが一生懸命働いてくれているから、こうして安心して暮らせるのよ」
「オトウサンはえらいのよ」


男性は、女性に誉めて欲しいのです。
「あなたのお陰で」と感謝の言葉が欲しいのです。

参加した男性が名言を残しました
「男ってものはね、基本的には女子供を俺が食べさせてあげたい。幸せにしたいという願望が
あるんです。
誉めてさえくれたら、感謝の言葉さえ毎日あれば
その女のためにどんなことだって、やってやろうと思うものなんです。
単純なんです。
一生懸命稼いでもっと幸せにしてやりたいと思うもんなんです。
そういう生き物なんです」


う~ん、そうかあ、知らなかった。。。。


感謝はしてるけどね
心で思っているだけではダ
なんです。


女性はみな、本来女優です(笑)


先に気がついた人から、女優になる、これでどうでしょう?
私はそれができるのは、女性だからこそできる、そう思いました。


今、男性は、(女性もですが)社会で働いていく
お金を稼いでいく、会社勤めを続けていく、経営をしていく
ということは本当に厳しい時代です。

競争競争、もっと働け、もっともっと
とお尻を叩かれ
叩かれながらも
評価をされ、誉められることは日々の中で本当に少ないのです。
これは現実です。


そんな中に女性も巻き込まれて疲れ果てていては
一緒に共倒れです。


潤いが必要です。
心を潤してくれるあったかい保湿クリームが必要です。
そのクリームになるのが
まずは感謝の言葉、です。


思っているだけではだめで
口に出して、目を見て伝えて言い続けてはじめて
潤ってくるんです。


「そうはいっても、旦那のふるまいに腹が立って感謝の言葉を言う気にもなれない」
という女性の声も、あります。


そうは思ってもそうできない
もう一人の私がそうできない

その気持ちも、わかります。


しかし、ここはぐっと
大人になり
女優になってしまうことで
関係はいきなり変わっていくんです。


母性型勉強会で
いいことを
教えてもらいましたよ


自分が先に誰かを誉める
口出して誉める

その言葉によって
相手もご機嫌になりますが
実はその自分が発した言葉で一番ご機嫌になって
潤っていくのは
他でもない自分です。


つまり、誰かを自分から先に誉める、感謝する、ねぎらう
という言葉を発することで
一番幸せになっているのは自分です。


自分を好きになろう
と言いますが
わざわざ好きになろうと努力しなくても
身近な人に感謝の言葉を絶えず続けているだけで
自分で自分を潤わせているのです。


自分が潤ってくると
どんどん嬉しくなりますので
そこではじめて
「余裕」が生まれてきます。


運は余裕がある人にやってきます。


まずは、自分を満たす
そのために、自分と関わる人をまず自分から
誉める、感謝する、です。


ハッと気がついた人が多かった昨日の勉強会。
早速今日から大女優に変身している人が、いるはず。


会話がなくなっていくのは
お互いに「そんなことはしてあたりまえ」という風になって感謝の気持ちや言葉が
関係から消えていくから、なんですね。


勉強会の様子です。
みなさん、いい表情でしょ?
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次回母性型勉強会は
4月17日(水)午後6時半~
高松国際ホテルにて

2013.03.26どんな美人も口呼吸でブスなる

どんな美人も口呼吸でブスになる

・・・ショッキングだと、思いませんか??

吉本歯科医院の歯を失わないためのお話3月号は「口呼吸と鼻呼吸(前半)」でした。

早速、ご自分の口をチェックしたところ
「あああっ!私ってば、口呼吸!!(TT)」
と気がつかれた方がいらっしゃいます。


じゃあ、どうすれば鼻呼吸に治るのか?

ということを次回4月号で院長がご説明していますので
ぜひやってみてくださいね。

吉本歯科医院の待合室に「免疫を高めて病気を治す口の体操 あいうべ」
hon.jpg
という本と
「口を閉じれば病気にならない~健康は呼吸で決まる」
hon2.jpg
という本を置いてあります。
とってもわかりやすい本です。

私はこの本を読んで、今まで「なんでだろう?」と思っていたことが
ストンと腑に落ちました。

口で呼吸することがいかに恐ろしいか

ということを知りました。

本文より抜粋
最近、口をぽか~んとあけている子供や若い人が増えているように
感じませんか?

こうした子供達はたいてい口で呼吸しています。
唇はタラコのように厚く、上唇は山形をしています。

また、口呼吸をすると外気が直接口の中に入るので
歯肉が肥厚し、口呼吸性の歯肉炎となる傾向があります。

歯垢が付着して起こる歯肉炎とは異なり
歯を磨いても治りません。

・・・

また、唇を閉じる力の弱い子供達は
①風邪でよく休む
②遅刻や早退が多い
③扁桃腺肥大の既往症がある
という傾向もありました。


難しい話ではなく
口を開けっぱなしにしたままだと、
バイキンや有害物質やウイルスは入り放題です。

口を閉じ、鼻で呼吸している人は
鼻にはりゃんと防護ネットのような機能があるため
直接バイキンや有害物質は体内には入り込んできません。


これは3月号でもお話していますが
鼻には大きな有害物質やバイキンを取り除くための機能がたくさん
備わっています。

バイキンが肺の中や体内にそのまま入っていかないような
三角コーナーのようなネットがちゃんと、あるのです。


空気中の大きな粒子をちゃんとこのネットである鼻毛や小さい網目構造の膜で
取り除く、これは鼻の役目です。


息を鼻で吸うか
口で吸うか

これは大きな問題です。


さて、タイトルの
どんな美人でも口呼吸でブスになる
という話しです。


口呼吸は体内に対する悪影響だけでなく
ズバリ見た目に与えるダメージも少なくはありません。

口がポカンと開いている顔は
見ていて美しいものでは、ありません。

どちらかといえば、
マヌケ顔です。

どんな美人も口がポカンと開いていれば
もう興ざめです。


口呼吸の人は
食事中も、口を開けて息をするため
物を食べる時に
くちゃくちゃと音が漏れやすくなります。

それにも増して深刻な問題は
歯並びが悪くなる
ということです。


人間の歯は食べ物を噛み砕くために
縦の力には30キロでも耐えられますが
側面からの力には弱く、500グラム程度の力でも簡単に
歯は動いてしまいます。

口呼吸をしていると
食べ物を飲み込む時、
舌で前歯を押すように飲み込む癖がつきやすくなります。


そして歯並びが崩れ
いわゆる
出っ歯や上下の噛み合わせがぐちゃぐちゃになったり
することがあります。


実際に吉本歯科医院でも、歯並びが悪い患者さんのほとんどは
口で呼吸されている方が多いです。
ご本人は意識したことがありませんが
自然に口が閉じ、鼻で呼吸するのが当たりまえということが
できない方はとても多いのです。


いつも口が半開きで
口角が下がっていて
その下がった口のわきから
出っ歯がのぞき、
くちびるはいつも乾燥してがさがさ
口臭も気になる
・・・・こんな美人は、いません(泣)


ね、どんなに目鼻が美しくても
口元がゆるんでいたら
いかがでしょう?


たかが、呼吸、
息なんて鼻でしようが
口でしようが息ができてるんだから
いいじゃないか!
と、思われますか?


たかが呼吸と思っていると
人生まで大きく変わってしまいそうです。


吉本歯科医院では、できるだけ多くの患者さんに
「あなたはちゃんと鼻呼吸ができていますか?」
「舌の位置は正常ですか?」
ということを患者さんにお伝えしています。


私自身、会う人会う人に
うるさいほど、口呼吸と鼻呼吸の話をしています。

なぜか、45歳以降の方は、特に深刻な顔で聞いて下さいます。
それは
実際に
■舌がまわらなくなってきた
■口の周りの肉がたるんできた
■口の中が乾燥する
■風邪をひきやすい
■いつも喉が痛い
■前歯がどんどん前に飛び出てきた
ということを感じはじめる年齢だからだと、思います。


知った人から
いますぐに!

口を閉じ
鼻で息を!

もし、お子さんの口がポカンと開いていたら
すぐにお口を閉じさせるよう
指でキュッとして下さい。
小学生でも3年生くらいになると
話せば理解し、口を閉じることを
意識するようになります。


これは意識できている日中はパソコンや仕事机や冷蔵庫に
「口を閉じ鼻呼吸!」とメモ紙を貼って意識していただくだけで
違います。

問題は
意識できない
寝ている間、です。


寝ている間に「口を閉じ、鼻で息を」を実現するには
少々のトレーニングが必要です。


最初からできている人には
「なんでそんなのあたりまえ」と思うようなことですが
もう何年も口呼吸を続けている人にとっては
大変なことなのです。


吉本歯科医院でおすすめしているトレーニングは
この本の今井先生が提唱されている
「あいうべ体操」です。
今までやったあらゆる体操の中で私は一番効果テキメンでした!
「こんなものでなおるの~~」と疑うより前にやったもの勝ちです。
すごいですから、これ。


iaube.gif

次の4つの動作を順にくり返します。
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす

①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける
この体操は、真剣に行うとかなり疲れます。
これは人が見ていると恥ずかしいです。
なので誰も見ていないところで
思い切り、がポイントです。

もう、どうしちゃったの?というほど
表情豊かに顔の筋肉を思い切り使ってアイウベして下さいね。

ちなみに当院の患者さんでは「入浴中に行なう」という方が多いです。
私も、お風呂の中で「あいうべ~」とやっています。

もっとも重要なのは
④の「べ~」です。
④の「べ~」はアッカンベ~のべ~です。
かなり舌の付け根まで伸ばします。
できればそのまま上を向いて舌を天に持ち上げる動作も効果的です。


舌は筋肉です。
足腰と同じですので
鍛えないものは、衰えるのです。


4月号で院長がお話していますが
口を閉じた時に
舌の先っぽが上あごにちょんとついている方は
舌の位置が正常です。

そうではなく
舌の先っぽが下の前歯の裏にくっついている方
どこにもくっつかない方は
舌が寝たきりになっている
という状態です。

正常の反対、異常です。

舌には定位置というものが、あります。

舌の位置が異常になった時
さまざまなことが
起こります。

口呼吸になったり
歯並びが悪くなったり
舌根沈下による睡眠時無呼吸になったりと
いろいろなことが
起こります。


なので、
舌は、ちゃんと使っていないと
筋肉ですので衰えるのです。


もし、使えていないのであれば
たった今から
舌を鍛え
口を閉じるための口輪筋を鍛えてみましょう。


知った人から、すぐにはじめる
鼻呼吸。

3週間きちんと
①口を閉じる
②あいうべ体操を繰り返す

だけで、
もうびっくりしちゃうほど、変化します。


お金もかからないし、いいことずくめ、です。


さらに、あまりにたるんだ口まわりを鍛えるためには
医療器具で
Mパタカラというものがあります。

これは表情筋を鍛えるもの、です。
patakara.jpg
医療器具ですので、ネットで販売しているパタカラとは
違います。

この訓練を毎日行なうことで
頬の筋肉は確実に上がっていきます。

顔も筋肉痛になります。

表情筋とはまばたきをしたり、口を閉じたりといった
日常的な動作や多様な表情を形成する、顔面にあり20数種類の筋肉の総称です。

表情筋の血流量を増やして栄養を行き渡らせることができます。


さあ、今すぐ
口を閉じましょう。

2013.03.25感謝は感謝の声をよぶ

普段は行かないスーパーに行った時のこと。
その日はたまたま出かけた帰り道だったので
たまには違うスーパーに、と思い寄りました。


スーパーによって
置いてある商品も違い、雰囲気も、違います。


レジで会計をして、買った商品を袋に詰めている時、
ふと目の前の壁にぶわーっと貼られた「お客様のアンケート」

50枚近くあります。もっとあったかも?

入口や、買い物袋に入れる台の上に
「お店のこと、商品のこと、従業員のこと、なんでもご意見下さい」
とアンケートボックスが置かれています。

もらったアンケートに対して
そこの店長さんが赤のマジックで丁寧に
回等をつけてお返事を書いています。

返事入りのアンケートを
ズラリ張り出しているわけです。


すべて匿名です。

さて、どんなことか

お客さん「味見用に切って置いてあるオレンジの皮が乾いていた」
店長さん「大変申し訳ございません。以後十分に注意し、乾かないように徹底させていただきます。
ご指摘ありがとうございました」

お客さん「レジの◯◯というバイトの人は、愛想が悪く手際が悪い」
店長さん「ご不快な思いをさせてしまい大変申し訳ございませんでした。以後、教育を徹底し
お客様の接客対応につとめます。ご指摘ありがとうございました」

お客さん「◯◯社の◯◯が置いてない!◯◯のスーパーには置いてたのに。」
店長さん「大変申し訳ございません。早速在庫を確認し、手配致します。
ご指摘ありがとうございました。」


こんな感じでズラリ。

商品に対する文句や、従業員への対応への文句、クレームがズラリ。

たまに
「◯◯さんが、子供に優しく声をかけてくれて重いカゴを持つのを手伝ってくれました」
というお褒めの言葉もありますが
大半が、クレームやら「もっとこうしてよ」という内容です。

確かに
アンケートをお書き下さい
と紙を置かれていても
私自身書くことはほとんど、ありません。

アンケート用紙に手が伸びるのは
よっぽど頭にきたか
よっぽど感激したか
どちらかであり
まあまあ、可もなく不可もなく、という時には
面倒臭いので
書きません。


ただ、こんなアンケートシステムを目安箱のように
吉本歯科医院の設置するのだけは、やめよう、と
これを見て思いました。

やってしまいがち、ですが、
やってはいけないんだな、と思いました。

もし、私がこのスーパーの従業員だったとして
もし、お客さんの誰かに不快な思いをさせてしまったとして
こんな風に名指しでアンケート用紙に文句や不満を
書かれて公表されてしまったなら
名前をマジックで消されていたとしても
がっくり、悲しい気持ちに、なります。


また、それを表に貼り出して公表する上司に対して
なんともいえない寂しさを感じます。


さらに、上司なら私を悪者にせず、守ってよ!という怒りさえ湧いてきます。


お店の意図は
「私達の店はこれだけお客様のことを思い、どんな不満やクレームにも
きちんと対応しますよ」という姿勢を形にするために
こうして壁一面に貼っているんだと、思います。

が、
ここでものを買うお客さんから見たら
逆効果です、きっと。


クレームや苦情を書いている言葉は
読んでいて気分のいいものでは、ありません。
言葉には力がありますので
それを読んだ人は、いい気分にはならないものです。


店長さんはお客さんから苦情をかき集めるよりも
もっとレジのスタッフを、現場のバイトの女の子の対応を
よく観察し、言葉に出して誉めることにエネルギーを注いだほうが
よっぽどお店の雰囲気はよくなります。


どんなに一生懸命対応していても
不愉快になるお客さんは、います。
それは従業員の問題ではなく、そもそも
腹がたって店の中に入ってきたお客さんの問題だったり、します。


それらをすべて
「大変申し訳ございません。教育を徹底します」と
謝り倒し、従業員に「なんで、こんな対応したんだ!」と
どなっていては、働く人のモチベーションはガタ落ち
さらに店の質は落ちる一方です。


悪いところをわざわざ暴き出し
どんどん雰囲気を暗くするよりも
もっともっと自分の店で抜群の対応をしている従業員さん、バイトさんを
口に出して誉め、認め、さらには
お客さんに対して
「すごいスタッフがいるんですよ」
自慢してもいいくらいです。


私が住んでいるマンションの真裏によくいくスーパーがあるのですが
そこでレジをしているスタッフの中で
素晴らしい対応をする年配の女性がいます。
私は並んでも、そのレジに並んでしまいます。



もし私がこの店の店長さんだったなら
まずはこの女性を徹底的に観察し、素敵だなと思うところを
100項目くらい書き出します。
そして、言葉して本人に伝えます。
さらに、他のスタッフにも同じように伝えます。


そうやって一人の「素敵」をどんどん伝染させてもらうことに
エネルギーを注ぎます。
その方が楽しいし、何より元気がでます。


一人の人の素敵な応対は、絶対にお客さんをその瞬間
ものすごく幸せにしているはず、なんです。


その瞬間をどんどん外に外に知ってもらうことの方が
クレームをたくさん貼り出すことより、幸せな雰囲気が充満します。


吉本歯科医院でも、こういう瞬間はたくさん、あるんです。
私が見えてない気がついていない瞬間が。

歯科衛生士さんが患者さんとの会話の中で
カウンセラーと患者さんが
受付での会計の時の一言、とか。

人が「あ、嬉しいな、今」と感じるのは一瞬です。


そういう瞬間がたくさんあり
治療がすべて終わった時に
患者さんは、「ありがとうございました」と喜んで下さいます。


吉本歯科医院では、患者さんから頂いた「ありがとう」や「嬉しかったです」の
声をみんなで共有します。

患者さんが読んで頂けるように
冊子にもしちゃいます。

スタッフが誉めてもらった出来事は
ニュースレターにも文章として書くことも、あります。


それを吉本歯科医院にお越しになる患者さんに
見ていただけることでまた、スタッフそれぞれの心の意識を高めてくれます。


100の小さな短所をほじくりだされるより
たった一つの「素敵なこと」を表に出してくれるほうが
よほど人は変わります。


スーパーで買い物をしている時
そこで働く店長さんが従業員の人を誉めたり、優しく声をかけたりしている
姿を見ると、「ああ、ここはいいなあ」とお客さんは感じます。

逆に店長さんが、不機嫌で従業員に指示命令だけしている姿を見ると
どよ~んとした気分になります。


私は自分が病院やお店に行った時
ものすごく見ているんだなあ、自分は、と気がついたことがあります。
それは、
自分に対する対応よりも
自分ではない他の患者さんとそこのスタッフが話をしている様子や
中で働いているスタッフ同士のやりとりや、上司とのやりとりを
ものすご~く、見ているんです。


そんなことは、ないですか?
お客さんに対してはみんなそれなりに意識して丁寧に応対をします。
しかし、それ以外の普段のコミュニケーションの部分に対しては
無意識にやっていることの方が大きく
そっちの印象が「本当の姿」なんだと思ってしまいます。

それが
「なんとなく、あそこはいい感じ」
とか
「なんとなく、嫌な感じがする」
という部分に繋がるんだと、思います。


自分がお客さんの立場になってみると
自分はどんなことを感じているのか?
ということがよくわかります。


「なんとなく、いい感じ」
をいつも実現していたいな、と思います。

2013.03.232人の自分がバラバラに 母性型勉強会3月のお知らせ

どうしたら
自分の心がいつも前を向いてくれるのか?
どうしたら
あの人のように、なれるのか?
どうしたら、やる気になれるのか?

理屈じゃわかっているけれど
やめられないこと
頭じゃわかっているけれど
そうできない自分

そんな葛藤を抱えて生きているのが
人間です。


そんな中で
上手にスイスイ自分の思ったようにのびのび仕事して
のびのび人と付き合って
どんどん自分の望みを叶えている人がいます。

そういう人というのは
自分の中に存在する、「もう一人の自分」を
上手にコントロールする術を知っている人、です。


子供を誉めて育てた方がいいとわかっています。
しかし、そうできない自分。

主人に優しくしたほうがいい
奥さんに優しくしたほうがいい
頭では、わかっています。


しかし、そうできない自分がいます。

それは、もう一人の自分の心が満たされ安心していなから、です。
もう一人の自分の心が安心し、満たされている時には
余裕ができます。
余裕がある時、人は他者に対して優しくなれます。
余裕があるから、です。

心がカツカツでささくれだっている時、
他者に優しくできる余裕はありません。


これは心のメカニズム、です。

母性型勉強会の中では、
自分という人間の中には、心の中にいろんな自分がいるんだ、という話をします。
頭で操作しようとしても、
意思の力ではどうしようもできない部分、が自分にはありません。


自分は本当はどう感じているのか?
そこに焦点を当てていくと
すんなり答えは出てくるのですが
残念なことに、
情報が頭の中に入りすぎると人は
自分が何を心地良いと感じのか、嫌だと感じるのかが
わからなくなってきます。


まずは心の紐を解いていくことが、大事です。
自分の心を紐解いてくれる人に出会えるということは
人生を変えるほど、大きなことです。


今月の勉強会は
3月27日(水)午後6時半~、です。
高松国際ホテルにて 会費3000円(夕食代込み)

お申込は
http://boseinomonosashi.com/study/entry/


※お食事の準備の都合上、お申込は必ず前日までにお知らせ下さい。
※お子様をお連れの方もお知らせ下さいね。

お目にかかれること
楽しみにしています。

2013.03.23酵素いっぱいお弁当

DSC04946.jpg
土曜日は、こうして時々ヘルシーお弁当を頂きます。
娘の保育園で同じクラスのママが作っています。
このママ、なんでも一生懸命徹底的にやる女性で、
ダンサーであり
無添加のパン作り職人であり
美味しいコーヒーを入れる人であり
体に優しいお食事を作るカフェのオーナーであり。。。

こんなに命を充実させて日々を過ごしている人を間近に見ると
ああ、私なんてまだまだ、使い切ってないわ、という気持ちにさせてくれます。
DSC04948.jpg
今日は肉団子甘酢煮
レンコン梅肉和え
苺ととまとの黒こしょうマリネ
厚揚げたいたん
玄米ご飯

こういうお食事、大好き。
一食で血がきれいになりそうです。


まもなく新しいカフェがオープンします。
夜ご飯も食べさせてくれるそうです。

お知らせしますね。

口に入れるものが気になるお年頃には
かゆいところに手が届く素敵なカフェができそうです。

2013.03.23経過を追う

昨日、7年ぶりに来院された患者さんがいらっしゃいました。
とってもおひさしぶりだったので院長と話をしている様子を横で
一緒に聞いていました。

院長は7年前のこの患者さんの口腔内写真とレントゲンと
今日撮影したレントゲン画像を見比べながら、状態の変化を
患者さんにお話していました。


吉本歯科医院では、全ての患者さんに対して
初診から今まで、定期的に口腔内写真、レントゲン写真を撮影します。
そしてそのデータ画像を全て保存しています。

ですのでその患者さんの骨の状態、顎の状態、歯の状態、噛み合わせの状態の
変化がすぐに見てわかるわけです。

7年ぶりにお越しになった患者さんは
「え、こんな昔の写真データが残ってるんですか?」
驚かれました。


はい、残っています。


当院の診察の流れを見た同じく歯科医業の方は
「こんなに一人の患者さんに手間をかけてたら、
大変でしょう・・・」とよく言われます。
見学にお越しになった方も
「そうしたらいいのはわかるけど、手間隙が大変・・」
おっしゃられます。


吉本歯科医院の診療の流れは
手間を省こうと思えば、いくらでも省けます。
お一人の患者さんにここまでの時間と手間を
かけている医院さんも全国では珍しいそうです。


しかし、開業以来、この流れを続けているには
当院院長の想いが、あります。


そこで当院の診療理念です。
1、自分の家族にできない治療はしない
2、院長自身が受けたい治療かどうか
3、患者さんの10年後のお口の健康を見据えた治療をする

です。

歯が痛いから
痛いところだけ、削って詰めて治療する
という治療を
吉本歯科医院では行っておりません。


対症療法的なその場限りの治療を繰り返してきた結果
ある年齢になった時、かならず歯を失います。


吉本歯科医院では、歯を失ってしまったもうどうしようもない
という方が各地からお越しになられます。


治療を終えた患者さんは最後に必ずこうおっしゃいます。
「吉本先生、歯はなくなってみてはじめてその大切さに気がつくんですね」
「もっと、こうなる前に知っておけば良かった」
「知っていれば、こんな治療を繰り返してはこなかったのに」

おっしゃれることは
言葉は違えど、内容はみな同じです。

私達は、こんな患者さんの言葉から
歯を失う前に、失ってしまう仕組み、失わないための知識」を
患者さんにお伝えしよう!と決めました。

そこで生まれたのが
ニュースレターや、チェアサイドでの患者さんへのご説明
カウンセリング、です。

すべては
「本当のことを知ってほしい」
という想いから
それではどうしたらいいのか?と
仕組みを作りました。


最初はなんでも「想いありき」です。

開業して10年が過ぎました。


患者さんは本当のことをもっと知りたがっている。
オブラートにつつんだような言い方ではなく
明確に
「こうしたら、こうなるんです」
「だから、こうする必要があります」
と強く言い切ってもらいたがっている
と私は患者さんのお話を聞きながらいつも、思います。


歯医者さんと言えば
①優しいのがいい
②痛くないのがいい
③早くて安いのがいい

これが今までの歯医者さんを選ぶ基準だったそうです。


私も10年前、20年前なら
それが選ぶ基準だったかも、しれません。

しかし、今は違います。

この口の中にある歯を私は死ぬまで使い続けなければ
なりません。
皮膚や内臓や、目や耳、手足と同じく
使い続けなくてはならないのです。


体は道具です。
魂の入れ物ですので
大事に大事に使わなければ故障するのです。
心をどんなに磨いても
肉体が故障していては
幸福感を味うことはできません。

心と体はセットです。
歯は体の一部です。
そして実はとっても重要な部分なのだ
ということがどんどんわかってきました。


故障する理由は専門家から見れば
明確にわかっています。

しかし、どう使えば故障するのかわからない人は
なんとなく自己流で勝手に使ってしまいます。
あふれる情報の中からよさそうなことを
ピックアップし、自分の中に取り込みます。
なので、故障するのです。


故障せずにずっと使い続けるには
専門家の知恵が必要です。


吉本歯科医院では、患者さんのお口の状態が
10年前
5年前
3年前
1年前
「変化していない」lことを目指しています。


歯は一年で大きく動きます。
そして、状態も磨り減ったり、虫歯になったり
歯周病になったりと、いろいろなことが
口の中には起こります。


今と10年前のお口の状態があまり変化がない
ということは
定期的にメインテナンスを行い
歯周病を予防し
さらに歯の磨り減りを予防し
噛み合わせの安定を維持している
証拠
です。


なので吉本歯科医院では10年前からずっと
患者さんのお口の中の
経過を追い続けているのです。


当院の歯科衛生士さん、先生には
手間隙がかかる行程です。
しかし、経過を追ってくために、必要な行程なのです。


一日に100人の患者さんを「さばく」より
今日、目の前にいらっしゃるこの一人の患者さんと
10年付き合う覚悟で向かい合う
使うエネルギーはどちらが大きいでしょう。


吉本歯科医院は小さな歯医者さんですが
小さいからこそできることが確かにあります。

今日もお口の中の写真を撮影し、経過を追い続けています。


10年後も、あなたのお口の状態が
大きな変化がありませんように。

そんな想いが、だんだん患者さんに伝わってきた手ごたえを
感じます。


今、やっていることの
意味をきちんと患者さんにお伝えすることが
大切だったんですね。

2013.03.22口で息してませんか?3月号ニュースレターできました

DSC04895.jpg
春の陽射しですね。
さあ、今、加地さんが吉本歯科医院のニュースレター「歯を失わないためのお話」3月号を
納品して下さいました。

私は印刷したてのこの紙のにおいをくんくん嗅ぐのがたまらなく好きで
束になった冊子の封を開ける瞬間を毎月楽しみにしています。

インクの匂いと、印刷したてのレターを頬ずりしております。


今月は表紙に金本智恵子さんをご紹介しています。
金本さんは、当院にお越しくださって5年、インプラント治療の最終日から3年が経過された
患者さんです。


先日メインテナンスにお越し下さった際に
とってもいいお話をお聞きすることができたので
その時のお話を中でご紹介しています。
DSC04894.jpg
さて、本文です。
今回は3月、4月と
「口呼吸と鼻呼吸」についてご紹介しています。


これも、当院で患者さんに対して毎日普通にお話させて頂いている内容なのですが
多くの方が
「え、そんなこと知らなかった」
「聞いたことがない」
「なぜ、もっとはやく教えてくれなかったのか」
・・・・ということでしたので
早速ニュースレターでご紹介しています。


さて、今みなさんは、今パソコンの画面を見ながら
お口は閉じていますか?

それとも、ゆる~くお口が開いていますか?


しっかり閉まってるわ、という方はOKです。
しかし、「あら、唇が閉じていないわ」という方は要注意です。


鼻は息を吸って吐くところ
口はものを食べるところ

しかし
今は
鼻はいつもつまり気味なので
口で呼吸している、という方が増えています。


朝、起きた時に
のどが痛い
口が渇いている
風邪を引きやすい
という方は
夜寝ている間に、鼻呼吸ではなく
口呼吸している可能性が高いのです。


口が閉じない原因は2つあります。
①唇周辺の筋肉、口輪筋の衰え
②ベロ(舌)の筋肉の衰え

です。

口輪筋はなんとなく理解できるけれど
ベロ(舌)って鍛えなきゃいけないの?
と思われるかも、しれません。


はい、そうなんです。
私も知ってびっくりでした!


舌も筋肉ですので
鍛えなければ衰えるのです。


使わないものは、衰える
の原則に従って
口輪筋も、舌も
使っていなければ、
だらーんと衰えていく一方なのです。


舌が衰えているかどうかのチェックです。

まず、口を軽く閉じて下さい。

その時に
あなたの舌の先っぽはどこに当っていますか?

①上の前歯にちょんと当たっている
②下の前歯に当っている
③どこにも当っていない


舌の正常な位置は
①の上の前歯にちょんと当っている
です。

しかし、今は
多くの方が
②か③です。


②か③になりますと
舌が寝たきりになっている、と言う状態ですので
だら~んと下に垂れ下がっていることに、
なります。

この状態になりますと
嚥下障害を起こしたり
口呼吸になったり、
睡眠時無呼吸になってしまったりと
さまざまな弊害が出てきます。


そこで、
まずはご自分がちゃんと鼻呼吸をしているのか?
自己確認をして頂きます。


寝ている間に口が開いていないか
ご主人様、奥様、に確認してもらってもよいかもしれません。

子供さんもチェックして下さい。

寝ている間に
口がぽか~んと開いたまま寝ている子供さんは
寝ている間に口の中が乾燥し
ウイルス、細菌など入り放題です。


そして、口輪筋と舌を鍛える体操を3週間きっちりやって
頂くと、
まあ、素敵!見事に口呼吸から、鼻呼吸に変わります。


風邪も引きにくくなりますし
なによりも、
口元が引き締まります。

私は長年知らず知らずのうちに
口呼吸をしていることにも気がつかず生活していました。

口呼吸の恐ろしさを知り
鼻呼吸を意識しはじめ
口輪筋を鍛える体操や
舌をきたえるトレーニングを毎晩お風呂の中でせっせとやりました。

寝る前には口にテープを貼りつけ
口が開かないようにして、眠るようにしました。

最初の2週間は、寝ている間に
口が開いてしまい、
朝起きた時には、無残にテープが剥がれていました。

しかし、3週間を過ぎたあたりから
朝起きても口のテープが剥がれておらず
そんな朝には
「いやったあ!」とガッツ!


寝ている間に口が勝手に閉じ
鼻で呼吸するようになると
今まで使われていなかった鼻の通り道や
耳の奥が感じたことのないような
違和感を覚えました。


院長に訴えると
「ああ、やっと正常な人間の鼻と耳の機能になったんだね」と(--:)


鼻は息を吸って吐くところ
口は物を食べるところ


人間はそういう風にできているそうです。

鼻で息を吸うより
口で息を吸うほうが楽なので
人間は楽な方へ楽な方へ流れ
そしていつか、機能が退化するのです。


今回のテーマは、すぐにみなさまの
お役に立つことと、思います。



詳細は3月号、4月号をお読み下さいね。

2013.03.15人はみな、忙しいのです。

先ほど、吉本歯科医院でオールオン4というインプラント治療をお受けになって
約3年が経過された女性の患者さんがお越しになられました。

定期的にメインテナンスに必ずお越しくださっている方なのですが
年末からお体の不調で入院したり退院したりとなさっていました。


「やっと退院できたから、行きます」とお電話を下さり
今日お越し下さいました。


お菓子をたくさん持って
「いや~、入院は大変やわ。元気でないといかんね~」
といつものニコニコ笑顔でお話して下さったので
私達、まずはほっとしました。

せっかくいい歯が入り、これから人生楽しみましょうね、というところだったので
元気でいてもらわないと、困ります。


その患者さんは
「毎月一回のニュースレター、楽しみに読んどるよ。
これが来ると、ああ、そうやそうや、とみんなの顔を思い出す」
とおっしゃって下さいました。

ああ、毎月思い出して下さるんだ。
お送りしてよかった、と思いました。


私達の医院では毎月一回かならず「歯を失わないためのお話」という情報レターを
患者さんにお送りしています。
一年に12回、お手元に届くことになります。


それが届いた瞬間には
「あ、吉本歯科医院だ」と思い出して下さるそう、です。
そして中には内容を読んでくださり
「こりゃあ、大変だ、すぐにケアしなきゃ」と
お電話を下さる方もいらっしゃいます。


人は、忙しいのです。
私も忙しいように、目の前のこの患者さんも一歩治療が終わり
外に出ればまた目が回るように忙しい毎日を過ごしています。


ひまでひまで、考えることが何もない
という人など、いないのです。
なにかしらの優先順位があり、その順位の一番上に
吉本歯科医院を置いて下さった、ということが
ありがたいことです。

そんな中で、思い出して下さる、歯が痛くない時にでも
思い出して下さることは、もう奇跡のような瞬間です。


発信している私達はついつい忘れてしまいがちなことが、あります。
それは
患者さんはいつでもかんでも吉本歯科医院のことを
考えてくれているわけではない
ということです。


歯医者さんに行くのがもう好きで好きで
たのしみで、楽しみで、という方は
そうそう、いらっしゃいません。


歯が痛くなってどうにもこうにもなって
行く、以外は
できれば行きたくない場所です。


あの人に会えるから、楽しみ。
あそこに行くと、わくわくする。
という場所ではなく、
どちらかと言えば、
痛くて
とっとと済ませて帰りたい場所
です。


今日も予約表には一日にお越し下さる患者さんのお名前と処置内容が
書かれてあります。
予約通りにお越し下さる患者さんは、
このほかの用事をやめて、吉本歯科医院にお越しくださっている、ということです。

ニュースレターを発信し続けていてよかったと
思うことは、ほんの一瞬でも思い出して下さっている
ということです。

VOL1からずっとお読み下さり
その間に治療がはじまり、そして治療中、治療が終わり
吉本歯科医院に通うことがなくなった時にでも
月い回は必ず届くこのレターを読み、改めて
「あ、歯を大事にしよう」と思うようになったと
おっしゃって下さる患者さんもいました。


ニュースレターは、私達吉本歯科医院と患者さんとの
いい架け橋になってくれているなあ、ということを4年目に突入して
感じます。


私達が発信する
それに対し、反応して下さり、何らかのリアクションを下さる
そのリアクションに答える、さらに突っ込んでお聞きする
新たなテーマが発見される
私達が発信する

といういい循環になっているんだなと
振り返って思います。


患者さんからの何かしらのリターン、言葉、感想、質問を頂くから
私達もまたそこに反応し、問題を発見したり、改善点を探したり
できるわけです。


一方的な情報発信だけであれば
きっとこれだけの量の情報は発信し続けることは
難しいのかな、と思います。


コミュニケーションは一方通行では成立しません。
私達も一生懸命お伝えする
それを受け取って下さった患者さんも一生懸命
協力して下さる
いい治療を成功させるために
まな板の鯉のような治療にならないように
「話をしやすい」
「質問をしやすい」
そういう風土をどんどん作りあげていきたいです。


おたくの治療は、おたくの対応は
ここが良くて、ここがダメで、改善点はこうしたらいいよ
ということを
教えてくれるのは
いつでも患者さんです。

最高の技術や治療を提供しているつもりでも
やっていることの価値を患者さんが理解してくださらなければ
ただの「おせっかい」です。


どうやったら、私達の想いが患者さんに伝わるか
あの手この手、毎日考えてます。


みんなで話し合いながら
小さな改善を繰り返し繰り返し、
この作業が、私は嫌いではありません。

現場に神宿る

という言葉を教えてくれた先生がいます。
私はその日以来、その言葉がずっとデスクの壁に貼ってます。

本を読んで勉強しても
人の話を聞いて学んでも
見えてこなかったことは
すべて現場の今日の患者さんとの対応、スタッフとの話しの中に
答えはあります。


朝から夕まで、この場所をいい雰囲気が充満する場にしたい
そう思います。


2013.03.01夫源病

先月のコラム「男と女の噛み合わせ」では、患者さんからメールを頂くことがありました。

反応を頂けると私も嬉しく、歯の噛み合わせだけでなく、人間関係の噛み合わせも大事なことなんだと改めて再認識させて頂きました。


男と女は異性人同士。

わかりあえなくて当たりまえ。


分かり合うのではなく、相手の頭の中を知るということが大事です。


これは夫婦や恋人同士だけの話ではなく、職場の問題でも同じことが言えます。

今の時代、男だけの職場、女だけの職場というのは少なくなっています。

異性同士が同じ職場で働いています。

全く異質なもの同士が同じ場所で何の事前周知もないまま一緒に働いているわけです。


男は女になれませんし、女は男にはなれません。

それゆえに、異性の感覚を知り、「ああ、こんな時にはこう思う生き物なんだ」と事前に知っておくって、大事です。

男と女は凸と凹ですので上手に噛み合った時、最高のパフォーマンスをストレスなく発揮できるように神様は作ってくれていると私は思います。

今は凸凸、凹凹になってしまっていることがあまりにも多く、不要な精神消耗を起こしているのです。

先に知っておくことです。

異性とはこういう存在なんだ、ということを。

知っておけば驚きませんし、恐怖することもありません。

 

 

とことでみなさんは、「夫源病」という言葉をご存知でしょうか?

「妻の病気の9割は夫がつくる」という本がでています。

 

夫の何気ない言動が一緒に暮らす妻の大きなストレスとなりさまざまな不定愁訴を引き起こし、さらには取り返しのつかない大きな病気にまで悪化していくというものです。

妻と夫が逆転している場合ももちろんあるでしょう。

しかし、かつての日本女性は、不満があっても自分の中で押す、我慢強いタイプの女性が多いです。まだまだ良妻賢母型の女性はたくさんいらっしゃいます。

 

我慢に我慢を重ね、病気になってしまってはもともこもありません。

相手を知り、上手に対策を立てることが大事です。

では、夫のどんな言動が妻の健康に影響を与えるのか本の中から抜粋してご紹介します。

面白くて笑えます。

■妻の話を聞かない

女は本能的にしゃべりたい生き物です。

今日あった出来事や、相談事などを話した時に「で、何が言いたいわけ?」「結論から言ってよ」「で、俺にどうして欲しいわけ?」と言われると、ちゃんと話をきいてくれないと不満がたまります。

■洗面台はビチャビチャ、服は脱ぎっぱなし

我が家もです・・・・

■「家事もやっている」と偉ぶる

自分が気が向いた時だけ料理をして、後かたずけは妻まかせ。かえって台所がぐしゃぐしゃに。にもかかわらず周囲には、「家では料理もやってる。家事は嫌いじゃない」と話している。

 

■自分は夜遊びするのに妻には許さない

 

■妻の誕生日や記念日を覚えていない

たしか、結婚する前は誕生日にはプレゼントを送ってくれたはずなのに・・・・。

男性に悪意はありませんが、妻は単純に「愛情が減った」と受け止めます。

 

■「誰に食わせてもらっているんだ」が口癖

妻が言われて一番嫌な言葉ナンバー1ではないでしょうか?(笑)

妻は当たっているがゆえに何も言えず我慢と悔しさで内臓が煮えくり返るのです。

■高熱で寝込む妻に「飯は?」と詰め寄る

はい、これ(笑)信じられませんが、よくある話です。弱っている時に、「ご飯は?」と言われると情けなくなってしまうのですが悪気はないのが男性です。

■子どもの悪い部分は「すべておまえのせい」

子供のことはお前にすべてまかせた、と言っておきながら、問題が起こると「お前がちゃんとしつけてないからだ」と責める夫(――:)

よくあります。 

■姑が言いたい放題でも見て見ぬふり

見て見ぬふりをしていると、妻は次第に、姑よりも自分の味方をしてくれない夫に対して不満や不信感を募らせます。

 

本当に些細なことですが、私は自分の両親はまさにこの「夫源病」にあてはまるモデルケースのようでしたのでこの本を読んだ時には、大笑いしました。

30年前にこの本があれば両親に渡してあげたのに・・・・と。

私の母は父と暮らしている時は本当に不定愁訴の総合商社のようなものでした。

父が帰ってくる足音を聞くと頭痛がしてきたり、肩こりがひどく当時小学生だった私は母の肩をよくもんでいたのですが鉄板のようにカチコチだったのを覚えています。

子供心に「お母さんははやく死んでしまうんじゃないだろうか」と本気で心配したものです。

私の両親は私が高校2年の時に離婚したのですが、今思えばお互いがお互いの違いをあまりにも知らず自分の当たりまえを相手に押し付けていたがゆえにお互いで心を殺しあっていたように思います。

男は女を学び、女は男を学ぶ

これは夫婦や家族だけにとどまらず職場にも必要です。

たとえば、職場で活用する場合です。

私達の医院には男性の歯科医師2名、院長と新枝先生がいます。

あとは皆、女性です。

患者さんも女性が多いのです。

 

男性はどうしても理屈優先になって患者さんに説明してしまう時があります。

「正しいことを教えてあげなければ今後大変なことになる」という想いから一生懸命理屈を説明します。

しかし、相手が女性の患者さんだった場合、「そんな説明より今私がつらいことをなんとかして欲しい」と訴えます。

女性というのはまずは、自分の話を聴いて欲しい生き物です。

自分の感情を聴いて欲しいのです。

それがまずは入口です。

だからこういう時には、「一生懸命耳を傾ける」「気持ちに共感する」ということが正解です。

「話をじっくり聴く」「共感していく」という関所を越えてゆるやかに最初に扉が開くのです。

扉が開いたところで、次に理屈が入るのです。

しかし男性はえてしてこういう場合、共感を飛び越えて理屈で説得しようとしてしまいがちです。

話せばわかる、と一生懸命材料を用意して説明をするのです。

残念ながらそこではまだ相手の心の扉は開いていないのに、です。

ここにもまた男女の感覚の壁があるのです。

 

しかしこの「共感する」ということが男性にはとても難しいことなんだと私は最近知りました。

共感する、という行為を具体的に教えて欲しい。

という男性がたくさんいたから、です。

女性に言わせてみれば、「共感は共感なのよっ!!」「なんでわからないの!」となるのですが、そこで怒ってはいけません(笑)

「ああ、そうか、共感ということがイメージできないんだな。じゃあ具体的にやってみてあげよう」という流れになるのが今の吉本歯科医院です(^^:)

本来教育とはこういうものであるべきだ、と私は思います。

「なんでわからないの!」と腹を立てるのではなく

「やってみせて、何度も何度も繰り返しできるまでやってみせる」です。

 

では共感の会話を実際にご紹介しましょう。夫婦編です。

女「ちょっとお、今日ねえ、大変な目にあったんよ~」

男「そうなの?何があったの?大変な目って」(繰り返す)

女「うん、あのね、車のドアを開けた時に思い切りあけちゃって隣の車にぶつけちゃって傷つけてしまったんよ~」

男「ぶつけちゃったの?それは大変だ。」(繰り返す)

女「そうなのよ~。それからさ、相手の車の人が怒って出てきてね」

男「うんうん、相手の人が怒ってでてきて、それからどうなったの?」(繰り返す)(質問する)

女「うん、明らかに怒ってたんだけど、私が一生懸命ごめんなさい!ごめんなさい!修理させて頂きます!って必死で謝ってたら機嫌治してくれてね」

男「へ~、そうなんだ、一生懸命謝ったら機嫌治してくれたんだ。それからどうなったの?」(繰り返す)(質問する)

女「うん、それから機嫌も段々治ってきたみたいでね、傷もたいしたことないから修理しなくていいですよって」

男「そう。誠心誠意謝った気持ちが伝わったんだね。よかったね」(好意的に聴いていることを伝える)

女「うんまあね、でも、どうなるかと思ったわよ」

男「そうだね、大変だったよね。疲れたでしょう?」

女「うん、でも、まあ大丈夫(^^)。これから気をつけるわ」

男「そうだね、何もなくて良かったよ。気をつけようね」(しめくくりはより好意的に)

 

いかがでしょう。

そんな面倒くさいことできるか!

忙しいんだけど・・・・(――:)

女の話につきあってるほどヒマじゃない

こんな声が聞こえてきそうです。

話の途中で疑問や反論がわいてきても、まずは後回しです。

ぐっとこらえてひたすら好意的に聴く

これが共感です。

ただ黙って話をきくだけであれば今までもやってこられている方はいるかと思います。

ここでいう「共感する聴き方」にはポイントがあります。

それは、どんな言葉もまずは好意的に聴く

ということです。

 

これは訓練が必要です。

ためしに実際にやってみて下さい。

効果は絶大です。

人の話を反論もせず、つっこみもいれず、ただ好意的に一生懸命耳を傾ける、これは自分の方に余裕が無いとなかなかできない行為でもあるのです。

 

今は会話が続かないという男女が急増しているそうです。

キャッチボールができないから、です。

女性はキャッチボールをしたがっているのです。

一方的にボールを受け取るだけではなく、私が投げたこのボールもあなたに受け取って欲しいと切に願っているのです。

そしてまたボールを返して欲しいのです。

そうやって関係を続けていきたいのです。

一方的なコミュニケーションは人から元気を奪います。

キャッチボールがずーっと続いている時、女性は安心するのです。

男は女を学ぶ、女は男を学ぶ

ぜひ職場でも、そして学校でも取り入れて欲しいと思うのです。

子供達にも大きくなる前に教えておきたいことです。



次回母性型勉強会は

3月27日(水)午後6時半~ 高松国際ホテルにて

http://www.boseinomonosashi.com/


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