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2010.09.14母性型男子(ボセイガタダンシ)発動??

今日は吉本歯科医院の定例ミーティング。

 

今日のテーマは面白かった、ですよ。

人間科学研究所の池田弘子先生の指南役で、ミーティングが進みます。

今日はたまたま、違う打ち合わせをしていた方も「じゃあ、一緒にミーティングを(^^)」ということで

中に入って頂きました。

kazokukaigi3.jpg

今日のテーマは、「母性型男子」とは?

母性型経営ならぬ、母性型男子の定義は

 

①女性に喜んで能力を引き出してもらえる男子のこと

②自分の感情を言葉にして表現することができる男子のこと

③女性の中に混じっても違和感がない男子のこと

④女性を心の底から尊敬できる男子のこと

⑤いざというときは女、子供を身を張って守ることができる男子のこと

 

さあ、もし、あなたが男性なら、いくつ当てはまりますでしょうか?

 

この項目を挙げたときに、真っ先に手を挙げたのが当院のカウンセラー、森下でした(笑)

「あの~~、私は今までであったきた男性はそういえば、母性型男子ばかり、です。

ちなみにうちのパパも完全に母性型男子、です」

「おおっ!!うらやましい!!」

森下が安心して能力を発揮できるのも、そういう懐の大きい男性がそばにいるからこそなのでしょうか?

kazokukaigi2.jpg

さらにさらに、参加してくれたコピーライターの人見訓嘉氏は

「女性は受け取ってためる性、それに対して男性は放出していく性、

だからこそ、女性には「運」が宿るのでは?」という意見も。

 

そうそう、面白くなってきましたね(^^)

 

すると、当院の歯科衛生士の小田が

「私、実はあげまん線があるんです!!」

 

あげまん線って何よ何よ??と全員が小田の手相を見つめます。

 

そして、自分の手相にマジックで線を書いて説明する小田(--;)

「ええと、これが、あげまん線です、はい♪」

kazokukaigi.jpg

そうこうしているうちに、院長も入ってきて、男性3対、女性スタッフの

「男と女のコミュニケーションギャップ」について熱い討論?ディスカッションになりましたよ~。

 

いかに、男性と女性では感じていることが違うか

求めていることが違うか

見えているものが違うか

思考が違うか

 

私もびっくり、スタッフもびっくり、男性もびっくり。みんなびっくり(笑)

ええ!!??「男の人ってそうなの??」「女の人ってそうなの??」

・・・そう、きっとそれが性差です。

 

男と女は違うのだ。

 

どこかから聴こえてきそうです。

 

だから、もっとお互いを知る必要があるんだと、改めて思いました。

知らなかったから、こんなことになってしまった、どこかで聞いた歯の話と似ています。

知っていれば、こんなに感情がすれ違ってもめることはなかった。

効果的に伝える方法を知っていればこんなに悲しいことにならなかったのに。

 

ということがたくさんあるんだということを

学びました。

若いスタッフには刺激的だったと思います。

 

ミーティングが終わり、男性3人が部屋から出てった後、女性だけでこっそり話したこと

それは、

「どう考えても女に生まれてよかったよね。男って本当、かわいそう」(笑)

大きなお世話です、と声が聞こえてきますね。

しかし、男性に聞くと

「どう考えても男に生まれてよかった。次に生まれてきても男がいいね」と答えるでしょう。

 

まったく違って異質なもの

だから補い合えるし、必要なものなんだと思います。

 

男と女の関係に限らず、職場や社会の中においてでも

互いの違いを認め合う、ということがとても難しくなっている、そう思います。

自分と意見が違ったり、考え方や感じ方が違うと、人はどうしても

「ん?なんだ?この人」と対立しがち、です。

「あの人は自分とは合わない」と敬遠してしまいがち、です。

私もつい、そうなってしまいますし

私と同じように感じたり、考えたりしてくれる方がいい、と思ってしまいがち、です。

 

しかし、よくよく考えたらそんなことはありえないんですね。

人間はみなそれぞれ心があって、育った環境も違います。

私が「これは正しい」と思ったことが相手には「それは間違いだ」と思うこともあります。

そして、それはどちらが正しくてどちらが間違いでということは、たぶん、ないんです。

 

「人はみな違う」だから、対話が必要であり、その思い込みと勘違いを解消するために

何度も何度もコミュニケーションする必要があるんだと思います。

 

たった一回で人を理解するなんて不可能です。

吉本歯科医院では、こうやって何度も何度もミーティングを繰り返していますが、

そのたびに、「あっ、彼女はこう考えるんだ」「こんな風に感じるんだ」ということを

知っていきます。

だから、対話が必要なんです。

 

みな感じ方が違う、ということを対話を通じて知っていけば

「自分だけが偉い」「自分だけが正しい」という偏った心を持つことはなくなる、そう思います。

 

自分だけが正しいわけじゃない、ということを本当に知れば

周囲の人に対して「お互いに欠点があるもの同士じゃないか」と少し歩み寄れる

そんな気がしませんか?

完璧な存在じゃないからこそ、助け合おう、かけている部分を補い合っていこうという

気持ちが湧いてきませんか?

 

自分の意見や感じ方、考え方を相手に押し付けると必ず対立します。

対立するとより、立場の強いものが勝ちます。

しかし、負けたものはしこりが残ります。

そしてそのしこりが、恨みに変わります。

恨みはものすごい負のエネルギーを生み出します。

 

対立からは、何も生み出しません。

対立の最たるものが戦争です、きっと。

 

どちらか正しいか間違っているかではなく

どちらか勝った負けたかという

いわば対立的な思考ではなく、

 

いろいろな矛盾を抱えた存在だけど、完璧な存在じゃないけど

本質的な部分ではみんな繋がっているんだから、手を取り合っていこうよという

「共に生きる」という気持ちが湧いてきたら、そんな心模様の時、私達日本人は

なんとなく落ち着きませんか?

 

母性型経営をすすめていくなかで感じることが、あります。

人と対立していない自分に気がつきはじめるんです。

社員と対立しない

お客様と対立しない

周囲の人と対立しない

 

対立することなく、協調する。

そして協調しながら、実は自分が進みたい方向に向いて進めている

 

とっても高級な考え方だと、思いませんか?

 

明日は、母性型経営勉強会です。

初めてお越しになられる方も多く、毎回どんな展開になるのか

ワクワクしています。

 

明日は朝6時から、三豊でモーニングセミナーで「母性型経営のススメ」

お話をさせて頂くのです(^^)

ちょっと遠いので、前泊しちゃうことにしました。

明日はまたどんな方にお目にかかれるか、楽しみです。

今までもモーニングセミナーでお話をさせて頂きましたが

早朝に出てこられる経営者の方は、総じて「いい方が多い!」。

夜の会と朝の会では、集ってくる人が違うのでしょうか?(^^:)

講演を聴いて下さった方が今までにたくさん吉本歯科医院にお越しくださいましたが

「本当にいい方ですね」とスタッフ達とも共通の意見です。

 

それに、早朝って、本当に気持ちいいんです。

私も完全に早朝派なのですが、朝は、気持ちが前向きになります。

夜は遅くまで起きていたときはどうも思考が後ろ向きになりがちなんですね。

 

朝は早く起きて動いて働き

夜は余計なことを考えずとっとと寝る(笑)

これが一番いいリズムです。

2010.09.14嬉しいお便り

otegami.jpg

今日もまた嬉しいお便りを頂きました。

先日吉本歯科医院でのインプラント治療を終了された女性の患者さんからあたたかいお便りです。

「歯で苦労してきましたがインプラントのお陰で何でも食べられる喜びを噛み締めている今日この頃です。

嬉しくて仕方ありません。

主人も喜んでくれています。

この喜びを他の人達にも伝えていけたらと思っています。。。」と嬉しい言葉が続きます。

 

封筒の中に何かまだ入っていると思いきや!なんと、3000円が!(笑)

そして小さな紙に「スタッフのみんなのジュースを買ってください」と。

 

これをちょうどミーティングでみんなで読みながら

「◯◯さんらしい!!まるでおばあちゃんが可愛い孫に、お菓子を買ってあげたい、みたいな

気持ちと一緒ですね」と(^^)

「こんな気持ちが嬉しいですよね」

 

いつもいつも私達スタッフに本当に優しい言葉をかけて笑顔で接して下さる

この患者さんです。

 

頂いた3000円でみんなで美味しいお菓子を買って、喜んで頂くことに決定しました。

 

次回、お越しになられる日を楽しみに。

2010.09.13人は管理するものでもコントロールするものでもない

月曜の朝からカチコチに堅いタイトルですね~(笑)

自分で書いてて驚きます。

 

今朝たまたま3通、まるで「この方たちはひょっとして知り合い?」と思うほど内容が

繋がっているメールを頂いたので、書いてみました。

お一人は、関西の歯科医院の歯科衛生士さん

そしてお一人は、先日「母性型経営のススメ」の講演を聴いて下さった経営者の方

そしてお一人は、同じく先日の講演を聴いて下さったあるクリニックのマネージャーさん。

 

共通しているのは

みなさんとてもお仕事に対して真剣で、ご自身の部下の方を

なんとか成長させようと頑張っておられるということ。

 

 

そしていろいろなセミナーにも参加され、お勉強にも熱心です。

 

にもかかわらず、社員さんやスタッフさんが思うように動いてくないのは

はたどうしたことか?

みんなの温度差があるのは、どうしたことか?

 

うんうん。

もうその気持ち、痛いほど、わかるのです。

 

私も3年前なら思っていました。

なぜ、人がついてきてくれないのだろう?

なぜ、うちは、思うようにことが進まないんだろう?

なぜ、こんなに温度差があるんだろう?

 

ずっと、思っていましたが、

今は、辿ってきた道なので、その「やってきたからこそ見える間違い」が

よくよく分かるのです。

 

評価制度による教育指導がなぜ、効果がないどころか、かえって人が駄目になるか

目標設定を強制することでなぜ、やる気を失わせてしまうのか

システムは完璧であればあるほど、なぜ非効率的になってしまうのか

 

ぜ~んぶ、やってきましたからね(笑)

高いお金も投資したぶん、いい勉強になりました。

それにしても、勉強料にしては・・・高かった(泣)

 

なので、今は、よく分かるんです。

どうすればうまくまわっていくか、ということが。

とても、シンプルに、見えてしまうんです。

 

「母性型経営のススメ」発信しはじめて、本当にたくさんの方にお問い合わせや

ご質問を頂くことが増えました。

興味をもってくださる方がこんなに多い、ということは

逆に言えば、それだけどこの職場も行き詰まっているということです。

 

先日院長が参加した税理士さんの勉強会では、なんと香川県の8割が赤字企業なんだそうです。

景気が暗くなるから、職場もそれにともなって暗くなるのか、そして、そこで働く社員にも

そのくらいしわ寄せがきているのか?

 

ただ言えるのは、今、どこの会社に行っても、どこのお店に行っても

「私の会社はここで働く人が宝物なんだ」と胸を張って話している社長さんは

意外に少ない、ということです。

 

私達が生きているこの社会はすべて「人と人との関係」で成り立っている、ということを

忘れているケースが本当に多い、です。

 

私達の吉本歯科医院が、今こうして多くの患者さんにご指示頂き、多くの方に

喜んで頂けている理由の大きな一つにはきっと、「人と人との関わりを大事にしよう」と

いう意識が全てのスタッフの根底にあるから、です。

 

では、「人と人との関わり」って何なの?

と思われますよね。

あまりにも抽象的で漠然としている言葉かも、しれません。

 

 

今は、どんなシーンでも、それはビジネスのシーンであっても同じですが

あまりにも、「ビジネスライク」です。

お金を払っているものがえらい、だから、してもらって当たり前。

 

もし、私達の院長吉本彰夫が、こういう考えで仕事をする人間だとしたらどうでしょう?

「給料を払っている方がえらい、上であり、社員は言うことをきいて当たり前。

いうことをきかないなら、辞めてもらっていい」

と、実は心で考えていたとしたら

 

その考えは、しゃべらなくとも、雰囲気として醸し出してしまいます。

その醸し出した雰囲気を、私達と共に働くスタッフ達は、敏感に感じとるでしょう。

そして、その瞬間に、院長や私が話すことはすべて「指示、命令」という強制になってしまいます。

さらに、言葉には出さないけれど心の中では、「反発」や「不信感」が生まれるでしょう。

 

ここが大事なのですが、

言葉には出さないけれど、心の中で生まれてしまう院長やマネージャに対する

「反発」「不信感」というもの、これこそがもう見事に、態度、動作、表情となって

表に出てくるのです。

言葉には出さないけれど。

そして、それが「その人が醸し出す雰囲気」となって医院全体に伝染していきます。

 

そして、その会社にいる数人の醸し出す雰囲気がなんとなく嫌な感じだったり

不安なものだったり、どこか陰の空気を出すもであれば、

それがそのまま会社の雰囲気になってしまいます。

 

入った瞬間に、いやな空気

会った瞬間に、いやな雰囲気

の場所に、人が集まってくるでしょうか?

という話、です。 

 

このメカニズム、おわかりになりますでしょうか?

 

さらに怖いことに、院長や私が

「お金を払っているものがえらい」という心を持って日々、仕事をしていたとすれば

その心は、見事にそういう患者さんを引き寄せてくるわけ、です(--;)

 

「私は、お金を払っているんだから、ちゃんと治療してよ」という患者さんです。

 

残念ながら、私達吉本歯科医院が行っている歯科医療、そして、高度な技術は、

患者さんのご協力やご理解がなければ成功することは、難しい、ものです。

にもかかわらず、

医院側と患者さん側が、「お互いに手を取り合って進めましょう」という関係を築けないのです。

それはなぜか、

「お金を払っている方が、えらい」という考えをどちらかが持っていたとしたら

やはり同種の考えを持った人ばかりを引き寄せてしまいます。

 

今、おかげさまで私達吉本歯科医院には、こういった患者さんはまずお越しにならないんです。

それも本当に不思議なのですが(笑)

よく受付の樋口と話をするんです。

「ねえ、ねえ、ここのところ、本当にいい患者さんばっかりしかお越しにならないよね。

なんでだろうね?」って。

今ではそのメカニズムがよくわかるので、「ああ、やっぱり自分たちの心ひとつかな」と

思っています。

 

・・・・と、ここで先ほどの「人と人との関わり」に戻るのですが

社会の全ての問題は私は「対人関係」に端を発している、こう思っています。

「すべてがそうじゃないだろう?」と

反論をされそうですが、私はそう思っているので、やはり、そう書きます。

 

つまり、私達は人と人との関係によって生きている、生かされている、そして

仕事だって出来ているわけです。

 

それは日々の細かい事務的な連絡事項からはじまり、

雑談もそう、そして、交渉だって、取引だって、同じです。

私達が朝起きてから夜眠るまで、すべて人との関係でのみ、成り立っている、

そう思いませんか?

 

私は人が苦手なので、家で誰とも関わらずに死ぬまで過ごします

 

という場合は別ですが、多くの人はそうではないはずです。

嫌でも人と関わらなくてはならない。

 

どんなにリーダーシップがありそうで、優秀で、語学だって堪能で、資格だってたくさんあって

・・・・・でも、「人から嫌われる」ような人だったとしたら、そういう人が人の上に立ったとしたら

「嫌われている」ので、「人は付いてこない」ので、

当然、会社は衰退します。

 

私は人ときちんと関われる、ということは、自分の人生を他人に左右されずに

生き抜ける力だと思っています。

 

人は人と関わることでしか実は生きることはできません。

「生きる」にも質があります。

人とともに感じあって喜び合って生きる、ということが私は質の高い「生きる」だと思うのです。

一人だけで完結し、誰とも心で関わらず生きることは、つまらない、そう思います。

ただ息をして、食べて出して(--)眠るだけでは、質が高い人生とは思えません。

質が低い「生きる」では、やはり、「ああ、いい人生だった」と満足して死ぬことだって

できない、そんな風に思います。

 

 

では、人ときちんと関わるとはさらに言えば、どういうことかと言うと

とにかく今自分の周囲に日々関わる人たちとの人間関係を円滑にできる能力です。

円滑に、つまり、滞っていない、風通しがいい、ということです。

 

そして、そこさえ押さえておき、自分もまたそれが実践できるような存在であったとしたら

私はもうどこにいても「幸せ」に生きていける、そう思います。

極端な話、あまりお金がなくても

環境に恵まれていなかったとしても

その人は、その状況をすべて好転していける、と思うのです。

周囲の人が自分を支えてくれるので、日々の生活が幸せです。

 

なぜなら、人との関係を円滑にできる、という能力を持っているから。

 

よ~く、まわりを見回して観察してみたらわかることですが

「あの人の周りにはいつもいいことばかり起こってるようにみえる」

「あの人にはいい人ばかりが集まってくるように見える」

「あの人に会うと気分がよくなる」

そういう存在の人って、ポツポツいますよね?

 

そういう人って、「人間関係を円滑」にしていませんか?

円滑にするために、笑顔であったり、こまか~い心遣いであったり、していますよね?

人がやれそうで実はやれていないことをやっているんです。

目に前に来る人を、いい気持ちにさせ、自分と会うことによって相手が高まっていくような

関係をやはり、築いているんです。

これって、ものすご~い能力だと思いませんか?

 

私は、母性型経営という考えに触れ、学ぶにつれ改めて

人は管理し、コントロールするものじゃない、

そして、それは社員でも同じ

と感じるようになりました。

 

自分がされていやなことは、人にはしない

 

基本中の基本です(^^)

 

ベースとなる基盤をまずは安心感で満たす、満たす、満たす。

そして、そうなった時にはじめて、

『こういう風にやっていこうか?」「こういうのってどう思う?」と

少しづつ働きかけていく。

 

そして能力開発という点に関しては、私は絶対に、長所加点法です(笑)

強みの上に築けって誰か言ってませんでしたっけ?

 

採用の段階で、個人の資質を見出し、そこで採用したならば

徹底的に長所を発見し、その長所の部分をさらに伸ばすような働きかけをしていく。

 

たとえば、当院の受付けの樋口の長所はなんといってもその「気配り能力」です。

彼女の気配り能力を最大限に発揮してもらうために、私の仕事はきっと

樋口が自分でも気がついていないような魅力を見つけ、彼女に教えていくことだと

思っています。

本当に、本人気がつきませんから(笑)

いや~~、そういうことって、ものすごいことなんだよ

誰でもできることじゃないんだよ

そんなことに気がついて動けるって、天才なんだよ~~!!

って、私はたぶん、本人もびっくりするほど表現しますし、また、樋口以外の人にも

わかるように話します、し、またこうやって書きます。

 

決して、誉めようと思ってやっていることではなく

注意して見たり、きちんと関わっていくと、いくらでもいいところや素敵なところは

発見するのです。

 

樋口を例に出しましたが

同じように、当院のスタッフすべてにはそれぞれの個性が、あります。

その個性は、私には長所です。

そして長所は強みです。

わがスタッフたちのそれぞれの長所に関しては、いくらでも書けちゃいますよ(^^)

それは、あえて考えなくても、日々発見されているものなので

私には観察日記のようなものです。

 

 

人と人との関係を円滑にできる能力

 

私達吉本歯科医院では、スタッフ同士に関しても、また、患者さんとの関係においても

また、お世話になっている各関連の会社の方との関係においても

その一点に意識をおき、気を配ることをしています。

そうしようと、常に話をしています。

 

そして、日々起こることのすべてに対して

まずは「逃げずに向き合う」という姿勢で前に進んでいます。

 

それはたぶん、人と人との関係を円滑にする、ことの基本中の基本ですが、

たぶん、そのことが実は「誰でもできることじゃない」んだと今は、思っています。

だからこそ、やる意味があるし、また、やらなければならない、そう思います。

 

人とは誰とでもとにかくきちんと向き合う

こういうことを体感で知った人は、その面白さを知り、どんどんそのことを

応用できるようになります。

 

何か起こったら、問題を人のせいにする

何か起こったら、自分以外の原因をまず探す

何かあったらとりあえず「逃げる」「そらす」

 

という人が多い中

 

何か起こったら問題を全部まるごと私が僕が引き受ける!という姿勢の人がいれば

その存在は嫌でも光ります。

そして、特に女性はその一点を見ているのです。

 

逃げたい気持ちをなんとかし、とにかく立ち向かうという姿勢に心が切り替わった時

実は神様は味方してくれるんですね。

 

私もそんな不思議を何度も体験しましたが

これはもう人生のルールみたいなものだと思っています。

 

逃げればその問題はその100倍くらいになって追っかけてくる

逃げずに立ち向かえば、必ず事態は好転する。

 

コーチングや、接遇研修など、いろいろ人材教育に関して情報があります。

しかし、勉強しても使えないのはなぜか?と言えば

「ここぞ、というシーンで逃げてしまう」「気持ちが引いてしまう」という自分に

何を、どんな知識を乗せても無理だから、です。

 

当院のカウンセラー、森下は、特に「カウンセラー養成講座」とか

「コミュニケーションセミナー」などを受講したわけでは、ありません。

しかし、彼女のコミュニケーション能力や患者さんの想いを引き出す力は

伸びる一方です。

 

それはなぜか?

 

それは森下が「目の前の方と正面から向き合う」という一点をきちんとしているから、に

他なりません。

最終は人はそこしか、ないんです。

どんなにえらそうなことを言っても、知識を乗せても、まっすぐに目を見て

目の前の人と向き合えないのであれば、それはただの「気持ちの悪い人」なのです。

 

人と正面から向き合う

そして、逃げない

 

この言葉の意味には実はいろいろな要素が隠れています。

 

森下には、妙な知識や、◯◯セミナーを受けてもらわなくて

よかった、と今、本当に思っています。

変な知識が入ると、へたしたら

彼女のもともと持っている、「人をまっすぐに見られる目」を汚してしまうことにも

なってしまいます。

 

私達は、組織で仕事をする人である前に、血が通った人間です。

感情もあります。

どんな時にやる気になるのか

どんな時に「この人のために」と力が湧いてくるのか

どんな時に「ああ、嬉しいな」と思うのか

 

ちょっと空を見上げて自分のこととして置き換えてみれば気がつくことが

いっぱい、あります。

 

私は今、過去に私にまっすぐに向き合ってくれた人や、私の気が付かないようなことを

「それがあなたの魅力だよ、長所だよ」と教えてくれた人にしてくれたことと

同じことを吉本歯科医院のスタッフにしたい、と思っていろいろやっています。

 

人は自分がしてもらったことしか、再現できないからです。

 

だから、私にたくさん優しい気持ちを下さい(笑)といつも周囲の人に話しています。

優しい気持ちをもらえたら、そのままみんなに再現できますからね。

 

そして、吉本歯科医院のスタッフ達を見ていて思うのが

「人の能力は引き出されるべきもの」ということ、です。

引き出されずにうずうずしていたとしたら、それを引き出すのがマネージャーの仕事です。

短所を消そうとするのではなく、長所を引き出す。

長所を引き出すと、長所があまりにも光りはじめるので短所はそのままでもほうっとけば

気にならなくなるのです。

また、短所が魅力に見えてしまうかもしれません。

 

私達吉本歯科医院の取り組みを実際にご覧になり、

マネージャーという存在を置くようになさった会社が増えてきました。

嬉しいばかり、です。

 

トップのそばには常に女房役を、横文字でいえば「マネージャー」

この存在を置くことで、どれほど組織がうまくまわりだすか、知って下さいね(^^)

 

 

・・・・・ということを深く学ぶのが

母性型経営勉強会です(^^)

9月15日(水)午後6時半~

高松国際ホテルにて

会費3000円

お問い合わせは info@8181118.com

 

rikoe.jpg 

 夕方、歯科衛生士の加島の娘さんでりこちゃんが院長の顔を書いてもってきてくれました(笑)

子供の目にはこう見えるのでしょうか?

えらく可愛らしい院長です。

嬉しいですね。

しばらく貼っておくことに、しましょう。

2010.09.11進化する理由

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今週の木曜日から、歯科衛生士学校の実習生が来ています。

緊張しているのが伝わってきて、可愛いなあと思いつつ、いろいろなことを思い出します。

当院の田中や、杉本、そして、小田が卒業した学校では

学生は「とにかく茶髪は駄目!」という厳しい規則があったらしく、みんな髪がまっくろ。

ちょっとした栗色でも許されないそうで、地髪が茶色でも黒に染めないといけないそう(><)

 

そういえば、田中や杉本や小田が最初に見学にやってきた時もそういえば

髪がまっくろで、キュッとひとつにくくっていました。

「海苔みたいやね~」と言ったのを覚えています(笑)

 

その先輩達もいまやもう何でもこなす立派な歯科衛生士さん。

スタッフ達も、何年か前の自分の姿を見るようで何か思い出したのでは、ないでしょうか?(^^)

 

先輩といえば、

先ほど私は噛み合わせの治療のために、歯型を歯科衛生士の田中にとってもらったのですが

そこでのやりとりで、「なぜ、田中がどんどん進化するのか」その理由がわかりました。

自分でやってもらってみると、よく、わかります。

sekkou.JPG

↑こんな感じのものを口の中に入れて歯型を取ります。

 

出来上がった歯型を院長に田中が見せると

院長が求めるものが微妙にとれていなかったらしく、院長から詳しく指示がありました。

『もう少し、ここをこうして、奥まで取れるように・・・ああでこうで」と。

それを受けて田中は

院長が求める歯型を正確にとれるようにと、微妙な技術のコツを質問しながら

院長とやりとりをします。

そのやり取りの中に田中は微塵も「なんで?ちゃんと私はとったのに?」という

気持ちがないんですね。

ただひたすら、「どうやったら、院長が求めるものが自分はできるか」しかないので

質問も的確ですし、表情も素直です。

素直なので、院長もまた、「わかりやすく教えよう」という気持ちを引き出されしまっています。

そして、ちょっと嬉しそう(笑)

 

そうして納得した田中はもう一度、歯型を取りました。

口のなかに、ドロリとした印象材というものを入れて型を取るのですが

一回目とはあきらかに、あたっている部分の感触が違うのです。

田中の中で、「あっ、なるほど、こうやってとるんだ」ということが腑に落ちたんだと思います。

 

2回目にできたものを早速院長に確認してもらうと

「OK!今度はばっちり。次からこうやろうね」と。

 

そのやりとりを聞いて、なるほど、田中が「一人でも勝手にどんどん成長していく」その理由が

見えてきたような気がしました。

 

発見したので嬉しくてそのことを院長に伝えると

「そうでしょ?彼女は私の言った通りをきちんとやるから」と。

まさに院長が私達にいつも言っている「守、破、離(シュハリ」の『守(シュ)」を

を田中はやっているのです。

なので、何をやっても、上達する。

それが物事を学ぶ一番遠いようで一番の近道だからです。

 

院長の話がでたところで、院長がいつも私達に話をしている「「守、離、破(シュハリ」

の話について、院長ブログから抜粋しますね

「なぜ、私達吉本歯科医院での治療が成功するのか、経過が何年も良好なのか?

それは、基本原則「シュハリ」を守っているからです。

 

教えられたことを教えられた通りに、教えられたことだけを、余計な入れ知恵をしない、他からの変なことをしない、ということ。

 

その「シュ」を守ると言うことをまず成功させる、ということを確実にこなしているからです。

 

パッと見、古い先生の言うこと、「あっそんな古い治療は」っということではなく、古い治療の先生にはそれなりの経験・実績があってそのところに行き着いている結果があるのです。

 

その結果と同じ結果が出せて初めて、その先生のやり方ではない考え方を守っていく、築いていくことをすれば良いのであって、その先生と同じ結果が出来る前に違う概念を入れることによって面倒くさいであるとか、大変だとか、例えばスリーミックスであれば、毎日毎日そのスリーミックスという薬を調合しなければいけない。

 

しかもそれは、ドクターがしなければいけないということを教えられています。

 

でもじゃあ実際にスリーミックスそれ毎日作っている先生、何人いらっしゃるんでしょうね。

 

とっても大変です。

 

だから、スリーミックスの効果が大なんです。

 

そんなスリーミックス効果が賞味期限が切れた薬、賞味期限の切れた食品食べてたらどうでしょう。当然おなかこわしますよね。

そんな薬で効くはずがないんです。

また、効かないから効きにくいから、それを何とかしようと思って全然違うものを混ぜる、サプリメントもそうですけど、ナトリウムとカルシウムってまったく別物なんですね。

 

同じプラスイオンを持つものです、つまりまったく違う作用するんです。

 

そんなものを同時に飲むなんて医療では絶対にありえない話しです。

 

ただサプリメントにおいて、それを売りたいがために、それを優先する人っていっぱいいるんですよね。

 

同じものと同じもの同士、違うもの同士を飲むなんて、まったく医療とか薬の世界においては、まったく無縁なものなんです。

 

そういうところをキチンとわきまえて薬というものは扱わなければいけません。

 

よってスリーミックスを新スリーミックス法だとかフォーミックスだとかファイブミックスなんてやっているのは、まったく愚の骨頂なのです。

 

まったく違うものを混ぜたら、せっかくある効力をなくしてしまうということにつながってしまうのであります。

 

すから、キチンとそのスリーミックスをその分量で、その量だけキチンと清潔な状態でその日に薬を作る。

 

そういうことをすると、光と水をきちっと避けるということ、ものすごく大事なのです。

 

そういうことをきちっと守らなければ、薬というのは効果がないのです。

 

よって吉本歯科がスリーミックスが成功するのです。

 

また接着に関してもそうです。

 

濡れた紙同士というのは、糊でくっつけてもすぐ剥がれちゃいますよね。

 

乾いた紙同士を糊でくっつけて初めてくっつくのです。

 

ですから、口の中の乾燥状態をよく実験データとして、この接着剤はこのくらい良くくっつくだ、っていうことはありますけれども、それは空気中のどういう所の実験でしているかっていうと、空気中の湿度や温度まで管理された実験室において実験されているのです。

 

ですから、それと同じ状況下を口の状況の治療中においても、作り出してあげなければならないのです。

 

つまりバキュームという掃除機みたいなのがありますけれども、あれでもって呼気の空気中に含まれている湿気をずっと接着操作が終わるまで吸い続けなければならないのです。

 

リン酸とかいった酸処理にリン酸を代表とする酸処理によって、歯の表面をきれいにする。その後、ばい菌がいっぱい入ってる唾液がかかってしまっては、まったく意味がないのです。

 

じゃあ、それをラバーダムにすればいいのか。

 

そういう簡単な問題ではないのです。

 

空気中の湿気をきちっと取ってやるとか、そういうことまでやって初めて接着というのは成功します。

 

ですから、そういう「シュ」を守るというのはすごく大事なことです。

 

で、「シュ」を守った上での「ハ」であったり、「リ」であったりするわけです。それが成功していくと本当にいいものができていくわけです。』

 

 

・・・・・・この院長の話し、私達は耳にたこができるほど聞いているのですが

そしてこの話をいろいろな見学や実習に来られたDRにもお話をするのですが

院長いわく、「守(シュ)」をやれる人間が本当に少ない、ということ。

 

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この当院の田中は、まずは院長が言ったことをそのまま再現してみる

それが無意識にできるようになったら、自分なりに工夫してさらに早くできるようにとか

していくわけです。

 

その繰り返しを必死で重ねてきた結果、2年がすぎ、3年がすぎると

できることの圧倒的な量が増えてくるんです。

 

仕事の質は、圧倒的な仕事の量をこなしてはじめて身についてくると

言われますが、田中がたどってきた3年を振り返るとまさに、彼女は「守、破、離(シュハリ」の

階段を上手に登っている人です。

 

 

基本が全てと言いますが、そこをきちんと押さえておくことで

彼女が今後の仕事や仕事以外の人生で、手に入れていくものはやはり大きいと思うのです。

 

ベースがしっかりある、という人にはその上に何を乗せても応用がききますが

ベースがないとなると、その上には何を乗せてもやはりボタンを掛け違った服みないに

ちぐはぐになってしまいます。

 

 

先日、歯科技工士の先生がおっしゃっていたことも同じです。

最近は若いいい歯科技工士が育たないのは、とにかく「基本をしっかりやれない」

「言われたことをその通り再現できない」「自分勝手にやる」

ということが原因なんだそう。

 

なるほど。

これもやはり、「守」なんですね。

 

 

まずは、言われたことをそのままやってみる。

 

簡単なようで、実はとっても難しいことかも、しれません。

 

田中のやっていることがそのまま後輩や後に続く歯科衛生士さんたちに伝染すれば

いいなと思った土曜日でした。

 

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今日は非常勤歯科医師の高丸女医が来て下さっています。

 

高丸先生は、歯を抜く天才と院長が絶賛しているDR(^^)

 

うちのスタッフたちも親知らずを抜いてもらったことがあるのですがその手早さと

無痛ぶりには驚き!

 

さすが口腔外科で日々外科手術をしている先生は、思い切りも違います。

 

腕はよし、愛想よし、頭もよし、患者さんへの気遣いも抜群。

こんな女性DRが出てきたら、本当に歯医者さんも大変です(笑)

 

素敵な女性だなと思う女性の一人、高丸先生です。(あっ、土曜日しかいませんので!!)

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診療後、2階で待っていた子供達が降りてきました(^^)

今日の託児スタッフの方は、元幼稚園教諭だった方で、遊んでもらいながら

ひらがなや数字の練習を教えてもらったそう。

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上手にかけたプリントをママがチェック(^^)

「あら~~、上手に書けたわね~♪」

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なぜかレントゲンン室でお仕事のマネをしています。

「もうちょっと前に寄ってくださいね~~~」

 

・・・・・よく見ています(笑)

2010.09.10人を変えることはできないけど。

以心伝心っていうんでしょうか?

最近、「あの人どうしてるかな?」とふと頭の中に想いがよぎったひとから

本当にひさしぶりにひょっこり連絡をもらったりすることが続き、

「あれ~??どうしてるのかなって思ってたとこ!本当本当!!」(笑)と

驚いています。

こういうことって、経験ありますよね?

意識していないけれど、目に見えない何かビーム?を飛ばしているのでしょうか?

 

ここ1週間ほど、嫌な咳が続き、「う~ん、夏ばてかしら?」と感じているのですが

体調はいまいちなのですが、頭の中はあいもかわらずテンションが高い、のです(笑)

気が付けばここ2年ほどは、テンションが一定しているなあって気が付きました。

 

なんでもかんでも夢中になったりはまったりすると、ついつい寝食を忘れ没頭してしまうので

ついつい「もう、無理!」って息ぎれしてテンションがドド~んと落ちていた2年ほど前を思うと

上手にやる気や生気?を維持するコツをつかめてきたのかな?って思っています。

 

よくあれこれと動いたり書いたり人と会ったり、しんどいでしょう?

頑張ってるでしょう?

無理してるんでしょう?

と言われるのですが・・・(--)いや、何も無理はしていません。

 

外から見るとそう見えるんでしょうか?

 

確かにやることはものすごく多いんです。

でも、それは自分で作り出していることなので、実は大変大変忙しい忙しいと言いつつ

「やっていることが楽しくてしょうがない」ので、寝るのを忘れても食べるのを忘れても

苦ではない、んですね。

あまり忘れると身体が氾濫を起こしますので、それだけは気をつけねば。

 

私の場合は、今にも増して「おい、もっと頑張れよ」と言ってくれる存在の方が

心地よく、「あっ?やっぱり?」とそういうことを言われると嬉しくなってしまう気があります。

マゾ??

 

自分で仕事を増やして、それを自分で期限を作って、「あ~ん、無理無理」と言いながら

期限までに仕上げるのが趣味、です(笑)

こういうところは、院長とよく似ています。

似ているのでやっていけるのかも、しれませんね。

価値観やら、性格やら、育った環境などほとんどは、合わないので(><)。

 

とにかく興味が少しでも湧いたことや、心がはっとしたことは、私の場合は

何かしらの形で文章に書きたい、という癖が、昔からあるんです。

それが19歳の時から続いている日記であり、また最近では

このブログ、です。

書いていくことで、心の中でなんとなく思っていたことがはっきりとわかったり、

なんとなくこんなことしたいな~と思っていたことが、「こうすることに決めた!」と言う風に

決定できたり、書くことは、言いことづくめ、なんですね。

 

そして、書くことと、同じくらいいいことづくめなのは

やはり、人に話す、ということ。

私は今、こんなこと感じててね、こんなことしたいんだってことを

話すこと。

なので、話し相手が必要です(笑)

同じような感覚で共感してもらえる人を見つけたならば、私はすぐに話し相手に囲い込んで

しまいたくなります。

囲い込まれた人はいい迷惑ですね。

 

今日も、会に出かけていろいろな方とお話をさせていただき感じたことが、ありました。

やはり、みなさん経営者の方や、部下を抱えている方が多かったので

悩んでいることは、「人の問題」が多いです。

 

「人を変えることってできるんですかね?」

こんな話題になりました。

 

私は、人を変えることはできない、と思います。

自分のことに置き換えたらわかります。

では、どういう時に自分は変わるのか?変わりたいと思うのか?と考えた時

ものすご~く、エネルギーの高そうな人と一緒にいたり話しをしていると

勝手にその空気が伝染してくるときってよく、あります。

「私も変わろう」とか、そう思うのではなく勝手に、伝染、そう、感染(笑)

歯周病と一緒ですね(^^:)

歯周病は感染症ですので、チューしたら勝手に菌がうつっていっちゃいます。

そんな感じ。

別にチューをしなくてもいいけれど(笑)

 

ものすごく何かに熱中している人のそばにいると

なんだかよくわかんないけど自分まで「やる気」が湧いてきちゃった、なんてこと

ありませんか?

私は、よくあります。

それはきっとその人のエネルギーに上手に飲み込まれたんだと思うんです。

 

だから、私はエネルギーの高い人のそばからは絶対離れないんです(笑)

「お前、離れろ」「あなた、邪魔よ」と言われてもくっついています。

だって、それが自分のテンションを維持する一番いい方法だと思うから。

 

そういう意味で、エネルギー体の低そう~な人のそばには近寄りません。

吸い取られるの、いやです。

うちのスタッフ達は、日々、こういう「自分の運」とか「強運」とか「運を下げない」とか

こんな目に見えないものを意識して生きている人が多いので

たぶん、感覚が鋭いと思います。

 

 

そう考えると

やっぱり、私自身がいつも何かに熱中して夢中で生きていると

嫌でも私に関わる人達は、勝手にいいものを受け取ってくれると思います。

私になんだかよくわからないけどやる気とか、生きるエネルギーとかが

みなぎっていたとしたら、それは吉本歯科医院で一緒に働くスタッフたちに

伝染します。

しかも、勝手に。

無意識に、です。

 

 

だから、私はスタッフに「やる気をだして」とか、「もっと笑顔で」とか、強制して言う気は

さらさら、ありません。

気分や気持ちは触発し合って、湧き上がらせることだってできるのです。

では、まずは私から。

 

人と変えることはできないけれど、気持ちを伝染させることは、意外に簡単。

 

「人はどうすればやる気になるのか?」

 

と聞かれれば私は迷わず答えます。

 

「やる気が勝手に湧いてくる人のそばにいけばいい」

ですね(^^)

 

一度ブレーキをかけたらまたアクセルを最初から吹かしてエンジンを回すのは

ちょっと大変です。

なので、止まりそうになったら、少しニュートラルにしておいて

その間に、エンジン一緒に回してくれそうな人に乗ってもらいます。

そしてゆっくりでもいいので、絶対に止まってしまわない、ことが大事かな、と

最近本当に思います。

2010.09.10日銀初の女性支店長

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今朝は本当に秋らしい風になりましたね.

しかし,9月中旬にはまた猛暑がぶり返すそうなので,まだまだ本格的な秋は遠いそうです.

 

秋の風が吹く気持ちいい中,今日は香川県経済同友会の女性リーダー竹内麗子さん主宰のKWLNという女性の会で素敵な方のお話を聞くことができました.

 

その方は,日本銀行高松支店長,日本発の女性支店長,清水季子さんです.

明治15年に開業以来,128年の歴史の中,初の女性支店長さんなんですって.

新聞やテレビで拝見するよりもずっと素敵で,話しやすく,お話される言葉が

とにかくシンプルでまっすぐ,なのが印象的でした.

 

銀行という超男性型タテ社会の中で女性が上に上がっていくには?

という質問に対し,

「女性も男性もなく,どれだけリスクをとれるか.自分の人生をかけて仕事に打ち込めるかどうか」

とおっしゃっていました.

その表情が潔く,とにかくパワフル.

 

海外での活躍の期間が多かったせいなのか,コミュニケーションの仕方が

とてもさばけているように感じました.

理路整然と順序だててわかりやすく話すことをしながら,同時に,「私はこう感じる」という

細やかな感情の部分もお話されます.

特に女性は感情的に話をしがちですが,清水支店長さんは男性性,女性性をバランスよく

あわせもっている,そう感じました.

 

とにかく,この香川県にこんな素敵な女性がやってきて,しかも,日本初なんて

嬉しいことだと思いませんか?

2010.09.08樋口のことを書いていたら・・・・

 

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9月号のニュースレターが出来上がってきましたよ(^^)

今月は「親知らず(おやしらず)」について、です。

 

親知らず・・・・・みなさんは、お口の中に残っていますか?

ちなみに私は院長と出会ってから3本抜きました(--:)

 

お陰でひどい顎関節症の症状がスーッと引いたのですが、まさかそんなことは

知りませんでした。

 

親知らずをおいておくことで

■耳鳴がする

■めまいがする

■顎がカクカクする

■口が開きにくい

■歯並びが崩れる

 

・・・・・なんて、想像しませんよね?

実際私も「は?なぜ?親知らず?」と院長に質問攻めだった7年前を思い出します(笑)

 

現在発送準備をしておりますので皆様のお手元にはまもなく到着です。

どうぞお楽しみに!

 

 

また、吉本歯科医院の「歯を失わないためのお話」バックナンバーも非常にご好評いただいており

「あっという間になくなってしまった」ので、現在増刷をしております。

 

この「歯を失わないためのお話」ニュースレターですが、なんと公共機関や教育機関に

閲覧用に置かせて欲しいという嬉しいお声もあったりで、発信している私達もビックリ、です。

 

最近は、同じ歯科医師の先生にも、「毎月送ってよ」とお声を頂き(笑)、本当にたくさんの

方に読んでいただけることができて嬉しいばかり、です。

 

 

バックナンバーをご希望の方はどうぞお気軽にお知らせくださいね。

お送りさせて頂きます。

 

1月号 虫歯治療について

2月号 歯周病について(前半)

3月号 歯周病について(後半)

4月号 噛み合わせ①

5月号 噛み合わせ②

6月号 噛み合わせ③

7月号 金属アレルギー①

8月号 金属アレルギー②

9月号 親知らず①

 

 

 

9月号が仕上がったと思ったら、もうあと少しで、10月号の校正にかかります。

一ヶ月の速さといったらもう。。。。

 

10月号には、当院の誇る接遇の達人、受付の樋口桃子をご紹介する予定なので

今日の早朝にその原稿を書いていたら、気が付いたらA4に印刷したら6ページにもなっていました(泣)

あまりにも多すぎ、せめて3ページにまとめください・・・という編集してくださる方の声が聞こえます。

 

樋口に関しては、私達の吉本歯科医院が、「気配りの徹底」をしていこうと

決めたきっかけをくれた存在なので、どうしても思い入れが強く、溢れる想いがありすぎて

しまうんですね。

 

書いた自分に正直驚きました(^^;)

 

 

10月号のスタッフ紹介は楽しみにしていてくださいね。長いですよ~~~(^^)

 

吉本歯科医院が今こうして多くの皆様に「感じがいい病院だね」「接遇が素晴らしいね」と言っていただけるような風土を築いてくれたきっかけとなったのがこの樋口の入社です。

 

受付とは、第2の院長席であり、まさに吉本歯科医院の顔です。

 

私どもにお越し下さる全ての患者様やお客様は、必ずこの受付を通過して入ってこられます。

 

また、お電話で最初に出会うのも受付です。

 

実は受付は組織にとって最も重要な位置です。

 

当院の樋口に一度でも会われたことがある方は思い出して頂けるかと思いますが、彼女は日本語をとても美しく話す女性です。

 

大学時代の恩師がやはり「美しい日本語」にこだわった先生であったらしく、それ以来とても日本語を大切にするようになったんだということ。

 

特に年配の女性の患者さんには「若い女性がきちんとした言葉を話すのは素敵ですね」とよくお褒め頂くのですがその理由はこんなところにあるのです。

 

樋口と仕事をしているといつも感じることは彼女には一から10まで説明しなくても基本的には「多くを言わなくてもわかってくれる」ということなのです。

 

一を聞いて十を知る。

つまり私や院長の様子を察して間髪入れずに反応したり、私たちが「こうしたいな」という意識を言葉を使わなくても伝わるということです。

 

これってすごいことだと思いませんか?

 

今は全てを言葉で口にしなくては伝わらないという時代ですが、気配を察して動けるという能力が樋口には備わっています。

 

例えば、樋口は私が3日ほど医院を留守にしていても、留守中に起こるすべてのことを

 

「これはマネージャーに報告は必要だ」

「このお客様は院長やマネージャーが今やろうとしていることに関わりがある」

「この問題は、以前起こった問題と同じことが原因だ」

 

こういったことを瞬時に頭の中で整理し、3日後に私が戻った時には順序だてて報告、連絡、相談をしてくれるのです。

 

メモの数も半端ではなく、「ここまで報告してくれる?」ということまで細やかに知らせてくれるのです。

 

そしてそのメモによって助けられたことも多く、そのメモによって新しく生み出されたものもたくさん、あるのです。

 

こういった「察する」という能力は私は後天的に身につけることは難しいもの、と考えています。

 

残念ながら社会人になる前にその育った環境の中でその身体に沁みこませていない人は、社会人になってから「人に気を遣え」とか「気配を感じなさい」とか言われてもそれはたぶん、ちんぷんかんぷんだと思うのです。

 

「気配を察する」ということはその字の通り、相手の表情をよく観察し、動きをよ~く見て、どうしたいのかな?この人は?何を求めているのかな?ということを先々感じ取り、言われる前に動いていなくてはなりません。

 

よく見るということは、深く関わっていかなくては相手は見えませんので、「察する」という能力も磨かれることはありません。

 

こういった「相手の気配を察する」だとか「表情をよくみる」とか「気を遣う」だとか「相手の気持ちを汲み取る」だとか、そういったものは、残念ながら本を読んで頭で勉強したり知識を脳にインプットするだけでは、再現できるものではありません。

 

ただ単に、「気配を察する」という言葉を脳ミソが知っただけで、瞬時の行動や、無意識の行動として現れてくることは決してありません。

 

 

今は、何でもかんでも「マニュアル化」です。

 

そして、人材教育だって「マニュアル」です。

 

接遇教育もしかり、です。

 

しかし、マニュアル化することの弊害だってあるのです。

 

マニュアル化して人間を教育する、ということは、逆に言えば「言葉で全てを説明し、指示しなければ何も出来ない」人間を作ることになる、そう思いませんか?

 

何か問題が起こった時に、「え~と、マニュアルにあったっけ?」と真面目に思う人間が溢れるだけ、です。つまり応用が利かない、ということです。

 

ちょっと考えたらわかることですが、私達の人生は、もちろん仕事だって同じですが、「何が起こるかわからない」のが人間関係ですし、私達が生きている社会そのもの、です。

 

にもかかわらず、「こうなれば、こうなる」というマニュアル化人間では、瞬時に対応できるはずもなく、実は余計に会社全体としての能率や効率は下がります。

 

ですので、吉本歯科医院では、例えば接遇研修だとか、一切のマニュアル化された教育は行いません。意味がない、と思っているからです。

 

接遇という部分だけを取り出して短期的に教育したとしても効果はありません。

 

もっとも効率的で、かつ、効果がある教育は何か?と言えば、私はやはり、「察する」という能力をいかに引き出すか、自分の動きが全体の中でどう影響を及ぼすのか、といったことを考えることができる総合的な教育が必要だと感じ今、いろいろな取り組みを行っています。

 

「私が」「私が」という自己主張を引き出すような教育ではなく、「相手にとって自分はどうなのか?」「周囲の人が働きやすくなるために私はどう動けばいいか」という意識を引き起こさせるような教育です。

 

そしてそれはそのまま知性を育てることにも役立つと思うのです。

 

私がここまで「気配りの徹底」を吉本歯科医院で実現したいと強く思うきっかけになったのがこの樋口です。

 

彼女がいるなら、彼女の気配り能力が周囲に伝染し、そしてそれがそのまま吉本歯科医院の風土になるんじゃないか、そう思ったからです。

 

樋口に出会えて良かった、彼女に出会ったいなかったら、私はここまで「察する」ということに意識が向かなかったと思うから。

 

まだ若い29歳です。こんな素敵なお嬢さんを育ててくれた彼女のご両親に改めて「ありがとうございます」と言いたい、そんな気持ちです。

 

 

・・・・ね?朝の4時から、熱い文章でしょ?(笑)

2010.09.07気持ちは伝染する

昨日は、研修医の先生が見学に来て下さっていたことと、特に私達に嬉しい声をかけて下さる

患者さんが続きに続き、う~ん、今日は何なんだ?と思うほど嬉しい一日でした。

 

噛み合わせの治療を行っているプロのスポーツ選手の方が

治療の経過が進むにつれ、「試合のパフォーマンスが変わったよ」と院長に

おっしゃって下さったこと。

こういうコメントは、院長が何よりも嬉しいこと、なのです(^^)

そうですよね。

DR冥利に尽きる、そうです。

やってよかったと思うし、「よ~し、もっと良くしたい!」と妙な使命感まで

湧き出てくるそうで、それはそれは嬉しそうな顔で、患者さんとお話していました。

 

また、吉本歯科医院に来るようになって、「歯医者さんに来るのが楽しみになった」と

おっしゃってくださる患者さん。

 

こちらは、今度は、私が嬉しい(^^)

歯医者さんがおそらく、どの人にとっても「行きたくない場所ナンバー3には入る場所」です(--)

にもかかわらず、「通うのが楽しい」だなんて!

こういうお声を頂くと

では、もっと楽しんで頂こう!なんて思ってしまいます。

 

吉本歯科医院では、治療終了後、待合室で患者さんとなにやかにやとお話させて

頂く機会が本当に多いのですが、そういう雰囲気の中に新しい患者さんが

パッと入ってこられた時に、なんとなく「あっ、ここはいい雰囲気だな」と感じて下さる

患者さんが、多いんだそうです。

 

いろいろな患者さんにお話をおうかがいするのですが、

なんとなく「理屈ぬきで雰囲気がいい」とか「感じがいい」と感覚的に感じて下さる。

こういうことって、あまり重要視されていませんが、

実は私達吉本歯科医院では、この「なんとなくの感じ」つまり、「場の空気」を

常にいいものにするために、一工夫も二工夫も、しているんです(^^;)

 

ばらします(笑

 

どんなに外観が素晴らしく、立派でおしゃれでも、お店の中に入った瞬間に

「あれ?なんか空気が悪い」「雰囲気が嫌な感じ」って感じたことって

ありませんか?

 

それはもちろん、掃除ができていないとか、変なにおいがするとか

そういう要素もありますが、実はその空間の「なんとなくの空気」を作り出しているのは

9割方はそこにいる「人」だと、私は考えています。

 

そこに10人のスタッフがいたとしたら、その10人が醸し出す雰囲気がそこの場の空気を

作っているのです。

 

どんなに設備にお金を入れても、どんなに商品が素晴らしくても、おしゃれでも

そこにいる「人」が、「嫌な空気」を出していたとしたら、そのお店は繁盛しない、そう思います。

 

なぜなら、人は無意識に、自分を囲む空気を明るくしてくれる人の周りにのみ、人は集まるものだからです

街灯に虫がいやというほど集まってくるように。

 

あなたといると楽しい気持ちになる

あなたといると嬉しい気持ちになる

あなたと会うと気分がよくなる

 

そんな気持ちにさせてくれる「いい空気の場」にしか、人は集まってはこないから、です。

 

そして、気分はどんどん人から人に伝染します。

 

この場でいい気持ちになった人が1人増え、2人増え、3人増え、そうすると

あとから来る人は「なになに??」というように、勝手にその楽しそうな空気のある場所に

集まってきてしまいます。

そんなものです。

 

よく、男性型社会では(--)何時間もえんえん、会議をしますよね。

しかも、難しい顔で。

しかも、しゃべるトップがえんえん一人でしゃべり、あとの部下は

それをうつむいて、聞いているかノートに書くか、パソコンで議事録を取るか、しているだけ。

もちろん目を合わせて心通じあうコミュニケーションも少ないので

長時間の会議になると、恐ろしく神経を消耗します。

そんな中で話し合われることに、何か発展的な発想や、びっくりするようなアイデアや

みんなが幸せな気持ちになれるようなことって生み出されるんでしょうか?

無理、だと思います。

 

こういう会議に突破口を開いてくれる存在が組織には必要です。

10人くらいの会議なら、10人の顔色をよ~く見ながら

そして、

あっ、この人は今いち元気ないんだろうな

やる気がなくなっているんだな

悩んでいるのかな

こういうことを表情や態度から察し、一人ひとりに意識を向け、絶妙に全体の空気を

なんとなく「楽しく」「なごやかな」ものに少しづつ、笑いに変えていきながら

話しをすすめていける存在が、必要です。

 

話し合いや、ミーティングを行う前に

まずは「場の空気を作る」ということができる存在が一人でもいれば

10人や20人の会社なら面白いほどうまくまわっていくと思います。

 

そこにいる人が、場の空気を作っている

 

という大前提を押さえておけば、職場の空気は明らかに良くなっていきます。

 

モノではなく、人が出している無意識の雰囲気です。

 

何をやっても人が集まらない

会社の人間がついてきてくれない

と、よく言われていますが

それは、人が醸し出している空気の存在に気が付いていないから、です。

気が付いていればそこに何かしらのアプローチがあるはず、です。

 

感覚的なことがきちんと分かる人を

調整役として会社の中に置けば、本当にびっくりするほど、良いめぐりに変わってきます。

感覚的なこととは

「なんとなくいい雰囲気だなこの人は」とか

「今日は様子がおかしい」

といったささいあことを体感として感じられ、それをきちんと言語化でき、表現できる人のこと、です。

吉本歯科医院でいえば、カウンセラーの森下が、その役目になっています。

 

こういう存在が一人でもいれば、

その感覚的なことをもとに、じゃあ、どうしていったらいいのか?を

組み立てて考えればいいので、ちょっとバランスを崩しているなあという時に

すぐにそのアンバランスを微調整し、元に戻してくれることができるのです。

 

逆に組織の重要な位置に

こういった感覚的なことがまったく分からない人が立ったとしたらどうでしょう?

数字上のことだけでしか物事を見られないので、当然

社員の微妙な心の機微に気が付くことも、ありません。

そして、お客さんの些細な変化に気が付くことも、ありません。

そして、ある日突然、ド~ん!!と落ちるのです。

内部告発や、アフターの悪さによるクレームなど、これでもかこれでもか、というほどに

いろいろな悩みを抱えることになってしまいます。

 

 

頭で考えていること数倍

直感で感じてしまう違和感の方が真実だと思うのです。

 

もちろん、理路整然と考え、思考し、論理的に納得する、ということも必要ですが

やはり、そこで仕事をしているのは、ロボットではなく

生身の人間であり、血が通っており、感情がある生き物なんだ、というベースを

押さえておかずしては人の教育もなにもない、と思いませんか?

だって、「なんとなく嫌な空気~」とみんなが感じている会議によって

生み出されるものが良い方向に向かうはずはありません。

そう考えると、効率も悪いですよね。

 

では、みんなが「なんか居心地がいいな」「この場は楽しい」「嬉しい」「認めてもらえる」

という場の空気を作り出すことができれば

そこでみんなで話し合って生み出されたものは、とても良い方向へ向かうし

決まったものは、即現実に形にしていくことができます。

もちろん、神経を消耗していないので、心も元気。

「じゃあ、やるか!」とぱっと動くこともできるのです。

 

心と身体は常にセットです。

 

心を喜ばせると、身体は勝手に動くのです。

それは人間の原則ではないでしょうか。

少なくとも私は、心が沈んでいる時は、身体も動きません(--)

動いても、いいものは生み出されず、動けば動くほど、悪い方向に

向かうので、心が沈んだときはできるだけおとなしくしておきます。

動かない、方がいい時だって、あります。

 

そういうメカニズムをもっともっと、組織を作る人は知っておくべきだと思うのです。

 

心の安全基地を整え

愛情のコップをまずは満たしていくことをせず

「働け~、もっと頑張れ~仕事だ~、給料払ってるだろう~~」と叫んでも

それは無理な話ですし、言ってるこちらも消耗します。

 

私は最近特に感じることがあります。

私達が生きているこの世界は、やはり一定の法則で動いている、ということです。

こうすれば、こうなるという、普遍的なことがあると思います。

 

まずは自分から、そして、自分に関わる最低10人以下?くらいの人から

心を一緒にあたためていくこと。

経営者であれば、まずは社員の心を一緒に満たしていくんです。

そして、嬉しいとか、楽しいとか、ありがたいね、という気持ちが湧いてくるまで

ひたすら身近にいる人を喜ばせる。

そうやって、楽しんでいると場の空気の温度が確かに上がってくるのがわかるんです。

組織としての体温が上がってくる。

低体温じゃなく、高体温(笑)

みんなであったかくなってその渦がどんどん大きくなってくると

その渦に心地よく巻き込まれていくのが、周囲の人々です。

 

会社でいえば、渦の中心にいるのが社長で

その渦の一番近いところでポカポカしているのが社員たち。

その社員の外でそのあったかさに近寄ってくるのが、お客さんです。

 

私達吉本歯科医院がイメージするのが、こんな感じです。

抽象的ですみません(><)

 

そういう状態に組織全体がなってくると

頑張ろうとか

成長しようとか

そういった一切の努力は、たぶん、「それをすることが楽しい」という状態になってきます。

自分を成長させようとする行為は実は、自分にとって最高に面白いことなんだと

思えたらしめたもの、です。

あとは、いい状態を維持するために、、メインテナンス。

吉本歯科医院でいえば、歯の予防、PMTCみたいなものです(笑)

 

一度意識が変われば、あとは経過観察で、落ちないように維持すればいいのです。

このあたりのトークは、わが吉本歯科医院の歯科衛生士、加島が熱く語りますので

お聞きになりたい方は加島にお聞きくださいね(^^)

 

朝からまた熱く書いてしまいました(--:)

今日は今から、吉本歯科医院の信頼する歯科技工士さんの会社にお邪魔し

院長が新しくスタートさせるプログラムの打ち合わせに行ってきます。

院長の求めているものをお伝えし、こういうことを実現したいんだ、ということを

きちんとお話できるかどうか。。。。楽しみです♪

 

 

そうそう、昨日、ルーヴの野崎専務さんのブログ

吉本歯科医院をご紹介して頂きました。

http://ameblo.jp/lowe-managerblog/

コテコテのサヌキ弁で(笑)

誉めてくださって嬉しい。

こうやってお褒め頂くことで、吉本歯科医院で働くスタッフたちもまた嬉しいんです。

 

2010.09.06研修医の先生が見学に来られています

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今日は朝一番のミーティングから、大学の研修医の先生が見学に来て下さっています。

29歳!う~ん、さわやか(^^)

土曜の夕方に

「月曜に朝から、見学の先生が来られるから!」ということで

バックヤードを大急ぎで大掃除(苦笑)

本当はいつもキレイでいないといけないのですが、なかなかそうもいかず。

ですので、今朝の診療室は、ピカピカです。

 

人が来ると、きれいにする

 

これは誰の影響か?

私・・・・ですね、きっと(--)言っていくところは、ありません。

 

フレッシュな風に、今日の院長はなぜかいつになく楽しそうです。

スタッフたちも、診察室に「いつもとは違う空気」を感じ、なんだか楽しそう。

 

先生いわく、

「今まで6つの医院に見学に行きましたが雰囲気が全然違います」とのこと。

治療内容も違うし

スタッフの対応も違うち

患者さんの雰囲気も全く違う

んだそう(^^)

 

何にせよ、誉めてくださるのはとても嬉しいし、「吉本歯科医院みたいな医院を開業したい」と

思って下さるのは、やっぱり、嬉しい。

 

これから大学を出て、将来は開業したいとのこと。

真面目で、一生懸命な先生ですので、はばたいて欲しいなと思いました。

 

せっかく吉本歯科医院にお越しくださったので、

もって帰れるものはすべてお渡ししようと思います。

 

ちょっと、母性本能をくすぐる先生なのでしょうか???

女性スタッフに、あれやこれやと大事にされています。

可愛げがあり、まじめだと、女性はサポートしたくなりますものね。

 

さあ、これからが楽しみです!

2010.09.06言葉と想い

昨日は「日本人の美学」と題した一人芝居と、お話に行ってきました。

http://misawashingo.com/

水澤心吾さん演じる、杉原千畝の一人芝居。

たった一人の勇気ある決断が6000人の命を救った、というお話です。

 

ものすごい迫力に客席すべてを惹き込んでしまった、そんな1時間半。

小さい子供も連れて行ってたのですが、その圧倒されるエネルギーにただただ

食い入るように観ていました。

 

こんな日本人がかつて、いたんだ、という事実にまずは驚き、そして、改めて

日本人であるということに、すっと背筋を伸ばしたくなるそんな時間でした。

 

一人芝居の後は、「日々のあたりまえのこと」という演題で木村まさこさんが

お話をされました。

木村まさ子さんのお話を間近でうかがうのはこれで2回目。

前回お目にかかった時に、「なんて美しい言葉を話す人なんだろう」とドキドキしましたが

昨日もやはり、改めて感じました。

 

言葉はその国の文化。

言葉が乱れると文化も乱れ、そして、国は滅びる。

 

こんな話からはじまります。

 

ぞんざいな言葉や汚い言葉、人をののしる言葉、人に嫌な感情をひきおこすような

言葉を使うと、その言葉はまずは一番最初に自分に向かってくる、そうです。

 

うんうん、そう思います。

私も最近特に、「言葉」を意識するようになりました。

それは自分が発する言葉を一番最初に聞いて、一番最初に影響を受けているのが

実は自分なんだということに、心底気が付いたことがあったから、です。

 

木村さんがおっしゃった

「自分が今、使う言葉が、自分の思考を作り、そして、人生を作っていく」ということ

とてもすーっと体にしみ込みます。

 

たとえば、

私はもう駄目

そうなこと言っても私は無理

もう年だから無理

私はそんな能力はない

あ~、面白くない

こんな言葉癖を日々使っていたとしたら、それはもう見事にそのまま自分の心の奥底に

インプットされます。

そして、さらにはもう見事に

今、自分が発した言葉通りの現実を私の目の前に見せてくれる、そう思います。

 

では、言葉を変えてみればどうか?

と考えてみたいですよね。

 

私は大丈夫なんだ

私はうまくやれる

私は人生に愛されてる

ってずっと想っていたら、そしてそれを口癖のように話していたら

その言葉は、自分の心の奥底にしっかりインプットされ、

ここぞ!という時にでも、ひるまず、自信を失わず、ありのままの自分を

表現していくことができるような気がします。

 

言葉は本当に大事です。

私は母が、いわば、言葉にとてもこだわった生き方をしている人なので

言葉に関しては、小さい頃からたぶん、良い言葉のシャワーを浴びせてもらったかなと

思っています。

 

ありがとうね。

いい子だね。

愛してるよ

大好きだよ

宝物だよ

何があったってそばにいるから大丈夫

 

こんな言葉をシャワーのように母や祖父母から受けて育ったことだけは

ありがたかったかな~と今は思います。

そういうベースがあると、少々過酷な環境でも(笑)本人は意外にも要領よく、楽しく

生きられるもの、なのです。

 

木村さんいわく、

なぜ、今のように全国をこうやって「当たり前のことを大切にしよう」と語り歩いているかと

言えば、あまりにも、世の中の人を見たときに「なぜ?なぜ?」というシーンばかり

が目に入ってきたからなんだそうです。

 

なぜ、声をかけ合わないのか?

なぜ、人と人とが目を見てほほえみあえないのか?

なぜ、電車の中で子供がベビーカーで泣いていても抱きあげてヨシヨシをせず、バギーをゆするだけなのか?

なぜ、食事の時に「いただきます」「ごちそうさま」といわないのか

 

木村さんがおっしゃることは、本当に当たり前のことばかり。

でも、お話を聴いていて、身が痛いこともありました。

振り返れば「あ、私、できていない」と思うこといっぱいです。

 

今は、学校に行っても

給食費を払っているから、うちの子供に「頂きます」と言わせないで下さいという保護者がいるんだそうです。

本当?と思いましたが、木村さんが学校現場にお話に行くと、ものすごい勢いで

増えているそうです。

 

そして、目を合わせて挨拶をしましょう

というと

「それをする意味は?それは何のために?どういう効果があるのか?」と

まじめな顔で質問してくる保護者だって、増えているとのこと。

 

・・・・・・本当でしょうか?それは。

もし本当に増えているとしたら。

それは、日本は本当に大変な国になってきているのかもしれません。

 

私達が吉本歯科医院で日々意識してやろうねって行っている

気配りの徹底、ですが

こういうことは

理屈で説明できるような内容のものでは、ありません。

でも、あえてそれを理屈で説明しろと言われているようなものです。

何だか、さみしくなってきますよね。

 

私は思うのですが、特に日本人は、理屈ではなく、もう無条件で

すーーーっと、言葉が身体に入っていく、という感覚をもともと持っている民族だと思うのです。

それが日本人の高い精神性だと思うし、全てをマニュアルや理論で説明しつくさなくても

ぱっと感じて、ぱっと動ける、そんな高度な能力をもともと備えている、と思うのです。

 

相手の気持ちを察する

気配を察する

違和感を感じる

こんなことは、マニュアル化して説明できるものでは、ありません。

 

しかし、あまりにも日本人のコミュニケーション能力が低下したせいか

コミュニケーションに関するこまかいマニュアル本だって、山のようにあります。

人の心を分析し、論理的に言葉を並べることが物事を理解していくことのスピードを

早めると、考えた結果、こういうマニュアル本や、コミュニケーションのテクニックが

出てきたんだと思います。

 

つまり、人間の心というものをパターン化したり、マニュアル化したものです。

コーチングだって、同じ、です。

「こういう質問をなげかければ、こうなる」

「こう考えさせれば、こうなる」的なパターンです。

 

こういうこと巧みに勉強して話をしている人が目の前にたったとき

私は、すぐに違和感を感じます。

ああ、こういうことを勉強して、頭で考えてやっているんだな、ということが

絵として見えてきますので、もうその時点で、その人が話そうとしていることの

奥が見えてしまいます。

そして、それが見えた瞬間に、なんだかとっても淋しい気持ちになります(><)

 

 

もし、人の心をパターン化したもので説明しつくせるなら

この社会から、うつ病は消えるだろうし、あらゆる心の不安や心の病気は

消えていくはずです。

 

しかし、心の病気は増える一方です。

 

人間はそんな存在ではない、と私は思っています。

また、人の心をパターン化して、分析し、解説し、評論し、そして理解し、・・・・

それができたからといって、目の前の相手と「ああ、なんとなくいい感じだな、この人」と

心が繋がっていくことができるでしょうか?

 

 

言葉ひとつにしても、同じです。

伝えるということひとつにしても、「伝えたい」という想いがあれば

言葉は勝手に伝わっていくものです。

テクニックでは、ありません。

 

木村まさ子さんの言葉に引き込まれていったのは、

木村さんの話し方や、抑揚、間の取り方が素晴らしかったことももちろんありますが

その根底に、「何が何でも伝えたい」という熱い想いが確かにあったからこそ、

受け手に伝わってしまうんです。

 

木村さんが、お話の中でおっしゃったことで

ああ、これはうちのスタッフたちにもって帰ろうと思った言葉があるので

書きますね。

 

言葉には「言い切る」ということができるんです。

言い、切る、です。

 

たとえば、誰かの心無い言葉に傷ついた、ということってありますよね。

だれそれが、こんな事を言ったことで私の心が傷ついた、ってこと。

 

しかし、本当に『傷つけられた」のでしょうか?と、いうことなのです。

受け身であるようで、実は、自分の心を本当に傷つけられるのは自分しかいないんです。

 

たとえば、私に対して

誰かが嫌な言葉を言ったとします。

 

しかし、その瞬間に、私が

『何言ってるの?あなたにそんなこと言われる筋合いはない。私は気にしない」って

心で突っぱねることができたとしたら、その嫌な言葉は私の身体の中には入ってきません。

そしてその時点で、「関係ない」って言い切ることができたとしたら、

心が傷つくことは、ありません。

 

逆に、

「ああ、やっぱりそう思われるんだ、ひどいこというけど、やっぱり私ってそうなんだ」と

その言葉を自分の身体に入れてしまったら、その瞬間に本当に「私の心が傷ついた」となってしまうんです。

 

これって、わかるような気がしませんか?

 

自分が本当にまったく気にしていなくって、少しもそんなことを思ってもいなかったとしたら

他人に何を言われても、「そうなん?」ですませてしまいますが

1ミリでも、自分の中に気にしている部分があったり、コンプレックスに感じていることが

あったとしたら、それを指摘されるだけで、必要以上に傷ついてしまうんです。

 

言って、切る、

言い切るとは、自分の言葉で自分の心を守ることだってできるということなんですね、きっと。

言われた言葉に必要以上に心が痛くなる時は、その根となるものが

自分の中にあることに気が付くいい機会です。

 

たかが、言葉ですが

されど、言葉、です。

自分は発する言葉が、鉄砲の引き金をひく中指?人差し指?のように

まずは、自分に一番帰ってくるんです。

 

そう思えば、きれいな言葉を使おうと思いますし

やさしい言葉を使いたいとも思います。

人に優しくして欲しいなら優しい言葉を

丁寧に扱ってもらいたいなら、ぞんざいな丁寧な言葉を

 

・・・・・・当たり前だけれど、本当に大切で、もう聴いた瞬間からすぐ

やろうと思うことばかりをお話して下さいました。

 

木村まさこさん、還暦だそうですが、こんな女性になってみたいなと

思うような女性でした。

ただ、見た目の若さだけを作ることに必死のケバケバした女性ではなく

浮き草のような不安なふわふわした心ではなく

1本芯が通ったしなやかな女性。

 

私は、どうしてもこの木村まさ子さんの実際のお話を吉本歯科医院のスタッフに

会わせたくて、今しょうがない、んです。

あ~~~誘えば良かった(--)

全国どこへでも、お声がかかれば、お話しに行きますとのこと。

機会を作りたくてしょうがない、そんな月曜の朝、です(^^)

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